TOP PAGEへ

第47話
アマンダラ・カマンダラ


サブタイトル
「アマンダラ・カマンダラ」


【シナリオデモ1開始】
隼人「オペレータ。現在の宙域はどの辺りだ?」
オスカ「航行プランの8割を終えました。すでにペンタゴナ星系に入っています」
マーカー「索敵機からの定期報告もきました。周囲に敵影はありません」
リンダ「この先、アステロイドの密度が上がります。航行には注意が必要との事です」

ホワイトベース ブリッジ
ブライト「どうやら敵に出会わずうまく侵入できたようだな」
セムージュ「以前より国境線の警戒は厳しくなっていますが、この航路なら大丈夫です」
ダバ「帰って来たんだな…ペンタゴナに…」
キャオ「なんだか懐かしいよなぁ」
葉月博士「すまないな…。いろいろあって遅くなってしまったが…」
ダバ「いえ…他の世界の戦いを通して、戦争がいかに馬鹿げた行為か、よくわかりました」「ペンタゴナの戦いにも決着をつけなければなりません」
レッシィ「ポセイダルと戦うのね、ダバ…」
アム「あったりまえでしょ! そのために戻って来たんだから!」
リリス「そうそう!」
ケーン「へへっ! もちろん俺達も手伝うぜ」
ワッ太「ペンタゴナの反乱軍には地球に戻る時に世話になったし、今度はこっちが恩返ししなくちゃね」
デビッド「俺ってやつはどうも反乱軍ってのに縁があるらしいな」
シモーヌ「あーたは長いものに巻かれるのが嫌いなだけじゃないの?」
デビッド「そりゃないぜ、シモーヌ…」
アラン「いや、実際のところ地球を解放した実績のある俺達が協力する意義は大きい」「我々の存在自体が反乱軍の士気を高め、彼らに勇気を与えるのだ」
カミーユ「そうですね。それにエドン国の後ろ盾もありますから、今回はかなり思い切った作戦がとれます」
セムージュ「うむ、まさにその通りだ。頼りにしているぞ」
忍「おうよ! まかせときな!」
號「へへへ…いっちょ暴れてやるか!」
ダバ「ありがとう…みんな」
セムージュ「さて、もうすぐ反乱軍の拠点に着きますぞ」

反乱軍基地
クワトロ「あれが反乱軍基地のある小惑星か」
アムロ「そうみたいですね」
フラウ「小惑星から通信が入っています」
セムージュ「港の管制官だ。繋いでくれ」
〔通信のコール音〕
反乱軍兵士「報告にあったホワイトベース、ガンドール、ターナですね。こちらでデータを照合、確認しました」「3番の港口が空いていますので、ガイドビーコンに従って入港してください」
ブライト「ミライ、わかるか?」
ミライ「大丈夫。ビーコンを捉えたわ」
セムージュ「兵器工場から出入りする輸送船が多い。入港には細心の注意を払ってくれ」
ミライ「わかりました。ホワイトベース、入港します」

ダバ「驚いたな…。アステロイドベルトの中にこれほど大規模な工場があるなんて」
クワトロ「アステロイドには資源も豊富にある。潜伏するには都合のいい場所だ」
レッシィ「反乱軍の工場はここだけではないわ。資源採掘、精製、それぞれのプラントが広大な小惑星帯に分散しているの」
アムロ「いくつかの小惑星でコンビナートを構成ししてるという事ですね?」
レッシィ「ええ、そうよ」
セムージュ「今ではヘビーメタル『ディザード』を基軸に新型兵器の生産は順調に進んでいます」「ここで生産された武器を使い、各地の反乱軍は精力的に戦っているのです」
キャオ「すげえな…。この短期間でよくもまあ…」
レッシィ「戦利品もあるのよ。ダバ、あれをごらんなさい?」
ダバ「ん?」「あれは…ヘビーメタル?」
〔機体の起動音〕
[イベントデモ「エルガイムMk-II登場」]
ダバ「これは…」
セムージュ「捕獲した正規軍の試作ヘビーネタル『アモンデュール』を元に改装した機体だ」
レッシィ「名前は『エルガイムMk-II』よ。ダバの新しい乗機にふさわしい名前だと思うけど?」
ダバ「ありがとう…俺のためにこんな立派な機体を用意してくれるなんて」
レッシィ「組織のリーダーにはその役目にふさわしい乗機が必要なのよ」
セムージュ「そういう事だ」

