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No.15
見えない明日へ

【シナリオデモ開始】
交易ポイント

  ~交易ポイント マーケット会場~
〔ざわめき〕
桂「随分と大規模なんだな、交易ポイントのマーケットは」
ミムジィ「ガリアと北アメリアの中間にあるこの島は中立地帯になってるのよ」「だから、こういう風に交易ポイントが出来て物資が取り引きされたり、UNには流れていない情報が交換されたりしてるの」
桂「詳しいんだな、ミムジィ」
ミムジィ「エマーンは商業の国だからよ。エマーン人は隊商を編成して、世界中のマーケットを回ってるの」「それにエマーンやチラムはこの世界の先住者だもの。こういう世界にはもう慣れっこよ」
桂「その二つは、一番最初に多元世界に組み込まれた世界だったな…」「つまり、新連邦やムーンレィス、プラントなんかは多元世界の新入りってわけか」
ミムジィ「そういう事。エマーンやチラムが誕生してから、もう20年以上経つもの」「と言っても、集められた世界も人も少しずつ時間のズレがあるみたいよ」
桂「時間のズレ?」
ミムジィ「例えば、ブレイク・ザ・ワールドは世界全体で見れば半年前ってなってるけど、桂が跳ばされてきたのは3ヶ月前だしね」
桂(あれのおかげで、とてつもない数の人達が行方不明になったって聞く…)(…やっぱり、あれって俺が発動させた時空振動弾が原因なのかな…)(しかし、あんな兵器が開発されていたなんて聞いた事もなかったぞ)
ミムジィ「どうしたの、桂?」
桂「あ、いや…俺の知り合いや俺の国もこの世界に跳ばされてきたのかな…って思ってさ」
ミムジィ「…もし、そうだとしたら、桂はその人達の所に行くの?」
桂「それはその時考えるさ。俺、それなりに今の暮らしを気に入ってるんでね」「何たって、グローマにはミムジィがいるから」
ミムジィ「もう! 人が真面目に聞いてるのに!」
桂「俺はいつだって本気だよ。特に女の子の前ではね」
ミムジィ「いまいち信用出来ないのよね、桂の場合」
桂「とりあえず、今の俺はシャイア率いる『ファクトリー』の一員だ。当面の間、どこにも行く気はないね」
ミムジィ「でも、確かに似合ってきたわね、そのエマーン風の服」
桂「いい男ってのは、どんな服でも着こなせるもんなのさ」
ミムジィ「あなたの場合、簡単に新しい世界に馴染み過ぎなのよ」
桂「これもみんなのおかげだよ。何もわからない俺を拾ってくれたシャイアやミムジィ達には感謝してるよ」「君の恋人のスレにはヤキモチを焼かれているみたいだけどね」
ミムジィ「スレイとは、そんな関係じゃないわよ
桂「そうかい? 向こうがそう思ってるのは君だって気づいてるだろう?」「今日だって、俺が君と一緒に出かけるのを凄い目で見てたぜ」
ミムジィ「…それより、買い物の方は済んだの? リーグに頼まれたものがあるんでしょ」
桂「ああ、ばっちりだ。この反重力ユニットコアを取り付ければ、あれもいよいよ完成だ」「しかし、店のオヤジ…俺が値切ったら、随分と嫌な顔してたな…」
ミムジィ「その人もブラックマンの噂を聞いてたからでしょうね」
桂「ブラックマン?」
ミムジィ「各地のマーケットに現れる黒ずくめの男の事よ」「何でも、口で相手を丸め込んで、必ず大幅な値引きをさせるんだって。各地で要注意になってるそうよ」
桂「へえ…謎の怪人ってところだな」
ミムジィ「それよりも、桂の新しい機体よ。桂の乗っていたガウォークタイプとエマーンのドリファンドの融合なんでしょ」「この一ヶ月、リーグと二人でずっと作業していたものね。その機体…名前はもう決まったの?」
桂「バルハラだ、ギャモンだってみんなそれぞれ勝手に意見を言って…」「結局、ジャビーのいた世界の戦いの神様の名前をもらう事になったんだ」
ミムジィ「戦いの神様の名前か…」
桂「俺はネビュラードってのを推したんだけどね」
〔歩み寄る足音〕
モーム「お願い…」
桂「ん? どうした、お嬢ちゃん?」
モーム「あたしを買って…」
桂「え…!? ちょ、ちょっと待った!?」
モーム「あたし、これでも看護師なの…。でも、掃除や洗濯だって出来るし、他の機能もたくさんあります」
桂「いくら交易ポイントだからって、小さな女の子まで売ってるなんて…」「何でもありの多元世界でもこれはなしだ!」
ミムジィ「落ち着いて、桂。この子…ロボットよ」
桂「ロボット!?」
モーム「はい…あたしはムウで作られたロボットです」
桂「ムウ? 聞いた事ない名前だな…」
ミムジィ「ムウはロボットの国よ。でも、ブレイク・ザ・ワールドでどこかに消えてしまったみたい」
桂「…君、名前は?」
モーム「モームっていいます」
桂「なあ、ミムジィ…。この子、買ってくれよ」
ミムジィ「何言ってるのよ!? 私達はドリファンドのパーツを買いに来たんでしょ!」
桂「でも、この子を放っておくのは…」
ミムジィ「いい、桂? あの子はロボット…下手な同情は要らないわ」
桂「そこまで言われちゃ、俺にも考えがある。あの子を買ってくんなきゃ、俺は帰らないからな」
ミムジィ「子供みたいな駄々をこねないでよ…!」
桂「知っているんだよ。本当は君達は俺が何か特別な存在だから拾ったんだろ?」
ミムジィ「!」
桂「この子を買ってくれなきゃ、俺はここでおさらばだ」
ミムジィ「…わかったわ。そうまで言われちゃ仕方ないもの…」
桂「ありがとう、ミムジィ!」
ミムジィ「じゃあ、私は代金を払ってくるから、あなた達はここで待っていてね」
〔走り去る足音〕
桂「これでいいかい、モーム?」
モーム「ありがとうございます、御主人様!」
桂「その御主人様ってのはやめてくれよ、くすぐったい」
モーム「だって、御主人様は御主人様ですから」
桂「じゃあ、こうしよう…! 俺の事は、名前で呼んでくれ」
モーム「わかりました、桂様!」
桂「様付けね…。まあ、それくらいは我慢しますか」
モーム「それで桂様…向こうの方が何だか騒がしいみたいですけど…」
桂「あれ…チラムの兵士か? 誰かを追いかけてるみたいだけど…?」
ヘンリー「見つけたぞ、特異点…! 大人しくこちらの指示に従え」
ランド「人違いだよ、兄さん。俺はト・クイテンなんて名前じゃねえ」「…それともトク・イテンか?」
ヘンリー「こいつ! 俺達を馬鹿にしているのか!?」
ランド・「俺はさすらいの修理屋、ランド・トラビス人呼んで…」
ヘンリー「見苦しい言い訳をしてくれる! …おい、センサーの反応を確認しろ!」
チラム兵「はい、ヘンリー中尉。このマーケットから確かに特異点反応があり…」「センサーはこの男に反応しています」
ランド「お前ら、チラムの軍人だろ? いったい、どういう了見で人をとっ捕まえようとしやがる?」
ヘンリー「そんな質問に答える必要はない。特異点の捕獲は、我が軍にとって最重要戦略の一つなのだ」
〔歩み寄る足音〕
桂「そこまでだ、チラムの兵隊さん」
ヘンリー「何者だ、貴様?」
桂「俺は桂木桂。…って名乗っても知らないだろうな」
ランド「桂木桂…!?」
桂「え…? あんた、俺の事を知ってるの?」
ランド「う~ん…どこかで聞いたような見たような…」
桂「何だよ、そりゃ…」
チラム兵「ヘ、ヘンリー中尉! この男からさらに強い特異点反応を感知しました!」
ヘンリー「なんだと!? この場に特異点が複数いるのか!?」
ミムジィ「何やってるのよ、桂!」
桂「何って…ちょっと野次馬根性で…」
ミムジィ「あなた、立場をわかってるの! 自分からチラムの前に顔を出すなんて!」
ヘンリー「こうなれば、二人共、捕獲しろ! 詳しい事は本国で調べればいい!!」
桂「逃げるぞ、ミムジィ、モーム!」
ランド「おい、兄さん! 俺はどうでもいいのかよ!?」
桂「騒ぎが聞こえたんで、顔を出しただけさ。そっちはそっちでお好きなように!」
ランド「この無責任野郎が! 場を引っ掻き回しといて、そのままトンズラかよ!!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「見えない明日へ」


