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No.1B
さすらいの修理屋

【シナリオデモ開始】
ゾラの大地

ブレーカー「なあ、姉ちゃん…さっきから言ってるだろ? こいつは掘り出し物のお宝だって」
メール「う~ん…あたしにはただのカメラにしか見えないけど…」
ブレーカー「何、言ってんの! そのつぶらなオメメで、よく見てみ? こいつはシベ鉄印の超高級品だぜ」「ほれ…ここにもロゴが入ってる」
メール「ホントだ…!」
ブレーカー「連中はシベリアの辺りで大規模な発掘調査をしてるって話だ」「で、そこで発見された大変動前のブツを修理して、民間におろしてるんだよ」
メール「ホントに!?」
ブレーカー「姉ちゃんも知っての通り、大変動前の品の中には、かなりのお宝が混じってる時がある」「裏のルートで流れてきたんで、今日のバザーに出そうと思ってたんだが…特別に売ってやるよ」
メール「それ…幾らなの?」
ブレーカー「ブルーストーンなら200、金なら2000だ。これでも随分と負けてるんだぜ」
メール「じゃあ…買っちゃおうかな…。カメラ、欲しかったし…」
???「ちょっと待ったぁ!」
〔歩み寄る足音〕
メール「ダーリン!」
ランド「ったく、お前はよ…せっかく稼いだ金を無駄使いする気か?」
メール「無駄使いじゃないわよ! 思い出ノートに写真があった方がわかりやすいじゃない!」
ブレーカー「…姉ちゃん…こちら、どなた?」
メール「ごめんなさい。うちの主人です」
ランド「誰が主人だっ!?」「俺はランド・トラビス。さすらいの修理屋、ビーター・サービスのサブリーダー…」「人呼んで、ザ・ヒート」ってのは俺の事だ」
ブレーカー「ビーター・サービス…!? じゃあ、あんたが噂のザ・クラ…」
ランド「あぁん?」
ブレーカー「い、いえ! 何でもありません!」
ランド「とりあえず、見せてみろよ。その掘り出し物のカメラって奴を」
ブレーカー「こいつは正真正銘のお宝ですって。あっしも保証します!」
ランド「フン…メールは誤魔化せてもこの俺は騙せねえな。こいつは真っ赤なニセモノだ!」
ブレーカー「え! そんな!?」
ランド「何がシベ鉄のお墨付きだ! スペルが『SIBERIA』になってるだろうが!」「シベリアは『CIVELIA』だ! ガソリンで顔洗って、出直して来い!!」
ブレーカー「ちょ、ちょっと! ダンナ!?」
ランド「ボヤボヤしてると、俺のスパナが火を噴くぞ、この野郎っ!!」
ブレーカー「ひ、ひえぇぇぇぇぇっ!!」
〔走り去る足音〕
ランド「フ…チンピラ詐欺師め、俺にビビって、カメラを忘れていきやがったか」「メール、そんなガラクタはとっとと捨てちまえ」
メール「ダーリン…」
ランド「何だ?」
メール「シベリアのスペルは『SIBERIA』で合ってるよ」
ランド「うぞ…!」
メール「……」
ランド「…それよりもだ! 俺も掘り出し物を見つけたぜ! 来いよ、メール! こっちだ!」
〔走り去る足音〕
メール「まったく…何でも力押しなんだから…」「ごめんなさい、ブレーカーさん…。今度、お会いしたらお代は払いますのでこのカメラ、使わせてもらいます」

