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No.1
100万Gの男

【シナリオデモ開始】
ブリタニア・ユニオン
シカゴ郊外
クロウ「…金が無い…」「…家も無い…職も無い…」「…本当に何も無い…」
〔お金の音〕
クロウ「家財も何もかも処分して残った金が、この1G…」「そして、残った借金が100万G…。済期日は今日だが、返す当ては無し…。おまけに軍を辞めた俺は無職…」「………」「フ…考えても仕方ねえな…。全財産で明日を占うか…」「コインを投げて、表が出たら、軍に戻る…。裏が出たら、それ以外の道を探す…。いくぞ…!」
〔お金の音〕
クロウ「!」
ゼニトリー「クロウ・ブルーストさん、とりあえず、この1Gはいただきますぜ」
クロウ「返せよ。そりゃ俺の最後の最後の金だ」
ゼニトリー「そんな事は知った事じゃないんですよ。私はあなたから借金を取り立てる事が仕事なんですから」
クロウ「…踏み倒すつもりはねえよ…」
ゼニトリー「それはわかってますって。何しろあなたは亡くなられたお父様の借金をわざわざ肩代わりすると言われたんですから」「しかし、大変でいたね。お父上…事業に失敗した上に病死されるなんて」
クロウ「………」
ゼニトリー「しかし、あなたはご立派だ。100万Gと言えば、宝くじの1等を2、3回当てなきゃ、届かない額だ」「保証人でもないのだから、相続放棄すれば、親の借金を子が払う必要はないのに」
クロウ「…あんなクソ野郎でも親父は親父だからな。借金の代わりは養育料の返済だ」
ゼニトリー「ま…お家の事情はどうでもいいんですよ、金を払ってくれさえすれば。…で、金策はどうなってます?」
クロウ「言ったろ? その1Gが俺の最後の金だって」
ゼニトリー「ご冗談を! 今日が100万Gの返済日だっていうのに1Gではりそくにもなりませんよ!」
クロウ「無いもんは無い…」
ゼニトリー「あぁん?」
クロウ「いや! ふざけてるつもりはない! 必ず金は…」
ゼニトリー「おう…与太はそれ位にしとけや。今日中に100万Gが返せねえってんなら、こっちにも考えがあんだぜ」
クロウ「必ず金は返す…! 今日は無理だが、明日! 明日が無理なら、明後日!」「とにかく絶対に!」
ゼニトリー「軍に戻ってか?」
クロウ「…俺の経歴…知ってんの、おたく?」
ゼニトリー「当然よ。とっくに調査済みだ」「てめえが『ファイヤバグ』とかいう特殊部隊にいたって事もな」
クロウ「………」
ゼニトリー「随分と真っ黒なプロフィールだな。今のヘラヘラぶりからは想像も出来んぜ」「だが、それだけの腕を持ってんだ。セコセコと軍で働くよりも、稼げる仕事を世話してやる」
クロウ「言っとく。犯罪は俺の主義に反する」
ゼニトリー「じゃあ、借金を踏み倒すのは犯罪じゃねえのか?」
クロウ「フ…こいつは一本取られた。あんた、切れ者だな」
ゼニトリー「パイロットの腕と同じ位に口は回るようだな。だが、その程度の世辞じゃ、1Gも借金は負からねえぜ」
クロウ「ぬう…」
ゼニトリー「なあ、考えてみろよ。こんな物騒な世の中だ」「世界は大時空震動でぐちゃぐちゃになって、三大国家は睨み合いの真っ最中。おまけに得体の知れない怪物まで現れる…」
クロウ「んなこたぁ、言われるまでもなく知ってる」
ゼニトリー「だからよぉ! 腕さえありゃ、いくらでも金は貸せげんだ! てめえさえ、首を縦に振りゃあな!」
クロウ「………」
ゼニトリー「とっとと決めな。でないと、痛い目に遭う事になるぜ」
クロウ「そん位にしとけ。脅しに屈するのも俺の主義に反するんでな」
ゼニトリー「てめえっ! やる気かよ!」
クロウ「あ…いや、その…! 決して暴力で借金をどうこうしようとか、そういうんじゃなくて…」
〔爆発音〕
〔画面、震動〕

