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No.56A
機界仕掛けの世界−後編−

【シナリオデモ1開始】
Gアイランドシティ

大河「東京を飛び立ったゾンダーの行方はどうなっている!?」
スワン「軌道、トレース出来マシタ! …ゾンダーの目的地はオルファンデス!」
大河「く…やはりか…!」
牛山「し…しかし、東京タワーの地下にあんな巨大なゾンダーが存在していたなんて…」
火麻「もしかして、あれは2年前に地球に落ちてきたやつか…!」
大河「そうだ…。ゾンダーの悪夢は、あの時から始まった…」
猿頭寺「あの時、横浜に落下した人類史上において初めての遭遇となるゾンダー…EI−01は…」「首都圏の地下のいずこかに消え失せました」
火麻「そのゾンダーの親玉がこのタイミングで出て来たって事は…?」
大河「ついに奴らの最終作戦…、オルファンのゾンダープラント化を仕掛ける気だろう!」
スワン「OH…ジーザス…!」
〔通信のコール音〕
猿頭寺「極東支部の岡長官から通信です! 世界中で無人制御の戦闘メカが一斉攻撃を開始したとの事です!」
大河「く…やはり、世界中でメカを操り戦いを巻き起こしていたのはゾンダーの仕業だったか!」
火麻「親玉をいぶり出したのはいいがメガノイドとの決戦の連続とはよ…!」
牛山「連邦軍の各部隊は交戦状態に入り、太平洋上のαナンバーズに増援を送る事は不可能です!」「こ…これではαナンバーズは完全に孤立して…」
大河「うろたえるな! αナンバーズに敗北はない!」「我々は我々に出来る事をするだけだ…。そして、αナンバーズの勝利を心から信じよう…」「世界中の全ての人々と共に!」
火麻「おう! あいつらなら、きっとEI−01をぶっ倒し、この戦いに決着をつけてくれるぜ!」
牛山「はい…!」
スワン「イェス…!」
猿頭寺「私も信じます…!」
大河「頼むぞ、αナンバーズ…。この最後の戦いの勝利の鍵…、それは君達だ…!」
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
「機界仕掛けの世界−後編−」


【戦闘マップ1開始】
〔敵ユニット出現済み〕
〈母艦出撃準備〉@

〈出撃準備〉

比瑪「オ…オルファンが…!」
〔カーゾル、バスダー融合部を指定〕
比瑪「オルファンにゾンダーがへばりついている!」
勇「ゾンダーが現れた時のあの光…、一体、何が起こったんだ!?」
〔緑の宝石の輝き〕
護「い…今までに無いような巨大なゾンダーの力をオルファンから感じる…!」
ケン太「オルファンの中に入り込んだゾンダーがオルファンを支配しようとしているんだ!」
弁慶「何だって!? ゾンダーもオルファンと一緒に宇宙へ行くつもりなのかよ!」
麗雄「そうではない! ゾンダーの狙いはオルファンのオーガニック・エナジーだ!」「ゾンダーはオルファンをゾンダープラントに転用する気だ!」
比瑪「そ…そんな…!」
ナンガ確かにオルファンが地球上のオーガニック・エナジーを集めればその出力は計り知れないぜ…!」
勇「そんな事をすれば生命の力を吸い取られた地球は滅びるだけだぞ!」
凱「だが、それは奴らにとっては好都合だろうぜ…」「ゾンダーの目的はこの星をゾンダーメタルの力で機界の星にする事だからな…!」
ピッツァ「その通りだ。サイボーグ…そして、αナンバーズよ」
凱「ピッツァ! 貴様の言っていた主とはオルファンを侵蝕しているゾンダーの事なのか!」
ペンチノン「その通りぃぃぃ! もっとも、貴様達があの方にお会いする事はないがな、ウイィィ!」
ポロネズ「そう…。我ら機界四天王がいる限り…」
プリマーダ「あの方の邪魔はさせない」
カミーユ「こいつらが機界四天王…、ゾンダリアン…!」
ピッツァ「フフフ…知った顔もいるがあらためて自己紹介をさせてもらおう」「我が名はピッツァ…」
ポロネズ「ポロネズ…」
ピリマーダ「フフフ…プリマーダよ」
ペンチノン「ウイィィィ…! ペンチノンだ…」
豹馬「どうやら奴らも他のメカに融合しているようだな…!」
小介「…分析結果出ました! 素体となったメカは超音速旅客機、連邦軍のフリゲート艦…」「都内環状線の電車車両と線路、環状高速道路と車です!」
甲児「四天王だが何だか知らないが俺達が待っているところにノコノコ出て来たのが運の尽きだぜ!」
鋼鉄ジーグ「いい機会だ…こうなりゃまとめて退治してやるぜ!」
ピッツァ「いい気迫だ…。だが、我らを戦いの場に立たせた事で全ては終わりなのだ」
鋼鉄ジーグ「何だとっ…!?」
ペンチノン「愚かな有機生命体よ…。貴様達がいくらビムラーに選ばれようと全ては遅いのだ」
ポロネズ「もうすぐ、オルファンはゾンダープラントとして生まれ変わり世界中にゾンダーメタルを拡散させる」
プリマーダ「そして、その暁にはこの星は機界の星として永遠の繁栄を迎えるのよ…」
勇「黙れ! 地球は生きるものの星だ! この星を機械で埋め尽くされてたまるかよ!」
凱「そんな事は…」
ピッツァ「…俺達がいる限り絶対にさせない…か? 月並みな台詞だな…」
凱「何…?」
ピッツァ「その心意気は買おう。だが、弱者は無力さを認めずいたずらに死に向かう性を持つ…」
ペンチノン(ピッツァ…)
豹馬「悪いな! 俺達はあきらめが悪いんだよ!」
キンケドゥ「俺達は最後の最後まで敗北を認めはしない!」
一矢「俺達が敗北を認める時…それは、この生命が尽きる時だ!」
ピッツァ「………」「…どうやら、貴様達は本物の戦士のようだ。弱者と言った事は訂正する…」「だが、カインの遺産とその仲間達よ! 貴様達の戦いが無駄なあがきである事を教えてやる!」
凱「来い、ピッツァ! 俺達の覚悟を甘くみた事をその身をもって後悔させてやるぜ!」
???「機界四天王よ…。お前達が出るまでもない…」
護「こ…この声…!」
凱「オルファンに侵入しているゾンダーの首領の声か!?」
???「この青の星の生命体の相手はこの星が生んだ機械の王がすると言っている」
万丈「まさか…!」
???「青の星の機械の王よ…、僭越ながら、その力を取り戻す手伝いをさせてもらうぞ…!」
〔ドン・ザウサー、精神コマンド「気合」使用〕
〔ドン・ザウサー、機能回復〕

