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No.17B
夢の続き

【シナリオデモ1開始】
レントン(…あの日、ドミニク先生は僕等を誘って団地の裏にある山を登った)(いつも厳しかった先生が、何故急に僕等を誘い出したのか…それもいきなり山に登ろうなんて言い出したのか…)(あの時の僕にはわからなかった)(ただ、あの時の僕は、厳しかったはずの先生がいつもとは違う優しい声で誘ってくれた事が少し嬉しかった)(先生の…ドミニク先生のあんな穏やかな顔を見たのは、それが最初で最後だった…)

ドミニク「レントン、エウレカ…。この花は雪月花(ゆきつきのはな)っていうんだ」毎年、冬が終わる直前にこうして雪の中に埋もれて花をつけるんだ。…この花には言い伝えがある」「雪月花はね…百年に一度、星の粉が降る日に虹色の光を放つ花が咲くと言われてるんだ」「そして、その虹色の光の中で願い事をするとそれは必ず叶うんだ」「…レントン、一つ頼みを聞いてもらえるかな?」「先生は実験をしに行かなくちゃならなくなったんだ」「だから先生の代わりにこの丘を…雪月花の咲くこの丘を見守ってあげて欲しい」「そして、いつか二人の手で虹色に咲く花を咲かせてくれ」「頼んだよ」
レントン(翌朝、先生はさよならも言わずに街を後にした。…先生が死んだ事を知ったのは、それから一週間後の事だった…)(詳しい事はわからない)(ただ先生は人類の敵、侵略者イマージュを倒す研究をしていた父さんの計画していた実験で死んだのだという事くらいは…)(幼かった僕でもわかった)(そして、あの日が…僕の大事な友達エウレカが軍に連れ去られる日がやってきた…)(僕の目の前でエウレカは連れていかれた…。あんなにエウレカが助けを求めていたのに僕は…怖くて…指の一つも動かなかった…)(僕は大切なものを守るための術も勇気も持ち合わせていないのだと、その時、初めて知ったんだ…)(あれから8年の年月が流れた…。僕は強くなったのだろうか…。大切なものを守れる力を手にしたんだろうか…)

人革連
インド 中央部

  ~プトレマイオス ブリーフィングルーム~
クロウ「最重要機密の回収?」
スメラギ「そう。次のミッションはエルガン代表からの依頼よ」
カトル「対イマージュ戦略における最重要機密…。何らかのデータなんでしょうか?」
スメラギ「その回収については、専門のチームが行なう事になるそうなの。私達の任務は、そのサポートよ」
くらら「よくわからない話ですね。対イマージュは国連の平和維持理事会の管轄であるはずなのに…」「それの回収が、我々に依頼されるなんてあまりに不自然です」
ゼロ「君の指摘通りだ。只の回収であるのなら、正規の手続きを踏めば、何ら問題はない」「それをわざわざ我々に依頼してきたのには理由がある」
カレン「その理由って…?」
ゼロ「簡潔に言おう。我々がやるのは狂言強盗だ」
スメラギ「エルガン代表は対イマージュ戦における最重要機密を非公式にある人物に譲渡したいらしいの」
隼人「だから、表向きは賊に奪われたって事にしたいと」
デュオ「で、その強盗役を俺達にやれってわけか」
クロウ「やれやれ…。いくら裏部隊だからって、そこまで汚れ役を押し付けられるとはね」
扇「いいのか、ゼロ? そんな事をすれば、俺達は正義を成すどころか、国際的な犯罪者だぞ」
ゼロ「その辺りの処理はエルガン・ローディックに任せる」「そして、彼が我々に強盗役を依頼してきたのは理由がある」「おそらく我々は火事場泥棒をする事になるだろう」
ジョニー「ますます穏やかではありませんね。その最重要機密の周辺でトラブルが起きる事が予想され、それに乗じて任務を遂行しろと?」
ゼロ「その通りだ。その存在を巡り、イマージュも動く事が予想されている」
住良木「我々の任務は、イマージュを撃退しつつ、最重要機密を奪取する者達のサポートをする事よ」
竜馬「随分とややっこしいな…。その最重要機密ってのは、いったい何だよ?」
スメラギ「それは…」
〔プトレマイオスの警報〕
フェルト「スメラギさん…国連の輸送部隊がイマージュの襲撃を受けているとの報が入りました」
スメラギ「早速、動き出したようね。それも予想より早く」
フェルト「エルガン代表の指示にあった『彼等』は既に現地へ向かっているそうです」
スメラギ「…みんな、聞いての通りよ。各員は出撃の準備を。細かな指示は現地で与えるわ」
クロウ「待ってくれ、スメラギさん。俺達が協力する連中ってのは何者なんだ?」
スメラギ「クロウ…それはあなたも知っている人達よ」
クロウ「俺の知り合い…?」

