TOP PAGEへ

No.10B
龍を喰らうもの

【シナリオデモ開始】
中国 蚩尤塚

???
〔ガンエデンの福音〕
???(イルイ)「………」
???(孫光龍)「お断りしますよ。身体を失った今のあなたに忠誠を誓う義理はありませんから」
???(イルイ)「………」
???(孫光龍)「今さら、何を言っても無駄ですよ。所詮、僕とあなたの関係は力による服従と同じなのですから」「バラルの園も失われた今、あなたが僕と彼に命令を下す権利などないはずです」
???(イルイ)「………」
???(孫光龍)「…好きにやらせてもらいますよ。元々、この星の本来の守護者は僕達だったんですから」
???(イルイ)「!」
〔サイコドライバー能力発現〕
???(孫光龍)「無駄ですよ、確かにあなたの念は協力ですが僕にも龍がついています」
〔龍の咆哮〕
???(イルイ)「………」
???(孫光龍)「あなたが僕達を世界に守護する剣にしたいのならば、力尽くでやってみなさいよ。あの時のように」「それが出来ないのならこれ以上、僕達にちょっかいを出さないことですね」「さもなくば、幾らあなただろうと殺しますよ」
???(イルイ)「………」
???(孫光龍)「では、僕は行きますよ。丁度、待ち人も近くまで来ているようですしね」
???(イルイ)「!」
???(孫光龍)「今日は彼にとって数万年ぶりに自由を得た日ですからね。その記念にゲームを楽しませてもらいますよ」「あなたのお気に入りの剣の現持ち主…彼らを殺すというゲームをね」
???(イルイ)「………」
???(孫光龍)「それを果たして、初めて僕と彼はあなたの呪縛から逃れることが出来るのです。そうでしょう?」「イルイ・ガンエデン…」
イルイ「………」
〔ガンエデンの福音〕

中国 重慶

輸送機 ハンガー
甲児「へえ…じゃあ、あのゼンガー少佐はやっぱりアースクレイドルの防衛を担当していたのか…」
レーツェル「アースクレイドルはDC内でも機密事項であったはず。なぜ、君達がそれを?」
竜馬「その…話せば長くなるのですが、とにかく俺達はゼンガー少佐のことを知っているんですよ」
レーツェル「わかったよ。彼と君達の関係については、そのうちゆっくり聞くとしよう」
さやか「でも、アースクレイドルって大規模な冷凍睡眠装置のはずでしょ? どうして、少佐は目覚めているんです?」
レーツェル「目覚めたのは彼だけではない。と言うより、アースクレイドルが突如として冷凍睡眠を解除して地上へ浮上したんだ」
隼人「システムの故障か?」
レーツェル「いや…コントロールシステム『メイガス』は全て正常に作動していた」「ただ、事態を問うオペレーターには終始、同じ答えを繰り返すだけだった」「TIME TO COME』…時が来たと」
甲児「わからねえなあ…。アースクレイドルはバルマー戦役の最後の重力波から逃れるための施設だろ?」「確かにイージス計画は成功して重力波は防いだけど、今、目を覚ます意味はないんじゃないか?」
レーツェル「そこまでは私にもわからんさ。だが、事実としてアースクレイドルは浮上し、彼らは目覚めた」「それを知った私は旧知である彼に協力を依頼したというわけだ」
クスハ「ところでレーツェルさんの任務っていったい何なんです?」
豹馬「もしかして、俺達を助けることか?」
レーツェル「当たらずとも遠からずだな」
十三「相変わらず、もったいぶったお人や」
豹馬「じゃあ、どうして俺達と一緒に行動しているんだよ?」
レーツェル「フ…クスハ君特製のドリンクの味が忘れられなくて…、ということにしておこう」
クスハ「ありがとうございます、レーツェルさん!」
甲児(マ、マジかよ…!? 本気でクスハの健康ドリンクのこと、言ってるのかよ…!)
豹馬(あの気が遠くなるような毒汁のことだよな…!)
さやか(こうなると、あの人の自称『食通』っていうのも怪しいものよね)
ちずる(でも、忘れないってだけで決して美味しかったとは言ってないし…)
甲児(どっちにしても、ヤバいぜ…。この展開は…)
クスハ「じゃあ、レーツェルさん。日本チームとの合流まで時間があるようですから一杯いかがです?」「前回のセイヨウサンザシ、ホンオニク、ローヤルゼリー、ナルコユリ…」「グレープフルーツの果汁、ドクダミ、ショウガ、ウナギの粉末、マグロの目玉、梅干し、セロリ…」「マソタの粉末、ムカデ、イモリとマムシの黒焼きのブレンドに加えて、アガリクスと冬虫夏草も足してみたんです」
レーツェル「………」
クスハ「あ…あと知り合いに分けてもらった紅茶キノコとスッポンとオットセイのエキスも入っています」
レーツェル「………………」
クスハ「大丈夫ですよ。飲みやすさを考慮してローヤルゼリーの量は2倍にしましたから」
レーツェル「………………………」
クスハ「あ…もちろん、皆さんの分もありますから」
甲児(そら来た…!)
豹馬(甲児…! お前、高校の時からの知り合いだろ。何とかしろよ!)
甲児(無茶言うなよ! あんなに喜んで用意しているのに要らないなんて言えるかよ!)(あいつ…結構、男子に人気あったんだけどあのおかしな趣味のせいで、手を出すやつはいなかったんだ…)
レーツェル「せっかくだが、クスハ…君のドリンクを待っているのは私達ではない」
クスハ「え…?」
さやか「そ、そうよ! 新作なんだから、まずはブリットに飲ませてあげないと!」
クスハ「そう言えば、ブリット君は…?」
レーツェル「彼ならゼンガーと出ているよ」
クスハ「偵察ですか?」
レーツェル「強いて言うなら男を磨くためかな」
クスハ「???」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「龍を喰らうもの」


