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No.39B
スタート・イット・アップ

【シナリオデモ1開始】
レントン(エウレカはコーラリアンと呼ばれる存在らしいけど正直、俺にはよくわからない…)
エウレカ「………」
レントン(俺にとってエウレカは只の女の子だ…)(この世界の色んな事から彼女を連れて逃げ出す事も考えた…。どこかで二人で暮らすのもいいと思った…)(だけど…だけど、それは何か違う気がした…)
〔空船の扉の開閉音〕
マリン「邪魔するぞ、レントン」
レントン「こんちは、マリンさん。それに鉄甲鬼さんも…」
鉄甲鬼「こうしている見ると、只の人間だな。そのエウレカという小娘…」
エウレカ「………」
レントン「何が言いたいんです…?」
マリン「鉄甲鬼、そういう言い方は誤解されるぞ」
鉄甲鬼「そうか…。それはすまなかったな。気を悪くしたなら謝ろう」
レントン「はあ…」
マリン「その…俺達はお前達二人に礼を言おうと思って、ここに来たんだ」
レントン「俺達にですか?」
マリン「負けるなよ、レントン。これから何があっても」
レントン「マリンさん…」
マリン「恥ずかしい話だが、俺は彼女がコーラリアンだと聞いた時、驚きと好奇の目で見てしまった」「馬鹿げているよな…。自分が散々嫌な目にあってきたのにそれと同じ事をしようとしたなんて…」
レントン「………」
マリン「でも、お前は違った。お前だけは変わらぬ目でエウレカを見つめていた」「だから、礼を言いたい。お前達は俺に大切な事を改めて教えてくれたからな」
鉄甲鬼「俺もマリンと同じだ。また人間の凄さ、強さ…それに絆というものを見せてもらった」
レントン「そんな! 俺はただ…エウレカの事が…! それで…その!」
〔空船の扉の開閉音〕
弁慶「しっかりしろよ、レントン」
隼人「頼むぜ。お前がおたついてたんじゃ、俺達全員が道を見失っちまうからな」
レントン「俺が…?」
桂「マリンや鉄甲鬼だけじゃないのさ。お前に教えられたってのはな」
鉄甲鬼「何だ…お前達も同じというわけか」
ランド「まあな…。で、みんなでレントンを盛り上げようとやってきたわけよ」
アポロ「…ほれ、お前ら…。早くママの所に行けよ」
モーリス「う、うん…」
エウレカ「モーリス…。メーテル、リンク…」
リンク「ねえ、ママ…。ママはコーラリアンっていうの?」
エウレカ「…そうよ…」
メーテル「コーラリアンだとどこかに行っちゃうの…?」
エウレカ「え…」
モーリス「僕達を置いてったりしなよね? ねえ、ママ…」
エウレカ「大丈夫よ…。ママはどこにもいかないわ…」「みんなとレントンとずっと一緒にいるから」
メーテル「ほんと!?
エウレカ「約束するわ」
リンク「やったぁ! ママ! ママーっ!!」
アポロ「へ…ガキ共、嬉しそうな顔しやがってよ」
シルヴィア「当たり前じゃない。大好きなママなんだから」
竜馬「…もしかしたら、これの事なのかもな…」
シリウス「何がだ?」
竜馬「以前に会った時、不動司令の言っていた言葉の意味だ」
シリウス「両の手を叩き合わせたその間に何がある…というやつか…」
マリン「両の手…もしかしたら、それは異質なものの出会いかも知れない…」
竜馬「そこに生まれる何かを不動司令は指していたんじゃないか?」
シリウス「だが、その出会いは常にレントンやエウレカのようなものとは限らないぞ」
隼人「そうだな。マリンには悪いが、異星人との接触は戦いを生んだ…」「百鬼帝国や堕天翅とも同じだし、地球連邦や宇宙移民者との戦いもある」
桂「実際、コーラリアンの正体だってよくわからないしな」「だいたい、あの雲みたいな奴とエウレカは仲間なのか?」
弁慶「エウレカは言葉もしゃべるし、心もあるけど、じゃああの雲も意志を持ってるのか?」
竜馬「そんな事は俺だってわからないさ。だけど、レントンとエウレカを見ていれば希望がわいてくる」「鉄甲鬼のように心を持った鬼もいる。あの牛剣鬼だって親として子を想う心を持っていた…」「コーラリアンが敵ならば戦うさ…。だが、あの二人を見ているともしかしたら…という気持ちになる」
隼人「フ…お前さんの固い頭も随分と柔らかくなったもんだぜ」
竜馬「世界の裏側を逃げ回ってきたんだ。考え方も変わるさ」
アポロ「へ…難しい理屈はたくさんだ。だがよ…俺は決めたぜ」「コーラリアンが何だか知らねえがあいつら二人は応援してやるってな」
シルヴィア「へえ…アポロにしちゃまともな結論じゃないの!」
桂「俺もアポロに賛成だ。いい雰囲気の二人の邪魔をする奴は許せないからな」
ランド「人の恋路を邪魔する奴は俺達に蹴られて死ねばいい…ってやつだ」
シリウス「ふ…我々にしか出来ない援護の仕方だな」
弁慶「で、俺達が向かってるトレゾア技研ってのは何なんだ?」
隼人「様々な分野を研究している施設なんだとさ。そこでニルヴァーシュを改修するらしい」
ミチル「何のために? 特にダメージは受けていないみたいだけど…」
マリン「ジョブス達の話じゃレントンとエウレカはニルヴァーシュが成長従ってると言ってるそうだ」
桂「マシンが成長したいって…!?」
ランド「よくわからんが、確かにレントンが戻ったあたりからニルヴァーシュは少しヘンだ」「上手く言えねえが、ありゃ…生きてるんじゃねえか?」
桂「またまた…! あんたの冗談はイマイチなんだよ!」
ランド「おいおい…俺の詩心をわかってくれよ」
マリン「だが、不思議な事にその話を聞いたホランドはトレゾア行きを決心したんだそうだ」
シリウス「彼がランド言う詩心を理解したとは思えんが…」
ランド「ま…あいつも前から、そこには行かなきゃならんと思ってたらしいがな」
竜馬「じゃあ、どうして今日まで先延ばしにしてたんですか?」
ランド「そこの所長さんとやらをホランドの奴、苦手にしてるんだとよ」
アポロ「ったくよ! 毎度の事ながらあのオッサン、ワガママが過ぎるぜ!」
シルヴィア「あんたに言われたくないわよ…」
シリウス「彼の個人的な事情は別として、その施設はお尋ね者である我々と受け入れてくれるのか?」
ランド「そいつは心配要らねえよ。メカマンだったら、今のニルヴァーシュに興味を持たねえはずはねえ」「そこの研究所でニルヴァーシュは生まれたって話だからな。絶対に乗ってくるだろうぜ」
マリン「ここだけの話だが、ジョブスとウォズは秘密裏にニルヴァーシュのデータをトレゾア技研に送っていたんだそうだ」「おかげで俺達の来訪にもOKが下りたってわけだ」
シルヴィア「やってくれんじゃない、月光号の凸凹メカニック!」
レントン(トレゾア技研でニルヴァーシュは成長するだろう…)(俺は色んな事が知りたい…。それを知ったうえでニルヴァーシュと一緒にエウレカを守りたい)(それが俺とチャールズさん達とでかわした約束…自分を貫く事なんだ…)
エウレカ「レントン…」
レントン「大丈夫だよ、エウレカ…。俺を信じて」
エウレカ「…いいの、レントン?」
レントン「もちろん」