ドン・ザウサー「うおおおっ!」
美和「し…信じられません! 完全に停止したドン・ザウサーの機能が回復していきます!」
鋼鉄ジーグ「馬鹿な! そんな事が有り得るかよ!」
麗雄「い…いや…考えられない事ではない!」「ゾンダーもメガノイドもその性質を同じくする機械と生物の融合体…」「ロボットや単に身体機能を機械に代えたサイボーグとは異なるモノ…言わば生機融合体だ!」
万丈「つまり、ドン・ザウサーは同質の存在であるゾンダーの力を自らの血肉にしたというわけか…!」
ドン・ザウサー「その…通りだ。破嵐万丈…」
万丈「ドン・ザウサー…」
ドン・ザウサー「宇宙からやってきた…機界の王は…我らメガノイドと同質の存在だ…」「これは…メガノイドこそが…銀河に旅立つべき人類であるという…啓示…なのだ」
万丈「黙れ! お前もゾンダーも人の心の闇に忍び込む悪魔だ!」「そんな奴らに地球と人類を好きにさせはしない!」
ドン・ザウサー「破嵐万丈よ…。それがお前達の答えか…」
万丈「その通りだ! ゾンダー、そしてドン・ザウサー、ここで決着をつけるぞ!」
護「みんな、急いで! ゾンダーのボスはオルファンの中に入り込もうとしている!」
ケン太「このままじゃオルファンがあいつに乗っ取られちゃうよ!」
比瑪「護、ケン太! オルファンは大丈夫なの!?」
ケン太「わからない…。でも、このままじゃ…きっと…」
命「ケン太君の言う通り、オルファンのフィギュア部分にゾンダーの侵蝕が確認されました」「計算では、あと10分でゾンダーの侵蝕は完了します!」
麗雄「聞いたか、諸君! 何としても10分の内にオルファン周囲の敵を打ち破らなくてはならん!」「周囲の護衛にはかまわず、機界四天王とドン・ザウサーに攻撃を集中させるんだ!」
アムロ「今、岡長官から連絡があった。各地でゾンダーに支配されたメカが人類を攻撃中だそうだ」
サンシロー「世界中を混乱させて一気に勝負に出たってわけかよ…。岡長官の読み通りだぜ」
バニング「だが、逆に言えばここでゾンダーの首領を倒せば地球と人類は救われる…!」
コウ「はい…!」
健一「この戦いが全ての決着をつけるのか…!」
鋼鉄ジーグ「望むところだぜ! 最後の戦いなら全てを懸けてやる!」
凱「行くぞ、みんな! この星の明日のためにゾンダーを倒すんだ!」
<戦闘開始>

<6PP>

麗雄「諸君! 残された時間は、あと5分だ!」「あと5分の間に敵の主力を叩いてオルファンに侵入したゾンダーを引きずり出すんだ!」

<8PP>
命「侵蝕率が70%を突破しました! あと3分でオルファンは完全にゾンダーに乗っ取られます!」
凱「くそ…! この3分で勝負を決めなくては!」

<9PP>
ロペット「残リ時間ガ 2分ヲ 切リマシタ! 急イデ下サイ!」
バニング「各機、雑魚には構うな! 敵の主力に攻撃を集中しろ!」

<10PP>
ケン太「みんな、急いで! あと1分でオルファンはゾンダーに乗っ取られちゃうよ!」
護「頑張って、みんな! 地球とオルファンを守って!」

<11PP>
〔敵ユニット出現〕
パスダー「心弱き者共よ…、既に時は熟した」
ケン太「だ…駄目だ…! もうオルファンはゾンダーに…」
パスダー「心弱き者共、そして、青の星よ…。我が力を受けるがいい」
〔パスダー融合部からゾンダーメタル拡散〕
〔画面、発光〕

パスダー「フハハハハハ! 今日から、この星は機界の星として生まれ変わるのだ!}
(→GAME OVER

<ポロネズと戦闘>
ポロネズ「…いい眺めですな。どれ、終着駅のない無限の旅へ出掛けるとしますか…出発進行!」

<プリマーダと戦闘>
プリマーダ「ああ…かすかに残るこの排気ガスの麗しき香り、心和ますエンジン音…たまらないわ…」「さあ、踊るのよ…、この私と一緒に、ほーら発車オーライ」

<凱vsピッツァ>
凱「勝負だ、ピッツァ! 決着をつけてやるっ!」
ピッツァ「やっと貴様の息の根を止める時が来たようだな…、ガオガイガー!」

<凱vsピッツァ(戦闘後)>
ピッツァ「スピードで私を上回るのは不可能だ!」
凱「ほざくなっ!」
ピッツァ「ハハハッ! 無駄なあがきを! 空に生き、空で育った私にかなうはずもあるまい!」「ハハハッ! 空はいいぞ!」
凱「く…!」
ピッツァ「ガオガイガー! 貴様との勝負、ここで終わりにさせてもらうぞ!」

<(ビッグ)ボルフォッグvsペンチノン>
ペンチノン「ウイィィィ! 紫のロボット、ここが貴様の墓場だ!」
(ビッグ)ボルフォッグ「この声…、やはり貴様はイゾルデで出会ったゾンダリアンか!」
ペンチノン「ウイィィィ! あの時、邪魔をしてくれたお前だけは絶対に許さん!」

<(ビッグ)ボルフォッグvsペンチノン(戦闘後)>
(ビッグ)ボルフォッグ「…さすがは機界四天王…! 一筋縄ではいかないようだ…!」
ペンチノン「ウイィィィ! イゾルデで貴様にやられた恨み、ついに晴らしてやるぞ!」
(ビッグ)ボルフォッグ「だが、この戦いに勝利する事は私達の任務…、この生命を懸けても果たしてみせる!」
ペンチノン「ウイィィィ! その覚悟は見事だが、私にも果たさねばならぬ任務があるのだ!」
(ビッグ)ボルフォッグ「ペンチノン、勝負!」