セムージュ「早速だが、ダバくん。反乱軍のリーダーとして、皆に激を飛ばしてくれないか?」
ダバ「リーダーとして…?」
キャオ「ほら! 行けよ、ダバ!」
アム「そうよ! 率先してリーダーにならなくちゃ!」
ダバ「それは、わかってるんだけど…」
レッシィ「胸張って行きなさい!」
リリス「ダバ、頑張って!」
ミト王子「みんなが君に期待しているんだ。君の思うようにやればいいのさ」
ダバ「わかった。行ってくる!」
〔歩き去る足音〕

反乱軍基地
ダバ「みんな、聞いてくれ!」「俺の名はカモン・マイロード! ヤーマン王家の血を引く者だ!」「俺は戻ってきた! ポセイダルを倒しペンタゴナに平和と自由を取り戻すために!」

セムージュ「みんな聞いたかーっ!」「ポセイダルに最後まで抵抗し、見せしめのため民族すべてが根絶やしにされたヤーマン…」「その正当なる継承者がポセイダルに立ち向かう! 彼はまさに反乱軍の象徴だ!」「ついに機は熟した! 反乱の狼煙をあげる時だ!」

ダバ「みんなの力を貸してくれ! ペンタゴナの…いや…この宇宙全体の未来のために!」「打倒! ポセイダル!」
反乱軍兵士「おおーっ!」
反乱軍兵士「打倒! ポセイダル!」
反乱軍兵士「打倒! ポセイダル!」

ホワイトベース デッキ
バーニィ「反乱軍の士気は高まってるみたいだね」
クリス「ええ…」
エマ「すぐに作戦が始まるのかしら」
シロー「さっきドックを見て来たが、かなりの数の戦闘艦が用意されている…」「あれで機動兵器をどこかの戦場に運ぶつもりだ」
ブルース「おそらく首都スヴェートに直接攻撃を仕掛ける準備だろう」
ジュドー「ええっ!? いきなり敵の中枢に殴り込みかよ! …大丈夫なのか?」
カレン「頭を潰せば決着はつく。ジオンやギガノスと同じさね」
エレドア「各地の反乱軍の活動が陽動になってる」「それに俺達の参入は向こうにとっちゃ想定外のはずだからな」
ビート「中央突破の大チャンスってわけか」
キッド「ピンポイントで狙い撃ちできりゃ周りの被害も最小限で済むしな」
モンド「そっか…。戦災で不幸な人が増えるの良くないもんな」
イーノ「そういう事なら、やるしかないね」
ジュドー「ああ…戦争なんて早く終わらせてやろうぜ」
アイザック「人々の暮らしを守るためにも負けられない戦になりそうだな」

ホワイトベース ブリッジ
〔通信のコール音〕
反乱軍兵士「セムージュさん! 資源エリアにてポセイダル軍を捕捉しました!」
セムージュ「うむ…囮の基地がある宙域だな?」
反乱軍兵兵「はい!」
セムージュ「ブライト艦長! 反乱軍は作戦準備で動きが取れない。君達で叩いてくれるか?」
ブライト「了解です。で、作戦宙域は?」
セムージュ「うむ、案内しよう」
ブライト「全艦、発進準備! ホワイトベース隊、出撃する!」
【シナリオデモ1終了】

【戦闘マップ1開始】

〈出撃準備〉

ミライ「目標宙域に到達しました」
ブライト「全周囲、警戒怠るな!」
リンダ「前方の小惑星から金属反応と熱反応があります」
〔カーソル、反乱軍小惑星基地を指定〕
レッシィ「あれが正規軍の目をごまかすために設置した囮の基地よ」「あそこいは廃材と索敵用の観測装置しか置いていないわ」
セムージュ「奴らにはあの基地が本命だと思わせる必要がある。しっかり防衛するふりをしてほしい」
レッシィ「いざとなったら基地は放棄しても構わないけど、敵を撃退するのがベストよ」
ケーン「さっすが、いろいろ考えてるねえ!」
ライト「そりゃそうでしょ」
オスカ「敵艦隊、宙域に侵入してきます!」
〔敵ユニット出現〕
ポセイダル士官「フフフ…ようやく見つけたぞ、反乱軍!」「ヘビーメタル隊を出撃させろ! それと近くの部隊に応援を要請!」
〔敵ユニット出現〕
甲児「おいでなすったな!」
號「へっ、雑魚どもが! 返り討ちにしてやるぜ!」
ダバ「行こう、みんな!」
〔味方ユニット出現〕
〔ダバ、前進〕

