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No.2B
ゴーショーグン、合身GO!

【シナリオデモ開始】
Gアイランドシティ

クスハ「オオミヤ博士!」
ロバート「クスハ! 元気だったか!?」
クスハ「ええ。オオミヤ博士も…お久しぶりです」
エリ「…あなたが無事で良かったわ。それで、龍王機の方は?」
クスハ「獅子王博士達のおかげで何とか命を取りとめました」
遷次郎「…では、後は我々の出番だな」
ロバート「ええ」
クスハ「あ、あの…どうなるんですか? 龍王機は…」
ロバート「ここへ来る前にデータをみたが…翼を始め、かなりの部分が欠落してる」「傷ついた龍王機を救うには、俺が持ってきたグルンガストシリーズのパーツを組み込み…」「新たな人型機動兵器として再生させるしかない…」
クスハ「さ、再生…!?」
ロバート「そう…。龍王機は『龍人機』となってよみがえるんだ」
クスハ「…龍人…機……」
エリ「つまり、彼に新たな身体を与えるの。だから、龍王機の魂や能力は龍人機に受け継がれることになる…」
クスハ「そうですか…」
遷次郎「それよりも、問題は虎王機の方だな」
クスハ「は、はい…。あの時、黒い虎王機は本気で龍王機を倒そうとしているように見えました……」
遷次郎「私も超機人に関して、色々な文献を調べてみたが…」「過去に色々な因縁があるとは言え、あの二体は決して敵同士ではなかったはずだ」
エリ(…超機人が互いに争わなければならないような事態が起きたということ…?)「…いずれにせよ、黒い虎王機のことを含めて調べてみる必要がありますね」
遷次郎「うむ…。超機人には我々の知らない秘密がまだ隠されているはずだからな」
クスハ(……超機人の秘密…)
エリ「それに…」「龍王機はあなたの力を借りようとして、再び姿を現したのかも知れないわね」
クスハ(…龍王機が……私の力を……?)

大河「…そうか。凱とボルフォッグは動けんか」
麗雄「ああ。司馬博士が手伝ってくれておるが、再調整にはまだまだ手間と時間がかかる」
大河「だが、ミケーネを初めとする地下勢力、ドクーガ…そして、リクレイマーはすでに暗躍し始めている」「極東支部の大空魔竜戦隊が出撃可能となるまで、我々GGGで何とか対処するしかないのだぞ」
麗雄「…う〜む。それはわかっておるんじゃが…」
命(でも…今の凱に無理はさせられない…)
甲児「待って下さいよ、長官。こういう時のために俺達がいるんです。ミケーネやドクーガの相手は任せて下さい」
ボス「そうそう。どーんと大船に乗ったつもりでいてくれよ!」
スワン「OH、頼もしいデス」
ボス「ヘヘヘ…スワン様のためなら、例え火の中、水の中。俺様、頑張っちゃうわよん」
ヌケ「だけど、ボスの船はすぐ沈みそうでしゅね〜」
ムチャ「うんうん。ボロ船だもんな」
ボス「うるせえ! 余計なこと言うんじゃないわさ!」
大河「だが…いつまでも君達の力に頼るわけにもいかん。それでは、弓教授に対しても申し訳が立たんしな」
さやか「父なら大丈夫です。以前から宇宙開発公団のお世話になっているお礼だと言っていますから」
甲児「それに俺達、どうも三輪長官に嫌われてるみたいだしなあ」
火麻「あのオヤジの着任早々、ケンカをする奴が悪いんだ」
甲児「ありゃ? 知ってたんですか?」
火麻「おう、GGGの情報収集力をなめるなよ」
スワン「けど、火麻参謀も他人のことは言えマセン」
麗雄「うむ。初対面でいきなり三輪長官とトラブルを起こしたのは誰じゃ?」
火麻「あの頑固親父を前にして、冷静でいろってのが無理な話なんだよ」
麗雄「どっちもどっちじゃと思うがのう」
大河「いずれにせよ…GGG機動兵器は、そのほとんどが稼動状態にまでは至っていない」「地下勢力やドクーガ、リクレイマーに対抗するためには、早急に戦力を増強せねば…」
麗雄「それなんだが、長官。僕に一つ提案がある………」

