TOP PAGEへ

No.17B
地獄のエキデン

【戦闘マップ1開始】
〔味方ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕
〔ヤーパンの天井の周囲に爆発〕

アデット「ちいっ! セント・レーガンの連中好き放題やってくれるよ!」
ケジナン「姐さん! 意地を張らずにシベ鉄に戻ってくださいよ!」
アデット「お断りだね! あたしは強い男が好きなんだよ!」「セント・レーガンに尻尾を振って、飼い犬に収まったような連中の所に戻ってたまるか!」
エンゲ「そうは言いますがね、姐さん。ヤッサバ隊長もやられちまったし、これも時代の変化ってもんですよ」
ケジナン「そうそう! 長いものには巻かれろってね!」
〔ヤーパンの天井の周囲に爆発〕
ザッキ「あまりやり過ぎるなよ。ヤーパンの天井を破壊してしまっては不味いのだからな」
エンゲ「しかしですぜ、旦那。いつまで俺達は威嚇射撃しかしちゃいけないんですか?」
ザッキ「知らん。文句があるのなら隊長に聞け」
リュボフ「な、何とかならないのですか、ママドゥ様!?」
ママドゥ「新たに頼んだ用心棒は到着まで、まだ時間がかかる…!」「ここはアデットに頑張ってもらうしかない!」
アデット「無茶をお言いでないよ! いくら新型のドーベックだって、限度ってものがあるんだよ!」
ガッハ「い、いかん…! 今日こそは本当に駄目かも知れん…!」
リンクス「!」
アナ「どうしたのです、リンク、リンナ、リンス!?」
〔マップ上に爆発〕
〔敵ユニット撃破〕

ケジナン「な、何だぁ!?」
エンゲ「ピープルの援軍か!?」
〔味方戦艦出現〕
アナ「アイアン・ギアー! もしかして、ゲイナー達が!?」
ゲイナー「ヤーパンの天井、無事なのか!?」
サラ「でも、見た事ないオーバーマンに襲われている!」
ゲイン「厄介な連中が来ているようだ! みんな、出るぞ!」
ザッキ「黒いサザンクロスが戻ってきたか。これでやっと隊長の機嫌も直る」「全機、後退しろ。奴の帰還を隊長に報告する」
エンゲ「了解です!」
ケジナン「おかしな話だぜ。黒いサザンクロスや髪の毛付きがかえってくるのを待ってるなんてよ…」
〔敵ユニット離脱〕
エルチ「あれ? 帰ってった…」
ジロン「まあ、いいじゃないの。まずはヤーパンの天井との再会を喜ぼうじゃない」
アナ「ゲイナー! ゲイン! 私達は無事ですよーっ!」
ゲイナー「アナ姫…!」
ゲイン「姫様もご健勝であられるか。喜ばしい事だな」
アデット「ふうん…あいつらが帰ってきたってわけか…」
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ1開始】

