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No.9B
太古の怨霊

【シナリオデモ1開始】
移動中
サコン「…大空魔竜は対地下勢力戦や異星人戦用に造られた万能戦艦だ」「動力源は原子力、光子力、磁力。様々な状況下での運用や戦闘、そして亜光速航行をも可能とする」
竜馬「そいつは心強いですね。…それで、見た目がああなのには何か理由が?」
サコン「見た目?」
竜馬「ええ。ムサシの奴が初めて大空魔竜を見た時、メカザウルスと勘違いしちまったもので…」
サコン(メカザウルス…? 言われてみれば…そうかも知れん)
サンシロー「大文字博士のことだ。きっと見た目で相手を驚かすとか、そんな理由に違いないぜ」
竜馬「まさか」
サコン「何にせよ、極東地区には規格が違う特機が多い。だから、それらをまとめて運用できる母艦が必要とされていたんだ」
ボス「確かに、アーガマやラー・カイラムじゃ最後の方は窮屈だったわさ」
小介「同然ですよ。あれはモビルスーツ用の戦艦なんですから」
ちずる「そう言えば、街がまるごと中に入ってる艦もあったわね」
竜馬(今、あの人達は宇宙のどこにいるんだろうか……)
甲児「あの艦や大空魔竜よりも驚きなのは、オルファンって奴だろ? 見たことねえけど、宇宙船なんだって?」
小介「ええ。伊佐未勇さんによれば、日本の静岡地区ぐらいの大きさだそうで…」
ボス「ホ、ホントかよ!? そんなの、どうやって飛ばすのさ?」
甲児「まったくだ。エネルギーは何を使うってんだ?」
〔扉の開閉音(パターン1)〕
勇「…オーガニック・エナジーさ」
ボス「何なんだ、それ?」
小介「簡単に言えば、生命力ですけど…」
勇「リクレイマー達は生きようとする意志…生命体という存在そのものが持っている力だとも言っている」
ボス「って、ことは…オルファンって生きてんのかよ!?」
勇「そう言っても間違いじゃないだろうな。オルファンからは老廃物が排出されるし…それをエサにしている魚もいるぐらいだ」
サコン「…ということは、新陳代謝を…。いや、オルファンは食物連鎖の中に組み込まれているとさえ言うのか…?」
ボス「そんなのがロボットを使って攻めて来るなんて、信じられないわさ」
竜馬「要は生きているマシーンランドなのか…?」
サンシロー「デカい遺跡だろうが宇宙船だろうが…俺達や大空魔竜で壊しちまえばいいのさ」
勇「…やっぱり、あんた達は何もわかっちゃいないな」
サンシロー「…どういうことだ?」
勇「今の地球圏にとって、最大の脅威と言えるのは異星人や地下勢力じゃない」
竜馬「…オルファンだと言いたいのか?」
勇「そうだ。あれが宇宙に飛び立った時…地球は死の惑星になる。オーガニック・エナジーを吸い尽くされてね」
甲児「悪いけど、今までだってそれと同じぐらいの危機はあったぜ?」
サンシロー「そんなにヤバいんなら、オルファンを壊せばいいだろう?」
勇「…そういう単純な方法で片づく問題じゃない」「あれに何かあった場合、どうなるか…リクレイマーですら、つかみ切れていないんだ」
〔歩く足音〕
ボス「あ…行っちまったよ。何なのよ、あいつ?」
甲児「つっけんどんな奴だねえ」
サコン「そう言うな。彼は俺達に警告をしてくれたんだ」
サンシロー「警告って…何を?」
サコン「オルファンのことを知らずにリクレイマーと戦うのは危険だということだ」
小介「僕もそう思います。オルファンをただ壊せばいいってわけじゃなさそうですから…」
竜馬(確実に言えるのは、オルファンやリクレイマーは今までの敵とは違うということか…)

