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No.9B
世界の終わりの日

【シナリオデモ開始】
シリウス「…では我々は、我々のいた世界とは別の世界…異世界に跳ばされてきたと言うのか?」
ランド「俺達には、そうとしか言いようがねえな。それとも兄さん…他に納得出来る説明をしてくれるかい?」
シリウス「………」
メール「簡単には信じられないかも知れないけど、本当だよ」「前にも世界の一部ごと、跳ばされてきた人達もいたの」
シルヴィア「もし、そうだとして…あたし達は元の世界には戻れないの?」
ランド「はっきり言って、わからん!」
シリウス「…こちらが物を尋ねているというのに、そのような態度は不快だ」
ランド「んな事言っても、俺体だって、あのねじれが起きる理由も結果も何もわかってねえんだよ」
ハリー「まさか、そのような現象が地球で起きていたとはな…」
ゲイン「今さら、隠しても仕方ないな。俺達もガリアから、あのねじれでこの大陸に跳ばされた口だ」
ギャバン「なるほどな。あれだけの機械化部隊が一夜にして編成されたのは、そういうカラクリか」「どうせならルジャーナに跳ばされてくればよかったのに」
ゲイナー「僕達だって、好きでこんな事になったわけではありませんから」
サラ「ゲイナー君の言う通りです。こっちは本当に困ってるんですよ」
ギャバン「そいつは悪かったな。謝るよ、ガリアのお嬢さん」
ソシエ「ロラン…あんた、あの人達の事も黙ってたのね…!?」
ロラン「すみません、お嬢さん…」
ソシエ「あなた、秘密だらけじゃない! それでもうちの使用人なの!?」
ガロード「そう言うなって、お嬢さん。あんたらに余計な心配をかけたくないから、ロランは黙ってたんだぜ」
ラグ「ま…あたしらがしゃべったら、ひどい目に遭わすって脅したしね」
ソシエ「本当なの、ロラン…!?」
ロラン「え、ええ…まあ…」
キエル「ソシエ…ロランは私達の事を想って秘密を守っていたのです」「ムーンレィスである事を黙っていたのも、ちゃんとした事情があっての事でしょう」
ソシエ「…わかったわよ。お姉様がそこまで言うんなら、許してあげるわよ」「でも、今度隠し事をしたら、その時は許さないからね、ロラン!」
ロラン「は、はい!」
キエル「お気をつけなさいね、ロラン」
ロラン(ありがとうございます、キエル様…)
ランド「しかしよ…混乱しているのはわかるが、そうツンケンすんなって。俺達は敵じゃないんだからよ」
シリウス「混乱などしっていない。私の心は、済んだ水う染みごとく平静を保っている」
シルヴィア「仕方ないわよ、お兄様。こいつらも、あのケダモノと同じように品性とは無縁なんだから」
アポロ「…言ってくれるぜ。馬鹿力のアホ女がよ…」
シルヴィア「何ですって!?」
ゲイン「では、礼儀作法にのっとり、ゲストの方から自己紹介を願おうか」
シリウス「確かに、そちらの言う通りだ」「私はシリウス・ド・アリシア。地球再生機構ディーバ所属のエレメントだ」
ゲイナー「エレメント?」
シリウス「アクエリオンを操縦するために選ばれた資格を持つ者だ」
ブルメ「で、そのディーバって所にいるとそういう気取ったしゃべり方のなんのか?」
シルヴィア「お兄様はアリシア王国の王子なんだから! あんた達みたいな野蛮な連中とは違うのよ!」
チル「王子様って、あのお城に住んでる王子様!?」
ラグ「へえ…グエンの旦那以外にもそんなのがいるなんてね」
エルチ「そう言えば、そのお言葉、立ち振る舞い…どことなく気品が…」
シリウス「やめろ、シルヴィア。もうアリシアは存在しないのだ…」
