第55話
失われた者たちへの鎮魂歌
サブタイトル
「失われた者たちへの鎮魂歌」
【シナリオデモ１開始】
ムゲ宇宙
〔画面、発光〕
〔空間転移音〕
〔画面、振動〕
ミライ「ガンドール、ゲートを抜けました！」
葉月博士「どうやら空間跳躍はうまく行ったようですね…」
ブライト「あとは予定通り、ムゲ帝国の宇宙に出れたかどうかだが…」
フェアリ「ジーク、この座標で間違いない？」
ジーク「ああ、間違いない…。ここはムゲ宇宙だ…」
サリー「何度来ても…嫌な所だわ…」
ホワイトベース ブリッジ
光珠「そっか、サリーとジークは来た事があるのよね？」
ジーク「ああ…表敬訪問でな…」「ただ…好き好んで来る場所じゃない…」
忍「ちっ、マジでそう思うぜ…。なんて宇宙なんだ…ここは…」
沙羅「ああ、なんだかゾクッと来たよ…」
亮「何か気配が満ちている…。ひどく邪悪な気配が…」
アムロ「そうですね…。特にあの惑星から強く感じます」
雅人「そんなぁ…みんなして脅かさないでよ…」
クワトロ「ジーク、あの惑星が奴らの本拠地なのか？」
ジーク「そうだ。あそこにムゲ帝王がいるはずだ」
ブライト「よし、すぐに前方の惑星に向かえ！」
ミライ「了解！」
〔機体の発進音〕
〔画面、振動〕
ミライ「大気圏を突破しました。水平飛行に移行します」
ブライト「オペレータ、状況は！？」
オスカ「前方に巨大な建造物らしきものを確認！」
ブライト「モニタに表示しろ！」
リンダ「最大望遠で表示します！」
〔モニターの開く音〕
忍「あ…あれは！？」
ジーク「…あれがムゲ・ゾルバドスの居城だ」
亮「ようやく敵の本拠地をつきとめたってわけだ…」
クワトロ「だが、ここまで迎撃部隊すら出して来ないというのは、不気味だな」
甲児「ま、十中八九罠を張ってやがるに違いねえぜ」
【シナリオデモ１終了】
【戦闘マップ１開始】
〈出撃準備〉
〔カーソル、ムゲ城を指定〕
シロー「それにしても…なんてひどい場所なんだ…」
アイナ「本当ね…。生命の息吹をまるで感じないわ…」
エレドア「見てるだけでブルーになっちまうぜ…」
ムゲ帝王「フフフフ…来たな…愚かなる人間ども」
〔画面、赤くフラシュ〕
ムゲ帝王「我が宇宙に眠る悲しき魂どもよ！」「このムゲ・ゾルバドスの声に応えよ！」
〔画面、赤くフラシュ〕
クリス「え…なに？ 空が…赤くなっていく…」
忍「く、くそ！ 何だってんだ！？」
アムロ「あ…ああ…さっきよりも邪悪な気配が強まって…」
カミーユ「う…ひどい…。この感覚は何だ…」
〔味方ユニット出現〕
沙羅「ここは…まるで地獄だね…。死神達がパーティーでも始めそうだよ…」
雅人「ちょ、ちょっとやめてよ沙羅…！」
號「ケッ！ 戦う前から気合負けしてんじゃねえ！」
甲児「くそっ、敵はどこなんだ！」
亮「どうだ、沙羅？」
沙羅「ああ、お手上げだね…。全くエネルギー反応がないよ」「まさか連中…地獄に人を詠んどいて自分達だけ天国でのんびりしてるなんて事はないだろうねえ…」
雅人「じゃあ、我々はここで引き揚げますか？」
忍「バカ！」
雅人「だって、相手がなくっちゃ…」
忍「ん…！？」
〔敵ユニット出現〕
沙羅「み、見なよ！」
デスガイヤー将軍「いよいよ来たな！ 俺はこの日を待っていたぞ！」「地球での、あの敗北！ あの屈辱を晴らすためにな！」
忍「こ、こいつか…！」
沙羅「相も変わらず好きになれないご面相だね！」
セイラ「同感ね…」
ルー「気色わる～い！」
〔敵ユニット出現〕
デスガイヤー将軍「今こそ、貴様達を血の海の中へ…永遠の苦しみの中へ沈めてくれる！」「いくぞーっ！」
忍「へっ！ てめえこそ、地獄に帰りやがれ！」「やぁぁってやるぜっ！」
〔忍、振動〕
忍「うっ…！ なんかおかしいぜ！」「今、体が…ダンクーガが自由にならなかった！」
亮「忍…！ 俺も今…軽い金縛りにあった！」
雅人「あいつ…新しい術を！？」
アラン「この空間には何か別の力が働いている…」
〔味方ユニット出現〕
〈出撃準備〉
＜戦闘開始＞
＜２ＰＰ＞
ムゲ帝王「さあ、魂ども！ 久々に活きの良い獲物だ！」「あの者達から生気を吸い尽くすがよい！」