アゲハ隊(金髪)「AFX…オレンジを装備し、予定高度に到達しました」
デューイ「作戦予定に変更はない。各センサーの状況は?」
アゲハ隊(黒髪)「次元境界線の歪曲…想定内。現状はコーラリアンらしき活動は認められません」
デューイ「それでいい。そうでなければオレンジを投下する意味がない」「敢えて傷を作るのだ…。そこから奴らはやってくる」「そして、それを繰り返せば、奴らの中心核と呼べるものとこの世界の教会の位置が判明する」
アゲハ隊(金髪)「…時間です。カウントダウンを開始します」
デューイ「世界を救うための戦い、その幕を今開けよう…」
【シナリオデモ1終了】

【戦闘マップ1開始】

市民(中年・男)「何だったんだ…。さっきの耳鳴りみたいなものは…」
市民(中年・女)「西の方の空から光の矢が落ちて来たのを見たって人がいたけれど、それのせいかしら」
市民(若者・女)「もしかして、それって異星人の新兵器じゃないの!?」
少女「ねえ…向こうの空…。へんな雲が来たよ…」
市民(若者・男)「な、何だ、あれは!?」
〔敵ユニット出現〕
市民(中年・男)「ば、化け物だっ!!」
市民(若者・女)「いやあぁぁぁぁぁっ!!」
〔抗体コーラリアン隊、迷走〕
〔マップ上に爆発〕
〔画面、発光〕

【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

南アメリア大陸南部 トレゾア技研

  ~トレゾア技研~
モリタ「………」
ホランド「………」
マシュー「あのオッサンが噂の所長さん?」
ハップ「ああ、そうだ。その名はモリタ…ここトレゾア技研の所長にして、主任研究員様だ」
ゲイン「で、おたくの大将とのご関係は? もう随分と無言でにらみ合ってるが」
ハップ「モリタとしちゃ、ホランドがエウレカとニルヴァーシュを連れ出したのが気に食わないのさ」「この研究所は史上初のLFOであるニルヴァーシュと同時に、そのライダーのエウレカを研究していたからな」
モリタ「…お前の所のメカニックが送ってきたニルヴァーシュのデータは見せてもらった」
ホランド「ジョブスとウォズの仕業か…。あんたが俺達とすんなりと受け入れてくれた理由は、それかよ?」
モリタ「いや…我々の協力者から、お前達の話を聞かされていたからだ」
ホランド「協力者?」
モリタ「スポンサーと言ってもいい。そちらからも、お前達の面倒を見るように頼まれている」「だが何より、ニルヴァーシュは人類共有の財産と言ってもいいものだ。お前の所有物ではない」「よって、その研究については我々も手を出させてもらう」
ホランド「…結局はそれかよ! この技術バカが…!」
モリタ「双方の目的が合致したんだ。文句を言うな」
ジャミル「モリタ所長、それ以外にも我々が来訪した目的があります」「ホランドの話ではここはエウレカの…コーラリアンの研究をしていたそうですね」
モリタ「…話したのか、ホランド?」
ホランド「状況はゲッコーステイトだけでどうにか出来るレベルを超えてんだよ」「それにこいつらは立場こそお尋ね者の風来坊だがそれなりに信用出来る連中だ」
ジロン「何言ってんだよ! 俺達、お前に付き合ってたらこんな事になっちまったんだぜ!」
ランド「それを人のせいみたいに言いやがって! とんでもねえ野郎だ!」
ホランド「うるせえ! お前達は初めて会った時からそんなんだったろうが!」
モリタ「フン…そんな顔が出来るぐらいには心を許してるというわけか…」「いいだろう。ニルヴァーシュを工房に運べ。コーラリアンの話は、その後だ」
ジャミル「ありがとうございます、モリタ所長」
モリタ「それとニルヴァーシュのライダーはどこだ?」
レントン「あ、あの…俺です。レントン・サーストンっていいます」
モリタ「何…?」
ジョブス「お察しの通りです。彼はアクセル・サーストン氏のお孫さんです」
モリタ「アクセル・サーストンの孫、アドロック・サーストンの息子がニルヴァーシュのライダーとはな…」
レントン「え…」
モリタ「フン…技術屋の地が騒いできたぞ。全部署へ伝達! シフトを組み替えて突貫態勢に入るぞ!」
タルホ「この活気…相変わらずね」
ミーシャ「ホランドの決意が伝わったからじゃない?」
タルホ「そうかしら…」
ミーシャ「彼は彼なりに決意して責任を取ろうとしている…。だから、あなただってエウレカの事を…」
タルホ「…全てを納得しきる自信はないの…。ただ、私はホランドに現実から逃げてほしくなかった…」「でも…でもそれって責任をとってもらいたいからじゃないのよ」「私はホランドのままでいてほしかっただけ…。ただ、それだけなのよ」
ミーシャ「そこまで考えてるんだったらいつまでも、そんな格好をしてるのはやめなさい」
タルホ「え…」
パプティ「そうですよ、タルホさん。あなたも、もう少し自覚を持たないと」
タルホ「わかったわよ、パプティ。あなたにそう言われたら、従うしかないものね」「…鈍感なあいつにそろそろガツンと食らわせてあげるとしますか…」
〔走り寄る足音〕
ソニア「所長、大変です。新地球連邦が全人類の危機について重大な事実を発表するそうです」
モリタ「全人類の危機…?」
ソニア「そして、その発表者はデューイ・ノヴァク大佐だそうです」
ホランド「何だと!?」
ハップ「あの男…ついに表舞台に立つか…」
ジャミル「デューイ・ノヴァク…。コーラリアンを巡る謎の中心にいる人物か」
ホランド「シャイア! みんなを集めてくれ! まずは、その発表とやらを聞くぞ!」
シャイア「わ、わかったわ!」
エウレカ「………」
ソニア「久しぶりね、エウレカ。元気そうで、安心したわ」
レントン「エウレカのお知り合いですか?」
ソニア「私はソニア・ワカバヤシ。ここの技術開発部長よ。よろしくね、レントン君」
エウレカ「私がスカブの中で発見されて最初に連れてこられたのhがここなの。ソニアはその時からの…」
ソニア「二人共、行きましょう。新連邦の発表…もしかしたら、あなた達に関係あるかも知れないわ」
レントン「じゃあ、新連邦はコーラリアンの事を…」
エウレカ「………」

〔映像の繋がる音〕
デューイ「…この放送をご覧の市民の皆さんへ。私は新地球連邦軍のアゲハ隊司令官デューイ・ノヴァク大佐だ」「私はここに皆様に伝えなくてはならない真実を携えてきた」「真実は常に甘いとは限らない。時には苦しく辛い事もある。だが、我々は直視するしかないのだ」「真実であるがゆえに!」「皆様には、この映像を見てもらう!」
〔映像の繋がる音〕