<ドン・ザウサー撃破>
※※万丈が撃破した場合、セリフ追加※※
万丈「何!? まだ生きているのか!」
ドン・ザウサー「コロスを悲しめた罪をコロスを傷つけた罪を…一身に受けるがいい、万丈…!」
〔ドン・ザウサー、万丈に隣接〕
万丈「く…!」
鉄也「万丈!」
トッポ「万丈兄ちゃん!」
ドン・ザウサー「コロスよ、見るがいい! お前の苦しみの元を作った男の最期を!」
???「我が子よ、勝てる…。機械生命体の力がドンに一時的な力を与えているだけだ」
万丈「この声は父さん…? 幻か…!?」
???「人間の精神がそんな、そんな、そんな…」
万丈「く…僕への謝罪のつもりか、父さん!」「今のは僕の…僕自身の力…僕と仲間達の力なんだ…父さんの力なんぞ借りはしない!」
ドン・ザウサー「死ね、破嵐万丈!」
万丈「そうは…させない!」
[イベント戦闘「万丈vsドン・ザウサー」]
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

ドン・ザウサー「うおおおおっ! コ…コロスーッ!」
万丈「終わりだ、ドン・ザウサー! 父の記憶と共に闇に消えろ!」
〔敵ユニット撃破〕
万丈「これで残るはゾンダーのみ! 急ぐぞ、みんな!」
凱「おう!」

<ピッツァ撃破>
ピッツァ「こ…この私がこんな場所で敗れるというのか!」
凱「空に生命を懸けてきたのはお前だけじゃない!」
※※凱が撃破した場合のセリフ※※
ピッツァ「…私は…私は戦士。戦士として生き、戦士として死にたいのならば、まだ…」「まだ、私の戦いは終わってはいない!」
〔ピッツァ、マップ端へ移動〕
〔敵ユニット離脱〕

凱「ピッツァ…」
※※凱以外が撃破した場合のセリフ※※
ピッツァ「く…! これが私の最期なのか…」


<ペンチノン撃破>
ペンチノン「ウイィィィ! この私が…この私が…!」「私の使命は…まだ果たされては…!」
(ビッグ)ボルフォッグ「ペンチノン…、今思えば、お前とは敵同士ながら不思議な縁を感じる…)(さらば、我が宿敵よ…。任務に殉じたお前の事を私は生涯忘れないだろう…)

≪まだプリマーダが生存している≫
<ポロネズ撃破>

ポロネズ「いかん…、これ以上は…!」
プリマーダ「ポロネズ!」
ポロネズ「済まん、プリマーダ…」
〔敵ユニット撃破〕
プリマーダ「ポロネズ…、ああ…あなた…」
〔プリマーダ、精神コマンド「愛」使用〕

≪既にプリマーダを撃破している≫
<ポロネズ撃破>

ポロネズ「う…うう…」「うう…ああ…」
護「あのゾンダリアン…、人間に戻れるかも知れない…!」
ポロネズ「ありがとう、坊や…。でも、もう遅いようだ…」
護「おじさん…」
ポロネズ「私達の身体は…もう…生物として存在…出来ない…」
護「あ…ああ…」
ポロネズ「プリマーダ…」
〔敵ユニット撃破〕
護「おじさん…」
麗雄「…おそらく彼らは生機融合体として存在した時間が長過ぎたのだ…」
護「………」
ケン太「護…」
護「凱兄ちゃん…こんな悲しい事を2度と起こさないためにも…絶対にゾンダーを倒してね!」
凱「ああ、もちろんだ!」

≪まだポロネズが生存している≫
<プリマーダ撃破>

プリマーダ「そ…そんな! この私がこんな醜いロボット達に負けるなんて…!」
ポロネズ「プリマーダ!」
プリマーダ「ああ…あなた…」
〔敵ユニット撃破〕
ポロネズ「プリマーダ…、愚かな女よ…」
〔ポロネズ、精神コマンド「愛」使用〕

≪既にポロネズを撃破している≫
<プリマーダ撃破>

プリマーダ「そ…そんな! この私がこんな醜いロボット達に負けるなんて…!」「そんな…馬鹿な…!」
護「あのゾンダリアン…、人間に戻れるかも知れない…!」
ケン太「あ…護!?」
〔緑の玉、出現〕
麗雄「やめるんだ、護君! ゾンダリアンはゾンダー化した人間とは別物だ!」
護「で…でも…!」
プリマーダ「フフフ…来てくれたのね…ボウヤ…」
護「あ…ああ…」
プリマーダ「可愛いわよ、ボウヤ…、殺してやりたいほどにいぃぃぃぃっ!」
凱「護!」
プリマーダ「死ねぇぇぇ!」
〔プリマーダ、緑の玉に隣接〕
護「うわあぁぁっ!」
〔緑の宝石の輝き〕
〔緑の玉、発光〕
〔プリマーダに爆発〕

護「あ!」
プリマーダ「あ…ああ…、ボウヤに触れた身体が…身体が崩れて…いく…」「ああ…あなた…」
〔敵ユニット撃破〕
護「ゾンダリアンが崩れていった…」
麗雄「おそらく彼らは生機融合体として存在した時間が長過ぎたのだ…」
護「………」
ケン太「護…」
凱「護、艦に戻っているんだ。戦いは俺達に任せろ」
護「凱兄ちゃん…こんな悲しい事を2度と起こさないためにも…絶対にゾンダーを倒してね!」
凱「ああ、もちろんだ!」
〔緑の玉、戦艦に隣接〕
〔緑の玉、離脱〕


