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第42話
野望の崩壊


サブタイトル
「野望の崩壊」


【シナリオデモ1開始】
ア・バオア・クー

ホワイトベース ブリッジ
〔通信のコール音〕
ワッケイン「ブライト中佐、すでに我が軍の補給部隊が敵の攻撃を受けているのは知っているな?」
ブライト「はい。かなり徹底した攻撃のようですね…」
ワッケイン「うむ…このままだと艦隊は身動きがとれなくなってしまう」「その前に、ホワイトベース隊で敵部隊を牽制してもらいたい」
ブライト「わかりました。最善を尽くしましょう」
ワッケイン「頼むぞ!」
ブライト「はっ!」
〔通信のコール音〕
ブライト「これよりホワイトベース隊は目標宙域に向け発進する!」
アラン「あのシャピロの事だ。罠かもしれないな…」
隼人「だが、他に手はない。こちらから飛び込んで行くしかないだろう」

ホワイトベース デッキ
忍「沙羅!」
沙羅「何だい! こっちは忙しいんだ!」
忍「お前…大丈夫なんだろうな?」
沙羅「どういう意味だい?」
忍「シャピロが出てくるかもしれないんだぜ?」
沙羅「…やってみせるよ!」

フェアリ「…………」
光珠「フェアリさん、どうしたの? 浮かない顔して…」
フェアリ「いえ…ちょっと、異次元同盟の動きに腑に落ちない事がありまして…」「…彼らには連邦軍と正面から対峙できるだけの戦力が残っているはずなんです」
光珠「そうなの…?」
フェアリ「「刻印発動後に地球圏から星間連合軍を一掃したのは、実質的には異次元同盟軍です」「それ程の戦力がありながら、わざわざ回りくどいやり方をするなんて…」
光珠「何かあるんだろうけど…」「今は補給部隊を無事に到着させるのが目的だよね?」
フェアリ「そうですね…」
【シナリオデモ1終了】

【戦闘マップ1開始】

〔味方ユニット出現〕
〔敵ユニット出現〕

連邦兵「こちら第48補給部隊! 護衛部隊は壊滅しつつ有り! 救援を乞う! 救援を乞う!」
〔デスグロームII、サラミス改へ隣接〕
〔デスグロームII、サラミス改へ攻撃〕
〔サラミス改にスパーク〕

連邦兵「うわああああ!」
〔味方ユニット撃破〕
連邦兵「こ、このままじゃみんなやられちまう!」
連邦士官「救援は来る! とにかく撃ち続けろ!」
〈出撃準備〉
オスカ「味方の護衛艦隊を確認! 交戦中です!」
ブライト「ただちに救援に向かう!」
隼人「味方の護衛艦隊が全滅したら背後の補給部隊も壊滅する!」「なんとしてもあの艦隊を助けるんだ!」
ブライト「ミライ、突入だ!」
ミライ「了解!」
〔ブライトor葉月博士、前進〕
〔味方ユニット出現〕

亮「見たところ数は多いが、雑魚ばかりのようだな」
沙羅「十中八九、こいつはシャピロの作戦だ。気ぃ抜くんじゃないよ!」
忍「へっ! その意気だぜ、沙羅!」
〔味方ユニット出現〕
號「おらおら! てめえらの相手はこっちだ! まとめてかかって来やがれ!」
翔「慌てるな!」「後方にも敵は控えている…。おそらく波状攻撃で来る!」
剴「敵を引き付けるって狙いはいいけどな。あんまし飛ばし過ぎるなよ、號!」
號「ちっ! めんどくせえ奴らだぜ!」
〔味方ユニット出現〕
フェアリ「味方の補給部隊を援護します! 一気に敵に迫りましょう」
光珠「わかったわ! 全速力ね!」
〈出撃準備〉
連邦士官「ホワイトベース隊が来てくれたのか!」
ブライト「ここは我々が引き受けます。護衛艦隊は補給部隊の方を!」
連邦士官「助かりました! ただちに後退して補給部隊を合流します」
〔カーソル、脱出エリアを指定〕
<戦闘開始>

<2PP・敵増援1出現>

〔味方ユニット離脱〕
〔敵ユニット出現〕

オスカ「新たな敵部隊を捕捉!」
ブライト「近づいて来るまでは相手をするな! 今は味方の船を守る事だけを考えるんだ!」

<3PP・敵増援2出現>
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

シャピロ「フフフ…。いいぞ、第2陣を前へ!」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔戦闘マップ1から継続〕
〔敵ユニット出現〕

プラート博士「我々が敵を引きつければ補給部隊の安全が確保される! みんな、頑張るんじゃ!」
ブライト「補給物資が無事に届かなければ、主力艦隊は壊滅してしまう! なんとか持ちこたえるんだ!」

<5PP・敵増援3出現>
【戦闘マップ2終了】

【シナリオデモ3開始】

シャピロ「フフ…あがくがいい…。だが、逃げ場は与えぬ!」
【シナリオデモ3終了】

【戦闘マップ3開始】

〔戦闘マップ2から継続〕
〔敵ユニット出現〕

光珠「うう…。私達をおびき出すのが敵の目的だったのかも…」
フェアリ「そうですね…。彼らにとっても私達の戦力は未知数です。先に片付けたいのでしょう…」
光珠「負けられないね…」「それに…いずれ戦わなきゃいけない相手なんだよね…。私達が外宇宙に行く前に…」
フェアリ「ええ…そうですね」
光珠「なら、ちょうどいいじゃない。徹底的に敵をやっつけましょう!」
フェアリ「了解です! やりましょう、光珠様!」

