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No.4B
飛び立て!大空魔竜ガイキング

【シナリオデモ開始】
Gアイランドシティ

クスハ「ケン太君!」
ケン太「あ、クスハ姉ちゃん!」
クスハ「無事で良かった…」
ケン太「姉ちゃんこそ。あの龍のメカに乗ってたなんて、ビックリしたよ」
クスハ「ケン太君には言ってなかったけど…私、前の戦争であれに乗って戦ってたの」「…ブリット君や甲児君達…大勢の仲間の人達と一緒にね」
ケン太「へ~え、すごいや。姉ちゃん、見かけによらないんだね」
クスハ「見かけによらないって…」
真吾「そいつは失礼ってもんだろ、ケン太。彼女だって立派なファイターだ」
クスハ「あなたは…?」
真吾「北条真吾だ。グッドサンダーチームのリーダーで、役目は…」
キリー「ケン太のお守りさ」
真吾「おいおい、そりゃOVAの仕事だっての」
レミー「あら、似たようなものじゃない」
ケン太「クスハ姉ちゃん、紹介するよ。この三人がグッドサンダーチーム…ゴーショーグンのパイロットなんだ」
キリー「ちょっと待て、ケン太。一まとめで紹介するんじゃない」
真吾「だから、こういうのは抜け駆けした者勝ちってね」
レミー「あら? 真吾って、年下が好みだったの?」
真吾「さあて」
レミー「クスハちゃん…だっけ? 気をつけなきゃダメよ。この二人、狼だから」
クスハ「は…はあ…」
真吾「おいおい、狼はキリーだって」
キリー「何をおっしゃる。俺は真吾と違ってレディにゃ優しいぜ?」
レミー「ふ~ん。じゃ、お優しいキリーさんにはゴーショーグンの整備をお願いしちゃおうかしら?」
キリー「それとこれとは話が別。自分の仕事は自分でやってくれ」
クスハ(な…何だか、甲児君達とは別の意味で流されちゃいそう……)
ケン太「じゃ、クスハ姉ちゃん。僕、準備をしなきゃならないから…またね!」
〔走る足音〕
キリー「…めげない奴だぜ。親父さんがあんなことになったばかりだってのによ」
レミー「私達にそういう素振りを見せてないだけなの。キリーが思ってるよりしっかりしてんのよ、あの子は」
クスハ(……ケン太君……)
真吾「そういや、君はケン太の知り合いだったそうだな?」
クスハ「…は、はい」
真吾「悪いけど、あいつのフォローを頼むぜ。強がってても、まだまだ子供だし…」
キリー「俺達、そういうのはあんまり得意じゃなくてね。それに、逆効果になるかも知れないからな」
クスハ「ええ…わかりました」
レミー「あら、真吾もキリーもそういう気づかいが出来るなんて…ちょっと見直しちゃったわ」
キリー「言ったろ? 俺は真吾と違って、優しい男なのさ」
真吾「レディに対しては…とか言ってなかったか?」
レミー「さてさて、お話はここまで。私達も出発の準備をしましょ」
クスハ「準備って…? ケン太君もそんなことを言ってましたけど」
レミー「聞いてなかったの? 私達、これからGGGを出て、大空魔竜っていう戦艦に合流するの」
クスハ「えっ?」
キリー「来た早々、もうお払い箱か。なめられたもんだな、俺達も」
レミー「いいから、いいから…私達も行きましょ」
真吾「なんだ、やけにせかすな?」
レミー「極東支部のお偉方、かなりうるさいらしいから…遅刻したら文句だけじゃすまないかもよ?」
真吾「うへっ、そりゃご勘弁。じゃ、さっさと行きますか」

