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No.45
ビムラーの意志

【シナリオデモ開始】
???(ガンエデン)「………目覚めよ………」「…目覚めよ……巫女よ………」
イルイ(……誰……?)(私を呼ぶのは誰……?)
???(ガンエデン)「……目覚めよ、我が子よ……。イルイよ………」
イルイ(…我が子……?)
???(ガンエデン)「……神の子、イルイ……汝は我の強念を受け継いだ者……」
イルイ「か、神の子…!? 強念…!?」
???(ガンエデン)「…約束の地、パラルへ来たれ…我が子イルイよ………」
〔サイコドライバー能力発現〕
イルイ「………!」
???(ガンエデン)「…パラルへ来たれ………我が子イルイよ……」
イルイ「……………」「……パ……ラ……ル……」「……約束の……地………」「……パラ…ル……へ………」

WORLD AREA
ドクーガ本部

ネオネロス「ブンドルよ…。カットナルとケルナグールはオルファンを攻撃したそうだな?」
ブンドル「申し訳ございません。リクレイマーごときに遅れをとるとは…奴らの無能ぶりは予想以上でした」
ネオネロス「よい。ビムラーを我が手にすれば、世界は我らドクーガへひれ伏すことになるのだ」「それに、オルファン襲撃はワシにとって有益な結果をもたらしたはず」
ブンドル「さすがはネオネロス様…。ご想像のとおり、グッドサンダーに動きが見られました」
ネオネロス「では、伊佐未博士の理論は正しかったようだな」
ブンドル「はっ…。北海にグッドサンダーが現れたという報告が入っております」「おそらく、αナンバーズに接触するつもりなのでしょう…」
ネオネロス「フフフ…これでサバラスの意図に確証が持てた」
ブンドル「意図…?」
ネオネロス「そう…。何故、奴がゴーショーグンをαナンバーズに送り込んだか…」「何故、グッドサンダーが別行動を取っていたか。その答えが確実なものとなった」
ブンドル(………)
ネオネロス「小癪な男め…。自らをオトリにすることで、ワシに『ソウル』の存在を隠していたか…」
ブンドル(ソウル…?)
ネオネロス「ブンドルよ、ただちにカットナル、ケルナグールと合流し、グッドサンダーを奪取せよ」「その際、αナンバーズにいる真田ケン太を抹殺するのだ」
ブンドル(この私にそのような命令を下すとは……)(真田ケン太はそのソウルとやらに関係があるようだな)
ネオネロス「よいな? ブンドルよ」
ブンドル「はっ…。全力を尽くしましょう」

WORLD AREA
移動中

キリー「う~寒い寒い。こう寒くちゃ、やってられん」
レミー「何言ってんの。ちゃんと暖房が効いてるでしょ?」
キリー「出来れば、レミーの肌で温めてもらいたいね」
レミー「あ~ら…そんなこと言ってると、ヤケドするわよ?」
キリー「望むところだね」
レミー「ちゃうちゃう。イザベルが知ったら、ただじゃすまないってこと」
キリー「おいおい、勘弁してくれよ。正義の味方にスキャンダルはノーサンキューだ」
豹馬「…それにしても、何で俺達がアイスランドくんだりまで来なきゃならねえんだ?」
真吾「それはサバラス隊長に聞いてくれ」
小介「もしかしたら…グッドサンダーにはここから離れられない理由があるんでしょうか?」
真吾「ま、あれは一度瞬間移動をしたらしばらく動けないからな」
十三「ほな、護衛をさせるためにワイらを呼びつけたっちゅうことか?」
ちずる「そうね…グッドサンダーを狙ってドクーガが現れるのは確実だもんね」
十三「やれやれ。あっちへヒョイヒョイ、こっちへホイホイ…まるでモグラ叩きやで」
真吾「で…タコ坊主が出りゃ大当たり、と」
ケン太「それって、サバラスさんのこと?」
真吾「他に誰がいるんだ?」
レミー「ま~た、そんなこと言って…ギャラが下がっても知らないわよ?」
真吾「下がるのはキリーの女運だけと願いたいね」
キリー「モテない男のひがみはみっともないぞ、真吾君」
真吾「その余裕…いつまで保つかな、キリーさん?」
豹馬「…で、俺達が呼ばれた理由っていったい何なんだよ?」
ケン太「もしかしたら…父さんは僕達にビムラーのことを教えるために呼んだのかも…」
OVA「え…?」
レミー「そうかもね。隊長もいずれ時が来たら…って言ってたから」
OVA「そうですか…。そうですよね…ケン太君にとってそれは喜ぶべきことですよね…」
ケン太「え…?」
OVA「では、私…食事の支度もありますので失礼します…」
〔扉の開閉音〕
ケン太「あ…OVA…」
ちずる「何だか寂しそうだったわね…」
ケン太(OVA、どうしたんだろう…)