シベリア

  ~バッハクロン ブリッジ~
ガッハ「おお、ガウリ…それに請負人もよく戻ってくれた」
ガウリ「遅くなって申し訳ありませんでした、五賢人」
ゲイン「だが、土産もある。食料や資材はたっぷり積んできた。詫び代わりに使ってくれ」
シトラン「これは助かる。物資は慢性的に不足しているのでな」
ゲイン「シベ鉄も相変わらずか…。世界が滅茶苦茶になったってのに、そこらは変わらん奴らだ」
サラ「でも、あたし達がいないのによくエクソダスを続けられましたね」
ママドゥ「ブレイク・ザ・ワールドのおかげだよ。シベ鉄が混乱している間に我々も体勢を立て直す事が出来た」「もっとも、その歩みは遅く、結局は連中に追いつかれる事になったのだがな」
リュボフ「でも、ここまでやってこれたのはママドゥ様の指導力の賜物です」
ママドゥ「リュボフ殿にそう言ってもらえるとは光栄です」
リュボフ「そんな…ママドゥ様…」
ママドゥ「リュボフ殿…」
リンクス「………」
ゲイナー「ママドゥ先生とリュボフさん、見つめ合ってる…」
ベロー「どうなってんの、この二人…?」
アナ「リュボフはね…最近、ママドゥ先生とずーっとこうなのですよ」「ママドゥ様…リュボフ殿…ってね」
ゲイン「ヤーパンへ着く前に一足先に春が来たってわけか」
ママドゥ「あ~、おほん! 確かに我々はシベ鉄の隙を突いて距離を稼ぐ事は出来た」
ガッハ「だが、予断は許されんな。この数週間、こちらを捕捉したシベ鉄は攻撃を仕掛けてきている」
ベロー「大丈夫っスよ! ここまで何とか凌いできたじゃないっスか」
ゲイン「いや…そうとも言えんな。まず、ヤーパンの天井を襲っていたのは厳密にはシベ鉄じゃあない」
ペルハァ「では…?」
ゲイン「あの黒いオーバーマン…あれはセント・レーガンのゴレームだ」
ペルハァ「で、では、セント・レーガンも動いているのか!?」
マンマン「セント・レーガンと言えば、中央政府直属のシベリア対策特務部隊…! 彼らが派遣されたのか!?」
ゲイン「中央政府が新連邦に統合された今は連邦軍の一部隊ってわけだがな」「今日の部隊編成を見る限り、シベ鉄警備隊も連中に協力させられているんだろう」
ゲイナー「でも、そのセント・レーガン相手にここまで持ち堪えてきたじゃないですか?」
ゲイン「そこが腑に落ちない点だ。戦闘のプロである連中の攻撃があの程度で済むはずがない…」
ガウリ「遊ばれている…と言う事か?」
ゲイン「わからん。だが、俺達が戻った以上、連中も本腰を入れてくるだろうさ」
サラ「だったら、私達も頑張りましょうよ! あんな奴らに負けないように!」
〔ハッチの開閉音〕
アデット「威勢だけはいいね、嬢ちゃん」
サラ「あーっ! あんたは!?」
ママドゥ「紹介しよう。彼女はアデット・キスラー…知っての通り、元シベ鉄警備隊の隊員だ」
アデット「よろしくね、嬢ちゃん、坊ちゃん。それに黒いサザンクロス」
ゲイン「ヤッサバの女か。すっかり忘れてたが、ヤーパンの天井に潜入していたっけな」
サラ「どうして、シベ鉄の人間がここに居座っているのよ!?」
アデット「ご挨拶だね、嬢ちゃん。あんたらがいない間、ヤーパンの天井を守ってたのは、あたしなんだよ」
ゲイナー「どういう事なんです、ママドゥ先生?」
ママドゥ「彼女の言った通りだ。今の彼女は、このヤーパンの天井の用心棒のようなものだ」
アデット「成り行きでこうなっちまったんだがね。まあ、今の腑抜けたシベ鉄に戻る気はないさ」
ゲイナー「はあ…」
アデット「そのメガネ、思い出したよ! あんた…教室であたしが逮捕した奴か」
ゲイナー「は、はい…」
アデット「あんた、あの髪の毛付きのオーバーマンに乗ってんだろ?」「人は見かけによらないねえ…。こんなモヤシがヤッサバを倒すなんて」
サラ「ちょっと! 失礼じゃないですか! ゲイナー君は立派にキングゲイナーを乗りこなしているんですから!」「それにゲイナー君! あなたもオドオドしないの!」
ゲイナー「は、はい…!」
アデット「そう怒鳴りなさんな、嬢ちゃん。別に坊ちゃんを取って食いやしないよ」
サラ「下品な言い方! それにその上から物を言う態度…気に入りません!」
アデット「じゃあ、はっきり言ってやろうか。エクソダスを放り出した出戻りのガキが、ギャンギャンわめくんじゃないよ!」
サラ「あたし達がシベリアを離れたのはねじれに巻き込まれたからなんです! 元シベ鉄の年増姐さん!」
アデット「言ってくれるじゃないのさ、若さしか取り柄のないガキが!」
サラ「何よ! 趣味の悪いシルエット・マシンに乗っちゃってさ!」
アデット「ドーベックの事かい? シベ鉄の新型をかっぱらったのさ。…本当は羨ましいんだろう?」
サラ「あんな真っ赤なマシンなんか!」
アデット「あたしのパーソナルカラーだよ! 赤は特別なのさ! 赤い彗星の伝説を知らないのかい!?」
サラ「怒ると厚化粧がハゲるよ!」
ガウリ「いいのか、放っておいて…」
ゲイン「過去のいきさつはどうあれ、これからは旅の仲間だ。最初に腹の中のものを吐き出した方がいい」
ゲイナー「あ、ああ…サラさんがあんな下品な言葉を…」
〔ハッチの開閉音〕
ランド「何だぁ? ここでも喧嘩かよ」
ガウリ「ここでも…とは?」
シャイア「それがですね…。街で食料を配給したら、あちこちで騒ぎが起きてるんです」
ゲイン「量は十分にあるはずだぞ。なぜ、奪い合いになる?」
ジロン「いや…そうじゃない。お祭り騒ぎが盛り上がり過ぎて喧嘩になってるらしい」
ゲイン「何だ、そりゃ?」
ランド「よくわからんが、ヤーパン伝来の喜びの儀式だって池に飛び込む奴や…」「感極まって、輪になって踊る奴や、ボンサイを地面に叩きつける奴まで出てるらしいぜ」
ママドゥ「…無理もないな。ここまでエクソダスは順調に進み、黒いサザンクロスも戻ってきた」「そこに食料の配給だ。ピープルのテンションは最高潮に達しているのだろう」
アナ「要するに嬉しくなって、暴れてしまっているって事ですね」
ランド「だがよ、こいつは不味いぜ。いくら何でも浮かれ過ぎだ」
ママドゥ「うむ…。こんな状況で本気のセント・レーガンが攻めてきたら、パニックが起きる」
ゲイン「………」
シトラン「今一度、皆の心を一つにして気を引き締める必要がありますな」
ペルハァ「だが、こんな状況では我々の言葉にも耳を貸さないでしょう」
ゲイン「…方法はある。全ての問題を一気に解決する方法がな」
ガッハ「おお! さすがは請負人。して、その方法は?」
ゲイン「それは…」


