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No.25
闇の住処

【シナリオデモ1開始】
アトランディア

  ~アトランディア~
夜翅「頭翅(トーマ)よ…。お前の見た夢を我らに聞かせてもらおう」
頭翅「真実の闇を司る長老、夜翅(ヨハネス)様…。私の見た夢は聖なる夢…」
夜翅「聖なる夢…」
智翅「それは如何様なものなのだ…?」
剛翅「………」
音翅「智翅(シルハ)殿も剛翅(ゴウシ)殿も、お急ぎになられなくとも頭翅様はお逃げになりませぬわ」
両翅「だが、また長き眠りにつかれては困るのでな」
頭翅「両翅(モロハ)殿もご心配なく。私は太陽の翼を取り戻すまでこの身を休めるつもりはありません」
夜翅「おお…では、頭翅よ。お前は太陽の翼を…?」
頭翅「はい…それこそが私の見た聖なる夢…」「翅無し共によって醜く荒らされたこの星に美しき天翅の園をよみがえらせるために…」「太陽の翼を取り戻し、その力を用いて生命の樹を進化させ、新たな世界を生み出しましょう」
練翅「おお…それは…」
夜翅「生命の樹のさらなる進化に太陽の翼を用いるのか…」
頭翅「進化した生命の樹は、我々とアトランディアを無限の牢獄から解き放つ力となるでしょう」
夜翅「…頭翅よ、その役目、お前に任せよう」
頭翅「御意…」
両翅「出来るかな、お前に…?」
音翅「口が過ぎますぞ、両翅殿。その役目は夜翅様が直々に頭翅様にお与えになったものです」
両翅「一億と二千年の昔…アトランディアは幾多の戦翅達が己の技を競い合い、勇ましき戦いの祭に命を震わせていた…」
頭翅「………」
両翅「それが今では太陽の翼の裏切りによって天翅の命は失われ、祭の灯も消えようとしている…」「このまま頭翅だけに太陽の翼のさせてはおけぬ…!」
夜翅「両翅よ…。そこまで言うのなら、お前には何か策があるのか?」
両翅「既に練翅(レンシ)に新たなケルビムを組ませております」
練翅「戦上手では右に出る者なき戦翅・両翅様…」「その御力に相応しきケルビムはもうすぐ組み上がります」
智翅「紙の指先を持つという原型翅・練翅殿の新作とは…。これは期待出来ましょう」
頭翅「…わかりました。では、次の出陣は両翅殿にお任せしましょう」
両翅「お前の愛しき太陽の翼を葬る事になっても文句は言わせんぞ」
頭翅「わかっております。ですが、お気をつけて…」「あの翅無し共の周辺には様々な闇が集まりつつあります。邪な鬼なる種族も含めて…」

浅間山 新早乙女研究所

鉄也「では、準備はいいな…?」
シルヴィア「………」
つぐみ「………」
鉄也「トレーニング開始! 腕を前からあげて、大きく背伸びの運動から!」
勝平「いっちに! さんし! ごーろく! しちはっち!」
ガウリ「勝平、腕が曲がっているぞ! ルナマリア、もっと上体をそらせろ!」
ルナマリア「は、はい!」
ベロー「なあ…これって、もしかして…」
ゲイナー「もしかしなくてもヤーパンでやってたレディオ体操だよ」
ガロード「ったく…。ディーバの訓練の見物に来たら、俺達まで付き合わされるとはよ…!」
ジュン「すいませんね。でも、こういう体操なんていつものに比べればマシなんですよ」
ロラン「普段はもっと激しい運動をしているのかい?」
ピエール「そうじゃなくてよ。訓練って名目で何だかワケのわからない事をさせられるんだ、これが」
雷太「おい、そこ! 無駄口を叩いてる暇があったら、ちゃんと掛け声出せ!!」
ロラン「は、はい!!」
メシェー「おっかないね、雷太さんって」
ジェミー「雷太は士官学校の教官もやってたの。だから、こういうコーチは得意中の得意なのよ」
宇宙太「ちっ…鉄也さんと雷太さんが教官じゃ、トレーニングってよりシゴキだぜ」
ジェローム「いいもんですな。こういった整然とした風景は」
ソフィア「不動司令が留守の間、鉄也君やガウリ隊長達がコーチ役を買って出てくれたのは幸いだったわね」
リーナ「あの鉄也という方、山篭りをしている間に不動司令と知り合ったそうで…」「お互いに感じ入る所があり、すぐに通じ合ったそうよ」
ソフィア「ふふ…さもありなんね」
ジェローム「しかし、どうも不動司令の訓練は抽象的なものが多かったですがこういったトレーニングも必要でしょうな」
ソフィア「そうね…。この青空の下、身体を動かすのは心の健康にも悪くないわね」
ファットマン「………」
つぐみ「…す、すごい肉体美…。やっぱり、ガリアの人ってたくましいぃ…」
チル「邪魔だよ、ファットマン! ポーズ取るだけじゃ、体操って言えないんだからね!」
アナ「筋肉はわかりましたから、向こうへ行ってください!」
ファットマン「………」
エウレカ「あ…泣いちゃった…」
ランド「おいっちに、さんし…!」
ゲイン「ごーろく、しちはち…」
ハップ「いっちにぃ、さんしぃ…」
ホランド「ごーろく、しちはち…っと」
リンク「ここ…何だかクサ~い!」
メーテル「ホントだ…!」
モーリス「これ…もしかして、お酒の匂い?」
ランド「いやぁ…お恥ずかしい。オジサン達、昨夜はちょっと盛り上がってしまってねえ…」
ゲイン「作戦成功の祝いって事で、不動のオッサンの差し入れてくれた酒がまた格別でな」
ストナー「ミスター・サンドマンの持ってきたワインもこれまた絶品だった」
桂「と言うわけで、み~んな、二日酔いなんだな、これが」
モーム「もう、桂様! それにおじさま達も! だらしないですよ」
マシュー「わ、わかった、ロボットお嬢ちゃん…! 頭に響くから、あんまり大きな声を出さないでくれ」
ホランド「それと俺達をまとめて『おじさま』って呼ぶのもな」
タルホ「だったら、何て呼べばいい? オッサン、チューネン、オジン、オヤジ、ロートル、ポンコツ?」
アデット「あんたらの望む名前でののしってやるよ、泣くまでね」
マシュー「頼んますから、どれも勘弁してください…」
ケンゴウ「いい若い者が情けない! 身体を動かして、アルコールを抜くんだ!」
ストナー(始まっちまったぞ、ケンゴウの説教が…)
ホランド(このまま第5次健康ブームに突入って事になったら、たまらんぜ…)
メール「ケンゴウさんの言う通りよ! ほら、ダーリン! 深呼吸して!」
ランド「ああ…そんな風に腹を押したら…」「ぐえっぷ~!」
メール「きゃぁぁぁぁぁぁあっっ!!」
メーテル「あのオジサン、汚~い!」
ギジェット「さいてー! キモ~い!」
エウレカ「………」
ゲイン「たまらんねえ…。そういう冷めた目で見られるのは…」
レントン(姉さん…。大人の男というものはオンとオフの切り替えがくっきりしているようです…)
〔歩み寄る足音〕
ロジャー「………」
ゲイン「ネゴシエイター! お前も体操しないか!」
ロジャー「すまない…。これからミスター・サンドマンと打ち合わせがあってね」「では、失礼させてもらう」
レントン「ロジャーさんもホラント達と飲んでたんでしょ? キチンとした人だなぁ」
ホランド「っとに、お前は甘いな、レントン」
ハップ「あのサングラスの下の目はどんよりと充血してるのさ。俺達と同じく二日酔いでな」
レントン「そんな…」
ランド「嘘じゃねえぞ。大人の男ってのは、誰でもこんなもんさ」
レントン(姉さん…また俺の中で大人の男への憧れが音を立てて崩れていきました…)
ジロン「あれ…? そう言えば、アポロとシリウスがいなくないか?」
麗花「彼らなら、ゲッターチームが捜しにいってるわ」
鉄也「ちっ…! 俺の訓練が嫌で逃げ出すとはいい度胸してやがるぜ…!」「雷太! 奴らは俺が捜す! コーチは頼むぞ!」
雷太「おう! 思いっ切りやってこい!」
ジュン「鉄也…生き生きしている」
甲児「よかったな、ジュンさん。鉄也さん、完全にパワーアップしてるぜ」
シルヴィア「あんな鬼コーチに監督されるこっちはいい迷惑だけどね…」
さやか「………」
マリア「どうしたの、さやかさん? 何か悩み事?」
さやか「ううん…大丈夫よ、マリアちゃん。心配してくれて、ありがとう」
マリア(さやかさん、この間から何かおかしい…)

