第53話
嵐のザールへ、全艦出撃せよ！
サブタイトル
「嵐のザールへ、全艦出撃せよ！」
【シナリオデモ１開始】
ザール星
アール博士「おお…あれぞザール帝国の本星」「ついに…ついに待ち望んだ時が来た…」「エリオス帝国、パルミオン皇帝陛下に謹んで御報告申し上げます！」「ザールの侵略によって非業の死を遂げられた陛下のご無念を晴らす時がまいりました」「陛下…ハーリン王子の御子、剣人様が今、ザールに向かって進撃を開始されました！」「なにとぞ我らに陛下のご加護を！」「必ずやエリオス帝国を再興してご覧にいれまする！」
ホワイトベース ブリッジ
甲児「いよいよザールの本拠地へ殴り込みだ！」
鉄也「ついに奴らとの決着をつける時が来たようだな」
號「おう！ 腕がなるぜ！」
アール博士「悲願であったザールとの決戦…。方々のお力添えにこのアール、心より感謝いたしますぞ」
剣人「みんな、頼むぜ！ 銀河の明日のためにもドルメンの野郎は倒さなきゃならねえ！」
ミト「もちろんさ！」
ダバ「ああ、共に戦おう！」
ガスコン「がっはっはっはっは！ このガスコンにお任せあれ！」
光珠「ジーク、一緒に頑張ろうね♪」
ジーク「く…緊張感のない奴だ…」
仁「ま、光珠じゃ、しょうがないって。災難だな、あんたも」
ジーク「ああ…まったくだ…」
光珠「ぷう～っ！ 何よそれ～！」「なーんてね！」
ジーク「…………」
〔通信のコール音〕
ローズ「艦長！ ザールの通信をキャッチしました」
ブライト「なんだと！？」
フラウ「こちらの通信気にも反応しています。ザール軍の全機動部隊に対して本星に戻るよう指示が出されているようです！」
剣人「なんだって？ ザールの全軍が戻って来るのか！？」
ダバ「分散した戦力を集め、数で叩こうというのだろう」
ガスコン「ザールの領土は広い…。戦力は四方八方に散らばっておるが、集まるとなると、えらい事になる」
シュテッケン「各地で決起している連中がその大半を阻止してくれるだろうが、ザール帝国の物量は侮れん…」
アムロ「すでにクロッペンとの戦闘でこちらの動きは知られています。敵も必死に戻って来るでしょう」
シュテッケン「そういう事だ。叩かれる前に叩くしかねえな」
アール博士「いかにも！ 時間が経てば経つほど敵が有利になるだけです！」
剣人「ザール星攻撃…いよいよやるか…！」
ブライト「状況は聞いてのとおりだ。ただちに行動を開始する」「全艦、ザール本星に急行する！」
隼人「銀河の命運はこの一戦にあり！ 各艦とも一層の奮闘を祈る！」
【シナリオデモ１終了】
【戦闘マップ１開始】
〈出撃準備〉
マーカー「ザール星の宙域に到着しました！」
ブライト「よし、作戦開始だ！」
剣人「よっしゃあ！ いくぞ！」
〔味方ユニット出現〕
アール博士「ただちに攻撃開始じゃ！ ダルタニアスに続け！」
〔ブライトor葉月博士、前進〕
ザクロン「フフフ…突っ込んで来おったな！ 身の程を知らぬ雑魚どもが！」「もっと近くへ来い！ 我らに歯向かう者がどうなるか、その恐ろしさを味あわせてやる！」
ジルバ「ねぇ、ザクロン様ぁ～、あの人達、どんどん殺しちゃっていいの？」
ザクロン「構わぬ…！ 我らの力を思い知らせてやれ！」
ジルバ「うふふ！ もう最高～♪」「さあ、発進よん♪ あたしのかわいいロボちゃ♪」
〔敵ユニット出現〕
ジルバ「はぁ～い♪ ホワイトベース隊のみなさ～ん、こっちにいらっしゃ～い♪」「あたしの美しいクイーンアテナスがお相手してあげるわよん♪」
ザクロン「オンドロン！」
オンドロン「ははっ！」
ザクロン「要塞衛星の調子はどうか！」
オンドロン「準備万端です、ザクロン様。いつでも要塞のシステムを使えます！」
ザクロン「よし！ 要塞衛星の指揮はお前に任せる！」
オンドロン「承知しました！」「ちなみにザクロン様…コンピュータの予測では我が軍の勝利は１００％です」
ザクロン「当然だ。我が偉大なるマザーコンピュータ・シグマ様が、間違った作戦を指示するはずがない」
オンドロン「いやまったく、その通りでございます！」
〔剣人、前進〕
剣人「おっ！ 要塞と要塞の間が抜けられそうだぜ」
弾児「あそこから一気にザール星に突入だ！」
〔剣人、前進〕
ザクロン「フハハハハ！ 馬鹿め！ 地獄へ送られるとも知らずに調子に乗りおって！」「オンドロン！ やれ！ 光熱波バリアに切り替えろ！」
オンドロン「よおし！ 今だ！」
〔画面、フラッシュ〕
〔光熱波バリア展開〕
ブライト「な、なんだ！？ 星の周りに変化が！？」
アール博士「あれは…バリア！」「星全体がバリアで覆われておりますぞ！」
プラート博士「何かあるとは思っていたが、やはりな…」
隼人「ここは奴らの本拠地だ。なんの守りもなく構えているはずがない…」
プラート博士「こちらを引き付けるために、わざと隙を見せていたようじゃな…」
アール博士「むううう…」
剣人「くそ！ ここまで迫りながら…！」「じいさん！ 何か手はねえか！ 手は！」「このバリアを突破しなきゃ、ドルメンを直接叩けねえじゃねえか！」
アール博士「そ、そう言われましても剣人様…」
ザクロン「フフ、我が作戦の術中にはまったな。これより奴らを一気に叩く！ 我が直属部隊を展開させよ！」
〔敵ユニット出現〕
ボイダー将軍「くそっ！ ザクロン！ いい気になりおって…バカたれが！」「何が新司令官だ！ たかが機械の分際で！」「ドルメン大帝にワシの力のある所を見せ、総司令官の座を奪ってやる！」
カブト将軍「やはり現れたな！ ホワイトベース隊め！」「迎え撃てい！ ここを奴らの墓場とするのだ！」
ワッ太「うへ～っ敵ロボット、いっぱいいるなぁ…」
ライト「敵部隊はあれだけじゃない…。まだまだ後続が来るぞ」
隼人「うろたえるな！ 今更、退く事はできん！」
ケーン「おいおい、このまま突っ込めってのかよ…」
タップ「作戦とか、ないんすか？」
號「ここまで来てそんなもん、いるかよ！」
アムロ「今は正面の敵を叩きましょう！ チャンスは必ず来ます！」
甲児「そうだよな。いい事言うじゃねえか、アムロ！」
