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第5話
大気圏突入準備


サブタイトル
「大気圏突入準備」


【シナリオデモ1開始】
≪1回目≫

ホワイトベース 通路
シロー「ドッグファイトのアドバイスをして欲しい?」
ケーン「お願いします、少尉殿!」
タップ「俺達、普段はちゃらんぽらんにやってるように見えるだろうけど…本当は真面目なんです!」
シロー「いや…まだ会ったばかりだしなんとも思っていないよ」
ライト「少尉殿! 今まで、俺達は俺達なりに真剣にやってきたつもりです!」「悲しいかな、戦いのセオリーを知らないだけで…」
シロー「そうか…君達は機動兵器の操縦は素人…。そもそも民間人なんだよな?」
ケーン「互角とまではいかなくても、なんとか奴らに一泡ふかせてやりたいじゃないですか!」
シロー「よし、わかった! 10分後に格納庫に来い! 実機で模擬戦といこう!」「ブライト艦長には俺から許可を取っておく」
ケーン「ありがとうございます!」
タップ「よろしくお願いします!」

≪1回目≫
ホワイトベース 個室
フェアリ「○○○様、聞きましたか? ケーン達がアマダ少尉に訓練を申し出たそうですよ?」
光珠「凄い…やる気満々ね!」
フェアリ「フフ…! 感心な事ですね」
秋水「ギクッ…嫌な予感が…」
フェアリ「そういえば、きちんとした訓練を最近は行なっていませんでしたね。私達も久しぶりにやりますか?」
光珠「キ、キターッ!」
〔物音〕
フェアリ「ほら! 新しいシミュレーション、作ったんですよ?」
光珠「ごめんなさい、フェアリさん! それだけは勘弁!」
〔金属板の上を走り去る足音〕
〔ハッチの開閉音〕

フェアリ「あら、残念。すごく面白いのに…」

≪1回目≫
ホワイトベース大部屋
〔ざわめき〕
リンダ「この船で無事に地球に降りられるかしら…」
ローズ「でも、今からサイド7には戻れないでしょう?」
リンダ「そうね…」
ダイアン「地球に降りれば、軍の保護下に入れるわ。ここは覚悟を決めましょう」
〔ハッチの開閉音〕
セイラ「失礼します!」
ベン「えー、民間人の皆さん。しばし静粛に願います!」
〔ざわめき〕
リンダ「何かしら…」
ローズ「…………」
セイラ「皆さん、聞いてください!」「現在、ホワイトベースは、大気圏突入準備に入っています」「ですが、人手が足りません」
ベン「この中で技術をお持ちの方は手伝ってください!」
民間人(市民・女)「あまりにも、身勝手すぎませんか?」
セイラ「勝手なのはわかっています。ですが、このままでは恐らく全滅です!」
ローズ「そ、そんな!」
セイラ「お願いします…」
〔足音〕
リンダ「あの…まだ資格はありませんが、電子工学の技術があります」
〔足音〕
ダイアン「私も、お手伝いくらいなら…」
〔足音〕
ローズ「あ、あの…私、技術はないけど、憶えます。何か手伝わせてください!」
セイラ「ありがとう…助かるわ」
ベン「ご協力、感謝致します!」
ダイアン「フフ…よろしくね、軍曹さん」
ベン「は、はいっ!」

≪1回目≫
ホワイトベース デッキ
〔機体の稼働音〕
〔ビームの発射音〕
〔機体の稼働音〕

ハヤト「えい! くそっ!」
〔機体の稼働音〕
〔ビームの発射音〕
〔機体の倒れる音〕

カイ「おやおや、ハヤトくん。シミュレーションですか?」
ハヤト「…………」
カイ「しかしねぇ…目の前に敵さんがいるのよ? 間に合うの?」
リュウ「茶化すなよ、カイ!」
カイ「おお、恐わ…」
シロー「おっ! シミュレータで訓練か? みんな、精が出るな」
リュウ「ええ、この二人の訓練ですよ。どうです? 少尉もやってみませんか?」
シロー「いや、俺はこれからドラグナーチームの訓練に付き合う事にしたんだ…」
ライト「備えあれば憂い無しってね?」
ケーン「そういう事! これも生き残るためよ!」
リンダ「ケーン…!」
ケーン「わっ! リンダちゃん! 何でここにいるの?」
ベン「大気圏突入の準備を手伝ってくれる人員を募集してな。彼女は志願してくれたんだ」
ケーン「…………」
リンダ「どうしたの? 心配そうな顔して…」
ケーン「あ…いや、大丈夫だよ、リンダ!」「この船は俺達が守ってやる! じゃ、行ってくるよ!」
リンダ「あ…!」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

〔味方戦艦出現〕
〔戦艦の警報〕

オスカ「接近する熱源を確認! 敵です!」
マーカー「敵部隊、まもなく戦闘宙域に入ります!」
〔敵ユニット出現〕
フラウ「各機、発進スタンバイです!」
※※1回目の場合、セリフ追加※※
ライト「敵さんか? これから訓練って時に!」
ケーン「しゃあねえ! このまま出るぜ!」
タップ「おう!」
〔味方ユニット出現〕
シロー「お、おい! 実戦なんだぞ!」
タップ「わかってますって!」
ケーン「かわい子ちゃん達を守るためには、やんなきゃなんないでしょ!」
ライト「無事、地球に降りられれば、みんな助かるんだ。頑張ろうぜ、みんな!」
タップ「おう!」
シロー「よし! その意気だ! すぐに後続を発進させる! 慌てるなよ!」
ケーン「了解!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※

〈出撃準備〉
<戦闘開始>

≪1回目≫
<光珠が戦闘>

光珠「訓練を逃れたと思ったら実戦だなんて!」「これならまだ、フェアリさんのシミュレーションをやってた方がよかったわ!」
フェアリ「でしたら、この戦闘が終わった後にそちらもサッと片付けてしまいましょう」
光珠「ゴメンナサイ…。ほんの軽い冗談です…」

≪1回目≫
<シローが戦闘>

シロー「アイナ…すぐに出てくるなんて事ないよな…」「あの子とは戦いたくない…」

≪1回目≫
<ケーンが戦闘>

ケーン「リンダちゃんと生き残るためだ!」「実戦だろうが訓練だろうが、やれるだけの事はすべてやってやらあ!」

<敵全滅・勝利条件達成>
オスカ「敵部隊を全機撃破! 新たな敵影、ありません!」
ミライ「大気圏突入プログラムに問題はありません。すべて順調です」
ブライト「よし、よくやった! 各機、着艦してくれ!」
〔味方ユニット離脱〕
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

≪1回目≫

ホワイトベース デッキ
ライト「ふう…なんとか無事に着艦できたな」
ケーン「おーい! リンダちゃーん! 見ててくれたかい?」
リンダ「ええ、おかげでみんな助かったわ」
ローズ「タップ! カッコよかったよ!」
タップ「へへっ! ありがとな、ローズ」
ダイアン「ほんと…大した子達ね…」

≪1回目≫
ホワイトベース 通路
シロー「あいつら、サイド7の民間人って話だったけど、立派に戦えるじゃないか…」「でも、これからはあいつらの命を俺が預かるんだ。頑張らないとな!」
〔時計のアラーム音〕
シロー「あ…あれ? 何の音だ!?」
〔画面、「アイナの時計」を表示〕
〔時計のアラーム音〕

シロー「アイナに借りた時計か。これ、どうやって止めるんだ?」
〔ボタンを押す音〕
シロー「…………」「ふう、止まった…」「アイナか…。どうしてるだろうな…」
【シナリオエンドデモ終了】


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