<サラミス改が離脱エリアへ到達(1回目)>
連邦士官「本艦はこれより戦闘宙域を離脱します!」「ホワイトベース隊の健闘を祈ります!」
〔味方ユニット離脱〕

<敵全滅・敵増援4出現>
〔サラミス改隊、離脱エリアへ移動〕
〔味方ユニット離脱〕

マーカー「味方の艦隊は無事、戦闘宙域を脱出しました」
ブライト「よし、補給部隊の護衛は彼らに任せよう」「我々は辺りに潜伏する敵部隊を掃討する!」
〔警報〕
オスカ「敵艦の反応を確認! 新手です!」
〔敵ユニット出現〕
シャピロ「フフフ…馬鹿め。貴様らはすでに我が術中にあるのだ!」「次の部隊を前へ! ホワイトベース隊を包囲せよ!」
〔敵ユニット出現〕
隼人「やはり罠か…」
プラート博士「どうしても我々を葬りたいようじゃな…」
ブライト「敵旗艦に攻撃を集中しろ! そこから敵の布陣を突き崩す!」
シャピロ「そうだ…向かって来い…! この私が用意した舞台で踊るのだ!」「全機、攻撃を開始せよ!」

<シャピロ(デスガイヤー戦闘母艦搭乗)撃破>
〔シャピロ(デスガイヤー戦闘母艦搭乗)にスパーク〕
シャピロ「フ…すべては、私の演出通りに運んでいる…」「再び舞台が盛り上がるまで、ここは、一時退場するとするか…」
〔敵ユニット離脱〕

<敵全滅・敵増援5出現>
マーカー「敵部隊全滅しました」
ブライト「よし、これで…」
〔警報〕
オスカ「待って下さい! 新手が出現しました!」
〔敵ユニット出現〕
シャピロ「フフ…舞台は最高潮だ。もう終わりと思っていただろうが、そうはいかん」
忍「あの機体は…」
沙羅「あれは…シャピロ! シャピロじゃないか!」
シャピロ「フン…獣戦機隊も健在か…。強くなったものだ…」「だが、ここで貴様らの命運を尽きる。この私が最後の相手をしてやろう!」
忍「へっ、強がりやがって! もう後がないぜ、シャピロ!」
シャピロ「それはどうかな?」
〔異次元ゲート展開〕
光珠「な、なに!?」
フェアリ「まさか…あれは!」
光珠「フェアリさん、何なの、あれ!」
フェアリ「お待ちください! すぐに解析します!」
〔敵ユニット出現〕
〔ゼイファー群&デスグロームII隊、、前進〕

オスカ「熱源多数発生! 敵の大部隊です!」
ブライト「なんだと!?」「あの異様な空間は一体…」
光珠「フェアリさん! 何かわからない!?」
フェアリ「解析完了しました! あれは異次元ゲートです!」
光珠「異次元ゲート!?」「じゃあ、外宇宙と繋がってるの?」
フェアリ「はい…」
光珠「でも…宇宙をつなぐ手段は刻印の力で封印されたんじゃ…」
フェアリ「お忘れですか? 刻印と『XENON』の共鳴で異次元ゲートが開けるという事を…」
光珠「そっか…ジュリアさんがそう言ってたね…」
フェアリ「ヘルルーガが『XENON』の力を利用したのかもしれません!」
光珠「ヘルルーガが『XENON』の力を制御できるようになったって事?」
フェアリ「ヘルルーガの所持する装置がどの程度のものかはわかりません…」「ですが…ゲートが開いているのは事実です…」
光珠「…………」
〔敵ユニット出現〕
〔レジアーネ、シャピロへ接近〕

レジアーネ「クククク! あんたらはヘルルーガ様の手の上で踊らされてんだよ!」
〔敵ユニット出現〕
〔ドルファー隊、前進〕

レジアーネ「さあ、シャピロ。お膳立てはしてやったよ。あとはあんたの能力次第だね」
シャピロ「わかっている!」
レジアーネ「1つ忠告しておくが、過去の私情に囚われん事だ」「あたしは他の将軍を呼びに行く。しばらくこの場は任せたよ!」
〔敵ユニット離脱〕
シャピロ「レジアーネ…貴様に言われるまでもない。奴らには私自ら引導を渡す!」

<光珠vsシャピロ(デザイア搭乗)>
シャピロ「少しは腕を上げたようだが、その程度では私に勝つ事などできん!」
光珠「そんなもの、実際に戦ってみないとわからないわよ!」
フェアリ「シャピロ・キーツ! あなたの野望もここまでです!」

<アムロvsシャピロ(デザイア搭乗)>
シャピロ「憐れだな、アムロ・レイ。他者より優れた能力を持ちながら今だ愚か者に使われているとは」「お前は自分の力の価値をわかっていない」
アムロ「誤った力の使い方しかできないあなたに言われる事じゃない!」