クスハ「え…? ヴィレッタさん達が行方不明…?」
ロバート「ああ、他の4人も含めてね。ただ、一度だけ彼女から連絡があって…みんな無事だということは聞いている」「…まあ、あいつらのことだ。心配はいらないよ、クスハ」
クスハ「はい…。それと…あの…ブリット君のことなんですけど……」
ロバート「あいつなら3日ほど前…山ごもりをしに行ったけど…」
クスハ「え!? それ、ホントなんですか?」
ロバート「ああ。何でも剣以外の武器も使えるようになりたいと言って…。ほら、あいつ…虎王機のパイロットだったから」「生身でもヌンチャクとか槍を使えるようになりたいって考えるのがブリットらしいけどね」「もしかしたら、龍虎王のパイロットになれなかったのが悔しかったりして」
クスハ「…………」
ロバート「話…聞いてなかったのか?」
クスハ「は、はい……」
ロバート「しょうがない奴だな。ま、そういう所もあいつらしいけど」
クスハ(じゃあ……あの虎王機にブリット君は乗ってない…?)
ロバート「その内、連絡があると思うよ。ロッキーの山ン中でクマと戦ったぞ、とか」
クスハ「ブリット君、練習とか修行とか好きだからあり得るかも…」
ロバート「とにかく、こっちからもあいつに連絡を取ってみる」「虎王機のことは気になるが…あまりマイナスの方へ考えないようにな」
クスハ「はい……」
ロバート「それと…最後に一つ聞きたいことがあるんだが」
クスハ「何ですか?」
ロバート「実は…龍王機から龍人機への改造作業中に不思議な現象が起きてね…」「肩のアーマー部分など、色々な所が白く変色してしまったんだ」
クスハ「え? ホントですか!?」
ロバート「ああ…。それで、君に何か心当たりがないかと思って…」
クスハ「白って…虎王機の色……。もしかして、龍王機は彼にそのことを思い出させるために……?」
ロバート「な、なるほど…。そうとも考えられるか……」
〔扉の開く音(パターン1)〕
命「クスハ、ここにいたのね? 大河長官があなたを呼んでるわ」
クスハ「私を……?」

クスハ「え? 私が龍人機に?」
大河「うむ。今のGGGは戦力が完全に揃っている状態ではない」「出来れば、君と龍人機の力を借りたいのだが…」
クスハ「はい、わかりました」
大河「…………」
クスハ「あ、あの…どうかしました?」
大河「い、いや…。こうも簡単に答えがもらえるとは思っていなかったのでね」
クスハ「私…バルマー戦役が終わってから、心に決めていたんです」「もし…何かあったら…誰かに私の力が必要とされたら、戻ってこようって」
さやか「でも、いいの? あなた、お医者さんを目指して勉強してたんじゃ…」
クスハ「ううん…勉強はいつでも出来るもの」「それに、私…前回の時はいなかったし…」「今度こそ、みんなと一緒に作り出した平和を守りたいから…」
さやか「クスハ……」
大河「ありがとう、クスハ君。我々GGGは君を心から歓迎する。では、これからよろしく頼むぞ」
クスハ「はい、頑張ります」

沿岸都市

真田「やはり、そうか…。オルファンの活性化とビムラーの成長には同調性が見られる」「そして、ビムラーとゲッター線。この事実を解き明かせば、人類は新たな段階へ……」
〔鍵を開ける音〕
真田「!」
スナイパー「………」
真田「アンドロイド…? 君達は何者だ!?」
???「…真田博士だな?」
真田「!」
カットナル「お前には今日からドクーガの一員となってもらう」
真田「ドクーガ…! 世界経済を裏から操っているという、あの…?」
カットナル「我々はお前の頭脳とその研究を高く評価している。協力すれば、命だけは助けてやろう」
真田「脅しのつもりかね? 私を殺せば、ビムラーの秘密を知ることは出来んぞ」
カットナル「む…!」
真田「もっとマシな脅しの台詞を考えてみたまえ」
カットナル「ええい、うるさい! 貴様の脳さえ無事なら構わんのだ! それとも、息子を身代わりにするか!?」
真田「!! ケン太を…!?」
カットナル「さあ、どうする!?」
真田「…フ、フフフ。そうか…どうあがいても無駄というわけか」
カットナル「フン。観念したようだな」
真田「ああ、観念したよ。すっかりね」
〔スイッチを入れる音〕
〔マシンの起動音〕

