TOP PAGEへ

第36話
グラドスの刻印


サブタイトル
「グラドスの刻印」


【シナリオデモ1開始】
ホワイトベース ブリッジ
モンド「冗談じゃない! 南米を攻めるなんて、敵の本拠地に乗り込むようなもんじゃないか!
シュテッケン「そのくらいの覚悟がなければこの艦隊にいる意味はない!」「我々は全銀河を舞台に戦わねばならんのだぞ!」
ディーゴ「おい、シュテッケン。若いのをそう脅かすなよ。烈の精神は俺達だけで充分だ」
シュテッケン「そんな甘い事でこの先やっていけるか!」
ビーチャ「勇気と無謀は大違いなんだよ、おっさん!」
シュテッケン「なにぃ!」
ディーゴ「まあ、落ち着けって」
クワトロ「君達が不安なのもわかるが、冷静に作戦を考えてみてくれ」
クワトロ「敵の守りはおそらくジャブローに集中している」「戦略拠点でもないクスコにそれほどの兵力があるとは思えん」
アムロ「そうですね。一時的に制圧するだけなら作戦の立てようがあるはずです」
エマ「つまり刻印が発動するまでの間、遺跡を確保できればいいのね」
クワトロ「となれば…敵の戦力を分散させるための陽動作戦が有効だろうな…」
アラン「それなら私の部下がうってつけだ。任せてもらおう」
葉月博士「私はイゴール長官に連絡し、連邦軍にも協力を仰いでみよう」
ブライト「方針は決まったな。作戦の詳細は現地へ向かいつつ検討する」「艦隊を出発させる。各員、持ち場に戻ってくれ」

ホワイトベース 食堂
〔機体の発進音〕
〔画面、振動〕

剴「おっ、出発したみたいだな」
號「南米のアマゾンか…。いかにも恐竜野郎が潜んでそうな場所だぜ」
ダバ「アマゾンとは…ジャングルの事かい?」
號「獣達の楽園だぜ!」
キャオ「獰猛な野獣でも棲んでるのか?」
〔恐竜兵士の声〕
號「そうよ! そこのチビなんか食われちまうぞ!」
リリス「え、うそっ!」「恐いよぉ、ダバ~!」
アム「ダバ~、私も蒸し蒸ししたとこは嫌~い!」
フェアリ「クスコは大陸の西側、アンデス山脈に位置する高山地帯です」「ご想像されている場所とは違いますよ」
號「じゃあ、ジャングルはないのかよ…」
光珠「森ぐらいはあると思うよ」「でも標高3000mクラスの高山地帯だしジャングルはちょっとね…」
翔「それに爬虫人類もいない。今は星間連合の支配地域だ」「まったく、そのくらいは把握しておけ!」
號「チッ…一言多いんだよお前は!」
翔「フン!」
剴「まあまあ…二人とも…」
アム「よかった、涼しいところみたいね!」
リリス「ふう…びっくりした…」「それより、この人さっきチビって言った!」「こいつ~!」
〔妖精の羽音〕
〔物音×3〕〕

號「いてててて…よせって!」

ホワイトベース デッキ
クリス「ここからだと、まっすぐ南下すれば、数時間とかからないわね」
ボウィー「ま、妨害がなければの話だけどな」
バーニィ「中米辺りはジオンの部隊が潜んでいるかもしれない…」
クリス「星間連合と手を結んでいるんだから、南米にも展開していると思うわ」
仁「でもよ、俺達だけならもっと早く行けるんじゃないか?」
吼児「そりゃそうだけど…」
飛鳥「あまり司令室から離れるのは得策とは言えないな…」
甲児「俺は仁の意見に賛成だ。ホワイトベースだって、すぐに追いついて来るんだろ?」「何機かで先に攻撃を仕掛けて、一気にクスコ遺跡ってのを抑えちまうって寸法さ」
ボス「お! 兜にしちゃ、めずらしく冴えてるじゃねえか!」
仁「よーし! 行こうぜ!」
マリア「ちょっと! 待ちなさい!」
仁「な、なんだよ、マリア!」
キッド「まあ、落ち着けよ。あわてなくても、クスコの遺跡は逃げやしないさ」
さやか「だいたい、甲児くんのマジンカイザーにはスクランダーがないんだから無理よ」
甲児「いっけね…忘れてたぜ」
ボス「はっはっは! 詰めが甘かったな、兜!」
さやか「ボスボロットだって同じでしょ? 今出たら置いてかれるわよ…」
アイザック「星間連合の制圧かにあるジャブローに近づくんだ。艦隊の守りは厳重にしなければな」
お町「そういう事」「元気な子は好きだけど、あわてん坊はダメよ」
甲児「へへ…わかりましたよ、お町さん」
さやか「もう、甲児くん! 鼻の下伸ばさないでよ!」

