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No.57B
FOREVER&EVER

【シナリオデモ開始】
ガンエデン「…封印せよ……。最後の楽園を……封印せよ………」「この星は…災厄より逃れし者達の楽園……。決して失われてはならぬ……」
イルイ「……………」
ガンエデン「…封印せよ……。最後の楽園を……封印せよ………」「楽園に生ける者達に…ガンエデンの加護を……」「楽園を護る者達に…ガンエデンの力を………」
イルイ「楽園を護る者達……私が見定めた剣…αナンバーズ……」「…彼らを私の下に………」
カナフ「………」
〔カナフ、咆哮〕
イルイ「…優しいカナフ……」
ケレン「………」
〔ケレン、咆哮〕
イルイ「…気丈なケレン……」
ザナヴ「………」
〔ザナヴ、咆哮〕
イルイ「…無邪気なザナヴ……」「私の可愛いしもべ達……。あなた達とあなたの兄弟達の役目はもうすぐ終わります…」
ケレン「…………」
イルイ「そう…ケレン…あなたもよくしっている剣達が…」「αナンバーズがあなた達の役目を受け継ぐのです……」
カナフ「…………」
イルイ「…ありがとう、カナフ……。彼らがそれを否定した時は……お願いします」
ケレン「……………」
イルイ「ええ、行きましょう……。この星を護るために……」「…ガンエデン……バラルの園を浮上させるのです……」
ガンエデン「…最終プログラム起動……」「…バラルの園、浮上開始……」
〔ガンエデンの祝福〕
〔画面、発光〕


JAPANESE AREA
Gアイランドシティ

大河「…本日4時34分、アラビア半島北西部の上空に全長約1キロメートルの岩塊が出現した」
ブライト「それがガンエデン…?」
麗雄「いや、彼女の言葉を借りるなら…バラルの園だろうな」
ベラ「バラルの園……」
麗雄「その形状は、例えるなら空中庭園…偵察衛星の映像では、中央に巨大な塔や遺跡らしき物が確認されておる」
エリ「私達はあれがガンエデンやクストースの本拠地ではないかと推測しています」
シナプス「ガンエデンに動きは?」
猿頭寺「依然ありません…。バラルの園も特定ポイントに固定されたままです」
麗雄「おそらく、結界の展開準備をしておるのだろうな」
ブライト「地球を封印するために…ですか」
ベラ「…ガンエデンは…いえ、イルイは私達人類にとって味方…それとも敵なのでしょうか?」
麗雄「…微妙なところじゃな」
ベラ「え…?」
麗雄「だが、少なくともイルイの話でクストースの謎がいくつか解けた…」「まず、彼らがほとんどと言っていいほど僕達の前にしか姿を現さなかった理由…」「それは自分達の主であるイルイがαナンバーズにいたからだ」
シナプス「…なるほど。彼女と我々を助けるために…ですな?」
麗雄「うむ。そして、過去の文献や伝説、神話等に彼らの記録がなかったのは…」「まぁ、単純にあのバラルの園でずっと眠っていたか、封印されていたんじゃろうな」
ロバート「誰も見たことがなければ、記録の残りようがありませんからね」
エリ「そして…クストースはガンエデンの命令を受け、地球を守るために…」「同じ目的を持つαナンバーズを手助けするために行動を開始したのです」
サコン「しかし…クストースはグッドサンダーに対して攻撃を仕掛けたことがあります」「彼らの目的が地球の守護だと言うなら…あの行動は矛盾しているのではありませんか?」
麗雄「うむ、ポイントはそこだ」「あの時、イルイは地球を結界で封印し、外界から遮断すると言った…」「つまり、それは…地球を防衛するための究極的な手段なのだ」
ベラ「究極の手段…?」
麗雄「うむ。簡単に言えば…バリアじゃな、バリア」
大文字「つまり、異星からの侵略者を地球へ寄せつけないための…?」
麗雄「ああ。中に入れんことには侵略活動のしようがないからのう」「もっとも、異星人の中には空間転移技術を保有する連中もおるから…」「ガンエデンの結界とはそれすらも防ぐ強力なものだと思われる」
大河「ならば、その結果の中にいる者は…」
麗雄「当然、ガンエデンの許しなく外へ出ることは出来んじゃのうなあ」
サコン「そうか…! あの時、クストースがグッドサンダーを攻撃したのは…」「ビムラーが人類を宇宙へ誘うエネルギーだからですね…!?」
麗雄「うむ。そして、クストースが異星人を攻撃したのは…」
ベラ「彼らの目的が地球の侵略だったから…」
麗雄「そのとおりじゃ」
シナプス「では、地下勢力との戦闘中にクストースが現れた理由は?」
麗雄「これもまた、単純に考えれば、αナンバーズを守るため…」「そして、ガンエデンが地球の守護者として相応しいのが地下勢力ではなく…」「僕らの方だと判断したからだろう。そして、それを行ったのは…少女の姿をしたイルイだと考えとる」
ベラ「あの子は何故我々に接触を…?」
大河「それは君達に実績があったからだろう」
ベラ「実績…ですか?」
大河「うむ。αナンバーズの大半のメンバーはかつてのバルマー戦役に参加し…」「地球を守るために戦って勝利した。だから、彼女が地球の守護者として君達を選んだ理由にも納得がいく」
麗雄「おそらく、イルイには地球の情勢を見定める役目もあったのだろうな」「何せ、かつてのロンド・ベル隊…プリベンター、そしてαナンバーズは…」「地球のあっちゃこっちゃを飛び回っておったからのう。情報収集にはある意味最適じゃ」
ベラ「情報収集……あの子が…そんな………」
麗雄「彼女はガンエデンという巨大なシステムの端末だ…。それぐらいの役目は与えられておるじゃろうて」
ベラ「…システム…端末……」
麗雄「おそらく…子供の姿をしておったり、過去の記憶を失っておったりしたのは…」
サコン「ええ…我々へ心理的影響を与えるためだったのかも知れませんね」「そして、これは私の推測に過ぎませんが……」「ガンエデンは古代文明によって造られた地球防衛システムなのかも知れません」「あるいは…オルファンのように外宇宙から飛来し…地球を監視、もしくは封印するためのシステム…」
大文字「だが、オルファンとは性質が違う。あれは銀河へ旅立とうとしていた」
麗雄「うむ…オルファンが外宇宙へ出ていたら、クストースはあれを攻撃していたかも知れんな…」
ベラ「では…私達でさえも外宇宙へ出ようとしたら………」
麗雄「…その時はガンエデンが敵となる」
ベラ「そんな…! 今という時代に地球と宇宙との行き来を封じられてしまえば…」「人類の存続の危機に関わります…!」
ブライト「方法は違っても…目指す所はシャアやドゥガチと同じなのか…?」
麗雄「僕らの出方次第では、その結果を導き出しかねん……」「人類が地球というゆりかごの中で眠ることを否定すれば、ガンエデンは強大な敵となって僕らの前に立ち塞がるだろう」「つまり、僕達が選べる道は二つ…」「まもなくガンエデンが展開する結界によって、この地球に閉じ込められるか……」「僕らの手でガンエデンを破壊するか、だ」
ブライト「………………」
大河「……………」
ベラ(それしか…方法はないと言うの…?)

アムロ「…ガンエデンを破壊する?」
ブライト「ああ。それが我々の決定だ」
竜馬「し、しかし…!」
シナプス「現在、ガンエデンは結界の展開準備中だと思われる。そして、それが終われば…」「イルイの言葉どおり、地球が外界から遮断されることになるだろう」
カミーユ「…その結界とはそれほど強力なものなんですか?」
麗雄「君も様々な現象を引き起こしたクストースの力を知っておるだろう?」
カミーユ「え、ええ…」
麗雄「そして、ガンエデンは彼らの主だ…あの3体以上の力を駆使して、地球を封印すると考えておいた方がいい」
凱「しかし、父さん…。ガンエデンを倒すということは…イルイをも……」
麗雄「…そういうことになる」
比瑪「そ、そんな! あの子を助けてあげないっていうんですか!?」
ベラ「…………」
麗雄「彼女を助ける、か……」
比瑪「え、ええ…! だって、イルイはあんなことを言うような子じゃ…」「きっと、あの子はガンエデンに取り込まれて……」
勇「比瑪……」
麗雄「…僕もそう考えたい。だが…イルイがガンエデンというシステムの一部だとしたら…?」「子供の姿が、僕らに心理的影響を及ぼすように計算されているとしたら…?」「しかも、あの子は制御装置を付けられていたブリット君や虎王機と違い…形態変化まで遂げているんだ」
比瑪「それでも私はあの子を信じます! 私達と一緒にいた頃のイルイを信じます!」
ジュドー「俺、比瑪さんの意見に賛成するよ。だって、あれが本当のイルイだって決まったわけじゃないんだろ?」
豹馬「俺もだ。ここまで来て、あの子が最後の敵だなんて…そんなの認められるかよ」
サンシロー「…今までやって来たことをガンエデンに無駄にされちまうのは御免だぜ」
アムロ「あの言葉が彼女自身のものなのか、あるいはガンエデンのものなのか…それを確認する必要はあるだろう」
キンケドゥ「時間がないのは事実だが…イルイとはまだ話すことが出来る」「ベラ、俺はやってみる価値はあると思う」
ベラ「ええ。彼女の真意を確かめましょう」「それが出来るのは…短い間とは言え、あの子と同じ時を過ごした私達しかいないと思います」
麗雄「…やれやれ。雲をつかむような話だと言うのに…」
凱「父さん、俺達は最後まであきらめないぜ。それが勇者…いや、αナンバーズだろう?」
麗雄「まったく…しょうがない連中だ。では…三つめの選択肢を選ぶと言うんじゃな?」
一矢「ええ。彼女は俺達の仲間です」
宙「仲間を助けるのに理由はいらねえ。そうだろう、リョウ?」
竜馬「ああ。後は俺達次第…そう思いたい」
健一「やろう、みんな。俺達の想いがイルイに伝われば…無意味な戦いをせずにすむかも知れない」
万丈「そうだね。僕達と一緒にいた頃の記憶が…彼女を変えるきっかけになると信じよう」
真吾「ま、これだけ雁首をそろえて女の子一人助けられないってのも寝覚めが悪いしな」
ヒイロ「それに…ガンエデンは俺達にとって過保護な存在だ。自分の手で勝ち取らぬ未来に意味はない…」
甲児「ああ、俺達が作り出した平和は俺達の手で守ってみせるぜ。なあ、ブリット」
ブリット「もちろん。それに、俺とクスハはイルイに約束したんだ…」
クスハ「ええ。イルイちゃんを守ってあげるって」(それに…ガンエデンとの戦いは超機人の宿命だから……)
シナプス「よし…総員直ちに出撃準備。我々はこれからバラルの園へ向かう…!」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

