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No.33C
ロンリー・ランナウェイ

【シナリオデモ開始】
レントン(計画なんて何も無かった…。ただ行けるとこまで行きたくなった…。でも、一人になって、わかった事がある)(色々あって居場所もなくなっちゃったけど、あそこでは…ZEUTHでは俺は一人じゃなかったって事だ…)(これから俺…どうすればいいんだろう…)
???「どうしたの、ボク…? もしかして、家出…」
レントン(女の人の声…?)
???「行く所なんて無いんだろ…? あたしと一緒においでよ?」
レントン「いいんですか!?」
グレタ「もちろんさ。全てあたしに任せておきな」
レントン「!!!!!」
グレタ「このグレタ・カラスの甲斐性は子供が一人二人増えたところでビクともしないよ」「おんや…よく見れば、あんた、可愛い顔してんじゃないのさ。ふふ…いい拾い物をしたみたいだよ」
レントン「ご、ごめんなさい~!! 辞退させていただきます~!!」
グレタ「ちょっと! 待ちなよ、坊や!!」
レントン「ぼ、僕なんて食べてもきっと美味しくないですから~!!」
〔走り去る足音〕

レントン「はあ…はあ…。何とか…逃げ切れたみたいだ…」「でも、もしかしたら…あの人…本当に親切な人だったのかも…。だったら、悪い事しちゃったかな…」
〔ぶつかる音〕
〔画面、振動〕

レントン「うわっと!」
エニル「大丈夫、君? 余所見してると危ないわよ」
レントン「す、すいません…!」(今度は本当に綺麗なお姉さんだ…。それに…)
エニル「?」
レントン(すっごく柔らかかった…)
エニル「あたしの胸に何かついてる?」
レントン「い、いえ! 立派なものがついていらっしゃってその…」
エニル「ふふ…もしかして、君って家出少年?」
レントン「………」
エニル「図星だったみたいね。…ねえ、お腹減ってる?」
レントン「え…」
エニル「こうやって知り合ったのも何かの縁って奴だからね。ご飯、おごってあげるわ」
レントン「あ、ありがとうございます…!」