十三「…おい、知っとるか? レッドサンのツワブキ・サンシローがケガで引退するんやてな」
甲児「え! ホントかよ!?」
十三「ああ。何者かに襲われて、左腕を複雑骨折…復帰は絶望らしいで」
ヌケ「物騒な話でしゅね~、ボス」
ボス「まったくだ。おかげでレッドサンの優勝が難しくなっちまっただわさ」
ちずる「ねえねえ、何の話?」
甲児「ああ、プロ野球の話さ。レッドサンのエース、ツワブキ・サンシローって知らねえか?」
ちずる「名前だけなら聞いたことあるけど」
ボス「消える魔球を投げるってので有名なピッチャーだわさ」
ちずる「消える魔球ねえ…。それって、地面がへこむだけじゃないの?」
十三「そりゃ野球盤やろが!」
ムチャ「けど、残念だよな。末は大リーグ行きかって言われてたのに」
十三「悔しいけど、ええピッチャーやったのは事実やからな」
ちずる「何で悔しいの?」
十三「そりゃもう、ワイごひいきのタイタンズ打線が手玉に取られとったからな」
〔扉の開閉音〕
大河「…諸君、出発準備が終わったのかね?」
ちずる「ええ、長い間お世話になりました」
大河「それはこちらの台詞だ。君達のおかげで随分助かったよ」
甲児「お互い様ですよ。じゃあ、俺達は極東支部へ行きます」
大河「うむ、気をつけてな」
命「みんな、元気でね」
ちずる「ええ。凱さんや他のみんなにもよろしく」
大河「また会おう、諸君」

ビッグファルコン

三輪「…大文字博士、大空魔竜の準備は整ったのかね?」
大文字「はい。予定より遅れましたが、まもなくテスト飛行に出ます」
三輪「では、ガイキングのパイロットも見つかったのだな?」
大文字「はい。現在、この極東支部へ向かっております」
三輪「そうか。ならば、地下勢力殲滅作戦の中心として、大空魔竜戦隊の戦果に期待しておるぞ」
大文字「それより、現在の極東支部の防衛態勢の件ですが…」
三輪「…またその話か?」
大文字「はい。異星人の侵攻に対する防衛網が手薄ではないかと…」
三輪「くどい。前任の岡はそちらに力を注ぐあまり、地球におる敵勢力へ充分に対処することが出来なかったのだぞ?」
大文字「………」
三輪「それに、前大戦でエアロゲイターは壊滅した。巨人達も外宇宙へ出ておる」「今はミケーネ帝国や恐竜帝国などの地下勢力を滅ぼすことが先決なのだ」
大文字「しかし…リクレイマーの存在に加え、新たな異星人が地球圏へ干渉している兆候が見られるのです」「現に私が選び出したガイキングのパイロットも、彼らのスパイに狙われ…」
三輪「そやつらも地下勢力の手先に決まっておる。現時点で、異星人に対する防衛態勢を展開する必要性はない」
大文字「…彼らが現れてからでは遅いのですぞ?」
三輪「宇宙にはロンド・ベル隊、火星にはプリベンター…。そして、アステロイドベルトにはイカロス基地もある」「しかも、我が極東支部の貴重な戦力を割いて、ボルテスチームやダイモスを火星へ派遣しておるのだ」「異星人の相手など、連中に任せておけばよい。諸君らには諸君らが戦うべき相手に専念するのだ」
大文字(…だが、現状の戦力分散がいずれ仇になる時が来る…)
〔扉の開閉音〕
サコン「失礼します。…大文字博士、ツワブキ・サンシローが到着しました」
大文字「…そうか。では、彼を大空魔竜に案内してくれたまえ。私もすぐに向かう」
サコン「わかりました」