<カミーユvsシャピロ(デザイア搭乗)>
シャピロ「哀れだな。地球という星に固執する事でお前達は自らの可能性を殺している」
カミーユ「確かに人類は宇宙という新たな世界に適応していかなければならない…」「だが、それは自分の生まれた星やそこに住む人々を捨てるって事じゃない!」「己の欲望で地球を売ったお前を俺は許しはしない!」

<ジュドーvsシャピロ(デザイア搭乗)>
ジュドー「あんた、自分が神様だって思うならなんだって戦争なんか起こすんだよ!」「神様だったら誰も不幸にしないで平和な世界を作ってみせろよ!」
シャピロ「私の理想とする世界に愚か者は不要だ。この戦いは、そういった連中を排除するためのものだ」
ジュドー「だったら、一番の愚か者なあんたがまず消えろーっ!」

<クリスvsシャピロ(デザイア搭乗)>
クリス「地球を売ったあなただけは絶対に許すわけにはいかない!」
シャピロ「許さんだと? 神である私の行動の是非を問う権利が貴様達にあると思うなよ…!」「貴様には罰を与える!」

<シローvsシャピロ(デザイア搭乗)>
シロー「あんたの野望、俺達が止めてみせる!」
シャピロ「俺達? フン…所詮は群れねば何もできぬ凡人の発想だな」
シロー「俺達は弱いから力を合わせるんじゃない! 俺達は同じ想いを背負っているから1つになるんだ!」「神を自称するお前に人間の力を教えてやる!」

<甲児vsシャピロ(デザイア搭乗)>
甲児「てめえが神だろうと関係ねえ! 神さえ越える正義の魔神がてめえをブッ倒してやる!」
シャピロ「思い上がるなよ! 所詮、人が造りし機械が神を倒す事などできはせんのだ」
甲児「できる! 魔神の力と人の心が1つになれば不可能なんてないはずだ!」

<號vsシャピロ(デザイア搭乗)>
號「気に入らねえんだよ! てめえのように他人を見下す奴は!」
シャピロ「奇遇だな。私もお前のような野蛮人がこの世に存在するのが我慢できん」
號「なら、どっちかが消えるしかねえ!」「もっとも、消えるのはてめえだがな!」

<剣人vsシャピロ(デザイア搭乗)>
剣人「ムゲの援軍が出てこないところを見ると、どうやら連中に見放されたようだな!」
シャピロ「思い上がるなよ、小僧! お前達など私一人で十分だ!」
剣人「ヘン! 負け犬の遠吠えにしちゃ威勢がいいじゃねえかよ! だったら、俺が相手になってやるぜ!」

<ワッ太vsシャピロ(デザイア搭乗)>
ワッ太「あんたも大人なら、やっていい事と悪い事の区別くらいつかないのかよ!?」
シャピロ「私は神だ。神である以上、私の行為はすべて正しい事なのだ!」
ワッ太「あーもう! わかんない奴だな!」

<ミト王子vsシャピロ(デザイア搭乗)>
ミト王子「シャピロ・キーツとやら。その邪な心、地球のみならず銀河全体に害をなすものと見た!」「その闇、天に代わって余が切り払ってくれる!」
シャピロ「フン…王として生まれた者ゆえの言葉か…。気に入らんな!」「この私を裁く者など、この宇宙に存在しない! なぜなら私は神だからだ!」

<ダバvsシャピロ(デザイア搭乗)>
シャピロ「私に歯向かった以上、二度とペンダゴナの土を踏む事はできんぞ」
ダバ「勝手に決め付けてほしくはないな!」「俺は必ずペンタゴナに帰る! だが、その前にお前という戦いを生む存在はこの手で倒す!」

<ケーンvsシャピロ(デザイア搭乗)>
シャピロ「今まで私の邪魔をしてきた罰だ…。存分に苦しんでから死ぬがいい」
ケーン「何言ってやがる! 自分のやってきた事で死に方が決まるならあんたこそ最悪な展開が待ってるぜ!」

<忍vsシャピロ(デザイア搭乗)>
忍「右肩が震えるクセが出てるぜ、シャピロ!」
シャピロ「何!?」
沙羅「そんな事にも気付かないなんてあんたはやっぱりただの人間だよ!」
亮「己を知らぬ者が全知全能の神になどなれるわけがない」
雅人「そうさ! 思い上がりもいいとこだ!」
シャピロ「神に最も近い存在であるこの私に対し、そのような戯言をほざくとは…相変わらず身の程を知らん奴らだ」
忍「仮にてめえが神だとしても、神すら超えるファイナルダンクーガが負けるわけがねえ!」「てめえの面を見るのもこれが最後だ! やぁぁぁってやるぜ!」

<葉月博士vsシャピロ(デザイア搭乗)>
シャピロ「惜しいな、葉月博士。あなたほどの頭脳の持ち主が銀河の辺境で朽ちていくとは」
葉月博士「シャピロ・キーツ。悪魔に魂を売った君にはわからんだろうな」「私も一人の人間としてあの星を…地球を愛しているのだよ…!」

<アランvsシャピロ(デザイア搭乗)>
シャピロ「せめてもの情けだ…。苦しまずに一撃で殺してやろう」
アラン「シャピロ・キーツ…! どこまでも神の傲慢さをもって我々に立ちふさがるか!」

