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表部隊/裏部隊

【シナリオデモ開始】
アザディスタン王国
北部国境付近

  ~マクロス・クォーター ブリッジ~
ジェフリー「部隊を二つに分けると?」
大塚「この措置は部隊を分散する事で我々を敵視するものをあぶりだすと同時に…」「より柔軟かつ、広範囲の領域をカバーするためのものだ」
スメラギ「その必要性が生じる程の事態が発生していると?」
大塚「うむ…。暗黒大陸の獣人達は太平洋全域に活動範囲を広げている」「さらに新種の次元獣の発生頻度も増大しているとの報告も入っている」
スメラギ「ヴェーダはWLFの活性化にも警戒を促しています」
ゼロ「ZEXISの…いや、人類の敵は多いという事か」
大塚「それに対処するための部隊分割だ。マクロス・クォーターとプトレマイオスをそれぞれの母艦に編成を考えてくれ」
ゼロ「表と裏だな」
キャシー「どういう意味です?」
スメラギ「平和維持理事会の直属である事を公言する表部隊、その存在は秘匿される裏部隊という事ね」
ジェフリー「それが最も効率的に動ける編成だろう。では、表部隊はクォーターを母艦として動こう」
ゼロ「では、編成はS.M.S、マジンガー、ダイ・ガード、クラッシャー隊、トライダー、グレン団といったところだな」
スメラギ「プトレマイオスを母艦とする裏部隊はソレスタルビーイング、ダンクーガノヴァ、ゲッター、コロニーのガンダム…」「それに黒の騎士団とキリコね」
キャシー「クロウ・ブルーストがどちらにも入っていないようですが」
ゼロ「あの男は完全なフリーランスだ。自分で選ばせればいい」
スメラギ「彼の事だから、少しでも借金返済の足しになる方を選ぶでしょうね」
キャシー「少し不真面目ではないですか?」
ジェフリー「そう言うな、キャシー君。事情はそれぞれなのだ」「少なくとも借金を踏み倒したり、逃げたりする人間よりは信用できる」
大塚「では、決まったようだな。それぞれの部隊への指示は追ってする。諸君等の健闘を祈る」
ゼロ「了解だ。この世界の全ての人々のために我々は戦おう」
スメラギ(その言葉…どこまで本気なのかしらね…)

  ~マクロス・クォーター内 個室~
クロウ「…こっちの状況は、ざっとこんなところだ」
トライア「随分と忙しいようだね。貧乏、暇無しとは、よく言ったもんだ」
クロウ「俺としては軍を辞めた後は退屈を親友に暮らすつもりだったんだがな」
トライア「思った通りにならないのが人生の常さ。こっちもVXの解析はうまくいってない」
クロウ「MDの目撃情報は?」
トライア「そっちもさっぱりだ」
クロウ「そうか…。こりゃ、あの跳ねっ返りとの約束も時間がかかりそうだな…」
エスター「まさか、お前…諦めたなんて言わないだろうな…!?」
クロウ「何だよ…いたのか、エスター?」
エスター「いたのか…じゃねえよ。お前…本気でやってんのかよ?」「ガンダムとスーパーロボットの後ろでチンタラやってんじゃねえのか!」
クロウ「おいおい…遊びでやれる程、ブラスタの操縦は甘くないんだぜ」
エスター「どうだか…。この前は一瞬、ぐらっときたが、お前のヘラヘラぶりは信用ならないんだよ」
クロウ「フ…笑顔を浮かべてる方が集中力が高まるもんなんだぜ」「ガムをかんでない分、俺の方がメジャーリーガーよりストイックに見えるだろ?」
エスター「お前の締まりのないヘラヘラ顔とスポーツ選手を一緒にするな」「やる気がないなら、ラボに来い。張り手で顔面の筋肉を締めてやる…!」
クロウ「怖い、怖い…。で、どうして、お前さんがスコート・ラボにいるんだ?」
トライア「エスターは私の助手って扱いになったのさ。次元獣の目撃情報の分析を手伝ってもらってる」
クロウ「やれやれ…これからは査定の度に心無いジョークに加えて、憎まれ口を聞かなきゃならないのかよ…」
トライア「それが嫌なら、とっととMDを倒して、VXを使いこなしてみせるんだね」
クロウ「わかってるって…。ったく…女二人で俺のストレスは以前の二乗だぜ」
トライア「で、あんたは表部隊と裏部隊のどっちと行くつもりなんだい?」
クロウ「表部隊はS.M.Sの連中とマジンガー、トライダー、ダイ・ガード、クラッシャー隊とグレン団…」「裏部隊はソレスタルビーイング、ゲッター、ダンクーガノヴァ、黒の騎士団とキリコ、コロニーのガンダムか…」「どっちに行っても面倒事は多そうだぜ。犬も歩けば棒に大当たりの生き方だからな」
エスター「グダグダ言ってないで、とっとと決めろよ。何なら、あたしが選んでやろうか」
クロウ「迷うのは、いつもの事だ。だが、自分の進む道を他人に決めてもらうのは俺の主義じゃない」「さて、どうすっかな…」
「表部隊と行く」
「裏部隊と行く」


※※「表部隊と行く」を選択した場合のセリフ※※
クロウ「やっぱり、陽の当たる道を行くとするか…。俺は表部隊と行くぜ」
※※「裏部隊と行く」を選択した場合のセリフ※※
クロウ「今さら、お天道様の下を歩けるような柄じゃねえしな…。俺は裏部隊と行くぜ」

トライア「好きにしな。戦闘データさえ送ってくれれば、こっちは文句ないよ」
クロウ「で、今回の査定は? 俺としちゃ、かなり頑張ったぜ」
トライア「喜びな。今回は大幅に返済が出来そうだよ」
〔レジを叩く音〕
〔トレイの取出音〕

トライア「今日までのあんたの報酬は20万G。これで借金の総額は79万Gだ」
クロウ「イヤッホォォォォ! 一気に2割を返済だぜ!」
トライア「いい笑顔だね。惚れちゃいそうだよ」
クロウ「普段なら、そんなジョークをかまされりゃげんなりしちまうが。今日は別だ…!」「いやぁ…金を稼ぐって本当に充実するなぁ!」
エスター「…お前、本当に守銭奴なんだな」
クロウ「フ…否定はしねえさ。だが、たとえ報酬が10Gでも受けた依頼はきっちとやるぜ」
トライア「は…! 竹尾ゼネラルカンパニーかよ。…頑張んな、クロウ。こっちもあんたには賭けてるんだからね」
クロウ「過剰な期待は勘弁してくれ。俺は女の期待を裏切るのは得意なんでな」
エスター「お前って男は…!」
クロウ「じゃあな、エスター。俺の行き先にMDが出るのを祈っててくれ」

  クロウ・ブルースト
残り借金額 790,000G
【シナリオデモ終了】


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