TOP PAGEへ

No.49

【シナリオデモ開始】
  ~2年前 ソレスタルビーイング基地~
スメラギ「…新しいガンダムマイスターを紹介するわ」
刹那「………」
スメラギ「コードネームは刹那・F・セイエイ。彼にはGN001のパイロットとして…」
アレルヤ「ちょっと待って下さい、スメラギさん。彼はまだ子供ですよ」
スメラギ「パイロット特性は基準値をクリアしてるわ」
ティエリア「ヴェーダが彼を選んだのですか?」
スメラギ「もちろんよ」
ティエリア「信じられない…」
ロックオン「いいじゃねえか。俺達は相当の覚悟を決めて組織に入り、ガンダムマイスターになった」「年齢なんて関係ねえ。そうだろ?」
刹那「あんたは?」
ロックオン「コードネームはロックオン・ストラトス。成層圏の向こう側まで狙い撃つ男だ。お前もガンダムで世界を変えたいんだろう?」
刹那「ああ」
ロックオン「俺もだよ、刹那」

太平洋

  ~マクロス・クォーター 格納庫~
ランカ「イマージュってフワフワした怪物の事だよね…」
アルト「ああ、そうだ。この世界では大時空震動の起きた20年前に大量発生したが…」「ここ数年で発生件数はかなり減って、局地的な被害に留まっていたそうだ」
シェリル「それがいきなり大量に現れて、南極に終結してるって、どういう事なの?」「あの化け物に知性があって人類に決戦を仕掛けてきてるっていうの?」
ミシェル「イマージュに関する詳しい生態はわかってないんだそうだ」
ルカ「だけど、あれが知性を持っているのは確かです」
葵「ついでに言うと、あいつらは人類を滅ぼす気でいるらしいわ」
くらら「この数年の活動休止は、そのための準備期間だったみたいね」
アルト「すまない、シェリル、ランカ…」「地球に着いたら、お前達をマネージャーの所に送るつもりだったが、とてもそんな余裕はなさそうだ」
ランカ「ううん、いいの…! そんな事言ってる場合じゃないのはわかってるから」
シェリル「あたし達の事はいいから、今は目の前に事に全力を尽くしなさい」
アルト「ああ…」「平和を求めて戦ったあいつのためにも俺達はやるさ」
ミシェル「一難去って、また一難…。まるで図ったようにピンチが続くぜ」
エウレカ「………」
レントン「エウレカ…」
エウレカ「イマージュが行動を開始したのは、世界の状況と関係していると思う…」
ガロード「どういう事だよ、それ!?」
ティファ「ガロード…知っているでしょ? あれが心を持ち、本当は人間の事を知りたがっているのを」
ガロード「あ、ああ…」
ゲイナー「じゃあ、イマージュが僕達を滅ぼそうとするのは人間に絶望したからなのか…?」
ゲイン「さもありなんだ。これもインペリウムが、人間のエゴをむき出しにさせた結果かもな」
クロウ「ZEUTHの連中はイマージュの事を知ってんのか?」
ゲイン「まあな…。俺達の世界でも、名前は違うがよく似た奴等がいたのさ」
ロラン「それは次元の壁の向こうで生きていたんですが、僕達の世界が崩壊の危機に陥った際、別の世界へと旅立っていきました」
ティファ「もしかすると、あのイマージュは旅立った彼等なのかも…」
ガロード「あいつら…人間を見限ったのかよ…」
レントン「そんな事って…!」
エウレカ「………」
クロウ「仕方ないかもな…
レントン「え…」
クロウ「ゲインの旦那も言ってたが、インペリウムの無法のおかげで世界のあちこちでエゴが噴出した」「あのアレハンドロって奴も一連の騒動に乗じて、好き勝手をやってた」
レントン「だから、人類を滅ぼされてもそれは自業自得だっていうんですか!」
クロウ「そういう風にイマージュは考えてるんだろうさ」
レントン「俺は認めませんよ! たとえ、あんたが…いや、世界中の人間が仕方ないと思っても!」「俺はエウレカと生きるためにこの世界を守ります!」
クロウ「OK、レントン。俺も同じ気持ちだ」
レントン「え…」
クロウ「フ…安心しろ。エウレカと生きるために…って件はお前とは別だ」
ゲイン「そこを驚いてるんじゃないと思うがな」
レントン「クロウ…諦めてたんじゃなかったのか?」
クロウ「言ったろ、お前と同じだって。世界中の人間が仕方ないって言っても俺はこう答えるさ」「それがどうした…ってな」
レントン「クロウ…」
クロウ「周りを見ろよ。ZEXISの連中は以下同様らしいぜ」
ゲイナー「そうだよ、レントン」
ロラン「ここにいる人間は誰も諦めていないよ」
カレン「確かに人間はロクウでもないかも知れないけどさ…」
シモン「だからって、全員が滅ぼされる程、どうしようもない存在じゃない」
赤木「少なくとも俺の周りの人達は悪い奴じゃないしな」
ワッ太「そうそう! 俺の友達や母ちゃん、先生達が滅ぼされていいはずなんてないさ!」
タケル「俺達は過ちを顧みて、それを改める事が出来るはずだ」
葵「それが人間の可能性ってやつね」
甲児「インペリウムみたいな勝手な奴等は、イマージュが手を下すまでもない。俺達の手で止めてやるさ」
〔歩み寄る足音〕
刹那「その通りだ」
アルト「刹那…」
ヒイロ「気持ちの整理はついたようだな」
刹那「ソレスタルビーイングは…俺たちは存在する事に意義がある」「存在する事…それは生きる事。亡くなった者達の想いを背負い、世界と向き合う」「神ではなく俺が…俺の意思で」
アレルヤ「亡くなった者達の想い…」
ティエリア「そうだ…。あの男が…ロックオンがいれば、きっと戦おうとしていたはずだ」
ハロ「ソノ通リ! ソノ通リ!」
フェルト「ハロ…」
レントン「………」
クロウ「どうした、鬼が豆鉄砲食らったような顔して」
青山「豆鉄砲を食らうのはハトだ。節分と混同するな」
クロウ「…せっかく決めに入ろうとしてるのに無粋なこった」
デュオ「ロックオンの代わりに俺達が突っ込んでやってるんだ。ありがたく思え」
クロウ「…そうだな。危うく寂しさを実感するところだったぜ」
青山「悲しむのは後にしろ。…って、ロックオンがいたら、言うだろうな」
クロウ「だから、俺達はやる事をやるさ。あいつに託された、この世界のためにな」
レントン「クロウ…どうしてさっきはあんな事を言ったんだ?」
クロウ「さてな…」
ゲイナー「あの人は君の決意を確かめようとしたんだよ」
レントン「何のために…?」
ガロード「ちっとは自覚を持てよ。お前とエウレカが、この戦いの鍵を握ってるって事をよ」
レントン「俺達が、この戦いの鍵…」
ティファ「エウレカ…」
エウレカ「うん…」
レントン「うん…って、エウレカ…」
エウレカ「聞いて、レントン。それにみんなも」「私…イマージュの所に行く。イマージュに人間の優しい所を知ってもらうために」
レントン「エウレカ…」
エウレカ「怖い人や勝手な人もいる…。でも、それ以上に世界には優しくて強い人達がいっぱいいる」「私…レントンやZEXISの人達に教えてもらったから」「だから、行くの。私の大事な人達を守るために」
レントン「エウレカ…」
万丈「決まりだな」
ミシェル「そうと決まったら、出撃準備だ。VF-25は大気圏内での戦闘用にパックを外さなきゃならないしな」
オズマ「だが、下手にエウレカをイマージュの所へ連れていけば、彼女は奴等に取り込まれてその知識を人類殲滅に利用される恐れもある」
アルト「そんなのは野暮な心配だ」
シモン「エウレカを守る役は、ちゃんといる」
ゲイナー「そうだろ、レントン?」
レントン「はい!」
エウレカ「レントン…」
レントン「行こう、エウレカ。俺とニルヴァーシュが君をイマージュの所へ送るよ」「そして、もしイマージュが君を利用しようとするなら、その時は全力で君を守る」
ガロード「俺達はそのレントンを全力で守るぜ!」
ロラン「そして、この世界を…ここに住む全ての人達を守ります」
ジロン「やろうぜ、レントン! 人間の凄い所をイマージュに見せてやるんだ!」
レントン「はい!」
ミシェル(ロックオンさん…。結局、あんたとのスナイピング勝負…決着はつけられなかったな…)(だから、俺もやるよ。あんたの分まで俺が狙い撃つ)
フェルト「ミシェルさん…」
ミシェル「俺も君と同じ気持ちだよ、フェルト」
フェルト「はい」
刹那「フェルト・グレイス…」
フェルト「…大丈夫。ロックオンはもういないけれど、その想いはこうして感じられるから…」「まだ…寂しいけど…」
シモン「フェルト…。俺…その何て言えばいいのか、わからないけど…」
フェルト「ありがとう、シモン。言葉にしなくても、あなたの想いは伝わってくる」「私も…あなたやみんなと同じように頑張ってみる」シモン「その意気だ…!」
刹那「同じだ。俺も…アレルヤやティエリアもZEXISの全員が…」
フェルト「だから、みんなは戦うんだね」」
刹那「それはお前も同じはずだ」
フェルト「うん…」
ハロ「頑張レ、フェルト! 頑張レ、フェルト!」
フェルト「ありがとう、ハロ」
エルガン「………」
ゼロ「満足か、エルガン・ローディク?」「お前の駒となって動くZEXISが今また世界を救うために戦おうとしているぞ」
エルガン「私は君達を駒などと思った事は一度も無い」
ゼロ「何とでも言うがいい」「確かにお前はZEXISの生みの親だ。だが、生まれた子は親の意向とは無関係に自分の意思で生きていく」
エルガン「ZEXISもそうだと言うのか?」
ジェフリー「その通りです、代表」
スメラギ「こうして我々が集う機会と場を与えて下さった事は感謝しています」「ですが、我々はこれからは独自に動かせていただきます」
エルガン「私が君達に望む事は、常にただ一つ…。この世界と人類を守るために戦ってもらう事だけだ」
ゼロ(真っ直ぐな目…。この男の言葉に嘘はない)(奴が平和を願っている事は間違いない。それは信じていいのだろう)
エルガン「余計なお世話だろうが、君達がこれから戦っていく上で、世間に対して立場というものが必要だろう」「平和維持理事会は、特別国際救助隊ZEXISを新たに独立行動部隊として認めよう」
城田「我々の行動の自由を保証するという事ですか」
エルガン「そして、この世界と人々を守るために戦い続けてくれる事を願う」「その代表として…ゼロ、私は君を任命する」
ゼロ「ジェフリー艦長でも、ミス・スメラギでもなく、私をか?」
エルガン「そうだ。今後は君が望む時にZEXISに召集をかけるがいい」
ゼロ「…いいだろう。名目だけとはいえ、その役…引き受けよう」「もっとも私には黒の騎士団がある。日本解放にZEXISを動かす気はないがな」
エルガン「頼むぞ、ZEXIS。私はトレーズ総帥と共に国連軍の後始末をせねばならん」「イマージュ…そして、インペリウムとの戦いを君達に託す」
ゼロ「いいだろう。それは私達にとっても望むところだ」
スメラギ「では、ゼロ…指示をとうぞ」
城田「みんなが君の言葉を待っているぞ」
ジェフリー「我々は君の命令に生命を懸けようではないか」
ゼロ「フ…御三方ともからかわないでいただこう。エルガン・ローディクの気まぐれに合わせる必要はない」
スメラギ「ふふ…あなたにしては随分と奥ゆかしいじゃない」
ゼロ「私とて理解しているさ、このZEXISの存在する意味ぐらいはな。それは私個人が動かしていいものではない」「だが、ここは皆の気持ちを代表して、言わせてもらう…!」「これよりZEXISは南極へ向かい、イマージュの侵攻を食い止める!」

