TOP PAGEへ

No.54
魂の凱歌

【シナリオデモ1開始】
オーブ連合首長国

  ~オーブ首長官邸~
カガリ「…では、あなた方も宇宙へ上がられるのか?」
ミラン「私達なりに考えた末に結論です」
フィル「地球に降下したディアナ・カウンター全軍は、月へ向かい、我らの指導者としてディアナ様をお迎えするつもりです」
カガリ「そうか…。それがあなた方のたどり着いた答えなのだな」
ミラン「この地球で様々な経験をし、我々がいかに浅薄な考えで行動していたかを思い知りました」「ディアナ様の説かれる融和こそが、この世界で行きるための道でありましょう」
カガリ「回り道と過ちを繰り返してきたのは、オーブも世界も同じだ」「それに気づいた今、我々は手を取り合う事で、世界のために何かが出来ると信じたい」
フィル「ですが、我々はディアナ様に対して、取り返しにつかない罪を犯しました」
ミラン「ディアナ様は我々をお許しになられないかも知れません」
カガリ「………」「ミラン執政官、コペルニクス市へ向かってみてくれ」
ミラン「月の自由都市ですか?」
カガリ「ZEUTHの人間にディアナ閣下への仲立ちを頼もう。私からも親書を用意する」
ミラン「ありがとうございます、アスハ代表」
フィル「流浪の身の我々を受け入れていただいた事、またこの度のご恩、決して忘れません」
カガリ「宇宙はもうすぐ戦場となる。くれぐれも気をつけてくれ」(キラ、アスラン…。お前達とZEUTHが、戦いを終結させると信じているぞ…)

月周辺宙域

  ~ブリーフィングルーム~
ブライト「偵察に出たヘンケン艦長からの報告では、ゼラバイアの移動要塞ゴーマは現在は月軌道上に位置しているそうだ」
マリュー「その概要については、モニターに表示されている通りよ」
エイジ「でけえな…。要塞って言うよりも一つの星だぜ…」
サンドマン「ゴーマはジェノサイドロンシステムそのものとも言える存在だ」「そして、あそこにはヒューギ・ゼラバイアもいる…」
テラル「ゼラバイアだけではない。ガイゾック、エルダー、アルデバロンの本隊もゴーマに集結している」
ジェミー「他地域の状況は、大気圏内でアルデバロンの小規模な活動が報告されたぐらいです」
オリバー「つまり、スカルムーン連合のほぼ全軍がゴーマにいるのか」
大介「まさに全戦力を投入した最終作戦だ」
バルトフェルド「ゴーマと異星人の艦隊は、徐々に地球へと接近している」「このまま邪魔者を駆逐し、地球に降下する気だろう」
マリン「ガットラーめ…。ついになりふり構わない強攻策に出たか…!」
アスラン「だが、人類の力を結集すれば、スカルムーン連合全軍とも互角に戦えるはずだ」
兵左衛門「…残念ながら、そうはいかない」
ロラン「どうしてです…!? ディアナ様の御言葉で、人類は一つにまとまったじゃないですか」
ブライト「確かに新連邦軍もアプリリウス同盟軍もゴーマの周辺に部隊を展開している」「だが、両者とも牽制を仕掛けるだけで本格的な攻撃に入る気配はない」
ジロン「踏ん切りがつかないのか?」
マリュー「そうではないわ。両者共、一方が攻撃を開始するのを待っているのよ」「この戦いの後の事を考えて、少しでも相手の戦力が消耗するのを願ってね」
ゲイナー「この期に及んで、まだそんな事を考えてるんですか!?」
キラ「クワトロ大尉の言っていたのは、この事だったんですね…」
クワトロ「無論、彼らとて最終的には攻撃を開始する。だが、そのタイミングをギリギリまで待つつもりなのだ」
ハマーン「連中にとっては、この戦いも通過点に過ぎないのだろう」
ホランド「既に意識は、この戦いの後ってわけかよ。めでたい連中だぜ」
闘志也「とこまで手前勝手なんだ! 攻撃を遅らせれば、それだけ地球が危険にさらされるってのによ!」
ジュリィ「それに、あのゴーマの存在を含めて、敵の戦力は未知数だ」「俺達の知らないような超兵器が用意されている可能性もある以上、一刻も早い対処が求められる」
斗牙「…僕達が行こう」
フェイ「斗牙…」
斗牙「連邦軍でも同盟軍でもない僕達が戦おう。全ての人達のために」
エイジ「へ…言ってくれるじゃねえかよ。だが、そんな事はお前に言われるまでもないぜ」
甲児「あいつらが動かないってんなら、俺達が動くまでだ!」
桂「そういう事。そのために俺達だって、ここまで来たんだ」
シン「国や組織の都合で人の命が奪われるのを見逃してなるかよ…!」
勝平「やったろうぜ、みんな! 連邦も同盟も関係ねえよ! 俺達で地球を守ろうぜ1」
カミーユ「そのためのZEUTHだ」
アポロ「向こうがやる気だってんなら、正面から返り討ちにしてやらあ!」
万丈「決まりですね」
不動「うむ」
サンドマン「それでこそだ。彼らこそが未来への導き手となってくれる」
不動「お前もその役目を背負っている事を忘れるな」
サンドマン「………」
不動「因縁の決着をつければ、それで終わりではない」
サンドマン「…約束は出来ません。私にとってヒューギ・ゼラバイアとの戦いは、全てを賭けて成さねばならぬものです」
万丈「その命すらもかい?」
サンドマン「無論だ」
レイヴン「サンドマン…」
兵左衛門「ZEUTH、各員へ。これより2時間後、我々はスカルムーン連合へ決戦を挑む」
ジャミル「場合によっては支援も得られず、我々のみで戦わねばならない可能性もある」
ブライト「今回に限り、作戦への参加は強制しない。このような状況でも戦う覚悟のある者のみ、出撃してくれ」
鉄也「フ…覚悟か。今さらな言葉だぜ」
竜馬「連邦も同盟も関係ない。地球は全ての人達のものだ」
大介「行こう。僕達の手で地球を守ろう」
ガロード「やるぜ、みんな! やってやろうぜ!!」
メール「頑張ろうね、ダーリン!」
ランド「やれやれ…。親方捜しがエクソダスの手伝いになって…流れ流れて宇宙で大立ち回りとはな」
ゲイン「燃えてきたろ?」
ランド「おうよ! 地球のトラブルの請け負いだ! 修理屋の血も騒ぐってもんだぜ!」
レントン「騒いでいるのは…」
ゲイナー「ザ・クラッシャーの血の方じゃないかな…」
ゲイン「ま…それもアリだな、この場合」
ランド「親方の言ってた必要な時ってのは、まさに今って事だ」「やるからにはハンパは無しだ。力の限りにクラッシャるぜ!」
ゲイン「期待してるぜ、ザ・クラッシャー」
ガロード「見せてくれよ、ザ・クラッシャー」
レントン「頼りにしてるよ、ザ・クラッシャー」
ランド「…お前ら、ここぞとばかりに言ってない?」
バルトフェルド「…ラミアス艦長、すまないが、後はよろしく頼む」
マリュー「お気をつけて。ザフトはエターナルの動きをマークしているでしょうから」
バルトフェルド「議長はラクスの存在を今でも危険視しているだろうな。油断は出来ない」
ラクス「人々を動かすためにディアナ様も自ら戦場に立たれるとおっしゃっています」
キラ「エターナルは、あの方を迎えるために月へ向かうんだね」
ラクス「キラ…。私もディアナ様も人類の勝利を信じています」
キラ「その想いを僕達は力に変えるよ」「僕達は守ってみせる。みんなの住む、あの地球を」
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
「魂の凱歌」