<エイジvsシャピロ(デザイア搭乗)>
シャピロ「こっけいな男だ。父親の生まれた星に義理立てしたおかげでここでお前は死ぬのだ!」
エイジ「黙れ、シャピロ・キーツ! お前のように人の命の重さをわからない者が神を気取るな!」

<キッドorボウィーvsシャピロ(デザイア搭乗)>
ボウィー「俺ちゃん達にさんざん負けといてまーだ俺は神になるとか言ってるとはね…」
キッド「どうせ、あいつがなろうとしてんのは貧乏神か何かだろ」
お町「なるほどね。それならボロボロになるのも本望ってわけね」
シャピロ「相変わらず口の減らない連中だ! 無礼を詫びながら死ぬがいい!」
アイザック「断る! 我々の生死は我々自身が決めるものだ!」「そして、悪党の死は我々が決める!」

<士郎vsシャピロ(デザイア搭乗)>
シャピロ「この時代を力だけで成り上がろうとはな」「そんなくだらない志でしか動けぬお前らは目障り以外の何者でもない。早々に死ぬがいい」
ディーゴ「ただの勘違い野郎が言ってくれるじゃねえか」
シュテッケン「烈の精神をコケにしておいてただで済むと思ってんじゃねえぞ!」

<ロックorビートvsシャピロ(デザイア搭乗)>
シャピロ「この私が直接相手をしてやるというのだ。ありがたく思うがいい」
バーディ「失敗続きで隊長さん自ら出てきたみたいよ」
ロック「裏切り者の始末は俺達でつけるとしようぜ! Are You OK?」
ピート「イェイイェイ!」

<仁vsシャピロ(デザイア搭乗)>
シャピロ「地球の守護者エルドランに選ばれし子供達…。お前達を倒す事は私の神の力の証明となる!」「大いなる意思に選ばれるのはこの私だけで充分だ!」
仁「勘違いすんじゃねえよ! エルドランに選ばれたのは正しい心を持つすべての人達だ!」「お前みたいに自分だけ特別だと思ってるような奴に負けてたまるかよ!」

<シャピロ(デザイア搭乗)撃破・敵増援6出現>
〔シャピロ(デザイア搭乗)にスパーク〕
シャピロ「むう! 奴らにこれほどの力が残っていたか…!」「だが、もはや戦うエネルギーは残っておるまい…次の攻撃で…」
〔通信のコール音〕
レジアーネ「フフフ…。相変わらず苦戦しているようだねぇ」
シャピロ「バカを言うな! 作戦は順調に進んでいる」「それより準備はいいだろうな?」「これより総攻撃をかける。ギルドローム、デスガイヤー両将軍にも出陣を要請しろ!」
レジアーネ「シャピロ、あんたは自分の立場がわかっていないようだね」
シャピロ「どういう意味だ!」
ギルドローム将軍「シャピロよ。あまり我らをあてにされては困るな」
デスガイヤー将軍「我らには新たな任務を与えられている」「貴様のお遊びに付き合っている暇はない!」
シャピロ「なんだと!?」
ギルドローム将軍「これより我らは異次元ゲートを使い、本国に帰還せねばならない」
シャピロ「なぜだ! なぜ今、撤退する必要がある!」「我が軍の包囲は完璧だ! そのまま押し込めば勝てるのだぞ!」
ギルドローム将軍「本国では星間連合軍との決戦が控えておる。ここで無駄な戦力はさけんのだよ」
シャピロ「あと一押しなんだぞ! みすみす勝てる戦いを!」
ギルドローム将軍「それはわからんぞ?」「奴らの始末が一筋縄にいかぬ事は今、貴様が身をもって証明しておるではないか」
シャピロ「く…っ!」
デスガイヤー将軍「フフフ…星間連合との決着がつけば、全軍を率いて戻って来る」「ま、その時までに地球を制圧しておくんだな」
ギルドローム将軍「貸し与えた戦力は貴様にくれてやる…」「見事、任務を果たせばムゲ帝王も喜ばれるであろう!」「ハァーッハッハッハッハ!」
〔敵ユニット出現〕
〔デスガイヤー将軍&ギルドローム将軍、異次元ゲートへ移動〕
〔敵ユニット離脱〕

シャピロ「ぬううううう、無能な将軍どもめ! バカにしおって!」
レジアーネ「フフフ…シャピロ、功を焦って先走るからこういう事になる」「あんたは所詮は地球人。そう何度も失敗は認められないんだよ!」
シャピロ「く…っ!」
レジアーネ「フフ…迂闊だったねぇ、シャピロ。待っていれば有利な条件が転がり込んだっていうのにねぇ」
シャピロ「…貴様がすべて手引きしたのか?」
レジアーネ「ゲートの事はあたしの任せておけと言っておいたはずだよ?」「あたしの忠告を無視しての月基地への攻撃…そして大敗北…」「すべてはこのあたしを出し抜こうとした報いさ」
シャピロ「く…き、貴様…!」
レジアーネ「ククク…あたしも無慈悲じゃないよ。地球制圧を一人で成し遂げるくらいの快挙でもあれば、認めてやってもいいよ」「せいぜい頑張るんだね! ハーッハッハッハッハ!」
シャピロ「この俺を…この俺を捨て石に使ったと言うのか!」「おのれ…許さんぞ!」「今に見ておれよ! 俺は地球圏を制し、お前達を後悔させてやる!」
〔敵ユニット離脱〕
レジアーネ「おやおや…戦場を放棄するのかい?」「ま、乗機がボロボロにやられちまったんじゃ引き下がるしかないねぇ」
〔敵ユニット出現〕
〔ジーク&サリー、前進〕