ファン・リー「…ここが大空魔竜の格納庫だ」
サンシロー「………」
ファン・リー「どうした? まだ気持ちの整理がつかないか?」
サンシロー「いきなりこんな所へ連れてこられたんだ。当たり前だぜ」「それに…ケガさえしなきゃ、俺は……」
ファン・リー「…すまなかったな。俺達がもう少し早く助けに行ければ…」
サンシロー「同情なんていらないぜ! あの時、俺を襲った連中…俺の夢をもぎ取った連中は何者なんだ!?」
〔扉の開閉音〕
大文字「…それは私から説明しよう」
サンシロー「! あなたは?」
大文字「私の名前は大文字洋三。この大空魔竜の責任者だ」
サンシロー「じゃあ、あなたが俺をここへ呼んだ張本人なんですね。早速ですが、わけを聞かせて下さいよ」
大文字「うむ。君を襲った連中…彼らは新たな異星人の手先だと思われる」
サンシロー「異星人!? 奴らは前の戦いで全滅したんじゃなかったんですか!?」
大文字「…我々の宇宙は広いのだよ、サンシロー君。地球を狙う侵略者は他にもいると考えるのが妥当だ」「だから、私はこの大空魔竜を密かに開発していた。大戦後の事態に備えるために…」「そして、私の予想は当たった。地下勢力だけでなく、新たな異星人までもがここにきて行動を開始したのだ」
ファン・リー「…俺達の調査で、奴らが偵察機を送り込んできていることはわかっている」
サンシロー「じゃあ、俺の左手をやったのも…」
ファン・リー「おそらく、同じ連中だろう」
サンシロー(…奴らには翼が生えていた…。ただの人間じゃないとは思っていたが…)
大文字「…そして、彼らは次なる行動として優れた能力を持つ者を襲い始めた。…サンシロー君、君のような人間をね」
サンシロー「優れた力?」
大文字「そうだ。私は君の力を借りて、新たな侵略者からこの地球を守りたい」
サンシロー「…俺に何をしろと言うんです?」
大文字「君なら、私が開発した戦闘メカを乗りこなせる。それに乗って侵略者達と戦って欲しい」
サンシロー「……わかりました」
ファン・リー「…いいのか?」
サンシロー「ああ。俺の夢を台無しにした連中は許せないし、これ以上俺みたいな奴を増やすわけにもいかない」「もう野球が出来ないってんなら、覚悟を決めてやるぜ…!」
ファン・リー(フッ…大文字博士が見込んだとおりだったな)
大文字「ありがとう、サンシロー君。では、この大空魔竜の内部を案内しよう……」

大文字「…ここが大空魔竜のメインコントロールルームだ」
サイシロー「こいつはすげえな…!」
ハチロー「あ! 本物のツワブキ・サンシローさんだ!」
サンシロー「子供が何でこんな所に…?」
大文字「彼も大空魔竜の一員だ。…では、他のメンバーを紹介しよう」
ヤマガタケ「相撲上がりのヤマガタケ。剣竜バゾラーのパイロットだ」
ブンタ「ハヤミ・ブンダです。魚竜ネッサーのパイロットをやっています。よろしくお願いします」
サンシロー「ああ、こちらこそ」
サコン「…サコン・ゲンだ。大文字博士の助手で、大空魔竜では開発部門を担当している」
ミドリ「フジヤマ・ミドリです。主に通信を担当しています」
ハチロー「僕、ハチロー。みんなのお手伝いをしてるんだ」
サンシロー「よろしくな。それで、大文字博士…俺がこの大空魔竜を操縦することになるんですか?」
ピート「…冗談言うな」
サンシロー「君は…?」
ミドリ「ああ、彼は大空魔竜のキャプテンで操縦担当の…」
ピート「俺の名前はピート・リチャードソン。…覚えておいてくれ」
サンシロー「…キザな名前だぜ」
ピート「フッ…今まではエースだったかも知れんが、ここはお前はルーキーだ。そのことを忘れるなよ」
サンシロー「チェッ、面白くもねえ。それで、大文字博士…俺は何を担当することになるんです?」
大文字「君にはガイキングに乗ってもらう」
サンシロー「じゃあ、今すぐガイキングとやらに乗せてもらいたいもんですね」
大文字「無茶を言ってはいかん。君には訓練が必要だ」
サンシロー「そんなのは後からで充分です。俺がただのルーキーじゃないってことを見せてあげますよ」
ピート「…博士、彼がそうまで言うのなら乗せてみてはどうです?」
大文字「しかし…」
ピート「ガイキングはリモコンで操縦します。だから、素人にも操縦できるんじゃないですか?」
サンシロー「何!? 素人だって!? ピートとやら、大口を叩くんじゃないぜ!」
ピート「じゃあ、あんたのお手並みを拝見しようじゃないか」
サンシロー「ああ、いいとも!」
大文字(…サンシロー君なら、実際に体験させてみた方が早いかも知れん…)「よし、ピート君…準備が済み次第、大空魔竜発進だ。その後、ガイキングのドッキング・テストを行う」
ピート「了解です」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「飛び立て!大空魔竜ガイキング」