【戦闘マップ開始】
〔味方小隊出現〕
ゼンガー「さあ来い、ブルックリン!」
ブリット「押忍っ!」
〔ブリット、ゼンガーへ隣接〕
ゼンガー「踏み込みが甘い!」
ブリット「うわっ!」
〔ブリット、爆発しながら後退〕
ゼンガー「訓練だと思うな! これが実戦だったら、お前の首は胴体から飛んでいたぞ!」
ブリット「押忍っ!」
ゼンガー「そろそろ仕上げに入る…。この俺から一本取ってみろ」
ブリット「え…!」
ゼンガー「聞こえんぞ、ブルックリン!」
ブリット「押忍っ!!」
〔ブリット、気力130〕
<戦闘開始>

<ブリットvsゼンガー(1回目)>

ブリット「行きますっ!」
ゼンガー(基礎は出来ている。気迫も申し分ない、しかし…!)

<ブリットvsゼンガー(2回目)>
ブリット「今度こそっ!!」
ゼンガー「笑止!!」

<ゼンガー撃破・味方援軍1&敵増援1出現>
ブリット「やった…やったぞ!!」
ゼンガー「甘い!!」
〔ゼンガー、精神コマンド「ド根性」使用〕
[イベント戦闘「ゼンガーvsブリット」]
ブリット「うわああああっ!!」
ゼンガー「安心しろ、峰打ちだ」
ブリット「み、峰打ちって…そんな…」
ゼンガー「武人は常在戦場…。最後の一瞬まで気を抜くな」
ブリット「お、押忍っ!」
ゼンガー「これで一通りの修行は終わりだ」
ブリット「………」
ゼンガー「どうした?」
ブリット「少佐に稽古をつけてもらったこの一週間…。俺、強くなったんでしょうか?」
ゼンガー「…俺が教えたのは剣の型…強さの入り口に過ぎん」「真の強さを身に付けられるかはお前自身の心にかかっている」
ブリット「それは禅のようなものですか?」
ゼンガー「難しく考える必要はない。ニューヨークの戦いでお前の身体は自然に動いたのではなかったか?」
ブリット「え…?」
〔味方小隊出現〕
クスハ「ブリット君!」
〔クスハ&レーツェル、前進〕
ブリット「クスハ…レーツェルさんも」
クスハ「どう? 男は磨けた?」
ブリット「え…!?」
クスハ「え…レーツェルさんがそういう風に言ってたから…」
レーツェル「どうやら、一通りのことは終わったらしい。丁度よかったな、クスハ
クスハ「ブリット君、特製の健康ドリンクを持ってきたわ」
ブリット「!」
ゼンガー「何を怯える、ブルックリン。武人が少々のことで動じるな」
ブリット「少々のことじゃないんですよ、これが…」
〔サイコドライバー能力発現〕
クスハ「!」
ブリット「何だ…この念は…!?」
クスハ「荒々しく強大な念…」
ブリット「俺達はこれに似た念をどこかで知っている…」
クスハ「これは…初めて会った時の龍王機や虎王機と同じ…!」
〔画面、振動〕
〔落雷〕
〔敵小隊出現〕