エニル「…そう…。細かい事はよくわからないけど、色々あったみたいね」
レントン「ありがとうございました。ご馳走になった上に話まで聞いてもらって」
エニル「じゃあ、頑張ってね。あなたの自分探しが上手くいくのを祈ってるわ」
レントン「え…それだけなんですか!?」
エニル「それだけって…何かアドバイスでもして欲しかった? それともペットにでもして欲しい?」
レントン「それは…その…」
エニル「駄目よ。誰かに答えを教えてもらえるなんて思ってたら」「それじゃ家出した意味がないじゃない」
レントン「え…」
エニル「いつまでも子供の気分でいたら何にも出来ないままよ。それとも…」「…早く帰った方がいいわ。みんな、あなたを心配してるから。大丈夫…みんな、許してくれるわよ」「…っていう言葉が欲しい?」
レントン「………」
エニル「ふふ…さすがに怒るか?」「でも、安心した。まだそれぐらいの元気が残ってるのがわかったから」
レントン「…あなたはどうして俺に声をかけたんです?」
エニル「暇つぶし、好奇心、成り行き…。そんなところかな?」
レントン「ふざけないでくださいよ! 俺…真剣に相談しちゃったのに…」
エニル「ごめんね。でも、昔の自分を見てるようで歯がゆかったから」
レントン「…お姉さんも元家出少女?」
エニル身の上話をするつもりはないわ。でも、あたしみたいになっちゃ駄目よ、レントン」
レントン「え…」
エニル「じゃ…縁があったら、また会いましょうね」
〔歩き去る足音〕
レントン「俺…あの人に自分の名前、言ったっけ…」「そう言えば、あの人の声…どこかで聞いた事があるような…」
〔ハウリングの音〕
レントン「うわっ!?」
チャールズ「すまんな、少年! PAのトラブルだ!」
レントン「な、何なんですか…? この音…」
チャールズ「何って…イベントだよ、ダンスだよ。たまには野外をハコにするのもいいだろ?」
レントン「…みんな、踊ってる…」
チャールズ「さ…次はちょいと変わり種! もうすぐ夜だ…ヨコノリでいこうか!」「シベリアのシーンで最も熱い…いや、シベリアだkら最もクールなナンバーだ!」
〔BGM「ミイヤの祭」〕
レントン「この曲…ランドがディスクを持ってた…」
チャールズ「お…『ミイヤの祭』を知ってるとはなかなかやるな、少年!」「もっとも…今日の客のノリとはちょいとズレちまったみたいだがな」
レントン「はあ…」
チャールズ「どっからだ、少年? まさかシベリアか?」
レントン「あっちにいた時もありました。…今はボードで一人旅してます」
チャールズ「いいねえ…いいトラパーを求めて気ままなリフの旅か?」
レントン「え…え~と…その…」
チャールズ「その心は…センチメンタル・ジャーニーか? ハハハハハハ、青春だな!」「俺はチャールズ・ビームス。よろしくな!」
レントン「レ、レントンです」
チャールズ「レレントンとは変わった名前だな、おい」
レントン「レントンです!」
チャールズ「こいつは失敬! どっかで聞いたような名前だが、まあそこらにあるもんだな、ハハハ!」
レントン「………」
チャールズ「おいおい! ハイなのは悪くないが、さっきのはからかってんだぜ」
レントン「それくらいわかってますよ」「でも…何だか人の笑い声なんて聞くの久しぶりだったんで、つい…」
チャールズ「そっか…」
〔走り寄る足音〕
ガロード「レントン! 見つけたぜ!!」
レントン「ガロード…」
ガロード「心配かけやがってよ! ゲインやジロン達も捜してんだぜ!」
レントン「………」
ガロード「さ、帰ろうぜ。ゲイナーやアポロ達も待ってるからよ」
レントン「…それは出来ないよ…」
ガロード「どうしてだよ!? ホランドがブツクサ言ってきても無視してりゃいいって」
チャールズ「…!」
レントン「でも、俺! ここでガロード達に連れ戻されちゃ、あまりに惨めじゃないか!」「俺…まだ何にもやってないのに! こんなんじゃ…」
ガロード「お前…」
レントン「そりゃさ…最初はエウレカの事でいたたまれなくなって家出したけど…」「それだけじゃないんだ…。それだけじゃ駄目なんだ、俺…」
チャールズ「いい! 実にいいぞ、少年!」
ガロード「何だよ、おっさん。あんたには関係ないだろ…!」
チャールズ「関係ないってのは寂しいな。この世界でこうして俺達が出会ったのも一つの縁なんだから」
ガロード「そう言えば、そうだけどよ…」
チャールズ「…盛り上がってきたところだが、続きはちょっと待ってくれ。向こうでモメ事が起きてるみたいだ」
パーラ「…放せよ! あんたらに構ってる暇なんて無いんだよ!」
ブレーカー「そう連れない事を言うなって。お姉ちゃん…この辺りの人間じゃないんだろ?」
ブレーカー「だったら、俺達が案内してやるぜ。表から裏まで、たっぷりねっちりとよ」
パーラ「じゃあ、アーガマに連れてってよ。あたしはそこに行かなきゃならないんだ」
ブレーカー「アーガマ? チーズの入ったカマボコか?」
ブレーカー「そりゃチーママだっての!」
ブレーカー「それは飲み屋のオカミ! 俺が言いたかったのはチーカマ!」
〔歩み寄る足音〕
レイ「いい加減にしな、あんたら。見苦しいんだよ」
ブレーカー「何だよ、姐さん!? 関係ねえ奴はひっこんでな!」
レイ「そういうわけにもいかないのさ。このイベントの主催者としてはね」「ナンパもイベントの華だけど、あんたらみたいな下品でムサい連中は出入り禁止だよ!」
ブレーカー「こ、このアマ! 俺達が下品でムサいだと!?」
ブレーカー「当たってるだけに許せねえ!!」
チャールズ「そこまでだ、兄さん達」
ブレーカー「何だよ、お前…!?」
チャールズ「マイ・ワイフに代わってこっからは俺が相手だ。ケガしたくないんなら、とっとと失せな」
ブレーカー「こ、こいつの迫力…只者じゃねえ!」
ブレーカー「く、くそっ! カラス一家をナメんなよ! こうなりゃ、やってやろうじゃん!」
パーラ「え…!?」
チャールズ「逃げろ、プリティガール! そいつらの狙いは君だ!」
ブレーカー「行きがけの駄賃だ! こいつはさらってくぜ!!」
ガロード「そうはさせるかってんだ!」
〔画面、明滅〕
〔殴打音〕
〔画面、振動〕

ブレーカー「ぬおえあ!?」
ガロード「女を狙うような悪党はこのガロード・ラン様が相手になるぜ!」
ブレーカー「ちっきしょおおっ! こうなりゃ、あっちの姐さんを!」
レントン「うおあああああああああああああっ!!」
〔画面、明滅〕
〔衝突音〕
〔画面、振動〕