サブタイトル
「地獄のエキデン」


  ~グローマ 格納庫~
メール「エキデン大会!?」
ランド「ああ、ゲインの発案だ。市民の注目を一手に集めて、ついでにエネルギーを発散させるのが目的だってよ」「要するに、でかい祭りをドンと開くから、そこで思いっきり暴れろって事だ」
メール「お祭りかぁ…。何だか面白そうだね!」
ランド「で、そのメインイベントがヤーパン伝来のエキデンってわけだ」
アデット「ねえ…ザ・ヒート…。あんたはあたしのチームで出場してくれるよねぇ」
サラ「もちろん、ランドさんはあたしのチームに来てくれますよね!」
ランド「どうしようかな…っと」
メール「う、うそ…。ダーリンがモテてる…!」
甲児「そいつはちょっと違うぜ、メール。これはただのスカウトだ」
メール「スカウト?」
桂「つまり、俺達の仲間内でもチームを作って大会に参加する事になったんだよ」
甲児「で、サラとあっちのアデット姐さんがリーダーになって二つのチームが出来たんで…」「チームのメンバーとしてランドを取り合ってるわけなんだ」
メール「へえ…じゃあ、あたしも出ようかな。ハッスル、ハッスル!」
ランド「やめとけ、メール。どうやら、この大会…ただの走りっこじゃ収まらないようだぜ」
サラ「さっすがザ・ヒート! 伊達にさすらいの修理屋をやってない!」
アデット「フン…色気のないガキは口でヨイショするぐらいしか芸がないみたいだね」
サラ「大きなお世話よ、年増の元シベ鉄!」
メール「ところで、ダーリン以外のチーム分けはどうなってるの?」
甲児「どっちのチームも12名まで決まってる」「サラチームは俺とマリアちゃん、ゲイナーとベロー、勝平とロラン、ソシエ、メシェー、ギャバン隊長、ラグとミムジィだ」
桂「一方のアデットチームは俺にゲイン、ガウリの旦那に宇宙太と恵子ちゃん、一太郎、ジロン、ブルメ、ダイク、マーイとリーアだ」
ランド「見事なまでにバラバラだな」
桂(ここだけの話だけど、各自色んな思惑や確執があるみたいなんだ)
メール(うわぁ…ドロドロなんだ…)
ランド「ジョゼフ、お前はどうすんだ?」
ジョゼフ「こんな遊びに興味はないからな。あんたが選ばなかった方のチームに俺が入る事になる」「というわけだ。とっとと決めてくれ」
ランド「って言われてもなぁ…」
サラ「何よ、ランドさん! やる気ないの!?」
アデット「とんだ腰抜けだね。その暑苦しさは見かけ倒しかい!」
ランド「わ、わかったから二人して、そんな怖い顔でにらむなよ…!」
メール(あの二人って意外に似た者同士かもね…)
ランド「んじゃ、俺は…」
「ランド選択」
「1.サラチームに参加」
「2.アデットチームに参加」


※※「1.サラチームに参加」を選択した場合のセリフ※※
ランド「これまでの付き合いってのがあるからな。俺はサラのチームに乗らせてもらうぜ」
サラ「さっすが、ザ・ヒート! 男の中の男!」
アデット「こんな男に期待したあたしが馬鹿だったよ。小娘の尻でも追いかけてな、ザ・クラッシャー!」
ランド「いけねえなぁ、アデット姐さん…。それを言われちゃぁ、俺も全力でお相手するしかねえ…!」
甲児「お! 燃えてきたな、ランド! 早速、ミーティングと行こうぜ!」
※※「2.アデットチームに参加」を選択した場合のセリフ※※
ランド「そっちの姐さんとは何かと縁があるからな。よろしく頼むぜ」
アデット「いい男はいい女を知るって奴だね。歓迎するよ、ザ・ヒート」
サラ「ランドさんまであんな年増の色気に騙されるなんて!」
ランド「い、いや…そういうわけじゃ…」
サラ「不潔! 見損ないました! あなたは私の敵です!」
ランド「お、おい…サラ…!」
アデット「放っときなよ、ザ・ヒート。小娘はあんたにフラれてヒステリーを起こしてんだよ」
サラ「余計なお世話よ! ランドなんかいなくたって、こっちは負けないんだから!」

アデット「精々頑張る事だね、嬢ちゃん。あたしはアンカーで出るつもりだよ」
サラ「そっちこそ! 逃げるんじゃないわよ!」
メール(うふふ…因縁の対決って奴? 何だかワクワクしてきた…!)

≪「1.サラチームに参加」を選択≫
サラ「みんな、よく集まってくれたわね。これからエキデン決起集会を始めるわよ!!」
ゲイナー「サ、サラさん…その格好は…?」
サラ「見ての通りのチアガールよ」「本当はクラスのみんなとチアリーダーをやるはずだったのに、選手として出場する事になったから…」「気分だけでも楽しみたくて、ここで着てみたのよ」
ゲイナー(…許さない、アデットさん…! あの人さえいなければ、サラさんのチアダンスが見られたのに…)
ベロー(わかるぜ、ゲイナー…。男として、ダチとしてお前の気持ちはよ…!)
ランド「おいおい、お前ら…。頭の中身が、だだもれだぜ」「で、こっちのコンビは置いといて…他の連中は、どうしてサラに付いたんだ?」
甲児「俺と勝平はサラにスカウトされたんだよ」
サラ「だって、ヤーパン出身の二人がチームにいてくれれば、応援が集まるものね」
マリア「だったら、甲児の付き合いのあたしよりも宇宙太や恵子を誘えばよかったのに」
勝平「それがよ…あいつら、絶対に俺とは別のチームになるってあっちの姐ちゃんの方に付いたんだよ」「それもイチ兄ちゃんも一緒にだぜ」
ランド「んじゃ、ロラン達は?」
ロラン「僕達はギャバンさんに強引に誘われたんです」
ギャバン「サラ嬢とは付き合いも長い。加えて、どこか我が主のリリ様を想わせる何かがある」
サラ「ありがとうございます、ギャバン隊長! やっぱり、頼りになります!」
ソシエ「付き合わされたあたし達はどうでもいいんだけどね」
メシェー「いいじゃないのさ。あたしもあのアデットってのは気に入らないと思ってたんだ」
ラグ「そうさ。後から来た奴にデカい顔されるわけにはいかないんだよ」「おまけにあの女、色気でメンバーを集めるなんて真似をしやがったからね」
ランド「なるほどね。だから、ミムジィは御機嫌ナナメなわけか」
ミムジィ「桂の事なんか関係ないわ! ただ、私はエマーン人だって商売だけじゃないのを見せたかっただけよ!」
ランド(ヤバいぜ、桂よぉ…。ミムジィ…マジらしいぞ…)
サラ「とにかく! 私達はあの女にデカい顔させないためにも、絶対に勝たなきゃならないの!」「行くわよ! コダマ隊、えいっえいっおーっ!」
甲児「おーっ!!」
ランド「おーっ!!」
ゲイナー「おーっ!!」