クスハ「あ…ああ…!?」
ブリット「龍王機…!? いや、違う…!」
クスハ「でも、この感じ…この念…」
ブリット「あれも超機人なのか…!」
???(孫光龍)「その通り…」
レーツェル「頭部を見ろ! 人がいるぞ!」
???(孫光龍)「フフ…君達が四神の龍王機と虎王機に選ばれた者か…」
ブリット「何者だ!?」
孫光龍「僕の名前は孫光龍」
レーツェル「ソン・ガンロンだと…」(その名…我が家系にとっては……)
孫光龍「ついでだ。君達が最も知りたいであろうことも答えてあげよう」「こいつは龍王機…。お察しの通り、超機人の一体だ」
クスハ「そんな…! 龍王機はバラスの戦いで私達を守って消滅したはずじゃ…」
孫光龍「教えてあげるよ、クスハ・ミズハ」「君の龍王機は『青龍』の超機人…。そして、僕の龍王機は『応龍』の超機人。言わば真の龍王機なんだ」
クスハ「真の…?」
孫光龍「そう…。超機人には幾つかのランクがあってね」「君達の龍王機と虎王機、そして、過去に失われた雀王機、武王機で『四神』の超機人」「他にも『四凶』や『四罪』なんてのもある。中でも最上位に君臨するのが…」「この応龍を始めとする『四霊』の超機人なのさ」
ブリット「最上位の超機人…」
孫光龍「そうだ。僕の龍王機こそが真の龍神、つまり真・龍王機というわけだ」
クスハ「超機人に選ばれし者…。では、あなたも私達の仲間なのですね…」
ゼンガー「うかつに近寄るな!」
〔クスハの近くに落雷〕
クスハ「きゃあっ!」
ブリット「何をする!?」
孫光龍「見てわからないかい? 攻撃しているのさ」
クスハ「そんな!」
ブリット「超機人は正義の心を宿しているはず…。それが俺達を攻撃するなんて…」「貴様、どんな手段でその龍王機を操っているんだ!!」
孫光龍「やれやれ…。どうにも四神の龍王機と虎王機の選びし者は愚か者が多いねぇ…」「僕は真・龍王機の正統な主であり、正義に従って行動しているのさ」「つまり、君達こそが悪というわけだよ」
ブリット「こ、これは…」
クスハ「ガンエデンの言っていたことと同じ…」
孫光龍「そう言えば、君達の龍王機と虎王機は遥か過去にガンエデンから離反していたね」「だが、心配は要らない。もうガンエデンはいない…。君達がその手で倒してくれたからね」「あの人造神はいなくなったけれど僕と真・龍王機は本来の正義を遂行させてもらうよ」
レーツェル「その正義とは?」
孫光龍「さてね…。ただ、真・龍王機は龍王機と虎王機にちょっとした恨みがあってね」「その2体が亡き今、君達の生命を代わりにもらうよ」
〔画面、振動〕
〔クスハの近くに落雷〕
〔ブリットの近くに落雷〕