ブレーカー「ぶべらばああああっ!?」
チャールズ「ナイスタックルだ、少年!」
ブレーカー「く、くそぉぉぉっ! 覚えてやがれよ、お前ら!!」
〔複数の走り去る足音〕
チャールズ「いいねえ、三下の様式美だねえ。捨て台詞もバッチリだ」
〔歓声〕
レイ「皆さん、お騒がせしましたぁ! 引き続きイベントを楽しんでください!」
ガロード「大丈夫か、お前…? ケガはないか?」
パーラ「う、うん…ありがと。普段なら、あんな奴ら…ぶん殴ってやるけど重力のせいで勝手が違って…」
ガロード「…って事は、お前…宇宙からか?」
パーラ「あたしはパーラ・シス。ついこの間、地球に来たばっかりだ」
ガロード「やるなあ…! 相克界を突破してきたのか!」
レントン「いってぇ…。いくら何でも勢いつけ過ぎた…」
レントン「ありがとう、君。おかげで助かったわ」
チャールズ「ナイスガッツだ、レントン。旦那として礼を言うぜ」
レントン「ダンナって…」
チャールズ「紹介しよう。愛しのマイ・ワイフだ」
レイ「レイよ、よろしくね」
レントン「は、はい! こちらこそ、よろしくです!」
〔爆発音〕
〔画面、振動〕

レントン「な、何だ!?」
ガロード「さっきの奴らだ! あいつら、ウォーカーマシンを持ち出しやがったぞ!」
チャールズ「ったく! チンピラがふざけた真似をしてくれる!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「ロンリー・ランナウェイ」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現済み〕
〔マップ上に爆発〕

ブレーカー「ハッハッハ! 燃えろ、燃えちまえ! コンチキショー!!」
ブレーカー「しかし、腹いせに殴りこみとは俺達ってモロに悪役だな」
ブレーカー「気にするこたぁねえよ! こんな世の中だ! 面白おかしく生きようぜ!」
ランド「んじゃ、ぶちのめされても文句はねえな!」
〔味方ユニット出現〕
ガロード「ランド達か!」
レントン「みんな…」
チャールズ「ほう…少年のお仲間か。随分と派手な一団だ」
桂「よう、ガロード。レントンを見つけたみたいだな」
ジロン「こいつらの相手は俺達がする! お前達は下がってろ!」
ガロード「了解だ! 行こうぜ、パーラ!」「あれ…? あいつ…どこに行ったんだ…?」
レイ「あの子なら真っ先に逃げてったよ」
チャールズ「ありがとよ、助っ人さん達! とりあえず、頼むぜ!」
ブレーカー「な、何だよ、お前ら! 正義の味方のつもりか!?」
桂「悪いな。そんなつもりは欠片もない」
ゲイン「どっちかって言えば、世間ではその逆で通ってる」
レーゲン「そ、そんなぁ!?」
ランド「お前よぉ…ここまで来たんなら腹くくれよな」
メール「ドンマイ、レーベン大尉! その内、気にならなくなるから」
レーベン「エーデル准将…自分…道を誤りそうです…」
ジロン「それじゃ行くぜ! 街を焼いた以上、やられても文句は言うなよ!!」
<戦闘開始>

<敵9小隊以下or2PP・味方援軍1出現>

〔味方ユニット出現〕
チル「ジロン! 見た事ない飛行機が来たよ!」
ジロン「ブレーカーのお仲間か!?」
パーラ「その逆! あたしはあいつらをやっつけに来たんだ!」
〔味方ユニット出現〕
ガロード「そっちの戦闘機に乗ってるのってパーラか!?」
パーラ「ガロード! もしかして、そのガンダムって中央政府が造ったタイプ!?」
ガロード「あ、ああ…。まあ、それに似たようなもんだ」
パーラ「ガロード、力を貸して! あいつらにお返しするよ!」
〔パーラ、ガロードと小隊統合〕
〔ガロード、合体〕

桂「DXと戦闘機が合体した!?」
パーラ「やったぁ! やっぱり合体出来たよ!」
ガロード「どうなってんだ、パーラ!?」
パーラ「この機体はGファルコン。15年前の戦争でガンダムをサポートするために造られたんだ」
ランド「なるほど。だからGXをベースにしたDXとも合体出来たってわけか」
ガロード「でも、パーラ…どうして、お前…そんなもの持ってるんだ?」
パーラ「こう見えてもあたし、エゥーゴの一員だからね」
ガロード「何…!?」
パーラ「詳しい話は後で! Gファルコンはサテライトキャノンのエネルギーパックにもなる」「合体していれば、チャージに必要な時間も短くなるんだ!」
ガロード「そいつはいい! …行くぜ、ナンパ野郎! さっきのお返しをさせてもらう!」

