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No.60B
俺の未来、お前の未来

【シナリオデモ1開始】
  ~ノックス 市街地~
市民(中年・男)「そんな…。エーデル・ベルナルがずっと市民を騙していたなんて…」
市民(中年・女)「何言ってるのよ! あのテロリストの発表を信じるって言うの!?」
市民(若者・女)「でも…証拠の映像も揃っていたし…」
市民(中年・女)「あんなものはでっち上げよ! 映像のCGに決まっているわ!」
市民(中年・男)「それを言うなら、これまでの新連邦の発表だって全て捏造かも知れないぞ」
市民(中年・女)「あなた達は騙されているのよ! エーデル・ベルナルが嘘をつくはずがないわ!」「そんな事もわからないの!? どうかしているわ!」
市民(若者・女)「私だって認めたくないです…。そうなってしまったら、今まで信じてきた事の全てが崩れてしまうんですから…」「でも、こんな世界だから私は真実が知りたいです…!」「真実を知った上で、自分達がどうすればいいかを考えたいんです」
市民(中年・女)「真実ならエーデル・ベルナルが与えてくれるわよ!」「それに、もしあのテロリストの発表が真実だとしても、私は時空修復なんて許さない!」「そんな危険を冒さなくても、コーラリアンさえ殲滅すれば、世界は安定するじゃない!」
市民(中年・男)「だが、スカブの中で時空転移に巻き込まれた人達が生きているのなら…」「私の妻と子も、そこにいるかも知れない…」
市民(中年・女)「!」
市民(中年・男)「だとしたら、私はスカブコーラルの殲滅を認める事など出来ない!」
市民(中年・女)「で、でも…」
市民(若者・男)「どうでもいいよ、そんな話は。世界のトップを巡っての争いなんてどうせ俺達には関係ないんだ」「ZEUTHだろうと、エーデルだろうと、あんな表向きの発表を鵜呑みにするなんて馬鹿のやる事だよ」「真実はいつも闇の中にあるのさ。そう…黒のカリスマが握っているんだ」
市民(中年・男)「こんな時にも、UNの怪情報を信じるのか、君は!?」
市民(若者・男)「それが何か?」
市民(中年・男)「そうやって出所の分からない情報に振り回されるのは、もうたくさんだ…! 我々は本当の事が知りたい!」
市民(若者・男)「とりあえず、エーデルとZEUTHの決着はもうすぐつくだろうぜ」「面子を潰されたエーデルは確実に奴らを潰そうとするだろうからな」
市民(中年・男)「今夜23:00…。そこがタイムリミットか」
市民(若者・女)「時空修復の始まり…。それぞれの望む未来を祈る時…」
〔走り寄る足音〕
ティターンズ「お前ら! 街頭での政治的集会は禁止だ! とっとと解散しろ!」
市民(中年・男)「その前に軍と政府はZEUTHの発表に対して何らかの声明を出すべきだ!」
市民(若者・女)「そうです! あれが嘘だとしたら、その証拠を提示してみせてください!」
連邦軍兵(エウレカ)「だ、黙れ! テロリストの言う事などに、一つ一つ対応していられるか!」
ティターンズ「あのようなものは捏造だ! エーデル准将はテロリストに対して、断固とした姿勢を貫かれる!」
市民(中年・男)「力によって言論を弾圧するか! やはり、それがエーデル・ベルナルのやり方なのだな!」
ティターンズ「黙れ! これ以上、抵抗すると国家反逆罪を適用するぞ!」
〔歩み寄る足音〕
リリ「あなた方は、本当にそれでいいと思っていらっしゃるんですか?」
ティターンズ「何だとっ!?」
リリ「あなた方もZEUTHの発表をご覧になったのでしょう?」「その上でエーデル准将を信じられるとおっしゃられるのなら、何も言う事はございません」
連邦軍兵(エウレカ)「………」
リリ「ですが、あなた方も軍人である前に、この世界に生きる一人の人間です」「あのクワトロ・バジーナという方のおっしゃられた言葉の意味…今一度、考えてみてはいかが?」
ティターンズ「………」
リリ「泣いても笑っても、あと半日で彼らの言う最後の決断…時空修復の時が来ます」「それまでの時間…一人一人がこれからの事をゆっくりと考えましょうよ」
連邦軍兵(エウレカ)「…あなたのおっしゃる通りだ…」
ティターンズ「…基地へ戻るぞ。UNでZEUTHの発表をもう一度見よう」
市民(若者・男)「おい、あんたら! あのZEUTHの奴らを信じるってのか!?」
ティターンズ「それを判断するためにも、彼らの発表を見直すんだ」
連邦軍兵(エウレカ)「俺達もこの世界に生きる人間だ。その行く末を他人任せにしたくはない」
市民(若者・男)「そんな事して何になるんだよ! こんな滅茶苦茶な世界に未来なんか無いんだよ!」
市民(中年・女)「未来はエーデル准将が決めてくれる! 私達は、それに従えばいいのよ! どうせ考えたってわからないんだから!」
市民(若者・女)「そう思いたいのなら、そう思ってください。…私は自分自身で未来を決めます」
ティターンズ「自分も同感です。…手荒な真似をして申し訳ありませんでした」
市民(中年・男)「いや…気にしてはいない。あなた方の理解に感謝している」
リリ「わかっていただけたようですね」
グエン「見事なものです、リリ・ボルジャーノ。あなたは人の上に立たれる器の持ち主だ」
リリ「さすがのあなたも自信を失っておられるようですね、グエン様」
グエン「まだこれからですよ。エーデルとZEUTH…どちらが勝とうと世界も私もこれからです」「黒歴史の遺産が無くとも、私はやってみせますよ」「この混乱の世界に生きる人々には、やはり指導者が必要なのです」
リリ「御健闘をお祈りします、グエン様。ですが、世界はきっと変わります」「高い所から見下ろすやり方が、いつまでも上手くいくとお思いになられませんよう、ご忠告を」
グエン「その言葉、覚えておきますよ」(ローラ…そして、ZEUTH…)(君達の最後の戦い…、私のこの多元世界に生きる人間として見守らせてもらうよ…)

南アメリア大陸 軌道エレベーター

  ~UNステーション ミーティングルーム~
兵左衛門「…現在時刻は13:00…。大特異点への接触まで10時間を切ったか…」
ブライト「真実を伝える発表はUNと通じて、ずっと流し続けています」
ジエー「全世界のUNは、ここで管理しとるからにゃ。各地の端末では、流れている情報をカット出来にゃいわ」「一極集中管理ってのは、こういう時には都合が悪いにゃ!」
マリュー「ありがとうございます、ジエー博士。あなたの協力のおかげで、全世界に真実を伝える事が出来ました」
ジエー「ニホホホホホホ! 協力するって約束した以上、ワシだって頑張っちゃうもんね!」
カイ「俺達の持ってきたネタも少しは役に立ったようだな」
アムロ「感謝してるよ、カイ。君達ジャーナリストグループの抵抗してくれた情報が、俺達の発表を後押ししてくれる」
カイ「真実を世に伝えるのが、俺達の使命だからな。当然、この機会に便乗させてもらうさ」
シャイア「各地のキャラバンからの報告では、多くの人達がエーデル准将に疑問を持ち始めたそうよ」
サラ「あれだけの証拠を見せられれば、当然でしょうね」
ホランド「ちょいと納得出来ない所もあるがな」
エルチ「あたし達の勝利が気に食わないって言うの?」
ホランド「そういうわけじゃねえよ…」「だがよ…いくら真実だからってほいほい考えを変えちまう連中ってのがちょいと引っかかってんだ」
兵左衛門「明日をも知れぬ不安定な世界だ。日々を生きる事に精一杯な人達が、何かにすがるのは無理もない事かも知れん…」
カイ「ロスト・シンドロームか…」
サンドマン「だからこそ、それを利用して人々の心を操ったエーデル・ベルナルを許すわけにはいかない」
アムロ「今回の一件が、人々の意識を変える事を俺は信じたいです」
ホランド「で、クワトロ…。お前さんは最後まで責任を取るつもりか?」
クワトロ「………」
ホランド「あそこまで市民を煽ったんだ。全て片付いたらドロン…ってわけにもいかねえんじゃねえのか?」
クワトロ「…それは心得ている」
ホランド「ほう…」
クワトロ「私とて自分のすべき事からいつまでも逃げられるとは思っていない」「あなたやジャミル艦長やサンドマン氏が過去に向き合ったようにな」
サンドマン「あなたの決意、確かに受け取った」
ホランド「フン…期待させてもらうぜ」
ハマーン(いいだろう、シャア。お前が決意を固めたのなら、私はそれを正面から迎え撃とう)(その日が来るのを祈るわけではないがな…)
ランスロー「プラントや各コロニーもZEUTHの発表を聞いて、混乱が起きているそうだ」
バルトフェルド「あちらは我々を支持すると言うより、エーデルを危険視する声が高まってると見るべきだな」「状況によっては、打倒エーデルとして残存戦力が動き出すだろう」
ラクス「ですが、平和を望む気持ちは地球に住む方々と同じです」
ディアナ「誰にとっても、今夜の時空修復が一つの区切りとなりましょう」「その上で、改めて世界の行く末を討議する事を望みます」「それこそ全ての人の意志を集めて」
源五郎「新連邦軍の様子は?」
一太郎「ユルゲンス艦長やヘンケン艦長からの報告では、各地の連邦軍も混乱の只中にあるそうです」「命令系統も混乱し、内部での小競り合いも起きているとの事です」
ランスロー「このステーションの奪回に動ける部隊は無いようだな」
ジエー「ちょっと待ったぁ! 安心するのは100万年早いぞい!」
シャイア「おじいちゃん、震えてるの…?」
エルチ「いったい何に怯えてるのよ?」
ジエー「そうじゃないにゃ! これは喜びで震えてるんよ!」
シャイア「はあ…?」
ジエー「きっとエーデル様が来る…! 今頃、青筋立てて怒ってるにゃ!」
ブライト「エーデル・ベルナルが自ら我々を討つために動くと?」
エルチ「それが嬉しいって事はやっぱりあんた…あたし達を裏切るつもりなんだ!?」
ジエー「違うにゃん! ワシ…心から、あんたらに協力を誓ってるにゃん!」「それを知ったエーデル様はきっとワシにサイコーにキョーレツなお仕置きをしてくれるにゃん!」「もうそれが楽しみで楽しみで! ワシ、今から失神しそう!」
ホランド「ついていけんぜ、このジイさんにはよ…」
ハマーン「俗物め…。己の個人的な欲望を満たすためにエーデル・ベルナルに付き従っていたか」
ジエー「えへ…。ちょっぴり恥ずかしいのねん!」「でも、そういう自分がスキ!」
ハマーン「…たまらないな…」
クワトロ「エーデル・ベルナル自らが出撃するなら、ヘンケン艦長の報告にあったカイメラの切り札が来るか」
ジエー「その名はレムレース! 空前絶後、絶対無敵の超絶ロボにゃ!」
シャイア「凄い兵器みたいね」
ジエー「当然にゃ! だって、ワシが造ったんだもん!」「ワシの知ってる様々な世界の技術を結集して造り上げたんにゃ! もうホント、マジで強いよ!」「それを乗りこなすエーデル様の腕も超サイコー! マジで完璧超人にゃ!」
アムロ「政治的な手腕だけでなく、パイロットとしての優れているとはな…」
ジャミル「それが自らを統治者と称する自身の源か」
マリュー「何か弱点はないんですか?」
ジエー「ない! マジ完璧無敵!」
ホランド「あんたに聞いて、まともな答えがってくるとは思ってねえよ」
ブライト「では、博士…。黒のカリスマという人物に心当たりは?」
ジエー「UNに現れる怪人の事にゃろ?」
マリュー「その正体について聞いているのです…!」
ジエー「ど、怒鳴らないで欲しいにゃ! そんな風にされるとワシ…」
マリュー「ワシ…?」
ジエー「お嬢ちゃんにホレちゃうにゃ!」
マリュー「はあ…!?」
シャイア「このおじいちゃん…大丈夫なの…?」
兵左衛門「天才と何とかは紙一重と言うがな…」
源五郎「この様子では、黒のカリスマについて聞いても無駄でしょう」
ブライト「ですが、我々の予想通り、エーデル・ベルナルが黒のカリスマならば、全ての決着はもうすぐつきます」
サンドマン「そして、あのレムレースなる機体と彼女が強敵であるのは事実です」
バルトフェルド「ここまで来たら、何が来ようと覚悟を決めるしかないね」
源五郎「エーデル・ベルナルが自らの野望のために時空修復を認めないのだとしたら、それを迎え撃つしかない」
カイ「このUNステーションが戦場になるんならそれを報道する役は任せときな」
バルトフェルド「それに勝った方が世界を導くか…。もっとも、我々はただの案内役に過ぎないがね」
ラクス「はい…。そこから先へ進んでいくのは一人一人の力です」
ディアナ「ですが、エーデル・ベルナルに敗北する事は、未来も真実も闇に葬られる事を意味します」
サンドマン「わかっております。…我々は、この世界を覆う暗雲に光差す穴を穿ちました」「その小さな光を再び闇が覆い尽くそうとするならば、それを守るために戦いましょう」
ディアナ「その想い…ZEUTHの皆が同じであると信じています」
兵左衛門「全ての決着まで、あと10時間…。各自、これまでの戦いを思い起こしているだろうな…」
一太郎「いえ…サッカーをしています」
兵左衛門「何と!?」