クスハ「きゃあっ!」
ブリット「くうっ!」
孫光龍「その無様なイミテーションでどこまでやれるかはわからないが少し遊んでもらおうか」
ゼンガー「喝っ!」
〔振動、止まる〕
ブリット「落雷が止んだ…」
孫光龍「へえ…感服、感服。念者でもないのに気合で真・龍王機を圧倒するとはね…」
ゼンガー「………」
孫光龍「君に良く似た男を真・龍王機は知っていると言っている」
レーツェル「………」
孫光龍「そして、君もね。もっとも、そちらの場合は女性だったが」
レーツェル「思い出話がしたいなら自室のリビングでしていてもらおう」
ゼンガー「貴様の言う正義が何を意味するかは知らぬが、過去の恨みから他人を傷つける様…」「邪悪以外の何物でもない…!」
孫光龍「ならば、どうするのかな?」
ブリット「決まっている! 俺達にはやらなくてはならないことがあるんだ!」
孫光龍「フ…この星を襲う侵略者と戦うことかい? それに何の意味があるのかな」
クスハ「悪と戦い、人々を守ること! それが私達の信じる正義です!」「それを笑う者は誰であろうと相手になります!」
孫光龍「いやぁ…立派、立派。その盲目的なまでに狭い了見でも正義感…君達は確かにあの超機人の選びし者だ」
ブリット「黙れ! 貴様の正義が何であろうと俺達は俺達の正義を貫く!」
孫光龍「そういうのは無意味なんだよ…古の記憶に触れた僕にはね」
クスハ「古の記憶…!?」
ブリット「何のことだ!?」
孫光龍「話はここまでだ。まずは手合わせていこうか」
レーツェル「どうやらこれ以上の話し合いは無駄なようだ…」
クスハ「轟龍! 龍王機の魂は私とあなたが継いだはずよ!」
ブリット「行くぞ、雷虎! 俺達の中に流れる虎王機の魂を奴に見せてやるんだ!」
孫光龍「さあ、新たなショーの始まりだ。楽しませてくれよ、裏切り者…」
〔ゼンガー、敵から味方へ〕

<孫光龍HP20000以下or敵増援1出現の次PP・味方援軍2出現>
〈出撃準備〉
竜馬「大丈夫か、クスハ、ブリット!」
ブリット「何とかな…」
マリ「な、何…あの巨大な龍…」
洸「あれが俺の感じた巨大な念の正体か…!」
クスハ「洸君もあの超機人の念を感じたのね」
洸「やはり、あれは超機人なんですね」
ブリット「奴は四霊の龍王機、自らを真・龍王機と名乗っている。そして、それを操る者は孫光龍…」「わかっているのは俺達の敵ということだけだ!」
孫光龍「αナンバーズ…僕が眠っている間にガンエデンが集めていた剣達か…」
甲児「てめえ、ガンエデンのことを知っているのか!?」
孫光龍「当然さ。本来は、この真・龍王機こそがガンエデンの剣だったのだからね」「だが、ガンエデンは真・龍王機を起こさずに君達という新たな剣を選んだ」「僕と真・龍王機にとって、この事実は結構な屈辱でね…」
ブリット「ならば、お前は封印戦争の時、何をやっていた!?」
孫光龍「昔に受けた古傷が原因でね…ガンエデンの3つの下僕より目覚めるのが遅かったんだ」
忍「読めてるぜ、悪党。そうやって理屈をつけて俺達も潰そうってん腹だろ?」
孫光龍「やるねえ。その勘の鋭さ、野生の獣のようだ」
豹馬「だったら来やがれよ! こっちも仲間を襲った奴と仲良くする気なんてねえんだ!」
孫光龍「言われなくても、そうさせてもらうよ。真・龍王機もそれを望んでいるしね」
〔龍の咆哮〕
ブリット「気をつけろ、みんな! あいつの力…龍王機や虎王機以上だぞ!」
クスハ「その力を自らの欲望のままに使うなんて許しません、四霊の龍王機!」
ブリット「クスハ! 連携で仕掛けるぞ!」
クスハ「了解!」
レーツェル「友よ。こちらもコンビネーションで行くぞ!」
ゼンガー「応!」
〔ブリット、クスハと小隊統合〕
〔レーツェル、ゼンガーと小隊統合〕


<クスハvs孫光龍>
クスハ「答えて下さい! あなたの正義とはなんなんです!」
孫光龍「こりゃいいや、傑作だ! まだ問答を続けたいとはね!」

<ブリットvs孫光龍>
ブリット「お前の好きにさせてなるか! 俺にはやるべきことが残っているんだ!」
孫光龍「いい気合だよ。だが、それだけだね」

<甲児vs孫光龍>
甲児「昔話に出てくるような龍は大人しくねんねしな!」
孫光龍「どこの定番だか知らないが…僕をそこいらの敵と同じにしないでもらえるかな」

<竜馬vs孫光龍>
竜馬「この力…バルマー戦役で敵に操られていた龍王機以上だ…!」
孫光龍「当然さ。四霊と四神では格が違うってやつだよ」

<洸vs孫光龍>
孫光龍「残念だよ、太陽神の勇者…。君なら僕の考えもわかってくれるとおもったのだけどね…」
洸「悪党の考えなどわかるものか!」
孫光龍「悪ねえ…。ま…そういう二元論で片がつく問題じゃないのだけれどね…」