【戦闘マップ開始】
〔味方戦艦出現済み〕
ゴーヴ「どうした、ミムジィ? そんなに慌てて戻って…」
リーグ「桂、反重力ユニットコアは買えたのか? それに、そのロボットの少女は何だ?」
桂「話は後だ、リーグ! 早くユニットコアを取り付けてくれ!
ミムジィ「チラムよ! チラムの特異点捜索隊が来るわ!」
スレイ「何だって!? だから、桂をマーケットに連れて行くのは反対だったのに!」
モーム「何です、あなたは!  桂様の悪口は、このモームが許しません!」
ミムジィ「こんな所でもめてる場合じゃないわよ! 来たわ!」
〔シャイア、浮上〕
〔敵ユニット出現〕

パプティ「シャイアさん! チラムです!」
シャイア「マーケットでの戦闘はご法度なのに! どうなってるのよ!?」
ヘンリー「あれが特異点のいるグローマか。一気に包囲するぞ!」
チラム兵「待ってください、ヘンリー中尉! 別の地点からも特異点反応です!」
〔味方ユニット出現〕
ヘンリー「もう一人の特異点か!」
ランド「聞こえるか、エマーン! 俺はビーター・サービスのランド・トラビス…」「人呼んでザ・ヒートとは俺の事だ!」
シャイア「効いた事ある、ミムジィ?」
ミムジィ「あれと似たマシンに乗ってるザ・クラッシャーって人の噂は耳にした事あるけど…」
ランド「そっちかよ!」
ミムジィ「あなた、マーケットで会ったチアムに追われていた人ね? こちらはエマーンのグローマです」「お互いの目的が同じである以上、協力してチラムを迎撃する事を提案します」
ランド「そう、それ! 俺もそれを言おうとしてたんだ!」
シャイア「いいの、ミムジィ!?」
ミムジィ「この状況じゃ、それ以外の選択肢は無いわ。こっちも早くマーイとリーアを発進させて!」
シャイア「そ、そうね! マーイ、リーア、お願い!」
〔味方ユニット出現〕
マーイ「行くわよ、リーア!」
リーア「チラム相手だって負けないんだから!」
ミムジィ「頼むわよ、二人共! 何としてもグローマを守って!」
桂「待った、ミムジィ! その役は俺に任せてくれ!」
〔味方ユニット出現〕
ミムジィ「桂!? 桂なの!」
桂「そう! そして、こいつが出来たてホヤホヤの俺の新しいマシン、その名もオーガスだ!」
リーア「やったぁ! 完成したんだ!」
マーイ「かっこいいわよ、桂!」
桂「ありがとよ、お二人さん! さあ、援護を頼むぜ!」
マーイ「うん!」
〔マーイ&リーア、桂と小隊統合〕
桂「聞こえるか、修理屋の旦那? こちら、桂木桂だ。よろしく頼むね」
ランド「こっちこそな! 俺の事はランドか、ザ・ヒートと呼んでくれ!」
桂「…せっかくのご指定だけど、そういうセンスは無しなのよね、俺は」
ミムジィ「桂! 真面目にやりなさいよ!」
モーム「そうですよ、桂様!」
シャイア「はいはい、二人共。戦闘が始まるから、配置についてね」
モーム「わかりました! あたしもお手伝いします!」
ヘンリー「あの2体に特異点が乗っているのか!」「各機、攻撃を開始しろ! 特異点の機体を破壊して、二人を引きずり出すんだ!」
ランド「やれるもんなら、やってみな! 俺とガンレオンは安くねえぜ!」
桂「さて、オーガスの試運転だ…! 一丁やってみますか!」
<戦闘開始>

≪味方援軍1出現前≫
<ランドが戦闘>

ランド「人をト・クイテンとか言う奴と間違えた事は、まあ許してやる」「だが、力ずくで物事をどうこうしようって態度は気にいらねえな!」

≪味方援軍1出現前≫
<桂が戦闘>

桂「さてと! よろしく頼むぜ、オーガス! これからはお前が俺の相棒なんだから!」

<ヘンリー撃破・味方援軍1&敵増援1出現>
〔ヘンリーに爆発〕
ヘンリー「ちっ! 任務は失敗か! 後退してロベルト大尉に合流する!」
〔敵ユニット離脱〕
モーム「やったぁ、桂様! チラムが帰っていきます!」
桂「ま…ざっと、こんなもんってわけさ」
スレイ「あいつ…また調子に乗って…!」
〔モラーバの警報〕
パプティ「シャイアさん! 別の隊が、この空域に接近しています!」
シャイア「えーっ!? また何か来るの!?」
ミムジィ「パプティ! どっちの方角から来るの!?」
パプティ「そ、それが…様々な方向から…」
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

ホランド「くそっ! あのカラスに追われてこんな所に来ちまったぜ!」
マシュー「でもよ、リーダー。ありゃエマーンの隊商だろ? とりあえず、敵じゃないぜ」
ギジェット「待ってください! 12時の方向から連邦軍が来ます!」
タルホ「このタイミングで!?」
〔敵ユニット出現〕
ネオ「あれが噂のゲッコーステイトか」
スティング「空中巡洋艦とLFOが数機…。あの程度の連中に好きにやられるなんて、ティターンズも大した事ないぜ」
アウル「でも、あいつらがベルフォレストで逃げ延びてくれたおかげで僕達が表舞台に立てたわけじゃん」
ネオ「そういう事だ。連中を甘く見てるとティターンズの二の舞になるぞ」「それに連中を追っているのは連邦軍だけじゃない」
ステラ「来たよ、ネオ!」
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