グラドス軍 本部庁舎
ル・カイン「連中が南米に向かっただと?」
ロアン「はい…」
ル・カイン「なぜだ…南米にはザール軍の本隊が駐留している。奴らの戦力では無謀に思えるが…」
ロアン「あるいは南米にあるというオーパーツを求めての事かもしれません」
ル・カイン「フン…遺跡調査の件か…」「いつの時代もオカルト的な力を信じるバカが絶えん…」「そんな都合の良い物など…ありはせんのだ!」
ロアン「ですが、クスコの聖女がエイジと接触した直後のこの動き…」「連中は何か秘密をつかんだのではありませんか?」
ル・カイン「奴らの無謀な進軍にはそれに見合うだけの理由があると言うのだな?」
ロアン「はい…」
ル・カイン「よかろう! これは奴らを殲滅する、またとない機会でもある」「奴らを追い、ザール軍と共同で敵を殲滅するのだ」「こちらも主力部隊を投入する。奴らを確実に葬り去るためにな!」

ジャブロー 密林

ジャブロー 司令室
ザール兵「ネシア将軍! 例の木馬を中心とする部隊が南米に向かったとの事です」
ネシア将軍「何? それはまことか!」
ザール兵「はい! グラドスのル・カイン様からも同じ情報が寄せられています」「また、地球人どもが各地で反抗を匂わせる通信を交わしております」
ネシア将軍「フン…小賢しい!」「身の程を知らぬザコどもが…まさか本気でジャブローを取り戻す気ではあるまいな…」
ザール兵「迎撃しますか?」
ネシア将軍「いや…充分にこちらの懐にひきつけてから叩く」「フフ…この私はカブトやボイダーとは違う…」「一度狙った獲物は絶対に逃がしはしないよ」
【シナリオデモ1終了】

【戦闘マップ1開始】

〈出撃準備〉

ジュリア「着いたようですね」
ブライト「あれがクスコの遺跡ですか…?」
ジュリア「はい…」
〔カーソル、クスコ遺跡を指定〕
〔敵ユニット出現〕

オスカ「監視ロボット他、機動兵器を多数確認!」
隼人「大した兵力ではない。陽動はうまくいったようだな」
ブライト「一気に制圧する! 各機、発進!」
〔警報〕
フラウ「各部隊、発進スタンバイです!」
エイジ「出撃だ。行こう、光珠!」
光珠「まともに攻めて大丈夫なのかな?」「敵が先に刻印ってのを使って来たらどうすればいいの?」
エイジ「いや…もし使えるのなら、この程度の警備であるはずがない」
ジュリア「安心してください。刻印が使われる事は絶対にありません」「彼らは刻印の存在にすら気が付いていないでしょう…」「仮に見つけられたとしても、彼らには刻印を使う事ができないのです」「グラドスと地球人の混血である私にしか刻印を発動させる事はできません」
光珠「へえ、そうなんだ…」
フェアリ「急ぎましょう! 敵が集結してくる前に一刻も早く制圧するんです」
〔味方ユニット出現〕
〈出撃準備〉
<戦闘開始>

<2PP>

ザール兵「むうう…奴らめ…こんな所になんて戦力だ!」「ジャブローにいるネシア将軍に援軍を仰がねば…!」
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

〔破裂音×2〕
〔画面、フラッシュ〕

連合兵「よし、陽動はこのくらいでいいだろう」「各機! 作戦を終了する。引き揚げるぞ!」
〔機体の発進音〕

ザール兵「連邦軍部隊、撤退していきます」
ネシア将軍「逃がすな! 撃ち墜とせ! ザール星間帝国に楯突く輩に我が軍の強さを教えてやるのだ!」
ザール兵「はっ!」
ネシア将軍「連邦め…この程度の攻撃でこの私を倒せるとでも思っているのか?」
ザール兵「ネシア将軍! ペルー方面に展開中の部隊から新たな情報が入りました!」
ネシア将軍「何事だ! 今は戦闘中である。手短に述べよ!」
ザール兵「はい…クスコの遺跡が例の木馬の部隊に襲撃され、我が軍は苦戦中の模様です!」
ネシア将軍「なんだと!?」「奴らの狙いはジャブローではなかったのか…」「だが…わざわざ遺跡などを攻撃するとは…」「まさか例の物がクスコにあると言うのか…」「奴らにオーパーツを渡してはならん!」「近くの部隊を早急に向かわせろ! 我が隊も部隊をまとめ、現地に急行する!」
ザール兵「はっ!」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔戦闘マップ1から継続〕

<敵全滅・敵増援1出現>
隼人「よし、片付いたようだな」
ブライト「各機、周囲への警戒を怠るな!」
〔ブライトor葉月博士、クスコ遺跡へ接近〕
〔光珠&エイジ、クスコ遺跡へ接近〕
〔カーソル、クスコ遺跡を指定〕

【戦闘マップ2終了】

【シナリオデモ3開始】

エイジ「さあ、姉さん。着いたよ、クスコの遺跡に」
ジュリア「…………」
〔機体の稼働音〕

ジュリア「はるかなる昔…私達の祖先はここから遠い宇宙へ旅立って行きました」「やがて自分達の子孫が気の遠くなるような時を経て異星人となって再びこの地を訪れる…」「その時、人々がこうして争う事を予測し、クスコに遺産を残しました」
アンナ「それが…グラドスの刻印…」
デビッド「これを使えば戦いが早く終わるってんだろ? 早いとこやってくれ!」
ジュリア「…………」「私は今でも人と人との話し合いによる解決が一番だと信じています」「だから、この刻印は使いたくなかった…」「でも、決心しました。これ以上、無用の血を流さないために…」
エイジ「姉さん…」
ジュリア「エイジ、今からクスコの刻印を解き放ちます」「準備が整うまで…私を、守っていてください」
エイジ「わかった…」
シモーヌ「どこから敵が来るかわからないわ。私達は遺跡周囲の警戒をしっかりやらないとね」
デビッド「エイジ、行こうぜ!」
エイジ「ああ…」
〔複数の走り去る足音〕
〔空を舞う音〕
〔人の着地音〕
〔機体の拘束音〕
〔機体の起動音〕

