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No.21
金色の破壊神

【シナリオデモ開始】
JAPANESE AREA
Gアイランドシティ

ゾンダーメタル「………」
大文字「これは…!?」
麗雄「東京で暴れたEI−02…。その素体となった人間に融合していた『ゾンダーメタル』だ」
サコン「ゾンダー?」
麗雄「うむ。僕達はこいつに取りつかれた人間をそう呼ぶことにした」「そして…ゾンダーメタルは機械に融合し…果てしなく成長する特性を持っておることがわかった」
サコン「それに加え、凶々しい意志のようなものも感じますね」
麗雄「うむ。人間の弱い心を利用するところなど、まさにそうじゃ」「ある意味、アンチボディとは本質が似ていながらも相反する存在と言えるかも知れん」
大文字「と言うことは……」
麗雄「そうじゃ、ゾンダーメタルは生きておる。そう考えれば…目的も自ずと判明する」
サコン「その目的とは?」
麗雄「生物の根源的な使命は繁殖…。いや、こいつの場合は増殖かも知れんな」「とにかく…これを内包したEIの数が増えればえらいことになる」
大文字「つまり…この世界がゾンダー化すると…?」
麗雄「うむ。より強力なEIが複数現れた時、僕達の世界は……」「『素粒子Z0』の拡散によって、大きく様変わりすることになるじゃろう」
サコン「ゼットゼロ?」
猿頭寺「ええ、あの金属から拡散される粒子の名称です。EIが出現する時に感知されたものです」「少量であれば、人体には無害なようですが…大量であれば…」
大文字「人間はEIになると言うことか…」
麗雄「そうじゃ。しかし…それを解決する方法もある」
サコン「あの謎の少年ですね?」
麗雄「うむ。彼の不思議な力により、EIとなった人間は元に戻った」
猿頭寺「我々はその現象を『浄解』と呼んでいます」
大文字「浄解……」
麗雄「もっとも、我々の科学技術ではあれを解明し、再現することは出来んがな」
サコン「…つまり、あの少年の力がこの世界を機械化から救う鍵になるということですね」
麗雄「そうじゃ。彼の所在はすでにわかっておって…」
〔緊急信号〕
麗雄「!?」
猿頭寺「彼から緊急通信です。北海道の東苫小牧のイゾルデから、素粒子Z0反応を感知したとのことです」
大河「Z0…! ゾンダーか!!」
麗雄「待て、イゾルテには確か…」
猿頭寺「ええ…光子力研の弓教授と、早乙女研の早乙女博士が視察に行っておられます」
麗雄「いかん…! あの二人に何かあれば、大変じゃ!」
命「で、でも…どうして彼がそんな所にいるの!?」
猿頭寺「簡単な理屈です。今、あの少年は家族旅行で北海道にいますから」
サコン「獅子王博士、『彼』とは?」
麗雄「GGGが誇る諜報部の腕利きエージェントじゃよ」
大河「博士、事は重大だ。GGG機動部隊を北海道に向かわせるぞ」
麗雄「凱の調整は不十分じゃが、さすがにそうも言ってられんな…」
大文字「では、我々αナンバーズも北海道へ向かいましょう」
麗雄「僕も行こう。ウッシー、命君、付き合ってくれ」
牛山「了解です」
猿頭寺「私も行きます。彼とは現地で合流しましょう」
命(凱の身体は、まだ完全じゃない…。それでも、行かなきゃならないのね…)
麗雄「スワン君、君にはゴルディマーグの最終調整を任せる」
スワン「了解デス」
火麻「頼むぜ。あいつは俺に似て、繊細なところがあるからな」
スワン「繊細かどうかはともかく、任せて下サイ!」
大河「よし! 現時刻よりイゾルデのゾンダー殲滅作戦を開始する! GGG機動部隊、出動!!」