〔味方戦艦出現〕
ピート「大文字博士! 全艦、バラルの園の空域に進入しました!」
大文字「あれが…そうか!」
〔カーソル、バラルの塔を指定〕
シナプス「まさに空中庭園…」
ブライト「ガンエデンとクストースはここにるのか…」
ベラ「各機へ! 直ちに出撃を!」
〈出撃準備〉
〔ガンエデンの祝福〕
〔クストース降臨〕
〔敵ユニット出現〕

甲児「!!」
万丈「現れたか…クストース!」
カナフ「…………」
ケレン「…………」
ザナヴ「…………」
イルイ「…ようこそ…」「ようこそ…約束の地、バラルへ」
クスハ「イルイちゃん…!」
イルイ「クスハ…そして、αナンバーズ……私はあなたを待っていました」「まもなく私は結界によって、地球を封印します……」「そして……私が定めた剣達よ………」「ガンエデンと共にこの最後の楽園を護りましょう……」「それが…私とあなた達に与えられた使命……」
アムロ「イルイ…。君の使命は誰に与えられたものなんだ?」
イルイ「…………」
アムロ「ガンエデンとはいったい何だ? 君達はどこから来たのだ?」
イルイ「…古の人々の願い……それが私達を形造った………」「…ガンエデンは人造神…バラルはその玉座……」
アムロ「人造…神!?」
イルイ「そう…古の時代…空の彼方から来たりし大災厄を逃れるために…ガンエデンは造り出された…」
万丈「人の造り出した神だと…!?」
アムロ「…ならば、獅子王博士やサコンの予想どおり…」「あれは人が造り出した地球の防衛システムだということか…!」
イルイ「…かつて、生きとし生ける者を滅亡の危機に追い込んだ邪神や破壊神達…」「ガンエデンは彼らによる災厄を逃れ、最後の楽園として選ばれたこの星を護る存在なのです」
万丈「それで…君は地球を守る手段として、結界による封印を選んだわけだな?」
イルイ「そうです。この星は遥かな昔から多くの者によって干渉を受け続けてきました……」「銀河の彼方から飛来したオルファン…ビムラー…ゲッター線…異星からの来訪者達…」「そして、その結果、導き出された答えが…地球を滅亡の危機へ追い込んだバルマー戦役や今回の戦いなのです」
竜馬「待ってくれ! ビムラー、ゲッター線は地球を滅亡させるためのものじゃない! オルファンだって、最後には…」
勇「ああ、人類のとの共存を選んでくれた!」
イルイ「無論…私もあれらの力の素晴らしさは理解しています」「でも…それ故に多くの災いをこの星に振りまいてしまいました」「…ゲッター線は恐竜帝国を…ビムラーはドクーガを…オルファンはリクレイマーを……」「強い力は災いを生み出してしまうのです。あなた達も例外ではありません…」
万丈「そのことは僕達も充分に承知している……」「だからこそ…メガノイドのように自分の力におぼれず、この星や多くの人達を…」「いや、平和を願う宇宙の同胞達を守るために己の力を使っている…!」
イルイ「それもわかっています…。何故なら…私はあなた達のことを傍で見ていましたから………」
比瑪「イルイ…!」
イルイ「でも…そんなあなた達の存在ですら、多くの敵や災厄を呼んでしまうのです……」「もし、戦いの中であなた達が力尽きたら…」「もし、あなた達の力すら上回る存在が現れたら…」「その時はこの楽園が最期を迎えることになるのです」
甲児「何言ってんだ! そんなこと、俺達が許すものかよ!!」
凱「ああ! 例え、どんなに巨大な敵が現れようと…俺達は戦う! この世界を守るために!!」
イルイ「…はたして、そうでしょうか…?」
凱「何…!?」
イルイ「…あなた達の命は無限ではありません……今はその力で地球を護ることが出来ても……」「これから先…そう…未来永劫この星を護ることは無理…」
カミーユ「それは違う! 人の命に限りはあっても…人の意志は受け継がれていくものなんだ!」「例え、俺達がいなくなっても…俺達の意志を継ぐ者が必ず現れる!」
イルイ「………………」「…それはわかります………」「私もガンエデン……アウグストスとも呼ばれる者よりその意志と力を受け継いだのですから…」
アムロ「アウグストス…!?」
ボス「何だわさ、それ!?」
京四郎「た、確か…ローマ帝国初代皇帝の名前だったはずだ…!」
イルイ「いえ…私に意志と力を与えたのはその者ではありません……」
カトル「じゃ、じゃあ…あなたがいうアウグストスとは何者なんですか…?」
イルイ「…最初の強念者……あなた達がサイコドライバーと呼んでいる人々の祖です」
クスハ「!!」
ブリット「強念者…!!」
甲児「サ、サイコドライバーって…!」
万丈「あ、ああ…エアロゲイターのユーゼス・ゴッツォが追い求めていた…」「人の念を力に変える者…!」
クスハ「私も……あの人にそう呼ばれていた……」「じゃ、じゃあ…私もイルイちゃんと同じで…!?」
アムロ「ガンエデンがサイコドライバーの正体…いや、オリジナルだと言うのか…!?」
イルイ「…そうです…」
アムロ「……!!」
ヴィレッタ(では、あれがもう一つの…!)
クスハ「私やブリット君の力はガンエデンが…!?」
ブリット「それで俺はあいつに操られたのか…!?」
イルイ「…………」「…かつて……ガンエデンによってサイコドライバーの血を組み込まれた者達がいました……」「そして、彼らには…ガンエデンや3体のしもべ達の代わりにこの星を護る使命が与えられたのです」「しかし…長い時が…人々との交わりが彼らの血を薄めていきました……」
クスハ「じゃ、じゃあ…私達は…」
イルイ「ええ…その者達の末裔…」「そして…その中で私は最も強い力を持っていたため、ガンエデンの巫女として選ばれたのです」
勇「! ということは…」
ヒイロ「…ああ。イルイはガンエデンに造り出された存在ではない…」「…彼女は人間だ。俺達と同じくな」
比瑪「じゃ、じゃあ…?」
ブリット「ああ…! 俺のようにガンエデンの呪縛から解き放たれれば…!」
甲児「イルイは元に戻るってことか!」
豹馬「ヘヘッ、ちったあ成功率が高くなってきたんじゃねえの!?」
イルイ「…いいえ、違います。私は自分の意志でガンエデンの下にいます」
比瑪「え!?」
クスハ「ど、どういうことなの!?」
イルイ「クスハ……私はあなた達の戦いをずっと見てきました」「あなた達はこの星を護るために…多くの人を護るために…」「傷つくことを恐れず、その命を顧みず…戦い続けてきました」
クスハ「そうよ、イルイちゃん。私は守られるだけじゃ嫌……守る側の力になりたい」
ブリット「そして…この世界を守ることは超機人の…彼らに選ばれた使命でもあるんだ!」
イルイ「…クスハ…ブリット…あなた達なら、そう答えると思っていました」「しかし……あなた達のその意志が……」「人の意志がこの星にさらなる災いを呼ぶことになるのです…」
クスハ「……!」
イルイ「だから……私は…………」「この星を封印します」
〔バラルの塔から放たれる光の矢〕
〔宇宙で爆発〕

一矢「何っ!?」
コウ「い、今の光は!?」
凱「月の方へ行ったぞ!!」
大文字「月…!? まさか!!」
ミドリ「だ、大文字博士! 小バームに直撃弾がっ!!」
大文字「!!」
一矢「な、何だって!?」
ミドリ「しょ、小バームは動力部を損傷した模様!!」
一矢「イ、イルイ! 君はっ!?」
イルイ「………………」
〔バラルの塔から放たれる光の矢〕
〔宇宙で爆発〕

ジュドー「ま、また撃った!?」
カミーユ「あの方角にはサイド3が!!」
ブライト「!!」
トーレス「ブ、ブライト艦長!! サイド3のコロニーにも攻撃が!!」
ブライト「コロニーにだと!?」
竜馬「やめろ、イルイッ! 小バームやコロニーの人達を殺す気か!?」
イルイ「………………」
〔バラルの塔から放たれる光の矢〕
〔宇宙で爆発〕
〔バラルの塔から放たれる光の矢〕
〔宇宙で爆発〕