アンナ「ジュリアさん、私はここに残ります」
ジュリア「ありがとう、アンナさん。でも、刻印の中に入れるのは私だけなのです」「アンナさんはここで待っていてください」
アンナ「あ…はい…」
【シナリオデモ3終了】

【戦闘マップ3開始】

〔戦闘マップ2から継続〕
光珠「ジュリアさん、遺跡に入ったみたい」
フェアリ「早速、刻印を起動させるようですね」
光珠「こうして見るとただの古代遺跡にしか見えないんだけどなぁ…」
フェアリ「そうですね…」
〔クスコ遺跡、発光〕
〔光珠、発光〕
〔クスコ遺跡、発光〕
〔光珠、発光〕

フェアリ「な、なに? この反応は…」
〔クスコ遺跡、発光〕
〔光珠、発光〕
〔クスコ遺跡、発光〕
〔光珠、発光〕

光珠「ちょ、ちょっと、なにこれ?」「フェアリさ~ん! エネルギーゲージが勝手に上がってるんだけど…」
フェアリ「…エンジンは待機状態です。自然に出力が上がっています!」
光珠「ええっ? どうして?」
フェアリ「…刻印の起動に私達の機体に内装された『XENON』が共鳴したんです」
光珠「共鳴!? それじゃあ…やっぱり…」
フェアリ「光珠様の直感が正しかったようです…」「刻印は『XENON』の力を使っているのかもしれません」
光珠「…………」
〔警報〕
〔敵ユニット出現〕

シモーヌ「敵が来たわよ!」
デビッド「ちくしょう! 早すぎるぜ!」
エイジ「さあ、行くぞ!」
〔エイジ、前進〕
〔光珠、前進〕

光珠「あれをやっつけてからじゃなきゃ、何にも調べられそうにないわね…」
フェアリ「『XENON』の共鳴反応…戦闘中もデータを取りますよ」
光珠「あいかわらずちゃっかりしてますね」
〔光珠にエネルギーの収束〕
〔敵ユニット出現〕

ロアン「閣下の予想された通り、敵はクスコの遺跡に集結しています」
ル・カイン「クスコの聖女がクスコの遺跡に向かう…。至極当然の結果だ」「ただちに攻撃を開始する!」
ロアン「閣下、差し出がましいようですが、無理にこの旗艦が前に出る事はないのではありませんか?」「それに本隊を動かすのはザールの部隊が到着するのを待った方が得策かと…」
ル・カイン「無論だ。無駄な消耗は避けねばならん」「ここは相手を疲弊させる波状攻撃で行く」「第1次攻撃隊を射出後 旗艦は一旦、後退させろ」
ロアン「はっ!」
グラドス士官「それでは先陣はどの部隊に?」
ル・カイン「フッ! こういった場面にうってつけの者達がいる」「死鬼隊、お前達の出番だ! 奴らの血を存分に吸ってくるが良い!」
〔敵ユニット出現〕
マンジェロ「俺達にはもう後がねえっ! これはル・カイン様から与えられた最後のチャンスなんだ」
ゲティ「や、やってやる…! 奴らをズタズタに引き裂いてやる!」
ボーン「おおおっ! 行くぞーっ!」
〔ゲティ&マンジェロ&ボーン、前進〕
〔敵ユニット出現〕

ロアン「攻撃隊の発艦、完了しました」
ル・カイン「よし、旗艦後退。後方から作戦の指揮をとる!」
〔敵ユニット離脱〕
ブライト「思った以上に敵の反応が早いな…」
エリザベス「ル・カインは、あれでいてかなりの戦略家と聞いています」
隼人「こちらの動きを読まれたか…」
クワトロ「各機、我々が守るのは遺跡だ。したがって遺跡からはあまり離れるな」
シロー「後から敵の増援部隊は次々とやって来る。部隊を集中させて敵軍の突破を防ぐんだ」
アムロ「了解!」

<敵増援1出現の次PP・敵増援2出現>
〔敵ユニット出現〕
ゴステロ「だぁーっはっはっは!」「俺様の獲物がやっと見つかったぜ!」
【戦闘マップ3終了】

【シナリオデモ4開始】

グラドス兵「ル・カイン様! ゴステロ機です!」
グラドス士官「バカな! ゴステロは、ル・カイン様の命令で幽閉されていたはずだぞ!」
ル・カイン「フ…鬼が一匹、牢から抜け出したにすぎん…」「好きにさせるが良い」
グラドス士官「は、はあ…」
【シナリオデモ4終了】