<敵7小隊以下or味方援軍1出現の次PP・味方援軍2&敵増援1出現>
メール「ダーリン! 何か来るよ!」
ランド「どうせゴロツキの集団だ。何機来ても、物の数じゃねえぜ!」
メール「でも、飛んでる機体もいる!」
〔敵ユニット出現〕
〔カーソル、ドランを指定〕

チル「うわあ、ドランだ! 久しぶりに見た!!」
ジロン「珍しいな! イノセントが倒れてからほとんど見かけなかったのに!」
グレタ「あたしは物持ちがいいんだよ」
ジロン「そ、その声! グレタ・カラスか!?」
グレタ「久しぶりだね、ジロン・アモス」
ジロン「後家だーっ! また後家が出たぞぉぉぉぉっ!!」
グレタ「第一声がそれかい! 憎たらしさは変わらずだね!」
ケジナン「ちょ、ちょっと! グレタ姐さん! 本隊に合流する前に戦力を減らすのは不味いって!」
ゲイン「シベ鉄の連中もいるようだぜ」
ランド「見飽きたような、懐かしいような…」
エンゲ「姐さん! ここはとっとと退きましょう!」「あいつらの始末は本隊と合流してからで…」
グレタ「男のくせに情けないね! カラス一家を雇ったのは、あいつらを始末するためなんだろ?」「だったら、手っ取り早くここで決着をつけてやるよ!」
ジロン「相変わらずの肝っ玉ぶり! これは嬉しくない!」
グレタ「目立つから潰すよ!! まずはあいつ!!」
〔ガロード、グレタへ接近〕
〔グレタ、ガロードを通過〕
〔ガロードに爆発〕

ガロード「うわっ! あいつ、飛べるのかよ!」
グレタ「ハハハハハハ! ウォーカーマシンだからって地べたを走るだけじゃないんだよ!」
パーラ「この年増! よくもやってくれたね!」
グレタ「ケツの青い小娘がうっさいんだよ! 熟女の魅力を見せてやる!」
???(エニル)「ガロードにはやらせない!」
〔味方ユニット出現〕
〔エニル、グレタを通過〕
〔グレタに爆発〕

グレタ「ちいっ! 邪魔が入ったか!」
〔グレタ、後退〕
ガロード「エニル!」
エニル「また会えたわね、ガロード。…この間と今日のこれで借りを返した事になるのかしら?」
ガロード「何言ってんだよ! もう十分にお釣りがくるぜ!」
エニル「じゃあ、そのお釣りであたしを雇わない? 損はさせないわよ」
ランド「まどろっこしいな、姐さん! ダチの間に貸し借りは無しだ!」
エニル「友達か…。悔しいけど、その壁は越えられないのね…」
ガロード「え…?」
桂「やるねえ、ガロード。お前にこんな甲斐性があったとは!」
グレタ「ええい! またあたしの邪魔をする小娘が出てきたよ!」
エニル「悪いわね、お姐さん。これでもそれなりの修羅場はくぐってるの」「青臭いガキでもなければ、無駄に年食ったオバサンでもないわよ」
パーラ「何かカチンと来た…!」
ガロード「勘弁してやってくれ、パーラ。エニルは俺達の仲間だからよ!」「みんなもエニルの事、文句ないよな?」
ゲイン「そっちの姐さんとお前の問題だ。口を挟む気はないね」
ジロン「この間の戦闘でも助けてもらったんだ。ガロードがいいって言うんなら、どうこう言うつもりはない」
ガロード「そういうわけだ、エニル! 改めて、よろしく頼むぜ!」
エニル(ありがとう、ガロード…)
グレタ「こうなったら、とことんやるよ! シベ鉄のガニマタと眼帯もいいね!?」
エンゲ「なあ、ケジナン…。やっぱり、俺達って…」
ケジナン「言うんじゃねえ! 生きていれば、いつかはいい事もきっとあらぁ!!」
ゲイン(敵ながら少し同情しちまうな、あいつらには…)
グレタ「行くよ、ガキ共! グレタ姐さんを甘く見た事を後悔させてやる!」
レイ「後悔するのは…」
チャールズ「そっちの方だ」
〔味方ユニット出現〕
パーラ「また何か来た!」
ガロード「もしかして、さっきのおっさん達か!」
チャールズ「その通りだ少年。遅くなって悪かった」
レイ「せっかくのイベントをぶち壊してくれた礼はたっぷりしなくちゃね」
桂「へえ…イカしたKLFじゃないの!」
チャールズ「ありがとよ、兄さん。こいつが俺達の自慢のスピアヘッドだ」
グレタ「どいつもこいつも邪魔しに来て! こうなったら全部やってやるよ!」
ジロン「みんな、気をつけろ! 年増は怒ると手に負えないぞ!」
ランド「桂…ご婦人の扱いはお前に任せる!」
桂「う~ん…年上も嫌いじゃないが、ヒステリーはノーサンキューだ。ゲイン、よろしく!」
ゲイン「悪いな…俺のライフルはご婦人を撃つのは向いてない」
ランド「おいおい、夜のスナイパー! 選り好みすんなよな!」
ゲイン「これでも美食家のつもりなんでな」
グレタ「お前らーっ! その減らず口、力ずくで閉じてやる!」
レーベン「あ、あの…あまり相手を挑発するような事を言うのは…」
ジロン「いいの、いいの! 俺達流の戦法みたいなもんだから!」
レーベン「はあ…」
チャールズ「それじゃいこうか! こっからが俺達のステージだ!」