JAPANESE AREA
東苫小牧 イゾルデ

カミーユ「あれがイゾルデか…想像以上に巨大だな」
サンシロー「で、ありゃいったい何なんだ?」
豹馬「小介、出番だぜ」
小介「イゾルデは巨大な粒子加速器…つまり、超高速に加速させた粒子を衝突させるための施設です」
豹馬「つまり、レース場みてえなモンか?」
小介「は!?」
宙「なるほど。確かにサーキットコースに見えるぜ」
小介「ま、まあ…危険な施設だという点では共通していますが…あれは莫大なエネルギーを発生させるためのものなんです」
大文字「…ミドリ君、イゾルデからの応答は?」
ミドリ「依然としてありません…」
ピート「なら、すでに制圧された後か…」
さやか「お父様…」
甲児「くそっ、もう我慢ならねえ! 早く先生達を助けに行こうぜ!!」
カミーユ「落ち着け、甲児。内部の状況がわからない以上、下手な手出しは禁物だ」
甲児「けどよ!」
大文字「とりあえず、内部の捜索が先だ。早速、メンバーを…」
〔機体の稼動音〕
炎竜「その任務は…」
氷竜「私達にお任せ下さい」
甲児「お、お前ら…!!」
サンシロー「あの時の兄弟ロボットか…!」
火麻「そう、氷竜と炎竜だ。イゾルデの中を調べるにはうってつけの奴らだぜ」
豹馬「なるほど…俺達より頑丈だもんな」
宙「………」
麗雄「氷竜と炎竜には4つあるゲートの内の2つを担当してもらう」
甲児「じゃあ、残りの2つは?」
猿頭寺「片方へは諜報部のメンバーを向かわせます。そして、もう片方は…」
麗雄「うむ。凱じゃな……。あいつの身体が保てばいいんじゃが…」
宙「だったら、俺も行ってやるぜ」
麗雄「君が!?」
宙「ああ。俺の強化スーツは多少のことじゃビクともしねえ。それに、凱って奴のことも気になるんでな」
麗雄「…そうか、君なら…。すまんが、頼めるか?」
宙「ああ、任せてくれ」

凱「…ありがとう、命。少し楽になったよ」
命「凱…やっぱり……」
凱「ああ。イゾルデにゾンダーがいるのなら、俺が行くしかないだろう?」
命「で、でも…ヘルアンドヘヴンをあと一回でも使ったら、生命の保証は出来ないって…」
凱「父さんに聞いたのか…」
命「凱……お願い……」「…戦うのはやめて……。あなたにもしものことがあったら、私…」
凱「命…俺は思うんだ…」
命「…………」
凱「この身体は世界中の人達を助けるために神様がくれたものなんじゃないかって…」
命「で、でも!」
凱「心配するな、命。俺は必ず帰ってくる。約束するよ」
命「凱…」
凱「俺が今までに約束を破ったことがあったか?」
命「で、でも…私…もう凱が傷つくところを見たくない…!」
〔走る足音〕
凱「命…」
宙「…すまねえ、邪魔するぜ」
凱「! 君は確か…」
宙「司馬宙だ。あんたに用があって、ここへ来た」
凱「用? いったい、何の…」
〔コードがからまる音〕
凱「くっ…! 身体が…!」
宙「お、おい! 大丈夫か!?」
凱「こ、これぐらい…平気だぜ…!」
宙「その様子じゃ、戦うのは無理だな。俺も一緒に行ってやるぜ」
凱「何だって…?」
宙「どうやら、俺とあんたは同じような身の上らしいんでな」
凱「同じ…?」
宙「ああ。親父の無茶に付き合わされちまった者同士ってことだ」
凱「そうじゃない…。俺は父さんに感謝している」「この身体と…生きる意味を教えてくれたことを…」
宙「………!」
凱「だから、俺は行かなきゃならない。例え、この生命が尽きようとも…!」
宙「…………」(生きる意味…か……)

氷竜「こちら氷竜。間もなくイゾルデ最下層に到達します」
火麻「よし…そのまま進め。弓教授と早乙女博士を見つけた時は二人の救出を最優先するんだぞ」
氷竜「了解です」