  ~早乙女研究所 バラ園~
シリウス「………」「…されどミューズは去り、我が詩は完成せず…」「…誰だ、そこにいるのは?」
〔草をかき分ける音〕
アポロ「ちっ…見つかっちまったか」
シリウス「アポロか…。貴様、訓練をサボタージュしてきたな?」
アポロ「そういうお前はどうなんだよ?」
シリウス「フ…今さら私には肉体的鍛錬など必要ないと判断したまでだ」
アポロ「偉そうに言ってるが、結局てめえもサボりかよ」「…しかしよ。すげえもんだな、このバラは…」
シリウス「早乙女博士の奥様のバラ園だ。私は合宿の間、ここを自由に使ってよいと言われている」
アポロ「へ…キサなクソ王子には似合いの役だな」
シリウス「バラの美しさを理解出来ないお前にはそう思えるだろうな」
アポロ「どういう事だ、そりゃ…!?」
シリウス「バラはデリケートな花だ。美しく咲くためには、多くの人の手が掛かっているのだ」
アポロ「へいへい、そうですか…。知らなくて悪かったな…」
シリウス(もし…もし、この野蛮な野良犬がアポロニアスの生まれ変わりだとしたら…)(いや…断じて認めん…! そのような事はあってはならない…!)
アポロ「ん? どうした…? 人の顔をにらみつけてよ…」
シリウス(このような男がディーバにいる事がそもそもの間違いなのだ…。こいつさえいなければ、私は…)
鉄也「そこまでだ」
シリウス「…剣鉄也か」
アポロ「くそっ! 俺を捕まえに来やがったか!」
鉄也「アポロ…今すぐ自主的に戻ってグラウンドを100周するなら、サボりは不問にしてやる」
アポロ「戻らなかったら、どうすんだよ? え?」
鉄也「………」
アポロ「わ、わかった…! 今すぐ戻る…! グラウンドも走る!」
〔走り去る足音〕
シリウス「所詮は野性の獣…。あなたの気に気圧されたようだ」
ッ鉄也「そのアポロがお前の殺気に気づかんとはな。…言葉とは裏腹に仲間意識が強い奴だ」
シリウス「私が殺気を発していただと…?」
鉄也「そして、俺にはわかる。お前のさっきの底にあったのがアポロへの嫉妬だというのが」
シリウス「………」
鉄也「否定したいのなら、すればいい。だが、俺の目は誤魔化せん…。同じ感情を抱えた事がある俺にはな」「シリウス…それを認めろ。認める事でその壁を越えないと、いつか取り返しのつかない事になるぞ」
シリウス「余計なお世話だ。他人の心に踏み込むような真似はやめてもらおう」
鉄也「シリウス…」
〔走り寄る足音〕
シルヴィア「お兄様!!」
シリウス「どうした、シルヴィア? もう訓練は終わったのか」
シルヴィア「ううん、そうじゃないの! 百鬼帝国打倒の作戦が決まったそうよ!」
シリウス「あの鬼共との決戦か…」
シルヴィア「今度はあたしとお兄様のペアで出撃しましょうね!」
シリウス「ああ…アリシア王家の力を鬼共と野良犬に見せてやろう」
鉄也「………」

日本 東京

独眼鬼「ご来場の紳士淑女の皆様…」
???(市民(中年・女))「………」
???(連邦軍兵)「………」
???(市民(若者・男))「………」
独眼鬼「今、この二本はZEUTHなる無法者に蹂躙されつつあります」「連中はプラントのデュランダルをバックにこの二本へ強引に入国してきた一団であります」
???(連邦軍艦長(SEED))「では、我々がここに集められたのは?」
独眼鬼「我らの偉大なる指導者から奴らを倒せとの命令があったからです」「そして、我々も奴らを倒すためにここに集まったのです」
???(市民(若者・男))「なるほど…。我々が餌になる事で、ここに無法者を誘いこむのですね」
独眼鬼「既に政府の名でも出頭命令を出しています。後はここで奴らの最期を見るだけです」「そして、その時が来たら、我らの大帝の名を唱え、その偉大さを共に称えようではありませんか」
???(連邦軍艦長(エウレカ))「おお…!」
独眼鬼「もうすぐ奴らがこの場に現れる時刻です。事務次官、降伏勧告の準備をお願いします」
事務次官「わかった。これで我らの正義を市民にアピール出来よう」
独眼鬼「では、前祝の乾杯の準備を。…おい、グラスの用意をしろ」
???(ギャリソン)「はい、ただ今。では皆さん、急いでください」
???(チュイル)「は~い! 今、行きます! たっぷりサービスしますよ!」
???(マリニア)「はい…グラスをどうぞ」
事務次官「足りんな。もっと酒を持ってこい!」
???(ドロシー)「これ…グラス…」
独眼鬼「何だ…愛想の無いメイドだな」
???(テセラ)「申し訳ございません。その子は、まだ不慣れなもので…
???(ノーマン)「お待たせいたしました。全ての方にグラスが行き渡りました」
独眼鬼「では、前祝の杯だ! 我らの敵、ZEUTHの壊滅を祝って…乾杯っ!!」
〔グラスの交わる音〕
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
「闇の住処」


【戦闘マップ1開始】
〈出撃戦艦選択〉

〔味方戦艦出現〕
〈出撃準備〉
〔味方ユニット出現〕
独眼鬼「正面から来たか、ZEUTH。愚鈍な奴らよ」
事務次官「聞こえるか、ZEUTH。私は防衛局の事務次官だ」「出頭を命じた際にも言ったが、諸君らの存在は日本の自治と独立を侵害している」「ここで武装解除しない場合、我が国の安全のため、相応の手段をとらせてもらう」
花江「ど、どうしましょう! このままじゃ私達、日本政府からお尋ね者にされてしまいますよ!」
源五郎「落ち着け、花江。あのホテルにいるのは全て百鬼一族だ」
兵左衛門門「百鬼帝国はマークされている人間を全て集め、我々を誘う餌とした…」「そして、あのような勧告をする事で政府軍を堂々と動かすつもりだろう」
源五郎「まさに互いに背水の陣の一戦になるか…」
事務次官「こちらの勧告を無視する以上、お前達を鎮圧する!」
〔敵ユニット出現〕
アムロ「これだけの部隊を用意していたとは…!」
闘志也「百鬼帝国の侵略はここまで進んでたって事かよ!」
リィル「…あれに乗っている人達を助ける事は出来ないの…」
ミヅキ「…残念ながらね…」
斗牙「ならば、敵と認識する。速やかに撃墜するぞ」
エイジ「お前…幾ら何でもドライ過ぎるぜ、そりゃよ!」
ジュリィ「だが、下手な同情は自分の首を絞める事になる。それを忘れるな、エイジ」
エイジ「俺だって…わかってる…!」「わかってるけどよ!」
シン「やるしかないんだ…! こうなったら!」
シリウス「鬼の所業…許すわけにはいかんな…」
シルヴィア「頑張りましょうね、お兄様!」
アポロ「俺の足を引っ張るんじゃねえぞ、クソ王子のボケ姫!」
シリウス「貴様こそな…」
鉄也(シリウス…)
甲児「みんな! この戦いで百鬼帝国の奴らを叩き出してやろうぜ!」
竜馬「行くぞ、百鬼帝国! お前達の手から、この二本を奪い返してみせるぞ!」
<戦闘開始>