<豹馬vs孫光龍>
豹馬「趣味の悪い野郎だぜ!」
孫光龍「服の趣味なら自身があるんだけどなぁ…」

<忍vs孫光龍>
孫光龍「野生の勘をもっていても、相手の強さは推し量れないみたいだね」
忍「あん!? 偉そうに能書きたれてねえで俺達の強さを肌で感じてみやがれ!!」

<ゼンガーvs孫光龍>
ゼンガー「………」
孫光龍「まあ、そういきり立つこともないじゃないか。ゆっくりと相手をしてあげようというのだから」

<レーツェルvs孫光龍>
孫光龍「君…ブランシュタインの人間だろ?」
レーツェル「残念だが、今の私はブランシュタインの名は捨てた」「我が名はレーツェル・ファインシュメッカー…! 冥土の土産に覚えてもらおう!」

<孫光龍HP10000以下or4PP・味方援軍3出現>
〔味方小隊出現〕
甲児「鉄也さん! それにガイガーに鋼鉄ジーグも!」
ボス「俺を忘れてるぞ、兜ぉ!!」
鉄也「あんまり遅いんで迎えにきたぜ、甲児君」
甲児「サンキュー! 助かったぜ!」
ブリット「孫光龍! いくらお前とその龍王機が兄弟でもこれだけのメンバーには勝てまい!」
孫光龍「いいのかな、ブルックリン君? やってきたのは、君のお仲間だけではないようだよ」
ブリット「何っ!?」
〔Gストーンの輝き〕
護「あ…!」
マイク「どうした、護!?」
護「ゾンダーが来る!」
凱「何っ!?」
〔敵小隊出現〕
鋼鉄ジーグ「原種か!」
凱「どうやら奴らにとっての天敵、Gストーンを追ってきたようだな」
孫光龍「ほう…これが機界生命体か…。こんなものの侵入を許すとはね」
クスハ「孫光龍さん! 地球は機界生命体以外にも様々な敵に襲われているんです!」「あなたも超機人に選ばれた方なら、私達に力を貸して下さい!」
孫光龍「しつこいお嬢さんだな。僕はそんなやり方で人類を守ることなど出来ないって言っているんだよ」
〔孫光龍、マップ端へ移動〕
ブリット「どこへ行く、孫光龍!?」
孫光龍「邪魔が入ったからね。今日のところは引き揚げさせてもらうよ」「だけど、忘れないことだね。君達のやり方では人類を救うことは出来ないよ、絶対にね…」
〔敵小隊離脱〕
クスハ「孫光龍と四霊の龍王機…」
ブリット「どうやら俺達とは相容れない存在のようだ…」
鉄也「クスハ、ブリット! さっきの龍が何者かは知らないが気持ちを切り換えろ!」
クスハ「は、はい!」
凱「準備はいいな、マイク! 氷竜達はいまだ目覚めないが、その分は俺達の勇気でカバーするぞ!」
マイク「了解だもんね! マイク、護も一緒だから頑張っちゃうもんね!」
鉄也「甲児君、マジンガーZの調整はしてあるか!」
甲児「もちろん、ばっちりだぜ!」
鉄也「よし…ゾンダーに見せてやるぞ! グレートマジンガーとマジンガーZのコンビネーションを!」

<ZX−02撃破orHP70%以下or敵増援3出現の次PP・味方援軍4出現>
〔味方小隊出現〕
J「………」
凱「ピッツァ…! いや、ソルダートJ!」
十三「ピッツァやて!?」
小介「ピッツァと言えば、機界四天王の一人じゃありませんか!」
鋼鉄ジーグ「ああ。あのジェイアークの操縦者であるJはピッツァの本来の姿なんだ」「あいつ…ゾンダーによってその姿を変えられ、意志を乗っ取られていたんだそうだ」
甲児「とりあえず敵ではないにしろ、どう見ても友好的な雰囲気には見えねえな…」
戒道「………」
護「戒道…君もいるんだね…」
J「下がっていろ、凱。原種との戦いは私の役目だ」
凱「J…」
J「貴様の力は認める。だが、今の貴様に何が出来る?」「今のお前は武器も持たない裸同然の姿だ」
凱「そんなことはないぞ、J! 俺にはまだ最大の武器が残されている!」
J「ほう…それは何だ?」
凱「俺の最大の武器はいつだって俺の心の中にある! それは何者にも屈しない心…」「勇気だーっ!!」
〔味方戦艦出現〕
〔味方小隊出現〕