火麻「炎竜、そっちの西ルートはどうだ?」
炎竜「こちらに博士達はいないようです。このまま捜索を続けます」
麗雄「となると…北か南のどちらかか…」

宙「…大丈夫か、凱?」
凱「ああ、調子が戻ってきたようだ」
宙「フッ…さすがはサイボーグだな。さっきはどうなることかと思ったぜ」
凱「それはお互い様…」
宙「?」
凱「あ、いや…何でもない」(そうだ…。彼はまだ自分の身体のことを……)
宙「! 前に誰かいるぞ!?」
凱「!?」
???(ピッツァ)「ほう…私の気配に気づいたか」
宙「てめえは…!?」
凱「ゾンダーか!?」
ピッツァ「ふふふ…機界四天王の一人、ピッツァと覚えていただこう」
凱「機界四天王…!? もしかして、例の4人の機械人間…!?」
宙「待て、四天王ってことは…他にも仲間がいるのか!?」
ピッツァ「そのとおりだ。他のガラクタ共は私の同胞が相手をしている」
宙「上等だ! こうなったら…」
凱「待て、宙! ここは俺が引き受ける! お前は博士達の救出を!!」
宙「何だって!?」
凱「行ってくれ! すぐに後を追う!」
ピッツァ「ほう、大した自身だな。だが…」
凱「!?」
ピッツァ「この地は我らのものとなった! 侵入者は抹殺する!」
宙「ば、化けやがった!?」
凱「行け、宙! あいつは俺に任せろ!!」
宙「わ、わかったぜ!」

宙「どこだ…!? 博士達はどこにいる!?」
???(ペンチノン)「…待っていたぞ……」
宙「! てめえは!?」
ペンチノン「機界四天王の一人、ペンチノン…ウイィィィィィィィッ!」
宙「チッ! さっきの奴の仲間か!!」
ペンチノン「ウイィィ? お前、ただの人間ではないな…?」
宙「何!?」
ペンチノン「まあいい! お前はここで死ねぇぇぇぇぇ!!」
〔影からの出現音〕
ペンチノン「な、何者!?」
ボルフォッグ「GGG諜報部所属、ボルフォッグ…」
宙「諜報部…!? そうか、お前が南ルートの…!」
ボルフォッグ「ここは私が引き受けます。あなたは博士達の捜索を続けて下さい」
宙「あ、ああ! わかったぜ!」
〔走る足音〕
ペンチノン「ウィィィィィ! 我らの邪魔をする奴、許さぬぞ!!」
ボルフォッグ「ここを通すわけには行きません。私が相手をします!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「金色の破壊神」


【戦闘マップ開始】
〔味方ユニット出現〕
〈出撃戦艦選択〉
〔味方ユニット出現〕
凱「くっ! 何とか奴を振り切ったか!!」
炎竜「無事ですか、隊長!?」
凱「ああ、何とかな! そっちの方はどうだ!?」
氷竜「こちらも機界四天王を名乗る敵と遭遇し、振り切ったところです!」
凱「ならば、ここを制圧したのは…」
ボルフォッグ「ええ、彼らです」
炎竜「! 君は…!?」
ボルフォッグ「私の名前はボルフォッグ。以後、お見知りおきを」
凱「ボルフォッグ、弓教授と早乙女博士は!?」
ボルフォッグ「ご心配なく。司馬宙隊員が救出に成功したようです」
〔味方ユニット出現〕
凱「宙!!」
宙「二人は無事だ! 早く安全な所へ!」
凱「わかった、ギャレオンに任せる!」
〔ギャレオン、咆哮〕
〔ギャレオン、宙へ隣接〕

宙「博士達を頼むぜ、ギャレオン!」
〔味方ユニット離脱〕
〔ギャレオン、後退〕

凱「よし、俺達も帰還するぞ!」
氷竜「了解です、隊長」
〔全味方機、後退〕
プリマーダ「ふふふ…時間稼ぎは出来たようね……」
ポロネズ「そう…。新たなゾンダーを生み出すためのな」
プリマーダ「これで準備は整った…」
ペンチノン「ウイィィィ! ここを奴らの墓場にしてやるぅぅぅ!」
〔敵ユニット出現〕
カミーユ「! あれは!?」
健一「モビルスーツに…メカザウルス!?」
キリー「それどころか、ドクーガのメカまでいやがるぜ…!」
レミー「ちょっと! あれ、どういうことなの!?」
万丈「まさか…!」
ヒメ・ブレン「………
比瑪「君! どうしたの!?」
勇「ブレンが反応した…と言うことは…!」
ナンガ「あいつら、ゾンダーか!?」
カミーユ「そんな馬鹿な…!」
猿頭寺「どうやら、オリジナルを何らかの方法でコピーした物のようです。ただ、内部に人は乗っていませんが」
健一「それもゾンダーメタルの力なのか…?」
猿頭寺「様々なテクノロジーで造られたマシンを集め、己の戦力とする…。要は我々と同じですね」「そういう意味では、彼らは手強い相手だと言えます」
豹馬「冗談じゃねえ! コピーなんざに俺達が負けるかってんだ!」
甲児「ああ! それを今から証明してやらあ!!」
〈出撃準備〉
麗雄「諸君、よく聞いてくれ。あのコピーをコントロールしているゾンダーがどこかにいるはずだ」「そいつを何とかせん限り、イゾルデを取り戻すことは出来ん!」
万丈「つまり、親玉を探し出して倒せということですね?」
麗雄「そうじゃ! くれぐれも油断はならんぞ!」
アムロ「よし…各機、散開! 攻撃を開始してくれ」
凱「来い、ギャレオン! フュージョンだ!!」
〔ギャレオン、咆哮〕
〔ギャレオン、凱へ隣接〕
〔凱、合体〕