カットナル「貴様、何をした…?」
真田「フフフ、悪いが付き合ってもらうよ」
カットナル「まさか、自爆する気か!?」
真田(すまん、ケン太…。お前は強く生きてくれ………)
〔画面、閃光〕
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「ゴーショーグン、合身GO!」


【戦闘マップ開始】
ケン太「あれ、家に誰か来てる。もしかして、お父さんかな?」
〔真田邸、爆発〕
ケン太「ぼ、僕の家がっ!?」「父さん! 父さぁぁぁんっ!!」
〔敵ユニット出現〕
ケルナグール「ええい、あの馬鹿! 真田博士を死なせおったな!!」
カットナル「黙れ、ケルナグール! ワシのやり方に口を出すな!!」
ケルナグール「何だと!? 貴様、開き直るつもりか!!」
カットナル「だから、貴様は単細胞なのだ。この屋敷の地下には巨大な空間がある…」「ワシはそこにビムラーの研究成果が隠されているとみた」
ケルナグール「フン。偶然見つけたわけじゃないだろうな?」
カットナル(単細胞のくせに妙な所だけ勘が鋭い…)「ええい! ゴチャゴチャ言っとる暇があったら、さっさと屋敷を包囲しろ!!」
ケルナグール「何を偉そうに! 今回の件は貸しにしておくからな!!」
カットナル「良かろう。だが、手柄はワシの物だということを忘れるな」
ケルナグール「うぬう! だったら、貸しのレートは3倍だ!」
〔インパクター、真田邸へ接近〕
ケン太「ああっ!?」
カットナル「フフフ、真田ケン太君だね? 我々と一緒に来てもらおうか」
ケン太「お、おじさんは…?」
カットナル「真田博士の知り合いだよ。君を連れてくるように頼まれたんだ」
ケン太「だったら、父さんはどこにいるの!? 僕の家はどうなっちゃったの!?」
カットナル「なに、ちょっとした事故だ。それに坊や…私は怪しい者じゃない」
ケン太「充分怪しいよ! その肩のカラスは何なのさ!?」
カットナル「ええい、面倒だ! ワシと一緒に来い!!」
ケン太「!!」
???「坊や、下がるんだ!」
ケン太「え!?」
〔機関銃の発射音〕
スナイパー「!?」
カットナル「貴様、何者だ!?」
サバラス「お前達ドクーガと戦う者だ。さあ坊や、こっちだ!」
ケン太「う…うん!」
〔カーソル、真田邸へ移動〕
カットナル「ケルナグール!!」
ケルナグール「肝心な所は人任せか! やれい、インパクター!」
〔インパクター、真田邸へ接近〕
〔轟音〕
〔画面、振動〕

カットナル「な…何だ? 地震か!?」
〔味方戦艦出現〕
カットナル「ほら、見ろ! やはり地下に隠しておったぞ!!」
ケルナグール「威張るな! あれは何だ!?」
カットナル「だから、言っただろう! あれこそがビムラーの研究成果だ!」
ケルナグール「適当なことをぬかしおって! ただの移動要塞ではないか!!」
ファザー「グッドサンダー起動完了。瞬間移動エネルギー・ビムラー融合開始」
サバラス「よーし、ゴーショーグン用意!
〔味方ユニット出現〕
真吾「レミー、キリー…ゴーショーグン、行くぞ。スタンバイいいか?
レミー「私はいつでもオッケーよ
キリー「お手柔らかに頼むぜ
真吾「よーし、ゴーショーグンGO!
ケン太「あ、あのロボットは…!?」
サバラス「あれこそ、真田博士が造り上げたゴーショーグン。そして、これがグッドサンダーだ」
ケン太「ゴーショーグン…グッドサンダー…。おじさん達は一体…!?」
レミー「ちょっと、ちょっと〜。トライスリーの出番は!?」
真吾「訳あって、省略。色々手間があって大変だからね、今回は」
レミー「それじゃ、あたしの見せ場がないじゃない!」
真吾「文句を言うな、レミー。何事もスピードアップの時代だからな」
キリー「そうそう。ま、レミーちゃんのお相手は後ほど私めがたっぷりと…」
レミー「あ〜あ…。これから先、こんな連中と一緒に戦っていくなんてストレスたまりそう…」
キリー「たまるのは金だけど願いたいね」
サバラス「…真吾、キリー、レミー。君達の力を見せてもらうぞ」
キリー「了解だ。ギャラの分はきっちり働くぜ」
レミー「悪の組織に立ち向かうヒロイン…あたし、こういうの決して嫌いじゃないのよね〜」
真吾「くれぐれも悲劇のヒロインにならないようにな」
レミー「真吾と一緒なら、あり得るかもね?」
キリー「喜劇よりはマシってこと。ま、ここはとりあえず前向きに…」
真吾「それじゃ行くぞ、お二人さん!」
〔真吾、精神コマンド「気合」使用〕
<戦闘開始>