人革連
インド 中央部

  ~月光号 ブリッジ~
ギジェッド「イマージュの群れ、国連の輸送団になおも接近中!」
ハップ「予想通りに仕掛けてきたか」
タルホ「こちら国連平和井尻自軍、第303独立愚連隊所属、強襲母艦月光号。艦長タルホ・ユーキより、各員に告げる」「今回の作戦は、現在イマージュによって侵攻を受けている輸送団より、最重要機密を回収する事よ」「KLF突撃部隊各機は連携して、輸送船に接触し、これを確保」「協力者を利用してでも、最重要機密の回収だけを考えて」「それが私達の計画の最初の一歩になるのだから」
ホランド「そう力むな、タルホ」
タルホ「ホランド…」
ホランド「お前は昨日倒れたばかりだろう…。あまり無理すんな」
タルホ「でも、この作戦は私達にとって…ううん、あなたにとっての夢の第一歩だから」
ホランド「そうだ。だからこそ、ここでは無理はするな」
タルホ「ホランドも無理しないでね」
ケンゴウ「頼むぞ、ホランド。あの少年の事はお前に任せる」
ホランド「わかっている。奴も俺達の計画に欠かせない要素だからな」
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
「夢の続き」


【戦闘マップ1開始】
〔味方ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕

艦長(エウレカ)「イマージュめ! やはり、あれを狙ってきたか!?」
兵士(エウレカ)「うわああっ!!」
〔味方ユニット撃破〕
兵士(エウレカ)「護衛のトップドック部隊、全滅です!」
艦長(エウレカ)「このままではあれをイマージュに…!」
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

艦長(エウレカ)「あれは…!」
タルホ「こちらは第303独立愚連隊所属、月光号。そちらを援護します」
艦長(エウレカ)「おお…! 対イマージュ特別版が来てくれたか!」
〔味方ユニット出現〕
ホランド「おせえぞ、新人! ちゃんとついてこい!」
レントン「す、すいません、ホランド隊長!」
ニルヴァーシュ「もきゅ?」
レントン「やれるさ…。模擬戦でもちゃんとやれてたじゃないか…」
ニルヴァーシュ「もきゅ!」
レントン「! ああ、そうだね…。僕達なら大丈夫だよね」
ホランド(あいつ…またKLFと会話してやがる…。あれがあいつの強さの秘密か…)
ギジェット「イマージュ、展開! 目標は輸送艦のようです!」
ムーンドギー「やっぱり、奴等もあれを狙ってるのか!?」
ホランド「やるぞ、レントン! 俺達でイマージュを蹴散らす!」
レントン「は、はい! レントン・サーストン二曹、行きます!」
<戦闘開始>