<1EP>

事務次官「フフフ…ZEUTHめ、我が軍がお前達を叩き潰してくれる」
???(ビューティ)「もしかして、防衛局の事務次官さんですかぁ?」
事務次官「む、何だ? お前達、コンパニオンか?」
???(レイカ)「はい…。お酒のお相手をさせていただきます」
事務次官「フフフ、お前達は運がいい。国防の実質的な責任者である私の所についたのだからな」
???(ビューティ)「凄いんですね…! 無法者達を絶対に日本から追い出してくださいね」
事務次官「ハハハハハ、任せておけ」

<敵6小隊以下・敵増援1出現>
事務次官「所詮は人間共の兵器…。露払いぐらいにしかならんか」
独眼鬼「では、本命を出すとしよう! 行け、独眼鬼軍団!」
〔敵ユニット出現〕
弁慶「来やがったな、百鬼帝国!」
竜馬「戦闘にいるのは鉄甲鬼か!」
独眼鬼「鉄甲鬼! 俺の軍団を預けてやったのだ! 失敗は許されんぞ!」
鉄甲鬼「量産型の百鬼ロボットがいくら暑かろうと、奴らにとっては物の数ではない」
独眼鬼「何っ!?」
鉄甲鬼「ZEUTHを倒すのは、この俺のメカ鉄甲鬼だ!」
さやか「鉄甲鬼…」
ミチル「どうしたの、さやかさん!? 敵は目の前にいるのよ!」
甲児「この前から、らしくねえぞ、さやかさん! 具合でも悪いのか!?」
さやか「ううん、大丈夫! 心配要らないわ、みんな!」(そう…あの人は鬼…。私達人類の敵なんだから…)
鉄甲鬼「行くぞ、ZEUTH! そして、ゲッターロボ! ここがお前達の墓場だ!」
竜馬「来るなら来い、鉄甲鬼! お前の望み通り、決着をつけてやる!」

<敵増援1出現の次PP・敵増援2&第3軍増援1出現>
〔ヒプノサウンド〕
シリウス「むうっ!」
アポロ「へ…! 鬼に釣られて、堕天翅まで来やがったようだぜ!」
〔第3軍ユニット出現〕
麗花「あのケルビム兵…!」
両翅「………」
つぐみ「うあだ…! この高次元量子パターンって…!」
ジュン「まずいです! あれには堕天翅が乗っていると推測されます!」
ソシエ「いつもの操り人形じゃなくて、堕天翅本人が乗ってるって事!?」
ギャバン「ブレイク・ザ・ワールドの時の頭翅って奴か!?」
アポロ「この匂い…あいつじゃねえ!」
両翅「その通りだ、私は戦翅・両翅(モロハ)だ」
シルヴィア「戦翅(せんし)っ…!?」
シリウス「戦闘に特化した堕天翅だという事か!」
アポロ「てめえの名前なんか知るか! 堕天翅だったら、ぶっ飛ばすだけだっ!」
※※「アクエリオンマーズ」or「アクエリオンルナ」の場合、セリフ追加※※
〔アポロ、変形〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

シリウス「お前には無理だ、アポロ! マーズにチェンジしろ!」
アポロ「うるせえ、クソ王子! ここは俺がヘッドだ!」
両翅「どちらでもいいから早く来い、機械天使…。結果は変わらんのだからな」
アポロ「野郎! 吠え面かくなよ!」
シルヴィア「駄目! こんなオーラパターンが乱れたままじゃ!!」
竜馬「やめろ、アポロ! そんなバラバラの状態では…!」
アポロ「うおおおおおおおっ!!」
〔アポロ、両翅へ接近〕
両翅「翅無しめ、身の程を知るがいい!」
[イベント戦闘「アポロvs両翅」]
〔アポロ、爆発しながら後退〕
シルヴィア「きゃあぁぁぁぁっ!」
アポロ「くっそおおっ! やりやがったな!」
シリウス「だから、言ったのだ! 次は私が行く! チェンジだ!」
アポロ「うるせえ! てめえじゃ奴には勝てねえ! 俺がもう一度仕掛ける!」
シリウス「野良犬が! 状況の見えてない貴様に何が出来る!」
ピエール「バカヤローッ! 何やってんだ、お前ら!」
竜馬「いい加減にしろ! 状況が見えてないのは二人共だ!」
ミチル「しっかりして、シルヴィア! シルヴィア!!」
シルヴィア「………」
つぐみ「シ、シルヴィアさんのオーラが極端に弱まっています!」
ジュン「気絶…あるいはもっと深刻なダメージを受けた可能性があります!」
アポロ「ボケ姫! おい! しっかりしろ、ボケ姫!」
シリウス「そんな…。私のミスでシルヴィアが…」「これが…鉄也の言っていた事なのか…」「私の中の醜い感情が判断を誤らせ、最愛の妹を傷つけたと言うのか!?」
〔アポロ、気力低下〕
鉄也「機をしっかりもて、シリウス! 感情に飲まれるな!!」
シリウス「そんな…この私が…」
隼人「駄目だ! 完全に自分を見失ってやがる!」
斗牙「下がれ、アクエリオン! 戦闘続行は不可能だ!」
アポロ「この状況じゃ、進むのも退くのも無理だぜ!」
両翅「無様だな、翅無し! 最早、この私が手を下す必要もないわ!」
ジュン「レーダーに反応! 大型の機体が来ます!」
ボス「こ、こんな時にかよ!?」
〔敵ユニット出現〕
鉄甲鬼「あれはメカ要塞鬼…! 完成していたのか!?」
竜馬「大型の百鬼ロボットか…!」
ヒドラー「ハハハハハハ! ゲッターロボも堕天翅ももう恐れるに足りずよ!」「駄目押しだ! あれも出撃させろ!!」
〔敵ユニット出現〕
ボス「鉄甲鬼がたくさん出てきたぜ!」
鉄甲鬼「馬鹿な! メカ鉄甲鬼は、この世界に一機しかないはずだ!」
ヒドラー「ハハハハハハ、鉄甲鬼! このメカ鉄甲鬼軍団はお前の描いた設計図から作り出したものよ!」
鉄甲鬼「ヒドラー元帥! 貴様、俺の設計図を盗んだな!」
ヒドラー「黙れ! 百鬼一族の全てはブライ大帝に仕えるためにあるのだ! 貴様の事情など知った事か!」
鉄甲鬼「おのれ、ヒドラー! よくも俺の…科学者の誇りを踏みにじってくれたな!」
ヒドラー「ワシに歯向かうか、鉄甲鬼! ならば、お前を処刑する!!」
〔鉄甲鬼の周囲に爆発〕
鉄甲鬼「許さん…! 許さんぞ、ヒドラー!!」
ヒドラー「ハハハハハハ! お前の処遇は師であるグラー博士もブライ大帝も了承済みよ!」「つまり、お前の処刑はブライ大帝が決めたも同然よ!」
弁慶「どうなってるんだ!? 仲間割れなのかよ!」
ミチル「そうとしか思えないけど…」
鉄甲鬼「ゲッターロボ、一時休戦だ! 俺はヒドラーを許すわけにはいかない!」
さやか「鉄甲鬼…!」
鉄甲鬼「勘違いするな、女! 俺はあくまで俺の誇りのために奴と戦うのだ!」
竜馬「…わかった。奴を倒すまで休戦だ、鉄甲鬼」
闘志也「いいのか、リョウ!?」
竜馬「鉄甲鬼の怒りは本物だ。それは信用出来る」
鉄甲鬼「行くぞ、ヒドラー!」
〔鉄甲鬼、敵から味方へ〕
両翅「フン…翅無しと鬼の茶番か。見苦しいものだな」「今からこの地は私によって絶望と暗黒で塗り替えられる!」
アポロ「くそっ! 好き放題言いやがって!」
クワトロ「各機、挟撃されては不利だ! アクエリオンを守りつつ、両軍の指揮官を狙うんだ!」
桂「堕天翅本人と大型百鬼ロボットが相手とは厳しいね、こいつは!」
マリン「だが、やるしかない! こんな所で俺はやられるわけにはいかないんだ!」
鉄甲鬼「ヒドラー! 俺の怒りと真のメカ鉄甲鬼の力、受けてみろ!!」
〔鉄甲鬼、気力上昇〕