ゼニトリー「な、何だ!?」
クロウ「あんたの言う通り、物騒な世の中だ…! ここも例外じゃないようだぜ!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「100万Gの男」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
〔スコート・ラボの周辺に爆発〕

ゼニトリー「ひ、ひええ…! 戦争か!?」
クロウ「街中でいきなりぶっ放すとは、あの連中、何考えてやがる!?」
テロリスト「この声明を聞くすべての者へ! 我々は世界解放戦線『WLF』だ!」「これより我々は、各国に兵器を供給しているアクシオン財団の研究所を破壊する!」
〔スコート・ラボの周辺に爆発〕
クロウ「何言ってやがんだ…。あいつらの乗ってる機体だってアクシオン財団製じゃねえかよ」
ゼニトリー「ちょ、ちょっと、兄さん……! あのWLFって連中は……!?」
クロウ「近頃、売出し中のテロリストだ。そこらで食い詰めた戦争屋を集めて、勢力を広げている」「狙いはアクシオン財団の研究所らしい」
ゼニトリー「アクシオンって言やあ、世界最大の企業グループじゃないかよ!」
クロウ「連中にとっちゃ、金持ちは権力の手先なのさ。おまけに奴等…自分達の目的のためには市民の巻き添えなんぞお構い無しだ」「ここにいたら、やばいぜ。とっとと逃げな」
ゼニトリー「兄さんはどうするつもりだよ!?」
クロウ「俺はちょいと野暮用が出来た!」
〔アクシオ、スコート・ラボへ接近〕
研究員「チ、チーフ、逃げましょう! ここは危険です!」
トライア「何言ってんだ? あんた、『ナンバー0』を捨てる気かい?」「ま…起動テストもまだの未完成品だけどさ」
研究員「お面かぶって、遊んでる場合じゃないですよ!」
トライア「この崖っぷちの状況じゃ、そんな気分にもなるさ」「もしかすると、あのスットコドッコイが私の邪魔をするためにテロリストを雇ったのかもね」
研究員「あ、あの方が、そんな事を…!」
トライア「それは冗談にしても、もうどうしようもないさね。どうせ、軍の迎撃は間に合わないし」
クロウ「あんたが、ここの責任者か?」
トライア「あんた、誰?」
クロウ「自己紹介は後だ。戦える機体があるんなら、俺があいつらをノシてやるぜ」
トライア「へえ…もしかして正義の味方?」
クロウ「少なくともテロリストの友達じゃねえな」
トライア「ははは、気に入ったよ! どうせやられちまうんなら、あんたみたいな馬鹿に任せてみるさ!」
クロウ「OKだ。馬鹿とハサミは使い様…とりあえず、俺の切れ味を見せるぜ」
テロリスト「我々は全ての権力を否定する! 新たな秩序を打ち立てるために我々は世界を一度破壊する!」
〔味方ユニット出現〕
テロリスト「何だ!?」
クロウ「そこまでにしとけよ、三下。革命ごっこは市民の皆さんの迷惑にならない所でやんな」
テロリスト「貴様! 我々の神聖な戦いを遊びと言うか!?」
クロウ「神聖な…ね。そういう借り物の言葉を使う奴は覚悟が出来てない証拠だぜ」
テロリスト「ぬうっ…! 言わせておけば! 各機、奴を叩くぞ!」
クロウ「いいぜ、その悪党っぷり…! こっちも気兼ねなくやれるってもんだ!」
トライア「聞こえるかい、おせっかい? どうやら、ちっとは機体を使えるようだね」
クロウ「使えるだって? こう見えても俺は、補助輪が取れる前からアクセルをレッドにぶち込んでたんだぜ」「ま…俺の数多い取り得の一つさ」
トライア「あんたの乗ってるマシンの名前はナンバー0…ペットネームは『ブラスタ』だ」「起動テストもロクにしてないまっさらの新品だ。丁寧に扱っておくれよ」
クロウ「そいつは無理な注文だ」
トライア「何だって?」
クロウ「フ…ブラスタか…。俺に乗られたのが運の尽きだったな」「だがな…! お前の初陣は勝利で決まりだ!」
<戦闘開始>