シルヴィア「ごめんなさい、お兄様…」
ジロン「お兄様って事は…あんたはあいつの妹さんかい?」
シルヴィア「あたしはシルヴィア・ド・アリシア。お察しの通り、今はお兄様の妹よ」
ゲイナー「今は…って?」
シルヴィア「一万二千年前、あたしとお兄様は愛し合う間柄だったのよ」
ゲイナー「兄妹なのに…!? そ、そういうのは…」
シルヴィア「だから、一万年前の話よ!」
サラ「話がよくわからないんだけど…」
シリウス「それにはまず、我々の世界で起こったアトランディアとの戦いを話さねばなるまい」
メール「アトランディア…?」
シリウス「そう…今から一万二千年前、アトランディアに住む堕天翅と字類は、果て無き戦いを繰り広げていた」
ゲイナー「堕天翅って、昨日の…?」
シリウス「そうだ。遥か過去にも人類はあの悪魔達と戦っていたのだ」
シルヴィア「でも、その戦いの最後に堕天翅の最強の勇者と言われた太陽の翼アポロニアスが人間に味方し…」「アトランディアを異次元に封印する事に成功したの」
アポロ(アポロニアス…)
ジロン「へえ…一万二千年前にねえ…」
エルチ「でも、そのアポロニアスってのも堕天翅の一人だったんでしょ? どうして人間の味方になったの?」
シルヴィア「それはね…アポロニアスは人間の女性であるセリアンと恋に落ちたからなの」
ベロー「って、何か!? そいつは人間の女に惚れて、仲間を裏切ったってわけか!」
シリウス「その通りだ。アポロニアスは、セリアンと共に機械天使アクエリオンを駆って戦ったのだ」
ランド「随分とロマンチックなおとぎ話で…」
シルヴィア「おとぎ話じゃないわ。本当の話よ!」「アクエリオンが存在する事が何よりの証拠よ!」
ゲイナー「じゃあ、あのロボットって…」
シリウス「君の予想通りだ。アクエリオンは海底遺跡から発掘されたものだ」
ロラン(じゃあ、ホワイトドールと同じなんだ…)
シルヴィア「それに、セリアンの記憶はあたしに受け継がれているの。あたしの過去生として」
メール「またわからない言葉が出てきた…!」
シリウス「過去生とは、その人間が生まれてくる前の人生の記憶…いわゆる前世の記憶だ」
シルヴィア「あたし達のアリシア王家はセリアンの子孫で、その過去生を持つあたしはセリアンの生まれ変わりなのよ」
ランド「で、お相手のアポロニアスって奴の生まれ変わりは、お兄様だと?」
シルヴィア「そうに決まってるわよ!」
シリウス「…やめろ、シルヴィア。私が過去生を思い出せない以上、太陽の翼は別の人間の可能性もある」
シルヴィア「でも…」
〔エレベータの動作音〕
ピエール「で、太陽の翼の生まれ変わりがこの街にいるって話になって、俺達が調べに来たってわけだ」
シルヴィア「ピエール…!」
ピエール「俺の名前はピエール・ヴィエラ。可愛い子ちゃんのハートに炎のゴールを決める男だ」
ソシエ「何だか軽薄な人みたい。…気をつけてね、お姉様」
キエル「ありがとう、ソシエ」
シリウス「ピエール、麗花とグレンの様子は?」
メディック「それはワシから話そう。今は二人共眠っているが、男の方はかなり深刻な状態だ」
ジロン「何とかならないのかい、メディック先生?」
メディック「ここで出来るのは応急処置ぐらいだ。設備が揃った所でなければ、どうしようもない…」
シルヴィア「そんな…!」
エルチ「どうする? ノックスの街に戻れば、もうちょっとちゃんとした手当て出来ると思うけど…」
シリウス「だが、この街が再び転移する可能性がある以上、移動するのは避けたい」
ジロン「でも、ここにいたら、またあのガイコツに襲われるかも知れないんじゃないの?」