<<クスハ>>
クスハ「レーツェルさん、お願いしますっ!」
レーツェル「では、いただこうか」
クスハ「は、はいっ!」
レーツェル「……………」
クスハ「あ、あの……どうですか?」
レーツェル「ふむ…。ノドごしはいいが、酸味が強いな。レモンにトマト…それにバルサミコ酢か」
クスハ「え、ええ…また正解です。じゃあ、他の人に飲んでもらっても…」
レーツェル「やめておきたまえ。常人なら確実に気絶するレベルだ」
クスハ「は、はあ…確実、ですか……」(…でもレーツェルさんはどうして無事なのかな…?)
一矢「クスハ、レーツェルさんと何をやってるんだ?」
クスハ「え、ええっと…練習なの」
一矢「練習? 何の?」
勇「一矢…世の中には知らない方がいいこともあるぞ」
比瑪「そうそう。クスハのアレ…強烈だもん」
一矢「アレ? 強烈?」
<<アラド>>
ゼオラ「みんな、おやつの時間よ」
ハチロー「待ってました!!」
アカリ「ねえねえ、ゼオラ姉ちゃん…今日のおやつはなぁに?」
ゼオラ「ベラ艦長特製のメロンパン…しかも焼きたてよ」
護「うわっはぁ! おいしそう!」
ゼオラ「みんな、さっきは格納庫の掃除を頑張ってくれたから…特別に1個ずつおまけしてあげるわね」
ユキオ「やった! ゼオラ姉ちゃん、太っ腹!」
アラド「へ~え…太いのは足だけじゃねえんだな」
〔殴打音〕
アラド「いてっ!!」
ゼオラ「どう!? これでも太いって言うのっ!?」
アラド「あ、あのさ、ゼオラ…その…見えてるよ」
ゼオラ「え!? 見えてるって…?」
クマゾー「あ! クマさんパンツだも!」
アラド「お前、意外と可愛いパンツはいてんだな。もしかして、スクールの支給品?」
ゼオラ「バ…!」
アラド「バ?」
ゼオラ「バカ! エッチ! スケベ! あなたなんか最低よぉぉぉぉっ!!」
アラド「じ、自分で見せといてそりゃねえだろ!?」
ゼオラ「も、もうお嫁にいけないわっ! どうしてくれるのよっ!?」
アラド「お、お前…今時そんなこと言ってる奴いねえって」
一矢「…………」
ファン・リー「見事なかかと落としだったな」
カミーユ「え、ええ…」
一矢「それとは別に、すごい物を見てしまったような気もするけど…」

〔扉の開閉音〕
OVA「…………」
<<クスハ>>
勇「どうしたんだ、OVA? 落ち込んでるみたいだけど…」
<<アラド>>
カミーユ「どうしたんだ、OVA? 落ち込んでいるみたいだけど……」

OVA「はあ…」
<<クスハ>>
一矢「勇…OVAが落ち込んでるってよくわかったな」
勇「ああ…。ケン太や護ほどじゃないけど、そういうことが感じられるようになってきてね」「もしかしたら…ネリー・キムのおかげかも知れないな」
比瑪(勇……)
勇「それで、OVA…何かあったのか?」
OVA「いえ…別に何でもないんです」
勇「俺達でよかったら、相談に乗る」
比瑪(勇がそんなことを言うなんて…。それもネリーさんと会ったから…?)
勇「…だから、話してみてくれないか?」
<<アラド>>
一矢「何かあったのかい?」

OVA「は、はあ…。実は…ケン太君が私の所から離れていくような感じがして…」
<<クスハ>>
勇「ケン太が…?」
比瑪「OVAはあの子のお母さんだもの。きっと寂しいのね」
OVA「私が…ケン太君のお母さん…」
勇「寂しいって、どういうことだ?」
比瑪「子供の成長って、親から見れば嬉しさと寂しさが入り混じるって言うもの」
勇「そうなのか…? 俺には実感できないけど…」
比瑪「私にはお母さんがたくさんいたし…クマゾー達の面倒も見てたから、そういうの何となくわかるわ」
OVA「…私…ケン太君の母親の代わりを務められているんでしょうか……?」
クスハ「ううん、代わりじゃないわ。ケン太君だって、きっとそう思ってる…」
OVA「………」
レーツェル「君が寂しさを感じているということは…」「見方を変えれば、ケン太君が成長している証となるのではないかね?」
比瑪「そうだよ、OVA。そう思った方がいいわ」
OVA「は、はい…。ありがとうございます、みなさん…」
勇(成長している証…か…)
〔扉の開閉音〕
ブリット「クスハ! 大変だ!」
クスハ「どうしたの、ブリット君?」
ブリット「イルイが…イルイが倒れてしまったんだ!」
クスハ「ええっ!?」
比瑪「あの子が!?」
<<アラド>>
OVA「…私…これからもケン太君の母親の代わりを務めることが出来るんでしょうか…?」
ゼオラ「…大丈夫よ、OVA」
OVA「ゼオラさん…」
ゼオラ「…OVAはちゃんとケン太君の面倒を見てあげてるし、あの子だって、それをわかってる…」
OVA「…………」
ゼオラ「だから、ケン太君はOVAと一緒いられて幸せだと思うの」
OVA「本当ですか…?」
ゼオラ「ええ……私達に比べたら……」
一矢「…どういう意味なんだ?」
ゼオラ「あ、いえ……何でもないんです」
カミーユ「何でもないって…」
アラド「…………」「カミーユさん…おれ達、スクールに入ってからコンピュータに育てられたんですよ」
ゼオラ「! アラド…!」
カミーユ「本当なのか、それ…!?」
アラド「ええ、メイガス・ケーナズっていうコンピューター…」「おれ達をパイロットに仕立て上げるためだけの機械に……」
カミーユ(メイガス…!? あのアンセスターの中枢制御装置と同じ名前じゃないか…!)(もしかして…スクールで養成されていたパイロットとは…)(マシンナリー・チルドレンを作り出すための…!?)
ゼオラ「…………」
アラド「スクールには科学者が何人かいたけど、おれ達の親と呼べる存在はメイガス・ケーナズだったんです」「だから、ケン太は幸せだと思いますよ。人間と同じ心を持ったOVAに育てられたんだから…」
OVA「アラドさん……」
アラド「あ……すみません。何か湿っぽくなっちゃったッスね」
カミーユ「アラド、お前……」
アラド「大丈夫ですよ、カミーユさん。結局、おれとゼオラはスクールから放り出されちまったし…」「みんなのおかげでこうやってαナンバーズにいられるんですから」
カミーユ「…そうか……」
〔扉の開閉音〕
ナナ「みんな、大変よ!!」
一矢「どうしたんだ、ナナ?」
ナナ「イルイちゃんが…! イルイちゃんが倒れちゃったの!」
アラド「ええっ!?」

