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No.16
導かれる魂、銀河で

 機界最強7原種は敗れ去った。
 しかし、地球圏の戦乱に終息の兆しは見えないでいた。

 ヨーロッパとアフリカを制圧下に収めたザフトは、いず
れは連邦軍本部アラスカ基地へと迫ることが予想された。

 また、大気圏内から撤退したものの、星間連合は月の前
線基地から各地へと部隊を送り込んでいた。

 そして、遥か星々の彼方…。
 地球を発った超長距離移民船団の一つがたどり着いた惑
星A-7、通称ソロ星……。
 今そこで、人知を超えた強大な力が動き始めていた。


【シナリオデモ1開始】
銀河系 オメガ星団
ソロ星

ソロ星 森林
カーシャ「待ちなさいよ、コスモ、デク!」
コスモ「カーシャ! ついてくるのは、そっちの勝手だ! 俺達に待つ義理はないぜ!」
デク「そういうこと! カーシャは移民船団の出迎えでもしてなよ!」
カーシャ(ベスにしても、コスモにしても何かあるんだわ…あの慌てぶり…)
【シナリオデモ1終了】

【戦闘マップ1開始】

ベス「軍の調査だ。発掘現場を調べさせてもらう」
シェリル「とうとう気が付いたってわけね…」
ベス「移民法第17条…兵器およびそれに準ずる装備・車両は全て軍に届け出るべし。それに違反したものは強制労働2年だ」
シェリル「そんなこと、まだわかっていないのよ!」「ようやく復元できた物を届け出など出来はしません!」
ベス「じゃあ、ここにある巨大な車両を冗談で造ったというのか?」
シェリル「造ったんじゃありません。復元したんです」
ベス「え…? 地球から持ってきてここで組み立てたということか?」
シェリル「まさか…。信じないでしょうね…これはソロ星のこの場所から発掘された遺跡なの」
ベス「遺跡? 大昔のソロ星人が遺したものだというのか? これを?」
シェリル「そうよ」
ベス「ふ…ふふふふふ…ははははは!」
シェリル「………」
ベス「このソロ星には知的生物がいないからって移民が始まったんだぞ。遺跡があってたまるものか」
〔走り寄る足音〕
コスモ「何もわかっていない軍人さんが大きな口を叩くのはやめた方がいいぜ」
ベス「何…?」
コスモ「この遺跡は父さん達がずっと前から調査していたんだ」
ベス「子供が大人の話に口を出すな!」
コスモ「ベスの言っていることが大人の言うことかよ!」
シェリル「今はコスモ君の言うことの方が正しいわね」
ベス「貴様…」
シェリル「私はフォルモッサ・シェリル。貴様ではありません」
ベス「…とにかくだ。もう一つの発掘現場にも既に軍の調査団が派遣されている」
カーシャ「こんな発掘現場が他にもあるの…!?」
デク「へえ、ますますもって驚きだね。この星って…」
〔敵ユニット出現〕
デク「何だ、あれ?」
カーシャ「もうすぐ到着するっていう移民船団の機体かしら…?」
〔デッカ・バウ隊、前進〕
〔発掘現場近くに爆発〕
〔画面、振動〕

シェリル「きゃあっ!!」
コスモ「あいつら、撃ってきた…!? 撃ってきたぞ!」
バッフ・クラン兵「なぜ撃った!?」
バッフ・クラン兵「この近くにカララ様が降りたんだ!」「カララ様にもしもの事があってみろ! 我々は降格どころか悪くすれば自爆させられるんだ!」「わかってるだろ、やるしかなかったんだ!!」
ベス「あれは…!」
???(カララ)「…!」
ベス「人がいる…!」
バック・フラン兵「いたぞ! あそこだ!」
〔デッカ・バウ、前進〕
ベス「いかん!」
コスモ「ベス、どこへ行く!?」
〔カーソル、カララのいる地点へ移動〕
???(カララ)「!」
ベス「こちらへ来るんだ! そんなところにいたら、奴らの的になるだけだぞ!」
???(カララ)「あ…ああ…」
ベス「ショック症状か…! 仕方ない、我慢してくれよ!」
〔カーソル、発掘現場へ移動〕
バッフ・クラン兵「まずいぞ! 異星人がカララ様に接触した!」
バッフ・クラン兵「追うぞ! カララ様を取り戻すんだ!」
〔デッカ・バウ隊、前進〕
デク「コスモ! このままじゃ俺達、やられちまうよ!」
コスモ「く…来い、デク!」
カーシャ「何をする気なの、コスモ!?」
コスモ「こいつに乗るんだよ! このまま黙って死ぬよりかマシだろ!」「お前も死にたくないのなら早くしろ!」
カーシャ「う、うん!」
シェリル「このサブコントロールシステムで動いてくれるはずなんだけど…」
コスモ「あ…!」
〔イデオンゲージ、第1段階〕
???(カララ)「…!」
シェリル「あのゲージが点いた…!」
コスモ「シェリルさん! 何なんだよ、このゲージのサインは!?」
シェリル「これがイデオンのサイン…!」
〔イデオンゲージが輝く音〕
〔味方ユニット出現〕