ランド「あのガイコツの化け物が堕天翅なのか?」
シリウス「あれは奴らの尖兵であるケルビム兵だ」「11年前の大異変の後、突如よみがえった堕天翅は我々の世界を蹂躙した」「地球再生機構ディーバは、奴らに対抗すべくアクエリオンを発掘し、その搭乗者として我々エレメントを養成したのだ」
ゲイン「そのエレメントってのは、信じらない甲斐力也脚から炎を出す事が出来るってわけかい?」
ピエール「俺達はエレメントとして目覚める事で、それぞれ特殊な力を得たんだ」「俺の炎を自在に操る能力や、シルヴィアの念力、シリウスの剣術もそれってわけだ」
アポロ「…何がエレメントだ。結局、奴らに手も足も出なかったじゃねえか」
シリウス「貴様…」
ジロン「そんな言い方はないだろ、アポロ! こっちの人達だって精一杯やったんだ!」
アポロ「うるせえ! こいつらがノロノロしてたおかげで、バロンはさらわれちまったんだ!」
シリウス「アポロとか言ったな…。確かに我々の敗北により、君の友人が犠牲になった事は詫びよう」「だが、命を懸けた麗花やグレンの戦いを侮辱する事は、この私が許さん!」
アポロ「上等じゃねえか…! やろうってんなら相手になってやるぜ!」
シリウス「確かに、貴様にもエレンメントとしての資質があるようだ。それは認めよう…」「だが、貴様は断じて太陽の翼の生まれ変わりではない! ましてや、我々の仲間ではな!」
エルチ「ちょちょっと、二人共! 人の艦でケンカしないでよ!」
〔ヒプノサウンド〕
ピエール「こいつは!?」
シルヴィア「堕天翅のヒプノサウンド!」
コトセット「お、お嬢さん、どうします! あの化け物、また来るみたいですよ!」
エルチ「だからって! 今から逃げても…」
キエル「エルチ艦長、あの怪物を放っておけば、近隣にも被害が出るでしょう」「我々はイングレッサのミリシャとして、堕天翅をここで食い止めるべきです」
ロラン「キエルお嬢様…」
ハリー「この凛とした姿勢…。似ているのは姿形だけではないようだな)
エルチ「そ、その通り! ここで退いちゃ、グエン様に会わせる顔がないわ!」
ジロン「みんな、行くぞ! バロンの時みたいな事は、絶対にさせちゃならないからな!」
シリウス「シルヴィア! 我々も出撃だ!」
シルヴィア「はい、お兄様!」
アポロ「………」
ランド「………」
ゲイナー「どうしたんです、ランドさん? 出撃しないんですか?」
ランド「ゲイナー…ひょっとしたら俺達、とんでもなくヤバい状況を突っ走ってるかも知れないぜ…」
ゲイナー「え…」
ゲイン「あんな化け物の相手をするんだ。とっくにヤバい所に踏み込んでるさ」
ランド「いや…そうじゃねえ。あのねじれの事だ」
ゲイン「どういう事だ?」
ランド「親方が行方不明になって丸4年…俺とメールはずっとねじれを追っていた」「4年間ろくな手がかりも得られなかったのにこの1ヶ月で俺達は何度もねじれに遭遇した…」「そして、その規模はどんどんデカくヤバくなっていく…」
ゲイナー「何かの予兆…という事でしょうか?」
ゲイン「それは、これまで以上のねじれが起きるという事かも知れないな…」
ランド「ああ…」
メール「ダーリン…」
ランド「そんな顔すんなよ、メール。だとしても、俺達は進むしかねえんだよ」「行く手を阻む連中は燃やし尽くす…! それがザ・ヒートの生き方だからな」
メール「でも…」
ランド「心配すんな。何が起きても、お前は守る…。それが親方との約束だ」「俺は気の利いた事は言えねえが、代わりに嘘はつかねえ。だから、安心しな」
メール「…うん…。頼りにしてるよ、ダーリン…」