ジーク「久々の地球だぜ…」
サリー「レジアーネ隊長。サリー、ジーク両名、ただいま到着しました」
レジアーネ「ジーク、サリー! 作戦はわかっているだろうな?」
サリー「はい…。これより撤退作戦を支援します!」
ジーク「要するにあの艦を撃沈すりゃいいんだろ?」
レジアーネ「フ…そういう事だ」「2人にはシャピロが残した仕事の後始末をしてもらう。いいね?」
ジーク「了解だ」
レジアーネ「あたしは撤退の指揮を執る。戦闘は任せたよ!」
〔敵ユニット離脱〕

<敵増援6出現の次PP>
忍「ちっ! またシャピロの野郎を取り逃がしちまったぜ!」
雅人「でもさ、どうしてあの時、総攻撃して来なかったんだろ? 向こうの方が有利に見えたけど…」
亮「敵の連携が取れていない…。シャピロの指揮権がなくなったと見ていいな…」
アラン「所詮シャピロは向こうでも異端児扱いだ。失敗すれば、すぐに切り捨てられる」
忍「けどよ、あいつ、まだやる気みたいだぜ?」
雅人「顔でも隠してこっちに戻って来りゃいいのに。…誰かさんみたいにさ」
忍「おい、雅人! つまらねえ冗談やめろ!」
雅人「ハハ…ごめんごめん」
亮「いずれにせよ、奴のプライドでは戻って来ないだろう」
沙羅「…………」

<ジークが戦闘(戦闘後)>
ジーク「なあ…サリー。レジアーネの奴…おかしいと思わないか?」
サリー「え…?」
ジーク「戦闘好きのあいつが…目の前の戦いを俺達に任せて裏方に回るなんて…おかしいぜ…」
サリー「そうね…。でも…それだけこの撤退作戦が重要って事でしょう?」「人の上に立つようになってあの人も変わったのよ、きっと…」
ジーク「なら、いいんだけどな…」
サリー「とにかく、その話は後にしようよ。今は戦いに集中しなきゃ!」
ジーク「ああ…すまねえ!」

<ジークorサリー撃破・敵増援7出現>
※※ジーク撃破の場合のセリフ※※
〔ジークにスパーク〕
ジーク「くそっ、ミスったぜ!」
〔ジーク、EN減少〕
ジーク「く…しかも、エネルギーダウンだと!?」
〔機体の航行音〕
サリー「兄さん、大丈夫!?」
〔機体の航行音〕
ジーク「ああ…生きてるぜ…。だが、こいつはもう動けねえ…」
サリー「エネルギーダウンしたの!?」
ジーク「ああ…運がなかったぜ…」
サリー「待ってて、兄さん! 私の機体と接続してエネルギーを共有化してみるわ!」
ジーク「よせ、サリー!」
〔サリー、ジークへ隣接〕
〔機体の拘束音〕
〔画面、振動〕
〔サリー、EN減少〕
〔ジーク、回復〕

サリー「うまくいったわ…これで少しはもつわね…」
ジーク「馬鹿野郎…お前まで動けなくなっちまったじゃねえか…」
サリー「生命維持にエネルギーのすべてを使うわ。あとはレジアーネに回収してもらいましょう」
ジーク「そうだな…」
※※サリー撃破の場合のセリフ※※
〔サリーにスパーク〕
サリー「ああっ! いけない…エネルギーが…!」
〔サリー、EN減少〕
サリー「クロイツ・ヴァールハイト…もう…動けないの…?」
〔機体の航行音〕
ジーク「サリー、大丈夫か!?」
〔機体の航行音〕
サリー「平気よ…兄さん…」「でも、この機体はもう動かないわ…」
ジーク「エネルギーダウンしたのじゃ!?」
サリー「へへ…ちょっとミスしちゃった…」
ジーク「待ってろ、サリー! 俺の機体と接続してエネルギーを共有化するんだ!」
〔ジーク、サリーへ隣接〕
〔機体の拘束音〕
〔画面、振動〕
〔ジーク、EN減少〕
〔サリー、回復〕

ジーク「よし、これで少しはもつだろう…」
サリー「でも、兄さんの機体まで…」
ジーク「生命維持分くらいは残してある。あとはレジアーネに回収してもらおう」
サリー「そうね…」
※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔機体の航行音〕
光珠「ジーク! 観念なさい!」
フェアリ「もう反撃できないはずよ。2人とも降伏して!」
ジーク「…………」
サリー「…………」
光珠「なに黙ってるのよ! 死んだら何にもならないでしょ!」
ジーク「チッ…ついてねえ…。奴らに先に見つけられちまうとはな…」
※※ジーク撃破の場合のセリフ※※
ジーク「サリー…すまん。俺が不甲斐ないばかりに…」
サリー「何言ってるのよ、兄さん…。私達、精一杯やったじゃない」
ジーク「まあな…。友軍の撤退は完了したようだ。俺達の戦いは無駄じゃなかった…」
サリー「ええ…そうよ…兄さん」
※※サリー撃破の場合のセリフ※※
サリー「兄さん、ごめんなさい…。私が不甲斐ないばかりに…」
ジーク「気にするな。俺達は精一杯やった…」「友軍の撤退も完了したようだ。俺達の戦いは無駄じゃなかった…」
サリー「うん…」