ピエール「おらっ! 灼熱のファイヤーゴール!!」
〔画面、フラッシュ〕
〔空を切る音〕
〔滑空音〕

弁慶「ずるいぞ、ピエール! エレメントの能力をサッカーに使うなよ」
ピエール「よく見ろ、ベンケイ! さっきのシュートは力は使ってねえよ!」
ゲイナー「でも、ファイヤーゴールって…」
鉄也「この焦げ臭い匂い…! ボールが空気との摩擦熱で燃えたとでも言うのか!」
ピエール「へへ…まあな」
カミーユ「くそっ…! パワー系のシュートじゃなく鋭く落ちるシュートで来ると思ったのに!」
万丈「心配するな、カミーユ。リョウとムーンドギーのコンビがきっと取り返してくれる」
竜馬「行くぞ、ピエール! 俺のシュート力とムーンドギーのテクニックがお前たちを粉砕する!」
ムーンドギー「見せてやる…。俺のパンサーシュートを!」
ピエール「来いよ、リョウ、ドギー! アマチュアにプロの厳しさを教えてやるぜ!」
つぐみ「生き生きしてますね、ピエール先輩」
シルヴィア「そりゃサッカーのプロだもの。このシチュエーションなら、燃えるのは当然よ」
サラ「でも、びっくりした。ムーンドギーってサッカー上手いのね」
ギジェット「しゃべるとドン臭いけれど、それ以外のドギーは完璧なんだから!」
ストナー「リョウとドギーも頑張ってるが、ピエール率いるAチームの勝ちが濃厚だな」
ジュリィ「だが、あそこはピエールのワンマンチームだ。奴へのパスをカットすれば、勝機はある」
雷太「任せておけ、ジュリィ! Aチームと対戦する時は俺がピエールのマークにつく!」
ゲイン「そいつはいい。雷太のしつこさは折り紙付きだからな」
ジロン「ほんと、ほんと。延々とマリンにからんでたしな」
雷太「あ、あれはだな!」
マリン「終わった話だ、雷太。ピエールのマークは頼むぞ!」
雷太「おうよ!」
勝平「Cチームの皆さん、盛り上がってるじゃないの!」
ガロード「その前に俺達、Dチームとの対戦が待っているってのによ」
パーラ「でも、いいのかよ…? もうすぐ地球の命運を決める戦いだってのに遊んでて…」
エイジ「遊びじゃねえ…! こいつは戦いだ!」
シン「ああ…! だから、俺達も本気で行くぞ!」
ルナマリア「シンもエイジも熱くなり過ぎ!」
エイジ「決戦の前の決起大会だ! 景気づけに俺達Dチームが優勝をさらうぜ!」
アーニャ「頑張ってくださいね、エイジ様」
セシル「タオルとスポーツドリンク、用意しておきますから」
ブリギッタ「あたし達が応援してるんだから、負けたらお仕置きだよ!」
斗牙「心配は要らない。グランナイツは決して負けない」「…なんてね」
ルナマリア「いいノリじゃないの、斗牙」
琉菜「その調子で時空修復の方もうまくいくといいね!」
〔ホイッスルの音〕
ロジャー「試合終了! 3-1でAチームの勝利!」
ムーンドギー「くそっ…! 俺のゴールデンファルコンシュートさえ、決まっていれば!」
シリウス「甘いな、ドギー。君のテクニックはエレガントだが、それだけに頼っていては勝てんぞ」
アポロ「へへ…シリウスも少しは戦いってのがわかってきたようだぜ」
シリウス「誰かのようにパワー任せではもっと無様な結果になるだろうがな」
アポロ「んだと!」
花江「はいはい、喧嘩はそこまで。第二試合の前に腹ごしらえといこうか」
アポロ「そいつは大賛成だぜ!」
ジロン「俺も、俺も!」
梅江「おむすびを作ってきたよ。みんなで食べようね」
勝平「すげえ量だ! これ全部、母ちゃんとばあちゃんで作ったのかい!?」
ミチ「あたしやビューティさん達もお手伝いしたのよ」
ビューティ「みんなぁ! お昼ご飯よ! 手を洗って集合~!」
宇宙太「信じられないな。あと半日で地球の未来が決まるなんて」
勝平「ここまで来たらジタバタしても仕方ねえよ。敵が来るなら、全力で戦うだけだぜ」
トッポ「戦いの方は頼んだぜ、勝平兄ちゃん」
香月「俺とトッポはカイさんの助手としてお前たちの戦いを撮影する役をやるんだ。勝てよ、勝平」
勝平「やるさ…。死んでいった浜本達や平和な世界を待ってるアキのためにもな」
万丈「その決意があれば、きっと負けないさ」
勝平「万丈の兄ちゃん…」
万丈「勝平君。君はもう一人前の戦士だよ」
勝平「兄ちゃんみたいにみんなを照らす太陽には、とてもなれねえけどな」「俺ぐらいの光じゃ、いいとこ月明かりぐらいだぜ」
万丈「だけど、月の光は闇夜を照らす」
勝平「闇夜を…」
万丈「勝平君、君の戦いは闇夜で進む先を見失った人達を照らしてあげる事だ」
勝平「へへ…そんな風に言われりゃ、月明かりも悪くねえな」
宇宙太「褒めすぎだぜ、万丈さん。そんな事を言われりゃ、また勝平の奴は調子に乗っちまう」
勝平「余計な事を言うんじゃねえよ、宇宙太!」
恵子「ありがとうございます、万丈さん。あなたの言葉がなかったら、勝平も私達も戦って来られなかったかも知れません」
万丈「いや…お礼なんて要らないさ。おせっかいを焼かせてもらっただけだからね」
勝平「前にも聞いたけど、どうして兄ちゃんは俺達に親切にしてくれたんだ?」
万丈「…そうだな…。君達の事が羨ましいからかも知れない」
勝平「大金持ちの兄ちゃんが、俺の事を!?」
万丈「君には家族と仲間がいる。…僕には無いものを持っているんだよ」
勝平「兄ちゃん…」
万丈「僕の母と兄は、父のせいでなくなったようなものだからね」
恵子「ご家族を亡くされていたんですね…」
勝平「でもよ、兄ちゃん。仲間だったら、いるだろ? トッポや俺達がよ!」
万丈「…そうだな。君の言う通りだ」
勝平「だから、頑張ろうぜ! この星のためによ!」
万丈「ああ…」
勝平(待っててくれよ、アキ…。俺達、必ず平和を取り戻すからな…)(平和になった世界で、また会おうぜ。香月やミチ達と一緒によ…)
ルピーナ「このおむすびという食べ物…人のぬくもりを感じます」
大介「花江さんや梅江おばあさん達の願いが込められているからだろうな」
甲児「もうすぐ、こんな風に世界中の人の願いが俺達の所に集まるのか」
鉄也「緊張しているのか、甲児君? らしくないぜ」
甲児「まさか! 時空修復の後の世界の事を考えるだけでワクワクしてくるぜ!」
さやか「甲児君は時空修復で、どんな世界を願うの?」
マリア「あたしも聞きたいな。甲児の願い事って」
甲児「その…それはだな…」
ボス「兜…! お前、まさか時空修復で二股OKな世界を創ろうとか、考えてねえだろうな!?」
甲児「よ、よせよ、ボス! そんな事言ってる場合じゃねえだろ!」
鉄也「どういう世界を望むかは人それぞれだ。甲児君が好きにすればいいさ」
ジュン「鉄也…あなた、面白がってない?」
鉄也「さてな…」「だが、一つだけ確かな事がある。そうやって何かを望む自由があるってのは素晴らしい事だ」
ボス「お前はどうなんだよ、鉄也? 戦いのない世界を望むのか?」
鉄也「時空修復が望んだ世界を創り出すとしても、そんな魔法みたいなやり方で得た平和んて一時のものだろうさ」「俺はどんな世界になろうと、自分の力で平和を勝ち取るために生きていくつもりだ」
大介「君らしい選択だな、鉄也君」
鉄也「フリード星の王子としての責任を果たすあんたと同じさ、大介さん」
大介「だが、僕一人の力は小さなものだ。地球で君達と出会ったからこそ、僕は悪魔達に打ち勝つ事が出来た」
甲児「大介さん…」
大介「この戦いが終わっても、僕に力を貸して欲しい。…駄目かい、ひかるさん?」
ひかる「え…」
大介「戦いが終わったら、僕はマリアとルビーナと一緒にフリード星に一度戻ろうと思っている」「ひかるさん…君にもフリード星を見てもらいたいんだ」
ひかる「大介さん…喜んで」
甲児「俺も! 俺もフリード星に行ってみたい!」
ボス「待てよ、兜! 俺だって宇宙旅行と聞きゃあ、黙ってられねえぜ!」
マリア「もう! 遊びに行くんじゃないわよ!」
大介「そう…それは新たな戦いの始まりだ」
鉄也「その前に、この戦いのケリをつけて、新しい世界を創らないとな」
甲児「どんな世界になろうと俺達は俺達だ。変わりはしないさ」
鉄也「戦って平和と未来と掴み取る。それが俺達の使命だからな」
大介「全ての世界と全ての人々の未来のため、僕達も力の限りに戦おう」
マリン「大介は自分の星に帰るのか…」
ジェミー「マリン…あなたはどうするつもりなの?」
雷太「どこにも行く必要はないだろ。この地球がお前の故郷なんだからよ」
オリバー「お前はブルーフィクサーの隊員だ。勝手に抜ける事は許さないぜ」
マリン「…だが、要塞アルゴルでは、未だに数億のS-1星人が眠っている…」「俺一人が、ここに安住の地を見つけるわけにはいかない」
雷太「それは…その…」
ジェミー「その人達を受け入れてくれる所だってきっとあるはずよ。だって、同じ星の人間なんだから」
マリン「そうするには、地球人とS-1星人は互いの血を流し過ぎた…」
雷太「マリン…お前…」
闘志也「まだ結論を出す必要はないぜ、マリン」
マリン「闘志也…」
闘志也「お前の決心は固まってるかも知れないが、まずは今日を越える事が先だ」
ジュリィ「闘志也の言う通りだな。時空修復が上手くいかなければ、明日の話をしても無意味だ」
キラケン「縁起でもない事を言うな! お前が言うと冗談に聞こえんぞ!」
オリバー「ここまで来たら、腹をくくるまでだ。縁起をかついでも仕方ないぜ」
マリン「………」
闘志也「何だよ…まだ吹っ切れないのか?」
マリン「そう簡単に割り切れる話じゃない」
闘志也「じゃあ先に言っておくぜ、マリン。俺達はお前とS-1星の人達に手を貸すつもりだ」
マリン「闘志也…」
ジュリィ「トリニティエネルギーは悪魔の力にさせない」「そのためにも俺達は、この力を全宇宙の平和に役立てていくつもりだ」
キラケン「ちゅうわけで、余計な心配はするな。まずは目の前の事から片付けていこうぜ」
マリン「ああ…」
雷太「言うまでもないが、俺達も同じだぜ」
マリン「雷太、オリバー…」
オリバー「マリン。俺達の命とバルディオスはお前に預けた」「そう…あの日、俺達が初めて亜空間に突入した日からな」
マリン「やるぞ、雷太、オリバー。俺達の手で明日を救うんだ」
レントン(姉さん、エウレカ…。俺達…全ての人と世界を救う事が出来るのかな…)
ティファ「レントン、信じる事で力は生まれるわ」
レントン「ティファ…」
ティファ「エウレカはあなたを待っている。あなたが来てくれる事を信じているから頑張れる」
レントン「ありがとう…」
ガロード「頼むぜ、レントン。お前はこっちの切り札なんだからよ」「言っとくが、サッカーの話じゃないぜ」
レントン「それくらいわかってるよ!」
ロアビィ「でも、意外だったな。お前がサッカーが得意だったなんて」
レントン「リフにはまる前は一人でずっとやってましたから」
パーラ「ピエールに弟子入りすれば、もっと上手くなれるんじゃないのか?」
レントン「今の俺にはリフがあるよ。…それにサッカーはエウレカと二人じゃ出来ないし」
ロアビィ「おうおう…ご馳走様」
ウィッツ「ドクターベアの話じゃ、司令クラスターになったエウレカに接触出来るのは、お前だけらしいからな」
ギジェット「そして、エウレカを解放したら、いよいよ時空修復か…」
ムーンドギー「でもよ…その大特異点ってのは結局何なんだ? 人なんが、物なんが?」
ロアビィ「詳しい事はよくわかってないが、どうやら『場』らしいな」
ギジェット「場所って事?」
カリス「敢えて言うのなら空間という言葉が適切でしょう」
ムーンドギー「そこに行って俺達が願えば、時空修復が出来るってわげが…」
パーラ「でも、その大特異点ってのは、この世界とは別の次元にあるんだろ。どうやって行くんだ?」
トニヤ「特異点のあたし達なら、そこに接触出来るって話だけど、ちょっとあやふやよね…」
ウィッツ「だが、それしか方法はねえんだ。今さらジタバタしても仕方ねえぜ」
ガロード「俺達は、それを信じて行くだけだ。…そうだろ、ティファ?」
ティファ「うん…」
レントン(ガロードとティファは困難を乗り越えて、絆を深めていった…)(エウレカ…。俺達もガロード達みたいになれるのかな…)
ロラン(頑張ろうね、レントン…。僕達で君をフォローするから)
ソシエ「ねえ、ロラン。あんたは時空修復の時に何を願うの?」
ロラン「僕達は世界中の人々の願いを受け取る役目ですから、僕自身は特に…」
メシェー「そんな事はわかってるよ。でも、あたし達だって願う権利はあるんじゃないの」
ソシエ「あたし達も、この世界で生きてるんだものね」
ロラン「そうですね…」
チル「あたいはオオトカゲの丸焼きが食べられるようにお祈りしようかな」
アナ「チル…! 時空修復は神様におねだりするのとは違いますよ」
ジロン「要するに、どういう世界になればいいかと考えればいいんだろ?」
チル「じゃあ、あたいはオオトカゲがたくさん住んでる世界がいいな!」
ブルメ「駄目だ、こりゃ…。わかっちゃいねえ…」
ラグ「正直言えば、あたしも何をすればいいか、よくわかんないんだけどね」
ビリン「そうね。望む世界って言われても、ピンと来ないし…」
マリア「サラ達は何か考えています?」
サラ「う~ん…う~ん…」「う~ん…う~ん…う~ん……」
ゲイナー「エクソダスも成功したし、特にこれといった願いは無いかも…」
シンシア「あたしはゲイナーやサラと楽しく生きていけるんなら、どんな世界でもいいな」
ベロー「ちょっと大雑把過ぎんじゃねえの?」
アナ「でも、大事な事だと思います。生きるための戦いと戦争は、やっぱり違いますから」
アデット「そのためには、まず世界が滅んじまうのを止めないとね」
ガウリ「そうだな。それが上手く行ったら、一度シベリアに戻ってみるか」
ギャバン「ヤーパンの天井に帰るのか?」
ガウリ「あそこが俺の出発点だからな。これからの事を考えるためにも必要な事だろう」
アデット「付き合うよ、ガウリ。あんたが行く所なら、どこへでもね」
ギャバン「悪くないな、そういうのも。…ソシエ嬢、俺達もイングレッサに帰ってみるか?」
ソシエ「え…ギャバン隊長と一緒に?」
ギャバン「そこらをゆっくり考えるためにな」
ソシエ「は、はい…」
メシェー(ギャバン隊長、この戦いが終わったら、プロポーズする気だ)
ビリン(へえ…その結末、何としてもこの目で確かめないと)
キエル「ハリー大尉、どうなさるおつもりで?」
ハリー「今までと代わりはありません。自分の敬愛する方をお守りするだけです」
キエル「ディアナ様…と仰られないのですね」
ハリー「私が敬愛する女性は御一人だけではないのです、キエル・ハイム」
キエル「はい…」
ジロン「どういう未来だろうと、俺達は一所懸命生きるだけだな」
ロラン「今夜、その未来が決まるんですね」
ゲイナー「真実が明らかになった今、世界中の人達が平和と自由を求めているんだろうね」
ゲイン「どうする、ネゴシエイター? お前さんは失業かも知れないぜ」
ロジャー「その心配は無用だ。たとえ世界が平和になったとしても、人と人の間から争いが消える事はない」「ネゴシエイターという職業は世界が存在する限り、必要とされる」(そうだろう、エンジェル…?)
ドロシー「それは残念ね。あなたが失業すれば、私も解放されたのに」
ロジャー「R.ドロシー・ウェインライト。私は君を束縛した事は一度たりともない」「君が私の下を去りたいのなら、時空修復を待たずして自由にするがいい」
ドロシー「それは明日、考えさせてもらうわ」
ゲイン(明日ね…。それが来る事を信じてるってわけか)(ここにいる連中は、どんな世界になろうと生き抜いてくだろうな)(そのために、この世界そのものを滅ぼすわけにはいかんな…)
ゲイナー「ゲインさん…」
ゲイン「言葉は要らないさ、ゲイナー君」「エクソダスするかい? 新しい世界へ向けて」
ゲイナー「はい!」
シン「…今夜、世界は変わるのかな…」
カミーユ「どうだろうな…。だが、俺達はやるべき事はやった」
シン「サッカーして、おむすびを食べる事か?」
カミーユ「そうじゃなくて、今日まで戦ってきた事だ」「あとは、この世界で起こった事をみんながどう考えるかだ」
ファ「戦争の空しさや悲しさを知った人達は平和な世界を願ってくれると思う」
カミーユ「だけど、時空修復をすれば、平和な世界が出来るわけじゃないさ」
ルナマリア「え…そうなの?」
カミーユ「時空修復は、あくまで崩壊しかけた次元境界線を修復するだけだ」「その際、モザイクになった世界がどうなるかは人々の思いで決まるけれど…」「新たに誕生する世界の在り方まで決まるわけじゃない」
ルナマリア「じゃあ、世界が安定しても、また戦いが起きるかも知れないのね」
シン「それならば、俺は戦い続けるさ。戦争が終わる日まで」
レイ「それがお前の選択か」
シン「どんな世界になろうと、それだけは決めている」
レイ「お前らしい答えだ」
カミーユ「俺も同じだよ、シン。いや…ZEUTHのみんなも同じだと思う」
シン「俺…最初はこんな滅茶苦茶な世界を許せなかったけど…」「お前やZEUTHのみんなと会えたのだけは良かったと思う」
カミーユ「ブレイク・ザ・ワールドは、無数の分かれと同時に無数の出会いを生んだ。それは無意味な事じゃないさ」
レイ「そこに何を見出すかは、この世界に生きる俺達の務めだろう」(ギル…俺も戦うよ。俺の命を意味のあるものにするために…)
ルナ「変わったわね、シンって…」
ミヅキ「それは彼だけじゃないわ。斗牙もエイジも…ZEUTHのみんなもよ」
エィナ「そうですね。皆様、戦いの中で成長していったんだと思います」
ミヅキ「エィナの場合は変わり過ぎだけどね」
リィル「私もみんなのおかげで変わる事が出来た」「お父様に会う事も出来たし」
エイジ「だけどよ…結局、俺はアヤカを見つけられなかったぜ」
斗牙「この戦いが終わったら、僕もアヤカさんを捜すのを手伝うよ」
エイジ「何だよ…平和になったら、グランナイツは解散か?」
斗牙「少し休むだけだよ。新たな敵が来る日までね」
リィル「もし、その日が来なかったら…?」
斗牙「その方がいいよ。ずっと平和な日が続くんだから」
リィル「そうね、斗牙」
斗牙「リィル…ごめん…。僕…あの時の事を君に謝りたい」
リィル「もういいの。斗牙の言った事…わかったから。私は一人ぼっちじゃなかった」
斗牙「リィル…昔、サンドマンと約束したんだ。強くなって地球を守る…。剣を持たない人達のために戦う牙になるって」「エイジやみんなが思い出させてくれた。僕は必ず地球を守るよ」
リィル「地球…綺麗な星…。お父様が、この星を選んだのがわかる気がするわ」
琉菜「…リィル、笑ってるね…」
エイジ「琉菜…?」
琉菜「リィルは斗牙と同じ風景を見てる…。あたしが届かなかった場所…」
エイジ「…決戦の前だ。元気出していこうぜ、いつもみたいによ」
琉菜「わかってるわよ」
フェイ「相手はエーデル・ベルナル…。人々の心を支配しようとする独裁者」「この世界から自由を奪うあの女を討つのは、軍人の務めでもあるわ」
アレックス「固いっスよ、隊長。俺達はもう軍の人間じゃないんスから」
フェイ「そうだったわね」
ミヅキ「あなた達も今はアースガルツの一員よ。この戦いが終わったら、サンジェルマン城に来ればいいわ」
アレックス「とりあえず、失業の心配はないってわけっスね」
琉菜「じゃあ、ZEUTHのみんなはどうなるの…?」
竜馬「それぞれの生活に戻るだけさ」
ピエール「じゃあ、俺達はディーバに戻って、また司令の特訓漬けかよ!」
ジュン「えーっ!? 堕天翅は、もういないのにですか?」
シリウス「戦士に休息はあっても、戦いに終わりはない。平時にだからこそ己を鍛え、高みを目指さねばならない」「来たる脅威のため、我々はさらなる進化が求められるからな」
アポロ「勝手にやってな。この戦いが終わったら、俺はとっとと抜けさせてもらうからよ」
シルヴィア「もう! あんたって奴はどうしてみんなのやる気に水を注すような事を言うのよ!」
つぐみ「みんな…と言うより、シリウス先輩だけのような気がしますが…」
アポロ「ったく、ギャアギャアとうるせえな。もう訓練はたくさんなんだよ」
竜馬「あの程度で音を上げるとはだらしないぞ、アポロ」
隼人「俺から見れば、お前達の合体にはまだまだ隙がある」「0.1秒の世界ってのをまだお前達は見てねえんだよ」
シリウス「面白い。ゲッターチームの合体の極意、いつか必ず掴んでみせよう」
麗花「合体は一人じゃ出来ないわよ、シリウス」
シリウス「君の力を貸してくれるか、麗花?」
麗花「もちろんよ。もう二度と、あなたから離れはしないわ」
シルヴィア「………」
弁慶「いつもみたいに怒らないのか、シルヴィア?」
シルヴィア「お兄様にはお兄様の生き方があるもの」(それにあたし達は血よりも濃い絆で結ばれているんだから…)
アポロ「へえ…随分と成長したもんだぜ」
シルヴィア「そうよ。あたしは戦士セリアンとアポロニアスの血を引くんだもの」「ゲッターチームにもお兄様にも麗花にも負けないんだから」「だから合体しよ、アポロ!」
アポロ「お、俺を付き合わせる気かよ!」
ミチル「最後の戦いの前なのに、エレメントのみんなに緊張はないみたいね」
隼人「不動司令の特訓の賜物だろうな」
弁慶「そう言えば、その不動司令は?」
竜馬「急用が出来たとディーバへ戻られたよ」
鉄甲鬼「正に神出鬼没だな。鬼の俺が言うのも、おかしな話だが」
竜馬「鉄甲鬼…この戦いが終わったら、お前はどうするつもりだ?」
鉄甲鬼「まだまだ俺が学ぶべき事は、この世界に満ちている」「百鬼帝国の戦士達を弔いながら、当ての無い旅にでも出るさ」
竜馬「そうか…」
鉄甲鬼「竜馬…お前は何を迷っている?」
竜馬「え…」
鉄甲鬼「隼人と弁慶は気づかぬふりをしているから、俺が聞こう。お前の中に迷いが見えるぞ」
竜馬「………」「最近、感じるんだ…。俺以外の俺を…」
弁慶「どういう意味だ、そりゃ?」
竜馬「…この世界には俺は俺しかいない。だが、別の世界…別の宇宙には別の俺がいるんだろう…」
隼人「並行世界の流竜馬という事か」
竜馬「その存在を感じるんだ…。それが近くまで着ている事を…」
隼人「気のせいだろうさ。並行世界間の同一人物が一つ世界に存在する事はないんだ」「それが互いに接触する事になったら、同一の存在として融合するか、消滅するかのどちらかだそうだ」
竜馬「そうか…」
弁慶「そういう事だ、リョウ。最後の戦いの前に余計な事を考えてると疲れちまうぜ」
竜馬「そうだな。今は目の前の事だけに集中しよう」
隼人「頼むぜ、リーダー。俺達の舵取りは、お前の役目なんだからよ」
竜馬(だが、もう一人の俺が目の前に現れたら、俺は…)
オルソン「…わかっているな、桂?」
桂「ああ…。こっちの列がオカカで、向こうの列が梅むすびだ」
オルソン「そうじゃない。俺が言いたいのは…」
桂「皆まで言うな。…時空修復における俺達の役割だろ?」
オルソン「ZEUTH全員が特異点であるが、俺達二人はブレイク・ザ・ワールドの時空震動弾の現場にもいた…」「言わば、二重の特異点とも言える存在だ」
桂「トラパーに乗った世界中の人達の意思がサイコフレームでZEUTHに集められる…」「それを大特異点に触れさせるのは、俺達の役目ってわけか」
オルソン「俺達のどちらかが欠けたら、何が起こるかはわからない。それを肝に銘じておけよ」
モーム「大丈夫ですよ、オルソン様。桂様はあたしがお守りしますから」
桂「頼もしいな、モーム。…でも、心配は要らないさ。俺達には頼もしい仲間がいるから」
大尉「それはワシの事か、桂?」
桂「そういう事は戦闘に参加してから言ってくれよな」
モーム「駄目ですよ、桂様! 大尉も私もエネルギーを使い果たしたら、もう二度と動けないんですから」
大尉「その通り。ワシ達、ムウ製のロボットはムウ亡き今、補給が受けられんのだ」
桂「はいはい。二人に迷惑をかけないように精々気をつけるよ」
モーム「頑張ってくださいね、桂様。私、グローマで応援してますから」
桂「じゃあ、俺の事よりもミムジィの面倒を見てやってくれ」
モーム「えーっ!? ミムジィのですか!?」
桂「この所、体調が悪いみたいなんだ。だから、あまり無理させたくないんでね」「頼むよ、モーム」
モーム「桂様の頼みじゃ、仕方ないですね。任せてください!」
オルソン「そのミムジィだが、さっきから向こうでお待ちかねだぞ」
ミムジィ「………」
桂「やあ、ミムジィ。調子はどうだい?」
ミムジィ「大丈夫。これがきっと最後の戦いになるんだから、休んでなんていられないわ」「戦いの中で命を落としたスレイのためにも私も頑張るから」
桂「そうだな。…だけど、あまり無理はしないでおくれよ」
ミムジィ「………」「ねえ、桂…」
〔歩み寄る足音〕
アテナ「こんな所でランチか。艦長達が捜していたぞ」
モーム「え!?」
桂「その格好…ここに来てイメチェン…?」
オルソン「アテナ…」
アテナ「…シャイアさん達を呼んできます。一旦失礼します」
〔歩き去る足音〕
オルソン「………」
ミムジィ「…彼女…エッマーンの服を着たって事は、チラム軍人の身分を捨てたって言いたいのね…」
桂「お前と一緒ってわけだ、オルソン。これで完全に上官と部下の関係は消えちまったな」
オルソン「………」
桂「いい加減、あの子の気持ちに応えてやれよ。気づいてないとは言わせないぜ」
オルソン「今の俺達には、やるべき事がある…」「行くぞ、桂…。俺達も出撃の準備をするんだ」
桂「…ああ、わかったよ。だけど、この話は後でじっくりするぞ」
ミムジィ「桂…」
桂「ミムジィ…君がさっき言いかけた事は…?」
ミムジィ「あれなら、いいの。戦いが終わってからにするわ」
桂「了解。それを聞くためにも死ぬわけにはいかないな」「じゃあ、また後で!」
〔歩き去る足音〕
ミムジィ「桂…」
パプティ「言わなくて、よかったんですか?」
ミムジィ「今の桂に余計な事を考える余裕はないだろうから…」
タルホ「余計な事なんかじゃないわよ。あんたとあいつにとっては世界と同じくらい大切な事じゃないの」
ミムジィ「でも、いいの…。桂はきっと帰ってくるって信じてるから」
モーム「ミムジィ…」
ミムジィ(必ず戻ってきてね、桂…。その時はちゃんと全てを話すから…)

アスラン「…そろそろ時間だな。昼食にしようか、キラ」
キラ「うん…」
アスラン「どうした、キラ? 何か心残りでもあるのか」
キラ「僕は無いよ。僕は…ただ戦うだけだから」「ごめんね、アスラン。僕につき合わせてしまって」
アスラン「え…」
キラ「君にはZEUTHで共に戦ってきた仲間がいる…」「本当なら、この時間は彼らと過ごすはずだったんじゃないの…?」
アスラン「何言ってるんだ、キラ」「もちろん彼らは俺の仲間だ。そして、お前もな」「俺はお前と話がしたかったから、ここにいた。ただそれだけの事だ」
キラ「でも…」
〔複数の走り寄る足音〕
シン「こんな所にいたんですね、キラさん」
キラ「シン…それに、みんなも…」
エイジ「あんた達の事、捜してたんだぜ。ちなみにアスランはCチームで、キラはDチームだ」
アスラン「出撃時のフォーメーションか?」
シン「何言ってるんですか? サッカーのチーム分けですよ」
キラ「サッカー…?」
勝平「その前に腹ごしらえだ。兄ちゃん達も来いよ」
ゲイナー「勝平のお母さんやお祖母さん達がおむすびを作ってくれたんです。美味しいですよ」
キラ「でも…」
甲児「遠慮すんな。たくさんあるんだからよ」
ガロード「でも、急がないとボスやファットマンが全部食べちまうかもな」
ジロン「だから、早くしろよ。俺達も途中で抜けてきたんだからさ」
キラ「僕達を捜すために…?」
甲児「今までの事があったんで何となく遠慮があったけどよ…」
アムロ「今の俺達は同じ目的のために戦っている。…違うか?」
キラ「い、いえ…」
闘志也「そりゃよ。あん時は腹も立ったからちょいと複雑な感情もあったさ」
マリン「だが、それを言ったら、ZEUTHの全員が同じだ」
カミーユ「俺達も誤解から仲間同士で傷つけあってきました」
ロラン「でも、こうやって今ではみんなが一つの目的に向かって力を合わせています」
アポロ「面倒くさい話は無しだ。飯食って、とっとと時空修復しようぜ」
キラケン「ついでにワシとお前でキラキラコンビを結成ってのはどうだ?」
アスラン「もしかして、そのジョーク…ずっと温めていたのか?」
キラケン「おうよ! ここに来て、やっと披露出来たぜ」
キラ「………」
シン「行きましょう、キラさん。アスランも」
アスラン「ああ…」
キラ「ありがとう、シン…。ありがとう、みんな…」
ゲイナー「…ところでランドさんを見ませんでした?」
アスラン「いや…アークエンジェルにはいないようだが…」

〔機体の整備音〕
ランド「…これでガンレオンの調整も完了だ」
メール「いいの? みんなは中庭でサッカーしてるよ」
ランド「俺は修理屋だ。サッカー選手じゃねえんだよ」
ツィーネ「何言ってるんだよ。最初の試合でレッドカードもらって、10分で退場になったくせに」「やっぱり、あんたはザ・クラ…」
ランド「ストップだ、姐さん。お互いの関係のためにも、それ以上は言わない方がいい」
ツィーネ「わかったわ。私も無用な争いを持ち込むつもりはない」
メール「言っておくけど、あたしはあんたの事…信用したわけじゃないから!」
ツィーネ「それでいいさ。私だって自分の立場はわかっているし、あんた達の仲間になったつもりもない」「事実、私の知っている全ての情報を話したわけでもないし…」「カイメラの私が生かされているのは、時空震動弾発動の現場にいたため…つまり、特異点だからという事も認識している」
ランド「そう固く考えんなよ、姐さん」「俺と姐さんの間にゃ貸しも借りもある…言わばフィフティフィフティだ。気楽にいこうぜ」
メール「えーっ! ダーリンは、こんな女を仲間だって認めるの…!?」
ツィーネ「仲間…か…」
ランド「他の連中はどう考えてるか知らねえが、そんな顔をされちゃ、俺からはもう何も言う事はねえよ」「心配しなくても、姐さんが裏切ったら、俺が責任を持って片を付けるさ」「あんたが罪を償うってんなら、それは明日を迎えてからだ」
ツィーネ「…わかったよ、ザ・ヒート…。ここまで来たら、私もつまらない意地は張らない…」「私は私のため、お前はお前のため、ともに死力を尽くそう」「おチビちゃんも、それでいいかい?」
メール「…わかった。難しい事は明日考える事にするよ」
ツィーネ「明日が来るのを信じてるんだね…」
メール「当然だよ。ビーター・サービスとZEUTHが世界を修理するんだもん」「誠実なサービスと従業員のスマイルで地球の明日も修理しちゃうよ」
ランド「ってなわけだ。…そろそろ第一試合も終わる頃だ。どれ…グラウンドに戻るか」
〔歩み寄る足音〕
ゲイン「遅いんだうよ、お前は。もうとっくに試合は終わって、ランチタイムに入ってるぜ」
ランド「マジかよ! 飯抜きで決戦は厳し過ぎる!」
ホランド「食い過ぎんじゃねえぞ。午後にも試合が組まれてるんだからな」
ランド「OK! 腹痛で時空修復出来ねえってのは無しだからな!」
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
「俺の未来、お前の未来」