竜馬「!!」
シナプス「今度はどこへ撃った!?」
シモン「つ、月ですっ! 月のフォン・ブラウン方面!!」
シナプス「! 馬鹿な…この位置と角度でか!?」
麗雄「ガ、ガンエデンは地球の外にある物体を攻撃しておるのか…!?」
アムロ「やめるんだ、イルイ! お前が地球の守護神だと言うのなら…何故、コロニーの人達を攻撃する!?」
イルイ「…それは当然のこと……」
アムロ「当然!?」
イルイ「何故なら、ガンエデンは地球の守護神……その守護対象は……」「地球で生きる者達のみです」
アムロ「なッ……!」
一矢「何だって!?」
ブリット「地球で生きる人だけを…!?」
イルイ「そうです、ブリット…。地球の外に存在する者は……全てガンエデンが抹消します」
サコン「!! まさか……」
麗雄「ガ、ガンエデンの封印とは…!?」
イルイ「ええ。地球の外に住む者達を全て抹殺し…その後に結界で地球を覆い尽くす…」「誰も寄せつけず……誰も外界へ行かせず……」「ガンエデンの加護により、この星は真の意味で最期の楽園となるのです」
麗雄「な、なんと…! ただ、結界で封印するだけではなかったのか…!!」
ガンエデン「そうです……。外からの干渉を一切受けつけず…」「宇宙へ出て、戦いを繰り広げることもなく…」「人類はガンエデンの加護の下、地球で行き続けていくのです……」
カミーユ「だから、お前はスペースノイドを抹殺すると言うのか!?」
イルイ「大地を離れた人類は……もう地球人ではありません……」
トビア「!!」
イルイ「そう…シャア・アズナブルやクラックス・ドゥガチにように……」「同じ人類でありながらも、地球を破壊する者となるのです…」
トビア「宇宙に出た人々の全てがそうなるとは限らない!」
イルイ「いえ…彼らは地球にとって異物…排除されて然るべき存在……」「現に彼らの手によって、地球は幾度となく滅亡の危機にさらされています」
トビア「そんな一握りの人間のために、大勢の人達を殺されてたまるかっ!!」
イルイ「ですが、もう時間がないのです…。一刻も早く…この星を封印しなければ…」「地球に住む人々へ楽園と平和を与えなければ……」
ケン太「やめてよ、イルイ! そんな方法で手に入れた平和なんか嘘っぱちだよ!」
護「そうだよ! 仲良く出来るはずの人達まで攻撃するなんて、やめてよぉっ!!」
イルイ「……………」「…あなた達は………人類を星の海へ導く存在……」「ガンエデンにとっては…排除すべき対象です」
護「!!」
ケン太「そっ…そんな!!」
イルイ「そして…私が見定めた剣達よ……」「私と共にこの星を護らぬと言うのなら…ガンエデンはあなた達をも排除します」
ルー「ほ…本気なの、イルイ…!?」
イルイ「……………」
〔バラルの塔から放たれる光の矢〕
〔地球上で爆発〕

健一「!!」
ブライト「今度はどこが狙われた!?」
トーレス「た、太平洋上のオルファンです!」
ブライト「な、何だと…!?」
比瑪「そ、そんな…っ!」
イルイ「…さあ、選びなさい………」「…ガンエデンの下で剣としての使命を果たすか……」「ここでガンエデンに排除されるか。そのいずれかを……」
クスハ「…………」
「クスハ選択」
 「イルイを助ける」
 「ガンエデンを倒す」


※※「イルイを助ける」を選択した場合のセリフ※※
クスハ「イルイちゃん…私、あなたを助けるわ」
イルイ「クスハ…私が与えた選択を受け入れないというのですか?」
クスハ「そうよ。だって、私……決めたもの。昔のイルイちゃんを取り戻すって」「あの子に守ってあげるって…約束したもの」
※※「ガンエデンを倒す」を選択した場合のセリフ※※
クスハ「ガンエデン…。私、あなたを倒します」
イルイ「クスハ……あの時の約束を忘れたのですか…?」
クスハ「…………」
イルイ「あなたは私と一緒にいてくれると言った…。そのことを忘れたのですか……?」
クスハ「だって、あの約束をした相手はガンエデン…あなたじゃないもの」「私が守ってあげるって約束した相手はイルイちゃんだもの!」

イルイ「…………」
クスハ「だから、イルイちゃん! 私達といた時のことを思い出して!!」
〔サイコドライバー能力発現〕
クスハ「本当の自分を取り戻してっ!!」
イルイ「!」
〔サイコドライバー能力発現〕
イルイ「ううっ! あああっ!!」
クスハ「イルイちゃん!!」
ブリット「イルイッ!!」
イルイ「う、ううう……っ!」
イルイ(そんなことない……)
イルイ「くっ! うう!」
イルイ(クスハは優しくて、強い心を持ってる…)
イルイ「…う…ああっ!」
イルイ(だから、龍の神様が力を貸してくれるの)(この世界を…みんなを守れるように……)
イルイ「ま、まだ…残っていたのか…!?」
イルイ(…………)
〔サイコドライバー能力発現〕
イルイ「消えろ! イルイ!!」
ブリット「消えろって…どういうことなんだ!?」
クスハ「も、もしかして…!」
勇「拒否反応…だったのか…?」
イルイ「………………」
クスハ「イルイちゃんっ!!」
イルイ「………………」
ジュドー「イルイ! 俺達の声は届かないのか…!?」
鉄也「ならば、ガンエデン…俺達はお前に排除されるわけにはいかん」
イルイ「………」
コウ「俺達はスペースノイドも守る!」
サンシロー「ああ! バーム星やゼーラ星の人間もだ!」
竜馬「そして、ゲッター線やビムラーと共に生き…」
勇「オルファンが見せてくれた可能性を信じる!」
イルイ「…………」
真吾「俺達には、過保護な神様なんか必要ないんでね」
ゼクス「人類が自らの手で勝ち取った平和はすぐそこまで来ている…」
ヒイロ「ガンエデン……例えお前が神だとしても……その平和を乱すつもりならば…」「俺はお前を殺す」
イルイ「……………」「…わかりました………」「これより、人造神ガンエデンは…その使命を果たすため……この最後の楽園を護るため…」「あなた達を排除します」
〔イルイ、バラルの塔の頂上へ移動〕
〔敵ユニット離脱〕
〔ガンエデンの祝福〕
〔画面、振動〕

モンシア「な、何だぁ!? この震動は!?」
京四郎「そ、それにこの歌声は…!?」
クスハ「……!!」
〔ガンエデンの祝福〕
〔ガンエデン降臨〕
〔敵ユニット出現〕

一矢「あれが……!」
麗雄「地球の守護神……」
凱「ガンエデンか!!」
〔敵ユニット出現〕
カミーユ「何!?」
サンシロー「ク、クストースと同じ奴らが…!!」
万丈「なるほど……これがバラルの戦力というわけか…!」「そして、彼らとイルイを操るシステムがあのガンエデン…!」
アムロ「イルイが自分自身を取り戻すか…俺達の手でガンエデンのシステムを破壊すれば、助けられるはずだ」「そうだな、クスハ?」
クスハ「え、ええ!」
ブリット「俺が成功例です! 必ず上手くいくと思います!!」「…って、俺が威張って言うことじゃありませんけど…」
鋼鉄ジーグ「よし! 出撃前に言ったとおり、イルイを助けてやろうぜ!」
凱「少しでも可能性があるのなら…俺はそこに全てを賭ける!」
レミー「そそ。私達、最初からそのつもりでここに来てるし」
ヒイロ「異論はない」
比瑪「オルファンさんだって、私達の声を聞いてくれたんです! だから、イルイもきっと…!」
アムロ「…決まりだな。ならば、クスハ…君が彼女の意識を解き放て」
クスハ「………!」「わかっています!」「それは…イルイちゃんと同じ力を持っている私の役目…!」「そして、四神の超機人・龍虎王の使命ですっ!!」
ブリット「クスハ、俺も手伝う! 今度は助けられる側じゃなく…助ける側の人間として!!」
クスハ「ブリット君…!」
ブリット「俺達で…虎龍王と龍虎王であの子を迎えに行ってやるんだ」
クスハ「ありがとう…ブリット君。あなたが一緒にいてくれて良かった…」
ブリット「な、な、何だよ、突然…」
クスハ「…………」
ヴィレッタ「じゃあ、私達のやることは決まったわね」
レーツェル「ああ。露払いは我々でさせていただく」
クスハ「ヴィレッタさん…レーツェルさん…!」
デュオ「よ~し…それじゃ、いっちょ囚われのお姫様を助けに行くとしますか!」
キンケドゥ「ああ、俺達の得意分野だ」
クスハ「デュオ…キンケドゥさん……!」
健一「イルイを助け、地球を救うためなら…俺達は力を惜しまない」
豹馬「ああ! ガンエデンだかガンモドキだか知らねえが、ブッタ切ってやろうぜ!!」
ジュドー「ここまで来て、あの子を助けられないなんて嫌だからね」
プルツー「あたし達も応援するから…」
プル「頑張って、クスハ!」
甲児「クスハなら出来るぜ。お前の強さはよく知ってるからな」
クスハ「…みんな…ありがとう…!」
ベラ「この戦いに参加する全ての者へ…! 私達の双肩には人類の運命がかかっています!」
大文字「我々に後退は許されない! 諸君らの奮闘に期待する!」
凱「行こう、みんな! この星の明日のため…」
勇「俺達を待っている人々と地球のために!」
キンケドゥ「人類の進むべき未来のために!」
ブリット「ガンエデン! 俺達はお前を倒す!!」
クスハ「そして、イルイちゃん! あなたを助けますっ!!」
イルイ「剣達よ、眠りなさい…。ガンエデンに全てを委ね……」「そして、最後の楽園に久遠の安らぎを……」


サブタイトル
「FOREVER&EVER」


<戦闘開始>

≪リヒテル仲間フラグ成立≫
<3PP・味方援軍1出現>

〔味方ユニット出現〕
豹馬「お、おい…あれって!?」
一矢「守護神ゴードルとギメリア! まさか…」
健一「ハイネル兄さんとリヒテル提督…やはり生きていてくれたのか!」
ハイネル「地球の戦士達よ…。そなたらが守り通した小バームは月に着陸した」
一矢「そうか…。エリカ…きっと君も無事なんだな…」
リヒテル「竜崎一矢…今更、お前の前に生きて姿をさらすなど許されることではない…」
一矢「リヒテル…」
リヒテル「だが、バームと…そして、地球の未来のため、この戦い、余にも手伝わさせてもらう」
一矢「リヒテル…頼りにさせてもらうぜ!」
イルイ「………」
健一「見ているか、ガンエデン!」「お前が敵だと認識している他の星の人間とだってこうして心を通わせることが出来るんだ!」
一矢「この心を罪だと言うのなら俺達はお前を許すわけにはいかない…!」
ガンエデン「………」
リヒテル「よかろう! ならば、この戦いに勝利し、未来を築いてみせよう…!」
ハイネル「地球の戦士達よ! 義によって助太刀させてもらうぞ!」