<ケジナンと戦闘>
ケジナン「雪も線路もなくてもシベ鉄は健在だ!」「総裁の座に上り詰めるまで俺は絶対に死なねえぞ!!」

<エンゲと戦闘>
エンゲ「成り行きで戦闘になっちまったが、こいつらを倒せば考課の足しになるはずだ!」「シベリアの恨みだ! 昇給の餌になってもらうぞ!」

<ランドvsグレタ>
メール「やっちゃえ、ダーリン! 年増なんか、ぶっとばせ!」
グレタ「もしかして、あんた…噂のザ・クラッシャーかい!」「しかし、驚いたねえ。いい男だとは聞いてたけど嫁同伴とは!」
ランド「ちょっと待った! 早とちりすんな!」
グレタ「後家とは言え、あたしも一度結婚した身だ。夫婦者には手加減してやるよ」
メール「お姐さん…思ったよりもいい人みたいね!」
ランド「メール! お前はどっちの味方だ!?」
グレタ「ふふ…熱いねえ、あんた達! 何だかあたしも燃えてきたよ!」
ランド「さらにお株まで奪われた!!」

<ガロードvsグレタ>
グレタ「坊や! さっきみたいに可愛い悲鳴を聞かせてもらうよ!」
ガロード「悪趣味だぜ、オバサン! 二度もまぐれが続くと思うなよ!」
グレタ「たまんないね。若い子の強がりは! 聞いてるだけで肌が潤うよ!」

<エニルvsグレタ>
グレタ「あたしの邪魔をした報いを受けてもらうよ!」
エニル「あなたも女独りで生きてきたみたいね…」
グレタ「死んだ旦那に操を立ててきたからね! 筋金入りの後家ってやつさ!」
エニル「いい女ね、あなた。少しだけ憧れちゃうな…」

<パーラvsグレタ>
パーラ「人の事をガキ扱いしてるとケガするよ、オバサン!」
グレタ「大人の女を見るとオバサンって言いたがるのは小娘の習性だね!」
パーラ「何言ってんのさ! あんた、どっからどう見てもオバサンじゃないのさ!」

<ジロンvsグレタ>
ジロン「久しぶりだな、グレタ! せっかく見逃してやったのにいい男は見つからなかったみたいだな!」
グレタ「死んだカラス・カラス以上の男はそうはいなかったって事さ!」
チル「うそだぁ! どうせオバさんが迫ったら、みんな逃げちゃったに決まってる!」
グレタ「言ってくれるね、チビちゃん! ホントに小憎たらしい連中だよ!」
ジロン「そいつはお互い様だ! こんな腐れ縁、ここで叩き切ってやる!」

<桂vsグレタ>
グレタ「生意気な口はムカつくけどいい男じゃないのさ!」
桂「そいつはどうも。褒められれば悪い気はしないね」
グレタ「いい声で鳴いておくれよ! それでなけりゃ叩き落す意味がないからね!」
桂「前言撤回! こいつはマジでやらなきゃヤバそうだ!」