アール博士「剣人様！ このバリアを破るにはエネルギー源を見つけ出す必要があります。しばしのお時間を！」
剣人「わかったぜ、じいさん！」
弾児「それまでにこいつらをなんとかするしかないようだな！」
剣人「どうやらそのようだな」「弾児、いくぜ！」
弾児「おう！」
ブライト「よし、まずは敵の機動兵器を片付ける！ こちらも機動兵器を発艦させろ！」
〔味方ユニット出現〕
〈出撃準備〉
＜戦闘開始＞
＜ワッ太vsジルバ＞
ワッ太「また出たな、変なロボット！ 今度こそペシャンコにしてやる！」
ジルバ「ま、なんて野蛮なのかしら！ ん～もう！ ジルバ、そういうのキライキライ！」「そんな事、言う人はう～んと派手にブッ壊しちゃうんだから！」
ワッ太「ブッ壊すって…。あんたも充分、野蛮じゃないか…」
＜剣人vsボイダー将軍＞
剣人「今まで世話になったな、岩石野郎！ ザールもろとも粉々にしてやるぜ！」
ボイダー将軍「やらせん！ やらせはせんぞ！ ザール帝国が崩壊すれば俺は…俺は！」
＜剣人vsカブト将軍＞
カブト将軍「ハハハハハ！ 怖気づいたか！ ザールに楯突く馬鹿どもが！」「とどめをさしてやる！ 楯剣人、覚悟ーっ！」
剣人「なにを！ 負けるかぁっ！」
＜ジルバにダメージ＞
ジルバ「な、なんてこと！」「私の大事なクイーンアテナスに傷をつけるなんてーっ！」「も～う！ 許さないわよ！」
〔ジルバ、気力上昇〕
＜ボイダー将軍ＨＰ５０％以下・敵増援１出現＞
〔ボイダー将軍にスパーク〕
ボイダー将軍「ぬううううううう！」「ワシは次の総司令官になるのだ！ こんな所で負けるわけにはいかん！」
〔ボイダー将軍、気力上昇〕
〔ボイダー将軍、回復〕
〔敵ユニット出現〕
＜カブト将軍ＨＰ５０％以下・敵増援２出現＞
将軍「ええい、押されておるぞ！」「何をしておるか！」「すべてはこの戦いにかかっているのだ！ 全力で戦え！」
〔カブト将軍、気力上昇〕
〔カブト将軍、回復〕
〔敵ユニット出現〕
＜ジルバＨＰ５０％以下＞
〔ジルバにスパーク〕
ジルバ「いや～ん！ か弱い乙女をいじめるなんて最低よぉ～！」「いいわ、お仕置きよ！ み～んな、お仕置きしてあげる！」
〔ジルバ、気力上昇〕
〔ジルバ、回復〕
ジルバ「ホ～ホッホッホ！」「さあ、かかってらっしゃい！」
＜ボイダー将軍撃破＞
〔ボイダー将軍にスパーク〕
ボイダー将軍「ぬおおお！ バ、バカな！」
〔ボイダー将軍に爆発〕
〔画面、振動〕
ボイダー将軍「ぐわああああっ！ ド、ドルメン大帝様ぁっ！」
〔敵ユニット撃破〕
〔画面、振動〕
＜カブト将軍撃破＞
〔カブト将軍にスパーク〕
カブト将軍「お、おのれぇぇっ！ あと一歩というところで…！」
〔カブト将軍に爆発〕
〔画面、振動〕
カブト将軍「ぐわああああああ！」
〔敵ユニット撃破〕
〔画面、振動〕
＜ジルバ撃破＞
〔ジルバにスパーク〕
ジルバ「ああ、あたしの美しい、クイーンアテナス…！」「オンドロン、助けてーっ！」
〔ジルバに爆発〕
〔画面、振動〕
ジルバ「ああああああああ！」
〔敵ユニット撃破〕
〔画面、振動〕
オンドロン「ジルバか…。スタイルばかり気取る女司令官ではあったが…」「ちょっと惜しかったかな…」
＜敵全滅・敵増援３出現＞
ザクロン「おのれ、我が直属部隊が落とされるとは！ こうなれば私自ら迎え撃つ！」
オンドロン「ザクロン様、出撃されるのですか！？」
ザクロン「もう見ておれぬわ！ お前は要塞の管理に集中しろ！」
オンドロン「ははーっ！」
〔敵ユニット出現〕
ザクロン「ホワイトベース隊よ！ これ以上はやらせん！」
アムロ「あれが隊長機！？」
クワトロ「そのようだな…」
ガスコン「おそらく、クロッペンの後任だろう」
厚井「むっ！ あのロボット…今までとはパワーが違うぞ！」「社長、気を付けて下さい！」
ワッ太「わかった！」
剣人「へっ！ クロッペンの後任だろうが何だろうが、やってやるぜ！」
アール博士「剣人様、聞いて下され！ 遂にエネルギー源を突き止めましたぞ！」
剣人「本当か、じいさん！」
葉月博士「みんなも聞いてくれ。バリアのエネルギーは軌道上に見える衛星から発せられている！」「バリアを突破するには、あの衛星をすべて破壊するしかない！」
〔カーソル、要塞衛星ヘラを指定〕
エイジ「衛星は全部で３つか…」
葉月博士「そうだ。ここを突破するにはあれを破壊するしかない！」
ブライト「ただちに態勢を建て直し、攻撃を敵の衛星に向けろ！」
シロー「了解！ 衛星に攻撃を集中します！」
剣人「ようし、やってやる！」「いくぜ、弾児！ 一気に突っ込んで要塞を爆破するんだ！」
弾児「おう！ いつでも来い！」
＜甲児vs要塞衛星ヘラ＞
甲児「どんだけ強力なバリアだか知らねえがそんなものパリーンとブチ割ってやるぜ！」
＜ケーンvs要塞衛星ヘラ＞
ケーン「弱い奴ほど引きこもるってな！ 殻に閉じこもってるなら力づくで引きずり出してやるぜ！」
＜仁vs要塞衛星ヘラ＞
仁「こんなものまで用意してるなんて！ よっぽど俺達が怖いんだな！」
＜要塞衛星ヘラ撃破（１回目）＞
〔敵ユニット撃破〕
〔画面、振動〕
オンドロン「うおお！ まだまだぁっ！」「要塞衛星が１つでもあれば、バリアは保持できる！」
マーカー「１つ目の衛星の機能が停止したようです！」
ブライト「一刻も早くすべての衛星の機能を止めるんだ！ 攻撃の手を緩めるな！」
＜要塞衛星ヘラ撃破（２回目）・敵増援４出現＞
〔敵ユニット撃破〕
〔画面、振動〕
オンドロン「ぬうう！ 奴らの攻撃がまたしてもコンピュータの予測を超えるとは！」「迎撃部隊は何をしている！ このままでは最後の要塞衛星も破壊されてしまうぞ！」「要塞内の機体を出撃させろ！」
〔敵ユニット出現〕
隼人「あと１つでバリアが解けるはずだ！ ここが正念場だぞ！」
ブライト「攻撃を続行しろ！」
＜要塞衛星ヘラ撃破（３回目）・敵増援５出現＞
〔敵ユニット撃破〕
〔画面、振動〕
〔要塞衛星ヘラ全機に爆発〕
〔画面、振動〕
オンドロン「い、いかん！ このままではバリアを維持できん！」