≪クインシィフラグ成立≫
<4PP・味方援軍2出現>

〔味方ユニット出現〕
比瑪「!」
勇「グランチャーだと!? まだ、動ける奴がいたのか!」
ジョナサン「どうした、勇? 苦戦しているのか?」
勇「ジョナサン! お前なのか!?」
ジョナサン「そうさ。俺もグランチャーも正真正銘の本物だ」「そして、シラーとクインシィも一緒だ」
勇「姉さん達が…!?」
クインシィ「勇……」
勇「姉さん…。もしや、俺達を助けに…!?」
クインシィ「…そうだ、勇。私はオルファンに約束したからな…守ってやると……」
比瑪「依衣子さん…」
ジョナサン「そして、オルファンの輝きを…その暖かさを失うわけにはいかない」
勇「ジョナサン……」
ジョナサン「さらに、俺達の力を…俺達がやってきたことをガンエデンに否定される覚えもないんでね」
比瑪「はい! 一緒にオルファンと地球と…みんなの未来を守りましょう!」
勇「すまない…! 姉さん達の力を借りるぞ!」

≪ドクーガフラグ成立≫
<5PP・味方援軍3出現>

真吾「お、おい…あれって!?」
レミー「やだ…! ブンちゃんの艦じゃない!」
ブンドル「フ…マドマゼル・レミー…。再会の時は以外に早かったようだ」
キリー「んで、あんたら…わざわざ最後の最後に出てきたってことはラスボスのつもりかい?」
カットナル「地球と人類の大ピンチに何を言っておる!」
ケルナグール「我々はお前達の助太刀に来たのだ!」
真吾「おいおい…ブンドルだけじゃなく、カットナルとケルナグールもいるのか?」
ブンドル「…このような輩を艦に乗せるのは私の美学に反するのだが…」
カットナル「まあ、そう言うでない。連邦上議員候補と大会社社長が大っぴらの動くのは問題があるのでな」
ケルナグール「というわけで…今回に限り、お前の艦に同乗させてもらうことにしたのよ」
真吾「ま、どういう風の吹き回しか知らんが…手伝ってくれるんなら歓迎するぜ」
ブンドル「フ…。未来の扉を開くため、強大な力に挑む…」「フォナーレを飾るに相応しく…そして、美しい戦いだと言えよう」
レミー「それじゃ、頼むわよ! 結末はもちろん、ハッピーエンドでね!」

<クスハがイルイを説得>
イルイ「クスハ……」
クスハ「イルイちゃん…私……地球を結界で覆ったって、何にもならないと思うの」
イルイ「…………」
クスハ「だって、それは逃げているのと同じ。外の世界が怖いから閉じこもってるのと同じ…」「それじゃ…結果的に人間は駄目になっちゃうと思うの」「色々な出会いがあって…嬉しいことや悲しいこと、辛いことがあって…みんなでそれを乗り越えて…」「少しずつでも前へ進むことが大事だと思うの」「でもガンエデンが地球を封印したら、私達は立ち止まってしまうことになる…」
イルイ「……………」
クスハ「私…今なら龍虎王と虎龍王がガンエデンの下から離れた理由がよくわかるの…」「それは…地球の封印が結果として人類を滅亡させる要因になるって気づいたから…」
イルイ「……!」
クスハ「…だから……龍虎王と虎龍王は他の超機人達と…あなたの下についた仲間達と戦った…」
イルイ「う、うう……」
クスハ「私は…彼らの決意を無駄にしたくない…」「かつて龍虎王や虎龍王と一緒に戦っていた人達の想いを無駄にしたくない!!」
イルイ「う、ああ…あああ…」
クスハ「だから! 私はあなたを倒し、イルイちゃんを取り戻しますっ!!」
〔サイコドライバー能力発現〕
イルイ「ああああああっ!!!」「あああああああ…!!」
クスハ「イルイちゃん!!」
〔サイコドライバー能力発現〕
イルイ「ああ……あああ…!」
クスハ「!!」
イルイ「…あ、あああ……クスハ………」
クスハ「イ、イルイちゃんっ!!」
イルイ「…わ、私は…イルイ……バラルの…主……」
ブリット「!?」
イルイ「た……た…す…けて……!」
ブリット「イ、イルイッ!!」
イルイ「マ…シアフ……ガンエデンの……巫女………」
イルイ「い…た…い……くるし…い………!」
イルイ「地球の…守護……神………」
クスハ「こ…これは!?」
イルイ「あ…ああ…わ…たしが…………わか…れる………!」」「二つに……わかれる……」
〔ガンエデンの祝福〕
〔イルイ、発光〕

ガンエデン「…我は地球の守護者…。人造神ガンエデン……」
イルイ「……………」
ガンエデン「…再び目覚めよ、巫女よ……。神の子、イルイ……」「汝の力は我のためにある…。我の力は汝のためにある……」「全ては…この星…最後の楽園を護るために…」「誰も寄せつけてはならぬ…。誰も外界に出してはならぬ……」「…封印せよ……。最後の楽園を……封印せよ………」「この星は…災厄より逃れし者達の楽園……。決して失われてはならぬ……」
イルイ「…最後の楽園を…封印…」
クスハ「!!」
イルイ「……………」
クスハ「あ、あなたはっ!!」
ガンエデン「…我が下に還れ…四神の超機人よ…我が末裔よ……!」
クスハ「!!」
〔サイコドライバー能力発現〕
クスハ「ああうっ!!」
ブリット「!!」
〔サイコドライバー能力発現〕
ブリット「うううッ!!」
ガンエデン「…我が下に還れ……剣達よ……我がしもべよ……」
クスハ「ああああっ!!」
トビア「クスハさん! ブリットさん!!」
カミーユ「くっ…!! こ、このプレッシャーは!!」
アムロ「こ、これが…ガンエデンの…!!」
ヴィレッタ「オリジナルのサイコドライバーの力…!?」
ガンエデン「…さあ…我が下へ……」
クスハ「い、嫌っ!! 私達にあなたみたいな神様はいらない!」「私達を地球に縛りつける神様なんていらない!!」
ガンエデン「…愚かなことを……。我の力を受け入れよ………」
クスハ「あああああああっ!!」
〔クスハに落雷〕
ガンエデン「!!」
〔クスハに落雷〕
???「汝、人界の救済を望むや…?」
ブリット「え!?」
龍王機「我が名は龍王機……古より人界を守護する超機人なり…」
クスハ「!!」
龍王機「汝、人界の救済を望まば…吾、神体を以て汝の意を遂げん……」
クスハ「りゅ、龍王機……!!」
???「…あんた達の想い、受け取ったよ…」
クスハ「こ、声が……!」
ブリット「声が聞こえる…!!」
???「…我らの力…そなたに貸そう…」
???「…超機人の誇りと使命を君達に伝えよう…」
ブリット「こ、これは……!!」
クスハ「い、今まで、龍虎王や虎龍王に乗ってた人の…念…!?」
ブリット「お、俺達に…語りかけて…!?」
???「…立ち上がれ……超機人の力はお前達と共にある……」
???「…剣を取れ…槍を持て……」
???「…我らに断てぬものはなし……」
クスハ「!!」
〔クスハに落雷〕
クスハ「そ、そうよ…! 私達は断ち切らなきゃ…!!」
ブリット「ガンエデンの呪縛を…! イルイをとらえる百邪の念を!!」
クスハ「絶対に断ちきってみせる!!」
トビア「で、でも…どうやってあの子を助ければ!?」
アムロ「イルイはガンエデンと分離しかかっている…!」「みんなで彼女に呼びかけるんだ!」
甲児「!?」
トビア「ぼ、僕達がですか!?」
アムロ「方法はそれしかない! 俺達の力で、イルイを救うんだ!」

≪「ガンエデンを倒す」を選択≫
<クスハvsイルイ>

イルイ「クスハ……」
クスハ「イルイちゃん…私……地球を結界で覆ったって、何にもならないと思うの」
イルイ「…………」
クスハ「だって、それは逃げているのと同じ。外の世界が怖いから閉じこもってるのと同じ…」「それじゃ…結果的に人間は駄目になっちゃうと思うの」「色々な出会いがあって…嬉しいことや悲しいこと、辛いことがあって…みんなでそれを乗り越えて…」「少しずつでも前へ進むことが大事だと思うの」「でもガンエデンが地球を封印したら、私達は立ち止まってしまうことになる…」
イルイ「……………」
クスハ「私…今なら龍虎王と虎龍王がガンエデンの下から離れた理由がよくわかるの…」「それは…地球の封印が結果として人類を滅亡させる要因になるって気づいたから…」
イルイ「……!」
クスハ「…だから……龍虎王と虎龍王は他の超機人達と…あなたの下についた仲間達と戦った…」
イルイ「う、うう……」
クスハ「私は…彼らの決意を無駄にしたくない…」「かつて龍虎王や虎龍王と一緒に戦っていた人達の想いを無駄にしたくない!!」
イルイ「う、ああ…あああ…」
クスハ「だから! 私はあなたを倒し、イルイちゃんを取り戻しますっ!!」

≪「ガンエデンを倒す」を選択≫
<アムロvsイルイ>

アムロ「確かに人は独りでは生きられない存在だ…」「だからこそ、ガンエデンが造られたのかも知れない」
イルイ「…………」「…アムロ・レイ…あなたの力は人類に新たな道を示したと言えるでしょう…」「しかし早過ぎる目覚めなのです」「未だ人類は地球から離れて生きていくことは出来ません…」
アムロ「だが、ガンエデンに人の革新を止める権利はない…!」「地球の封印はガンエデンのエゴに過ぎない!」
イルイ「……!」
アムロ「ガンエデン…! 人類に未来に立ち塞がるお前を超えてみせる…!」「それこそが人の革新の証だ!」