ミドリ「大文字博士、偵察中のグレートマジンガーから緊急通信が入っています」
大文字「何だと? すぐにサブスクリーンへ回してくれたまえ」
ミドリ「了解」
〔モニターの開閉音〕
鉄也「…大空魔竜戦隊へ。こちら剣鉄也です」
大文字「久しぶりだな、鉄也君。科学要塞研究所で会って以来か。…ところで、緊急通信とは?」
鉄也「九州地区の地底で、ミケーネ、あるいは恐竜帝国の基地だと思われる反応がありました」
大文字「何!? 本当かね!?」
鉄也「ええ。それで、三輪長官より先にそちらへ報告をしておこうと思いましてね」
大文字「了解した。すぐに我々もそちらへ急行する」
鉄也「なら、露払いは俺とジュンに任せて下さい」
大文字「待ちたまえ! 我々が到着するまで待つんだ!」
鉄也「心配は無用です。先に行って、一暴れさせてもらいますよ」
〔モニターの開閉音〕
祭文時「鉄也君!」
ピート「…まったく…ロンド・ベル隊の出身者はあんなのばかりか。これじゃ先が思いやられるぜ」
大文字「ピート君、総員直ちに戦闘配置! 大空魔竜、緊急発進だ!」
ピート「了解!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「太古の怨霊」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現済み〕
ラドラ「フフフ…来おったな。例の仕掛けに抜かりはないか?」
恐竜兵士「ははっ! 時限爆弾をセットしました!」
ラドラ「よし! 者共、迎撃体勢を取れ!!」
〔味方ユニット出現〕
鉄也「…メカザウルスか。どうやら、恐竜帝国の基地だったらしいな」
ジュン「いつの間にこんなものを…」
鉄也「連中は甲児君やリョウ達に敗れて以来、ずっと地底で潜んでいたんだ」「基地の一つぐらい用意する時間はあったってことだろう。もっとも、俺達に見つかった時点で終わりだがな」
ジュン「無茶はダメよ、鉄也! ここが基地なら、こうも簡単に中へ入り込めたことを疑わなきゃ!」
鉄也「ワナだろうが、何だろうが…叩き潰してしまえば同じことだ。甲児君達の手をわずらわせることはない!」「行くぜ、ジュン!」
<戦闘開始>

<1EP・敵増援1出現>

ラドラ(…さあ、来るがいい。貴様らは俺の栄光と引きかえに、この地でマグマと共に沈むのだ…!)
恐竜兵士「ラドラ様、新たな敵の反応が!」
ラドラ「フン、大空魔竜か」
恐竜兵士「ち、違います! これは…!」
ラドラ「何!?」
〔敵ユニット出現〕
ミマシ「ほほう…俺達が眠りについていた間に、随分と色々な連中が増えたものだ」「しかも、我らの聖域に踏み込んでくるとは生意気な」
鉄也「何だ…? 奴ら、恐竜帝国じゃないぞ!」
ラドラ「むう…! ミケーネ帝国の者には見えんが…」
ミマシ「早速、女王ヒミカ様に報告を…。いや、ここで奴らの力を試しておくのも手だな」
恐竜兵士「ラドラ様、いかがなさいます!?」
ラドラ「俺達の標的はあくまでも大空魔竜だ。あのような連中は、放っておけ」「どのみち、マグマの中に消えることになるのだからな…!」
ジュン「鉄也! どうするの!?」
鉄也「ここまで来て尻尾を巻けるか! まとめて相手をするまでだ!!」
ミマシ「フフフ…来るがいい。そして、我が邪魔大王国の名を心に刻むのだ!」
鉄也「邪魔大王国だと…!?」

<ミマシと戦闘or2PP・味方援軍1出現>
〔味方戦艦出現〕
〈出撃準備〉
甲児「鉄也さん!」
鉄也「遅かったな、甲児君。先に始めさせてもらってるぜ」
甲児「そういう強引なところ…相変わらずだなあ、鉄也さんは」
さやか「何言ってんの。甲児君だって他人のこと言えないでしょ」
豹馬「ああ、まったくだぜ」
十三「おいおい、お前かて同じやろが」
ジュン「でも、助けに来てくれて助かったわ。鉄也ったら、あたしのいうこと聞いてくれないんだもの」
鉄也「フッ…。あの三輪長官の下で働かされてみろ、少しは暴れたくなるぜ」
ボス「そりゃ言えてるわさ」
クスハ「それより、あの人達は…!?」
鉄也「詳しいことは俺にもわからんが、奴らは邪魔大王国と名乗った…」
クスハ「邪魔大王国…!?」
ミマシ「む? あれは超機人…! やはり、奴らも目覚めていたか」「そして、鉄の竜に巨人…。どうやら、奴らはこの時代に人間らしいな」
大文字「邪魔大王国…! 新たな地下勢力だと言うのか…!」
ピート「見たところ…ミケーネや恐竜帝国と違い、日本に土着していた連中のようですね」
サコン「ああ、古代日本勢力と言うべきか…。司馬遷次郎博士に聞いてみた方がいいな」
勇(奴らも太古から甦った者達か。オルファンと関係があるとは思えないが…)
比瑪「どうしたの、勇?」
勇「…いや、何でもない」
大文字「とりあえず、この地下基地を破壊することが先決だ! 諸君、攻撃を開始してくれたまえ!」
竜馬「了解!」
ラドラ「来るがいい、ゲッターロボ。ここを貴様の墓場としてくれる」「そして、俺は栄光をこの手にするのだ!」
竜馬「黙れ! お前達恐竜帝国はこの俺とゲッターロボが倒す!!」