凱「ガイガァァァァッ!!」
ピッツァ(ふふふ…カインの遺産よ。その忌まわしい力、葬り去ってくれる…)
<戦闘開始>

<2PP・味方援軍1&敵増援2出現>

命「イゾルデの西側ゲート付近に生命反応! これは…人間です!」
麗雄「何じゃと!?」
犬吠崎「フフフフフフフ…」
猿頭寺「あれは犬吠崎…!」
麗雄「何!? GGGのシステム担当候補じゃったあの男か!?」
火麻「まさか、猿頭寺を逆恨みして…!?」
犬吠崎「フフフ…ハハハハハハ!」
ゾンダー人間「ゾンダァァァァァッ!!」
〔敵ユニット出現〕
凱「! あれは!?」
甲児「ガ、ガオガイガーじゃねえか!!」
キース「よ、よりにもよって…あれをコピーするなんて…!!」
猿頭寺「おそらく、ガオガイガーのデータをハッキングして造ったパーツに、ゾンダーが融合した物と思われます」
凱「ならば、本家本元を見せてやるぜ! 命、ファイナルフュージョンだ!!」
命「………!」
麗雄「どうした、命君!?」
命「こ、このまま戦ったら…!」「凱が……凱が死んじゃう…!!」
凱「心配するな、命! 俺は約束したはずだぞ!!」「必ず生きて帰るとな! だから、俺を信じろっ!!」
命「う、うう……!」
凱「命、頼むッ!!」
命「わ、わかったわ、凱……! 私、あなたを信じる…!」
凱「よし! 来いッ!!」
ピッツァ「そうはさせん!」
〔凱に爆発〕
凱「ぐあっ!!」
〔非常信号〕
牛山「ガ、ガイガーの合体制御用のガイドビーコンが破損しましたっ!!」
火麻「何ぃっ!?」
麗雄「い、いかん! このままファイナルフュージョンを強行すれば…」「ガイガーとガオーマシンが激突してしてしまうぞ!!」
甲児「が、合体不可能ってことかよ!?」
火麻「何か手はねえのか!?」
麗雄「う、ううむ…!」
凱「くそっ! このままでは!!」
豹馬「あきらめるな! オートで合体できねえんなら…」「マニュアルでやりゃあいいんだ!!」
小介「そ、そんな無茶な!」
麗雄「いや、その手があったか!!」
〔味方小隊1〜3、母艦の周囲に集結〕
〔味方ユニット出現〕

凱「ガオーマシン!?」
火麻「よく聞け、凱! 合体のタイミングは俺達が合わせてやる!」
凱「! も、もしかして、ガオーマシンに乗っているのは…!?」
火麻「そういうことだ! 博士、そっちはどうだ!?」
麗雄「ライナーガオー、OKだ!」
牛山「こちらドルルガオーの牛山一男! 準備完了! いつでも合体できます!」
火麻「よし、ステルスガオーは俺に任せておけ!」
凱「み、みんな…!」
一矢「ガオーマシンは俺達が運ぶ! 後は…」
麗雄「お前次第じゃ、凱!!」
凱「よ、よし…! わかったぜ!!」
命「マニュアル操縦によるファイナルフュージョン成功率、31.2%! 危険すぎますっ!!」
凱「命! 迷ってる時間はない!」
牛山「そうです! このままじゃやられるだけです!」
猿頭寺「こちらで合体をサポートすれば成功率は約60%になります!」
火麻「一人10%ずつ勇気で補えば100%だ!!」
豹馬「それでも足りない時は俺達の分も持っていけってんだ!!」
命「……!」
〔凱、前進〕
凱「そうだ…俺には仲間がいる…!」「この合体、必ず成功させるぞ!!」「命! もう一度、ファイナルフュージョンだ!」
命「了解! ファイナルフュージョン、マニュアルプログラム、ドライブッ!!」
猿頭寺「サポートプログラム、スタート!」
〔ガオーマシンと味方機、合体態勢〕
凱「うおおおっ! ファイナルッ! フュゥゥゥジョォォォォォォンッ!!」
〔味方ユニット離脱〕
〔凱、合体〕