<2PP・味方援軍1出現>

〔味方ユニット出現〕
豹馬「てめえら、そこまでだっ!!」
レミー「あら、正義の味方のご登場?」
キリー「ありゃ確か、コン・バトラーVだな。ニュースか何かで見たことあるぜ」
豹馬「覚悟しやがれ、ドクガガ野郎!」
十三「アホ! そりゃ、ボアザン星の獣士や!」
大作「豹馬しゃん、ドクーガたい」
豹馬「わ、わかってらあ! ちょっと間違えただけだ!」
レミー「間違ってるのはそこだけじゃないんだけどナ」
真吾「そうそう。俺達をドクーガと一緒にしてもらっちゃ困るね」
豹馬「なら、バイザンガだってのかよ?」
十三「獣士ネタはもうええっちゅうんじゃ」
ちずる「それより、豹馬…ドクーガのこと知ってるの?」
豹馬「おう! 小介、任せた!」
小介「い、いきなりふらないで下さいよ!」
豹馬「いいから説明、説明」
小介「え、ええっと…簡単に言えば、ドクーガは世界経済の支配を企む闇の企業団体のことです」
レミー「そそ。で、あたし達はそいつらと戦うことを宿命づけられた正義の味方ってワケ」
豹馬「ホントかよ…?」
真吾「ま、信用してもらうしかないね」
サバラス「真吾、彼らに協力してドクーガを殲滅するんだ」
真吾「と、いうわけだ。よろしく頼むよ、コン・バトラーチーム」
豹馬「わかったぜ。とりあえずは信用してやらあ」
真吾「ま、何にせよ噂に名高いスーパーロボット様の援護だ。謹んでお受けしましょうか」

<敵機が4機以下or3EP・味方援軍2出現>
〔味方ユニット出現〕
クスハ「ああっ…! ケン太君の家が!!」
甲児「お前の知り合いの家なのか!?」
クスハ「う、うん…!」
真吾「おっと、有名どころのご登場だぜ」
レミー「じゃ、新人のあたし達は頑張らなきゃね」
キリー「おいおい、レミー。初々しさをアピールする年頃じゃないだろ?」
レミー「あら…身体はともかく、心はいつも新人のつもりよ?」
キリー「…深いねえ」
クスハ「ケ、ケン太君…!」
真吾「ケン太? ああ、その子ならサバラス隊長が助けたよ」
クスハ「えっ!? ホントですか!?」
ちずる「ね、ねえ、みんな! あれって…龍虎王じゃない?」
大作「ほ、ほんなこつじゃ!」
小介「でも、細かい部分が違いますよ。見たところ、肩にはグルンガストのパーツらしき物が…」
十三「あいつが龍虎王やとしても、何でこんな所におるんや?」
クスハ「バトルチームのみんな…久しぶり」
ちずる「!」
豹馬「クスハ! お前かよ!? 今までどこに行ってたんだ!?」
クスハ「それは……」
甲児「みんな、話は後だ。今はドクーガ野郎の相手をしようぜ!」
さやか「クスハ、機体の方は大丈夫?」
クスハ「龍虎王に乗ってた時と同じ感覚だし、龍人機も付けてもらったパーツに馴染んでるみたい」
甲児「よっしゃ、くれぐれも無茶はすんじゃねえぞ?」
クスハ「ええ、わかってるわ!」
ケルナグール「雑魚が何体増えたところで、このケルナグールの相手ではないわ!」
ボス「ケルナグール? どっかで聞いたことがあるわさ」
ムチャ「それってフライドチキンの…」
甲児「ああ、チェーン店の!」
大作「結構うまかとよ」
ケルナグール「む…。ご愛顧感謝する」「だが! それとこれとは話が別だ!!」「客が減るのは惜しいが、貴様らには死んでもらう!!」
甲児「うるせえ! てめえこそヤキトリにしてやるぜっ!!」