【戦闘マップ1開始】
〔敵ユニット出現済み〕
ギッザー「ブッチャー様、スカルムーン連合の全軍、配置につきました」
ブッチャー「何が全軍だ! ガガーンとガットラー、ヒューギが前線に出とらんではないか!」
バレター「いいではありませんか。これだけの戦力ならば、万に一つも負ける事はありませんし」
ギッザー「ブッチャー様におかれましては、いつものように戦いを楽しまれれば…」
ブッチャー「馬鹿もん! そんな事を言っている場合ではないのだ!」「ガイゾックの神は、失敗続きの私にお怒りなのだぞ!」
バレター「ガイゾックの神…? 何ですか、それは?」
ブッチャー「お、お前達は知らなくていい!」「とにかくやるのだ! この戦いに勝たねば、我々の命はないと思え!」
ギッザー「ギョイ、ブッチャー!」
バレター「来ました、ブッチャー様! 地球人の軍です!」
ブッチャー「連邦軍か、ザフトか!? それとも両方か!?」
バレター「これは…!」
〈母艦出撃〉
〔味方戦艦出現〕
〈出撃準備〉
〔味方ユニット出現〕
宇宙太「何て数だよ、こりゃ!?」
恵子「これがスカルムーン連合の全軍なのね!」
勝平「正真正銘の決戦ってわけかよ!」
ブッチャー「ZEUTH! 散々我らの邪魔をしてきた貴様達が、まず来たか!」「ならば、最初に貴様達を潰し、次に全ての地球人を抹殺してくれる!」
万丈「あいにくだな、キラー・ザ・ブッチャ-。僕達はお前の最初にして最後の相手だ」
ブッチャー「どういう事だ!?」
ロジャー「意味だけを簡潔に述べよう。お前達は、ここで私達に倒される。それで終わりだ」
エイジ「覚悟しやがれよ! 今まで地球人を苦しめてきた報いを受けてもらうぜ!」
ブッチャー「ぬううっ! サル共め、言わせておけば…!」「全軍、攻撃開始だ! 奴らを生かして帰すな!!」
テラル(あのブッチャーが一切の遊びを廃している…。それだけ本気という事か…!)
サンドマン「ZEUTHの諸君! ブッチャー以外の司令官クラスは、後方に控えている!」「奴らは機を見て仕掛けてくるだろう。油断はするな!」
斗牙「了解!」
兵左衛門「ZEUTH、全機攻撃開始! ここでスカルムーン連合と決着をつける!」
勝平「いくぜ、ブッチャー! お前のせいで死んでいった人達の怒り、俺達がぶつけてやる!!」
<戦闘開始>