光珠「ちょっと! 聞こえてるんでしょ? こんな状況で無視しないでよ!」「私達がどんな思いで…」
ジーク「知るか! 少し黙ってろ!」
光珠「かっちーん!」「なら、もう聞かないわよ!」「フェアリさん! 機体ごと船に持って帰るわよ!」
フェアリ「ええ、そうしましょう…」
〔光珠、ジークへ隣接〕
〔機体の拘束音〕

ジーク「こら、離せ! 自爆するぞ!」
フェアリ「そんな事したらサリーも巻き添えよ。それでも自爆できると言うの?」
ジーク「う…くそ…」
サリー「…………」
〔敵ユニット出現〕
レジアーネ「フフフフフ…サリー、ジーク、よくやった! 二人とも誉めてやるよ!」
ジーク「レジアーネ! 助けに来てくれたのか!?」
レジアーネ「ジーク、サリー、そのままそいつの動きを止めとくんだよ!」
ジーク「なに!?」
サリー「どういう事…?」
レジアーネ「フフフ…4人仲良くあの世に逝きな!」
ジーク「な、なんだとっ!?」
アムロ「ああ…だめだ! 離れるんだ、光珠!」
ララァ「間に合わない…!」
レジアーネ「ククククク…『XENON』の力を得るのは我らガディソードのみ!」
ジーク「レジアーネ、てめえっ!」
レジアーネ「フェアリ、あんたは用済みだ! ここで消えてもらうよ!」
サリー「ああ! 兄さん!」
ジーク「光珠! 逃げろ!」
光珠「ジーク…」
〔シグナル音〕
フェアリ「こ、高エネルギー反応!?」「光珠様! いけません、退避を!」
〔光珠、レジアーネへ接近〕
フェアリ「なっ…光珠様、何を!?」
光珠「見捨てられないわっ!」
〔光珠、気力上昇〕
フェアリ「な、何…? 『XENONドライブ』のパワーが…!」
光珠「フェアリさん、防御フィールド、出力最大よ!」
フェアリ「了解…!」
〔光珠にエネルギーの収束〕
レジアーネ「フ…死にな…!」
〔レジアーネ、「ブラッディ・サイクロン」使用〕
〔光珠に爆発〕
〔画面、振動〕

光珠「くううううううっ!」
〔光珠に爆発〕
〔画面、振動〕

ジーク「く…光珠…!」
〔光珠に爆発〕
〔画面、振動〕

レジアーネ「フフフ…終わったね…」
〔カーソル、光珠を指定〕
レジアーネ「ば、馬鹿なっ! 奴は今の攻撃を耐え切ったのか!?」
光珠「フェアリさん! 大丈夫!?」
フェアリ「ええ、なんとか…」「着弾前に防御フィールドのパワーが異常に高まりましたので…」
光珠「ふう…直撃してたらひとたまりもなかったわね…」
フェアリ「無茶しないで下さい…」
光珠「フフッ…結果オーライよ!」
フェアリ(『XENONドライブ』の力が未知数とはいえ、今の急激なパワー放出は、計算上ありえない…)(光珠様がそうさせたというの…?)
レジアーネ「く…! これも『XENONドライブ』の力だと言うのかい!」「だが、状況は変わらないね…。もう一発、食らわせてやるよ!」
フェアリ「光珠様! ガーディアル・ブラッドが再チャージを始めています!」
光珠「フェアリさん、反撃よ!」
フェアリ「了解!」
レジアーネ「フン、遅いね! こっちの方が早いんだよ!」
忍「撃たせるかよ!」
〔忍、レジアーネへ隣接〕
〔機体の拘束音〕
〔画面、振動〕

レジアーネ「なにっ!?」
號「てめえ! 正々堂々と勝負しやがれ!」
〔號、レジアーネへ隣接〕
〔機体の拘束音〕
〔画面、振動〕

レジアーネ「むう! こいつら、いつの間に!」
クワトロ「今だ! 光珠撃てっ!」
光珠「えーいっ!」
〔光珠、レジアーネへ攻撃〕
[イベント戦闘「光珠vsレジアーネ」]
〔レジアーネに爆発〕
〔画面、振動〕

レジアーネ「なっ! 被弾しただと!」「お…おのれぇ…このあたしが任務に失敗するとは!」
〔レジアーネ、異次元ゲートへ接近〕
光珠「あっ! 逃がさないわよ!」
フェアリ「レジアーネ、待ちなさい!」
〔光珠、レジアーネへ隣接〕
レジアーネ「フン! あたしは勝てる戦いしかしないんだよ!」「さあ、お前達! あいつらの相手をしておやり!」
〔レジアーネ、異次元ゲートへ移動〕
〔敵ユニット出現〕