デューイ「これは先日、ある都市を襲った人類の敵との遭遇の記録だ」「見よ、この惨劇を!これが今、この世界で起きている惨劇だ! いや…これは今日に始まった事ではない!」「この世界は以前より、コーラリアンと呼ばれる未知の生命体の危機にさらされていたのだ!」「にも関わらず、賢人会議はこの事実を隠蔽してきた! 何故だ!?」「恐ろしいからだ! 彼らにはそれを制する力が無かったのだ!」「我々はこの脅威に対して座して死を待つしかないのか…?」「答えは否! 断じて否!」「私は己の無力さを棚に上げて、場当たり的な隠蔽を行ってきた賢人会議の老人達とは違う!」「私は断じて否と言う! 世界は滅びない!」「力には力を…! 敵が絶対的な力を持つなら、我らも同じ力を!」「宇宙移民者との戦争、異星人を始めとする外敵の脅威…! それを打ち破るのは力だ!」「力が無ければ人類に未来は無い! 力こそ未来を切り拓く!」「そのために新地球連邦軍は存在する。そして、我々には最後の希望、アゲハ隊と…」「それを率いる美しき戦いの女神、アネモネがいる!」
アネモネ「はい!」
〔歓声〕
デューイ「…今日ある、この事態を想定し、コーラリアンに対抗する組織を作り上げようとしたのは私ではない!」「誰であろう…この多元世界を構成する世界の一つである約束の地を救った英雄アドロックなのだ!」「彼こそ、コーラリアンの襲来を予想し、全てを見通したアゲハ構想を我々に遺してくれたのだ!」
ブラッドマン「全世界の皆さんへ…。この発表は真実であり、これを聞いた皆さんは動揺する事でしょう」「ですが、新地球連邦は皆さんに未来を約束します」「デューイ大佐とアゲハ隊を始めとする新地球連邦軍が、必ずや脅威を打ち破り、この世界に平穏を打ち立てましょう!」「今こそ人類の力を一つに! 新地球連邦こそが世界の指導者…人類を正しく導くものなのです!」
〔歓声〕
デューイ「………」

エウレカ「………」
レントン「あの街を襲った風船みたいなもの…あれもコーラリアンなのか…」
ホランド「やりやがったな、デューイの野郎…!」
ハップ「これまでコーラリアンの存在は俺達の世界でも機密情報だった…。それを敢えて公開してくるとはな…」
ロジャー「圧倒的なインパクトと不安を与えて大衆を掌握したか…。見事な手腕だと言わざるを得ない」
ストナー「…不味いな…。本格的な情報戦になっちまったら俺達の『ray=out』じゃ太刀打ち出来ん」
ハップ「メディアで人々の意識改革を行う…。志は高くとも、実情はビンボー自費出版だ。限界だな、こりゃ…」
ストナー「って事は、俺の役目も終わりか…」
メール「ストナーさん、月光号を降りちゃうの?」
ストナー…人々に真実を伝えたいっていうホランドの目的に賛同して、俺はゲッコーステイトに参加した…」「だが、残念ながらそっちの方は白旗を揚げるしかないようだ」
メール「…ストナーさん…。悲しい事、言わないでよ…」
ストナー「そんな顔するなよ、メール。お前だってわかってるだろ…発表されなくても真実は確かに存在するって」「お前の思い出ノートだっていつか再会した親父さんに見せるために作ってるんだろ」
メール「うん」
ストナー「だから、俺もやるのさ。ゲッコーステイトの…ZEUTHの戦いの記録は続ける」
マシュー「ストナー…おめえ…」
ストナー「そういうわけだ、マシュー。お前のケツで写真を撮るのが俺なりの戦いだ」
ホランド「…命の保障は出来ねえぜ」
ストナー「そいつはお前さん達だって同じだろ。だったら、俺だって自分の命の使い方ぐらい自分で決めるさ」
ホランド「好きにしな。…だが、歓迎するぜ、ストナー」
ジャミル「今回の放送で市民は完全に新連邦政府を支持することになったか…」
サラ(GX)「あれだけのものを見せられれば無理もないでしょう」
ガロード「もう俺、よくわからないぜ! あのカラフルな化け物もコーラリアンなのか!?」
ティファ「ガロード…」
エウレカ「………」
ガロード「ごめん、エウレカ…。化け物って…俺…そんなつもりで言ったんじゃ…」
エウレカ「でも…あれのせいでまた多くの人達が死んじゃった…」
レントン「エウレカ…」
エウレカ「ねえ、レントン…。私、どうすればいいの? 私に何が出来るの…!?」
レントン「………」
ゲイナー「…でも、僕もガロードと同じでよくわからないよ…。結局、コーラリアンって何なん…」
ウィッツ「いつか見た巨大な雲もあの人を襲う風船みたいな奴もエウレカも全部コーラリアンなのか?」
???(グレッグ)「そうだよ」
ジロン「っと! あんた、誰だよ!? いつの間に月光号に…!?」
グレッグ「いやあ…このお茶は美味しいねえ」
ゴンジイ「………」
ジョブス「イーガン博士! グレッグ・イーガン博士ですね!?」
グレッグ「そうだよ」
エニル「誰なの? あのクマのヌイグルミみたいな人?」
ウォズ「アーキタイプ開発の第一人者だよ」
ランド「アーキタイプってのはLFOのフレームみたいなもんだろ? じゃあ、あのクマさんもメカマンか」
ジョブス「グレッグ・イーガン…。通称、ドクターベア…」
メール(やっぱり、あだ名も『クマ』なんだ!)
ジョブス「その研究対象はアーキタイプにとどまらず多彩かつ、多大な成果を残す」「自分の研究室に閉じこもって自分の気に入った研究しかしないけれど発表する論文は超一流!」「と言うか、先を行き過ぎていて理解される事が少ないんだ」
パーラ「ゴンジイとお茶飲んでるあのおじさんが…!?」
サラ(ゲイナー)「とても信じられない…!」
ギジェット「要するに変人?」
ジョブス「な、何だと!? この罰当たりが!」
ランド「いつもはクールなお前さんが頭から湯気出して怒るとはな…。とりあえず、凄い人ってのはわかったぜ」
グレッグ「…しかし、新連邦も凄いね。強引に抗体を目覚めさせるなんて」
ホランド「何っ!?」
トニヤ「抗体って…?」
テクス「医学的な説明をすれば体内に侵入した異物への対応…言い換えれば生体の防衛システムだ」
ジャミル「イーガン博士、あなたは、あの色とりどりの生物を抗体とおっしゃられるのですか?」
グレッグ「その話は、ちょっと待ってね…。その前に…」
ミーシャ「…!」
グレッグ「僕の小熊ちゃ~ん! また会えて嬉しいよ」
ミーシャ「相変わらずね…。…私達、別れたのよ。忘れたの?」
ヒルダ「えええっ!?」
マシュー「ミ、ミーシャって…」
サラ(GX)「結婚…されてたんですね…!」
桂「う~ん…ショック…!」
ミーシャ「褒め言葉ととっておくわよ、桂」
グレッグ「小熊ちゃん、君は相変わらず美しい」「だけど…君は変わったね、エウレカ」
エウレカ「うん…」
ホランド「ドクターベア、説明してもらうぜ。あいつらの正体についてな」
グレッグ「う~ん…もうちょっと時間が欲しいな。今の研究がもう少しで形になるんだ」
モリタ「例の研究がか?」
グレッグ「そう…。この多元世界におけるスカブコーラルの存在と次元境界線の相関…」
ミムジィ「次元境界線…!?」
桂「ちょっと待ってくれよ! スカブコーラルって、あんた達の世界の地面みたいなもんだろ?」「それがどうして次元境界線と関係するんだ?」
グレッグ「だから、そう急かさないで。もうすぐ研究がまとまるからさ」「それまでニルヴァーシュの改修をしてなよ。それが終わる頃には、少しは話が出来ると思うから」
ホランド「それまで待つしかねえのかよ…」
モリタ「…ホランド…話がある。代表者を集めて、私の部屋に来てくれ」
ホランド「話…?」
モリタ「ドクターの仮説が正しければ新連邦がコーラリアンを目覚めさせている手段…それは…」「時空震動弾だ」
ホランド「何っ…!?」
【シナリオデモ2終了】