クワトロ「ゲッコーステイトを追っていたら、連邦軍に遭遇するとはな」
ルナマリア「クワトロ大尉! あいつら、アーモリーワンからザフトの機体を奪った連中です!」
シン「新連邦軍にいるって事はやっぱり、あいつら…連合の一員だったのか!」
カミーユ「どうします、大尉?」
クワトロ「連邦軍はゲッコーステイトと我々の双方に仕掛けてくるだろう。各機、迎撃の準備を」
レイ「ベルフォレストの時と同じ状況か…」
ブライト「グラディス艦長、それでよろしいか?」
タリア「了解です。連邦軍の戦力を削ぐ事も我々の任務ですから」
ミムジィ「チラムの次は連邦軍とザフトにはさまれる事になるなんて…」
シャイア「連邦軍の方はこの間、私達を助けてくれた人達じゃない?」
ミムジィ「でも、今日も味方だとは限らないわ。桂、グローマに戻って! 今の内に脱出しましょう!」
桂「了解! 今さら、軍のもめ事に巻き込まれるのは御免だからな」
スティング「ネオ、エマーンの艦が逃げようとするぜ」
ネオ「…今、指令が下った。エマーンの艦とそれに協力している機体は捕獲しろだとさ」
アウル「面倒くさいなぁ。とりあえず、機体を落として逃がさないようにすればいいよね」
ネオ「因果なものだな。この間は共同戦線で、今日は捕獲か…」
シャイア「ミ、ミムジィ! 連邦軍の人達、子の間とは雰囲気が違うみたい…!」
ミムジィ「どうやら、連邦軍も特異点を狙っているようね…!」
桂「仕方ない…。ここはザフトに便乗させてもらうとするか」「昔の敵を利用して、昔の味方と戦う…。これが多元世界の醍醐味ってね!」
ランド「ホランド、聞こえるか! 俺だ! ランドだ! ザ・ヒートだ!!」
ホランド「馬鹿みってな大声で呼ばなくても聞こえている!」
レントン「ランド! 本当にランドだ!」
ランド「よう、レントン! 立派に男の修行してるか!?」
ブライト「あの機体…ベルフォレストで我々に協力してくれた民間人のものか」
ランド「ザフトとエマーンの連中も聞いてくれ!」「事情は色々だが、俺達はそれぞれ連邦軍と敵対している!」「いい機会だ。威張り腐ってる連中に、みんなで逆襲といこうぜ!」
ホランド「…悪くねえな、そりゃ」
ブライト「動機は少々不純だが、ここはあの男の言う通りにすべきか」
タリア「アーサー、各機に通告を。彼の提案を承認すると」
アーサー「了解です!」
タルホ「どうする気、ホランド?」
ホランド「どうするも、こうするもねえな。ここは修理屋の提案に乗ってやるとするか!」
レントン「エウレカ! 俺達も頑張ってランドと一緒に戦おう!」
エウレカ「張り切るのはいいけど、今日はコックピットを汚さないでね」
レントン「大丈夫! 今日は酔った時のためにビニール袋を持ってきたから!」
ブライト「各機へ! 攻撃対象は連邦軍のみだ! ゲッコーステイトとエマーン、それとあの男は援護しろ!」
ホランド「とっとと軍の連中を蹴散らして、この場をズラかるぞ!」
スティング「ちっ…! あいつら、この場でいきなり手を組みやがったぞ!」
ネオ「こりゃまた滅茶苦茶な混成軍が相手だ…」「ま…新連邦軍も似たようなものだがな」

≪味方援軍2出現前≫
<カミーユが戦闘>

カミーユ「新連邦軍には俺達の世界の連邦軍だけでなく、シン達のいた世界や他の世界の軍も統合されている」「こんな局地戦を繰り返すだけで俺達は勝てるのか…!?」

≪味方援軍2出現前≫
<シンが戦闘>

シン「ブレイク・ザ・ワールドで世界は滅茶苦茶になり、各地で戦いが始まった…!」「だから、俺も戦う…! この世界で戦争をしようとする奴らは俺が相手をしてやる!」

≪味方援軍2出現前≫
<エウレカが戦闘>

レントン(今日は絶対に耐え切ってみせる…! もうあいつらにゲロンチョと呼ばれるのはたくさんだ…!)
エウレカ「レントン…我慢するのはいいけどちゃんとアミタドライブを見ててね。それが君の仕事なんだから」
レントン「わ、わかってるよ!」(姉さん…ゲッコーステイト内での僕のポジション…こんなもんです…)

≪味方援軍2出現前≫
<ホランドが戦闘>

ホランド(アドロックの研究資料を持つ連邦軍だけでなく、ザフトの方もエウレカに目をつけてきたか…!)(このままじゃ、またベルファレストの時のようにズルズルと巻き込まれちまう…!)

<シンvsスティングorアウルorステラ>
シン「奪われたセカンドシリーズは俺がこの手で取り返してやる!」

<スティング撃破>
スティング「ちいっ! やってくれるな!!」

<アウル撃破>
アウル「くそっ! ここが限界だってのかよ!」

<ステラ撃破>
ステラ「きゃあっ! ネオ…! ネオ!!」

<ネオ撃破or味方援軍1出現の4ターン後PP・味方援軍2&敵増援2出現>
※※ネオ撃破の場合、セリフ追加※※
〔ネオに爆発〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※

ネオ「この状況じゃあ、長期戦は不利だな」「おまけに面倒な連中まで来ている…。ここは撤退だ」
〔敵ユニット離脱〕
シン「逃がすか! セカンドステージシリーズをこれ以上、使わせるかよ!」
カミーユ「待て、シン! 偵察隊のレコア少尉達が別の部隊の接近を感知した!」
レイ「この反応は…!」
〔敵ユニット出現〕
アーサー「い、異星人です、艦長! 異星人の部隊です!」
タリア「落ち着きなさい、アーサー! これまでにも何度も異星人とは遭遇したでしょう!」
ブッチャー「ホッホッホ、この辺りに我々の邪魔をする例の連中がいるのだな?」
ギッザー「はい、ブッチャー様」
ブッチャー「では、今いる連中相手に暴れて、奴らをおびき出すとしよう。いいな、テラル殿?」
テラル「了解した」
桂「異星人までいるとはね…。この世界…メチャクチャ過ぎるぜ!」
ミムジィ「気をつけて! また別の部隊が来たわ!!」
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