<空中戦艦が戦闘or敵と5回戦闘or2PP・味方援軍1出現>

レントン「隊長、数が違い過ぎます! これじゃ…」
ホランド「黙れ! 今度、泣き言を言いやがったら、先にてめえを叩き落とすぞ!」
レントン「は、はい…!」
ホランド(くそっ…! あれを奪われたら、俺達は…)
レントン「隊長! 何か来ます!」
〔味方戦艦出現〕
〈出撃準備〉
〔味方ユニット出現〕
艦長(エウレカ)「あれは…ソレスタルビーイングか!?」
レントン「どうしてテロリストの集団がこんな所に…」
ホランド「エルガンの寄越した援軍か! おせえんだよ!」
クロウ「そう怒るなって。イマージュがこんなに早く出て来るとは思わなかったんだ」
ホランド「言い訳はいい…! とっとと奴等を叩くぞ!」
朔哉「何だよ、ありゃ? せっかく助けに来たってのによ」
竜馬「気に食わねえな。いったい何様のつもりだってんだ」
クロウ「まあ、そう言うなって。あっちも不利な状況で戦ってたんで気が立ってるんだろうさ」
カレン「何よ、随分とあいつの肩を持つじゃない」
クロウ「あいつらにはアクシオンのラボで助けてもらった恩があるからな。俺は受けた恩と借りは忘れない主義なのさ」
ゼロ「エルガン代表からの依頼を果たすためにイマージュを叩く。各機は輸送艦を守りつつ、敵を殲滅せよ!」
レントン「あの人達…こっちを援護してくれる…。何がどうなってるんだ…?」「あの輸送艦の中にある最重要機密っていったい何なんだ…」

≪敵増援1出現前≫
<レントンが戦闘>

レントン「やるんだ…! やらなくちゃならないんだ…!」「俺は戦える…! あの時みたいな後悔をしないために俺は強くなったんだ!」

<敵全滅or4PP・敵増援1出現>
※※敵全滅の場合のセリフ※※
ギジェット「イマージュの全滅を確認。増援もないようです」
※※4PPの場合のセリフ※※
〔敵ユニット離脱〕
ケンゴウ「退いただと…?」
ムーンドギー「相変わらずイマージュってのは何を考えてるかわからねえな…」

タルホ「とりあえず、何とかなったわね」
ハップ「ならば、次は…」
ウォズ「待った! 次元境界線の歪曲を確認した! 次元震が起きるぞ!」
ホランド「何っ!?」
〔センサー反応〕
〔時空震動現象〕
〔敵ユニット出現〕

刹那「次元獣…!」
葵「おまけに新種…。手強い奴が出てきたようね」
ロックオン「見ろよ、クロウ」
〔カーソル、次元獣ライノダモンMDを指定〕
クロウ「ああ、わかってる…。奴だ…MDだ…」「エスター…お前の依頼を果たす時が来たぜ」
〔クロウ、出力上昇〕
ホランド「ちっ…! イマージュに引かれて次元獣まで現れやがったか!」
〔次元獣ライノダモンMD、空中戦艦へ接近〕
ホランド「しまった…! 奴の狙いは!」
艦長(エウレカ)「う、うわああっ!!」
〔空中戦艦に爆発〕
〔空中戦艦、後退〕
〔空中戦艦、着地〕

レントン「いけない…! あの人達を助けないと!」
ホランド「放っとけ! 俺達に任務は人助けじゃねえ! 最重要機密の回収だ!」
レントン「でも…」
ホランド「でもじゃねえ!」
レントン「!」
ホランド「この作戦の成功なくして俺達に未来はねえ! 他人の生命に構ってる暇はねえんだよ!」
〔ホランド、次元獣ライノダモンMDへ接近〕
〔ホランドに爆発〕

ホランド「このクソ次元獣が! 邪魔すんじゃねえ!!」
レントン「た、隊長…!」「くそっ! 俺達も行くぞ、ニルヴァーシュ!」
ニルヴァーシュ「もきゅ!」
レントン「もきゅって何だよ!?」
ニルヴァーシュ「もきゅー!!」
レントン「見つけた? 見つけたって…いったい何を…」
ニルヴァーシュ「もっきゅ~!!」
レントン「う、うわ! 勝手に動くな!!」
〔レントン、空中戦艦へ隣接〕
〔レントン、着地〕