<クロウvsテロリスト>

クロウ「なるべく他人様に迷惑をかけないで生きるのが俺の主義だ。お前等みたいな連中は目障りなんだよ」「行くぞ、ブラスタ…! まずは一機落とす!」

<敵全滅・敵増援1出現>
クロウ「…ざっと、こんなもんだ」
〔クロウ、スコート・ラボへ接近〕
クロウ「俺の役目はここまでだ。脱出したパイロットの確保は軍に任せるぜ」
トライア「やるじゃないか、おせっかい。これでナンバー0のテストは完了だ」
クロウ「テストが終わったんなら、コードで呼ぶのはやめてやれよ。こいつはもう一人前なんだからな」「…しかし、いかにもアクシオンの機体だな。クセの無いマイルドな仕上がりだ」
トライア「ふふん…そう思うかい?」
〔警報〕
研究員「た、大変です、チーフ! このエリアで次元震が発生します!」
トライア「ラッキー! そいつは好都合!」
〔次元震発生〕
〔敵ユニット出現〕

クロウ「次元獣!」
研究員「次元獣…。次元震の発生に伴い出現する別次元の生命体…。その生体については現在、各機関で調査中」「コミュニケーションの手段はなく、出現と同時に破壊活動を開始するため、第一級災害として認定される…!」
クロウ「つまり、俺とブラスタで相手をするしかないってわけか…」
トライア「待ちな、おせっかい。あんた…ブラスタをマイルドな機体だって言ってたね」
クロウ「解説なら後にしてくれ…! …仕掛ける!」
トライア「ナイスタイミングだ! 今、リミッターを外してやるよ!」
〔データの転送音〕
〔クロウ、前進〕

クロウ「おうわっ!」
トライア「教えてやるよ。そいつの正式な開発コードはDMバスター・ナンバー0…」
クロウ「DMバスター!?」
トライア「そう…ディメンションモンスター・バスター。つまり、世界初の対次元獣用機動兵器さ」「謎の怪物退治用のマシンだからね。本来はパイロットの失神上等のスペックさ。…使いこなせるかい?」
クロウ「愚問だな。この機動性なら、俺流で戦える」
トライア「OK! 減らず口が叩けるなら、ノープロブレムだ! ブラスタの真のデビュー戦といこうか!」
クロウ「了解だ…! …見せてもらうぜ、ブラスタ。お前の本当の力ってのをよ!」

<敵撃破or敵増援1出現の次PP・味方援軍1出現>
クロウ「…威勢よく啖呵は切ったが、さすがに単機では厳しいか…」
〔レーダー反応〕
クロウ「接敵…!?」
〔味方ユニット出現〕
〔五飛、前進〕

クロウ「モビルスーツ…! どこの所属だ!?」
五飛「弱いな…」
クロウ「何…?」
五飛「だが、この状況は捨て置けん…! 手を貸すぞ!」
クロウ「お、おう。どこの誰だか知らないが、ありがとよ」

<クロウvs次元獣>
クロウ「話が通じない以上、やるか、やられるかだ。遠慮は無しで行くぜ」「頼むぜ、ブラスタ…! お前の見せ場なんだからな!」

<五飛vs次元獣>
五飛「本来の作戦行動前だ。出来る限り早く片付ける…!」「行くぞ、ナタク…! 正義に敗北は許されん!」

<敵全滅・勝利条件達成>
五飛「終わったか…」
クロウ「すまないな、あんた。おかげで助かったよ」
五飛「………」
〔五飛、マップ端へ移動〕
〔味方ユニット離脱〕

クロウ「行っちまったか…。どうやら訳ありのようだな」
トライア「よくやったよ、おせっかい。助っ人が来たとはいえ、上々の戦果だ」
クロウ「礼はいいさ」
研究員「おお! もしかして、あなたは本当に正義のヒーローか!?」
クロウ「礼は腹の足しにならねえからな。…その…こういう話を持ち出すのは非常に心苦しいが…」「…感謝の気持ちを形にしてもらえない? 少しでいいんで」
トライア「はぁ…?」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