【戦闘マップ1開始】
〈出撃準備〉

〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

ストナー「…なあ、聞いてるか?」
マシュー「何がだよ?」
ストナー「だからな、音楽とか映画とかってその中身が…って言うよりも、その時の記憶って言うかさ…」「その時の人と人との関係を思い出す事が多いだろ?」
マシュー「んだよ? こんな時にヤブから棒によ」
ストナー「まあ聞けよ。これからいい事、言うからよ」「そう…つまり記憶というものは決して、それ単体で存在せず…」「それを取り巻く環境に支配されているというわけだ…。…誰の言葉か知ってるか、マシュー?」
マシュー「カイ・シデンか?」
ストナー「俺の言葉だよ」
マシュー「あ、そ…」
サラ「ZEUTH各機、配置につきました」
一太郎「なお、アーガマや他の艦は大気圏離脱の準備に入っています」
兵左衛門「各員へ。大特異点へ接触する23:00まで、残り3時間となった」
シャイア「あと3時間…。世界の命運が、もうすぐ決まる…」
斗牙「………」
ロラン「………」
ディアナ「エーデル・ベルナルは我々を阻止すべく、この地へ自ら現れるでしょう」
エルチ「わかってるわよね、みんな! 今までの借りを倍にして、あの女に返してやるわよ!」
ゲイナー「いいんですか…? 私怨で戦うような事を言って」
ジロン「いいんじゃないの」「世界のため、みんなのためって言ってるけど、基本的にはまず自分のためなんだからさ」
シン「でも、それは…」
ランド「素直になれよ、シン。人間ってのは、そんなもんだ」
万丈「世界のために何かをしたいってのも別の見方をすれば、個人のわがままだからね」
桂「そういう意味じゃ正義の味方も悪の親玉も同じようなもんさ」
キラ「わかるよね、シン?」
シン「はい…」
カミーユ「俺達は自分のために戦おう…。そして、俺達の願いは…」
シン「平和と自由だ」
アムロ「俺達もこの世界に生きる人間として、自分の願いのために戦うだけだ」
ランド「しびれるねえ…! まさに未来を賭けての大勝負だ!」
ゲイン「その割には緊張感ってもんに欠けるんじゃないか?」
ランド「俺はいつだって真剣勝負だからな。つまり、普段通りにやるだけだ」
ゲイン「その通りだ。さすがにわかってるな、ザ・ヒート」
ランド「お互いにな」
ゲイナー「力が抜けますから、あなた達は黙っていてください」
ランド「…張り切るのは結構だが、俺はここで燃え尽きるつもりはねえ」
ゲイナー「え…」
ゲイン「今日で戦いが終わるわけじゃないって事さ」「生きていくっていうたたかいは、命が尽きるその日まで続くからな」
ランド「ま…ここで負けちまったら、その日ってのが今日になっちまうがよ」
メール「縁起の悪い事、言わないの!」
ジエー「うひょひょ、盛り上がってきたぞい! さて勝つのはエーデル様か、それともZEUTHか…!」
闘志也「ったくよ、あのジイさんの頭の中身、どうなってんだ?」
ロジャー「それでも彼の協力があってこそ、真実を世界に知らしめる事が出来た」
シリウス「今も世界中の人々が我々の放送を見て、未来への想いを馳せているだろう」
鉄也「エーデル・ベルナルは俺達とUNの放送を止めるためにここに必ずやってくる」
デューク「博士は博士なりのやり方で協力してくれた。ここからは僕達の役目だ」
レントン「みんな…頼んだよ!」
ガロード「レントン、お前は切り札だからな。そこで待ってな」
竜馬「俺達は必ず、このUNステーションを守り抜く」
甲児「3時間後だ、レントン! 世界中の人の想いを背負って、エウレカに会いに行こうぜ!」
レントン「はい!」
〔エマーン艦の警報〕
モーム「レーダーに反応! 敵が来ます!」
ジエー「ゴングを鳴らせ! 決戦の幕開けじゃあっ!!」
ランド「興奮し過ぎだぜ、ジイさん。血管切れっぞ」
〔敵ユニット出現〕
マリン「来たか、カイメラ…!」
ジャミル「あれがレムレースか…!」
エーデル「………」
アスラン「エーデル・ベルナルが乗るカイメラの切り札…!」
ゲイン「予想通りと言えば、それまでだが本当に自らやってくるとはな」
エーデル「我が名はエーデル・ベルナル…。新世界の統治者の私が直々に降伏を勧告します」「私はあなた方にこのような行動も時空修復も許可した覚えはありません」「今すぐ全ての武装を解除し、私に服従を誓うのです」
マシュー「とんでもな高飛車発言!」
エイジ「気に入らねえな! 勝手に世界の支配者気取りかよ!」
エーデル「私は支配者ではありません。この世界に法と秩序をもたらす正しき統治者です」「抵抗しても無駄です。UNステーションの周辺は新連邦軍が包囲しています」
ボス「あ、あの笑顔…たまんないのねん!」
さやか「何言ってるのよ、ボス! ここまできて、またあの女に騙されるつもり!?」
エーデル「騙す…?」
サラ「あなたがUNを使って自分の都合のいいように事実を捻じ曲げてきた事よ!」
アテナ「今さら知らないなどと言わせないぞ!」
エーデル「私があなた方や市民に与えてきたものを嘘だと言うのなら、それは大きな間違いです」「真実は私が創造するもの。私が認めたものだけが、この世界の真実なのです」
ピエール「偉きゃシロでもクロになるってわけか。聞いてるだけでムカつくぜ…!」
シリウス「あなたという人間が、そこまで卑劣であったとはな…!」
アポロ「やり方がセコいんだよ! 仮面をかぶって、世界中の人間を混乱させやがってよ!」
エーデル「さあ答えなさい、ZEUTH。私はエーデル・ベルナル…新世界の統治者」「私に忠誠を誓い、法と秩序を守る番人としてその力を捧げるのです」
ホランド「俺達があんたに降参して、エウレカが司令クラスターになれば、万々歳ってわけかよ?」
エーデル「その通りです。コーラリアンの目覚めは災い以外の何物でもありません」「あなた方が降伏すれば、支えを失った人型コーラリアンは力尽き、自壊プログラムは発動します」
ガロード「クワトロ大尉の演説を聞いてないのかよ!?」
ゲイナー「あなたはスカブの中で生きている数え切れない人の命を見捨てると言うんですか!?」
エーデル「私はこの世界の統治者です。他の世界の事までは関与しません」
オルソン「我々の時空修復が人類の総意の下で行われるとしても、それを認めないつもりか?」
エーデル「無知な民衆が何億集まろうと無意味です。この世界は私によって統治されるために存在しているのです」
シン「あんたって人はっ! どこまで身勝手なんだ!!」
クワトロ「ならば、エーデル・ベルナル、聞かせてもらおう」「あなたはコーラリアンを殲滅し、安定を取り戻した世界をどのような形で統治するつもりだ?」
エーデル「法と秩序で、この世界に平穏をもたらします」
ジャミル「時空崩壊の危機を乗り越えてもこの世界には戦争の爪痕が残る」「あなたは、それをどうやって癒し、世界に平穏をもたらすといううのだ!?」
エーデル「全ては法と秩序の名の下に」
ランド「おいおい、准将さん! どうかしちまったのかよ!?」
ディアナ「理念ではなく、具体的な方策を聞いている」「あなたは、その美辞麗句の下、自らに反対する者を力で押さえつけるつもりか?」
エーデル「全ては法と秩序の名の下に」
ロラン「何なんだ、この人は…!?」
ソシエ「何が世界の統治者よ! 先の事なんて、全然考えてないじゃないの!」
エーデル「………」
ウィッツ「権力欲に取り憑かれたただの独裁者ってわけかよ!」
ロアビィ「その素敵な笑顔を出しても、もう騙されないぜ!」
ランド「ってなわけだ、准将さん。色々と事情はあるだろうが、ここは大人しく退きな」
エーデル「黙れ、愚民がっ!!」「私を誰だと思っている!? エーデル・ベルナルその人だぞ!」「新世界の統治者に対して、愚民共の代表であるお前達に口を開く権利などないわ!」
弁慶「な、何だ!?」
隼人「豹変した…。と言うより、こちらが、この女の本性か!?」
ジエー「ビンゴ! その通りにゃ!」
エーデル「ジエー! この私を裏切り、こいつらについたのか!?」
ジエー「アイラビュ~! エーデル様、この無能な愚図にきっついオシオキを!!」
〔エーデル、ジエーのいる地点へ攻撃〕
〔ジエーのいる地点に爆発〕

ジエー「ぎょおおおおおおおっ! 仰天、逆転、ワシ昇天!!」
メール「ジエー博士!」
雷太「あいつ…! 自分の部下をやりやがった…!」
オリバー「いくら裏切ったとはいえ、何のためらいもなかったぞ!」
エーデル「ジエーごときの代わりなど、いくらでもいるわ!」「そして、それはお前達も同じよ!」
鉄也「何っ!?」
エーデル「お前達が今日まで生きて来られたのは、私が生存を許可してやったからだ!」「私の読み通り、お前達はシロッコやデュランダル議長、異星人共の邪魔者を始末してくれた」
万丈「正面から宣戦布告しながらも直接仕掛けてこなかったのは、そのためか…!」
エーデル「だが、もうお前達は用済みだ! 私の駒となる人間達はまた新たに探せばいい!」「お前達は調子に乗り過ぎた! 私の意にそぐわぬお前達はこの世界の害悪でしかない!!」「お前達の存在自体がこの私への反逆罪だ!!」
ホランド「ちっ…! 地球の聖母が一転して、とんだエゴイストだぜ!」
ジャミル「既に話し合いの余地はない…! この女は世界から真実を奪い、自由を奪い…」「何より我々の存在を認めない…!」
兵左衛門「各機、迎撃用意! 我々はエーデル・ベルナルを討ち、この世界に真実を取り戻す!」
ディアナ「時空修復の前に自らの手で戦いに決着を!」
エーデル「お前達ごときに出来るものか! この私はエーデル・ベルナルだ!」「まずはUNを止め、お前達を倒した後、愚民達を私の望む色の染め直してくれる!」
クワトロ「そのエゴに世界を渡しはしない!」
サラ「エーデル・ベルナルはUNステーションの破壊を狙っています!」
エルチ「そうはさせないわ! UNは真実を知らせるために使われているんだから!」
一太郎「レムレースの目標ポイントがわかりました!」
〔カーソル、目標地点を指定〕
源五郎「各機はレムレースを止めろ! あのポイントに到達されたら、UNが破壊される!」
勝平「その前に俺達の手であいつを倒すんだ!」
シン「この世界の平和と自由のため!」
サンドマン「そして、唯一つの真実のため!」
ランド「准将さん…いや、黒のカリスマ…! 世界の修理の邪魔をするってんなら、俺達が相手になるぜ!」
エーデル「ハエやアリが集まろうと、このレムレースの前には物の数ではないわ!」「我を讃えよ! そして、ひざまずけ! 我が名はエーデル・ベルナル! 新世界の統治者だ!!」
<戦闘開始>

<エーデルと戦闘or2PP・敵増援1出現>

メール「あうっ!」
チル「どうしたの、メール姉ちゃん!?」
メール「来る…来るよ!」
ランド「望む所だぜ! 決着をつけようぜ、アサキム!」
〔敵ユニット出現〕
ツィーネ「アサキム…!」
アサキム「久しぶりだね、ツィーネ。それが君の選択か」
ツィーネ「………」
アサキム「自らの運命を歪めたものへの復讐…。君は特異点として時空修復にそれを見出したか」
ツィーネ「あの方も、それも許してくれたから…」
アサキム「それでいい。君は自由を行使するんだ」
闘志也「何しに来やがった、てめえ!? エーデルの手伝いか!」
アサキム「新世界の統治者にそのようなものは必要なかろう」
エーデル「その通りだ、アサキム。もはやお前の協力など不要だ」「だが、お前は私に仕えてくれた。私の邪魔をしないのなら、好きに振舞う事を許してやろう」
アサキム「ありがたい言葉だ。礼を言う」
ランド「お前さんにしちゃ、随分と腰が低いじゃねえかよ」
アサキム「エーデル・ベルナルの許しも得た。ザ・ヒート、そしてメール…聖戦を始めよう」
マシュー「あいつもしつこいねえ! こんな状況でも修理屋狙いかよ!」
アサキム「ZEUTHよ。僕の存在が許せないのなら、全員で挑んでくるがいい」
ロジャー「言われるまでもない。カイメラの協力者であるお前に既に交渉の余地はない」
ジロン「あんたのおかげで俺達も痛い目に遭ってきたからな! 覚悟しろよ!」
ランド「だそうだ、アサキム。お前との決着はチーム戦にさせてもらうぜ」
アサキム「それでもいいさ。君と戦えるのならね」「そして、戦いの前に礼を言っておく」
ランド「いつかの一杯なら気にすんな。俺だって、お前に借りがあったからな」
アサキム「そうじゃない。僕は君の一言に感銘を受けた」
ランド「んだ、そりゃ?」
アサキム「君が言う通り、僕は腰が引けていたよ」「僕の存在は呪われているが、心は自由になれる。君はそれを思い出させてくれた」
ランド「アサキム…」
アサキム「君の身体はオリジン・ローを引き出す度に痛みに悲鳴を上げている」「だが、君の魂はそれに屈しない。君こそ傷だらけの獅子の所有者に相応しい男だよ」
ランド「あいにくだな、アサキム。このガンレオンは親方からの借り物なんだよ」「ついでに言っておくが、俺は親方に比べりゃ、まだヒヨコに毛が生えたようなもんだ!」
メール「ヒヨコは最初から毛が生えてるよ」
ランド「そういう事を言ってんじゃねえ!」
アサキム「フッ…」
ランド「とにかくだ! ザ・クラッシャーは今日で廃業! 明日からは俺は、ただの修理屋だ!」「そのためにも今日のヤマはヘマするわけにゃいかねえ! 邪魔はさせねえぜ、アサキム!」
アサキム「僕は君を消滅させ、『鍵』を手に入れる。真の自由を手に入れるために」
ランド「鍵だか、太極だが、何だか知らねえが、勝負と行くぜ、アサキム!」
メール「行こう、ダーリン! ガンレオンと一緒に!」
ランド「頼むぜ、メール! 大仕事の前に大勝負だ!」

<エーデルHP60%以下or敵増援1出現の次PP・味方援軍1出現>
ミムジィ「うっ…」
シャイア「どうしたの、ミムジィ! 体調が悪いの!?」
ミムジィ「大丈夫よ、シャイア…! それより今は戦闘に集中して!」
シャイア「何言ってるの! ステーションに戻るわよ!」
〔シャイア、後退〕
ジャビー「シャイアさん! 敵です、敵が来ます!」
シャイア「えっ!?」
〔敵ユニット出現〕
桂「チラム!」
ヘンリー「特異点め! 貴様達の好きにはさせん!」
オルソン「ヘンリー中尉だと!?」
アテナ「あの男、まだ諦めていないのか!」
ヘンリー「まずはお前達の家を潰す!!」
〔カーソル、シャイアを指定〕
〔ヘンリー&イシュキック・コマンダー隊、シャイアへ接近〕

シャイア「回避、急いで!」
モーム「駄目です! スピードが違います!!」
ヘンリー「逃がさんっ!!」
〔シャイアの周囲に爆発〕
ミムジィ「きゃあっ!!」
リーグ「エネルギーバイパスをやられた! このままではグローマは落ちる!」
リーア「あたし達のグローマが…!」
マーイ「落とされちゃう!?」
ヘンリー「その前に俺が引導を渡してやる! これで終わりだ!!」
桂「やめろ!! 俺が憎いのならば、俺を直接狙え!!」
ヘンリー「お前は後だ! まずはお前の大切にしているものを全て奪う!」「それがロベルト大尉の弔いだ!」
桂「ミムジィ! みんな!!」
ドロシー「グローマの上に誰かいる」
ロジャー「あれは…!?」
大尉「心配は要らん、桂! ここはワシに任せろ!!」
桂「大尉…!」
ヘンリー「ムウのロボットめ! お前ごときに何が出来る!?」
大尉「小僧が! ワシの最期の相手には物足りんが、仕方ない!」
桂「よせ…」「やめろ、大尉!!」
大尉「達者でな、みんな!!」
〔カーソル、ヘンリーを通過〕
〔ヘンリーの隣の地点に光〕
〔敵ユニット撃破〕

ヘンリー「ば、馬鹿な! エネルギーを暴発させたのか!?」
〔敵ユニット撃破〕
桂「大尉ーっ!!」
ガウリ「自分の身を犠牲にして、グローマを守ったのか…!」
アデット「大尉…。あんた…男だったよ…」
マーイ「でも、このままじゃ、グローマは落ちちゃう!!」
モーム「大丈夫です!」
桂「モーム!」
シャイア「モーム…あなた…」
モーム「グローマは…ミムジィは私が守ります! だから、桂様は敵を倒してください!」
桂「わかった、モーム! 頼んだぞ!!」
エーデル「愚か者めが! まだ、自分達のしている事の無意味さがわからぬか!」
竜馬「何っ!?」
エーデル「お前達は世界の代表にでもなったつもりだろうが、現実はどうだ!?」「あのチラムの軍人のようにお前達を憎悪する者達もいる!」
桂「それはあいつらが自分勝手な人間だからだ!」
エーデル「人間とは、そういうものだ! ましてや、明日をも知れぬこの多元世界ではな!」「だから、私が統治するのだ! 愚民共に秩序を与えるために!」
サンドマン「そのために人々から自由を奪うか!」
エーデル「愚民には自由など呪いと同じだ! 奴らのそんなものを与えても、無意味なのだ!」「お前達さえ倒せば、愚民共は再び私の言葉に従う! 奴らには餌を与えればいいのだ!」「この私に歯向かう者は世界から完全に消えるがいい!」
アネモネ「勝手な事ばっかり! あんた、いい加減にしなよ!」
〔味方ユニット出現〕
ホランド「黒いニルヴァーシュ…!」
ドモニク「ZEUTH! これより我々も援護します!」
ゲイナー「ドミニク大尉!」
ムウ「お前ら、どうやってここまで来たんだよ!」
ランスロー「周辺は新連邦軍の部隊が包囲しているのではないのか!?」
ユルゲンス「連邦の軍人の全てが、その女に従っているわけではない!」「軍人として守るべきものを認識し、不当な命令を拒否する意志をしっかり持っている!」
ドミニク「既に新連邦軍の半分以上が、エーデル・ベルナルの指揮下から離脱しています」「彼らと世界中から集まった有志が、周辺で我々を援護してくれています」
ユルゲンス「チラムやエマーン、宇宙からザフトやアクシズの部隊も来てくれているぞ!」
アスラン「プラントも俺達に手を貸してくれるのか!」
イザーク「指揮官はディアッカか…! やってくれる!」
デビット「こちらブルーフィクサーのデビット・ウェインだ。周辺の敵は任せてくれ」
マリン「デビット! お前も来ていたのか!」
デビット「当然だろ? こいつは俺達の未来のための戦いなんだからな」
マシュー「さらに機体接近! こいつは…KLFだぜ!」
ストナー「あれは!?」
〔味方ユニット出現〕
ホランド「スピアヘッド! チャールズとレイか!」
ガロード「レントンが家出の時に世話になったオッサン達!」
ヒルダ「でも、あの二人は…あたし達との戦いで…」
チャールズ「俺達もプロなんでね。そこら辺のしぶとさは、ちょいと自信ありだ」
ホランド「まさか、ここに来て俺と決着をつけるとか、言い出さないだろうな?」
チャールズ「冗談よせよ。このノリの中で、そんな事言うほど空気読めないキャラじゃないぜ」
パーラ「じゃあ、あんた達もあたし達を手伝ってくれるんだ!」
ゲイン「誰かの依頼かい、傭兵の旦那?」
チャールズ「雇い主は俺自身さ。可愛い息子が頑張ってるってのにUNで見物ってわけにはいかんからな」
レイ「………」
チャールズ「レイ…」
レイ「…私は今でもエウレカを許しはしない…」「でも、レントンがあの子を救おうとしているのなら、その手伝いをしてあげたい」
ホランド「ありがとうよ、二人共…」
カイ「こいつはいい! お姉ちゃん達、周辺の戦闘もカメラで拾ってくれ!」
レイカ「了解! 任せておいて!」
ギャリソン「これは壮観ですな。続々と援軍が集まってきています」
ノーマン「是非とも世界中の方々にお届けしなくてはなりませんな」
香月「聞こえるか、勝平! お前達の戦いをわかってくれた人達がこんなにもたくさんいるんだ!」
勝平「言われなくたって、わかってらあ! ちきしょお…! ちきしょおおっ!! 嬉しいじゃねえかよ!!」
エーデル「愚民共め! この私に歯向かう気か!?」
アネモネ「その上から目線…! いい加減にしなさいよ!」「人の命を大事にしないあんたなんかにエウレカを好きにさせはしないんだから!」
甲児「あのアネモネって子も俺達に力を貸してくれるのか!」
ガロード「散々戦ってきたけど、味方になってくれるんなら、心強い助っ人だぜ!」
アネモネ「エウレカはあたしを助けてくれた。今度はあたしがあの子を助けなきゃ!」
エーデル「小娘が! 身の程を知るがいい!!」
???「悪あがきは、そこまでだ!
ロラン「あの声は!?」
〔味方ユニット出現〕
ゲイン「アスハム・ブーンのお兄ちゃん! お前まで来たのか!」
アスハム「当然だ、ゲイン! 我が友と世界存亡の危機…」「そして、何より我が妹カリンの子のために私は戦う!!」
ケジナン「あ~あ…伯父バカ一直線…」
エンゲ「付き合わされる俺達はいい迷惑だぜ」
ベロー「シベ鉄のガニ股と眼帯!」
アデット「見直したよ、お前達。こんな所にまで来るなんてさ」
ホーラ「アスハムの旦那! 周辺は俺達に任せてくれ!」
グレタ「あたしも暴れたい気分だからね。ギャラの方は勉強してやるよ」
エルチ「嘘! ホーラやグレタもあたし達に協力してくれてるの!?」
アスハム「私が雇ったのだ。少しでも戦力が欲しかったのでな」
ジロン「いいさ! この際、てつだってくれるんなら、誰でも大歓迎だ!」
アスハム「ZEUTHよ! この世界のために我々も力を貸すぞ!」
シンシア「呆れた…! 一度はオーバーデビルに魅せられて、世界を氷漬けにしようとしたくせに!」
アナ「いいじゃないですか! これも自由って事で!」
キラ「みんな、自由に生きている…。一所懸命に…」
シルヴィア「時には間違えたり、誰かと争ったりしながらだけど…」
アポロ「それもひっくるめて俺達の生きている世界だ! 誰かの思い通りにさせるかよ!」
ランド「わかるかい、准将さんよ! 世の中、お前さんの言う愚民ばかりじゃねえんだよ!」
エーデル「おのれ…! おのれえええええええっ!!」
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