【戦闘マップ4開始】

〔戦闘マップ3から継続〕
ゴステロ「だーはぁーっはっはは! 決着をつけてやるぜい!」

<敵増援2出現の次PP・敵増援3出現>
〔敵ユニット出現〕
クランプ「ハモン様、見てください! あれは、木馬の部隊です!」
ハモン「…………」
クランプ「ハモン様、いかがされました? 攻撃のご命令を!」
ハモン「私達の任務は、このザンジバルで一人でも多くの兵をア・バオア・クーに集結させる事です」「救出した兵達の中には傷病兵もいます…。ですから…」
クランプ「心中お察し申し上げます。ラル様の仇討ちは、いずれチャンスがありましょう…」
ハモン「ええ…」
ガイア「ハモン殿、よろしいか?」
ハモン「ガイア殿…」
ガイア「我々の陸戦用のモビルスーツはここで置いて行く方が良いだろう」
マッシュ「大気圏を離脱するには身重では困るしなぁ」
オルテガ「それに、どうせ捨てるなら最後に思いっきりやれますぜ?」
ハモン「あなた方は出撃するつもりなのですか?」
ガイア「まあ、そういうこった」「あの木馬の連中にはいつぞやの借りを返さにゃならんからな!」
ハモン「…わかりました。私もあなた方と気持ちは同じです」「我々ランバ・ラル隊の想い…あなた方に託させてください」「ですが、必ず戻るとここで誓ってもらいます」
ガイア「我らとてジオンの大義を忘れたわけではない。無駄死にはせん」
ハモン「では、ご武運を!」
〔敵ユニット出現〕
クランプ「モビルスーツ、射出完了!」
ハモン「ザンジバルは後退。合流地点で待機します!」
〔敵ユニット離脱〕
ブライト「ジオンのモビルスーツ隊だと!?」
オスカ「間違いありません!」
隼人「奴らは星間連合と共闘しているんだ…。南米に展開していてもおかしくない」
マリア「同じ地球人なのに、どうして…」
ブライト「各機、グラドス軍だけに気を取られるな! 地上からはジオンのモビルスーツが来るぞ!」

≪敵増援3出現の2ターン後以降≫
<敵5機以下・敵増援4出現>

〔敵ユニット出現〕
ネシア将軍「むう…グラドスの連中に先を越されるとは…」
〔敵ユニット出現〕
ロアン「ル・カイン様! ザール本隊が到着したようです」
ル・カイン「うむ、我が軍も本隊を前進させる。ザールの旗艦に回線を繋げ」
〔通信のコール音〕
ネシア将軍「ル・カイン殿。わざわざのご出征…このネシア、痛み入る」
ル・カイン「驚きましたな。ザール帝国の司令官が、このような片田舎の戦闘にご参加されるとは」
ネシア将軍「そなたとて同じ事…。遺跡に秘められた秘密に引き寄せられたのであろう?」
ル・カイン「これは異な事。私の目的は奴らの始末のみ」「その証拠に我が軍は貴軍の本隊を待って攻勢をかける布陣をしいております」
ネシア将軍「うむ、確かにそのようだな…。先ほどの失言、許されよ」
ル・カイン「ハハハ、気にしてはおりません」「では、ネシア殿。総攻撃のご沙汰を」
ネシア将軍「わかった。まずは遺跡を包囲するように部隊を展開させ、敵の退路を断つ!」
ル・カイン「承知しました。北側は我が軍にお任せあれ」
〔敵ユニット出現〕
〔監視ロボット群&ベムボーグ・ダランチェ群&ツインボーグ・ユニトゲラス群、前進〕
〔ドトール隊&ブレイバー隊&ガンステイド隊、前進〕

【戦闘マップ4終了】

【シナリオデモ5開始】

クッキー「わあっ! レーダーにお星様がいっぱい!」
ひろし「もう肉眼で見える…ものすごい数だ!」
マリア「あれが敵の本隊ね!」
ゆう「うう…私達、どうなっちゃうの?」

プラート博士「まずい…敵の包囲が厚くなっている」
ブライト「今なら一点突破で脱出を試みればまだ間に合うかもしれません」「各機、状況を報告してくれ! 場合によっては撤退する!」
【シナリオデモ5終了】

【戦闘マップ5開始】

〔戦闘マップ4から継続〕
號「バカ野郎! なに弱気な事、言ってやがる!」
剣人「そうよ! 一度やるって決めたんだ!」「最後まで守り通すのが男ってもんだぜ!」
弾児「その通りだぜ! 艦長さんよ!」
隼人「…だそうだ、ブライト艦長。ここは覚悟を決めるしかないな」
ブライト「全部隊に告げる! ここが正念場だ! 最後まで絶対に気を抜くな!」
ワッ太「へへっ! そうこなくっちゃ!」
忍「おう! やってやるぜ!」
光珠「フェアリさん、私達もまだやれるわよね?」
フェアリ「ええ、もちろんです!」
光珠「よ~し! 男の子だけに、いい格好はさせないわよ!」
〔光珠、気力上昇〕
エイジ「みんな…ありがとう…」「レイ! やってくれるな?」
レイ「レディ!」
【戦闘マップ5終了】

【シナリオデモ6開始】

ル・カイン「フフ…この兵力を前にしては奴らも狼狽しているだろう」
ロアン「はい…敵はこれほど早く我々が反撃して来るとは予想していなかったはずです」
ル・カイン「そういう事だ。この戦、先は見えた…」「ロアン・デミトリッヒ!」
ロアン「はっ!」
ル・カイン「勝利を確実にするため、私はザカールで出撃する」「全軍の総指揮はお前に任せる!」
ロアン「閣下…」
ル・カイン「どうした? ロアン・デミトリッヒ」「そこでは作戦の指揮はできんぞ? 指揮官の席はあそこだ」
ロアン「閣下…私は…」
ル・カイン「選ばれた者に戸惑いは不要だ。ただ私の期待に応えれば良い」
ロアン「はっ!」
ル・カイン「ロアン・デミトリッヒ! 後は任せたぞ!」
【シナリオデモ6終了】