  ~スコート・ラボ 格納庫~
クロウ「…と、いうわけなのさ」
トライア「なるほどね。いきなり金の話になったのは、そんないきさつがあったってわけか」
クロウ「まあな…。フ…お恥ずかしい限りだ」
トライア「ほんとだよ。文字通り、恥を知れってやつだ」
クロウ「ぬう…」
トライア「で、あの助っ人モビルスーツは知り合いかい?」
クロウ「いや…初めて見るチアプだ。だが、俺の知ってる機種とは段違いの性能を持ってる」
トライア「みたいだね。ありゃ、これまでの技術系統とは全く別のコンセプトで造られてるっぽいよ」
クロウ「助けられたのは、こっちだ。何も言わずに去っていった以上、詮索しないのが礼儀ってもんだな」
トライア「不安定な世相だからね。色んな所で新しい兵器やテクノロジーが開発されてるだろうさ」
クロウ「ブラスタも、その一つってわけか」
トライア「次元獣なんて怪物が出て来たんだ。今までの兵器じゃ対抗できない時ってのを想定しとかなきゃね」
クロウ「ま…俺には関係のない話だがな」
トライア「しかし、殊勝だねぇ。親父さんの借金を返すために軍を辞めるなんてさ」
クロウ「そんなんじゃねえさ。軍のやり方には、前からついていけねえと思ってたしな」「そもそも入隊の動機だって、親父と折り合いが悪かったせいで独りで生きてくためだったんだからな」
トライア「まあいいさ。大事なブラスタのテストをやってくれた礼はするよ」「で、幾ら欲しいんだい?」
クロウ「100万G…」
研究員「ちょ、ちょっと、あなた! 100万Gと言えば、超豪華マンションが何部屋も買える額ですよ!」「いくら何でも、言わせてもあいます! この守銭奴!」
クロウ「フ…おっしゃる通りだ」「…ってわけなんで、額はあんた達の方で決めてくれ」
トライア「随分と奥ゆかしいじゃないの」
クロウ「切羽詰まって金をせびるような真似をしたが、心まで貧しくなるのは俺の主義に反する」「テロリストを叩く時から金の事を考えてたわけじゃねえしな。あんまりみっともない真似はしたくない」
トライア「じゃあ、1Gだ」
クロウ「…そりゃ幾らなんても渋過ぎない?」
トライア「おやん? さっきの台詞は嘘だったのかい?」
クロウ「…ちょっと待ってくれ。さすがに1Gってのは想定してなかった」「ここは爽やかな笑顔で受け取るべきか、それともゴネるべきか…」
〔歩み寄る足音〕
ゼニトリー「そう悠長なことを言ってる余裕はないんじゃねえの?」
研究員「な、何だね、君は!?」
ゼニトリー「そいつの借金の取立人だよ」
クロウ「とりあえず、無事だったか。運がいいな、あんた」
ゼニトリー「ま…兄さんのおかげってやつだ。ありがとよ」
クロウ「お…もしかして、そのお礼にと…!」
ゼニトリー「馬鹿言ってんじゃねえよ…! 借金は別の話に決まってるだろうが!」
クロウ「やっぱり、そうか…」
ゼニトリー「さ…耳を揃えて100万G払いな。それが出来なきゃ、俺の口利きでPMCで働いてもらうぜ」
クロウ「PMC…民間軍事会社…。要するに傭兵ってやつか」
ゼニトリー「最初は用心棒でもやってもらおうと思ったが、さっきの戦いを見たら、気が変わった。兄さんなら、高く売れそうだ」
トライア「待ちな」
ゼニトリー「すっこんでな、姐さん。こっちは取り込み中だ」
トライア「その100万G…私が払おうじゃないか」
クロウ「マジで!?」
トライア「大マジだよ」
ゼニトリー「俺としちゃ金を払ってくれるのは誰でも構わねえけどよ…」
研究員「チ、チーフ! 本気ですか!?」
トライア「ナンバー0の開発費から落とすよ。つべこべ言ってないで、手続きの書類を持ってきな!」
研究員「は、はい…!」
クロウ「もしかして、あんた…女神?」