タルホ「どこに行くのよ、レントン!?」
ムーンドギー「おめ、その格好!?」
レントン「エウレカを迎えに行くんですから、ちょっと気張ってみました」
ギジェット「まだ早いわよ! エウレカの所に行くのは、あのレムレースを倒してからなんだから!」
タルホ「自分の役割、わかってんの!? ノコノコ出てってやられちゃったら、全て終わりなのよ!」
レントン「俺…負けませんよ。チャールズさんやレイさん達も俺を助けてくれるし…」「何より、エウレカが待っててくれますから」
モーリス「レントン…」
レントン「行ってくるよ、モーリス。お前はお兄さんなんだから、メーテルとリンクを守ってやるんだぞ」
メーテル「頑張って、レントン!」
リンク「ママを助けてきて!」
モーリス「僕らのママを助けるのは、僕らのパパだけだからね!」
レントン「ああ!」
タルホ「レントン…」
レントン「行ってきます、タルホさん…」
タルホ「いい男になったじゃない」
レントン「はい!」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔戦闘マップ1から継続〕
エーデル「この私に歯向かった罰だ! お前達には、まず絶望を与える!」「先に宇宙に上がり、あの小娘にダメージを与えて司令クラスター化を促進させてやる!」
ホランド「ヒス女がっ! そうは…」
レントン「させないっ!!」
〔味方ユニット出現〕
ゲイナー「ニルヴァーシュ! レントンが来たのか!?」
ホランド「何やってんだ、レントン! お前がやられたら、どうなると思ってんだ!?」
レントン「俺も戦うんだ! エウレカやお姉ちゃん達を傷つけようとする者と!」
ガロード「レントン!」
レントン「…聞いてよ、ニルヴァーシュ。お前が家に落ちてきてから、俺達はずっと旅をしてきたよな」「色んな人に出会って、別れて…。俺には…とても大切な思い出だよ」「でも、この旅にはいつもエウレカが隣にいたんだ。ずっと一緒に旅をしてきたんだよ」「なのに…なのに…」「力を貸してくれ、ニルヴァーシュ! 俺は悲しい結末は嫌だ! 俺の隣にはエウレカが必要なんだ!」
[イベントデモ「アミタドライヴ起動」]
〔画面、発光〕
ヒルダ「セブンスウェル!?」
ホランド「違う! こいつは!?」
アネモネ「うわあっ!!」
〔発光、収束〕
〔レントン、変化〕

レントン「うおおおおおおっ!!」
ゲイナー「レントン! そのニルヴァーシュは!?」
レントン「ニルヴァーシュが応えてくれたんです! 俺の想いに!」
ティファ「ニルヴァーシュから強い力と…意志を感じる…」
チャールズ「うほおっ! やってるな、レントン!」
レイ「素敵よ、レントン! やっぱり、あなたはママの自慢の息子よ!」
レントン「チャールズさん、レイさん! 俺やります!」「御二人に教えてもらったように俺…最後まで自分を貫きます!」
ガロード「行こうぜ、レントン! あいつを倒して、エウレカを迎えに行くんだ!」
レントン「ああ!」
エーデル「ここにも! ここにも私に従わぬ者がいるか!」
万丈「この場にいる人間だけじゃない! お前を認めない人間は世界中にいる!」
キラ「恐怖や不安に負けて、何かにすがってしまうのも人間だけど…」
シン「大切なもののために命を懸けられるのも人間だ!!」
勝平「だから、俺達はお前なんかに負けねえっ!!」
デューク「世界の未来も僕達も自由もお前に渡してなるか!!」
カミーユ「消えろ、エーデル・ベルナル! あなたに世界を引っ張る力はない!」
クワトロ「知るがいい! この世界に生きる人々の願いを!」
エーデル「きえええああああああっ!! お前達っ! よくもっ!! よくもおおええええあああっ!!」
メール「かっこ悪い! 何が地球の聖母よ! ただのヒステリー魔女じゃない!」
ランド「騙されてるファンの皆さんにゃ悪いが、ここできっちりシメるぜ、エーデル・ベルナル!!」
桂「見てろよ、大尉! ゴールは目の前だ!!」
ホランド「聞こえるか、エウレカ! いま、お前の彼氏を連れて行くぜ!」
レントン「行こう、ニルヴァーシュ!」「アーイ・キャーン・フラァァァァァイ!!

<アスハムが戦闘>
アスハム「行くぞ、ケジナン、エンゲ! 世界の存亡は、この一戦にありだ!」
エンゲ「張り切ってるなぁ、旦那は」
ケジナン「あのヒステリー女に世界を支配されるのは、確かに我慢ならねえな」
エンゲ「じゃあ、やるか?」
ケジナン「おう! 俺達もエクソダスだ!」
アスハム「我が妹カリンよ! 兄も世界のために戦うぞ!!」
ゲイン(相変わらずだな、アスハム…)

<アネモネが戦闘>
アネモネ「さあ行こう、the END! あの子がエウレカを迎えに行くために道を作ってあげるんだ!」「そして、エウレカに言うんだ! ありがとうってね!!」

<ユルゲンスが戦闘>
ユルゲンス「総員、奮起せよ! ここにいない者達の思いも背負って本艦は戦うぞ!」
ドミニク(レントン…僕も戦う。アネモネとアネモネの生きる世界のために…)(だから、お前も負けるな。お前達は全ての人の希望なんだからな!)

<チャールズが戦闘>
チャールズ「自分で自分を雇う。悪くないな、こいつは」
レイ「私達はフリーランス。だから、いつだって自由よ」
チャールズ「それを奪おうとする奴は許しちゃおけねえな!」
レイ「行きましょう、チャールズ! 可愛いレントンのため…そして、愛すべき世界のために!」

<ランドvsエーデル>
エーデル「ザ・クラッシャーが! お前に私の法と秩序は破壊させんぞ!」
メール「怒れ、ダーリン! あんな事言う奴は、ぶっ飛ばしちゃえ!」
ランド「………」
メール「ダーリン?」
エーデル「怖気づいたか、ザ・クラッシャー!」
ランド「哀れだな、あんた…」
エーデル「何っ!?」
ランド「こんな事をして何が楽しいか、俺にはさっぱりわからんぜ!」
エーデル「愚民共は私に統治されるのは幸せなのだ。それをお前にも教えてやる!」
ランド「あいにくだな、准将さんよ! 誰かに押さえつけられるような生き方は俺達の性に合わねえ!」「俺の幸せってのは、力一杯仕事した後の美味い酒だ! それ以上は要らねえんだよ!!」

<ランドvsアサキム>
ランド「来いや、兄弟! お前の生き様を最期まで見届けてやるぜ!」
アサキム「ザ・ヒート、僕を倒したいのなら、スフィアの力を最大限まで使うのだな」
ランド「俺に痛みの悲鳴を上げろってか!? そんな恥ずかしい事が出来るかよ!」
アサキム「フ…奥床しい男だな、君は…」「だが、それでは意味が無い。さあ、スフィアを目覚めさせるんだ」
ランド「上等だぜ! お前の殺る気は受け取った!」「俺流のやり方でそれに応えてやる! 行くぜ、アサキムッ!!」

<アムロvsエーデル>
アムロ「エーデル・ベルナル! この世界をお前の思う通りにはさせない!」
エーデル「無様だな、アムロ・レイ! ニュータイプの力を戦う事にしか使えないとはな!」「お前は一兵士として死ぬがいい! 最強のパイロットである私の手に掛かってな!」
アムロ「俺は一人の人間だ! この世界に生きる多くの人達と同じようにな!」「だから、わかるんだ! お前のような存在を許してはならない事がな!」

<クワトロvsエーデル>
エーデル「シャア・アズナブル! 世界を混乱に導いた罪を自らの命で償うがいい!」
クワトロ「その言葉は自分自身に向けるがいい、エーデル・ベルナル!」
エーデル「黙れ! 私を欠いた世界など、滅びを待つだけだ!」「私の存在こそが、この多元世界の未来だと知れ!」
クワトロ「御し難いエゴイズム…! お前こそが戦いの元凶か!」

<カミーユvsエーデル>
カミーユ「エーデル・ベルナル! 人の命を自らの野望の駒にしか考えていない女!」
エーデル「私は統治者だぞ。統治される民達の命も私が管理するものだ!」
カミーユ「そんな理屈は認められない! お前の存在は人の在り方を歪める!」
エーデル「知るがいい、ニュータイプよ! 人の可能性も未来も全ては私が統べるのだ!」
カミーユ「そんなエゴが許せるものか! 世界はお前のものではない事を知れ!!」

<ガロードvsエーデル>
エーデル「凡人が! お前ごときが我がレムレースに勝てると思うなよ!」
ガロード「あんたは自分が特別な人間だと思い込んでいるようだな!」「だがな! 全ての人が特別な人間なんだよ! 誰だって幸せや自由を求める権利があるんだ!」
エーデル「それは私が与えてやる! 私は新世界の統治者だからな!」
ガロード「いい加減にしやがれ! 俺達はお前の持ち物じゃないんだ!」「平和も自由も与えられるものじゃない! お前を倒して、それを全ての人に取り戻してやるぜ!!」

<ジャミルvsエーデル>
エーデル「ジャミル・ニートよ! 15年前と同じく戦火でこの世界を焼くか!」
ジャミル「!」
エーデル「お前達のしている事は世界に余計な争いを生む事だと知るがいい!」
ジャミル「だが、それも終わる…いや、終わらせる! お前という元凶を討つ事で!」「そして、私は戦い続ける! この世界をより良くするための戦いを! それが私の見つけた答えだ!!」

<サラvsエーデル>
トニヤ「ちょ、ちょっと待って、サラ! 正面から戦うのは不利よ!」
サラ「それでもやるんです! あの女に世界を渡さないためにも!」
エーデル「無謀と勇気を履き違える愚か者め! 私とレムレースの力を思い知るがいい!」
サラ「私達がやられても後に続く人達がいます! その人達があなたの野望を討ちます!」「フリーデンが道を作ります! 全ての人の未来のために!」

<ロランvsエーデル>
エーデル「ロラン・セアック! お前が∀を発掘した時から歴史が動き出したのだ!」「お前こそが黒歴史に連なる環の一端だと知れ!」
ロラン「僕が…黒歴史の始まり…」
エーデル「その通りだ。お前には私が罰を与えよう!」
ロラン「もし、あなたの言う事が正しいなら、僕は戦わなくてはなりません!」「だって、僕は黒歴史を止めるために戦っているんですから!」「だから、あなたを討ちます! あなたのやってきた事はこの世界を滅ぼす事なんです!」

<ディアナvsエーデル>
エーデル「ディアナ・ソレル! 偶像である貴様を倒せば、月の民も私に降ろう!」
ディアナ「以前のムーンレィスならそうなったかも知れない…。だが、今は違う…!」「この戦いを経て、彼らも何が大切であるか知った」「たとえ私が倒れても、彼らは私の意志を継ぎ、お前という敵を倒すために戦ってくれよう!」
エーデル「戯言を! そのような力が愚民にあるものか! 奴らを統治するのは、この私だ!!」

<キラvsエーデル>
エーデル「キラ・ヤマト! 世界を混乱に陥れるお前の存在を私は認めない!」「自らの罪の重さを知るがいい! そして、裁きを受けろ!」
キラ「僕は…そう言われても仕方がない事をしてきたかもしれない…」
エーデル「罪を認めるか! ならば…」
キラ「だけど、止まるわけにはいかない! 僕は罪を背負いながら…迷いながら戦う!」「少しでも世界を良くする事が出来ると信じているから!!」

<シンvsエーデル>
エーデル「シン・アスカ。お前は戦争をなくすために戦っているのではないのか!?」
シン「!」
エーデル「ならば、なぜ私に歯向かう! 私こそが、この世界に法と秩序を与える者だぞ!」
シン「違う! 自由を奪うあんたのやり方は人間を家畜にするのと同じだ!!」「だから、俺はあんたを認めない! あんたの作る偽りの平和なんて認めてなるものか!!」

<甲児vsエーデル>
甲児「エーデル・ベルナル! あんたの事を信頼していたのによ!」
エーデル「黙れ、兜甲児! あのまま私の意のままに動いていれば、よかったものを!」「自らの愚かさを悔いろ! 新世界の統治者である私が裁きを下してやる!」
甲児「何が統治者だ! そんな上から目線の奴にこの世界を任せられるかよ!」

<鉄也vsエーデル>
エーデル「剣鉄也よ! お前は私の忠実な兵として動いていればよかったのだ!」
鉄也「俺は戦士として生きてきたが、お前のような悪党に使われるために戦ってきたわけじゃない!」
エーデル「法と秩序のために戦ってきたこの私が悪だと!?」
鉄也「人々の命を奪うお前は悪以外の何者でもない!」「だから、俺はお前を倒す! それが戦士である俺の使命だ!!」

<デュークvsエーデル>
エーデル「異星の王子め! お前の存在は地球にとって異物だ! よって消去する!」
デューク「人々から真実を奪う者よ! 自らの存在こそが、この世界を闇に閉ざす事を知るがいい!」
エーデル「私はエーデル・ベルナルだ! 新世界の光だぞ!」
デューク「その歪んだ支配欲を僕は討つ! この世界に生きる一人の人間として!」

<竜馬vsエーデル>
エーデル「来るがいい、ゲッターロボ! お前達3人が力を合わせようと、この私の敵ではないわ!」
弁慶「大した自信だぜ! さすがに世界を手玉に取ってきただけはある!」
隼人「だがな、エーデル・ベルナル! お前は俺達の強さをわかっちゃいないな!」
エーデル「何だと!?」
竜馬「お前に抗う力が俺達3人だけじゃない! 平和と自由を望む全て人達の想いが俺達を後押ししている!」「それを得た俺達の力は無限大だ! お前ごときの野望に屈するものか!!」

<勝平vsエーデル>
エーデル「神ファミリーよ。望むならば、お前を迫害した者達を私が罰してやってもいいのだぞ」
宇宙太「ちっ…! この期に及んで、俺達を懐柔する気かよ!」
エーデル「私は全ての権力を手にする。不可能はないのだ」
恵子「あなたの下につくなんて、お断りよ!」
勝平「耳の穴をかっぽじってよく聞けよ、エーデル・ベルナル!」「俺達は誰の事も恨んじゃいねえ! ただ平和をぶっ壊すお前のような奴と戦うだけだ!!」

<兵左衛門vsエーデル>
エーデル「神ファミリーめ! お前は知っているはずだ、大衆の愚かさと醜さを!」
一太郎「僕達が誤解と偏見から迫害された事を言っているのか…!」
源五郎「人間は愚かな生き物かも知れない…。だが、そこから何かを学び、変わる事が出来るはずだ!」
花江「それなのに、あんたって人は自分ばかり偉そうにして!」
梅江「お天道様に顔向け出来ないようなやり方を使う人は、人の上に立っちゃいけないんだよ!」
兵左衛門「エーデル・ベルナル! 世界をお前の好きにはさせん! ワシ達の命に代えてもな!!」

<万丈vsエーデル>
エーデル「破嵐万丈…! よくも陰から私の邪魔をしてくれたな!」
万丈「この世界を覆おうとする邪悪を追っていたら、まさかあなたにたどり着くとはね」「残念だよ、エーデル・ベルナル」
エーデル「ええい! 火星の土に埋もれていれば、よかったものを!」
万丈「そこまで僕の事を知っているのなら、もう言葉は要らないだろう!」「行くぞ、エーデル・ベルナル! 日輪は邪悪な闇を許さない! お前は僕の手で討つ!!」

<ジロンvsエーデル>
エーデル「来るがいい、シビリアンよ! イノセントの望んだ理想社会は、この私が完成させよう!」
ジロン「アーサーさんは俺達の自由を認め、未来を託してくれた!」「だが、あんたは何なんだよ! 俺達はあんたの持ち物じゃないんだぞ!」
エーデル「その認識が誤りなのだ! 私は統治者…この世界の全ては私のために存在するのだ!」
ジロン「わからず屋めっ! そんな石頭は俺達は砕いてやる!覚悟しろ、エーデル・ベルナル!!」

<エルチvsエーデル>
エルチ「攻撃目標、レムレース! 思いっ切り行くわよ!!」
エーデル「相手がランドシップだろうと、このレムレースのパワーの前には敵ではないわ!」
エルチ「黙れ、嘘つき女! 一瞬でもあんたに憧れたあたしの想いを返しなさいよ!」「覚悟しなさいよ! あたしも世界中の人達も起こってるんだからね!!」

<桂vsエーデル>
エーデル「特異点、桂木桂! お前をここで潰せば、時空修復も出来まい!」
桂「悪いが、ヒステリー魔女は趣味じゃない。俺も世界中の人間もね」
エーデル「愚民共が、この私に歯向かうと言うのか!」
桂「UNの放送を見た人達はあんたをとっくに見限ってるんだよ!」「俺達は、その人達の想いを大特異点に連れて行くんだ! 邪魔はさせないぜ!!」

<シャイアvsエーデル>
エーデル「エマーンめ! 新地球連邦を掌握した今、お前達もチラムも叩き潰してくれる!」
ミムジィ「そうはいかないわよ、エーデル・ベルナル!」
シャイア「私達は全ての人達のために戦っています! エマーンも連邦も、あなたの好きにはさせません!」「私達の愛するこの世界のためにあなたを討ちます!」

<ロジャーvsエーデル>
エーデル「無様なものだな、ネゴシエイター。自らの職務を忘れて、私に力で挑むか!」
ドロシー「って言われてるけど?」
ロジャー「卑劣な悪党と話す舌は持っていない。だから、こうするまでだ」
エーデル「負け惜しみを! 自らの無能ぶりを次元の狭間で嘆くがいい!」
ロジャー「私は自らの行いを後悔する事はない。なぜなら、常に自分の感情に正直に生きてきたからだ」「その自由を奪う者…エーデル・ベルナル! 私の法はお前の存在を認めはしない!」

<ゲイナーvsエーデル>
エーデル「何がエクソダスだ! 私の与えたUNの世界で生きていれば、お前達は幸せなのだ!」
ゲイナー「世界はもっと広いんだ! それを知った今、もう僕はあの部屋へは戻らない!」「そして真実を知った今、それを世界に広めるために戦うんだ!」
エーデル「愚か者め! 真実はこのエーデル・ベルナルが創る! それが統治者である私の務めだ!」
ゲイナー「そんな勝手! 僕は許さないっ!!」

<ゲインvsエーデル>
エーデル「ここにも私に歯向かう愚か者がいるか!」
ゲイン「悪いな、エーデル・ベルナル。俺はエクソダス請負人だ」「自由を奪う奴の相手をするのが仕事なんでな!

<斗牙vsエーデル>
エーデル「グランナイツよ! 地球を守る牙を自称するのなら、この私の下で働け!」
エイジ「ふざけるな! 誰が独裁者のために戦うかよ!」
エーデル「私は新世界の統治者だ! この世界は私に治められるために存在している事を知れ!」
エィナ「凄い強引な理屈です!」
ミヅキ「聞く耳持たず…。どうしようもない存在ね」
リィル「こんな人のために私達は戦ってきたわけじゃない…!」
琉菜「やろうよ、みんな! あたし達はグランナイツなんだから!」
斗牙「エーデル・ベルナル! 未来はお前が決めるものではない! 一人一人が望むものだ!」「お前を討つのは僕達グランナイツの使命だ! 行くぞ!!」

<サンドマンvsエーデル>
エーデル「クライン・サンドマン! いや、ジーク・エリクマイヤー!」「セリアスとランビアスの民に代わり、私がお前に裁きを下してやろう!」
サンドマン「自らの罪は自ら裁く! それが私の選んだ生き方だ!」「この命…闇を掃うために捧げる! 世界を覆う暗雲エーデル・ベルナルよ! お前は私の手で討つ!」

<闘志也vsエーデル>
キラケン「地球の聖母が、こんな魔女だったとはな!」
エーデル「私は新世界の統治者だ! そのような口を利く権利はお前達にはない!」
ジュリィ「綺麗事を唱えるだけのエゴイストに、そんな大役は任せられん!」
エーデル「黙れ、愚民よ! 私はエーデル・ベルナル! 法と秩序で世界を統治する者だ!」
闘志也「…風見博士が科学に取り憑かれたとしたら、この女は支配欲に取り憑かれたのかよ…!」「もうたくさんだ、エーデル・ベルナル! 今までお前達が騙してきた人達の怒り、受けてみやがれ!!」

<アポロvsエーデル>
エーデル「アクエリオンめ! 真の太陽の翼の目覚める前に叩き潰してくれる!」
シルヴィア「真の太陽の翼…!?」
シリウス「生命の樹を受粉させなかった以上、やはり、あの時の光は真の目覚めではなかったのか…!」
アポロ「そんな事はどうでもいい! 今は目の前のあいつを倒すぞ!」
エーデル「私は新世界の統治者だぞ! お前ごときに出来るものか!」
アポロ「お前みたいな奴には力で思い知らせてやるしかねえ! 覚悟しやがれ、エーデル・ベルナル!」

<レントンvsエーデル>
エーデル「出てきたか、対になる者よ! お前を叩き潰して、あの人もどきに絶望を与えてやる!」
レントン「エウレカは俺達と同じだ! 笑ったり悲しんだりする心を持っている!」「それを理会出来ないお前こそ、人の姿をした別の何かだ!!」
エーデル「小僧がっ! 最も優れた人間である私にそのような口を利くとは!!」

<ホランドvsエーデル>
ホランド「大したもんだ! その作り笑いには俺達まで騙されたぜ!」「だからこそ許せねえ! ペテン師なんぞに俺達の世界を渡してなるかよ!!」
エーデル「統治者である私に無礼な口を! お前ごとき暴徒に私の新世界の邪魔はさせん!」「ホランドよ! 兄デューイの後を追わせてやるぞ!」

<マリンvsエーデル>
エーデル「感謝するのだな、マリン・レイガン。私が統治者となる事で、お前の憎むS-1星は誕生しないのだ」
雷太「いい気になるな! 地球の明日を救ったのはお前じゃねえ!」
オリバー「平和のために戦った人達が、この星の未来を守ったんだ!」
エーデル「それも全ては、私が世界をコントロールした結果だ! つまり、私こそが救世主だ!」
マリン「言っておくぞ、エーデル・ベルナル! 俺はS-1星を愛していた…。なぜなら、自分の星だからだ!」「そして、俺達の愛する地球を自らの野望に染めようとするお前は絶対に許さないぞ!!」

<ツィーネvsエーデル>
エーデル「ツィーネ! この私を裏切るか!」
ツィーネ「私は自分の意思に従ったまでだ…! それを侵す事は許さない!」「私は世界中を敵に回しても想いを貫く! あの日に失ったものを取り戻すために私は戦う!」
エーデル「大人しく私に従っていればよかったものを! 愚か者め、その報いを受けるがいい!」
ツィーネ「死んでたまるか…! 私はスカブの向こうの世界を守るためにお前を倒す!!」

<ツィーネvsアサキム>
ツィーネ「アサキム…」
アサキム「そうか…。彼が君に自由を認めたのか」「僕から言う事は無い。君は君の心の赴くままに生きるんだ」
ツィーネ「ありがとう、アサキム…。あなたの教えてくれた自由の意味…私は…忘れない…」「私は私のために戦う…! たとえあなたが相手でも…!」