<敵29小隊以下orブッチャーHP50%以下・敵増援1出現>

一太郎「ゴーマから新たな部隊の接近を確認!」
源五郎「増援か!」
〔敵ユニット出現〕
ブッチャー「遅いぞ、お前達! 今頃になって出てきおって!」
ガットラー「うろたえるな、ブッチャー。この程度の戦力に何を手間取っておる」
マリン「ガットラー!」
ガガーン「だが、もう心配は要らん。このガルゴスがある以上、何者も恐れる必要はない」
テラル「ガガーン! 自ら前線に出てきたか!」
闘志也「あの巨大ロボ…! あれがエルダーの切り札か!」
サンドマン「では、あれは…!」
ヒューギ「フフフ…来たか、ジーク」
エィナ「あのゼラバイア、超高密度のエネルギー集合体です!」
リィル「その総量は、およそ惑星二つ分に相当します!」
レイヴン「セリアスとランビアス…。二つの惑星の壊滅エネルギーを封じ込めたゼラバイアか!」
ヒューギ「ようこそ、ZEUTH。我が城ゴーマへ」「星をも焼き尽くす滅びの太陽、ソルグラヴィオン。そして、我が弟ジークよ」
サンドマン「義兄さん!」
ヒューギ「不死の身体を捨ててまで、俺との決着を望むか…。その覚悟に免じて相手をしてやろう」「だが、ぐずぐずしていると、お前の愛したあの星を我がゴーマが飲み込んでしまうぞ」
エイジ「何っ!?」
ヒューギ「汚らわしい人類も壊れた自然も、ジェノサイドロンが綺麗に浄化してやる」
ガットラー「そして、地球は我らS-1星人の第二の故郷となる」
マリン「ガットラー! アフロディアの話を聞いていないのか! 地球は…」
ガットラー「マリン! ワシを止めたくば、力でやってみせよ!」
マリン「望む所だ! 地球とS-1星の未来のため、俺はお前を倒す!!」
ガガーン「フン…裏切り者め。自らの星を捨てて地球に味方するか」「ZEUTHには、そういった輩がもう一人いると聞く。ゴミは掃き溜めに集まるわけか」
テラル「ガガーン…! 貴様っ!!」
闘志也「テラル! あいつもガットラーと同じだ! 言葉で止まるような奴じゃない!」「ああいう野郎は叩きのめしてやらなきゃ、自分のやってる事が分からない奴だ!」
ガガーン「壇闘志也よ。お前達にそれが出来るかな?」
闘志也「出来る! そのためのゴッドシグマだ!」
ジュリィ「トリニティエネルギーを戦争の力に利用させてなるか!」
キラケン「イオの人達の仇討ちだ! お前はワシ達が必ず倒す!!」
ヒューギ「ハハハハハ! ジークよ! お前にお似合いの愚かな仲間達をあの星で見つけたようだな!」「だが、無駄だ! 全ては無駄なのだ!」
サンドマン「その答えは、すぐに出る…! あなたを倒す事で!」
ヒューギ「恥知らずめが! 自らの罪を棚に上げ、この俺に挑むか!」
リィル「ヒューギ伯父さま…」
ヒューギ「抗う者達よ! 我らが故郷の嘆きの炎の化身、魂の慟哭をその身で受けるがいい!」
鉄也「敵のボスが勢揃いか…! いよいよ決戦の時だぜ!」
万丈「抜かるなよ、みんな! ここまで来たら、正面から敵を討つだけだ!」
ランド「いいぜ、そういうの! 小細工無しのガチンコだ!」
斗牙「相手が異星人だから戦うんじゃない! こんなやり方をする人達を僕達は認めない!」
マリン「あの青い星の未来をお前達に渡してなるか!」
デューク「行こう、みんな! 地球を守る最後の戦いだ!」

<ランドvsブッチャーorヒューギorガガーンorガットラー>
メール「やっちゃえ、ダーリン! 異星人なんて叩き潰しちゃえ!」
ランド「間違えんなよ、メール! こいつらが異星人だから俺達は戦ってんじゃねえ!」「こいつらが悪党だから叩くんだ! そこは平等に行くぜ!!」

<アムロvsブッチャーorヒューギorガガーンorガットラー>
アムロ「連邦と同盟のにらみ合いの結果がこの戦場だ…!」「だが、俺達は退けない…! 俺達の倒すべき相手は、異星人だけではないんだ!!」

<カミーユvsブッチャーorヒューギorガガーンorガットラー>
カミーユ「連邦も同盟もわかっているのか…! この戦いに勝たなければ、人類そのものが終わるかもしれないんだぞ!」「身勝手な理屈を振りかざしている時か、考えろ!!」

<ガロードvsブッチャーorヒューギorガガーンorガットラー>
ガロード「一度に出てきてくれたんなら、話が早いぜ!」「行くぜ、異星人の親玉! 俺達が全部まとめて片付けてやるぜ!」

<ロランvsブッチャーorヒューギorガガーンorガットラー>
ロラン「あなた達は、月と地球の人達を苦しめてきました!」「自分の目的のために力を振るう人達を僕は許しません! 相手が、どこの星の人でもです!」

<キラvsブッチャーorヒューギorガガーンorガットラー>
キラ「どうして…どうして共通の敵が現れても、人類は一つになれないんだ…」「僕達の戦いの果てに待っているのは、人類同士の泥沼の戦いなのか!!」

<シンvsブッチャーorヒューギorガガーンorガットラー>
シン「戦争を広げる奴は、地球人だろうと異星人だろうと相手になってやる!」「俺達はZEUTHだ! 平和を守るためなら、誰が相手でも戦うぞ!!」

<甲児vsブッチャーorヒューギorガガーンorガットラー>
甲児「行くぜ、スカルムーン連合! 俺は異星人だからってつまんねえ差別をする気はねえが…」「お前らが地球を襲うってんなら、この兜甲児様が相手になってやるぜ!!」

<鉄也vsブッチャーorヒューギorガガーンorガットラー>
鉄也「地球を襲う侵略者共!ここからは一歩も先には進ませないぞ!」「俺の命が燃え尽きようと、お前達に地球を渡してなるか!」

<デュークvsブッチャーorヒューギorガガーンorガットラー>
デューク「宇宙を旅してきたお前達が、なぜ地球の美しさを理会出来ない!」「僕の命に代えても、お前達のような悪魔に、地球の緑を汚させはしないぞ!!」

<竜馬vsブッチャーorヒューギorガガーンorガットラー>
竜馬「来るなら来い、侵略者! 俺達が相手になってやる!」「地球にはゲッターロボとZEUTHがいる事を骨身に思い知らせてやる!!」

<勝平vsブッチャー>
ブッチャー「神ファミリーの小僧か! 今日は貴様と遊んでいる暇は無いわ!」
宇宙太「尻に火が点いたみたいだな、ブッチャー!」
恵子「こっちだって決着をつけるつもりで来たんだから!」
勝平「覚悟しやがれ、ブッチャー! お前が今まで遊びでやってきた事をあの世で反省させてやるぜ!」
ブッチャー「一度滅ぼした文明のメカに負けては、ガイゾックの神のお怒りを買う!」「こいつだけには、負けるわけにはいかないわ!!」