【戦闘マップ開始】
〔味方戦艦出現〕
ピート「大空魔竜、発進完了!」
サコン「各部、問題ありません」
大文字「では、これよりガイキングのドッキング・テストを開始する。サンシロー君、準備はいいかね?」
サンシロー「ええ。ところで、博士…ここがガイキングのコックピットなんですか?」
大文字「そうだ」
サンシロー「どうみても、大空魔竜の頭部なんですけど…」
大文字「ガイキングは腕部のパート1、脚部のパート2、胴体部のパート3が合体して成り立つ戦闘ロボだ」
サンシロー「じゃあ、俺が乗っているのは……」
大文字「パート3だ。そこと脚部は射出後、リモコンで操作され自動的にドッキングするが…」「腕部のドッキングは君の操縦による。計器を見て、タイミングを確実に合わせてくれたまえ」
サンシロー「え!? さっき、ピートの奴が全部リモコンだと言ってませんでしたか!?」
ピート「全部とは言っていない。それとも、怖じ気づいたか?」
サンシロー「誰がっ! 大文字博士、ドッキング・テストをお願いします!」
大文字「…では、行くぞ
サンシロー「了解っ!」
ミドリ「ガイキング、パート1、パート2、スタンバイ」
サンシロー(この緊張感…まるで魔球の特訓をやっていた時のようだぜ…!)
ミドリ「ゲートオープン。秒読み開始。10…9…8…」
サンシロー(…見てろ…! 必ずドッキングを成功させてやる!)
[デモムービー「ガイキング合体」]
〔味方ユニット出現〕
大文字「おお…!」
ミドリ「やりました! ガイキング、ドッキング成功です!」
サンシロー「…ふう、ヒヤヒヤしたぜ」
ピート(フッ…どうやら口先だけのルーキーじゃないようだな)
〔レーダー反応〕
サンシロー「な、何だ!?」
ミドリ「大文字博士! ビッグファルコン周辺の空間に異常が!」
大文字「何!?」
〔敵ユニット出現〕
サコン「! あれは…!」
三輪「何だ、奴らは!? 地下勢力やエアロゲイターではないぞ!?」
ミドリ「あ、あの赤い機体…もしかして!」
ヤマガタケ「あいつら、ここ最近現れてる偵察機じゃねえか!?」
サコン「間違いない。例の異星人だな」
大文字「むう…! ついに奴らが直接攻撃を仕掛けてきたと言うのか…!」
三輪「ば、馬鹿な…! こちらの防衛網をすり抜けてくるとは…大文字博士の言ったとおりになったのか?」
大文字「ピート君、総員戦闘配置だ!」
ピート「了解! 総員、直ちに戦闘配置!」
大文字「ファン・リー君、ヤマガタケ君、ブンタ君…君達も出撃してくれたまえ!」
ファン・リー「了解!」
〔味方ユニット出現〕
〔ピート、変形〕

サンシロー「博士、俺はひとまず帰還します!」
大文字「………」
〔サンシロー、ピートへ隣接〕
〔ピート、変形〕

サンシロー「大空魔竜が丸まっちまった!? これじゃ帰還できねえ!」
ファン・リー「大空魔竜の防御形態、ボリューションプロテクトか…」
サンシロー「博士、何の真似です!? 俺はどうすれば!?」
大文字「戦うんだ。地球を侵略者達の魔の手から救うために」
サンシロー「!」
大文字「ツワブキ・サンシロー…君の能力を以ってしてなら、敵と戦える」
サンシロー「……!」
ピート「どうした、自信がないのか? ただのルーキーじゃないんだろう?」
サンシロー「な、何を…! よ~し、見てろ! やってやる!」
大文字「ファン・リー君、ヤマガタケ君、ブンタ君…ガイキングのフォローを頼むぞ」
ブンタ「了解です」
ファン・リー「いいな? ヤマガタケ」
ヤマガタケ「おう、任しとけって!!」
大文字「よし! では、敵を迎撃してくれたまえ!」
<戦闘開始>