レントン「え…コンテナが壊れてる…!?」
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

???(エウレカ)「…誰…? 誰か…そこにいるの…?」
レントン「…え…」
〔ニルヴァーシュの声〕
エウレカ「お前、ニルヴァーシュ…? ニルヴァーシュなの…?」
レントン「エウレカ…? 君…エウレカなの!?」
エウレカ「うそ…レントン? レントンなの…!? 本当にレントンなの!?」
レントン「信じてた…! いつか会えるって…ずっと信じてた…!」「会いたかった…! 会いたくて会いたくて…! 僕…! エウレカ!!」
エウレカ「奇跡だ…! 最後に奇跡が起こったんだ…! 本当にレントンなんだ!」「私も…ずっと会いたかった…!」
レントン「行こう、エウレカ! 早くニルヴァーシュに乗って!」
エウレカ「ごめん…。私、行けない…」
レントン「何言ってるんだよ! ここは危険なんだ!!」
エウレカ「だって…! 私と一緒にいたらレントンは巻き込まれちゃうんだよ!」「私と巻き込まれて死んじゃうんだよ! 私…そんなの絶対にイヤ! 絶対にイヤ!!」
レントン「そんなのは…!」
エウレカ「レントン!」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔戦闘マップ1から継続〕
ギジェット「ニルヴァーシュ、最重要機密と接触した模様です!」
タルホ「これは偶然…それとも…」
ハップ「考えるのは後だ! 次元獣が来る!」
〔次元獣ダモン、レントンへ接近〕
エウレカ「ああっ!」
レントン「エウレカ! しっかりして、エウレカ! エウレカ!!」
エウレカ「言ったのに…! あんなに言ったのに…! どうして巻き込まれちゃうのよ、レントン!」
レントン「何言ってるんだよ! 他の誰が君を守るっていうんだよ!」
エウレカ「だから要らないって言ってるの! 私に価値なんてない! レントンに守ってもらう価値なんてないんだから!」
レントン「一人で決めんな!」
エウレカ「!」
レントン「勝手に決めんな…! 一人で勝手に決めんな!」「エウレカが連れ去られた後、僕は決めたんだ! 二度とあんな思いはさせないって!」「また会えたら、何があっても君を守るんだって! そう決めたんだ!」「だから…おいで! エウレカ!」
エウレカ「…レントン…私ね…本当はね…お別れなんてしたくない…! 私、レントンと一緒に…!」
〔次元獣ダモン、レントンへ接近〕
レントン「おいで、エウレカ!!」
エウレカ「うん!」
〔カーソル、空中戦艦からレントンへ移動〕
〔レントン、浮上〕
〔レントン、後退〕

レントン「捕まえた! もう離さない…! 二度と離さないぞ、エウレカ!」
エウレカ「バカ! バカ! バカ! レントンのバカ! バカだよ…! レントンは大バカだよ! 私なんかのためにこんな無茶やって!」
レントン「嫌なんだ…」
エウレカ「!」
レントン「もうこれ以上、離れ離れは嫌なんだ!」
エウレカ「…レントン…! 私もね…私もそうなんだよ!」
〔次元獣ダモン、レントンへ接近〕
ホランド「レントン!」
レントン「うわああああああああっ!!」
〔レントン、発光〕
〔画面、発光〕

ウォズ「何だ、こりゃ…!? ニルヴァーシュを中心に新たな干渉波が!」
タルホ「またイマージュが来たの!?」
ウォズ「違う…! そんなんじゃない!」
ホランド「同じだ…! あの時と同じ…! あの時と同じ虹だ!!」
ニルヴァーシュ「ふもーーーーーっ!!」
〔発光、収束〕
〔レントン、変化〕