南極

  ~月光号 ブリッジ~
ホランド「…イマージュの動きはお前の予想通りってわけか」
アイム「その通りです。あの生物については私なりのデータがありますから」「次元の壁に住まう者…。あれを利用する事であなた達の望むを叶える事が出来ます」
ホランド「イマージュによってこの世界を再構成して、ネバーランドへと創り変える…」
アイム「そして、あなた方の意思をイマージュに伝えるためには…」
ホランド「わかっている。ウェンディとピーター…エウレカとレントンが必要な事は」
アイム「ZEXISはイマージュを止めるため南極に向かっています」
ホランド「俺達はエウレカとレントンを捕獲する。その後は…」
アイム「承知しております。約束通り、あなた方に協力しましょう」「私が時空震動のきっかけを作ります。あなた方はそれを利用して、世界の再構成を行えばいいのです」
ホランド「………」
アイム「何かご不満でも?」「まさか、今になって世界を創り変える事に怖気づいたとでも?」
ホランド「そうじゃねえ。この名を名乗る事を決めた日から覚悟は出来ている」「問題はお前が何故、俺達に協力しているかだ」
アイム「前にも述べた通りです。あなた方の存在は、ZEXISを精神的に揺さぶる事になるからです」
ホランド「だが、その後の世界の再構築についてはどうなんだ?」「俺達は下手をすれば、世界を滅ぼすかも知れねえんだぞ」
アイム「私にとっては世界の在り様などどうでもいい事なのです」
ホランド「時空を越える力を持っているからか?」
アイム「そういう事にしておきましょう」
ホランド「………」
アイム「特異点ZEXIS…。その存在は、そろそろ目障りになってきました」「いい機会です。あなたの目的をアシストするために私も手駒を派遣しましょう」
ホランド「インペリウムを南極に動かすのか?」
アイム「グレート・アクシオンまでは無理ですけどね。王は、このような瑣末な事には興味を持ちませんから」
ホランド(俺達の未来…世界の未来…。それも瑣末な事ってわけかよ…)
アイム「健闘を祈ります、ホランド・ノヴァク。では、また…」
ホランド「ちっ…腹黒野郎が…」
タルホ「ホランド…」
ホランド「寝ていろ、タルホ。最近、体調があまりよくないんだろ?」
タルホ「………」
ホランド「俺はレントンを直接狙う。ZEXISの相手は周りのイマージュがしてくれるだろうさ」
ムーンドギー「一人で行く気か?」
ホランド「下手に月光号を動かせば、逆に足かせになる」「俺一人ならば、不測の事態が起きても逃げ延びる事が出来る」
ケンゴウ「格好をつけおって。素直にタルホが心配だからと言え」
ホランド「…そういう事にしておくさ」
タルホ「………」
ホランド「心配するな、タルホ。この戦いで全てを決める」「たとえ世界が滅びようとも俺はお前と仲間達を守ってみせる」
ムーンドギー「ネバーランド…。俺達のための時の止まった世界…」
ギジェット「そこなら、あたし達も生き続ける事が出来るのね」
ホランド「…行ってくる。俺達の神話を再生させるための鍵を奪いに」
タルホ「………」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「虹」


【戦闘マップ開始】
〔味方戦艦出現〕
〈出撃準備〉
〔味方ユニット出現〕
マリン「ここが南極か…」
エイジ「もしかして、あれってイマージュの塊か?」
〔カーソル、目標地点を指定〕
レントン「わかる、エウレカ?」
エウレカ「うん…。あれはイマージュの核のようなもの」
レントン「じゃあ…」
エウレカ「レントン…私をあそこに連れて行って」
〔カーソル、目標地点を指定〕
レントン「わかった…」
フェルト「周辺の次元境界線が歪曲! イマージュ、来ます!」
〔敵ユニット出現〕
ゲイン「出てきたか…!」
ゲイナー「レントン! 君はエウレカを連れて、イマージュ核へ向かうんだ!」
ガロード「周りの奴等は俺達に任せろ! その代わり、絶対にエウレカを守れ!」
レントン「俺の生命に代えても!」
エウレカ「レントン…」
レントン「行くぞ、ニルヴァーシュ! 俺達で絶対にエウレカを守るんだ!」
ニルヴァーシュ「もきゅっ!!」
<戦闘開始>

<レントンが目標地点へ接近or敵10機撃or4PP・第3軍増援1出現>

クリス「このエリアに高速で接近する機体を確認…!」
フェルト「これは…疑似太陽炉搭載型です!」
ティエリア「何っ!?」
〔第3軍ユニット出現〕
刹那「疑似太陽炉を搭載したフラッグだと…!」
グラハム「会いたかった…。会いたかったぞ、ガンダム!」「部下の仇、討たせてもらうぞ! このGNフラッグで!」
刹那「ユニオンのフラッグファイター…!」
グラハム「ガンダム! やはり私と君は運命の赤い糸で結ばれていたようだな!」「そうだ、戦う運命にあった!」「私は君の仲間を討ち、君に私の力を知らしめる!」
アレルヤ「あの男…刹那を追っているのか…!」
グラハム「ようやく理解した! 君の圧倒的な性能に私は心を奪われた! この気持ち、まさしく愛だ!」
刹那「愛…!?」
グラハム「だが愛を超越すれば、それは憎しみとなる! 行き過ぎた信仰が内紛を誘発するように!」
刹那「それがわかっていながら、何故戦う!? もう国連軍との戦いは終わっている!」
グラハム「まだ何も終わっていない! 私と君の関係は!」
エウレカ「何…何なの、あの人…」
レントン「しっかりするんだ、エウレカ!」
ジロン「気をつけろ、レントン! まだ何か来るぞ!」
〔第3軍ユニット出現〕
ゲイン「303! ホランドか!」
レントン「あの巨大なブースターは…!」
ホランド「お前とニルヴァーシュとやり合うためのものだ」
レントン「ホランド…!」
ホランド「ここまで来たら、ぐだぐだしゃべる気はねえ。レントン、俺達と一緒に来い」
レントン「断る…!」「あんた達の気持ちもわからなくはない…。俺も…ずっとニルヴァーシュしか友達がいなかったから…」「だけど、そのために世界が壊れてもいいなんて、そんなものを認められるか!」
ロジャー「レントン! ホランドは君を狙ってくる!」
キラ「下がるんだ! 僕達で君を…」
レントン「嫌です!」
エウレカ「レントン…」
レントン「俺は…ホランドを許せない…! だから、逃げちゃ駄目なんだ!」「あいつが俺とエウレカを狙うなら、俺はそれを迎え撃つ!」
エウレカ「…わかったわ、レントン」
レントン「エウレカ…君を危険に巻き込むかも知れない。でも、俺は…」
エウレカ「信じてるよ、レントン。いつだって」
レントン「ありがとう、エウレカ」
グラハム「彼はわかってるよ。愛を超越した憎しみの意味を」
刹那「貴様もエゴに囚われた人間か…!」
グラハム「ならば、どうする!?」
刹那「俺もあいつと同じだ。貴様を討つ…!」
グラハム「それでこそだよ、ガンダム!」
レントン「イマージュ…これが人間だよ。お前達から見れば、エゴにまみれて自分勝手な生き物かも知れないけれど…」「俺達は一所懸命に生きてるんだ! いつだって力一杯!」
ホランド「そうか…。それが、お前の答えかレントン…!」「残念だよ…! 残念だ!!」
レントン「ホランド! あんたは!!」
ホランド「さあ行くぜ、レントン! 俺は生きるために戦うんだ!!」