〔画面、赤くフラッシュ〕
〔全味方機にダメージ〕
忍「うおっ！ な、何だ！？」
クワトロ「む…このプレッシャー…！」
プルツー「ううう…気持ち悪い…」
プル「うう…ここ、嫌だ…。これ以上いたくない…」
亮「く…」「みんな…！ 気を確かに持つんだ！」
ブライト「各隊の反応が鈍い…。何をしているんだ」
葉月博士「こ、これは…！」「ダンクーガの精神波エネルギーが減少している！」
ブライト「なんですって！？」
プラート博士「どのパイロットもコンディションがかなり乱れておる…」「多かれ少なかれ、他の機体にも同様のことが起こっとるようじゃ…」
ブライト「何か対策は？」
プラート博士「ハッキリとした原因がわからん…」「とにかく補充をしながら戦うしかないじゃろう…」
忍「ちっくしょう！ 体の動きが鈍いぜ！！」
沙羅「この宇宙は…なにか…力を…」
デスガイヤー将軍「ふはははは！ どうだ、赤い宇宙での戦いは！」
アラン「赤い宇宙だと！？」
デスガイヤー将軍「ここはムゲ帝王様が創りし闘技場。貴様らは少しずつ精神と体力を奪われながらこの俺との死闘を繰り広げるのだ」
亮「条件付きのデスマッチというわけか…」
忍「くっそぉぉ！ 負けるかよぉぉっ！」
＜忍vsデスガイヤー将軍＞
デスガイヤー将軍「この宇宙にいる限り、貴様に勝利はない！ 絶望に打ちひしがれて死ぬがいい！」
忍「こんなセコい真似しなきゃ俺達に勝てねえくせに偉そうにほざくんじゃねえよ！」「いいからとっととかかってきな！ この空間ごと、てめえをぶった切ってやるぜ！」
＜デスガイヤー将軍撃破（１回目）＞
〔デスガイヤー将軍にスパーク〕
デスガイヤー将軍「ぬううっ！」
忍「よし！ デスガイヤーの野郎をやったぞ！」
雅人「本当に…やっつけたのかな…」
忍「確認するか…」
〔忍、デスガイヤー将軍へ隣接〕
〔デスガイヤー将軍、忍へ攻撃〕
[イベント戦闘「忍vsデスガイヤー将軍」]
〔忍にダメージ〕
〔画面、振動〕
忍「ぬおおっ！？ なんだ！？」
アラン「いかん！ 離れろ、藤原！」
〔デスガイヤー将軍、回復〕
デスガイヤー将軍「フフフフ…我がザン・ガイオーは不滅！ 何度でも甦るわ！」
沙羅「なんて奴…」
デスガイヤー将軍「さあ来いっ！ だが、何度来たとて同じ事だ！」
忍「ちくしょう！ なめやがって！」
亮「待て。忍！ このままじゃ奴には勝てねえっ！」「まともに戦っても、あの化け物にエネルギーを吸い取られるだけだ！」
雅人「そんなのあり？」
亮「ああ…この赤い宇宙じゃそんな仕組みになっているらしいぜ！」
仁「ひっでえ話…。こっちは得体の知れない現象でがんじがらめだってのに！」
吼児「うん…向こうは自由に動けるんだもんね…」
飛鳥「おまけに、あの隊長機には再生能力があるみたいだ…」
葉月博士「今、あの機体の弱点を調べている！ なんとか頑張ってくれ！」
忍「わかってますって！ 頼みますよ、博士！」
＜デスガイヤー将軍撃破（２回目）＞
デスガイヤー将軍「おのれっ！ このザンガイオーを２度までも！」「だが、この赤い宇宙にいる限り！ 貴様に勝利はない！」
〔デスガイヤー将軍、回復〕
デスガイヤー将軍「来いっ！ 叩き潰してくれる！」
忍「このままじゃ、ラチがあかねえ…！」
沙羅「博士、まだなのかい！？」
葉月博士「ああ…今の再生でだいたいの事はわかった」「再生しているのはロボットの体の部分…つまり、生体部品だ」「しかし、コアになる部品は再生できないはずだ…」
忍「コアになる部分か…」
雅人「そうか、コックピットだ！ デスガイヤー自身は再生できないんだよ！」
亮「なるほど…。だが、奴がどこに乗っているかが問題だ…」
アムロ「あの機体は再生する時に動きが止まります。そこの集中砲火を浴びせてみましょう」「余分な生体部品をはじき飛ばして、コアを表に出すんです！」
キッド「要するに蜂の巣にすりゃいいって事か？」
ロック「単純だが確実な方法だな」
忍「ぶっつけ本番だ！ みんな覚悟してくれ！」
ワッ太「おうっ！」
號「やったろうじゃねえか！」
＜デスガイヤー将軍撃破（３回目）＞