<<クスハ>>
クスハ「イルイちゃんっ!!」
イルイ「クスハ……」
クスハ「だ、大丈夫なの…!?」
<<アラド>>
ゼオラ「イルイ!!」
アラド「大丈夫か!?」
比瑪「ちょっと、大きな声を出しちゃダメよ。イルイがびっくりするじゃない」
アラド「す、すみません…」
イルイ「アラド…ゼオラ……」
ゼオラ「イルイ…大丈夫なの…!?」

プル「うん。ついさっき、目を覚ましたばかりだよ」
<<クスハ>>
比瑪「倒れたって聞いたけど……」
エマ「この間の時と同じ…。身体に異常はないわ」
<<アラド>>
アラド「た、倒れたって聞いたけど……」
比瑪「そうなんだけど、身体に異常はないの。疲れがたまってたんじゃないかって、ドクターが言ってたわ」

イルイ「心配かけてごめんなさい。私…大丈夫だから」
<<クスハ>>
クスハ「ホントに…?」
<<アラド>>
アラド「ホントか…?」

イルイ「うん…」
<<クスハ>>
比瑪「良かった…。ブリットが凄い顔して飛び込んで来たから、何事かと思っちゃったわ」
ブリット「す、すまない…。俺も人づてで聞いたものだから、つい…」
クスハ「でも、イルイちゃんが無事で良かった…」
イルイ「……クスハ…私……お母さんの夢を見たの……」
クスハ「え…!?」
ブリット「もしかして、記憶が!?」
<<アラド>>
ゼオラ「良かった……」
イルイ「…ゼオラ……」「私…お母さんの夢を見たの……」
ゼオラ「え…!?」
アラド「もしかして、記憶が!?」

イルイ「ううん……。夢の中で声を聞いて…それが何となくお母さんじゃないかって思ったの…」「でも…何を話したかは覚えてない…」
<<クスハ>>
クスハ「イルイちゃん……」
<<アラド>>
アラド「イルイ……」

イルイ「ねえ、○○○…。○○○は私と一緒にいてくれるよね?」
<<クスハ>>
クスハ「え、ええ…。でも、どうしてそんなことを…?」
<<アラド>>
アラド「え…?」

イルイ「約束してくれる…?」
<<クスハ>>
クスハ「…もちろんよ、イルイちゃん。一緒にいて、あなたを守ってあげる」
ブリット「俺もだよ、イルイ」
<<アラド>>
アラド「…わかったよ、イルイ。おれ、約束する」「一緒にいて…お前を守ってやるよ」

イルイ「…ありがと……それが聞ければ……」「……じゅう…ぶん……」
<<クスハ>>
ブリット「イ、イルイ!」
<<アラド>>
アラド「イ、イルイ!」

プル「ま、また…寝ちゃったの?」
<<クスハ>>
エマ「…そうみたいね…。このまま休ませてあげましょう」
<<アラド>>
比瑪「…そうみたいね。このまま休ませてあげようよ」
〔警報〕
シモン「総員、第1種戦闘配置につけ。本艦はまもなくグッドサンダーと接触する。繰り返す、総員第1種戦闘配置につけ」
<<クスハ>>
エマ「みんな、行きましょう」
比瑪「は、はい!」
クスハ(イルイちゃん…私、行くわ。あなたとの約束を守るために…!)
<<アラド>>
ゼオラ「!!」
比瑪「私達も行かなきゃ!」
アラド(イルイ…おれ、行くぜ。お前との約束を守るために…!)

【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「ビムラーの意志」


【戦闘マップ終了】
〔味方戦艦出現〕
〔敵ユニット出現〕

サバラス「ファザー、αナンバーズはまだか?」
ファザー「あと数分はかかるそうです」
サバラス「むう…グッドサンダーはこの位置から動けん。何とか耐えしのぐしかないか」
ブンドル「フフフ…ついに追いつめたぞ、グッドサンダーよ」「長き旅路の果てに白き絶望の底へと沈みゆくその姿……」「……美しい………」
カットナル「…ブンドルよ、作戦前に言っておきたいことがある」
ケルナグール「前回は貴様の作戦のせいでひどい目に遭った。その責任、どう取るつもりだ?」
ブンドル「フッ…愚かなことを。グッドサンダーを発見、包囲できたのはオルファン攻撃の成果なのだぞ」「つまり、私の作戦は最終的に成功を収めたと言えよう」
ケルナグール「ふざけるな! ワシらの軍団は大打撃を受けたのだぞ!!」
ブンドル「だから、こうして我が軍団の戦力を貸し出している」「それも無償でな…」
ケルナグール「む…う…! だが、それとこれとは話が別だ!!」
ブンドル「ならば、私はこのドクーガ基地の防衛に回ろう。手柄はお前達が立てればいい」
ケルナグール「よし…! まずはグッドサンダーを押さえるぞ!」
ブンドル「時はダイヤモンドより貴重だ、急げ…!」
???「おっと残念! 戦闘前の口ゲンカは余計だったようね!」
ケルナグール「何!?」
サバラス「どうやら間に合ったようだな」
〔味方戦艦出現〕
〈母艦出撃選択〉
ブンドル「フフフ…待っていたぞ、αナンバーズ」
レミー「あ~ら、ブンドルの兄さん…お見限りィ」
ブンドル「私の名前を覚えてくれたとは光栄だよ、マドモアゼル・レミー…」
真吾「やれやれ、今度は三バカトリオでご登場か」
カットナル「だ、誰が三バカだ、誰が!!」
ケルナグール「フン、貴様のことではないのか?」
カットナル「ええい、単細胞の貴様にそんなことを言われる筋合いはない!!」
ベラ「各小隊は発進を! ドクーガからグッドサンダーを守れ!」
〈出撃準備〉
〔味方ユニット出現〕
ブンドル「フフフ…雄々しくも儚い戦士達に送る言葉はただ一つだけ…」「美しい…」
真吾「さぁて、美しいお約束も終わったところで…いざ参りましょうか、諸君!」
レミー「オッケー!」
カットナル「どうする、ブンドル? この戦力で奴らの相手をするのは厳しいぞ!」
ブンドル「うろたえるな。一流は一流を知る…ならば、美しき者の相手は美しき者だ」「ミュージックスタート! 出でよ、機鋼戦士ドスハード!」
〔BGM「美しき青きドナウ」〕
〔敵ユニット出現〕

