TOP PAGEへ

第33話
魔神降臨


サブタイトル
「魔神降臨」


【シナリオデモ開始】
ホワイトベース デッキ
〔通信のコール音〕
フラウ「これより、作戦室にて戦況に関するミーティングを行います」「手の空いている人は至急、作戦室に集合して下さい」
〔通信のコール音〕
光珠「ミーティングだってさ。ねえ、どうする?」
フェアリ「作業は、ほぼ終わっています。せっかくですから参加しましょう」

ホワイトベース 作戦室
ブライト「早乙女研究所での戦いでは複数の敵勢力を相手に、よく戦ってくれた」「だが、我々が早乙女研究所で戦っている間にムゲ帝国軍はフィリピンを制圧している」
アイザック「つまり戦略的には連邦軍は敗北したという事か?」
クワトロ「第1段階はな…」「敵の真の攻撃目標はおそらく中国の工業地帯だろう」
ブライト「中国の工場では例のD兵器のデータを元にした量産型の開発がほぼ完了している」
ケーン「ひゅー! つまりドラグナーの量産型ってわけね!」
ライト「これをギガノス軍が潰しに来る事は目に見えているな…」
クワトロ「それほど単純でもない。現在のギガノスは星間連合の傘下に収まっている」「したがって情報は当然星間連合に知られているという事だ」
タップ「つまり、どういう事?」
エマ「星間連合が攻めて来るって事よ」
クワトロ「その通りだ、エマ中尉。では、異次元同盟の狙いは何だと思う?」
エマ「フィリピンの位置なら日本と中国の両方ににらみを効かせる事ができます」「今後起こり得る星間連合と連邦軍の戦いに有利な立場で介入する気ではないでしょうか?」
クワトロ「うむ、さすがだな」「しかし問題はその裏に隠されたからくりを洞察できるかだ…」
アムロ「あの…僕は異次元同盟の作戦が地球の地理や防衛態勢を知り尽くしているというのが気になります…」
クワトロ「気になるか…なるほど…」「アムロくんも敵の作戦に地球人が関与していると判断するのだな?」
アムロ「ええ…それもかなり狡猾な人物だと思います」
クワトロ「ララァ、君はどう思う?」
ララァ「アムロと同じですわ」
沙羅「…………」
亮「星間連合と異次元同盟の目的の違いも気になるな」
エイジ「星間連合の主力であるグラドス軍は地球を占領して自軍の陣営に取り込む事を考えていました」
ミト王子「エドン国への干渉も同じ理屈だね」
葉月博士「一方、異次元同盟の主力であるムゲ帝国は星間連合に対抗するための生物兵器の生産拠点として地球に目を付けた可能性が高い」
ブルース「彼らはこの次元への侵略が目的ですからね…」
エレドア「じゃあ、異次元同盟の奴らは、星間連合の排除が第一で、人類がどうなろうと知ったこっちゃないって事かよ」
フェアリ「ムゲ帝国に限って言えば、そうかもしれませんね…」「ですが、ガディソード…いえ、ヘルルーガには別の思惑があるはずです…」
葉月博士「それが何かはわからんが、現時点で補給路が断たれた星間連合よりも異次元同盟の方が有利だと言えるだろう」
忍「ガディソードの奴らの狙い通りに進んでるってわけか…」
號「けっ! 気に入らねえな…」
ダバ「仕方ありませんよ。彼らの提案に乗ったのは我々です」
アラン「だが、俺達の手で星間連合を潰せばジオンやギガノスの連中も加えて地球全体で異次元同盟に対抗できるようになる」
アイザック「異次元同盟を牽制しつつ星間連合の中枢を叩くというのが基本方針になりそうだな…」

ブライト「…という事で我々も次は中国に向かうわけだが、その前に艦隊編成を拡大させる」「準備のため、もうしばらく日本で待機する事になった」「その間、引き続き日本防衛の任務は継続される。常に臨戦態勢で臨むぞ」
クワトロ「では、解散!」

ホワイトベース 通路
光珠「最後に、艦隊規模が拡大されるとかって言ってたけど…」
フェアリ「私達の対抗する敵の規模が次第に大きくなっていますから、それに対応するための処置です」「いずれは外宇宙に遠征しなければなりませんし」
光珠「ふ~ん、要するに着々と準備してるって事よね?」「それにしてもフェアリさんって何でもよく把握してるよね」「私なんか、ああいう難しいミーティングってついていけなくて…」
フェアリ「もともと秘書ですし、当然です。こんな事でも助けになるなら、いつでもおっしゃってくださいね?」
光珠「うん! 頼りにしてるね!」