デスガイヤー将軍「ふはははは！ 無駄だ！ 無駄だ！」
〔デスガイヤー将軍、回復〕
勉「ザンガイオーが再生を始めました！」
マリア「動きが止まったわ！」
ブライト「今だ！ 各機、一斉射撃！」
忍「化け物め！ これでも元に戻れるなら戻ってみろ！」
ジュドー「腹いっぱいくらえっ！」
〔デスガイヤー将軍に爆発〕
〔画面、振動〕
デスガイヤー将軍「ふはははははは！ 無駄な事を！」
ブライト「攻撃を緩めるな！ もっと射撃を集中させろ！」
〔デスガイヤー将軍に爆発〕
〔画面、振動〕
〔デスガイヤー将軍にダメージ〕
デスガイヤー将軍「なにっ！？」
〔デスガイヤー将軍に爆発〕
〔画面、振動〕
亮「む！ 奴の弱点が見えたぞ！」
デスガイヤー将軍「ううっ…な、何という事を！」
忍「野郎の本隊はあそこか！」
〔忍、デスガイヤー将軍へ隣接〕
忍「くらえっ！」
〔忍、デスガイヤー将軍へ攻撃〕
〔デスガイヤー将軍にダメージ〕
〔画面、振動〕
デスガイヤー「むうう…まだまだこんなところでやられるわけにはいかん！」
〔デスガイヤー、回復〕
〔デスガイヤー将軍、気力上昇〕
デスガイヤー将軍「ふはははははは！ 今の俺にこの程度の攻撃では生ぬるいわ！」
沙羅「く…もたもたしてるから再生しちまったよ！」
忍「ちっ！」
亮「大丈夫だ！ すでに弱点は見切った！」
雅人「でも、ちょっとやそっとの攻撃じゃダメみたいだよ！」
忍「わかっている。奴へのとどめは『断空光牙剣』しかない！」
亮「みんな、すまんがもう一度、奴を再生状態にしてくれ！」
カミーユ「了解！」
號「何度でも、ぶちのめしてやるぜ！」
＜デスガイヤー将軍撃破（４回目以降・断空光牙剣以外）＞
デスガイヤー将軍「ククククク…バカめ！ そんな攻撃でこのザン・ガイオーが倒せると思うてか！」
〔デスガイヤー将軍、回復〕
ブライト「何をやっている！ そんな攻撃では、再生を許すだけだ！」
葉月博士「全員で協力して、ダンクーガの断空光牙剣でとどめをさすんだ！」
＜デスガイヤー撃破（４回目以降・断空光牙剣）・敵増援１出現＞
〔デスガイヤー将軍にスパーク〕
デスガイヤー将軍「おおおおお！」
忍「どうだ！」
〔デスガイヤー将軍にスパーク〕
デスガイヤー将軍「おおおおおおお！ おのれ…おのれぇっ！」
〔デスガイヤー将軍に爆発〕
〔画面、振動〕
デスガイヤー将軍「ああああああああああああ！」
〔敵ユニット撃破〕
〔画面、振動〕
雅人「やったよ、忍！ もうデスガイヤーは復活しない！」
忍「ああ…」
亮「フ…次はムゲ・ゾルバドスだな」
沙羅「一気に決着を着けるよ、忍！」
ムゲ帝王「ぬううう、ダンクーガめ！ あのデスガイヤーを倒すとは！」
雅人「ん？ なんか変だよ！」
沙羅「赤い宇宙が消えていく！？」
〔画面、発光〕
〔敵ユニット出現〕
ムゲ帝王「この私の宇宙…星域に踏み込んだ愚か者ども！」「この私を怒らせてしまった事を後悔させてやる！」
〔敵ユニット出現〕
ジーク「む…ムゲ帝王だ！」「奴が自ら出て来たぞ！」
葉月博士「ムゲ帝国の王か…！？」
サリー「間違いないわ！ ムゲ・ゾルバドスよ！」
忍「上等だ！ 相手になってやる！」「赤い宇宙がなくなって体の動きも軽くなったみたいだしな！」」
光珠「うん、これからいけそうよ！」
忍「よぉし！ ムゲ帝王様に集中攻撃と行こうぜ！」
剣人「おっしゃあっ！」
＜敵増援１出現の次ＥＰ＞
ムゲ帝王「獣性を越え、人知を超え、神とならん！ それがお前達の精一杯の進化！」「肉体よ、滅びるがいい！」
〔画面、赤くフラッシュ〕
〔全味方機にダメージ〕
＜敵増援１出現の次ＰＰ・敵増援２出現＞
フェアリ「あ…この反応は…！」「異空間ゲート！」
光珠「ええっ！？」
〔異次元ゲート展開〕
〔敵ユニット出現〕
〔レジアーネ、前進〕
サリー「ガーディアル・ブラッド！」
ジーク「レジアーネの奴か！」
レジアーネ「ハーッハッハッハッハ！」「楽しそうだねえ！ この子達もまぜておくれよ！」
〔敵ユニット出現〕
〔ジャークライジンオー、前進〕
アークダーマ「メイワク…」
〔敵ユニット出現〕
