TOP PAGEへ

第14話
ジャブロー攻防戦(前編)


サブタイトル
「ジャブロー攻防戦(前編)」


【シナリオデモ1開始】
ジオン軍基地

ジオン軍 基地司令部
マ・クベ「キシリア様、シャアからの報告です。木馬がベルファストを出港し、ジャブローに向かっているそうです」
キシリア「ジャブローか…。赤い彗星からの情報なら間違いはあるまい」
マ・クベ「追尾を続けさせますか?」
キシリア「うむ…木馬を追尾し、ジャブローの進入口をキャッチするのだ」
マ・クベ「承知しました」
キシリア「ジャブロー攻略戦が近づいている。それまでは隠密行動に徹するよう伝えよ」
マ・クベ「早速、そのように計らいます」「ですが、ジャブロー攻略…時期尚早ではありませんか?」
キシリア「確かにな…。だが、連邦の戦力は着実に高まっている。今を逃せば攻略の機会は失われよう」
マ・クベ「ジャブローは連邦軍最大の基地。力押しだけでは陥ちますまい…」「今の戦力では決め手に欠けます。要塞攻略用決戦兵器、『ビグザム』の完成を待っては…」
キシリア「兄上はアプサラスの新型を本作戦に回すと言ってきている」
マ・クベ「ほう…あれが使えますか。要塞攻略の切り札となりましょう」「それにギレン総帥の事です。ギガノス軍への働きかけも、ぬかりはありますまい」
キシリア「うむ、そのようだな。我らも地上の全戦力を本作戦に投入する」「オデッサ方面より撤収させた残存兵力、キャリフォルニア、中米、アフリカ戦線の戦力を総動員させよ」「以後、本作戦の指揮はお前に任せる!」
マ・クベ「はっ! ありがとうございます」「このマ・クベ、必ずやオデッサでの汚辱を晴らして見せます」
〔通信のコール音〕

ジャブロー 密林
ミライ「ホワイトベース、ジャブローの空域に入ります」
ブライト「よし、高度を落とせ。しばらくすればジャブローから着陸誘導の指示が来るはずだ」
ミライ「了解、高度落とします」

ホワイトベース ブリッジ
號「なんだよ、ジャングルばっかで何にもねえじゃねえか」
ブライト「貴様、何をやっている!」「民間のパイロットは格納庫で待機だと伝えたはずだぞ!」
號「ケッ、軍隊ってのは隠し事が好きなんだな。そんなんじゃ協力する気も失せるぜ!」
ブライト「なんだと!」
號「んだよ! 文句あんのか!」
ブライト「くっ…き、貴様…」
フラウ「ブライト艦長、ジャブローからの誘導電波をキャッチしました」
オスカ「入港ゲートの位置を確認。ゲート開きます!」

〔機械の稼働音〕
號「おっ、見ろよ! 森が動いてるぜ!」

〔ハッチの開閉音〕
〔金属板の上を走り寄る足音〕

翔「號! ここで何をしている!」
號「おっと、ヤベえ!」
ブライト「入港体勢に入っている! 早くつまみ出してくれ!」
翔「すみません。すぐに連れて行きます」「ほら、早く来い!」
號「いてててて…引っ張るな! てめえ、人をなんだと思ってんだ!」
翔「黙れっ!」
〔金属音〕
號「いてててて…!」
〔歩き去る足音〕
〔ハッチの開閉音〕

ブライト「ふう…」
ミライ「あの人…私達だけじゃ抑えられそうにないわね…」
ブライト「シャピロ参謀か神大佐がいれば大丈夫だろう」
ミライ「そういえば、打ち合わせ中だったわね」