<アサキム撃破>
〔アサキムに爆発〕
アサキム「…僕の負けだ、ザ・ヒート」
ランド「三味線を弾いてんじゃねえよ。お前なら、もっとやれるはずだぜ」
アサキム「フ…君との戦いを終わらせるのが惜しくなったのさ」
ランド「ったく、勝手な奴だぜ!」「ま…もう慣れたけどな!」
アサキム「見せてもらうよ、ザ・ヒート。そして、ZEUTH…」「太極の意思に君達が抗う様を」
メール「アサキム…」
アサキム「僕には時間は無限にある。それこそ宇宙が終わる日まで…」「また会おう、ザ・ヒート。その時こそ君の命をもらう」
〔敵ユニット離脱〕
ツィーネ「アサキムも変わった…。ランドの言葉にあの人の心が動いたの…?」
ランド「…相変わらず唐突な野郎だぜ」
ゲイン「内心、ホッとしてるだろ?」
ランド「まあな」「どうやら長い付き合いになりそうだぜ、あいつとはよ…」
メール「嬉しいの、ダーリン?」
ランド「ま…悪い気分じゃねえ。上手く説明は出来ねえがな」
メール「あたしもだよ。…だって、アサキムはあたしとダーリンの恩人だもんね」
ランド「そういうこった。次に会った時は、酒の飲み方でも教えてやるとすっか」

<エーデル撃破>
〔エーデルに爆発〕
エーデル「馬鹿な…! こんな結果は認められない!」「私はエーデル・ベルナル! 新世界の統治者だ!!」
〔敵ユニット撃破〕
〔画面、フラッシュ〕

ジャミル「エーデル・ベルナル…黒のカリスマの最期だ」
兵左衛門「彼女の敗北で、カイメラも壊滅したか」
一太郎「周辺の戦闘も収束に向かっているとの事です」
※※まだアサキム健在の場合、セリフ追加※※
アサキム「エーデル・ベルナル…。最期の瞬間まで統治者として生きたか…」「君は幸せだよ」
〔アサキム、マップ端へ移動〕
ランド「どこへ行くつもりだ、アサキム!?」
アサキム「エーデルが倒れた今、君達は時空修復に向かう…。その邪魔をするつもりはない」
メール「え…」
アサキム「見せてもらうよ、ザ・ヒート。そして、ZEUTH…」「君達が太極に抗う様を」
ランド「お前はそれでいいのかよ?」
アサキム「僕には時間は無限にある。それこそ宇宙が終わる日まで…」「また会おう、ザ・ヒート。その時こそ君の命をもらう」
〔敵ユニット離脱〕
ツィーネ「アサキムも変わった…。ランドの言葉にあの人の心が動いたの…?」
ランド「…相変わらず唐突な野郎だぜ」
ゲイン「内心、ホッとしてるだろ?」
ランド「まあな」「どうやら長い付き合いになりそうだぜ、あいつとはよ…」
メール「嬉しいの、ダーリン?」
ランド「ま…悪い気分じゃねえ。上手く説明は出来ねえがな」
メール「あたしもだよ。…だって、アサキムはあたしとダーリンの恩人だもんね」
ランド「そういうこった。次に会った時は、酒の飲み方でも教えてやるとすっか」

エルチ「これであたし達を遮るものは、何もないのね!」
ディアナ「ですが、これは最初の一歩に過ぎません」「真実を人々が取り戻した今、我々は孤独な戦いを続ける少女を救いに向かいます」
ロラン「はい!」
ゲイン「ありがとよ、アスハム。ここで俺達の帰りを待っていてくれ」
アスハム「無事を祈るぞ、ゲイン。帰ってきたら、久々にお前と飲み明かしたいものだ」「だが、カリンの子には会わせんぞ! あれは私が責任を持って育てると決めた!」
ゲイン「OKだ。こんな事を言えた義理でもないが、頼むぞ」
シンシア「素敵じゃないの、アスハム。昔のあんたより、今の方がずっとイカしてるよ」
アスハム「フ…シンシア嬢もな」
ドミニク「レントン…」
レントン「ありがとう、ドミニク。俺達…行ってくるよ」「チャールズさんとレイさんもありがとうございました」
チャールズ「ガッツだぜ、レントン。ここからはお前の戦いだ」
レイ「もう私達は手伝ってあげられない。だから、自分の力で飛びなさい」
レントン「俺、行きます! エウレカのため、俺のため、そして、この世界のために!」
兵左衛門「ZEUTH、各員は帰還せよ! フリーデン、アイアン・ギアーの乗員は各艦へ搭乗!」「これより我々は司令クラスターへと向かう!」
〔味方ユニット離脱〕
〔味方戦艦離脱〕

アネモネ「いいなぁ、エウレカは…。あんなにいっぱい命を懸けてくれる人がいて」
ユルゲンス「わがままを言うな。お前も一人いるだろう。ドミニクという男が」
ドミニク「か、艦長!」
アネモネ「えへへ…そうだよね」
ドミニク「アネモネ…」
アネモネ「私にはドミニクがいるもんね。エウレカの彼より、ずーっと二枚目の」「え…どうしたの、the END?」
〔アネモネに特殊効果〕
〔画面、フラッシュ〕
〔アネモネ、変化〕

ドミニク「the ENDが白くなった…」
アネモネ「ありがとう、the END! あたし達を祝福してくれるんだね!」「こんな素敵な気持ち、何だか死んじゃってもいい!」
ドミニク「駄目だよ、アネモネ。世界も僕達もまだ終わらないんだ」「…まあ今回ばかりはヒーローの座を譲ってやるか。レントンとZEUTHに…」(頼むぞ…。全ての人の未来のために…)
【戦闘マップ2終了】

【シナリオデモ3開始】

桂「モーム…」
モーム「そんな顔をしないでください、桂様…。私…ちゃんと言いつけを守ったんですから…」
リーグ「モームは破壊されたグローマのエネルギーバイパスの代わりとなり…」「自分のエネルギーを使ってグローマを守ったんだ」
桂「だったら、補給してやってくれ! このままじゃモームが死んじまう!」
モーム「私は…ロボットですから…死ぬっていうのは…おかしいですよ…」
桂「そんな事は問題じゃない! 待ってろ、モーム! すぐに何とかしてやるからな!」
モーム「いいんです、桂様…。私はムウのロボットですから…エネルギーの補給は…無理なんです…」「でも、私…満足してます。だって、桂様の言いつけを…しっかり守れましたから…」
ミムジィ「モーム…」
桂「…すまない、モーム…。俺が君に無理をさせたせいで…」
モーム「そんな事より、桂様…。ミムジィに優しくしてやってくださいね…」「ミムジィのお腹の中には、桂様の赤ちゃんがいるんですから…」
桂「え…」
ミムジィ「気づいていたの、モーム…」
モーム「私は…看護ロボットですから…ミムジィの様子を見ていれば…わかります…」「…桂様と…ミムジィの赤ちゃん…見たかったです…」
桂「モーム、しっかりしろ! 俺が時空修復でムウのいる世界を創ってやる!」「そうすれば、エネルギーの補給も出来るはずだ!」
モーム「駄目ですよ、桂様…。桂様達は…世界中の人達の願いを…大特異点に届けるんですから…」
桂「だけど…」
〔エマーン艦の扉の開閉音〕
ロジャー「…モームを助ける方法はある」
桂「ロジャー!」
ロジャー「ドロシー…彼を」
ドロシー「着いたわよ、大尉」
大尉「すまんな、ドロシー。ここまで運んでもらって」
ジャビー「大尉!」
桂「生きていたのか!」
大尉「…と言っても、ワシももうすぐエネルギーが尽きるがな…」
リーグ「モームと同じか…」
大尉「…そこでだ。ワシのエネルギーをモームに注入してくれ」「痩せても枯れてもワシは戦闘用ロボットだ。看護用ロボット一体分ぐらいのエネルギーは何とか出来る」
モーム「でも、大尉…」
桂「そんな事をしたら、あんたは…!」
大尉「…なあ、桂…。もうすぐ戦争は終わるんだろう?」
桂「あ、ああ…」
大尉「だったら、戦闘用ロボットであるワシの役目も終わる」「それよりも、モームの方が、お前とミムジィの赤ん坊の子守りで役に立つだろうさ」
モーム「大尉…」
大尉「後は任せるぞ、モーム。ムウのロボットの誇りを忘れるな」
モーム「はい…」
桂「ありがとう…大尉…」
大尉「シャキっとせんか。お前達は、これから大仕事が待ってるんだろ」「頼むぞ、桂。ワシはムウのロボットだが、お前達の事も、この世界も嫌いではない」「世界中の人間とミムジィと…そして、生まれてくる子供のために未来を守れ」
ロジャー「あなたの想い…決して無駄にはしない」
ドロシー「忘れない、あなたの事」
大尉「それを聞けば、思い残す事はない。さあ、やってくれ…」
桂「大尉…あんたに会えた事を俺は誇りに思うよ…」
大尉「ワシもだよ、桂…。ZEUTHのみんなによろしく…伝えて…く…れ……」

〔カーソル、軌道エレベーター上空へ移動〕
軌道エレベーター上空

エウレカ(…私には大切なものがある…。リンク、メーテル、モーリス…。そして、レントン…)(みんな、大好き…愛してる。私の大切なもの、私の家族…)(何も無かった私に色んな事を教えてくれた…。何も無かった私を全部受け入れてくれた…)(私を私でいさせてくれる私が大好きで…そして、一番守りたいもの…)(リンクと一緒にいたい…。メーテルと一緒にいたい…。モーリスと一緒にいたい…)(そして、レントンと…)(だけど、そう願う事で私の大切なものが失われてしまうなら…)(そう願う事でみんなの住む星が無くなるのなら、私は願うのをやめよう…)(でも、許されるのなら…)(もう一度、みんなに会いたい…。会いたい…会いたいよ…レントン…)
【シナリオデモ3終了】

【戦闘マップ3開始】

〔味方戦艦出現済み〕
〈出撃準備〉
〔味方ユニット出現〕
オルソン「桂…」
桂「待ってくれ、オルソン。大尉の亡骸を宇宙に流してやりたい」
モーム「大尉…ありがとう…」
桂「ゆっくり休んでくれ、大尉…。あんたの事は絶対に忘れない…」「俺達は、エウレカと、この世界を救ってみせるよ」
ティファ「わかりますか、レントン?」
レントン「うん…! エウレカは、あそこにいる…!」
〔カーソル、目標地点を指定〕
ゲイナー「あれが司令クラスター…。スカブコーラルを制御する核…」
カミーユ「感じる…。かすかだけど、あの中からエウレカの意識を…」
レントン「カミーユさん! エウレカは何て言ってるんです!?」
アムロ「レントン…君なら、俺達に頼らなくてもわかるはずだ」
レントン「え…」
ガロード「大好きなエウレカの事だろ? お前がわかんなくてどうすんだよ」
レントン「そうだ…そうだよな…」
タルホ「わかるの、レントン?」
レントン「はい! エウレカは俺を…俺達を待ってます!」
闘志也「で、ここが大特異点なのか?」
マリン「確かに次元境界線は不安定だが、ここはあくまで通常空間だ」
シリウス「この空間が接する次元に大特異点が存在するのか…」
麗花「どうすれば、そこに行けるの…!?」
クワトロ「もう時間がない。まずはエウレカを救出するぞ」
ブライト「コーラリアンであるエウレカなら、大特異点に接触する方法の手がかりを持っているかも知れない」
ラクス「今はそれを信じるしかありません。急ぎましょう」
ジャミル「ホランド…。エウレカのいる所にたどり着いたら、レントンは何をすればいいんだ?」
ホランド「…ワリィ。何も考えてねえ」
レントン「だと、思った」
ホランド「ん?」
レントン「…ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん。…そうでしょ、ホランド?」
ハップ「アドロック・サーストンの言葉か…」
ホランド「そいつは俺に向けた言葉じゃねえ」「きっと俺を通してお前に贈られたんだ。アドロック・サーストンからレントン・サーストンにな」
レントン「うん!」
ギジェット「司令クラスター周辺の次元の歪みを確認!」
ケンゴウ「何っ!?」
〔敵ユニット出現〕
竜馬「抗体コーラリアン!」
万丈「司令クラスターを守るために出てきたか…!」
デューク「核に近づく僕達は彼らにとっては外敵と同じなのか」
ガロード「行け、レントン! 抗体の相手は俺達に任せろ!」
ジロン「思いっ切り走れ! エウレカが待ってるぞ!」
闘志也「急げよ! 時間はそんなに残されてないんだ!」
マリン「司令クラスター周辺の状況から計算して、エウレカの限界は近い!」
レントン「この群れを突っ切ってエウレカの所まで行く…」
ホランド「ビビってんじゃねえぞ!」
甲児「心配するな、レントン! 道は俺達が作ってやる」
勝平「だけど、肝心のお前がブルってんじゃ話にならねえぜ!」
エイジ「気合入れろレントン! 最後はお前に懸かってんだ!」
桂「ほれ、ゲイナー兄さん。最後にアドバイスしてやれよ」
ゲイナー「聞かせてくれ、レントン! 僕に負けない熱い告白を!!」
シンシア「何それ?」
サラ「知らなくていい!」
レントン「やります、俺! 必ずエウレカの所へ行きます!」
ブライト「各機はレントンの援護を! 司令クラスターまでのルートを確保しろ!」
マリュー「もう時間は残されていないわ! 可能な限り、急いで!」
ラクス「エウレカさんが力尽きる事は、スカブコーラルの中で生きる方達の死を意味します!」
タリア「各員は、それを忘れないで! 我々は二つの世界を救うために戦っている!」
ランド「行け、レントン! お前は今日という日のためにあの街から飛び出したんだからよ!」
レントン「…ごめん、エウレカ…。俺達、君の同族を倒さなきゃいけない」「でも、それが罪というなら俺はそれを背負ってやる…!」「俺はそれでも、エウレカの所に行かなきゃなんないんだああああっ!!」
<戦闘開始>

<レントンが目標地点へ接近・第3軍増援1出現>

〔敵ユニット出現〕
チル「また出てきただわさ!」
ジロン「どうしてもレントンをエウレカに会わせないつもりか!」
〔敵ユニット撃破〕
レントン「抗体コーラリアンが!?」
タルホ「何が起こったのよ!?」
〔第3軍ユニット出現〕
メール「レムレース! エーデル准将なの!?」
エーデル「許さん…! 許さんぞ、お前達! この私に歯向かう者は全て粛清する!!」「世界の理を破壊するコーラリアンは、この手で殲滅してくれる!」
ホランド「あいつの狙いはエウレカか!」
サンドマン「執念の成せる業か…!」
エイジ「往生際が悪いんだよ、あんたは!」
エーデル「黙れ! この私は新世界の統治者! 法と秩序の名の下、平穏をもたらす者!」
アポロ「うるせえんだよ! 同じ事ばかり繰り返しやがって、お前は壊れた人形かよ!」
???(黒のカリスマ)「その通りですよ」
〔第3軍ユニット出現〕
万丈「その声…! 黒のカリスマか!」
黒のカリスマ「いかにも。パラダイムシティ以来ですね」
ブライト「黒のカリスマとエーデル・ベルナルが別の人間だっただと!?」
黒のカリスマ「誤解するのも無理はありません。そう思わせるように仕向けてきたのですから」「どうです? 最後まで楽しめたでしょう」
ランド「最後の最後までふざけてんじゃねえ!!」
エーデル「貴様は何者だ!? なぜ、レムレースを持っている!?」
シン「いったい、あんたは何なんだ!? 正体を見せろ!」
黒のカリスマ「クライマックスだからね…。今こそ仮面を外そうじゃない」
[イベントデモ「カオス・レムレース顕現」]
エーデル「何だ、あれは!?」
???(ジ・エーデル)「これはカオス・レムレース。お前のレムレースの完成形だ」
ロジャー「あの男が黒のカリスマの正体か!」
???(ジ・エーデル)「…救世の戦士…太極への旅人…法の守護騎士…因果律の番人…呪われし放浪者…」
ジ・エーデル「そう…ボクこそが全て! その名もジ・エーデル・ベルナルだよ!」
桂「ジ・エーデル・ベルナルだって!?」
ジ・エーデル「真のエーデルって意味だ。イカしているだろう?」
エーデル「うつけがっ! 私と同じ名を持つ事が既に私への反逆罪だ!」
ジ・エーデル「アイラビュ~! エーデル様、三遍回ってワンしてよ」
〔エーデル、三回転〕
エーデル「わん!」
オルソン「な…!?」
アテナ「あのプライドの高い女がなぜ、あのような真似を!?」
エーデル「どうなっている!? 身体が勝手に動いたぞ!」
ジ・エーデル「わからないかにゃ、エーデル様? バインド・スペルだよ」
メール「そのしゃべり方…!?」
ランド「ジエーのジイさんか!?」
〔姿の変わる音〕
〔ジ・エーデルに特殊効果〕

ジエー「その通りにゃ、ダーリン!」
竜馬「どういう事だ!? ジエー博士が黒のカリスマであのジ・エーデルなのか!」
ジエー「見ての通りにゃよ! ほぉれ、もう一度!」
〔姿の変わる音〕
〔ジ・エーデルに特殊効果〕