<ドン・ザウサーと機界四天王撃破・敵増援1出現>
命「機界四天王とドン・ザウサーの撃墜、確認されました!」
凱「残るはオルファンに侵入したゾンダーの首領だけだ!」
甲児「出て来やがれ、ゾンダーの親玉!」
豹馬「出て来ないんならオルファンからえぐり出してやる!」
???「フフフ…、心弱き者共よ…機界の世界を拒み、そして死に急ぐか…」
〔画面、振動〕
ゴルディマーグ「この震動…、オルファンが揺れているのかよ!?」
護「く…来るよ!」
ケン太「じゃ…じゃあ…これが!」
〔敵ユニット出現〕
命「あ…あれは…!?」
鋼鉄ジーグ「あの巨大な塔みたいなやつの全てが1つのゾンダーなのか!?」
健一「何て大きさだ…。300メートル以上あるぞ!」
凱「あれがゾンダーの首領…、あれが全ての元凶…」
パスダー「グフフフフフ…ハハハハハ! 心弱き者達よ…時は来た!」
麗雄「間違いない…。奴こそ2年前に地球に侵入した…」
命「私のお父さんとお母さんの生命を奪った!」
凱「EI−01だ!」
パスダー「その通りだ。カインの遺産を受け継ぐ者よ…」「我が名はパスダー…、ゾンダリアンの支配者であり、この星を創りかえる者だ」
隼人「フ…ご大層な名乗りだが正面から来るって言うんならそれは俺達を甘く見たようだな」
トビア「お前の手下の四天王は俺達が倒したんだぞ! それでも、まだ抵抗を続ける気か!?」
パスダー「フフフ…心弱き者共よ…。お前達は、まだ真の我が力を知らない…」「長く続いた戦乱により人間の心は疲れ、弱っている…」「その弱き心に我が分身であるゾンダーメタルは容易に入り込むだろう」
万丈「その野望を阻止するために僕達はここにいる…!」
パスダー「…確かにお前達を無視して我が目的は達成されないだろう」「ならば、邪魔者は消去するのみだ!」
キンケドゥ「能書きは結構だ…! 俺達はお前と話をするためにここにいるのではない!」
凱「行くぞ、パスダー! 俺達はここで貴様を倒して全ての戦いに終止符を打ってやる!」
パスダー「カインの遺産よ…。ならば、我が力を受けるがいい」
命「ゾンダーの反応、増大!」
麗雄「こ…これは!?」
〔パスダー融合部からゾンダーメタル拡散〕
〔全味方ユニット、能力下降〕

豹馬「何だ…! 機体のパワーが下がっていくぞ!」
十三「く…それだけじゃないで! ワイの頭をグラグラさせるこの衝撃は何や!?」
一矢「EI−01が発した光の力なのか!?」
パスダー「フハハハハ!」
小介「あ…あの光はゾンダーメタルと同波長のエネルギーです!」
ゴルディマーグ「それがどうして俺達のパワーを抑えているんだよ!?」
凱「く…GSライドのエネルギー出力がどんどん低下していく…」
麗雄「いかん!」
アムロ「獅子王博士、何がおこっているんです!?」
麗雄「ゾンダーメタルのフルエネルギーを放出しておる!」「元々、ゾンダーメタルとGストーンは相反する性質を持ったエネルギーだ…」「両者がぶつかり合えば対消滅が起こり、お互いに消し合ってしまうのだ!」
小介「で、ではGSライドを搭載した勇者ロボは…」
麗雄「そうだ! このパワーダウンは、対消滅によるものだ!」「これだけのエネルギーだ! 勇者ロボ以外のメカのパワーも押さえ込まれてしまうぞ!」
健一「しかし、それならEI−01も条件は同じはずでは!?」
麗雄「忘れてはいかん! EI−01はオルファンの…言い換えれば地球のエネルギーを味方につけている!」「奴のエネルギーの総量はこちらを遥かに上回っている!」
ロペット「勇者ロボノ エネルギー低下、危険ナ領域ニ 突入シマス!」
麗雄「早く手を打たんとGSライドのエネルギーが消え失せてしまうぞ!」
命「じゃあGストーンで生きている凱も…」
麗雄「………」
命「ガ…ガイィィィ!」
パスダー「心弱き者共よ…お前達の希望、カインの遺産と有機体を進化させるエネルギー…」「この私が消去してやろう!」

<敵増援1が出現した次のPP>
パスダー「心弱き者共よ、そろそろ遊びも終わりだ…!」
麗雄「いかん! EI−01は再びゾンダーメタルを拡散する気だ!」
小介「逃げて下さい、凱さん! 今の状態で再びあれを食らったらGストーンは…!」
パスダー「…とどめだ」
凱「く…!」
〔味方ユニット出現〕
凱「クストース!?」
〔カナフ、咆哮〕
〔クストース、エネルギー放射〕

凱「な、何!?」
鋼鉄ジーグ「無事か、凱!?」
凱「ああ…」
麗雄「信じられん…。クストースがゾンダーメタルを吸収してくれたのか!」
小介「EI−01のエネルギー量も低下しています! これ以上のゾンダーメタル拡散は不可能でしょう!」
パスダー「おのれ…! 何者かは知らぬが、よくも私の邪魔を…!」
???「………」
凱「待て、クストース! 余計な手出しはやめてくれ!」
???「………」
万丈「僕達は人類の未来のために戦っているんだ…」
アムロ「僕達の力で乗り越えてみせる…、この障害を!」
パスダー「フフフ…自ら援軍を拒むとは有機生命体の考える事は理解出来ん…」「ましてや、あの者はお前達以上の力を持っているやも知れんというのに」
凱「黙れ、EI−01! 俺達は自分達の未来は自分達の手で守ってみせる!」
真吾「分の悪い賭けかも知れないが誰かに自分の運命を任せるなんてのは俺達の性にあわないんでね」
ジュドー「自分達の力だけでやれる所までやってみるぜ!」
鉄也「その戦いのために俺達はここにいるんだ!」
パスダー「心弱き者共よ…。だが、お前達だけの力で何が出来ると言うのだ!」
???「いいえ! 戦うのはαナンバーズの皆さんだけではありません!」
〔味方戦艦出現〕
ケン太「グッドサンダー!」
レミー「サバラス隊長! まさか、加勢に来てくれたの!?」
パスダー「有機生命体を進化に導くあのエネルギーを持つ者か…!」「ならば、好都合だ。カインの遺産共々、我が力によってここで消滅させてくれる」
真吾「サバラス隊長…気持ちは嬉しいが焼け石に水ってやつみたいだぜ…」
サバラス「…我々がここに来たのは戦闘に参加するためではない…」
ケン太「我々って…?」
イザベrう「聞こえますか、αナンバーズの皆さん!」
キリー「イザベル! 君もグッドサンダーに乗っているのか!?」
イザベル「私達から皆さんに届けるものがあります! 耳を澄ませて下さい!」
レミー「え…耳を…?」
〔歓声〕
凱「これは…この声は…!」
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