凱「ガオ! ガイ! ガァァァァアッッ!!」
豹馬「よっしゃあ!!」
小介「す、すごい…! 本当にマニュアルで合体を成功させるなんて…!」
火麻「勇気と根性と気迫がありゃあ、ざっとこんなモンよ!!」
麗雄「凱、僕らのことは心配せんでいいが…ヘルアンドヘヴンだけは使っちゃならんぞ」
凱「!」
麗雄「いいな? 今度、あれを使えばお前の身体はそこで終わりじゃ」
凱「しかし!」
麗雄「ゾンダーの核をえぐり出すのは他の者に任せるんだ。それに…」「ちゃんと手は考えてある。僕を信じるんだ」
凱「わ、わかったぜ…父さん…!」

<ボルフォッグがダメージ>
ボルフォッグ「やはりここは一気に攻めるしかない…。ならば!」「ガンドーベル、ガングルー! ただちに急行せよ!」
〔味方ユニット出現〕
〔ガングルー&ガンドーベル、ボルフォッグへ隣接〕

ボルフォッグ「各機システムチェンジ!
〔ボルフォッグ&ガングルー、小隊統合〕
〔合体音〕
〔ボルフォッグ&ガンドーベル、小隊統合〕
〔機体の駆動音〕
〔ボルフォッグ、合体〕

ビッグボルフォッグ「三身一体!」「ビッグボルフォッグ!!

<EI−15撃破・敵増援2出現>
〔ボルフォッグ、EI−15へ隣接〕
〔敵ユニット撃破〕

麗雄「よし! ゾンダー核は!?」
命「ボルフォッグが摘出に成功しました!」
猿頭寺「ふう、犬吠崎…。お前は昔から肝心なことを忘れるなぁ…。偽者にはなくて、本物にはあるもの…」「それは勇者の証だ」
ピッツァ「やるな、サイボーグ…。そして、人間共よ」
ポロネズ「所詮は偽者…。本物のカインの遺産には勝てぬか…」
プリマーダ「じゃあ、次は私の番ね」
命「!! イゾルデの中心部に生命反応あり!!」
火麻「何ぃっ!?」
平田昭子「………」
小介「あ、あれは…!?」
ちずる「誰なの!?」
小介「重力制御理論の第一人者、平田博士です!」
さやか「ま、まさか、あの人も…!?」
平田昭子「………」
ゾンダー人間「ゾンダァァァァァ!!」
〔敵ユニット出現〕
〔EI−20から重力波〕
〔全味方機、移動不可〕

コウ「き、機体が!!」
凱「じ、地面にっ!!」
サンシロー「う、動けねえぞ!?」
キンケドゥ「マシントラブルじゃない…! これは!?」
猿頭寺「ユニタリティ限界以下の領域でニクス粒子が増大中!」
命「重力係数、上昇します!」
麗雄「こ、これは…異常重力じゃ! このままじゃと、みんなペシャンコだぞ!」
レミー「こ、こんなことなら、もう少しダイエットしとくんだった…!」
キンケドゥ「くっ…! 重力を操っているのはあのゾンダーか…!」
ジュドー「く、くそっ! どうしろってんだよ!?」
麗雄「みんな、あきらめるな! もうしばらくの辛抱じゃ!!」
凱「どういうことなんだ、父さん!?」
麗雄「手は考えてあると言ったじゃろう! とにかく、耐えるんじゃ!」
プリマーダ「フフフ…無駄なあがきよ。お前達はもうすぐ醜い鉄の塊になる…」
〔敵ユニット出現〕

<敵増援2出現の2ターン後PP・味方援軍2出現>
麗雄(ま、まだか…!? まだ来んのか!?)
プリマーダ「フフフ…意外にしぶといわね。でも、もう終わりよ」
〔EI−20から重力波〕
凱「ぐあぁぁっ!!」
〔全味方機に爆発〕
プリマーダ「さあ、もう少しよ。もう少しで、あの醜いロボット達は鉄の塊に姿を変えるわ…!」
凱「こ、このままやられてたまるか!!」
命「凱! 空を見てっ!!」
凱「空!?」
〔EI−20に爆発〕
〔味方ユニット出現〕