【戦闘マップ6開始】

〔戦闘マップ5から継続〕
〔敵ユニット出現〕
〔敵ユニット離脱〕

ル・カイン「グラドスに刃を向ける者は私の足元に血まみれの体を横たえる事になろう!」「フフ…! 久々に、血がたぎるわ」
〔敵ユニット出現〕

<ネシア将軍orル・カインHP50%以下or敵増援4出現の2ターン後PP・敵増援5出現>
エイジ「アンナ、刻印はどうなっているんだ?」
アンナ「まだ、何も…」「ジュリアさん…あれから遺跡の中に入ったきりなの…」
〔クスコ遺跡、発光〕
アンナ「え…?」「ああ…!」
エイジ「アンナ、どうしたんだ!?」
アンナ「遺跡の上が…光って…」
〔クスコ遺跡、発光〕
ブライト「遺跡が発光している?」
フラウ「全チャンネルに強制的に通信が入って来てます!」
きらら「こっちもよ!」
ブライト「…何が起こっているんだ?」
【戦闘マップ6終了】

【シナリオデモ7開始】

ジュリア「今、あらゆる危機にアクセスし、この通信を地球圏にいるすべての人々に送っています」「皆さん…今から送るメッセージを聞いてください」
ル・カイン「ジュリアだと…?」
ネシア将軍「ええい! 何だというのだ!」
エイジ「姉さん…」
ジュリア「長い時を経て、地球の人類と他惑星の人類とが出会いを経験しました…」「ですが、私達は醜い争いの道を選んでしまいました…」「多くの人が望む平和への願いは踏みにじられ、この戦争が始まってしまったのです…」「…世界が憎しみと悲しみで覆われてもなお、戦いの火はますます大きくなろうとしています」「異世界の壁を乗り越え、人々がわかりあうにはまだ時期が早すぎたのです」「もはや戦いを止めるには先人達の偉大な知恵に頼るしかありません」「今から私は、このクスコの地に眠るグラドスの刻印を発動させます」「これによって太陽系と外の宇宙は完全に遮断され、行き来ができなくなります」「この後、地球に残される異世界の人々と地球人とが共存の道を歩む事を望みます…」
【シナリオデモ7終了】

【戦闘マップ7開始】

〔戦闘マップ6から継続〕
ネシア将軍「宇宙を分断する? そのような事が可能なのか!?」
ザール兵「しかし本当にそうなってしまっては我が軍は…!」
ネシア将軍「ええい! うろたえるな!」「刻印とやらが動き出す前に敵を殲滅すればよい!」
【戦闘マップ7終了】

【シナリオデモ8開始】

グラドス兵「ステーション衛星を失った上に恒星間航行もできなくなったら…俺達は地球で完全に孤立する…」
グラドス士官「惑わされるな! ハッタリに決まっている!」
グラドス兵「敵部隊は完全に我が軍の包囲網に入りました! 総攻撃の許可をお願いします!」
ロアン「…………」
グラドス士官「司令! 時を外すと刻印が発動してしまいますぞ!」
グラドス兵「司令!」
ロアン「…………」「全軍に撤退命令を出したまえ!」
グラドス士官「なっ、なんですと!?」「…まさか、貴様、わざと…」
ロアン「命令が聞こえなかったのか? 全軍を撤退させるんだ!」
グラドス兵「貴様ーっ!」
〔走り去る足音〕
〔銃声〕

グラドス兵「ぐおおおっ!」
グラドス士官「あ…ああ…」
ロアン「諸君、動くなっ!」「この旗艦には強力な爆弾が仕掛けてある!」「この艦を完全に消滅させるのに充分な量だ!」「これより当艦および作戦司令部は解放戦線機構の管理下にあると心得てもらいたい!」

フラウ「グラドス軍から通信です!」
〔通信のコール音〕
ロアン「私はグラドス司令、ロアン・デミトリッヒです」「現時点から、この艦は解放戦線機構…レジスタンスの管理下となります」
【シナリオデモ8終了】

【戦闘マップ8開始】

〔戦闘マップ7から継続〕
エイジ「ロアン…お前!」
〔敵ユニット離脱〕
ザール兵「前線の部隊が大混乱に陥っています!」
ネシア将軍「グラドスめ! 何を考えている!」
ザール兵「グラドスの指揮系は混乱しているようです」「一部のグラドス部隊、撤退を開始しました!」
【戦闘マップ8終了】

【シナリオデモ9開始】

グラドス兵「ど、どうなってんだ司令部は!」
グラドス士官「作戦遂行不能! 我が中隊は一旦、シティに引き揚げる!」
【シナリオデモ9終了】

【戦闘マップ9開始】

〔戦闘マップ8から継続〕
〔敵ユニット離脱〕

ル・カイン「うろたえるな! あと一押しで殲滅できるのだぞ!」
〔ノイズ〕
〔敵ユニット離脱〕
〔ノイズ〕

ル・カイン「ぬうう…私の声が届かんのか! 我が軍の回線にまで妨害を…!」
ザール兵「ネシア将軍! 我が軍の布陣もかなり乱れております!」
ネシア将軍「ええい! こしゃくな!」「たかが包囲の一部が崩れたに過ぎない!」「兵力で押すのだ! 全軍で押し返せ!」
〔敵ユニット出現〕