ベス「動くのか!?」
シェリル「動いてしまって…」
ベス「ええい、使えるんならこれで居住地まで逃げる!」
シェリル「このパネルもコントロールシステムも私達が付けたものなの…! まだ…」
ベス「動きゃいい!」
〔デッカ・バウ隊、前進〕
デク「コスモ!」
コスモ「行け!!」
〔コスモ、前進〕
〔ベス、前進〕
〔カーシャ、前進〕

カーシャ「動いたわ!」
シェリル「そんな…この半年間、調べに調べても、この第6文明のメカニズムは動かなかったのよ!」
ベス「現に動いてるじゃないか!」
デク「コスモーッ!」
コスモ「うるさい! 黙ってろ!!」
〔イデオンゲージ、第2段階〕
[イベントデモ「イデオン合体」]
ベス「これは…!?」
シェリル「巨神って、このことだったのね…!」
???(カララ)(まさか、これがイデの巨神…!?)
バッフ・クラン兵「奴は兵器か!? それとも、伝説の巨神…!?」
バッフ・クラン兵「バカ言え! やるぞ! あんな巨神にバッフ・クランが侵略されることを考えてみろ!」
ベス「やれるか、コスモ! お前のシートが操縦席のようだ!」
コスモ「あ、ああ! このまま好き放題やらせてたまるか!」
<戦闘開始>

<敵全滅・勝利条件達成>

コスモ「やった…やったのか…!?」「やっつけたけど…何だ、このメカは…このロボットは…?」
シェリル「イデオン…」
カーシャ「あたし達、何をしたの…?」
???(カララ)(こんなもの…こんなものがイデの伝説の巨神であるはずがない…)(こんなものが…無限の力であってなるものか…!)
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

銀河系 中心部
???

???
???(シヴァー)「陛下…」
???(ルアフ)「………」
???(シヴァー)「陛下、いかがなされました?」
???(ルアフ)「…鼓動が聞こえた」
???(シヴァー)「鼓動?」
???(ルアフ)「そう、無限力…アルファであり、オメガである力の…ね」
???(シヴァー)「!!」
???(ルアフ)「神鳴る門、クロスゲートの出現…。ここ数年に渡る破壊神共の急激な増殖…。もしやとは思っていたが…」
???(シヴァー)「では…?」
???(ルアフ)「ああ、最後の試練の時が近づいているようだね」
???(シヴァー)「最後の試練…」
???(ルアフ)「うん。この銀河…いや、宇宙に終焉が訪れるんだよ」
???(シヴァー)「ならば、無限力の源を一刻も早く突き止め、我らのものに…」
???(ルアフ)「無限力を手に入れる? ハハハ、馬鹿なことを言っちゃいけないよ」
???(シヴァー)「……!」
???(ルアフ)「あれは手に入れるものじゃない。…滅ぼすべきものだ」
???(シヴァー)「でなければ、我々が消滅することになる…と?」
???(ルアフ)「そうだ。でなければ、僕達は永遠に繰り返される死と新生の輪廻から逃げられない」
???(シヴァー)「………」
???(ルアフ)「計画を急ぐんだ、シヴァー・ゴッツォ。無限力に導かれし者達の意思を…そのしもべ達をあまねく世界から消し去るために…」「死と新生の輪廻を断ち切る剣を僕の下へ…」
???(シヴァー)「…御意…」
【シナリオデモ2終了】