凱「氷竜! 炎竜! ビッグボルフォッグにゴルディマーグも!」
氷竜「お待たせしました、隊長!」
炎竜「僕達が来たからにはもう大丈夫だ!」
ビッグボルフォッグ「今まで休んでいた分も戦います」
護「よかった…みんな目を覚ましたんだね!」
火麻「地球の危機には何があってもかけつける…勇者達が揃ったようだな」
ゴルディマーグ「参謀殿、俺を忘れるんじゃねえ!!」
麗雄「凱! ガオーマシンの修理も完了しておるぞ!」
命「準備はいいわよ、凱!」
凱「命もアマテラスに乗っているのか! …よし! ファイナルフュージョンだ!」
命「了解!ファイナルフュージョン、プログラム、ドライブッ!!」
〔味方小隊出現〕
〔ガオーマシン、凱へ隣接〕

凱「うおおおっ! ファイナルッ! フュゥゥゥジョォォォォォォンッ!!」
〔味方ユニット合体〕
凱「ガオ! ガイ! ガァァァァァッ!!」
ゼンガー「いい気迫だ…」
忍「あれがGGGのガオガイガーか!」
鉄也「勇者の復活だな」
凱「父さん、下がっていてくれ。後は俺達がやる!」
麗雄「頼んだぞ、凱!」
〔味方戦艦離脱〕
〔氷竜、気力150〕
〔炎竜、気力150〕
〔ビッグボルフォッグ、気力150〕
〔ゴルディマーグ、気力150〕
〔炎竜、氷竜と小隊統合〕
〔ゴルディマーグ、ビッグボルフォッグと小隊統合〕

鋼鉄ジーグ「おお! 気合入ってるぜ、あいつら!」
豹馬「俺達もやるぜ! あいつらに負けてられるかよ!」
護「すごい…みんなパワーアップしている…。よかった…よかった……」「みんな…頑張れ! 最強勇者ロボ軍団!」

<クスハvsZX−02>
クスハ「集中しなくちゃ! 今はこの原種を倒すことだけ考えなくちゃ!」

<ブリットvsZX−02>
ブリット「くそっ! 髪の毛を飛ばすなんて下の下の戦法だ!」

<甲児vsZX−02>
甲児「キャノピーを狙われたらたまったもんじゃないぜ!」

<鉄也vsZX−02>
鉄也「Gアイランドとアステロイドでの借り、ここで返させてもらうぞ!」

<竜馬vsZX−02>
竜馬「ガオガイガーの仇の原種…! ここで倒してみせる!」

<洸vsZX−02>
洸「お前を毛筆にして勝利の一言を書いてやるぜ!」

<豹馬vsZX−02>
豹馬「ここで会ったが100年目ってやつだ!」「てめえの髪の毛を全部ひっこ抜いてやるぜ!」

<忍vsZX−02>
忍「この毛針野郎が! てめえがツルツルになるのを待ってる暇なんてねえんだよ!」

<凱vsZX−02>
凱「核が原種の本体だというのならそれを引き抜くまでだっ!!」

<JvsZX−02>
J「いくぞ、アルマ! 原種をこの宇宙から殲滅するのは我々の使命だ!」
戒道「こっちはいつでもいい。やってくれ」

<鋼鉄ジーグvsZX−02>
鋼鉄ジーグ「ガオガイガーとGGGをやられた借りは、俺が返してやるぜ!」

<ゼンガーorレーツェルvsZX−02>
ゼンガー「異星からの悪鬼か! このダイゼンガーが相手になろう!」
レーツェル「私とトロンベも忘れないでいただこう!」

<ZX−02撃破>
鋼鉄ジーグ「駄目だ! 再生能力の方が上回っている!」
凱「ならば、核を抜き出すまでだ!」
ゴルディマーグ「ガオガイガー! 俺を使え!!」
〔ゴルディマーグ、凱へ隣接〕
[イベント戦闘「凱vsZX−02」]
〔敵ユニット撃破〕
J「ガオガイガーが核を抜き出したか…。アルマ…!」
戒道「わかっている…」
〔赤い珠、出現〕
護「戒道…」
戒道「テンペルム!」「ムンドゥース インフニ トゥーム レディーレ!
〔原種核、浄解〕
凱「浄解したか」
護「凱兄ちゃん、見て!」
凱「何だ…? 原種の核が形を変えた…!?」
戒道「これがゾンダークリスタル…僕達はこれを集めている」
J「既に警告したぞ、凱。我らの邪魔をするのなら貴様達も敵とみなす」
凱「J…」
J「そして、貴様との決着はいずれつける…!」
〔味方小隊離脱〕
〔赤い珠、離脱〕