サブタイトル
「スタート・イット・アップ」


【戦闘マップ2開始】
〔敵ユニット出現済み〕
アゲハ隊(黒髪)「周辺の次元境界線の歪曲…想定内。オレンジ、問題なし」「あと5分でAFXは上昇を開始する」
ドミニク「………」
ユルゲンス「特務大尉、あの無人機に搭載されているオレンジとはいったい何なのだ?」
ドミニク「軍機です。申し訳ありませんが、お答え出来ません」
ユルゲンス「だが、これまでの作戦記録を見る限り、あのオレンジの投下後にコーラリアンが出現している」「あれの出現により、既に数万に規模の犠牲者が出ているのだぞ…!」
ドミニク「我々の任務はAFXの護衛と出現するコーラリアンの調査です」
ユルゲンス「フン…それがワンセットという事はやはり、あれの投下がコーラリアンを出現させているのだな」
ドミニク「ですから、それについてはお答えする事は出来ないと言っています」
アゲハ隊(黒髪)「ドミニク特務大尉、あなたも作戦に不満のようですね?」
ドミニク「当然だ」
アゲハ隊(金髪)「いい機会ですから、あなたの見解をお聞かせ願います」
ドミニク「…君達は、この作戦が正しいやり方だと思っているのか?」「抗体コーラリアンの出現による犠牲も止む無しだと言うのか!?」
アゲハ隊(金髪)「その通りです。デューイ大佐は世界の未来について苦慮なさっているのです」「街の一つや二つの犠牲は致し方ありません」
ドミニク「しかし…!」
アゲハ隊(黒髪)「では、特務大尉には他にコーラリアンの中心核を探る方法があるというのですか?」
ドミニク「それは…」
アゲハ隊(黒髪)「それでしたら作戦に口出しされるのはおやめになるべきでしょう」
ドミニク「………」
アゲハ隊(金髪)「そう気になさらなくても大丈夫。今回の投下地点の付近には街はありませんよ」
アネモネ「…あいつら、ほんっとムカつく連中ね…」
ドミニク「アネモネ…」
アネモネ「どうして、デューイはあんな奴らを側に置いとくのよ。あたしの方がずっと役に立つのに」
ドミニク「………」
〔レーダー反応〕
連邦軍兵(エウレカ)「レーダーに反応! ZEUTHが来ます!」
〔味方戦艦出現〕
〈出撃準備〉
サラ「新連邦軍、確認! おそらくモリタ所長の指摘した部隊と思われます!」
ジャミル「では、あの爆撃機が時空震動弾を搭載しているのか…!」
〔カーソル、爆撃機を指定〕
オルソン「所長の話を聞く限りでは局地的な時空震動を発生させるに過ぎないようだがな」
桂「だが、どうしてあれを使うと例の抗体コーラリアンってのが現れるんだ…?」
竜馬「あの雲形コーラリアンの周辺で次元境界線が歪む事と関係しているんでしょうか?」
ランド「そっちの方はあのクマさんの研究がまとまればはっきりするだろうぜ」
ホランド「俺達は、あの爆撃機を止めるぞ!」
アゲハ隊(金髪)「では、特務大尉…作戦開始まで彼らの相手をお願いします」
ドミニク「ユルゲンス艦長…!」
ユルゲンス「わかっている! 各機を発進させろ!!」
〔敵ユニット出現〕
アゲハ隊(金髪)「では、後はお願いします」
〔敵ユニット離脱〕
ケンゴウ「あの爆撃機、何という上昇速度だ!」
タルホ「駄目! あれじゃ月光号でも追えない!!」
ユルゲンス「各機、攻撃開始だ! 我々は連中の足止めをするぞ!」
アネモネ「今度はこっちのZEUTHが相手ってわけね」「ドミニク! 今日はやっちゃっていいのね!」
ドミニク「ああ…」
アネモネ「例のそっくりさんはいないけど、the ENDの新戦法、見せてあげるわよ!」
レントン「黒いKLF…! アネモネって子か!」
ガロード「レントン! お前はそこで俺達の活躍を見てな!」
レントン「でも…」
ジョブス「ニルヴァーシュのバージョンアップは終わりましたが肝心のリフボードがまだです」
レントン「まだって…トレゾアでは、それらしいもの造ってなかったじゃないですか…!」
ジョブス「あれについてはモリタ所長が信頼出来る腕利きに発注したそうだ」
ウォズ「それももうすぐ届くってさ。それまでは大人しく留守番だな」
レントン「…はい…」
エウレカ「もう少し待っててねニルヴァーシュ…。もうすぐあなたは飛べる…」「レントンと私と君とどこまでも高く遠くまで…」
※※桂&オルソン出撃の場合、セリフ追加※※
桂「どうだ、オルソン! お前のオーガスの調子は!」
オルソン「上々だ。…こいつはブロンコIIとエマーンのデバイスのハイブリッドってわけか」「まったくもって、俺やお前にぴったりの機体だな」
桂「行こうぜ、オルソン! 久々に俺とお前でコンビプレーだ!」

ホランド「こうなりゃ、あいつらを叩いてデューイの目的を吐かせる! やるぞ、お前ら!」
<戦闘開始>

<ランドvsアネモネ>

アネモネ「暑苦しい男! お前は超目障りなんだよ!」
ランド「男の魅力がわからん小娘はオシオキだ! お尻ペンペンしてやるぜ!」
メール「ダーリン! それじゃ、ただのセクハラだよ!」

<ガロードvsアネモネ>
ガロード「レントンとエウレカの代わりに俺が相手になってやるぜ!」
アネモネ「いい度胸してるじゃないのさ! あたしと遊んでくれるってんならメチャクチャにしてあげるよ!」

<ゲイナーvsアネモネ>
アネモネ「そこをどきなよ、髪の毛付き! 邪魔すると、むしるよ!」
ゲイナー「機動性で負けるなら運動性で勝負! 兄さんと呼ばれるからにはやってみせないと!」

<ホランドvsアネモネ>
ホランド「デューイの切り札だってんなら奴への宣戦布告代わりに落とす!」
アネモネ「こいつ…あたしに勝てると思ってんの!?」
ホランド「悪いな、お嬢ちゃん。俺はやる時は女子供でも容赦はねえのさ…!」

<アネモネorユルゲンス撃破or4PP・敵増援1出現>
※※アネモネ撃破の場合のセリフ※※
〔アネモネに爆発〕
アネモネ「うああっ! こいつら! よくもおおおっ!!」
ドミニク「もういい、アネモネ! 後退しろ!!」
※※ユルゲンス撃破の場合のセリフ※※
〔ユルゲンスに爆発〕
ユルゲンス「くっ! これ以上の戦闘は無理か!」「だが、十分に任務は果たした! 後退するぞ!」
※※4PPの場合のセリフ※※
連邦軍兵(エウレカ)「そろそろ時間です!」
ユルゲンス「我々は十分に任務を果たした! 後退するぞ!」