〔ジャークライジンオー群、前進〕
アークダーマ「メイワク…」
仁「くそっ、邪悪獣め！ こんなとこにまで！」
〔敵ユニット出現〕
〔合体機械獣ガラダブラＭＫ０１群、前進〕
さやか「ああっ、見て！ 機械獣が…！」
甲児「なに！？ 機械獣だって！？」
鉄也「どういう事だ！ Ｄｒ．ヘルの機械獣軍団は滅んだはずだ！」
ジュン「そんな…ありえないわ…！」
〔敵ユニット出現〕
〔ギルガザムネ隊、前進〕
〔異次元ゲート消失〕
ケーン「うおっ！ ありゃあギルガザムネじゃねえか！？」
タップ「おいおい…いったいどうなってんだよ！」
ライト「ギガノス軍の残党…なわけないよな…」
光珠「ねえ、ジーク。どうなってんの！？」
ジーク「俺にもわからん。少なくとも俺達がいた頃はあんな連中はいなかったはずだ」
サリー「もちろん、各勢力の調査はしてたけど…味方に引き込むなんて話は聞いていないわ…」
光珠「レジアーネに直接聞くしかないみたいね」
＜甲児vs合体機械獣ガラダブラＭＫ０１＞
甲児「また機械獣と戦うはめになるとはな！ だが、何度出てこようとこの俺がいる限り、叩き潰してやるぜ！」
＜ケーンvsギルガザムネ＞
ケーン「ヨロイ武者の幽霊なんてシャレにならねえぜ！」「こんなとこに迷い出てこねえで、とっとと墓の中に戻りやがれ！」
≪敵増援４出現前≫
＜忍vsムゲ帝王＞
沙羅「やっとムゲ帝王のご登場ってわけかい！」
雅人「これまでの借り、キッチリ返させてもらうよ！」
亮「お前がどこから来たかは知らないが、俺達に戦いを挑んだのは間違いだったな」
アラン「ここまでくればデータの必要はない…。俺達が成すべき事はただ１つ」
忍「てめえをブッ倒し、地球に帰るだけだぜ！」
ムゲ帝王「フフフ、この感じだ…。貴様達のような者に会うと、戦いに明け暮れていた昔を思い出す…」「久々の戦場、楽しませてもらうとしよう」
＜仁vsジャークライジンオー＞
仁「今日はムゲとの決戦なんだ！ 邪悪獣はお呼びじゃないぜ！」
＜ムゲ帝王撃破（１回目）・敵増援３出現＞
ムゲ帝王「進化の過程にある人類にしては、よくやったと誉めてやろう…」
〔敵ユニット離脱〕
〔カーソル、ムゲ城を指定〕
ムゲ帝王「出でよ、我が僕よ。奴らの相手をしてやれ」
〔敵ユニット出現〕
ケーン「やっこさん、引っ込みやがったぜ」
亮「逃げたとは思えん…。どういうつもりだ…？」
忍「なあに！ こいつらをぶっ飛ばしゃ、嫌でも出てくるだろうぜ！」
アラン「冷静になれ、藤原！ 奴を倒す余力を残すのを忘れるんじゃないぞ！」
＜レジアーネ撃破orＨＰ５０％以下＞
レジアーネ「フフフ…さすがはホワイトベース隊。星間連合を倒しただけの事はあるね」「…面白くなってきたじゃないか！」
ジーク「レジアーネ！ 貴様には話を聞かせてもらう！」
〔ジーク、レジアーネへ接近〕
サリー「兄さん、うかつに近づいちゃダメ！」
〔サリー、レジアーネへ接近〕
レジアーネ「ジーク、サリー…今までよく生き永らえたもんだねえ」
ジーク「当たり前だ！ 志半ばで死ねるか！」「そんな事より貴様が連れて来た連中の事を聞かせてもらおうか！」
レジアーネ「残念だけどそいつは軍事機密ってやつでね。裏切り者のあんたらには教えられないねえ」「そぉら、これでもくらいな！」
〔レジアーネ、ＭＡＰ兵器「ショルダーブラスト」使用〕
〔ジークに爆発〕
〔画面、振動〕
ジーク「く…突出しすぎたか！」
光珠「ジーク、大丈夫！？」
ジーク「ああ、なんとかな…」
〔異次元ゲート展開〕
〔レジアーネ、異次元ゲートへ移動〕
〔敵ユニット出現〕
〔合体機械獣ガラダブラＭＫ０１群、前進〕
〔敵ユニット出現〕
〔ギルガザムネ隊、前進〕
レジアーネ「フフフフ…こっちの用事は済んだ。あたしはここいらで失礼させてもらうよ！」
〔レジアーネ、異次元ゲートへ移動〕
サリー「待って、レジアーネ！」
〔サリー、異次元ゲートへ接近〕
ジーク「おい！ サリー！ どこへ行く！」
サリー「ヘルルーガ様に真実を話しに行くの！」
ジーク「やめろ、サリー！ ガディソードはもうお前を受け入れてはくれない！」