ランド「キング・ビアル! って事は、闘志也達か!」
闘志也「ランド! また会ったな!」
エイジ「調子はどうだ、オッサン? 相変わらず暑苦しくやってっか?」
ブッチャー「ホッホッホ。まだ何もしてないのに現れるとはせっかちな奴らよのう」
兵左衛門「この場にいる全ての人間へ。こちらはキング・ビアルの神北兵左衛門だ」
タリア「キング・ビアル…あれが議長の言っていた連邦軍とは別系統の対異星人部隊ね」
兵左衛門「我々の目的は異星人から全ての人間を守る事にある」「この意志に賛同する者は、とりあえずこの場だけでも我々に協力されたし!」
勝平「何だよ、じいちゃん! ザフトのコーディネイターにも手伝いを頼むのかよ!?」
闘志也「何言ってんだ、勝平! 異星人から見れば、俺達はみんな同じ地球人なんだぜ!」
源五郎「闘志也君の言う通りだ。そんな小さな事にこだわっている時かどうか考えるんだ」
勝平「わ、わかったよ、父ちゃん!」
ハップ「あの異星人ってのは、手当たり次第に攻撃を仕掛けてくるらしいぞ」
マシュー「要するにドサマギで逃げるのもキビしーっ! ってワケね!」
クワトロ「ブライト艦長、あの老人に応え、我々も彼らに協力しよう」
ブライト「うむ…。異星人の侵略を見逃すわけにはいかないからな」
ブッチャー「ホホホ、テラル司令。同盟の記念にと一緒に地球に降りたら、早速戦闘とは…喜ばしい事だな」
テラル(このガイゾックという輩…。破壊と殺戮を楽しむだけの集団か…)(だが、我々の目的を果たすためにはこの者達にも利用価値はある)
ブッチャー「留守番のベガ大王には悪いが、ここでガイゾック、ベガ、エルダー合同のパーティーを始めよう」
テラル「了解だ、キラー・ザ・ブッチャー」
ブッチャー「違う、違う! こういう時には、どう応えるか教えたはずだ」
テラル「………」「…ギョイ、ブッチャー…」
ブッチャー「ホッホッホ、わかっておるではないか」
ジーラ「テラル様…」
リーツ「くっ…あのブッチャーなる奴、テラル様にあのような真似をさせるとは…!」
テラル「耐えるのだ、ジーラ、リーツ…。我らが祖国、エルダーのためにも…」
ブッチャー「ホホホ! 愉快、愉快! ではパーティーを始めよう!」

≪味方援軍3出現前≫
<斗牙が戦闘>

エィナ「こ、こんな所にも異星人が現れるなんて日本は大丈夫なんでしょうか…!?」
リィル「おじさま…」
斗牙「Gシャドゥ、心配は不要だ。サンドマンは誰が相手でも屈する事はない」
琉菜「斗牙の言う通りだよ、リィル! あの人が誰かに負かされるなんて想像も出来ないしね!」
リィル「はい…。ありがとう、斗牙さん、琉菜さん」
エイジ「へ…斗牙の奴、珍しく熱い事言うじゃねえか」
ミヅキ「ふふ…朱に交われば、何とやら…かもね」
斗牙「おしゃべりはここまでだ! 各グランディーヴァ、攻撃を開始するぞ!」
エイジ「おう! 行こうぜ、斗牙!」

≪味方援軍3出現前≫
<甲児が戦闘>

甲児「くそっ! あの時、俺達がベガ大王を完全に倒していれば連中がのさばりはしなかったんだ!」「だから、奴らの始末は俺達がつける! デュークフリードがいなくともな!」

≪味方援軍3出現前≫
<勝平が戦闘>

恵子「エルダーもガイゾックと手を組んだみたいね」
宇宙太「だが、俺達だって協力して戦ってるんだ! 負けっこねえ!」
勝平「うるせえ、宇宙太! ガイゾックは俺達、神ファミリーだけで倒すんだ!」「俺達の街を焼いたあいつらを倒すのに誰の手も借りるもんか! 俺がやってやるんだ!!」

≪味方援軍3出現前≫
<闘志也が戦闘>

キラケン「しかし、ワシらの行く所にはよく異星人が現れるのお。犬も歩けば、という奴か?」
ジュリィ「いや…偶然じゃないだろう。これまでの戦闘を見る限り、明らかに敵はゴッドシグマを狙っている」「特に、あのエルダーの連中はな」
闘志也「それなら好都合ってもんだ! 向こうから来るってんなら、出向く手間も省けるぜ!」
ジュリィ「闘志也…お前さんの前向きさが時々羨ましくなるぜ」
闘志也「行くぞ、ジュリィ、キラケン! トリニティエネルギーの力を奴らに見せてやるんだ!」

<勝平vsブッチャー>
勝平「行くぜ、キラー・ザ・ブッチャー! ご先祖様と俺達の恨み、思い知りやがれ!」
ブッチャー「ホホホホホ。感情に任せて仕掛けてくるとは…地球人とは本当に危険な生き物だ」

<ブッチャーorテラル撃破or味方援軍1出現の4ターン後PP・味方援軍3&敵増援3出現>
※※ブッチャー撃破にの場合、セリフ追加※※
〔ブッチャーに爆発〕
ブッチャー「ホホホ! 地球人もやるものだ! ますます楽しくなってきたぞ!」「今日はここまで! ご馳走は後にとっておくとしよう。帰るぞ、テラル殿」
テラル「いいだろう。こちらも地球人の戦力を確認するという目的は達した」「全軍、後退だ!」
※※テラル撃破の場合、セリフ追加※※
〔テラルに爆発〕
テラル「トリニティエネルギー、そして、地球人の力は子の目で確かめた。今日の所はここまでだ」
ブッチャー「だらしないものよのぉ、エルダーも。まあいい、引きあげるとするか」「帰るぞ、みんな!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔敵ユニット離脱〕
梅江「おや…みんな、帰ってしまったかい」
源五郎「おじいさん、今日の戦闘を見る限り、ガイゾックとエルダーは手を組んだようですな」
兵左衛門「ガイゾックがご先祖様の古文書にあるように文明を破壊する事を使命とするならば…」「それと手を組むエルダーとベがも恐るべき存在を言わざるを得んな」
一太郎「今回の件はトリニティシティにいる月影長官に報告しておきます」
シャイア「やっとおわったわね…。マーケットは滅茶苦茶になってしまったけど…」
ジャビー「!」
ミムジィ「どうしたの、ジャビー? まさか転移を感じたの!?」
ジャビー「転移に似ていますが、もっと危険な雰囲気がします…」
桂「時空のねじれを感じられるジャビーが怯えている…?」
メイリン「艦長、SOS通信をキャッチしました! 発信者はムーンレィスです!」
タリア「北アメリアに降下したはずの彼らが、この近くに!?」
メイリン「何者かに襲われて、現在逃走中との事です!」
サエグサ「ムーンレィスの艦とそれを追って何かが来ます!」
〔味方戦艦出現〕
〔敵ユニット出現〕

