TOP PAGEへ

No.44
舞い降りる太陽

【シナリオデモ1開始】
マリニア「…まだ斗牙様、見つからないみたいね」
テセラ「エイジ様もブリギッタ達も頑張ってるみたいだけど、手がかりらしい手がかりはないし…」「ギャリソンさんやノーマンさん達も手伝ってくれてるけど、やっぱり限界があるわ」
チュイル「ねえ、サンジェルマン城のメイドも全員で斗牙様を捜しにいかない!? クッキーやディカやトリアも全員投入で!」
テセラ「気持ち的にはそうしたいけれど…」
マリニア「サンドマン様のお許しが出なければ…」
チュイル「でも、そのサンドマン様は御自分のお部屋に閉じこもったままだし…」
テセラ「アースガルツとグランナイツ…どうなってしまうのかしら…?」
???(サンドマン)「その心配は要らない…!」
マリニア「そのお声は!?」
サンドマン「待たせたな、みんな」
テセラ「きゃあぁぁぁぁぁぁっ!」
チュイル「サンドマン様ぁ~~~~!!」
サンドマン「みんなには迷惑をかけてしまったな。許して欲しい」
テセラ「いえいえいえいえいえいえいえいえ! お帰りなさいませぇ!」
レイヴン「………」
チュイル「どうしてレイヴンさんは怒ってるんですか?」
レイヴン「何でもない! …状況はどうなっている!?」
マリニア「斗牙様は依然として消息不明。なお、月面のスカルムーン連合に動きが見られます」
テセラ「過去のデータと照らし合わせるとこれまでにない大規模な作戦行動に出る事が予測されます」
サンドマン「わかった…。闇が地球を包む前に斗牙達を迎えにいこう」
チュイル「で、でも…グラヴィオンは凄いダメージを受けてるって聞いてます!」
レイヴン「サンドマン…」
サンドマン「今こそ必要なのかも知れん…。この暗雲を払う太陽の輝きが…」

月面 スカルムーン基地

  ~アルデバロン司令官執務室~
アフロディア「………」
ルビーナ「どうされたのです、アフロディア司令?」
アフロディア「いえ…何でもありません、ルビーナ姫」
ルビーナ「お隠しになってもわかります。あなたは次の作戦をためらっておられるのですね」
アフロディア「何を…!」
ルビーナ「地球洪水作戦…。いくら戦争と言えど、あれは人の道を外れたもの…」「あのような作戦が実行されれば、数十億もの罪のない人々の命が失われる事となるでしょう」
アフロディア「地球人の命など知った事ではありません。あの作戦は、我らが地球を制圧するためにも必要な事なのです」「ルビーナ姫、、あなたは私の秘書官ではありますが、作戦への口出しは許しませんぞ」
ルビーナ「………」
アフロディア「デュークフリードに想いを寄せ、一度は父であるベガ大王に歯向かったあなたに我々お使命の重さはわかりはしません」「私はS-1星の民達のためなら、鬼にも悪魔にもなる覚悟は出来ています」
ルビーナ「心を偽らないでください、アフロディア司令」
アフロディア「………」
ルビーナ「私は父に…ベガ大王に掛け合い、何とか作戦を中止してもらいます」
アフロディア「無駄です。この作戦はガットラー総統自らが計画されたものなのですから」「…仮にこの作戦が中止となっても、ガイゾックやエルダー、ゼラバイアはそれ以上の手を使うでしょう」「奴らに人道や正道を説いても無駄なのです」
ルビーナ「そんな…」
アフロディア「そして、地球と我々の戦いはそこまでの手段を使わねばならない所に来ているのです」
ルビーナ「…ですが、あなたはそれを憂いています」
アフロディア「………」「…不思議なものです…。以前の私なら総統の命令であれば、何事にもためらいを感じなかったでしょう」「ですが、今は胸が締め付けられるようです…。私の心の中の女としての部分が痛みを感じているのでしょうか…」
ルビーナ「…きっとテラル司令が思い起こさせてくれたアフロディア司令の本来の優しさなのでしょう」
アフロディア「あの方は帰ってこられませんでした…」
ルビーナ「アフロディア司令…。もしあなたが悩んでおられるのでしたら、決心なさるべきです」
アフロディア「決心…?」
ルビーナ「このまま地球との戦いが続けば、きっとS-1星の民達は不幸を迎えます」「新たなる母なる大地を見つけたくば、あなた方は戦い以外の方法でそれをすべきだったのです」
アフロディア「………」「ルビーナ姫…。この基地から地球に向けて、何者かが通信を送っているとの報告を聞いています」「それが内通者であった場合、私はその者を処刑せねばなりません…」
ルビーナ「………」
アフロディア「地球へ通信を送る者…。それはあなたなのですか?」
ルビーナ「その通りです。私はデュークフリードに私の知る情報を定期的に伝えています」「そして、あのキャリン・フリックは私の協力者でした」
アフロディア「やはり…」
ルビーナ「私を討つならば討ちなさい、アフロディア司令」「この命…平和のために捧げたものです。とうに捨てたものと思っています」
アフロディア「…なぜ、それを渡しに明かしたのです。今の私なら討てないとみくびっての事なのですか?」
ルビーナ「そうではありません。今のあなたなら私の言葉の意味をわかってくれると思ったからです」
アフロディア「………」
ルビーナ「アフロディア司令…。私と共に地球へ亡命しましょう」「デュークフリードなら我々を受け入れ、二つの星の未来を共に考えてくれます」
アフロディア「グレンダイザーのデュークフリード…。あなたの想い人…」
ルビーナ「彼が共に戦うZEUTHにはS-1星の方もいらっしゃると聞きます」
アフロディア「裏切り者マリン・レイガン…。私に奴と同じ道を歩めと言うのですか…?」
ルビーナ「彼の事が問題ではありません。S-1星の未来のために何を成すべきかあなたは考えるべきです」
アフロディア「S-1星の未来…」
ルビーナ「行きましょう、アフロディア司令。今ならまだ間に合います」
アフロディア「………」「…駄目です…。私はガットラー総統を裏切るわけにはいかないのです…」「総統は幼き頃に両親を失った私と弟にとって父親と言ってもいい存在なのです…」
ルビーナ「アフロディア司令…」
アフロディア「ルビーナ姫…今日の話は忘れてください。私も姫が内通者であった事は忘れます」「そして、姫にはテラル司令より預かった捕虜達の地球移送をお願いします」
ルビーナ「…わかりました」
アフロディア「次の出撃の時が、姫にとっても地球へ亡命するチャンスとなりましょう。可能な限りのお手伝いをさせていただきます」
ルビーナ「感謝します、アフロディア司令…。いつかあなたが御自分の心に素直になれる日が来る事を祈っています」
アフロディア「ありがとうございます、ルビーナ姫。そして、お別れです…」

斗牙「………」
ブレーカー「何だぁ、おめえは!? 人に肩ぶつけといて詫びの一つもねえのかよ! あぁん!?」
斗牙「………」
ブレーカー「ちょいと可愛い顔してるからっていい気になってんじゃねえぞ、おら! ホーラ一家をナメてんのか!」
ブレーカー「痛い目に遭いたいようだな、兄ちゃん! だったら、お望み通りに…」
〔画面、明滅〕
〔殴打音〕

ブレーカー「殴られたぁ!」
〔空を舞う音〕
フェイ「昼日中から街中で酒臭い息を吐いて騒ぎまくる…。そういうのは社会の迷惑よ」
ブレーカー「な、何だよ、姉ちゃん! こっちの兄ちゃんのレコか!?」
フェイ「そういう下品な冗談、許せない…!」
〔画面、明滅〕
〔殴打音〕