凱「何を考えている、ピッツァ…いや、ソルダートJ…」

<敵全滅・勝利条件達成>
凱「よく目覚めてくれたな、みんな」
ゴルディマーグ「地球の一大事って時にのんびり寝てられるかってんだ」
ビッグボルフォッグ「やり残した使命を果たすまでは休んではいられません」
マイク「みんな、最高だったもんね!」
※※超竜神へ合体している場合のセリフ※※
超竜神「これからも戦いましょう…力を合わせて」
※※超竜神へ合体していない場合のセリフ※※
氷竜「これからも戦いましょう…」
炎竜「力を合わせて!」

凱「全ては地球の未来のために!」
レーツェル「勇者達も復活したか。これで一安心だな」
クスハ「レーツェルさん…」
レーツェル「αナンバーズの諸君。私とゼンガーは次の目的地へ向かう。ここで一旦、お別れだ」
ブリット「色々とありがとうございました、ゼンガー少佐」
ゼンガー「ブルックリン、お前の力の源は大事な人を守ることだ」
ブリット「…はい」
ゼンガー「その気持ちを忘れるな。お前の剣…次に会う時の楽しみにしておくぞ」
ブリット「押忍っ!」
レーツェル「では、さらばだ。君達の勝利を祈っている!」
〔味方小隊離脱〕
鉄也「あれはゼンガー・ゾンボルトか…」
甲児「俺達のよく知っている男であり同時に別人だけどな」
鉄也「フ…心強い味方が現れたってわけだな」
ブリット「………」
クスハ「孫光龍と四霊の龍王機…。戦わなくてはならないのかしら…」
ブリット「ああ…。だが、俺達には心強い仲間がいる。負けはしないさ」
クスハ「そうね…」(でも…あの超機人を見た時、この戦いが始まる前から私の中にあった不安感がさらに広がっていった…)(もしかしたら、あの時に感じた不安は今日の出会いを暗示していたいのかも知れない…)(そして、あの人はガンエデンのことを言っていた…)(イルイちゃん…。あなたは今、どこにいるの……)
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