ゴルディマーグ「ようし! ドンピシャのタイミングだぜ!!」
キース「あ、あれ…!? 重力波が止まった…!」
ジュドー「か、身体が動く…!」
ゴルディマーグ「そう! このゴルディマーグ様のおかげでな!」
ポロネズ「何だ、あのロボットは…!?」
凱「もしや、父さんが言っていた…?」
麗雄「ようやく来おったか、ゴルディマーグ!」
ゴルディマーグ「おう! 俺がいれば、百人力だ! みんなも安心してくれ!!」
さやか「あのロボット…あのしゃべり方…誰かに似てない?」
豹馬「あ、ああ…あのガラの悪そうな感じなんか、まるで…」
火麻「まるで…何だ!?」
豹馬「火麻参謀そっくり…」
火麻「黙れ! ゴルディマーグのAIシステムに問題なぞなぁぁい!」
豹馬「な、何であんたが怒ってんだよ!?」
火麻「AIシステムに問題はなぁぁぁい!! 何といっても雄々しく、たくましく! 勇敢で優しく気高い…」「俺様の人格をベースに開発されているんだからなぁ、へへん! ノープロブレム! 戦う時は忘れずに!」
豹馬「マジかよ!?」
麗雄「…今回はAIを育てている時間がなかったのでな。特定の人間から思考パターンをコピーして移植したんじゃ」
豹馬「ど、道理で…あんな感じにねえ…」
麗雄「凱! ゴルディマーグはガオガイガーに新たな力を与えてくれる!」
凱「新たな力…それは!?」
麗雄「究極のGツール…その名もゴルディオンハンマー!」
凱「ゴルディオンハンマー…!?」
麗雄「ゴルディマーグ! ガオガイガーと力を合わせるんじゃ!」
ゴルディマーグ「ふん…俺一人でも充分だが仕方ない。それが俺の使命だからな!」
〔ゴルディマーグ、剴と小隊統合〕
命「獅子王博士! ゴルディオンハンマーの発動はすでに承認されています!」
麗雄「よし! ゴルディマーグとのハンマーヘルアンドヘヴンなら、凱の身体の負担も減るはずだ!」
凱「よし…行くぞ、ゴルディマーグ!」
ゴルディマーグ「おう! 俺の見せ場もよろしく頼むぜ!」

<ヘルアンドヘヴン使用>
凱「ぐわあぁぁぁっ!」
麗雄「奇跡は…起こらんかったか…!」
命「凱!」
〔味方ユニット撃破〕
命「ああ…凱…ガ…イ…」
(→GAME OVER

<EI−20撃破・勝利条件達成>
※※ハンマーヘルアンドヘヴン使用の場合のセリフ※※
一矢「やったか!?」
火麻「見たか! ゴルディオンハンマーの威力!!」
〔EI−20に爆発〕
〔敵ユニット撃破〕

※※ハンマーヘルアンドヘヴン以外使用の場合のセリフ※※
火麻「くそっ! 失敗か!?」
凱「まだだ! ここであきらめてたまるかぁっ!!」
〔EI−20、精神コマンド「ド根性」使用〕
〔凱、EI−20へ隣接〕

[イベント戦闘「凱vsEI−20」]
〔凱、ゴルディオンハンマー使用〕
〔敵ユニット撃破〕

一矢「やったか!?」
火麻「よし! 核をえぐり出したぞ!」

トビア「す、すごい…!」
ペンチノン「ウイィィィィ! 忌々しい奴らめぇぇぇ!」
ピッツァ「ガオガイガー…その名、覚えておこう…」
凱「あ、後は………うぐっ!!」
命「! 凱!!」
牛山「は、博士! 凱のGストーンの機能が低下しています!」
麗雄「いかん! 限界か!?」
牛山「こ、このままでは凱の生命維持装置が停止してしまいます!」
命「!!」「凱! 死なないでぇぇっ!!」
護「ダメぇぇぇぇっ!」
〔緑の珠、出現〕
〔緑の珠、凱へ隣接〕