ブレーカー「ぶ、ぶったな! 二度もぶったな!?」
ブレーカー「や、やめろ…! この姉ちゃん…連邦の軍人さんらしいぞ!」
フェイ「Gソルジャー隊隊長、フェイ・シンルー大尉よ。文句があるなら受けて立つわ」
ブレーカー「ちっきしょおおっ! 今日はこれくらいで勘弁してやらあ!!」
ブレーカー「姉ちゃんの顔は覚えてからな! いつか新連邦がひっくり返ったら、お礼に来るぜ!」
〔複数の走り去る足音〕
フェイ「口ほどにもないんだから…」
斗牙「………」
フェイ「…ホント、変わらないね。昔と少しも…」
斗牙「あ…」
フェイ「今まで散々トボけてたけど間近で見れば思い出したみたいね」
斗牙「フェイ…あのフェイなの…?」
フェイ「そう…。身寄りのない子供達が集められた施設であなたと暮らしていた、あのフェイよ」「あの施設のスポンサーはサンドマン…。私達にとって父親のような存在だった…」「そして、サンドマンはいずれ私を…強いG因子の持ち主だった私を彼の城に連れて行ってくれるはずだった」
斗牙「………」
フェイ「なのに…なのにサンドマンは考えを変えた。もう一人のG因子の保持者であるあなたをグランカイザーのパイロットに選んだのよ」「そう…あなたは私からグランカイザーのパイロットという役割を奪ったのよ。でも、それは間違いだった…」
斗牙「間違い…?」
フェイ「サンドマンはあなたの潜在能力に期待したんでしょうね…。でも、あなたは結局、ゼラバイアに負けた」
斗牙「…!」
フェイ「Gドリラーのパイロットは死亡、もう一人は行方不明。これはあなたの責任よ、斗牙」
斗牙「やめて…やめてよ…! やめてっ!!」
フェイ「あげくの果てに逃げ出すとはね…。斗牙…あなたのような軟弱者じゃ、死んだ仲間も浮かばれないわね」
斗牙「わかってる…! わかってるから、もう!」
フェイ「斗牙…私と来なさい」
斗牙「え…」
フェイ「私の部下になってグラントルーパーで戦うの。私ならあなたの力を活かす事が出来るわ」
斗牙「………」
フェイ「あなたは何も考えなくていい。ただ私の言う通りにしていればいいの」「何も考えず、感じず…わたしの言う通りにしていればいいのよ。子供の時みたいに…」
斗牙「何も…考えなくてもいい…」
ふぇい「あなたがいれば、グラントルーパーは完全になる…。私はグラヴィオンを超えられるわ」
斗牙「あ…」
エイジ「ちょっと待て、斗牙!!」
フェイ「紅…エイジ…」
斗牙「エイジ…」
エイジ「何やってんだ、斗牙! みんなの所に戻るぞ!」
斗牙「………」
エイジ「お、おい…どうしたんだよ、お前…」
斗牙「僕はもう忘れたいんだ…。グラヴィオンの事も、グランナイツの事…ZEUTHの事も…」
エイジ「斗牙…」
斗牙「僕は人間じゃなくていい! いつかエイジに言われたみたいに化け物でいいよ!」「苦しんだり…悩んだりするのはもうたくさんだ…」「機械みたいに何も感じなくていいんだ! 僕は…僕は…」
フェイ「さあ行きましょう、斗牙。あなたはもう苦しむ事はないのよ」
エイジ「ふざけるなよ、斗牙!」
斗牙「エイジ…」
エイジ「忘れたいだぁ? 俺達が今までやってきた事全てをそれでチャラにする気かよ!?」「ユニウスセブンを止めようとした事もエクソダスに付き合ったり、日本で百鬼と戦ったりした事も…」「シンやカミーユが苦しんだ事もガロードやランドのオッサン達と戦った事もこの世界を救うための戦いも…」「全て忘れちまっていいのかよ!?」
斗牙「…もう…やめて…」
エイジ「エィナや琉菜もかわいそうな奴だぜ! こんな下らねえ奴のために無駄死にしたんだからな!」
斗牙「や、やめろぉ!」
〔画面、明滅〕
〔殴打音〕

エイジ「笑わせんなよ! 鉄也やエレメントの訓練に付き合わされた俺にそんなパンチが効くと思ってんのかよ!」「今のお前じゃレントンどころか、エウレカの子供達やアナ姫にも勝てやしねえぞ!」
斗牙「うわあぁぁぁっ!!」
〔画面、明滅〕
〔殴打音〕

エイジ「上等だぜ! ゲイナー程度にはやるようになったじゃねえかよ!」「こいつはお返しだぜ!!」
〔画面、明滅〕
〔殴打音〕

斗牙「ぐっ!」
エイジ「一人で戦ってるつもりかよ! エィナと琉菜が死んで悲しいのはお前一人じゃねえんだぞ!」「つぐみもマリアもソシエもファも恵子もエマさんもサラもメールも甲児もジロンも、みんな泣いてんだ!」
斗牙「うるさい! エィナは子供の頃から僕と一緒で琉菜はずっと一緒に訓練してきたんだ!」
エイジ「面倒ばっかり起こしやがって! 心配かけんのもいい加減にしやがれ、馬鹿野郎!」
斗牙「放っておいてよ! 誰も心配してくれなんて頼んでない!」
エイジ「それでも大介さんやアムロ大尉やロラン、レーベン大尉は心配してくれたんだよ! 梅江ばあちゃんやシャイアさんもな!」「ティファやリーナも力を使って、お前を捜してくれてんだぞ!」
斗牙「え…」
エイジ「だが、覚悟しやがれよ! マリンやとシリウスはカンカンだ! ギャバン隊長と勝平とアデット先生もな!」「お前が戻ったら、源五郎キャプテンとケンゴウのオヤジとブライト艦長の説教フルコースだ!」「ついでにロジャーの皮肉と万丈の苦笑いとホランドの舌打ちもたっぷり浴びやがれ!」「いい加減わかれよ! みんながお前の事を待ってんだよ!」
斗牙「みんなが…」
エイジ「だいたいよ! 本気で悪いと思ってんなら、リィルの側にいてやれよ!」
斗牙「リィルの…」
〔緊急通信のコール音〕
フェイ「緊急通信…!? 異星人の大部隊が南極に現れたですって!?」
エイジ「こうしちゃいられねえ! ZEUTHに戻るぞ、斗牙!」
斗牙「戻るってどうやって…。それに戻ってもグラヴィオンは…」
〔歩み寄る足音〕
ミヅキ「男の子なんだからそういうのは後で考えればいいのよ」
斗牙「ミヅキ…」
琉菜「でも、そういう台詞が出たって事はやる気になったって事だよね」
エイジ「琉菜! お前、生きていたのか!?」
サンドマン「行くぞ、斗牙、エイジ。我々の戦いはまだ終わってはいない」
フェイ「サンドマン…」
斗牙「サンドマン…僕は…」
サンドマン「何も言わなくていい、斗牙。さあ…リィルが待っているぞ」
斗牙「うん…!」

太平洋 トリニティシティ

  ~トリニティシティ ブリーフィングルーム~
マリン「人工太陽…!?」
クインシュタイン「アルデバロンが南極に送り込んだ装置です。あれが発する熱量はそう表現するに相応しいでしょう」
月影「南極に降りたスカルムーン連合は周辺に部隊を展開して、その装置を防衛しているようだ」
竜馬「いったい何のためにそんなものを?」
クインシュタイン「この多元世界は幾つかの世界の地球よりも水位が低く乾燥した気候ですが、それでも、南極には多くの氷があります」「それが溶解すれば、海面は大陸の形を変えるまで上昇し、発生する洪水は多大な被害を生むでしょう」
勝平「異星人の奴ら、地球を水攻めにする気なのかよ!」
大介「それだけの被害が予想されるのになぜ新連邦は軍を動かさないのです?」
クインシュタイン「…私の計算によれば、水没する地域の多くは新連邦に加入いていない国家なのです」
桂「じゃあ、新連邦は構図に飲まれる地域を自分達とは関係ないって見捨てるっていうのか!?」
オルソン「ありえるな…。下手をすれば、それを好都合と思っているかも知れん…」
アテナ「それが新連邦のやり方か…!」
クインシュタイン「洪水の被害を受ける国や地域としてオーブやエマーンがあげられます」
アムロ「オーブが見捨てられるとはな…。やはり、あの国は賢人会議派あったという事か」
カミーユ「ザフトは何をしているんです!? 南極に近いカーペンタリア基地なら、部隊を派遣出来るはずです!」
月影「先程入った報告ではザフトが送り込んだ部隊は全滅したそうだ」
ガロード「それだけの敵が南極にはいるのかよ!」
クワトロ(あるいはザフトが故意に派遣した部隊を少なくしたかだ…)
ジロン「地球の大ピンチなんだろ! すぐにその南極とか言う所に行こうぜ!」
甲児「おう! 太陽だろうと何だろうと叩き潰してやるまでだ!」
ブライト「もうすぐミネルバがトリニティシティに到着する。彼らと合流次第、我々は南極に向かうぞ」
メール「でも、ミネルバは…」
レーベン「信じられません…。あのアスランがザフトを脱走するなんて…」
鉄也「もしかしたら、あいつ…アークエンジェルに合流しようとしたのかも知れないな」
ボス「でも、アークエンジェルはミネルバにやられちまったんじゃねえのか?」
鉄也「わからん…。だが、ザフトとZEUTHを抜けたあいつが行くとしたら、そこしか考えられん」
ゲイナー「アスラン隊長を撃墜したのはシンとレイだって聞いた…」「そして、セイバーにはメイリンも乗っていたって…」
ランド「やめとけ、ゲイナー…。シンも好きで戦ったわけじゃねえよ」
ゲイナー「それはわかってます…。でも…」
ゲイン「つらいもんだな、軍人ってのは…」
〔基地の扉の開閉音〕
タリア「ミネルバ、並びのその乗員、トリニティシティに到着しました」
ブライト「お疲れ様です、グラディス艦長」
ジャミル「グラディス艦長、アスラン脱走の件を聞かせてもらいたい」
タリア「彼については先に報告した通りです。ザフトの機密を何者かに流した事が発覚したアスラン・ザラとメイリン・ホークは…」「ジブラルタル基地を脱走し、追撃隊の手により撃墜されました」
クワトロ「彼が内通者だったと?」
タリア「保安部の調査では、彼の部屋からそれを示す証拠が見つかり、メイリンはその補助をしていたそうです」「漏洩された情報と、その送られた先についてはザフト内の機密として、ここではお話出来ません」
タルホ「そんな曖昧な話じゃ納得出来ないわよ! あいつらはあたし達の仲間だったんだから!」
ハップ「止めろ、タルホ。…今は南極に向かうのが先だ」
ホランド「ちっ…何でも軍機だ、規則だで通ると思ったら大間違いだぜ。わかってるんだろうな、タリア?」
タリア「ええ…」
シャイア(一番納得出来ていないのはグラディス艦長なんでしょうね…)
シン「………」
カミーユ「シン…」
シン「仕方なかったんだ! だって、アスランは錯乱していて俺は議長の命令を受けて!」
カミーユ「もういい、シン…。何も言うな…」
アムロ「君が望んでした事ではないのはみんな、わかってる」
シン「でも、このままじゃ、まるで俺が悪いみたいじゃないか…!」
ルマナリア「もういい…。もういいのよ、シン…」
シン「ルナ…」
ルナマリア「全部…仕方なかったんだから…。だから…」
シン「ごめんごめんよ、ルナ…。俺は…」
レイ「…俺達には悲しんでいる時間もない…」「行くぞ、シン…。俺達にはザフトとして、ZEUTHとしての使命がある」
シン「わかってるよ、レイ…」
マリン「クインシュタイン博士…バルディオスのパイロットの件…帰ってきたら話を聞かせてもらう」
クインシュタイン「わかっています。今回の敵の作戦の件も併せて、あなたには話があります」
マリン「それがバルディオスのパイロットに何の関係がある…?」
クインシュタイン「全ては地球に明日が来たら話します。マリン…必ず帰ってきなさい」
マリン「…あんたに言われるまでもないぜ」
〔歩き去る足音〕
クインシュタイン(もし、私の推測が正しければ…それは…)
デビット「博士…」
クインシュタイン「デビット…あなたにはこの作戦の後からバルディオスのパイロットをお願いする事になります」
デビット「先の事よりも今の事です。…フィクサー1の出撃準備をします」
クインシュタイン「しかし、あれは…」
デビット「もしもの時のためです。あれはそのためのものだと言ってもいいものです」
クインシュタイン「………」
デビット「あなたは俺に亜空間力学を教えてくれた。そして…人を愛する事もな」
クインシュタイン「デビット…」
デビット「もうあの時の教師と生徒じゃない…。俺は一人の男として、あなたのためだけに戦うつもりだ」「俺は地球のためには死ねない…。だが、あなたのためなら死ねる」
クインシュタイン「………」
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
「舞い降りる太陽」