≪「2.アデットチームに参加」を選択≫
アデット「よく集まってくれたね、お前達! やるからには完全勝利を目指すよ!」
桂「了解です、アデット隊長!」
ゲイン「知らん仲じゃないんだ。俺もあんたのために命を張らせてもらうぜ」
ブルメ「アデット隊長、万歳!」
ダイク「俺も全力で走らせてもらいます!」
アデット「ありがとうよ。あたしはお前達と一緒に走れて嬉しいよ」
ランド「やっぱり、思った通りだな」
ガウリ「うむ…。見ての通り、こちらのチームはあの女の色香に惑わされた男共の集まりだ」
ランド「何だよ、そういうダンナも同じアナのタヌキだろ?」
ガウリ「俺はクノイチに惑わされる事はない。あの女を監視するためにこちらのチームを志願したんだ」「それに、さっきのことわざは同じアナのイタチだ」
ランド「そうだっけ…? まだ違うような気がすっけど…」(…それよりクノイチって何だ…?)
ジロン「言っとくけど、俺はブルメ達とは違うぜ。俺は、あの女がどうしてシベ鉄を裏切ったか…そこに興味があるんだ」「あのヤッサバの事もあったし、悪い人間には思えないしな」
ランド「ニヤけた面をしてるが、ゲインの奴も同じ理由でこっちを選んだんだろうな。…もちろん、俺もだが」「しっかしい、あのアデットって姐さん、いいスタイルしてんなぁ…」
ガウリ「全く説得力がない…!」
マーイ「ほんと! でも、ニヤニヤぶりなら桂も凄いわね」
リーア「おかげでミムジィは不機嫌で、あたし達は怖くなって、こっちのチームに逃げてきたのよ」
ランド「じゃあ、宇宙太達はどうして、こっちに来たんだ?」「チームはバラバラで一太郎もこっちだけどいいのか?」
宇宙太「別に俺達はどっちでもよかったんだけどよ…」
恵子「源五郎おじさんから勝平にお灸を据えてやってくれって頼まれたんです」
一太郎「最近の勝平、また調子に乗り始めたんで僕達はあいつと別のチームになったんです」
ランド「まるほどね…。あの小僧っ子にギャフンって言わせるわけね」
恵子(いくら勝平でも口に出してギャフンとは言わないと思うけど…)
アデット「もう一度、言うよ! こいつは遊びじゃない…タマの取り合いだ!」「ヘマした奴は容赦しないよ! わかったかい、お前達!」
桂「おーっ!」
アデット「勝利を掴むのは誰だい!?」
ブルメ「アデット!」
アデット「最後に笑うのは誰だい!?」
ジロン「アデット!」
アデット「お前達のリーダーは誰だい!?」
ランド「アデット!」
アデット「行くよ、お前達! あたしについてきな!!」
【シナリオデモ1終了】

【戦闘マップ2開始】

〔味方戦艦出現済み〕
〔歓声〕
〔太鼓の音〕
〔複数の走る足音〕

ゲイン「やるな、ゲイナー! サラのためなら命懸けってやつか!」
ゲイナー「そんな言葉で動揺させようたって無駄ですよ!」
ゲイン「だったら、この俺の走りについてくるんだな!」
〔カーソル、前進〕
コナ「頑張れ、ゲイン! ゲイナーなんてぶっちぎれ!!」
アナ「負けては駄目です、ゲイナー! ゲインの鼻を明かすチャンスですよ!」
コトセット「盛り上がってきましたな、御曹司。全ピープルが、このレースに注目してますよ」
グエン「想像以上の効果だな。ゲイン君の手腕には感心させられる」
コトセット「さて…既にレースは中盤…」「ゲイン、ゲイナーの両名、舌戦を繰り広げながら、ほぼ同時に次のランナーにタスキを渡します!」
源五郎「見なさい、母さん。次は勝平と一太郎の戦いだ」
花江「それ行け、勝平! 負けるな、一太郎! どっちも頑張れーっ!!」
梅江「こりゃ見てる方も大忙しだね」
勝平「へへん、イチ兄ちゃん! 頭じゃかなわないけど、駆けっこなら負けないぜ!」
一太郎「勝平! 戦いもエキデンも一人でやるもんじゃない!」「調子に乗って、わがままばかりのお前にそれを俺達が教えてやる!」
〔カーソル、前進〕
チル「気合入ってるね、みんな!」
ジャビー「私はただのレクリエーションだと聞いていましたが…」
大尉「この気迫…まさに実戦そのものだ!」
モーム「あ! 次は桂様だ!」
シャイア「サラチームの方はミムジィね」
桂「やあ、ミムジィ! お互いに頑張ろうな!」
ミムジィ「話しかけないで。あなたと私は敵同士なんだから!」
桂「じゃあ、俺と君で勝負だ! 負けた方が勝った方とデートする事! 行くぜ!」
〔カーソル、前進〕
ミムジィ「それじゃ、桂が得するだけじゃない!」
桂「ははは! つかまえてみろよ!」
ミムジィ「こらっ! 待ちなさい!!」
スレイ「何やってるんだ、桂の奴!」
シャイア「スレイ…あなたも出場すればよかったのに」
スレイ「え…僕は…」
リーグ「こんな時代だ。行動力を見せるのも必要だと思うがね」
スレイ「………」
コトセット「そろそろレースはクライマックス! 走者はいよいよアンカー前です!」
グエン「ここが勝負を決める鍵になる。注目しよう」
〔歓声〕
メール「ダーリン、ファイト!! 頑張って走らないとご飯抜きよ!」
ランド「カメラの準備をしとけよ、メール! 雪をも溶かすザ・ヒートの走りを見せてやるぜ!」
〔ヤーパンの天井の周囲に爆発〕
エルチ「ちょっと! ゴールの花火には早いわよ!」
キエル「エルチ艦長! これは砲撃です!」
兵左衛門「いかん! みんな、艦に戻れ!」
〔敵ユニット出現〕
ゲイナー「オーバーマン!?」
ゲイン「セント・レーガンのゴレーム…! それも指揮官機か!」
アスハム「聞こえるか黒いサザンクロス!」
ジロン「あいつ…ゲインを呼んでいる?」
アスハム「私はアスハム・ブーンだ! 貴様に裁きを加えるために今日という日を待っていた!」「貴様の一片の良心があるのなら、この私と正々堂々と立ち会え!」
マリア「あれ…決闘を申し込んでるの!?」
甲児「みたいだな」
ママドゥ「これで全てがわかった…!」「セント・レーガンが本気で仕掛けてこなかったのは、ゲインが帰ってくるのを待っていたからか!」
〔味方ユニット出現〕
〔ゲイン、アスハムへ接近〕