トライア「勘違いしてんじゃないよ。誰が金をくれてやると言った?」
クロウ「へ?」
トライア「私はあんたに100万Gを貸したんだよ。その返済代わりに、ナンバー0…ブラスタのテストパイロットをやってもらう」
クロウ「はぁ…!?」
トライア「リミッターを外したあれを乗りこなすとはいい拾い物をした」「これで、あのスットコドッコイのオーダーもとりあえずはクリアだよ」
クロウ「ちょっと待った! 勝手に話を進められても…」
トライア「じゃあ、今日中に100万Gを払える当てがあるのかい?」
クロウ「欠片も無い…」
ゼニトリー「悪いことは言わねえよ、兄さん。正義も人情も壊れかけた世界だ。金がある奴のいう事は聞いておいた方がいい」
クロウ「返す言葉も無い…」
トライア「あんたが、この話を気に入らないってんなら、私に100万Gを払うんだね。そうしたら晴れて自由の身だ」
クロウ「ぐうの音も出ない…」
研究員「100万Gの振込み手続き書類を用意しました」
トライア「はい、ご苦労さん。じゃ、こっちのお兄さんにお見せして」
ゼニトリー「OKだ。じゃあな、兄さん…これであんたは用無しだ」
クロウ「待てよ」
ゼニトリー「な、何だよ!? 最後にこれまでのお返しでもしようってか!?」
クロウ「お前の取り立ての100万Gは返済された。俺から持ってった1Gを返せ」
ゼニトリー「細けえな、おい!」
クロウ「黙んな。1Gを笑う奴は1Gに泣くんだよ」
ゼニトリー「へえへえ…。ほいよ…これで本当にお別れだな」
クロウ「ああ…。あばよ、二度と会いたくないぜ」
ゼニトリー「そいつはお互い様だ」「じゃあな、命の恩人。あんた…結構、イカしてたぜ」
〔歩き去る足音〕
クロウ「フ…ラストはそこそこ決まったな」
トライア「忘れなさんな。あんたの100万Gの借金は消えたわけじゃないんだからね」
クロウ「一気にテンション急降下…」
トライア「さて…それじゃ自己紹介といこうか。私はトライア・スコート」「このアクシオン財団第13防衛研究所、通称。スコート・ラボの責任者だ」「ちなみにこいつは、私のペルソナ…おコンさんだよ」
クロウ「俺はクロウ・ブルースト。呼び方はクロウでいい」「まずは、この1Gを受け取ってくれ」
〔お金の音〕
トライア「はいよ。これであんたの借金は99万9999Gだ」「よかったね。桁が一つ減ったじゃないか」
クロウ「だろ? 1Gも捨てたもんじゃねえさ」
トライア「いいね、その前向きさ。テストパイロットってのは、そうじゃなくちゃね」
クロウ「ま…死ぬ時も前のめりにいきたいな」
トライア「まずはブラスタを実践向けに調整しないとね。クロウ…あんたは射撃と格闘、どっちが得意だい?」
クロウ「そうさな…」
「射撃が得意」
「格闘が得意」


※※「射撃が得意」を選択した場合のセリフ※※
トライア「射撃だね。じゃあ、これからブラスタはそっちの方向で調整してくよ」
※※「格闘が得意」を選択した場合のセリフ※※
トライア「格闘だね。じゃあ、これからブラスタはそっちの方向で調整してくよ」

クロウ「で、テストパイロットってのは何をやればいいんだ?」
トライア「やる事はたくさんあるよ。実戦データの収集に新装備のテスト…当然、次元獣とも戦ってもらう」「まずはブラスタのデモンストレーションといこうか」
クロウ「デモンストレーション?」
トライア「あんたの初仕事はAEUの新型モビルスーツをお披露目会場で撃破する事だよ」
クロウ「マジで!?」

  クロウ・ブルースト
残り借金額 999,999G
【シナリオエンドデモ終了】


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