サリー「そんな事ないわ、兄さん！ ガディソードのみんなは、私達に希望を託して不自由な生活にも耐えて待っているのよ」「他の人類との共存の可能性をヘルルーガ様に直接報告すれば、状況を変える事ができるかもしれない！」
ジーク「忘れたのか！？ 俺達は、切り捨てられたんだぞ！」「奴にとって俺達は目障りになったんだ！」
サリー「あの時とは状況が変わったわ！ レジアーネもヘルルーガ様もその変化に気付いていないだけなのよ！」
ジーク「わからないのか！ 今のガディソードはヘルルーガに支配されているんだ」
サリー「ムゲ帝国を倒せばガディソードとは戦わなくて済む…」「そう言ってたのは兄さんじゃない！」「今、誤解を解かなければ、それこそガディソードと無駄な戦いをしなければならなくなるわ！」
ジーク「そうかもしれんが、だからと言ってお前が良く必要はない！」「焦るな、サリー！」
サリー「ホワイトベース隊の内情を知って共存の可能性を退官した私だからこそ適任なのよ！」「もし、ヘルルーガ様がホワイトベース隊を信じてくれれば、きっと戦争を終わらせる事ができる！」
〔サリー、異次元ゲートへ接近〕
ジーク「待て、サリー！ サリー！」
〔ジーク、サリーへ接近〕
光珠「待って、サリー！ 行っちゃダメよ！」
〔光珠、サリーへ接近〕
フェアリ「異次元ゲートが閉じます！ 間に合いません！ 空間障壁に挟まれてしまいます！」
ジーク「よせ、光珠！ 死ぬ気か！？」
光珠「うるさいわね！ サリーの事、放っておけないじゃない！」
〔光珠、サリーへ接近〕
サリー「光珠…私には確かめたい事があるの」「兄さんを頼むわね…」
〔サリー、異次元ゲートへ移動〕
光珠「サリー！」
〔光珠、サリーへ接近〕
フェアリ「これ以上はいけません！」「緊急制動！」
〔機体の発進音〕
光珠「くっ…！」
〔味方ユニット離脱〕
〔異次元ゲート消失〕
光珠「ゴメンね、ジーク…。私、間に合わなかった」
ジーク「くそっ…なんて事だ…！」
フェアリ「まだ敵はいます！ 二人とも、今はサリーの事は忘れて！」
ジーク「く…」
光珠「…………」
＜敵全滅・敵増援４出現＞
亮「よし、雑魚は殲滅したぞ！」
忍「出て来やがれ！ ムゲ帝王！」
〔敵ユニット出現〕
ムゲ帝王「フフフフフ…勝ったつもりでいるのか？」
忍「へっ！ 帝王様が負け惜しみかい？」
ムゲ帝王「フフフフフ…フハハハハハハハハハ！」「何を言っている…。まさに底知れぬ無知というもの！」「お前達人類の理想の進化の究極はこの私だという事を教えてやる！」
忍「ん？ 何か始めるつもりだぜ！」
亮「気をつけろ！」
ムゲ帝王「我が悪霊の餌食となれ…！」
〔画面、赤くフラッシュ〕
〔全味方機にダメージ〕
〔画面、赤く発光〕
【戦闘マップ１終了】
【シナリオデモ２開始】
クワトロ「なにっ！」
カミーユ「く…この感覚は…！」
亮「ゾルバドスめ…お…俺達の精神エネルギーを全部、吸い取ってしまう気か…！」
アムロ「こ、これは…さっきのとは比べ物にならない強さだ…」
雅人「ううう…なんだか…気が遠くなっていく…！」
ムゲ帝王「ウハハハハハハッ！」
沙羅「冗談じゃないよ…そんな事…！」
忍「ああ…ちくしょうめ！ なんとかしねえと…」
亮「落ち着け、忍。今、俺が奴の心を読む…」
忍「ああ…頼むぜ…」
亮「…や、奴の笑い声が聞こえる…」「…！？ わ…わかったぞ…！」「奴は、この宇宙にうごめく悪霊の力を俺達に送り込んでいるんだ！」
忍「その悪霊に俺達のエネルギーが吸われてるのか…！」
亮「そうだ…対抗するにはこちらの精神エネルギーを強くするしかない！」
忍「チッ…エネルギーなんか残っちゃいねえ…」「だがな…奴の後ろに悪霊が渦巻いてるって言うんなら、俺は祈るぜ！」「力を借りるぜ！」
カミーユ「そうだ！ この戦争で犠牲になった人達の力を！」
ムゲ帝王「愚かな…まだ無駄な抵抗をしようというのか？」
忍「お願いだ！ みんな力を貸してくれ！」
沙羅「あたしも頼むよ、シャピロ…力を貸して！」
〔画面、フラッシュ〕
アムロ「ああ…人の意思が集まってくる…」
〔画面、フラッシュ〕