ゲイン「アスハム・ブーンのお兄ちゃんが来たんなら、俺が出なくちゃなるまい」
ゲイナー「ゲインが応じたって事はあの二人…昔の知り合いなのか?」
アスハム「久しぶりだな、ゲイン・ビジョウ。私の申し出を受けたという事は少しは良心が残っていたようだな」
ゲイン「そういうわけじゃないさ。せっかくのイベントをぶち壊した奴に相応の例をしにきただけだ」「それよりも正々堂々と言ったからには、俺が勝ったら大人しく退くんだろうな」
アスハム「無論だ。…そのような事が起きるとは思えんがな」
勝平「ゲインのおっちゃん! 今、助太刀に行くぜ!」
ゲイン「手を出すな、勝平! こいつは決闘だ!」
アスハム「その通りだ! カリンとその娘のためにもここで貴様を倒す!」
ゲイン「娘…?」「娘だってえっ!?」
シャイア「ど、どうしましょう、兵左衛門さん?」
兵左衛門「あれが私闘である以上、ワシらが手を出す必要はないじゃろう。各員はそのまま待機だ」
〔歓声〕
アナ「凄い歓声です…!」
リュボフ「どうやら市民の皆さんも決闘を見物する気らしいですね」
アスハム「いいだろう! ピープル達よ、請負人の最期をその目で確かめるがいい!」
ゲイン「ちょっと待て、アスハム!」
アスハム「行くぞ、ゲイン・ビジョウ! この白銀の大地が貴様の墓標だ!」
ゲイン「思い込みの激しさは相変わらずか! ここは相手をするしかない!」
<戦闘開始>

≪味方援軍1出現前≫
<ゲインvsアスハム>

ゲイン「しかし懐かしいな、アスハム! お前もこちらの世界に跳ばされてきていたんだな!」
アスハム「貴様とくだらん昔話をするために私はここにいるのではない!」「私の目的は、ただ一つ! お前に罰を与える事だ!」
ゲイン「おいおい! セント・レーガンの隊長としてエクソダスを止めなくていいのか!?」
アスハム「それは二の次だ! 死ね、ゲイン・ビジョウ!」