ザール兵「エネルギー圧低下！ バリア、消滅します！」
オンドロン「くそっ！」
〔要塞衛星ヘラ全機に爆発〕
〔画面、振動〕
〔画面、フラッシュ〕
〔光熱波バリア消滅〕
オンドロン「馬鹿な…私は今までずっとコンピュータの指示通りに作戦を進めたのだぞ！」「そのことごとくを奴らに阻止されてきた…！」「フフフ…フハハハハハハハ！」「我々が信じてきたマザーコンピュータが奴らに負けたというのか…！」「ハーッハハハハ！ マザーコンピュータへの信頼を失えば…ロボット帝国は滅びる…」「滅びるのだ…！ ハーッハハハハ！」
〔要塞衛星ヘラに爆発〕
〔画面、振動〕
リンダ「惑星周囲のエネルギー反応が消えました！」
ブライト「うまくいったのか！？」
プラート博士「間違いない…！ バリアーは完全に消滅しておる」
アール博士「ようし、今じゃ！ ザール星に突入するのじゃ！」
ドルメン大帝「むう…バリアが！ バリアが突破されたのか！？」
剣人「ドルメン！ 出て来い！ 楯剣人が相手だ！」
ドルメン大帝「ぬうう…！ おのれ、ダルタニアス！」「許さん…！ ザール星間帝国にあくまでも楯突こうというのか！」「許さん…許さんぞ！」
〔敵ユニット出現〕
弾児「おお…！」
剣人「ドルメン！ お前がドルメンか！？」
ドルメン大帝「フフフ…我がザールに手向かいおって！ ここから生きて戻れると思うな！」
剣人「うるせえっ！ お前の方こそ覚悟してもらうぜ！」「お前のために泣かされた俺達や銀河の連中の恨みを晴らしてやる！」
ドルメン大帝「我がザール星間帝国はお前ごとき者には滅ぼされん！」「我がザールの近衛軍に告げる！ 全軍出撃！ 奴らを完膚なきまでに打ちのめせ！」
〔敵ユニット出現〕
仁「出やがった！ あれが敵の本隊か！？」
吼児「すごい数だね…」
マリア「まだ出て来るわよ！ 気をつけて！」
〔敵ユニット出現〕
リンダ「敵部隊、さらに増大します！」
飛鳥「まいったね、こりゃ…」
ケーン「気が滅入るな…ったく」
クリス「やるしかないわ…。頑張りましょう！」
剣人「くそーっ！ 負けてたまるかぁっ！」
【戦闘マップ１終了】
【シナリオデモ２開始】
フラウ「ド、ドルメン大帝から、通信です！」
アール博士「なんじゃとっ！？」
〔通信のコール音〕
ドルメン大帝「フハハハハハ！ 我に歯向かう愚か者どもよ、心して聞くがよい！」「うぬらの降伏など認めぬ！ 一人残らず、ここで死ぬのだ！」
アール博士「勝手を申すな！ 反逆者の分際で！」
ドルメン大帝「フハハハハハ！ 反逆者とは笑止！！」「ワシは、虚飾にまみれたかつてのエリオスに革命を起こしたのだ！」「見るが良い！ このワシ自身の顔がエリオスの悪を証明しているのだ！」
アール博士「なんじゃと！？」
〔画面、フラッシュ〕
ドルメン大帝「フハハハハハ！ よく見るが良い！ ワシの顔を！」
アール博士「あ…ああ…そのお顔は…パルミオン皇帝陛下…！」
ドルメン大帝「フフフフ…」
アール博士「ドルメン！ 貴様、皇帝陛下を侮辱するか！」
ドルメン大帝「フハハハハ！ 驚いたか！」「ワシはかつて王宮にいた！ 皇帝のクローンとしてな！」
アール博士「なにっ！？」
剣人「おい！ どういう事なんだ、じいさん！」
アール博士「バカな…パルミオン皇帝陛下にクローンがいたとは！」「しかも、そのクローンがドルメンだと…！？」
ドルメン大帝「フハハハハ！」「貴様らをいたぶりながらエリオスの忌まわしい歴史を教えてやる！」「ハーッハハハハハハ！」
〔通信のコール音〕
【シナリオデモ２終了】
【戦闘マップ２開始】
〔戦闘マップ１から継続〕
剣人「おい、じいさん！ 説明してくれよ！」「あいつが王様のクローンだってのか？」
アール博士「うう…そ、それは…」
弾児「…奴が何者であろうが、俺達の故郷をめちゃくちゃにした事に変わりはねえぜ！」
剣人「そうだっ！ 過去に何があったが知らねえが、関係ない連中を巻き込みやがって！」
ミト王子「行こう、剣人」
剣人「おうっ！」
ジーク「ドルメン…ついに現れたか…」「やってやる…。奴は…この俺が…！」
光珠「ジーク、大丈夫？」
ジーク「心配するな…」
フェアリ「これから、ますます混戦になるわ。お互い冷静に対処しましょう」
ジーク「わかっている」
光珠「ねえ…ジーク、サリーは本当に大丈夫なの？」
ジーク「ああ…心配ない…」
【戦闘マップ２終了】
【シナリオデモ３開始】
〔扉を叩く音×３〕
サリー「出してーっ！ ここから出してよーっ！」
〔扉を叩く音×２〕
サリー「ねえ、聞こえてるんでしょう？ 私、絶対に逃げたりしないわ！」「だから出してっ！」
〔扉を叩く音×３〕
サリー「出してっ！ 早く出してーっ！」「…………」「どうして…どうして応えてくれないの？」
〔扉を叩く音×２〕
サリー「ねえ、誰か応えてよ！ お願いっ！」「…………」「みんなで…私を除け者に…」
〔殴打音〕
サリー「兄さんの馬鹿ぁーっ！」「ううう…」
【シナリオデモ３終了】
【戦闘マップ３開始】
〔戦闘マップ２から継続〕
＜ドルメンにダメージ＞
〔ドルメンにスパーク〕
ドルメン大帝「ぬおおおおおっ！」「おのれ、ホワイトベース隊め！」「見よ！ このワシの顔をーっ！」「これがエリオス帝国の闇！ ワシがクローンである事の証だーっ！」
剣人「お、おい…あいつ、顔が変わってるぞ！」「じいさん！ どうなってんだ！？」
アール博士「おお…。すると奴は本当に…」
弾児「どういう事だよ！」
アール博士「クローンは強い紫外線を受けると皮膚が変色してしまうのです！ あの顔こそ、奴がクローンである証！」
剣人「そうかい…」「けど、遠慮はしねえぜ！」
＜ドルメンＨＰ５０％以下・敵増援６出現＞
ドルメン大帝「ウワーッハッハッハ！ この程度の攻撃では手ぬるいわ！」「要塞のパワーを上げろ！」
〔ドルメン大帝、回復〕
ドルメン大帝「フハハハハ！ 無駄だ！ 貴様らではこのワシには勝てん！」「今こそ、虐げられてきたクローンの苦しみを味あわせてやる！」「出でよ！ 我がしもべ達よ！」
〔敵ユニット出現〕