アムロ「! あれは…!?」
チェーン「トリコロールカラー、それに額のアンテナ…」
コウ「もしや、ガンダ……」
ニナ「やめて、コウ! お願いだから、それだけは言わないで!」
コウ「いや、あれ…どう見てもガンダ…」
ニナ「だから、言わないでったら!」
ブンドル「フフフ…ドスハードよ、お前の美しさに彼らも思わず息をのんでいるぞ…」
カットナル「…あれはあきれておるだけではないのか?」
ブンドル「フッ…ドスハードは美しいだけのメカではない」「行け、ドスハード。お前はお前の使命を果たすのだ…!」
真吾「よーし…キリー、レミー! 景気良く行くぜ!」
サバラス「待て、真吾。今のゴーショーグンではゴーフラッシャーを使えないはずだ」
真吾「な、何だって!?」
レミー「あ、あら…ホント。どういうこと?」
サバラス「全ては数分後に明かされる。君達の健闘を祈るぞ」
<戦闘開始>

<2PP・敵増援1出現>

〔緑の宝石の輝き〕
護「! 凱兄ちゃん!!」
凱「ゾンダーか!?」
〔敵ユニット出現〕
ケルナグール「何だ、あいつらは!?」
ブンドル「フッ、奴らがゾンダーか…。ここに現れたということは…やはり…」
凱「まさか、奴らの目的はビムラーなのか!?」
ペンチノン「ウイィィィィ! 有機生命体を進化させる忌まわしいエネルギー…!」
プリマーダ「その存在を許すわけにはいかないわ…」
ペンチノン「ビムラーと関わる者に死を! ウイィィィィィィ!!」
真吾「あいつらもビムラー狙いなのか!?」
レミー「ちょっと、どういうこと!?」
サバラス「全てはこの戦いが終わってから話す。今は奴らからグッドサンダーを守ってくれ」
キリー「おいおい…他力本願もはなはだしいぜ」
サバラス「全てはファザー…つまり、真田博士の指示だ」
ケン太「! 父さんの…!?」
サバラス「そうだ。我々はあと5分間、この場所から動けん」「すまんが、諸君…何としてもグッドサンダーを守ってくれ」
真吾「…わかったよ、隊長。俺達にとっちゃ、それが本来の仕事だ」
レミー「そうそう。初心に返って頑張りましょ」
万丈「だが、気をつけた方がいい。ビムラーがドクーガやゾンダーを呼び寄せたのなら…」
真吾「! エサにつられてやってくる連中がまだいるってことか…?」
万丈「ああ。どうやら、今回は厄介なことになりそうだ」

<2EP・敵増援2出現>
〔通信のコール音〕
ジッター「ケルナグール将軍、聞こえますか?」
ケルナグール「ジッターか! 何だ!?」
ジッター「ご注文の例のメカが完成しました。すでにそちらに送ってあります。出来上がりはご自分の目でお確かめを」
ケルナグール「おお! でかしたぞ、ジッター!」
ジッター「なお、入金はお忘れなく…」
レミー「真吾、向こうから何か来るわよ!」
真吾「早速いらっしゃったか。今度はどこの連中だ?」
〔敵ユニット出現〕
真吾「な、何っ!?」
レミー「ウソ!?」
キリー「冗談だろ、おい!」
〔ゴーナグール、前進〕
ブンドル「む…!」
プリマーダ「あれは…?」
ブンドル「何と……」「何と悪趣味なロボットだ…」
プリマーダ「地球人のロボットにしてはなかなかどうして…」
ブンドル「あの悪趣味なカラーリング…オリジナリティのないデザイン…無意味なデコレーション…」
プリマーダ「素晴らしい色彩バランス…キッチュなデザインセンス…さらに造形美の極限に挑戦したボディ…」
ブンドル「まったくもって…」
プリマーダ「何て……」
ブンドル「…美しくない」
プリマーダ「…美しい」
ケルナグール「見たか! これぞ、対ゴーショーグン用に準備していたゴーナグールよ!!」
レミー「あ~あ…よくやるわよ…。みなさ~ん、類似品には注意しましょう」
真吾「ま、偽物が出てくるのはメジャーになった証拠だけど…」
キリー「デザインはもうちょっと何とかならかなったのか?」
ケルナグール「グフフ…ゴーナグールは見てくれだけではない!」「貴様らはここで奴に敗れ、今日から偽物として生きるのだ!!」
真吾「面白い…この勝負、乗ったぜ」
レミー「真吾、遠慮なくやっちゃって!」
真吾「おう! 元祖合身本家本元ゴーショーグンの力…たっぷり見せてやろうじゃないの!」