<アスハム撃破(1回目)・味方援軍1&敵増援1出現>
〔アスハムに爆発〕
アスハム「くっ! ぬおおおおっ!」
ゲイン「勝負ありだ、アスハム。大人しく退いたら、命だけは助けてやる」「で、カリンの娘というのは…」
アスハム「おのれ、ゲイン! この私に情けをかけたつもりか!」
〔敵ユニット出現〕
チル「敵だぁっ! 凄い数だよ!」
ジロン「シベ鉄だけじゃない! ランドシップまでいるぞ!」
ホーラ「ハッハッハ、ジロン! 俺にやられるためにシベリアに戻ってきたか!」
エルチ「やだ! あれってホーラなの!?」
ラグ「あいつの事だ。今度はセント・レーガンってのに尻尾振って、雇ってもらったのさ」
ブルメ「そういや、ランドシップも少しはマシなのになってるもんな」
ゲラバ「ア、アニキ! こっちの行動が奴らにバレてますぜ!」
ホーラ「馬鹿野郎! 余計な事を言ったら、ハイそうですって言ってるのと同じだろうが!」「それとランドシップに乗ってる以上、俺の事はキャプテンと呼べ!」
ゲラバ「す、すまねえ、アニ…キャプテン!」
シャイア「あっちの愉快な二人はともかく…どうしましょう、この大軍!?」
ゲイン「どういう事だ、アスハム! 一騎打ちじゃなかったのか!?」
アスハム「それはあくまで私と貴様との事だ。ここからはセント・レーガン隊長として任務を遂行させてもらう!」
サラ「何よ、それ! そんな勝手な理屈、通らないわよ!」
ガウリ「各機、出撃だ! 急げ!!」
アスハム「そうはさせん! その前に仕留めてくれる! 全軍、攻撃開始だ!」
???(ロジャー)「あまりにもフェアではないな、それは」
〔味方ユニット出現〕
ベロー「何だ、ありゃ!? 列車か!」
ケジナン「あーっ! あいつは!?」
ロジャー「ビッグオー、ショータイム!!」
〔味方ユニット出現〕
[イベントデモ「ビッグオー登場」]
ランド「あの黒くてデカい奴! ロジャーの大将か!」
ロジャー「ランド・トラビス、こんな所で会うとは奇遇だな」
メール「知り合いなの、ダーリン?」
ランド「ちょいとな。パラダイムシティって街で世話になったんだ」
メール「パラダイム…?」
ジョゼフ(あれと似た機械人形…どこかで見た事がある…)(そうだ…! あれはシドとロストマウンテンの調査をしていた時だ…)
アスハム「貴様、何者だ!? 我らセント・レーガンの邪魔をする気か!?」
ロジャー「まず、採取の質問から答えよう。私の名はロジャー・スミス。ネゴシエイターだ」
ケジナン「何がネゴシエイターだ! お前ら、『ブラックメン』だろうが!」
シャイア「ブラックメンって、シベ鉄のレールを勝手に使ってる無法者の事!?」
ノーマン「それは正確ではございませんな。このプレイリードックは、線路以外の場所も走れるように改造されております」
ロジャー「線路の上を走らない列車があってもいい。それも自由だ」
ケジナン「馬鹿言うんじゃねえ! だったら、シベ鉄の線路を使うな!」
ロジャー「確かに線路を借りた事はある。だが、それは私の行き先に線路があり、その上を進んだに過ぎない」
エンゲ「そういうのをタダ乗りって言うんだよ!」
ロジャー「では、続いて次の質問…私の目的について答えよう」
ジャボリ「ずるい! 話題をさらっと流した!」
ドロシー「…と言われてるけど?」
ロジャー「自分のペースで会話を続けるのが交渉のセオリーだよ、ドロシー」
ガッハ「ロジャー・スミス! もしかして、何でも屋の方か!?」
ロジャー「間違えないでもらいたい。確かに私はあらゆる事件の仲裁、交渉、解決を請け負うが…」「何でも屋ではなく、あくまでネゴシエイターとしてだ」
ゲイン「要するにあんたは俺達が留守の間に用心棒を頼まれたってわけか」
ロジャー「私が受けた依頼はネゴシエーションだ。その点ははっきりさせておく」
アスハム「ええい! つまりはヤーパンの天井側の人間か! ザッキ! 奴にも攻撃を加えろ!」
ザッキ「了解です!」
〔ロジャーの周囲に爆発〕
ノーマン「どうなさいますか、ロジャー様?」
ロジャー「アンフェアな男が相手だ。残念ながら、始めるまでもなく交渉は決裂だ」
ドロシー「結局、今回もネゴシエーションは失敗ね」
ロジャー「非の多くは相手側にある。言い訳めいているが、これだけははっきりさせておこう」「ノーマン! 君はドロシーと下がっていてくれ」
ノーマン「では、御夕食の下ごしらえに取り掛からせていただきます」
ロジャー「そろそろボルシチは飽きた。別のものを頼む」
ノーマン「かしこまりました」
〔ノーマン、マップ端へ移動〕
〔味方ユニット離脱〕

アスハム「あくまで我々に歯向かう気か!」
ロジャー「口頭とは言え、ヤーパンの天井との契約は済んでいる。私はそれに従って行動するだけだ」「しかし、いいのかな? 私の相手だけしていて…」
アスハム「何っ!?」
〈出撃準備〉
〔味方ユニット出現〕
マリア「ありがとう、ブラックメン! あなたのおかげで出撃の時間が稼げたわ!」
甲児「この場合、単数形だからブラックメンじゃなくてブラックマンだな」
桂「『ブラックマン』…。どこかで聞いたような…」
サラ「こういう戦いの場合…!」
アデット「頭を潰せば終わる!!」
〔サラ&アデット、ゲインと小隊統合〕
ゲイナー「サラさん! それにアデットさんも!」
ゲイン「どういうつもりだ、二人共?」
サラ「さっき言った通りよ! ゲインさん、敵の隊長を狙いましょう!」
アデット「こうなりゃ決闘も何もないんだ! あたしらも手を貸すよ!」
ゲイン「了解だ。両手に花となれば、気合も入るってもんだ」
ランド「丁度いいぜ! こっからは、さっきのエキデンの続きと行くか!」
ジロン「よぉし! たくさん敵を倒したチームの方が勝ちって事だな!」
桂「その勝負、乗ったぜ!」
ロジャー「事情はわからないが、ジャッジは私が務めよう」
アスハム「おのれ! そのような遊び半分の奴らに負けるわけにいくか!」
〔アスハム、後退〕
ゲイン「アスハム・ブーンのお兄ちゃん! こいつらの遊びをナメてかかると痛い目に遭うぜ!」
アスハム「黙れ、ゲイン! 私の力を改めて思い知らせてくれる!」
ゲイン「オーバーマンと戦うのが初めての奴は、気をつけろよ! 奴らはオーバースキルを使う!」「オーバーマンとの戦いは、相手のオーバースキルを確認するのが必須だぞ!」
アスハム「行くぞ! ブラックメンもウルグスクのピープルも私がこの手で葬ってくれる!」
ロジャー「そうはいかない!」「ビッグオー! アクション!!」

<勝平が戦闘>
勝平「宇宙太、恵子! ちゃんと俺のフォローをしろよ!」
宇宙太「勝平! てめえ、まだ一人で戦ってるつもりでいるのかよ!」
恵子「そうよ! 一太郎さんの言った事、まだわからないの!?」
勝平「うるせえやい! ザンボット3のメインパイロットは俺だ!」「お前達は俺の言う通りに動いてりゃいいんだよ!」

<ランドvsゲラバ>
ゲラバ「ザ・クラッシャー! お前もシベリアに戻ってきやがったか!」
ランド「懲りない野郎だな、お前も! わざわざ俺を挑発して、その度にやられて帰るのが楽しいかよ!?」
ゲラバ「う、うるせえ! 俺は殴られたり、蹴られたりが欲しくてアニキの下にいるわけじゃねえ!」
ランド「よぉし! お前の趣味はわかった! 俺も協力してやる!」「ここで俺に解体されて、その後はアニキにお仕置きされやがれ!」