【戦闘マップ1開始】
〔敵ユニット出現済み〕
ダルトン「見事なものだな、アフロディア司令。地球人の部隊をあっさりと撃退するとは」
アフロディア「先程の連中は様子見に過ぎん。我らが倒すべき敵はまだ現れてはいない」
ダルトン「ZEUTHとやらか。フフフ…エルダーの前線を預かる俺がいる限り恐れる必要はないわ」
アフロディア「あのテラル司令を破った連中だ。甘く見ると怪我ではすまんぞ」
ダルトン「フン…美しい顔をして手厳しいな。だが、あのような無能と俺を一緒にしないでもらおう」
アフロディア「無駄話がここまでだ。来たぞ…!」
〈母艦出撃〉
〔味方戦艦出現〕
〈出撃準備〉
オリバー「あれが人工太陽か!」
〔カーソル、人工太陽を指定〕
雷太「凄い熱量だ! 水蒸気でろくに視界が効かないぜ!」
ジェミー「クインシュタイン博士の話では、まだあれでもウォームアップに過ぎないそうよ!」
ジュン「じゃあ、これ以上の熱を発するって事なの!?」
鉄也「そうなる前に叩き壊すまでだ!」
アフロディア「来るがいい、ZEUTH! アルデバロンの科学の粋を集めた人工太陽が破壊出来ると思うなよ!」
マリン「アフロディア! こんな虐殺紛いの作戦を決行するとは、お前達はそれでも人間か!」
アフロディア「黙れ、裏切り者め! 全てはS-1星人の未来のためだ! そのためなら私も手段は選ばん!」
ルビーナ(アフロディア司令…)
兵左衛門「各機、攻撃を開始しろ! 目標は人工太陽、ただ一点だ!」
源五郎「敵はこの作戦で勝負に出ている! 増援には注意しろ!」
万丈「堕ちた太陽…! その存在は許されない!!」
闘志也「行くぜ、異星人! 地球の自然までぶっ壊すような野郎は俺達が叩き潰してやる!」
アポロ「ん…?」
シリウス「どうした、アポロ?」
アポロ「いや…何でもねえ…。気のせいだろう…」
???(双翅)「翅無しと星から来た者…。どっちが勝つのかな…?」
リーナ「無邪気な瞳…。それゆえに危険…」
<戦闘開始>

<アフロディアor人工太陽と戦闘or敵17小隊以下or4PP・味方援軍1&敵増援1出現>

※※人工太陽と戦闘の場合、セリフ追加※※
一太郎「だ、駄目です! 人工太陽は全くダメージを受けていません!」
勝平「どうなってんだよ! あのダンゴ、そんなに硬いのかよ!」
マリン「亜空間フィールドだ…! 人工太陽は有り余るエネルギーで周辺の時空を歪めている!」
桂「じゃあ何か!? 俺達の攻撃は空間を歪められてとどいてないってのかよ!」
マリン「残念ながら、その通りだ」
源五郎「おじいさん! 人工太陽にダメージを与えられなければ、いくら護衛を倒しても無意味です!」
兵左衛門「最悪の場合はキング・ビアルのイオンエンジンを暴走させて体当たりを敢行する」「大質量をそのままぶち当てて亜空間フィールドごと、押し潰す…!」
一太郎「と、特攻ですか!?」
兵左衛門「何億もの人の命が懸かっているのだ! キング・ビアル一隻の犠牲で済めば安いものだ!」
源五郎「まずは周辺の敵を叩け! 戦いながら、突破口を探すんだ!」

アフロディア(頃合か…。後は頼みます、ルビーナ姫)
〔味方ユニット出現〕
マリア「何なの、あのミディフォーは?」
さやか「増援には見えないけど…」
ルビーナ「応答してください、ZEUTH! こちらはベガのルビーナです!」
デューク「ルビーナ! 君が乗っているのか!?」
アムロ「誰だ、あれは?」
ひかる「ベガ大王の娘のルビーナさんです! 平和を愛し、デュークフリードに協力してくれています!」
ルビーナ「このミディフォーにはガイゾックとエルダーに捕らえられた地球の方を乗せています!」「私達が戦場から離脱するまで援護をおねがいします!」
香月「聞こえるか、勝平! 俺だ…香月だ! ミチもいる!」
勝平「香月! お前達もUFOに乗ってるのか!?」
香月「こんな事を言えた義理じゃないが、助けを頼む!」
勝平「細けえ事は気にすんな! 俺達が敵を食い止めるから、全力で突っ走れ!!」
アフロディア「ええい、ルビーナ姫め! 捕虜を連れて脱走するとは!」
アルデバロン兵「いかがします、アフロディア司令!?」
アフロディア「悔しいが、今は作戦の遂行を最優先する! 奴らの事は捨て置け!」
ネグロス「下らない芝居はそこまでです、アフロディア司令」
〔敵ユニット出現〕
アフロディア「ネグロス! どういう意味だ!?」
ネグロス「あなたの執務室に盗聴器を仕掛けさせてもらったまでです」「ルビーナ姫との話も全て聞かせていただきましたよ」
アフロディア「何っ!?」
ネグロス「アフロディア司令…。私は以前より、あなたの存在をうとましく思っていたのです」「あなたは一度撃墜されながらも地球人に見逃された…! これは我が軍の戒律に反する!」「敵に情けをかけた者は死刑! かけられた者は死刑! この戒律を作ったのはあなた自身だ!」「そして、内通者ルビーナを匿ったあなたはさらに戒律を破った!」
アフロディア「それは…」
ネグロス「だが、掃討の寵愛を受けているお前は刑を免れた!」「俺の兄ガロは敵に背を向けたとしてあの戒律で処刑されたのにだ! だから、俺はお前を許さない!」
アフロディア「私を処刑する気か、ネグロス!?」
ネグロス「そんな事をすれば、総統の怒りを買う。私はお前がアルデバロンのために戦うのを監視に来たのだ」
アフロディア「戦う事で証を立てろと言うのか…。よかろう!」
ルビーナ「アフロディア司令…!」
アフロディア「行くぞ、ZEUTHよ! 私はS-1星の民達のためにお前達を叩く!」「ネグロスよ! 貴様に見張られるまでもなく、私はS-1星のために戦おう!」
マリン「アフロディア…」
宇宙太「どうするんだ、おじいさん!?」
兵左衛門「各機は人工太陽を攻撃しつつ、あの円盤を保護するんだ!」
闘志也「了解だ! せっかく逃げてきてくれたんだ! 絶対に守り抜いてみせるぜ!」
ルビーナ「皆さん、しっかりつかまっていて下さい! 我々の脱出ポイントはあそこです!」
〔カーソル、目標ラインを指定〕
ルビーナ「あそこまで逃げ切れば、もう安全です!」
ジェーン「お願いします、ルビーナ姫!」
デューク「待っていてくれ、ルビーナ! 必ず君達を救ってみせるぞ!」