エウレカ「すごい…! すごいよ、ニルヴァーシュ!」
レントン「何だよ、これ…? 何が起こって…」
エウレカ「レントン! 前! 怪物が来る!」
レントン「行こう、ニルヴァーシュ! エウレカ!」
〔レントン、次元獣ダモンへ攻撃〕
[イベント戦闘「レントンvs次元獣ダモン」]
レントン「やった…! やったぞ!!」
ホランド「ギジェット! 間違いないのか!?」
ギジェット「はい! 新しくなったニルヴァーシュには生体反応が二つ確認できます!」
タルホ「ホランド! 白い次元獣が来る!」
ホランド「くっ!」
〔クロウ、次元獣ライノダモンMDへ接近〕
クロウ「間違えるんじゃねえ、MD。お前の相手は俺とブラスタだ」
スメラギ「各機は第303独立愚連隊と協力して、次元獣の迎撃を!」
カレン「了解! あいつらを野放しにしたら、周辺の街にも被害が出る!」
竜馬「パワーアップしたんだか知らねえが、いつまでも人間様が黙ってやられてると思うなよ!」
ホランド「聞こえるか、レントン! その子が俺達が探していた最重要機密だ!」
レントン「え…」
ホランド「説明は後だ! お前はその子を絶対に守れ!!」
レントン「は、はい!」
エウレカ「レントン…」
レントン「大丈夫だ、エウレカ…! 俺とニルヴァーシュは絶対に君を守る! もう絶対に離さない!!」
ニルヴァーシュ「もきゅ!」
エウレカ「うん…!」
クロウ「行くぜ、MD。あの時とエスターの借りを返す…!」
???(アイム)「フフ…進むか、退くか…。怒りと恐怖の間で揺れながらも支点はぶれませんか…」「次元の狭間に巣食う者の調査に来たというのにあなたと出会えるとは…。フフ…これは運命と言ってもいいでしょう」
〔味方ユニット離脱〕

<次元獣ライノダモンMDと戦闘or敵2機撃破or敵増援1出現の次PP・敵増援2出現>
???(アイム)「…どうやら、まだまだのようですね。ならば…」
〔センサー反応〕
フェルト「次元境界線の歪曲を確認!」
ラッセ「また次元震が起きるのかよ…!?」
クリス「歪曲が一点に集中していきます! 通常の次元震とは違うようです!」
スメラギ「各機は警戒を! 何が起きるかわからないわよ!」
〔敵ユニット出現〕
???(アイム)「………」
クロウ「何だ、あいつ…? 俺を見ているのか…」
〔???(アイム)、クロウへ接近〕
クロウ「速い…!」
???(アイム)「初めましてと言っておきましょう」
クロウ「シャベッタ…!? 次元獣とは違うのか!」
???(アイム)「いえ…私も次元獣です。少々特殊なタイプのね」「クロウ・ブルースト、あなたの生命をもらいます」
クロウ「堂々と宣戦布告かよ…! いったい何が目的だ?」
???(アイム)「この世界を救うためです」
クロウ「何っ!?」
ゼロ「気をつけろ、クロウ! そいつは明らかにお前をターゲットにしている!」
クロウ「くそ…! よくわからないが、その気ならやるしかないぜ…!」
???(アイム)「フフ…フフフ…」

≪敵増援1出現後≫
<レントンが戦闘>

レントン「エウレカ…! 大丈夫…大丈夫だから!」
エウレカ「うん…! レントンと一緒なら私…何も怖くない…!」
レントン「僕だけじゃない…! ニルヴァーシュもいるよ!」
ニルヴァーシュ「もきゅ!」
レントン「僕とニルヴァーシュは必ず君を守る! 約束するよ、エウレカ!」

<ホランドが戦闘>
ホランド「俺達の夢…俺達の未来…誰にも渡さねえ…!」「どきやがれ! 俺達の邪魔をする奴は全てぶっ潰す!!」

<クロウvs???(アイム)>
???(アイム)「やっと会えましたね…。フフフ…嬉しいですよ」
クロウ「いったい何だ、お前はよ? 俺に恨みでもあるのか?」
???(アイム)「フフフ…君は私の弟なのです」
クロウ「何っ!?」
???(アイム)「動揺しましたか。いい揺れ方です」
クロウ「嘘つき野郎が…。俺をからかったってわけかよ」「気に入らねえな。俺は今、遊びに付き合ってる暇はねえんだよ…!」

<クロウvs次元獣ライノダモンMD>
クロウ「やっと会えたな、MD。お前に借りを返す日を待ちわびてたぜ」「お前に借りがあるのは俺だけじゃねえ…! そいつの分もまとめて返すぜ!」

<ヒイロvs次元獣ライノダモンMD>
ヒイロ「ターゲット確認。攻撃目標、白いライノダモン級次元獣…」「敵戦力の中核を速やかに排除する」

<刹那vs次元獣ライノダモンMD>
刹那「こいつ…他の次元獣とは別格の強さだ」「だが、こいつ等は戦いを引き起こす。それを叩くのはガンダムマイスターの使命だ…!」

<竜馬vs次元獣ライノダモンMD>
竜馬「おもしれえ…! 次元獣の中でも、てめえは特別のようだな!」「教えてやるぜ…! 人間がてめえ等にやられるだけの存在じゃねえって事をな!」