<勝平vsヒューギorガガーンorガットラー>
勝平「お前らはテラルの兄ちゃんと違う! 最後までガイゾックに味方した奴らだ!」「そんな奴らは許しちゃおけねえ! お前達を倒して、この手で地球を守り抜くぞ!!」

<万丈vsブッチャーorヒューギorガガーンorガットラー>
万丈「自らの野望のために罪無き人々を苦しめる者達よ!」「この日輪の輝きを恐れぬのなら、かかってこい! この破嵐万丈が相手になってやろう!」

<ジロンvsブッチャーorヒューギorガガーンorガットラー>
ジロン「俺は夜空の向こうの星がどうなってるかなんて、考えた事がなかったけど…」「俺達の星を荒らすために来たんなら、相手になってやるまでだ!」「行くぞぉぉぉぉぉ! 地球の人間のド根性を冥土の土産にしろぉぉぉぉ!!」

<桂vsブッチャーorヒューギorガガーンorガットラー>
桂「時空修復をする前に世界をお前達に滅茶苦茶にされちゃ、たまったもんじゃない!」「世界中の美女のため、地球をお前達の好きにさせはしないぞ!」

<ロジャーvsブッチャーorヒューギorガガーンorガットラー>
ロジャー「私からかける言葉は既に無い。君達は自らの無法が、それだけのものだと知るがいい」「後は私とビッグオーの裁きを受けるがいい! ここが君達のファイナルステージだ!」

<斗牙vsブッチャーorガガーンorガットラー>
エイジ「来やがれ、大ボス! 頭を叩いて、この戦いを終わらせてやるぜ!!」
斗牙「行こう、みんな! この手で地球に明日を呼ぶんだ!!」

<斗牙vsヒューギ>
ヒューギ「ソルグラヴィオン! 如何に貴様が太陽の化身だろうと、このゼラヴィオンの敵ではない!」
琉菜「この人がヒューギ・ゼラバイア…! 攻撃に怒りと憎しみが込められている!」
エイジ「ビビってんな、琉菜! こいつに負けたら、地球はあの二つの星と同じになっちまう!」
ミヅキ「それを止めるために私達は戦っている…!」
リィル「戦いをやめてください、伯父さま!」
ヒューギ「リィル! いくらお前の頼みだろうと、それは聞けん!」「私はジークと愚かな人類に罰を与えなければならんのだ!」
エィナ「そんな勝手な事を言う人の方が、ずっと愚かです!」
斗牙「ヒューギ・ゼラバイア! 僕もサンドマンも人類を信じている!」「それを滅ぼそうとするのなら、グランナイツとZEUTHが相手をするぞ!!」

<サンドマンvsヒューギ>
ヒューギ「ジークよ! ついに貴様を、この手で葬る時が来たか!」
サンドマン「ヒューギ義兄さん…! 僕はまだ死ねない!」「あの日、僕の過ちによって暴走したジェノサイドロンシステムを止めるまでこの命…渡すわけにはいかないんだ!」
ヒューギ「ふざけた事を! システムは止まらない! この宇宙全てを滅するまでは!」「ジーク! 貴様もここで死ぬがいい!」
サンドマン「義兄さん…! あなたを倒し、私もタナトスの招きに応えよう!」

<闘志也vsブッチャーorヒューギorガガーンorガットラー>
闘志也「俺が宇宙に憧れてイオの開拓団に志願した…!」「その宇宙をお前達が戦いで荒らすのなら、俺が相手になってやるぜ!」

<闘志也vsガガーン>
闘志也「エルダーの司令官ガガーン! お前を倒して、決着をつけてやる!」
ガガーン「来るがいい、ゴッドシグマ! お前のトリニティエネルギーを我が物とし、私は銀河の支配者となる!」
キラケン「黙れいっ! イオの人達の怒りを思い知らせてやる!」
ジュリィ「俺達はトリニティエネルギーを悪魔の力にさせはしない!」
ガガーン「吠えろ、地球人共! このガルゴスの力に屈し、己の無力さを地獄で呪え!!」
闘志也「勝負だ、ガガーン! 平和を守るゴッドシグマの力、受けてみろ!!」

<ゲイナーvsブッチャーorヒューギorガガーンorガットラー>
ゲイナー「僕達の後ろには地球があって、そこには一所懸命生きてる人達がいるんだ!」「連邦と同盟が動かなくても、地球には僕達がいるんだ! ここを通しはしないぞっ!!」

<アポロvsブッチャーorヒューギorガガーンorガットラー>
アポロ「行くぜ、悪の親玉! 片っ端から、ぶん殴ってやるぜ!」「地獄で自分のやってきた事を後悔しろ! 今までの借りをまとめて返してやるぜ!」

<レントンvsブッチャーorヒューギorガガーンorガットラー>
レントン「マリアさんやデュークフリードさんを見れば、違う星の人達とだって仲良く出来るって俺は思う…」「だけど! 人の命を問答無用で奪う奴らを俺は許さない!」
エウレカ「レントン…」
レントン「戦おう、エウレカ! 戦わなくちゃ守れないものがあるんだ!」
エウレカ「うん…!」

<マリンvsブッチャーorヒューギorガガーンorガットラー>
マリン「美しい地球を己の欲望で汚す者達! 俺はお前達を許さない!」「お前達もガットラーと同じだ! 地球のために、人々のために俺はお前達を叩く!!」