 イデオンと呼ばれる巨神と異星人バッフ・クラン……。
 終焉の銀河に響く戦鐘は新たな戦雲を呼ぶ。

 超長距離移民船団の一つ、マクロス7船団の旗艦である
マクロス7……。

 巨神の目覚めに呼応するかのように、彼らはソロ星へ到
着しようとしていた。


【シナリオデモ3開始】
銀河系 オメガ星団
フォールド中 亜空間
マクロス7

バトル7 艦長室
〔キーボードを叩く音〕
マックス「新西暦226年…。メガロード船団と別れて35年…」「我々マクロス7船団は地球から遠く離れたこの星系にて、同胞である地球人類からの通信を受けた」「彼らは我々と同様に超長距離移民船団の一員であり、居住可能な惑星を発見したとのことだ」「そして、彼らは発見した惑星A-7に移住を開始し、既に2年が経過していると聞く…」「我々は彼らの好意に甘え、A-7に立ち寄ることとした。この長い戦いにおけるしばしの休息として…」「マクロス7船団艦長、マクシミリアン・ジーナス…航海日誌…」
〔通信パネルの開閉音〕
サリー「マックス艦長、間もなく予定地点にフォールドアウトします」
マックス「わかった。すぐに私もブリッジに上がる」
サリー「了解しました」
〔通信パネルの開閉音〕
マックス「これで数時間後には我々も待望の緑の大地を踏むことになる…」「惑星A-7…いや、彼らが付けた名はソロ星か…」

銀河系 オメガ星団
ソロ星

第6文明人遺跡
コスモ「一体、何がどうなっているんだ…!? 異星人が攻めて来て、遺跡に埋まっていたメカが動き出した…!」
シェリル「見て、あのマークが消えていく…!」
ベス「どういうことなんだ、シェリルさん?」「地面の底に埋まっていたメカがいきなり動き出して合体した…。これをどう説明する?」
シェリル「…わからない。調査中だって言ったでしょう」
ベス「調査中、調査中か…!」
コスモ「よせよ、ベス。今はシェリルさんに当たっても仕方ないだろ」
ベス「コスモ…お前の親父さんは科学長官だったな。何か知っていることはないのか?」
コスモ「俺だって何も聞いちゃいないさ」
カーシャ「とにかく今はこのソロ星に現れた謎の敵…異星人の相手をすることが先決じゃないの?」
ベス「シャクに触るがその通りだ。…技術者を呼ぶんだ! このメカを調べさせろ」
シェリル「勝手なことを…!」
ベス「資料は渡してくれるんだろうな?」
シェリル「やむを得ないわね…」
ベス「こっちはわけのわからん敵とも戦わにゃならんのだぞ」
デク「でもさ、もうすぐソロ星には別の移民船団…マクロス7船団ってのが到着するんだろ?」「その人達と協力すれば、あの程度の敵ぐらい…」
コスモ「馬鹿っ! さっき現れたのが敵の全部のわけないだろ!」
ベス「とにかく居住区に戻るぞ! 向こうもどうなってるか、わかったもんじゃない!」
〔歩き去る足音〕
カーシャ「何あれ。カリカリしちゃってさ」
コスモ「軍人ってのは、みんなあんなもんさ。怒鳴り散らすぐらいしか能がないんだ」
シェリル「コスモ、頼みがあるの。このメカを運んで欲しいのだけど」
コスモ「運ぶって、どこへさ?」
シェリル「第2発掘現場よ」
カーシャ「そこに何があるの?」
シェリル「行けばわかるわ。カーシャ、あなた達も手を貸してもらうわよ」
コスモ「…あんたもベスに劣らず勝手な人だよ」

ソロ星 森林
〔エレカの走行音〕
ベス「…ソロ星に来て2年…。せっかく同胞が来るというのにこんな事態になるとは…!」
〔木の枝の揺れる音〕
???(カララ)「………」
ベス「危ない!!」
〔エレカのブレーキ音〕
???(カララ)「!」
ベス「お前、さっき発掘現場にいた…」
???(カララ)「………」
ベス「見慣れない顔だな。もしかして、マクロス7船団の者か?」
???(カララ)(この男…巨神に乗り込んだ者の一人…)
ベス「マクロス7じゃ、そんなファッションが流行ってるのか?」
???(カララ)「………」
ベス「今、厄介なことが起こってるんだ、向こうへは近づかない方がいい」
???(カララ)「………」
ベス「俺はジョーダン・ベス…士官候補生だ。あんたは何て名前? 教えてよ」
???(カララ)「名前?」
ベス「そう…いいだろう?」
カララ「カララ・アジバ…。いい男…」
ベス「ははは、そりゃどうも。あんたみたいな美人に言われるのは嬉しいが、今はデートは出来ないんだ」「ここをまっすぐ行けばニューロピアの街への近道だ。危ないから帰った方がいいぞ」
カララ「………」
ベス「ありがとう…って言ってさ、帰ってよ。デートは明日しよう」
カララ「…ありがとう、ベス」
ベス「…まったく…こんなことがなけりゃ…」