<レントンvsホランド>
ホランド「残念だよ、レントン! お前は俺と同じ種類の人間だと思ってたんだがな!」
レントン「一緒にすんな! 俺は自分の過去に振り回されて、人をもてあそんだりした覚えはねえ!」
ホランド「もてあそぶだと!? 笑わせるな! 俺達は必死に戦ってきただけだ!」「お前に、この気持ちがわかるか…! 人を愛し、希望を語り、未来に想いを馳せる時間も奪われた者の気持ちが!」「お前に…! お前等にわかるはずがねえ!」
レントン「わからないさ! わからないけど、あんたのやってきた事、やろうとしている事は許せない!」「だから、あんたを止める! 俺とエウレカとニルヴァーシュが!」

<ホランド撃破・敵増援1出現>
〔ホランドに爆発〕
ホランド「認めねえ…! 俺は絶対に認めねえ! ただりようされて、捨てられるだけのこんな甲斐のない人生を俺は絶対に認めねえ!」
レントン「もうやめろ、ホランド!」
エウレカ「レントン! 月光号が来る!」
〔味方戦艦出現〕
タルホ「ホランド!」
ホランド「タルホ…! 俺がお前の未来を切り拓いてやる! この身を懸けて白き聖なる者を取り戻す!」「だから、みんな! 俺の代わりに神話を再生してくれ…!」「そして、タルホの生命を…タルホの未来を守ってやってくれ!」
レントン「コンパクフィードバックシステムを発動させる気か!」
ホランド「お前の魂はどこだ、レントン! それを握りつぶして…!」
〔タルホ、発光〕
ホランド「! タルホの中に別の生命があるだと…!?」
タルホ「………」
ホランド「俺の…俺達の子供か?」
タルホ「そうよ…」
ホランド「どうしてだ…? 何故黙ってた、タルホ…!?」
タルホ「ごめん…。でも、だって言ったら、ホランドは諦める…! ホランドは自分の夢を諦める…!」「あんたはそういう奴だから!」
ホランド「!」
タルホ「………」
ホランド「産みたいんだろう…?」
タルホ「うん…」
ホランド「…言ったろ? お前の望む未来が俺の未来だって…」
タルホ「ごめん…。ごめんね…ごめんね…」
ミーシャ「ホランド…人体って不思議なの。あなたとタルホの子供ね…成長の早さが普通の人間と変わらないのよ」
ホランド「え…」
ミーシャ「母体の成長速度とは関係なく成長している…。生まれてくる子供は普通の子供と何ら変わりはないの」
ホランド「じゃあ…」
ムーンドギー「俺達の不幸は…」
ケンゴウ「次の世代には受け継がれないって事だ」
ホランド「ドギー、ケンゴウ…」
ギジェット「さっき全部聞いたのよ、タルホから…」
マシュー「なのにおめえ…すっ飛んで行っちまってよぉ…」
ウォズ「スーパーパックまで持ち出してさ…」
ホランド「みんな…」
ヒルダ「あんたらの子供の顔が見られるなら、この世界も悪くないんじゃない? うん、悪くない…!」
タルホ「ホランド…。私、見せてあげたい」「生まれてくる子供にパパとママが生きてきた、この世界を…」
ホランド「………」
タルホ「ホランド」
ホランド「俺もだ…」
レントン「ホランド…」
エウレカ「新しい生命…赤ちゃん…」
アイム「茶番はそこまでです」
クロウ「!」
〔敵ユニット出現〕
クロウ「来やがったか、インペリウム!」
シュバル「ZEXIS…! 貴様等の存在をアイム殿は望んでいない!」「このシュバル・レプテール…! ガイオウ様とアイム殿のために貴様等をここで成敗するぅぅぅっ!」
竜馬「アイムの番犬が来たか!」
タケル「あの女騎士もいる…!」
マルグリット「………」
シュバル「マァァルグリィィットォォォォッ!! 謹慎を解くようにアイム殿にお願いした拙者に感謝するがいいぃぃっ!」「これが最後のチャンスだと知れ! 死力を尽くして戦うのだぁぁぁっ!」
マルグリット「…わかりました、シュバル卿」
クロウ「マルグリット…」
アイム「フフフ…クロウ・ブルースト。あなたの中の迷いが手に取るようにわかりますよ」「所詮、あなたは情というつまらぬ要素で天秤を揺らす惰弱な人間…」「それ故にスフィアの力を引き出す事が出来たのでしょうけどね」
クロウ「てめえ…」
アイム「さあ、ホランド・ノヴァク。戦いを続けなさい」
ホランド「…お断りだ」
アイム「…今、何と言いました?」
ホランド「てめえみたいな嘘つき野郎にこれ以上、手を貸すのはお断りだと言ったんだ!!」
アイム「笑わせてくれますね。世を儚み、未来を呪ったあなたが今さら何を言うのです」
ホランド「ああ、そうさ…。お前の言葉に言い訳も出来ねえよ」「だがな! そんな俺でも自分の身を捨ててでも守りたいものがあるんだよ!」
レントン「ホランド…」
ホランド「レントン…俺はインペリウムと戦う。俺が気に入らなければ、後ろから撃て」「…だが、頼む…。こんな事を言うのは筋違いだとはわかってる。それでもお願いだ」「この世界を守ってくれ」
ゲイン「それはお前も一緒にやるんだよ」
桂「そういう事だ。人の親になろうって男が他人に頼りっぱなしで済むと思うな」
ジロン「ホランド! 世界を守りたければ、お前も戦え! 全力で!」
ホランド「お前等…」
ゼロ「話は後にしろ。今は奴等を…世界の敵インペリウムを討つ!」
ホランド「わかった。…タルホ、お前等は下がってろ」
タルホ「ホランド…必ず帰ってきてね」
ホランド「そう簡単に死ねない理由も出来た…!」
タルホ「うん…」
〔味方戦艦離脱〕
〔ホランド、敵→味方へ〕
シュバル「たわけた事を! 貴様達はここで終わりを迎えるのだ!」「このシュバル・レプテールの名に懸けて、これまでの借り、ここで返すぞぉぉっ!!」
クロウ「番犬…。お前の誇りなんざ、お呼びじゃねえんだよ」
シュバル「何だと…!? 貴様は騎士である拙者の…」
クロウ「前座は黙ってろ」
シュバル「な!」
アイム「クロウ・ブルースト。あなたは、そういう人間なのですよ」「どんなに風来坊を気取ろうと、あなたの中には揺るぐ事無い強い意志がある。それこそが…」
クロウ「そこまでにしろよ、クズ野郎。お前の言葉なんざ、欠片も聞く気はねえんだよ」
アイム「…!」
クロウ「アイム・ライアード」「そのうざってえ面を見るのも飽き飽きなんだよ。今日こそ、お前を引きずり出す…!」

<クロウvsマルグリット>
マルグリット「クロウ・ブルースト、覚悟!」
クロウ「そんな判で押したような台詞で自分の心を誤魔化してんじゃねえよ!」
マルグリット「黙れ! お前に私の何がわかる!」
クロウ「わかっているのは本当はお前が嫌々戦っている事だけだ!」
マルグリット「!」
クロウ「お前が本気で弟の仇を討ちたいって言うなら相手になる…!」「だが、こんな風に八つ当たりや欲求不満のはけ口の相手をするのは真っ平御免だ!」
マルグリット「黙れ…! 黙れ! 私は…私は!!」
クロウ「言葉に詰まるぐらいなら戦うのをやめろ!」
マルグリット「うわあああああああああっ!!」
クロウ「このわからず屋がっ! これだから、女は嫌いなんだよ!!」