<光珠vsル・カイン>
ル・カイン「確かにジュリアは解放したが、好き勝手をさせるつもりはない!」
光珠「束縛する男ってやーね!」「そんなんじゃ、もてないわよ!」

<アムロvsル・カイン>
アムロ「あの遺跡が発動する事で何が起きるかはわからない…」「けど、今はジュリアさんを信じて行動するだけだ!」
ル・カイン「その信じた結果が取り返しのつかないものだったらどうするつもりだ!」

<カミーユvsル・カイン>
ル・カイン「あの遺跡がグラドスの物ならば、貴様らごときに渡すわけにはいかん!」
カミーユ「そうやってまた他人を見下して!」「それが楽しいのかよ! それで満足なのかよ、お前は!」

<ジュドーvsル・カイン>
ル・カイン「貴様らが何を企もうと阻止してくれる!」
ジュドー「そうはいくか! これ以上、遺跡に近づけさせっかよ!」

<クリスvsル・カイン>
ル・カイン「貴様と遊んでいる暇はない! 死にたくなければ、そこをどけっ!」
クリス「いいえ、どかないわ!クスコの遺跡は死守してみせる!」

<シローvsル・カイン>
シロー「あの遺跡には地球の運命がかかっているんだ! みんな、あいつを遺跡に近づけさせるな!」
ル・カイン「たいした指揮官ぶりだが、ロアンほどではないな」

<甲児vsル・カイン>
甲児「この遺跡を守りきれば、グラドスとの戦いも終わるかもしれねえんだ! 絶対にここは通さねえぞ!」
ル・カイン「我が道を阻む者には死あるのみ!」

<號vsル・カイン>
號「行くぜえ、お山の大将! 真・ゲッターの力を受けてみやがれ!」
ル・カイン「その機体にどれだけのパワーがあろうと当たらねば意味はない!」

<剣人vsネシア将軍>
剣人「虫野郎、岩野郎の次は葉っぱ女かよ!」
ネシア将軍「この私に歯向かうだけでなく、あまつさえ葉っぱ呼ばわりするとは!」「身の程をわきまえぬその言動を悔いるがよい!」
剣人「望むところだ! 逆にお前を塵にしてやる!」

<剣人vsル・カイン>
弾児「地球人をさんざん虐げてきたんだ! その報いは受けてもらうぜ!」
ル・カイン「ぬかせ! 我らが統治したからこそ、あの程度の混乱で済んだのだ!」
剣人「馬鹿野郎! よく見てみやがれ! 戦争はどんどん大きくなって世の中は悪くなってる一方じゃねえか!」

<ワッ太vsル・カイン>
ル・カイン「貴様にも才能に見合った道を示してやろう。我がグラドスの支配の下でな!」
ワッ太「勝手に決めんな! やりたい事もやれない世の中なんてまっぴらだよ!」

<ミト王子vsル・カイン>
ル・カイン「今は貴様らの相手をしている暇はない! そこをどけ!」
スケード「王子! あやつを放置すればまた新たな悲しみが生まれます!」
カークス「ここは慈悲を怒りに代え、ダイオージャの裁きを!」
ミト王子「よし、わかった! この紋章にかけて、あの者の罪、余が裁いてみせよう!」

<ダバvsル・カイン>
ル・カイン「それだけの戦闘力があれば貴様にも私の下で働く資格がある。どうだ、私の理想のために力を貸す気はないか?」
ダバ「相変わらず、支配者気取りは変わっていないようだな!」「俺にはやらなきゃならない事がある! それは貴様のような圧制者を倒す事だ!」

<ケーンvsル・カイン>
ケーン「てめえの機体にV-MAXがあるようにこっちはこっちでパワーアップしてんだ!」「ニュードラグナーの力、よっく味わいやがれ!」
ル・カイン「笑止! 貴様のような雑魚の相手をしている時間はない!」

<忍vsル・カイン>
忍「みんな! ここがグラドス野郎との戦いの正念場だ! 気合入れろよ!」
雅人「おう!」
ル・カイン「根性論だけで私を倒せると思うなよ!」

<エイジvsゴステロ>
ゴステロ「骨という骨をきしませながら死ねぇっ! エイジィ!」
エイジ「来い、ゴステロ! お前との戦いもこれで最後だ!」

<エイジvsル・カイン>
エイジ「ル・カイン!」
ル・カイン「エイジ、何を企んでいる…。いったい、お前達は何をする気だ?」
エイジ「お前に教える必要はない!」
ル・カイン「ならば腕ずくで聞くまでだ」「勝負!」

<キッドorボウィーvsル・カイン>
アイザック「貴様の暴挙もここまでだ! ル・カイン!」
ル・カイン「我が執政を暴挙と言うのか! 貴様は!」
ボウィー「公開処刑や同化政策が暴挙でなくて何なんだい?」
お町「どうやら最後の最後まで理想と独善の区別がつかなかったようね」
キッド「その違いは閻魔大王にでも聞くんだな!」