ジュドー「人の意思が力となっていくんだ…！」
〔画面、フラッシュ〕
プル「うん…そうだね…」
〔画面、発光〕
【シナリオデモ２終了】
【戦闘マップ２開始】
〔戦闘マップ１から継続〕
〔全味方機、発光〕
ムゲ帝王「バ、バカな…亡者と化した死者の魂が、下等な者どもに力を貸すというのか！」
〔忍、気力上昇〕
忍「うおおおおおおっ！ やぁぁってやるぜっ！」
〔敵ユニット出現〕
＜光珠vsムゲ帝王＞
ムゲ帝王「我が聖域に足を踏み入れた愚行、後悔するがいい」
光珠「冗談！ あなたみたいな悪を放っておけるわけないじゃない！」「あなたを倒せば、ガディソードとの戦いを回避できるかもしれない…」「地球だけじゃなくガディソードのためにも帝王様にはお隠れになってもらうわ！」
フェアリ「行きましょう、光珠様」
光珠「ＯＫ！ エンジン全開よ！」
＜アムロvsムゲ帝王＞
アムロ「こ、こいつの周囲に集まっているのは…人の魂…！？」
ムゲ帝王「私をこの場に立たせるとはな。貴様たちを少々甘く見ていたのかもしれん」「だが、それもここまでだ。貴様達に未来はない」
＜カミーユvsムゲ帝王＞
ムゲ帝王「ここまで戦い抜いてきた貴様達の力は認めてやろう。だが、その勢いもここまでだ」
カミーユ「何だ、このプレッシャーは…！？ こいつ…いったい何者なんだ…！？」
＜ジュドーvsムゲ帝王＞
ムゲ帝王「なかなかやるようだが、所詮は人の力…。進化の究極である私には及ぶべくもない」
ジュドー「進化だとかそんな事知るか！ あんたみたいに他人に迷惑をかける奴は許しちゃおけないんだよ！」
＜クリスvsムゲ帝王＞
クリス「ムゲ帝国との戦い、ここで決着をつけてみせる！」
ムゲ帝王「健気なものだ。だが、その気勢がいつまで続くかな」
＜シローvsムゲ帝王＞
シロー「赤い宇宙が消えた今なら、相手がムゲ帝王だろうと！」
ムゲ帝王「その程度でいい気になるな。あれは私の力の一端に過ぎぬ」
＜甲児vsムゲ帝王＞
甲児「どんな術を使ったかは知らねえがおかげで俺達の怒りの炎は爆発寸前だ！ 覚悟しやがれ！」
ムゲ帝王「その怒りの炎とやらと一緒に、貴様達の精神エネルギーを吸い取ってくれる」
甲児「俺達の怒りをなめんじゃねえぞ！ 下手に触ればヤケドじゃすまねえぜ！」
＜號vsムゲ帝王＞
號「モヒカン野郎同様、てめえもコテンパンにブチのめしてやるぜ！」
ムゲ帝王「かかって来るがいい。そうすれば、いくら貴様のような愚か者でも私の力を理解できよう」
＜剣人vsムゲ帝王＞
剣人「てめえがどんな罠を仕掛けようと関係ねえ！ 俺達はそいつを突破しててめえをブッ倒す！ ただそれだけだぜ！」
ムゲ帝王「無知は罪だ。お前も亡者の一人となり、己の無力さを悔いるがいい」
＜ワッ太vsムゲ帝王＞
ムゲ帝王「赤い宇宙においてデスガイヤーを倒すとはな。さすがは銀河中の猛者を集めただけの事はある」
ワッ太「いまさら俺達を誉めたって手加減なんかしてやらないからな！」
ムゲ帝王「威勢のいいことだ。だが、私とそれに従う亡者の力を目にして正気でいられるかな」
ワッ太「うるさい！ 幽霊や死神よりも借金や倒産のほうがよっぽど怖いぜ！」「訳のわかんない力を使うお前なんかに負けるもんか！」
＜ミト王子vsムゲ帝王＞
ムゲ帝王「ここは私が治める地だ。悪霊の前には貴様達の力など通用せぬと知れ」
ミト王子「黙れ、ムゲ・ゾルバドス！ 光あふれるこの銀河を暗黒の世界に変えさせるわけにはいかぬ！」「余とダイオージャがおぬしの邪を払ってみせる！」
＜ダバvsムゲ帝王＞
ムゲ帝王「肉体を滅ぼすだけでは済まさん…。その魂、亡者達に取り込まれよ」
ダバ「そうはいかない！ この世界は生きている人間のものだ！ 死者の力になど負けはしない！」
＜ケーンvsムゲ帝王＞
ケーン「妙な小細工までして残念だったな！ あの程度で負ける俺達じゃねえんだよ！」
ムゲ帝王「どうやら私は貴様らを過小評価していたようだ。ここより先はそれなりの対応をしてやろう」
≪敵増援４出現後≫
＜忍vsムゲ帝王＞
忍「しぶとい野郎だ！ さすがに悪霊を操る化け物だけはあるぜ！」