ホワイトベース 作戦室
シャピロ「ほう…では、表向き封印されてはいてもゲッター線の研究は今も続いていると?」
隼人「ああ、やはり恐竜帝国に対する切り札はゲッター線しかありえない」「現状ではプラズマ駆動のネオゲッターに頼るしかないが、奴らの活動が本格化した今、いずれは…」
シャピロ「なるほど…ゲッターが留守の間、早乙女研究所の防衛は戦略上、必要不可欠というわけですな」「では、極東基地の最優先防衛目標に加えるよう、私の方から要請しておきましょう」
隼人「すまんな。そうしてもらえると助かる」
シャピロ「我々にとっても戦略拠点の防衛は最重要課題です。今後も互いに協力し合って来るべき脅威に備えましょう」
隼人「ああ、よろしく頼む」

ジャブロー 司令部
連邦士官「ホワイトベース、宇宙船ドックに入港しました!」
レビル「うむ、整備班を回してただちに補修作業に入れ」

ジャブロー 宇宙船ドック
連邦士官「おお、これがホワイトベースか」
連邦兵「かなり傷んでますね…報告以上だ…」
連邦士官「新鋭艦とはいえ、すでに歴戦の勇士だからな、この艦は」「点検作業にかかれ!」
連邦兵「はっ!」
〔走り去る足音〕

ホワイトベース デッキ
〔エンジン音〕
〔走り寄る足音〕

連邦兵「おらおら! どいた、どいた!」
光珠「きゃっ…!」
フェアリ「物資を大量に積み込んでますね。補充される機体もあるみたいですよ」
光珠「どんどん強化されてくね…。ホワイトベースの戦力…」
連邦士官「よーし! 次の積み込みに入るぞ!」
〔エレベータの動作音〕
光珠「あの~…何か手伝う事ありませんか?」
連邦士官「ジャブローにいる時くらい我々に任せたまえ」
光珠「え? でも…」
フェアリ「光珠様。ここはお任せしましょう」
光珠「テキパキ働いている人を見てると、私もそうしたくなっちゃうのよね」
〔歩み寄る足音〕
キッド「おやおや。どうやら手持ち無沙汰でお困りのようだね」
光珠「うん、入り込む余地がなくて…」
ボウィー「なあ、光珠、知ってるか? アムロ達のことなんだけどよ」
光珠「アムロがどうかしたんですか?」
お町「正式に軍に編入されることになったらしいのよ…」
光珠「え!? アムロが?」
ブライト「それに、ブライト艦長以下、連邦軍所属の者もそれぞれ昇進したそうだ」
光珠「ふ~ん、昇進かぁ…」「ねえ、フェアリさん。私達はどうなるのかな…?」「ホワイトベースは無事ジャブローに着いたんだし、今回の仕事はここまでなのかな?」
フェアリ「光珠様はどうなさりたいのですか?」
光珠「う~ん…みんなとは長い付き合いだし、危ないとこ、何度も助けられたのよね…」「だからもう…放っておけないっていうか…」
フェアリさん「フフッ…光珠様らしいですね」

ホワイトベース ブリッジ
ブライト「ミライ、セイラはどうしてる?」
ミライ「セイラなら、艦の周りをパトロールしてもらってるわ」「あ、そう言えばそろそろ交替の時間ね…」
〔ハッチの開閉音〕
〔歩み寄る足音〕

スレッガー「よお! ホワイトベース艦長殿はどこだい?」
ミライ「艦長って…あ、ブライト?」
カイ「ブライト大尉、お呼びだぜ?」
ブライト「私がブライトだが、あなたは?」
スレッガー「スレッガー・ロウ中尉だ。今日付けでこっちに配属になった」
ブライト「ミライ、聞いてるか?」
ミライ「え? あ、はい…聞いてます」
スレッガー「ははっ! 俺もツイてきたな。こんな綺麗な少尉さんとご一緒とは」
ミライ「よろしく…ミライ少尉です」
スレッガー「よろしく、ミライ少尉!」
ミライ「私、見回りがありますので、これで…」
〔金属板の上を走り去る足音〕
〔ハッチの開閉音〕