アネモネ「何言ってんのよ! こんなんで帰ってたら、またあいつらにデカい顔されるじゃない!」
※※アネモネ撃破の場合、セリフ追加※※
〔アネモネ、精神コマンド「根性」使用〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔アネモネ、精神コマンド「根性」使用〕
ドミニク「アネモネ!」
ハップ「タルホ! 黒いKLFが突っ込んでくるぞ!」
タルホ「くうっ!」
パプティ「タルホさん!」
〔アネモネ、タルホへ接近〕
〔タルホ&アネモネ、前進〕
〔アネモネ、タルホを通過〕
〔タルホに爆発〕

ホランド「月光号が!」
アネモネ「遅いのよ、月光号!」
ケンゴウ「どうした、タルホ!? 反応が鈍いぞ!」
タルホ「…!」
ティファ「ガロード! タルホさんを守って!」
ガロード「くそっ! あのニルヴァーシュもどきに追いつけるのか!?」
〔無線信号〕
ギジェット「え…!?」
ハップ「どうした、ギジェット!?」
ギジェット「通信です! ニルヴァーシュを出せと!」
ケンゴウ「こんな時に何を言っている!」
ギジェット「通信を送ってきた輸送機、来ます!」
〔味方ユニット出現〕
ハヤト「レントン・サーストン! アクセルさんからの預かり物だ! 受け取れ!」
〔ハヤト、タルホへ接近〕
ジョブス「あの輸送機…! リフボードを射出する!?」
レントン「行こう、エウレカ!」
エウレカ「うん!」
アネモネ「あたしとデューイの邪魔をする奴は!」「みんな、まとめて! 死んじゃえ、死んじゃえ、死んじゃええええっ!!」
〔味方ユニット出現〕
レントン「凄い…! 凄いよ、このスペック2!!」
アネモネ「何なの、あれっ!?」
ゲイナー「新しいニルヴァーシュ! ボードを装備したのか!」
ランド「行けえっ、レントン!! お前の愛の結晶、見せてみろっ!!」
メール「ちょ! ダーリン!?」
エウレカ「行こう、レントン!」
レントン「うん! 一緒に行こう!」
〔レントン、気力上昇〕
ドミニク「セブンスウェル!?」
ホランド「違う! この輝きはそんなんじゃねえ! こいつこそが…!」
アネモネ「何よ、それ! そんなのにあたし達が負けるはずないんだからあああっ!!」
レントン「うおおおおおおっ!!」
〔レントン、アネモネへ隣接〕
[イベント戦闘「レントンvsアネモネ」]
〔レントン、前進〕
アネモネ「何よ! 何よ!! イヤアッ! イヤアッ! イヤアアアアアアアアッ!!」
〔敵ユニット離脱〕
ドミニク「アネモネーッ!!」
ユルゲンス「各機、後退だ! 本艦はthe ENDを回収する!」
〔敵ユニット離脱〕
レントン「はあ…はあ…」
エウレカ「レントン…」
レントン「エウレカ…。俺と君とニルヴァーシュで…飛んだんだよ…!」
サラ「ニルヴァーシュが…変形した…」
ランド「クマ博士の話じゃそれがニルヴァーシュと二人の望んだ結果なんだそうだ」「あいつらは飛びたがってるんだとさ」
リーナ「カタチになったみたいね、二人のキモチが」
ティファ「よかったね、エウレカ…」
ジャビー「はうっ!」
シャイア「どうしたの、ジャビー!?」
ジャビー「時空が…揺れました!」
マリン「バルディオスのセンサーでも確認した!」「ここから北に20キロの地点に極小の時空震動と例のコーラリアンの雲が現れた!」「その地点に何かが落下した後に時空震動は発生している!」
ホランド「オレンジとかいう奴だ! そいつが次元の壁を揺らしやがったんだ!」
エウレカ「あ…ああ…」
レントン「エウレカ…!? しっかりして、エウレカ!」
エウレカ「来る…!」
〔敵ユニット出現〕
竜馬「抗体コーラリアンという奴か!」
ジロン「やっぱり、あのオレンジって奴が落ちたから出てきたのか!?」
デューク「みんな、気をつけろ! 向こうはこちらに攻撃を仕掛けてくる気らしい!」
レントン「エウレカ…! どうすればいいんだ!?」
エウレカ「………」
テクス「ドクターベアが言うようにあれが抗体であるのだとしたら…」「彼らの攻撃性は意志というより本能に近いだろう」
ティファ「はい…」
アポロ「要するに戦いは避けられねえってわけかよ!」
ハヤト「ZEUTH、応答願う! こちらはカラバのハヤト・コバヤシだ」
パーラ「カラバってエゥーゴの地上の支援組織の!?」
ハヤト「そうだ。ブレックス准将の指示で我々はアーガマとは別系統で活動している」
ハップ「そうか! モリタの言っていたトレゾアの協力者ってのは、あんた達か!」
ハヤト「こちらは状況をトレゾアに報告うる。ここは任せるぞ」
ジャミル「了解だ。貴艦の無事を祈る」
〔味方ユニット離脱〕
ホランド「みんな、やるぞ! 戦うしかねえんなら仕方ねえんだ!」
デューク「この群れ絵を放っておいたら周辺に被害が出る…! 何としても、ここで食い止めよう!」
ラグ「って言うけどさ! これだけの数、相手にするのは並大抵じゃないよ!」
ジロン「ぶっ倒れるまで戦うだけだ! 根性でやるぞ!」
レントン「いいね、エウレカ?」
エウレカ「うん…」

<ランドvs抗体コーラリアン>
メール「………」
ランド「どうした、メール!? どこか怪我でもしたか!」
メール「わからない…。でも、身体の中がおかしい…。痛いような、悲しいような…」
ランド(まさか、メールの中のあの光の珠っころがこいつらに反応してるのか!?)

<ガロードvs抗体コーラリアン>
ガロード「くそっ! もう俺には訳がわからないぜ!」「いったいコーラリアンってのは何なんだよ! 誰か教えてくれよ!!」

<ジャミルvs抗体コーラリアン>
ジャミル「何だ…? コーラリアンの向こうに意志のようなものを感じる…」「私の中の感応力が何かを感じているのか…」

<デュークvs抗体コーラリアン>
デューク「コーラリアンの正体が何であろうと僕達には人々を守るという使命がある!」「ここは絶対に通さない! それでも来るというのならかかって来い!」

<竜馬vs抗体コーラリアン>
竜馬「本能のままで攻撃してくるのなら迎え撃つしかない!」「絶対にここを通しては駄目だ! やるぞ、ハヤト、ベンケイ!」

<ジロンvs抗体コーラリアン>
ジロン「人間だっていい奴もいれば、悪い奴もいる!」「人間と恋をするコーラリアンもいれば人を襲うコーラリアンもいる! ただそれだけだ!!」

<桂vs抗体コーラリアン>
桂「時空震動とコーラリアン…。やはり、こいつらは時空崩壊に関係しているのか!?」「まさか、こいつらを倒せば時空崩壊が止まるって言うのか!?」

<ロジャーvs抗体コーラリアン>
ロジャー「私ははっきり言えば君達の正体などに興味はない」「だが、君達が仕掛けてくる以上、私にとっても君達は敵であり…」「言葉が通じない以上、力で解決をさせてもらう!」

<ゲイナーvs抗体コーラリアン>
ゲイナー「ドクターベアが言うようにこのコーラリアンが抗体だとしたら僕達は彼らにとっての異物なのか?」「だとしたら、僕達とコーラリアンは相容れないってわけなのか!?」