<マリンvsガットラー>
マリン「今すぐ戦いをやめろ、ガットラー! お前はS-1星の人々を破滅へと導くつもりか!」
ガットラー「裏切り者マリンめ! たった一人でワシに反旗を翻し、ここまで来たのは褒めてやろう!」
マリン「俺には地球で出会った仲間達がいる! お前のような理不尽な力に屈しない心強い仲間達が!」
ガットラー「マリン! お前がS-1星を想うなら、ワシの下につけ!」
マリン「何っ!?」
オリバー「あいつ…! この期に及んで、何を言っている!?」
ガットラー「ワシは片腕となる男が欲しい。お前がワシに降るのなら、今までの事は不問にしてやる!」
雷太「ふざけるな! マリンは俺達の仲間だぞ!」
ガットラー「だが、S-1星人だ! お前は地球人ではないのだ、マリン!」
マリン「生まれた星は関係ない! 俺は俺が正しいと想う事をするだけだ!」「俺は地球を守ると同時にS-1星人として人々を破滅に導くお前を討つんだ!!」

<ブッチャー撃破>
〔ブッチャーに爆発〕
ブッチャー「ぐわあああっ!!」
勝平「思い知ったか、ブッチャー! これでガイゾックは終わりだ!」
ブッチャー「ぐうっ! おのれ、ZEUTH! おのれ、神ファミリーめ!!」
勝平「な、何だ!? あいつの身体の半分、機械だぞ!」
宇宙太「そうか、奴は!」
恵子「サイボーグなんだわ!」
勝平「勝負はついたぞ、ブッチャー!お前も敵の大将なら、それらしく覚悟しろっ!!」
ブッチャー「フホホホホホ! 覚悟なら、とっくに出来ておるわ。…しかし、一つ聞きたい!」「お前達はいったい何のためにワシと戦ったのだ!?」
勝平「何のためって…。そりゃ地球の平和を守るために決まってるじゃねえか!!」
ブッチャー「いったい誰が、そんな事を頼んだのだ!?」
勝平「だ、誰も頼みやしないけど…」
万丈「よせ、勝平君! 奴の言葉に耳を貸すな!」
ブッチャー「お前達は命を懸けて戦った。だが、どこの誰がありがたがってくれるんだ?」「誰があそこで感謝している? 誰が喜んでくれるんだ!?」
勝平「う、うるせえっ! 地球は俺の生まれた育ったところだ! 誰にも荒らさせないぞ!」
ブッチャー「ムホホホホホ、無駄な事を!地球はいずれにしろ滅びる運命にある! 滅びる運命にあるのだ!」「フホホホホホ!フホホホホホホホホホホホ!!」
〔ブッチャーの周囲に爆発〕
〔敵ユニット離脱〕

恵子「ブリッジの爆発を確認! 動体反応、ありません!」
宇宙太「ブッチャーの最期か…」
兵左衛門「気を抜くな! ガイゾックはほろんだが、まだ戦いは終わっておらんのだぞ!」
勝平「………」
源五郎「どうした、勝平!?」
勝平「ちきしょおおっ! ちきしょおおおおおおおおおっ!!」
香月「勝平…」

<ヒューギ撃破>
〔ヒューギに爆発〕
ヒューギ「くうっ! このゼラヴィオンが敗れるとは!」「かくなる上は!!」
〔ヒューギ、ゴーマへ移動〕
〔敵ユニット離脱〕

サンドマン「ヒューギ・ゼラバイア!」
〔サンドマン、小隊離脱〕
〔サンドマン、ゴーマへ移動〕

斗牙「サンドマン! 僕達も行く!」
サンドマン「グランナイツの諸君! 君達はここでゴーマを止めるんだ!」
リィル「でも、お父様!」
サンドマン「決着は、この手でつける…。それが私の贖罪だ」
〔味方ユニット離脱〕
不動「サンドマン…」
エイジ「斗牙! 俺達のやる事は、とっとと敵を片付ける事だ!」
斗牙「わかった! …サンドマン、無事を祈るよ!」

<ガガーン撃破>
〔ガガーンに爆発〕
ガガーン「ば、馬鹿な! このガルゴスが敗れるのか!?」
闘志也「観念しろ、ガガーン! お前の野望はここで終わりだ!」
ガガーン「ええい、まだだ! まだ私は終わらん!!」
〔ガガーン、要塞アルゴルへ移動〕
〔敵ユニット離脱〕

キラケン「エルダーの大将だってのに往生際の悪い野郎だ!」
〔味方ユニット出現〕
テラル「闘志也! エルダーの未来のため、奴は私が討つ!」
〔テラル、要塞アルゴルへ移動〕
〔味方ユニット離脱〕

ジュリィ「ガガーンを逃がすな! 俺達も追うぞ、闘志也!」
闘志也「おう! エルダーとはこの手で決着をつけてやる!」
〔闘志也、要塞アルゴルへ移動〕
〔味方ユニット離脱〕

香月「頼むぜ、闘志也さん、テラル…! イオの人達のためにも、絶対にガガーンを倒してくれよ!」

<ガットラー撃破>
〔ガットラーに爆発〕
ガットラー「ぬおおっ! 脱出だ!!」
〔敵ユニット撃破〕
〔敵ユニット出現〕

ガットラー「ワシは死なんぞ! S-1星の民達のために死んではならんのだ!」
〔ガットラー、要塞アルゴルへ移動〕
〔敵ユニット離脱〕

マリン「逃がすか、ガットラー!」
〔マリン、小隊離脱〕
〔マリン、要塞アルゴルへ移動〕
〔味方ユニット離脱〕

ジェミー「マリン!」
デューク「マリンはガットラーとの決着を自らの手でつけるつもりだ。僕達はそれを待とう」
ジェミー(マリン…オリバー、雷太…。必ず生きて帰ってきてね…)