<ヒドラーor両翅HP50%以下or敵&第3軍10小隊以下>
恵子「味方機体の損耗率がどんどん上がっていきます!」
兵左衛門「いかん…! このまま戦闘を続けていてはこちらが追い込まれる事になる!」
勝平「何言ってんだよ、じいちゃん! 今日は天下分け目の大決戦じゃなかったのかよ!」
一太郎「しかし、百鬼帝国だけでなく堕天翅まで現れては…」
鉄甲鬼「弱音を吐くな、ZEUTH! お前達の力はこの程度か!?」
竜馬「鉄甲鬼…!」
鉄甲鬼「俺は諦めんぞ! 俺の夢を果たす前にこんな所で倒れてなるものか!!」
ジロン「あいつ…本気でやる気だぜ…!」
アポロ「へ…情けねえな、鬼野郎に励まされるとはよ」
不動「その通りだ!」
麗花「不動司令!」
シン「あの人…! 本当にどこでも出てくる!」
不動「あの鉄甲鬼なる男、自分の中の意志を力にしている…」「だから、折れん! だから、強い!」
シリウス「しかし…」
不動「嫉妬で己を失った事がそれほどまでに恥ずかしいか?」
シリウス「!」
鉄也「シリウス! 自分の中の嫉妬を認めろ! そして、力にするんだ!」
ジュン「鉄也…!」
鉄也「届かないのなら届くまで戦え! その想いは力になるはずだ!」
不動「その通り!!」「人は…相手に自分の魂の欠片を見出した時、愛を覚える…」「しかし、それが己の物とならないと悟った時、人は嫉妬を覚える…」「嫉妬は人が魂のかけらを呼ぶ声、すなわち、エネルギー!」
シリウス「嫉妬がエネルギー…!」
アポロ「へえ…クソ王子、お前、誰かに嫉妬していたのか?」
鉄也「あいつ…! 鈍感と言うより馬鹿か!」
不動「そして、また頭に血が上り、周囲が見えていない者も、また未熟!」
アポロ「!」
不動「空を! 大地を! 人を! 全てを見渡せ、アクエリオン!」
シリウス「アポロ!」
アポロ「…わかってるぜ、シリウス! 俺達のオーラをシルヴィアに!」
両翅「何をするかは知らぬが、させん!」
シリウス「アポロ! まず私が行く!」
アポロ「おう! やってやれ!」
〔両翅、アポロへ接近〕
〔アポロから光〕

両翅「何っ!?」
シルヴィア「何、この感じ!?」
〔シリウス、変形〕
シリウス「参る!」
〔シリウス、両翅へ隣接〕
[イベント戦闘「シリウスvs両翅」]
〔両翅に爆発〕
両翅「ぬおおおおおっ!」
シリウス「…確かに私は未熟だった…。だが、アポロ…お前もそうだ!」
アポロ「言われなくてもわかってらぁ! だから、お前も力を貸せ!!」
〔アポロ、変形〕
アポロ「うおおおおおおおおっ!!」
両翅「!」
[イベント戦闘「アポロvs両翅」]
〔両翅に爆発〕
レントン「す、凄い! また逆境からひっくり返した!」
ジュリィ「あのアクエリオンってのは、まさに天井知らずのトンデモだな」
竜馬「それを引き出したのはアポロ達の力か…!」
隼人「あれをチームワークと言うにはちょいと抵抗があるがな」
両翅「まだだーっ!!」
〔両翅、精神コマンド「根性」使用〕
シルヴィア「その程度でひるむもんか! あたし達は絶対に負けないんだから!」
アポロ「目を覚ましたか、シルヴィア!」
シルヴィア「アポロとお兄様ばかりに活躍させられないものね!」
シリウス「よし、行くぞ! アポロ、シルヴィア!」
不動「フ…」
兵左衛門「アクエリオンが復活した今、ここが勝負所だ!」
源五郎「各機、アクエリオンに続け! ここで勝負を決めるんだ!」

<ランドvs両翅>
ランド「お仲間の頭翅ってのにはアポロが世話になったからな! ここでお前相手に借りを返すぜ!」
両翅「哀れだな、翅無し…。偽りの命にすがって生きるか」
メール「偽りの命?」
ランド「てめえ! くだらねえ事、言ってんじゃねえ!」
両翅「望む、望まないに関わらず、貴様も既に逃れられない運命の中にいる…!」「消えろ、御使いよ! 天翅は貴様達を許さん!」

<ロランvs両翅>
両翅「滅びの蝶…! 翅無しは一万二千年前から何も学んでいないのか!」
ロラン「やはり、堕天翅はホワイトドールの事を知っている…!」「では、滅びの蝶とは何だ…!? それはホワイトドールと関係あるのか!?」

<甲児vsヒドラー>
甲児「来やがれ、ヒドラー! てめえには借りがあるからな!」
ヒドラー「光子力研究所の事か!?」
甲児「それもある! だが、研究所だけじゃねえぞ!」「よくも俺のパイロットスーツを台無しにしてくれたな! あれ、気に入ってたんだぞ!!」
ヒドラー「な、何!?」
甲児「スーツと研究所と日本の恨み、全部てめえにぶつけてやるぜ!!」

<鉄也vsヒドラー>
ヒドラー「ええい! 元はと言えば、お前がバリアを破った時からがケチのつき始めだった!」
鉄也「みっともない奴だな…! 自分の無能さを棚にあげて八つ当たりとは!」
ヒドラー「ぬうっ!」
鉄也「言い返せないか? だったら、もう言葉は要らんな!」「ここからお前が口を開くのは悲鳴の時だけにさせてやる!!」
ヒドラー「こ、こいつ、鬼か!?」
鉄也「俺は悪党を倒すためなら、鬼にも阿修羅にもなってやるぜ! 覚悟しな!!」

<竜馬or隼人or弁慶vsヒドラー>
ヒドラー「ゲッターロボめ! お前がZEUTHを連れてきたから、全ての計画がおかしくなったのだ!」
竜馬「黙れ、ヒドラー! この日本も世界も、お前達の好きにはさせない!」
隼人「そっちもデカいのを出してきたんだ。ここで決戦と行こうぜ」
弁慶「覚悟しろよ、百鬼帝国! 今夜がお前らの最後の夜だ!!」

<鉄甲鬼vsヒドラー>
ヒドラー「無様だな、鉄甲鬼! ワシに歯向かい、人間共と手を結ぶとは!」
鉄甲鬼「俺にとって真の屈辱は俺の科学を侮辱された時…!」「ヒドラー! それをした貴様を俺は絶対に許さんぞ!」「ゲッターロボの前にまずは貴様にメカ鉄甲鬼の真の力を思い知らせてやる!」

<ゲイナーvs両翅>
ゲイナー「堕天翅と戦う事でキングゲイナーは飛躍的に強くなっていく…!」「堕天翅本人が相手なら、その力、どこまでも伸びる!」
両翅「翅無しめ! またも悪魔の力に溺れるか!」

≪アポロ&シリウス武器追加後≫
<アポロvs両翅>

両翅「太陽の翼…! 一万二千年前の恨みを今、この世界で晴らしてくれる!」
アポロ「うるせえよ! そんないるんだか、いないんだか知らねえ奴はどうでもいい!」
シリウス「貴様の相手はこの私達が務める…!」
シルヴィア「受けてみなさいよ! 今の私達は身も心も一つに合体しているんだからね!」

