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No.21A
プリティ・デビル

【シナリオデモ1開始】
移動中 アフリカ サハラ砂漠 アークエンジェル

アークエンジェル ブリッジ
マリュー「…それで、メガロード船団を襲った敵集団はどのような連中なの?」
ミサト「もしかして、ゼントラーディ軍?」
ガルド「いや…彼らとは異なる種族だ。詳細は不明だが、人間の気力や精神力…言うなれば生きる力を吸収する」
マリュー「生きる力…?」
イサム「ああ。そいつを吸われちまった人間は抜け殻みたいになり…最終的には死ぬ」
ガルド「だから、メガロード船団では連中のことをバンパイアと呼んでいた」
ミサト「…つまり、その種族にとって私達に人間はエサも同然というわけね」
ガルド「そうだ」
ミサト「なら、地球は格好のエサ場になる…」
マリュー「彼らの規模は?」
ガルド「詳細は不明だが…船団を襲った部隊から判断すれば、相当なものと思われる」
イサム「下手すりゃ、ボドルザー艦隊クラスかも知れねえぜ」
ミサト「…一つ解せないことがあるわね」
マリュー「何?」
ミサト「彼らが地球圏へ来る理由はわかる…でも、どうやって地球の位置を知ったのかしら?」
イサム「まさか、俺達のせいじゃ…!?」
ガルド「GGGの獅子王博士も言っていたが、俺達が地球圏へ帰還できたのは奇跡に近い。あとをつけられたわけではなさそうだ」
マリュー「もしや、ゲートを通って来たのでは?」
ミサト「それなら、イカロス基地の部隊か帝国監察軍と先頭になるはずよ」
マリュー「じゃあ、どうして…?」
ミサト「偶然では片づけられない。何かあるのよ。私達の知らない何かの力が作用した…そう考えるのが妥当ね」
マリュー「………」
ミサト(もしかして、碇司令が私達を招集したのはそれが理由で…?)

アークエンジェル 格納庫
アスカ「…で、何であんたがここにいるのよ?」
カガリ「私もバニング大尉達と行くと決めた」
アスカ「あんた、レジスタンスでしょ? アフリカから離れてもいいの?」
カガリ「そ、それは…」
キサカ「元々、私もカガリもアフリカの人間ではない。私達はザフトのやり方が許せないため、レジスタンスに志願したのだ」
カガリ「だから、お前達の戦いに賛同して力を貸すと決めた」
アスカ「ふうん…立派なことね。けどね、あたし達の敵はザフトだけじゃない。そのことをよく覚えておきなさいよ」
〔歩き去っていく足音〕
カガリ「くっ…!」
キサカ「やはり、Gの行方が気になりますか?」
カガリ「当たり前だ! 私にはあれの使われ方を見届ける義務がある!」
キサカ「ならば、もう少し警戒するべきです。あなたはすぐに周りが見えなくなる」「あなたの正体がばれてしまってはお父上にも迷惑が…」
カガリ「わかっている!」
〔扉の開閉音〕
キラ「あ…」
カガリ「お前、聞いていたのか!?」
キラ「い、いや、別に…」
カガリ「………」
キラ「………」
カガリ「…さっきは悪かったな」
キラ「え?」
カガリ「殴るつもりはなかった…わけでもないが、あれは弾みだ。許せ」
キラ「ふふ…」
カガリ「何がおかしい!?」
キラ「いや、だってさ…」
カガリ「…ずっと気になっていた。ヘリオポリスで私を逃がしてくれた後、お前はどうしてただろうと…」
キラ「………」
カガリ「なのに、Gに乗って現れようとはな…。おまけに今は連邦軍か?」
キラ「色々あったんだよ…色々とね…」
カガリ「………」
キラ「君こそ何でこんな所にいるんだ? オーブの子じゃなかったの?」
カガリ「………」
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
「プリティ・デビル」