スレッガー「おやおや、嫌われたかな?」
カイ「ニヒャヒャヒャ…」
スレッガー「フフ…」「ところで、俺の寝ぐらどこ?」

ジャブロー 洞窟
〔歩み寄る足音〕
セイラ「パトロールするって言っても、ジャブローは広すぎるわね…」「こんなところまで敵のスパイが来る事なんてあるのかしら…」
〔空を舞う音〕
〔人の着地音〕

セイラ「え…ジオン兵?」
〔画面、「銃口」を表示〕
〔銃を構える音〕

セイラ「止まりなさい!」
シャア「フ…勇敢だな…」
セイラ「動くと…撃ちます!」
シャア「…………」(似ている…アルテイシアに…)
セイラ(あのヘルメット…まさかシャア…?)「ヘルメットを取ってください!」
シャア「アルテイシア…」
セイラ「えっ!」
〔空を舞う音〕
〔殴打音〕

セイラ「きゃああ!」
〔画面、「銃口」を表示〕
〔銃を構える音〕

シャア「フ…立場が逆転したな」
セイラ「…………」
シャア(彼女はあきらかに、私の呼びかけに動揺していた…。しかし、アルテイシアにしては…)
セイラ「に…兄さん…!?」
シャア「ア、アルテイシア…なのか…」「しかし、なぜだ。なぜ連邦の制服を着ている!」
セイラ「兄さんこそ! 父さんの仇討ちをすると言って私から離れたのに…」「ま、まさか兄さんがジオン軍に入っているなど…」「軍人となって…地球連邦の敵となって…筋違いじゃないですか!」「あの優しいキャスバル兄さんなら…」
シャア「…軍から身を引いてくれないか? アルテイシア…」
セイラ「いやです。私はホワイトベースから降りるつもりはありません…」「あそこには、サイド7からずっと一緒に戦ってきた人達がいます…」
シャア「あの時から木馬に乗っていたというのか…アルテイシア…」
セイラ「…………」
〔銃声〕
シャア「む!?」
ミライ「セイラ、そこにいるの!? 答えて!」
シャア「軍を抜けるんだ! いいな、アルテイシア!」
〔空を舞う音〕
〔人の着地音〕
〔走り去る足音〕

セイラ「兄さん!」「…………」
〔走り寄る足音〕
セイラ「はぁ…はぁ…」「セ、セイラ!」
セイラ「あ…ど、どうしたの?」「今の銃声、なに?」
ミライ「あなた…この岩の上にジオンの士官が…」「気がつかなかったの?」
セイラ「ご、ごめん…」「じゃあ、向こうに行かない方がいいのかしら…」
ミライ「…………」

ジャブロー 基地内
ケーン「おい、リンダ達がこジャブローの難民センターに収容されるって本当かよ!」
タップ「おお、そうらしいぜ」
ライト「あの子達、やっぱり、艦を降りるんだな…」
タップ「仕方ないよ。俺達みたいなのが残るって言う方がどうかしてるよ」
ケーン「今更なに言ってんだよ。もう決めただろ」
ライト「それより別れの挨拶するなら今のうちだぞ…」
ケーン「そうだな…」

ジャブロー 難民センター
ケーン「おーい、リンダちゃーん!」
リンダ「ケーン…」
ケーン「なあ、リンダ。これからどうするつもりなんだ?」
リンダ「難民センターの手伝いをしながらゆっくり考えるわ…」
ケーン「そっか…」
リンダ「やっぱり…ケーンは艦を降りないのね…」
ケーン「あ、ああ…」「俺達だって好きで軍隊に入れられたんじゃない…。だけどさ…」
リンダ「そういう言い方…男らしくないわよ…」
ケーン「ゴメン…」「でも君に何を言われようとこれだけは言っておく」「俺は…俺達は人殺しがしたくてホワイトベースに残るわけじゃない」「何かこう、説明するのは難しいんだけど…放っておくわけにはいかない…」「このまま、さよならしたら…それはそれで逃げになるような気がするんだ」
リンダ「ケーン…」
〔爆発音〕
〔画面、振動〕
〔警報〕