<葵vs次元獣ライノダモンMD>
くらら「気をつけて、葵さん…! こいつ、他の次元獣とは桁違いの力を持っている!」
葵「大丈夫よ、くららさん。相手が強ければ強い程、あたし…燃えるタイプだから」「さあいくわよ、白い次元獣…! あんたにあたしの力がどこまで通じるか、やってやろうじゃん!」

<ゼロvs次元獣ライノダモンMD>
ゼロ「この次元獣…他のものと明らかに生態が違う」「興味深い存在であるが、この私が異次元のバケモノなどにやられるわけにはいかない…!」「消えてもらうぞ、次元獣。この世界にお前達の居場所はない!」

<???(アイム)撃破>
〔???(アイム)に爆発〕
???(アイム)「なかなかやりますね。少しは見込みがあるという事ですか」「フフ…ますます興味がわいてきましたよ。やっと巡り会えたようです」
〔敵ユニット離脱〕
竜馬「クロウ! 追わなくていいのか!?」
クロウ「俺のターゲットはMDだ…! 今はあいつに集中する!」

<次元獣ライノダモンMD撃破・勝利条件達成>
〔次元獣ライノダモンMDに爆発〕
クロウ「やったか…!?」
〔敵ユニット離脱〕
※※まだ???(アイム)健在の場合、セリフ追加※※
???(アイム)「彼を倒すとは。なかなかやりますね。少しは見込みがあるという事ですか」「フフ…ますます興味がわいてきましたよ。やっと巡り会えたようです」
〔敵ユニット離脱〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

クロウ「逃がすかよ!」
スメラギ「深追いしては駄目、クロウ。こちらも余力は残っていないわ」
ロックオン「スメラギさんの言う通りだ。ここまでが精一杯だな」
クロウ「くそっ…!」
カレン「クロウ…」
クロウ「………」「…ま、言われてみりゃ、ごもっともだな。これでも大健闘ってところか」
葵「そうよ、クロウ。一応はあいつに勝ったんだからさ」
クロウ「だな…」(だが、あいつはまだ生きている…。これでやっと一勝一敗のタイだ…)(次で勝負をつけるぜ…)
カトル「今日は他にも正体不明の敵が現れた…。いったいあれは何だったんだ…」
デュオ「あいつ…クロウを狙っていたみたいだったぜ」
朔哉「もしかすると、新手の借金取りかも知れねえな」
クロウ「おいおい…一応、俺の借金はチーフに肩代わりしてもらってるぜ」(しかし、いったい何者なんだ、奴は…)
ティエリア「だが、ミッションは終了だ。例の最重要機密とやらの回収も済んだようだ」
隼人「最重要機密…。まさか、それが一人の女の子だったとはな」
エウレカ「…終わったの、レントン?」
レントン「ああ…。もう怖がる事は何もないよ、エウレカ」
ホランド「…あの輝きが星の粉だっていうのか…」
ウォズ「データ上は、それを裏付けるものは出ていない」
ホランド「そうか…」
タルホ「でも、結果的に私達は目的の鍵を手に入れたんでしょう?」
ホランド「ああ…。あれこそが俺達の真の目的…神話再生計画の要、白き聖なるもののはずだ」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ブリタニア・ユニオン
ニューヨーク 国連本部

  ~国連本部 平和維持理事会執務室~
エルガン「…ZEXISと合流したか」
ホランド「ああ…。約束通り、俺達はあんたに協力する。その代わり…」
エルガン「わかっている。君達のバックアップをすると同時に、例の少女は死亡したと処理する」「これで君達は自由だ。その存在も私が責任をもって保証しよう」
ホランド「だが、あんたに協力するのはあくまで一時的なものだ。俺達は俺達の考えがあるからな」
エルガン「それについては詮索しない。私が必要としているのは、この世界を守るための力だ」「君達があの少女を使い、何をしようとしても、それが私の理念に反しない限り、手出ししない事を誓おう」
ホランド「契約は成立だ。じゃあな」
〔モニターの開閉音〕
エルガン「ネバーランドか…」「そんなものは、どこにも存在しないあらゆる世界を探してもな…」