<ジロンvsホーラ>
ジロン「よかったな、ホーラ! 前よりは少しはマシなランドシップに乗れて!」
ホーラ「黙れ! お前達さえいなければ、俺は今頃エルチお嬢さんの隣でアイアン・ギアーの艦長だったのに!」
ジロン「何だよ! お前、まだエルチとアイアン・ギアーに未練があったのか!?」
ホーラ「うるさいっ! 俺の人生設計を返せーっ!!」

<ロジャーvsアスハム>
アスハム「ブラックメン! シベリアの秩序を乱すなら、この私が相手になる!」
ロジャー「確かに黒は私の好きな色だが、そのような悪人につけるような俗称は御免被る」「それに君のようなアンフェアな人間に秩序などという言葉を使う権利はない」
アスハム「黙れ! 貴様にも力こそ正義というシベリアの法を教えてやる!」
ロジャー「いいだろう。では、私も私の法の下、君達と戦おう!」

≪味方援軍1出現後≫
<ゲインvsアスハム>

ゲイン「落ちたもんだな、アスハム! 汚い手まで使って、任務を果たそうとするとは!」
アスハム「全ては貴様が元凶だ! 私と愛すべき妹の人生は貴様に破壊されたのだ!」
ゲイン「大げさな奴だな! 俺とカリンとの事は、お前さんには関係ないだろうが!」
アスハム「気安く妹の名を口にするな! このケダモノめ!」

<アデットvsケジナン>
アデット「ケジナン! このあたしに勝てると思っているのかい!」
ケジナン「うおおお、姐さん! 俺はあんたに勝って、強い男ってのを証明してみせますぜ!」
アデット「やれるもんなら、やってみなよ! お前の根性、見せてみな!」

<アデットvsエンゲ>
エンゲ「やめましょうや、姐さん! セント・レーガンまで出てきたら、エクソダスは絶対無理ですぜ!」
アデット「答えな、エンゲ! いつからシベ鉄警備隊は中央の飼い犬になったんだい!?」
エンゲ「そ、それは…」
アデット「男だったら地位や権力に巻かれず、自分の本気を貫いてみせな! ヤーパンの天井を見習ってね!」

<アデットvsジャボリ>
アデット「珍しいじゃないのさ、ジャボリ! お前が前線に出るなんて」
ジャボリ「今の私はお姉さまの知るジャボリではありません!」「私はアスハム様のために戦っているのです!」
アデット「中央から来た男にコロリといっちまったわけかい…! まったく…ジャボリらしいよ!!」

<ホーラ撃破>
ホーラ「い、いかん! アスハム隊長にもらったランドシップが!」「ええい! 命には代えられん! 脱出だ!!」
〔敵ユニット撃破〕
ラグ「あいつ…またランドシップをぶっ壊したよ」
ブルメ「根本的に艦長に向いてないんじゃないの?」
ダイク「そうだな。ああ、もったいない…」

<ゲラバ撃破>
ゲラバ「い、いかん! これじゃ帰ったら、またアニキの説教だ!」「くそおおっ! お前らなんか帰ってこなければよかったんだーっ!!」

<ケジナン撃破>
〔ケジナンに爆発〕
ケジナン「く、くっそぉぉっ! せっかく新型のドーベックを回してもらったってのによぉ!」「仕方ねえ! 後退だ!」
〔敵ユニット離脱〕

<エンゲ撃破>
〔エンゲに爆発〕
エンゲ「い、いけねえ! 新型を壊したとなっちゃ、また査定が下がっちまう!」「動ける内に後退だ!」
〔敵ユニット離脱〕

<ジャボリ撃破>
〔ジャボリに爆発〕
ジャボリ「こ、こんな所で負けてしまってはアスハム様の期待を裏切ってしまう!」「でも、やっぱり命は惜しい! 後退します~!」
〔敵ユニット離脱〕

<ザッキ撃破>
〔ザッキに爆発〕
ザッキ「まったく…! 隊長が任務に私情を挟むからこのような結果になる…!」「ここは出直して再度、作戦を立て直すぞ!」
〔敵ユニット離脱〕

<アスハム撃破・勝利条件達成>
アスハム「おのれ、ゲイン! 今日の所は邪魔が入った以上、ここまでだ!」
ゲイン「最初に横槍を入れたのはお前さんの方じゃないのか、アスハム?」
アスハム「次だ! 次こそはこの手でカリンの恨みを晴らしてくれる!」
〔敵ユニット離脱〕
ゲイン「思い込みの激しさは相変わらずだな、あの兄さんは…」
サラ「どうだ! セント・レーガンだろうと負けないんだから!」
アデット「シベリアはあたしらのシマなんだよ。中央のお坊ちゃんがどうこう出来るわけないのさ」
ゲイナー「二人共、たくましい…」
桂「で、ミスター・ネゴシエイター、勝負の結果は?」
ロジャー「それでは発表しよう…」
※※サラチーム勝利の場合のセリフ※※
ロジャー「ジャッジ黒! 勝者、サラ・コダマチーム!」
サラ「やったぁ! コダマ隊、えいっえいっおーっ!」
ゲイナー「おーっ!」
ソシエ「おーっ!」
アデット「納得出来ないね、こんな勝負は! こんなのは所詮、後付だよ!」
サラ「だったら、ちゃんとエキデンで決着つけようじゃないの! もう一回走って!」
マリア「えーっ! また走るの!?」
サラ「こうなったら徹底的にやるの! 完全にあいつを叩きのめしてやるんだから!」
アデット「いい度胸じゃないの、嬢ちゃん! 返り討ちにしてやるよ!」
桂(こりゃ、とてもじゃないが反対意見は言えないな…)
※※アデットチーム勝利の場合のセリフ※※
ロジャー「ジャッジ黒! 勝者、アデット・キスラーチーム!」
アデット「よっしゃあっ!!」
ブルメ「やったぜ、アデット姐さん!」
桂「アデット隊長、万歳!」
サラ「ちょっと待ってよ! こんなのはエキデンとは全然関係ないじゃない!」
アデット「文句があるんならもう一度走って、エキデンで決着つけようじゃないか!」
一太郎「ま、また走るんですか!?」
アデット「つべこべ言うんじゃないよ! あれっぽっちで音を上げたら、アデット隊はやってられないよ!」
マーイ「えーっ! もしかして、あたし達ってずっとあの人の手下なの!?」
サラ「よぉし! ここで完全に決着をつけてやる!」
甲児(駄目だ、こりゃ…。両方共、完全に熱くなってる…)