剣人「野郎っ！ まだ、戦うつもりか！」「弾児、ベラリオス！ いくぜ！」
弾児「おう！」
ベラリオス「ガオォォォォン！」
〔剣人、ドルメン大帝へ接近〕
ドルメン大帝「ええい、楯剣人よ！ 今こそ思い知るがいい！」「エリオスの栄光の裏に隠された我々クローンの無残な歴史を！」
剣人「うるせえ！ 俺は昔の事なんか知ったこっちゃねえんだよ！」
〔剣人、ドルメン大帝へ隣接〕
剣人「くらえっ、ドルメン！」
ドルメン大帝「えーい！ 黙れっ！」
〔ドルメン大帝、剣人へ攻撃〕
〔剣人にダメージ〕
〔剣人に爆発〕
〔画面、振動〕
剣人「うわあああああああ！」
ドルメン大帝「どうだ、楯剣人！ さぞや苦しかろう！ だが、それで良いのだ」「苦しんで、苦しんで、苦しみぬけ！」
〔ドルメン大帝、剣人へ攻撃〕
〔剣人にダメージ〕
〔剣人に爆発〕
〔画面、振動〕
ドルメン大帝「パルミオン皇帝の血を受け継ぐお前には、私がたっぷりと地獄を見せてやる！」「そして我々クローンの怒りを思い知れ！」
〔ツインボーグ・ユニトゲラス、剣人へ隣接〕
〔剣人にダメージ×２〕
〔画面、振動〕
剣人「うわああ！」
ドルメン大帝「まだまだぁ！」「喰らえ、ダルタニアス！ 何がエリオス帝国だ！ 何が宇宙の平和だ！」
〔ドルメン大帝、剣人へ攻撃〕
〔剣人にダメージ〕
〔剣人に爆発〕
〔画面、振動〕
剣人「ぐああ！」
ドルメン大帝「フフフフフ！ まだ早いぞ、楯剣人！」「このぐらいではまだまだ足りぬわ！」「エリオス帝国繁栄の名の元に常に時の皇帝の身代わりとなり…」「…闇から闇へ葬り去られたクローンの苦しみにはまだまだ遠く及ばん！」
アール博士「やめろ！ やめるのだ！ 剣人様は何も預かり知らぬ事！」
ドルメン「黙れっ！」「知っておろうがおるまいが、楯剣人がエリオス王家の血を引く事に変わりはない！」「今こそ忌まわしい事実を明かしてやる！ あの憎むべきエリオス王家の！」
剣人「く…聞いてやろうじゃねえか！」
ドルメン大帝「かつてエリオス帝国では王位継承者が生まれるたびに、その細胞から影武者としてクローンが作られていた」「エリオス王家の血筋を絶やさずその王座を守るためだ！」「そして成長すればケダモノのように飼い殺しの生活を強いられたのだ！」「王位継承者が負傷でもすれば、クローンは情け容赦なくその身を切り刻まれる…！」「王位継承者が失った体の部品を提供するためだ」「そして皇帝が死ねば、王座を守るため、廷臣達に操られなければならない！」「だが、それも次期皇帝が決るまでの事…」「皇帝が変われば、もはや前皇帝のクローンなど無用の長物！ すべて処分されるのだ！」「わかったか、楯剣人！ これが帝国繁栄のカラクリだ！」
剣人「あ、ああ…」
ドルメン大帝「フフフ…これからだぞ！」「我らクローンの苦しみをたっぷりと味わえ！」
〔ドルメン大帝、剣人へ攻撃〕
〔剣人にダメージ〕
〔剣人に爆発〕
〔画面、振動〕
剣人「ぐあああああああ！」
アール博士「剣人様ぁっ！」
早苗「剣人くん！」
ミト王子「まずいぞ！ みんなで助けるんだ！」
≪敵増援６出現後≫
＜光珠vsドルメン大帝＞
フェアリ「自分が辛い思いをしたからといって他人を不幸にするなんて間違っています！」
光珠「結局、あなたがやってる事はあなたの言うエリオスの人と同じじゃない！」
ドルメン大帝「それがなぜいけない！ ワシはやられた事をやり返したまでの事！」「そうでなければ、他人痛みをわからぬ馬鹿者どもにはクローンの無念はわからぬのだからな！」
光珠「そんな考えで戦火を広げてるなんて！ 許せない…！」
＜光珠vsザクロン＞
光珠「何、このでっかい人！？ これもロボットなの…？」
ザクロン「フフフ。ロボット帝国の技術力を甘く見ない事だ」
≪敵増援６出現後≫
＜アムロvsドルメン大帝＞
アムロ「クローンだろうと、あなたはあなたでしょう！ あなた自身の生き方をすればいいのに！」
ドルメン大帝「それを許さなかったのがエリオス帝国だ！」「だから憎んだ！ クローンを容認するエリオスを！ この世界を！」
アムロ「それはあなたのエゴだ！ そんな理由で戦うなんて…！」
＜アムロvsザクロン＞
アムロ「こいつ…人間じゃない。機械生命体だとでも言うのか？」
ザクロン「フッフッフッ。人間よ、不完全な貴様らとは違うのだ。ロボット帝国の力に恐れおののくがいい！」
≪敵増援６出現後≫
＜カミーユvsドルメン大帝＞
カミーユ「なぜ多くの人を苦しめる！ お前には虐げられた者の苦しみがわかるはずだ！！」
ドルメン大帝「わからんのか！ 人間の欲望こそがクローンを生んだのだ」
カミーユ「人のエゴがクローンを生んだ事はわかる」「その苦しみを知るお前が、なんで世界を正しい方向に導かなかったんだ！」
ドルメン大帝「フハハハハ！ 愚か者め！ 他を従わせる力なくば、何も成せぬわ！」
カミーユ「そのゆがんだ気を吐き出せ！」
ドルメン大帝「えーい！ 黙れっ、若造！」
＜カミーユvsザクロン＞
ザクロン「星間連合の総司令官の名に懸けて貴様達を破壊してくれる！」
カミーユ「そう簡単にやられる俺達じゃない！」
≪敵増援６出現後≫
＜ジュドーvsドルメン大帝＞
ジュドー「憎しみだけで生きて何が楽しいのさ！」「クローンだろうと何だろうと生きてるのには違いないんだろ！？ だったら、別の生き方だって出来たはずだ！」
ドルメン大帝「その通りだ！ だから、ワシはザール星間帝国を作った！ クローンの無念を晴らすためにな！」
ジュドー「そうやって憎しみの連鎖を作る事で誰が幸せになるっていうんだよ！ なぜ、そんな簡単な事がわからないんだ！」
＜ジュドーvsザクロン＞
ジュドー「ザールの本星まであと一歩なんだ！ 邪魔するな！」
ザクロン「この私がいる限りドルメン大帝のもとへは行かせはせん！」
≪敵増援６出現後≫
＜クリスvsドルメン大帝＞
ドルメン大帝「ザール星間帝国こそワシの生きている証！ 貴様らに壊させるものか！」
クリス「憎しみがここまで人に力を与えるの…！？」
＜クリスvsザクロン＞
ザクロン「地球のロボットなど、私がすべて廃棄処分にしてくれる！」