<ゲインvsグレタ>
グレタ「こんな所にいい男がいるじゃないか! 俄然、やる気が出てきたよ!」
ゲイン「これは光栄です、ご婦人。ですが自分は大望ある身…ここで落ちるわけにはいかないのです」
グレタ「いいねえ! 野性の中の知性だなんてちょっといないタイプだよ!」
ゲイン「いかん…! 煙に巻くつもりが逆効果だったか!」

<ゲインvsケジナン>
ケジナン「やっぱり、お前! 黒いサザンクロスか!」
ゲイン「シベ鉄のガニマタか。まさか、こんな所で再会するとはな」
ケジナン「うるせえ! ヤーパンの天井のエクソダスのおかげでこっちは降格、減給のダブルパンチだ!」「ここで会ったが百年目! あの兄さんより先に俺がてめえに復讐してやるぜ!」

<ゲインvsエンゲ>
エンゲ「くそっ! どこまで俺達、ツイてねえんだ! ここでも黒いサザンクロスかよ!」
ゲイン「こうまで来ると腐れ縁って奴だ。観念しな」
エンゲ「これ以上、減給されてたまるか! こうなりゃ俺だってやってやるぜ!」

<チャールズorレイvsグレタ>
チャールズ「さてと! ビームス夫妻の戦いってのを無法者に見せてやろうか!」
レイ「了解よ、チャールズ! イベントを潰された恨みはきっちり晴らしましょう!」
グレタ「あんた達、夫婦者かい! 後家のあたしに見せ付けてくれるじゃないのさ!」「こっちも負けないよ! あたしの心の中には、いつだって今は亡き父ちゃんがいるんだから!」

<レーベンvsグレタ>
レーベン「く、来るな! これ以上近づくと攻撃するぞ!」
グレタ「可愛いねえ。このグレタ姐さんにビビってるのかい?」
レーベン「女だから怖いのか、この迫力が怖いのか、わからないが…」「と、とにかく、この人は苦手だ!!」

<グレタ撃破>
〔グレタに爆発〕
グレタ「あたしのドランをよくもやってくれたね!」「覚えていな! この借りは、次に会った時に必ず返すからね!」
〔敵ユニット離脱〕
ゲイン「怖い、怖い…」
チル「あのオバサン、パワーアップしてるね」
ジロン「そりゃ以前よりも一年分ぐらい年増ぶりがアップしてるからな」

<ケジナン撃破>
〔ケジナンに爆発〕
ケジナン「くそっ! こんなんじゃ、また特別顧問のイヤミの嵐だ!」「どこまで俺達、上司にめぐまれてねえんだよ!」
〔敵ユニット離脱〕

<エンゲ撃破>
〔エンゲに爆発〕
エンゲ「せ、せっかく転属願いが受理されたのに、こうなるなんて!」「俺の人生、どこまでお先真っ暗なんだよ!」
〔敵ユニット離脱〕

<敵全滅・勝利条件達成>
チル「やったぁ! あいつら全員、逃げてったよ!」
レイ「きっちりとお礼はしたけど、イベントがパーになっちゃったのは変わりないわね」
チャールズ「またやればいいさ。この世に音楽とリフがある限り、俺達の旅は終わらないってな」
レイ「そうね…」
ランド「いい腕してるな、あんたら。連邦軍かい?」
チャールズ「…いいや、フリーランスだ」
ゲイン「傭兵か。道理で動きが変則的なわけだ」
チャールズ「俺達はアドリブ好きなんでね。…今日はありがとな。あんたらには借りが出来たよ」
ガロード「気にしないでくれ。困った時にはお互い様ってな」
レイ「ふふ…。あなた達と一緒にやれて楽しかったな」
チャールズ「じゃあな! またいつか会おうぜ、ブラザー!」
〔チャールズ&レイ、マップ端へ移動〕
〔味方ユニット離脱〕

桂「気持ちのいい連中だったな」
ランド「ボーダーってのは本来、ああいうものなのさ…」「ましてや、若者のカリスマって呼ばれるような男ならな」
メール「ところで、レントンは?」
ジロン「あれ…? そう言えば、どこにもいないな…」
ガロード「あいつ…! このドサクサでまた逃げちまったのか…!」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