<ゲインvs抗体コーラリアン>
ゲイン「こう闇雲に突っ込んでくるんじゃ狙いをつける暇もないぜ!」「こいつら自分の命なんてどうでもいいと思っているのか…!?」

<アポロvs抗体コーラリアン>
アポロ「エウレカは俺達の仲間だ…! だが、お前らが人間を襲うってんなら容赦はしねえ!」「抗体だか何だか知らねえが片っ端から叩き落してやるぜ!!」

<レントンvs抗体コーラリアン>
エウレカ「レントン…」
レントン「俺だってどうすればいいかなんてわからない…」「でも今は戦うしかない…! 戦うしかないんだ!」
エウレカ「うん…」

<ホランドvs抗体コーラリアン>
ホランド「俺は認めねえ…! こいつらは無理矢理、引きずり出されて本能で戦っているだけだ!」「全ての元凶は奴だ…! こんな戦いが俺達のやってきた事の結果だなんて、絶対に認めねえぞ!!」

<マリンvs抗体コーラリアン>
マリン「あの雲の周辺の次元の歪み、そして、時空震動弾による抗体の出現…」「もしや、コーラリアンとは…」

<敵全滅・勝利条件達成>
〔敵ユニット出現〕
ベロー「また出やがったぜ!」
アデット「こいつら底無しなのかい!」
ゲイン「不味いな。さすがにこっちの体力も無限ってわけじゃない」
竜馬「だけど、ここで俺達が退いたらあの映像のような惨劇が起きる…!」
エウレカ「!」
ティファ「エウレカ…!」
エウレカ「あ…」
〔抗体コーラリアン隊、振動〕
〔敵ユニット撃破〕

ピエール「爆発しちまったぜ…おい…」
麗花「自爆…したのかしら」
リーナ「ううん…。あれは力尽きたのよ」
マシュー「じゃあ、ぶっ倒れて死んじまったって事か…」
ヒルダ「そう言えば、演説の映像に出てきた抗体も退治されたって報告や描写はなかったわね」
オルソン「あれに出てきた奴らも後退したとか、倒されたとかではなく最後は自滅したのか」
ロジャー「どうやら、あの抗体なる者…活動時間に制限があるようだな」
エウレカ「…お願い、レントン…」
レントン「え…」
エウレカ「手を…手を握って…」
レントン「うん…」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