<ネグロス撃破>
〔ネグロスに爆発〕
ネグロス「うおおおっ! アルデバロンに栄光あれぇぇっ!!」

<敵全滅・勝利条件達成>
一太郎「敵部隊の壊滅を確認!」
兵左衛門「よし…! 後はあのゴーマを止めるだけだ!」
デューク「マリン、闘志也…急ぐんだ。もう時間は残されていないぞ」
リィル「………」
琉菜「リィル…」
リィル「お父様とヒューギ伯父さまが、あのゴーマの中で戦っている…」
斗牙「行こう、リィル」
リィル「え…」
エイジ「サンドマンは必ず勝つ。だから、迎えに行ってやろうぜ」
リィル「斗牙さん、エイジさん…」
ミヅキ「そうと決まったら急ぐわよ。時間も押してるんだから」
エィナ「では、皆様! 私達も行って参ります!」
〔斗牙、小隊離脱〕
〔斗牙、ゴーマへ移動〕
〔味方ユニット離脱〕

フェイ「サンドマン…斗牙…」
アレックス「信じましょう、隊長。ダブルグラヴィオンが勝利を掴んで帰ってくる事を」
フェイ「ええ…」
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

ガガーン「ガットラー! アルゴルのコントロールを寄越せ!」
ガットラー「ガガーン!」
ガガーン「この要塞全ては無理でも、司令室だけならワープ出来るはずだ!」
ガットラー「貴様…! ワシに冷凍睡眠中のS-1星の民を捨てろというか!」
ガガーン「エルダーの科学をお前に与える! それにアルデバロンの科学力を合わせれば、再起も出来よう!」「だが、その前に地球は破壊する! 黒のカリスマがお前に渡したニュートロンスタンピーダーでな!」
ガットラー「なぜ、あれの存在を知っている!?」
ガガーン「奴が自ら私に教えてくれたものだ。そして、もしもの時はお前の背中を押せとな!」
ガットラー「………」
ガガーン「アルデバロンが、あの装置を地球各所に設置した事も聞いているぞ」「決断しろ、ガットラー! 貴様も私も、こんな所で終わる男ではないはずだ!」「さあスイッチを押せ、ガットラー! ニュートロンスタンピーダーが起動すれば、地球上の核の全てが爆発する!」「お前の手で地球を死の星に変えるのだ!」
ガットラー「その選択こそが、地球をS-1星に変えるもの…」「ワシは…」
〔走り寄る足音〕
テラル「見苦しいぞ、ガガーン!」
ガガーン「テラルめ! 私を追ってきたか!」
テラル「己の欲望を満たすために罪のない多くの人々を殺したお前の行い! 許しはせぬ!」
ガガーン「馬鹿め! 生き長らえた命を、ここで散らすか! 死ぬがいい、テラル!」
〔画面、フラッシュ〕
〔光線銃の銃声〕

テラル「まだ抵抗するか!」
ガガーン「元はと言えば、貴様が不甲斐ないから、私が地球に送り込まれ、このような目に遭ったのだ!」「所詮、女であるお前に戦争など無理だったのだ!」
テラル「ガガーン…! 知っていたのか!」
ガットラー「どういう事だ…!?」
ガガーン「本物のテラルは既に死んでいる! 今、ここにいるのはテラルの肉体を借りた奴の恋人リラだ!」
テラル「お前の言う通りだ…。…私は愛するテラルの命を奪った地球を憎み、トリニティエネルギー奪取の任務を志願した」「だが、私は知ったのだ! このような戦いが何も生まない事を!」
ガガーン「お前の魂胆は分かっているぞ! エルダー本国を支配するために地球人と手を組んだに決まっている!」
テラル「私は全宇宙の平和を願っている! 野望に支配されたお前と同じだと思うな!」
ガガーン「平和だと…? フン…! 女の考えそうな事だ!」
テラル「確かに私はリラ…。テラルを愛した女だ」「ガガーン! お前にはわかるまい! 人を愛する心…。それは平和を願う心だ!」「愛こそが地球を…そして、エルダーのみならず宇宙全てに平和をもたらす!」
ガガーン「ほざくな! 夢や希望で祖国が救えるか! 力こそが全てを手に入れるのだ!」
闘志也「その力でお前は俺達に敗れた!」
マリン「逃がさんぞ、ガガーン! そして、ガットラー!」
ガットラー「マリン! 貴様も来たか!」
ジュリィ「形勢逆転だな、エルダーとアルデバロンの総大将」
オリバー「お前達がどんなに抵抗しようと、2人っきりで俺達全員の相手が出来るものか!」
ガットラー「ぬう…」
マリン「多くの人々を巻き込んだお前達の野望も、ここで終わりだ!」
ガガーン「動くな、お前達!」「一歩でも動いたら、この要塞アルゴルのコンピュータを破壊する!」
マリン「何っ!?」
雷太「何言ってやがる! 敵の要塞を破壊する事に俺達が動揺するわけがないだろうが!」
マリン「やめろ、雷太! アルゴルのコンピュータの破壊は、ここに眠るS-1星人の死を意味する!」
ガガーン「その通りよ! さあマリン! S-1星の民を救いたくば、そこをどけ!」「それとも貴様は地球を救うためにS-1星の民を見捨てるか…!?」
マリン「くっ…」
闘志也「ガガーン! 貴様、どこまで汚い手を!」
ガガーン「ハハハハハハ! この宇宙は力ある者が勝つのだ!」「そして、お前達に見せてやる! 地球が死の星へ変わる様を!」「さあ、ガットラー! スイッチを押すのだ!!」
ガットラー「!」
〔画面、フラッシュ〕
〔光線銃の銃声〕