パーラ「…アーガマがザフトの命令で滅茶苦茶やってるって!?」
ガロード「ああ…。俺達だってUNの映像を見た時は自分の目を疑ったぜ」
メール「あの人達があんなひどい事をするなんて思ってもみなかった…」
桂「ザフトに組み込まれちまった以上、上からの命令には逆らえないんだろうさ」「…もっとも、いくら命令だからって、それをやっちまうあいつらを俺は認めるつもりはないけどな」
パーラ「そうなんだ…。恐れていた事が現実になっちゃったんだ…」
ガロード「パーラ…。宇宙の方はどんな状況なんだ?」
パーラ「あたしはサテリコンって組織の一員で、宇宙革命軍と戦ってたんだ」
ジロン「その宇宙革命軍ってのは何だ?」
パーラ「コロニーに住んでいる人間が作った組織で、15年前は地球の中央政府と戦争をしていたんだ」
ランド「15年前って言うと…ジャミルが現役だった頃の戦争か」
パーラ「革命軍は、新地球連邦に徹底抗戦の姿勢で戦争の準備を進めてるんだけど…」「正面からじゃ力負けしちゃうから、あらゆる手段を使う気でいるらしいんだ」
桂「なるほどね。その宇宙革命軍ってのは反地球連邦の過激派組織ってわけか」
パーラ「あたし達も連邦のやり方は気に食わないけど、革命軍の暴走を許したら、また15年前の繰り返しになっちゃう…」「だから、あたし達は奴らを止めるためにエゥーゴと手を結んで活動していたんだ」
ガロード「それがどうして地球に?」
パーラ「本当はあたしもエゥーゴの補充兵としてアーガマに合流するはずだったんだけど…」「大気圏突入直後の超高空戦で母艦をロストしちゃったんだ」
ゲイン「アーガマは西アジアにいるらしいが、そっちに向かうかい?」
パーラ「…もういいよ…。アーガマがザフトの命令で動いてるなら行っても意味無いから…」「エゥーゴの上の方にも、ザフトが宇宙革命軍のように戦争を拡大させる事を警戒してる人がいるんだ」
ガロード「それがさっき言っていた恐れていた事、か…」
パーラ「うん…。今回の補給はザフトへの牽制の意味もあったんだけど、もう遅かったみたいだ」
ガロード「…行く所がないなら一緒に来いよ。俺達も似たような事情の連中の集まりみたいなもんだからな」
パーラ「いいの?」
ガロード「お前のGファルコンはガンダムのサポートをするんだろ? 頼りにさせてもらうぜ、パーラ」
パーラ「うん…! ありがとう、ガロード!」
エニル「そっちの子の件はともかくとして…レントンの事はどうするつもりなの、ガロード?」
ガロード「どうして、エニルがレントンを知ってんだよ!?」
エニル「あなた達を追っていたんだもの。ZEUTHのメンバーについてはそれなりに知ってるわよ」「それに、あの子とはちょっとした縁もあったしね」
ジロン「ガロードはあいつに会ったんだよな。どうだ…戻ってきそうか?」
ガロード「…正直言って、難しいだろうな…」
チル「じゃあ、もうレントンは帰ってこないの!?」
ガロード「そうは言ってないけどよ…ありゃ…俺達が無理に連れ戻してもまた出て行くだろうぜ」
メール「ZEUが本当に嫌になったって事?」
ガロード「そうじゃなくてよ…。あいつ…月光号を降りて、何かを探しているみたいなんだ…」「俺も経験あるけどよ…。その何かってのを見つけない限り、あいつの家出…無意味になっちまうんだ」
ゲイン「じゃあ、放っておけばいい」
レーベン「いいんですか、それで…?」
ゲイン「あいつがホランドにビビってるか、フテくされてるんなら、首に縄つけてでも引っ張って帰るさ」
ランド「だがよ…ガロードの話を聞いてみりゃ、あいつもちゃんと物を考えてるみたいだしな」「それを邪魔するのは野暮ってもんだ」
パーラ(暑苦しい! 地球の男って、こんなのなのかよ!?)
レーベン「もし、レントン君がその何かを見つけられなかったら?」
ゲイン「その時は縁がなかったって事さ…」
メール「諦めるって事! ひどくない? それってひどくない!?」
ゲイン「こればっかりは仕方ない」
ジロン「俺もゲインに賛成だ。俺…ホランドに腹を立てて、レントンを捜しにきたけど…」「どうせなら、一皮むけて凄い男になったあいつをホランドに突きつけてやりたいな」
桂「いいな、それ!カリスマリーダーが見習い小僧に謝るのは見応えあるだろうな」
ジロン「その時はばっちり撮影を頼むぜ、メール!」
メール「うん!」
ランド「決を取るまでもねえな。んじゃ、レントンはこのまま放流って事で、俺達はもう少し自由を楽しもうぜ」
パーラ「ちょ、ちょっと…! 詳しい事情はよくわからないけど、いくら何でも適当過ぎないか?」
レーベン「そういう人達なんです、彼らは…。もう諦めるしかありません…」
エニル「幻滅したんなら出て行ったら、お嬢ちゃん?」
パーラ「そうはいかないよ。あたしはガロードをサポートしなくちゃならないんだ」
レーベン「そ、その…自分を間に挟んで争うのは止めて下さい!」
ゲイン(こっちも面白くなってきそうだ…)
桂(二人の可愛い子ちゃんの出現でティファとガロードの仲にも何か進展があるかもな)
ガロード(信じてるぜ、レントン…。お前が何かを見つけてくる事をよ…)(このまま帰ってこなかったらお前、ただの負け犬だからな…)

