No.46Ｂ
激突！ミケーネ帝国ー前編ー
【シナリオデモ開始】
移動中
大文字「ミケーネ帝国と人類の戦いは現在一進一退の状況となっています」
シナプス「一時は地球上の７割近くを制圧されていた事を考えれば状況は好転していると言えるか…」
大文字「ええ。各地のゲリラ部隊が予想以上に健闘している結果でしょう」
ブライト「しかし、このまま長期戦になれば、宇宙のネオ・ジオンに時間を与えるだけです」
ベラ「では、ブライト艦長は早急に宇宙に上がるべきだと？」
ブライト「いや…ドクーガやゾンダー、さらにはメガノイドも活動中の今、地球を離れるわけにはいかない…」「今、我々のすべき事は地上で活動中の組織を一つでもその根からつぶす事だろう」
麗雄「ならば、方法は一つ。敵組織の中枢を叩くしかないな」
大文字「それについてですが、ミケーネ帝国の本拠地については有力な情報が見つかったそうです」
シナプス「何…？」
大文字「ええ…。ゴーゴン大公との戦いでミケーネの支配者である闇の帝王は…」「邪魔大王国の伝承に残されていた地獄の帝王である事が判明しました」
麗雄「ふむ…あの暗黒大将軍とミケーネの軍団を率いていたのだ…。その名は相応しいだろうな」
大文字「そして、司馬博士は古文書の中にミケーネに関する記述を発見したとの事です」
麗雄「さすがは司馬博士！ 古代史にかけては彼の独壇場だな」
ベラ「では、こちらからミケーネ帝国に討ってでますか？」
シナプス「…確かに勝利すれば戦局を一気に逆転する事も可能ではあるが…」「戦況が五分の今、ミケーネの本拠地には、まだ多大な戦力が残されているだろう」
麗雄「現時点ではリスクが高すぎるという事か…」
シナプス「うむ…。ましてや奴らの首領である闇の帝王の正体もはっきりしていないのだ」
ベラ「………」
大文字「………」
シナプス「一度、日本に戻るという案もある…」「…実は三輪長官から我々に出頭要請が出ているのだ…」
ベラ「三輪長官が？」
大文字「戦火を逃れた日本は地球連邦軍の一大拠点となっていると聞きますが…」
シナプス「うむ…現在、東京では今後の戦略を検討する軍議が開かれているのだ」
ブライト「何ですって…！？ そんな重要な会議があるとは聞いていませんが…！」
シナプス「それは当然だ。会議とは名ばかりで、三輪長官が自分の息のかかった人間を集めて…」「無闇やたらと抗戦論をぶち上げているだけだからな」
麗雄「我々を呼び付けるのは自分の手駒とするためか…」
シナプス「一応、剛博士達が彼の横暴を止めるために会議に出席してくれるとはいうが…」
ベラ「しかし、情報収集のためにも日本に戻る事は必要かも知れませんね」
ブライト「日本へ向かいか、ミケーネ帝国の本拠地へ向かうかの選択か…」
シナプス「………」
「シナプス選択」
「日本へ向かう」
「ミケーネ帝国へ向かう」
≪「日本へ向かう」を選択≫
（→ No46Ａ「大東京消滅−前編−」 へ）
≪「ミケーネ帝国へ向かう」を選択≫
シナプス「このまま戦いが長引けば人類の不利は否めない…」
ブライト「では、ミケーネ帝国との決戦に踏み切ると？」
シナプス「うむ…危険ではあるが、戦局を逆転させるためには勝負に出るしかあるまい」
大文字「了解しました。では、司馬博士に連絡をとります」
遷次郎「…以上のデータにより、ミケーネ帝国の本拠地はこの地点と推測される」
サコン「地中海の火山島か…。普通の人間は近寄らないでしょうね」
宙「腕がなるぜ。モグラの親玉と対決ってわけか」
大文字「だが、向こうの戦力はこれまでの敵の中でも桁違いと思われる」
鉄也「そして、闇の帝王の力は全くの未知数だ」
美和「ヒミカの言っていた地獄の帝王のことね…」
大文字「兜博士、司馬博士…闇の帝王について何かわかっていることはないのですか？」
剣造「残念ながら、伝承以上のことは…。ただ、その力は想像を絶するものだと考えて間違いないでしょう」
大文字「そうですか…」