  ~ゾラ バザー会場~
ガロード「さあさああ、お立会いの皆さん! いよいよ本邦初公開! このバザーの目玉を発表するよ!」
ゲラバ「小僧…その目玉ってのは、お前の後ろでシートをかぶってる奴か?」
ガロード「その通り! 御目が高いね、オッサン!」
ゲラバ「オ、オッサンだと…」
ブレーカー「シルエットマシンにしちゃデカいな…。、ウォーカーマシンか、モビルスーツってところか…」
ブレーカー「どうせ、アメリア大陸から一山当てようと、ボロモビルスーツを持ち込んだんだろうぜ」
ブレーカー「イノセントが消えちまったせいか、この手の胡散臭い商売をする奴も随分、増えたもんだな」
ガロード「さすが、海千山千のブレーカーの皆さん! いい線、いってる! 確かに俺はアメリアの出だ!」「だが、こいつはそこらのオンボロとは一味も二味も違うぜ! じゃあ、お披露目だ!!」
〔布が翻る音〕
ゲラバ「こ、こいつはまさか!?」
ガロード「ガンダム、売るよ!」
ブレーカー「ガ、ガンダムって言やあ、アメリアのモビルスーツの中じゃ最高クラスの奴じゃねえか!」
ブレーカー「お、俺も噂で聞いた事がある! ガンダムは3分で12機のモビルスーツを叩き落とすんだろ!」
ブレーカー「ミサイルも一刀両断らしいぜ!」
ブレーカー「俺の聞いた話じゃ、たった一機でデカい戦争を止めたそうだ!」
ブレーカー「いやいや! ガンダムは悪魔のマシンで、奴が通った後は草一本、生えないらしいぞ!」
ゲラバ「15年前に南の空に降り注いだ火の柱もガンダムの仕業だって聞いたぞ」
ガロード「そう! そのまさかのガンダムが、あんた達の目の前にあるんだ!」
ゲラバ「小僧! お前はどうやって、このガンダムを手に入れたんだ!?」
ガロード「そこらは聞くも涙、語るも涙の物語…。って、まあ話すと長くなるんで、そいつは後!」「俺も時間がないんだ! さっさとセリに入るぜ!!」
ブレーカー「ブルーストーンで2000!」
ガロード「冗談はよしてくれよ! 天下のガンダムが、たった2000かよ!」
ブレーカー「金で300000!」
ブレーカー「金で320000…いや、330000!」
ゲラバ「金で400000だ! ブルーストーンなら4200出す!」
ガロード「こっちも生活がかかってんだ! 冷やかしなら、帰んな!」「金なら600000! それ以下じゃ売る気はないぜ!」
ゲラバ「ぬうう…小僧…!」
ブレーカー「どうします、ゲラバさん? こいつを持ち帰れば、ホーラの兄貴も大喜びだと思いますが…」
ゲラバ「わかってる…! こうなりゃ、やるしかねえな」
ブレーカー「へへ…わかりやした。じゃあ、地元の仲間を集めてきやす」
ガロード「さあ、他にいないのかい! 天下のガンダムが600000! お買い得だよ!!」
ランド「小僧、ちょいと見せてもらうぜ」
ガロード「な、何だよ、あんた! 勝手にGXに触んな!!」
ランド「…確かに、いい機体だ。だが、こいつ…ロクなメンテを受けてないな?」
ガロード「…あんた、本職か?」
ランド「まあな…。というわけで、こいつは俺が500で買ってやる」
ガロード「んだ、そりゃ!? 最低で600000だって言ったろうが!」
ランド「その代わり…こいつをきちんと仕上げて、ついでにお前を雇ってやる。どうせ、行く当ても仲間も無いんだろ?」
ガロード「え…?」
ランド「知ってるぜ。お前…『跳ばされて』きたんだろ?」
ガロード「オッサン…何者だ?」
ランド「オッサンじゃねえ。俺はランド・トラビス、人呼んで…」
〔爆発音〕
〔画面、振動〕

ランド「な、何だぁ!?」
メール「た、大変よ、ダーリン! ブレーカーがウォーカーマシンを出して襲ってきたわ!」「お目当てはそのガンダムみたい!」
ガロード「くそっ! 人のガンダムをただでくれてやるかよ!」
ランド「待ちな、腹ペコ小僧。お前…この二、三日、飯もロクに食ってないんだろ?」
ガロード「あ、ああ…」
ランド「こうして知り合ったのも何かの縁だ。ここはオッサン…じゃなくてこの俺、ランドこと…」「さすらいの修理屋、ザ・ヒートに任せときな!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「さすらいの修理屋」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
〔マップ上に爆発〕