銀河系 オメガ星団
ソロ星宙域

ガタマン・ザン ブリッジ
ギジェ「…この辺りではあのロゴ・ダウが最後の星だ」「イデが存在すると考えられる星…となれば、カララ様が焦る気持ちはよくわかる」
ダミド「だからと言って、異星人と接触することはなかった」
ギジェ「ああ」
ダミド「お前はカララ様の親父のドバ総司令の引きがあるから、カララ様にも甘い」
ギジェ「………」
ダミド「もし、ロゴ・ダウにいる異星人の軍事力が我らより上だったら…」
ギジェ「あり得ん! そんなこと!」
ダミド「問題は、そのロゴ・ダウに同族らしきものの艦が接近しつつあることだ」
ギジェ「どうやら、連中はこの銀河に散らばり、各地で入植を開始しているようだな」
ダミド「下手をすれば、集結されて面倒なことになるか…」
ギジェ「私は出動する。ロゴ・ダウに降りたカララ様の安否だけでも確認しなければならん」
ダミド「それがいい。ドバ様に対する貴様の面子もあろうからな」
ギジェ「ダミド、俺は自分の野心のためにカララ様を救いたいのではない」
ダミド「ああ。カララ様にもしものことがあったら私も責任は免れんな」
ギジェ「そういうことだ」
【シナリオデモ3終了】


サブタイトル
「導かれる魂、銀河で」


【戦闘マップ2開始】
〔味方ユニット出現〕
ベス「またお前か…。あのメカを動かしたのか?」
コスモ「そっちのシェリルさんに頼まれてね」
シェリル「3体のメカを調べろと言ったのはあなたです。その通りにさせてもらいました」
ベス「で、ここも第6文明人の遺跡と言うのかね?」
シェリル「ええ」
ベス「それにしても、今まであんた達が散々調べても動かなかったものがこうも簡単に使えるとはな」
コスモ「俺にだってわからないさ。だけど、あのゲージが点いたんだ」
ベス「イデオンのゲージ…そう言っていたな…」
シェリル「ギリシア文字風のパターンでそう読めなくもないってこと」
ベス「そう言えば、あんたは言語学の専門だったな」
コスモ「じゃあさ、巨大ロボットになった時の名前なんじゃないの、イデオンってさ」
ベス「そうかな…」
シェリル「遺跡に残された第6文明人の言葉の中にイデオンって出てくるけど、本当の意味はまだ…」
ベス「言語学者の卵ともあろうお方がこの半年に何を調べてたんですかね?」
シェリル「………」
〔歩み寄る足音〕
ジョリバ「来たか、ベス」
ベス「どうだ、ジョリバ、テクノ? 少しはこのメカについてわかったのか?」
ジョリバ「設計図のコピーはシェリルさんからもらったよ」
テクノ「後は各メカに操縦席と武器を取り付けておいた」
コスモ「しかし、このメカ…やたらと隙間があるんだけど…」
ジョリバ「武器を付けるのを忘れたんだろ? これを造った第6文明人とかがさ」
ベス「そうか…武装化されたなら戦力として期待出来るな」「モエラ、お前はここに残っておいつの操縦方法を調査してくれ」
モエラ「俺だって軍のパイロット候補生だ。そっちの方は任せてくれ」
ベス「じゃあ、後は頼んだぞ」
〔歩き去る足音〕
コスモ「…軍人め!」
シェリル「私達の基礎調査がなければ、何にも出来ないくせに…!」
〔走り寄る足音〕
デク「コスモーッ!」
コスモ「どこへ行ってたんだ、デク! 勝手に動くんじゃない!」
カーシャ「それどころじゃないわよ! この遺跡…すごい物が埋まっているんだから!」
コスモ「すごい物…?」
シェリル「…ジョリバさん、エンジニアであるあなたに見てもらいたいものがあります」
ジョリバ「その埋まっているすごい物って奴をか?」
シェリル「ええ…」
〔戦艦の警報〕
テクノ「今度は何だ!?」
モエラ「このサイレン…敵襲だ!」
コスモ「何だって!?」
カーシャ「空を見て、コスモ!!」
〔敵ユニット出現〕
デク「あいつら、この前の奴らだ!」
シェリル「通信機がさっきから道の言語を拾っている…」「その中に頻繁にバッフ・クランって言葉が出てくるわ」
デク「きっと、それがあの異星人の名前だよ!!」
カーシャ「バッフ・クラン…それがあたし達の敵…」
コスモ「くそっ! そっちがその気ならやってやる!」
カーシャ「戦うのね、コスモ!」
コスモ「モエラ! テクノとBメカを頼む! カーシャはCメカだ!」
モエラ「お、おう!」
カーシャ「見てらっしゃいよ! 返り討ちにしてあげるから!」
ジョリバ「頼んだぞ、コスモ! 俺とシェリルさんは発掘現場に避難する!」
コスモ「わかった!」
カララ(あの編隊…ギジェも来たか…)
ロッタ「コスモーッ!」
〔カーソル、コスモへ隣接〕
コスモ「ロッタ、それにリン! 何やってるんだ!?」
リン「畑仕事をしてる時にいきなり敵がやってきて…」
ロッタ「それで、パイパー・ルウのお母さん達はニューロピアの街の様子を見に行ってしまったの」
ルウ「だあ、だあ…」
デク「アーシュラやファードもいるの!?」
ファード「…う…うん……」
アーシュラ「デクこそ何でこんなのに乗ってんの!?」
カーシャ「何やってるのよ、コスモ! 敵が来てるのよ!!」
コスモ「話は後だ! みんな! こいつに乗るんだ!」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオデモ4開始】