シロー「アニキ! 鉄也さん、さやかさん、ジュンさん! ボス、ヌケ、ムチャ!」
甲児「シロー!」
シロー「負けるな、アニキ! おじいちゃんとお父さんの造ったマジンガーは無敵なんだ!」「だから、悪い奴なんかに負けないでくれよ!」
弓教授「我々に出来る事はここで君達の勝利を祈るだけだ。だが、信じているぞ!」
さやか「お父様…シローちゃん…」

早乙女「ゲッターチームの諸君! 君達の勝利は人類の未来への扉だ!」
弁慶「早乙女博士…」
流竜作「リョウ! 未来はお前達に懸かっている!」
竜馬「お父さん…」
神大造「ハヤト!」
神明日香「ハヤト! 頑張って!」
隼人「親父、姉さん…」
早乙女「ゲッターの力を信じるんだ! 君達なら出来る!」
ミチル「はい…お父様…!」

まゆみ「負けるな、鋼鉄ジーグ! 負けるな、αナンバーズ!」
遷次郎「鋼鉄ジーグ、そして、αナンバーズの諸君! 君達に与えられた力は無限だ!」
鋼鉄ジーグ「まゆみ…それに父さんも母さんも」
剣造「その無限の力は正義を成すために与えられたものだ! きっと君達ならそれを使いこなす事が出来る!」
鉄也「了解です、所長! そのためのαナンバーズです!」

四ッ谷「この美しい地球の未来は今、お前達に懸かっている!」
豹馬「おっちゃん!」
光代「私達はあなた達の力と勇気を信じています!」
健一「お母さん…それに浜口博士も!」
和泉「聞こえるか、一矢! 竜崎博士の平和への願いは、お前達に託されたんだ!」
一矢「はい! 父さんの願い、必ずこの手で…この拳で実現させてみせます!」
四ッ谷「αナンバーズ! ワシ達がお前達に送る言葉はただ一つだけ…」「勝利じゃ!」
豹馬「おう! 任せとけって!」

太平洋 オルファン

アイリーン「手の空いている者は互いの手をとれ!」
カント「ノヴィス・ノアを通して人の力を少しでもαナンバーズの皆さんに送るんです」
伊佐未直子「勇…比瑪ちゃん…、私達はこんな事ぐらいしか出来ないけれど…」
ゲイブリッジ「地球と人類の未来を思う気持ちに変わりはない」
比瑪「アイリーン艦長、カント君! 直子おばあちゃんにゲイブリッジ司令も!」
勇「みんなとオルファンが俺達に力をわけてくれているんだ!」

コロニー

リィナ「お兄ちゃん! プルもプルツーもみんなも頑張って!」
ジュドー「リィナ…! リィナも俺達の戦いを見ているんだ!」
ベルトーチカ「リィナだけではないわ! ここだけじゃなく各コロニーで月で地球で…」「αナンバーズの戦いを人々が応援しているのよ!」
シェリンドン「主義や主張を越え全ての人々が、あなた方の勝利を…人類の希望を信じているのです」
ベラ「シェリンドン…」
キンケドゥ「リィズ…母さん…」
トビア「トーマスおじさん、レイチェスおばさん、ギルも…」
ジュドー「へへ…こいつを聞かされちゃ頑張らないわけにはいかないぜ…!」
コウ「ああ…! 戦っているのは俺達だけじゃないんだ!」

メルビ「αナンバーズ! 私達も信じているぞ…君達の勝利を!」
健一「メルビさん、ダンゲ将軍…! それにバームとゼーラの人達も!」
京四郎「フ…声援を受けるってのは悪い気はしないな」
一矢「ああ…! 俺達はこれだけの人達の未来と希望を背負っているんだ!」

大河「聞こえるか、諸君! この人々の声が!」
凱「長官!」
末男「頑張れ、αナンバーズ! 悪い奴らをやっつけろ!」
数納「負けないでーっ! 僕達も応援するから!」
レイコ「チョベリカチョロン様も頑張ってーっ! 私がついてるわよ!」
華「私達、こんな事ぐらいしか出来ないけれど…でも…でも…」「力一杯、応援します! 頑張れ、αナンバーズ!」(頑張って、護君!)
天海勇「頑張れ、αナンバーズ!」
天海愛「頑張れ、αナンバーズ! 私達の…子供達の未来を護って下さい!」
火麻「そうだ、そうだ! 俺達に出来るのは、これぐらいだが精一杯やるだけだぜ!」
大河「αナンバーズの諸君! 常に勇気を胸に前進し続ける君達こそ未来への水先案内人だ!」「勝利を君達に! 勝利を世界中の人々に!」
凱「おう! この声援がある限り、俺達は負けるわけにはいかないぜ!」

連邦軍兵「αナンバーズ!」
ネオ・ジオン兵「αナンバーズ!」
リリーナ「聞こえますか、αナンバーズの皆さん!」
エリカ「この戦いを見守る全ての人達があなた方に願いを込めています!」
一矢「エリカ!」
ヒイロ「リリーナ…」
デュオ「わかったぜ! この大応援団の仕掛け人はリリーナ達、平和解放機構か!」
レディ「その通りだ! 彼女は世界中の人々にお前達の戦いを伝え、一人一人に戦う心を教えたのだ!」
剛健太郎「そして、それが今、一つの大きな力になろうとしている!」
リリーナ「いえ…人々の心を一つにしたのは私の力ではありません…」「剛博士を始めとする科学者の方々や岡長官や大河長官といった軍の代表の方…」
エリカ「イザベルさん達、ジャーナリストの方々の力添え…」
リリーナ「そして、何よりも…αナンバーズの皆さんが見せてくれた人の心の光が今日の力を生んだのです」
カミーユ(見えますか、クワトロ大尉…。あの時の光は無駄ではなかったんです…)
アムロ(人類には、まだ希望が…未来が開けているんだぞ、シャア…!)
ヒイロ「リリーナ…、やはり、お前はお前だった」
リリーナ「ヒイロ…、これが私に出来る戦い方ですから」
ゼクス「リリーナ…」
リリーナ「申し訳ございません、お兄様。私のやった事はピースクラフトの名に背く事だったのかも知れません…」「ですが、今、人類に必要なのは主義や主張ではなく平和を望み、それを勝ち取る心なのです」
ゼクス「それがお前の出した答えなら私に異論はない」「いや…我が妹よ…。心から賞賛の言葉を送らせてもらおう」
リリーナ「いいえ…、それは私達からαナンバーズへ送らせていただくべきものです」
一矢「エリカ…」
エリカ「ごめんなさい、一矢…。あなたに言いつけに背き、再び地球に降りてきてしまって…」「でも、私も最後までこの戦いの力になりたかったのです!」
一矢「何を言うんだ、エリカ! 今、俺の…俺達の心は君達のくれた勇気で満ちている!」「心の底からお礼を言わせてくれ。ありがとう、エリカ」
連邦軍兵「頑張れ、αナンバーズ! 俺達も一緒に戦うぞ!」
ジオン兵「そうだ! 自分達の平和は自分達の力で勝ち取ってみせる!」
五飛「…聞こえるか、トレーズ…。人々が自らの意志で平和を求め立ち上がった…」
ゼクス「眠れ、我が友トレーズ…。お前の目指した世界はもうすぐ来る…」
ヒイロ「そのためには、この戦い…必ず勝ってみせる…!」
リリーナ「はい…信じています、αナンバーズ」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔戦闘マップ1の続き〕
〔歓声