<クスハvsミマシ>
ミマシ「フフフ…この時代でも貴様ら超機人と出会うとはな」
クスハ「! 超機人のことを知っている…!?」「なら、古代文明の生き残りか何かなの…!?」

<甲児vsラドラ>
甲児「てめえらがいくら基地を造ろうと…俺達がブッ壊してやるぜ!」
ラドラ「フフフ…貴様らの命と引きかえなら、基地の一つや二つ、惜しくはないわ!」
甲児「何だって!?」

<甲児vsミマシ>
ミマシ「人間共がどれだけの力を蓄えたか…見せてもらうぞ」
甲児「ジャマだかジャワだか知らねえが! この兜甲児様が相手だ! かかってきやがれ!」

<鉄也vsラドラ>
鉄也「ようやく現れたな、恐竜帝国! 覚悟を決めてもらうぞ!」
ラドラ「フン、自分の力でここを見つけられたと思っているのか?」
鉄也「何…!?」

<鉄也vsミマシ>
鉄也「ミケーネに恐竜帝国…今度はそれに貴様らか。地面の下はよほど居心地がいいらしいな!」
ミマシ「馬鹿め、次は貴様らが地底へ追いやられる番だ!」

<ジュンvsラドラ>
ジュン「やっぱり、恐竜帝国は活動を再開していたのね!」
ラドラ「そのとおり! 帝王ゴール様は甦られた…お前達人間共を地上から駆逐するためにな!」

<ジュンvsミマシ>
ジュン「やっぱり、どう見てもミケーネ帝国じゃないわ!」
ミマシ「ミケーネ? 知らんな、そんな連中は…」

<竜馬vsラドラ>
ラドラ「冥土の土産に覚えておくがいい! 我が名はキャプテン・ラドラ!」
竜馬「流竜馬だ! いざ勝負!!」

<竜馬vsミマシ>
竜馬「お前達の目的も地上の征服なのか!?」
ミマシ「征服ではない。取り戻すのだ…」
竜馬「取り戻す!?」
ミマシ「そうだ! 貴様ら人間に奪われた…我が故郷をな!」

<豹馬vsミマシ>
豹馬「もしかして、このあたりの土砂崩れはてめえらの仕業だったのか!?」
ミマシ「そうだ。それこそ、我が女王、ヒミカ様復活の証なのだ!」
豹馬「女王…ヒミカだって!?」

<真吾vsミマシ>
レミー「も〜っ、トカゲの次はハニワなの? いい男とか埋まってたりしないの?」
キリー「おいおい…それじゃゾンビだって」
真吾「何にせよ、土の下にはロクなものがいなさそうだな」

<ミマシ撃破orHP7000以下or5PPで撤退>
※※※※※※※※※※※※※※※※※撃破した場合のセリフ※※※※※※※※※※※※※※※※※※
ミマシ「お、おのれ…人間共め! 一度ならず二度までも我らを追い詰める気か!」「やむをえん、撤退するぞ!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※撤退した場合のセリフ※※※※※※※※※※※※※※※※※※
ミマシ「フン…! 人間共も力をたくわえていたようだな。…ここまでだ、撤退するぞ!」
※※※※※※※※※※※※※※※※5PPを迎えた場合のセリフ※※※※※※※※※※※※※※※※
ミマシ「よし、これで奴らの力はわかった。者共、撤退だ!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
〔敵ユニット離脱〕
ピート「大文字博士!」
大文字「追わんでいい! 今は恐竜帝国の基地を破壊することが先決だ!」