【戦闘マップ1開始】
〔味方戦艦出現〕
ミリア「何てことなの…! まさか、フォールド先が地球だったなんて…」「おまけにバトル7やソロシップともはぐれてしまうとは…」
〔サイレン〕
連邦軍兵「至当! こちらに接近する艦隊があります!」
ミリア「地球圏の状況がわからない以上、同じ地球人でも我々にとって害を成す存在の可能性もあります」「よって、私は市民の安全を最優先するため…」「市長の権限により、シティ7に駐留中のDフォースに出撃を依頼します」
連邦軍兵「了解しました!」
〔味方ユニット出現〕
ガムリン「こんな形で夢にまで見た地球へ来ることになるなんて…!」
金竜「ガムリン、フィジカ。我々はマックス艦長よりシティ7防衛の特命を受けている」「相手が誰であろうと、戦場がどこであろうとダイヤモンドフォースの誇りを忘れるな」
ガムリン「了解です!」
フィジカ「隊長! 敵部隊が来ます!」
〔敵ユニット出現〕
ミリア「あれは!?」
ガムリン「奴らが地球にいる…? いや、我々と同じくフォールドで飛ばされたのか!?」
フィジカ「そ、そんな…!」
金竜「あいつらを地球でのさばらすわけにはいかんぞ! 攻撃用意!」
フィジカ「しかし、戦力差がありすぎます!」
ガムリン「フィジカ、金竜隊長の言葉を忘れたのか!?」
フィジカ「!」
ガムリン「俺達やダイヤモンドフォースだ! その誇りと共に戦うんだ!」
フィジカ「は、はい!」
ミリア(いくらダイヤモンドフォースでもこの状況では…!)(なら…やるしかないわね)
ギギル「おい、お前ら! シビルはまだ見つからねえのか!?」
バロータ兵「現在、捜索中です」
ギギル「くそっ! こんな所に飛ばされてきちまった上にシビルを落としちまうとは…!」「こうなったら、シビルを呼ぶためにもサンプル共のスピリチアを上昇させてやる…!」「たっぷりと恐怖を味合わせてな!」
<戦闘開始>

<2PP・味方援軍1出現>

〔味方ユニット出現〕
ガムリン「VF-1…! 誰の機体だ!?」
金竜「もしや、あのカラーリングは…!?」
ミリア「金竜大尉、今からおちらを援護します!」
金竜「市長…! ミリア市長でありますか!?」
ミリア「私には市長として市民の安全を守る義務があります。たとえ、この生命を賭してでも」「現場を離れたとは言え、私もエースと呼ばれたパイロット…ここは任せなさい!」
フィジカ「で、でも、それは何十年も前の話では…?」
ミリア「フィジカ少尉! あなた、私の腕を疑うつもり!?」
ガムリン「い、いえ…市長! 少尉はVF-1の状態を案じているのです!」
ミリア「それなら心配は要らないわ。これは私の大事なコレクションだもの…整備はばっちりよ」「さあ行くわよ…! エースのミリアの華麗な復活劇、あなた達に見せてあげるわ!」