<人工太陽と戦闘(戦闘後)>
一太郎「だ、駄目です! 人工太陽は全くダメージを受けていません!」
勝平「どうなってんだよ! あのダンゴ、そんなに硬いのかよ!」
マリン「亜空間フィールドだ…! 人工太陽は有り余るエネルギーで周辺の時空を歪めている!」
桂「じゃあ何か!? 俺達の攻撃は空間を歪められてとどいてないってのかよ!」
マリン「残念ながら、その通りだ」
源五郎「おじいさん! 人工太陽にダメージを与えられなければ、いくら護衛を倒しても無意味です!」
兵左衛門「最悪の場合はキング・ビアルのイオンエンジンを暴走させて体当たりを敢行する」「大質量をそのままぶち当てて亜空間フィールドごと、押し潰す…!」
一太郎「と、特攻ですか!?」
兵左衛門「何億もの人の命が懸かっているのだ! キング・ビアル一隻の犠牲で済めば安いものだ!」
源五郎「まずは周辺の敵を叩け! 戦いながら、突破口を探すんだ!」

<アフロディアorネグロス撃破orルビーナが目標ラインへ到達orルビーナが撃破された・味方援軍2&敵増援2出現>
※※アフロディア撃破の場合のセリフ※※
〔アフロディアに爆発〕
アフロディア「くっ! 本艦はここまでか! 脱出するぞ!」
アルデバロン兵「ほ、報告します! 艦の脱出艇にトラブル発生! 何者かが故意に破壊したものかと!」
アフロディア「まさか、ネグロスめ…! 私を亡き者とするために…」
〔敵ユニット撃破〕
マリン「アフロディア…」
一太郎「おじいさん! 敵艦の墜落地点に敵の司令官らしき人物を発見しました! どうやら気絶している模様です!」
兵左衛門「脱出に失敗したか…。回収班を回して収容するんだ。敵の情報が得られるかも知れない」
一太郎「了解です!」
※※ネグロス撃破の場合のセリフ※※
〔ネグロスに爆発〕
ネグロス「ちいっ…! これ以上の戦闘は無理か!」「まあいい。どちらにしてもアフロディアは帰ってくる事は出来ん」「アルデバロン司令官の座はこの俺のものとなるのは決まっている。…後退だ!」
〔敵ユニット離脱〕
※※アフロディアorネグロス撃破の場合のセリフ※※
香月「アルデバロンの戦艦がやられたみたいだぜ!」
ルビーナ「指揮が乱れた今の内に!」
〔ルビーナ、目標ラインへ移動〕
※※ルビーナが目標ラインへ到達の場合のセリフ※※
ジェーン「ポイントへ到達しました!」
ルビーナ「このまま脱出します!」
※※ルビーナが撃破された場合のセリフ※※
ミチ「きゃああああっ!!」
ルビーナ「何とかもたせてみせます…! 私の命に代えても!!」
〔ルビーナ、目標ラインへ移動〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

花江「おじいさん! 上空から何か来ます!!」
兵左衛門「敵の増援か!」
〔敵ユニット出現〕
闘志也「ゼラバイアか!」
ジュリィ「まずいぞ! ミディフォーの方に行く!」
〔ザログロス、ルビーナへ接近〕
ルビーナ「ああっ!」
デューク「逃げるんだ、ルビーナ!!」
勝平「駄目だ! あのままじゃやられちまう!!」
〔味方ユニット出現〕
サンドマン「グランナイツの諸君! 傷ついた翼で羽ばたくのだ!」
斗牙「うおぉぉぉっ!!」
〔斗牙、ザログロスへ隣接〕
〔敵ユニット撃破〕

デューク「ゴッドグラヴィオン!」
サンドマン「さあ、異星の姫よ。ここは我々に任せて、早く逃げたまえ」
ルビーナ「は、はい!」
〔味方ユニット離脱〕
シン「斗牙! ゴッドグラヴィオンに乗ってるのは斗牙なのか!?」
斗牙「みんな…! 心配かけて済まなかった!」
琉菜「あたしとミヅキもいるよ!」
マリア「琉菜! 生きていたんだね!」
琉菜「うん! あたし、あの戦いの時にミヅキに助けてもらったの!」
万丈「ミヅキ…。やっぱり戻ってきてくれたか」
ミヅキ「意外に退屈なのよね、エージェントの仕事って…」「やっぱり私の場合、グランナイツの方が性に合うみたい」
エイジ「ミヅキの事はぐだぐだ言いっこ無しだ! 文句がある奴は俺が相手になるぜ!」
ロラン「凄いよ、エイジ! 斗牙だけじゃなく、ミヅキさんと琉菜まで連れてくるなんて!」
ガロード「見直したぜ! グランナイツの雄叫び要員ってだけじゃないんだな!」
エイジ「この野郎! 褒めるなら素直に褒めやがれ!」
甲児「何とか4人揃ったか! これでゴッドグラヴィオンも戦えるな!」
斗牙「いや…5人だ!」
琉菜「Gシャドウにはリィルも乗ってるの。まだ意識は戻ってないけど」
ソシエ「大丈夫なの、それ!?」
サンドマン「リィルの事は斗牙に任せてある。彼女もグランナイツの一員として戦わせてやってくれ」
万丈「サンドマン、あなたも吹っ切れたようだな」
サンドマン「勝利の女神が私の目を覚まさせてくれたのだ」
レイヴン「………」
鉄也「そのグラントルーパーは何のために来たんだ?」
フェイ「わ、私は自分の力が斗牙より上であるのを証明するために…」
アレックス「素直じゃないな、隊長は! 憧れのスーパーロボット軍団と共に戦うために来たんでしょうが!」
フェイ「それはあなたの事でしょ!」
ミヅキ「正直に言いなさいよ。自分達以外を見捨てる新連邦のやり方に嫌気がさしたって」
フェイ「お、お姉様!?」
梅江「やぽおぱりヘイちゃんはいい子だったみたいですね」
サンドマン「その通りです、梅江さん。彼女も地球を守るために戦う戦士なのです」「その力…期待させてもらうぞ、フェイ」
フェイ「わ、私の力を見たらびっくりするわよ、サンドマン!」
エイジ(ホント…)
ミヅキ(素直じゃないんだから…)
トリア「みんな、ごめん! 目一杯頑張ったけど、グラヴィオンの修理はそれで限界なの!」
エイジ「これで十分だぜ! 後は俺達の腕でカバーだ!」
斗牙「ありがとう、トリア! 君達の頑張りを無駄にはしない!」
サンドマン「グランナイツの諸君! 君達の新たな戦いを見せてくれ!」「その雄々しき翼で未来の空へ羽ばたくのだ!」
〔味方ユニット離脱〕
マシュー「相変わらず訳のわからんオッサンだぜ」
ロジャー「いや…彼の美学に懸ける姿勢は賞賛に値する」「彼こそ真の紳士だ…!」
ストナー「まずはお前さんの紳士の定義ってのを聞いてみたいぜ」
カミーユ「グランナイツのみんな! 戦えるんだな!?」
エイジ「当然だ! 遅刻した分を取り戻すぜ!」
ゲイナー「頼むよ、グランナイツ!」
レントン「ガッツです! 気合があれば何でも出来ます!」
竜馬「だが、無理をするなよ! ゴッドグラヴィオンは本調子じゃないんだ!」
ジロン「駄目な時は俺達でフォローする! だから、目一杯やれ!」
斗牙(みんなが僕達に力をくれる…。その想いが僕を強くしてくれる…)
エイジ「わかるか、斗牙? みんなの想いを感じられるお前は化け物なんかじゃねえ」「俺達の仲間だ」
斗牙「行こう、みんな! 僕達はZEUTH…! 地球を守る力だ!!」

<味方援軍2出現後に敵3小隊撃破or次PP・第3軍増援1出現>
アポロ「!」
ピエール「どうした、アポロ!?」
アポロ「さっきから隅っこでチョロチョロしてる奴…! いい加減に出て来やがれ!!」
双翅「アハハ! 見つかっちゃたか! じゃあ隠れんぼはお終いだ!」
〔敵ユニット出現〕
ジュン「高次元量子反応を確認! あれは堕天翅です!」
つぐみ「で、でも…あの姿…!」
麗花「子供…!? 子供の堕天使なの!」
シリウス「堕天翅の子供…。そんなものも存在するのか…!」
双翅「ウフフフフ…ハハハハ! 君って凄いね、翅無しのくせに僕に気づくなんて!」
アポロ「………」
双翅「もしかして、君が頭翅が言ってた太陽の翼かな?」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオデモ2開始】