クリス「そうはさせない！ 私達がいる限り！」
≪敵増援６出現後≫
＜シローvsドルメン大帝＞
シロー「頭を叩けば戦いは終わる…！ ここですべての決着をつけてやる！」
ドルメン大帝「馬鹿め！ 終わるのは貴様達の方だ！」
＜シローvsザクロン＞
シロー「お前がどこの誰だろうと、俺達に勝てると思うな！」
ザクロン「群れねば何もできん地球人どもが！ 私の力を思い知るがいい！」
≪敵増援６出現後≫
＜甲児vsドルメン大帝＞
ドルメン大帝「我らクローンのためにもエリオスの再興などさせるものか！」
甲児「エリオスの再興なんて知るかよ！ 俺達が戦うのは、てめえとザールのやり口が許せねえからだ！」
＜甲児vsザクロン＞
ザクロン「ここまでたどり着いたのは誉めてやろう。しかし、それもここで終わりだ！」
甲児「別にてめえみたいな奴に誉めて欲しくてここまできたわけじゃねえ！」「その偉そうなしゃべりも今日までだ！ ここでてめえは倒す！」
≪敵増援６出現後≫
＜號vsドルメン大帝＞
號「ジジイ、顔色が悪いみてえだが、もしかして俺達にビビってんのかよ！」
ドルメン大帝「ふざけおって！ 貴様、楽に死ねると思うなよ！」
＜號vsザクロン＞
ザクロン「地球のロボットの実力がどれ程のものか…そして地球人とはどんな生物か私自身の目で確かめてやる！」
號「そいつはご苦労なこった！ せっかく出てきたところ悪いが、とっとと引っ込んでもらうぜ！」
≪敵増援６出現後≫
＜剣人vsドルメン大帝＞
ドルメン大帝「くらえ、ダルタニアス！ 貴様もワシの痛みを知れ！」
〔ドルメン大帝、剣人へ攻撃〕
〔剣人にダメージ〕
〔剣人に爆発〕
〔画面、振動〕
剣人「うああああ！」
ドルメン大帝「思い知れ！ 地獄の業火で焼き尽くしてくれる！」「くらえっ！ 楯剣人！ ウワッハハハハハハハハ！」
≪敵増援６出現後≫
＜剣人vsドルメン大帝（２回目）＞
剣人「ドルメン！ お前のためにどれ程の人が苦しんだ事か！ 今こそたっぷりと思い知らせてやる！」
ドルメン大帝「こしゃくな！ 今こそ地獄の底に落としてやる！」
弾児「そうなるのはてめえの方だ！ せいぜい、地獄の業火に焼かれてきな！」
剣人「やるぞ、弾児、ベラリオス！ こいつを倒して銀河に平和を取り戻すんだ！ 俺達みんなの力でな！」
＜剣人vsザクロン＞
ザクロン「ドルメン大帝の信頼に応えるためにも、貴様だけは何としても倒してみせる！」
剣人「そんな台詞はいらねえからとっととかかって来やがれ！」「クロッペンの後釜を務める奴がどれ程のものか確かめてやるぜ！」
≪敵増援６出現後≫
＜ワッ太vsドルメン大帝＞
ドルメン大帝「この世界がクローンを否定するというなら、全銀河の覇権を握った後、世界そのものを作り変えるまでだ！」
ワッ太「あんたの言いたい事もわかるよ！ でも、世界を変えたいからって戦いを起こすのは間違ってるんだよ！」「あんたが戦いをやめる気がないってんなら俺達が相手になってやる！」
＜ワッ太vsザクロン＞
ザクロン「地球のロボットよ。俺はお前を倒す…倒さねばならん！」
ワッ太「お前がどこのどいつか知らないけど、トライダーは負けない！」「トライダーは宇宙の無敵ロボだ！」
＜ワッ太vsザクロン（戦闘後）＞
ザクロン「ハッハッハ！ 思ったよりパワーはあるようだな！ だが、抵抗するのもここまでだ！」
ワッ太「くっそぉ！ こんな凄い奴、今まで見たことない！」
柿小路「社長！ このままではジリ貧になるだけです！ ここは一か八か積極的にうってでましょう！」
木下「そ、そうですね！ パーッとやりましょう！ パーッと！」
郁恵「でも、どうやって？ 相手の攻撃は正確すぎるわ！」
厚井「心配いらん！ 奴の行動はコンピュータではじき出したようにパターンがある！」
ワッ太「そうか！ そのパターンの隙をつけば！」
柿小路「頼みましたぞ、社長！ 我が社の未来の運命と銀河の平和を！」
ワッ太「よーし、まかしときっ！」
≪敵増援６出現後≫
＜ミト王子vsドルメン大帝＞
ドルメン大帝「どの国も王族が考えるは唯ひとつ！ 己が一族の繁栄だ！」
ミト王子「それはおぬし個人の欲望であろう！ 真の君主たるもの、まず考えるべきは国の繁栄！」「そして、その国の礎となるのは民！すなわち王とは民の繁栄を願うものなり！」「それがわからぬ愚か者にこの銀河を渡すわけにはいかぬ！」
＜ミト王子vsザクロン＞
ザクロン「エドン国のミト王子か！ 相手にとって不足無しだ！」
ミト王子「このダイオージャに臆せぬとは余程の手練れと見た…！ いざ尋常に勝負！」
≪敵増援６出現後≫
＜ダバvsドルメン大帝＞
ドルメン大帝「ワシの話を聞いてなお、エリオス再興に力を貸すというのか！？」
ダバ「確かにあなたの境遇には同情の余地がある…」「だからといって、人を不幸にするあなたをこのままには出来ない！」「その怒りを正しき方向に向けていればこの戦いは起きなかった！ あなたにはその責任を取ってもらう！」
＜ダバvsザクロン＞
ダバ「機体の大きさで戦いが決まるわけじゃない！」
ザクロン「その通り…勝敗を決めるのは搭載されたコンピュータの優秀さだ！」
ダバ「それはどうかな！ その答えは俺達が出してやる！」
≪敵増援６出現後≫
＜ケーンvsドルメン大帝＞
ドルメン大帝「楯剣人同様、貴様も地獄に送ってくれる！」
ケーン「地獄に落ちるのはてめえの方だ！ 地球にまで手を伸ばしたのを後悔しやがれ！」
＜ケーンvsザクロン＞
ザクロン「ロボット帝国のためにも貴様達は生かしてはおけん！ 覚悟しろ！」
ケーン「自国の心配なんかする前に、自分の身の心配をするんだな！」
≪敵増援６出現後≫
＜忍vsドルメン大帝＞
亮「哀れな男だ…。その境遇に負けて道を見失ったか…」
ドルメン大帝「黙れ！ 全銀河を統べるワシは勝者だ！」
忍「そうかよ！ 過去に縛られて八つ当たりしてるようじゃとてもそうは見えないがな！」
ドルメン大帝「ザール星間帝国の帝王たるこのワシになめた口を利きおって！」