光子力研究所
弓教授「ジュンくん。グレートの修理状況はどうだね?」
ジュン「ええ…応急修理は完了しました。出撃には耐えられます」
弓教授「そうか…。戦い続きで、ろくに整備する時間がない中でよくやってくれた」
鉄也「機械獣との戦いでマジンガーZを失い…グレートも酷くやられた…」「なんて無様な戦い方をしちまったんだ…俺は…」
弓教授「敵も必死なのだ。君一人のせいではない」「こんな時に甲児くんがいてくれれば心強いのだが…」
さやか「お父様…甲児くんはまだ見つからないんですか?」
弓教授「手は尽くしている。しかし、まだ手がかりもつかめていない…」
さやか「そんな…」
〔警報〕
〔画面、点滅〕

ジュン「機械獣接近中! ただちに、緊急警戒態勢に入れ!」
弓教授「やはり来たか…!」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

〔敵ユニット出現〕
弓教授「連邦軍の防衛網をこうも簡単に破ってくるとは…」
ジュン「ああっ、これは…!」
弓教授「どうしたんだ、ジュンくん!」
ジュン「後方からかなりの数の機械獣が接近中です。まもなく、この戦域に現れます!」
弓教授「ジュンくん、ホワイトベース隊に支援要請を頼む!」
ジュン「了解です」「しかし、ホワイトベース隊は早乙女研究所での戦いが終わったばかりです」「こちらに来るまでには多少の時間がかかると思われます」
〔味方ユニット出現〕
ボス「くそっ! 兜がいない時をついて来やがって!」「俺様が相手だ!」
〔機械獣ダムダムL2、「怪光線」使用〕
〔光子力研究所に爆発〕
〔画面、振動〕

ボス「うわあああああ!」
ジュン「弓教授! このままではバリアがもちません!」
弓教授「うむ…」
〔敵ユニット出現〕
あしゅら男爵「フハハハハ! 我が下僕の力を見て驚くがいい!」
〔あしゅら男爵、「光子力ビーム」を使用〕
〔光子力研究所に爆発〕
〔画面、振動〕

弓教授「うおお!」
ジュン「ううっ!」
弓教授「こ、光子力ビーム…!」
ジュン「弓教授、見てください! マジンガーZです!」「もしや、甲児くんが…」
弓教授「いや…違う!」「あの頭部の人影は…あしゅら男爵!」
あしゅら男爵「フハハハハハハ…! ハーッハッハッハッハ!」「人類の希望、光子力研究所は、人類の守り神マジンガーZによって破壊されるのだ!」「ゆけい! あしゅらマジンガー!」
〔あしゅら男爵、光子力研究所へ接近〕
弓教授「ジュンくん! バリアー最大出力だ!」
ジュン「は、はい…」
〔システムダウンの音〕
〔光子力研究所にスパーク〕

弓教授「む? どうした、ジュンくん!」
ジュン「バリアー装置破損! バリアーがかかりません!」
弓教授「く…」
〔味方ユニット出現〕
鉄也「人類の守り神は、ここにもいるぞ!
〔味方ユニット出現〕
さやか「ここは通さない!
あしゅら男爵「ハハハハハハハ…! さて、どこまで耐え切れるかな?」
<戦闘開始>

<6PP・味方援軍1&敵増援1出現>

〔味方戦艦出現〕
オスカ「敵の反応、研究所付近に集中しています!」
ブライト「そんなに攻め込まれているのか…」
弓教授「おお! ホワイトベースが来てくれたのか!」
ジュン「なんとか間に合ったようですね…」「ですが…」
弓教授「うむ…依然として状況は厳しい…」
鉄也「敵の増援を防いでくれるだけでもありがたい!」「行くぞっ! 戦闘獣ども!」
ブライト「索敵! 全方位にかけろ!」
〔敵ユニット出現〕
オスカ「新たな敵が現れました!」
ブライト「各機、迎撃せよ! 光子力研究所に敵を近づけるな!」
〈出撃準備〉

<7PP・敵増援2出現>

〔敵ユニット出現〕
アークダーマ「メイワク…メイワク…」
ブライト「くっ…邪悪獣まで出るのか!?」「フラウ、武田長官に連絡だ!」
〔通信のコール音〕
フラウ「防衛隊極東支部、聞こえますか? 光子力研究所の空域に邪悪獣が現れました!」
武田長官「なんだと!?」「むうう、邪悪獣め! どこから現れるか、全くわからん!」「…とにかく地球防衛組を呼び出そう!」
フラウ「お願いします!」
ブライト「ライジンオーが支援に来る。みんな、ここは踏ん張ってくれ!」