<マルグリット撃破>
〔マルグリットに爆発〕
マルグリット「まだだ…! まだ私は終わるわけにはいかない!」
クロウ「もうやめろ、マルグリット。勝負はついた」
マルグリット「黙れ、クロウ・ブルースト! 私はまだ戦える!」
クロウ「これ以上、やるってんなら、確実に死ぬぞ」
マルグリット「それでも…いいんだ…! 主も友も弟もいない世界など…!」「何の意味もないんだから…」
クロウ「馬鹿を言ってんじゃねえ」
マルグリット「え…」
クロウ「主も友も弟もいない世界でも、まだお前がいる!」「何かを失おうとお前は今、生きている! それだけで意味があるだろうが…!」
マルグリット「クロウ・ブルースト…」
クロウ「俺の仲間は生命を懸けて、何かをやろうとした! その前で生命を無意味だなんて言うな!」
シュバル「何をしている、マルグリット! アークセイバーの務めは果たせ!」
マルグリット「シュバル卿…我々がアークセイバーを名乗る意味などもう…ありません」
シュバル「何を言うか、マァァルグリィィットォォォォッ!!」
マルグリット「私は…死ねと言えば、死にます…。ですがもう…ガイオウやアイムのために戦う事は出来ません…」
シュバル「き、貴様! 自分が何を言っているか、わかっているのか!?」
マルグリット「この生命を懸けるのならば、私は最期の時までアークセイバーとして…祖国インサラウムのために戦います!」「私の敵はインペリウム…! 破界の王ガイオウとアイムです!」
〔マルグリット、敵→味方へ〕
クロウ「マルグリット…」
マルグリット「気安く名前を呼ぶな…! 私はインサラウムの騎士、アークセイバーのマルグリット・ピステール!」「今日までの私は、自らの生命のために騎士の誇りを忘れた愚か者だった…! そのような痴れ者は今、死んだ!」「私は亡き主と友と弟に誓う…! この穢れた生命を償うために最期の時まで正義と真実の名の下に戦うと!」
クロウ「了解だ。だが、死ぬなよ、マルグリット」
マルグリット「私の生命は意味を見つけた…! そう簡単には死なん!」
シュバル「マ、マルグリット! マァァルグリィィットォォォォッ!!」
マルグリット「シュバル卿…インサラウムであなたに受けた恩は死する日まで忘れません」「それに報いるためにも私の手であなたを討ちます! アークセイバーの名に懸けて!」

<クロウvsシュバル>
シュバル「アイム殿は貴様の死がお望みだ、クロウ・ブルースト!」
クロウ「そんな事はあんたに言われなくてもこっちも百も承知なんだ…!」「で、あんたは番犬らしくご主人様の敵にかみつこうってわけかよ!」
シュバル「それこそが我が務め! 我が誇りぃぃっ!」
クロウ「どうやら、あんたはマルグリットとは根本的に違うようだな…!」「そんな野郎が相手なら、俺も遠慮なく本気を出せるぜ!!」

<マルグリットvsシュバル>
シュバル「マァァルグリィィットォォォォッ!!」
マルグリット「思えばインサラウムにいた時からそうやってシュバル卿からは何度も叱責を受けてきました」「ですが、あの頃は卿は威厳と自愛に満ち、騎士の鑑と言うべき方でした」
シュバル「拙者は何も変わってはおらん! 変わったのは貴様の方だぁぁぁっ!!」
マルグリット「シュバル卿…あなたに受けた恩、私は終生忘れはしません…」「その想いを込めて…そして、アークセイバーとして、私はあなたを討ちます!」

<シュバル撃破・敵増援2出現>
〔シュバルに爆発〕
シュバル「ば、馬鹿な! 馬鹿なぁぁぁぁぁっ!!」
マルグリット「もうやめて下さい、シュバル卿!」
シュバル「何を言うか、マルグリット!! 拙者はシュバル・レプテール…! こんな所で死ぬわけにはいかぬのだ!!」
〔シュバル、後退〕
〔シュバル、回復〕

シュバル「さあ来るがいい、ZEXIS! 拙者がアークセイバーの気骨を見せてくれる!」
マルグリット「もう…やめて下さい…。我々の世界を滅ぼした者に仕える事が何の誇りなのです…」
〔マルグリット、シュバルへ接近〕
マルグリット「あのガイオウは私達、インサラウムの人間にとって憎むべき敵ではありませんか!」
勝平「世界を滅ぼしたって…!?」
タケル「やはり彼等は、ガイオウに滅ぼされた世界の人間だったのか…!」
シュバル「黙れ、マルグリット!! 我等は生き残るためにガイオウ様に仕えねばならんのだ!」「もうインサラウムは存在しないのだ! ならば、我等の生きる道はインペリウムとしてしかないのだ!!」
マルグリット「………」
シュバル「それが飲めぬのなら、去れ! マァァルグリィィットォォォォッ!!」
????(アイム)「それは許されませんよ」
〔敵ユニット出現〕
クロウ「アイム!」
※※マルグリットが味方の場合のセリフ※※
アイム「シュバル卿、裏切り者には罰を与えなければなりません」
※※マルグリットが敵の場合のセリフ※※
アイム「シュバル卿、しつけの出来ていない負け犬には罰を与えなければなりません」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔アイム、マルグリットへ接近〕
〔マルグリットに爆発〕

マルグリット「くっ!」
※※マルグリットが味方の場合のセリフ※※
アイム「己の分をわきまえないあなたは死を以って過ちを償うのです」「これでとどめです…!」
※※マルグリットが敵の場合のセリフ※※
アイム「インペリウムは戦えない負け犬を飼うような慈悲はないのです」「これでとどめです…」

シュバル「マァァルグリィィットォォォォッ!!」
〔シュバル、マルグリットへ隣接〕
〔シュバルに爆発〕

アイム「やはり、マルグリットをかばいますか」
マルグリット「シュバル卿!」
シュバル「馬鹿者が…。戦場で気を抜くなと…何度も教えた…はずだぞ」
※※マルグリットが味方の場合のセリフ※※
マルグリット「何故…何故です…! インペリウムを裏切った私を…」
シュバル「だが、お前は…インサラウムの騎士の…誇りを取り戻した…」
※※マルグリットが敵の場合のセリフ※※
マルグリット「シュバル卿…あなたは…」

シュバル「こうなってしまったら…取り繕う必要も…ないか…」
マルグリット「では、ガイオウへの…恭順は…」
シュバル「決まって…おろう…。拙者が…忠誠を誓ったのは…祖国…インサラウム…だけだ…」「しかし…拙者の命懸けの芝居が…見破られて…いたとは…」
アイム「私に嘘を吐くなどというのがおこがましいのですよ、シュバル・レプテール」「ですが、それももう終わりです。先程の攻撃は充分に致命傷となったでしょう」
シュバル「…その…ようだな…」
マルグリット「シュバル卿…騎士の誇りを捨ててまでの芝居…何故にそれをここで!?」
シュバル「何を…当然の事を…。我が同胞の…生命を…救うためだ…」
マルグリット「しかし…!」
シュバル「すまなかったな、マルグリット…。お前には…随分とひどい事をしてきた…」「だが、拙者にℋあ…お前を騙してでも…やり遂げなければ…ならない事が…」
アイム「おしゃべりは終わりです、シュバル。まずは裏切り者であるあなたから粛清します」
シュバル「黙れ、アイム・ライアード! このシュバル・レプテールとエメラルダンの最後の力、受けてみるがいい!」
???(ガイオウ)「いいぜ、シュバル…!」
〔敵ユニット出現〕
甲児「あれは…!」
シモン「破界の王…ガイオウ!!」
ガイオウ「やってるじゃねえか、アイム」
アイム「これは、ガイオウ様。ご機嫌麗しゅうようで」
ガイオウ「どけよ」
アイム「かしこまりました」
〔アイム、後退〕
〔ガイオウ、シュバルへ接近〕

シュバル「ガイオウ! 我が祖国インサラウムを滅ぼした悪魔!」「我が残りの生命でせめて貴様に一太刀!」
ガイオウ「それだ…! お前は喰らうに足る男だ!!」
シュバル「破界の王! 祖国インサラウムの仇!!」
〔シュバル、ガイオウへ攻撃〕
[イベント戦闘「シュバルvsガイオウ」]
シュバル「我が君、そして民達の無念! 今、拙者が晴らす!」「破界の王! 祖国インサラウムの仇!」「ぬおおおおおっ!!」
ガイオウ「届かんぞ、俺の生命には!」「シュバル! 待ってたぜ、この日を!」「機は熟した!」「今が闘いの時!」「奮い立て、俺の闘気!」「その魂を砕くっ!」
シュバル「ガ、ガイオウーッ!!」
ガイオウ「新たな戦士が生まれる…」

マルグリット「シュバル卿!!」
シュバル「む、無念…!」
ガイオウ「シュバル・レプテール! お前の魂と力、俺がもらう!!」
〔シュバル、出力低下〕
シュバル「ぬおおおおおおおおおおおっ!!」
クロウ「何だ!? 何が起きる!?」
アイム「ガイオウ様のリヴァイヴ・エルがシュバルとエメラルダンを取り込んでいくのです」「さあ、新たな次元獣の誕生です!!」
クロウ「何っ!?」
マルグリット「シュバル卿!」
シュバル「マルグリット…。常に…勇気と誇りを胸に…進め…」「そして、ZEXISの戦士達よ! その目に焼き付けるのだ!」「これが敗北の意味だ!!」
〔シュバル、変化〕
マルグリット「シュバル卿ーっ!!」
次元獣(ディノダモン)「………」
アイム「無駄ですよ、マルグリット。次元獣と化した人間に生前の意思は残されていません」「あなたも弟さんの一件でそれは骨身にしみて理解しているはずです」
マルグリット「アイム・ライアード…!」
アルト「次元獣はガイオウに倒された人間と機体が変化したもの…」
甲児「じゃあ、インサラウムの次元獣は…!」
葵「アークセイバーのいた世界、インサラウムの戦士達なの!?」
マルグリット「…その通りだ…」
クロウ「まさか、あのMDは…!」
マルグリット「そうよ。あれは私の弟シェーヌだった…」
アイム「フフフ…自我も意思もなくなった破壊の使徒を弟だと思い込むのは、あなたの勝手ですけどね」
クロウ「黙れよ、アイム…!」
アイム「待っていましたよ、あなたのその感情のほとばしりを。それこそが、あなたの真の…」
クオル「他人様の事を上から目線で勝手に語ってんじゃねえよ」「言ったはずだぜ…! てめえの言葉なんざ、聞く気がねえってな!」
マルグリット「クロウ・ブルースト…」
※※マルグリットが味方の場合のセリフ※※
クロウ「やるぞ、マルグリット! あのド腐れだけは許しちゃおけねえ!」
マルグリット「はい…!」
ガイオウ「いいぜ、いいぜ。どいつもこいつも育ってきてやがる」
※※マルグリットが敵の場合のセリフ※※
クロウ「手を貸せ、マルグリット。こんな奴等と一緒にいるな」
マルグリット「でも…」
クロウ「御託を並べるな! あいつらを倒すためだ!!」
マルグリット「わかったわ…!」
〔マルグリット、敵→味方へ〕
ガイオウ「どいつもこいつも育ってきてやがるぜ」