<3PP・味方援軍2出現>
ミレーヌ「もう、ママったら! 昔のバルキリーまで持ち出して!」
レイ「さすがはエースのミリアだ。老いて益々盛んだな」
ミレーヌ「レイ…その台詞、本人の前では言わない方がいいわよ」
レイ「しかし、いくら市長とダイヤモンドフォースでもあれでは多勢に無勢だな」
ミレーヌ(…ママ…!)
フィジカ「金竜隊長! この空域へ接近する艦をキャッチしました!」
金竜「敵の新手か!?」
フィジカ「いえ、地球連邦軍です!」
〔味方戦艦出現〕
〈出撃準備〉
イサム「見ろ、ガルド! やっぱりあの連中だぜ!」
ガルド「…それだけではないようだ」
〔カーソル、シティ7を指定〕
イサム「あ、ありゃあ新マクロス級の居住艦じゃねえか!」
クスハ「新マクロス級?」
ガルド「メガロード船団の出航に合わせて新たに設計した長距離移民船団用の艦だ」「と言っても、実際には完成度60%の状態で地球を出航したのだがな」
イサム「あ、ああ…。確か、1番艦から7番艦がメガロードと一緒に地球を発ったはずだ」
ブリット「俺達が知っているマクロスより随分と大きいですね」
ガルド「ああ。超長距離の宇宙での航海を前提にし、居住性を重視した設計になっている」
クスハ「それが何故今頃になって地球圏へ?」
イサム「そいつは俺が聞きてえぐらいだぜ」
キース「お、おい、コウ! 見ろよ、あのバルキリーを!」
コウ「赤い機体…? もしかして!?」
ミリア「あの機体…プリベンターのものか…!?」「どうやら…ソロシップとマクロス7船団の時間の経過が異なるように…」「地球と私達の過ごした時間の流れにも大きな差があるようね…」
金竜「どうします、市長?」
ミリア「私が呼びかけてみます。もしあれが私の知る彼らならば、我々は奇跡を引き当てたかも知れません…」「こちらはマクロス7船団所属、シティ7市長のミリア・ファリーナ・ジーナスです」
イサム「やっぱり、あのエースのミリアか!」
ミリア「その声…イサム・ダイソン中尉か…!」
マリュー「どういうことなの?」
ミサト「あのドーム艦の責任者…どうやら私達の昔の知り合いらしいの」
アムロ「こちらはアムロ・レイ大尉だ。久しぶりだな、ミリア」
ミリア「大尉もご健勝のようで。見ての通り、本艦は敵による襲撃を受けています」
アムロ「了解した。こちらの部隊コードはαナンバーズ…これより貴艦を援護する」
〔ガムリン&フィジカ、金竜へ小隊統合〕
ガルド「やるな、あのチーム…。リーダー機の下、よく統制されている」
バニング「各機、気をつけろ! 敵は航空戦力が主体だ!」
イサム「下手に近づくんじゃねえぞ! 連中には妙な特技があるからな!」
ギギル「どうやら、この星はサンプル共の母星らしいな」「なら、奴らにも恐怖を与えてスピリチアを上昇させてやる!」

<5PP・味方援軍3出現>
ギギル「さすがはサンプル共の母星だ! 純度の高いスピリチアにあふれてやがるぜ!」
ダコスタ「αナンバーズ、苦戦しているようですね」
バルトフェルド「彼らが負けると困ったことになるな」
ダコスタ「あの異星人…我々と協力体制にある星間連合とは別種族のようですしね」
バルトフェルド「ま、僕としてはあちらの星間連合とやらも気に食わないんだけどね」
ダコスタ「隊長…」
バルトフェルド「とりあえず、アフリカ戦線を預かる身としては当面の敵の相手をしようか」
〔味方ユニット出現〕
カガリ「あれは!?」
五飛「このタイミングでザフトか!?」
ヒイロ「だが、2機だけだ」
バルトフェルド「αナンバーズの諸君、聞こえるか?」「こちらはザフトのアフリカ方面軍所属アンドリュー・バルトフェルドだ」
マリュー「砂漠の虎!?」
バルトフェルド「諸君らに協力を申し出る。共同戦線で異星人を撃退しよう」
カガリ「あいつ…! ふざけた真似を!」
キラ「ど、どういうことなんだ…?」
ムウ「どうやらこっちを助けてくれるみたいだな」
ナタル「艦長、これは何かの罠では…!?」
マリュー「………」
バニング「ラミアス艦長、自分の所見を述べさせてもらえれば虎の申し出に裏はないと思います」
ベイト「あの男、妙に堂々としたところがあるからな」
アデル「何にせよこの状況での救援はありがたいですね」
マリュー「…わかりました。バルトフェルド隊長、貴官の申し出をお受けします」
ナタル「艦長!」
マリュー「全ての責任は指揮官である私が取ります」
バルトフェルド「話のわかる艦長でこちらも助かったよ」
ダコスタ「でも、いいんでしょうか?」
バルトフェルド「報告書にはラゴゥのテストを兼ねた偵察中に敵と遭遇したと書いておくさ」「君もいいね?」
アイシャ「…ええ」
カガリ「くそっ、こうなったら!」
〔味方ユニット出現〕
ムウ「スカイグラスパー!? 誰が乗ってるんだ!?」
カガリ「敵に情けを受けて黙ってなどいられるものか!」
キラ「カガリ!?」
アスカ「面白いじゃない。ゲリラ仕込みの戦い方、見せてもらうわよ」
カガリ「私だってやるんだ…! この手で戦うんだ!」
イサカ「カガリ…」