ダバ「Mk-II…すごい加速だ…」「リリス、大丈夫か?」
リリス「うん、ちょっと驚いたけど…」「いけるよ、ダバ!」
キャオ「よし、いくぜ…」「ドッキングセンサー!」
〔味方ユニット出現〕
キャオ「へへっ! 一度言って見たかったのよねぇ」
アム「バカやってんじゃないよ! まじめにやんな!」
キャオ「へいへい…」
〔キャオ、前進〕
レッシィ「私も出るわ! 反乱軍の力を思い知らせてやる!」
〔味方ユニット出現〕
〔レッシィ、前進〕

〈出撃準備〉
<戦闘開始>

<ダバが戦闘>

ダバ「すごい…! このパワー、エルガイムの比じゃない!」「行くぞ! Mk-II!」

<キャオが戦闘>
キャオ「整備をやってた分、エルガイムの事は隅々までよ~くわかってんだ!」「今日のヒーローは俺がいただきだ! やってみせるぜ!」

<サージェ・オーパス撃破・敵増援1出現>
〔サージェ・オーパスにスパーク〕
ポセイダル士官「むうう! 被害状況は!」
ポセイダル兵「ひ、被害甚大です! 復旧の見込みありません!」
ポセイダル士官「ぬうう…反乱軍ごときがこれほどの力を蓄えていたとは!」
〔敵ユニット出現〕
ポセイダル兵「格納庫よりシャトル発艦!」
ポセイダル士官「なに!? まだ退艦命令は出していないぞ!」
アマンダラ「艦長、危険な状態のようだな。私はお先に失礼するよ」
ポセイダル士官「ア、アマンダラ・カマンダラ…!」
〔サージェ・オーパスに爆発〕
〔画面、振動〕

ポセイダル士官「うわあああああ!」
〔敵ユニット撃破〕
〔画面、振動〕

リンダ「敵艦からシャトルが脱出しました」
セムージュ「捕虜を取れれば情報を集めやすい。できれば無傷で捕獲したい」
ミライ「ですがアステロイドに逃げ込まれたら、小型船を捕まえるのは困難です…」
ローズ「シャトルは救難信号を出してます! 航行不能みたいです」
プラート博士「母船が爆発したショックで機関が故障したようだな…」
ブライト「よし、本艦を横付けしてシャトルを回収する!」
〔敵ユニット出現〕
ポセイダル兵「艦長! 偵察部隊の旗艦が撃沈された模様です!」
ポセイダル士官「く…救援が間に合わなかったか…」「ここに反乱軍の主力がいるに違いない! 本部に通信を送れ!」
ポセイダル兵「了解!」
リンダ「新たな敵艦を捕捉しました!」
セムージュ「敵はできる限り殲滅しておきたい。奴らには基地の戦力を過大評価してもらわねばならんからな…」
ブライト「聞いての通りだ。各部隊は各個に敵を迎撃しろ!」
ポセイダル兵「敵に捕捉されました! こっちに向かってきます!」
ポセイダル士官「ええい! ヘビーメタルを発進させろ!」
〔敵ユニット出現〕

<ブライトor葉月博士がシャトルへ隣接>
ミライ「シャトルへの横付け完了」
厚井「収容作業を開始します!」
ブライト「収容後、シャトルは隔離区画へまわせ! 船員には外に出るなと伝えろ!」「戦闘継続中だ! 対空監視、怠るな!」
〔敵ユニット離脱〕