<熟練度獲得or3PP・味方援軍1出現>
〈出撃準備〉

三輪「む! あやつらは…!」
甲児「何なんだ、あの連中!? 今までに現れた奴らとは違うぜ!」
真吾「ああ、ドクーガじゃないな」
豹馬「どっちにしたって、ビッグファルコンが襲われてんのは事実だ!」「あのでかいドラゴンみてえな奴はコン・バトラーで相手をするぜ!!」
小介「な、何を言ってるんですか! あれが大空魔竜ですよっ!」
豹馬「ヘ!? て、てっきり敵だと…」
十三「てっきり敵…。語呂がええな」
小介「十三さんも変な感心をしてる場合じゃないですっ!」
十三「わかったわかった。そうカリカリすんなや、小介」
大作「ばってん、あげな外見やったら敵と勘違いしてんしょうんなか」
キリー「見た目のインパクト重視なんだろ?」
三輪「こちらは極東支部の三輪だ! 遅いぞ、貴様ら! さっさと大空魔竜戦隊を援護せんか!!」
甲児「ほら来た!」
ちずる「あの怒鳴り声を聞くのも久しぶりね」
さやか「ホント。全然変わってないわ」
レミー「何なのよ、あの態度…。ちょっと失礼じゃない?」
キリー「あれが噂のお偉方じゃないのか?」
レミー「あ、な~るほど」
真吾「それはともかく、さっさと仕事にかかろうぜ。新しい居候先がなくなっちゃ困るからな」
豹馬「よっしゃ! 行くぜ!!」

<勝利条件達成>
ミドリ「敵の全滅を確認しました」
大文字「…どうやら、今回はこちらの様子見だったようだな」
サンシロー「あれぐらいの敵なら、いくらでも返り討ちにしてやりますよ」
ピート「調子に乗るな、サンシロー。敵は先程の戦闘で大空魔竜の存在を知った…次からは本気で来るぞ」
サンシロー「そんなこたあ、わかってるよ。まだ1回の表が終わったばかりだって言うんだろ?」
ピート「ああ、そうだ。本当の戦いはこれからなんだ」
大文字「よし…マジンガーZやコン・バトラーVを収容し…大空魔竜の各種テストを行う」
甲児「助かったぜ。おかげで三輪長官の顔を見なくてすむや」
クスハ「そんなに怖い人なの?」
さやか「クスハも会えばわかるわよ」
クスハ「………」
〔サイコドライバー能力発現〕
クスハ「! こ、この感じ…!?」
さやか「どうしたの、クスハ!?」
〔レーダー反応〕
ミドリ「大文字博士! こちらへ急速接近してくる物体をキャッチしました!」
大文字「何っ!?」
〔敵ユニット出現〕
クスハ「こ、虎王機!?」
???「…新たな身体を得て再生したか、龍王機よ……」
サンシロー「何だ、あいつは!?」
ピート「軍の資料で見たことがある…。あれは発掘兵器…超機人・虎王機だ」
ヤマガタケ「敵なのか!?」
サコン「いや…あそこにいる龍人機と同じく、我々にとって味方のはずだが…」
甲児「やいやい! てめえはいったい何者なんだ!?」
???「…………」
クスハ(…ブリット君じゃない…? でも…この感じは…)
さやか「ここへ何しに来たの!? また龍人機を攻撃するつもりなの!?」
???「我は同胞を迎えに来た…。故に、お前達と戦うつもりはない」
豹馬「何だって!?」
???「目的を同じとするお前達とは戦う理由がない…」
豹馬「目的が同じ…!?」
甲児「ふざけんな! クスハと龍人機を狙ってるだけで充分理由になるんだよ!!」
???「…何故だ?」
甲児「俺達の仲間だからだ!!」
クスハ「こ、甲児君……!」
???「…仲間……仲間か。我もそれを取り戻しに来た………」
クスハ「えっ…!?」
???「我ら本来の姿を取り戻すために…」
クスハ「本来の姿って、龍虎王と虎龍王のこと…!?」
???「そうだ。我らは二つで一つの超機人……。お前もそのことをよく知っているはずだ」
クスハ「だ、だったら…何故あの時、龍王機を傷つけたの!?」
???「…龍王機が我ら本来の役目を捨て、我が主の下へ還ることを拒んだからだ」
クスハ「本来の役目…!? 我が主…!?」
???「我と共に来い。龍王機…そして、クスハ・ミズハよ」
クスハ「い、嫌よ! 龍人機があなたに従わなかったことにはきっと何かの理由がある…!」「だから、私は龍人機を信じるわ!」
???「…やはり、力ずくでも連れて還るしかないようだな」
豹馬「だったら、俺達も相手になるぜっ!!」
???「やむをえん…。我の邪魔をするのなら、戦うまで」
甲児「上等だ! かかってきやがれ!!」

<クスハvs???>
???「我に従わぬと言うのなら…何度でもその身を破壊するまで」
クスハ(…この感じ……かすかだけど、もしかしたら…!)