ジ・エーデル「源理の力…君達の言う次元力を使えば、ざっとこんなもんさ」
アデット「ジイさんが次元力を使って美形に化けてるのかい!?」
ジ・エーデル「違うよ。ジエー・ベイベルも、この姿もどちらも本当のボクさ」「源理の力を使えば、並行世界間の別の自分を一つの世界に集合させる事も可能なんだよ」「ルックスを変えるぐらいは朝飯前なのさ」
ランド「ツィーネ姐さんが親方に化けていた時と同じってわけかよ…!」
エーデル「ジエー! 次元力の制御に成功した事をなぜ私に黙っていた!?」
ジ・エーデル「ぷ…ぷぷぷ…」「ハーッハッハッハッハ! アーッハッハッハッハッハ! イヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ!」
エーデル「な、何だ…!?」
ジ・エーデル「あ~笑いすぎて腹痛い!」「なぜ私に黙っていた!?」「だってさ! カッコイー、エーデル様!」
エーデル「貴様ーっ!!」
ジ・エーデル「アイラビュ~! 素敵なダンスを踊っておくれ」
〔エーデル、迷走〕
ジ・エーデル「ハハハハハハ、見なよ! 世界制覇まで、あと一歩まで行ったエーデル・ベルナルの盆踊りだよ!」
エーデル「見るな…! 見るなああああっ!!」
ジ・エーデル「滑稽だねえ、無様だねえ…。地球の聖母様のこんな姿を知ったら、みんな、がっかりするだろうねえ」
アスラン「まただ…! あの男の言うままにエーデル・ベルナルが操られている!?」
ムウ「どうなってんだ、これは!? 催眠術か!」
ジ・エーデル「簡単な理屈だよ。ボクがエーデルを造った時にバインド・スペルを仕込んでおいたのさ」
エーデル「私を造った…だと!?」
ジ・エーデル「まだ気づかないかい、エーデル様? 君がボクが造ったお人形…偽りの命の人造人間なのさ」
エーデル「!」
ジ・エーデル「それを君ったら、自分こそが世界最高の人間だと思い込んじゃってさ!」「まあ、そういう風に思うようにボクが設定したんだけどね」
エーデル「あ…ああ…」
ジ・エーデル「君に仕込んだ設定は、それだけじゃないよ。過去に戦争で恋人を失って、好物はローズとカモミールのブレンドティ…」「寝る時のスタイルはネグリジェ、好みの男性のタイプはワイルドなマッチョ。それ…ぜ~んぶボクの仕込みなのさ」
エーデル「私の命…記憶…意思…。全ては…ジエーに造られたもの…」
ジ・エーデル「で、ジエーの時でも、君を自在に動かせるように用意しといたのが、絶対服従のキー、バインド・スペルだよ」「アイラビュ~…。この言葉の後に続く命令を君は拒否する事は出来ない」
エーデル「私は…ジエーの造った…人形…」
ジ・エーデル「そう! 新世界の統治者になりたいと思ったのも、それに相応しいと思ってたのも…」「み~んな、ボクがそういう風に設定したんだよ! 理由も根拠も無しにね!」
ジャミル「彼女の統治者への執着は、他人によって植え付けられたもの…」
アムロ「だから、一切の私利私欲の無い純粋なものだったのか!」
クワトロ「そして、未来に対する明確なビジョンが無いのは自らの意志ではないためか…!」
エーデル「私は…ジエーの造った…人形…」「いやああああああっ!!」
〔エーデル、ジ・エーデルへ接近〕
ジ・エーデル「ダメだよ。お人形が創造主に逆らっちゃ」「それとも御主人様が分からない程、壊れちゃったのかい?」
[イベント戦闘「ジ・エーデルvsエーデル」]
エーデル「いやあああああああっ!!」
ジ・エーデル「グッバ~イ、エーデル様! 君のお仕置きはサイコーだったよ!」
〔第3軍ユニット撃破〕
ジ・エーデル「馬鹿な子だよ。試しに造ったレムレースがカオス・レムレースに勝てっこないのに」「って、あれを造ったのはボクか! ハハハ、自己批判しなくちゃ!」
ラクス「ジ・エーデル・ベルナル…あなたは何のためにこの場に現れたのです?」
ジ・エーデル「言わなきゃわかんない、歌姫ちゃん? 時空修復を邪魔しに来たに決まってるじゃないか」
甲児「てめえ! エーデルに代わって自分が世界の支配者になるつもりかよ!」
ジ・エーデル「プ…ハハハハハハハハ! ヒーッヒッヒッヒ!」
デューク「何がおかしい!?」
ジ・エーデル「いや、失敬失敬。このボクも随分と買いかぶられたと思ってね」「世界支配…? そんな面倒な事を何だってこのボクgあしなきゃならないのさ」
竜馬「何っ!?」
ジ・エーデル「だって、そうだろ?」「税金に福祉に教育に軍事に経済…。そんなもの馬鹿らしくって、考えてられないよ」「で、テキトーにやってれば、反乱が始まって、寝首をかかれるのにビクビクしなきゃなんない」「ボクはシロッコやデュランダルとは違うよ。いくら金を積まれても、面倒な事はやりたくないね」「そんな事もわからないとは笑っちゃうよ、マジで!」
カミーユ「エーデル・ベルナルを陰から操ってきたお前が今さら何を!」
ジ・エーデル「誤解しないでもらいたいね、少年。ボクはエーデル様に人類の統治を設定したけれど…」「それは面白そうだから、そうしたに過ぎないのさ」
闘志也「面白そうだと!?」
ジ・エーデル「こんなハチャメチャな世界だからね。誰もが大それた野望に取り憑かれてチャンスを狙う」「虚々実々の駆け引きと権謀術数。様々な世界から集った力と力のぶつかり合い…」「ま・さ・に! バトル・パラダイス! いやあ! 時空崩壊からの一年。実に楽しませてもらったよ!」
アムロ「この男…遊びでエーデルに戦いを起こさせていたのか!?」
ジ・エーデル「それの何が悪いんだい? 常識で、道徳で、倫理で、愛で? ちゃんと説明してくれよ」
ゲイナー「そ、それは…」
ジ・エーデル「つまんない説教は聞かないよ。ボクは楽しければ、どうでもいいんだよ、何もかもね!」
竜馬「それがお前のやってきた事の意味か!?」
デューク「その行為でどれだけの血と涙が流されたと思っている!?」
ジ・エーデル「知らないよ、そんなの。ビーカーで量ったわけじゃないし」「それとも何? 血と涙の混合液が10Lを越えると、正義の味方は怒るのかい?」
鉄也「この男…! 俺達の常識が通じない!?」
ジ・エーデル「こんなハチャメチャな世界で、ルールなんかに縛られてる奴の方が馬鹿なんだよ」「君達は怪物から逃げる時に赤信号を守るのかい?」
ロラン「それは…」
ジ・エーデル「ボクは自由にやるよ! だって、ここは何でもありのカオスな世界だからね!」「そして、この甘美な自由の果実はボクだけのものなのさ!」「このハチャメチャな世界を時空修復なんていうもんで失ってたまるもんか!」
ガロード「何なんだよ、あいつは…!?」
ティファ「あの人の意識…複雑に絡み合って底が見えない…!」
アムロ「悪意…? いや、違う…! 快楽を純粋に追及しているだけか!」
ジ・エーデル「素敵だろ、ベイビー? ボクこそが、この多元世界の体現者! カオスの王だよ!」「ボクは自由! ボクを止める事は誰にも出来ないんだよ!」
ジロン「その邪魔になる俺達を黒のカリスマになって潰そうとしてきたのか!」
ジ・エーデル「自意識過剰だねえ。そんな大層なものじゃないよ」「君達を消そうと思えば、それこそ暗殺でも何でもすれば、よかっただけの事だろう?」「君達が動けば、世界が引っ掻き回される…。それが面白そうだっただけさ」「そして、ボクの見立て通り君達は最高の素材だったよ」「爆笑ものだったよ。君達が仲間同士でマジの殺し合いをするのはね!」
シン「お前は! 自分の楽しみのためだけに俺達を戦わせたのか!?」
ジ・エーデル「それが何か? カイメラで君達を手伝ってやった恩を忘れないでくれよ」「本当ならダーリンのガンレオンをパワーアップしてあげようと思ってたんだけどね」「ま…あれをいじれたおかげでこのカオス・レムレースも完成出来たんだけどね」
ランド「ガンレオンは俺の商売道具だ! てめえの遊びにゃ使わせねえ!」
ジ・エーデル「笑いの種は君達だけじゃないよ。UNに踊らされる一般大衆の皆さんもいいリアクションだったよ」「ちょっとネタを流してやると一斉に右往左往してさ。まさに蟻んこだったよ」「いやあ、たまらんね。無能な一般大衆をからかうのはほんと、いい暇つぶしになったよ」
マリン「この男にエーデルと俺達だけでなく、この世界も踊らされてきた…!」
ジ・エーデル「レーベンもおかしかったよね。憧れのエーデル様が人形だって教えてやったら、壊れちゃってさ」
メール「だから、レーベン大尉はあんな死に方をしたんだ…」
ジ・エーデル「エーデル様も、いい味出してたよ。自分が人形だって事も知らないで女王様気取りで」「聞いた、あの女の最後の悲鳴? おかしかったよね、あれ。もう完全に壊れちゃってさ」「いやあああっ…だってさ! 世界中の人間に聞かせてあげたかったよ、地球の聖母の最期の声を!」
ロジャー「そのエーデル・ベルナルになぜお前は付き従っていた?」
ジ・エーデル「決まってるさ。彼女にぶってもらうためだよ」
斗牙「なっ!?」
ジ・エーデル「自分の造った美しい人形に罵倒の限りを尽くされ、暴力の嵐に翻弄される…」「この人形め…! 人形め! よくも創造主である、このボクを!」「嗚呼…だけど、ボクは無能で下劣で愚図な薄汚い老人…」「その歯がゆさの中での痛みは想像を絶する快感なのさ」
フェイ「い、いや…! いやあああっ!!」
琉菜「な、何なのよ、この人は!?」
エィナ「わ、わかりません! とっくに理解の範囲を超えてます!」
リィル「こんな人の楽しみのためにわつぃたちも世界も戦ってきたなんて…」
ジ・エーデル「いいじゃないのさ! 己の忠実に生きる事こそ自由!」「こんな壊れた世界だからこそ、欲望に素直になりなよ!」
ロジャー「お前は自分の望む世界…今の多元世界を存続させるために時空修復を阻むのか!」
ジ・エーデル「その通り! …ちょろちょろ動き回ってるだけなら君達も、実に可愛いペットだったよ」「だけど、時空修復は別だよ。この醜くも素敵な混沌世界でみんな、生きていこうじゃないか!」「ま…クダンの限界は困るから、エウレカちゃんは司令クラスターになってもらうけどね」
レントン「お前は! スカブコーラルの人達を見殺しにし世界から自由を奪う気なのか!」
ジ・エーデル「ちなみにボクの調査では、あの中には64兆の4乗以上の命がある」「だけど、顔も知らない人間が何兆人死のうと、ボクは痛くも痒くもないね!」
ランド「てめえって奴は…!」
ジ・エーデル「地球の裏側で飢え死にしている人がいるのを気にしたら、毎日のゴハンが美味しくなくなっちゃうよ」「もっとも、顔を知っていたって同じ事だけどね!」
ツィーネ「ジ・エーデル様…。ジエー博士の正体があなただったなんて…」
ジ・エーデル「幻滅したかい、ツィーネ? 君を過去の呪縛から解き放つ王子様はとんだ下衆野郎なんだよ」
ツィーネ「私を騙したのですか…?」「時空破壊を憎んだ私を救ってくれるという約束は嘘だったのですか!?」
ジ・エーデル「言いがかりはよしてくれ。大局を服従させるっていうボクの目的は不滅だよ」「その目的のためにボクは、君をアサキムに張り付かせたじゃないか」
ツィーネ「だけど、あなたは別の世界で生きる私の部下達を見捨てようとしている!」
ジ・エーデル「仕方ないじゃん。あいつらが、こっちの世界に来たらボクの世界が壊れちゃうし」「でも、ボクは寛大でしょ? 君にも選択肢をあげたんだ」「愛するボクを選ぶか、このままZEUTHと行くかは君の自由だよ」
ツィーネ「私は…何にも囚われないあなたの存在に惹かれた…」
ジ・エーデル「ついでにアサキムにも尻尾を振ってたじゃないのさ」
ツィーネ「あの人の根底には哀しみがあった…。そして、それに足掻く必死さも」「でも、あなたは違う! あなたは自分さえ良ければ、他人の命さえ簡単に見捨てる!」
ジ・エーデル「当然の話さ。だって、ボクはボクが一番好きだから」「アイラブミー、フォーエバー! 君が去ろうと、死のうとボクはボクだけがいればいいんだよ!」
アポロ「どこまで腐ってやがるんだ、てめえは!」
ロラン「この世界は、あなただけのものじゃないんです!」
ジロン「お前の遊びのために好き勝手にさせてなるかよ!」
ジ・エーデル「あ~あ~聞こえない~」「君達の言葉なんて、最初から聞く気無いから」
レントン「こんなおかしな人に世界もエウレカも渡しはしない!」
ジ・エーデル「ありがとう。最高の褒め言葉だ」
アナ「誰も褒めてなんていません!」
ジ・エーデル「ハッハッハ! ま…一般大衆にとってはそうかも知れないね!」「とりあえず、ゲーム再開だ! さあ…ボクを突破してお姫様を救出してみなよ!」
ホランド「てめえに言われるまでもねえ! 行け、レントン!」
レントン「はい!」
ランド「ジイさんよ! 悪ふざけも、いい加減にしとけ!」「俺の仕事の邪魔をするんなら遠慮なく大解体だ!」

<レントンが目標地点へ到達・味方援軍1&第3軍増援2出現>
レントン「エウレカ! 今、行くぞおおおおおおおっ!!」
〔味方ユニット離脱〕
ガロード「頑張れよ、レントン!」
タルホ「行っちゃったね…」
ホランド「ああ…」
ストナー「前からフレームに収まらねえ奴だったが、とうとう俺達のフレームを飛び越えていきやがったか」
ムーンドギー「あいつ…戻ってくるよな…」
ケンゴウ「戻ってこないのなら、それもありだ」「レントンは巣立って行ったんだ。見送ってやろうじゃないか、息子の旅立ちを」
ゲイナー「聞かせてくれ、レントン! 君の熱い叫びを!」
ホランド「ちびっこ達もいるんだ! 必ずエウレカを取り戻してくるんだぞ!」
ハップ「そんなのん気な事を言ってる場合じゃないぞ! まだ奴が残ってるんだ!」
アポロ「上等だ! レントンとエウレカが戻る前に勝負をつけてやるぜ!」
ジ・エーデル「く、くそおおおっ! このままでは…!」
【戦闘マップ3終了】

【シナリオデモ4開始】

エウレカ「レントン…」
レントン「迎えに来たよ、エウレカ」
エウレカ「でも…」
レントン「別れるなんて嫌だ…!」「バイバイなんて言うな! 一人で行こうとするなよ、エウレカ!」
エウレカ「…来てくれた…本当に来てくれた!」
レントン「約束しただろ? 俺は絶対、君を守るって。君とずっと一緒にいるって」
エウレカ「だけど、私…もう戻れない…」
レントン「どうして!? 時空修復が成功すれば、世界は救われるんだ!」
エウレカ「でも…失敗したら…」
レントン「エウレカ…」
エウレカ「だから、渡し…このままの状態を続ける…。スウカブの内側と外側で生きる全ての人達のために…」
レントン「君がこの星を守るためにコーラリアンでなくなる事を選ぶんだったら、俺も人間である事をやめる」
エウレカ「私と一緒に司令クラスターになるの…?」
レントン「俺は君と出会えたこの星が大事だし、この星に生きるみんなも大切だ…。でも、俺はそのために君を失いたくない」
エウレカ「レントン…」
レントン「二人なら、きっと頑張れる。俺達の大事な人達や世界を守れるんなら、怖くなんかない」「一つになろう、エウレカ…。君を一人ぼっちになんかさせないよ」
エウレカ「うん…。レントンと一緒なら耐えられる…」
???「ありがとう…」
レントン「誰だ!?」
???「私だよ…。わからないかい?」
エウレカ「ニルヴァーシュ…?」
ニルヴァーシュ「あなた達の想いは、全て私のコンパクに刻まされた…。これでやっとサトリを開く事が出来る」
レントン「ニルヴァーシュ…」
ニルヴァーシュ「生きなさい、この星で」
レントン「え…」
ニルヴァーシュ「共に生きて、この星に生きる者全てに道を指し示しなさい。希望という名の光を以って」
レントン「でも…このままじゃ…」
ニルヴァーシュ「それを止めるために…。行きましょう、レントン、エウレカ」
エウレカ「力を貸してくれるの…?」
ニルヴァーシュ「私も、この世界を愛しています」
エウレカ「ニルヴァーシュ!」
レントン「行こう、エウレカ、ニルヴァーシュ…! 俺達の世界を守るために…!」
【シナリオデモ4終了】

【戦闘マップ4開始】

〔戦闘マップ3から継続〕
桂「覚悟しろ、ジ・エーデル! 後はお前を倒すだけだ!」
ジ・エーデル「くっ! 馬鹿な! このボクが追い詰められているだと! そんな事が…そんな事が!」「あるわけないじゃん!」
〔ジ・エーデル、活性化〕
メール「うそっ!?」
ジ・エーデル「甘~い♪ まだまだボクは倒れないよ」
ランド「てめえ! 今まで手を抜いてやがったな!」
ジ・エーデル「いやいや…君達は強いよ。極上バトルを堪能できる相手だ」「だけど、ボク一人に君達全員で攻撃するのは、ちょっとズルくない?」
鉄也「そう思うのなら、お前も仲間を呼べばいい!」
闘志也「お前みたいなふざけた野郎に手を貸す奴がいればの話だがな!」
ジ・エーデル「そいつはごもっとも、ボクをわかってくれるのはボクだけだからね」「だから、ボクはボクを呼ぶよ!」
〔ジ・エーデルから光〕
〔第3軍ユニット出現〕

ロラン「カオス・レムレースが3体に!?」
ジ・エーデル(B)「お待たせ、ボク!」
ジ・エーデル(C)「まずはボクらの決戦の邪魔者を片付けようか!」
〔敵ユニット撃破〕
ジ・エーデル(A)「さすがはボク! サンキュー・ベリーマッチョ!」
さやか「ジ・エーデルが3人!?」
甲児「てめえ! 三つ子だったのかよ!」
ジ・エーデル(A)「いいや」
ジ・エーデル(B)「ボク達は…」
ジ・エーデル(C)「全員、同一人物さ」
ラグ「どうなってんだい、これは!?」
ジロン「何がどうすれば、同じ人間が3人もいるんだよ!」
ジ・エーデル(A)「源理の力の応用だよ。無限に存在する並行世界から、ボクと気の合うボクを呼んだのさ」「凄いだろ? 不完全とは言え、源理の力を使いこなすボクってまさに天才!」「って言うより、神!? 神様降臨! って感じ!?」
ソシエ「こんな気持ち悪い神様がいるわけない!」
ジ・エーデル(A)「それもごもっとも! じゃあ、ボクは魔王を目指す事にしよう!」「では、魔王の最初の仕事は…っと」
ジ・エーデル(B)「君の考えてる事は言わなくてもわかるよ、ボク。だって、ボクはボクだからね」
ジ・エーデル(C)「こいつらがボクの素敵な世界を修理しようなんて言ってる正義の味方達なんだね」
ジ・エーデル(A)「その通りだよ、ボク! 力を合わせて、ボクだけの素晴らしい未来を守ろう!」
デューク「あのカオス・レムレースが3体相手だと…!」
アムロ「何より、あのふざけた男が3人もいるとは!」
ジ・エーデル(A)「ふざけているのは君達だよ。誰が君達に時空を修復してくれと頼んだんだ?」
ゲイナー「え…?」
ジ・エーデル(B)「コーラリアンが滅べば、時空は崩壊しない」
ジ・エーデル(C)「真実がどうのって問題は置いといて…世界はエーデル様が統治すれば、とりあえずは平和になったんだ」
シン「そんなものは見せかけだ! 本当の平和じゃない!」
ジ・エーデル(A)「一般大衆にはフェイクで十分だよ。どうせ、奴らは与えられたものに満足するしかないんだから」
ジ・エーデル(B)「あんな連中に自由や真実をあげたって豚に真珠ってもんだ」
黒のカリスマ「いい機会だから教えてあげるよ。黒のカリスマっていうのはボクであってボクじゃないんだよ」
カミーユ「どういう事だ!?」
黒のカリスマ「UN上で無責任な噂をばら撒く怪人、黒のカリスマ…」「それは特定の個人じゃない。ボクと同じような考えを持った名前も顔も知らない不特定多数だよ」
カツ「じゃあ、あのUN上の書き込みは…」
黒のカリスマ「そうさ! あれを書いたのはボクだけじゃない! 君達の守ろうとしている一般大衆だよ!」「この仮面のカリスマは、多元世界の都市伝説が実体化した存在なのさ!」
ジ・エーデル(B)「そんな無責任な連中さえも君達は守ろうって言うのかい? お人好しだねえ! 尊敬しちゃうよ!」
シン「………」
ジ・エーデル(A)「ボクは一般大衆に化けて何度も街中をぶらついてみたけど、連中は救いようがないね」
ジ・エーデル(B)「ロスト・シンドロームとかでUNの情報に一喜一憂しちゃってさ」
カミーユ「そう仕向けたのはカイメラだ!」
ジ・エーデル(C)「だけど、それに飛びついたのは市民の皆様方だ」
ジ・エーデル(A)「あんなクズ共には好きに言わせておけばいいんだよ。耳障りになれば始末すればいいんだし」
ジ・エーデル(B)「ほら…蚊の羽音が鬱陶しくなったら叩き潰すようにね」
万丈「………」
ジ・エーデル(C)「それを君達と来たら正義の味方気取りで余計な事、してくれちゃってさ…」
ジ・エーデル(A)「馬鹿じゃないの? 誰にも感謝されないんだよ、君達の戦いなんて」
勝平「!」
ジ・エーデル(B)「それなのに必死になって命まで懸けちゃって、馬っ鹿みたいだよ、君達って」
ジ・エーデル(C)「自己満足も、いい加減にしなよ。ほんと、鬱陶しいんだよ。そういう偽善的なのってさ」
メール「あたし達…無駄な事をしてきたの…」
ジ・エーデル(A)「そうさ。もっと自由になりなよ! この世界や、ボクみたいにさ!」
ジ・エーデル(B)「他人の事なんて知った事じゃない! 今時、世のため人のためなんて流行らないんだよ!」
万丈「…全く以って、その通りだ」
メール「え!?」
万丈「ジ・エーデル・ベルナル。お前の言う通り、僕達の戦いはまさに余計な事だろう」
クワトロ「真実が闇に葬られれば、見せ掛けの平和で世界は満たされる」
キラ「だけど、僕は…僕達は! そんなものは認めない!」
シン「世界中の人間が認めても俺は認めるものか!!」
ジロン「ジ・エーデル! 俺達もお前の言う通り、自由にやらせてもらうぜ!」
〔味方ユニット出現〕
エウレカ「私達の選んだ自由!」
レントン「それは大事な人と一緒にこの世界を守る事だ!!」
ガロード「レントン、エウレカ!」
ホランド「遅いぞ! 待ってる間に、おかしな野郎が増えちまったじゃねえか!」
レントン「遅れた分は二人で頑張る!」
ティファ「今、蝶は未来に羽ばたく…」
ジャミル「いつの日か、私は月の女王と共に真実に触れる…。そして、蝶は未来に羽ばたく…」
ガロード「ティファが、いつか見た夢…! 蝶ってのはエウレカの事だったのか!」
ジ・エーデル(A)「はぁ!? 未来ぃ!? 君達、まだわかんないの!?」
ジ・エーデル(C)「君達の戦いなんて、誰にも望まれてないんだよ!」
鉄也「それがどうした!?」
甲児「俺達は誰かに感謝されたくて戦ってきたんじゃねえ!」
デューク「僕達は僕達の望む世界のために戦ってきたんだ!」
ガロード「お前に言われるまでもなく、俺達は自由なんだよ!」
サンドマン「その通りだ! 我々は常に心のままに飛べる翼を持っている!」
エイジ「ってなわけで、今からも好きにやらせてもらうぜ!」
アポロ「とりあえず、今一番やりたい事はお前達をぶん殴る事だ!」
竜馬「奇遇だな、アポロ! 俺も同じだ!!」
闘志也「誰かのためじゃねえ! 俺達がお前を許さねえんよ!」
ロジャー「許せない輩を説き伏せるのではなく、力で叩きのめす…。そんな自由があってもいい」
桂「ミムジィのお腹の中には俺の子供がいるんだ!」「こんなふざけた野郎に大事なベイビーの未来を潰させてなるかよ!」
ロアビィ「マジかよ、桂! このタイミングで年貢の納め時か!」
アデット「やるじゃないか! これでホランドとゲインにならんだね!」
メール「ダーリン! 桂とミムジィに先越されちゃった!」
ランド「ば、馬鹿! お前、何言ってんだ!?」
ホランド「おめでとうよ、桂、ミムジィ! お前達も、こっちの世界に仲間入りか!」
桂「そういう事! こりゃ頑張るしかないね!」
ジ・エーデル(A)「こ、こらっ! ボクを無視して、勝手に盛り上がるなよ!」
ウィッツ「うるせえよ! こっちのやる事に口出しすんじゃねえよ!」
エニル「相手をして欲しいんなら、心配は要らないわ」
勝平「遠慮はしないぜ! 自由にやれって言ったのはお前なんだからな!」
???(アサキム)「自由…いい言葉だね」
〔味方ユニット出現〕
ツィーネ「アサキム…!」
ランド「どうした、兄弟? 楽しそうなんで顔出しか?」
アサキム「その通りだよ、ザ・ヒート。君は僕をわかってくれているね」
ジ・エーデル(A)「アサキム! ZEUTHにつく気かい!?」
アサキム「それは僕の自由だろう?」
ジ・エーデル(A)「アウチッ! 一本取られた!」
ツィーネ「ああ…アサキム…」
ジ・エーデル(B)「OK! サプライズゲストを歓迎しようじゃない!」
ジ・エーデル(A)「だけど、驚いたよ。まさか、君まで正義の味方ごっこに参加するとはね」
ゲイナー「それも僕達の自由だ!」
カミーユ「自分の好き勝手にやってきたお前に俺達を止める権利はない!」
ジ・エーデル(B)「はいはい、OK、OK! 相手をしてやるよ、清く正しい正義の味方の諸君!」
マリン「お前を倒す前に一つだけ間違いを訂正してやる…!」
斗牙「僕達は正義の味方なんかじゃない!」
ロラン「あなたの敵です!」
〔味方全機、活性化〕
ジ・エーデル(C)「盛り上がってきたぁ! テンションが上がり過ぎて失神しそうだよ!」
ジ・エーデル(A)「「待ってたよ、この時を!! さあ、ZEUTH! ボクを心の底から笑わせてくれ!!」
ジ・エーデル(B)「頼むぞ、ボク! ボクがやられたら、源理の力で復活させてくれ!」
ジ・エーデル(C)「任せてくれ、ボク! ボクがやられた時もヨロシク!」
弁慶「あいつら、何を言ってるんだ!?」
隼人「あいつらを一匹でも残したら、互いを復活させるらしいぜ!」
竜馬「ならば、3人まとめて倒すだけだ!」
ジュリィ「これまでのデータから計算して、おそらく奴が次元力を使うために1分間が必要とされるようだ!」
闘志也「つまり、最初の1機を倒してから1分の間に残りを全員倒せば、復活出来ないってわけか!」
ジ・エーデル(A)「ご名答! さすがは風見博士のお弟子さんだ!」
ジ・エーデル(B)「ついでに教えてあげるよ。大特異点へ通じる空間を歪めているのもこのカオス・レムレースだよ」
オルソン「何っ!?」
ジ・エーデル(C)「大特異点に行きたいのなら、ボクを倒す事だね」
アテナ「騙されるものか! また我々を陥れる罠だろうが!」
ジ・エーデル(A)「違うね、ガール。これはゲームを楽しむためのチップだよ」
ジ・エーデル(B)「ボクが勝ったら、ボクの望む世界だ。君達が勝ったら君達の好きにすればいいさ」
ジ・エーデル(C)「このスリルがボクを熱くする! たまらんよ、ほんと! マジで!」
タルホ「そのまま焼け死にな、最低野郎!」
マリュー「各機、攻撃準備! 目標、カオス・レムレース!」
ブライト「奴らを復活させるな! 1分の間に3機を倒すんだ!」
ラクス「この戦いに、全てを…!」
ランド「ジ・エーデル! 熱くなりたきゃ、俺の熱で燃え尽きな!」
ジ・エーデル(A)「そうはいかないよ、ザ・ヒート! ボクが勝ったら、君のガンレオンとメールちゃんはいただきだ!」「メールちゃんのスフィアを使えば、もっと面白おかしい事が出来るかも知れないからね」
メール「お断りよ! あんたのものになんかなるもんか!」
ランド「心配すんな、メール! あんな野郎に俺達が負けるわけはねえ!」「俺はさすらいの修理屋ザ・ヒート! 世界の修理の邪魔はさせねえ!!」