<8PP・敵増援3出現>
〔敵ユニット出現〕
アークダーマ「メイワク…メイワク…」
光珠「あ~ん、また出た~! どこから沸いてるのよ~!」
フェアリ「まったくです。これでは防衛線の張りようがありません…」「特に軍隊にとっては戦いづらい相手でしょうね…」
光珠「だから防衛組が必要なのよね…。早く来てほしいな…」

<9PP・味方援軍2出現>
〔味方ユニット出現〕
仁「ライジンオー見参!」
ブライト「よく来てくれた。頼むぞ、防衛組!」
マリア「任せてください!」「さあ、みんな! 行くわよ!」
あきら「おう!」
ヨッパー「行けぇっ! バクリュウオー!」

<光珠vsあしゅら男爵>
光珠「切羽詰って、とうとう人様の物まで使うようになっちゃったみたいね」
あしゅら男爵「あいにくだが、この機体はすでにあしゅらマジンガーだ」「つまり、これはもはやDr.ヘル様の物であって兜甲児の物ではない」
光珠「それ、泥棒の論理だから!」「とにかくマジンガーZは返してもらうわよ!」

<アムロvsあしゅら男爵>
アムロ「頭部のコックピットさえ破壊すれば、コントロールを失うはずだ!」
あしゅら男爵「無駄だ無駄だ! あしゅらマジンガーをマジンガーZと同じと考えるなよ!」

<カミーユvsあしゅら男爵>
カミーユ「いくら頑丈な装甲でも攻撃を一点に集中させれば…!」
あしゅら男爵「フフフ…口で言うほど簡単にいくかな?」

<ジュドーvsあしゅら男爵>
ジュドー「マジンガーZを盗むなんて、いい度胸してるじゃないか、あんた!」
ブライト「ジュドー、ZZガンダムを盗んだお前の度胸も奴に負けてないと思うが?」
ジュドー「それは言いっこなしでしょ、ブライトさん…」

<クリスvsあしゅら男爵>
クリス「光子力研究所はやらせないわよ!」
あしゅら男爵「そんな機体であしゅらマジンガーを止められる気でいるとはな」「笑わせるにも程がある」

<シローvsあしゅら男爵>
あしゅら男爵「このあしゅらマジンガーで兜甲児の後を追わせてやろう!」
シロー「彼はどこかで必ず生きている! 俺はそう信じる!」

<鉄也vsあしゅら男爵>
あしゅら男爵「おのれ、剣鉄也! くたばりぞこないの分際でまだ私に歯向かうか!」
鉄也「くたばりぞこないだろうと、俺の命の炎はまだ燃えている!」「おの炎が燃え尽きるまで、俺は抵抗し続けてやる!」

<號vsあしゅら男爵>
號「へへへ…マジンガーZの噂は聞いてるぜ。一度やりあってみてえと思ってたんだ!」
翔「おい、號! これはプロレスじゃないんだぞ!」
號「わぁってるよ! どっちが強いか、ガチンコ勝負だぜ!」
剴「ホントにわかってるのかなぁ…」

<剣人vsあしゅら男爵>
剣人「てめえ、しつこいぞ! いい加減、世界征服なんぞ諦めやがれ!」
あしゅら男爵「世界は偉大なるDr.ヘルが導くべきなのだ。その理想を理解できぬのなら貴様はここで死ぬがいい!」

<ワッ太vsあしゅら男爵>
ワッ太「よくも甲児兄ちゃんをやりやがったな! 絶対に許さないぞ!」
あしゅら男爵「騒ぐな、小僧! 貴様もすぐに奴の後を追わせてやる!」

<ミト王子vsあしゅら男爵>
ミト王子「人の物を盗むだけではなく、それを己が手足として使うとは…恥を知れ、この盗人め!」
あしゅら男爵「ククク…貴様らに精神的苦痛をも与えられるまさに一石二鳥の作戦よ。どうやら気に入ってもらえたようだな」

<ダバvsあしゅら男爵>
ダバ「あの機体…どうやらみんなにとって大切な機体らしいな…」「なら、絶対に取り戻す!」

<ケーンvsあしゅら男爵>
ケーン「マジンガーZを不細工に改造しやがって! 覚悟はできてんだろうな!?」
あしゅら男爵「この外見の良さがわからんとは美的センスのない奴だ!」
ケーン「どっちがだよ!」