<ラドラ撃破>
※※※※※※※※※※※※※※※※竜馬が撃破した場合のセリフ※※※※※※※※※※※※※※※※
ラドラ「お、おのれ、ゲッター…! かくなる上は、この身一つでも…!」
竜馬「……!」
甲児「どうした、リョウ!?」
竜馬「く……!」
豹馬「リョウ、何やってんだよ!?」
ラドラ「う、うう…!」
竜馬「行け…!」
ラドラ「!?」
竜馬「行くんだ!!」
ラドラ「お、お前は……!!」
〔敵ユニット離脱〕
※※※※※※※※※※※※※※※竜馬以外が撃破した場合のセリフ※※※※※※※※※※※※※※※
ラドラ「フ、フフフ…さすがだな。だが、このキャプテン・ラドラ…タダでは敗れん!!」
竜馬「何!? どういう意味だ!?」
ラドラ「何のために貴様達をここへ誘き寄せたと思っている…?」
鉄也「誘き寄せただと!?」
ラドラ「そうだ! 貴様らは俺の策にはまり、ここで死ぬ!」「そして、俺は栄光を手中にするのだ! フハハハハ!!」
〔敵ユニット撃破〕
竜馬「栄光…!?」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔轟音〕
〔画面、振動〕

竜馬「な、何だ!?」
真吾「地震か!?」
勇(! オルファンか…!? いや、違う…これは人為的なものだ!)
〔噴き上がるマグマ〕
ピート「大文字博士! 周辺の地盤が破壊されました!!」
大文字「何っ!?」
ピート「地下に膨大な熱量反応!!」
大文字「もしや、マグマか!?」
ピート「はい! このままだと、我々はそれに飲み込まれてしまいます!」
小介「も、もしかして、それが敵の狙いだったんじゃないですか!?」
鉄也「チッ! ワナだったのか!」
大文字「サコン君! マグマが噴きだしてくるまでの時間を計算してくれたまえ!」
サコン「了解…!」
※※※※※※※※※※※※※※難易度が「HARD」の場合のセリフ※※※※※※※※※※※※※※
サコン「計算が終了しました。あと4分です!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

大文字「よし! 各員、マグマが噴き出すまでにここから脱出するんだ!」「脱出口は…!」
〔カーソル、マップ周囲を指定〕
大文字「この各所だ!」
真吾「じゃ、一目散って奴で逃げるとしますか」
キリー「頼むぜ、真吾。こんな所でローストチキンにゃなりたくないからな」
大文字「諸君! 急ぐんだ!!」

<残り3ターン>
大文字「あと3分だ! 各員、脱出口へ急いでくれたまえ!」

<残り2ターン>
大文字「あと2分だ! 各員、脱出口へ急いでくれたまえ!」

<残り1ターン>
大文字「あと1分だ! 各員、脱出口へ急いでくれたまえ!」

<時間切れ>
大文字「い、いかん! 間に合わなかったか…!!」
〔画面、発光〕
(→GAME OVER

<勝利条件達成>
〔画面、発光〕
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

移動中

ミドリ「冷凍光線によるマグマ流出の停止に成功。地表への影響はありません」
大文字「何とか大事に至らずに済んだか…」
サコン「ええ。あと一歩遅ければ、危ないところでした」
豹馬「それにしても、あいつらが基地一つを犠牲にして俺達を倒しにかかるとはなあ…」
ピート「それだけ奴らが必死だと言うことだ。甘い考えでかかれば、今度は火傷ぐらいじゃすまない」
※※※※※※※※※※※※※※※※竜馬が撃破した場合のセリフ※※※※※※※※※※※※※※※※
ピート「にも関わらず…どうしてあの男を見逃した? 流竜馬」
竜馬「………」
ピート「…奴は人間じゃない。冷血なハ虫人類なんだ。命を助けられたことなど、すぐに忘れるに決まっている」
竜馬「ああ、それはわかっている。しかし、あの時…俺はどうしても彼を殺すことができなかったんだ」「…戦闘能力を失ったあの男を殺す気には……」
ピート「とんだ甘ちゃんだな。奴のおかげで俺達は危うく死ぬところだったんだぞ」
鉄也「待て。今回の件は俺にも責任がある。敵のワナだと知らず、奴らの基地へ突入してしまった俺にもな」
ジュン(…鉄也……)
ピート「なら、その責任…どう取るつもりだ?」
鉄也「どんな処分でも受けてやるさ。ただし、リョウを責めるのはやめてもらおう」
竜馬「鉄也さん…」
ジュン(…鉄也がこんな風に他人をかばうなんて…)
ピート「その言葉、忘れるなよ。剣鉄也」
※※※※※※※※※※※※※※※竜馬以外が撃破した場合のセリフ※※※※※※※※※※※※※※※
ピート「にも関わらず、後先考えずに敵の基地へ突入するとは…。どう言い訳をするつもりだ、剣鉄也?」
鉄也「…言い訳をする気はない」
ジュン(…鉄也……)
鉄也「だから、どんな処分でも受けてやるさ。俺の心に増長があったのは事実だからな」
甲児「鉄也さん…」
ピート「…その言葉、忘れるなよ」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