シモン「逃げる気か、ガイオウ!」
ガイオウ「逃げる? お前…誰に向かって言ってやがる」「どうやら、前に痛い目に遭わせてやったのを忘れちまったようだな」
甲児「うっ…!」
アルト「くそっ…!」
クロウ「それがどうした? あいにく俺はもの覚えが悪くてな」「ついでに一度やられた相手に二度やられる程、お人好しでもねえぜ…!」
ガイオウ「ほう…」
甲児「…そうだ! お前を倒すために俺達は今日まで自分を鍛えてきたんだ!」
アルト「ガイオウ! ここであの時の借りを返す!」
刹那「そして、戦いの元凶であるインペリウムを討つ!!」
ガイオウ「フン…俺の見立ては間違ってなかったようだな。さすがは、この世界の覇者だぜ」
ロジャー「我々が国連軍を退けた事を言っているのか…!?」
万丈「それが奴の言っていたトーナメントの意味か!」
ガイオウ「ご名答だ。だが、お前等を喰らうのは俺の野暮用を片付けてからだ」「お前等がアイムに勝てたらの話だがな」
〔敵ユニット離脱〕
アムロ「次元獣を生む破界の王ガイオウ…」
忍「あの野郎を放っておいたら、下手すりゃ世界中の人間が次元獣にされちまうぜ!」
竜馬「その前に奴を倒すしかねえ!」
アイム「それは不可能ですよ。この私がいる限り」
クロウ「アイム…!」
アイム「決着をつけましょう、ZEXIS。そして、クロウ・ブルースト」「赤い緑、そして、砂…嗚呼、メス豚よ。優しさと星のモニターに三つ首の夜の夜空ですよ」
カミーユ「何だ…?」
シン「あいつ…何を言っているんだ!?」
クロウ「ちっ…! 興奮し過ぎて、また頭のネジが飛びやがったか!」
アイオム「くらくらくい白の落城の円盤にににににに時計の毛髪からからからから真意の電撃さえ!」「あじゃえ間ぃおうふ魔御使いみひ反螺れ進のアーカーる天せじゅ極ヴぁ!」
クロウ「アイム・ライアード、もう口を開くんじゃねえよ」「それ以上、何か言いたければ、俺に勝ってからにしろ…!」
アイム「クロウ・ブルースト!」
クロウ「お前の企みも俺達の因縁も…! 何もかも全て、ここで終わらせる!!」

<刹那が戦闘>
刹那「ロックオン・ストラトス…! 俺は…俺達は戦う!」「俺達はガンダムだ!」

<アレルヤが戦闘>
アレルヤ「ロックオン…。あなたの願いは僕達に託された」「僕達はガンダムマイスターとして戦う…! この世界のために!」

<ティエリアが戦闘>
ティエリア「ロックオン・ストラトス。あなたの想いと生命、決して無駄にはしない…」「ソレスタルビーイングの使命…! 僕達が必ず果たしてみせる!」

<スメラギが戦闘>
フェルト(ロックオン…。私達はあなたの想いを受け継ぐ)
クリス「フェルト…みんな、同じ気持ちだよ」
フェルト「クリス…」
ラッセ「俺達は戦わなくちゃならない。あいつの分も…!」
リヒティ「了解っス! 俺もやりますよ!」
スメラギ「彼の想いは私たち全員の願いでもある。だから、私達は戦う」「ソレスタルビーイングとして」
フェルト「はい!」

<クロウvs次元獣ディノダモン>
クロウ「…呼びかけても無駄なんだよな、シュバル・レプテール…」「俺に出来る事は、あんたの魂と力を、これ以上利用させないようにする事だけだ」「あんたは俺にとって間違いなく敵だった。だが、あんたの貫き通した意地には敬意を示させてもらう…!」

<クロウvsアイム>
アイム「やっと今日という日が来ましたね、クロウ・ブルースト…」
クロウ「こっちは飽きてんだよ。そうやって、いつもいつもニヤニヤと他人を見下す物言いは」
アイム「気に障ったなら、お詫びしましょう。ですが、これが私の性なので」
クロウ「お前には、わからねえだろうがよ…」「この世界には生きるため、信念のために必死で戦い、そして散っていった人間達がいるんだよ!」「そして、お前の手の平の上で多くの人の生命が失われていったんだ!」
アイム「それに何の意味があるのです?」
クロウ「…てめえのようなクズにくれてやるには怒りさえももったいねえようだ」
アイム「フフフ…その強い意志…。私はそれが欲しかったのです」「今日という日は私の宿願の一つが果たされる日になりましょう」
クロウ「そのためにガイオウを呼び、インペリウムに世界をぶっ壊させたっていうのか?」
アイム「そうです…と言ったら?」
クロウ「…お前の答えなんざ聞く気はねえ。どんな言い訳をしようとお前は俺の手で潰すと決めてる…!」「自由を愛した男と平和を願った男…! そいつらの想いもお前にぶつける!」「覚悟しやがれよ、アイム! 俺は初めて怒りのままに戦う!!」

<アムロvsアイム>
アイム「誤解のない相互理解を可能とする人種、ニュータイプ…」「あなたには私の嘘は通用しないのでしょうね」
アムロ「アイム・ライアード。お前には聞きたい事がある。大人しく投降してもらおう」
アイム「では、あなたには嘘によって手に入れた私のスフィアの力をお見せしましょう」「このアリエティスがあれば、動揺など誘わなくても、あなた方を葬るなど造作のない事なのです!」
アムロ「この男…セツコやランド以上にスフィアの力に目覚めているのか…!」

<カミーユvsアイム>
カミーユ「この男の心の中…複雑に入り組み、まるでゴールのない迷路のようだ…!」
アイム「私の意識に触れましたか。ですが、それこそが私の力なのです」「あなたには嘘は通用しないようです。ならば、力でねじ伏せてあげましょう」
カミーユ「スフィアの力を使う気か…! だが、むざむざとやられるわけにはいかない」「俺達にはインペリウムを倒すという使命がある! お前を倒して、俺達は進むんだ!」

<ヒイロvsグラハム>
ヒイロ「無駄な戦いを仕掛けるか…!」
グラハム「コロニーのガンダム! 無駄な戦いなどない! 生命そのものが戦いなのだから!」
ヒイロ「ならば、俺がそれを終わらせる。貴様のエゴと共に!」
グラハム「やらせんよ! この私の生命のきらめき…誰にも止めさせん!」

<ヒイロvsアイム>
アイム「あなた方、コロニーのガンダムも無駄な戦いをしたものですね」「エルガン・ローディックが嘘をついていない保証などどこにもないというのに」
ヒイロ「そのような言葉で俺を動揺させられると思うな」「お前は世界の敵だ。ここで確実に仕留める…!」

<ガロードvsアイム>
ガロード「年貢の納め時だぜ、嘘つき野郎! お前の言葉なんかに動揺するもんか!」
アイム「あなたのようなスレた子供にはそのような揺さぶりは通用しませんか」「ならば、このアリエティスの力であなたを葬りましょう」
ガロード「真っ向勝負なら、望むところだ! ここでケリをつけてやるぜ!」

<ロランvsアイム>
ロラン「いったいあなたは何のためにインペリウムで戦うんです!? スフィアのためなんですか!?」
アイム「きっと言っても理解されないでしょう…。私は存在する世界全てのために戦っているのです」
ロラン「もっと詳しく教えて下さい! もしかしたら、僕達だってそれの手助けが出来るかも知れませんから!」
アイム「ならば、クロウ・ブルーストを殺すのです」「彼の正体は破界の王以上に危険な存在なのですから」
ロラン「あなたは…! この期に及んでも嘘をつくのですか!」
アイム「あなたのように効果のある相手にはそうさせていただきます」
ロラン「あなたという人は!!」

<キラvsアイム>
アイム「無駄なのですよ、こんな戦いをしても。所詮、あなた方の力ではガイオウ様を倒すのは無理なのですから」
キラ「そんな言葉に僕達は惑わされない」「あなたはわかっていない。強い想いを持った者には、あなたのような人間の言葉など、何の意味も持たない事を…!」
アイム「私の嘘が届かないとは余程の経験をしてきたようですね」「ならば、あなたには私のスフィアの力を思い知ってもらいましょう」
キラ「あなたのような人間には負けられない…! 僕達には戦う理由と覚悟があるんだ!」

<シンvsアイム>
アイム「私の力を使えば、あなたの妹さんに会わせてあげる事も出来ます」
シン「そんな言葉に騙されるか!」「マユは死んだんだ…。死んだ人間を取り引きに使うような奴を俺は絶対に許さない!」
アイム「フフ…怒らせてしまったようですね。でも、私の言葉は嘘ではないのです」「このアリエティスであなたの魂を妹さんと同じ所に送ってさしあげましょう」
シン「お前は! まだ言うかぁぁぁっ!!」

