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第18話
ソロモン攻略戦(前編)


サブタイトル
「ソロモン攻略戦(前編)」


【シナリオデモ開始】
サイド3

サイド3 公王庁舎
ギレン「父上、連邦軍は愚かにもソロモン宙域に向かっているようです」
デギン「そうか…」
ギレン「すでに作戦の手筈は整っております。連邦はルウム戦役の屈辱を再び味わう事でしょう」
デギン「数百万の一般国民を疎開させソーラ・レイを使う…それは軍人の無能を示す事だ」
ギレン「連邦の侵攻を許す前にソーラ・レイで敵艦隊を討つ…」「この作戦の利点は我が国の密閉型コロニーを用い…」「経費も時間もかからず効果を得られる点にあります」「閣下…。この計画に御認可を…」
デギン「やっておいて今更…」「ギレンよ、勝ってどうするつもりだ?」
ギレン「せっかく減った人口です。これ以上増やさず、優良な人種のみを残します」「そのコントロールには船頭は少ない方がよろしいかと…」
デギン「貴公、ヒットラーを知っておるか?」
ギレン「ヒットラー…旧世紀の人物ですな。それが何か?」
デギン「貴公、ヒットラーの尻尾だな」
ギレン「連邦の絶対民主制が何を生みます?」「人類はとうに限界を超えていますよ」「では私は作戦の指揮をとりますのでこれで失礼します」
〔走り去る足音〕
デギン「…………」

サイド3

グレート・デギン ブリッジ
ジオン兵「グレート・デギン、出航準備完了しました」
ジオン士官「デギン様…グレート・デギン1隻で何をされるおつもりなのですか?」「それに本作戦の指揮はギレン閣下が押さえておいでです…」
デギン「外宇宙の勢力が地球圏に攻め込もうとしておる時に連邦と争っている場合ではない」「今の有利な立場を活かし、連邦と不可侵条約を結ぶ事が得策なのだ」「今なら連邦の政府高官ではなく、レビルに直接会見を図れるやもしれん…。これを逃がせば状況は悪化する…」
ジオン士官「ある程度の工作は出来ますが…」
デギン「連邦がソロモンなりグラナダなりに攻め込む前に…道を切り開くしかない」

サイド3 管制室
ジオン兵「グレート・デギン! 出港いたしました!」
ギレン「ふん…老いたな、父上…。時、すでに遅いのだがな…」

ホワイトベース ブリッジ
ミライ「ホワイトベース、暗礁宙域に入りました」
ブライト「サイド6を出港してからここまで敵の襲撃はなかったな」
シャピロ「すべてソロモンの防衛に回していると思われますな。ジオンには戦力の余裕がないのでしょう」
〔シグナル音〕
オスカ「連邦の艦隊を捕捉。ワッケイン少佐です」
シャピロ「予定通りだな」
ブライト「よし、合流するぞ」

ホワイトベース 作戦室
ブライト「では、やはり我々もソロモンに…?」
ワッケイン「うむ、君達は私の艦隊と共にソロモン攻略の先鋒を務める」
カイ「ソロモンって言ったらジオンの宇宙要塞だよな…」
隼人「しかも、先鋒とは…。フフフ…こりゃ死ぬな…」
號「へっ! 面白そうじゃねえか。ここんとこ暴れ足りなかったからちょうどいいぜ」
セイラ「よくも、そんな事…嬉しそうに…」
ワッケイン「そう心配するな。すぐに主力艦隊が駆けつける。それまで持ちこたえればいい」
ケーン「けどさ、ちょっと人使い荒過ぎなんじゃねーの」
剣人「ああ。上からの押し付けばっかってのはどうにも気に入らねえな」
アイザック「仕方あるまい。それだけ我々の戦力が期待されているのだろう」
ワッ太「やっぱり、うちの会社と一緒で小さい方が小回りがきくからじゃないの?」
お町「そういう言い方されるとちょっとヘコむわねぇ…」
ボウィー「働けど働けど我が暮らし楽にならざり。じっと手を見る…ってか? やだねぇ」
ワッ太「何それ? 手相占い?」「ダメだよ、もっと前向きになんなきゃ! 働く喜びってのを感じようよ」
キッド「怠け者のボウィーさんには耳が痛いかもね」「そんじゃま、皆さんここはひとつ『少数精鋭』って事で頑張りますか」
お町「あ、それ採用。なんかやる気出てきたわ」
ブライト「みんな、おしゃべりはそこまでだ。本艦はこれより突入準備に入る!」
ワッケイン「頼んだぞ、諸君」