<忍vsあしゅら男爵>
あしゅら男爵「この機体の力はよく知っているはずだ! はたして、お前達に倒せるかな?」
忍「へっ! だからどうしたってんだ!」「ベースがマジンガーZだろうが、敵だってんならブッ壊すだけだ!」

<エイジvsあしゅら男爵>
エイジ「生半可な攻撃じゃ超合金Zの装甲に傷をつける事はできない…」「マジンガーチームのみんなには申し訳ないが、破壊するつもりで攻撃する!」

<キッドorボウィーvsあしゅら男爵>
お町「なに、あのいかにも悪党って感じの外見! あれじゃマジンガーZがかわいそうよ!」
ボウィー「ま、乗ってる奴が悪党だからして、そいつは仕方がないかと…」
キッド「悪の手先にされるくらいなら、俺達がここで始末したほうがいいかもな…」

<士郎vsあしゅら男爵>
シュテッケン「どうやら、捕獲されて敵さんに改造されちまったようだな」
士郎「どうします、ディーゴ?」
ディーゴ「できる事なら救ってやりてえが、今の俺達にそんな余裕はねえ…」「殺るしかねえ!」

<ロックoビートvsあしゅら男爵>
ブルース「たいしたジョーカーをお持ちのようだが、それだけで私達に勝てるとお思いか?」
あしゅら男爵「無論だ! あしゅらマジンガーの前に敵はない!」
バーディ「あらま、すっごい自信」
ピート「世の中そんなに甘くないってのにさ」
ロック「ああ、信じられるのは自分の腕だけだぜ。機体の性能じゃねえ!」

<仁vsあしゅら男爵>
仁「なんだこりゃ? こいつもジャークライジンオーと一緒で偽者なのか?」
吼児「仁くん、残念だけど…本物みたい」
あしゅら男爵「その通り! わざわざ出て来たところで貴様らに仲間の機体が討てるかな?」
飛鳥「くそっ!やり方が汚いぞ、あしゅら男爵!」

<あしゅら男爵撃破・第3軍増援1出現>
あしゅら男爵「フハハハハハ! これしきの事で、このあしゅらマジンガーが倒せるとでも思ったのか!?」「フハハ! さすが超合金Z、強度が違うわ!」「光子力研究所よ! 自ら作り出した恐怖のロボットで消え去るがよい!」
〔敵ユニット出現〕
〔あしゅら男爵、妖機械獣ドラゴΩ1群へ接近〕
〔妖機械獣ドラゴΩ1群、あしゅら男爵へ接近〕

鉄也「させるものかーっ!」
〔鉄也、あしゅら男爵へ接近〕
あしゅら男爵「む…! まだ抗う力が残っていたか」「グレートマジンガー、貴様からとどめを刺してくれる!」
〔あしゅら男爵、鉄也へ攻撃〕
[イベント戦闘「鉄也vsあしゅら男爵」]
鉄也「ぐうう…!」
ジュン「鉄也!」
鉄也「うう…負けてたまるか…!」
あしゅら男爵「ハハハハハ! フハハハハハハ!」「どうした、グレート! もう力尽きたのか!?」
鉄也「く、くそうっ!」
あしゅら男爵「フハハハハハハ! どうやら、そこまでのようだな!」「マジンガーはマジンガーに葬られるのがふさわしい!」「死ね! ブレストファイ…!」
〔第3軍ユニット出現〕
あしゅら男爵「な、なにっ!」
〔???(甲児)、「ファイヤーブラスター」使用〕
あしゅら男爵「ぬわあ! な…何だ!?」
〔敵ユニット撃破〕
あしゅら男爵「何者かは知らぬが、邪魔はさせん!」
鉄也「あ、あれは…」
ジュン「何?」
弓教授「マジンカイザー!」
ジュン「マジンカイザー!?」
弓教授「いったい誰が造ったのだ…」「もしかして…! いや、そんなはずはない…。そんなはずは…」
あしゅら男爵「ええい! 死ねえい!」
〔あしゅら男爵、「光子力ビーム」使用〕
〔???(甲児)に爆発〕
〔画面、振動〕
〔あしゅら男爵、「ロケットパンチ」使用〕
〔???(甲児)に爆発〕
〔画面、振動〕
〔あしゅら男爵、「アイアンカッター」使用〕
〔???(甲児)に爆発〕
〔画面、振動〕
〔あしゅら男爵、「ブレストファイヤー」使用〕
〔???(甲児)に爆発〕
〔画面、振動〕
〔あしゅら男爵、「ロストハリケーン」使用〕
〔???(甲児)に爆発〕
〔画面、振動〕