宙「どのみち、俺達は戦うしかねえぜ。ミケーネには借りがあるからな」「待っていてくれよ、父さん。勝利の報告と共に帰ってくるからな」
遷次郎「頼むぞ、宙。お前達がミケーネを倒さねば、世界は今以上に混乱することとなる」
剣造「この戦いに終止符を打つのは甲児、鉄也…お前達の役目だ」
鉄也「わかっています、所長」
甲児「任せて下さい、お父さん…！」
大文字「よし…！ では、これよりαナンバーズはミケーネの本拠地へ向かう！」
ミケーネ帝国本拠地
〔闇の帝王の炎が燃える音〕
闇の帝王「戦況はどうだ、アルゴス長官？」
アルゴス「七つの軍団の残り四つはアジア、アフリカ、オセアニア各方面で順調に人間共を追い詰めております」
闇の帝王「では、各将軍に指示を出せ。まずは地上の人間共の駆逐を第一に考えよと」「戦況によってはここに控えるユリシーザー、バーダラー、ハーディアスを増援に派遣する」
アルゴス「その心配は無用でしょう。ミケーネの精鋭が本気を出せば、恐れるものはありません」
闇の帝王「しかし、暗黒大将軍を倒したαナンバーズだけは油断がならん」「奴らを倒さねば、日本を第二の本拠地とすることなど出来ぬ」「アルゴスよ…連中は今、どこにおるのだ？」
アルゴス「実は…こちらへ向かっているようなのです」
闇の帝王「ほう…αナンバーズは日本を離れておるのか…」「フフフ…ならば、アルゴス。作戦の段階を一つ繰り上げるぞ」
アルゴス「！ では、ここを…？」
闇の帝王「そうだ。αナンバーズをこの地へ誘き寄せよ。陽動には邪魔大王国の者共を使うがいい」
アルゴス「ははっ。承知致しました」
闇の帝王「フフフ…奴らの驚く様が目に浮かぶわ」「来るがいい、αナンバーズよ…お前達の最期はもう間もなくだ……」
【シナリオデモ終了】
サブタイトル
「激突！ミケーネ帝国−前編−」
【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現済み〕
イキマ「邪魔大王国の戦士達よ！ 必ずや鋼鉄ジーグを倒し、ヒミカ様の仇を討つのだ！！」
アマソ「ヒミカ様、我らに力を！！」
ミマシ「憎き人間共を引き裂く力を我らに与えたまえ！」
〔邪魔大王国３幹部、気力上昇〕
ハニワ兵士「イキマ様、敵が来ました！ αナンバーズです！」
イキマ「よし…全軍、攻撃準備だ！」
〔味方戦艦出現〕
〈母艦出撃選択〉
〈出撃準備〉
〔カーソル、目標地点を指定〕
竜馬「この火山島がミケーネ帝国の本拠地への入り口となっているのか…！」
隼人「そして、島自体が入り口を守る関所というわけだな」
甲児「構うこたあねえ！ 奴らがやる気だってんなら、今日はとことんまで相手をしてやる！」
鋼鉄ジーグ「その通りだ！ 邪魔大王国の連中なんかとっとと蹴散らしちまおうぜ！」
万丈「うかつに飛び込むのは危険だ。見てのとおり、この島全体が要塞のようなものだからね」
コウ「そして、戦いが長引けば各地から増援がやってくる…」
キンケドゥ「世界中に散らばった戦力がここに集中か…。そうなったら勝ち目はないな…」
鉄也「だが、俺達は世界中の人日のと希望を背負ってきている。後退は許されないぜ」
真吾「…キメてくれるねえ」
キリー「逝くも地獄、退くも地獄なら行くしかないってな」
レミー「ちょっと、それじゃ死んじゃうでしょ？」
キリー「じゃ…行くも天国、退くも地獄ならどうだ？」
甲児「結局、あの世行きじゃねえか」
大文字「諸君、世界中では我々の同志が平和と正義のためにミケーネと戦っている」「彼らの戦いを勝利に導くためにも、我々はミケーネの本拠地を破壊せねばならん」「いいか、戦闘時間は８分間…それ以上の戦闘は敗北を待つだけだ」「各機、攻撃開始！ ８分以内に火山島基地と防衛部隊を撃破してくれたまえ！！」
＜戦闘開始＞
＜指定範囲内に味方小隊侵入or１ＥＰ・敵増援１出現＞
〔敵ユニット出現〕
ミドリ「敵基地から大型ミサイルの発射を確認！」
サコン「さすがは敵の本拠地だ。迎撃準備は万全らしいな」