<敵が8小隊以下or4EP・敵増援3出現>
〔敵ユニット出現〕
万丈「!! あれは…!」
コロス「破嵐万丈、健在のようですね」
ビューティ「そ、そんな…!」
レイカ「あの女が生きてたなんて!」
万丈「ま、二度あることは三度あるって言うからね」
コロス「そう。ドンの夢を果たすまで…私の戦いに終わりはないのです」
万丈「で、ここへ来たからには…」
〔カーソル、サバラスを指定〕
万丈「やはり、ビムラーが目的か?」
コロス「そうです。あれこそ、私達の夢を実現させる力…」
万丈「……!」「その理由はあえて聞くまい…いや、聞く必要はない!」
コロス「…………」
万丈「コロス! この僕とαナンバーズ…そして、空に日輪がある限り!」「必ずやメガノイドの野望を打ち砕いてみせる!!」
コロス「いいでしょう…。メガノイドを否定する者達よ、この地球と共に滅びなさい」
ペンチノン「ウイィィ? あの女……我らと似ているぞ」
コロス「! 私を見ている者がいる…?」
プリマーダ「フフフ…あんな連中がいるなんて、この星も捨てたものじゃないわね」
コロス「…あの力は………」

<万丈vsコロス>
万丈「コロス、お前の目的は何だ!?」
コロス「私のすべき事は今も3年前も変わりません。ドンの夢を実現する事、それが私の存在する意味です」
万丈「まさか、ドン・ザウサーも生きているのか!?」
コロス「それを知る必要はありません。破嵐万丈…我らの邪魔をするお前はここで死ぬのですから…」

<真吾vsブンドル>
ブンドル「ゴーショーグンよ。済まないが今日はお前達の相手は他の二人に任せる事にする」
レミー「別にこっちもあなたと手合わせしたいわけじゃないんだけどね…」
ブンドル「マドモアゼル・レミー、君が一対一で私の元に来るのならいつでもお相手するがね…」
キリー「ヒュー! 見事なアプローチ! 勉強させてもらったぜ!」
レミー「真吾! お礼にキツい一発をお見舞いしてあげて!」
真吾「了解!」

<コロス撃破>
コロス「…撤退を。これ以上の戦いは今後の計画の支障となります」
万丈「逃がさんぞ、コロス!!」
コロス「…破嵐万丈、人間がビムラーに選ばれると思っているのですか?」
万丈「何…!?」
コロス「ビムラーに選ばれし者…それは我らメガノイドをおいて他にありません」「また会いましょう、破嵐万丈…」
〔敵ユニット離脱〕
万丈「ビムラーに選ばれるだと…?」

<ベンメル撃破>
ベンメル「認めん…認めんぞ! まだワシのコレクションは完成しておらんのだ!」「コレクションの完成前にこのワシが…このワシが…!」

<ブンドル撃破>
ブンドル「フ…。散り際こそ美しくあれ…」

<カットナル撃破>
カットナル「ええい! 精神安定剤を持って来ーい!」

<ケルナグール撃破>
ケルナグール「ええい! 帰ってゴーナグールで憂さ晴らしだ!」

<敵全滅or8PP・勝利条件達成>
※※敵全滅の場合、セリフ追加※※
ブンドル「フフフ…やるではないか、αナンバーズ…」「だが…勝利に酔いしれたその瞬間がお前達にとって命取りとなるのだ」
〔敵ユニット出現〕
ベラ「伏兵!?」
ブンドル「さあ、ドスハードよ…奴らに乾坤一擲の一撃を!」
〔ドスハード、ベラへ隣接〕
〔ベラに爆発〕

ベラ「くうっ! 被害状況の報告を!!」
レイカ「居住ブロックに直撃!!」
ベラ「何ですって!? すぐに消化を!!」
〔ベラに爆発〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔画面、振動〕
凱「な、何だ!? この振動は!?」
めぐみ「地面の下から何か来るわ!!」
サバラス「始まったか…。ファザー、グッドサンダーをビムラー受け入れ態勢に」
ファザー「了解。ビムラー受け入れを開始します」
〔サバラス、発光〕
ファザー「ビムラー受け入れ完了」
真吾「あ、あれがビムラーの正体なのか…?」
凱「た、ただのエネルギーじゃない! 何か意志のようなものが…!」
※※竜馬出撃の場合、セリフ追加※※
竜馬「……!」

ブンドル「何と…何ということだ…。あの光……あの輝き……」「ただ、ひたすら美しい……」
※※竜馬出撃の場合、セリフ追加※※
隼人「お、おい、リョウ…今のは…!」
竜馬「あ、ああ…ビムラーにゲッターが反応した…!」
※※8PPの場合、セリフ追加※※
ケルナグール「何が起こったのだ!?」
カットナル「少しは頭を使え、単細胞! さっきの光、あれこそがビムラーだ!」
ケルナグール「ということは…奴らは自分の目的を果たしたのか!!」
ブンドル「フフフ…やるではないか、αナンバーズ…」「だが…勝利に酔いしれたその瞬間がお前達にとって命取りとなるのだ」
〔敵ユニット出現〕
ベラ「伏兵!?」
ブンドル「さあ、ドスハードよ…奴らに乾坤一擲の一撃を!」
〔ドスハード、ベラへ隣接〕
〔ベラに爆発〕