フィル「化け物め! まだ我々を追ってくるか!」
ディアナ「ミラン、あの者達を振り切れないのですか!?」
ミラン「ご安心を、ディアナ様。既にあちらに見える部隊に救援を要請しております」
フィル「ミラン執政官! 化け物共は、あの連中に気を取られている!」
ミラン「よし…この間にソレイユをこの空域から離脱させよ」
〔味方戦艦離脱〕
メイリン「ムーンレィスの艦、離脱していきます!」
アーサー「そんな! 我々に化け物を押し付けていったのか!」
ミヅキ(データで見た事がある…。あの化け物は…)
琉菜「何よ、あいつら! 骸骨と巨大な手!?」
エイジ「ぎゃあぎゃあ騒ぐな! とりあえず正義の味方じゃねえのは確かなんだからよ!」
斗牙「二人共、静かにしろ。何か来る…!」
〔味方ユニット出現〕
闘志也「何だ、あのロボットは!?」
シルヴィア「こちらは地球再生機構ディーバ所属のアクエリオンです!」
アポロ「そこにいる化け物達…そいつらは堕天翅(だてんし)だ!」
ミムジィ「聞いた事がある! 神出鬼没の化け物で、人間の魂を集めている奴らだって!」
ピエル「その通りだ、彼女! で、俺達はその堕天翅退治のプロフェッショナルってわけさ!」
ランド「へえ、あの連中もこっちの世界に来てたんだな!」
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

チル「ジロン! やっぱり、あれってアポロのアクエリオンだよ!」
ジロン「本当だ! あいつらにこんな所で会うとはな!」
シルヴィア「あれって…ブレイク・ザ・ワールド前の小規模転移の時に会った人達!?」
ピエール「間違いねえ! アークシティで会ったジロン達だ!」
アポロ「へ…俺と頭翅の野郎がぶつかった時にみんな吹き飛んじまったと思ったが、見た目以上にしぶとい野郎達だぜ」
ゲイン「それを言うなら、お互い様だ」
シルヴィア「でも、どうしてあなた達がここに? ちょっとタイミングでが良過ぎない?」
ガロード「俺達はティファの予知に導かれてここに来たんだ」
エルチ「びっくりしたわよ。ガリアに上陸する寸前にフリーデンからここに戻るように連絡を受けたから…」
ジャミル「急な話であった事は詫びよう。だが、ティファの予知夢では、ここで重大な事態が…」「それも我々は君達を含む多くの人間に関する重大な事態が起こるそうなのだ」
ゲイン「そこまで言われれば気になる。無視は出来ないな」
グエン「エルチ艦長、ガウリ君やギャバン隊長達には、ムーンレィスを追跡させてくれ」
エルチ「了解です、グエン様」
キエル(ソレイユは行ってしまったか…)
ロラン(ディアナ様…無事に逃げおおせる事を願います)
ガロード「しっかし、どうなってんだ、これ…?」
ウィッツ「ザフトにエゥーゴ、噂のスーパーロボット軍団にエマーンの隊商までいるぜ」
ロアビィ「おまえにあっちにはゲッコーステイトまでいやがる!」
ゲイナー「凄い…。色々な世界のマシンの博覧会みたいだ」
ブライト「ディーバの諸君、状況の説明を頼む!」
アポロ「説明も何もあるかよ…! 堕天翅の奴らは放っときゃお前らの命を収穫しちまうぜ!」
シャイア「噂は本当なのね!」
シルヴィア「はい! あたし達ディーバはこのアクエリオンで堕天翅と戦っているんです!」
アポロ「もう逃げようとしても遅いぜ。奴らは標的に逃げられたんでお前らに狙いを変えた!」
ピエール「あんたらも武器を持っているんなら、俺達に協力してくれ! 堕天翅と戦うんだ!」
ジャミル「ティファ…お前が予知したのはこの堕天翅との戦いなのか?」
ティファ「…わからない…。ただ、私はここに来なくてはならないと思っただけ…」
ガロード「ジャミル! 俺はあの堕天翅ってのと前の世界で戦った事がある!」
ジロン「とにかく危険な相手ってのは間違いない! ここにいる以上、戦うしかないんだ!」
ホランド「くそっ! 完全にズラかるタイミングを逃がしちまったぜ!」
エウレカ「………」
レントン「どうしたの、エウレカ…!?
エウレカ「…彼らも同じ…」
桂「チラム、連邦軍、異星人と来て、今度は化け物退治とはね」
シャイア「…今日はとことんツイてないわ…」
ランド「選択肢はねえんだ。だったら、とことんやるまでだ!」「いくぜ、骸骨! こっちの世界でも解体してやるぜ!」
ピエール「アポロ! 今日はせっかくこのピエール様が乗ってんだ! 派手に行こうぜ!」
シルヴィア「ピエールったら…お兄様の代わりにマーズのパイロットに指名されたからって調子に乗り過ぎ!」
アポロ「マーズもルナも関係ねえ! バロンと取り戻すためにも堕天翅は俺が全部倒してやるぜ!!」

<敵8小隊以下or味方援軍3出現の次PP>
〔機体の起動音〕
ランド「どうした、ガンレオン!? こんな時にトラブルかよ!」
〔味方ユニット出現〕
ランド「何だ、あのマシンは!?」
アサキム「あれかい、メール?」
メール「間違いない…! あれがダーリンのガンレオンよ!」
ランド「その声…メール!? メールなのか!」
メール「ハッチを開けて、ダーリン!」
〔アサキム、ランドへ隣接〕
〔コクピットハッチの開く音〕

メール「ダーリン!!」
〔カーソル、アサキムからランドへ移動〕
〔ガンレオンのサブパイロット、メール追加〕

ランド「おわっと!」
メール「ダーリンだ! 夢にまで見た本物のダーリンだ!!」
ランド「このバカ娘! 今まで、どこにいやがったんだ! コンチキショーめ!!」
メール「あの人に…アサキムに助けてもらったの」
アサキム「そういう事だ」
ランド「ありがとよ、あんた! 今日の今日までメールを守っていてくれてよ!」
アサキム「気にするな。これも一つの縁だ」
ランド「ナイスガイだな、あんた…。俺はランド・トラビス、人呼んで…」
アサキム「ザ・ヒートだろう? メールから何度も聞いている。熱い男…だとな」
ランド「へ…照れるぜ」
メール「ニヤけてる場合じゃないわよ、ダーリン! 堕天翅が目の前にいるってのいうのに!」
ランド「アサキム! お前にも手伝ってもらうぜ!」
アサキム「わかった。僕とシュウロウガの力を貸そう」
〔アサキム、ランドと小隊統合〕
ジロン「ランド! メールが見つかったんだな!」
チル「お帰り、メール姉ちゃん!」
サラ「後は堕天翅を倒せば一件落着! 頑張ろうね、メール!」
メール「ありがとう、みんな!」
ランド「ガンレオン! ちょいと重くなったがこれでシートのスカスカはなくなった!」「行くぜ、メール! アサキム! 後は堕天翅共を大解体だ!」
アサキム「いいだろう」

≪味方援軍3出現後≫
<ランドが戦闘>

アサキム「ザ・ヒート、僕がシュロウガでフォローする。君は自由に戦えばいい」
ランド「頼むぜ、兄弟! 背中はお前に任せた!」
メール(不思議ね…。ランドとアサキム…まるでずっと前から知り合いだったみたい…)

<ガロードが戦闘>
ウイッツ「しっかし、薄気味悪い野郎だな、あの堕天翅ってのは!」
ロアビィ「堕ちた天翅ね…。この混沌の世界にはうってつけの化け物だぜ」
ガロード「ティファの予知ってのはあいつらとの戦いの事を言っていたのかよ…!」

<ロランが戦闘>
ロラン(ディアナ様達もガリアへ行くんだ…。そこで問題が解決すればいいけど…)
ソシエ「ぼーっとしてないの、ロラン! 目の前には敵がいるんだから!」
ロラン「わかっています、ソシエお嬢さん!」(イングレッサは新連邦に接収され、キースやフランとも離れ離れになってしまった…)(でも、ハイム家の使用人として、ソシエお嬢さんとキエルお嬢様は絶対に守ってみせます…!)(イングレッサでの二年間を素晴らしい時にしてくれたお二人と亡き旦那様のためにも…!)