頭翅「双翅(フタバ)め…。また我々に無断でアトランディアを抜け出したか」
音翅「これも無限の牢獄の扉が開きかけている故でしょう」
夜翅「無邪気なものよの…」「かつて一億と二千年前は我らも数多く、子供らは日が暮れるのも忘れ、翅無し狩りを楽しんだものよ」
頭翅「しかし、我らの目に映るあの無邪気さも翅無し共から見れば、脅威でしょう」
練翅「双翅は狩りと遊びと戦いの区別がまだついておらんのでは?」
夜翅「よいよい、まだ子供だ」
両翅「ですが、きゃつの戦いは無駄が多過ぎます。あれでは貴重なプラーナ供給源である翅無しを全滅させるやも知れませんぞ」
夜翅「幼い故…勝手がわからんのだろう」
両翅「相変わらず夜翅様は双翅にお甘い…」
夜翅「だが、あの場に双翅がいる事こそ無限の牢獄にほころびが入った事を意味すると思え」
頭翅「では?」
夜翅「もうすぐ世界は割れる…。その時、我らのアトランディアは無限の牢獄から解き放たれよう」「後は再度の楽園崩壊の前に生命の樹の力で、我ら世界を忌まわしき力より解放するのだ」
頭翅「双翅よ…存分に遊ぶがいい。お前が世界をかき回すのだ…」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ3開始】

〔戦闘マップ2から継続〕
双翅「ウフフ、アハハ! 人形を呼ぶから一緒に遊ぼうよ、太陽の翼!」
〔ヒプノサウンド〕
〔第3軍ユニット出現〕

双翅「じゃあ、僕はあのケルビム兵に乗るね!」
〔光の玉、ケルビム兵へ移動〕
シリウス「子供の堕天使…」
アポロ「ガキだろうとジジイだろうと関係あるかよ! 堕天翅なら倒すだけだ!」
つぐみ「ちょ、ちょっと待ってよ、アポロ君!」
シルヴィア「相手は年端もいかない子供なのよ!」
アポロ「はんっ! おめえだってガキだろうが!」
シルヴィア「む~っ! あんた、子供を相手にして胸が痛まないの!」
アポロ「痛んださ、とっくにな!」
シルヴィア「え…」
アポロ「バロンは…俺の友達の命は堕天翅に奪われたんだ! 許しておけるかよ!!」
レントン「アポロ…」
エウレカ「あの人の気持ち…痛いぐらいに伝わってくる…」「大事な人を奪われるのって…こんなにつらいんだ…」
クワトロ「堕天翅は我々と異星人の双方に仕掛けてくる…!」
ジャミル「戦場をかき回すか…! どちらにしろ厄介な存在だ!」
アポロ「堕天翅! てめえがガキだからって容赦無しだ! 覚悟しやがれよ!」
双翅「翅無しも星から来た奴らも太陽の翼も遊ぼうよ! みんなで僕を楽しませてね!」

<第3軍増援1出現後に敵&第3軍5小隊撃破or次PP・味方援軍3&敵増援3出現>
源五郎「このまま手をこまねいていては、取り返しのつかない事になる…!」
一太郎「で、では…!?」
兵左衛門「一太郎! ビアルのイオンエンジンを臨界まで回せ!」「これよりキング・ビアルは人工太陽へ特攻する!」
花江「待ってください、おじいさん! 上空から何か来ます!」
琉菜「斗牙!」
斗牙「来るか、ゼラバイア!!」
〔敵ユニット出現〕
アレックス「な…何て数のゼラバイアだ! まさに地球絶体絶命の危機!」
〔味方ユニット出現〕
フェイ「サンドマン…!」
サンドマン「これだけの数のゼラバイアの出現…! やはり、ジェノサイドロンシステムの本体は地球圏に来ているか!」
???(ヒューギ)「その通りだ、ジーク!」
レイヴン「この声は…!?」
サンドマン「義兄さん…! ヒューギ・ゼラバイア!」
ヒューギ「美しい…美しいぞ、我がゼラバイア軍団!」「抗ってみせろ、ジーク! お前の脆弱でちっぽけな力を見せてみろ! お前の信じる人間の力とやらを!」
斗牙「みんな…!」
エイジ「おう! 覚悟は出来てるぜ!」
〔斗牙、前進〕
フェイ「斗牙!!」
アレックス「無茶だ、グラヴィオン! たった一機でゼラバイアの大軍に挑むなんて!」
琉菜「無茶だろうとやるのよ!」
ミヅキ「私達が少しでも時間を稼ぐ! その間に人工太陽を!」
シン「グランナイツ…」
斗牙「僕達の命を燃やし尽くす! この地球を守るために!」
サンドマン「その覚悟、受け取った!」
レイヴン「サンドマン!」
ヒューギ「無駄な足掻きを! 堕ちた太陽に、その大地ごと飲まれるがいい!」
万丈「真の太陽は地に落ちない…!」
サンドマン「そして、太陽は光! それは未来への希望!」「輝け、新しい太陽よ! この大地を美しく照らし出すのだ!」
琉菜「上空から何か来るよ!」
斗牙「これは!」
〔画面、フラッシュ〕
〔味方ユニット表出〕
〔???(ソルグラヴィオンパイロット)、気力上昇〕
〔敵ユニット撃破〕

竜馬「あれだけのゼラバイアが一瞬の内に…!」
アポロ「太陽…!? マジで太陽が降りてきやがったのか!」
アレックス「うおぉぉぉっ、すっげえ! ファイア…いや、グレートグラヴィオンか!」
サンドマン「違う…! あれはソルグラヴィオン!」
斗牙「ソルグラヴィオン…!」
ヒューギ「瞬間最大エネルギー32億タムクラネルド…。エルゴ値500グラン…」「ジークめ! ソルグラヴィオンのコアにグランΣを持ち出してくるとはな!」
〔ソルグラヴィオン、斗牙へ接近〕
???(ソルグラヴィオンパイロット)「………」
琉菜「だ、誰?」
〔服を脱ぐ音〕
エィナ「………」
斗牙「ああ…」
エィナ「みなさ~ん! お怪我はありませんでしたかぁ!」
琉菜「エィナ!」
斗牙「エィナ…! 本当にエィナなの!?」
エィナ「はい! 正真正銘のエィナです! お月様から、このソルグラヴィオンと一緒に帰って参りましたぁ!」
甲児「お、お月様!?」
デューク「どうなってるんだ、これは!?」
闘志也「まさか、エィナの奴…ゼラバイアと爆発して月まで素っ飛んじまったってのか!?」
琉菜「もう! 人に散々心配かけといてそんな所で何してたのよ!?」
ミヅキ「しかも何かキャラ変わってるし…。それにいきなりソルグラヴィオンとか言われても、ねえ…」
エィナ「ええと…話すと長くなるんですけど、あの時、私のメモリーがお月様にいた私に転送されて…」「そのつまり…違うんです。月にいた私が私で…そう!」「サンドマン様から…あの…皆様がピンチだから帰ってくるように言われて…」
ジロン「わかる…?」
ゲイナー「全然…」
アデット「いいんだよ、理屈は! こういう時は素直に喜びな!」
斗牙「エィナ…よかった…。僕は…僕のせいでエィナが死んでしまったとばかり…」
エィナ「斗牙様…私は…私の命はこれまでもこれからもずっと斗牙様と共にあります」「そして、プロトグランディーヴァの私がいる限り、グラヴィオンは不滅です!」
〔エィナに特殊効果〕
エィナ「エルゴ・フォォォォォォム!」
〔エィナ、気力上昇〕
〔斗牙、回復〕

アムロ「温かい…。これは人の優しさ…?」
ロラン「何だ…? 身体に力がみなぎっていく…!」
シルヴィア「これ…エィナの力なの!?」
サンドマン「搭乗者の精神力を増幅してエルゴの力を爆発的に解放する…」「それが…ソルグランディーヴァのシステムだ!」
斗牙「エィナ…」
エィナ「はい!」
サンドマン「システムは搭乗者の脳と双方向性…」「エィナの想いと共振したエルゴの力は物理空間全てに影響を及ぼすマインドフィールドとなる」「そう…ディーヴァ…エィナの愛が超重神復活の力となるのだ!」
リィル「う…うう…」
斗牙「リィル!」
琉菜「気がついたんだね、リィル!」
ミヅキ「リィル…」
エイジ「お帰り、りぃる!」
リィル「ただいま、エイジさん。それにみんな…」
斗牙「リィル…君の力も貸して」
リィル「はい!」
斗牙「今、二つのグラヴィオンの力を一つに!!」
アレックス「やった…やったぜ…! 南極の氷をも溶かす二大グラヴィオンの熱い握手!!」
アナ「溶かしちゃダメです!」
ヒューギ「グランΣ、忌々しいマシンだ!」「ランビアスで貴様に葬られた者達…全ての痛みと苦しみがジクジクと俺の中で夜泣きする…!」「だが、今ここであの時の決着をつければ、それも消えるだろうよ!」
〔敵ユニット出現〕
甲児「またたくさん出やがった!」
デューク「この数…! さっきの比ではないぞ!」
斗牙「行こう、みんな! 二つのグラヴィオンと僕達六人の力を一つに!!」
サンドマン「グランナイツの諸君、暗黒の時代を焼き尽くす紅ノ牙となれ!!
[イベントデモ「真・超重斬」]
〔敵ユニット撃破〕
レントン「凄い…! 凄過ぎますよ、これ!!」
万丈「究極の…グラヴィオンなのか…」
サンドマン「いや、敢えて言おう…」「最凶のグラヴィオンだ!」
琉菜「だ、だけど…! さすがにゴッドグラヴィオンは限界みたい!」
エィナ「皆様! ソルグランディーヴァに乗り換えてください!」
エイジ「おっしゃ!!」
リィル「待って、エイジさん! あなたはGeoミラージュに乗ってください!」
サンドマン「Geoミラージュはソルグラヴィオンの中核となる機体だ。エイジ…君にその力を託す」
エイジ「任せとけ、リィル! そこまで言われて断っちゃ、男じゃねえからな!」
斗牙「行こう、みんな! エルゴグレイク!!」
〔画面、フラッシュ〕
〔斗牙&エィナ、分離〕