シリウス「…麗花! 動けるのか!?」
麗花「奴らが来るのなら、黙って寝てなんていられない…」「グレンのためにも私が…」
〔ヒプノサウンド〕
麗花「ぐぅあぁぁぁっ!!」
ピエール「お、おい! 麗花!」
シリウス(いかん…感受性の通良い麗花は、収穫獣に取り込まれた人々の負の念がトラウマになっている…)(さらに、グレンの件で著しく精神の安定を欠いている。戦いは無理だ…!)「ピエール、ベクターソルは任せる! マーズは私が! シルヴィアはルナに!」
シルヴィア「了解、お兄様!」
麗花「シリウス…!」
シリウス「心配は要らない、麗花。君は勝利のバラを待っていてくれ」
麗花「………」
ピエール「よっしゃ! ソルには慣れてないが、この際、文句は言ってられねえ!」
アポロ「そこをどけ!」
ピエール「な、何だよ、お前は!?」
アポロ「私が真の戦いの舞を見せる。未熟者は下がっていろ」
ピエール「ちょ! お前、キャラが変わり過ぎ…!」「まさか、お前…! 過去生と一体化してるのか!?」
アポロ「待っていろ、セリアン! 今、私が行く!!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「世界の終わりの日」


【戦闘マップ1開始】
〔味方戦艦出現〕
〈出撃準備〉
〔味方ユニット出現〕
シリウス「ピエールは何をしている…!? もうすぐ奴らが来るというのに…!」
シルヴィア「ねえ、お兄様はどんな気持ちだった? 初めての合体…」
シリウス「…来るべき新世界の予感…。一万本の白いバラに包まれて、愛しき人と朝を迎える…」
シルヴィア「お兄様…そんな…恥ずかしい…」
シリウス「かぐわしき光…。この世のものとは思えぬ楽園の光を…」「そう、グレンや麗花との合体の時に感じた」
シルヴィア「うええ! 麗花の時ぃ!?」
シリウス「あの光こそ、我らアリシア一族が求めていた究極の光…」「世界を完全なる調和へと導く創聖の光かも知れない…」「しかし、二度目の時…。あの男…太陽の翼の生まれ変わりかも知れぬ奴との合体は…!」
シルヴィア「!」
シリウス「…恐ろしい…。あのような合体は野蛮な暴力…。美しくあるべき合体などではない!」
シビヴィア「そうよ! あんな奴、絶対に太陽の翼なんかじゃないわ! お兄様こそ翼なのよ!」
シリウス「シルヴィア…翼の事は軽々しく言う事ではない…」
シルヴィア「でも…」
シリウス「言ってはならない…!」
〔味方ユニット出現〕
アポロ「クソ王子にボケ姫! 余所見している場合じゃねえぞ!」
シルヴィア「え!?」
〔敵ユニット出現〕
ジロン「出た! 化け物軍団!」
ゲイナー「昨日のガイコツとは違う奴もいるみたいだ…!」
シリウス「あれは神話獣。ケルビム兵と同じく堕天翅の戦力だ」
ランド「しかし、その堕天翅の連中…どうやってこっちの世界に奴らを送り込んでんだ…?」
アポロ「へ…何が出てこようとぶっ飛ばして、バロンの居場所を吐かせてやるぜ!」
シルヴィア「ちょっと、あんた! どうしてベクターソルに乗ってるのよ! ピエールはどうしたのよ!?」
アポロ「知るかよ。気づいたら、俺がこいつに乗ってたんだ」
ティファ「闇の獣…」
キエル「え…?」
ティファ「あの人を見ていると、そんな言葉が浮かんできます…」
シリウス「こうなった以上、この編成でいくしかない」「アポロとやら! こちらの指示に従え!」「フォーメーションMSL! コードネーム『美しきカタチ』!」
アポロ「ちっ…俺がアタマじゃねえのかよ」
シルヴィア「文句言ってると、後ろから撃ち落とすわよ!!」
アポロ「くそっ! 仕方ねえ!」
〔アポロ&シルヴィア&シリウス、フォーメーション〕
シリウス「行くぞ、二人共!」
シルヴィア「念心!」
アポロ「え~と…」
シルヴィア「『合体』よ!」
アポロ「合体!」
シリウス「GO! アクエリオンッ!!」
〔シリウス、合体〕
〔画面、発光〕

シリウス「おおおっ!」
シルヴィア「あああっ!」
アポロ「うおおおおおおっ!!」
〔発光、収束〕
シリウス「アクエリオンッ! マーズ!!」
シルヴィア「やったわ、お兄様!」
アポロ「かっこつけのクソ王子がどれだけやるか見せてもらうぜ」
シリウス「貴様に言われるまでもない…! 行くぞ!!」
キエル「あれが機械天使アクエリオン…」
ティファ「キエルさん…?」
キエル(その名…どこかで聞いた記憶が…)
???(不動)「合体したか…。さて、どこまで戦えるかな…?」
<戦闘開始>

