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No.35B
魂、重力に引かれて−前編−

【シナリオデモ開始】
移動中

エリカ「………」
マルガレーテ「おひいさま…どんなにか一矢様にお会いしたかったでしょうに…」
エリカ「マルガレーテ…やはり私は弱い人間です…」「平和が戻るまで、あの人に会わないと決めたのに声を聞き、姿を見ると…」
リリーナ「エリカさん…」
マルガレーテ「おひいさま…」
エリカ「ですが、今は寂しさと同じくらいの勇気が湧いてきています」「あの人も…一矢も戦っている。そのことが私に勇気を与えてくれるのです」
リリーナ「そうです、エリカさん。大事な人のため…全ての人達のために私達も戦いを続けましょう」

月面 フォンブラウン市

ネオ・ジオン兵「…αナンバーズを捕捉しました。進路はアクシズです」
ゼクス「やはりな。では、我々で彼らの頭を押さえる。総員を戦闘配置につかせろ」
ネオ・ジオン兵「は…! ライトニング・カウントの力、存分に拝見させていただきます」
ゼクス(フ……。私の配置はαナンバーズの動きを予測した上でのことか)(これをシャア・アズナブルのメッセージと受け取るか…あるいは……)
ヤザン「…どうやら、俺達は姿を消したシーマ・ガラハウの代わりらしいな」
ゼクス「どういう意味だ、ヤザン大尉?」
ヤザン「本隊の時間稼ぎに利用されていると言うことだ」「もっとも、カミーユのいるαナンバーズと戦えるのなら、俺はそれでも構わんがな」
ゼクス「…………」
ヤザン「怖じ気づいたか、ゼクス? それとも、かつての仲間と戦うのは気が引けるか?」
ゼクス「…そのどちらでもない」
ヤザン「フン…貴様の本心は作戦が始まればわかることだ。妙な真似をすれば、後ろからだろうと撃つぞ」
ゼクス「それはお互い様だろう…? 元ティターンズの人間がわけもなくネオ・ジオンへ手を貸すとは思えんが」
ヤザン「ハッ、誤解してもらっちゃ困る。ティターンズやシャアの思想など、俺にとってはどうでもいい」「ロンド・ベルの連中に前大戦の借りを返す…その手段として、ネオ・ジオン側へつくことを選択しただけに過ぎん」
ゼクス「…………」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「魂、重力に引かれて−前編−」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現済み〕
ダンゲル「ヤザン大尉、αナンバーズは間もなくこの宙域に現れます」
ヤザン「了解した。各機、攻撃準備」
ダンゲル「…来ます!」
〔味方戦艦出現〕
〈出撃準備〉
カミーユ「あのハンブラビ…! ヤザン・ゲーブルか!」
五飛「そして、トールギスIII…裏切り者がようやく姿を現したか!」
ゼクス「…………」
ノイン「ゼクス…あなたを迎えに来ました…!」
ゼクス「私を?」
ノイン「ええ……リリーナ様はご自分の歩む道を決められました」
ゼクス「…………」
ノイン「ですから、あなたにもこれからの道を選んでもらいます」
ゼクス「…容赦はせんぞ」
ノイン「覚悟の上です…!」
ゼクス「わかった……」
キンケドゥ「やはり、連中は俺達がアクシズに向かうのを阻止する気か…!」
アムロ「当然だな。現在は連邦軍が管理しているとは言え、あそこはネオ・ジオンの軍事拠点だ…」「シャアがそう易々と俺達をアクシズへ行かせるわけはない」
ブライト「彼らが例の抑止力だと思うか?」
アムロ「…いや、違うだろう…」
カミーユ「………」
ジュドー「………」
ナンガ「どうした? カミーユ、ジュドー…気分でも悪いのか?」
カミーユ「プレッシャーを感じる…。それも、かなりの大きさの…」
エマ「あの部隊の中にそれだけの相手がいると言うの?」
ジュドー「いや、違うよ。ここにはいないけど、俺達を見ている…!」
プル「な、何なの、これ…!?」
プルツー「くっ……この不快感は…!」
万丈(カミーユやプル達にこれほどまでの圧迫感を与える存在とは何者なんだ…?)
<戦闘開始>

<敵全滅or6PP・敵増援1出現>

※※敵全滅の場合のセリフ※※
トーレス「敵部隊の全滅を確認しました」
エマ「どうなの、カミーユ?」
カミーユ「プレッシャーはますます強くなっています…!」
ジュドー「カミーユさん、これって…」
カミーユ「…………」
※※6PPを迎えた場合のセリフ※※
トーレス「新たな敵影を確認! こ、これは…!?」
〔敵ユニット出現〕
ジュドー「キュベレイにゲーマルク…!」
コウ「ニュータイプ部隊か!?」
モンシア「チッ、宇宙人共め! ついに隠し球を出してきやがったな!」
ネオ・ジオン兵「………」
※※プルが出撃した場合、セリフ追加※※
〔プル、後退〕
※※プルツーが出撃した場合、セリフ追加※※
〔プルツー、後退〕
〔ニュータイプ能力発現〕