≪「ガンエデンを倒す」を選択≫
<カミーユvsイルイ>

カミーユ「ガンエデン! お前の過去からの呪縛、ここで断ち切ってみせるぞ!」
イルイ「何故です…? 何故、地球に永遠の平和を与えるガンエデンを拒むのです…?」
カミーユ「人の在り方を強要する事はクワトロ大尉と同じなんだ!」「人の生命の力が信じられないのなら、お前は人類の守護者ではない!」

≪「ガンエデンを倒す」を選択≫
<ハマーンvsイルイ>

ハマーン「ガンエデン…、お前のやり方なら地球と人類に永遠をもたらすことが出来るかもな…」
イルイ「ならば、ガンエデンの剣となりて、我が下に集うのです…」
ハマーン「だが、既に人類はお前の加護を必要としないまでに成長した…!」「ガンエデン…人の未来に立ちはだかる者よ! お前の存在は、もう不要なのだ!」

≪「ガンエデンを倒す」を選択≫
<ジュドーvsイルイ>

ジュドー「どうしてだ…! どうして、人類の可能性を信じられない!」
イルイ「………」
ジュドー「人類は成長している…。平和を願い、そのために戦う心も持っている…」「新たな災いが現れても人類はきっと自分達の力で立ち向かっていける…」「いや…立ち向かっていかなくちゃいけないんだ!」
イルイ「その災いの到来を回避するために私とガンエデンは、この星に遺されたのです」
ジュドー「そのために人の生命が奪われることが許されるのかよ!」「大昔の理屈に縛られてなるか! 俺達も人類も、まだこれからなんだ!」

≪「ガンエデンを倒す」を選択≫
<キンケドゥvsイルイ>

キンケドゥ「ガンエデン! お前は人類の可能性を否定する気なのか!?」
ガンエデン「…不確かな未来よりも必要なのは永遠の約束なのです」
キンケドゥ「それは違う! 未来のない世界に待つのは滅びだけだ!」「未来を奪う神の支配など人類には必要ないんだ!」

≪「ガンエデンを倒す」を選択≫
<トビアvsイルイ>

トビア「何故、そうまでして地球を封印しようとする!?」
イルイ「…最後の楽園を護るためです…」「人類が宇宙に出ても…戦いを広げていくだけ…この星をその中に巻き込むわけにはいきません…」
トビア「く…こいつ…!」「人間を信じろ! 俺達は勝手に悲観して結論を押し付ける神なんて必要ないんだ!」

≪「ガンエデンを倒す」を選択≫
<コウvsイルイ>

イルイ「愚かな…。このガンエデンに戦いを挑むとは…」
コウ「黙れ! たかがシステムが神を気取るな!」
イルイ「!」
コウ「俺は…俺達は自らの信念で戦う! それぞれの正義のために死んでいった者達に代わって!」「ガンエデン! お前が人類とイルイを縛るものならば俺達はお前を許しはしない!」

≪「ガンエデンを倒す」を選択≫
<ヒイロvsイルイ>

ヒイロ「力で得た勝利は永遠ではない」
イルイ「………」
ヒイロ「そして、誰かが押し付けた平和もだ…!」
イルイ「まだわからないのですか…。その永遠を与える存在がガンエデンなのです」
ヒイロ「ガンエデン…やはりお前は俺達の…いや…人類の敵だ」「ガンエデン…お前を殺す…!」

≪「ガンエデンを倒す」を選択≫
<甲児vsイルイ>

甲児「やめろ、イルイ! お前が戦いを続けるのなら俺は…俺達は…!」
イルイ「…戦いをやめるのはあなた達の方です…」「あなた達がガンエデンの加護を享受すれば…この星は平和になるのです」
甲児「…ああ、やめてやるさ。だがな…それはイルイと人類を縛るガンエデンを倒してからだ!」
イルイ「………」
甲児「俺達は人間だ! 人間らしく自由に生きるためにガンエデン…お前をぶっ潰してやる!」

≪「ガンエデンを倒す」を選択≫
<鉄也vsイルイ>

鉄也「ガンエデン! お前は神なんかじゃない!」「人類の可能性を閉ざす牢屋の番人だ!」
イルイ「牢屋…? ガンエデンによって永遠を約束された楽園が…」
鉄也「明日の来ない未来など牢獄以外の何物でもないぜ!」「お前が人類を縛るのならば俺達はお前を倒す! 自由と平和と未来のために!」

≪「ガンエデンを倒す」を選択≫
<竜馬or隼人or弁慶vsイルイ>

イルイ「ゲッター線に魅入られし者よ…。そのエネルギーを捨てなければ人類に待つのは破滅です」
隼人「フ…ゲッターの線の導く先は絶望というわけか…」
イルイ「何故、あなた達はゲッター線と共に生きるのです? その真の意味も知らないままに…」
竜馬「………」「…確かに俺も以前はゲッター線を恐怖していた…」
弁慶「リョウ…」
竜馬「だが、今は違う! ゲッター線の導く先にある世界を俺も見てみたい!」
イルイ「ガンエデンの答えが絶望だとしてもですか…?」
竜馬「そこに待つのが希望か絶望かは人類が自分で答えを出すべきだ!」「人類の進む先は人類自身が決めさせてもらうぞ!」

≪「ガンエデンを倒す」を選択≫
<豹馬vsイルイ>

豹馬「この野郎…! 人類の守護者だったら守護者らしく全ての人を守ってみやがれ!」
イルイ「地球を離れた者にガンエデンの加護を得る資格はないのです」
十三「待てや! コロニーの人達は人間じゃないとでも言うんか!?」
ちずる「そんな…! 地球に住む者だけがガンエデンにとって人間だと言うの…!」
イルイ「その通りです。大地を捨てた者は母なる星さえも破壊しようとするのですから…」
大作「そ…そら特別な例ばい!」
小介「コロニーの人間全てが地球を不要だと言っているわけではありません!」
イルイ「ですが、その可能性を持っていることは事実です」
豹馬「可能性だと!? そんな話を持ち出すんなら人類の明るい未来を信じてみやがれ!」「それが出来ないのなら…ガンエデン…てめえをぶっ壊してイルイを引きずり出してやる!」

≪「ガンエデンを倒す」を選択≫
<健一vsイルイ>

健一「こんなやり方で築かれる平和が永遠でなどあるものか!」
イルイ「愚かな……人類の守護者であるガンエデンの行いは絶対なのです」
一平「冗談はよせ! 理屈で自分を正当化するのは悪党のやり方だぜ!」
大次郎「ガンエデン! お前の攻撃で何人の人達が泣いたと思うとるとね!?」
めぐみ「これが人類に平和をもたらすなんて…嘘よ!」
日吉「ガンエデンなんか無くても人間は生きていけるよ!」
イルイ「ガンエデンを否定する者達…、既にそれ自体が罪である事を知りなさい…」
健一「罪だと…!? 人の幸せを破壊する者が神を気取るな!」

≪「ガンエデンを倒す」を選択≫
<一矢vsイルイ>

イルイ「竜崎一矢…、異星人の女性との愛などまやかしであることに気付きなさい」
一矢「ガンエデン! 人の愛を信じられないお前こそ目を覚ませ!」
イルイ「人間と人間の感情なら理解します。しかし、あなたの相手は異星人…異物なのです」
一矢「黙れ! 俺とエリカの愛は誰に恥じることもない正真正銘の愛だ!」「それがわからないのなら、お前は単なる破壊兵器だ! その存在を許すわけにはいかない!」

≪「ガンエデンを倒す」を選択≫
<万丈vsイルイ>

万丈「ガンエデン! どうやら、お前は守護者を騙る偽神らしい!」
イルイ「愚かな…。ここまで来て、まだガンエデンの力を認められないとは…」
万丈「少なくとも一人の少女の幸せを奪う者を神と認めるわけにはいかない!」
イルイ「………」
万丈「人類の未来は人類が決める!」「遥か過去の使命に縛られ、守護の名の下に人類を管理するお前を僕は許すわけにはいかない!」「そのエゴ…僕とダイターン3の日輪が砕いてみせる!」

≪「ガンエデンを倒す」を選択≫
<真吾vsイルイ>

真吾「イルイ、聞こえるか! 戦いの前にケン太からお前に話があるそうだ!」
イルイ「………」
ケン太「イルイ…聞いてよ! イルイは人類が宇宙に出ちゃいけないって言うけれど…」「僕…広い世界をこの目で見てみたいんだ!」
イルイ「それが結果として地球に災いをもたらすことになってもですか…?」
ケン太「それは………」
キリー「幻滅したぜ、イルイ。お前は大人になって、随分とつまらない奴になっちまったようだ」
真吾「ああ…善人面と理屈の裏は単なる悲観的なエゴイストか…がっかりだぜ…!」
ケン太「違うよ、真吾、キリー! 本当ならイルイはそんなこと絶対に考えたりするもんか!」
イルイ「………」
レミー「OK、ケン太! それじゃ、とっととガンエデンを倒して優しいイルイと御対面といこうか!」
キリー「そうと決まれば話は早いぜ! 見てろよ、ケン太! 今からイルイを救い出してやる!」
真吾「あの融通の利かない神様モドキを倒してな!」

≪「ガンエデンを倒す」を選択≫
<サンシローvsイルイ>

サンシロー「ガンエデン! こんなやり方で平和な世界が創れると思っているのかよ!」
イルイ「ガンエデンは絶対なのです。それを疑うものは排除します」
サンシロー「ならば、俺はお前を倒す!」「俺は人々を苦しめる者と戦うためにガイキングのパイロットになったんだ!」
イルイ「来なさい…。ガンエデンの意志に背く者よ…、その身で報いを受けるのです」

≪「ガンエデンを倒す」を選択≫
<凱vsイルイ>

凱「誰かの犠牲の上に築いた平和など偽物だ!! それが理解出来ないのならガンエデン…お前はただのマシンだ!」
護「もうやめてよ、イルイ! こんなこと、誰も望んでいないよ!」
イルイ「………」
凱「護…俺達の知っているイルイはここにはいない…。こいつは守護者の名を借りた破壊マシンだ!」
護「凱兄ちゃん…!」
凱「ガンエデン! 神の名の下に人類の可能性を奪うお前を俺は許さない…!」
イルイならば、どうすると言うのです?」
凱「決まっている! たとえ、この身が砕けようとガンエデン…お前を止めてみせる!」「お前の守護者の使命があるなら俺には勇者の使命があるんだ!」