あしゅら男爵「マジンガーZの武器が効かぬだと!?」
〔???(甲児)、あしゅら男爵へ攻撃〕
[イベント戦闘「あしゅら男爵vs???(甲児)」]
〔あしゅら男爵に爆発〕
〔画面、振動〕

あしゅら男爵「ぬおあああああ! 信じられん…。超合金Zの…このボディーを叩き壊すとは…」「やむをえん…脱出だ!」「この仇は必ず討つ! 覚えておくがいい!」
〔敵ユニット撃破〕
鉄也「ふう…助かったぜ…」
〔???(甲児)、鉄也へ攻撃〕
[イベント戦闘「鉄也vs???(甲児)」]
〔鉄也に爆発〕
〔画面、振動〕

鉄也「うおあああ!」
ジュン「鉄也!」
弓教授「…!」
さやか「ど、どうして…鉄也さんを…!?」
ボス「やいやい、何やってんだ! 味方じゃないのかよ!」
弓教授「まさか…敵味方の区別ができないのか!?」
ジュン「あらゆる呼びかけを尽くしてみましたが、無反応です!」
弓教授「みんな、危険だ! マジンカイザーは、こちらにも攻撃してくるぞ!」
鉄也「なんて事だ…」

<光珠vs???(甲児)>
光珠「パイロット次第で神にも悪魔にもなれるって言うけど…このマジンガーは絶対、悪魔の方ね!」

<アムロvs???(甲児)>
アムロ「あしゅらマジンガーの攻撃を受け付けないあの装甲…」「この機体の武装で何とかなるのか…?」

<カミーユvs???(甲児)>
カミーユ「なんだ、こいつの動き…。意思らしいものがまったく感じられない」「パイロットは何をやってるんだ…?」

<ジュドーvs???(甲児)>
ジュドー「マジンガーと戦ったばかりだってのに、またマジンガーと戦わなきゃならないのかよ!」「ったく、勘弁してくれよな!」

<クリスvs???(甲児)>
クリス「あの攻撃に当たったらモビルスーツなんてひとたまりもないわ…!」

<シローvs???(甲児)>
シロー「マジンカイザーのパイロット、聞こえるか!? なぜ俺達に攻撃をしてくる!」
???(甲児)「……」
シロー「応答がない…。こいつ、本当にパイロットが乗っているのか?」

<さやかvs???(甲児)>
さやか「この機体、マジンガーにそっくり…」(もしかしてパイロットは…)

<鉄也vs???(甲児)>
鉄也「貴様が誰であれ、研究所を狙う奴を俺は許しはしない!」

<號vs???(甲児)>
號「どうやらゲッターの喧嘩相手にゃもってこいの奴みたいだな!」「遠慮はいらねえ! どっからでもかかってきやがれ!」

<剣人vs???(甲児)>
剣人「てめえ、何しやがる! いったいどっちの味方なんだ!?」
???(甲児)「……」
剣人「そうかい! 俺と話す口は持ってないってか!」「なら、力づくで口を割らせてやるぜ!」

<ワッ太vs???(甲児)>
ワッ太「あんたもマジンガーの1機なんだろ!」「なら、俺達が戦う理由なんてないのに、なんで攻撃してくるんだよ!?」

<ミト王子vs???(甲児)>
スケード「いきなり現れたあげく、見境なく暴れまわるとは!」
カークス「王子! この不届き者にダイオージャの裁きを!」
ミト王子「よし、わかった! やるぞ、スケさん! カクさん!」

<ダバvs???(甲児)>
ダバ「あしゅらマジンガーを一撃で葬るあの攻撃力…油断はできないな…!」

<ケーンvs???(甲児)>
ケーン「マジンカイザーだか何だか知らねえが、かかってくるなら相手になってやるぜ!」

<忍vs???(甲児)>
忍「あしゅら男爵のマジンガー同様、俺達に敵対するってんならブチのめすだけだ!」

<エイジvs???(甲児)>
エイジ「レイ、今はあのマジンガーの情報が1つでも欲しい! 分析を頼む!」
レイ「レディ!」

<キッドorボウィーvs???(甲児)>
アイザック「あしゅら男爵を倒してくれたのには感謝する」
キッド「だが、その時点であんたの出番は終わってんだ。とっとと退場願おうか」