<ロジャーvs両翅>
両翅「…様子見か? それとも、今から我らの戦いに介入する気か?」
ロジャー「何を言っている…?」
両翅「無限の牢獄は、もうすぐ破れる! 我々の未来を貴様達などに渡してなるか!」

<ヒドラー撃破>
〔ヒドラーに爆発〕
ヒドラー「まずい! このメカ要塞鬼を失うわけにはいかない!」「独眼鬼! 後の指揮はお前に任せる! 必ず奴らを倒すのだぞ!!」
〔敵ユニット離脱〕
鉄甲鬼「ヒドラーめ…。いつものごとく口先だけか」
甲児「せっかくの百鬼ロボットもあんなハッタリ野郎の指揮じゃ、怖くも何ともないぜ!」

<両翅撃破>
〔両翅に爆発〕
両翅「ぬうう! これ以上は私の力にケルビム兵が耐えられんか!」
アポロ「負け惜しみかよ! 堕天翅も、そこらは人間と変わらねえな!」
両翅「覚えているがいい、太陽の翼。貴様はこの私が地面に這いつくばらせ、生命の樹の一部にしてやる」
シルヴィア「生命の樹…!?」
両翅「それまで、精々生き長らえるがよい。さらばだ!」
〔第3軍ユニット離脱〕
アポロ「ちっ! 逃げやがったか!?」
シルヴィア「お兄様…生命の樹って?」
シリウス「わからん…。だが、その言葉の響き…奴らにとって重大なものであるのは間違いないだろう」
アポロ「生命の樹…か…」
音翅「またしてもやられましたね、あなたの太陽の翼に」
頭翅「そうかも知れない…。だが、種は蒔いた…小さな種だがな」
シリウス「………」

<敵&第3軍全滅・敵増援3出現>
独眼鬼「ば、馬鹿な! メカ要塞鬼までやられるとは!」
事務次官「信じられん! 人間共に我らが敗れるなど、あってはならない事だ!」
???(万丈)「その人間を見下したエゴの結果がこの敗北なのさ」
事務次官「何者だ!?」
???(万丈)「あいにくだが、悪党に名乗る名前は持っていない」
クッキー「各階の閉鎖、並びにパーティ参加者の拘束を開始します…!」
事務次官「な、何っ!?」
ビューティ「あかたのお仲間達は乾杯のドリンクに入れた眠り薬で夢の中よ」
レイカ「さあ、覚悟してもらうわよ。事務次官殿と独眼鬼さん」
独眼鬼「くそっ! このホテル自体が既に奴らの手に落ちていたか!」
事務次官「脱出だ、独眼鬼! 我々だけでも逃げるぞ!」
???(万丈)「最後のあがきって奴ね。無駄な真似をしてくれるよ…!」
梅江「サンドマンさんから通信が入りましたよ。向こうも、もうすぐ片付くそうです」
兵左衛門「そうか。作戦は成功したか」
勝平「って事は、俺達の勝利で終了ってわけね!」
弁慶「いや…まだだ、勝平」
竜馬「鉄甲鬼、お前はどうするつもりだ?」
鉄甲鬼「既に帝国に俺の居場所はない…」「俺に残されたもの…それはゲッターロボ! お前との決着だけだ!」
竜馬「やはり、戦うのか?」
鉄甲鬼「当然だ! さあ、ゲッターロボ! 俺の挑戦を受けてもらうぞ!」
竜馬「…みんな…一切の手出しはしないでくれ」
ミチル「リョウ君!」
隼人「奴は百鬼帝国を裏切ってまで俺達との勝負を望んだんだ」
弁慶「それを受けないってのは男が廃るってもんだぜ!」
源五郎「いいだろう。…鉄甲鬼、君の侠気を汲み、我々は一切の手出しをしない事を誓おう」「各機、帰還しろ!」
アポロ「リョウ、負けるんじゃねえぞ!」
甲児「あいつに本家ゲッターロボの力を教えてやれ!」
さやか「鉄甲鬼…」
鉄甲鬼「止めても無駄だぞ、女。俺はこの時のために祖国すら捨てたんだ」
さやか「それはわかってる。でも、これだけは言いたいの」「私達を助けてくれてありがとう…」
〔味方ユニット全機、兵左衛門へ移動〕
〔味方戦艦全機、後退〕

鉄甲鬼「ありがとう…か。フ…生まれてから、その言葉を聞くのは、これで二度目だ…」「女…お前には感謝する。最後に俺の知らない事を幾つも教えてくれた事にな」
〔鉄甲鬼、味方から敵へ〕
〔竜馬&鉄甲鬼、前進〕
竜馬「行くぞ、鉄甲鬼! 俺達は…ゲッターは絶対に負けない!!」
鉄甲鬼「来い、ゲッターロボ! これが俺の生涯を賭けたメカ鉄甲鬼の最後の戦いだ!」

<竜馬or隼人or弁慶vs鉄甲鬼>
鉄甲鬼「ゲッターロボ! 宣言通り、ここで決着をつける!」
竜馬「鉄甲鬼! お前は俺達を倒すためだけに戦っているのか!?」
鉄甲鬼「その通りだ! 俺には世界征服もブライ大帝もどうでもいい!」「ただ科学者として、お前を超える最強のロボを造る事だけが俺の生きる意味だ!」
隼人「フ…思ったよりも小さな男だな、お前は」
鉄甲鬼「何っ!?」
弁慶「お前のやってる事はただの自己満足だろうが!」
竜馬「そんな男に俺達は負けない! 負けてはならないんだ!!」

<鉄甲鬼撃破or敵増援3出現から3ターン後PP・勝利条件達成>
※※鉄甲鬼撃破の場合のセリフ※※
〔鉄甲鬼に爆発〕
竜馬「勝負ありだ、鉄甲鬼!」
鉄甲鬼「負けた…。俺のメカ鉄甲鬼が負けた…」
隼人「当然だ。ゲッターは、ただの戦闘ロボじゃねえ」「早乙女博士が障害を懸けたゲッター線研究の結晶だ!」
竜馬「そして、俺達はそのゲッターと共に守るべきもののために戦っているんだ!」
鉄甲鬼「俺は科学者としても戦士としても負けたのか…」「さあ俺を殺せ、ゲッターロボ。それが勝者の権利だ!」
竜馬「それは百鬼一族の論理だ」
弁慶「お前さん…もう百鬼帝国の一員じゃないんだから、そんな考えは捨てちまえよ」
鉄甲鬼「何…?」
さやか「そうよ、鉄甲鬼! 人間の心にショックを受けたあなたは鬼以外の生き方も出来るはずよ!」
鉄甲鬼「俺に…人間として生きろと言うのか?」
竜馬「人間も鬼も関係ない。…だが、俺達はお前は正しき道を勧める男だと思っている」
隼人「それにお前さんのメカ鉄甲鬼、まだまだ改良する余地はあるぜ。その可能性も潰しちまうか?」
鉄甲鬼「………」
竜馬「俺達と来い、鉄甲鬼。鬼のお前の知らなかった世界…正しき道を見せてやる」
鉄甲鬼「…わかった、ゲッターロボ。一度捨てた命だ…お前達と共に生きてみよう」
さやか「鉄甲鬼…」
甲児「さ、さやかさん…! ちょっとあいつの事…気にし過ぎじゃないか…!?」
マリア「いいじゃないの。甲児には、あたしがいるんだから」
さやか「何言ってるの、マリアちゃん。勝手に甲児君を自分のものにしないでよね!」
鉄甲鬼「わからん…。あれが人間の愛憎劇というものか…」
※※敵増援3出現の3ターン後PPの場合のセリフ※※
鉄甲鬼「………」
竜馬「鉄甲鬼…」
鉄甲鬼「…すまん、ゲッターロボ…。俺の勝手で始まった勝負だが…」
竜馬「言わなくていい…。お前の中の空しさは俺達もわかる…」
鉄甲鬼「すまん…」
竜馬「これから、どうするつもりだ?」
鉄甲鬼「俺は科学者の誇りのために祖国を失った…」「自分で選んだ道とはいえ、今の俺には全てが空しく思える…」
隼人「行くのか、鉄甲鬼…?」
鉄甲鬼「ああ…。ゲッターロボよ…お前は俺の敵であり、俺の最大の目標だった…」「もし、いつか俺の胸に情熱の炎がよみがえったら、お前の前に再び姿を現そう」「その時は俺と戦ってくれるか?」
竜馬「お前がそれを望むならな」
鉄甲鬼「フ…こういう時、人間は感謝の言葉を言うんだったな…」「ありがとう…」
さやか「鉄甲鬼…」
鉄甲鬼「さらば、ゲッターロボ! さらば、俺の永遠の宿敵よ!」
〔敵ユニット離脱〕
弁慶「…百鬼帝国の中にもあんな男がいるんだな…」
竜馬「さらば、鉄甲鬼…。俺はお前という誇り高き男を一生忘れないだろう…」