アークダーマ「メイワク…メイワク…」
〔敵ユニット出現〕
レジアーネ「フハハハハハ! あたしはあんたらなんかにやられないよ!」
ジーク「レジアーネ! てめえ、俺達ごと撃ちやがって!」
レジアーネ「ハッハッハッ! めからそのつもりだよ!」「お前達もフェアリもここで抹殺するつもりだったのさ!」
ジーク「殺すだと!? フェアリはガディソードにとって必要な人間じゃなかったのか!?」
レジアーネ「もうフェアリは必要ないのさ! ヘルルーガ様の命令なんだよ!」
サリー「うそよ! ヘルルーガ様はフェアリが必要だと…」
レジアーネ「お前達に命令しても実行できないだろう?」「だからあたしがお膳立てしてやったのさ!」
ジーク「てめえ…! 俺達を何だと思っているんだ!」
レジアーネ「まだわかんないのかい? お前達もガディソードに必要ないって事なんだよ!」
ジーク「な、なに!?」
サリー「そんな…私達は…ガディソードの未来のために戦ってきた…」「それなのに…必要ないから抹殺するなんて…」「ヘルルーガ様がそんな命令を出すわけない!」
レジアーネ「フフフ…おめでたいねぇ…」「お前達にはヘルルーガ様が真に目指されてる崇高な目的を理解する事はできない…」「ゆえに、お前達はガディソードに不要な存在なんだよ!」
サリー「そんな…うそよ…。どうして…」
ジーク「レジアーネ! いい加減な事を言うな!」「俺達はこれまでガディソードの未来を信じ、汚い仕事にも耐えてきた!」「そんな俺達が祖国に見捨てられるなんて事があるものか!」
レジアーネ「フフフフ…ハーッハッハッハッハ!」
ジーク「答えろ! レジアーネ!」「貴様の行為は貴様自身の私欲を満たすためだと言え!」
レジアーネ「クーックックック! わかった、認めてやるよ!」「そう、あたしの独断だよ!」「もう一度言ってやる! これはあたしの独断だ!」「これで満足かい?」「クーックックック! ハーッハッハッハッハ!」
ジーク「き、貴様…」
サリー「…………」
フェアリ「ジーク、サリー! 今は、悠長に話している場合じゃないわ!」「光珠様! このままでは彼らが危険です。機体の回収を…」
光珠「うん…」
〔光珠、ジークへ隣接〕
〔機体の拘束音〕
〔画面、振動〕

サリー「私…もう…何を信じていいのか…」
ジーク「そう悲観するな。これはレジアーネの勝手な暴走かもしれねえだろ?」
サリー「…………」
ジーク「俺達は…俺達の信じる未来のために戦ってきたんだ。それだけは否定させねえぜ」
サリー「でも、この先どうするの?」
ジーク「今は身動きできんからな…。ここは降伏しか選択肢は残されちゃいねえ…」
サリー「兄さん…それでいいの?」
ジーク「ああ…死んじまったら何も出来ないだろ?」
サリー「うん…」
〔ジーク&サリー、ブライトor葉月博士へ隣接〕
〔敵ユニット離脱〕

ローズ「投降者の乗る機体を回収しました」
ブライト「よし、戦闘続行だ! 何があるか解らん! 最後まで、気を緩めるな!」

<レジアーネ撃破・勝利条件達成>
レジアーネ「フフ…お前達の実力は認めてやる。少々見くびっていたようだ」「次に会う時が楽しみだよ!」
〔機体の航行音〕
光珠「あ、ちょっと! 待ちなさいよ!」
〔光珠、レジアーネへ接近〕
レジアーネ「光珠、フェアリ! あたしに狩られるまで命を大切にするんだよ!」
フェアリ「レジアーネ!」
レジアーネ「フフフ…ハーッハッハッハッハッハ!」
〔機体の航行音〕
〔敵ユニット離脱〕
〔異次元ゲート消失〕

オスカ「残敵は撤退した模様です!」
マーカー「周辺宙域に敵影ありません!」
フラウ「ブライト艦長、ワッケイン司令から通信です」
〔通信のコール音〕
ワッケイン「ご苦労だったな、ブライト中佐」「君達の活躍で補給部隊は無事に到着した。後の事は私に任せてくれ」「ホワイトベース隊には新たな指令が届いた。『刻印』とのランデブーを急ぐのだ」
ブライト「『刻印』が宇宙に上がって来るのですか?」
ワッケイン「うむ、そのようだ。作戦の詳細は後ほど送る。今は艦隊の移動を優先させてくれ」
ブライト「了解しました!」
ワッケイン「君達の戦いはこれからだ。健闘を祈っている!」
ブライト「はっ! 最善を尽くします!」
〔通信のコール音〕
ブライト「全機、ただちに帰還せよ!」
〔味方ユニット離脱〕
光珠「レジアーネ…取り逃がしちゃったわね…」
フェアリ「そうですね…」「でも…戦いは無事に終わりました」
〔味方ユニット離脱〕
ローズ「これで全機、着艦終了です」
ブライト「よし、艦隊を移動させる」
ミライ「ブライト、艦隊は地球に向かった後、クスコに降りるのね?」
ブライト「ああ、そうだ。頼むぞ、ミライ」
ミライ「了解」
【戦闘マップ3終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ホワイトベース 個室
ジーク「捕虜の部屋にしては小奇麗だな…」
サリー「多分…普通の船室よ。モニタの操作もできるし…」
〔ノックの音〕
光珠「ジーク、サリー、入るわよ!」
〔扉の開閉音〕
〔歩み寄る足音〕