人革連
インド 中央部

  ~月光号 ブリッジ~
タルホ「…危ないところを助かったわ。まずはそれのお礼を言わせてもらうわね」
ゼロ「気にしないでいただこう。我々は常にギブ&テイクの関係でつながっている」
ハップ「互いの利益のためにつるんでいるってわけか」
ストナー「これだけ立場の異なる連中が行動を共にしている理由は、それか」
スメラギ「エルガン代表からはあなた達もその一員になると聞いているわ」
ホランド「その通りだ。…俺はホランド・ノヴァク。第303独立愚連隊の隊長だ」
タルホ「私はタルホ・ユーキ。この月光号の艦長よ」
ハップ「俺はハップ。隊の副隊長をやっている」
ケンゴウ「名はケンゴウ。この艦の砲撃担当だ」
ムーンドギー「ムーンドギーだ。月光号の操舵士をやってる」
ギジェット「ギジェットです。通信を担当しています」
ウォズ「ウォズ…。ブリッジオペレーターだ」
ジョブス「ジョブスと申します。メカニックです」
ストナー「記録員のストナーだ」
ゼロ「独立愚連隊とは、よく言ったものだ。随分と個性的な面子だな」
ホランド「俺達の所属は平和維持理事会の管轄にある対イマージュ対応部隊だからな。メンバーは様々な国からの寄せ集めだ」
タルホ「その辺はあなた達と似たようなものね」
スメラギ「了解よ。エルガン代表の紹介である以上、細かな事を詮索するつもりはないわ」「でもね…知っての通り、私達はそれぞれに事情がある身なの」
ゼロ「諸君等が我々の不利益となる行動を取った場合、速やかに対処冴させてもらう」
ハップ「粛清ってわけか…。怖いね」
ゼロ「それを恐れるのならば、おかしな真似はしない事だな」
ハップ「了解だ。あんた方を敵に回す程、俺達も命知らずじゃあない」
ゼロ「諸君等は対イマージュを専門としてきたなら、あれについても詳しいのだろう」「イマージュについて知る限りの情報を提供してもらいたい」
ストナー「俺達だって世間一般と同じ程度しか連中についての知識はない」
ホランド「イマージュ…。この世界とは別次元から現れる謎の生物…」「次元獣同様にコミュニケーションは不能で、その性質は極めて凶暴…。基本的に人間に対して敵対行動を取る」
タルホ「第一級特別災害に指定され、駆除、研究に関しては国連平和維持理事会の主導の下で行われる…」「ざっとこんなところね」
ゼロ「質問を変えよう。諸君等が標的としていたあの少女…何故、彼女がイマージュに関する最重要機密なのだ?」
ホランド「それは俺達の方が聞きたい話だぜ」
タルホ「私達はイマージュ対応部隊でありながら、上層部の秘密主義的あやり方を以前から疑問に思い、独自に内部調査をしていたの」「その中で、あの子…エウレカの存在を知ったのよ」
ホランド「胸クソ悪くなる話だぜ。何の研究だか知らないが、人間を実験動物みたいに扱ってよ…」「だから俺達はあの子を救い、対応部隊とは別のやり方でイマージュや人類の敵と戦う事を決めたんだ」
スメラギ「それがZEXISに参加する理由ね…」
ゼロ「エルガン・ローディックも彼女についての情報は持ってないのか?」
タルホ「さっきも話した通り、イマージュに関する研究の多くは機密扱いになってるのよ」「最高責任者であるエルガン代表もあの少女の存在については知らなかったそうよ」
ホランド「そっちの方の調査は代表に任せるさ。あの子は俺達が保護する」
ゼロ「了解した。…それで彼女と彼女を救ったKLFのパイロットはどこだ?」
スメラギ「うちのオペレーターも気にしていたけど、彼のKLF…コ・パイロットがいるのかしら? 随分と変わった口癖の…」
ジョブス「ニルヴァーシュの事ですね? もきゅ…と鳴く」
スメラギ「え、ええ…。その…彼はいったい何者なのです?」