<クスハvsケルナグール>
クスハ「あなた達がケン太君の家を壊したのね!?」
ケルナグール「だったら、どうする?」
クスハ「許せない…! ケン太君はあそこでお父さんの帰りを待っていたのに!!」

<甲児vsケルナグール>
ケルナグール「グフフ…! お前を倒せば、箔がつくわい!」
甲児「なに言ってやんでえ! 代わりに土をつけてやらあ!!」

<さやかvsケルナグール>
さやか「何でドクーガの幹部がフライドチキンの店を経営してんのよ!?」
ケルナグール「グフフ…世の中、金が全てだ。ワシのチェーン店はドクーガの資金源の一つなのだ」
さやか「だったら、もうあんたの店には行かないからねっ!!」

<ボスvsケルナグール>
ケルナグール「ガラクタめ! このワシが叩き潰してくれるわ!!」
ボス「ガラクタだと!? せめてポンコツっていいやがれ!!」
ヌケ「ボス、あんまり意味変わんないよ」
ボス「う、うるせえ! ちょっと間違っただけだわさ!!」

<豹馬vsケルナグール>
ケルナグール「コン・バトラーVめ! バラバラにしてくれる!!」
豹馬「あいにく、今回はそういうワケにはいかねえんだよ!」

<真吾vsケルナグール>
ケルナグール「元ボクシングチャンピオンの実力を見せてやる!」
真吾「何だ、フライドチキンだけじゃないのか」
レミー「見かけより多芸なのねえ」
真吾「けど、戦艦とボクシングはあんまり関係ないんじゃない?」
ケルナグール「うぬう…言わせておけば!」
真吾「だったら、そのでかい図体でチョウのように舞い、ハチのように刺してくれよ。出来るならの話だけどな」

<サバラスvsケルナグール>
ケルナグール「真田博士の研究成果、大人しくドクーガに渡してもらおう!」
サバラス「断る…! グッドサンダーをお前達にような者に渡すことは人類の終わりを意味するのだ…!」

<ケルナグール撃破・勝利条件達成>
ケルナグール「おのれ! 余計な邪魔が入りおったわい! 今日のところは引きあげだ!!」
〔敵ユニット離脱〕
甲児「ヘン! おととい来やがれってんだ!」
さやか「残るはあの謎のロボットね…」
ちずる「こっちで連絡を取ってみるわ」
サバラス「真吾、ゴーショーグンをグッドサンダーに帰還させろ」
レミー「あらら、隊長…お礼も言わないで去るつもりなの? ちょっと失礼じゃない?」
サバラス「これは命令だ。急ぐんだ、真吾」
真吾「…だとさ、レミー」
キリー「泣く子とスポンサーには勝てないな」
レミー「…仕方ないわね。じゃ、お約束の…」「シーユーアゲイン!
〔ゴーショーグン、グッドサンダーへ搭載〕
ちずる「あの人達…こっちの通信に応える気はないみたいよ」
大作「こうなってくっと、逆にあいつらも怪しかばい」
十三「そや、助けてもらった礼も言わんような連中や。油断はでけへんな」
小介「ま、待って下さい! 未知のエネルギー反応が、あの移動基地から検出されています!」
豹馬「何だって!?」
ファザー「ビムラー融合完了。グッドサンダー瞬間移動開始」
サバラス「真吾、レミー、キリー、ケン太…我々の長き旅路の始まりだ…」
〔グッドサンダー、瞬間移動〕
豹馬「き、消えやがった…! 新手の手品か!?」
さやか「ワープじゃないの!?」
小介「仮にそうだとしても、僕達の知らない技術です!」
甲児「あいつら、一体何者なんだ?」
ちずる「GGGへ帰って、長官や博士に報告した方がいいわね」
豹馬「ああ、そうだな」
クスハ(ケン太君……あの艦に乗っていたの……?)
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ヒマラヤ山脈