イデオンAメカ コックピット
ロッタ「これの中…こんな風になっているんだ…」
コスモ「ジョリバの奴! 操縦席を付けたって言ってたが、肝心のゲージが点かないじゃないか!」
デク「動かないの、コスモ!?」
コスモ「黙ってろ! 今、配線を調べている!!」
〔爆発音〕
〔画面、振動〕

リン「きゃあっ!!」
コスモ「くそっ! こっちを狙っていやがる!」
ルウ「う…ひぐっ…うえええええっ!」
ロッタ「ルウ!」
〔画面、発光〕
〔背景画面のイデオンゲージ、第1段階〕

コスモ「ゲージが点いた!?」「いけるぞ!!」
【シナリオデモ4終了】

【戦闘マップ3開始】

〔戦闘マップ2から継続〕
コスモ「モエラ、カーシャ! 行くぞ!!」
[イベントデモ「イデオン合体」]
コスモ「やったぞ! 成功だ!」
リン「どうなってるの、デク!?」
デク「合体したんだよ! イデオンになったんだ!!」
カララ(あの姿…まさしく巨神…!)
ダミド「…何ということだ! イデ捜索のロゴ・ダウで異星人の巨神と出会うとは!」
ギジェ「まさか、イデの巨神では…」「ち、違う! あんな機械的な物が、イデの伝説の巨神であってたまるものか…!」
ルウ「うわああああん!」
コスモ「ロッタ! ルウを泣かすな!」
ロッタ「ごめん!」
コスモ「こっちだって、操縦で神経使ってるんだ!」
デク「見て、コスモ! 街の人達が発掘現場に避難してるよ!」
モエラ「ニューロピアの街は奴らの別働隊にやられたらしいぞ!」
コスモ「何だって!?」
カーシャ「コスモ! 蹴散らしちゃいなさいよ! 侵略者の異星人なんか!」
コスモ「ようし、行くぞ!!」
<戦闘開始>

<コスモが戦闘>

ルウ「うあう…うあああ…うう!」
コスモ「ルウを黙らせろ! 気が散ってうまくいかなかったらみんな死ぬんだぞ!」
ロッタ「無理言わないでよ、コスモ! こんな時に怯えない方がどうかしてるわ!」
コスモ「ええい…! どいつもこいつも!!」