ベラ「くうっ! 被害状況の報告を!!」
レイカ「居住ブロックに直撃!!」
ベラ「何ですって!? すぐに消化を!!」
〔ベラに爆発〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※

サバラス「真吾、ビムラーの受け入れは完了した。ゴーフラッシャーも使用可能だ」
真吾「待ってたぜ、その言葉!」
〔ドスハード、後退〕
〔真吾、ドスハードへ隣接〕

※※敵全滅の場合のセリフ※※
真吾「行くぞ!!」
※※8PPの場合のセリフ※※
真吾「マザー・バンガードをやらせはしないぞ!!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※

[イベント戦闘「真吾vsドスハード」]
真吾「あ、あら?」
キリー「確かに当たった…よな?」
真吾「あ、ああ…!」
レミー「なのに、何で効いてないの!?」
真吾「そ、そんなこと俺が知るかって!」
ケン太「見える……見えるよ……!」
OVA「ケン太君、どうしたんです!?」
ケン太「あのロボットの中に何かが見える…」
※※敵全滅の場合のセリフ※※
ケン太 「何だろう…? あいつ、何か言ってる! 聞こえない……何か言ってるよ!
※※8PPの場合のセリフ※※
ケン太 「何だろう…? あいつ、何か言ってる! 聞こえない…? 何か言ってるよ!

真吾「!?」
ケン太「ほら…嫌だ、戦うのは…戦うために生まれてきたんじゃない…」「敵メカが言っているんだ。戦いたくない。戦うぐらいなら、死んだ方がマシだって…!
〔敵ユニット撃破〕
真吾「!!」
レミー「も、もしかして…遅効性のゴーフラッシャー!?」
キリー「い、いや…あいつ、自爆したんじゃないのか…!?」
ケン太「真吾! もう一度、ゴーフラッシャーを撃って!」
真吾「撃つって、どこへ!? もう敵はいないんだぞ!」
ケン太「いいから! あのメカが最期にそう言ったんだ!」
レミー「ええっ!?」
ケン太「早く! ゴーフラッシャーを!!」
真吾「ええい、もうどうにでもなれ! ゴーフラッシャー・スペシャル!!」
〔真吾、サバラスに隣接〕
〔真吾、ゴーフラッシャー・スペシャル使用〕
〔画面、振動〕

サンシロー「こ、今度は何だ!?」
一矢「ま、またビムラーか!?」
小介「ち、違います! ドクーガ基地の動力源が暴走を始めたようです!」
サンシロー「ぼ、暴走だぁ!?」
レミー「ちょっと、真吾! いったい何やったのよォ!?」
真吾「だから、俺が知るかって!!」
カットナル「おい、ブンドル! 一体何がどうなっとるんだ!?」
ブンドル「…一つだけわかっているのは…」「我々の基地が最期を迎えるということだ…!」
※※敵全滅の場合のセリフ※※
ケルナグール「落ち着いている場合か! 脱出だ! 脱出するぞ!!」
※※8PPの場合のセリフ※※
ケルナグール「落ち着いている場合か! 脱出だ、脱出するぞ!!」
〔敵ユニット撃破〕
※※※※※※※※※※※※※※※