ファザー「グッドサンダー、瞬間移動終了。現在位置、ヒマラヤ山中…チベット付近」
サバラス「とりあえず、成功したか。ファザー、各部のチェックを」
ケン太「おじさん、父さんは…父さんはどうなっちゃったの?」
サバラス「…真田博士は亡くなられた。ドクーガの手によって…」
ケン太「そんな! じゃあ、あの時に!?」
OVA「ケン太君……」
ケン太「OVA……僕、一人ぼっちになっちゃったんだね…」
OVA「…そうじゃありません…」「私はケン太君の教育メカ。ケン太君の行く所にはどこへでもついていきます…」
ケン太「ねえ、OVA…僕…これからどうすればいいの…?
サバラス「そう。旅に出るんだ、坊や。長い長い旅にね
ケン太「え…」
OVA「そうです。こちらのサバラスさんはご主人様のご親友でした」
サバラス「…君の仲間となるグッドサンダーチームを紹介しよう。…入りたまえ」
〔扉の開く音(パターン1)〕
真吾「北条真吾だ。一応、グッドサンダーチームのリーダーってことになってる」
レミー「レミー島田よ。よろしくね、坊や」
キリー「キリー・ギャグレーだ」
ケン太「あの…。他の人達は…?」
サバラス「グッドサンダーの乗組員は全部で5人。つまり、我々だけだ」
ケン太「ええっ!? それだけなの!?」
サバラス「5人で充分だ。…というより、瞬間移動するためには5人以上の人間は乗れないんだ」「それに、グッドサンダーはコンピュータ・ファザーによってパーフェクトに管理される」
真吾「ところで、サバラス隊長…俺達の旅とやらは、どこへ向かうんだ?」
サバラス「瞬間移動装置を悪用しようとする連中がこの世から消える日まで…」「…もしかしたら永久に逃げ続けることになるかも知れん」
レミー「永久に…?」
真吾「なら、さっさと逃げようぜ。こんな所にいたら出家しちまう」
サバラス「グッドサンダーはまだ完全ではない。一度、瞬間移動を行ったら、しばらくは動けん」
レミー「え〜!?」
サバラス「さらに、瞬間移動が可能な距離も限られている」
キr−「これだから新製品は嫌だよな」
真吾「…なるほど。ゴーショーグンはこのドロ船を守るためのナイトってことね」
レミー「今頃何言ってんの?」
サバラス「ゴーショーグンはただの戦闘ロボットではない。そのボディにはまだ大いなる秘密が隠されている」
レミー「秘密だったら、質問しても無駄ね」
サバラス「すまんな。時が来れば、いずれ話す」
ケン太(もしかして…お父さんが研究していたビムラーってのに関係があるのかな?)
サバラス「ケン太君。これからの旅で君は多くの人に出会い多くの出来事を体験するだろう」「その一つ一つが君にとって意味を持つということを覚えておいてくれ」
OVA「ケン太君、頑張りましょう。私も応援します」
ケン太「うん。僕、行くよ…! この旅は父さんも望んでいたんだ…」「いつまでもメソメソなんかしていられないよ」
サバラス「うむ。その意気だぞ、ケン太君………」

ドクーガ本部

ネオネロス「そうか…。カットナルとケルナグールは真田博士の拉致に失敗したか…」
ブンドル「博士の頭脳は世界的な資産…。それをみすみす失うとは愚かな」
ネオネロス「………」
ブンドル「所詮、血のめぐりの悪い奴と良すぎる奴には無理な作戦だったのです。やはり、私が出向くべきでした」「ネオネロス様…ビムラーとグッドサンダーの追撃は是非このブンドルにお任せを」
ネオネロス「よかろう、ブンドル。次の作戦はお前に任せる」「ジッター…お前はビムラーを探知するレーダーを開発せよ」
ジッター「瞬間移動するグッドサンダーの所在をつかむために…ですな? 承知いたしました」「つきましては研究費の方を。出来ましたら、いつもより多く…」
ネオネロス「グッドサンダーを捕捉することが出来れば、いくらでも払ってやる」
ジッター「は、はあ…出来高払いですか。では……」
ネオネロス(異星人の襲来にオルファンの浮上、そしてビムラー…)(全ての機は熟しつつあるな。フフフフ……)
【シナリオエンドデモ終了】


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