斗牙「炎皇! 合神!!
〔画面、フラッシュ〕
〔斗牙、合体〕

斗牙「降臨! 炎皇合神! ソルグラヴィオン!!
エイジ「やるぜ、みんな!このソルグラヴィオンでよ!!」
琉菜「うん!」
サンドマン「グランナイツの諸君、そして、ZEUTHの戦士達よ。君達のデュエルに光あれ!」
〔味方ユニット離脱〕
つぐみ「また行っちゃった…」
ピエール「うちの司令の友達だけあってつかめねえオッサンだ…」
万丈(グランΣも目覚めたか…。サンドマン…あなた自身の戦いももうすぐ始まるのだな)
一太郎「おじいさん! 二体のグラヴィオンの攻撃で人工太陽のフィールドが消失してます!」
兵左衛門「大いなる太陽が堕ちた太陽を滅ぼすか…!」
鉄也「後は人工太陽を叩くだけだ!」
エイジ「真・超重斬を食らっても残ってる奴もいやがるか!」
斗牙「生き残ったゼラバイアは僕達に任せてくれ!!」
マリン「だが、時間がないぞ! 人工太陽が完全に稼働するまでに後3分しかない!」
闘志也「3分あれば上等だ! グランナイツに俺達も続くぜ!!」
兵左衛門「みんな、急げ! この3分に地球の命運が懸かっているぞ!」

<味方援軍3出現後に人工太陽と戦闘or次PP・味方援軍4出現>
〔味方ユニット出現〕
オリバー「何だ、あのメカは!?」
デビット「こちらはデビット・ウェイン! この機体はフィクサー1だ!」
マリン「フィクサー1?」
デビット「亜空間飛行のテストマシンだ。こいつでお前達を援護する!」
マリン「すまない、デビット! 協力に感謝する!」
デビット「礼は不要だ。俺は俺の目的のためにここに来たんだからな」
マリン「俺の目的…?」
デビット「こっちの話だ! 見ていろ、マリン! 俺の腕を見せてやるぜ!!」

<ランドvs人工太陽>
メール「熱いよ、ダーリン…! このままじゃガンレオンも溶かされちゃうよ!」
ランド「ウチワでも使ってろ、メール! こいつは俺の意地の戦いだ!」「このダンゴと俺! どっちが本物のザ・ヒートか、勝負といくぜ!!」

<アムロvs人工太陽>
アムロ「こんな兵器が使われるのはもはや戦争でもない! ただの虐殺だ!」「異星人が地球人の命を虫ケラ同然に思っているのなら、戦いは泥沼に向かうだけだぞ!」

<クワトロvs人工太陽>
クワトロ「地球規模の大量殺戮兵器が投入されるとは…!」「異星人は地球人を完全に根絶やしにする気なのか…!?」

<カミーユvs人工太陽>
カミーユ「こんな兵器を造り出すなんて…!」「異星人は地球の人間と同時に自然環境まで破壊する気か!」

<ガロードvs人工太陽>
ガロード「何億人もの人が死ぬってのがどういう事なのか、異星人の奴らはわかってるのかよ!」「こんな滅茶苦茶な人殺しを許してなるかよ! 俺達が絶対に止めてみせる!」

<ジャミルvs人工太陽>
ジャミル「15年前…私はこの手で何億もの人間の命を奪う引き金を引いた…」「この兵器の存在は悲劇を繰り返すものだ! 私の手で破壊してみせるぞ!」

<ロランvs人工太陽>
ロラン「数億の人の命を奪うなんて! どうして、そんな残酷な事が出来るんだ!?」「相手の顔も見えないから何のためらいもなく命を奪う事が出来るっていうのか!」

<シンvs人工太陽>
シン「人間同士が争っているから、異星人がここまでのさばるんだ!」「だから、俺は戦争を終わらせる! 人類は一つになって異星人と戦わなくちゃならないんだ!」

<甲児vs人工太陽>
甲児「お天道様はありがたいが、こんな物騒なニセモノは真っ平御免だぜ!」「行くぜっ! 南極の氷を溶かす前に俺達が叩き壊してやるぜ!」

<鉄也vs人工太陽>
鉄也「何て熱だ! 近づくだけで装甲が歪みそうだぜ!」「こいつは速く勝負をつけないと氷より先に俺達の方が溶かされちまうぜ!」

<デュークvsアフロディア>
アフロディア「デュークフリード! たった一人でベガ星連合軍に立ち向かったお前の存在は危険だ!」「ルビーナ姫には申し訳ないが、ここで討たせてもらうぞ!」
デューク「僕は一人で戦ってきたんじゃない! 僕には多くの仲間達がいる!」「それが大きな力となって悪を討ってきた! その力をお前も知るがいい!」

<デュークvs人工太陽>
デューク「スカルムーン連合軍はついに地球人を全滅させる作戦に出たか…!」「急がなくては…! このままでは戦いは果てしない泥沼に進む事になる!」

<竜馬vs人工太陽>
竜馬「異星人め! こんなものを使って、いずれは地球人を皆殺しにする気か!」「負けるものか! 俺達は絶対に地球と人々を守り通してみせるぞ!」

<勝平vs人工太陽>
勝平「太陽ってのはよ! 地球のみんなを照らしてくれるすげえいい奴なんだよ!」「こんな迷惑な偽太陽はザンボットのムーンアタックで粉々にしてやるぜ!」

<万丈vs人工太陽>
万丈「所詮は人殺しの道具…! こんな機械に太陽を名乗らせるわけにはいかない!」「日輪は我にあり! その誇りに懸けて、こんなものは破壊させてもらう!」

<ジロンvs人工太陽>
ジロン「少しぐらいの熱さでへこたれてたまるもんか!!」「俺が溶けるか、お前がぶっ壊れるか、勝負だあぁぁっ!!」

<桂vs人工太陽>
桂「こっちは世界を救うために無い知恵を絞ってるっていうのに!」「こんな無責任な殺戮兵器で俺達が守るべき星を荒らされてなるかよ!!」

<ロジャーvs双翅>
双翅「こ、こいつって! もしかして…!?」
ロジャー「この堕天翅の子供、ビッグオーの事を知っている…?」「オーバーデビルと堕天翅…。黒歴史の中の真実…」「いったいビッグオーとは何なのだ…! そして、そのドミュナスと呼ばれる私は…」

<ロジャーvs人工太陽>
ロジャー「手に地のつかないような道具で人を殺すような連中に慈悲の心は要らない…!」「このような無意味な殺戮を私の法は許しはしない!」

<ゲイナーvs人工太陽>
ゲイナー「熱い…! こんなものを放っておいたらシベリアの雪まで溶かされる!」「地球の自然は何千年もかけて回復してきたんだ! それを破壊させてなるものか!」

<ゲインvs人工太陽>
ゲイン「人と人との戦いでなくなっちまったら、もうそれは戦争とも言えんな」「そんな戦いは互いを不幸にするだけだ。その申し子みたいなこいつは破壊させてもらう…!」

<闘志也vsダルトン>
ダルトン「見つけたぞ、ゴッドシグマ! 貴様は俺の手で倒してくれる!」
闘志也「いつものテラルの手下じゃねえ! 何者だ!?」
ダルトン「俺の名はダルトン! エルダーの総司令官であるガガーン様の忠実な部下よ!」
闘志也「ガガーン!? そいつがエルダーの新しい総司令官か!」
ダルトン「ガガーン様のためにも貴様の首は俺が貰い受ける!」

<闘志也vsアフロディア>
アフロディア「テラル司令の仇敵ゴッドシグマ! あの方に代わって、私が相手になろう!」
闘志也「義理堅い事だぜ! だがな、こんな非道な戦いをする奴をあいつが許すはずがねえ!」「テラルは正々堂々と戦う男だ! あいつの爪のアカでも煎じて飲みやがれってんだ!」

<闘志也vs人工太陽>
闘志也「こいつを放っておいたら、地球が水浸しにされちまう!」「くそおおっ! こんな残酷な作戦を考えた奴はどこのどいつだ!?」

<アポロvs双翅>
双翅「アハハハハハハ! こっち、こっち! こっちだよ! どこ見てるのさ!」
アポロ「このガキ! 人が生きるか死ぬかの戦いをしてる時に目障りだぜ!」「てめえのおふざけでどれくらいの人の命が失われるか、わかってるのかよ!!」

<アポロvs人工太陽>
アポロ「バロンは俺に太陽の子の意味でアポロって名前をつけてくれた…!」「太陽ってのはこんな風に人を不幸にするもんじゃねえんだ!」「こんな人殺しの機械は俺が叩き潰してやるぜ!!」

<レントンvs人工太陽>
レントン「自然を破壊して、人の命を奪って、こんな事をして何になるんだ!」「俺達が止めてみせる! こんな装置、叩き壊してやる!