<敵5小隊以下or2PP・敵増援1出現>

〔ヒプノサウンド〕
ガウリ「またこの声か!」
ゲイナー「別の敵が来るのか…!」
〔敵ユニット出現〕
ベロー「で、出たーっ!」
ガロード「たった一体だけだ! 大した事ないぜ!」
アポロ「あの程度の野郎、俺がやってやるぜ! クソ王子、大ボケ姫! 俺に任せな!」
〔アポロ、変形〕
シリウス「何と強引な!」
アポロ「行くぜっ!!」
〔アポロ、ケルビム兵へ接近〕
アポロ「覚悟しやがれ! 一撃で仕留めてやる!!」
[イベント戦闘「アポロvsケルビム兵」]
〔アポロ、爆発しながら後退〕
シルヴィア「きゃあぁぁぁぁっ!」
アポロ「どうなってやがる!? 確実にとらえたはずなのに!」
ジロン「大丈夫か、アポロ!?」
ゲイン「一斉射撃だ! アクエリオンを援護するぞ!」
〔ケルビム兵の周囲に爆発〕
〔ケルビム兵、回避〕

メシェー「う、うそーっ!」
ソシエ「どうしてよ! これだけ撃っても、一発も当たらないなんて!」
ゲイン「くそっ! 照準もタイミングも完璧なはずなのに! 奴は見た目以上の化け物か!」
音翅「さすがです、頭翅様。ケルビム兵に近くに見え届かない麗しき月の力を授けるとは…」
頭翅「さあ、どうする? 太陽の翼よ…」
ガウリ「どういうカラクリか知らんが、奴には攻撃が当たらんようだ!」
チル「そんなぁ! それじゃ絶対に倒せないだわさ!」
ゲイナー「キングオーバーのオーバースキルでも駄目なら、逃げるしか…ないのか?」
アポロ「冗談じゃねえ! こんな野郎に尻尾を巻いて、逃げ出してたまるかよ!」
シルヴィア「何言ってるのよ! 攻撃が当たらないのにどうするつもりよ!」
アポロ「当たらねえんなら、当たるまでやるだけだ!」「お前ら! 無駄でも何でも奴を殴れ! その内、きっと当たる!」
シリウス「何と非合理的な…! そんなものは作戦とも呼べん!」
アポロやる前から諦めてんじゃねえ! 行くぞ、クソ王子!」
???(不動)「…試しもせずに何がわかる…か…」「真理に一番近いのは奴か…。だが、それだけでは勝てんな…」

<ケルビム兵(敵増援1)と3回戦闘or敵増援1出現後に敵1小隊撃破or6PP>
シルヴィア「駄目! このままじゃ、先にこっちが力尽きちゃう!」
アポロ「諦めるんじゃねえ、ボケ姫! 諦めちまったら、絶対に攻撃は当たらねえぞ!」
不動「その通り!」
メール「あんな所に人が!?」
シリウス「何をしている!? 早く避難を!」
不動「笑止! 目の前を打つ事も出来ぬ未熟者が、他人の心配など万年早いわ!」
シリウス「なっ!」
シルヴィア「勝手な事言わないでよ! こっちはどうやって戦えばいいか、わからないんだから!」
不動「わからない時こそ試してみればいい。そこの小僧のように」
アポロ「何者だ、あのオッサン!?」
不動「…距離も時間も人の心の迷いが生み出す幻に過ぎぬ…」「その迷いに打ち勝たねば、勝機はない!」
アポロ「迷い…? 俺が迷ってるだと!?」
〔ケルビム兵(敵増援1)、後退〕
〔アポロ、ケルビム兵(敵増援1)へ接近〕