<2PP・味方援軍1出現>
〔味方ユニット出現〕
コスモ「今度は何だ!?」
モエラ「見たことのない型だが、あれはバルキリーじゃないか?」
デク「ってことは、例のマクロス7船団がソロ星に来たんじゃないの!」
ガムリン「金竜隊長! あの赤いロボット…この星に配備された特機でしょうか?」
ドッカー「でけえな…! 100メートルぐらいあるぜ!」
金竜「あのような機体の配備報告は聞いていないが、少なくとも地球人を守っているようだ」
ドッカー「ってことは、俺達にとっても味方ってことで」
金竜「D1よりD2、D3へ! これより我々は所属不明機へ攻撃を開始する!」
ガムリン「D2、了解!」
ドッカー「D3、了解! マクロス7船団のエース部隊の腕、見せてやりましょうぜ!」
モエラ「どうやら俺達を援護してくれるようだぜ!」
コスモ「ここは俺達が入植した星だ! 余所者なんかに頼らずに俺達で侵略者をたたき出すぞ!」

<ガムリンが戦闘>
ガムリン「機体の作りが根本的に違う…! 我々の知らない異星人か!」

<金竜が戦闘>
金竜「大気圏内の戦闘は宇宙とは勝手が違う! ガムリン、ドッカー、よく見ておけ!」

<ドッカーが戦闘>
ドッカー「せっかくの大地なんだ。さっさと蹴散らして、パーッと騒ごうぜ!」

<コスモvsギジェ>
モエラ「コスモ、何をやってるんだ! しっかりやってくれ!」
コスモ「基礎訓練は受けてるんだろ! 子供をあてにすんじゃないよ!」
モエラ「馬鹿野郎! 俺はパイロットでも、補欠だったんだ!」
コスモ「自慢になるかね!」
ギジェ「どうやら巨神は上手く動けぬようだな…。各機、円形陣で一気に叩くぞ!」

<コスモvsダミド>
ダミド「目を潰せ! コントロールシステムの全てが集中しているはずだ!」「メカの作りは我々と似たようなものと見た!」
コスモ「やられてたまるかよ! 上昇するんだ、イデオン! 上昇しろ!!」
ルウ「ふああああああん!」
コスモ「ルウを泣かせるな!」
ロッタ「怒鳴らないでよ! こっちもやっているんだから!」

<ガムリンvsギジェ>
ガムリン「指揮官機を落とせばカタはつく…!」
ギジェ「異星人とてメンタリティは我々と似たようなものらしいな! マニュアル通りの動きをしてくれる!」

<ガムリンvsダミド>
ガムリン「何が目的かは知らんが、ダイヤモンドフォースの前で好きなようにはやらせんぞ!」
ダミド「異星人の科学力が如何程か知らんが、こちらとてむざむざとやられはしない!」

<金竜vsギジェ>
金竜「こいつ…いい腕をしている!」
ギジェ「この戦闘機の機構、目を見張るものがある…! 相手は好戦的な種族と見た!」

<金竜vsダミド>
金竜「D1よりD2、D3へ! この隊長機は俺が相手をする! 手を出すなよ!」
ダミド「指揮官機が相手か…! これこそ、俺がギジェの上に立てるチャンスだ!」