忍「いつまでも王様気取りでいるんじゃねえよ！ てめえの歪んだ野望は俺達がブッ潰す！」
＜忍vsザクロン＞
ザクロン「コンピュータの指示通りに戦えば負けはない。行くぞ！」
忍「俺達の野性をてめえのコンピュータごときで計れると思うなよ！」
≪敵増援６出現後≫
＜エイジvsドルメン大帝＞
エイジ「どんな過去があろと、それが侵略の理由になりはしない！」
ドルメン大帝「黙れ！ ワシこそがザールの大帝にしてこの銀河を統べる者なのだ！」
＜エイジvsザクロン＞
エイジ「そちらがパワーでくるのならば、こちらは機動力で勝負だ！」
ザクロン「ちいっ！ 小うるさいハエめ！ 叩き落してやる！」
≪敵増援６出現後≫
＜キッドorボウィーvsドルメン大帝＞
お町「驚きね…悪党にも五分の理ってやつ？」
ボウィー「ほんとほんと。ま…この世界、どこもキレイ事だけじゃないしね」
アイザック「しかし、それが他人の幸せを奪う理由になりはしない！」
キッド「てめえに泣かされた人々のためにも、この始末は俺達Ｊ９が引き受けてやるぜ！」
ドルメン大帝「やれるものならやってみるがいい！ 貴様らにはクローンが受けてきた苦しみと屈辱に見合う苦痛を味わわせてやる！」
＜キッドorボウィーvsザクロン＞
ザクロン「偉大なるマザーコンピュータ、シグマ様のためにも貴様達を生かしておくわけにはいかん！」
キッド「他人に指示されなきゃ動けない奴がでかい口叩くとはね…」
アイザック「自分の考えで動く事のできない者に未来はない。これだけは覚えておくがいい！」
≪敵増援６出現後≫
＜士郎vsドルメン大帝＞
シュテッケン「世の中をこれだけ荒らしたんだ！ それなりの覚悟はできてるだろうな！？」
ドルメン大帝「貴様らこそ、ワシの銀河制覇という夢を邪魔したのだ！ それ相応の苦しみを受けてもらうぞ！」
ディーゴ「面白れえ。烈の精神とあんたの恨み…どちらが強いか勝負といこうか！」
＜士郎vsザクロン＞
シュテッケン「俺達の狙いはドルメン唯一人！ そこをどいてもらおうか！」
ザクロン「貴様らの作戦などお見通しよ！ ここで死ぬがいい！」
≪敵増援６出現後≫
＜ロックorビートvsドルメン大帝＞
ビート「人を呪わば穴二つ、って言葉を知ってるかい？」
ドルメン大帝「その言葉がどうかしたのか？」
ブルース「あなたがエリオスを呪い、滅ぼしたように、あなたもあなたに虐げられた人々の恨みによって御自身の身を滅ぼすのですよ」
ドルメン大帝「言うではないか！ だが、ワシの恨みが奴らと同等と思うなよ！」
ロック「俺達がぶつけるのは恨みなんかじゃねえ！ てめえに好き放題された人達の無念だ！ そこんところ、勘違いするんじゃねえ！」
＜ロックorビートvsザクロン＞
ザクロン「こちらにはコンピュータの指示あるのだ！ それがある限り、私に負けはない！」
ビート「あいにくこっちにはコンピュータの思考を読むのが得意なお方がいるんでね」
ブルース「ふっ…」
ロック「ま、相手が悪かったと思って早々に退場するんだな」
≪敵増援６出現後≫
＜仁vsドルメン大帝＞
仁「いい加減に観念しな！ あんたの野望は俺達が阻止してやるぜ！」
ドルメン大帝「ぬううう…！ ワシはやられん…やられるわけにはいかん…！ クローンを認めぬこの世界を変えるまでは！」
＜仁vsザクロン＞
仁「随分と長い付き合いになったが、あんたらともこれで最後だ！」
ザクロン「Ｂクラスの星の原住民が生意気な口を利くでない！」
＜ドルメン大帝ＨＰ２０％以下・敵増援７出現＞
ドルメン大帝「おのれ、小賢しきダルタニアス！ お前ごときに！」
剣人「ドルメン！」「クローンの話には同情するがな！ お前は生まれの不幸を呪うあまり、世の中に復讐しようとしたんだ！」「お前の自己満足のためにどれだけ多くの人が苦しんだ事か！」「今こそ、たっぷりと思い知らせてやるぜ！」
ドルメン大帝「こしゃくな！ 地獄の底へ叩き落としてやる！」
〔ドルメン大帝、気力上昇〕
〔ドルメン大帝、回復〕
〔敵ユニット出現〕
剣人「いくぞーっ！」
＜ザクロンＨＰ５０％以下・敵増援８出現＞
ザクロン「ハッハッハッ！ 思ったよりやるではないか！」「だが、この程度では話にならん！ すべてコンピュータによる予測の範囲内だ」「オンドロン！ 新たな部隊を投入だ！」
オンドロン「了解しました！」
〔敵ユニット出現〕
ザクロン「フフフ！ そろそろ、こちらも本気で行かせてもらうぞ！」
〔ザクロン、気力上昇〕
〔ザクロン、回復〕
ワッ太「な、なんて奴だ！ あれだけ攻撃を受けたってのにピンピンしてるじゃないか！」
厚井「むううう！ かなり高性能なメカロボットだ！」
ワッ太「くそっ！ こんなしぶとい奴、今まで見たことがない！」
號「要するにあいつはタフだってこったろ！」「くよくよ考える暇があったらミサイルの一発もぶち込みやがれ！」
ジュドー「そういう事っ！」
忍「ようし！ やってやるぜ！」
＜ザクロンＨＰ２０％以下・敵増援９出現＞
ザクロン「むう！ 敵の戦力係数がコンピュータの予測を超えているだと！？」「こんな事が…こんな事があってなるものか！」
〔ザクロン、気力上昇〕
〔ザクロン、回復〕
〔敵ユニット出現〕
＜ドルメン撃破＞
〔ドルメン大帝にスパーク〕
ドルメン大帝「ううっ、こしゃくな！」「よいか、楯剣人。このワシを討ち取ったからとて、それですべてが終わったとは思うな！」
剣人「なっ…何だと！？」
ドルメン大帝「この世界にクローンがいる限り…いや！ クローンを必要とする世界が存在する限り…」「我々の憎しみと悲しみが消え去る事はない！」「いつかまた反逆の炎が燃え上がる時が来る！」
〔ドルメン大帝に爆発〕
〔画面、振動〕
ドルメン大帝「ぬわぁぁぁぁっ！」
〔敵ユニット撃破〕
〔画面、振動〕
アール博士「おお…ついに…ついにドルメンを…」
ブライト「やったのか…」
※※まだ敵健在の場合、セリフ追加※※
〔敵ユニット離脱〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
オスカ「撤退する部隊もいます！ 敵戦線は混乱しています！」