<士郎vs???(甲児)>
士郎「あなたにどんな思惑があろうと、攻撃をしかけてくるのなら敵です」
シュテッケン「敵は…斬る!」

<ロックorビートvs???(甲児)>
ブルース「地球には様々な兵器があるようだな」
ボート「人知れずこんな兵器が造られていたとはビックリだぜ!」
バーディ「探してみたら他にも出てくるかもよ」
ブルース「宝探しか…。それはそれで面白いな」
ロック「さっすがブルース。大した余裕だこって」

<???(甲児)HP50%以下>
〔???(甲児)、後退〕
〔???(甲児)、「ターボスマッシャーパンチ」使用〕
〔光子力研究所に爆発〕
〔画面、振動〕

弓教授「い、いかん! 今度は研究所を狙っている! 全員退避しろ!」
鉄也「や…やめろ!」
ボス「お前! ここがどこだから、わかってんのかよぉ!」
さやか「やめてーっ!」
〔さやか、???(甲児)へ隣接〕
〔機体の拘束音〕
〔画面、振動〕

さやか「…!」「…やめて! やめるのよ!」
弓教授「さやか!?」
ジュン「危ないわ! 下がるのよ!」
さやか「お願い、やめて!」「攻撃をやめて! 甲児くん!」
弓教授「なっ! 甲児くん?」
ボス「…ああ! 本当だ! パイルダーの中に兜がいるぜ!」
鉄也「血迷ったか! 兜!」
〔鉄也、???(甲児)へ接近〕
〔鉄也、???(甲児)へ攻撃〕

[イベント戦闘「鉄也vs???(甲児)」]
〔???(甲児)に爆発〕
鉄也「バ、バカな…! ブレストバーンが効かないのか!」
弓教授「いかん! カイザーがファイヤーブラスターを使うぞ!」「みんな、下がれーっ! 下がるんだ!」
ジュン「鉄也! 逃げてぇっ!」
鉄也「研究所はやらせん! うおおおおお!」
〔鉄也、???(甲児)へ接近〕
〔???(甲児)、「ファイヤーブラスター」使用〕
〔味方ユニット撃破〕
〔第3軍ユニット撃破〕
〔光子力研究所に爆発〕
〔画面、振動〕

フラウ「光子力研究所と新しいマジンガーが共に沈黙しました…!」
オスカ「グレートマジンガーも完全に破壊されています!」
ブライト「な、なんて事だ…」
ジュン「うう…」
弓教授「大丈夫か、ジュンくん…」
ジュン「ええ…」
弓教授「グレートが盾にならなければ…皆やられていたな…」
ジュン「鉄也! 鉄也っ!」
鉄也「うう…俺は大丈夫だ…。それより今のうちに兜をパイルダーから出すんだ!」
弓教授「わかった!」

<敵&第3軍全滅・勝利条件達成>
フラウ「全敵部隊、撃退しました」
ブライト「よし! ホワイトベースは研究所に着陸だ。基地の救援に入るぞ!」
甲児(顔グラは鉄也)「…………」
鉄也「兜、目を覚ませ!」
さやか「甲児くん! 目を覚まして!」
弓教授「無理はいけない。甲児くんは、ひどく神経をやられているようだ…」「幸い、命に別条はない…。しばらくこのまま安静にしておくんだ」
さやか「ああ…甲児くん…」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

甲児「これが…マジンカイザー…?」「神をも超えられる…悪魔も倒せる…この俺が…?」

光子力研究所 医務室
甲児「はっ!」「ああ…俺はいったい…!?」「マジンカイザーを操縦して気を失い…それで…」
さやか「甲児くん!」
甲児「…さやかさん!」
弓教授「目が覚めたかね、甲児くん?」
甲児「お、俺はどうしてここに」
弓教授「暴走するマジンカイザーは意識を失っていた甲児くんを乗せ、光子力研究所に戻ってきたんだよ」