ホワイトベース 個室
〔キーボードを叩く音〕
アムロ「一度に相手にする敵の数が増えてきている…」「シミュレーションに新しい要素を追加した方がいいな…」
〔キーボードを叩く音〕
リュウ「アムロ、入るぞ?」
アムロ「あ、はい…どうぞ」
〔ハッチの開閉音〕
リュウ「またシミュレーションか?」
アムロ「ええ、モビルアーマーとか新型の敵が次々に出てきますから」
リュウ「そうか…」「おっと、そうだ。格納庫にG3ガンダム用のパーツが届いているんだが…」
アムロ「G3ガンダムの!?」「はい、すぐ行きます!」
リュウ「はは! 見たら驚くぞ」

ホワイトベース デッキ
[イベントデモ「フルアーマーガンダム登場」]
アムロ「これは…!」
クリス「G3ガンダム専用のフルアーマーパーツ。要塞攻略用の装備として、今回の作戦に合わせて届けられたのよ」
リュウ「ソロモン攻略のためですね…」
カイ「いかにも前線に出ろって感じの装備だよな~」
クリス「アムロ、あなたはこれがどういう物か、わかる?」
アムロ「一口で言えば増加装甲ですけど、長射程の強力な武器も追加装備されているようですね…」
ハヤト「でも、装甲が厚くなった分、機動性がなくなるんじゃないか?」
カイ「どうせなら戦艦と合体してパワーアップとかすりゃいいのに」
ハヤト「カイさん、そりゃ無茶ですよ」
カイ「ったく…冗談もわかんねえのかよ」
リュウ「しかし、マグネットコーティングで反応速度を強化したG3ガンダムに重い装備を付けてしまっていいのか?」「他のパイロットならいいが、アムロの場合、前のガンダムでは遅いと感じていただろう…?」
アムロ「ええ、それはそうなんですが、これの場合、使い方があるんですよ」
クリス「わかっているようね。フルアーマーパーツは戦闘中に分離可能よ。だから状況に応じて使えばいいの」「まあ、アムロにはこれ以上説明する必要はなさそうね。すぐに調整に入ってもらうわ」
アムロ「じゃあ、僕に任せてもらえるんですか?」
クリス「もちろんよ。実戦で使えるように、メンテナンスしておいてね」
アムロ「わかりました。やっておきます!」
リュウ「手伝うぞ、アムロ」
アムロ「はい、お願いします」

ホワイトベース 個室
フェアリ「いよいよ要塞攻略戦です…。これまでとは戦いの規模がまるで違いますよ」
光珠「あ…そ、そうね…わかってるわ…」
フェアリ「光珠様、しっかりしてください」「今、ジークの事を考えていても何にもなりません。戦いの後で話し合いましょう」
光珠「フェアリさん…どうしてそんな風に割り切れるの?」
フェアリ「たとえ一時でも光珠様とジークが打ち解けられたという事は、説得できる希望があるという事です」
光珠「そうよね…」「ありがとう、フェアリさん。私も気持ちを切り替えるわ」
フェアリ「戦闘配備です。デッキに行きましょう」
光珠「了解!」
〔複数の金属板の上を走り去る音〕
〔ハッチの開閉音〕


ザンジバル 艦内
シャア「ソロモンが救援を欲しがっている?」
ジオン兵「はい、暗号電文で詳しい事は解りませんが、キシリア閣下のご命令です」
シャア「…どう思う?」
マイヨ「あの木馬…連邦の白い艦がソロモンに向かったのならば、我々も進むべきでしょう」
シャア「激戦になるぞ。ギガノスの蒼き鷹ともあろう者がこのまま私の配下で良いのか?」
マイヨ「今の私は一介の復讐者に他なりません」「あの艦には私の人生を変えたD兵器がおります」
シャア「そうか…」「…最大戦速! 目標、ソロモン!」
〔機体の発進音〕
〔画面、振動〕


ソロモン

ソロモン 司令室
ドズル「グラナダのキシリアは何と?」
ジオン士官「キシリア様自ら援軍を率いて急行中だそうです」「それとサイド6方面からシャア大佐の部隊がこちらに向かっています」
ドズル「ふん…あの無能者か」「到着したら最前線を張らせろ!」「ソーラ・レイはどうなっている?」
ジオン士官「デギン公王が難色を示しているらしく…」
ドズル「父上はソロモンに落ちろというのか!?」「万一のこともある! 女どもは退避カプセルに移せ!」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