隼人「ドルメンという絶対的な存在を失って士気が低下したようだな」
ブライト「よし！ 一気にこの宙域を制圧する！」
＜ザクロン撃破＞
〔ザクロンにスパーク〕
ザクロン「な、なぜだ…！ なぜ、こんな事に！」「我が偉大なるマザーコンピュータ・シグマ様が間違っていたというのか…！？」「私の敗北が事実となれば、マザーコンピュータ・シグマ様への信頼が失われる…」「万が一、そのような事態になれば、ロボット帝国の秩序は乱れ、ザール帝国との関係も危うくなる…」「いや…コンピュータの指示通りに動いているこの私が敗れるなど、ありえんのだ…」
※※ワッ太が撃破の場合、セリフ追加※※
厚井「む！ 敵の動きが止まった！」
柿小路「社長！ 今がチャンスですぞ！」
ワッ太「わかった！」
〔ワッ太、ザクロンへ隣接〕
ワッ太「とどめだーっ！」
〔ワッ太、ザクロンへ攻撃〕
[イベント戦闘「ワッ太vsザクロン」]
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
〔ザクロンにスパーク〕
ザクロン「ぬおおっ！ なぜだ！ シグマ様は完璧のはず…！」
〔ザクロンに爆発〕
〔画面、振動〕
ザクロン「ぐわあああああああ！」
〔敵ユニット撃破〕
〔画面、振動〕
※※ワッ太が撃破の場合、セリフ追加※※
ワッ太「や、やったか？」
郁絵「ええ、やりましたよ、社長！」
柿小路「社長！ お見事ですぞ！」
ワッ太「へへっ！ どんなもんだい！」「さあ、残りの敵をやっつけるぞ！」
＜敵全滅・勝利条件達成＞
フラウ「ザールの残存部隊が次々と降伏を表明しています」
ダイアン「各方面での戦闘も終息しつつあるようです」
ブライト「そうか…」
剣人「戦いは終わった！ 俺達は勝ったんだ！」
弾児「ああ…。だが…後味の悪い勝利だぜ…」
シュテッケン「ドルメンの事なら気にするな…」「奴は結局、人の世を呪った弱き者だったという事だ」
ディーゴ「クローンとして生まれなければ、このような最期を遂げずに済んだものを…」
光珠「ジーク…ザール帝国は滅んだのよね…」
ジーク「ああ…終わってみればあっけないものだな…」
フェアリ「それぞれの惑星から徴用された兵士達は恐怖で縛られていたに過ぎないわ…」「統率者が失われれば、体制はすぐに瓦解してしまうという事ね…」
ジーク「これで事実上、星間連合軍は崩壊した」「これからは異次元同盟と戦いが激化するだろう…」
光珠「異次元同盟との和平は成り立たないのかしら…」
ジーク「無理だろう…。俺が言うのもなんだがな…」「だが、ガディソードとなら交渉の余地が見出せるかもしれない」「星間連合が滅んだ今、移民惑星が１つ用意できるなら、ガディソードが戦い続ける意味はないはずだ」
フェアリ「天…」
光珠「ジーク…あなた、この後どうするの？」
ジーク「正直なところ、俺はもうヘルルーガのもとに帰る気はない」「ヘルルーガがこの先どう動くか…お前達と一緒に様子を見るさ」「和平交渉の席につくならよし。そうでなければ…俺は…」
光珠「ジーク…あなた、いつから…」
ジーク「レジアーネとの一件以来、ずっと考えていた…。どう見ても正義はお前達にあるようだ」「フェアリの言う通り、ヘルルーガに義はないだろう」
光珠「じゃあ、サリーは？」
ジーク「サリーも内心気が付いているはずだ」「だが、あいつはまだ現実を認めたくないんだ…」
光珠「そうだったの…」
フェアリ「さ、ジーク、光珠様、そろそろ船に戻りましょう。作戦の方針を話し合うはずです」
光珠「そうね！」
〔味方ユニット離脱〕
【戦闘マップ３終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ホワイトベース 食堂
アール博士「ですから…剣人様ぁ…すでにドルメンはおらんのです！」「今こそ…今こそ！ エリオス帝国を復活させる時！」
剣人「いい！ やらなくて！」
アール博士「しかし、剣人様には背負わねばならん義務があるのですぞ」
剣人「るっせえなぁ…。いい加減しつこいぞ！」
アール博士「当り前です！ 私がどれだけエリオス帝国復活に夢を…」
剣人「俺は目の前で散々やりたい放題の奴らを見てきてうんざりしてんだ！」「あんたも見てきただろ？ そのくらい、人の上に立つってのは大変なんだ！」
アール博士「おお…剣人様が珍しく難しい事を…」
剣人「やかましい！ とにかく、ダメったらダメだ！」
アール博士「そんな…」
弾児「どうやら、うちの王子様は全く自覚が芽生えないらしいぜ」
ダバ「そうかな？ 良い王になれそうだけどな…」
ミト王子「うん。僕もそう思うよ」
剣人「よ、よしてくれよ！ 本当にその気はないんだ」
ダバ「時には器量のある者が人々を先導するのは必要なんだよ、剣人」
アール博士「剣人様、皆あなたの器量を認めてらっしゃるのですぞ？」
剣人「あーもう！ この話は戦いが全部終わってからにしようぜ！」
〔金属板の上を走り去る足音〕
アール博士「あ、こらっ！ お待ちなさい、剣人様！」
〔扉の開閉音〕
弾児「フ…相変わらずだな」
スケード「きっとブリッジに行ったんですよ」
カークス「我々も参りましょう」
ミト王子「そうだね！」
ホワイトベース 個室
ジーク「悪かったな、サリー。留守番させちまって」
サリー「私って…そんなに信頼されてなかったんだ」
ジーク「そうじゃない…」「今回の戦いには異次元同盟が乱入して来る可能性がかなりあったんだ」
サリー「え…！？」
ジーク「３つ巴の戦いになったら、お前には迷いが生じたはずだ」「そして戦場では一瞬の迷いが命取りになる…」「逆に俺はお前をこの艦に残す事で、その迷いをなくす事にしたんだ」「この艦隊を攻撃する奴らが同胞であったとしても、迷わず撃てるようにな…」
サリー「兄さん…」「でも、ずるいよ…自分だけ」
ジーク「そうだな…。すまなかった、相談もせずに」
サリー「…………」
ジーク「…すぐに次の作戦が始まる」「これから、光珠達とミーティングするんだが、来るか？」