アポロ「俺はバロンを助けにいくんだ! 迷ってる暇なんてねえ!!」
〔アポロ、ケルビム兵(敵増援1)へ攻撃〕
〔ケルビム兵(敵増援1)、爆発しながら後退〕

ロラン「届いた!?」
ガロード「惜しい!あと一息だ!」
シルヴィア「あんた…」
アポロ「くそっ! なぜだ…なぜ届かねえ!?」
不動「欠けたる月…。一人分の魂が欠けていては叶わぬ事…」
シリウス「!」
不動「迷うな…! そして、恐れるな! 自分の殻を破れぬ者に戦う資格はない!」
シリウス「…自分の殻を破れぬ者…それは…」「…アポロ、すまない。先程のミスは、私の疑心が招いたものだ」
アポロ「クソ王子! てめえ、足引っ張ってんじゃねえ!」
不動「…人は皆、欠けたる月…。しかし、欠片と欠片を合わせれば、まろかなる月…満月になる!」「それがわからぬ者も戦う資格はない!」
アポロ「!」
シルヴィア「アポロ! 力を合わせましょう! そうしないとあいつには…」
アポロ「くっ…!」
ピエール「馬鹿野郎、アポロ! 俺からソルのシートを奪って何やってやがる!?」
アポロ「あいつ…」
ピエール「友達を亡くして悔しいのは自分だけだと思うなよ!」「シリウスだってシルヴィアだって、誰だって背負ってんだよ! 色んなものを!」
シルヴィア「サッカー選手だったピエールもね…試合中にチームメイトを収穫獣にさらわれたのよ…」
アポロ「………」
麗花「シリウス! シルヴィア!」
ピエール「戦うしかない…俺達にはそれしかないんだよ! 行け、アポロ!!」
アポロ「おお!」「シルヴィア、シリウス…! 頼む、俺に力を!!」
シルヴィア「うん!」
シリウス「ケルビム兵を打つんじゃない! その向こう…雲の彼方、空の彼方まで死ぬ気でぶち抜け!!」
アポロ「死ぬ気で…打ち抜く! うおおおおおっ!!」
不動「今、月が満ちた!!」
〔アポロ、気力上昇〕
〔ケルビム兵(敵増援1)、後退〕

シルヴィア「あいつが逃げる!」
アポロ「だったら、追いかけるだけだ! どこまでも!!」
[イベント戦闘「アポロvsケルビム兵(敵増援1)」]
不動「ふ…」
ピエール「やりやがったぜ、あいつら!」
麗花「シリウス…」
シルヴィア「やった! やったよ! お兄様、アポロ!」
シリウス「喜ぶのは早いぞ、シルヴィア」
アポロ「あいつ、まだ生きてやがるぜ!」
〔ケルビム兵(敵増援1)、精神コマンド「根性」使用〕
ハリー「再生したと言うのか…!」
ランド「ちっ…始末におけない化け物だだぜ!」
アポロ「上等だ! 散々俺達をからかってくれた礼だ! たっぷり相手をしてやるぜ!!」

<ランドが戦闘>
メール「ダーリン…。もしかしたらパパもどこかの世界であんな化け物に…」
ランド「あの鬼マッチョが、あの程度の奴にやられるタマかよ!」「下らねえ事考えてないでちゃんと記録つけとけ! 親方への土産話にするんだからよ!」
メール「うん!」

<ガロードが戦闘>
ティファ「………」
ガロード「堕天翅だか何だか知らないが、ティファを怯えさせる奴は俺が相手になってやる!」

<ロランが戦闘>
ロラン(一万二千年前の人間と堕天翅の戦い…。ホワイトドールには、その記録らしいものが残されていた)(あのエレメントの人達は僕達とは別の世界から来たのに…。どういう事なんだ…?)

<ジロンが戦闘>
ジロン「ねじれのせいでこんな奴まで現れるなんて!」「俺達の世界、いったいどうなっちまうんだよ!?」

<ゲイナーが戦闘>
ゲイナー「キングゲイナーの動きが鋭い…! コトセットさんの整備のおかげか…!?」「僕の感覚も研ぎ澄まされていく…! これならやれる!」
ゲイン(おかしい…。ゲイナーの動き…性急過ぎる…)

<シルヴィアが戦闘>
シルヴィア「凄い! これがヘッドの合体感覚なの!」
アポロ「ボケ姫! 喜んでねえで、とっとと戦え!」
シルヴィア「言われなくても、わかってるわよ!」
シリウス「シルヴィア、アクエリオンルナは遠距離への攻撃に優れる。その特性を活かして戦うんだ!」
シルヴィア「はい、お兄様!」
アポロ「ちっ…何だよ、この態度の違いはよ…!」

<アポロvsケルビム兵(敵増援1)>
アポロ「行くぞ、友よ!」
シルヴィア「な、何よ、こいつ…!? いきなり別人みたいじゃない!」
シリウス「過去生を思い出しているのか…!」「だとしたら…やはり、こいつがアポロニアスだというのか!」