<刹那vsグラハム>
刹那「貴様は歪んでいる!」
グラハム「そうしたのは君だ! ガンダムという存在だ!」「だから私は君を倒す! 世界など、どうでもいい…! 己の意思で!」
刹那「貴様だって世界の一部だろうに!」
グラハム「ならば、それは世界の声だ!」
刹那「違う! 貴様は自分のエゴを押し通しているだけだ! 貴様のその歪み、この俺が断ち切る!」
グラハム「よく言った、ガンダム! 今こそ勝負!!」

<刹那vsアイム>
アイム「フフフ…ソレスタルビーイング、君達の未来がどうなるか、知りたくありませんか?」
刹那「………」
アイム「次元の壁を越えて、私は未来を見ました。そこでソレスタルビーイングは壊滅し、あなたも仲間達と離れ離れになるのです」
刹那「お前の話など聞くつもりはない」「もし、お前の話が本当だとしても俺は戦いを止める事はない。この世界に平和が来るまで」「それが俺の…ガンダムの戦いだ!」

<甲児vsアイム>
アイム「光子力エネルギー! ああ、悪魔の力よ! それを使う者は、この世界を破壊する者!」
甲児「お前の言う事になんか、誰が耳を貸すもんかよ!」「もし、お前の言葉が嘘じゃないとしても俺はマジンガーを悪魔になんかさせない!」「この力は正しい事に使う! お前の相手をするのも、その証だ!!」

<竜馬vsアイム>
竜馬「さあお得意の嘘を並べてみろよ。それで俺達の心がぐらつくと思ってるならな」
アイム「私はいつだって真実を述べていますよ。いい機会ですから、あなたのたどる数奇な運命についても教えてさしあげましょう」「あなたは近い将来、きっと思わぬ方と再会する事になります。その人物は…」
竜馬「そこまでだ。そういう楽しみは後にとっておかなきゃ面白くねえからな」「まずはてめえをここで潰す…! これまでの借りを返す意味を込めてな!」

<勝平vsアイム>
勝平「アイム・ライアード! お前をとっ捕まえて、俺達は元の世界に帰るんだ!」
アイム「では、私を倒すわけにはいきませんね」
勝平「それは…」
アイム「フフ…では、私の邪魔をするのはやめるのです。あなたが元の世界に帰りたいのでしたらね」
勝平「うるせえ! だからって、お前みたいな悪党の言いなりになってたまるかよ!」「帰れないのだとしてもお前のような奴を許してなるものか! 覚悟しやがれよ!」

<万丈vsアイム>
万丈「アイム・ライアード! お前がどのような嘘をつこうとこの僕の心を惑わせる事は出来ない!」
アイム「何なのです…? この男の自信は…」
万丈「日輪は全てを照らす! そして、その日輪は我とあり!」
アイム「ならば、私の闇が包んで差し上げましょう。このアリエティスの力で…!」
万丈「スフィアの力は知っているつもりだ…! この僕とダイターン3の全力を以ってお相手しよう!」

<ワッ太vsアイム>
ワッ太「よくも今まで俺達の前に現れては嘘をつきまくってくれたな!」
アイム「嘘とは極めて高度な人間の行為なのですよ。君のような子供には、その意味はわからないでしょうけどね」
ワッ太「高度だろうと何だろうと、嘘つきは悪事の始まりなんだよ!」「嘘つきな悪党は俺とトライダーがお仕置きしてやる!!」

<ジロンvsアイム>
アイム「このような戦いは無駄です。一週間後に時空震動が起きて、全ては無に帰すのですから」
ジロン「うおおおっ!!」
アイム「その予兆として1時間後に南極の氷が割れ、その下からは…」
ジロン「行くぞぉぉぉっ!!」
アイム「この男…私の話を全く聞いていないのですか…!?」
ジロン「嘘つき野郎の言葉なんか聞くものか! 俺のやる事はお前をぶん殴るだけだ!!」

<忍vsアイム>
アイム「世界崩壊のリミットまで後3分…」
忍「何っ!?」「…なんて驚くと思ったか、この嘘つき野郎が!」
アイム「フフ…どうやらあなたのような本能の部分で動く人間には私の嘘は通用しないようですね」
忍「それがわかったんなら、とっととかかってきやがれ!」「言っとくが、俺は嘘つきや裏切り者には容赦はしねえからな!」

<葵vsアイム>
葵「あなたの嘘もこれで聞き納めね。別に寂しくも何ともないけど」
アイム「フフフ…アースWILLの口車に乗せられて、ここまで来るとは、あなた達の愚かさも救いようがありませんね」
くらら「そんな言葉で私達が動揺すると思ったら、大間違いよ」
朔哉「俺達はWILLやF.S.に言われて戦ってるんじゃない」
ジョニー「僕達が許せないものを討つため…そして、守るべきもののためにここにいるのです」
エイーダ「それは私達全員の想いです!」
葵「ここまで来たら、あなたの話術も通用しない…! 真っ向勝負よ!」「行くよ、アイム・ライアード! やってやろうじゃん!」

<タケルvsアイム>
アイム「明神タケル…いや、マーズ。皇帝ズールが死んだと本気で思っているのですか?」
タケル「何っ!?」
アイム「あれは宇宙の悪意が形を持ったようなもの…。完全に滅ぼす事は出来ませんよ」
タケル「そうやって動揺させようとしても無駄だ! お前の言葉になど耳を貸すものか!」「ズールが生きていたとしてもその時は俺が再び奴を倒すまでだ!」「アイム・ライアード! その前にここでお前と決着をつける!!」

<アルトvsアイム>
アルト「よくも今まで嘘を並べて俺達を惑わせてくれたな!」
アイム「では、二人の女性の間でその心を惑わせているあなたも同罪ですね」
アルト「な…」
アイム「あなたは私と同類なのですよ。あなたは自分という存在もなく、誰かに望まれる役割を演じるだけ…」「要するに自分の存在自体が偽り…嘘の中の…」
アルト「違う! 俺は俺の心のままに飛んでいる!」「俺の怒りは俺の心のままだ! お前という存在を許さない事も!!」

<桂vsアイム>
桂「俺も人の表裏はそれなりに見てきたつもりだが、お前ほど真っ黒な奴は初めてだよ」
アイム「それは褒め言葉と取っておきましょう」
桂「そういう所が黒いんだよ…!そんな相手とまともに話をする気にはなれないね!」
アイム「私の力を嘘だけだと思ったら、大間違いです。このアリエティスとスフィアの力を思い知らせてあげます」
桂「そうはいくか!こっちはお前を捕まえて、元の世界に帰るつもりなんだからな!」

<ロジャーvsアイム>
アイム「どうです、ロジャー・スミス? 私と取り引きをしませんか?」
ロジャー「断る」
アイム「話も聞かないとは、あなたはネゴシエイターである事を自ら否定するのですか?」
ロジャー「自分の仕事に誇りを持っているからこそ、君のような嘘しか吐かない人間と交渉のテーブルにつきたくないのだよ」「既に君は私を騙そうとしている…! そのような人間に相応しい対応を取らせてもらうまでだよ!」

<ゲイナーvsアイム>
ゲイナー「この男に口を開かせるとロクな事にならない…! 早めに勝負をつける!」
アイム「あなたは正直な人間ですね。故に私の言葉をはねのける事は出来ません」「さあ、私の声を聞くのです。私に従えば、あなたと仲間達を元の世界へ帰してさしあげましょう」
ゲイナー「そんな嘘に騙されるか! 俺はお前の言葉を強い心で否定する!」「その強さでお前を倒す! やるぞ、キングゲイナー!!」

<斗牙vsアイム>
アイム「あのイマージュを使えば、あなた達も元の世界に帰れるというのに…」
斗牙「………」
アイム「フフ…私の言葉を聞く気になりましたか?」
エイジ「馬鹿を言ってんじゃねえよ! 斗牙はお前みたいな悪党と話す舌は持ってねえんだとさ!」
アイム「何ですと?」
斗牙「エイジの言う通りだ、アイム・ライアード! お前のような捻じ曲がった心の持ち主に対して僕達のやる事は只一つ…!」「お前とインペリウムを倒して、この世界に平和を取り戻す事だ!」

<闘志也vsアイム>
闘志也「平気で嘘をつくような人間を信用するなってのはガキの頃から教え込まれてんだよ!」
アイム「私としても心苦しいのですよ。あなた達を騙してきた事は」
闘志也「その言葉自体が嘘だろうが! そういう所が信用ならねえんだよ!」
アイム「あなたのような真っ直ぐな人間はどうにも扱いづらいですね」「ならば、ここはこのアリエティスの力を使わせてもらいましょう!」
闘志也「正面からの勝負ってわけかよ! それならこっちも受けて立つぜ!」「二度とろくでもない嘘がつけないようにキツイお仕置きをしてやる!」

<アポロvsアイム>
アイム「機械天使アクエリオン。あなたの力はそんなものなのですか?」
アポロ「知ったかぶりしやがって! そんなハッタリで俺が驚くと思ってるのかよ!」
アイム「私の言葉を信じないのは自由です。完全に覚醒する前に私のアリエティスが伝説の機械天使を葬りましょう」
アポロ「伝説なんて知った事かよ! 俺はお前の匂いが気に入らないから殴るまでだ!」「お前のような悪党の匂いをかいでると臭くて鼻が曲がりそうなんだよ!」