<ホランドvs人工太陽>
ホランド「どこの星の人間も戦争となると滅茶苦茶をやりやがる!」「人の命を数でしか考えられないような連中はこの星には要らねえんだよ!」

<マリンvsアフロディア>
マリン「アフロディア! このままでは地球人とS-1星人は互いを滅ぼすまで戦う事になるぞ!」
アフロディア「黙れ、マリン! ぐずぐずしていれば、これよりも非道な作戦が実行されるのだ!」「そうなる前に我らアルデバロンが地球攻略の主導権を握る必要がある! お前達に邪魔はさせんぞ!」
マリン「やはり、お前はガットラーの部下だ! 奴と同じくその心は血も涙もない悪魔と同じだ!」「お前を討つ事にもう俺は何のためらいも感じない! 覚悟しろ、アフロディア!!」

<マリンvsネグロス>
ネグロス「裏切り者マリン・レイガン! 貴様は俺が倒してみせる!」
マリン「欲に取り付かれたアルデバロンの指揮官め!」
ネグロス「俺の名はネグロス! アフロディアに代わってアルデバロンの指揮を執る男だ!」

<マリンvs人工太陽>
マリン「ガットラーめ! 戦闘に直接関係のない人間の命まで狙うようになったか!」「このまま戦いが続けば、ガットラーはS-1星の民間人までも戦闘に巻き込む!」「その前に何としても奴を倒さなくては!!」

<斗牙(ソルグラヴィオン搭乗)vs人工太陽>
斗牙「こんな悪魔の兵器の存在を許すわけにはいかない!」
エィナ「斗牙様! ソルグラヴィオンの力を見せてやりましょう!」
エイジ「久々にグランナイツが勢揃いしたんだ! 全力で行け、斗牙!!」
斗牙「わかっている! 太陽の名を持つグラヴィオンの力、僕達が引き出してみせる!!」

<アフロディア撃破>
〔アフロディアに爆発〕
アフロディア「くっ! 本艦はここまでか! 脱出するぞ!」
アルデバロン兵「ほ、報告します! 艦の脱出艇にトラブル発生! 何者かが故意に破壊したものかと!」
アフロディア「まさか、ネグロスめ…! 私を亡き者とするために…」
〔敵ユニット撃破〕
マリン「アフロディア…」
一太郎「おじいさん! 敵艦の墜落地点に敵の司令官らしき人物を発見しました! どうやら気絶している模様です!」
兵左衛門「脱出に失敗したか…。回収班を回して収容するんだ。敵の情報が得られるかも知れない」
一太郎「了解です!」

<ネグロス撃破>
〔ネグロスに爆発〕
ネグロス「ちいっ…! これ以上の戦闘は無理か!」
※※既にアフロディア撃破の場合のセリフ※※
ネグロス「まあいい。アフロディアは地球人に捕獲された。帰ってくる事は出来まい」
※※まだアフロディア健在の場合のセリフ※※
ネグロス「まあいい。どちらにしてもアフロディアは帰ってくる事は出来ん」

ネグロス「アルデバロン司令官の座はこの俺のものとなるのは決まっている。…後退だ!」
〔敵ユニット離脱〕

<双翅撃破>
〔双翅に爆発〕
双翅「あ~あ…もう終わり? つまんないなあ…」「じゃあ、僕…帰る! また遊ぼうね、太陽の翼!」
〔双翅、後退〕
※※「アクエリオンマーズ」「アクエリオンルナ」の場合、セリフ追加※※
〔アポロ、変形〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

アポロ「待ちやがれ、ガキが!!」
〔アポロ、双翅へ接近〕
双翅「何だよぉ! 僕はもう帰るって言ってるのに!」
アポロ「てめえ! 好き放題やっといて逃げる気かよ!」
シリウス「落ち着け、アポロ! 今日のお前はどうかしているぞ!」
シルヴィア「あの子はまだ子供なのよ!?」
アポロ「さっきから子供、子供ってうるせんだよ! ガキなら何してもいいってのか!?」「グランナイツの奴らだって命を懸けて戦ってんだ! ガキの遊びじゃねえんだ!」
シルヴィア「そうじゃない! 話を聞かせて、それでも駄目なら私が叱るわ!」
アポロ「叱る…」
シルヴィア「怒るのと叱るのは違う! 子供には正しい事を教えてあげなきゃ駄目なのよ!」
アポロ「そういや、バロンが言ってたっけ…。叱ってもらえる奴は…幸せだって…」
双翅「な、何だよ、お前! いい加減にしろよ!」
アポロ「うおおおおおおおっ!!」
シルヴィア「アポロ、どうするつもり!?」
シリウス「落ち着けと言っている!」
アポロ「うるせえ! 落ち着いてガキが叱れるか!!」
双翅「な、殴るの!?」
アポロ「くらえええええええっ!!」
[イベントデモ「無限叱責拳」]
〔第3軍ユニット撃破〕
〔敵ユニット出現〕

双翅「ああああああ…」
〔光の玉、着地〕
〔敵ユニット消失〕

つぐみ「あの子…気を失ったみたい…」
兵左衛門「一太郎、回収班を回せ。あの子供を調べれば堕天翅の事が少しはわかるだろう」
一太郎「了解です」
アポロ「…バロン…。俺…上手く叱れたかよ…」
シルヴィア「パンチ、使わなかったじゃない…。ちゃんと出来てたよ、アポロ」
アポロ「そっか…」

<ダルトン撃破>
ダルトン「ええい! ゴッドシグマ以外にもこれだけの兵器があるとは!」「覚えているがいい、地球人! 次はこうはいかんぞ!!」

<味方戦艦撃破>
ジェミー「こ、これでは地球は…洪水に…」
マリン「駄目だなぁ、マリン…。いったい何をやっているんだ…」「お前…地球を助けるんだろう…。あの青い空と海…そして、大地を…」
[イベントデモ「破滅への序曲」]
(→ GAME OVER

<人工太陽撃破or味方援軍4出現の4ターン後PP・勝利条件達成>
※※人工太陽撃破の場合のセリフ※※
〔人工太陽に爆発〕
ウィッツ「やったか!?」
ロアビィ「まだだ! 奴を見ろ!」
〔人工太陽、回復〕
ジュリィ「自己修復機能だと! そんなものまで装備されているとは!」
キラケン「じゃあ…! 人工太陽は!」
ジュリィ「くそっ! このままじゃ完全稼働までに破壊するのは無理だ!」
マリン「オリバー、雷太…。バルディロイザーだ!!」
オリバー「しかし! あれはテストもまだなんだぞ!」
マリン「迷っている時間はない! 失敗したとしても、バルディオスと相打ちに持ち込める!」
雷太「やれ、マリン! 俺達3人の命で数億の命が助かるなら安いもんだ!」
デビット「お前達…何をする!?」
マリン「見ていろ、デビット! これが俺達の…バルディオスの戦いだ!!」
[イベント戦闘「マリンvs人工太陽」]
〔敵ユニット撃破〕
オリバー「成功だ、マリン、雷太! 俺達は生きてるぞ!!」
雷太「うおぉぉぉぉぉっ! 勝ったぞ! 俺達は勝ったんだ!!」
マリン「やった! やったぞ! 俺達は地球の未来を…明日を救ったんだ!!」
源五郎「何とか勝利を収める事が出来たか…」
※※味方援軍4出現の4ターン後PPの場合のセリフ※※
マリン「だ、駄目だ!! もう間に合わない!」
デビット「フ…」
雷太「デビット! 貴様、何がおかしい!?」
デビット「慌てるな、雷太。こんな時のために俺がいるんだ」
マリン「デビット…」
デビット「俺のフィクサー1は亜空間飛行が可能な有人式の破壊ロケットなんだよ」
マリン「何だって!?」
デビット「戦争が続けば、こんな馬鹿な兵器も生まれるのさ」「もっともクインシュタイン博士は純粋に亜空間飛行可能な戦闘機として作ったんだろうがな」「こいつの破壊力は絶大だぜ。人工太陽ぐらい木っ端微塵に吹き飛ばす事が出来る程にな!」
マリン「デビット! 特攻する気か!?」
デビット「俺は博士のために戦っている…! あの人の悲しい顔を見るぐらいなら死んだ方がマシだ!」
マリン「やめろ、デビット! やめろおおっ!!!」
デビット「俺は地球のために死ぬんじゃない…。博士のために死ぬんだ!」
マリン「デビット…」
デビット「あばよ、マリン…。お前とは実力でパイロットの座を争いたかったぜ」
兵左衛門「各機、耐ショック! 爆発に備えろ!」
源五郎「デビット・ウェインに敬礼! 彼の勇気を称えよ!」
デビット「よしてくれ…。俺は英雄なんてガラじゃない…」
〔デビット、人工太陽へ隣接〕
デビット「女のために死ぬなんて…俺も馬鹿だね…」「さようなら、俺のクインシュタイン…」
〔画面、発光〕
〔爆発音〕
〔発光、収束〕
〔味方ユニット消失〕
〔敵ユニット消失〕