パスダー「やめろ…! その耳障りな声を私に聞かせるな!」
〔通信のコール音〕
岡「聞こえるか、αナンバーズの諸君!」
健一「岡長官!」
岡「世界中で暴れていたゾンダー軍は各地の部隊の活躍によって撃退しつつあるぞ!」「君達はゾンダーの首領の撃破に専念してくれ!」
パスダー「信じられん…! 心弱き者共が私が用意した混乱に屈せぬとは…!」
鉄也「心弱き者共だと…? その人間の力を甘く見たお前の負けだ!」
竜馬「…一人一人の力は小さくとも人間はそれを集めて大きな力にする事が出来る…」
ヒイロ「そして俺達も、その人間だ」
カミーユ「今、俺達の身体には、世界中の人達の勇気が集まっている」
凱「パスダー! お前にはわからないだろうぜ! だが、これが人間の力だ!」
〔全味方機、気力上昇〕
レミー「サバラス隊長、イザベル! 最高の援護だったわよ! サンキュー! メルシー! 謝々!」
サバラス「無論、私も人々同様に君達の勝利を信じているぞ」
真吾「了解! ケン太を待っているビムラーには伝えてくれ。もう少しだけ待ってくれってな!
サバラス「君達の健闘を祈るぞ」
〔味方戦艦離脱〕
???「………」
???「………」
???「………」
〔味方ユニット離脱〕
カミーユ「行ったか…」
ジュドー「あいつら…わかってくれたのか…」
鉄也「今は、それよりも目の前の敵を叩く方が先だ…!」
パスダー「おのれ…人間共…! おのれ、αナンバーズ…!」「だが、お前達を倒せば再び人間共の心は絶望に包まれる!」
万丈「まだ、わかっていないようだな、パスダーとやら!」
ジュドー「たたかっているのは俺達だけじゃない! 世界中の人達が平和のために戦っているんだよ!」
コウ「たとえ俺達が倒れても必ずや、その後に続く者がいる!」
一矢「そして、いつかは必ず人間はお前という闇を払ってみせる!」
甲児「もっとも、俺達は負けるつもりはないがな!」
パスダー「強がりもそこまでだ。その傷ついた身体で何が出来ると言うのだ!」
凱「く…!」
麗雄「…事実、このままではいずれはこちらの敗北は必死だ…」
凱「………」「大河長官、聞こえているか!? …目には目を! エネルギーにはエネルギーだ!」
大河「なっ!?」
麗雄「弾丸Xか!?」
凱「奴に勝てる手段があるとしたらそれだけだっ!」
大河「………」
甲児「その弾丸Xってのが何だか知らないが、切り札なら早くしてくれ!」
ボス「カッコはつけてみたけれどどうにもピンチなのは変わってないだわさ!」
大河「………」
凱「俺達の勝利を信じる人々のためにそして、この星の未来のために…! だから、頼む…弾丸Xを…!」
鋼鉄ジーグ「凱…お前…」(同じサイボーグの俺にはわかる…。あの凱にあれだけの覚悟を決めさせるんだ…)(その弾丸Xというのはおそらく凱の生命を…)
大河「………」
凱「長官、頼む!」
麗雄「長官…凱達を信じましょう! 敵のパワーを上回るには…弾丸X…それしかない!」
大河「うん! 私は懸ける! これまでも幾度となく奇跡を起こしてきた勇者達の可能性に!」「よぉし! 弾丸X出撃を承認する! 頼んだぞ、αナンバーズ!」
麗雄「凱、聞こえるか! 弾丸Xは発射されたぞ! あと1分で、こちらに着く!」
凱「ありがたい…。これで勝機が見えてきたぜ…!」
パスダー「心弱き者共よ、何をするかは知らぬが、お前達に希望は与えん…!」
万丈「弾丸Xとやらはあと1分でこちらに到着するんだ。この1分を耐え抜くぞ!」
キンケドゥ「みんな! この1分に俺達の勝利を地球の未来が懸かっている!」
トビア「はい!」
アムロ「各機、互いをカバーし合え! この1分を何としても耐え抜け!」
ウモン「くそ…これまで生きてきた中で最高に長い1分になりそうだぜ…!」