ガガーン「があああっ!」
テラル「ガットラーがガガーンを撃った…!?」
ガガーン「ガ、ガットラー…貴様…!」
ガットラー「ワシはアルデバロンの総統だ。S-1星の民…そして、S-1星を貴様の好きにはさせん!」
ガガーン「ば、馬鹿めが…! 私とお前が組めば、この宇宙を支配する事も出来ただろうに…」
テラル「ガガーン! 貴様はここで終わりだ!!」
闘志也「イオの仲間、地球の仲間…そして虫けらのように殺された人達の怒りを受けてみろ!!」
〔光線銃の銃声×5〕
ガガーン「ぐわああああああっ!!」
〔人の倒れる音〕
闘志也「ガガーンの最期だ…」
テラル「ガガーン…。力と己のみを信じるお前に宇宙の未来を渡すわけにはいかない」
ガットラー「…力に溺れた者の末路か…」
雷太「ガットラー! 残るはお前だけだ!!」
ガットラー「………」
マリン「…すまない、みんな。ガットラーとの決着は、俺一人でつけさせてくれ」
闘志也「マリン…」
マリン「もうアルデバロンに戦う力はない。だから、最後は俺一人の手で、ガットラーを討たせてくれ」
オリバー「…わかったぜ、マリン」
闘志也「ここまで来たんだ。決着はお前の手でつけろ」
マリン「すまない…」
雷太「だが、約束だ! 必ず俺達の所に戻ってこいよ!」
オリバー「ブルーフィクサーの戦いは、まだ終わりじゃないんだからな」
マリン「ああ…」
闘志也「待ってるぜ、マリン」
〔複数の歩き去る足音〕
マリン「ありがとう、みんな…」
ガットラー「フン…帰る所を失った二人の男の決闘か…」
マリン「俺には故郷がある! 地球という名の星がな!」
ガットラー「フフフ…本来ならあの星がS-1星になるはずだったのにな」
マリン「アフロディアから真実を聞いていたか」
ガットラー「その前から薄々とは知っていたがな」
マリン「それを知りながら、貴様は!」
ガットラー「…ワシとて、それを望んだわけではない」
マリン「今さら、言い訳を!」
ガットラー「ワシは軍人として、S-1星人のために良かれと信じて戦った。それに偽りは無い!」
マリン「良かれと信じてだと!? 嘘だ! お前はただお前の欲望のため、野望のため、地球を攻撃したんだ!」
ガットラー「それも運命だ。未来人が過去の地球にたどりつき、未来のS-1星に近づいていく」「ワシがやらなくともどこかの世界では誰かがやったから、S-1星は存在したのだ!」
マリン「この世界は、そんな歴史は歩ませない! お前のような人間に地球の明日を渡しはしない!」「俺はお前を討ち、明日を救う!」
ガットラー「お前に撃てるかな? お前があ引き金を引くと同時にワシはアルゴルのコンピュータを停止させる」
マリン「お前は…! ガガーンと同じ事をするというのか!?」
ガットラー「ワシは総統だ。どのみちワシが倒れれば、S-1星の人間は生きてはいけん」「そこをどくのだ、マリン。ワシはゴーマからエネルギーを補給し、新たな旅に出る!」「S-1星の民に安住の地をもたあすワシの戦いは終わらないのだ!」
〔歩み寄る足音〕
アフロディア「総統…」
マリン「アフロディア…!」
ガットラー「なぜ、お前がここに!?」
アフロディア「テラルが私を解放してくれたのです」
ガットラー「まあいい。…アフロディア、ワシを手伝え。新たな旅立ちの準備をするのだ」
マリン「そして、新しい星を侵略するのか!?」
ガットラー「ワシはワシの目的を貫く! 本来ならワシはS-1星の歴史を創るはずだった男! 言わば神だ!」「神に敗北はない!」
マリン「貴様は…! 平和と安住の地を知らない哀れな宇宙の巡礼者だ!」
ガットラー「黙れ! …アフロディア、マリンを撃て!」
アフロディア「…!」
ガットラー「今こそ弟の仇を討つのだ! お前の中の怒りと憎しみを思い出せ!」
マリン「アフロディア…!」
アフロディア「…私はマリンが憎い…」「弟を殺したマリンが憎い…! お前が…お前が私のたった一人の弟を!」
マリン「憎しみで戦うな、アフロディア! 復讐は何も生まない!」
ガットラー「撃て、アフロディア! 宇宙は我ら二人のものだ!!」
アフロディア「!」
〔画面、フラッシュ〕
〔光線銃の銃声〕

ガットラー「!」
マリン「アフロディア…!」
ガットラー「まさか…ワシを…撃つとはな…」
アフロディア「総統…私は…」
ガットラー「アフ…ロディア…可愛い奴…。お前は美しく…あまりにも…潔癖な…女だった…」
マリン「ガットラー…」
ガットラー「マリン…ワシの完全な…負けだ…」「ワシを…討ったからには…S-1星の民を…」
ガットラー「どこに行く、ガットラー!?」
ガットラー「ワシは…総統だ…。その最期の姿を…貴様ごときに…見せて…なるか…」
ガットラー「さらばだ、マリン…。そして、アフロディア…よ…」
〔歩き去る足音〕
マリン「ガットラー…」
アフロディア「マリン…私は…」
〔画面、振動〕
〔衝撃音〕