〔敵ユニット出現〕
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

ワッケイン「ホワイトベース、見せてくれよ…」「ルナツー以来のひよっこがどう一人前になったのか…」
連邦兵「司令! 作戦時間です!」
ワッケイン「全艦! 一文字隊形で突撃!」
ブライト「作戦開始だ! ミライ、ホワイトベース前進!」
ミライ「ホワイトベース、戦闘速度へ!」
〔ブライト&ワッケイン&サラミス改、前進〕
〔味方ユニット出現〕
〔ジム隊、前進〕
〔ボール隊、前進〕

シャピロ「突撃しつつ機動兵器発進!」
〈出撃準備〉
ジオン兵「敵艦隊、突っ込んできます!」
コンスコン「ふふ、そう簡単にやらせるかよ」「敵の先鋒が来るぞ! 叩き潰せ!」「リック・ドム、全機発進!」
〔敵ユニット出現〕
〔リック・ドム隊、前進〕

<戦闘開始>

<リック・ドム全滅or4PP・敵増援1出現>

※※リック・ドム全滅の場合、セリフ追加※※
コンスコン「ぜ、全滅!? 12機のリック・ドムが全滅!? 3分もたたずにか…」
ジオン兵「はい…」
コンスコン「や、奴ら…化け物か…」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔敵ユニット出現〕
クランプ「ハモン様。戦いに間に合いましたね…」
ハモン「これもあの人の導きによるもの。戦運は私達にあります」「ランバ・ラル隊の名誉にかけて必ずや木馬を仕留めるのです」
クランプ「クランプ隊、出るぞ!」
〔敵ユニット出現〕
アコース「アコース、出ます!」
〔敵ユニット出現〕
タチ「ランバ・ラル隊の底力を見せてやる!」
〔敵ユニット出現〕
ハモン「三連星の方々もお願いできますか?」
ガイア「あの木馬には俺達も煮え湯を飲まされてきた」
マッシュ「まったくだ。傷がうずくぜ…」
オルテガ「ここで決着をつけてやる!」
〔敵ユニット出現〕

<アムロvsコンスコン>
ジオン兵「モビルスーツ隊、突破されました!」「来ます! ガンダムです!」
コンスコン「撃ち落とせ!」
アムロ「仕留めてみせる!」

<コンスコン撃破・敵増援2出現>
〔コンスコンにスパーク〕
コンスコン「ぬううっ!」
ジオン兵「機関部に被弾! ば、爆発します!」
コンスコン「うわああああああ!!」
〔敵ユニット撃破〕
〔画面、振動〕

ドズル「むうう、コンスコンがやられたのか!」「数が少ないゆえ、侮っていた…。敵の先鋒部隊は精鋭揃いだぞ!」「新たな艦隊を出撃させろ!」
〔敵ユニット出現〕

<ハモン撃破・敵増援2出現>
〔ハモンにスパーク〕
ジオン兵「船体各部被弾! これ以上は戦闘不能です!」
ハモン「これまでのようですね…」「現宙域から離脱しなさい!」
ジオン兵「了解!」
ハモン(あなた…私は諦めはしません。必ず木馬をおとしてみせます…)
〔敵ユニット離脱〕
ドズル「むう…たかだか一個艦隊を相手に、このソロモンが押されているとな…」
ジオン士官「ド、ドズル司令! サイド1の暗礁宙域に、新たな敵艦隊を捕捉しました!」
ドズル「ふん、現れおったな。それがレベルの主力艦隊だ」
ジオン士官「第7師団の援軍を急ぐよう催促されては?」
ドズル「キシリアにか?」「これしきの事で…国中の物笑いの種になるわ!」「ビグザムを準備しろ! 私が出る!」
ジオン士官「ハッ!」
〔敵ユニット出現〕
ドズル「ゆくぞ! 連邦の主力が到着する前に敵の先鋒部隊を片付ける!」「全機、突撃! 我に続けぇぃぃぃ!」
ジオン兵「おおっ!」
〔敵ユニット出現〕
ジオン士官「ドズル様、お供いたします!」
〔敵ユニット出現〕
ジオン士官「ジーク! ジオン!」
ジオン兵「ジーク、ジオン!」
光珠「なんかすごいのが出てきたわよ」
ブライト「動き出す前に仕留める! メガ粒子砲スタンバイ!」
〔機体の発進音〕
〔ブライト、ドズルへ攻撃〕