<敵全滅・勝利条件達成>
※※ブライトor葉月博士がシャトルへ隣接していない場合、セリフ追加※※
〔ブライトor葉月博士、シャトルへ隣接〕
ミライ「シャトルへの横付け完了」
厚井「収容作業を開始します!」
ブライト「収容後、シャトルは隔離区画へまわせ! 船員には外に出るなと伝えろ!」「戦闘継続中だ! 対空監視、怠るな!」
〔敵ユニット離脱〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

忍「あんまし手応えなかったな…」
アムロ「今の戦いは通報されたはずです。敵はまた来ますよ」
レッシィ「作戦通りよ。これで敵はますます戦力を分散させる事になるわ」
ケーン「そんでもって、出てきたところを各個撃破ってわけか」
光珠「まるでアリ地獄ね…」
セムージュ「フ…それが戦略というものだよ」
レッシィ「セムージュさん。補給部隊の指揮をお願いします」
セムージュ「わかった。君は補給艦をここに誘導してくれ」
レッシィ「ラジャー」
〔味方ユニット離脱〕
キャオ「忙しいこって…」
ダバ「いいじゃないか…けなげで…」
アム「あの女狐~、点数かせぎして~!」
シロー「よし、全機帰艦して補給を始めるぞ!」
フラウ「艦長、敵艦は暗号通信で、援軍を呼んでいたようです」
クワトロ「ここまでは反乱軍の筋書き通りか…」
ブライト「ああ…」
〔味方ユニット離脱〕
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

柿小路「これですな、回収したシャトルは…」
ダイアン「厚井さん、損傷個所はどうです?」
圧k「思ったより被害が少ない。中を見てみんことにはわからんが…」
ダイアン「船員と話がついたら、すぐに修理を始めましょう」
アム「キャオ…この船…」
キャオ「ああ…こいつは軍用の脱出艇じゃねえな…」
ダイアン「民間船だと言うの?」
ダバ「ええ…もしかしたら、正規軍に捕まっていた民間人かもしれません」
アム「開けたら正規軍の兵士が詰まってるかもよ」
リリス「あ…人が出てくる!」
〔扉の開く音〕
〔歩み寄る足音〕

アマンダラ「撃たんでくれよ。見ての通り私は民間の商人だ。正規軍ではない…」
ダイアン「本艦の情報将校を勤める、ダイアン・ランスです」
アマンダラ「私はアマンダラ・カマンダラだ・救助していただき、感謝する」
キャオ「アマンダラ・カマンダラ! なんであんたがこの船にいんの!」
アマンダラ「私は貿易商人だよ。船に乗っていて何か不思議かね?」
アム「おかしいわ! 不自然だわ!」
リリス「そうだ、そうだぁっ!」
アマンダラ「女性のカン…というわけですか」
ダイアン「あなた達、少し落ち着きなさい」「アマンダラさん、私もアマン商会の事は聞いております。居住ブロックでお話をしませんか?」
アマンダラ「いや、私はここでいい」「危険になったらすぐにシャトルで出られるようにしておきたいしな…」「すまんが、船の修理を手伝ってもらえんか?」
ダイアン「わかりました。すぐに作業に入りましょう」
アマンダラ「すまない、先を急ぐものでね」
アム「うう~! あなたって人は!」
ダバ「アム、やめろ!」
アム「だってぇ~!」
ダバ「アマンダラさん、ありがとうございます」「反乱軍に多くの船や武器を分けてくれていたそうですね」
アマンダラ「反乱軍のリーダーとしてのお礼というわけか。頼もしくなったものだ、ダバくん」「それでこそ私も協力のしがいがあるというもの」
ダバ「協力ついでにもうひとつお願いがあります」
アマンダラ「ん? 言ってみたまえ」
ダバ「あなたの商社の自警軍の船のすべてを僕に貸してくださいませんか?」
アマンダラ「…私はそこまで協力するつもりはないが」
ダバ「あなたのところが協力してくれれば他の企業の自警団も反乱軍に…」
アマンダラ「できんな! 私は一介の商人に過ぎん。政治は嫌いだ」
ダバ「あなたは我々にターナをくれ、さらに反乱軍にも正規軍にも武器を流しています」「それと今言った事と、すべての帳尻が合いません! あなたは嘘をついている!」
アマンダラ「戦いを長引かせれば、正規軍は私のところの武器を買ってくれる」「そのためには反乱軍があまりに弱くては困るのだよ」「わかるかね? この理屈が」
ダバ「ただの死の商人だというのか?」
アマンダラ「私は商人だよ。生まれてからずっとね」
ダバ「わかりました。その言葉、信じましょう」「ですが、これからの僕はヤーマン王家の再興をかけてポセイダルと戦います!」
アマンダラ「君はヤーマンの生き残りか…」
ダバ「打倒ポセイダルと果たしてみせますよ」「せいぜい儲けてください。アマンダラさん!」
アマンダラ「…………」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔戦闘マップ1から継続〕
〔敵ユニット出現〕
〔シャトル、マップ端へ移動〕