ナンガ「! あの子供は…!?」
凱「………!」
護「待っていてね…。今、楽にしてあげるから………」
〔緑の宝石の輝き〕
〔緑の珠、精神コマンド「信頼」使用〕

凱「あ…!」
護「あれは…ゾンダーは僕に任せて…」
[デモムービー「浄解」]
牛山「浄解、確認されました」
麗雄「やはり…。来てくれると思っておったよ…」
護「…………」
凱「今日は…どこかへ行かないのかい…?」
護「うん…。僕、おじさん達のお手伝いをしなくちゃならない気がするから…」
凱「…………」
護「それに…この力は世界中の人達を助けるために、神様がくれたものなんじゃないかって思うんだ」
凱(この子…俺と同じことを…)
護「…………」
凱「ありがとう。君の名前は?」
護「天海護…」
凱「俺は獅子王凱。それから…」「おじさんはよしてくれ。こう見えても、まだ二十歳なんだぜ?」
護「うん…」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

JAPANESE AREA
Gアイランドシティ

大河「弓教授、早乙女博士…よくぞご無事で」
弓教授「大河長官、GGG機動部隊の迅速な対処に感謝します」
早乙女「一時はどうなることかと思いましたが、おかげで助かりました」
大河「いえ、今回の勝利はαナンバーズとの共同作戦の結果です」
麗雄「ところで…お二人はイゾルデ内で4人の機械人間に会われましたか?」
早乙女「ええ。おかげで彼らの目的もおおよその見当がつきました」
大河「! それは本当ですか!?」
弓教授「はい。あの4人…『ゾンダリアン』の目的は、高出力エネルギーの供給源を確保することだと思われます」
麗雄「エネルギーの供給源…。もしや、ゾンダーメタルを精製するために?」
早乙女「ええ。ゾンダリアンはイゾルデをゾンダーメタルのプラントにするつもりだったようですな」
弓教授「また、彼らは私が研究している光子力エネルギーにも興味を持っていたようです」
麗雄「なるほど…。では、ゲッター戦にも?」
早乙女「いえ…。司馬宙君が助けに来てくれなければ、私は今頃殺されていたかも知れません」
麗雄「何ですと…!?」
早乙女「どうやら、彼らはゲッター線を敵視しておるようなのです」
サコン「…ゲッター線は生物を進化させるエネルギー…彼らにとっては、忌むべき存在なのかも知れませんね」
早乙女「うむ…ワシもそう思う。もしかすると、ここ数年のゲッター線増加現象と何か関係があるのかも知れん」
麗雄「…いずれにせよ、高出力のエネルギーを発生させておる施設は、ゾンダーに狙われやすいということか…」「となると、それらに迅速な対応をするには…」
大河「うむ。GGG機動部隊をαナンバーズへ預けた方がいいだろう」
麗雄「そうじゃな」
命(じゃあ…凱と離れ離れに……)
大河「では…本日現時刻をもって、GGG機動部隊をαナンバーズに編入させる」「獅子王博士、GSライドの管理者として凱達と共に行ってもらえるか?」
麗雄「うむ。命君も一緒にな」
命「え!?」
麗雄「ガオガイガーの運用にはオペレーターが必要じゃし…何より、凱のためにもなる」「命君もあいつの傍におる方がいいじゃろ?」
命「は、はい!」
麗雄「では、決まりだな。それから、長官…」
大河「わかっている。承認は通信で、さらに24時間対応でやるつもりだ。いつでも要請してきてくれたまえ」
麗雄「いや、僕が言いたかったのは…」
大河「それもわかっている。緑の髪の少年…天海護君のことだな?」
麗雄「うむ…。彼は僕達に協力を約束してくれたが、まだ小学生じゃしのう…」
大河「…彼の件は私に任せてくれ。責任をもって同行を要請しよう……」

トビア「こ、ここがビッグオーダールームか…!」
カツ「話は聞いてたけど、ロボット用の椅子まで用意してあるとはね…」
氷竜「私達はロボットと言えど感情を持ち、その行動は人間にほぼ準拠しています」
トビア「なるほど、それで…」
炎竜「人間だって、暗い部屋に押し込められたら気が滅入るだろう?」
十三「ってことはやな、大空魔竜の中にもこういうスペースが必要やっちゅうことか?」
小介「サコンさんの話じゃ、ブレンパワード用の格納庫を改造するそうですよ」
十三「なるほど。あいつらもたまに勝手に動きよるからな…あそこやったら何とかなるやろ」
ゴルディマーグ「頼むぜ。俺としては、この自慢のボディを常にベストにしておきたいからな」
豹馬「やれやれ、自分の肉体にうるさいのは火麻参謀そっくりだぜ…」
ケン太「だったら、ブレンと一緒にマッサージしてあげるよ」
クマゾー「あげるも!」
ゴルディマーグ「そいつはありがてえ。ひとつよろしく頼むぜ」
ケン太「うん、友達だからね!」
氷竜「! 私達を友達と言ってくれるのですか?」
ケン太「…駄目かい?」
炎竜「とんでもない、すごく嬉しいよ」
トビア「メカは友達か…。氷竜や炎竜達と話してると、それが実感できるなあ」
ケン太「うん。身体がメカかそうじゃないかの違いだけで、他は僕達と同じだもんね」
豹馬「ま、くれぐれもブレンとケンカすんなよ」
十三「まったくや。そのサイズで殴り合いとかやられたら、シャレにならへんからなあ」
氷竜「彼らもまた、我々と志を同じくする仲間……そんなことをするつもりはありません」
ゴルディマーグ「心配すんな、豹馬。仲良くやってやるからよ」
豹馬「やれやれ…早速呼び捨てかよ。そういう所も参謀そっくりだねえ…」