〔吹き上がるマグマ〕
ペンチノン「ウイイィィ!」
プリマーダ「ペンチノン、何が起きた!?」
ペンチノン「覚醒したビムラーがあのロボットに力を与えた…!」「成長と進化を続けるエネルギー…予想以上に危険だ……」「ウイィィィ! この件、一刻も早くパスダー様に報告しなければならない! ウイィィ!!」
〔画面、発光〕
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ケン太「父さん…」
真田「ケン太…お前や皆さんに真実を話す時が来た…」
ブライト「では、ビムラーの秘密を我々に教えていただけるのですね?」
真田「ええ。あなた達にもビムラーの意志をお伝えしましょう……」
ケン太「ビムラーの…意志?」
竜馬「真田博士、あれは意志を持つエネルギーなんですか?」
真田「そうだ。ゲッターロボに乗っている君なら、理解ができるだろう?」
竜馬「……!」
真田「ビムラーは遥か昔…そう、人類の文明が誕生する以前から地球内部に存在していたエネルギーなのだ」
ケン太「そ、そんな昔から…?」
真田「ああ。そして、その最大の特徴は先にも言ったとおり、自らの意志を持っていることだ」
麗雄「…意志があるからには明確な目的を持っておるはずじゃな」
真田「ええ。ビムラーの目的…それは生命体の進化です」
隼人「進化を促すエネルギー…! そいつはまるで……」
真田「うむ。ビムラーとゲッター線は、その特徴において共通する要素が多い」
竜馬「! なら、ビムラーも…?」
真田「そうだ。私はあれが宇宙から来たものだと考えている」
竜馬「じゃ、じゃあ…ビムラーが促す進化とは…」
真田「おそらく、知的生命体を宇宙へ旅立たせること…」「ビムラーが備えている瞬間移動能力はそのためのものだろう」
ケン太「ちょっと待って! 宇宙への旅立ちがどうして進化を意味するの!?」
真田「ケン太…お前も知ってのとおり、この宇宙には数多くの知的生命体が存在している」「だが、その者達がそれぞれの星で暮らしているだけでは発展や進化は望めない」「宇宙という無限の空間へ進出し、異なる星の知的生命体と出会い、困難や試練に打ち勝って共存することが…」「永遠の繁栄…言いかえれば、究極の進化への道と言えるだろう」「そして…ビムラーはそれを人類に教えようとしているのだ」
ケン太「うん…。僕、何となくだけどわかるよ」
万丈「そうか…。メガノイドの最終目的は銀河への進出…それでコロスはビムラーを欲したのか」
アムロ「…人の進化の行く末が宇宙への進出、つまり重力から魂を解き放つことだというのなら…」「ニュータイプの覚醒もビムラーの影響によって…?」
真田「いや…現状のビムラーは全ての知的生命体の進化を促すまでには至っていない」「ホ乳類誕生のきっかけとなったと言えるゲッター線や、オーガニック・エナジーなどのように…」「我々の常識を遥かに超えたエネルギーの一つと考えるべきだろう」
勇「なるほど…。それで、オルファンやビムラーは互いに影響を与えているのか」
比瑪「影響って?」
勇「性質や特徴は違っても、銀河への旅立ちという目的は同じ…」「だから、お互いを利用…いや、協力し合っているのかも知れない」
比瑪「それって、いい意味での協力だったらいいんだけど…」
勇(もしかして…ネリーが言っていた大いなる存在とは…ビムラーのことだったのか?)
カミーユ「…真田博士、一つ疑問があります。何故、ビムラーは今になってその力を発現させたんです?」
真田「…ここ数年、人類は何度も存続の危機にさらされている…」「一年戦争、異星人や地下勢力の襲来、バルマー戦役、超重力崩壊の衝撃波…」「それらがビムラーの目覚めを促し…私は代行者としての使命を与えられたのだ」
ケン太「じゃあ、父さんがゴーショーグンやグッドサンダーを作ったのは…」
真田「そう、ビムラーの意志でもある。そして、ケン太…お前も私と同じく、ビムラーに使命を与えられた存在なのだ」
ケン太「僕が…?」
真田「ああ。お前はビムラーの申し子とも言うべき存在なのだよ」
麗雄(つまり…ケン太君も護君と同じく、僕達にとって重要な鍵を握る子供だということか…)(そして、ゾンダーは有機生命体を進化させるビムラーを適しし、攻撃を仕掛けてきた…)
キリー「それにしても、大したもんだ。ただのメカ好きの子供だと思ってたが…」
レミー「そのケン太を守るために選ばれた私達って…結構責任重大だったのねえ」
真吾「ああ、まったくだ」
甲児「いや、そんな他人事みてえに言うこっちゃねえだろ?」
竜馬「…もしかして、ゴーフラッシャーがパワーアップしたのはケン太君と何か関係が…」
真田「うむ。ケン太と共にビムラーが新たな成長段階を迎え…ゴーショーグンに新たな力が与えられたのだ」
ケン太「じゃあ、あのドクーガメカの声は……」
真田「うむ。彼らはゴーフラッシャーによって自らの意思を持つに至ったのだ」
キリー「な、何だって!?」
サコン「メカに意思を…? では、あの爆発は…」
ケン太「うん…あのメカは戦いたくないって言ってた…。でも、命令を拒否できなくて…」
サコン「自らの役目を終えた…?」
ケン太「うん…」
アムロ「それにしても…人ならざる者の声を聞くだけならまだしも、意思を与えるとは…」
真田「ケン太が花や草、風や水と意思をかわせるのもビムラーの体現者…『ソウル』として成長しつつある証だ」
ケン太「ソウル…」
真田「その結果、メカに対しても生物と同じように愛情を抱くケン太の心と…」「それに反応したビムラーの力がメカの意思を呼び覚ましたのだろう」
サコン「では、ドクーガ基地の動力源の暴走を同じ理由で……」
隼人「まったく、恐れ入るぜ。だが、おかげでこれからの戦いが楽になるかも知れねえな」
真田「いや…ビムラーが完全に覚醒しない限り、今日のような現象が必ず起きるとは言えん」
レミー「あらら…残念」
真吾「ま、そうそう事が上手く運ぶわきゃないか…」
ケン太「それで、父さん…。僕、これからどうすればいいの?」
真田「ケン太…ビムラーの覚醒はお前の生長と共にある」「お前が正しい心を持ち、αナンバーズのみなさんと共に歩んで行くのなら…」「ビムラーは必ず人類の力となり…お前はソウルとして真の旅立ちの日を迎えることになるだろう」
ケン太「わかったよ、父さん。僕、みんなと一緒に旅を続けるよ。それが僕の使命なんでしょ?」
真田「うむ…。お前の未来がビムラーと共にあることを祈っている」
ブライト「では、真田博士…。引き続き、お子さんをお預かり致します」
真田「よろしくお願い致します。私はサバラス隊長と共にグッドサンダーでドクーガに対するオトリとなります」
ブライト「わかりました。博士達もどうかご無事で……」
真田「ええ…。ビムラーが真の覚醒を迎えるその時にまたお会いしましょう……」

<<クスハ>>
クスハ「ええっ!? イルイちゃんがいなくなったって…本当なの!?」
<<アラド>>
アラド「イルイがいなくなったって…本当かよ!?」

カトル「ま、まさか…マザー・バンガードが受けた攻撃で…?」
OVA「い、いえ……。その時は私やケン太君と一緒に別のブロックへ避難したんですが…」「その後、見当たらなくなって…」
<<クスハ>>
クスハ「そ、そんな…!」
<<アラド>>
ゼオラ「そ、そんな…!」

プル「あたし達も捜したんだけど、どこにもいないの……」
比瑪「自分で艦を降りたってこと…?」
OVA「そ、そうかも知れません…」
<<クスハ>>
ブリット「で、でも、いったいどこへ? 近くに街なんてないのに…!」
<<アラド>>
アラド「で、でも、いったいどこへ? 近くに街なんてねえのに…!」