中国 重慶

GGG艦 格納庫
鉄也「さすがだな、甲児君。ニューヨーク解放戦の話は俺達も聞いたよ」
甲児「へへ…まあそれなりに苦戦はしたけどな。それより、日本の様子はどうなんだい?」
宙「まあ、俺達にかかれば地底帝国だって恐るるに足らずってやつだぜ」
美和「何言ってるのよ、宙さん。新たな敵の出現に大苦戦だったじゃない」
さやか「新たな敵ですって?」
ジュン「日本を中心に活動していた地底帝国は恐竜帝国、ミケーネ帝国、そして邪魔大王国の残党が結集したものよ」「でも、ただの寄せ集めではなく強力な指導者がいることが当初より予測されていたの」
竜馬「確かにな。寄せ集めのぶたいでは、あんなに迅速に日本の半分を制圧することは出来まい…」
鉄也「地底帝国の支配者…それは司馬博士の研究していた銅鐸に記された『地獄の帝王』だった」
豹馬「待ってくれよ! それってミケーネ帝国の支配者の闇の帝王のことじゃなかったのかよ!?」
美和「『地獄の帝王』は闇の帝王以外にもう一人いたの…」
宙「その名は竜魔帝王…!」
弁慶「迫力ある名前だな…」
凱「その全貌は謎の包まれているが3つの帝国の残党をまとめあげたことからもその実力は推して知ることが出来る」
宙「ああ…。奴に前線指揮を任されているフローラ将軍も恐るべき敵だった」
鉄也「そして、ミケーネの地獄大元帥も参謀役として地底帝国に参加している」
甲児「あいつ! まだ生きてやがったのか!」
鉄也「ああ…。バルマー戦役の最中にDr.ヘルはその肉体を失い、戦闘獣へ改造された」「そして、ミケーネ帝国が壊滅した今も俺や甲児君への憎しみのみで戦いを続けている」「ちょっとやそっとじゃ諦めたりはしないだろう」
宙「だが、俺達は連邦軍と力をあわせ何とか奴らを九州に押し返すことに成功したんだ」「俺も進化したサイボーグにチェンジできるようになったしな」
豹馬「パワーアップしたんじゃなくて進化とはな…」
隼人「相変わらず規格外な奴だぜ」
凱「戦局が変化したことで連邦軍が優勢になり、俺達も宇宙に上がることが出来たんだ」
小介「でも、よかったですね。氷竜達も復活出来て」
氷竜「はい。ご心配をおかけしました」
忍「な、何だ? こいつら、ロボットなのか!」
ボルフォッグ「ええ。私達は超AIを搭載した自律型マシン…通称、勇者ロボです」
炎竜「ロボットと言っても、心もあるし熱いハートはそんじょそこらの奴には負けてない自信があるぜ」
氷竜「炎竜の場合はオーバーヒート気味だがな」
ゴルディマーグ「ぬははははは! 言えてるぜ!」
雅人「へえ…超AIって言っても本当に人間みたいに個性があるんだね」
沙羅「で、あっちの動くジュークボックスも同じ勇者ロボなのかい?」
マイク「それってマイクのこと?」
護「もちろんだよ。マイクだって勇者ロボなんだから」
洸「何か勇者って言うよりもボロットとかの系統に近いな」
ボス「聞こえたぞ、洸! 俺様のボロットとマイクのどこが似てるって言うんだ!」
ヌケ「そうだぞ! マイクはこう見えても雷牙博士の自信作なんだぞ!」
ムチャ「ボロットと違ってお笑いだけじゃなく戦闘でも役に立ってるんだぞ!」
ボス「待て、お前ら!それじゃボロットが全くの役立たずみたいじゃねえかよ!」
護「そんなことないよ、ボス兄ちゃん。ボロットもボス兄ちゃんもいつだって頑張って戦ってるじゃない」
ボス「おお、護…! お前だけだよ、俺とボロットをわかってくれるのは」
麗雄「…相変わらず護君は原種の存在を感知することは出来ないようじゃな」
凱「一時はそのことで落ち込んでいたけど今は自分の出来ることを精一杯やることで明るさを取り戻したよ」
火麻「しかし、あのJと一緒にいる戒道幾己って子供…護の同級生だったんだろ?」
凱「ゾンダーの東京侵攻で行方不明となり、戻ってきた時には既にJと行動を共にしていたようです」
麗雄「あの子も護君と同じく、地球以外の星から来たのかも知れないな…」
凱「では、やはり…」
麗雄「長官が護君のご両親にお会いして当時の話を聞いてきたそうだよ」
命「護君も薄々は気づいているでしょうね…」
凱「だが、護は強い子だ。きっと、そんなことには負けないさ」
麗雄「無論、ボクもそう思っているよ」
凱「それで父さん…大河長官はαナンバーズをオービットベースに集めて何をする気なんだい?」
麗雄「それについては長官から直接、聞くがいいさ」
火麻「そのために俺達は地球部隊を迎えに来たんだからな」
麗雄「宇宙用のガオーマシンである『ステスルガオーII』も持ってきた」「ガオガイガーをスターガオガイガーに換装させれば、宇宙空間での戦闘力も向上するだろう」
凱「ありがとう、父さん。ステルスガオーII、使わせてもらうよ」
クスハ「いよいよ、宇宙へ行くのね…」
ブリット「クスハ…」
クスハ「なあに?」
ブリット「…いや…何でもないよ」
クスハ「へんなブリット君…」
ブリット(ゼンガー少佐の言う通り、俺の力の源はやっぱり君だよ、クスハ…)(俺は君を守ってみせる。相手が誰で、どれほど強大であろうと…)(それが俺の戦いであり、俺の正義だからな…)
【シナリオエンドデモ終了】


● No9B「再会!ニューヨーク解放戦」 へ戻る

● No11B「新たなる人類」 へ進む


◆ 「第3次スーパーロボット大戦α−終焉の銀河へ−」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。