サンシロー「もうよせよ、ピート。結果的には敵の基地も潰れちまったし、マグマだって止められたじゃないか」
ピート「結果論の話をしているんじゃない」
サンシロー「お、おいおい…どうしてお前はそう考えが堅いんだよ?」
ピート「…俺は多くのクルーが乗る大空魔竜を預かるキャプテンだ。俺には彼らの命を守る義務がある」「だから、回避できうる危機は回避しておきたい。…そう考えているだけだ」
鉄也(フッ…タダの皮肉屋じゃないようだな)
大文字「…諸君、そこまでにしておきたまえ」
サンシロー「博士…」
大文字「罪を憎んで人を憎まずという言葉もある。幸い、今回は結果的にいい方向へ出た…」
※※※※※※※※※※※※※※※※竜馬が撃破した場合のセリフ※※※※※※※※※※※※※※※※
大文字「よって、流竜馬君と剣鉄也君の責任は問わん。いいな? ピート君」
※※※※※※※※※※※※※※※竜馬以外が撃破した場合のセリフ※※※※※※※※※※※※※※※
大文字「よって、剣鉄也君の責任は問わん。いいな? ピート君」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

ピート「…博士がそうおっしゃられるのなら」
大文字「…それよりも、問題は恐竜帝国だ。彼らの行動は思っていた以上に素早いぞ」
竜馬「ええ。一刻も早くマシーンランドを見つけださなければなりません」
豹馬「それに加え、邪魔大王国か。今まで九州で起きてた土砂崩れはあいつらの仕業に違いないぜ」
サコン「さらに、未だに本格的な動きを見せぬミケーネ帝国もいる…」
大文字「うむ。どうやら、地下勢力は我々の予想以上の戦力を持っているようだな………」

ゴール「何? 失敗しただと!?」
ラドラ「も、申し訳ございません…!」
ゴール「前線基地を潰したにも関わらず、大空魔竜を倒せなかったとは…」「ラドラ、貴様は栄光の代わりに死を選んだようだな!」
ラドラ「お待ち下さい、ゴール様。勝負はまだついておりません。どうかもう一度チャンスをお与え下さい」
ゴール「何? もう一度チャンスだと?」
ラドラ「このまま引き下がったのでは、私の気持ちが収まりません!」
ゴール「…………」「……良かろう。もう一度だけ貴様にチャンスを与えてやる」
ラドラ「あ、ありがたき幸せ…。今度こそ、必ず…!」
ゴール「では、下がって次の出撃の機会を待つがいい」
ラドラ「ははっ!」
ゴール(…フフフ…。あの決意…使いようはいくらでもある)「…ところで、ガレリィよ。邪魔大王国について何かわかったか?」
ガレリィ「ははっ、現在調査中ですが…おそらく、古代の日本に存在していた勢力であることに間違いはないかと」
ゴール「ならば…我らと同じく、長き眠りから覚めた者達…目的も地上世界の奪還であろうな」
ガレリィ「…処置はいかがなさいますか? 他にもミケーネ帝国の者共が活動を開始したという報告もございます」
ゴール「調査を進めておくだけでよい。今は日本におるサル共を始末することが先決だ……」
ガレリィ「ははっ」
ゴール「…地上世界の覇権は迅速に行動を行った者の手に落ちる…」「ミケーネ帝国、そして邪魔大王国よ…せいぜい手をこまねいておるがいい」「忌々しいサル共を駆逐し、頭上に陽の輝きを取り戻すのは…我ら恐竜帝国だ! ぐはははは!!」
【シナリオエンドデモ終了】


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