クワトロ「これで日本から百鬼帝国は駆逐されるだろう」
アスラン「しかし、重要な役職を百鬼一族に占められていた日本の混乱は、当分続くのではないでしょうか?」
レイ「日本への協力要請という我々の目的は結果だけ見れば、失敗ですね…」
レーベン「大丈夫です、皆さん」
〔味方ユニット出現〕
カミーユ「レーベン大尉…!」
ジロン「あの人も日本に来たのか!」
レーベン「皆さん、お疲れ様でした。今後、この日本は新連邦に復帰する事になります」
アムロ「何…」
兵左衛門「確かに混乱を収めるためにはそれが一番の得策かも知れんな」
源五郎「日本の独立も百鬼帝国の仕業と考えれば、元に戻るだけですしね」
レーベン「はい…。日本の秩序の回復と復興は我々カイメラが主導で行います」
アスラン「で、事実上、日本の協力は取り付けたと同じだな」
レイ「これで議長の願いを叶える事が出来そうです」
ホランド「…気に入らねえな…」
レントン「え…」
ホランド「………」
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

  ~ホテル 中庭~
事務次官「くそっ、独眼鬼め! 私を置いて逃げ出すとは!」
〔歩み寄る足音〕
ドロシー「見つけた…」
事務次官「お、お前は愛想の無いメイド!」
ドロシー「はずれ…私は本当はメイドじゃない」
〔画面、明滅〕
〔衝撃音〕

事務次官「何という力だ!? お前は人間じゃない! 化け物だ!」
???(万丈)「…レディに対して失礼な奴だ。まずはお前が正体を表せ…!」
〔銃声〕
事務次官「ひいっ!」
〔画面、フラッシュ〕
〔発光音〕

百人衆「くそっ! よくもやってくれたな!」
万丈「それはこっちの台詞だ、百鬼帝国。隣人とすり替わるというお前達の手口は、恐るべき侵略だったよ」「だが、それもここまでだ。お前はもう逃げられない…。百鬼帝国の全てを話してもらうぞ…!」
百人衆「百鬼一族をなめるなよ、人間が!! 貴様らに捕まるぐらいなら…!」
万丈「危ない! 伏せろ!」
百人衆「ブライ大帝、万歳っ!!」
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕

万丈「…まさか、自爆するとはな…。百鬼一族…僕の予想以上に恐るべき敵かも知れない…」
ドロシー「………」
万丈「大丈夫かい、お嬢さん? 見た所、怪我はないようだが…」
〔歩み寄る足音〕
ロジャー「その心配は無用だよ、ザ・ストーム。彼女はアンドロイドだ」
万丈「僕の通り名を知っているとはさすがだよ、ミスター・ネゴシエイター」
ロジャー「世界の裏道を歩けば、嫌でも君の名前は耳にする…」「謎の大富豪ザ・ストーム、日輪と共にある男…噂の破嵐万丈」
万丈「自己紹介の手間が省けたよ。以後、お見知りおきを、ロジャー・スミス」
〔走り寄る足音〕
トッポ「万丈兄ちゃん! 他の百鬼の奴らも捕まえたよ!」
万丈「ご苦労だったな、トッポ。レイカとビューティも」
レイカ「思い出すわ…。謎の大富豪のあなたを追ってここのホテルに潜入したのを…」「その後、あなたにスカウトされてアシスタントになったのはともかく…まさか鬼にお酌をする事になるなんてね」
サンドマン「古来より、鬼というものは酒に弱いと相場は決まっている」
不動「かの酒呑童子など、その最たる例だな」
万丈「お二人も疲れ様でした。ギャリソンやサンジェルマン城のメイド嬢達も頑張ってくれたようですね」
ビューティ「万丈! あたしも鬼にお酌したんだから、ちゃんと褒めてよね!」
万丈「はいはい…。ビューティも大活躍だったね」
ロジャー「ドロシー、君もよくやってくれた。ついでにサンジェルマン城のメイド嬢達から行儀作法を学んでくれれば、なお良しだ」
ドロシー「あの子達を見て、わかった事がある」「ロジャー…やっぱり、あなたの服の趣味、最低だわ」
ロジャー「私の美学とサンドマン氏の美学の相違を語り始めれば、一晩あっても足りない。それを聞く気があるかい?」
ロドシー「訂正する。あなた達、最低だわ」
サンドマン「だが、今日の勝利は君や彼女達の働きあってのものだ」「戦いは前線に出るだけではない…。百鬼帝国の敗北はZEUTHに気を取られ過ぎた結果だ」
ロジャー「見事な手並みです。だが問題は、これからの日本でしょうな」
不動「さて…鬼のいぬ間の洗濯が出来るかな…」

  ~キング・ビアル ブリッジ~
タリア「捕らえた百鬼一族が全員、自決下ですって…!?」
風見「サンドマンから連絡が入った。彼らは意識を取り戻すと、一人残らず自ら命を断ったそうだ」「口々に『百鬼ブライ』と叫びながらな…」
兵左衛門「ブライ…。鉄甲鬼も言っていたが、それが百鬼帝国の支配者の名前か」
ブライト「全員が自決するとは…まさに鉄の規律で統制された軍団です」
※鉄甲鬼が仲間にいる場合のセリフ※※
源五郎「だが、鉄甲鬼の話で百鬼帝国の全容がやっと見えてきましたな…」
タリア「ですが、連中の本拠地は移動可能な人工島だそうです」
※※鉄甲鬼が仲間にいない場合のセリフ※※
源五郎「だが、百鬼帝国の全容がやっと見えてきましたな…」
タリア「ですが、これまで得た情報から判断して、百鬼帝国の本拠地は移動可能な施設である可能性が高いようです」

タリア「その位置がつかめない以上、こちらから攻め込むのは難しいでしょう」
兵左衛門「結局、向こうの出方を待つしかないというわけか…」
風見「そして、再び日本が攻撃対象になる可能性もあるでしょう」
〔歩み寄る足音〕
レーベン「そのために我々がいます」
タリア「お疲れ様です、レーベン大尉。その様子では、何とか日本政府との折衝はまとまったようですね」
レーベン「は、はい…! しかし、実際の会談はエーデル准将との通信で行われましたので…自分はその仲介をしただけです!」
ブライト(相変わらずだな。レーベン大尉の女性恐怖症は…)
シュラン「レーベン…。そろそろ私を紹介してもらえないか?」
レーベン「そうだな、シュラン。そのためにも君に、こちらへ来てもらったのだから」
兵左衛門「こちらもカイメラ隊の方なのかな?」
シュラン「自分はシュラン・オペル大尉。レーベンと同じくカイメラ隊に所属し、2番隊の隊長を務めております」「ZEUTHのお噂は以前より聞き及んでおりました。以後、お見知りおきを」
ブライト「こちらこそ、よろしく頼む」
レーエン「シュランは日本地区の担当となり、指揮下の2番隊が治安の維持に当たる事になります」
源五郎「それは大変ですな。おそらく市民は再度の連邦への加入に混乱するでしょうから」
シュラン「ご心配なく。私には他地域の混乱を鎮め、秩序の回復を成功させてきた自負があります」「必ず、この日本も進むべき未来へ導いてみせましょう」
レーベン「シュランの2番隊はこの手の任務専門の部隊なんです」
タリア「それは心強いわね」
シュラン「日本の復興は我々が担当します」
レーベン「皆さんは新たに合流したマジンガーチーム、ゲッターチームと共に、次の目的地へと向かってください」「なお、些少ですが、がカイメラからも資金の援助をさせていただきます」
タリア「彼らの加入とあなた方の支援があれば、日本の協力が得られたも同然ね」「これで議長に任務成功を報告する事が出来るわ」
〔歩み寄る足音〕
ジャミル「少し待ってもらおう、グラディス艦長」
ホランド「喜んでるところで悪いがよ、俺達はここで抜けさせてもらうぜ」
タリア「え…?」
ホランド「性に合わねえんだよ、こういうのはよ…」
兵左衛門「………」