≪「ガンエデンを倒す」を選択≫
<鋼鉄ジーグvsイルイ>

鋼鉄ジーグ「よく聞け、ガンエデン! コロニーに住む人達も小バームの人達も同じ人間だ!」「それが信じられないのならお前も人間を憎んでいたヒミカと同じ侵略者だ!」
イルイ「彼らは地球を捨てた、また地球以外で産まれた者…。ガンエデンの加護を受ける資格はありません」
鋼鉄ジーグ「だったら、なおさらお前のやることを放っておけないぜ!」「何の罪もない人達の幸せが奪われるのを鋼鉄ジーグは許しはしない!」

≪「ガンエデンを倒す」を選択≫
<勇vsイルイ>

勇「お前から見ればオルファンは地球の異物なんだろうな…」
イルイ「………」
勇「俺も初めはオルファンを潰す気でいた…。でも、αナンバーズに来てわかったよ…」「オルファンだってわかりあえることが出来るんだって」
イルイ「それが災いを呼ぶ者だとしてもですか?」
勇「結果は試してみてからだ! そして、その道を選択するのは他の誰でもない…」「人間が自分でやらなくてはならないんだよ!」

<アムロがイルイを説得>
アムロ「イルイ、確かに人は独りでは生きられない存在だ…」「だからこそ、ガンエデンが造られたのかも知れない」
イルイ「…………」「…アムロ・レイ…あなたの力は人類に新たな道を示したと言えるでしょう…」「しかし、それは早過ぎる目覚めなのです」「未だ人類は地球から離れて生きていくことは出来ません…」
アムロ「だが、ガン・エデンに人の革新を止める権利はない…!」「地球の封印はガンエデンのエゴに過ぎない!」
イルイ「……!」
アムロ「目を覚ませ、イルイ! お前は神じゃない、人間なんだ!」「人間が神を造ることは出来ない! ガンエデンはまやかしに過ぎないんだ!」
イルイ「う…あ…ああ…!」

<カミーユがイルイを説得>
カミーユ「ガンエデンを捨てろ、イルイ! こんな戦い、何の意味がある!?」
ファ「思い出して、イルイ! あなたは誰よりも優しい心を持っていたじゃない!」
フォウ「一人で全てを背負わないで! あなたは私達の仲間なのよ…!」
イルイ「………」
カミーユ「お前もクワトロ大尉と同じ道を選ぶ気か!?」
イルイ「……!」
カミーユ「人間はそんなに信じられない存在じゃないはずだ!!」
イルイ「う…うう…!」

<ハマーンがイルイを説得>
ハマーン「使命と理想のはざまでお前の心は閉じ込められてしまっている。それが、お前の望んだ姿か?」
イルイ「私はガンエデンの巫女…。それが私の存在理由です…」
ハマーン「そうかな…? その消え入りそうな声を聞く限り、それは本心とは思えんな…!」
イルイ「……!」

<ジュドーがイルイを説得>
ジュドー「聞こえるか、イルイ! 今のお前はガンエデンの使命に操られているんだ!」
ルー「そうよ! あのイルイがこんなひどいことをするはずがないわ!」
イルイ「………」
プル「イルイ、やめてよ…! 一緒にいた時のことを思い出しなよ!」
プルツー「そこはイルイの居場所じゃないよ! あたし達と一緒に行こう!」
イルイ「…う……!」

<キンケドゥがイルイを説得>
キンケドゥ「イルイ! お前はガンエデンに人類の可能性を否定させる気なのか!?」
イルイ「そう…それがガンエデンの意志なのです…」
キンケドゥ「なら! その歪んだ意志こそ否定しろっ!!」「俺達に神の支配など必要ない!!」
イルイ「あ……う……!」

<トビアがイルイを説得>
トビア「もうやめるんだ、イルイ! なぜ、そうまでして地球を封印しようとする!?」
イルイ「…最後の楽園を護るためです…」「人類が宇宙に出ても…戦いを広げていくだけ…この星をその中に巻き込むわけにはいきません…」
ベルナデット「信じて、イルイ! 人類全てが父さんのようになりはしないわ!」
トビア「イルイ、僕達には神の手助けなんて必要ないんだ!!」「君が人類を…未来を地球に縛りつけると言うのなら、僕はそれを認めるわけにはいかない!」
イルイ「く……う……!」

<コウがイルイを説得>
コウ「イルイ! 俺達の言葉を聞いてくれ!」
イルイ「言葉は不要です…。既にあなた達はガンエデンにとって排除すべき対象なのですから…」
コウ「人間を縛るのはやめてくれ! 俺達は自分達の力で生きていく!」「例え、それが愚かな行為の繰り返しでも…未来を信じて生きて行くんだ!」
イルイ「………!」

<ヒイロがイルイを説得>
ヒイロ「もうよせ、イルイ…。力で得た勝利は永遠ではない…」
イルイ「…………」
デュオ「ま、神様から見りゃあ…俺達は頼りないのかも知れねえが…」「今まで何とかやってこれたんだし、そうそう捨てたもんじゃないだろ?」
イルイ「…………」
カトル「イルイ、僕はこう思います。人類の未来は…人類自身が作り出していかなければならないと」
トロワ「そして、人間は未来に向けて確実に歩を進めている」
五飛「誰かに言われたわけではない。人類は自分の力で平和と未来を勝ち取ろうとしている」
イルイ「………」
ゼクス「もう君は独りではない。守護者の使命は人類全体が継ぎ、君はガンエデンから解放されるべきだ」
ヒイロ「そう…。ガンエデンの使命はもう終わっている」
イルイ「あ……う…っ!」

<甲児がイルイを説得>
甲児「なあ、イルイ…俺さ、お前のことを妹みたいに思ってたんだぜ」
イルイ「…………」
甲児「さやかさん達だってそうさ。だから、誰もお前と戦いたいなんて思っちゃいねえ…」
イルイ「…ならば、戦いをやめなさい…。あなた達がガンエデンの加護を享受すれば…この星は平和になるのです」
甲児「ああ、やめてやるさ。お前がガンエデンから離れるなら」
イルイ「! そんなことは……」
甲児「出来るはずだ! お前が俺達の知っているイルイなら!!」
イルイ「あ…ああっ!」
甲児「だから、イルイ! 俺達の所へ帰ってこい!! みんなお前を待ってんだぞ!!」
イルイ「あう…う…!!」

<鉄也がイルイを説得>
鉄也「イルイ…お前がクストースで俺達を助けてくれたことは感謝している」「だが、それ以上の手助けはもういらないんだ」
イルイ「…だから、ガンエデンは不要だと言うのですか?」
ジュン「そんな事はないわ! あなたも地球と人類のために戦ってきたんだから…!」
鉄也「イルイ! 人類の可能性を閉ざすのはやめるんだ!」「もし、人類が進化する事で戦いが起こるのなら、俺達と共に正しい者のために戦おう!」
イルイ「それは許されません…。ガンエデンの定めし法こそが人類にとって絶対なのです…」
鉄也「目を覚ませ、イルイ!お前のやろうとしている事は人類の支配と同じなんだぞ!」

<竜馬or隼人or弁慶がイルイを説得>
※※武蔵が仲間にいる場合のセリフ※※
竜馬「イルイ! 君は誰よりも優しい心を持った子だったはずだ!」
ミチル「あなたの心はもうどこにも存在しないの!?」
イルイ「………」
弁慶「思い出してくれ、イルイ! 俺達と一緒にいた時のことを!」
隼人「俺達は全ての人達の自由と平和のために戦っていたはずだろう!」
イルイ「く…うう…あ……」
※※武蔵が仲間にいない場合のセリフ※※
竜馬「イルイ! 君はムサシのために泣いてくれた…! あの時のことを思い出してくれ!」
ミチル「あの時に涙を流したあなたの心はもうどこにも存在しないの!?」
イルイ「…あの人は……私達を守るために……」
弁慶「そうだ! ムサシ先輩は自分の生命を懸けてみんなを救ったんだ!」
隼人「そして、ムサシの心は俺達に、いや、俺達だけじゃない…全ての人達に受け継がれている!」

竜馬「目を覚ましてくれ、イルイ! 人類は自分達の力で未来を創ろうとしているんだ!」「ゲッター線の力じゃない! 未来へ進もうとする意志が人間を進化させているんだ!」

<豹馬がイルイを説得>
豹馬「やめてくれよ、イルイ! 俺…お前と戦うなんて出来ないよ!」
イルイ「ならば、武器を置きガンエデンの剣として生きるのです」
十三「アホ! 豹馬が言ってるのはそんな事ちゃうわ!」
ちずる「わからないの、イルイ…。私達はみんな…あなたの事が好きなのよ…!」
大作「みんな、イルイの事ば、大切に思っとるとよ」
小介「僕達は敵とは全力で戦います…。でも、イルイさんは敵じゃないんです!」
豹馬「イルイ…! 俺達の声を聞いてくれ! 優しいお前に戻ってくれよ!」
イルイ「それは…く…うう…」

<健一がイルイを説得>
健一「イルイ! 君のやろうとしていることは人類を縛ることでしかない!」
イルイ「ならば、あなた達なら永久の平和を創り出すことが出来ると言うのですか?」
一平「いや…俺達だけでは無理だろうさ」
大次郎「じゃっどん、一人一人が力ば合わせれば、きっといつかは出来るとぞ!」
日吉「そうだよ! イルイもそれに力を貸してよ!」
めぐみ「イルイ! あなたの力は平和を築くための力のはずよ!」
イルイ「………」
健一「イルイ! 目を覚ますんだ! 俺達は君と戦いたくない!」
イルイ「う…うう…!」