ケーン「ああっ! くそう…こんな時に!」「リンダ! すぐに避難するんだ!」
リンダ「また会えるわよね?」
ケーン「リンダ…俺はこんな別れ方、したくなかった…」「こんな時代じゃない時に知り合いたかったよ…」「じゃあ!」
〔走り去る足音〕
リンダ「ケーン!」

ホワイトベース デッキ
〔爆発音〕
〔画面、振動〕
〔戦艦の警報〕
〔画面、点滅〕

ケーン「こうなったからにゃあ、とことんまでやってやる!」
【シナリオデモ1終了】

【戦闘マップ1開始】

〔敵ユニット出現〕
マ・クベ「連邦め…オデッサの屈辱、晴らさせてもらうぞ」「このジャブローの地下で永久の眠りに就くがいい!」「モビルスーツ隊、降下開始!」
〔敵ユニット出現〕
〔敵モビルスーツ隊、前進〕
〔敵ユニット出現〕
〔敵モビルスーツ隊、前進〕
〔敵ユニット出現〕

ハモン「木馬の戦力は増強されている…。けれど…忠誠を尽くす部下の力があれば…」(ランバ・ラル…ガルマ様の仇も、あなたの仇も討てましょう)(あなたが示してくれた好意のお礼です。この気持ちをかなえさせて下さい…)(あの坊やが邪魔するような事がありましたら…あなた…守ってくださいましね…)
クランプ「ハモン様! 全機、発進準備完了しました!」
ハモン「よろしい! 全機、発進なさい!」
〔敵ユニット出現〕
連邦兵「ジオンのモビルスーツです! かなりの大部隊が降下を開始しました!」
レビル「ただちに迎撃しろ! 全防御システムを駆使するのだ」
〔ミサイルの発射音〕
〔画面、振動〕
〔カーソル、敵モビルスーツ隊へ接近〕
〔敵ユニット撃破〕
〔画面、振動〕

アコース「うわっ! 対空砲火が!」
タチ「降りられるのかよ!」
〔敵モビルスーツ隊、前進〕
〔ハモン&ザンジバル、前進〕
〔ミサイルの発射音〕
〔画面、振動〕
〔カーソル、敵モビルスーツ隊へ接近〕
〔敵ユニット撃破〕
〔画面、振動〕

【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

〔武器の発射音〕
〔画面、振動〕


ブライト「戦況はどうなっているんだ!」
シャピロ「ここからではどうにもわからんな…」
〔通信のコール音〕
レビル「ブライト艦長、すまんが君達にも迎撃に出てもらう!」
ブライト「わかりました。迎撃部隊を出撃させます」」
レビル「うむ…敵はジャブローを本気で陥とす気かもしれん…」
シャピロ「まさか…」
レビル「今見えているのは敵の第1陣だ。後方からは敵の大部隊が接近している」「君達は降下した機動兵器を各個に迎撃してくれ!」
ブライト「了解しました。ただちに行動に移ります」
レビル「頼むぞ!」
〔通信のコール音〕
シャピロ「アムロ、カイ、ハヤト、それにゲッターチームは艦内で待機!」「他の者は出撃準備が整い次第、各機、発進せよ!」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〈出撃準備〉

フェアリ「光珠様、敵の数が多すぎます! 無理をせず、一つずつ撃破して下さい!」
光珠「了解!」(空気がピリピリして…なんか、すごい戦いになりそうな予感…)(フェアリさんの言う通り、慎重にいかないとね…)
<戦闘開始>

