TOP PAGEへ


国連協力/宇宙/エリア11

プロジェクト・ウズメ……。
リモネシア共和国に発生した巨大な時空震動は
並行世界への門を開くためのものであった。

そして、現れた次元獣を統べる者、破界の王。
ガイオウと名乗る事となった彼は全世界を
自らの闘いの場であると宣言した。
その言葉の意味する所を知る者はいない。
当のガイオウさえも……。

カラミティ・バースと呼ばれる事となった
この事件を契機に世界はさらなる混沌を迎える。
新帝国インペリウムの進む先には戦いが広がる。
恐れ、怒りながらも、それに屈する人々の一方で
静かに決意を新たにする者達もいた。

巨大な暴力の嵐が吹き荒れる世界で、人類は
様々な選択を強いられる事となる……。


【シナリオデモ開始】
太平洋

  ~マクロス・クォーター ブリーフィングルーム~
スメラギ「…では、ゼロ…あなたはZEXISを離脱するのね?」
ゼロ「黒の騎士団の正義を示すという目的はWLFの打倒によって一応は果たされた」「ならば、私はエリア11に戻り、あの国をブリタニア・ユニオンから解放する事に専念したい」「何より、インペリアルの動向に対して備えをしなくてはならない」
スメラギ「元々ZEXISへの参加は強制力を持たないものだものね。そこはあなたの自由よ」
ゼロ「ご理解いただいて助かる」
スメラギ「気にしなくていいわ、ゼロ。私達もあなたと同じ考えだから」
城田「では、ソレスタルビーイングもZEXISを離脱すると?」
スメラギ「インペリウムの出現により、世界は大きく動く事が予想されます」「その中で私達も組織本来の目的を果たすために行動するつもりです」「もっとも…この状況では紛争への無差別介入は世界そのものを滅ぼしかねませんけどね」
城田「そうですか…」
ジェフリー「具体的には、どうされるつもりかな?」
スメラギ「我々を敵視する者の目をくらますためにも一度、宇宙へ上がろうと思います。そこで今後の行動を検討します」
ジェフリー「では、S.M.Sもお付き合いしよう。ZEXISの存在も見直しになる以上、我々も一度、船団に戻りたいのでな」
スメラギ「わかりました。では、もう少しの間、よろしくお願いします」
城田「ホランド…君達はどうするつもりだ?」
ホランド「俺はどうでもいいぜ。だが、エルガンのジジイには貸しがある」「それを返してもらうまでは平和維持理事会を利用させてもらうさ」
ゼロ「では、ZEXISは三つに割れる事になるな」「一つ目のグループは引き続き国連の平和維持理事会に協力する者達…」「日本のクラッシャー隊のメンバーが中心となるか」
城田「マジンガーとアフロダイ、クラッシャー隊、21世紀警備保障、竹尾ゼネラルカンパニー…」「それに平和維持理事会の保護下にあるグレン団と月光号か…」
スメラギ「ゲッターチームも機体の整備のために日本に戻るように指示を受けていると言ってました」
城田「了解しました。彼等の身柄も、こちらが預かりましょう」
ジェフリー「二つ目は宇宙に上がるグループか」
スメラギ「S.M.Sとソレスタルビーイング、それにチームDですね」
ゼロ「そして、3つ目はエリア11へ戻る者達。つまり、黒の騎士団とキリコ、それにコロニーのガンダムだ」
城田「クロウはどうする?」
ホランド「あのヘラヘラ野郎の場合、どこの面子でもやっていくだろうさ」
ゼロ「彼はフリーランスだ。身の振り方は彼自身に決めてもらえばいい」
スメラギ「…世界は新たな局面を迎えて、私達はバラバラになるけれど…」
ジェフリー「それぞれの健闘を祈ろう。たとえ、二度と会えなくなるとしてもだ」
ゼロ(インペリウムの出現が世界を地獄へと帰る。ZEXISは…俺はどうすればいい…)