<ジロンが戦闘>
ジロン「みんな、抜かるなよ! 家に帰るまでが遠足なんだからな!」
ラグ「何だい、その言葉?」
ジロン「エルチに教えてもらったんだ。遠征した帰りの気のゆるみを引き締めるための言葉だとさ」
ブルメ「へえ…さすがに文化的だねえ」
ダイク「腹の足しにはならないけどな」
チル「でも、ガリアに戻ればまたトカゲが食べられるね!」
ジロン「そういう事! だから、こんな所で倒れるわけにはいかないぞ!」

<ゲイナーが戦闘>
ゲイン「もうシベリアは目の前だ。こんな所でやられちゃシャレにならんぞ、ゲイナー君!」
ゲイナー「わかっています! ゲインさんこそ、シベリアに戻ったらしっかり働いてくださいね!」
ゲイン「もちろんだとも。…さて、堕ちた天翅に黒い十字を刻み、厳寒の荒野に舞い戻るか…!」
ゲイン(誌的だ…! 悔しいけど…)

<アポロが戦闘>
アポロ(待ってろよ、バロン…。堕天翅の奴らに連れ去られたお前を必ず助けてやるからな!)「そのためにも、俺はこんな所で負けるわけにはいかねえんだよ!!」

<ピエールが戦闘>
ピエール「ついに俺がヘッドだ! 待ちに待ってた出番が来たぜ!」
シルヴィア「しっかりやってよね、ピエール! お兄様のマーズを傷つけたら許さないんだから!」
ピエール「そんなヘマするかよ! 見てろよ、シリウスに剣技があるように俺には必殺のシュートがある!」「決めてやるぜ! 炎のゴールをよ!」

<敵全滅・勝利条件達成>
ピエール「思った以上に簡単に片付いたな」
シルヴィア「でも、驚いたわ。アクエリオン以外にも堕天翅と互角に戦える人達がいたなんて」
アポロ「まあ、足手まといにならなかっただけでも褒めてやるか」
〔アサキム、ランドから小隊分離〕
ランド「行っちまうのか、アサキム」
アサキム「メールを君に届けた事で僕の役目は終わった」
メール「ありがとう、アサキム…。あなたには、どれだけ感謝しても足りないぐらいだよ」
ランド「また会えるよな、アサキム?」
アサキム「もちろんだ。僕と君達は惹かれあう運命だから」
ランド「困った時はいつでもさすらいの修理屋ビーター・サービスに声をかけてくれ」「いつでもお前の所に駆けつけるぜ、兄弟!」
アサキム「ありがとう、ザ・ヒート。…次の共に笑顔でいられる事を」
〔味方ユニット離脱〕
メール「アサキム…」
ランド「イカしてんな、あいつ…。あんな澄んだ目をした奴はそうはいないぜ…」
タリア「ディーバ所属のパイロットへ。あの堕天翅についてに方法をこちらに提供してもらえないでしょうか?」
アポロ「聞いてどうなるってんだよ?」
アーサー「え!?」
アポロ「奴らの相手は俺達がする。あんたらは人間同士で戦ってりゃいいんだよ」
シン「こっちだって好きで戦争をしているわけじゃない…!」
ピエール「アポロよぉ。いくら何でもその態度はねえんじゃないか?」
アポロ「…帰るぜ、ピエール、アホ姫。遅くなると、あのオッサンがうるさいからよ」
シルヴィア「誰がアホ姫よ! あんたなんか野良犬のくせに!」
ピエール「というわけだ、皆さん。悪いが、こっちも事情があるんで、ここで失礼させてもらうぜ!」
ジロン「お、おい! 待てよ、アポロ!」
アポロ「じゃあな、ジロン! いつかのトカゲ、美味かったぜ!」
〔味方ユニット離脱〕
キラケン「何じゃい! あの態度は!」
ジュリィ「傍若無人、傲岸不遜…。あんな協調性のない人間が合体メカのパイロットとはね」
エイジ「あいつに比べればまだ斗牙の方が真人間だぜ」
斗牙「………」
ミヅキ(もしかして、ムッとしてる? …だとしたら、ちょっと進歩かも)
ジロン「確かに態度は褒められたもんじゃないが、あれで意外にいい奴なんだぜ」
桂「へえ…あんた達、あいつらと知り合いなのかい?」
ガロード「まあな…。と言っても、前の世界でちょっと一緒にいただけなんだけどよ」
ルナマリア「ねえ、君の機体…ちょっとセカンドステージシリーズに似てるね」
ガロード「俺のガンダムの事か? こいつはGXってんだ」
カミーユ「やはり、あれもガンダムなのか…」
ロラン「でも、凄いですね…。こんなにたくさんの種類の機械人形が集まるなんて…」
ソシエ「ホント…。あっちにはギャバンさんのボルジャーノンにそっくりの奴もいるし」
メシェー「スーパーロボットって、話に聞いてたより大きいんだね!」
勝平「へへへ…凄いもんだろ? 俺達のザンボット3もよ!」
マシュー「ストナー、しっかり写真撮っておけよ。このシーン…きっと、お宝になるぜ」
ストナー「言われなくてもやってるぜ。これだけの壮観な眺めはそうは見られないからな」
ホランド「馬鹿野郎! 俺達はザフトにも追われてるんだぞ! 和んでんじゃねえ!」
レントン「そ、そう言えば、そうだった!」
ホランド「行くぞ、お前ら! こんな所に長居は無用だ!」
〔味方戦艦離脱〕
〔味方ユニット離脱〕

マリア「甲児! あの人達、行っちゃった!」
甲児「しまった! あいつらが本物のゲッコーステイトなら、サインもらおうと思ったのに!」
ブライトトーレス、奴らの進路をたどれ! 追跡するぞ!」
トーレス「か、艦長! このエリアに侵入する機体が!」
ブライト「また敵か…!?」
〔味方ユニット出現〕
エマ「連邦軍のモビルスーツ…?」
レーベン「ザフト、エゥーゴ混成部隊、エマーン隊商、ガリアのブレーカー 南アメリアのバルチャー…」「キング・ビアル隊、並びにこの場にいらっしゃる皆さん」「自分は新地球連邦軍の特務部隊カイメラ隊所属、レーベン・ゲネラール大尉です」
ガロード「やっぱり、新連邦軍か!」
サラ「あたし達を逮捕しに来たの!?」
レーベン「違います。自分はある方の指示であなた方に協力を依頼するために、ここに来ました」
ブライト「連邦軍が我々に協力依頼だと?」
レーベン「自分は武器は所持していません。皆さん、どうか自分の話を聞いてください」
ジャミル「…いいだろう。私は会見に応じよう」
レーベン「ありがとうございます!」
エルチ「いいんですか、ジャミル艦長!?」
ジャミル「もし、彼がティファの予知に関係するとしたら、私はそれを確かめてみたい」
ティファ「………」
兵左衛門「地球連合軍のカイメラ隊…。例の人物の手の者か…」
レーベン「………」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