<レントンvsアイム>
レントン「アイム・ライアード! お前がホランドをそそのかしたのか!」
アイム「人聞きの悪い事を言わないで下さい。私は彼等の望みをかなえるために手を貸してさしあげただけです」「もし、私の存在が悪だとしたら、それをはねのけなかった側に問題があるのですよ」
レントン「だったら、俺がお前を討つ…! お前のように心の隙間に忍び込むような奴は許しておけない!」「エウレカの住むこの世界をお前みたいな奴の好きにさせるもんか!!」

<マリンvsアイム>
アイム「いいのですか? あなたの同胞のS-1星人は今頃、地獄の苦しみを味わっているのですよ」
マリン「何っ!?」
アイム「ここで戦いをやめて、私につけば、あなたを同胞の元へ送ってさしあげましょう」
マリン「黙れ! そんな嘘に騙されるものか!」
アイム「私の全ての言葉が嘘というわけではありません。それでも私を否定するのですか?」
マリン「真実を確かめるのは後でも出来る! 今、俺がすべきはインペリウムの一員であるお前を倒す事だ!」

<赤木vsアイム>
アイム「界震が何故、日本にのみ見られる現象なのか、その理由がわかりますか?」
いぶき「え…」
アイム「それは人々のエゴが次元の壁を傷つけ、そこにエネルギーが流入するからです。つまり、日本人の悪意が…」
赤木「うるさい! 今さら、そんな嘘に俺達が騙されると思うなよ!」「もうお前のデタラメなんか聞くものか! 俺達が黙らせてやる!」

<ゼロvsアイム>
アイム「フフフ…いくらあなたが足掻こうと父上であるシャルル・ジ・ブリタニア陛下には到底かなわないのですよ」
ゼロ「こいつ…俺の正体を…」
アイム「ご安心を。あなたが私の下につくのなら、この件は秘密にしておきますから」
ゼロ「そのような安い脅しにこの俺が屈すると思うか?」
アイム「では…」
ゼロ「その口を聞く前に貴様を討つ! お前のような下衆の存在を俺も世界も認めはしない!!」

<キリコvsアイム>
アイム「キリコ・キュービィー、あなたの存在は因果律が生み出した奇跡のようなものです」「あなたが望むのならば、その力をより活かす術をお教えしましょう」
キリコ「お断りだ」
アイム「ならば、プロトワンの行方を…」
キリコ「つまらん話をする余裕があるのか?」「俺はお前と口を利く気などない」

<シモンvsアイム>
アイム「あなたが望むのならば、私の力でカミナと会わせてさしあげましょう」
シモン「何っ!?」
アイム「並行世界のどこかで彼は生きています。それをこの世界に呼び寄せれば…」
シモン「黙れ!」
ロシウ「シモンさん…」
シモン「アニキは死んだ! 死んだ人間は死んだから死んだんだ!」「だけど、アニキは生きている! 俺の…みんなの胸の中で!」「そんな風に生命に代わりがあると考えているような奴は、生命の意味なんてわかっちゃいねえんだ!」「そんな奴を信じてたまるかよ!!」

<マルグリットvs次元獣ディノダモン>
マルグリット「シュバル卿…もうあなたは、この世にいないのですね…」「私にはあなたが何故、あのような事をしていたかはわかりません」「ですが、アークセイバーとしてあなたが今の私に何を望むかはわかっているつもりです…!」「シュバル卿…! この次元獣は私の手で討ちます! アークセイバーの誇りに懸けて!」

<マルグリットvsアイム>
アイム「滑稽ですね、マルグリット。今さら意趣返しですか?」
マルグリット「貴様に言われるまでもない…。こんな事をしても私のしてきた事の何の償いにもならない事はわかっている…!」「だが、私の誇りが死すべき場所を見つけた! それは貴様と破界の王を倒すための戦いだ!」
アイム「ならば、私はあなたに教えてあげましょう。犬死というものを」
マルグリット「シュバル卿、シェーヌ…そして、我が君、我が友よ! 私に奴を討つ力を!!」

<グラハム撃破>
〔グラハムに爆発〕
グラハム「ハワード…ダリル…私は…」
〔敵ユニット撃破〕
スメラギ「何だったの、彼は…」
ティエリア「あれも世界の歪みなのか…」
アレルヤ「そして、それを生み出したのは僕達…なのか…」
刹那「そうだとしたら、俺は…」

<次元獣ディノダモン撃破>
〔敵ユニット撃破〕
マルグリット「シュバル卿…」
クロウ「次元獣になっちまったら、物も言わずに死んでいくしかねえのかよ…」「くそっ…! 何だよ、この気持ち悪さは!」
マルグリット「クロウ・ブルースト…」
クロウ「しゃんとしろ、マルグリット…! シュバルを想うんなら、生き延びてガイオウを止めるぞ!」
マルグリット「わかっている!」(シュバル卿…今の私にはあなたが何のためにガイオウに忠誠を誓ったふりをしていたかはわかりませんん…)(でうが、アークセイバーの誇り…このマルグリットが受け継ぎます。ですから、安らかにお眠り下さい)

<アイム撃破>
〔アイムに爆発〕
アイム「そうではありません! 星の降る正午、記憶の底の見えない悲しみはだりあぜじつたゥイザアンウェウタニ…」
〔アイム、回復〕
アイム「そうです! 御使いはソルの心を集めて、全ての宇宙を! ハハハハ! ハハハハハハハハハハハ!」
クロウ「あいつ! まだ戦えるのか!」
赤木「あの滅茶苦茶な言葉もさらにひどくなってるぞ!」
ゼロ「あの男…! 精神が破壊されたのか!」
クオル「だとしたら、最後の情けだ。とっとと引導を渡してやる」」
???(アサキム)「そうはさせない」
〔第3軍ユニット出現〕
アサキム「偽りの黒羊…。スフィアの力に取り込まれつつあるか」
斗牙「アサキム・ドーウィン!」
タケル「あの男が錯乱した事を言っているのか…!?」
アサキム「ZEUTHの人間は知っているはずだ。覚醒が進めば、スフィアの所有者がどうなっていくかを…」
シン「セツコさんの眼の事を言っているのか…!」
ゲイン「ランドも力を使う度に激痛に苦しんでいた…!」
アサキム「それが悲しみの乙女と傷だらけの獅子のスフィアの宿命…」
クロウ「宿命だと…!」
アサキム「偽りの黒羊の力の源は、人間の『嘘』だよ。その覚醒が進めば、所有者は正しい事…意味のある事をしゃべれなくなる」
クロウ「前にロジャーが言っていたスフィア持ちの身体の変化…」「アイムのデタラメぶりは、それか…!」
アサキム「アイム・ライアード…! 君の魂は僕が狩る!」
〔アサキム、アイムへ隣接〕
〔アサキム、アイムへ攻撃〕

[イベント戦闘「アイムvsアサキム」]
アサキム「狩れ、シュロウガ」「魔王剣…!」「黒き霞となりて散れ!」
アイム「う、うわあああああっ!!」

アイム「!」
アサキム「おやすみ、偽りの黒羊!」
〔敵ユニット撃破〕
クロウ「アイム・ライアード…」
アサキム「残念だったね、クロウ。彼のスフィアは僕がいただいたよ」
クロウ「そんな事はどうでもいい。…だが、奴は俺の手で仕留めるつもりだった」
アサキム「それは悪かったね」
勝平「やい、アサキム! あの嘘つき野郎は俺達が元の世界に帰るのに必要だったんだぞ!」
アポロ「それを横から出てきて勝手にやりやがって!」
アサキム「元の世界…?もうそんなものは君達には無いと同じなんだよ」
桂「どういう事だ、それは!?」
アサキム「言ったはずだよ。君達も僕と同じ呪われた放浪者だと」
シン「お前という奴はーっ!!」
クロウ「アサキム! ここで全てを話してもらうぞ!」
アサキム「クロウ、君の魂は次の機会に狩るよ。まだまだ君は因子が足りない」「揺れる天秤! それまでにもっと力に目覚めてくれ!」
〔第3軍ユニット離脱〕
カミーユ「くっ…! また奴を…追いきれなかった…」
クロウ「あの野郎…!」
青山「クロウ…お前…」
デュオ「身体は大丈夫なのか…? あいつみたいにおかしな事は…」
クロウ「………」「心配するな。俺の唯一の弱みは借金だけだ」
青山「それが出れば、とりあえず安心だ」
クロウ(あばよ、アイム…。決着をつけられなかったのは心残りだがよ(地獄の鬼の前でお前の嘘がどこまで通用するか、試してみるんだな)