チャールズ「…よう少年、捜したぜ」
レントン「チャールズさん…」
チャールズ「家出少年の行き先はゲーセン…。いつの時代も変わらんねえ」
レントン「………」
チャールズ「レイの奴がお前にお礼をしたいんだとさ。と言うわけで、俺達の家にご招待だ」
レントン「でも、俺…」
チャールズ「家出してコンビニの飯しか食ってないんだろ? レイの料理は天下一品だぜ」「来いよ、レントン。俺もお前と飯を食いたいんだ」
レントン「…はい…」

ティンプ「…それでお前さん達は合流するはずの戦力を失ったおめおめ帰ってきたってわけか…」
エンゲ「す、すいません、特別顧問! 俺達はグレタ姐さんを止めたんですけど…」
ケジナン「黒いサザンクロスにザ・クラッシャー、ゾラのドマンジュウ共、相変わらず手強くて…」
ティンプ「言い訳は運行部長の前でやんな。ま…あいつの査定の厳しさは骨身にしみて知ってると思うがな」
ケジナン「って事は…また俺達、減給…!?」
エンゲ「このままじゃ給料がマイナスになっちまう…!」
グレタ「それぐらいにしてやんな、ティンプ」「カラス一家の元締めはあたしなんだ。あたしが責任を持って、逃げちまった連中の分まで働くさ」
ティンプ「相変わらずの肝っ玉ぶりだ。それでこそスカウトした意味もあるってもんだぜ」
グレタ「あんたは、あのドマンジュウを自分の手で叩き潰したくはないのかい?」
ティンプ「悪いな、姐さん。ホーラや姐さんみたいなこだわりは俺にはねえんだよ」「キッズ総裁はヤーパンの天井のエクソダスに関わった連中を潰せと言ってるんだ…」「俺はZEUTHの本隊の方を潰す。その方が実入りもデカそうだしな」
グレタ「じゃあ、あっちのドマンジュウ達は当面は放っておくのかい?」
ティンプ「それは向こうの兄さんとあんた達に任せるさ」
アスハム「グレタ・カラス。君達は私の指揮下で戦ってもらう」
グレタ「あんたみたいな青二才があたし達の大将とはね」
アスハム「…口の利き方に気をつけてもらおう。私は黒いサザンクロスを討つために全てを懸けているのだ」
グレタ「悪かったよ、兄さん。あんたが本気だってのはあたしにもわかったよ」「いいもんだね、燃えてる男ってのは」
〔ドアノブを回す音〕
ホーラ「アスハム・ブーン。到着した助っ人をお連れしました」
ベック「久しぶりだな、隊長さんよ。まさか、あんた…シベ鉄の一員になってるとはな」
アスハム「私は自分の目的を果たすためなら、手段も立場も選ぶつもりはないのでな」
ベック「いいねえ、そういうの! またあんたと仕事が出来て嬉しいぜ」
アスハム「今回こそ君の力に期待させてもらうぞ、ベック」
ベック「払いのいい客は大歓迎だ。丁度いい具合にピッカピカの新品も用意してきたぜ」
ティンプ「大したラインナップだな、兄さん。これでしくじる事になったら、いい笑い者だ」
アスハム「その心配は無用だ、特別顧問」「次の戦い…私は全てを懸けて、あの男…ゲイン・ビジョウを討つ…!」
ティンプ「じゃあ、俺はアガトの結晶に戻るぜ。精々頑張りな、元エリートさんよ」
アスハム(見ていろ、ゲイン・ビジョウ。私はセント・レーガンの地位も捨て、お前を追ってきた…)(妹カリンの無念…そして、私の執念、貴様に思い知らせてやる…!)
【シナリオエンドデモ終了】

【バザー】

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【概要】
 家出したレントンを捜すガロード達。一行はそこで
傭兵の夫婦と出会い、街を荒らすならず者と戦うので
あった。


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