<仁vsル・カイン>
ル・カイン「子供が私に逆らうというのか!」
仁「俺達はエルドランに選ばれた戦士なんだ! 子供だからってなめるなよっ!」

<士郎vsル・カイン>
ル・カイン「今度こそ貴様達を倒して、私は完全なる勝者となってみせる!」
シュテッケン「そいつはこっちの台詞だ! この間は逃がしたが、今度はそうはいかねえ!」
ディーゴ「貴様とはここで決着をつける!」
士郎「銀河烈風バクシンガー、参る!」

<ロックorビートvsル・カイン>
ブルース「よその星までやって来て、理想国家の建設とは押し付けがましいにも程がある」
ル・カイン「我が理想を理解せぬクズどもが! 貴様達のような害虫は排除せねばならん!」
ロック「思い上がりも大概にしろよ。こうなりゃ白黒ハッキリさせようじゃねえか!」

<ネシアHP30%以下>
ザール兵「船体、被弾! 艦の耐久力が大幅に低下しています!」
ネシア将軍「わかっておる! すぐに応急修理で対応しろ!」「えーい! ツインボーグどもは何をしている! しっかり奴らを迎え撃て!」
〔ネシア将軍、回復〕

<ゴステロHP50%以下>
ゴステロ「ひゃーっはっはっは! 燃えてきたぜっ!」「ぶっ殺してやらぁーっ!」
〔ゴステロ、回復〕
〔ゴステロ、気力上昇〕


<ゴステロHP30%以下>
ゴステロ「だぁーっはっはっは! まだまだ足りねえなあっ!」「この程度の刺激じゃ俺はもう止まらねえんだよーっ! ひゃーっはっはっは!」
〔ゴステロ、回復〕
〔ゴステロ、気力上昇〕


<ゲティHP50%以下>
ゲティ「ぐっ…ま、負けられねえ!」「てめえらをぶっ殺すまで負けられねえんだよぉっ!」
〔ゲティ、気力上昇〕

<マンジェロHP50%以下>
マンジェロ「ぬおお…お、俺の顔に傷を…!」「許さん! 許さんぞーっ!」
〔マンジェロ、気力上昇〕

<ボーンHP50%以下>
ボーン「ググッ…ま、まだやれる!」「ここで引き下がるわけにはいかねえんだよ!」
〔ボーン、気力上昇〕

<ガイア撃破>
ガイア「む…ここまでのようだな」「脱出しよう…」
〔敵ユニット撃破〕
ガイア「さて…脱出してみたものの、これからどうするかな…」「せめて今回の戦闘データだけでも本国に届けたいものだが…」
〔エンジン音〕
〔ブレーキ音〕

クランプ「大尉! ご無事でありますか!?」
ガイア「おお! クランプか!」
クランプ「ご無事でなによりです」
ガイア「またハモン殿に借りを作ってしまったな…」
クランプ「どうかお気になさらずに。ワッパを持って来ました。これで帰艦してください!」
ガイア「ほう…エアバイクか。こいつはまた懐かしいな」
クランプ「私は他の方々を探します。大尉は先に帰艦してください!」
ガイア「頼んだぞ、クランプ!」

<オルテガ撃破>
オルテガ「ぬ…これで打ち止めか…」「脱出する!」
〔敵ユニット撃破〕
オルテガ「チッ…合流地点まで歩くか…」
〔エンジン音〕
〔ブレーキ音〕

タチ「中尉! ご無事ですか!?」
オルテガ「ランバ・ラル隊の者か!」
タチ「合流地点まで案内します。ワッパに乗ってください!」
オルテガ「おう、すまんな…」

<マッシュ撃破>
マッシュ「やられたな…」「機体を放棄する…」
〔敵ユニット撃破〕
マッシュ「いい機体だった…。かけらの1つでも、記念に持って帰るか…」
〔エンジン音〕
〔ブレーキ音〕

アコース「中尉、お怪我は?」
マッシュ「アコースか!」
アコース「迎えに来ました。合流地点まで案内します」「窮屈ですが、ワッパの後ろに乗ってください!」
マッシュ「助かるぜ…」

<ネシア撃破>
〔ネシア将軍にスパーク〕
ネシア将軍「なんという事! あの程度の部隊に我が軍団が打ち砕かれるとは!」
ザール兵「ネシア将軍! メインエンジンが破壊されました! 航行不能です!」
ネシア将軍「な、なんだと!?」
〔ネシアに爆発〕
〔画面、振動〕

ネシア将軍「うわああ!」
ザール兵「ぐわあああ!」
ネシア将軍「ドルメン大帝! 申し訳ありませぬーっ!」「うわあああああああああ!」
〔敵ユニット撃破〕
〔画面、振動〕


<ゴステロ撃破>
ゴステロ「ぴごおおお! まだだぁ! 俺はまだやれるぅーっ!」「ひぎゃあああああぁ!」「…けぴっ!」
〔敵ユニット撃破〕
〔画面、振動〕


<ル・カイン撃破>
ル・カイン「フフフフフフ…」「父を殺してまで守らんとした私の理想がこのような形で崩されようとはな…」
〔通信のコール音〕
ロアン「閣下! おわかりください…! 私は地球の人間なのです!」
ル・カイン「ロアン・デミトリッヒ!」「だされていたとはいえ、貴様達にはかなき夢を託したのも事実!」「私が帰って来るまで…その命、預けておこう!」「私は帰って来るぞ! 必ず!」
〔敵ユニット離脱〕