ムゲ帝王「この宇宙は私自身なのだ。貴様らがいかに強かろうと宇宙そのものを消す事はできまい」「まして、私は進化の究極体…。進化の過程にある者が終着点に到達した私に勝てるはずがあるまい」
雅人「あんまり俺達を甘く見ないでもらいたいね！」
沙羅「人類の理想があんたみたいな奴だなんて、ゾッとするね！」
アラン「俺達はお前を認めない！ 俺達が進化するとしても、お前とは別の道を進ませてもらう！」
亮「貴様のような邪悪な存在を断ってな！」
ムゲ帝王「おしゃべりもそこまでだ。悪霊共よ…奴らの魂を喰らうがいい」
忍「来やがれ！ 俺達の生命の力…野性が悪霊共を吹き飛ばしてやるぜ！」「いくぜ、みんな！」「やぁぁぁってやるぜっ！」
＜葉月博士vsムゲ帝王＞
葉月博士「これがムゲ帝国との最後の戦いとなる！ 各員、健闘を祈る！」
ムゲ帝王「ここまで来たのは見事だ。だが、私の聖域に踏み込んだ以上、それなりの覚悟はしてもらうぞ」
＜エイジvsムゲ帝王＞
エイジ「ムゲ・ゾルバドス！ お前の作り上げた帝国もここまでだ！」
ムゲ帝王「帝国は私がいれば何度でも復活する。その前に目障りな貴様達だけは片付けておくとしよう」
＜キッドorボウィーvsムゲ帝王＞
ボウィー「残念だったな。あんたの部下のモヒカン野郎は倒させてもらったぜ」
キッド「後はあんたを倒せばムゲ帝国もジ・エンドってわけだ」
ムゲ帝王「調子に乗るのもそこまでだ。亡者どもが冥府で貴様達の到着を待っているぞ」
＜士郎vsムゲ帝王＞
佐馬「拙者達が怖いからっておかしな罠を仕掛けてくれちゃって」
士郎「あなたも帝王の座に就く者なら、正面から挑んできたらどうなんです？」
ムゲ帝王「下等な者どもを相手にするのに全力を出す必要がどこにある？」
ライラ「私達を甘く見ると痛い目に遭うって事、知らないみたいね」
ディーゴ「貴様にも狼の牙の切れ味を見せてやろう！」
シュテッケン「悪は…斬る！」
＜ロックorビートvsムゲ帝王＞
ムゲ帝王「フフフ…伝わってくるぞ。絶望が貴様達の心を支配しようとしているのがな」
ブルース「そうかな？ 我々の心にあるのは絶望ではない。…希望だ」
バーディ「そういう事。あなたにだって負ける気はないのよね」
ロック「ま、絶望を知るのは俺達じゃなくあんたの方って事だ！」
＜仁vsムゲ帝王＞
ムゲ帝王「地球の守護者エルドランに選ばれし者よ。銀河を統べる大いなる力に屈するがいい」
仁「ライジンオーは絶対無敵だ！ 相手が幽霊でも悪霊でも恐れはしないぜ！」
＜ムゲ撃破（２回目）・勝利条件達成＞
ムゲ「そんな、バカな！」「うわあああああああああ！」
〔敵ユニット撃破〕
〔画面、振動〕
忍「やった！ ムゲ・ゾルバドスを倒したぞ！」
雅人「うんっ！」
沙羅「あはっ！」
葉月博士「よくやったぞ、みんな！」
〔振動音〕
〔画面、振動〕
ジュドー「な、なんだ！？」
アラン「ムゲの宇宙の終りだ…。奴が死ねば、奴の宇宙も…」
アムロ「ムゲの宇宙が…崩壊していく…」
葉月博士「いかん、惑星が崩壊する！」「早く脱出を！」
ブライト「エンジン最大出力！ 大気圏離脱する！」
【戦闘マップ２終了】
【シナリオエンドデモ開始】
アステロイド
隼人「ふう…なんとか、助かったようだな」
ケーン「すげえ…さっきの星が消えちまってるぜ」
カミーユ「ん？ あの嫌な感覚がなくなった…」
アムロ「邪悪な気配が消えている…」
忍「ムゲ・ゾルバドス帝国は完全になくなったんだな…」
沙羅「そうだね…」
ホワイトベース ブリッジ
ブライト「サリー・エーミルが行方不明か…」
隼人「どこへ行ったか見当はつかないのか？」
フェアリ「レジアーネを追って異次元ゲートに消えました…」「おそらくガディソードに…」
ジーク「あいつはガディソードに和平を呼びかけに行ったんだ。それだけは、わかってやってくれ！」
ララァ「わかります…。あの人は純粋にガディソードの未来の事を案じていました…」
クワトロ「そうか…」
光珠「心配だわ…すぐ追った方がよくない？」
フェアリ「そうですね…。座標データさえあれば、空間跳躍でガディソードに行く事は可能です」