<敵増援1出現の2ターン後のPP・味方援軍1出現>
〔機体の発進音〕
パスダー「ぬうっ!?」
凱「来たか…!」
〔弾丸X、着地〕
護「あれが弾丸X!」
麗雄「命君! 弾丸Xのリミッター解除コマンドだ!」
命「弾丸X…リミッターリリーヴ!」
〔弾丸X、エネルギー放射〕
パスダー「この光は…!?」
〔全味方機、能力回復〕
ちずる「あの緑の光…、あれが弾丸Xの力だったの…!」
豹馬「やったぜ! 機体のパワーが回復していく!」
小介「あの弾丸Xの光がゾンダーのパワーを押し返したんです!」
アムロ「では勇者ロボは…!」
凱「………」
鋼鉄ジーグ「凱…」
凱「うおぉぉぉぉっ!」
〔凱、精神コマンド「気合」使用〕
パスダー「この力…まさか!」
麗雄「弾丸X…それはGストーンに封印された高エネルギー集積体を爆発的に解放させる事で…」「限界以上のパワーを引き出す最強最後のミラクルマシンだ…」
鉄也「限界以上の力だと…」
凱「行くぞおおおおおおっ!!」
〔凱、パスダーに隣接〕
[イベント戦闘「凱vsパスダー」]
鋼鉄ジーグ「なんてパワーだ…!」
万丈「これが弾丸Xの力か…!」
麗雄「反エネルギー体同士がぶつかればお互いに消滅するのみ…しかしパワーが上であれば最後に残るのは…」
凱「EI−01! 最後に残るのは、お前ではない! 俺達、αナンバーズだ!」
パスダー「カインの遺産よ! こうなれば、まずは貴様から消去してくれる!」
凱「EI−01!」
〔パスダーに爆発〕
パスダー「何者だ!?」
〔味方ユニット出現〕
凱「ピッツァ!」
ピッツァ「…無事か、サイボーグ…?」
凱「どうして、敵であるお前が俺をかばう!?」
ピッツァ「…貴様との決着は…まだついていないからな…」
パスダー「ピッツァよ…、私に逆らうとは…所詮、心弱き者の宿命か!」
ピッツァ「私は戦士として死ねる場所を捜していただけだ…」「そう、凱…お前のおかげで大切な事を思い出せた…礼を言う…。そう…私は、私は…」
凱「ピッツァ…」
パスダー「ピッツァ! その身体で私に戦いを挑む気か!?」
ピッツァ「私はピッツァではない! 私の真の名に懸けて…、そして戦士の誇りを懸けて」「パスダー、お前を消去する!」

<ゲッターチームvsパスダー>
パスダー「このロボットも有機生命体を進化させるエネルギーを使っているか」
竜馬「貴様、ゲッター線の事を知っているのか!?」
隼人「どうやら、こいつとゲッター線は相容れぬ間柄のようだぜ」
パスダー「心弱き生命体よ…私はお前達に力を与えるためにこの星に来たのだ」
弁慶「それあ人間をゾンダー化する理由かよ!」
竜馬「俺達は心を持った生き物だ! たとえ、その心が弱くとも、お前達にそれを奪われてたまるものか!」
パスダー「よかろう…。お前達が宇宙へ旅立つ前にその存在を抹消してくれよう…!」

<真吾vsパスダー>
パスダー「有機生命体を進化させるエネルギー…ビムラー。その力を使う者は消去する」
キリー「ビムラーの言う事を信じる気はないが、確かにいかにも悪人面をしてやがるぜ」
パスダー「お前達がビムラーに導かれて宇宙へ旅立つ前に、この星を我が力で機界の星とする」
レミー「ご冗談!ここで終わりなのは、そっちの方よ!」
真吾「その通り! お前は人類全体の敵である前に俺達の敵だからな!」

<凱vsパスダー>
パスダー「この力は…!?」
凱「こいつの核はどこだ!? どこにある!?」

<凱vsパスダー(撃破確定)>
凱「EI−01! これで、とどめだぁぁぁぁっ!」

<勇vsパスダー>
パスダー「有機に惹かれた愚かなる機会生命体め…」
勇「だから、何だと言う!? この星を機械で埋め尽くそうとするお前の方が数倍愚かな存在だ!}
パスダー「この私が愚かだと…?」
勇「そうだ! オルファにゃブレンは地球の美しさや人の美しさや勇気を理解する心を持っている!」「その心を持たないお前はただの巨大なガラクタだ!」

<パスダー撃破・勝利条件達成>
パスダー「馬鹿な…! こんな事があってたまるか…!」「私は滅びぬ…! 機械生命体は不死身…だ…」
〔敵ユニット撃破〕
ピッツァ「これで一つの戦いは終わったか…」
〔味方ユニット離脱〕
麗雄「やったか!」
小介「EI−01エネルギーレベルゼロ! …完全に消滅しました!」
ケン太「やったあ! 地球は救われたんだ!」
護「ありがとう、αナンバーズ!」
凱「ぐ…!」
〔全味方機に爆発〕
〔全味方機、機能停止

護「凱兄ちゃん! みんな!」
ケン太「獅子王博士! みんなのメカに何が起きたの!?」
麗雄「…弾丸Xによって各機のエネルギーは限界まで引き出された…」「それはメカの生命の炎を燃やし尽くすと同じ意味なんじゃ…」
ケン太「じゃ…じゃあ…、αナンバーズのメカは、もう二度と動けないの!?」
麗雄「………」
護「そ…そんな…」
麗雄「すまない…。弾丸Xの使用がこんな結果になるとは…」
甲児「いいんですよ、獅子王博士…。マジンガーは最後まで地球のために戦ったんだ…」
竜馬「マジンガーだけじゃない…。どのロボットも力の限り戦い抜いて地球を守り抜いたんです…」「後悔はしていません…。きっとゲッターも他の全てのメカも本望だと思っています…」「きっと…」
鉄也「待て! では、GSライドを使っている勇者ロボ達の生命は…!」
鋼鉄ジーグ「凱! 返事をしろ! ボルフォッグ! 氷竜、炎竜! ゴルディマーグ!」
麗雄「…やはり、運命の壁は乗り越えられなかったか…
護「凱兄ちゃん!」
〔緑の玉、出現〕
命「…全ての…Gストーン…、エネルギー量ゼロ…全回路無力化…再起動不可能…
護「嘘…嘘だよね…!」
命「う…うう…」
鉄也「…もしかしたら凱は最初からこの結末を知っていたのかも知れない…」
ジュン「え…」
甲児「でもよ…! 自分の生命が燃え尽きちまうのがわかっていて…何故…!?」
鉄也「何故だって…? そんな事は聞くまでもないぜ…」「自分が凱の立場だったらどうするか考えてみろ…」
甲児「あ…」
万丈「そうだ…。凱はαナンバーズとして…戦士として覚悟を決めたんだ…」
鉄也「…ましてや、あいつはゾンダーと戦う事を宿命づけられた者…」「勇者だからな…」
鋼鉄ジーグ「馬鹿野郎、凱! 何が人類最強のサイボーグだ!」「最強を名乗りたければそんな…簡単に死ぬなよ…!」
ジュドー「凱…さん…」
アムロ「勝利のための犠牲は…あまりにも大きかった…」
比瑪「そんな…そんな…」
命「凱…」
護「うそだよね…凱兄ちゃん! ギャレオン! みんな返事をしてよっ! 目を覚ましてよぉぉぉっ!!」「凱兄ちゃん! 応えてよおぉぉぉぉぉっ!!
〔緑の玉から緑色の光〕
〔エネルギーゲージが上がる音〕