<敵全滅・勝利条件達成>
ランド「一時はどうなるものかと思ったが、何とかなったな…」
ジロン「やったな、アポロ!」
アポロ「!」
シルヴィア「どうしたの、アポロ?」
アポロ「気を抜くな、セリアン…! 来るぞ!」
※※「アクエリオンマーズ」or「アクエリオンルナ」の場合、セリフ追加※※
〔アポロ、変形〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔堕天翅降臨〕
〔敵ユニット出現〕

シリウス「何という神話力…! 堕天翅が自ら戦場に現れたか!」
〔プログラムの動作音〕
ロラン「まただ! またホワイトドールが反応した!」「間違いない! ホワイトドールは堕天翅を知っているんだ!」
〔オーバーマンの稼働音〕
ゲイナー「くっ! キングゲイナーに意識を吸い取られる…!?」「どうなっているんだ…!?」
頭翅「…弱過ぎる…。弱過ぎるよ、翼…」
シルヴィア「誰!?」
シリウス「あのケルビム兵からか!?」
アポロ「………」
頭翅「いつから君はそんなに弱くなった…。あの強く、美しかった君はどこへ…」
アポロ「この声…頭翅か!?」
〔アポロ、トーマへ接近〕
アポロ「………」
〔堕天翅降臨のエフェクト〕
メシェー「何よ、あれ!?」
ゲイナー「あの二体の間に何が起きてる!?」
ティファ「駄目…」
シルヴィア「な、何だ…!? この底知れぬ闇に魂が引かれる感覚は…!」
アポロ「あ…ああ…あああ! あああーっ! あああああーっ!」
〔画面、湾曲〕
頭翅「翼よ…。光を…我らにもっと光を…」
アポロ「光…」
頭翅「我らを裏切り、世界を滅ぼした最強の光を…」
アポロ「!」
頭翅「目覚めよ、太陽の翼。私がかつて、ただい一人愛した…男…」「そして、感じるがいい。遠い世界で起きる新たな世界と創造を…」
アポロ「こ、これは!?」
〔画面、発光〕
【戦闘マップ1終了】

【戦闘マップ2開始】

〔味方ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕
〔画面、軌道エレベーターを表示〕

桂「オルソン、時空振動弾を起動させた! 大西洋連邦にくれてやるぐらいなら、軌道エレベーターを爆破する!」
オルソン「急げ、桂! 俺達も爆発に巻き込まれるぞ!!」
〔桂&オルソン、後退〕
所属不明兵「た、隊長! 敵防衛部隊が、この空域から離脱しようとしています!」
所属不明兵「あれは私が追います! 各機は軌道エレベーターの制圧を!」
〔ウィンダム、桂へ接近〕
[イベント戦闘「桂vsウィンダム」]
所属不明兵「くっ! かわされたか!」
桂「宇宙からユニウスセブンが落っこちてきてるっていうのに何やってんの、あんた達は!?」
オルソン「急げ、桂! 遅れているぞ!!」
桂「だ、駄目だ、オルソン!! 間に合わな……」
[イベントデモ「時空振動弾発動」]
〔画面、発光〕
所属不明兵「こ、これは!?」
セツコ「チーフゥゥゥゥゥゥッ!!」
【戦闘マップ2終了】

【戦闘マップ3開始】

〔戦闘マップ1から継続〕
アポロ「うわあぁぁぁぁっ!」
ランド「さっきの光景は何だ!? 時空振動弾ってのは何なんだ!?」
ゲイン「ランド! 何を見たんだ!?」
ジロン「どうなってんだ!? またねじれが起きるのか!」
頭翅「さあ…翼よ…。世界を隔てる壁を破壊しよう…」「我らの新しき世界の創造のために…」
アポロ「うわあぁぁぁぁっ!」
〔時空振動現象〕
〔画面、発光〕

不動「闇から生まれる光、宇宙を生み出す創聖の光!!
アポロ「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
【戦闘マップ3終了】

  その日、世界は崩壊した……

【概要】
 アポロの前に姿を現す堕天翅・頭翅。アポロと頭翅
が接触した時、遠い世界で時空振動弾が発動し、世界
は終わりを迎えるのであった。


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