交易ポイント

  ~ミネルバ ブリーフィングルーム~
レーベン「…では、皆さん…。それぞれの自己紹介が済んだところで、自分の話を聞いてください」
ブライト(この男…)
タリア(丸腰でミネルバに乗り込んでくるのは、自身の潔白に自信があるためかしら…)
レーベン「改めて自己紹介をさせていただきます。自分はレーベン・ゲネラール大尉…」「新地球連邦軍第23独立部隊、通称カイメラ隊の所属です」
兵左衛門(そして、この男を我々に派遣したのはおそらく…)
グエン「レーベン大尉、この場にいる人間のほとんどが新連邦とは敵対する立場にいるのを承知であなたはここに来たのですか?」
レーベン「はい…。自分がこの場にいる事を知るのは、軍内でもごく一部の限られた人間のみです」
エルチ「へえ…じゃあ、秘密の任務なんですね」
レーベン「は、はい…! そうであります!!」
エルチ「…? 急に緊張し始めたみたいですが…?」
レーベン「も、申し訳ございません…! 自分は…その…女性が苦手でして…」
シャイア「ふうん…そんな性格なのね」
ジャミル「しかし、連邦軍の人間が極秘に我々に接触する意図が読めんな」
レーベン「それは…」
ゲイン「あんた、まさかクーデターとか考えて、俺達にその片棒を担げとでも言うつもりかい?」
レーベン「…当たらずとも遠からずです」
ブライト「何だと…?」
レーベン「ブライト大佐…エゥーゴのあなたが驚く事でしょうか?」
クワトロ「その発言…大尉はエゥーゴの成り立ちを知っているようだな」
レーベン「はい…旧地球連邦軍内でティターンズの台頭を危険視する人間達が集まり、エゥーゴは結成されたと聞いています」
クワトロ「君と君に指示を与えた人間も同じ様な考え方の持ち主だと?」
レーベン「はい…現在の新地球連邦は、様々な世界における最大勢力の集合体とも言える存在ですが…」「それゆえに他者に対しては支配的であり、内部は凄まじい権力争いと腐敗に満ちています」
グエン「…確かに。世界は今、新連邦という巨大な組織に支配されつつあると言えます」
ゲイン「そこまで中で争ってるなら、とっとと分裂して、ケリをつければいいんじゃないか?」
レーベン「幸か、不幸か…世界の状況は連邦軍の分裂を許さない状態にあります」
シャイア「どういう事なの?」
兵左衛門「外敵の存在じゃよ、お嬢さん」
レーベン「兵左衛門氏のおっしゃる通りです。…皆さんもご存知のように今、この世界は混乱の只中にあります」「宇宙移民者…プラントや他のコロニー、旧革命軍との戦争だけでなく…」「先住国家のチラム、エマーンとの関係、自治都市、自治国家との折衝、ムーンレィスの帰還問題…」「加えて、月面に前線基地を建設した異星人や堕天翅といった侵略者への対処など…。新連邦の敵は数多くいます…」
ゲイン「世界の警察を自称する以上、それを放り出すわけにはいかないな」
グエン「なるほど。連邦軍内の統制が失われれば、それらとの戦いに支障をきたすでしょうね」
レーベン「そして、戦争が拡大すれば…当然、市民の生活にも影響が出ます」「この多元世界においてさらなる混乱を市民に与える事は絶対に避けねばなりません」
ブライト「プラントのデュランダル議長もそれは理解されている」
タリア「アーガマとミネルバへの指示も、ティターンズを始めとする司令部直属の部隊への攻撃と迎撃のみに限定されています」
レーベン「そういった状況を考慮し、我々は賛同者を集め、あくまで内々で連邦軍の改革を行っていくつもりです」「その中で皆さんにお願いしたいのは、世界の秩序を守るための戦いへの協力です」
ジャミル「秩序のための戦い?」
レーベン「ザフトやエゥーゴの方々の連邦軍への対応は現状のままで結構です」「ですが、それだけではなく、人類や世界の敵と思われる勢力と戦って欲しいのです」
兵左衛門「つまり、ここにいる者全員にキング・ビアル隊と同じ役割を負わせるという事か…」
レーベン「やはり、お気づきになられましたか」
兵左衛門「ブルーフィクサーを連邦軍から独立させ、独自の行動権を認めさせた軍の実力者とはあなたの上位者であろう?」
レーベン「…それをこの場で答えるわけにはいきません」
ゲイン「軍人としての規律を守りつつ、こちらの問いに答えてくれるとは…」「なかなかの好人物と言えるな、レーベン・ゲネラール大尉」
レーベン「ありがとうございます」
ブライト「我々としても世界の平和や秩序は望むべきところであり…」「そういった勢力…例えば、今日の異星人や堕天翅などと戦う事について異論はない」
クワトロ「だが、それを連邦軍の一員である君が依頼するとなると話は別になる。その裏を聞かせてもらおう」
レーベン「………」
クワトロ「君の提案は裏を返せば、我々を利用すると言っているのと同義だ」
レーベン「さすがですね、クワトロ大尉。あなたの目は誤魔化せません」
クワトロ(この男…エゥーゴの成り立ちだけでなく、私の過去も知っているようだな)
レーベン「…現在、新地球連邦軍は全ての民を守るための組織とは言い難い状態にあります」
タリア「反コーディネイター、反スペースノイドの政策の事を?」
レーベン「それだけではありません。今の連邦軍は、状況によっては連邦に所属する地域すら見捨てる可能性があります」
ブライト「司令部がティターンズの人間で占められている今、あり得ない話ではない」「連中が自分の意にそわない者を切り捨てるのは今に始まった事ではない」
ゲイン「どさくさ紛れといえ、あれだけの組織を掌握するとは…そのティターンズってのは大したものだな」
レーベン「ですが、実情はブライト大佐のおっしゃる通りなのです」
ジャミル「そのように連邦に見捨てられた人達を我々に救って欲しいというわけか」
レーベン「見返りというわけではありませんが、補給や情報提供、資金援助などで最大限に協力させていただきます」
シャイア「そんな事を言われても、私達はただの商人だし…」
レーベン「無論、皆さんの立場も理解しています。協力は可能な限りで結構です」「ですが、この星の平和と秩序のために皆さんの力をお借りしたいのです。お願いします」
グエン「…確かにメリットはあると言えます。少なくとも、これだけの勢力が互いに連絡を取り合えば、大きな力になります」(少なくとも私の目的にとっては)
ブライト「レーベン大尉、即答は出来ませんが、貴官の所属する組織の理念と情熱は理解出来ました」
レーベン「では…?」
タリア「本件は、ザフトの今後の戦略を決定する上でも重要な問題です」「現場レベルでの協力には同意しますが、それ以上は私からプラント評議会議長、デュランダルに報告させていただきます」
レーベン「ありがとうございます、グラディス艦長。議長とのパイプが出来ただけで自分達にとっては大きな前進になります」
エルチ「ねえ、ゲイン。あたし達も出来る範囲で協力するのはいいんじゃない?」
ゲイン「軍とのパイプが出来りゃ、エクソダスもやるやすくなるな…」「そこらはギブ・アンド・テイクでいいかい、レーベン大尉?」
レーベン「シベリア方面は連邦軍の中でも特殊な機構が管理していますが、可能な限りの協力をさせていただきます」
ジャミル「我々も我々なりのやり方で協力を約束しよう」「その上で貴官には幾つか調べてもらいたい事がる」
レーベン「わかりました。我々に協力出来る範囲でしたら」
シャイア「じゃあ、私達もお手伝いぐらいなら…。もちろん、エマーンらしく見返りは要求させてもらいますけどね」
兵左衛門「ワシらは、これまでと変わらんか…」「だが、対異星人戦闘では一日の長がある。皆さんには我々の戦闘データを提供しよう」
レーベン「ありがとうございます、皆さん…!」
グエン「礼など結構ですよ、レーベン大尉。平和と秩序を願う気持ちは誰もが同じなのですから」
レーベン「では、皆さんの艦に連絡用の回線としてUNの端末を設置させていただきます」「自分は今日この日を地球を守る力が集った日としてずっと忘れません」
ブライト「地球を守る力か…」
ゲイン「スケールのデカい話だな」
エルチ「でも、悪くないわ。あたし達も頑張っちゃいましょう!」
ジャミル(集う力か…。ティファ…お前が言っていたのはこの事だったんだな…)