  ~プトレマイオス 個室~
クロウ「…こっちの状況は、こんなところだ」
トライア「次元獣の王とはね…。ハルネス連邦での戦いを見れば、その話も信じざるを得ないか」
クロウ「アクシオンの方はどうなってる? 総裁が世界中にケンカを売った連中の一員だ。社内も相当揺れてるだろう」
トライア「見えない所では、そうなんだろうね」
クロウ「持って回った言い回しだな」
トライア「まあね。表面上はみんな、無理に平静を装ってるよ。業務も今まで通りだ」「内部の人間も外部の人間も下手を打って、リモネシアやハルネスの二の舞になるのは御免だろうからね」
クロウ「触らぬ神にたたり無しってやつか…。今回の場合は神って言うより、鬼だろうがな」「チーフとラボは大丈夫なのか? あの金持ちには個人的に恨まれてるんだろ?」
トライア「私達の事は心配要らないさ」「あのスットコドッコイがインペリウムを動かしてラボを襲うんなら、心の底から軽蔑してやるさ」「それで私が死んじまえば、あいつは一生、私に負けたままになる。あいつにゃ、それは耐えられないだろうね」
クロウ「よくわからんが、あんたらが相当屈折した関係だってのだけはわかった」
トライア「そういうわけだから、私もラボも今まで通りの平常運転だ」「ブラスタを強化して、あいつのお抱えの次元獣を叩き潰してやるさ」
クロウ「頼むぜ。とりあえず俺も、パイロットを続けるからよ」
トライア「そうこなくちゃね。新顔の次元獣のデータ、有効に使わせてもらうよ」
クロウ「で、報酬は?」
トライア「何だい? 使命感に燃えてると思ったら、金の話は忘れてないのかい?」
クロウ「それとこれとは話は別だ。…俺はインペリウムとやらに世界を滅茶苦茶にさせるつもりはない」「世界は明日も回るんだ。つまり、借金も帳消しにはならないんだから、地道に返済していくだけだ」
トライア「変な所で義理堅い男だね。だが、そういうのは嫌いじゃない」
クロウ「じゃあ、報酬に色を付けてくれ。お願いだから」
トライア「残念だったね。そのセコさでフラグがへし折れたよ。さ…今回の査定結果、いくよ」
〔レジを叩く音〕
〔トレイの取出音〕

トライア「大サービスの30万G。これで残額は49万Gだ」
クロウ「そうか…」
トライア「ついに借金が半分を切ったんだよ。喜ばないのかい?」
クロウ「状況が状況だ。さすがに口笛を吹く気にはなれんさ」「だが、気持ちはもう切り替えた。次の査定の時は素直に喜ぶさ」
トライア「喜ぶだけの額が返せればの話だけどね。…で、3つに割れたZEXISのどれについていくつもりだい?」
クロウ「国連に引き続き協力する場合は、甲児達と21世紀警備保障と竹尾ゼネラルカンパニー、ゲッターチーム…」「グレン団とクラッシャー隊、それに月光号の連中と一緒か…」
トライア「宇宙に上がるとなると、S.M.Sとソレスタルビーイング、ダンクーガノヴァがお仲間だね」
クロウ「で、エリア11に行くとなると黒の騎士団とキリコ、コロニーのガンダムとお付き合いか…」「さて…どうするかな…」
「国連に引き続き協力する」
「宇宙に上がる」
「エリア11へ向かう」


※※「国連へ引き続き協力する」を選択した場合のセリフ※※
クロウ「…今までの義理もある。国連に協力する事にした」
※※「宇宙に上がる」を選択した場合のセリフ※※
クロウ「…そうだな。気分転換も兼ねて、宇宙へ行ってみるか」
※※「エリア11へ向かう」を選択した場合のセリフ※※
クロウ「…そうだな。どうせなら、激動のエリア11へ行くとするか」

トライア「ま…どこに行こうとあんたは次元獣と戦う事になるさ」「何だかんだ言っても、あのアイムってのが、あんたを放っておくとは思えないからね」
クロウ「望むところだ。俺の借金の足しにしてやるぜ」「…で、エスターはどうしてる?」
トライア「…ハルネスの映像を見ちまった。それからは、ずっと部屋に閉じこもってる」
クロウ「そうか…。やっぱり、思い出しちまったか」「エスターに伝えてくれ、チーフ。俺は約束を忘れてないってな」
トライア「了解だ、クロウ。死ぬんじゃないよ」「死んで借金をチャラにするのは許さないからね」
クロウ「フ…最高の励ましをありがとうよ」

太平洋

  ~グレート・アクシオン ブリッジ~
シオニー「アイム…ZEXISはどうやら解散になるようです」
アイム「そうですか」
カルロス「あれ…あんなに彼等に御執心だったのにもう興味なくなっちゃったの?」
アイム「そうではありませんよ。監視の意味も含めて、今後も彼等には継続的に部隊を送るつもりです」「フフ…幸か、不幸か今回の一件で因子を刻まれたでしょうから」
シオニー「因子?」
アイム「言わば、禁忌を犯した者への印ですよ。…もっとも、それを言うならば、私達も同罪でしょうが」
カルロス「君の言う事は、わけがわからない。もう少し僕等、凡才にも理解できるように話してよ」
アイム「それについては、お気になさらないで下さい。いずれ、あなた方の目の前にも禁忌に触れた罪人達…」「そう…烙印(スティグマ)を持つ者が現れるでしょうから」
シオニー「スティグマ…」
カルロス「ますますわけがわからない…!」
アイム「申し訳ありません。これから私は出かけれなければなりませんので、その話は後日…」
カルロス「クロウを追うのかい?」
アイム「いえ…彼などよりもっとずっと警戒すべき敵がいます」「そう…私の魂に惹かれて、呪われる放浪者が、この世界に来たのです」

  クロウ・ブルースト
残り借金額 490,000G
【シナリオデモ終了】


No23「新世界の幕開け」 へ戻る

● 国連協力ルート → No24A「異邦人の来訪」 へ進む

  宇宙ルート → No24B「相容れぬ遂行者」 へ進む

  エリア11ルート → No24C「ナリタ攻防戦」 へ進む


◆ 「第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。