ジョブス「ニルヴァーシュはKLFそのものです。パイロットであるレントンは彼と会話する事が出来るのです」
ゼロ「何…?」
ジョブス「驚かれるのも無理はありません」「ご存知の通り、対イマージュ用の戦力として使用されているKLFは、その内部に特殊な生命体アーキタイプが入っています」「アーキタイプは、最初は人間の子供より小さい幼生体ですが、成長するにつれ10m大となり、それに装甲を取り付けてKLFとなります」「その過程で生命体としての自我は失われるのが普通ですが、ニルヴァーシュは現在も自我を持っているのです」
ホランド「あれのパイロットのれんとんってのはニルヴァーシュとガキの頃からの付き合いでな…」「おかげで今でも心で会話が出来る。あいつの操縦テクは、その賜物だ」
スメラギ「文字通り、機体と心を通わせてるってわけね」
ゼロ「その彼だが、最重要機密…エウレカと何か関係があったようだが…」
〔歩み寄る足音〕
ミーシャ「あの二人は幼馴染みだったそうよ」
スメラギ「あなたは?」
ミーシャ「ご挨拶が遅れたわね。私はミーシャ。この艦の医者よ」
タルホ「エウレカから話は聞けた、ミーシャ?」
ミーシャ「ええ…。彼女は今から8年前、あのレントンと同じくワルサワで暮らしていたそうよ」「そして、軍に連れ去られ、今に至ったそうなの」
ハップ「可哀想にな…。ここでレントンに会えたのはまさに奇跡だ」「どうだろう? 彼女の世話はレントンに一任しようと思うのだが」
ホランド「賛成だ。少しでも知っている人間の方があの子も気が楽だろう」
ゼロ(何だ、この違和感は…。彼等の流れるような会話…まるで何かの演技を見ているかのようだ…)(彼等は俺と同じだ…。仮面を被り、誰かを演じている…)
ホランド「どうした? 俺の決定が不服か?」
ゼロ「いや…。彼女は君達が救い出したのだ。君達に一任する」(第303独立愚連隊と謎の少女エウレカ…。油断はならないな…)
ハップ「とにもかくにも俺達も今日からZEXISの一員だ。よろしく頼む」
スメラギ「こちらこそ。後で他のメンバー達も紹介するわね」
タルホ(うまくいったようね…)
ホランド(後は星の粉を手に入れるだけだ。そうすりゃ俺達の夢が…俺とお前の夢が叶う。もうお前がひどい目に遭う事もない…)
タルホ(もうすぐなんだね…)
ホランド(もうすぐだ…。もうすぐ俺達の未来に手が届く…)
タルホ(星の粉をまといし、その白き聖なるもの。欠けた月と共に星に虹の橋をかけ…)(選ばれし乙女と男は地より生まれし全てのものを青き球に帰するに至らん…)
ホランド(神話の再生…。それが俺達に残された最後の希望だ)

  ~月光号 格納庫~
エウレカ「………」
レントン「な、何…エウレカ?」
エウレカ「大きくなったよね、レントン…」
レントン「エウレカも…綺麗になった…」
エウレカ「…同じだね」
レントン「何が?」
エウレカ「ワルサワで初めて会った時も、そう言ったのよ」
レントン「そう…だったかな…」
エウレカ「嬉しかった…」
レントン「…そのさ…エウレカ…。軍はどうして君をさらっていったの?」
エウレカ「………」
レントン「あ…嫌なら話さなくてもいいんだ。どうせ、もうそんな事は関係ないんだから」「大丈夫だよ、エウレカ。もう誰も君に嫌な事はしない」「君はこの艦で俺達やニルヴァーシュと一緒に行くんだ」
エウレカ「でも…」
レントン「君が何を言っても俺は聞かない。今度こそ俺は君を守るって決めたから」
エウレカ「レントン…」
レントン「何…?」
エウレカ「ありがとう」
レントン「エウレカ…」
【シナリオエンドデモ終了】


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