サリー「行かないわ！ どうせ、お邪魔でしょう？」
ジーク「おいおい、別に邪魔じゃないぞ？」「そりゃ前のミーティングには呼ばなかったがな…。それは、さっき謝っただろ？」「いや…そうよ簡単に許せるわけないな…」
サリー「そういう意味じゃないわ…」
ジーク「ん？ じゃ、どういう事だよ」
サリー「気を許しすぐなのよ、兄さんは…」「戦いを見てればわかるわ。光珠とはずいぶん親密になったみたいじゃない？」
ジーク「何言ってんだ？ そりゃ場数を踏めば当然、息は合ってくる…」
サリー「それだけとは思えないのよねぇ」
ジーク「あ、あいつとは何でもねえからな！」
サリー「ふう…とにかく、今は行く気がしないのよ」
ジーク「あ、ああ…わかった…」
〔歩き去る足音〕
〔扉の開閉音〕
サリー（ああ…何言ってんだろ私…。これじゃ…まるで…）
ホワイトベース ブリッジ
ブライト「さて…ザール攻略については一段落ついたわけだが…」
隼人「我々としては、異次元同盟の動きが気になるところだな」
ミト王子「ねえ、シノブさん。何か動きはつかめたかい？」
シノブ「いえ…今のところ目立った動きはありません」「異次元同盟軍の本隊は国境線付近から動かないようです」
シュテッケン「こちらで得た情報では一部の部隊は撤退を始めているらしい…」
士郎「撤退を？」
クワトロ「…ザールが滅んだとあれば、すぐに攻め込んで来るとばかり思っていたが…」
ブルース「しかし彼らには我々と交渉しようという動きもないようだ…」
プラート博士「静か過ぎる…。かえって不気味じゃな…」
忍「チッ！ 奴らの事だ。どうせ、ろくでもない作戦を考えてやがるに違えねえぜ！」
〔ノイズ〕
〔通信のコール音〕
フラウ「艦長！ 突然、あらゆる回線に通信が飛び込んできています！」
ローズ「こっちもよ！ なんて出力なの！？」
ブライト「どこからだ！？」
ダイアン「ヌビア・コネクションのカーメン・カーメンです！」
アイザック「なんだとっ！？」
カーメン・カーメン旗艦
カーメン「この銀河に散らばる人類よ…心して聞くが良い」「ヌビアの王、カーメン・カーメンが最後の挨拶を送る」「まもなく『オシリス計画』が実行に移され、ザールの星系を照らす太陽が破壊される…」「愚かな欲望のままに争い、堕落してしまったお前達にすでに未来はない」「大アトゥームの聖なる意思により、このカーメン・カーメンが太陽を破壊し、この星域を新たな次元へと導くであろう！」「やがて新しきヌビアはそこに栄える…」「その時、お前達はこの星域が新たな次元へ旅立つと共に失われ、うでにない…」「人類よ、残り少ない明日を惜しむが良い…」「さらばだ！」
ホワイトベース ブリッジ
キッド「太陽を破壊して星を導くだって？」
ボウィー「アホか、あいつは！」
シュテッケン「いや…恐らく実現可能なものだ」「計算高いカーメン・カーメン…ただ太陽を破壊するだけとは思えん」
士郎「新たな次元とか言ってましたね…」
葉月博士「うむ…太陽を破壊したエネルギーを使い、周囲の空間ごと別次元に移すのだろう…」
忍「んな事、できんのかよ！」
フェアリ「どのくらいエネルギーが必要かはわかりませんが…『ＸＥＮＯＮ』を応用すれば、できるかもしれません」
士郎「ですが、この星域全体が別次元へ飛ばされるとしたら、周囲もただでは済まないはず…」
葉月博士「ああ…。エドン、ペンタゴナをはじめとする外宇宙一帯にも深刻もダメージを与えるだろう」
フェアリ「星々のバランスが崩れ、惑星上の生命のすべてが失われるかもしれません…」
ケーン「マジかよ…！」
タップ「おっかねえ話…」
ジュドー「いつの間にそんな大掛かりな仕掛けを…」
クワトロ「我々が戦いに追われている間、着々と準備をしていたに違いない…！」
アイザック「カーメン・カーメン…恐ろしい男だ」
ダイアン「通信の発信源がわかりました！ ザールの太陽に近い宙域です！」
レッシィ「反乱軍の偵察隊からも報告が来ました！」「同宙域にヌビアと異次元同盟の大部隊が展開しているようです！」
光珠「ええっ！？異次元同盟もいるの！？」
ジーク「カーメン・カーメン…奴は裏では異次元同盟ともつながっていた…」「ガディソードにとっても奴は支援者だったからな…」
クリス「でも、変じゃない？ 破壊する恒星の近くに展開しているなんて…」
バーニィ「そうだよな。太陽が爆発したら自分達も爆発の余波で…」
プラート博士「奴らは爆発の影響に巻き込まれない手段を持っているのじゃろうて」
フェアリ「おそらく異次元ゲートを開いて脱出するつもりでしょう」「異次元同盟の本拠地は別の宇宙にありますから…」
クワトロ「なるほど…彼らは被害を受けないというわけか…」
ワッ太「ずるい奴だなぁ…」
アム「でも妙なのは今の演説よ…」「カーメン・カーメンはあの演説で自分の居場所をハッキリさせたわ」
マイヨ「確かに…戦術的に見れば、機動部隊が自ら居場所を明かすのはおかしい…」
シュテッケン「カーメンは自分の居場所を明かし、我々を引きずり込もうとしているのだ。絶対に逃げられんようにな…」
飛鳥「そうか…カーメンを倒そうと戦場に向かえば太陽の爆発に巻き込まれるんだ…」
仁「くそっ！ あからさまに罠じゃねえか！」
ダバ「だからといって逃げるわけにはいかない…」
ディーゴ「罠とわかっちゃいても行かなきゃならん状況に追い込まれてるって事か」
アイザック「すべては奴の戦略…。カーメン・カーメン…ただならぬ悪党…」
隼人「だが、これで作戦は決まりだ！」「我々が奴らの予想を裏切る速さで現場に駆けつけ、奇襲するしか勝機はない！」
ルー「まさに火中の栗を拾いに行くって感じね…」
號「面白れえじゃねえか！ それくらいの方が気合が入るってもんよ！」
アムロ「すぐに動きましょう！ 時間がありません！」
ブライト「よし、艦隊は直ちに発進！ 各部隊の修理は移動しながら行う！」
シロー「各員、作業にかかれっ！」
カミーユ「了解っ！」
【シナリオエンドデモ終了】
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