ゲイナー(結局、あの二人って似た者同士って事なのかな…)
【戦闘マップ2終了】

【シナリオデモ2開始】

ガッハ「よく来てくださった、ブラックメン。歓迎しますぞ」
ロジャー「申し訳ありませんが、その呼び名にはいささか誤解が含まれているようです」「今後は使うのを控えていただいた方がお互いの関係のためでしょう」
ママドゥ「これは失礼をした。…だが、あなたの腕前のほどは今回の戦いで十分に見せておらった」「その腕を買わせていただこう」
ロジャー「力による解決を私の武器だと思われては不本意です」
ママドゥ「重ね重ね失礼をした。我々はUNで流れている情報でしかあなたの事を知らなくてな」
ロジャー「UNですか…。便利であるのは認めますが、無責任な噂には困ったものです」
ドロシー「火の無い所に煙は立たず…」
ロジャー「契約は謹んでお受けしますが、私の本来の職務はネゴシエイターである事をお忘れなく」
ママドゥ「了解した。そちらも期待させてもらう」
ロジャー「しかし、エクソダス全般については事前に聞いていましたが、ここの場合、随分とにぎやかなようで…」
ママドゥ「これも人の営みだ。私達は人間なのだからな」
ロジャー(人間の営みか…。確かにここにはドームには無かった奔放なまでの自由がある…」
ドロシー「ロジャー…エキデンもそろそろ終わりみたいよ」
ロジャー「そうか…。では、ゴールの瞬間を見物させてもらおう」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ3開始】

〔歓声〕
サラ「とっととギブアップしなさいよ!」
アデット「そっちこそ! 出戻りのガキが偉そうに!!」
〔殴打音×2〕
〔カーソル、前進〕

アナ「二人共、頑張れーっ! ゴールはすぐそこですよーっ!」
コトセット「しかし、御曹司。あの二人、互いの邪魔をするより普通に走った方が速いんでは?」
グエン「ここまで来れば意地だよ。ただ勝利するのではなく、完膚なきまでに相手を潰すのが目的なのだろう」
キエル「素晴らしい闘争心…と言えば、いいのでしょうか…」
サラ「…こういう勝負は若さがモノを言うのよ!」
アデット「このしなやかに鍛えた脚がガキに負けるか!」
ゲイナー「サラさん、頑張って!」
ゲイン「アデット! 女の意地を見せてくれよ!」
甲児「ファイトだ、サラ!」
ジロン「負けるな、アデット!」
エルチ「頑張れーっ! ゴールは目の前よーっ!!」
千代錦「!」
リンクス「!」
ファットマン「エールーチーッ!!」
〔カーソル、前進〕
大尉「ゴオオオオオオル、インッ!!」
チル「やったぁ! 優勝はファットマンだ!!」
ファットマン「!」
エルチ「よくやったわ、ファットマン! 一人で全区間走るなんて、さすがね!」
モーム「凄いです、ファットマン様! かっこよかったです!」
シャイア「まさに鉄人…いや、超人ね!」
キエル「その雄々しき姿に最高の賛辞を送らせていただきます」
ファットマン「~~~」
〔歓声〕
〔盛大な拍手〕

サラ「な、何よ…それ…」
アデット「こんな結末ってあり…?」
【戦闘マップ3終了】

【シナリオエンドデモ開始】

  ~ヤーパンの天井 ゲイナーの部屋~
ゲイナー(…色んな事があった一日だったけど、何とかヤーパンの天井に戻れたんだ…)(この部屋に帰ってくるのももう何ヶ月ぶりになるだろう…)
???(アデット)「あれ…?」
ゲイナー「う、うわっ! 誰です!?」
アデット「そんな情けない声を出すんじゃないよ、男なんだろ?」
ゲイナー「アデット・キスラーさん…! どうして、あなたが僕の部屋に!?」
アデット「僕の部屋? 今はあたしの部屋だよ」
ゲイナー「えっ!?」
アデット「要するに、あんた達がいなくなってた間にあたしが住み着いたんだよ」「言っておくけど、もうここはあたしの部屋なんだから出てけ、なんて言わせないよ」
ゲイナー「じゃあ、僕はどうすれば…」
アデット「一緒に住めばいいじゃないのさ。元はあんたの部屋なんだから」
ゲイナー「そ、そういうのは…!?」
アデット「はぁ…このスーツ、動きやすいけど汗かくんだよね」「じゃあ、先にシャワー、使わせてもらうよ」
ゲイナー(サ、サラさん…。ヤーパンの天井に戻ったと思ったらあまりに刺激的です…)(僕はどうなるんでしょうか…)
【シナリオエンドデモ終了】

【バザー】

エキデン開催記念。アポジモーター・ブースター、大放出。

【概要】
 ヤーパンの天井で開催されるエキデン大会。その最
中に現れたアスハム率いるセント・レーガンを、一行
はロジャーと共に撃退するのであった。


● No16B「特異点」 へ戻る

● No18B「さらば、我が友よ」 へ進む


◆ 「スーパーロボット大戦Z」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。