<一矢がイルイを説得>
一矢「聞いてくれ、イルイ! 俺は…バーム星人であるエリカを愛している!」「そして、リヒテルとも最後には心を通わせることが出来た!」
イルイ「それは一時に気の迷いです…。楽園に永遠を約束するためには異物は排除されるべきなのです」
一矢「それは違う! 地球の平和だけを考えても駄目な時代が来ているんだ!」
ナナ「お兄ちゃんの言う通りよ! イルイだって私達といたんだからそれが理解出来るはずよ!」
京四郎「イルイ! 過去に縛られた使命なぞ愚の骨頂! お前はお前の考えで生きろ!」
イルイ「それは…出来ません…」
一矢「イルイ! 過去の呪縛を断ち切るんだ!」

<万丈がイルイを説得>
万丈「イルイ…僕達と一緒に行こう。ギャリソンがおいしい物を作って僕達の帰りを待っている」
イルイ「…………」
万丈「君の居場所はガンエデンじゃない。αナンバーズなんだ」
イルイ「…私は…ガンエデンと離れるわけにはいきません。何故なら、それは……」
万丈「…君の使命だからかい? だけど、それを決めたのは誰なんだ?」
イルイ「……………」
万丈「イルイ…自分以外の意志に縛られちゃいけない」「その力は君のものじゃない。それにおぼれれば…メガノイドと同じ運命をたどることになる」「僕達は…自分の力の使い方を間違えちゃあいけない」
イルイ「う…うう……!」
万丈「本当の自分を思い出せ、イルイ。自分の意志を確かめるんだ…!」「人間である君なら…僕達が知っているイルイなら、それが出来るはずだ!」
イルイ「く…うっ…!」

<真吾がイルイを説得>
真吾「イルイ、聞こえるか! ケン太からお前に話があるそうだ!」
イルイ「………」
ケン太「イルイ…聞いてよ! イルイは人類が宇宙に出ちゃいけないって言うけれど…」「僕…広い世界をこの目で見てみたいんだ!」
イルイ「それが結果として地球に災いをもたらすことになってもですか…?」
ケン太「それは………」
真吾「待てよ、イルイ。ケン太の感じている想いは誰もが持っているものだぜ」
レミー「そうよ…私だって宇宙の果てってのを見てみたい気もするもの」
キリー「イルイ! 人類全体がケン太と同じような事を言い出したら、どうするつもりだ?」
イルイ「く…う………」
ケン太「もうやめてよ、イルイ! 僕達のところへ戻ってよ!」
イルイ「真田ケン太…、あなたの目覚めは早過ぎたのです…」

<サンシローがイルイを説得>
サンシロー「イルイ、聞いてくれ。…俺は地球と人類を守るためにガイキングのパイロットとなった」
イルイ「………」
サンシロー「イルイ! 地球を守ると言うならば君は俺達の仲間のはずだ!」
ファン・リー「そうだ、イルイ! どんな敵が来ようと力を合わせればきっと打ち勝つことは出来る!」
ブンタ「君一人だけが使命を背負い込む必要はありません! 僕達も一緒に戦います!」
ヤマガタケ「だからよ…! コロニーやゼーラ星の人達を攻撃するのはやめてくれよ!」
サコン「イルイ、君が強く思えばガンエデンの支配から脱する事も出来るはずだ!」
ピート「イルイ!」
ミドリ「イルイ!」
イルイ「く…私は…ああ………」

<凱がイルイを説得>
凱「もうやめろ、イルイ! 俺達はお前と戦いたくないんだ!」
イルイ「………」
護「やめてよ、イルイ! 僕達、みんな…君のことを助けたいんだ!」
イルイ「………」
命「思い出して! 私達と過ごした時間を!」
イルイ「私はガンエデン…、……人類の守護者として…私は使命を果たさねばなりません」
凱「人類を守護する者は人類だ! 神様なんて必要ないんだ!」
護「お願いだよ、イルイ! 僕達のところに帰ってきてよ!」
イルイ「く…ああ…!」

<鋼鉄ジーグがイルイを説得>
鋼鉄ジーグ「聞いてくれ、イルイ。俺は邪魔大王国と戦うために親父にサイボーグに改造された…」
イルイ「………」
鋼鉄ジーグ「…だが、今は力をくれた親父と共に戦う仲間達に感謝している…!」
イルイ「ならば、その力…ガンエデンの剣として使わせてもらいます」
鋼鉄ジーグ「イルイ! 俺達の力は全ての人の自由と平和ために…使われるものなんだ!」
美和「そうよ、イルイ! そのために私達は戦ってきたのよ!」
鋼鉄ジーグ「俺達と共にいたイルイならその想いはわかるはずだ!」
イルイ「く…うう…!」

<勇がイルイを説得>
勇「イルイ…お前から見ればオルファンは地球の異物なんだろうな…」
イルイ「………」
勇「俺も初めはオルファンを潰す気でいた…。でも、αナンバーズに来てわかったよ…」「オルファンだってわかりあえることが出来るんだって」
イルイ「………」
比瑪「だからね…私達、あなたともわかりあえると思うんだ…」「だって、イルイは…私達の大事な友達なんだもの」
イルイ「く…うう…」
比瑪「イルイ…あなたも私達と同じ人間なのよ…」「だから、戦うのはもうやめて…。私達と共に生きていきましょうよ」
ユキオ「そうだよ、イルイ!」
アカリ「あたし達、またイルイと一緒にいたいよ!」
クマゾー「いたいも!」
イルイ「う…私は…私は………」

<一定人数がイルイを説得>
イルイ「う…うう……!」
万丈「! アムロ大尉!」
アムロ「ああ、拒否反応が強くなりだした…イルイがガンエデンから離れつつある!」「みんな、彼女に俺達の声を伝えるんだ!」

<一定人数がイルイを説得>
イルイ「あ、あああ……ああっ!」
アムロ「もうすぐだ! あと少しでイルイをガンエデンから引き離せるぞ!」

≪「ガンエデンを倒す」を選択≫
<イルイHP180000以下>

イルイ「あ…ああ…っ!!」
クスハ「! イルイちゃん!!」
〔サイコドライバー能力発現〕
イルイ「ああ……あああ…!」
クスハ「!!」
イルイ「…あ、あああ……クスハ………」
クスハ「イ、イルイちゃんっ!!」
イルイ「…わ、私はイルイ……バラルの…主……」
ブリット「!?」
イルイ「た……た…す…けて……!」
ブリット「イ、イルイッ!!」
イルイ「マ…シアフ……ガンエデンの……巫女………」
イルイ「い…た…い……くるし…い………!」
イルイ「地球の…守護……神………」
クスハ「こ…これは!?」
イルイ「あ…ああ…わ…たしが………わか…れる………!」「二つに……わかれる……」
〔ガンエデンの祝福〕
〔イルイ、発光〕

ガンエデン「…我は地球の守護者…。人造神ガンエデン……」
イルイ「……………」
ガンエデン「…再び目覚めよ、巫女よ……。神の子、イルイ……」「汝の力は我のためにある…。我の力は汝のためにある……」「全ては…この星…最後の楽園を護るために…」「誰も寄せつけてはならぬ…。誰も外界に出してはならぬ……」「…封印せよ……。最後の楽園を……封印せよ………」「この星は…災厄より逃れし者達の楽園……。決して失われてはならぬ……」
イルイ「…最後の楽園を…封印…」
クスハ「!!」
イルイ「……………」
クスハ「イルイちゃん、待ってて! 必ず私達がガンエデンの呪縛を断ち切ってあげるから!!」

<規定人数がイルイを説得>
≪「ガンエデンを倒す」を選択≫
<イルイHP75000以下>

〔ガンエデンの祝福〕
※※イルイHP75000以下の場合、セリフ追加※※
ジュドー「ガンエデンの動きが止まった…!」
健一「システムが…支障をきたしたのか!?」
イルイ「……………」
イルイ「…………」

イルイ「……………」
イルイ「…………」
カミーユ「…イルイが……二人…?」
イルイ「……………」
イルイ「みんな、ありがとう……」
クスハ「!! イルイちゃん…意識を取り戻したの!?」
イルイ「…ううん…そうじゃない。ガンエデンが…私を切り離して、消去しようとしているから…」
凱「消去…!?」
イルイ「そう……。私がみんなの声を聞いたから……」「みんなの所へ帰りたいと思ったから………」「ガンエデンは私を消すの……」
クスハ「イルイちゃん…!」
イルイ「クスハ…みんな……色々と迷惑をかけてごめんなさい……」「…最後に…私のお願いを一つ聞いて……」
ブリット「!! もしかして、それは……!!」
イルイ「そう……私ごと…ガンエデンを壊して……」「早く……私を壊して……」
比瑪「そ、そんな! そんなこと出来るわけないじゃない!」
イルイ「…お願い…。私がガンエデンの力を抑えている内に……」「早く…私とガンエデンを壊して…早く……」
クスハ「そ、それを…私達にやれっていうの…? イルイちゃん…!」
イルイ「…お願い…お願いだから……」
一矢「く、くそっ…! どうしようもないのか…!?」
勇「ここまで来て…こんな結末か…!」
麗雄「あきらめるな。彼女を助ける方法なら、まだある…!」
勇「え…!?」
凱「本当なのか、父さん!?」
麗雄「うむ。危険な賭けになるが…それでもやるか?」
凱「ああ、もちろんだ!」
甲児「それで、助ける方法って何なんです!?」
麗雄「ガンエデンの機能を停止させると同時にイルイ君を助けるんだ」
甲児「ヘ!? そ、それだけ!?」
ジュドー「そ、そうか…! 要は…」
カミーユ「俺達がフォウやプルを助けた方法と同じ…!」
麗雄「ただし、時間はない。イルイ君が完全に支配されてしまえば、手遅れとなる…」(それに…もし、彼女がガンエデンの最終安全装置としての役目も持たされていたら……)(いや…今は賭けるしかない。どのみち、ガンエデンを破壊しなければ地球に未来はない…!)
ブライト「よし! 全機、攻撃をガンエデンに集中し、機能を停止させろ!」「我々自身の力で、地球とイルイを救うんだ!!」