ネオ・ジオン兵「………」
プル「あ、ああ…!」
プルツー「く…うう…!」
フォウ「プル! プルツー!」
キンケドゥ(量産型のキュベレイということは…まさか!)
アムロ「ジュドー、二人を下がらせるんだ! このままでは危険だ!」
ジュドー「プル、プルツー! ラー・カイラムに戻れ! ここは俺達が何とかする!」
プル「ご、ごめん、ジュドー…」
プルツー「後はお願い…!」
〔味方ユニット離脱〕
※※敵全滅の場合、セリフ追加※※
トーレス「敵部隊の一部、撤退していきます!」
鉄也「どういうことだ?」
竜馬「ネオ・ジオン内で派閥争いでもやっているんだろうか…」
万丈「そんな生やさしいものじゃないと思うけどね」
竜馬「え!?」

アムロ「ブライト、あの部隊と正面から戦うのは危険だ。遠回りしてでも、アクシズへ直行しよう」
ブライト(カミーユやジュドー達にとってはその方がいいか…!)「よし! 各機は速やかにこの宙域から離脱! アクシズへの急行を優先する!」「各艦は敵陣を突破してこの方面へ向かう!」
〔カーソル、離脱ラインを指定〕
バニング「各機は母艦の護衛に回れ! いいな!?」
コウ「了解!」
カミーユ(このプレッシャー…そして、ニュータイプ部隊…)(認めたくはないが、あの女が帰って来た…!)

<カミーユvsヤザン>
カミーユ「ネオ・ジオンに与してまで俺達と戦うというのか、ヤザン!」
ヤザン「相変わらずの愚問だな、カミーユ。俺がそういう男だということは貴様が一番よく知っているはずだ」「俺は自分の目的を果たすためなら、敵も味方もない。お前達を裏切ったシャアと同じくな!」
カミーユ「言うなっ!」

<ジュドーvsヤザン>
ジュドー「あんた、いい加減にしつこいんだよ!」「ティターンズはなくなっちまったのに、何でそんなことをやってるんだ!?」
ヤザン「貴様らが目の前にいる…それだけで戦う理由になるんだよ!」

<ヒイロvsゼクス(1回目)>
ヒイロ「お前ほどの男なら、シャアの意図に気づいているはずだ…」
ゼクス「無論だ。だからこそ、私はここにいる…!」

<ヒイロvsゼクス(2回目)>
ヒイロ「ゼクス…お前の真意はどこにある?」
ゼクス「それを知りたくば、私を倒してみせることだな」
ヒイロ「…いいだろう…」

<ノインvsゼクス>
ノイン「ゼクス…あなたの真意を見せてもらいます!」
ゼクス「………」

<ヤザン撃破>
ヤザン「相変わらずやってくれる! 次を楽しみにしているぜ!」

<ラムサス撃破>
ラムサス「だ、脱出する!」

<ダンゲル撃破>
ダンゲル「こ、後退する!」

<ゼクス撃破>
ゼクス「やるな…! だが、私はここで終わるわけにはいかん」「お前達にはシャアと連邦の真意が見えていない…! だから、私は…」
ノイン「ゼクス!」
〔ゼクス、マップ端へ移動〕
〔ノイン、ゼクスに隣接〕

ノイン「ゼクス! あなたを行かせるわけには!」
[イベント戦闘「ノインvsゼクス」]
カトル「ノインさん!!」
五飛「何のためらいもなく、トリガーを引いたか…!」
ゼクス「ノイン、これが私の選んだ道だ」
ノイン「ゼ、ゼクス…!」
〔敵ユニット離脱〕
ヒイロ(……シャアの真意……。ゼクス、お前はそれを知るために…?)

<ブライトが離脱ラインに到達>
ブライト「よし! ラー・カイラムはこの宙域を離脱する!」
〔味方戦艦離脱〕

<シナプスが離脱ラインに到達>
パサロフ「敵陣、突破しました!」
シナプス「進路はアクシズ! アルビオン、全速前進だ!」」
〔味方戦艦離脱〕

<ベラが離脱ラインに到達>
ベラ「マザー・バンガードはこの宙域を離脱する! 各機は本艦に続け!」
〔味方戦艦離脱〕

<ピートが離脱ラインに到達>
ピート「大文字博士! 敵部隊を振り切りました!」
大文字「大空魔竜、全速前進! このまま、この宙域を離脱する!」
〔味方戦艦離脱〕

<敵全滅or全味方戦艦が離脱ラインに到達・勝利条件達成>
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ブライト「あのニュータイプ部隊がシャアが送り込んできたものではないだと?」
アムロ「ああ。彼らの背後に感じられたプレッシャーは奴のものじゃない」
カミーユ「俺もそう思います。それに、戦線に投入されたモビルスーツから判断して、おそらく…」
ブライト「では、アデナウアー参謀次官が言っていたシャアに対する抑止力とは……!?」
カミーユ「…………」
アムロ「そうだ。彼女が地球圏へ帰って来たんだ」

ジュドー「落ち着いたかい? プル、プルツー…」
プル「うん…」
プルツー「ジュドー……あのニュータイプ部隊は………」
ジュドー「………………」
プルツー「戻って来たんだね…あの人が………」
ジュドー「そうだ、プルツー。アクシズの向こう側には……」「ハマーン・カーンがいる」
【シナリオエンドデモ終了】


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