アマンダラ「カモン・マイロードか…。どうやら本気らしいな」「フ…ならば私は首都スヴェートで待たねばなるまい」
〔敵ユニット離脱〕
【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ホワイトベース 通路
フェアリ「あら? 光珠様。こんな所でどうしたんです?」
光珠「ああ、フェアリさん」「サリーがね…なかなか私と話してくれないの…」
フェアリ「あの子はガディソードの人達を純粋に愛しています」「光珠様と親しく話をする事が祖国を裏切る行為につながらないか、悩んでいるのでしょう」
光珠「うん…それは私にも伝わってくる」「ジークもあの子に気を使ってるみたいだし…顔出しづらいのよね…」
フェアリ「あの子達の事は、この私にお任せください。光珠様はお気を煩わさずに…」
光珠「うん、頼むね。フェアリさん」

ホワイトベース 個室
フェアリ「ジーク、サリー。あなた達の機体の修理はほぼ完了したわ」「乗りたくなったら、いつでも言ってね」
ジーク「条件付きなんだろ?」
フェアリ「ホワイトベース隊として出撃した以上、途中で部隊を離脱しない事。それだけよ」
サリー「フェアリ、お願い…。私達を一度ガディソードに帰らせて」「私達は協力して星間連合軍を倒すべきだわ。ねえ、そうでしょう?」
フェアリ「そうね…。でも、ヘルルーガのもとへは返せないわ」
サリー「どうして?」
フェアリ「あなた達の命が危ないからよ」
サリー「そんな…」
ジーク「…………」
サリー「兄さん、黙ってないで何か言ってよ!」
ジーク「…………」「俺がクラウドハーケンに乗れば、いつでも逃げられる…」「それを簡単な口約束だけで信用するってのか?」
フェアリ「ええ…あなたなら信用できるわ」「それに、この部隊ではあなた達が戦力になる事を強制はしたりはしない…」「異次元同盟軍と戦いたくなければ、部隊編成から外してもらえばいいわ」
ジーク「わかった…考えておく…」
サリー「兄さん…!?」
フェアリ「また来るわね。2人でよく話し合ってちょうだい」
ジーク「ああ…」
サリー「フェアリ…!」
〔歩き去る足音〕
〔扉の開閉音〕

サリー「兄さん…まさか、ホワイトベース隊に入るつもりなの?」
ジーク「サリー…俺達は現実をもう少し冷静に見た方がいい…」
サリー「兄さん、何を言っているの?」
ジーク「今のところ俺達は強制的な取調べも受けていないし、ガディソードにとって不利に扱われてはいない」「それに…お前も今まで見てきただろ?」「こいつらの戦いを見て、何も感じなかったのか?」
サリー「兄さんは騙されやすいのよ。すぐに人を信用しちゃうんだから…」
ジーク「かもな…」「だが、このままでは前に進めん」「ホワイトベース隊の戦いを肌で感じておきたい。モニター越しの観戦では得られない感触をな…」
サリー「兄さん…」

サート・スター

サート・スター ドッグ 通路
フラット「反乱軍が動くか…」「カモン・マイロード…あの坊やがね…」「地球とエドン国からの使者も打倒ポセイダルに協力しているという…」「すでに時代の流れは彼らに向かって流れているのか…」
【シナリオエンドデモ終了】


● 第46話「ゴワハンド星SOS」 へ戻る

● 第48話「オリビー・クライシス」 へ進む


◆ 「スーパーロボット大戦XO」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。