マリン「デビット…。これがお前の戦いだったのか…」「お前はそれで幸せだったのか…。愛する人のために死ねて…」
源五郎「犠牲を払いながらも勝利を収める事が出来たか…」

兵左衛門「だが、このまま守勢に回っていてはいつまでも戦いは終わらんだろう」
ジャミル「では…?」
兵左衛門「相克界が薄まった以上、異星人の攻勢は続く…」「この状況を打破するためにも異星人の待つ月へ向かい、戦いの根を絶たねばならん」
デューク「月へ…」
勝平「ついに奴らの基地に殴りこみか…!」
兵左衛門「解放された捕虜やアルデバロンの司令官からも敵の情報が得られるだろう」「我々が月へ向かい日…その時は遠くないだろう」
【戦闘マップ3終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ルビーナ「ああ…デュークフリード…。再びあなたに会えるなんて…まるで夢のようだわ」
大介「ありがとう、ルビーナ。君がS-1星の人々の事を教えてくれたおかげで僕は僕の戦いを見つける事が出来た」「そして、君の決死の行動によって捕らわれた人達も救われた」
ルビーナ「デュークフリード…。その力をくれたのはあなたよ」「あなたが平和の尊さと、それのために戦う事を私に教えてくれた…。だから、私は今日までやってこれたわ」
兵左衛門「ルビーナ姫…。これから、あなたはどうされるつもりかな?」
ルビーナ「ご存知の通り、私はベガ大王の娘です。そして、父の行いを見逃してきた罪を背負っています」「もし、許されるのでしたら、私も皆さんと共に戦い、少しでもその償いをしたいと思います」
一太郎「地球のために戦うと言うのですか?」
ルビーナ「地球のためだけではありません。この宇宙の平和のために、他星に害を成すスカルムーン連合と戦うのです」
兵左衛門「わかりました。あなたの決意を信じましょう」
ひかる「ルビーナ姫…。あなたを歓迎させていただきます」
ルビーナ「あなたば牧葉ひかるさん?」
ひかる「え、ええ…そうですけど…」
ルビーナ「想像していた通りの素敵な方ですわ。デュークフリードが心を許すのもよくわかります」
ひかる「え…その…」
ルビーナ「今日から私は皆さんの仲間として共に戦うつもりです」「でも、あなたには負けなくてよ」
ひかる「わかりました。私も受けて立つつもりです」
大介「お、おい…二人共…! 何だか物騒だな…」
マリア「兄さんは口出ししないの。これは女同士の問題なんだから」
大介「よくわからないが…」「これからもよろしく頼む、ルビーナ」
ルビーナ「はい、デュークフリード」

香月「…そうか…。やっぱり浜本もアキも人間爆弾に改造されちまってたのか…」
勝平「すまねえ、香月…。浜本はどうしようもなかった…」「だが、アキはトリニティシティの冷凍睡眠装置の中で眠っている…」
ミチ「アキは助かったの!?」
勝平「…爆弾が爆発しないってだけだ…。あれが解除出来る方法が見つかるまで眠り続けるんだ…」
ミチ「そんな…。それじゃ…アキは…」
香月「泣くんじゃねえ、ミチ…! アキはまだ生きてる…! 望みはあるんだ!」
勝平「香月…」
香月「勝平…俺は異星人に追われて捕まって色んな人間が死んでいくのを見た」「そして、ずっとお前の事を考えてた…。あの時の事を謝りたいと思いながら…」
源五郎「わかってくれたのか、香月君」
香月「ああ…。奴らのやり口を見てれば、一番悪いのは誰かを考えるまでもねえ」「すまなかった、勝平…。今までの事はこの通り謝る」
勝平「い、いいって! そんなのはよ! わかってくれりゃあ俺はそれでいいのさ!」
香月「だが、それじゃ俺の気が済まねえ。勝平…俺もお前達に協力して奴らと戦うぜ」
勝平「ありがとうよ、香月」
ジェーン「私も香月君と同じ気持ちです。皆さんのお手伝いをさせて下さい」
源五郎「君もガイゾックに捕えられた一人か?」
ジェーン「いえ…私はイオの開拓団の一人でエルダーの捕虜だったのです」「私はジェーン西野といいます」
勝平「ん? お姉ちゃんの顔、誰かに似てるような…」
〔扉の開閉音〕
ジュリィ「ジェーン! やっぱり、ジェーンか!」
ジェーン「ジュリィ兄さん! 兄さんがどうしてここに!?」
ジュリィ「俺はゴッドシグマのパイロットとしてZEUTHで戦っている。お前こそ、どうしてイオにいたんだ?」
ジェーン「母さんが父さんと別れた後にイオへの移民に参加したの…」
宇宙太「だから、ジュリィさんと名字が違うのか」
キラケン「しかし、驚いたのう! イオのジェーンさんがジュリィの妹だったとは!」
ジェーン「キラケンさん! 闘志也さんは!? 闘志也さんもここにいるの!?」
闘志也「俺に何か用かい?」
ジェーン「ああ…闘志也さん。あなたのお父様は、まだ月の異星人基地に捕まっているわ」
闘志也「そうか…。やはり、父さんは異星人の手に…」
ジェーン「私達はテラル司令の支持で新司令官ガガーンの手にかかる前に釈放されたんです」
闘志也「テラルが…」
香月「ああ、そうだ。あいつ…冷たそうな顔してるが、心は綺麗な人間みたいだぜ」
ミチ「あの人…あたし達が人間爆弾にされそうな時にも助けてくれたんです」
闘志也「やっぱり、テラルは俺達との約束を守ってくれたんだな」
香月「闘志也さん…親父さんや大人達は今でも月の基地に捕まっているんだ。一刻も早く、あの人達を助け出してくれ」
闘志也「俺達もそのつもりだ。準備が出来次第、宇宙へ上がってスカルムーン連合に攻勢に出てやる」
源五郎「香月君、ジェーンさん…。そのために君達からは月の基地についての情報を聞きたい」
香月「ああ、任せてくれ。俺も俺なりのやり方で奴らと戦うぜ」
キラケン「よかったのう、ジュリィ! 妹さんとこんな形で再会出来るとは!」
ジュリィ「ありがとうよ、キラケン。お前の家族も見つかるといいな」
キラケン「おう! とっとと月に攻め込んで、父ちゃん達を取り戻してみせるぞ!」
闘志也(待っていてくれ、父さん…。俺達は必ず月へ行く…)(そして、捕らえられた人達を救い出してみせる…。その日はきっともうすぐだ…)

太平洋 トリニティシティ

月影「クインシュタイン博士、ZEUTHは地球洪水作戦の阻止に成功したとの事だ」
クインシュタイン「やってくれたのですね、彼らは…」
※※味方援軍4出現の4ターン後PPの場合、セリフ追加※※
月影「だが、それにはデビットという犠牲を払う事になった…」
クインシュタイン「!」
月影「クインシュタイン博士…?」
クインシュタイン「…申し訳ありません…。彼は私の教え子でしたから…」
月影「惜しい青年を亡くしたよ…。彼の犠牲を無駄にしないためにも我々は戦う続けねばならない」
クインシュタイン「はい…」(ごめんなさい、デビット…。私はあなたの想いに応える事は出来ませんでした…)(今はただあなたが安らかに眠る事を祈るだけです…)

月影「なお、ZEUTHはアルデバロンの司令官と堕天翅の子供を捕獲したとの事だ」
風見「それは本当か、長官!?」
月影「風見博士、いつの間に司令室に…?」
風見「ここは元々は私の研究施設だ。いちいち出入りに許可は必要なかろう」「それより、堕天翅の子供を捕まえたというのは本当なのか?」
月影「ええ…間違いありません」
風見「月影長官…ZEUTHが帰還したら、その堕天翅を私の研究室に運んでくれ」
月影「しかし、相手は堕天翅ですのでディーバの不動司令の指示を待つべきでは…」
風見「事は一刻を争う! 堕天翅の存在を解き明かす事は時空崩壊を回避するヒントとなるはずだ!」
クインシュタイン「堕天翅と時空崩壊に関係が…?」
月影「…わかりました。到着次第、博士の研究室に堕天翅をお連れします」「ですが、相手は人類の敵と言えど、知性を持った生命体です。相応の対応を願います」
風見「私は科学者だ。それくらいの事は心得ている。…では、頼んだぞ」
〔基地の扉の開閉音〕
月影「風見博士…。周囲の事が目に入らぬ程、研究に没頭しているようだな…」
クインシュタイン(私の研究も今日の戦いで仮説が確信へと変わりました…)(マリン…あなたに残酷な真実を話さなくてはなりません…)(それを聞いた時、我々の戦いは新たな方向へと進むかも知れません…)
【シナリオエンドデモ終了】

【バザー】

異星人撃退記念!A-アダプター、大幅値下げ!

【概要】
 アルデバロンの地球洪水作戦を阻止するべく戦う一
行。その戦いの中、絆を取り戻したグランナイツいソ
ルグラヴィオンが降臨するのであった。


● No43「運命と自由と」 へ戻る

● No45「遺産の継承者」 へ進む


◆ 「スーパーロボット大戦Z」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。