<ランドvsジ・エーデル>
ジ・エーデル「残念だったね、ダーリン。ボクにガンレオンをいじらせてれば、カオス・レムレースに勝てたかもね」
メール「あんたみたいな人にピーター・サービスの商売道具を好きにさせてなるもんですか!」
ランド「って社長代行も言ってるしな! 諦めな、ジイさん!」
ジ・エーデル「じゃあ、こうしよう。ボクが勝ったら、ガンレオンはいただく。メールちゃん込みでね」
メール「いいよ!」
ジ・エーデル「マジで!? こいつは驚いた!」
メール「だってダーリンは負けないもん! ザ・ヒートでクラッシャーなんだから!」
ランド「そういう事だ、ジ・エーデル! 修理屋らしく、お前の根性をぶん殴って直してやる!」
ジ・エーデル「ちょ! いつの時代の修理方法だよ!」
ランド「うっせえ! これが俺のやり方なんだよ!! 覚悟しやがれ、ジ・エーデル!!」

<アムロvsジ・エーデル>
ジ・エーデル「駄目だよ、アムロ大尉! ニュータイプ研から助けてあげたのに、こんな命の無駄使いをしちゃ!」
アムロ「研究所を破壊したのはお前だったのか…!」
ジ・エーデル「その通り。後のイベントののためにも、君には赤い彗星と接触してもらいたかったからね」
アムロ「黒歴史の終焉に起きたという俺とシャアの戦いか…」
ジ・エーデル「せっかくフラグを立てたんだ。楽しませてくれよ、元祖ニュータイプ!」
アムロ「全てがお前の思い通りになると思うなよ!」「この世界を誰かのエゴの好きにさせるか! お前にも、シャアにもな!」

<クワトロvsジ・エーデル>
ジ・エーデル「シャア・アズナブル。君はこんな所で終わってはいけないよ」
クワトロ「何…?」
ジ・エーデル「君はやるべき事がある。そう…この滅茶苦茶な世界を断罪する事だ」
ハマーン「黒歴史の終焉にあったというアムロ・レイとの戦いか」
ジ・エーデル「その通り! ボクとしては是非とも拝見したいんだよ、愛憎の行き着く先ってのをね!」「君も見たいだろ、ハマーン・カーン?」
ハマーン「………」
クワトロ「ジ・エーデル、私はクワトロ・バジーナだ。それ以上でも、それ以下でもなくな」
ジ・エーデル「ボクだって正体を現したのに何だよ! それが大人のやり方かい!」
クワトロ「何とでも言うがいい。だが、私は今の私に誇りを持っている」「赤い彗星と決別したからこそ、私はお前を認めない…! クワトロ・バジーナとしてお前を討つ!」

<ブライトvsジ・エーデル>
ジ・エーデル「ブライト艦長、あなたはここでボクに討たれるのが幸せだと思うよ」
ブライト「何っ!?」
ジ・エーデル「あなたはこのまま生きていれば、親として最高の不幸に直面するかも知れないんだ」「だから、ここで大人しくボクにやられて、死んでおきなよ」
ブライト「各砲、攻撃準備! 目標はカオス・レムレース!」
トーレス「艦長…!」
ブライト「奴の言葉など聞くな! 我々は我々の信じた戦いをすればいい!」「たとえ奴の言う事が本当でも未来は変える事が出来る! そのためにも、この戦い…勝つぞ!」

<カミーユvsジ・エーデル>
カミーユ「お前はっ! 誰もが必死になって生きているというのに、そうやって遊び半分で!!」
ジ・エーデル「遊び半分とは失敬な。ボクはいつだって全力で遊んでるよ」
ファ「この人を放っておいたら、いつまで経っても戦いは終わらない…!」
ジ・エーデル「気にする事はないよ。ボクはハッピーだからね」「ボクがOKなら、万事問題無しなんだよ。それがこのカオスな世界の唯一のルールだ!」
カミーユ「ふざけるなっ! お前にそんな権利も資格もあるものか!」
ジ・エーデル「あるんだよ。だってボクはボクだから」
カミーユ「こんな男に俺達も世界を遊ばれ、多くの血が流されてきた…!」「俺は許さない! お前という男の存在を!!」

<ガロードvsジ・エーデル>
ティファ「ガロード、気をつけて…。あの人は普通じゃない…」
ガロード「ありがとよ、ティファ! こんな奴に俺達の世界を好きにさせはしない!」
ジ・エーデル「ありきたりの台詞だね。ボクに言わせれば、君達にボクの世界を好きにさせはしない、だよ」
ウィッツ「てめえみたいな自己中野郎と一緒にすんじゃねえよ!」
ロアビィ「これでも俺達…最大限にみんなの意思を尊重する方法でやってるつもりだぜ」
ジ・エーデル「じゃあボクの意思も尊重してくれよ! ボクはボク以外の人間なんて認めたくないのにさ!」
パーラ「うっせえ! ガキのワガママかよ!」
エニル「あなたは自由の意味を履き違えている」
カリス「他人の幸せを奪うような自由を認めるわけにはいきません」
ジ・エーデル「そういう答えが返ってくると思ったよ。まあいいさ! 君達がそうしたいなら、そうすればいい!」「ボクはボクの道を行く! どんな邪魔が入ろうとね!」
ガロード「そうはさせるかよ! 誰かを不幸にする自由なんてただの自分勝手な理屈だ!」「俺はフロスト兄弟もお前も認めない! そんな奴らを叩くのが、俺の…俺達の戦いだっ!!」

<ジャミルvsジ・エーデル>
ジャミル「フロスト兄弟にデスティニープランの事を教えたのはお前か!?」
ジ・エーデル「その通り! 彼の奮闘にはボクも感心させられたね。世界にとっても、いい刺激になったよ」「言っておくけど、ボクを責めるのは筋違いだよ。ボクは真実を教えてあげただけだから」
ランスロー「そうやって貴様は自分の手を汚さず、世界を混乱させてきたのか!」
ジャミル「この世界はお前の遊び場ではない! 人が懸命に生きているんだ!」
ジ・エーデル「だから何さ! ボクだって懸命に遊んでるんだ!」
ジャミル「過ちを繰り返させる者…! それは私の手で討つ!!」

<ロランvsジ・エーデル>
ジ・エーデル「がっかりだよ、ローラ。黒歴史の扉を開けてくれた君がボクの敵になるなんて」
ロラン「!」
ジ・エーデル「嗚呼、ボクのローラ。こうなったらボクの手で君に罰を与えよう」
ロラン「僕の事をローラと呼ぶのはやめてください!」
ジ・エーデル「ハハハハハ! 御曹司の事を思い出させてあげようとしたんだけどね!」
ロラン「あなたは自分の欲望のためにグエン様をそそのかし、そして今、時空修復を邪魔しようとしています!」「僕はあなたを倒します! 懸命に生きている人達のために、命を大事にしない人と戦います!」

<キラvsジ・エーデル>
ジ・エーデル「ねえ、キラ・ヤマト君。ボクと君って似てると思わない?」
キラ「え…」
ジ・エーデル「この素晴らしき力によって、他人を凡人としか思えない悲劇…。君ならわかってくれるよね?」「だから、君もあんな手段で世界に戦いを挑んだんでしょ?」
キラ「違う…!」
アスラン「キラ…」
キラ「僕は…回り道をしたかも知れない…。それによって誰かを傷つけもした…」「でも、僕とあなたは違う! 僕は一度だって自分の事を特別だなんて思ったことはない!」
ジ・エーデル「アハハハ! 必死に言い訳しちゃって、可愛いねえ!」「まあいいよ。スーパーコーディネイターもSEEDの因子もボクの敵じゃない!」
アスラン「ジ・エーデル! そんな脅しに俺達は屈しない!」
キラ「僕達は戦う…! 未来を信じる人達のために! そして僕自身のために!!」

<マリューvsジ・エーデル>
ジ・エーデル「世界を混乱させたアークエンジェルがボクを糾弾するとはねえ…。思わず笑っちゃうよ」
マリュー「………」
ムウ「奴の言葉を聞くな、マリュー! あの野郎はお前が身もだえする姿を見て、楽しんでいるだけだ!」
ジ・エーデル「正解! 憂い顔が色っぽかったよ、マリュー・ラミアス!」
ミリアリア「こんな時まで、ふざけるなんて!」
マリュー「我々は奴とは違います…! 回り道をしてきましたが、今は多くの人の想いと共に戦っています!」「アークエンジェル全速前進! 我々の敵はジ・エーデル・ベルナルです!」

<ラクスvsジ・エーデル>
ジ・エーデル「ラクス様って平和の歌を歌うのに、いつも戦いの真ん中にいるよね」
ラクス「………」
ジ・エーデル「もしかして、君の歌って戦いの歌なんじゃないの?」
ラクス「戦わなければ手に入らない平和もあります…」
メイリン「ラクス様…」
ラクス「そのためなら、私は自らの血を流す事を厭いません」
バルフェルド「各員、聞いたな! 俺達もラクスに続くぞ!」
ジ・エーデル「何だよ! 惑わせるつもりが、もう心は決まってるってわけ!?」
ラクス「その通りです。自らの欲望のために世界を混乱させる者よ、あなたを討つ事にためらいはありません」

<シンvsジ・エーデル>
ジ・エーデル「デュランダル議長にはブレイク・ザ・ワールドの前に並行世界の存在を教えてあげたけど…」「まさか混乱を収めるためにデスティニープランなんてものをぶち上げるとはね」
レイ「何だと…!?」
シン「お前が議長をそそのかしたのか!?」
ジ・エーデル「誤解しないでおくれよ。ボクは時空破壊が起こる事を教えただけだよ」「それ以上は彼のやった事だ」
ルナマリア「だけど、あなたはそれを面白がって見ていた!」
ジ・エーデル「それぐらいの役得はあってもいいでしょ? 実際、議長が事態に先手を打てたのはボクのおかげなんだし」
シン「黙れよ! やり方は間違いだったかも知れないけど、議長は世界のために戦ってたんだ!」
レイ「ギルはお前という存在を危険視し、俺達にも警告してくれた」
ジ・エーデル「だから何!? 議長の代わりにボクを倒すの!?」
シン「お前を討つのは誰かの意思じゃない! 俺がお前という奴を許せないから戦うんだ!」「お前が戦争を望むのなら、俺が相手になってやる!!」

<タリアvsジ・エーデル>
ジ・エーデル「知ってるよ、タリア・グラディス。君がデュランダル議長の決定に重大な影響を与えていた事は」
タリア「………」
ジ・エーデル「どうする? 議長の遺志を継いで、君がデスティニープランを進めてみる?」
タリア「彼はそんな事を望んではいない…! 自分を止める者が現れた以上、彼らに未来を託しました!」「私はその遺志を継ぎ、世界の未来を閉ざそうとする者と戦います!」
アーサー「各砲座、攻撃準備! 敵は目の前だ!」
タリア「目標、カオス・レムレース! 攻撃開始!!」

<甲児vsジ・エーデル>
ジ・エーデル「カモン、火の玉ボーイ。君の熱血ぶりは気持ちよかったけど、ちょっと調子に乗り過ぎだ」「だけど、神にも悪魔にもなれるってフレーズはいただくよ。あれ、お気に入りなんだ」
甲児「ふざけんな! おじいちゃんが俺に遺した言葉を勝手に自分のものにすんじゃねえ!」
さやか「無駄よ、甲児君! こんな奴に何を言っても聞きはしないわ!」
ジ・エーデル「正義の魔神を駆る君は、こういう時はどうするんだい、兜甲児!?」
甲児「正義も悪も関係ねえ! お前を叩き潰すだけだ!」「行くぞ、ジ・エーデル! 一所懸命やってる人をあざ笑うような奴は俺は大嫌いなんだ!!」

<鉄也vsジ・エーデル>
ジ・エーデル「戦闘のプロの君がアマチュアの僕に負けたら恥だよ。頑張ってくれたまえ」
鉄也「余計な心配はいらないぜ、ジ・エーデル! 俺はお前ごときに負ける気はない!」
ジュン「所長が私達に与えてくれた戦う力…! それでお前を倒してみせる!」
ジ・エーデル「死んだ人間の言葉に振り回されるなんてナンセンスだよ!」「もっと今を楽しもうよ! 僕と一緒にさ!!」
鉄也「了解だ! その言葉通り、俺も楽しませてもらう!」「お前というふざけた男をこの手で倒す事でな!!」

<デュークvsジ・エーデル>
ジ・エーデル「いいのかい、王子様? 君と妹ちゃんが倒れたらフリード王家は全滅だよ」
マリア「余計なお世話よ! 兄さんもあたしもあんたなんかに負けないんだから!」
ジ・エーデル「そういう台詞を聞いちゃうとボクも燃えてきちゃうよ」「ボクは誰かの期待を叩き壊すのが、だ~い好きだからね!」
ひかる「黙りなさい! あなたの遊びに付き合っている暇は私達には無いのよ!」
デューク「ジ・エーデル! その歪んだ欲望は僕達が止める! お前をここで倒す事で!」
ジ・エーデル「来たよ、王子様の勝利宣言! だけど、正義が常に勝つとは限らない! それをボクが教えてあげるよ!!」

<竜馬vsジ・エーデル>
弁慶「最後の最後に出てきたのが、こんな悪ふざけ野郎とはな!」
ジ・エーデル「人聞きの悪い事を言わないでおくれ。ボクはいつだって本気で遊んでいるよ」
ミチル「こんな奴のために多くの人達が苦しんでいたなんて…」
隼人「こいつは時空破壊が生んだ歪みの結晶だ。まさにブレイク・ザ・ワールドが生んだ悪魔だぜ!」
ジ・エーデル「それじゃ足りないなぁ。ボクが目指しているのは悪魔の頂点…魔王だからね!」
竜馬「だが、その野望はここで終わる! 俺達がいる限り!」
ジ・エーデル「出たよ、優等生発言! 君ももっと心の中の欲望を吐き出しなよ、流竜馬!!」「別世界の君は、もっとワイルドで好き放題だよ!」
竜馬「俺は自由に生きている! 信じる正義のために戦う事が俺の選んだ生き方だ!」「行くぞ、ジ・エーデル! お前のその馬鹿笑いを恐怖の悲鳴に変えてやる!!」

<勝平vsジ・エーデル>
ジ・エーデル「知ってるよ、勝平君。睡眠学習の効果を解かれた君は恐怖に震えながら戦ってるんだろ?」
勝平「それがどうした!」
ジ・エーデル「無理しなくていいんだよ。君をいじめた奴らのためになんか、戦う必要はないんだからさ」
宇宙太「勝平!あんな奴の言葉に耳を貸すな!」
恵子「あの人は私達の心を砕こうとしてる! それに乗っては駄目!」
勝平「そんな事ぐらいわかってら! だから、あいつに言ってやるんだ!」
ジ・エーデル「OK、ボーイ! 君の言葉を聞こうじゃない!」
勝平「お前が何を言おうと、俺の戦う決意は変わらねえ! それが、今日まで戦ってきた俺の答えだ!」「行くぜ、ジ・エーデル! 俺はお前を倒すのは、お前みたいな奴が大嫌いだからだ!!」

<万丈vsジ・エーデル>
ジ・エーデル「物好きだねえ。君くらいの金持ちのスーパーマンなら、好き放題出来るのに」「もしかして、御父上への反発心? だとしたら、君って思ったよりもずっと人間っぽいね」
万丈「その通りだ。僕は人間だからな」「お前のように痛みを知らないエゴイストに人間の心はわからない!」
ジ・エーデル「こりゃキビしい! さすがは正義の味方だ!」
万丈「そう…! それが波嵐万丈の生き方だ!」「行くぞ、ジ・エーデル! 君の混沌の闇は、ダイターン3と僕が掃ってみせよう!!」

<ジロンvsジ・エーデル>
ジ・エーデル「君達の根性には脱帽ものだよ! ホント、イノセントがやられたのもよくわかる!」
ラグ「だったら、お前にも同じ目に遭わせてやるよ!」
チル「あんたみたいなインチキ野郎に負けるもんか!」
ジ・エーデル「では、ボクから君達にプレゼント。根性や気合じゃどうにもならない相手がいるのを教えてあげるよ」
ダイク「やれるもんなら、やってみろよ!」
プルメ「そういうハッタリかます奴は、もう飽き飽きなんだよ!」
ジ・エーデル「もう! 少しは怖がってくれよ! これじゃボクが馬鹿みたいじゃないか!」
ジロン「うるさい! お前なんかに構ってる暇は無いんだから、そこをどいてろ!」
ジ・エーデル「おいおい! ラスボスのボクを無視するのかい!?」
ジロン「俺達の戦いはまだ続く! 生きている限り、戦いは続くんだ!」「お前なんか俺の人生の途中に現れた石ころみたいなもんだ! だから、とっとと片付けてやる!!」

<桂vsジ・エーデル>
ジ・エーデル「いたいた、特異点の大本命! 君を潰せば、チェックメイトだ!」
オルソン「気をつけろ、桂! 奴の狙いはお前を殺して、時空修復を失敗させる事だ!」
桂「だったら、逃げるわけにはいかないな!」
オルソン「桂…」
桂「時空震動弾を発動させたのは俺だ。責任を感じてるわけじゃないが、ケジメはつけなきゃならない!」「こんなおふざけ野郎に負けてはいられないんだよ!」
アテナ「お父様…」
ジ・エーデル「フフン…口ではC調気取っておいてもやっぱり、内心は罪の意識を持ってるってわけね」
桂「そう思いたいなら、そう思え! どっちにしても、もうすぐ決着はつく!」「俺の大事な人達のためにつけなきゃならないんだ!!」

<ロジャーvsジ・エーデル>
ジ・エーデル「君は大いなる力の使徒でありながら、あれから脱しているようだね」
ロジャー「思わせぶりな言葉は必要ない。私は常に自由であり、その存在は誰にも縛られない」
ジ・エーデル「いいね、そのフレーズ! ボクも使わせてもらいたいよ!」
ロジャー「断る…! 私の言葉は私のものだ。お前ごときに使われるのは心外だ」
ジ・エーデル「格好いいね、ネゴシエイター。君とはもっと話をしたいけど、あいにくとボクも忙しい」「そんなわけで、君のもう一つの特技の戦闘で勝負をつけさせてもらうよ」
ドロシー「結局こうなるのね」
ロジャー「望んだわけではないが、向こうがその気なら仕方あるまい」「ジ・エーデル! その言葉と自らのしてきた事を痛みと共に後悔するがいい!」「ビッグオー! アァァクションッ!!」

<ゲイナーvsジ・エーデル>
ジ・エーデル「キングゲイナーのゲイナー・サンガ君か! 君とはオーバーマンバトルで何度か対戦しているよ!」
ゲイナー「何だって!?」
ジ・エーデル「対戦成績はボクの0勝12敗。だけど、現実はゲームのようにいかないのを教えてあげるよ」
シンシア「言っとくけど、ゲイナーもゲームより現実の方が強いよ」
ペロー「こいつはリアル世界でもチャンプを目指してるからな。誰かのために」
サラ「そんな事はどうでもいい!」
ジ・エーデル「あれえ? そっちの君、どうして赤くなってるの!?」
サラ「あんたみたいな変な人に教えてあげる必要はありません! …ゲイナー!!」
ゲイナー「わかっている! こんな奴を好きにさせていたら、僕達の望む世界は来ない!」
ジ・エーデル「じゃあ、どうするってのさ!?」
ゲイン「やってみせろ、ゲイナー!」
ゲイナー「行くぞ、ジ・エーデル! これが僕のエクソダスだ!!」

<ゲインvsジ・エーデル>
ジ・エーデル「君の通り名の黒いサザンクロスって格好いいねえ…」「よかったら、その名前…ボクに譲らない?」
ゲイン「俺を倒せば、好きにするがいい」
ジ・エーデル「本当かい! 君って意外と気前がいいねえ!」
アデット「バ~カ! ゲインは負ける気がしないから言ってるのさ」
ガウリ「混沌の世界が生み出した魔物め! 黄泉の国へと消えるがいい!」
ゲイン「そういう事だ、ジ・エーデル。お前さんの遊びは、ここで終わりだ!」

<斗牙vsジ・エーデル>
ジ・エーデル「来たね、創星機。だけど、ボクのカオス・レムレースは負けないよ」
流菜「そういう風に余裕かましてると痛い目に遭うわよ!」
エィナ「いえ! 私達が痛い目に遭わせます!」
ジ・エーデル「イエス、ベイビーズ! それこそがボクの望みだよ!」
リィル「ダメージを与えると、この人…喜ぶというの!?」
ミヅキ「だったら、笑ってられないレベルの攻撃をするだけよ!」
ジ・エーデル「君達に出来るのかい? こう見えても、ボクはグルメだからね。くだらない攻撃は願い下げだ」
エイジ「どこまでふざければ気が済むんだ、てめえって野郎は!」
斗牙「行くぞ、みんな! 奴が何を言おうと、僕達は僕達の戦いをするだけだ!」
エイジ「やれ、斗牙! 俺達の怒りを奴にぶつけるんだ!」
ジ・エーデル「ハハハハハハハ! いいね、そういうの! 楽しませておくれよ、グラヴィオン!」

<サンドマンvsジ・エーデル>
ジ・エーデル「変わった人だねえ…。人類の夢…不老不死を捨てちゃうなんて」「もしかして長く生き過ぎて、世界に飽きちゃったのかい?」
サンドマン「私はお前のような卑俗な人間とは違う。どのような世界であろうと、そこで生きる人々を愛している」
ジ・エーデル「じゃあボクも愛しておくれよ、ジーク・エリクマイヤー」「あなたはタナトスと仲良くしてるのがお似合いだよ!」
フェイ「負けないで、サンドマン!」
サンドマン「私はまだ死ぬわけにはいかない! この世界の未来を見届けるまで!」「ジ・エーデル! そのために貴様を討つ! 私が見つけた希望という力で!!」

<闘志也vsジ・エーデル>
ジュリィ「黒のカリスマ…ジ・エーデル! 俺はお前を許さない!」
ジ・エーデル「風見博士の事なら筋違いだよ。ボクのやった事は博士の欲望をちょいと後押ししただけだからね」「それよりトリニティエネルギーをボクに預けてみないかい? あれには興味があるんだ」
キラケン「お前という男はどこまでふざければ気が済むんだ!」
闘志也「相手をするな、キラケン! こいつは最初から俺達の話を聞く気なんて無いんだ!」
ジュリィ「こういう輩を黙らせる方法は一つだけだ!」
ジ・エーデル「あれえ? 正義の味方が力に訴えるのかい? 暴力ハンタ~イ!」
闘志也「言ってわからない奴にはこうするしかねえんだ! そんな言葉にひるむと思うなよ!」「覚悟しろ、ジ・エーデル! トリニティエネルギーの力、嫌と言う程、味わわせてやるぞ!」

<アポロvsジ・エーデル>
ジ・エーデル「残念だねえ、太陽の翼」「1億2000年前に宇宙を崩壊させた力がよみがえれば、この世界を救う事も出来たかも知れないのにね」
シリスウ「それが頭翅の言っていた真の太陽の翼の目覚めか!」
ピエール「あの野郎…! 適当な事を言ってんじゃねえ!」
リーナ「ううん…あの男の言っている事は本当よ」
麗花「じゃあ、アクエリオンが真の力に目覚めれば…」
ジュン「世界は救われるんですね!」
つぐみ「教えてください、ジ・エーデル! どうやれば、アクエリオンは目覚めるんです!?」
ジ・エーデル「う~ん…教えてあげてもいいけど、それじゃつまんないしな…」
シルヴィア「そんなの必要無いわよ! あたし達はあたし達の力で世界を救うんだから!」
アポロ「シルヴィアの言う通りだ! あんな野郎の言ってる事なんか、聞くんじゃねえ!」
ジ・エーデル「ボクの言葉を無視すると後悔する事になるよ」
アポロ「うるせえ! てめえこそ、俺達の前にノコノコ出てきた事を死ぬ程後悔させてやるぜ!」「覚悟しやがれよ! 今日の俺は本当に怒ってるんだからな!!」