エルチ「ホランドの奴…やっと帰ってこれたと思ったら全員集合って…何する気なの?」
コトセット「月光号の中って快適なんですけど全員詰め込むのは無理がありますよね」
ハップ「少し我慢してくれ。これからの話は全員に聞いてもらいたいんだ。…じゃあ頼むぜ、リーダー」
ホランド「………」
ジャミル「ホランド…」
ホランド「みんなにも話してきた通り、エウレカは人型コーラリアンだ…」「俺は軍にいた時に、その事実を知り、同時に俺の師匠であるアドロックからコーラリアンが知的生命体であると聞いた」
ゲイナー「アドロック・サーストン…。レントンのお父さん…」
ホランド「俺達がゲッコーステイトを作った理由はただ一つだ…」「アドロックの意志を継ぎ、コーラリアンと唯一アクセス出来る存在であるエウレカを守るためだ」
ジロン「でも、今日現れたあの風船みたいな奴らとは話も何もできないまま戦いになったぞ」
マリン「アクセスと言うがあれと意思の疎通ができるとは思えない」
ホランド「あの抗体との戦いは軍に…デューイに仕組まれたものだ」
ロジャー「デューイ・ノヴァク…。対コーラリアン部隊、アゲハ隊の司令官か」
ホランド「何を目的としてかは不明だが奴は、あのオレンジとかいう奴を使って抗体を強制的に出現させている」
竜馬「そのデューイという男はコーラリアンで人類を殲滅しようとしているんですか?」
ハップ「それはない。あの男は少なくとも人類と世界を守る気はある」
雷太「随分と詳しいんだな」
ハップ「あの男と俺達の間にはちょっとした縁があるのさ」
ホランド「………」
ジャミル(それがホランドとあの男が互いを敵視する理由か…)
ホランド「デューイと軍は知的生命体であるコーラリアンを人類の敵と認識し殲滅を考えている…」「それはブレイク・ザ・ワールドの前から変わっちゃいねえ」
シャイア「あれとの戦いは約束の地から続いているのね…」
ホランド「俺達は殲滅と考える軍を阻止し、コーラリアンとの接触を目的としてきた…」「だが、コーラリアンの存在があんな形で明かされた以上、その活動は下手すれば社会全体との敵対を意味する」
ゲイナー「社会全体と…」
大介「コーラリアンが敵だと人々が認識すればそうなるのは当然だろう」
アポロ「で、どうなんだよ? エウレカは俺達の仲間だが、コーラリアン全体と仲良くやってけるのかよ?」
シリウス「共存が出来ないと言うのなら我々は戦うしかない…」「そう…堕天翅や百鬼帝国と戦うようにだ」
ホランド「………」「正直に言えば、わからねえ…」
桂「ホランド…」
ホランド「だが、俺は信じている。いや、信じたいって言った方がいいかも知れねえ」「エウレカがいる限り、俺はやってけるって信じてえんだ」
ゲイン「ここに来て夢物語とはな…」
ホランド「そう思うのなら、そう思えよ…。だから、俺はお前らに聞きたい」「俺の話が夢だと思うのなら、俺は…ゲッコーステイトはZEUTHを出て行く」
シャイア「え…」
エルチ「ちょ…ここに来て、今さら…!?」
ホランド「…俺は今までに色んなものを利用して生きてきた…」「自分の目的のためにゲッコーステイトを結成し、リフやカルチャーを利用してきた」「そしてZEUTHもだ。…利用する事で大切なもののはずのそれを傷つけていた事に気づかずに…」
ストナー「………」
ホランド「それだけじゃない…。俺は大事なものを守るためにと言って色んなものを傷つけてきた…」「特にレントン、エウレカ…。お前達にはすまないと思っている。許してくれ」
レントン「ホランド…」
ガロード(ホランドがレントンに謝った…!)
桂(念願のシーンだが、こりゃ茶化すわけにはいかないね…)
ホランド「だから、俺はお前達に何も要求しねえ…。そんな事が出来る権利も資格もねえ…」「ただ、お前らに利用してきた事を詫びたい…」
ランド「気にすんな、大将!」
ホランド「修理屋…」
ランド「いやあ…実は俺もお前らを利用してたんだ、これが…」「若者のカリスマにくっついてきゃこりゃ生活は安泰だと思ってな」
マシュー「実際食うにも困ってたじゃねえか!」
ランド「そこは俺の眼鏡違いだったと諦めてる」
シャイア「それを言うなら、私達も同じね。桂をエマーンに連れて行くためにみんなを囮に使ったようなものだもの」
エルチ「じゃあ、エマーンと組んでがっちり儲けようと思ってたあたし達も同罪って事?」
ジャミル「では、ニュータイプを守るためにZEUTHで旅していた私達も反省しなくてはならないな」
マリン「アルデバロンへの復讐のための俺もだ」
竜馬「百鬼や堕天翅の動向を探る目的の俺達もですね」
サラ「自分だけのエクソダスなんてもってのほかよ、ゲイナー!」
ゲイナー「そ、そうみたいだね」
ホランド「お前ら…」
ジャミル「そういう事だ、ホランド。これまでの事はお互い様だ。お前を責める気は誰にもないようだ」「その上で言おう。私は君の夢を支持する」
ホランド「ジャミル…お前…」
ジャミル「アウトサイダーな事は今に始まったわけではない」「それに私もエウレカとレントンを信じてみたい。…それでいいな、ティファ?」
ティファ「はい…」
ガロード「もちろん俺もだぜ、レントン! 俺は最初っからお前達を応援してたしな!」
レントン「ガロード…ありがとう!」
ロアビィ「キャプテンと特攻隊長が賛成って事は自動的に俺達も?」
ウィッツ「嫌なら、お前は降りてもいいんだぜ」
ロアビィ「冗談! 俺だって、まだフリーデンには心残りがあるさ」「な、二代目キャプテン?」
サラ「え…」
シャイア「私達は旅をする事自体が目的だものね。嘘で塗り固められた表通りより裏の方から世界を見る方が楽しめそうだわ」
桂「OK、シャイア。…オルソン、嫌とは言わせないぜ」
オルソン「寄らば大樹の陰でやるのならここにはいないさ」
ジロン「そうそう! 自分の気持ちに正直に生きようじゃない!」「俺は自分の都合で人を騙す新連邦が嫌いだ。あんたに乗るぜ、ホランド」
エルチ「というわけでアイアン・ギアーはゲッコーステイトと行くわよ」
ガウリ「では、そこに間借りしている我々も同行するしかないな」
アデット「弟分を放って逃げ出すような奴は男じゃないよ、ゲイナー」
ゲイナー「わかってますよ、アデット先生」
レントン「ゲイナー兄さんも…」
メール「あたし達も力一杯応援するよ、レントン! ファイト、ファイト!」
ランド「お前にはUNを教えてもらった礼もある。状況はちょいとばかしヘビーだがお前の男を俺も見たいからな」
レントン「やるよ、ランド…! 俺…エウレカと一緒に行くために旅に出たんだから!」
レーベン「じゃあ、やっぱり自分もですか…!?」
ランド「当然だ、レーベン。お前さんの女神の無事がわかるまで俺達に付き合えよ」
ホランド「金は払えねえぜ、修理屋」
ランド「いやいや…その前にお前にゃあレントンの家出の件での貸しがある」
ゲイン「そうだな。お前さんの金で一杯やるまでは地獄まで引っ付いていくぜ」
ホランド「そいつは、さらにオゴる気をなくすぜ」
ランド「ロジャー、お前はどうすんだ? 大将は文無しっぽいぜ」
ロジャー「私はこう見えて、へそ曲がりでね」「報酬が払えんと言われても、一度首を突っ込んだ事は、その結果を見届けるまでつき合わせてもらうさ」
ドロシー「いつも通りの展開ね」
ホランド「頼りにさせてもらうぜ、ネゴシエイター。もっとも、その腕っ節の方をな」
ロジャー「多少不本意だが、仕方ないな」
竜馬「アポロ…」
アポロ「余計な言葉は要らねえぜ、リョウ。俺はあいつらを応援するってもう言ったはずだ」
ジロン「お前のそういう義理固いところ、俺は好きだな」
アポロ「へ…お前にそんな事を言われると全身がムズがゆくなるぜ。…文句はねえな、お前ら?」
シルヴィア「どうして、あんたが仕切るのよ!」「ま、反対する気はないけどね」
シリウス「我々は自由だ…。たとえ世界を敵に回そうとも己の信じるものに殉じるのもよかろう」
ピエール「出たぜ、王子様の格好付けがよ!」
隼人「だが、いいぜ…そういうのもよ」
弁慶「おう! 俺達もアウトサイダー暮らしは慣れたもんだからな!」
マリン「オリバー、雷太、ジェミー…」
雷太「正直言えば、俺はコーラリアンってのはよくわからん…」
オリバー「だが、新連邦のアジ演説に踊らされて敵だと割り切っちまうのはちょっと考えものだな」
雷太「おう! 世の中には信じられる敵異星人もいるからな!」
マリン「雷太、お前の下手クソな冗談をエウレカに聞かせるなよ」
大介「マリン…」
マリン「見ての通りだ、大介。お前のやってきた事は無駄じゃなかったのさ」
大介「ああ…。同じように僕もエウレカ達の事を信じてみるつもりだ」「そして、甲児君達に謝り、もう一度、彼らとも手を取り合いたい」
竜馬「もう一つのZEUTHか…」
ガウリ「確かに我々は互いを誤解していた…。 だが、この件まで理解してくれるかはわからんぞ…」
アデット「向こうはちょいとばかり頭の固そうな連中が多いからね」
ランド「でもよ…話してみなけりゃ何も始まらんぜ」
メール「うん…! ちゃんと言葉にしないと、この前みたいな事になっちゃうよ!」
大介「そのためにも僕達はもう一度、彼らに会わなくてはならない」
ジャミル「我々全員がZEUTHとしてな。…それでいいな。ホランド?」
ホランド「へ…損得の勘定も出来ない連中の集まりだぜ。それとも事の重大さがわかってねえのか?」
ゲイン「そいつはお互い様だ。 ま…似た者同士ってわけだ」
ホランド「…だがよ…言わせてもらうぜ」「ありがとな…」
ガロード「聞いたかよ! 今度はホランドが礼を言ったぜ!」
アナ「あの方も、そういった言葉を知っていたのですね」
チル「みたいだね。あたい、初めて聞いたよ!」
ハップ「そりゃ当然だな。何せ3歳の頃からつるんでいる俺だって聞いたのは初めてだ」
ホランド「う、うるせえよ!」
〔空船の扉の開閉音〕
グレッグ「にぎやかで楽しそうだね」
ミーシャ「グレッグ…研究はまとまったの?」
グレッグ「完璧には、程遠いけどね」
ホランド「待たせた結果が、それかよ!?」
グレッグ「そうは言うけど、まだまだデータが少なくてね」「だが、君達やエウレカを見て確信に到った事があるよ」
レントン「それは…?」
グレッグ「スカブコーラルが血生体であり、コーラリアンがそこから目的を持って生み出されたって事だよ」
ジロン「スカブコーラルって地面だろ? タルホの話にも出てきたけど、その辺りがよくわからないんだよな…」
グレッグ「それは無理もないね。彼らは一般的に考える生物の概念とはかけ離れた存在だから」
ホランド「目的って言うが、じゃあ、エウレカは何のために生まれたんだ?」
エウレカ「………」
グレッグ「エウレカ…君は何を知っている?」
エウレカ「何も…」
グレッグ「そうだよね…。それこそが君の意味だよ」「多分、君は何も知らされないまま送り込まれてきたんだ。言わば、何も書かれていない真っ白な本だよ」
エウレカ「うん…」
グレッグ「そう…何も知らない事こそがスカブコーラルから人類へのメッセージなんだよ」「彼らは僕達の事を知らない…。何も知らないって意味のね」
不動「そして、彼女は我々の側からのメッセンジャーでもある」
レントン「うわああああっ!!」
つぐみ「ふ、不動司令! いつここにいらしたんですか!?」
不動「つい先程だ。…面白い話をしているので入らせてもらった」
アポロ「このおっさんの唐突ぶりは亜空間飛行並だぜ!」
グレッグ「ふむ…あなた、わかってるようだね」
不動「………」
グレッグ「この人が言った通り、エウレカは僕達からスカブコーラルへのメッセンジャーでもあるんだよ」「だから、彼女は真っ白なんだ」
ホランド「スカブコーラルへのメッセージを書き込むためにか…」
グレッグ「その通り。そこに何を書くかは僕達の自由…。愛でも憎しみでも、何でもあり」
レントン「自由…」
グレッグ「だから、僕達がスカブコーラルと仲良くしたいのなら、エウレカと一緒に色んな事をしなくちゃならない」
マシュー「こっちの事を理解してもらわないとあの抗体みたいなのが出てきて喧嘩になるって事か…」
ストナー「だが、俺達の世界はともかくこの多元世界でスカブコーラルがあるのは限られた地域だけだ」
ケンゴウ「あれが抗体を生むとしても数は知れている。それに活動限界がある以上、戦いになれば人類の勝利は揺ぎ無いと思うが…」
グレッグ「君達は勘違いをしてるよ。スカブコーラルは目に見えてないだけでこの多元世界のすぐ側にある」
マリン「まさか…!」
グレッグ「気がついたようだね。そう…スカブコーラルは僕達の世界とごく近い次元に存在しているんだよ」「それこそ、この世界全体を薄皮で包んだようにね」
桂「だから、次元境界線の歪んだ所にあの雲みたいなのが現れて…」「時空震動を起こす事によって抗体が出現するのか…!」
オルソン「スカブコーラルはこの世界全体の裏にある…」
大介「では、あの抗体も無尽蔵に出現するというのですか?」
グレッグ「そういう問題じゃないよ。スカブコーラルという知性体の生命は数という概念を超越している」「それが完全に目覚めれば、この世界の生命の総和は情報力学的に限界を越える…」「そうなれば、ブレイク・ザ・ワールドなんて目じゃないような時空震動が起きるだろうね」
桂「何だって!?」
グレッグ「そして、目覚めつつあるスカブコーラルの影響で次元の壁は不安定になっている…」
オルソン「それが…次元境界線の加速度的な崩壊…」
桂「じゃ、時空崩壊ってのはスカブコーラル…コーラリアンが目覚める事で発生するのか…!」
グレッグ「そうだよ」
アポロ「マジかよ!?」
ランド「ちょいとヘビーってレベルじゃねえな、こいつは…」
グレッグ「僕が今、話せるのはここまでかな。検証するにはデータが少な過ぎる」「ここにあるコーラリアンのデータはエウレカから得たものだけだからね」
ストナー「だからって、ここ以外にコーラリアンについての情報があるとしたら軍ぐらいだろうぜ」
ホランド「いや…別の手がある…」
グレッグ「どこに?」
ホランド「ノルブだ…。ヴォダラクのノルブ師に会えば道は残されている」
レントン「ヴォダラク…。反体制組織として政府に追われている教団…」