<2PP・味方援軍1&敵増援1出現>

〔敵ユニット出現〕
グン・ジェム「へっへっへ、見つけたぜ! ありゃ、木馬の連中だ!」
ガナン「この間は随分となめた真似してくれやがって!」
ミン「フフ! きっちり落とし前つけてもらおうじゃない!」
ジン「フ…なぶり殺しにしてやる…」
ゴル「ごおおおおおお! ぶっころすどおお!」
ブライト「く…ギガノス軍まで!」
シャピロ「この間の奴らか…。情報部によると、あれは『グン・ジェム隊』と言うそうだが…」
隼人「グン・ジェム隊…どういう部隊なんだ?」
シャピロ「ギガノスの汚物と呼ばれる無法者の集団らしい。連中の扱いに関してはギガノス軍も手を焼いてるそうだ」
隼人「フン、道理で正規軍とは思えん戦い方をする連中だと思ったぜ」
ブライト「だが、あの戦闘力は侮れん。我々だけで支えきれるか…」
シャピロ「ここで弱気は禁物です。あれは敵の先鋒にすぎません…」
ブライト「わかっている…」
隼人「フ…ならばこちらも規格外のバカをぶつけてやるまでの事」「艦長、ネオゲッターを発進させるぞ!」
ブライト「いいでしょう、お任せします」
〔通信のコール音〕
隼人「よし! ゲッターチーム、出動だ!」
號「おい、待て! 相手は恐竜野郎じゃねえのかよ!」
隼人「ジオンやギガノスがしてきた事を忘れたのか! つべこべ言わずに出ろ!」
號「けっ、わかったよ!」
〔味方ユニット出現〕
號「うらああっ、着地成功!」
ワッ太「うっひょう! ネオゲッター、かっこいい!」
號「へへ…こいつの操縦にも慣れてきたぜ」
翔「いいか、號! 離れた敵に攻撃するならゲッター2で空から一気に接近するんだ!」
剴「ジャブローの地形は水が多い。水中戦ならゲッター3になるんだぞ!」
號「いちいち、うるせえんだよ! やりたいようにやらせろ!」

<敵12機以下・敵増援2出現>
オスカ「新たな敵部隊がエリアに侵入してきます!」
〔敵ユニット出現〕
シャピロ「まだ来るぞ、気を抜くな!」
〔敵ユニット出現〕

<敵増援2出現の次PP・敵増援2出現>
〔敵ユニット出現〕
シャア「ここが合流ポイントだ。マッドアングラー隊は集結しろ」
〔通信のコール音〕
ジオン兵「了解!」
〔敵ユニット出現〕
シャア「全機そろったな。アッガイの調子はどうだ?」
ジオン兵「はっ! 良好であります!」
シャア「サイクロプス隊はまだか?」
〔敵ユニット出現〕
シュタイナー「ご心配なく。全機、集結しています」
シャア「ほう、さすがだな…」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオデモ3開始】

アンディ「それにしてもうまく潜入できましたね」
ミーシャ「ジャブローも水中の守りはお粗末だったって事ですな」
ガルシア「軽いもんだぜ…」
シャア「それは違うな。我々のような小部隊には大して気を止めていないのだよ」
シュタイナー「大佐の言う通りだぞ。この先は警戒も厳重になる。心してかからねばならん」
シャア「いいか、目標は木馬の部隊だ。他の連中は相手にするな」
シュタイナー「全機、突入!」
【シナリオデモ3終了】

【戦闘マップ3開始】

〔モノアイの発光音〕
〔シュタイナー、ブライトへ隣接〕
〔モノアイの発光音〕
〔ミーシャ、ブライトへ隣接〕
〔モノアイの発光音〕
〔ガルシア、ブライトへ隣接〕
〔モノアイの発光音〕
〔アンディ、ブライトへ隣接〕

シャア「よし、お前達もサイクロプス隊へ続け!」
ジオン兵「了解!」
〔モノアイの発光音〕
〔シャア、ブライトへ隣接〕
〔モノアイの発光音〕
〔アッガイ、ブライトへ隣接〕
〔モノアイの発光音〕
〔アッガイ、ブライトへ隣接〕

連邦兵「司令! 水中から接近するモビルスーツ隊を捕捉しました!」
レビル「いかん! 奴らの目的はホワイトベースだ! すぐに増援を送れ!」
連邦兵「ジムが向かっています!」
〔味方ユニット出現〕
〔ジム隊、前進〕