甲児「そんな事が…」「俺のために研究所が壊れちまったのかよ…」
鉄也「気にするな、お前らしくもない」「お前が来なければ、もっと完璧に壊されていたさ。あしゅら男爵にな」
甲児「そうなのか…」
さやか「お父様、どうしてマジンカイザーの事を知ってるの?」
弓教授「かつてマジンガーZを開発した兜十蔵博士が造った究極のマジンガーだよ」
さやか「甲児くんのおじいさんが造ったマジンガー…?」
弓教授「マジンカイザー…まさしく、マジンガーを超えたマジンガーだ」
鉄也「究極のマジンガーか…」「だが、なぜホバーパイルダーはカイザーの格納庫までたどり着けたんだ?」
弓教授「おそらくカイザーはマジンガーZのピンチ…いや…甲児くんのピンチに反応するようプログラムされていたんだろう」
さやか「ホバーパイルダーはそのプログラムによって格納庫に誘導されたのね?」
ボス「とにかくよ! 我がボスボロットに加えて、このマジンカイザーさえありゃ…」「天下無敵の鬼に金棒だ! 機械獣なんざ、コテンパンだぜ!」
ヌケ「うん、うん!」
ムチャ「そうだとも!」
弓教授「いや…そう簡単にはいかんぞ」「我々の調査によればマジンカイザーは操縦方法を誤るとその制御を失い…操縦者の肉体に相当のダメージを与える事がわかったんだ」
甲児「確かに、カイザーの操縦はとんでもなくでかいバイクを転がす感じ…いや、それ以上だったような気がするなあ…」
さやか「そのために甲児くんは気を失い、カイザーは暴走した…」
ボス「…て事は、兜がバッチリ操縦できるようになるまでカイザーは出動できねえってわけか?」
弓教授「今のままでは、甲児くんの体はズタズタになり、取り返しのつかない事になるだろう」
甲児「面白れえ! すぐに乗りこなしてやるさ!」
さやか「無茶しないでよね…」
甲児「おう! わかってるよ!」
弓教授「それと、もう1つ大事な事を伝えねばならん」
甲児「な、なんですか…改まって…」
ジュン「この後、私達はホワイトベースに配属されるの」
甲児「なんだって!?」
弓教授「Dr.ヘルとの決着がついてからと思っていたが、状況が変わったのだ」「防衛隊を支えてきた主だった基地や施設が次々に破壊され、ほとんど機能しなくなってきたからな…」「かねてからの計画通り、防衛隊の戦力と連邦軍の残存兵力を1つにまとめる事に決定したのだ」
ジュン「すでに中国の地下工場では地球製SPTと新型メタルアーマーの量産が始まっているのよ」
弓教授「このまま順調に行けば、連邦軍の戦力は今の数倍になる」「そうすれば我々は守りから攻めに転じる事ができる」「その攻撃の要がホワイトベースの部隊…」「我々のロボットもその中核を担う事になるのだ」
甲児「なんかよくわからねえが、こっちから攻めるってのが気にいったぜ!」
鉄也「そうだな。守ってばかりでは勝つ事はできない」
ボス「やろうぜ、兜!」
さやか「がんばりましょう、甲児くん!」
甲児「おう!」

早乙女研究所
隼人「博士…予定通り、ホワイトベースは中国に向かいます」
號「おい、博士。俺達はどうすればいいんだ?」
早乙女博士「無論行くのだ! 真ゲッターと共にな…」
竜馬「研究所の事は気にするな。ここは俺が守る!」
早乙女博士「すべての資材を積み込め! 今後はさらに大きな戦いになるぞ!」
號「望むところだ! でっかいドンパチに突っ込む方が面白れえ!」

5年3組教室
〔ざわめき〕
武田長官「皆も知っての通り、や地球を取り巻く情勢は大きく変化している」「しかし我々人類は、どんな時も諦めず戦っていかねばならない…」
仁「前置きはいいからさ、防衛組がホワイトベースに乗るって本当なのかよ!」
あきら「そーだ、そーだ! どうなるのか、説明してくれよ」
マリア「あんた達! 少しは落ち着きなさいよ!」
篠田先生「まあまあ…マリア、それにみんなも落ち着いて聞いてくれ」「仁の言った通り、防衛組はホワイトベースと行動を共にすると言う案が出ている」
きらら「ええーっ!?」
姫木先生「先生達だって、はじめはとても賛成できなかったのよ」
篠田先生「でも、今は僕らにしかできない事をやるべきじゃないかと思っている」
クッキー「防衛組が学校からなくなっちゃったら、学校、どうなっちゃうの?」
姫木先生「学校は避難所として全面的に開放されるのよ」
ひでのり「それって、いい事なのかな…」
きらら「そうよね…家がなくて困ってる人、沢山いるわけだし…この前みたいに戦闘に巻き込まれる事もなくなるわ」」
吼児「でも、戦艦に乗るなんてなんか危ないような…」
ヨッパー「そうか? かっこいいじゃねえか?」
ラブ「あんたね~」
れいこ「あのね…私…そういう事は大人がやる事じゃないかって思うの…」
武田長官「そうなんじゃ…。その通りなんだが…」
マリア「長官…」
ひろし「どこも大変な状況だってのは、子供の僕達にもわかります…」
勉「そうですよ。世界の情勢がこれだけ切迫してくると、大人だ子供だと言ってられません」
クッキー「う~ん…勉くんの言う事、よく、わからないよ」
飛鳥「とにかく、これは難しい問題って事だよ…」
武田長官「すまん…。だが我々にはもう君達しか頼れる者はおらんのだ…」
仁「あーもう! 悩んでもしょうがねえじゃんか! 地球を守る事に変わりないんだろ?」
マリア「仁…」
仁「な、何だよ!」
マリア「そうよね…そうなのよね…」
仁「だから、何なんだよ!」
マリア「エルドランから託された私断ちの使命…それはこの地球の平和を守る事」「きっとエルドランも私達を守ってくれるわ」
ゆう「うん…私、みんなと一緒なら…」
あきら「地球のために旅立つ…。いいじゃんか、そういうのも!」
大介「俺…兄弟は田舎のじいちゃん家に行かせるよ」
れいこ「私は行きたくない…。けど、みんなと別れるのはいや!」
ときえ「私も…怖いけど、みんなと一緒なら…」
ポテト「うん、私も!」
マリア「なら、決まりね?」「先生、長官、防衛組はホワイトベースに行く事に決定しました!」
武田長官「ありがとう。頼んだぞ、地球防衛組!」
マリア「はい!」