  ~サンジェルマン城 大広間~
ランド「じゃあな、ロラン。お前には随分と世話になったな」
ロラン「ランドさんもお元気で。親方さんが見つかる事を祈ってます」
メール「ありがとう、ロラン」
ランド「俺達の目的は親方捜しだからよ。このままザフトと連邦のドンパチに首までつかるってのは考えものなんでな」
ソシエ「何よ! ランドはこの世界が新連邦の中の悪い奴らに支配されちゃってもいいの!?」
ランド「そうは思わねえよ。…だが、だからと言ってプラントが勝てば、それでOKとも思ってねえけどな」
ホランド「修理屋の言う通りだ。戦争ってのは、どっちが勝っても結局は変わらねえもんさ」
ロラン「僕はそうはおもいません。プラントのデュランダル議長やグエン様もそうならないように考えていらっしゃいます」
ランド「わかってるさ、ロラン。お前みたいな奴を見れば、そういうのも少しは信じられるってな」「だから、元気でやれよ!」
ロラン「はい…!」
甲児「じゃあな、リョウ。百鬼帝国の調査はお前達に任せるぜ」
竜馬「ああ…。必ず奴らの本拠地を見つけてみせる」
隼人「そのためには自由に動きまくる連中と行動を共にした方がいいからな」
鉄也「アクエリオンチームもゲッターチームと同じく、月光号と行くのか?」
シリウス「元々、我々ディーバは対堕天翅の剣だ。戦争には極力介入しない方がいいと不動司令も判断されたのだろう」
アポロ「面倒な話だぜ。ムカつく野郎は堕天翅でも人間でも鬼でも異星人でもぶっ飛ばせばいいのによ」
勝平「アポロの兄ちゃんの言う通りだぜ。きっとじいちゃんも、そう考えてザフトの法についたんだろうな」
エイジ「サンドマンも同じだろうぜ。俺達にもミネルバと一緒に行けって言ってたからな」
甲児「ま…俺の場合、ただ単純にデュランダル議長が好きだってのもあるけどな」
ガロード「へえ…初耳だな、そりゃ」
レントン「理由聞いていいっスか?」
甲児「あの人…ナチュラルとコーディネイター、地球と宇宙移民者の垣根を越えて、この世界で共に生きてこうって言ってるだろ」「そういう考え方…俺は好きだな」
レントン「そうですね。俺もそう思います」(ホランドは、そうじゃないみたいだけど…)
ゲイナー「…でも、僕はやっぱり戦争の手伝いはしたくない」
カミーユ「ゲイナー…」
ゲイン「好きにしな、ゲイナー。お前に雇われている以上、俺はお前の決定に付き合うぜ」
カミーユ「その通りだ、ゲイナー。みんな、自分でこのままいくか、別れるかを選んだんだ」
アムロ「君は自分だけのゴールを見つけるためにエクソダスしたんだろ? ならば、自分で決めるんだ」
ゲイナー「…やっぱり、僕は月光号やアイアン・ギアーと行きます」「目的のない旅かも知れませんが、そこでエクソダスを続けるつもりです」
ロラン「うん…。頑張ってね、ゲイナー」
エルチ「しかし、意外でした…。今までの付き合いもあるから、御曹司はあたし達と行かれると思いましたのに」
グエン「済まない、エルチ艦長。イングレッサを奪還するためには私も戦わねばならない…」
ギャバン「そういうわけで、ミリシャはザフトに協力する事になったんだ」
ジロン「元気でな、ロラン…。アメリアに跳ばされた時のお前がくれたパン、美味しかったぜ」
ロラン「ジロンも色々とありがとう。また会える事を祈ってるよ」
ロアビィ「大げさだぜ、お前ら」
ウィッツ「一生の別れってわけじゃねえんだぜ。もっと気楽にいけよ」
闘志也「そうだな。UNがあるんだから、いつでも話ぐらいは出来るしな」「マリン…俺達はミネルバと行くが、たまには連絡くれよな」
マリン「え…」
甲児「バルディオスはゲッターやアクエリオンと同じく遊撃隊扱いで、フリーデンと行く事になったけど…」「これで俺達の絆が消えるわけじゃねえからな」
マリン「ああ…」
雷太「ちっ…闘志也や甲児は甘いぜ。あいつは敵異星人だってのによ」
キラケン「文句を言うな、雷太。そんなにマリンが嫌いなら、お前だけこっちの部隊に来い」
雷太「出来るわけねえだろ、そんな事が!」
桂「だったら、グチをこぼしなさんな。男ぶりが下がるぜ」
ルナマリア「ほら…シンもみんなに別れの挨拶、してきなよ」
シン「え…?」
アスラン「確かに一生の別れではないが、もう会えない人間もいるかも知れない」
ルナマリア「だからさ、ゲイナーやサラ、ガロードや桂さん達に挨拶しとこうよ」
シン「…そうだな…。あいつらも一緒に戦った仲間だものな」
アスラン「………」
レイ「いいのですか?」
アスラン「何がだ?」
レイ「フリーデン、アイアン・ギアー、月光号、グローマ…。去っていく者達への処置です」「彼らの決定はデュランダル議長への反逆行為だと言えます」
アスラン「考え過ぎだ、レイ。彼らは統制された行動を嫌う人間で、違う生き方を選んだだけだ」「その選択は議長も認めている」
レイ「…わかりました。ですが、彼らが我々の敵となった場合、自分はためらうつもりはありません」
アスラン「俺もだよ」「…事実、俺は前の戦争ではそうしてきたのだからな…」
レイ「………」
ロジャー「別れの時か…。もの悲しさよりも希望に満ち溢れているのは微笑ましいものだ」
ドロシー「そんなに彼らが気に入ったのなら、どちらかと一緒に行けばいいのに」
ロジャー「ザフトとエゥーゴを母体とした一団は再びガリアに渡り、そこからシベリアを横断してジブラルタルへ向かう…」「一方の体制に組み込まれる事を嫌い、自由を尊ぶ一団は、目的地を決めず太平洋を南下するそうだ」「だから、私はその真ん中を行こう。自分の目で真実の在処を確かめるために」
ドロシー「ヘソ曲がりに理屈をつけても誰も納得しないわ」
ロジャー「誰に理解されなくてもいいさ。彼らも私達も自分の意志でこれからの旅を決めたのだからな」「それぞれの旅に幸運が訪れる事を互いに祈ろう」
ジャミル「アムロ大尉…」
アムロ「ジャミル艦長…。あなたともここでお別れですが、無事を祈らせていただきます」
ジャミル「…別れの前に君に一つだけ聞きたい事がある」
アムロ「…ニュータイプの事ですか?」
ジャミル「そうだ…。教えてくれ…君の世界でのニュータイプの意味を…」「そして、君の考えを聞かせてくれ。我々の世界のニュータイプ…ティファの存在する意味を…」
アムロ〔ニュータイプの意味…」
ジャミル「旧中央政府はニュータイプを集めていた。そして、新連邦もニュータイプの研究を進めていると聞く…」「私はティファを守り、その力を悪用しようとする者と戦っていくつもりだ」
アムロ「それが15年前の戦争で南半球を崩壊させたというあなたの償いですか?」
ジャミル「知っていたのか…?」
アムロ「ニュータイプ研究所であなたの名前は聞かされましたから」
ジャミル「…15年前…私は中央政府の兵士として宇宙革命軍と戦い…」「彼らのコロニー落としを阻止するため、GXのサテライトキャノンを使用した…」
アムロ「それに動揺した革命軍はコロニーを次々に落下させ、結果として南半球は壊滅的な打撃を受けた、と」
ジャミル「その悲劇の引き金を私は引いたのだ…」
アムロ「あれは事故です」
ジャミル「………」
アムロ「…そして、ニュータイプの意味ですが…そんなものはありませんよ…」
ジャミル「何っ…?」
アムロ「………」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔味方戦艦出現済み〕
タリア「ロジャー・スミス氏は?」
アーサー「朝早くに出発しました。大げさな見送りは不要だと…」
メイリン「あの人って、ちょっと変わったこだわりを持ってますよね」
タイア「彼流の美学ってところね」
モーム「あ~あ…せっかくドロシーさんとまた会えたのに、すぐにお別れかぁ」
大尉「何を言うか、モーム。同じロボット仲間なら、このワシがいるだろうが」
モーム「じゃあ、大尉…! お洗濯やお掃除、手伝ってくれます?」
大尉「そ、それは…」
モーム「ブリギッタ達ともお別れなんですから、人手が足りないんです。嫌でもやってもらいますからね!」
シャイア「はいはい、喧嘩はそこまで。そろそろ出発よ」
ミムジィ(ザフトの部隊がチラムを引きつけてくれればエマーンへも安全に旅が出来る…)
シャイア(グラディス艦長には悪いけど、ここは囮に使わせてもらいましょう)
コトセット「しかし、本当にいいんですかね、お嬢さん?」
エルチ「このままザフトと一緒にいたら、本気で連邦軍と戦わなくちゃならなくなっちゃうもの」「でも、ここで別れれば、きっと連邦軍は向こうを追っかけてこっちは見逃してくれるわよ」
コトセット「ま…あたし達としちゃ、連邦が勝っても、ザフトが勝っても関係ないですけどね…」
エルチ「これからはグローマを見習ってちゃんと運び屋をやるわよ! もうザフトからの報酬はないんだから!」
ティファ「………」
ジャミル「心配は要らない、ティファ。私達は私達でやっていくだけだ」
トニヤ「でも、ザフトと一緒に方が安全は保障されるんじゃないですか?」
ジャミル「…そうかも知れない。だが、明日をも見えない世界だ…我々は進む道を自ら決めよう」
シンゴ「ザフトと行動を共にすれば、そういった自由はありませんからね」
ジャミル(アムロ大尉…。私も自分で答えを探してみるつもりだ。ティファと仲間達と共にな…)
ハップ「俺もあのサングラス艦長の考えに賛成だな」
ホランド「さすがはニュータイプって奴だ。ま…俺の勘も、このままじゃロクな事にならないって言ってるがな」
ジャミル「それがゲッコーステイトの離脱の理由か?」
ホランド「俺は俺の知らない所で物事が決まっていくのが嫌いなのさ」「会った事もない誰かの指示でホイホイ動くのは、もうたくさんだ」
エルチ「同感! やっぱり自分の歩く方向は自分で決めないと!」
ホランド「その通りだ。…ねだるな、勝ち取れ! さすれば与えられん!!」
タルホ「それじゃ、行こっか!」
ジャミル「ZEUTH各艦、出発!」
ランド(じゃあな、ダチ公…。縁があったら、また会おうぜ…)
〔ジャミル&エルチ&シャイア&タルホ、マップ端へ移動〕
〔味方戦艦離脱〕