シャピロ「ジオンめ、やはりこの艦に奇襲をかけるか…」「艦長、待機させていたモビルスーツの発進を具申いたします」
ブライト「よし! アムロ、カイ、ハヤト、発進だ!」
ハヤト「了解です!」「ハヤト・コバヤシ、出撃します!」
〔味方ユニット出現〕
カイ「ミハル…俺はもう悲しまないぜ」「お前みたいな子を増やさないためにジオン、ギガノスを叩く! 徹底的にな!」
〔味方ユニット出現〕
アムロ「アムロ、いきまーす!」
〔味方ユニット出現〕
ブライト「アムロ! 水中から新たな敵が現れた! 警戒してくれ!」
アムロ「了解!」
〔ハヤト、前進〕
〔アムロ、前進〕
〔カーソル、シャアを指定〕

アムロ「赤いモビルスーツ…」「シャア…じゃないのか…?」
〔ジム隊、シャアへ接近〕
アムロ「あれは、ジム…援護に来てくれたのか?」
〔ジム隊、シャアへ隣接〕
アムロ「ああ、うかつです!」
〔シャア、ジムへ攻撃〕
[イベント戦闘「シャアvsジム」]
〔味方ユニット撃破〕
アムロ「ま、間違いない…」「奴が…奴が来たんだ!」

<セイラが戦闘(戦闘後)>
スレッガー「あんた、確かセイラさんだっけ?」「あんたみたいなか弱いレディーがこんな事してちゃいけないよ」
セイラ「私の事を気にしている余裕があなたにあって?」
スレッガー「これは失礼」でもあんた…さっきから危なっかしいのよ。どうやら男の人の事で悩んでいるね?」
セイラ「…そんな事ありません」「操縦に集中したいので、通信はこれで」
〔通信のコール音〕
スレッガー「さすがここまで生き残ってきただけはある。気の強いお嬢さんだ」

<スレッガーが戦闘>
スレッガー「転属早々、戦闘とはね…」「確かにいい餌になりそうだぜ…ホワイトベースはさ」

<シローが戦闘(戦闘後)>
スレッガー「今まで寄せ集めの集団をまとめてきたんだ。あんたも疲れたろ」「ここは俺に任せて後方で休んでてもいいんだぜ?」
シロー「中尉、お言葉ですが現時点では、この部隊の隊長は自分です。戦闘では自分の指示に従ってもらいます」
スレッガー「怖い顔しなさんなって。俺は隊長なんて面倒なのは向いてないんでね。あんたに任せるよ」

<號が戦闘>
號「ゲッターに乗った途端、こんなでけえ戦いに駆り出されるとはね…」「これがあいつの言ってた地獄って奴か?」
剴「こんなの甘い甘い。本当の地獄はこれからだぜ、號」
翔「まさか、怖じ気づいたのか?」
號「んなわけねえだろっ!」「こうなったら地獄の最下層までつきあってやるぜ!」

<光珠vsシャア>
フェアリ「あのモビルスーツ、どうやら赤い彗星のようですね」
光珠「やっぱり戻ってきたのね、あの人…」
シャア「地球を一周する間にどれほど腕を上げたか、じっくりと見せてもらおう」
光珠「私とフェアリさんのコンビをいつまでも格下扱いしてると大火傷するわよ!」

<アムロvsシャア>
アムロ「来たか、シャア!」
シャア「自分でも子供じみていると思うが、君だけは私の手で倒しておきたいのだよ…」「そう…私のプライドを傷つけたモビルスーツだからな」

<アムロvsシャア(戦闘後)>
アムロ「シャア!」
シャア「さらにやるようになったな、ガンダム!」

<シローvsシャア>
シロー「やっとの思いで、ここまでたどり着いたんだ!」「ようやく解放された避難民のためにも、ここは守り抜いてみせる!」
シャア「ほう…新兵が立派になったものだ」「だが、私の相手をするにはまだまだ経験不足だという事を教えてやる!」