ゲラバ「これだけ脅せば、あのクソ生意気な小僧もガンダムを置いてくだろう」「そいつを持ち帰れば、ホーラの兄貴も褒めてくれるぜ!」
〔ノイズ〕
ゲラバ「な、何だ、この音は!?」
ブレーカー「ゲラバの兄貴! 誰かがマイクを使う気らしいぜ!」
ゲラバ「通信機じゃなくて、マイクだぁ!? いったい、どこのウマの骨が演説をおっぱじめるって言うんだ!」
???「あ~あ~…ただ今、マイクのテスト中。本日は晴天なり…あめんぼあかいな、あいうえお…」
ゲラバ「どこのどいつだ!? ふざけやがって!!」
???「え~…こちらは任せて安心、誠実なサービスとスタッフの笑顔が売りのさすらいの修理屋、ビーター・サービス…」
ブレーカー「ビーター・サービス!?」
???「当サービスではホバギーからランドシップまで、あらゆるマシンの修理・改良を承ります…」「ですが、私共の邪魔をされるのなら、全力でぶっ潰してさしあげます」
〔味方ユニット出現〕
ランド「このガンレオンでな!」
ブレーカー「や、やばいッスよ、アニキ! あいつは!」
ゲラバ「何だ!? あいつ、有名人か!」
ランド「フ…俺の名はランド・トラビス。人呼んで…」
ブレーカー「あいつはザ・クラッシャー!! 最悪の野郎ッスよ!」
ランド「てめえ…その名で呼びやがったな!」
ブレーカー「ど、どうして、ザ・クラッシャーが俺達の相手をするってんだよ!?」
ランド「二度もその名で呼びやがったな!」
ブレーカー「ひ、ひいっ…! ザ・クラッシャーが怒ってる!」
ランド「だから、その名で呼ぶんじゃねえ!!」
ブレーカー「お、終わりだ…、俺達はザ・クラッシャーを敵に回しちまった…!」
ランド「頼む…。頼むなら、その名前はやめてくれ…」
メール「あ~あ…知らないよ。ダーリンをその名で呼んじゃうと…」
ゲラバ「ちきしょー! ザ・クラッシャーだか何だか知らねえが、邪魔をするなら叩き潰すまでだ!」「行くぞ、ザ・クラッシャー! てめえを倒して、ガンダムを手に入れてやる!」
ランド「よくも…よくも7回も、あの名前で呼びやがったな…!」
メール「待った、ダーリン! 8回だよ、多分!」
ブレーカー「ちょっと待った、ダンナに嬢ちゃん! 6回だって!」
ゲラバ「お前、数えてたのかよ!?」
ランド「この際、細かい事にこだわらねえ! あの名前で俺を呼んだからにはてめえら、まとめて…」「解体だ!!」
〔ランド、気力上昇〕
<戦闘開始>

<ゲラバと戦闘or敵5機以下or2PP・味方援軍1出現>

〔味方ユニット出現〕
ガロード「炎のモビルスーツ乗り、ガロード・ラン参上!」
ゲラバ「あのガキ、モビルスーツの操縦が出来るのかよ!」
ガロード「ガキだと思って、ナメんなよ! こっちは、この程度の修羅場なら何度もくぐってんだ!」
ランド「やれんのか、腹ペコ小僧?」
ガロード「オッサンの幼な妻が飯をオゴってくれたからな。問題無しだ!」
ランド「間違いを二つ訂正する。まず一つ、俺はオッサンではなく大人の男だ」「もう一つ、メールは俺のワイフじゃねえ。そこんとこ間違えるなよ、小僧」
メール「まだ入籍してないもんね」
ランド「そういう問題じゃねえ!」
ガロード「じゃあ、こっちも言わせてもらうぜ。俺はガキでも、小僧でもねえ…ガロード・ランだ!」
ランド「OKだ、ガロード。伝説のガンダムの乗ってる以上、当てにさせてもらうぜ」
ガロード「任せてくれ! まずは飯代の分、働くぜ!」「行くぜ、ブレーカー! バルチャー退治で鍛えた腕とガンダムの力、見せてやる!」

<ランドが戦闘>
ランド「行くぜ、ガンレオン! ゴロツキ共は、まとめて解体だ!」
メール「やっちゃえ、ダーリン! ゴー、ゴーッ!」

<ガロードが戦闘>
ガロード「訳わかんねえモンに巻き込まれてここまで来ちまったが、俺は絶対にティファの所に帰るんだ!」「そのためにもこんな所でやられてたまるかよ!!」