命「え…!?」
護「う…うう…」
凱「…どうしたんだ? GGGの隊員がベソかいてちゃみっともないぜ…
護「ああ!?
命「凱!
小介「み…見て下さい、豹馬さん! 護君の光が僕達のメカにもエネルギーを与えています!」
豹馬「じゃあ、コン・バトラーVもみんなのメカもよみがえるのか!?」

〔エネルギーゲージが上がる音〕
〔全味方機、機能回復〕

命「凱!」
麗雄「ゴルディマーグ! 氷竜! 炎竜! ボルフォッグ!」
ケン太「それに、みんなのメカも!」
護「みんな…みんな、生きているんだね!」
凱「ああ…」
麗雄「奇跡だ…!」
万丈「獅子王博士、奇跡なんかじゃありませんよ…」
凱「そうさ…これは俺達と人類が自らの力でつかんだ勝利だ!」
麗雄「うむ…そうだ…そうだな…」
勇「俺達は…」
キンケドゥ「ああ、そうだ…」
コウ「みんな、胸を張ろう!」
竜馬「そうだ…。俺達は…勝ったんだ!」
凱「地球は…人類はこの戦いに勝利したんだ!」
〔歓声〕
クスハ「…………」
ブリット「終わったな、クスハ」
クスハ「ええ……」
???「…そうです…。あなた達の戦いは終わったのです…」
〔中立ユニット出現(クストースパターン)〕
甲児「あ、あれは…!!」
万丈「クストース…!」
カミーユ「何故……ここに!?」
???「……………」
クスハ「あ…! こ、この感じ……この念は……!」
ブリット「あ、ああ…間違いない…」
クスハ「クストースと戦った時、私達に語りかけてきた……」
???「…幾多の剣達よ……。あなた達のおかげでこの星は救われました」「そう…地球は多くの人々の想いに支えられたαナンバーズによって救われ、新たな時代を迎えたのです」
鉄也「新たな時代…?」
万丈「それ以前に、君は何者なんだ?」
???「…………」
万丈「クストースを従えた君は…?」
比瑪「あ、あの人…もしかして…!?」
ジュドー「あ、ああ…。知ってるような気がする…!」
甲児「お、俺もだ……!」
凱「俺にもわかるぞ……!」
一矢「あ、ああ……間違いない……」
キンケドゥ「あれは……」
クスハ「イルイちゃんっ!!」
イルイ「………………」「…そうです…私はイルイ…。あなた達と束の間の時を共にした者です…」
クスハ「ぶ、無事だったのね…!?」
比瑪「私達、あなたがいなくなっちゃってからずいぶん心配したのよ…?」
竜馬「それに…その姿は…!?」
イルイ「…これが私の本当の姿……。イルイ・ガンエデン……」
凱「ガン…エデン…!?」
イルイ「そう……私は地球の守護者……。イルイ・ガンエデン……」
コウ「地球の守護者…? 君が…?」
イルイ「ええ…私はパラルの主であり、マシアフ…」「あなた達と同じく、この星を護ることを使命とする者…」
ブリット「俺達と同じ!?」
イルイ「そうです、ブリット…。私はあなた達の存在を知り、幼子の姿で接触したのです…」
クスハ「ど、どうして…? 何のために…!?」
イルイ「あなた達が正しい心を…この星を護るに相応しい力を持っているかどうか…それを知るために……」
クスハ「……!!」
イルイ「そして、私はあなた達から教えられました…。人の心の絆を…愛を…」
万丈「………」
イルイ「…私は知りました……あなた達が数々の試練を乗り越え、幾多の外敵と戦ってきたことを……」「…私は見ていました……あなた達が数々の苦難を乗り越え、多くの人々を護ってきたことを…」
フォウ「…イルイは…私達のことを見守ってくれていたのね…?」
凱「それで…クストースで俺達を助けてくれた…」
イルイ「私はあなた達と出会えて嬉しく思っています…」「あなた達の優しい心に触れられて、幸せに思っています……」
比瑪「イルイちゃん……」
イルイ「あなた達こそ、この星を護るための剣……力なき人々の盾……」「私の代わりに地球を護ってくれて本当にありがとう……」「地球の守護者、ガンエデンとして心の底から感謝します……」
甲児「何言ってんだ、当然のことをしたまでだよ」
豹馬「ああ…そうだぜ、イルイ」
イルイ「…そして……あなた達の戦いは終わったのです……」
クスハ(あ、あああ…! イルイちゃんの念が……)(念が強まっていく…!)
イルイ「これからは…私があなた達の代わりに地球を護ります」
万丈「地球を護るって…君がか?」
コウ「もしかして、クストースが…!?」
イルイ「ええ…。私のしもべ達とガンエデンが……」「この星を永久に封印します」
クスハ「!!」
ブリット「どういうことだ!?」
イルイ「…バラルの園を中心とし…ガンエデンが作り出す結界によって……」「この地球を外界から完全に遮断するのです」
アムロ「遮断…!? 外界から!?」
イルイ「ええ。ガンエデンの結界により、あらゆる外敵から地球を護ります」「誰も寄せつけず……外界に行かせず……」「ガンエデンの加護によって、この星は最後の楽園となるのです」
クスハ「イルイちゃん…私達を地球に閉じ込めるつもりなの!?」
イルイ「ええ、永久に……」
クスハ「!! イ、イルイちゃん…あなたはいったい…」
イルイ「私はイルイ・ガンエデン…地球の守護者…そして、あなた達の主」
ブリット「!!」
イルイ「そして…この星に住む者達にガンエデンの加護を……」
クスハ「イルイちゃん!!」
イルイ「…クスハ……パラルの園であなたを待っています」「そして……私のしもべ達や龍虎王、虎龍王と共に最後の楽園を護りましょう…」
〔中立ユニット離脱〕
クスハ「ま、待って! イルイちゃん!!」「イルイちゃぁぁぁん!!」
【戦闘マップ2終了】


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