<號vsシャア>
シャア「これが木馬の新戦力か。まったく、次から次へと…」
號「あんた、有名人らしいな。あんたを倒しゃあ俺の株も上がるってもんよ。覚悟しな!」

<剣人vsシャア>
剣人「何だこいつ? 1機だけ赤く塗りやがって」
弾児「戦場で目だってどうしようってんだ?「
シャア「そう言う君の機体もかなり派手なカラーリングのようだが?」
剣人「うるせえ! こいつほ元からこういう色なんだよ!」

<ワッ太vsシャア>
ワッ太「またジオンの新型かよ! しかも赤いし!」
シャア「このズゴックは水陸両用だ。地の利はこちらにある」
ワッ太「へん! 俺のトライダーは、どんな地形だって無敵だい!」

<ケーンvsシャア>
ケーン「久しぶりだな、赤い彗星さんよ」「残念だけど、ドラグナーもガンダムも無事にジャブローに届けちまったぜ」
シャア「フ…この戦いでジャブローを陥とせば問題あるまい」
ケーン「言ってくれるね」「けど、俺はもう逃げないって決めたんだ! そう簡単にはやらせねえぜ!」

<忍vsシャア>
亮「どうやら相手はあのシャア・アズナブルのようだぜ、忍」
忍「上等だ!」「ジオンのエースの力がどれほどのものか、確かめてやるぜ!」
シャア「連邦め…。こんな機体まで開発していたとはな」

<キッドorボウィーvsシャア>
シャア「J9は木馬の護衛から手を引いたと思っていたがな…」「私の邪魔をするなら排除するのみだ」
アイザック「赤い彗星が戦場に帰ってきたというわけか…」
キッド「やれやれ…できれば二度と会いたくなかったがな」
ボウィー「だったら、ここで消えてもらおうじゃん。そうすりゃ二度と会う事もなくなるぜ」
お町「化けて出るかもよ?」
キッド「やだねえ。しつこい男は嫌われるってのにさ」

<號がジオン兵を撃破>
號「ジオンの奴らも大した事ねえな」「もっと骨のある奴はいねえのかよ」
翔「相手は普通の人間なんだ。お前のような野蛮人と一緒にするな」
剴「翔も人の事言えないと思うけどなぁ、俺は…」
翔「何か言ったか、剴」
剴「いえいえ、何も!」「それより早くこいつら倒しちまおうぜ!」

<シャア撃破>
シャア「ふん…連邦め、やってくれる!」「ここは一時撤退という所か…」「…アルテイシア、木馬を降りてくれているといいが…」
〔敵ユニット離脱〕

<ハモン撃破>
〔ハモンにスパーク〕
ハモン「被害状況を!」
ジオン兵「被害甚大! 戦闘継続できません!」
ハモン「やむをえません…。戦線を離脱します!」
ジオン兵「了解! ザンジバル後退します!」
ハモン(ランバ・ラル…あなたの仇を討つまで、私は諦めません…)
〔敵ユニット離脱〕

<クランプ撃破>
クランプ「うおっ! い、いかん…!」「脱出する!」

<アコース撃破>
アコース「ラル様の仇を討てんとは…。だが、俺は諦めんぞ!」「脱出する!」

<タチ撃破>
タチ「こんなところで無駄死にできるか…」「脱出だ!」

<マ・クベ撃破>
〔マ・クベにスパーク〕
マ・クベ「さすがは連邦最大の拠点という事か…」「だが、これで終わりではない。いったん退いて体勢を立て直すぞ!」
〔敵ユニット離脱〕

<シュタイナー撃破>
シュタイナー「い、いかん! これでは機体が…」「脱出する!」

<ミーシャ撃破>
ミーシャ「くそっ…ここまでかよ!」「脱出する!」

<ガルシア撃破>
ガルシア「く…少し無謀すぎた…」「脱出するしかねえな…」

<アンディ撃破>
アンディ「ここで木馬を沈められんとは…」「く…脱出する!」

<グン・ジェム撃破>
グン・ジェム「おうおう、ザコどもが必死になりおって…」「命あっての物種だ…。他の連中にも首は残しておいてやらねえとな…」
〔敵ユニット離脱〕