<ランドvsゲラバ>
ランド「金がないから強奪とはよ! 悪党は頭の中身まで悪いようだぜ!」
ゲラバ「ちいっ!ザ・クラッシャー! 余計な事に首を突っ込んだのを後悔させてやるぜ!」
ランド「俺の通り名はザ・ヒートだ! その名で呼ぶんじゃねえ!」
ゲラバ「うるせえぞ、ザ・クラッシャー! 俺達の邪魔をするんなら、叩き潰してやる!」
ランド「…もしかして、俺を怒らせるつもりで、わざと言ってる?」
ゲラバ「やっと、わかったか! この単細胞が!」
メール「ええっ! そうだったの!?」
ゲラバ「さらにニブい奴がいる!」
ランド「どうやら、てめえには解体すら生ぬるいようだぜ…!」「てめえは大解体だ! ネジ一本まで分解してやるぜ!!」

<ガロードvsゲラバ>
ゲラバ「小僧! そのガンダムを渡せば、命だけは助けてやる!」
ガロード「やだね! こいつは俺とティファの絆みたいなもんだ!」
ゲラバ「それを売ろうとしたのはお前の方だろうが!」
ガロード「今は事情が変わったんだ! 俺はこのGXで、絶対にティファの所へ帰るんだ!!」「オッサンみたいな悪党に、こいつを渡すわけにはいかねえ!!」

<ゲラバ撃破・勝利条件達成>
※※まだ敵健在の場合、セリフ追加※※
〔敵ユニット離脱〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

ゲラバ「く、くそおおおおおっ!!」
ランド「安心しな。命まで奪うつもりはねえよ」
ガロード「しっかし、オッサン…人望無いな。手下はみんな、逃げちまったぜ」
メール「やるぅ、ダーリイン! さっすがぁ、ラブラブ!」
ランド「るせえ、メール! お前がくだらない事言ってるっといい女が寄り付かねえんだよ!」
メール「妻帯者が何言ってんのよ!」
ゲラバ「くそっ! こうなりゃ、腹いせにバザーをぶっ潰してやる!」
〔ゲラバ、精神コマンド「根性」使用〕
〔ゲラバ、バザーへ移動〕

ガロード「やべえ! あいつ、まだ動けやがったか!」
ランド「あの野郎、ヤケクソかよ!」
ゲラバ「ホーラ一家に逆らった見せしめだ! ほらよ!」
〔味方ユニット出現〕
〔ゲイン、ゲラバへ攻撃〕

[イベント戦闘「ゲインvsゲラバ」]
〔ゲラバに爆発〕
ゲラバ「あ、あの距離から正確に俺だけを狙って…」
ランド「うおおおおおおっ!! とどめだあっ!!」
〔ランド、ゲラバへ隣接〕
〔ゲラバに爆発〕

ゲラバ「な、何が修理屋だ…。お前は壊し屋…ザ・クラッシャーだ…!」
〔敵ユニット撃破〕
ガロード「捨て台詞が吐けるって事は脱出したようだな」
ランド「あんの野郎! よくも最後の最後まで、へらず口を!」
メール「どうどう、ダーリン! どうどう、どうどう、どうどう!」
ランド「俺は馬じゃねえっての!」
ガロード「しかし、すげえ腕だぜ。あの距離で正確に何連射もぶち込むなんて…」
ゲイン「………」
メール「ダーリン…もしかして、あの人って…」
ランド「シルエットマシン乗りの凄腕スパイパー…あれが『黒いサザンクロス』か…」
ゲイン「………」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