≪「イルイを助ける」を説得し、イルイ説得済み≫
<クスハvsイルイ>

ブリット「ガンエデン! 四神の超機人の誇りにかけて…!!」
クスハ「あなたを倒し、イルイちゃんを返してもらいますっ!!」

≪「イルイを助ける」を説得し、イルイ説得済み≫
<アムロvsイルイ>

アムロ「ガンエデン…俺達はお前を倒すことをためらわない…!」「ガンエデンの呪縛から人の魂を開放するために!」

≪「イルイを助ける」を説得し、イルイ説得済み≫
<カミーユvsイルイ>

カミーユ「ガンエデン! 俺達は人類の未来に立ち塞がるならお前を倒す!」「人々が夢見た人類の革新のために!」

≪「イルイを助ける」を説得し、イルイ説得済み≫
<ハマーンvsイルイ>

ハマーン「消えろ、ガンエデン! 人類を縛るお前は私が討つ…!」「シャアに代わってな!」

≪「イルイを助ける」を説得し、イルイ説得済み≫
<ジュドーvsイルイ>

ジュドー「待ってろよ、イルイ! 今、時代遅れの石頭を破壊してお前を助け出してやるからな!」

≪「イルイを助ける」を説得し、イルイ説得済み≫
<キンケドゥvsイルイ>

キンケドゥ「ガンエデン! 地球の未来はお前ではなく人が人の力で創っていってみせる!」「その証のためにこの手でお前を倒す!」

≪「イルイを助ける」を説得し、イルイ説得済み≫
<トビアvsイルイ>

トビア「待っていろよ、イルイ! もうすぐ俺達が君を救い出す!」「このガンエデンを倒して!」

≪「イルイを助ける」を説得し、イルイ説得済み≫
<コウvsイルイ>

コウ「ガンエデン! 確かにお前は地球の守護者かも知れない…!」「だが、俺達に神は必要ない! 人類はお前なしでもやっていける…いや、やっていくんだ!」

≪「イルイを助ける」を説得し、イルイ説得済み≫
<ヒイロvsイルイ>

ヒイロ「ターゲット確認…攻撃目標…」「ガンエデン!」

≪「イルイを助ける」を説得し、イルイ説得済み≫
<甲児vsイルイ>

甲児「ガンエデン! お前を守護者の使命から解き放ってやるぜ!」「だが、その前にイルイだけはきっちり返してもらう!」

≪「イルイを助ける」を説得し、イルイ説得済み≫
<鉄也vsイルイ>

鉄也「ガンエデン…、もしかしたらお前の言うことは全て正しいのかも知れない…」「だが、俺達は人間だ! 未来は自分の手で決めさせてもらうぞ!」

≪「イルイを助ける」を説得し、イルイ説得済み≫
<ゲッターチームvsイルイ>

※※武蔵が仲間にいる場合のセリフ※※
竜馬「新しい世界を開くため…そして、イルイと人々を救うため…」「ゲッター! この一撃に力を貸してくれ!」
※※武蔵が仲間にいない場合のセリフ※※
竜馬「見ているか、ムサシ…。俺達はお前にもらった生命で人類の未来を切り開いてみせる…」「だから、ムサシ…この一撃に力を貸してくれ!」


≪「イルイを助ける」を説得し、イルイ説得済み≫
<豹馬vsイルイ>

豹馬「行くぜ、イルイ! ちょっと荒っぽいかも知れないが今、助けてやるからな!」

≪「イルイを助ける」を説得し、イルイ説得済み≫
<健一vsイルイ>
健一「ガンエデン…! 過去の呪縛にとらわれたお前とイルイを今、解放してやるぞ!」

≪「イルイを助ける」を説得し、イルイ説得済み≫
<一矢vsイルイ>

一矢「ガンエデン…! 俺はこの拳にエリカとの愛を誓った…!」「そして、この拳でお前を倒し新しい時代を築いてみせる!」

≪「イルイを助ける」を説得し、イルイ説得済み≫
<万丈vsイルイ>

万丈「ガンエデン…、自由を縛り、未来を閉ざす神など人類には必要ない…」「だから、僕達はお前を倒す! 自らの手で平和な世界と輝かしい明日を築くために!」

≪「イルイを助ける」を説得し、イルイ説得済み≫
<真吾vsイルイ>

ケン太「やっちゃえ、真吾!」
真吾「OK! フィナーレらしく派手にいこうじゃないの!」

≪「イルイを助ける」を説得し、イルイ説得済み≫
<サンシローvsイルイ>

サンシロー「ガンエデン! お前が信じなかった人間の力、俺が見せてやるぞ!」

≪「イルイを助ける」を選択し、イルイ説得済み≫
<凱vsイルイ>

凱「ガンエデン! 俺達、人間の力と勇気をお前に見せるぞ…!」「そして、証明してやる! お前がいなくても人類はやっていけることを!」

≪「イルイを助ける」を選択し、イルイ説得済み≫
<鋼鉄ジーグvsイルイ>

鋼鉄ジーグ「見ててくれよ、父さん、母さん、まゆみ…」「俺達はガンエデンを倒してイルイと人々を救ってみせる!」

≪「イルイを助ける」を選択し、イルイ説得済み≫
<勇vsイルイ>

勇「もうすぐだ、イルイ! もうすぐお前を過去の呪縛から解放してやるぞ!」

<ガンエデン撃破・勝利条件達成>
カミーユ「ガンエデンの動きが止まった…!」
凱「あ、ああ…後は…!」
※※まだガンエデン以外の敵が残っていた場合、セリフ追加※※
〔敵ユニット撃破〕
竜馬「クストース達が…!!」

アムロ「ガンエデンは…完全に機能を停止したのか…!?」
イルイ「…ありがとう、皆さん…」「これで…私達は本当の眠りにつくことが出来ます…」
クスハ「!?」
〔轟音〕
〔画面、振動〕

甲児「!!」
凱「バ、バラルの園が…!!」
クスハ「イルイちゃん!!」
イルイ「来ないで……クスハ……」
クスハ「!?」
イルイ「今、私をガンエデンから引き離せば…内部にためこまれた念が一気に解放され…」「この星は強念の結界に覆われてしまいます……」
クスハ「え……!?」
イルイ「ですから……私は残された力でガンエデンの念を相殺し……」「彼女と共に…眠りにつきます…」
クスハ「そ、そんな…! それじゃ、私達は何のために…!!」
ブリット「俺達のやってきたことは無駄だったのか…!?」
イルイ「いえ……あなたは……あなた達は……」「人造神の呪縛から…この星を救ったのです……」
クスハ「イ、イルイちゃん……!!」
イルイ「悲しまないで、クスハ…私は…ガンエデンが犯した罪を償わなければなりません…」「そして…この星をあなた達に返さねばなりません…」
クスハ「…………」
イルイ「……私は…あなた達に出会えて幸せでした……」「人の心を……大切なものを守るための勇気を…そして、愛を教えてもらえて……」「ですから…最後に……私の使命を果たさせて下さい…」「この星を護るという使命を……」
麗雄「イ、イルイ……!!」
命「イルイちゃん…!!」
イルイ「早く……バラルの園から離れて………」「私は……もう………!!」
大文字「…ぜ、全機…後退…! 直ちにこの場から離脱する…!!」
ピート「博士!?」
ミドリ「イ、イルイちゃんを…助けないって言うんですか!?」
大文字「聞こえなかったのかね!! 全機後退だ!!」
ピート「!!」
大文字「イルイ君の…彼女の決意を…無駄にしてはならん…!!」
比瑪「そ、そんな…! そんなこと…!」
一矢「イ、イルイ…!!」
凱「く、くそっ! お、俺は…!!」
麗雄「凱!!」
凱「!?」
麗雄「…もう…あの子を…イルイ君を休ませてやるんじゃ……」
凱「と、父さん…!!」
ベラ「ぜ、全機…回収後…この空域より離脱します……!」
〔味方ユニット離脱〕
〔全味方戦艦、マップ端へ移動〕

イルイ「ありがとう……ありがとう…αナンバーズ……」
クスハ「イルイッ!!」
イルイ「さようなら………」
イルイ「さようなら………」「…私を護ってくれた………クスハ・ミズハ…」
クスハ「い、嫌よ…!!」「そんなの絶対に嫌ぁぁぁぁぁっ!!」
ブリット「クスハ!?」
クスハ「私、イルイちゃんを見捨てることなんて出来ない!!」
〔味方ユニット出現〕
コウ「クスハ!?」
豹馬「あ、あいつ……まさか!!」
甲児「クスハ!!」
クスハ「甲児君…! 私、約束を守らなきゃならないの…!」
甲児「お、お前…!!」
ブリット「このままイルイを見殺しにすることは出来ない…!!」
クスハ「私達はあの子を助けます!!」
甲児「クスハ!! ブリット!!」
クスハ「私達の念で…!! ガンエデンの力を押さえますっ!!」
ヴィレッタ「待って! いくらあなた達でも、そんなことは!!」
クスハ「やってみなければ、わかりませんっ!!」
ヴィレッタ「クスハ!!」
〔クスハ、イルイに隣接〕
クスハ「イルイちゃん! イルイちゃんっ!!」
イルイ「……クスハ…………」
ブリット「クスハ!! 早くイルイを助けるんだ!!」
〔イルイに爆発〕
クスハ「きゃああっ!!」
〔イルイの周囲に爆発〕
クスハ「ああああああっ!!」
〔光の玉、出現〕
〔クスハとブリット、光の玉の中に〕

クスハ「!!」
ブリット「な、何っ!?」
〔カーソル、龍虎王を指定〕
クスハ「龍虎王!!」
ブリット「お、俺達を!?」
〔カーソル、龍虎王を指定〕
クスハ「え…!? さよならって……!?」
〔光の玉、後退〕
クスハ「ま、待って!! 龍虎王!!」
ブリット「虎龍王ッ!!」
クスハ「待ってぇっ!!」「行かないでぇぇぇっ!!」
〔敵ユニット撃破〕
〔画面、発光〕

ブリット「虎龍王ォォォォォッ!!」
クスハ「龍虎王ぉぉぉぉっ!!」
【戦闘マップ終了】


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