<ドッカーvsギジェ>
ドッカー「こらまた物騒な奴が相手だぜ…」
ギジェ「3機編隊の一角を崩せばフォーメーションが崩れる! 狙うはこいつだ!」

<ドッカーvsダミド>
ドッカー「手柄はいただくぜぇ!」
ダミド「突出してきたか…! 的にしてくれる!」

<ギジェ撃破>
ギジェ「な、なぜだ! なぜ落ちてくれないんだ!!」

<ダミド撃破>
ダミド「ええい! 俺はこんな所で死ぬわけにはいかんのだ!」

<敵全滅・勝利条件達成>
コスモ「やった…」
デク「すごいよ、コスモ!」
カーシャ「すごいのはコスモじゃないわ。このイデオンの力よ!」
〔味方戦艦出現〕
コスモ「あれは…!?」
デク「本で見たことある! あれ、マクロスだよ!」
モエラ「新マクロス級かな…。2年前見た時とは、随分と外装が変わっているが」
カーシャ「そうね…。この2年の間に大改造でもしたのかしら」
金竜「マックス艦長、敵異星人と思われる部隊は撃退しました」
マックス「ご苦労だった、金竜隊長。しかし、ソロ星に着いた途端に戦闘に巻き込まれるとはな…」
エキセドル「船団から離れ、単独で降下したことは不幸中の幸いでしたな」
マックス「悪い予感が当たったということだ。喜ばしいことではないがな…」
エキセドル「それにしても…」
〔カーソル、コスモを指定〕
エキセドル(はて…? あのロボット、どこかで見たことがあるような…)
〔マクロスの警報〕
美穂「マックス艦長! 大気圏外にデフォールド反応!」
サリー「先程の異星人のものと思われる艦が降下を開始しています!」
マックス「まずいな…。今、この場でソロ星の住民を守って戦うのは得策ではない…」
サリー「艦長! 地面より反物質エンジン反応!」「戦艦クラスの物体が浮上します!」
マックス「何だと!?」
〔味方戦艦出現〕
デク「見てよ、カーシャ! あれって!?」
カーシャ「あたし達が発掘現場で見た宇宙船じゃない!」
コスモ「じゃ、あれがお前達の言っていたすごい物か!」
ベス「ジョリバ! メインエンジンがかかったのか!?」
ジョリバ「知らん! 俺はシェリルに言われてエンジンを調整中だったんだ!」
ベス「何…!? じゃあ、何で動いたんだ、この艦は!?」「シェリル! あんた、俺達に何を隠してる!?」
シェリル「隠してないわ、何も! みんな、教えたわよ!」
カララ(この艦も地下に埋まっていた…。イデの巨神と関係があるのか…?)
〔イデオンゲージ、第4段階〕
ハタリ「な、何だ、このゲージは!?」
ベス「これはあのロボットと同じものだ…!」
〔ベス、エネルギー上昇〕
サリー「か、艦長! あの艦は亜空間飛行に入る模様です!」
マックス「本艦も緊急フォールドだ! このままでは巻き込まれるぞ!」
美穂「駄目です、間に合いません!」
マックス「総員、対ショック!」
〔ベスを中心にエネルギーの広がり〕
〔画面、発光〕

【戦闘マップ3終了】

【シナリオエンドデモ開始】

銀河系 オメガ星団
ソロ星宙域

ガタマン・ザン ブリッジ
ハルル「では、妹は…カララはそのロゴ・ダウの異星人の艦に乗っていると申すか?」
ギジェ「はい…。カララ様がお持ちになっております発信機の信号から察するに…」
ハルル「そうか…」
ギジェ「発信機は約10万光年の探知範囲を持っています」「奴らがDSドライブを使い、この銀河のどこへ逃げようともカララ様を発見し、必ずや保護します」
ハルル「ギジェよ、その必要はない。聞けば妹の行動は身勝手ゆえのもの…」「巨神を手に入れるためなら妹の犠牲も厭わぬ。つまらぬ事に囚われ、好機を逃すなよ」
ギジェ「は…」
ハルル「必要とあらば増援を送る。期待しているぞ」
〔大型モニターの開閉音〕
ギジェ「………」
ダミド「相変わらず厳しいお方だ…。実の妹に対しても容赦がない」
ギジェ「そうでなければ、女性でありながらあの地位に就くことは出来んだろう」
ダミド「お父上のドバ総司令も男に生まれたらとお嘆きの事だろうよ」「それより、どうするつもりだ? お前は婚約者であるカララ様をこのままにするつもりか?」
ギジェ「いや。サムライの面目に懸け、巨神の奪取とカララ様の救出をやってみせよう」
ダミド「だが、武器といい抵抗といい…相手はかなり好戦的な種族と見える」「そういった種族がカララ様を発見し、捕らえた場合…捕虜の扱いの礼儀があるとは思えん」
ギジェ「そうかな…。彼らは我々に近いレベルの科学技術を持っている。捕虜をすぐに殺したりはしないと思うな」
ダミド「考え方は見掛けではわからんよ。だが、事は早い方がいい」
ギジェ「うむ…すぐに追撃の準備に移ろう」
ダミド(カララ様はギジェに任せればいい。その間に俺は巨神を奪取するだけだ)(成功すればドバ総司令もハルル様も俺の力を認めざるを得まい。そうなれば出世も想いのままだ)
ギジェ(カララ様…巨神…異星人…。イデ探索の出撃が、まさかこのような事態になるとはな…)
【シナリオエンドデモ終了】


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