<敵全滅・勝利条件達成>
フェルト「イマージュ、インペリウム共に全滅を確認しました」
スメラギ「では後は…」
レントン「…行こう、エウレカ。もう俺達を阻む者はいないよ」
エウレカ「………」
レントン「どうしたの、エウレカ…?」
エウレカ「ううん、大丈夫…。ちょっと…ちょっと怖くなっただけだから」
レントン「だったら心配しないで。俺がいるよ」
ニルヴァーシュ「もきゅ!」
レントン「わかったよ、ニルヴァーシュ。ちゃんと言い直すから」「行こう、エウレカ。俺とニルヴァーシュも一緒だよ」
エウレカ「うん…」
〔レントン、目標地点へ移動〕
レントン「着いたよ、エウレカ」
エウレカ(あのね、レントン…。本当は私…怖くてたまらないの…)(この世界が恐怖と憎悪に満ちているのはわかってる…)(優しい人もいっぱいいるけど、そうじゃない人に私はひどい目に遭わされてきた…)(でもね、それでもいいって思ったの…。だって、私…レントンに出会えたから。そして、色んな人に会えたから…)(レントンやみんなと過ごした日々が私の大事な思い出…。私の大切な記憶…)(私はそれを…私の記憶をイマージュに渡す…)(だけど、もうそれを失ってもいいの。私の記憶がイマージュを動かすなら…それでレントンやみんなが生き続けられるなら…)(私は私でなくなってもいいの…)(レントン…あなたが生きて、夢を見続けてくれるのなら、私はあなたの夢の中で生き続ける…)(それが私の夢…私の願い…)
レントン「エウレカ…?」
エウレカ「さようなら、レントン…。愛してる…」
レントン「え…」
エウレカ「あなたと夢で会いましょう…」
レントン「エウレカ!?」
〔光の放射音〕
〔レントン、発光〕
〔画面、発光〕

レントン「エウレカァァァァァッ!!」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

レントン「…ここは…!?」」「…南極みたいだけど…俺…ニルヴァーシュから投げ出されたのか…」
エウレカ「あ…」
レントン「エウレカ! 無事だったんだね!」
エウレカ「あ…あ…ああ…」
レントン「見て、エウレカ! イマージュは、もうどこにもいない!」「きっとわかってくれたんだ! 俺達の事…人間の事を!」
エウレカ「あ…」
レントン「エウレカ…どうしたの…?」
エウレカ「ああ…あ…あ…あ…あ…」
レントン「エウレカ…! エウレカ!!」
ゲイナー「エウレカ…」
ガロード「どうなってんだよ、ホランド! エウレカに何が起きたんだ!?}
ホランド「………」
ゲイナー「エウレカがイマージュに接触した時、なにが起きたんです!?」
ホランド「エウレカは…自分の記憶の全てをイマージュに与えたんだ…」
ジロン「何だと…!?」
ゲイナー「エウレカは…全ての記憶を失い…レントンのことも忘れてしまったのか…」
ホランド「おそらくはな」
サラ「そんな…」
シンシア「う、嘘だよね、そんなの…!」
ホランド「………」
ガロード「お前はっ! それを知っていて、エウレカを行かせたのかよ!?」
ホランド「スパイロボットのエウレカはイマージュの情報端末だ…! これは当然の結果だろうが!」「俺は他に何か策があって、イマージュの所に行ったと思ったんだ! こうなる事はエウレカだって知ってたからな!」
ガロード「黙れよっ! お前が止めていれば、エウレカは…」
ティファ「やめて、ガロード…!」
ガロード「ティファ…」
ティファ「エウレカはそれでも行った…。この世界とレントンを守るために…」
アポロ「全て覚悟の上だったって言うのかよ…」
リーナ「それでも守りたいものがあったから」
アルト「これしか…方法が…なかったのか…」
ランカ「そんな…そんな事って…」
シェリル「………」
シモン「レントン…」
ニア「………」「アーイモ…アーイモ…」
シモン「ニア…」
シェリル「あなた…いったい何のつもり…?」
ニア「…失われたものは戻りません…。でも、せめて出来る事を考えた時…」「私はエウレカさんと一緒に歌ったこの歌を歌う事しか出来ないのです」
シェリル「あなた…」
〔BGM「アイモ」〕
アルト「ランカ…」
ランカ(エウレカちゃん…。私…あなたと過ごした時間はほんの少ししかない…)(でもね、私…ずっと前からあなたの事、知ってた…。レントン君から聞いてたから)(そして、レントン君がどれだけあなたの事を想っているかも聞いてた…)(だから、歌いたい。あなたとレントン君のためにあなたと一緒に歌った、この歌を…)
ニア「ランカさん…私も歌います」
シモン「俺も!」
サラ「私お歌う! ほら、ゲイナーも!」
ゲイナー「うん!」
アルト「シェリル…」
シェリル「あたしが歌わないで誰が歌うのよ」
アルト「ああ…」
エウレカ「あ…あ…ああ…」
レントン「聞こえる、エウレカ…。みんなが、あの歌を歌っているよ」「君と一緒に歌った歌を…」
エウレカ「あ…あ…」「歌…アイモ…」
レントン「エウレカ! わかるの!!」
エウレカ「…みんなで歌った歌…。安らかな心…楽しい思い…喜びという気持ち…」「あの時…うん、いつも私と一緒にいたのは…」「レントン…」
レントン「エウレカ!!」
ゲイン「…ハッピーエンドのようだな」
ホランド「奇跡が…起こったのか…」
ロジャー「ホランド…」
ホランド「あいつらは最後まで諦めなかった。不幸に抗い、全力を尽くした…。それがこの結果なんだろう」「俺も最期まで戦うさ。この世界がハッピーな結末を迎えるためにな」
ゲイン「縁起でもない事を言うな。俺達は世界の終わりを見る気はないんだ」
ホランド「…そうだな」「たとえ俺が死んでも、俺の生命を受け継いでくれる奴がいる…。世界が終わらない限りな」
ロジャー「その通りだ。我々に未来を託して散った男達もそう思っていただろう」
ホランド「今さら許しは請わねえ。俺は俺のやるべき事をやるだけだ」
万丈「了解だ、ホランド。…そして、僕達の戦うべき相手は決まっている」
竜馬「インペリウム…。破界の王ガイオウ」
ッマリン「あいつが次元獣を生み出していたとは…」
カミーユ「だが、いったい何のために…」
赤木「この際、理由は後回しだ! まずはあいつを止めなきゃ!」
〔歩み寄る足音〕
オズマ「だが、状況はよくない。グレート・アクシオンが消息を絶ったそうだ」
タケル「あれだけの巨大な要塞が…!」
ゼロ「何らかのステルスシステムだと思われる」
甲児「だけど、おかしいぜ。これまでのあいつらは自分達の力を見せ付けるかのようだったのに…!」
アムロ「今日の戦いで相当の数の次元獣と幹部達をインペリウムは失った。そのために緊急措置を取ったのだろう」
葵「戦局はこちらに傾いてるって事?」
ゼロ「だが、追い込まれた故にインペリウムは打開策として大掛かりな作戦を展開する可能性もある」
クロウ「マルグリット…心当たりはあるか?」
マルグリット「私は今回の出撃の直前まで謹慎を命じられていた」「残念ながら、奴等の動きについてはまるでわからない」
クロウ「予想ぐらいは出来ないか?」
マルグリット「事実を言えば、インペリウムに戦略と呼べるようなものは存在していない。ただガイオウの命じるままに動いていただけだ」
クロウ「あのルール無用の破壊魔の気まぐれじゃ、論理的に推測するのも無理か…」
〔歩み寄る足音〕
トライア「そうなると、こいつを連れてきたのが吉と出そうだね」
マルグリット「何者だ!?」
トライア「おっと…驚かせちまったみたいだね」
クロウ「チーフ…! どうして、あんたがここに!?」
トライア「こいつをあんたらに引き渡すためさ」
カルロス「お手柔らかに頼むよ。僕は捕虜じゃあないんだから」
クロウ「金持ち…!」
ゼロ「カルロス・アクシオン・Jr.…。インペリウムの幹部が、どうしてここに?」
カルロス「恥ずかしながら、色々あってね。生命からがら、あそこから逃げ出してきたのさ」
クロウ「だが、こいつがいれば、インペリウムの動きもわかる」
スメラギ「破界の王ガイオウ…。次の戦いが彼と…インペリウムとの決戦になるのね」
ゼロ「それは、この世界の未来を決める戦いだ」

太平洋

  ~グレート・アクシオン ブリッジ~
シオニー「アイム…ああ、アイム…」「あなたがいなくなったら、私は…」
ガイオウ「どうした、女? アイムやシュバルがいなくなって寂しくなったか?」
シオニー「そ、そんな事は…!」
ガイオウ「だったら、びぃびぃ泣いてんじゃねえ。死にてえのか?」
シオニー「し、しかし、ガイオウ様…! これまでの先頭でインペリウムの戦力もかなり消耗しています!」
ガイオウ「それがこそこそと隠れた理由か…」
シオニー「お願いです、ガイオウ様! ガイオウ様の御力でZEXISを亡き者にして下さいませ!」「奴等さえ片付ければ、国連軍が壊滅した今、インペリウムを阻む者は存在しません!」
ガイオウ「お前に言われるまでもねえ。奴等は喰い頃だからな」「だが、その前に行く所がある。この艦を陰月へ向かわせろ」
シオニー「しかし、あそこは…」
ガイオウ「余計な心配は要らねえ。次元境界線の方は俺が何とかする」
シオニー「ガイオウ様…記憶を取り戻されたのですか?」
ガイオウ「ゲッター線…WILL…螺旋の戦士…。そして、黒の英知…。おかげでかなりの所まで来られたぜ」「後は最後の欠片を埋めるためにあの月へ行くのさ」
シオニー「では、その後に奴等を…!」
ガイオウ「ZEXIS…やっと、お前等を喰らう時が来た。ここからが本当の戦いの始まりだ」
【シナリオエンドデモ終了】


● No48「夜明けの鐘」 へ戻る

● No50「破界の世紀」 へ進む


◆ 「第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。