メール「バザーを守ってくれてありがとうございました!」
ゲイン「礼を言われる程の事じゃない。これから飯を食う場所を荒らされちゃ、俺としても困ったんでね」
ランド「言うねえ、大将。クールだぜ」「俺はランド・トラビス、さすらいの修理屋、ビーター・サービスのサブリーダー…」「通称、ザ・ヒートだ」
ガロード(うお…暑苦しい…!)
ゲイン(ザ・ヒート…名は体を表す…ね)
メール「あたしはメール・ビーター。ビーター・サービスのリーダー代行…」「ついでにダーリンのハニーです」
ランド「へえへえ…もう否定するのも疲れた。あんたらもガキの冗談って事で聞き流してくれ」
ゲイン「了解だ。…素敵な奥方をお持ちなようで羨ましい事だ」
メール「ま…お上手!」
ランド「…やれやれだぜ…ったく…」
ガロード「意外に苦労してるみたいだな、あんたって」
ゲイン「冗談はさておき…ああいった連中、ここらは多いのか?」
ランド「まあな。イノセントに雇われていた連中は軒並み失業して、野盗になっちまったからな」
ゲイン「シベ鉄の管轄外は、どこも同じようだな」
ランド「しかし、さすがの腕前だな、黒いサザンクロス。噂以上だったぜ」
ガロード「黒いサザンクロス?」
ランド「こっちのダンナの通り名だよ。お前もウォーカーマシンに叩き込まれた弾丸の跡を見ただろ?」
ガロード「なるほど! 十字でサザンクロスか!」
ゲイン「俺もそこそこは名が知られてるようだな。…ゲインビジョウだ。ま…これも縁って事で、よろしくな」
ランド「で、有名人のあんたが、何の用だい? まさか、ここらでエクソダスか?」
ガロード「エクソダス?」
ゲイン「エクソダスを知らない…。ついでにガンダム乗り…。って事は、お前…アメリア大陸の出か?」
ガロード「まあな…。と言っても、アメリアの南の方…荒野の辺りの生まれだ」
メール「そうだ、ガロード! あなたがこっちの大陸へ来た事情、話してもらうわよ!」
ガロード「事情って言っても…」
メール「そのためにご飯、おごってあげたんから! 早く話なさい!」
ガロード「わ、わかった! わかったから、落ち着けって!」「…言っておくがよ…今から話す事は、俺が見たまんまだ。信じられないって言っても知らないぜ」
ランド「ああ…」
ガロード「俺はその日、アメリア大陸の荒野でGXに乗って戦闘していた…」「その時、妙な耳鳴りみたいなものがして…目の前の世界がねじれ始めたんだ」
ゲイン「世界がねじれた?」
ガロード「俺だって、よくわからねえよ…。だけど、俺はどうやら、それに巻き込まれてここに跳ばされちまったみたいなんだ」
メール「ダーリン…」
ランド「…ガロード、お前が巻き込まれたねじれみたいなもんだが、他にそんな話を聞いた事はないか?」
ガロード「いや…見た事も聞いた事もない」
ランド「そうか…」
ガロード「で、俺は何とかここがガリア大陸だって突き止めたんで、アメリアに帰ろうと思ったんだけど…」
ランド「金も無く、行き倒れ寸前までいったんで…ガンダムを売ろうと考えたのか?」
ガロード「それしか方法がなかったからな」
ゲイン「丁度いい…。俺の見込んだ通りだ、少年」
ガロード「え…?」
ゲイン「ガロードって言ったな。アメリアの近くまで俺が案内してやるぜ」
ガロード「ホ、ホントかよ!」
ゲイン「俺は嘘はつかんよ。無論、まったくの御奉仕というわけにはいかないがな」
ガロード「やる! 何でもやる! 帰れるんなら、俺、何でもやるぜ!」
ゲイン「OKだ。これで契約は成立だな」
ランド「おいおい…何にも知らない子供相手に請け負いか?」
ゲイン「そうじゃないさ。ちょいと今度の仕事はデカくなりそうなんでね。頼れる助っ人を探していたんだ」「ランド、ついでと言っては何だが、俺の仕事を手伝ってくれないか? お前の修理屋の腕が欲しい」
メール「黒いサザンクロスの手伝いって事は…!?」
ランド「エクソダスの請け負いか…」
【シナリオエンドデモ終了】

【バザー】

旅のお供にリペアキットとプロペラントタンクを。

【概要】
 アメリアから来た少年ガロードと出会うビーター・
サービス。彼らは手を組み、ガロードのガンダムを狙
うならず者を迎え撃つのであった。


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