比瑪「あの子…お母さんを捜しに行ったのかも…」
<<クスハ>>
ブリット「お母さんって…何でそんなことがわかるんだ!?」
比瑪「だって、声を聞いたって言ってたもの…」
<<アラド>>
アラド「お母さんって…」
ゼオラ「もしかして、出撃前にイルイが言ってた……」
比瑪「だって、声を聞いたって言ってたもの…」

勇「でも、誰にも何も言わずにいなくなるって…変じゃないか?」
<<クスハ>>
クスハ「そ、そうよ…。イルイちゃん、私と約束したのに…」「ずっと一緒にいるって言ったのに……」
ブリット「……………」
クスハ「…イルイちゃん…もしかして、私達と一緒にいるのがつらくなって……」
ブリット「え!?」
クスハ「だ、だって……あの子はまだ小さいもの…。優しい子だもの…」「こんな戦いの中じゃ…イルイちゃんは………」
ブリット「そんなことはない! だったら、あの時にあんなことを言うはずがない…!」「俺達と一緒にいるのがつらいのなら、怖いのなら…あの子は何であんな約束をしたんだ?」
クスハ「………」
ブリット「それは俺達がやっていることを理解してくれているからじゃないのか?」
比瑪「ブリット…」
ブリット「他の子供達だってそうさ。だから、こんな戦いの中でみんな一所懸命生きてるんだ…!」
クスハ「…ごめん…ブリット君…。そうだよね……イルイちゃんを信じてあげなきゃダメだよね…」
ブリット「ああ…。きっと何か訳があるんだ……。俺達に言えなかった訳が…」
プル「ね、ねえ…もう一度みんなで捜そうよ。もし、迷子になっちゃってたら……」
勇「だけど…俺達には時間がない。ここにいれば、またドクーガの攻撃を受けることになる…」
ブリット「で、でも!」
<<アラド>>
アラド「そ、そうですよ。もしかして、迷子になって…」
ゼオラ「……あの子…私達と一緒にいるのがつらくなったのかも…」
アラド「え!?」
ゼオラ「だって…まだ小さい子なのよ。女の子なのよ…?」「あたし達みたいに…訓練や調整を受けてない子が…こんな戦場にいるなんて……」
アラド「じゃあ、あの時の約束は何だってんだよ?」「イルイはおれ達と約束したんだぞ……ずっと一緒にいるって…」
ゼオラ「………」
アラド「おれ達は色んなものを守るために戦ってる…」「あいつらもそれをわかってるから…泣き言も言わず、こんな戦いの中で一所懸命生きて…」「イルイだって、そう思ってる…思ってるから、あの約束を……!」
ゼオラ「…ごめんなさい…私……」
プル「ね、ねえ…もう一度みんなで捜そうよ」
勇「だけど…俺達には時間がない。ここにいれば、またドクーガの攻撃を受けることになる」
アラド「で、でも!」

カトル「…わかりました。彼女のことは僕の部下に任せましょう」
プル「え…?」
カトル「ラシード、君の部下を何人かここへ残して、捜索に当たらせてくれませんか?」
ラシード「承知致しました、カトル様」
<<クスハ>>
クスハ「……………」「…ブリット君…。イルイちゃんは…きっと無事よね…?」
ブリット「ああ……俺はそう信じる…」
クスハ(イルイちゃん……いったい、どこへ行ってしまったの…?)
<<アラド>>
ゼオラ「……………」「…アラド…イルイは…きっと無事よね…?」
アラド「………………」(おれ…あの子を守ってやるって約束したのに…)(イルイ……いったい、どこへ行っちまったんだ…?)


WORLD AREA
ドクーガ本部

ネオネロス「…そうか。ビムラーが新たな成長を遂げたか…」
ブンドル「はっ…」
ネオネロス「それで、お前は真田ケン太の抹殺に失敗したのだな?」
ブンドル「申し訳ございません。よもや、ゴーショーグンにあのような力が備わるとは…」
ネオネロス「フフフ……無機物にすら意思を与えるビムラーの力か…」「ワシがそれを手にすれば、この地球…いや、宇宙の支配すらも可能となる」
ケルナグール「お、おお…!」
カットナル「ネオネロス様のお顔が…!」
ネオネロス「カットナル、ケルナグール…それにブンドルよ…次の戦いこそが全てを決する時となるであろう…」
ケルナグール「ははっ」
カットナル「必ずやαナンバーズを倒し…」
ブンドル「ビムラーをネオネロス様の手に…」
ネオネロス(フフフ…ビムラーの正統なる持ち主はこの地球でただ一人。それはこのネオネロスなのだ……)

???(ガンエデン)「…目覚めよ、巫女よ……」「…神の子、イルイよ……」「…目覚めよ……」
イルイ(……あなたは……誰……?)
???(ガンエデン)「……我は地球の守護者……」
イルイ(…地球の守護者……)
???(ガンエデン)「…幾多の剣よ……我が下へ集え…この星を守護するために…………」「…我の力は汝らのためにある…」「……我の力はこの星を護るためにある………」
イルイ(……………)
???(ガンエデン)「…目覚めよ、巫女よ……。神の子、イルイ……」「汝の力は我のためにある…。我の力は汝のためにある……」
イルイ(……………)
???(ガンエデン)「そして………汝が見定めた剣を…我が下へ……」「全てはこの星を護るために…」
イルイ(……全ては……)(この星を……守るために……)
【シナリオエンドデモ終了】


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