マリン「この衝撃…! ゴーマに何か起きたのか!?」

ヒューギ「ジーク! 俺を追ってきたか!」
サンドマン「あなたを止めるのは私の役目だ…!」
ヒューギ「人類は穢れた存在だ! 要望と争いにまみれた歴史に今こそ終止符を打つのだ!」
サンドマン「あなたはジェノサイドロンシステムに心を汚染されている! 人間はあなたが思う程、醜い存在ではない!」
ヒューギ「黙れ! ルフィーラを前にしても、そんな事が言えるか!?」
ルフィーラ「………」
サンドマン「…ルフィーラの人格を模したアンドロイドか」
ヒューギ「!」
サンドマン「それを側においているのは…ヒューギ! あなたもまた人の魂を失っていない証ではないのか!」
ヒューギ「妹の名を口にするな! お前がもっと深く俺の妹を…ルフィーラを愛していれば…!」「手遅れになる前にルフィーラ病に気づいていたはずだ…! ルフィーラを死なせたのはお前だ、ジーク!」
サンドマン「ルフィーラを想う心…。やはり、あなたには人の心が残っていた。どれほど否定しようと、あなたは人間だ!」
ヒューギ「くだらん! お前をここで殺し、ゴーマであの星を浄化してくれる!」
サンドマン「そうはさせない!」
ヒューギ「これ以上は邪魔はさせん! 俺達の宿命に決着をつける時だ! 罪を償え、ジーク!」
ルフィーラ「やめて、兄さん…」
ヒューギ「!」
ルフィーラ「その人を…傷つけないで…!」
ヒューギ「馬鹿な…! コピーしたルフィーラの記憶が、意識を持ったというのか!?」
サンドマン「永い時をあなたと過ごすうちに彼女は人の魂を宿したのだ」
ヒューギ「人の魂…」
〔複数の走り寄る足音〕
リィル「ヒューギ伯父さま! もうやめて!」
ヒューギ「リィル…!」
サンドマン「思い出してくれ、義兄さん! ルフィーラやリィルを想うあなたにあh人の心が残っているんだ!」
ヒューギ「ええい、黙れ! ゴーマを止めたいのなら、この俺を倒してみろ、ジーク!」
ジーク「義兄さんっ!」
〔画面、フラッシュ〕
〔斬撃音〕

ヒューギ「…見事…だ…ジーク…」
サンドマン「ヒューギ義兄さん…」
〔人の倒れる音〕
エイジ「見ろ! あいつの髪の色が変わっていく…!」
斗牙「あれがあの人の…本当の姿なのか…」
サンドマン「義兄さん…これは…!」
ヒューギ「フ…俺の生命活動が停止しかけた事で、ジェノサイドロンシステムの呪縛から解放されたようだ…」「こうやっれ人の心を取り戻す時を俺はずっと待っていたのかも知れない…。ありがとう…ジーク…」「そして、エルゴの戦士達よ…。決して負けるな…」
ルフィーラ「兄さん…私も共に…」
〔画面、発光〕
〔光の放射音〕


エイジ「二人共…消えた…」
リィル「伯父さま…」
サンドマン「全ては終わった…」
琉菜「な、何なの、これ!?」
〔画面、振動〕
琉菜「な、何なの、これ!?」
ミヅキ「ヒューギ・ゼラバイアが倒れても、まだゴーマは止まらないの!?」
エィナ「皆様、脱出しましょう! ここにいては危険です!」
サンドマン「………」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔戦闘マップ1から継続〕
ロラン「見てください、ゴーマが!」
〔ゴーマから光〕
ジュン「凄いエネルギー量です!」
つぐみ「あ、あれがゴーマの真の力なの!」
〔味方ユニット出現〕
デューク「闘志也、マリン! 無事か!?」
闘志也「ガガーンとガットラーは倒した! テラルも一緒だ!」
マリン「アフロディア! お前はアルゴルをコントロールしてこの場を離脱するんだ!」
アフロディア「わかった! 民間人は私が守る!」
竜馬「後はグランナイツか!」
勝平「何やってんだよ、兄ちゃん達は!」
甲児「大丈夫だ、ソルグラヴィオンが来た!」
〔味方ユニット出現〕
マリア「ソルグラヴィオンだけ!?」
ひかる「サンドマンさんはどうしたの!?」
エィナ「そ、それが…」
エイジ「何やってんだ、サンドマン! どうして脱出しない!?」
リィル「お父様!」
サンドマン「すまない…。お別れだ、リィル…」
リィル「え!?」
サンドマン「全ては終わった…。私に残っているのは、己の罪を償う事だけだ…」
リィル「何を言うの!? お父様はもう十分に償いを果たしたわ!」
琉菜「あたし達やZEUTHのみんなを放り出す気!?」
エィナ「サンドマン様がいなくなられたら私達はどうすればいいんですか!?」
斗牙「みんなもフェイも、あなたの帰りを待っている!」「僕達にはあなたが必要なんだ! サンドマン!」
サンドマン「私は…何千年も昔から、この時を待ち続けてきたのだ…」「一人の人間に戻れる時…。安らぎに包まれる時を…」
リィル「お父様!」
サンドマン「タナトスが呼んでいる…。もう眠らせてくれ…」
エイジ「ふざけんなああっ!」
万丈「グランナイツ! ゴーマから離れろ!!」
〔ゴーマから光〕
〔画面、発光〕

斗牙「ゴーマが…!」
レイヴン「サンドマンッ!!」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

月面 自由都市コペルニクス市

  ~コペルニクス市 ドック~
ダコスタ「…バルトフェルド隊長、こちらです。ディアナ閣下は、既に到着されております」
バルトフェルド「急ぐぞ、ダコスタ君。連邦軍とアプリリウス同盟軍は、相変わらずダンマリを決め込んでいるらしい」
ラクス「その状況…ディアナ様の呼びかけで変わる事を信じましょう」
ダコスタ「しかし、ラクス様直々に月に降りられるなんて…」
ラクス「カガリさんに頼まれた事もあります。ディアナ・カウンターの方々のために私も働きましょう」
バルトフェルド「!」「いかん! ラクス、逃げろ!!」
〔走り寄る足音〕
暗殺部隊「………」
バルトフェルド「議長め! 問答無用でラクスを消すつもりか!」
暗殺部隊「ラクス・クライン…! 覚悟!」
ラクス「!」
ミーア「駄目ええええええっ!!」
〔画面、フラッシュ〕
〔銃声〕

【シナリオエンドデモ終了】

【概要】

 ブッチャー、ガガーン、ガットラー、ヒューギを倒
し、異星人連合を壊滅させる一行。しかし、暴走した
ゴーマは、真の姿を現そうとしていた。


● No53A「月面決戦」 へ戻る

● No55「永遠に輝け、僕らの星よ」 へ進む


◆ 「スーパーロボット大戦Z」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。