<ミン撃破>
ミン「く…やってくれるよ!」「ここらが引き際だね…」
〔敵ユニット離脱〕

<ゴル撃破>
〔ゴルにスパーク〕
ゴル「ぬごおおお、い、いでぇ! ぶっ殺す! ぶっ殺してやるぅ!」
グン・ジェム「ゴル! てめえじゃ、もう無理だ。とっとと帰りやがれ!」
ゴル「オ、オデ、やれる! もっと戦う!」
グン・ジェム「何度も言わせんじゃねえ!」
ゴル「ふごっ! わ、わかった…オデ…帰る…」
〔敵ユニット離脱〕

<ガナン撃破>
ガナン「チッ…食らっちまったか!」「この混戦じゃ仕方ねえ…。引揚げるぜ!」
〔敵ユニット離脱〕

<ジン撃破>
ジン「く、ここまでか…」「憶えていろ…。この借りは必ず返すぞ!」
〔敵ユニット離脱〕

<敵全滅・勝利条件達成>
ブライト「戦況はどうなっている!?」
フラウ「司令部からの情報では敵の第一波の半数は撃退したそうです」
マーカー「他の区域の戦闘も落ち着きつつあります」
シャピロ「だが、第二波が来るまで時間はないだろう。今のうちに補給を行うべきでしょうな」
ブライト「よし、体勢を立て直す! 全機、一旦帰艦しろ!」
〔味方ユニット離脱〕
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ホワイトベース デッキ
シロー「弾薬の補給を急いでくれ! 再編成が済んだら、すぐに出撃だ!」
光珠「休み暇もないのね…」
フェアリ「整備はやっておきます。光珠様は休んでください」
光珠「そんな…手伝うわよ」「どうせそんなに時間もないだろうし…」

號「ふう…ひと暴れしたら腹へったぜ!」「おい、なんか食いものねえのか?」
翔「ドリンクがある。これを飲んでおけ」
〔物音〕
號「なんだこりゃあ? 食いもんじゃねえのかよ…」「…ぐへっ、まずっ!」
翔「栄養剤だ。疲労が回復するぞ」
剴「ハハハ! ま、美味くはないよな」
號「くそ、気分悪くなってきたぜ…」
〔金属板の上を走り寄る足音〕
ワッ太「おーい、號兄ちゃーん!」
號「おっ、ワッ太か。なんか用か?」
ワッ太「ネオゲッターを見に来たんだ。やっぱ、かっこいいよ」「ねえ、號兄ちゃんは正式にゲッターチームのパイロットになったんだよね?」
翔「ま、そうだが…
號「なあ、ワッ太。それって、すげえ事なのか?」
ワッ太「あったりまえだよ! 小学生の男子の間じゃゲッターは大人気なんだぜ」「へへ…仁の奴、うらやましがるだろうなあ」
號「へへ…そうか、ま、悪い気分じゃねえな」
ワッ太「ねえ、よかったら一緒におやつ食べない? 郁恵ちゃんが用意してくれてるんだ」
號「お、いいねえ!」
ワッ太「やったぁ! じゃ、行こうよ!」
號「おう!」
〔金属板の上を走り去る足音〕
翔「號、どこへ行く! ここで待機しているんだ!」
剴「まあ、いいじゃないか。ワッ太くんとは気が合うみたいだし。いばらくは大目に見てやろうぜ」
翔「それは號の行動が、小学生並みという事だろう?」「まったく困った奴だ。周りに迷惑をかけなければいいがな…」
【シナリオエンドデモ終了】


● 第13話「灼熱のベルファスト」 へ戻る

● 第13話「大西洋、血に染めて」 へ戻る

● 第15話「ジャブロー攻防戦(後編)」 へ進む


◆ 「スーパーロボット大戦XO」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。