[イベント戦闘「ブライトvsドズル」]
アムロ「ビーム砲が弾かれている!?」
ドズル「ハッハッハッハッハ!」「なめるなよ! このビグザムは、長距離ビームなぞどうという事はない!」「このビグザムが、貴様らをまとめて地獄にひきずり込んでくれるわ!」
シャピロ「ビームコートか…。遠距離からのビームへの対策は万全というわけだな」
〔スレッガー、ドズルへ隣接〕
スレッガー「アムロ、突っ込むぜ!」
アムロ「スレッガーさん! いきなり無謀です!」
スレッガー「時間との勝負だ…無茶は承知さ!」
アムロ「そんな…」
スレッガー「悲しいけど、これ戦争なのよね」
アムロ「しかし中尉、どうするつもりです?」
スレッガー「奴が磁界を張ってるとなりゃ、接近してビームをブチ込むしかない。それしかないだろう?」「こっちのビームが駄目なら、そっちのビームライフル、そしてビームサーベルだ」「いわば三重の武器があるとなりゃ、こっちがやられたって」
アムロ「スレッガー中尉!」
スレッガー「私情は禁物よ。奴を早めに倒さんと、どんだけ被害が広がるか…」
アムロ「…わかりました」「でも、中尉を死なせたりしません」「ここまで来たんです。誰一人欠ける事なくこの戦いに勝つんです」
スレッガー「アムロ、お前…」
アムロ「うちの隊長の口癖です。…約束ですよ、スレッガー中尉」
スレッガー「やれやれ、隊長命令とあっちゃ仕方ねえな。俺も妙な部隊に配属されちまったもんだぜ」
〔機体の発進音〕

<シローが戦闘>
シロー「ここを落とせば戦況は大きく変わる!」「みんな、ここが正念場だ! 勝つだけじゃない! 必ず生き残るんだぞ!」

<忍が戦闘>
沙羅「さすがに敵の要塞だけあって、うじゃうじゃ出てくるねえ!」
忍「だがな! どれだけ数がいようと俺達は立ち止まるわけにはいかねえんだ!」「行くぜっ、みんな!」

<光珠vsドズル>
光珠「もう勝負はついたようなものでしょう?」「あなたも意固地になってないで潔く降参したらどうなの!?」
ドズル「そうはいかん! このビグ・ザムある限り、ジオンに敗北はない!」
光珠「もう、これだから頭の堅いおじさんは…」「こうなったら私が特別に敗北の2文字をプレゼントしちゃうんだから!」

<アムロvsドズル>
ドズル「たかがモビルスーツ1機に、このビグ・ザムがやらせるか!」「それが例え木馬のものだろうとな!」
アムロ「な、何だこの気迫…。何者なんだ…」

<ブライトvsドズル>
ブライト「奴さえ墜とせば、敵の防衛線は崩壊する! ここが正念場だぞ!」
ドズル「木馬め…。ガルマの仇をこの手で討てる日が来ようとは思ってもいなかったぞ!」「あ奴はいずれこの俺さえも使いこなしてくれる将軍にもなろうと楽しみにしておったものを…」「その無念が貴様らにわかるか!」

<スレッガーvsドズル>
ドズル「フン、身の程知らずが! このビグザムに勝てると思っているのか?」
スレッガー「ひゅ~! ドズル司令自らお出ましとはね」「ルウムではなじみの仲間がみんな食われちまったからな…」「借りはここできっちり返させてもらうぜ!」
ドズル「フッフッフ…なるほど。そういう事なら受けて立とう」「すぐに戦友の元に送ってやる!」

<クリスvsドズル>
クリス「ジオンがこんな兵器を造っていたなんて…!」
ドズル「最初にモビルスーツを造ったのは我らジオンなのだぞ」「貴様ら連邦とは技術力の底が違うわっ!」

<シローvsドズル>
ドズル「フフフフフ。蚊トンボが何匹来たところでビグ・ザムを倒せると思うなよ」
シロー「このおどろおどろしい外見…アプサラスに似ている」

<號vsドズル>
號「あの野郎がビームを弾くってんなら、直接ブン殴りゃいいだけの話じゃねえか!」「大したこたぁねえぜ!」
翔「お前らしい単純な発想だがまさにその通りだな」
剴「やっちまえ、號!」
號「おうよ!」
ドズル「来るがいい! その前に貴様を焼き尽くしてくれるわ!」