フェアリ「紹介するわ。この人がホワイトベース隊の司令官、ブライト中佐よ」
ブライト「君達の話はフェアリさんと光珠くんから聞いている」「今はこんな所に軟禁せざるをえないが、我慢してくれ」
ジーク「我慢もなにも、俺達は捕虜だからな…」
ブライト「我々は君達を捕虜としては扱わない。無論、軍に突き出すつもりもない」
ジーク「なぜだ? 普通、捕虜は後方に送られるだろ?」
ブライト「我々は外宇宙の事情に詳しくない。君達の協力が必要なのだ」
ジーク「ほう…外宇宙へ行くつもりか?」
サリー「異次元ゲート…『XENON』を使うつもりね、フェアリ…」
フェアリ「ええ…」
ジーク「なら、手っ取り早く言う事聞かせりゃいいだろ?」「手段を選ばなければ、意思に関係なく言う事を聞かせる技術ぐらい地球にもあるはずだ!」
ブライト「そんな事をするつもりはない」「我々は君達との信頼関係を作りたいだけだ」
光珠「あなた達と理解し合えないなら、私達がこれからしようとしてる事なんてとても実現できないしね」
ジーク「何をする気だ?」
フェアリ「私達は異星間での人々の融和を目指しているの」「やがて全銀河に平和が訪れるように」
ブライト「今は武力を使っているが、これは本意ではない」「話し合いが成り立つなら我々は労力を惜しまないつもりだ」
フェアリ「乗り越えなければならない様々な矛盾はあるけれど…」「戦いが生む憎しみの輪廻はどこかで断ち切らないといけないわ…」
ジーク「本気で言ってるのか、そんな事…」
ブライト「本気だよ…」「君達にはぜひ、ガディソードや異次元同盟との掛け橋になってもらいたい」
サリー「…………」
ジーク「フッ…簡単に言うけどな。具体的プランでもあるのか?」
ブライト「すべてはこれからだ。だからこそ協力してほしい」
光珠「ねえ、サリー? 一緒にいいプランを考えようよ」「ジーク! 当然、あんたも考えるのよ!」
ジーク「おいおい…」
サリー「…………」
ブライト「まあ、今すぐ判断するのも難しいだろう…」「今後はブリッジでの会話や戦況をすべてこの部屋に流すつもりだ」「我々の戦いを見て君達自身の心で判断してほしい」
ジーク「ま、そういう事ならしばらくはおとなしくしてるよ」
ブライト「では、私はこれで失礼する」
フェアリ「お忙しいところを、すみません…ブライトさん」
ブライト「いや、これも仕事のうちだよ」
〔歩き去る足音〕
〔扉の開閉音〕

光珠「サリー、ゴメンね。しばらくこの部屋で軟禁状態だけど…」
サリー「…………」
光珠「ねえ、サリー、聞いて?
ジーク「よせ、光珠!」「こいつは俺ほど神経が図太くないんだ! 今は惑わさんでくれ!」
光珠「だって、ほっとけないじゃない!」
ジーク「お前はおせっかいすぎるんだ」
光珠「ふん! そういう性格なんだもん!」
サリー「光珠…ありがとう…」「でも今は静かに考えたいの…。だから…」
ジーク「頼むよ…光珠…」
光珠「ジーク…」「わかったわ…。何かあったらいつでも呼んでね?」
ジーク「あ、ああ…すまんな…」
フェアリ「行きましょう 光珠様」
光珠「うん…」
〔複数の歩き去る足音〕
〔扉の開閉音〕

サリー「うう…」
ジーク「ふう…意外な展開だな…。拷問でもされるんだったら派手に暴れようと思っていたが…」
サリー「私達…どうすれば…」
ジーク「しばらくは様子見だな。機体を奪って宇宙に出たところで何もできやしない…」「それよりサリー…お前、怪我を隠してるだろ?」
サリー「大した事ないよ…」
ジーク「隠していても俺にはわかる。体の中は悲鳴をあげているだろう…」
サリー「う…だって…弱味を見せたら…」
ジーク「あのなあ…本気で俺達に何かするつもりなら、とっくにやられてるぜ?」
サリー「でも…」
ジーク「この船の連中なら大丈夫だ。早く治療してもらえ」
サリー「また、兄さんの直感…?」
ジーク「まあな…」「とにかく今はいつでも動けるように体調を万全にしておくんだ」
サリー「わかったわ…。兄さんの言う通りにする」
ジーク「それにしても、ここの連中はとんでもない甘ちゃん集団だな…」「よほど腕に自信があるのだろうが…」

アステロイド

シャピロ「おのれ…おのれ…ホワイトベース隊め…」「お前達がこの私を…神の計画を邪魔した罪は重い!」「貴様らだけはこの私自らの手で葬り去らねばならん!」「そうだ。それこそが、この私が人を越え、神となるための儀式なのだ!」「フフフフフフ…フハハハハハハハハ! ハーッハッハッハッハッハッハ!」
【シナリオエンドデモ終了】


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