甲児「ガディソードの奴が連れてきた得体の知れない軍団の事も気になるしな」
ブライト「そうだったな…」
フェアリ「ジーク…今のガディソードの位置、教えてもらえるかしら？」
ジーク「ああ…もちろんだ！」
光珠「艦長、ガディソードへ行ってもらえませんか？」
ブライト「わかった。ガディソードを目指そう」「各員、準備にとりかかってくれ！」
シロー「了解！」
〔画面、ガディソードを表示〕
ガディソード 司令室
ヘルルーガ「フフ…そうか、サリー。随分と苦労をかけたな」
サリー「いえ、こうしてヘルルーガ様にお目にかかれ、嬉しく思います」
レジアーネ「ヘルルーガ様。サリーの件は私の勝手な判断にて…」
ヘルルーガ「もう良い。これからは互いに協力し合う事だ」「それより、サリー。お前の情報を知りたい」
サリー「ヘルルーガ様。ガディソードにとって、大きな転機が訪れました」「私達の母星を滅ぼした星間連合は消滅し、ガディソードは異次元宇宙に隠れる必要がなくなったのです」「私は地球人と接触し、彼らと歩み寄る糸口をつかんでいます」「まずは地球と和平を結び、ガディソードの復興に全力をかけるべきです！」
ヘルルーガ「そうだな…お前の言う通りだ」「星間連合が滅んだ今、隠れる必要もなくなった」「我らガディソードの最後の砦である要塞都市が再び通常空間に出る時が来たようだ」
サリー「では…！」
ヘルルーガ「うむ。早速、地球に赴くとしよう。我らの悲願成就のためにな！」
サリー「はい！」
ヘルルーガ「私は準備にとりかかる。レジアーネよ、あとの処置は任せる！」
レジアーネ「はっ！」
ヘルルーガ「サリー・エーミル！ 次に会う時を楽しみにしているぞ！」「ハハハハハハハハハ！」
〔通信のコール音〕
サリー「よかった…これで和平が…」
レジアーネ「ハハハハハ！ 甘い…甘いねえ！」「あんたの言う通りにしたら、何年か後にガディソード民族は滅ぼされちまうよ！」
サリー「そんな事ないわ！ 確かに道のりは厳しいと思うけど…」「それにヘルルーガ様は、その私の意見を取り入れたのよ！」「これからは私もあなたも、ガディソード人と地球人が対等に話し合えるように動くべきだわ」
レジアーネ「フフフ…本当にあんたは目の前の事しか見えないようだねえ」「お楽しみはこれからだよ、サリー」
サリー「レ…レジアーネ…あなた…何をする気なの？」
レジアーネ「ククククク…ヘルルーガ様にあんたの処置を頼まれたからねえ…」
サリー「え…どういう事？」
レジアーネ「怯える事はないよ。お前は新しいガディソードの礎を築くために生まれ変わる…」「さあ、おとなしく私の調律を受けておくれ…」
サリー「…………！」
レジアーネ「さあ、サリー！」
サリー「い、いや…来ないで！」
レジアーネ「フフフフ…可愛いねえ…。まるで蛇ににらまれた蛙みたいだよ？」
サリー「ううっ！」
〔走り寄る足音〕
サリー「たああああっ！」
〔殴打音〕
レジアーネ「ウフフ…なかなかいい蹴りだ。腕を上げたじゃないか」
〔走り寄る足音〕
サリー「たああああっ！」
レジアーネ「遅いっ！」
〔殴打音〕
サリー「ああっ！」
〔人の倒れる音〕
サリー「ううう…」
レジアーネ「おとなしくなったところで、お友達を紹介するよ」
サリー「…！？」
〔扉の開閉音〕
〔歩み寄る足音〕
ヴォート「お呼びですか…レジアーネ様…」
サリー「あ…あなたは…！」
レジアーネ「さあ、ヴォート。サリーを研究室に運びなさい」
ヴォート「はい…レジアーネ様…」
サリー「や…やめて…ヴォート…どうしちゃったのよ！」
ヴォート「レジアーネ様のご命令だ…。おとなしくしてもらおう…」
〔殴打音〕
サリー「はうっ！」「…あ…ああ…！」
〔人の倒れる音〕
【シナリオエンドデモ終了】
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● 第55話「ガディソードの影」 へ進む
● 第56話「ガディソード前衛要塞」 へ進む
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