<ゲティ撃破>
ゲティ「うわあああ、ちくしょーっ!」「ぎゃああああああああっ!」

<マンジェロ撃破>
マンジェロ「ぬおおお! バカなっ! この俺が…!」「うわああああああああ!」

<ボーン撃破>
ボーン「ひいいい、ひ、ひ、ひ、火がっ! ば、爆発するーっ!」「ぐぎゃあああああ!」

<敵全滅・勝利条件達成>
エイジ「敵は去った…」「あとは刻印だ…」
〔クスコ遺跡、発光〕
アンナ「これが…刻印の発動…?」
〔光珠、発光〕
光珠「また機体が共鳴してるわ」
フェアリ「刻印が発動します…」
【戦闘マップ9終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ホワイトベース ブリッジ
ブライト「ジュリアさん。我々には刻印の発動でこれといった変化があったようには思えないのですが…」
ジュリア「刻印は無事に作動しました。外宇宙との往来はすでに遮断されているはずです」
ミト王子「ちょっと待ってよ! それって本当なのかい?」
シュテッケン「我々の星に戻れないというのは一大事だぞ」
ダバ「僕もペンタゴナに戻って成し遂げねばならない事があるんです!」
ジュリア「刻印で分断された空間は何をもってしても通り抜ける事はできません」「ですが…唯一、例外があります…」
ミト王子「その例外って?」
ジュリア「刻印の波動と同じ周期を持つ装置があれば、その作用で遮断空間に穴をあける事ができます…」「そして、この船にはそれがあるのです」
ブライト「なんですって?」
光珠「まさか…」
ジュリア「ええ、そうです」「光珠さん、あなたの機体があれば、この人達を元の世界に戻せます」
フェアリ「古代グラドス人は『XENON』の力をコントロールできていたのですね?」
ジュリア「『XENON』と言う名称はわかりませんが、それと刻印が共鳴する事は事実です」
アール博士「おおっ! それは素晴らしい!」「それでは今のところ我々だけが外宇宙と往来できるというわけですな」
クワトロ「かなり有利な条件だな」「まずは地球に残っている諸勢力をすべて一掃する」
ディーゴ「その後、外宇宙を1つずつ解放していけばいいってわけだ」
ジュリア「皆さん、私は刻印の力をそのように戦争に利用する事には賛成できません」「ですが、あなた方が最もこの戦いを良い方向に導くと信じるからこそ、力をお貸ししているのです」「それを忘れないで下さい」
ディーゴ「あ、いやぁ、すまない…つい…その…」
ジュリア「いえ…わかって頂ければそれでいいのです」
ディーゴ「は、はあ…」
ブライト「とにかく、これで方針は決まったな」「出来得る限り和平交渉をするが、それでも争いを起こそうとする連中をピンポイントで叩いていく」
クワトロ「そして、外宇宙に行く時のために光珠の機体は絶対に守る」
隼人「まあ、そういう事になるな」
光珠「あら? もしかして私、お姫様扱いなの?」
フェアリ「真面目に考えてください! 責任重大なんですよ!」
光珠「わかってるよ~」「なんか緊張しちゃうから冗談言ってみただけなんだから」
仁「まったく、寒い冗談だぜ…。それに、ただのお荷物が余計重たくなっちまいやがった」
光珠「く~、生意気!」

ホワイトベース 個室
フェアリ「…………」
光珠「ど、どうしたの? ねえ、さっきの事…まだ怒ってるの?」
フェアリ「あ…そうではありません」
光珠「じゃあ、なぁに?」
フェアリ「光珠様…お忘れですか?」「ガディソードにも『XENON』があるんですよ?」
光珠「あ…」
フェアリ「ガディソードが『XENON』を使う事ができれば、異次元同盟は地球への往来を独占できる…」「もし、そうなら…今回の戦いで一番得をしたのは異次元同盟なのかもしれない」
光珠「まさか…」「ジュリアさんが刻印を発動させるなんて誰も予想してなかったはずよ?」
フェアリ「気にし過ぎだとは思うのですが…」
光珠「考えても仕方がないわ」「星間連合の脅威が減っただけでも良かったじゃない?」
フェアリ「そうですね…」

南極方面
〔風の音〕

南極方面 連邦軍基地
〔警報〕
〔画面、点滅〕

連邦兵「緊急事態発生! 南極大陸で異常を確認!」「気温、水温が異常上昇!? す、凄い変化です!」
連邦士官「見ろ! 氷山が!」
〔爆発音〕
〔画面、振動〕
〔画面、発光〕


巨大円盤
ゴール「ぬあっはっはっはっは! 邪魔者は去った! 復活の時は来たれり!」「おごり高ぶる人類ども! 我が名はゴール! 今こそ降臨せり!」「はっはっはっはっは! ぬあーっはっはっはっはっは!」
【シナリオエンドデモ終了】


● 第35話「レジスタンスの抵抗」 へ戻る

● 第37話「切り開け!地球の未来」 へ進む


◆ 「スーパーロボット大戦XO」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。