<甲児vs???>
甲児「てめえ、ブリットじゃねえな! いったい何者なんだ!?」
???「…………」

<豹馬vs???>
豹馬「虎王機の色は白だったはずだ…! てめえ、偽者だろう!?」
???「………」

<真吾vs???>
真吾「正直、事情はよくわからないが…問答無用で力ずくってのはちょっと気にいらないんでね」
???「………」

<???撃破orHP20000以下で撤退>
※※クスハがHP20000以下にした場合のセリフ※※
???「くっ……! あくまでも我が主に逆らうか…!」
クスハ「あなたの主…超機人の主って何者なの!?」
???「…いずれわかる日がくる…いずれな」
※※クスハ以外がHP20000以下にした場合のセリフ※※
???「…さすがだな…! 我らの主が願いを託そうとするのもわかる…」「だが、忘れるな…。我とお前達の目的は同じだと言うことを…」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔敵ユニット離脱〕
クスハ(…虎王機………)(いったい、何があったの…? それに、あなたの主って………)
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

大文字「…ようこそ、諸君。私がこの大空魔竜の責任者、大文字洋三だ」
さやか「弓さやかです。博士のことは父から聞いていました」
大文字「弓教授や兜甲児君の父上、兜博士には大空魔竜建造の際、色々と手助けをして頂いた…」「だから、君達への協力は惜しまないつもりだ。これからもよろしく頼むよ」
甲児「ええ、こちらこそ」
豹馬「それにしても、でかい艦だよなあ。バトルマシンやゴーショーグンを収容しても、まだ余裕があるぜ」
真吾「ああ。とんがった外見とは裏腹に中の居ごこちは良さそうだ」
ミドリ「長期の航行に備えて、娯楽施設やトレーニングジムなどもあるんです」
キリー「おまけに、美人も完備ときた。至れり尽くせりだね」
ミドリ「え…?」
レミー「あらあら、懲りないわねえ…この狼さんは」
キリー「狼? …何だ、レミーか。ミドリ嬢と声が似てるから、間違えたぜ」
豹馬「言われてみりゃ、そうだな。あのサンシローってのもリョウと似てるし、真吾さんも…」
真吾「ゴホン。じゃ、リクエストに応えまして…」「『左舷、弾幕薄いぞ! 何やってんの!』」「『ダイタァァァァァァン! カムヒア!!』」「…って、どうだい?」
ボス「おおっ、ブライト艦長と万丈さんにそっくりだわさ!」
甲児「…って言うか、何であんたがあの二人のことを知ってんだ?」
真吾「そこはそれ、お約束って奴さ」
大文字「…では、諸君。大空魔竜はこれよりテスト飛行を行う」「着任早々で申し訳ないが…付き合ってもらえんだろうか?」
甲児「ええ、いいですよ」

クスハ(…超機人の主……。龍人機と虎王機にそんなものがいたなんて……)(…でも、どうして龍人機はその人の下へ還ることを拒んだの…?)(それに、超機人の本来の役目って何? この世界を守ることじゃなかったの…?)(もしかして…司馬博士が言っていた超機人の秘密に関係があるの…?)(そして…あの虎王機に乗っていたのは……)
ケン太「どうしたの? クスハ姉ちゃん…」
クスハ「ケ、ケン太君……! ううん、何でもないわ」
ケン太「…やっぱり、あの虎王機ってメカが気になってるんだね」
クスハ「!」
ケン太「…僕、事情はわからないけど、一つだけ言えることがあるんだ」「それは、メカだって心を持ってるってこと…」
クスハ「……!」
ケン太「だから、あの虎王機だって…きっとクスハ姉ちゃんのことをわかってくれるよ」
クスハ「…ありがと、ケン太君……」(…君のこと、励ますつもりが逆になっちゃったね……)

月軌道外宙域

???「…第一陣は全滅したか」
???「地球人も少しは教訓を生かしておるようだな」
???「フン…あのようなヘナチョコロボット共など、我らが本気でかかれば一ひねりだ」
???「うむ。今回の作戦は情報収集が主だったからな」「そして、地球が我らの移住先として相応しい惑星であることが判明した…。ベルガンの言葉は正しかったようだ」
???「それに加え…都合のいいことに他の星の者共もおらん」「早速、このことをダリウス大帝様とオルバンに報告しよう」
???「ああ。バームの連中もそろそろこの太陽系へやってくる頃だからな……」
【シナリオエンドデモ終了】


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