鋼鉄ジーグ「感心している場合か！ あんなのバカスカ撃たれちゃこっちはたまらねえぜ！」
大文字「各機は迎撃部隊を突破し、ミサイル発射台を優先的に攻撃せよ！」
一矢「了解！ こうなれば強行突破だぜ！」
＜６ＰＰ＞
ピート「みんな、急いでくれ！ タイムリミットまであと３分だ！」
＜７ＰＰ＞
ピート「タイムリミットまであと２分！ 残っている敵を片づけるんだ！」
＜８ＰＰ＞
ピート「あと１分だ！ それ以上の戦闘は危険だぞ！！」
大文字「各機、この１分間に全力を尽くしてくれたまえ！！」
＜９ＰＰ＞
〔敵ユニット出現〕
ミドリ「ミ、ミケーネ帝国の増援です！」
サコン「あれだけではありません！ 続々と敵機が集結しつつあります！」
大文字「…もはや、これまでか…」
（→ＧＡＭＥ ＯＶＥＲ）
＜鉄也vsイキマ＞
イキマ「剣鉄也！ 闇の帝王の力を知らぬ愚か者はここで滅びるがいい！」
鉄也「味方さえ怯えさせるとは闇の帝王の力とはどれほどなんだ…！」
イキマ「悔しいが、あの力は我ら以上…、ヒミカ様をも凌駕するやも知れん！」「その闇の帝王に刃向かう愚か者共は、ここで死ぬがいい！」
≪まだ邪魔大王国３幹部が全員生存している≫
＜鋼鉄ジーグvs邪魔大王国３幹部の誰か＞
イキマ「鋼鉄ジーグ！ 貴様の…貴様せいでヒミカ様は死んだのだ！」
鋼鉄ジーグ「何を言ってやがる！ 戦いを仕掛けてきたのはお前達、邪魔大王国の方だ！」
ミマシ「黙れ！ 日本は元々我ら邪魔大王国のものだったのだ！」
アマソ「だが、人間共の天下も今日まで！ ここで貴様達を倒し、我らは闇の帝王より日本を与えられるのだ！」
鋼鉄ジーグ「そうかよ！ そっちが決着をつける気なら俺も相手になるぜ…！」「人間達の力…そして、鋼鉄ジーグの力、見せてやる！」
＜イキマ撃破＞
イキマ「く…！ こんなところで倒れてはヒミカ様と我らの大願が…！！」
＜ミマシ撃破＞
ミマシ「ヒ…ヒミカ様ーっ！」
＜アマシ撃破＞
アマシ「お…おのれ、人間共め！ いつまでもお前達の天下が続くと思うなよ！」
＜ミサイル砲台全機撃破＞
バニング「よし…これでミサイルは撃てまい！」
モンシア「後は雑魚を片付けるだけだ！ 一気にやっちまいましょうぜ、バニング大尉！」
＜敵全滅・勝利条件達成＞
鋼鉄ジーグ「よし！ これで第一関門突破だぜ！！」
〔モニターの開閉音〕
地獄大元帥「フフフ…やりおるな、αナンバーズ…。我が宿敵に相応しい奮迅ぶりだった」「それに敬意を表し、貴様らを地下の決戦場へ案内しよう」
甲児「決戦場だと！？」
地獄大元帥「そうだ。その場所こそ、貴様らが目指しておった我がミケーネ帝国の本拠地…」「そこでワシが恐怖と絶望…そして、死を与えてやろう」
〔モニターの開閉音〕
ミチル「消えたわ！」
隼人「フッ、本拠地を決戦場にするとは…余程の自信があるらしいな」
クスハ「もしかして、罠かも…」
甲児「ヘッ、そんなもんでひるんでたまるかよ！」
ブリット「そうだ…！ ここで奴らを倒さなきゃ、世界中の人達が苦しみ続けることになる…！」「それに、イルイの身にだって危険が及ぶかも知れない…！」
クスハ「！」「そうね…イルイちゃんのためにも、頑張らなきゃ！」
甲児「よし！ みんな、行こうぜ！！」
凱「おう！！」
鉄也「地獄大元帥、貴様に本当の地獄を見せてやるぜ…！」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
アルゴス「…闇の帝王様、αナンバーズが地下大空洞内部に侵入致しました」
闇の帝王「手はずはわかっておるな、アルゴスよ」
アルゴス「ははっ、万事ぬかりなく…」
【シナリオエンドデモ終了】
● No45「ビムラーの意志」 へ戻る
● No47Ｂ「激突！ミケーネ帝国−後編−」 へ進む
◆ 「第２次スーパーロボット大戦α」 へ戻る
当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。