護「天海護、9歳! 所属と番号は………ありません!
〔ハッチの開く音〕
大河「おう、護君」
護「こんにちは、長官!」
大河「元気かつ礼儀正しくてよろしい。火麻君などには見習って欲しいものだ」
火麻「悪かったな!」
護「それで…僕に用って何ですか?」
大河「うむ…。君がαナンバーズに参加する件だが…ご両親にそのことを説明しなければならないと思ってね」
護「でも…」
大河「君が考えていることはわかっている。浄解の力を秘密にしておきたいのだろう?」
護「はい……。そのことをお父さんとお母さんが知ったら、きっと心配すると思うんです…」「今までは…何とかごまかせてきたけれど……」
大河「では、護君。今回は大人の私が嘘つきになろう」
護「え…!?」
大河「子供の君が嘘をつき続けるのは感心しないからね……。私に任せてくれたまえ」

護「ただいま…」
天海勇「おかえり、護」
護「お、お父さん…! もう帰ってたの?」
天海勇「今日は特別はお客さんが来るから、早引けしてきたんだ」「それより、どこに行ってたんだ?」
護「…う…宇宙開発公団の図書館に行ってたんだよ…」
天海勇「…………」「護…ここ最近、様子が変だぞ。この間の北海道旅行でも迷子になったし…」「あの時…ママがどれぐらい心配したか、わかるかい?」
護「う、うん……」
天海勇「何かわけがあるなら、お父さんに話しなさい。力になるよ」
護「…な、何でもないんだ。ホントに…」
天海勇「……そうか…。じゃ、今度から遊びに行く時はちゃんと行き先を言わなきゃダメだぞ」
護(……ごめんなさい、お父さん……)
〔ドアノブを回す音〕
天海愛「パパ…お客様がいらしたわよ」
天海勇「! じゃ、じゃあ、こちらのお通しして」
〔ドアノブを回す音〕
大河「お邪魔します」
護「ちょ、長官!」(まさか…長官が僕の家に来るなんて…)
大河「ほう…よく私のことを知っていたね。でも、私は長官ではない。宇宙開発公団の総裁だよ」
天海勇「い、いらっしゃいませ、総裁! 護、こちらはパパの仕事先で一番偉い方なんだよ」
護「は、はじめまして。天海護です」
大河「いい挨拶だ、護君」
天海勇「そ、それで、総裁…私達にお話とは?」
大河「天海君、それに奥さん、既にお話した通り、宇宙開発公団では少年少女のための宇宙体験教室を計画中だ」「そこで…そのモニターとして、君達のご子息の護君にも参加をお願いしたい」
天海勇「こ、光栄です! もし、護さえよければ、是非ともご協力させていただきます!」
天海愛「ええ…小さい内に広い世界を見るのは素晴らしいことですから…」
大河「どうだね、護君? ご両親の前で聞くよ…。我々と一緒に来てくれるかい?」
護「僕…行きます…行かせて下さい!」
大河「では、決まりだ。出発は明日…Gアイランドシティで君を待っているよ」
護「はい!」
天海勇「護、お父さんは鼻が高いよ。しっかり頑張るんだぞ」
天海愛「寂しくなっちゃうけど、身体には気をつけてね…」
護「……………」(お父さん、お母さん、それに華ちゃん、みんな…ごめんね…)(僕、行ってくるよ…。αナンバーズの人達と一緒に……)(みんながいるこの世界を守るために…)
【シナリオエンドデモ終了】


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