ランド「じゃあ、お前…あのアサキムに助けられた時の事、覚えてないのか?」
メール「うん…気がついたらあの人が側にいてくれたの」
ランド「しかし、あいつ…何者なんだ?」
メール「…はっきり話してくれた事はなかったけど、何かの組織の一員みたい」
ランド「組織って…連邦軍とかか?」
メール「よくわからない。でも、時々誰かに連絡を取っていたし…」「自分の所には情報が集まるから、ダーリンの事も見つけてくれるって言ってた」
ランド「そうか…。何はともあれ、無事でよかったぜ」「お前に何かあったら、親方に申し訳が立たねえからな」
メール「暑苦しい!」
ランド「な、何だよ! このヒート・スマイルはお前のお気に入りじゃねえか!」
メール「アサキムと暮らして少し趣味が変わったのかな~」
ランド「何だ、そりゃああ!? お前のダーリンは俺じゃねえのか!?」
メール「あたしだって、まだ若いんだもの。まだまだ迷う時間があってもいいでしょ?」
ランド「言ってくれるぜ、小娘が。男を手玉に取りたいんなら、ケツの青みを消してからにするんだな」
メール「そうやって、あたしを子供扱いするのがアサキムと大違いなのよ!」
ランド「へえへえ…確かに俺はあいつに比べりゃ暑苦しい男ですよ…!」
メール(ごめんね、ダーリン…。あたし、わかってるよ…ダーリンが必死であたしを捜してくれた事を…)(ありがとう、ダーリン。またパパを捜して、旅をしようね、あたしとダーリンとガンレオンで…)
ランド「もう寝るぞ、メール! お前が見つかったから、次は親方捜しだ!」
メール「うん! 今日は特別に一緒に寝てあげてもいいよ!」
ランド「そういう台詞はウエストがくびれてからにしやがれってんだ!」
【シナリオエンドデモ終了】

【バザー】

≪「超合金NZのかけら」所有≫

甲児「さすがは交易ポイントだ。今まで見たマーケットとは規模が違うな」
勝平「すげえよな…。こりゃ…本当に何でも売ってるみたいだぜ」
桂「まあな。エマーン仕切りのマーケットで手に入らないものはないって言われてる」
ミムジィ「桂ったら、生まれながらのエマーン人みたいな言い方ね」
恵子「でも、桂さんって私達と同じ世界の出身なんでしょ?」
桂「ああ、そうだよ。俺のオーガスは前の世界のブロンコIIとエマーンのドリファンドを融合させたんだ」
甲児「その事だけどよ。エマーンやチラムのマシンって慣性制御をしているんだよな?」
ミムジィ「ええ、そうよ」
甲児「俺も自分のいた世界で、その手の技術を研究してたんだ」「よかったら、エマーンの慣性制御の技術、少し教えてくれないか?」
桂「って言われても俺も理論的な事は詳しいわけじゃないからな…」
ミムジィ「メカニックのリーグなら、基本的な事の解説ぐらいは出来ると思うけど…」
甲児「それで十分だぜ。後は資料を呼んで、自分で何とかするさ」
宇宙太「甲児さん、その慣性制御って奴の研究書だったら向こうで売ってたぜ」
甲児「本当かよ、宇宙太! そこに案内してくれ!」
宇宙太「ああ、いいよ。ついてきてくれ」
勝平「へえ…甲児の兄ちゃんって、意外と勉強家なんだな」
恵子「もう! また失礼な事言って!」
桂「しかし、あいつ…慣性制御なんかで何を作る気だ…?」

エマーンならではの品揃え。ドンキーのパンも販売中。

 慣性制御工学マニュアル
物体の運動法則を制御する事で
機体をコントロールする技術、
慣性制御を学ぶための書籍。
入門レベルであるため
基礎理論の開設がメインと
なっている。

慣性制御システムについての入門書。

≪「超合金NZのかけら」所有≫
〔機体の整備音〕
リーグ「…さてと、とりあえずは完成だな」
甲児「ありがとうございます、リーグさん! 作業まで手伝ってもらっちゃって…」
リーツ「礼など要らんさ。私も技術者として、違う世界のメカに触れるのは楽しいものだ」「シャイア達がミーティングをしている間のいい暇つぶしになったよ」
桂「で、慣性制御工学を学んで出来上がったのがこの空飛ぶ円盤か…」
甲児「超合金ニューZのかけらを使って慣性制御システムを組み込んだんだ。見事なもんだろ?」
勝平「すげえよ、甲児の兄ちゃん! あんなガラクタ集めて、UFOを作っちまうなんて!」
甲児「覚えておけ、勝平。UFOは『未確認飛行物体』の略で、俺の作ったのはTFOだ」
マリア「でも、こんなのじゃ、戦闘の役には立ちそうもないじゃない」
甲児「そういう問題じゃないんだよ。男のロマンってのをわかってないなあ、マリアちゃんは」
リーグ「だが、お嬢さんの言う通りでもある。格納庫を占拠する以上、少しは役に立つように手を加えるとしよう」
甲児「見てろよ、マリアちゃん! 生まれ変わった新TFOの力、その内思い知らせてやるぜ!」

【概要】
 交易ポイントを舞台に繰り広げられる様々な勢力が
入り乱れての戦闘。それは新たな出会いと、新たな戦
いの始まりであった。


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