ガリア大陸 ザフト・ジブラルタル基地

デュランダル「…では、デューイ・ノヴァクは小型の時空震動弾を使ったと言うのか?」
???(黒のカリスマ)「彼はそれをオレンジと呼んでいます」「時空震動弾と呼べる程のものではありませんが、壁の向こうのコーラリアンを刺激する程度の事は出来るでしょう」
デュランダル「とは言え、地球連邦も時空制御の技術を持っていたとはな…」
???(黒のカリスマ)「驚くべき事ではありません。彼らの保有するその手の技術は私が与えたのですから」
デュランダル「それもあなたの遠大な計画のためか?」
???(黒のカリスマ)「…そういう事にしておきましょう」「わかっていますよ。あなたが内心では、私の存在を認めていない事も」
デュランダル「………」
???(黒のカリスマ)「そして、私の悪戯の陰で自分の計画を進めている事も」
デュランダル「…並行世界の存在と、その境界のねじれを教えてくれたあなたには感謝している」
???(黒のカリスマ)「いえいえ。こちらとしても見返りをもらいましたから」「プラントの技術は素晴らしい。血のバレンタインを教訓にあんなものを完成させるとは驚きましたよ」「ニュートロンスタンピーダー…。核分裂反応を強制的に促進し、核兵器を自爆させるとはね」
デュランダル「………」
???(黒のカリスマ)「有効に活用させてもらいますよ。あれは面白い札になりそうですから」「私もそろそろ本腰を入れるとします。デューイ大佐のオレンジよりも格段に進んだ技術をお見せしましょう」
デュランダル「それでも完成ではないわけか…」
???(黒のカリスマ)「成功の前に失敗は必要です。そうでなければ、世界は面白みに欠けます」
デュランダル「成功の前の失敗…目的を成すための犠牲…。結局、指導者というものはそれを飲むしかないという事か…」
???(黒のカリスマ)「そう悲観する必要はありません。…もうすぐ全ては上手くいきます…」「そして、世界は救われます…。人類に未来はやってくるのです」
デュランダル「その言葉…私も信じたいな…」「…ところで、私はあなたを何と呼べばいい?」
???(黒のカリスマ)「今さら、細かい事を気にされるのですね」
デュランダル「まさか、ここまで長く付き合う事になるとは当初は思っていなかったからな」「その正体は問わないとしても、いつまでも名無しのままというわけにもいかないだろう」
???(黒のカリスマ)「…救世の戦士…太極への旅人…法の守護騎士…因果律の番人…呪われし放浪者…。何でも構いませんが…」
黒のカリスマ「そうですね…。黒のカリスマとでも呼んでもらいましょうか」
デュランダル「随分と芝居掛かった名前だな…。了解した」
黒のカリスマ「では、ごきげんよう…。次にあなたに会う時には世界はまた大きく動いているでしょう」「この世界…どこまで転がっていくか、見ものです…」
【シナリオエンドデモ終了】

【バザー】

≪「大トカゲのくんせい」所持≫

ジロン「大事に大事に節約しながら食べてきた大トカゲのクンセイも残りわずか…」
ブルメ「聞いた話じゃ、この辺りじゃトカゲは取れないらしいぜ」
ダイク「じゃあ珍しい食べ物って事で高く売れるんじゃないか?」
アポロ「よし…! そいつを売っ払って、別の食い物を買おうぜ!」
グレッグ「ふうん…それってそんなに珍しいんだ」
チル「クマの先生だ!」
シルヴィア「何かバザーに買い物ですか?」
グレッグ「キャンディーを買いに来たんだよ。研究中には甘いものが欲しくなるからね」
つぐみ(研究してなくても甘いもの食べてるじゃないですか!)
グレッグ「はい…お嬢ちゃんにもキャンディーをあげよう」
チル「ありがとう、クマ先生!」
グレッグ「その代わり…そのくんせい、ちょうだい」
ラグ「あんた! あれっぽっちのものであたしらの財産を取り上げるつもりかい!?」
アポロ「チル! そんなアメ玉なんて突っ返せ!」
チル「えーっ! もう食べちゃったよ!」
グレッグ「じゃあ仕方ないね。代わりに、くんせいはもらってくよ」
ラグ「…待ちなよ。物々交換ってのはわかるけど、あまりに釣り合いが取れないね、これじゃ」
ジロン「大トカゲのクンセイは渡すよ。でも、アメ以外にも何かをもらわなきゃ納得出来ないな」
グレッグ「わかったよ…。じゃあ…トレゾアで作ったお宝を君達にあげるよ」「とっておきのパーツだからきっと気に入ると思うよ」

チャリティセール開催中。売却大歓迎。

【概要】
 デューイの動きを追う一行は、抗体コーラリアンに
遭遇する。戦いの後、ホランドは自らの戦いの目的を
明かし、一行に協力を申し出るのであった。


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