ブライト「行ってしまったか…」
兵左衛門「彼らには彼らの生き方がある…。そして、我々には我々の戦いがある」
タリア「ええ…私達も出発しましょう。…ZEUTH各艦、始動! 目標、ガリア大陸…ホンコン!」
アーサー「了解! 各艦、始動!」
〔ブライト&タリア&兵左衛門、マップ端へ移動〕
〔味方戦艦離脱〕

シロー「アニキーッ! みんなーっ! 頑張ってなーっ!」
元気「お姉ちゃんーっ! みんなーっ! 元気でねーっ!」
サンドマン「戦士達の旅立ち…。その目指す先が違おうと、雄々しく羽ばたけ…」
不動「リーナ…見えるか?」
リーナ「どちらのZEUTHも行く手に暗雲が立ち込めてるわね」
ジェローム「そんな…! アクシデントが予知出来ていたなら、何かアドバイスをするべきです!」
サンドマン「…暗雲は嵐を呼び、雨を降らせる…」
不動「だが、風は空気を入れ替え、雨は大地を潤す…」
ジェローム「え…」
レイヴン「つまり、必ずしも凶事を指しているとは言えないという事ですよ」
不動「無論、吉事だとも言えないがな」
リーナ「さて、どうかしら…」
サンドマン「美しく舞え、戦士達よ…。その心のままに…」

北アメリア大陸 新地球連邦本部

  ~新地球連邦軍 高官用執務室~
ジブリール「…通達は異常です、エーデル・ベルナル准将」
エーデル「私が賢人会議の一員に?」
ジブリール「ジャミトフも約束の地の三賢人もあなたの功績を買っているという事です」
エーデル「…わかりました。謹んでお受けいたします」
ジブリール「これで今日からあなたもこの多元世界の行く末を決める一人となります」「もっとも、いずれは老人達には退場を願う事になるでしょうけどね」
エーデル「………」
ジブリース「その時には、あなたの力にも期待させていただきます。では…」
〔モニターの閉じる音〕
エーデル「新地球連符の影の支配者、賢人会議…。私が、その一員となる…」「これはチャンスかも知れないが、我々の動きを気取られる可能性もある…」
ジエー「アイラビュ~! エーデル様、ここはポジティブシンキングでいきましょうや!」
エーデル「…ジエー博士、状況は?」
ジエー「ほほほい! レーベンとシュランから報告が入りましたぞい。日本の後始末は全て順調だそうですにゃ」
エーデル「ZEUTHは?」
ジエー「うひょひょ! あの連中、仲間割れしましたにゃ! こいつは予想外だったですな、むふふん!」「ジャミトフとジブリールは片方にファントムペイン、もう片方にアゲハ隊を当てるらしいですぞい」
エーデル「すぐにレーベンを通じて双方のZEUTHに両隊の情報を送りなさい…!」
ジエー「えーっ! 黙ってた方が面白いと思いますがのう…」
エーデル「遊びで戦っているのではありません! 我々も彼らもも世界平和のために…」
ジエー「アイラビュ~! そう怒らないでくださいませ、エーデル・ベルナル准将」
エーデル「!」「…わかりました。では、博士は御自分の研究を進めてください」
ジエー「うひょひょ! では、そうさせてもらいますにゃ。失礼させてもらいます、うほほい!」
〔ハッチの開閉音〕
エーデル「…頼みますよ、ジエー博士。そして…」「負けてはなりませんよ、ZEUTH。あなた達は、この混沌の世界を変える力なのですから…」
【シナリオエンドデモ終了】

【バザー】

エネルギー不足は、これで解消。ソーラーパネル、販売中。

【概要】
 日本の闇に巣食う百鬼帝国を一掃するために戦う一
行。彼等の勝利により、日本は再び新地球連邦に加入
する事になるのであった。


● No24「光子力研究所奪還作戦」 へ戻る

● 女主人公 → No26A「ホンコン・シティ」 へ進む

  男主人公 → No26B「イントゥ・ザ・ネイチャー」 へ進む


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