<レントンvsジ・エーデル>
ジ・エーデル「もう! 余計な事してくれて! クダンの限界が起きたら、どうやって責任取るんだよ!」
レントン「その前に俺達はお前を倒して、時空を修復する!」
ジ・エーデル「その前にボクはお前を倒して、エウレカちゃんを司令クラスターにする!」
レントン「こいつ…! こんな時にまでふざけるなっ!!」
ジ・エーデル「ボクはいつだって大真面目に遊んでるよ」「君こそ子供のくせに恋愛なんかして、いやらしい! それで世界を滅ぼすつもりかい?」
エウレカ「世界は滅びない。あなたを倒して、この世界もスカブも両方を救ってみせる…!」
レントン「そのために俺達とニルヴァーシュは、ここにいるんだ! 行くぞ、ジ・エーデル!」

<ホランドvsジ・エーデル>
ホランド「最後の最後に出てきたのが、こんなふざけた野郎だったとはよ!」「今まで戦って死んできた奴らも、さぞ無念だろうぜ!」
ジ・エーデル「そんなの知ったこっちゃないよ。ボクはボクが気持ちよければ、他人はどうでもいいのさ」
マシュー「まさにフリーダム! 怒る前に呆れちまうぜ!」
ストナー「だが、この男のようなエゴが世界を戦いに巻き込んできた…!」
ヒルダ「人間を堕落させる存在…。まさに悪魔だわ」
ジ・エーデル「ノンノン! どうせキャッチフレーズをつけるなら、魔王にしてくれよ」
ホランド「いいぜ、魔王! お前がそう呼ばれるのを望むんならそうしてやる!」「その代わり、とっととあの世へ行け! ここにてめえの居場所はねえんだよ!!」

<タルホvsジ・エーデル>
ジ・エーデル「残念だよ、ゲッコーステイト。君達の『ray=out』、結構楽しみにしてたんだよ」
ハップ「そいつは光栄だ…と言いたいが、あれに込められたメッセージは伝わらなかったようだ」
ギジェット「ストナーが聞いたら、悔しがるわね」
ムーンドギー「こんなふざけたヤロに俺達のやってきた事はわがんねよ!」
ケンゴウ「ならば、どうする?」
ハップ「『ray=out』の件は別として、こいつは放っておくわけにはいかんさ」
ギジェット「じゃあ?」
タルホ「当然、叩き落す! こいつの腐った根性は胎教に悪い!」
ジ・エーデル「っと! 女は強し! さらに母は強しって奴だ!」

<マリンvsジ・エーデル>
ジ・エーデル「惜しかったねえ。君達がガットラーとガガーンの邪魔をしなければ、地球はS-1星になったのに」
マリン「何っ!?」
ジ・エーデル「S-1星へ至る分岐は、あそこでガットラーが地球を核で汚染する必要があったんだ」「そのフラグを君達は折っちゃったんだよ」
オリバー「なぜお前は、それを知っている!?」
ジ・エーデル「これも源理の応用だよ。そしてそのためにボクはガットラーに核を暴発させるシステムを渡したんだ」
雷太「貴様っ! 地球をS-1星にしようとしたのか!」
ジ・エーデル「そうなったら、それでOKだっただけさ。汚染された地球ってのも、ちょっとロマンチックだからね」
マリン「ジ・エーデル…! もうお前と話す事はない!」
ジ・エーデル「連れないなぁ。地球がS-1星になっていく様子をもっと話したいのに」
マリン「黙れ! 地球の明日をお前に渡してなるか!」「覚悟しろ、ジ・エーデル! 俺達は未来のためにお前を倒す!!」

<ツィーネvsジ・エーデル>
ジ・エーデル「どうしたのさ、ツィーネ? 君はボクのスイートハニーじゃないのかい?」
ツィーネ「ジ・エーデル様…」
ジ・エーデル「まあいいさ。君に自由をあげたのはボクだからね」「だけど、ボクは気の強い女をヒーヒー言わせるのも嫌いじゃないんだ」
ツィーネ「あなたは、こんな時にでも御自分の道を行かれるのですね」
ジ・エーデル「そうさ! そこが僕の良い所だからね!」
ツィーネ「あなたの奔放さに私は惹かれた…。だが、それは諦めによる退廃と紙一重にあった」「だから、あなたと決別する! 私は私が決めた道を行く! 誰にも頼らずに!!」

<アサキムvsジ・エーデル>
ジ・エーデル「こりゃびっくり。まさか君と戦う事になるとはね」
アサキム「驚く事はない。君と僕を縛る因子は少ないからね」
ジ・エーデル「フフン…じゃあ遠慮無しでいこうか」「このカオス・レムレースは人造スフィアみたいなものだよ。君に勝てるかな?」
アサキム「ククク…君も堕ちてみるかい? 常闇の牢獄へ」

<ジ・エーデル撃破後、まだジ・エーデル健在の次PP>
ジ・エーデル「さて! お立会い! これが源理の力の一端だよ!!」
〔画面、歪曲〕
〔第3軍ユニット出現〕

つぐみ「ほ、本当に復活した!」
ジュン「そんな…! せっかく苦労して倒したのにこれじゃ!」
ジ・エーデル(A)「だから、言ったじゃないか。戦っても無駄だって」
ジ・エーデル(B)「どうする? ギブアップするんなら、許してあげてもいいよ」
ジ・エーデル(C)「その場合、改造手術してボクの下僕になってもらうけどね」
ジ・エーデル(A)「君達なら、エーデル様以上の素敵な飼い主になってくれそうだ」
万丈「断固として断る!」
勝平「そんなものになるぐらいなら死んだ方がましだ!」
ジ・エーデル(A)「いいねえ。死んだ方がマシって思える苦しみを君達にプレゼントしようじゃない!」
ランド「お前の大層な趣味に付き合い程俺達は暇じゃねえんだ!」「壊れたものは直す! だが、ぶっ壊れた野郎が相手なら叩きのめす!」「復活したんなら、今度こそ、三人まとめて大解体してやるぜ!!」

<ジ・エーデル撃破(1回目)>
〔ジ・エーデルに爆発〕
ジ・エーデル「アハハハハハハハ! 痛みは快感と同じなんだよ! アイラビュ~!」
〔第3軍ユニット撃破〕
ガロード「まず一人!」
ジャミル「急げ! 奴の言葉が本当なら、この1分で他の2人を倒さなければ、奴らは復活するぞ!」
ジ・エーデル「出来るかな、君達に? ボクをやられたボクは怒り心頭だよ」
アポロ「頭にきてるってんなら、俺達だって負けちゃいねえぜ!」
ロジャー「自由の意味を履き違える者、ジ・エーデル! お前の存在を我々は認めない!」

<ジ・エーデル撃破(2回目)>
〔ジ・エーデルに爆発〕
ジ・エーデル「頼むよ、ボク! 君はボクの最後の希望なんだ!」「「アイラブミ~! ボクの健闘に期待するよ!」
〔第3軍ユニット撃破〕
甲児「あと一人!」
鉄也「だが、あいつを倒せなかったら、倒した2人も復活する!」
デューク「そうはさせない! この1分で全ての決着をつけるぞ!」
ジ・エーデル「おっと! こいつはマジにならないと超ヤバって奴だね!
メシェー「こんな状況でも笑ってる!」
ソシエ「あいつにまともな反応を求めても無駄よ!」
ジ・エーデル「お褒めの言葉、光栄だね! お礼というわけじゃないが、たっぷり楽しませるよ!」「と言っても、1分後に君達は絶望をたっぷりねっぷり味わうだろうけどね!」

<ジ・エーデル撃破(3回目)・勝利条件達成>
〔ジ・エーデルに爆発〕
ジ・エーデル「ハハハハハハ! サイコーだ! サイコーだよ、君達は!」「プリーズ! プリーズ!! もっと痛みを! もっと刺激を! ボクを! ボクを絶頂に導いてくれ!!」
メール「うっさい! あんたなんかに付き合ってられない!」
ランド「終わりにしようぜ、ジ・エーデル!」
ブライト「各員一斉攻撃! カオス・レムレースにとどめを刺せ!」
〔ジ・エーデルに爆発〕
ジ・エーデル「来たあああああああっ! 今までにない最高の刺激だああっ!!」「サイコーだよ、ZEUTH! アイラビュ~! フォーエバー!!」
〔第3軍ユニット撃破〕
レントン「やった…! やったぞ!」
桂「時間は!?」
オルソン「22:50…! 10分後には世界中から人々の願いが集まる!」
アサキム「無駄だ…!」
〔画面、歪曲〕
マリン「次元境界線の歪曲増大!!」
ジャビー「た、大変です! 時空が…時空が崩壊します!!」
モーム「そんな!!」
アムロ「司令クラスターを失った事でコーラリアンが目覚めるのか!?」
〔レントン、前進〕
エウレカ「レントン!」
レントン「わかってる!」
〔レントン、前進〕
ゲイナー「何をする気だ、レントン!?」
レントン「俺達が司令クラスターになって時空崩壊を食い止めます!」
エウレカ「その間にみんなは世界を救って!」
???(頭翅)「もう遅い…」
〔赤の玉、出現〕
シリウス「頭翅!!」
アポロ「あの野郎! 狙いはレントンか!」
シリウス「頭翅! 決着をつけるぞ!!」
〔アポロ、頭翅へ接近〕
頭翅「太陽の翼…。その真の覚醒を、今ここに!」
〔頭翅、アポロへ移動〕
〔アポロから爆発の広がり〕
〔アポロ、分離〕
〔ベクタールナのパイロット、シルヴィア→頭翅へ変更〕
〔光の玉、出現〕

シルヴィア「きゃあっ!!」
頭翅「フフフ…これがアポロニアスの身体の一部…」
ピエール「ルナが堕天翅に奪われた!?」
アポロ「シルヴィア!」
シルヴィア「あ、あたしは大丈夫! それより早く頭翅を!!」
シリウス「よく言った、シルヴィア!」
〔シリウス、頭翅へ隣接〕
〔頭翅、前進〕
〔頭翅のいた地点に爆発〕

鉄也「やめろ、シリウス! 今はそんな事をしている場合じゃない!」
ジュン「アポロ! シリウスを止めて!」
アポロ「………」
ジロン「どうしたんだ、アポロ!?」
アポロ「そうか…アポロニアス…。このアクエリオンの匂い…堕天翅と…頭翅の奴らと同じ…」「わかったぞ! アクエリオンは堕天翅が乗らないと…奴らの力も借りないと完成しないんだ!」
シルヴィア「え!?」
頭翅「その通りだ!」
詩翅「頭翅!」
頭翅「さあ私と合体するのだ! 私が太陽の翼となる!」「世界が終わる前に私は見たいのだよ! 真の覚醒を!」
アポロ「だからって、てめえの好きにさせるかよ!!」
シリウス「頭翅! 貴様だけは…貴様だけは許さん!!」
ニルヴァーシュ「交わらないはずの二つの心…。それが交わった時…何かが起こる…」
レントン「ニルヴァーシュ!」
ゲイナー「ニ、ニルヴァーシュがしゃべった…!?」
リーナ「驚く事じゃない。彼も私達と同じよ」
ニルヴァーシュ「出会いが生む奇跡…。私はそれを信じたい…」
〔光の玉、出現〕
〔手を叩く音〕

不動「両の手を叩き合わせた、その間に何がある」
竜馬「不動司令…!」
サンドマン「来たか、不動GEN!」
不動「右手と左手、天翅と人、男と女、陰と陽…その狭間に何がある!?」
シルヴィア「…右手と左手…。その間にあるのは…闇…?」「両手の間には…何も無い…。何も無いのに…温かい…」
竜馬「出会う事で何かが生まれる…?」
マリン「人と人…地球人と異星人…人間とコーラリアン…」
カミーユ「アースノイドとスペースノイド…ナチュラルとコーディネイター…」
キラ「僕がアスランやシンと出会って、絆が生まれたように…」
エウレカ「私とレントンも同じ…」
竜馬「堕天翅と人の間も…か?」
頭翅「汚らわしい翅無しと我らの間にあるのは戦いだけだ…!」
双翅「違うよ、頭翅!」
頭翅「双翅!」
双翅「優しい翅無しもいるんだ! GENもソフィアもジェロームも、みんな優しかったよ!」
頭翅「双翅…翅無しに懐柔されたか!」
シルヴィア「…!」
〔シルヴィア、頭翅へ隣接〕
頭翅「何だ!?」
シルヴィア「私はあなたを決して許せない…許せないけど…!」
頭翅「あの者のオーラが流れ込んでくる…! これは…」「温かい…」
アポロ「シルヴィア…」
シルヴィア「アポロ…覚えてる? 世界の始まりの日…」「百億を超える星を持つ百億を超える銀河が…何も無い聖なる闇から生まれた奇跡の時を」
アポロ「奇跡…?」
シルヴィア「そう…そして、今、無限の世界から、ここに集まった私達の出会いは奇跡…」
レントン「出会いは奇跡…」
甲児「わかる…わかるぜ、シルヴィア!」
ガロード「俺達…本当なら絶対に会えない別の世界で生きていたんだからな!」
桂「それが今、こうして同じ世界で生きて、同じ目的のために協力してる」
ジロン「ブレイク・ザ・ワールドだって悪い事ばかりじゃないって事だ!」
シン「俺…みんなに会えなかったら、きっとひどい事になってた…」
ゲイナー「それを言うなら、僕だって自分だけのエクソダスなんて出来なかったよ」
アムロ「俺達はぶつかり合い、互いを受け入れ、新しい何かを生んできた…」
ロラン「ジ・エーデルの言葉じゃないけど、この世界…決して悪いものだけじゃありませんでした!」
ロジャー「別れもあったが、出会いもあった」
斗牙「そして、それが新たな力を生むなら…!」
シルヴィア「それが新たな道を創る!」
エウレカ「この世界…終わらせない!」
アポロ(俺は…自分だけで突き進む事ばかりを考えていた…)
シリウス(私の受けた痛み…憎しみ…。それは遥か過去に私が頭翅に与えた痛みだったのか…)
頭翅(私は翅無しを知らなかった…。翅無しの悲しみも…喜びも…)
シリウス「知らなかった…。滅びかけた天翅の苦しみも…」
頭翅「母なる星の…哀しみも…」
アポロ「全ての命の痛みも…」
シルヴィア「唱えよ、創聖合体!」
アポロ「創聖合体!」
〔アポロ、シリウス、頭翅、フォーメーション〕
アポロ「創聖合体!」
不動「GO!」
アポロ「アクエリオーンッ!!」
〔画面、フラッシュ〕
〔アポロ、合体〕

アポロ「うおおおおおおっ!!」
〔アポロ、司令クラスターへ移動〕
竜馬「何をするんだ、アポロ!?」
アポロ「アクエリオンが次元をつなぎとめる! お前達は大特異点へ向かえ!」
ジロン「そんな事が出来るのか!?」
シリウス「今のアクエリオンなら…真の太陽の翼なら出来る!」
頭翅「天翅と人間達の想いが今太陽の翼を満たしている」
シルヴィア「アポロ!」
アポロ「お前達の想いも受け取った! やるぞ、レントン!」
レントン「ああ!」
エウレカ「私達の大切な人達と大切な世界のために!」
シルヴィア「アポロ…!」
アポロ「ありがとう、シルヴィア。お前の懐かしい匂い…絶対忘れないから」「…運が良かったら…一万二千年後に、また会おうぜ…!」
シルヴィア「うん!」
アポロ「いくぜ、友よ!」
シリウス「人と天翅と…」
頭翅「この星の…」
アポロ「新たなる創世のために! 行け、ZEUTH!!」
[イベントデモ「無限合骵拳」]
【戦闘マップ4終了】

【シナリオデモ5開始】

ダイアン「ありがとう、レントン…」
レントン「姐さん…」
ダイアン「全ての存在が、この地にはとどまれない。半分は私達と行くわ」「もう半分はここに残って、あなた達と同じ世界で行きたいという人は再び肉体を得て帰る事になる…」
サクヤ「だけどね、エウレカ、レントン…」
エウレカ「サクヤ…」
サクヤ「もし、この星でより良き進化を遂げて二つが一つになれたなら、私達は再びあなた達の前に現れる…」
ノルブ「その日が来るのを信じてるぞ…」
レントン「はい!」
アドロック「………」
レントン「ありがとう、父さん…。俺…エウレカと生きていくよ」
エウレカ「レントン…帰ろう…」
レントン「うん…俺達の星に…」
〔画面、発光〕
【シナリオデモ5終了】

【戦闘マップ5開始】

〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

メール「ダーリン…アサキムは…」
ランド「あいつは風来坊だからな。また、どっかに行っちまったのさ」「その内、ひょっこり現れるだろうさ。まるで風みたいにな」
ホランド「レントンとエウレカは!?」
ゴンジイ「心配は要らん。二人は見送りに行っている」
タルホ「見送りって…」
ゴンジイ「これからはお主らはこの宇宙で、ワシらは別宇宙で、スカブコーラルと人間の共生を模索するのじゃ」「進化の道筋は一つでなくてはならないという理由は無い。今まで、楽しかったぞ…ありがとう」
ホランド「ゴンジイ…まさか、お前…」
ゴンジイ「…スカブは旅立ったが、この世界は、もう長くはもたない」「彼らが世界をつなぎとめている間に急ぐんだ」
シルヴィア「アポロ…お兄様…」
ピエール「行くぞ、シルヴィア。まだ終わっちゃいねえ」
リーナ「そう…今から、全てが始まる…。時空修復によって」
デューク「あれが大特異点…」
〔画面、ユニウスセブンを表示〕
ゲイナー「何です、あの岩の塊は?」
シン「ユニウスセブン…。俺達の世界で地球に落下しかけたスペースコロニーだ」
カミーユ「ブレイク・ザ・ワールドで消失したと思っていたが、大特異点になっていたのか…」
オルソン「時空震動弾の発動はユニウスセブンの落下と距離的にも時間的にも近い位置だった」「時空破壊が起きた時、巨大なエネルギーと化したあれに次元力が集中し、大特異点となったのだろう」
桂「あれに俺達が接触すれば、時空修復が完成するのか」
ブライト「時刻は22:58…。もうすぐ世界中の人々の願いがここへ集う」
アムロ「その想いをνガンダムのサイコフレームが集めて、俺達全員が、その受信機となる」
クワトロ「それを大特異点に触れさせれば、人の意思の数だけ新たな世界が生まれるはずだ」
甲児「頼むぜ、桂、オルソン大尉! あんた達二人が、みんなの代表だ!」
桂「ああ! 任せとけ! お前達も世界中の人達の想い、しっかり集めてくれよ!」
オルソン「桂…お前自身はどんな形の修復を望んでるんだ」
桂「そう簡単に決められるか。エマーンもチラムも、新連邦も宇宙の人達も、全てが大事だ」「どこの国や世界にも、可愛い子はいるしな」
オルソン「もうすぐ父親になるってのに気が多いこった」
〔桂&オルソン、ユニウスセブンへ接近〕
アテナ「オルソン、お父様…私、待っています」
桂「やっと、お父様か…。初めは『貴様』だからな。道のりは遠かったよ」
オルソン「おじさまからオルソンへの道のりもな」
桂「さて、行くか…。新しい世界の始まりだ」
ジ・エーデル「残念! そうは問屋が卸さない!」
〔敵ユニット出現〕
斗牙「ジ・エーデル!」
ロジャー「貴様、何をしに来た!?」
ジ・エーデル「見てわかるだろう! 君達の邪魔に来たんだよ!」「あの岩の塊を破壊すれば全てはおじゃんなんだ!」
勝平「何言ってやがる! 俺達が勝ったら好きにすればいいって言ったのは、お前じゃねえか!」
ジ・エーデル「ジ・エーデル語録その27! 約束は破るためにあるんだよ!」
〔ジ・エーデル、ユニウスセブンへ接近〕
ランド「人の仕事の邪魔すんじゃねえ!」
〔ランド、ジ・エーデルへ隣接〕
ジロン「ランド!」
ランド「俺があの男を止める! その間に時空修復だ!」
ジ・エーデル「ボクと心中する気かい!? 暑苦しいんだよ、ザ・ヒート!」
〔ランドの周囲に爆発〕
ランド「ぐわあああっ!!」
ゲイン「やめろ、ランド! これ以上、お前がダメージを受けたら…」
ツィーネ「スフィアが…発動する!」
メール「!」
〔ランド&ジ・エーデルにスパーク〕
〔画面、歪曲〕

ジ・エーデル「な、何だ、これ!?」
ランド「へ…命懸けの賭けに出た甲斐があったってもんだ!」
ホランド「修理屋…! お前、まさか!?」
ランド「こいつの機体が次元力を使うってんなら…」「同じ種類のスフィアの力をぶつければ、互いに干渉しあうだろうさ!」
桂「だけど、このままじゃ、あんたはあいつと次元の向こうに吹き飛ばされるぞ!」
ランド「レントンやアポロだって命懸けてんだ!」「大人が身体張らねえでどうすんだよ!」
メール「ダーリン…」
ランド「悪いな、メール…。俺の痩せ我慢に付き添わせちまって」
メール「何言ってんの! 夫婦なのに水臭いよ!」
マリン「お前達…」
竜馬「待っていてくれ、ランドさん! 俺達も行く!」
ランド「俺の見せ場を奪うんじゃねえよ! とっとと時空を修復しやがれ!」
ロジャー「ザ・ヒート…ランド・トラビス。君の熱さに敬意を表する」
ゲイン「また会おうぜ、ランド。どこかの世界でよ」
ホランド「そんときゃ、俺の赤ん坊を見せてやるぜ」
ランド「おう! 祝い酒といこうぜ、大将!」
桂「行くぞ、オルソン!」
オルソン「桂…」
桂「これは別れなんかじゃない! 旅立ちなんだ!」
ジ・エーデル「放せ! 放せよ、ザ・クラッシャー! ボクの望む世界の邪魔をするな!」
ランド「お前の野望をぶっ壊し、世界を修理するのが俺! ザ・ヒート・クラッシャーだ!」
ジ・エーデル「暑苦しい! 近寄るな! この破壊魔!
ランド「往生しな、ジ・エーデル! 地獄まで付き合うぜ!」
ジ・エーデル「い、嫌だっ! こんな暑苦しいラストだけは嫌だああああああっ!!」
ブライト「時間だ!!」
オルソン「桂!」
桂「ランド、メール! お前達も未来を願え!!」
〔桂&オルソン、ユニウスセブンへ移動〕
〔画面、発光〕

ジ・エーデル「そんな! ボクの…ボクだけのワンダフル・ワールドがああっ!!」
ランド「俺の未来…か…」
[デモムービー「時空修復」]
【戦闘マップ5終了】

【概要】

 時空修復を阻止するために自ら出撃するエーデル。
そして、軌道エレベーター上空で世界の未来を賭けて
最後の戦いが繰り広げられるのであった。


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