<剣人vsドズル>
ドズル「ジオンのため…そして我が娘、ミネバのためにも俺はやられるわけにはいかんのだ!」
剣人「娘のためだと?」「こっちは、てめえらが仕掛けてきた戦争のせいで家族をなくしてるんだ!」「自分勝手な事ぬかしてんじゃねえよ!」

<ワッ太vsドズル>
ワッ太「こんにゃろう! どんだけパワーがあるか知らないけど、パワーだけでトライダーに勝てると思うな!」
ドズル「小僧…貴様が自らの意思で戦場に立つ以上、子供扱いはせん!」「覚悟を決めてかかって来い!」

<ケーンvsドズル>
ドズル「D兵器といえど、このビグ・ザムの敵ではないわ!」
ケーン「また無駄にゴツイ親父が出てきやがったな…」「パワー至上主義なとこまでグン・ジェムの野郎そっくりだぜ」

<忍vsドズル>
ドズル「今まで散っていった同胞のためにも、ここで貴様ら連邦の息の根を止める!」
忍「コロニー落としやら何やらで、散々人を殺しといて何が同胞のためだ!」「てめえらだけ被害者面してんじゃねえ!」

<キッドorボウィーvsドズル>
ボウィー「やれやれ、ザビ家の連中ってのは司令官自ら前線に立つのが好きなのかねぇ」
キッド「かもな。北米のガルマ坊ちゃまもそうだったしな」
お町「顔はあんまり似てないみたいだけどね」
ドズル「貴様ら、我がザビ家を愚弄すると許さんぞ!」「指揮官が率先して命を張らずに兵がついて来るものかよ!」
アイザック「確かにな」「だが、その選択は諸刃の剣だという事を知らぬわけではあるまい!」

<ワッケインがダメージ>
ワッケイン「弾幕薄いぞ! ひるむな!」
〔ワッケインにスパーク〕
〔画面、振動〕

連邦兵「うわああぁっ!」
ワッケイン「ううっ…まだだ! まだ沈んではならん! ミサイルを撃ち尽くすまでは!」

<ドズルHP80%以下>
ドズル「フフフ…このビグザムがその程度の攻撃で墜ちるものか」「まとめて蹴散らしてくれる!」
〔ドズル、回復〕

<ドズルHP50%以下>
ドズル「お、おのれ…! たかが一個艦隊にソロモンが陥とされるなど!」「ええい、貴様らごときにやらせはせん!」「ジオンの栄光、この俺のプライド!」「やらせはせん、やらせはせん!」「やらせはせんぞぉぉっ!」
〔ドズル、回復〕

<ワッケインが撃破される>
〔ワッケインにスパーク〕
ワッケイン「く…ここまでのようだな」「ホワイトベース、聞こえるか? 本艦は一時後退する! 以後の指揮は貴艦に任せるぞ」
ブライト「了解!」
ワッケイン「我々の任務は、あくまで先鋒だ。あまり無理はするなよ!」
〔味方ユニット離脱〕

<クランプ撃破>
クランプ「くっ、ここまでか!」「ええい、脱出だ!」

<アコース撃破>
アコース「くそ、俺は諦めんぞ!」「脱出する!」

<タチ撃破>
タチ「まだ死ねん…。木馬を倒すまでは…」「脱出する!」

<ガイア撃破>
ガイア「む…この損傷ではこれ以上の戦闘は続けられんか…」「撤退する!」
〔敵ユニット離脱〕

<オルテガ撃破>
オルテガ「けっ、やりやがったな!」「覚えていろ!」
〔敵ユニット離脱〕

<マッシュ撃破>
マッシュ「へっ…まだ死に時じゃねえな…」「離脱する!」
〔敵ユニット離脱〕

<ドズル撃破・勝利条件達成>
ドズル「ぬうう…このビグ・ザムがやられるだと!」
〔ドズルにスパーク〕
ドズル「うおおおおおおお!」
〔敵ユニット撃破〕
〔画面、振動〕