陽昇学園
篠田先生「…という事で、防衛組はブライト艦長にお預けします」「何かとご迷惑をかけるかと思いますが、よろしく頼みます」
姫木先生「この子達の事、よろしくお願いいたします」
ブライト「わかりました。最善を尽くしましょう」
仁「ふう…助かったぜ。先生について来られちゃ、たまんねえからな」
篠田先生「な、なんて事言うんだ! 先生はお前達の事を心配しているんだぞ!」
マリア「まあまあ、先生。仁は勉強しなくていいと思ってるだけですから…」
柿小路「その事ならご安心ください。乗組員が臨時教員となり、欠かさず授業を行いますので」
仁「な、なんだって~!?」
篠田先生「当たり前だろ。帰ってきたらテストもしてやるぞ」
仁「ああ…なんてこった…」
ブライト「ホワイトベースには、士官学校出身の優秀なスタッフも多い。君達には良い刺激になるだろう」
飛鳥「そりゃすごいや」
勉「かなりハイレベルな勉強ができそうですね」
仁「お、お前ら、マジで言ってんのかよ…」
ベン「ちなみに、私は体育の授業を担当する! 君達を屈強な兵士に…いや…健康な肉体に仕立て上げてみせよう!」
吼児「うう…」
ひでのり「はわわ…」
飛鳥「ちょっと心配になって来た…」

ホワイトベース ブリッジ
ブライト「…………」
クワトロ「ん? 艦長、どうしたのだ?」
ブライト「ライジンオーには、運用マニュアルがないんだ…。すべて子供達で解決しているらしい」
クワトロ「ほう…それはすごいな。どうやって整備しているんだ?」
ブライト「さあな…。それどころか、彼らの教室として与えた部屋があっと言う間に司令室になってしまったよ」
クワトロ「いったいどうなってるんだ?」
ブライト「それについては、あまり深く考えない方がよさそうだ…」
クワトロ「なるほど…」「ともかくこれで、防衛組とマジンガー軍だが編入された事になる。かなりの戦力アップになったと思うが?」
ブライト「ああ…」

地獄城
あしゅら男爵「申し訳ございません、Dr.ヘル…」「大切な機械獣を失った上、せっかく強奪したマジンガーZも破壊されるとは…」「それもこれも、あの謎のロボットのせい!」「あのようなロボットが出現するなど全くの予想外で…!」
Dr.ヘル「弁解無用! お前の言い訳は聞き飽きたわ!」
〔歩き去る足音〕
あしゅら男爵「お、お待ちください! Dr.ヘル!」
〔鉄の扉の閉まる音〕
Dr.ヘル「メインスクリーン、オン!」
〔モニターの開く音〕
Dr.ヘル「ぬうう…奴らめ…いつの間に完成させおったのだ、新じいマジンガーを!」
【シナリオエンドデモ終了】


● 第32話「復活!真ゲッターロボ」 へ戻る

● 第32話「早乙女研究所を守り抜け!」 へ戻る

● 第33話「危機一髪!光子力研究所」 へ進む

● 第34話「グン・ジェム隊来襲」 へ進む


◆ 「スーパーロボット大戦XO」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。