ブライト「やったか…!」
ミライ「ええ…」「でも、こちらの艦隊もかなりやられたみたいね…」
シャピロ「残敵はどうした! 他の戦域には敵部隊が残っているはずだ」
オスカ「残敵は降伏ないしは撤退を始めました!」
ブライト「ホワイトベースを、ソロモンに上陸させる」「本艦を中心に、全部隊を集結させるんだ」
シロー「全機帰艦だ。このタイミングで補給を済ませるんだ!」
〔味方ユニット離脱〕
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ホワイトベース デッキ
シロー「補給、修理を進めながら部隊の再編成を行う!」「みんな疲れているだろうが、あと少し頑張ってくれ!」
カレン「了解!」
光珠「あの、シローさん? ソロモン要塞は陥ちたんですよね…?」
シロー「まあね…」「だけど、味方の主力艦隊が到着するまでは油断できない」
スレッガー「要塞の中に敵が潜んでいるかもしれん。まだ気は抜けないぞ、お嬢さん」
フェアリ「光珠様、整備を始めますよ」
光珠「りょーかい!」
サンダース「弾薬補給を始めう! Bブロックのコンテナをこっちに回してくれ!」
エレドア「はあ…隊長の熱血ぶりには困ったもんだよ」
ミケル「文句言わないで下さい。生き残るためなんですから」
エレドア「ジョークだよ。しゃべるながらでも、ちゃんと体動かせっての!」
ミケル「もう! エレドアさんに言われたくないですよ!」
セイラ「私も機体の整備を手伝わないと…」
アムロ「あ…セイラさん」
セイラ「なに? アムロ」
アムロ「Gファイターの整備は僕がやります。セイラさんは休んでください。なんだか疲れているみたいですから…」
セイラ「ありがとう…」「でも、貴女も休んだ方が良いのではなくて?」
アムロ「僕は大丈夫です。何かしていないと落ち着かなくて」
セイラ「すぐに次の敵が来るのかしら…」
アムロ「ええ…多分…」
セイラ「…………」」
シロー「セイラ、彼は大丈夫だ。君は気にせず休んでくれ」
セイラ「わかりました。そうさせてもらいます」
アイナ「シロー、こっちは済んだわ。他に手が足りないところはない?」
シロー「休まなくてもいいのかい?」
アイナ「私は平気です。ジオンにいる時はもっと大変な状況もありましたから」
シロー「そうか…」「それなら、ジオン系の機体の整備を手伝ってあげてくれないか?」
アイナ「わかったわ」

ホワイトベース 倉庫
〔金属板の上を走り寄る足音〕
次郎「どいた、どいたー!」
トン助「ブヒ、ブヒー!」
リュウ「おっと!」「こら、お前達。艦内を走り回るんじゃない」
まなぶ「すみません、急いでいるもので…」
〔複数の金属板の上を走り去る足音〕
剣人「あいつら、何やってるんだ?」
フラウ「あの子達、補給物資の運搬を任されて張り切ってるんです」
剣人「そうなのか?」
早苗「大事な仕事を任されるようになってあの子達、とっても喜んでるわ。やっと皆さんのお役に立てるって…」
弾児「本当に役に立ってんのか?」「邪魔になってるんなら言ってくれ。俺が殴ってでもやめさせるからよ」
厚井「いやいや、これがそうバカにしたもんでもないんだ」「まなぶくんの頭脳に田之助くんの体力、それに次郎くんとトン助の機動力が互いを補い合って、立派に仕事をこなしておるよ」
弾児「へへ…そうか、ならいいんだ」
剣人「弾児、何ニヤニヤしてやがんだ。気持ち悪りいぞ」
弾児「うっせぇ! てめえだってニヤケてんじゃねえか!」
ワッ太「へへ、二人とも嬉しそうだね」
リュウ「戦いの緊張をほぐすにはちょうどいいかもな…」「俺達もあの子らを見習ってお互い協力していこう」
ワッ太「そうだね」
郁恵「ところで皆さん、疲れた時には甘い物が一番! 美味しいおやつはいかがですか?」
ワッ太「うひょ~! やったぁ!」
剴「おっ、うまそうなタイヤキ!」
おちゃめ「えっへん! おちゃめも手伝ったでしゅよ」
號「はぐ、はぐっ…」「こいつはうめえぜ!」
翔「おい、號!」
郁恵「ああっ! 一人1つですよ、號さん!」
號「そうなのか? だったら早く言えよ。もう何個か食っちまったぜ」
翔「お、お前という奴は…」

ホワイトベース 個室
クリス「バーニィ、いる?」
〔ハッチの開閉音〕
バーニィ「やぁクリス。どうしたんだい?」
クリス「ちょっとね…。おすそ分けを持って来たのよ」
バーニィ「これって…なんで作戦行動中の軍艦にタイヤキが支給されてるんだ?」
クリス「ウフフ…だから言ったでしょ? ホワイトベースは特別だって。これは民間の人達からの差し入れなのよ」
バーニィ「ん…うまい! …なんだか優しい味がするな」
【シナリオエンドデモ終了】


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