<コウが戦闘>
コウ「統率がとれているのかとれていないのかわからない…これは戦いにくいぞ!」

<キラが戦闘>
キラ「捕捉が間に合わない!? なら、敵に合わせて最適化するまでだ!」

<バルトフェルドが戦闘>
バルトフェルド「やれやれ…中々エヴィデンス・ゼロワンはやってこないものだ…」

<ミリアが戦闘>
ミリア「市民を守るためとはいえ久々の実戦…」「ドッグファイトのお手本を見せてあげるわよ!」

<イサムが戦闘>
イサム「てめえら、ただで帰れると思うなよ!! ここで会ったからにはとことんブッ潰してやるぜ!」

<ガムリンが戦闘>
ガムリン「くそっ! いつまでも守りの一手では何も解決しない!」

<金竜が戦闘>
金竜「連中め…俺達の母星を好き勝手にはやらせんぞ!」

<ギギル撃破or7PP・勝利条件達成>
※※ギギル撃破の場合、セリフ追加※※
ギギル「くそっ! 思った以上にやりやがるぜ!」
金竜「ガムリン、フィジカ! 一気に敵艦を落とすぞ!」
※※7PPの場合のセリフ※※
金竜「ガムリン、フィジカ! 敵の母艦を戦い、勝負を決めるぞ!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔金竜、ギギルへ隣接〕
〔敵ユニット出現〕

フィジカ「隊長、あれは!?」
金竜「わからん! 今までにないタイプだ!」
シビル「コォォォォォォォッ!!」
〔シビル、金竜へ隣接〕
金竜「お、女!?」
ガムリン「隊長っ!!」
[イベント戦闘「金竜vsシビル」]
〔金竜、小隊から分離〕
コウ「何なんだ、あれは!?」
キース「女の子…みたいだけど…」
モンシア「寝言は寝て言いやがれ! 何でそんなのがここにいて、空を飛んでやがんだ!?」
ガムリン「隊長! 金竜隊長!!」
金竜「可愛い…女が…飛んできた…」
シビル「アルファ・スピリチア…」
〔シビル、シティ7へ移動〕
ミリア「いけない! 敵がシティ7に侵入した!」
ギギル「シビルーッ!!」
〔敵ユニット出現〕
〔ギギル、シティ7へ移動〕

イサム「野郎! 居住区でドンパチをおっぱじめる気かよ!?」
アムロ「付近の小隊は居住区に侵入した敵機を追え!」
ミリア「ガムリン中尉! 金竜大尉に代わって、あなたが指揮を執りなさい!」
ガムリン「しかし、隊長が…!」
ミリア「落ち着きなさい! 今、この状況で優先すべきはシティ7の安全です!」
ガムリン「…了解です!」
【戦闘マップ1終了】

【戦闘マップ2開始】

ミレーヌ「外の様子…どうなっているのかしら…?」
レイ「無線を傍受したが、どうやら地球連邦軍が救援に来てくれているようだ」
ミレーヌ「じゃあ、軍があいつらをやっつけてくれるのね」
バサラ「結局、場所がどこでも軍のやり方ってのは変わらねえってことかよ…!」
ミレーヌ「バサラ! 今まで何やってたのよ!?」
バサラ「レイ! 俺のバルキリーはどこにやった!?」
レイ「整備のために第6ブロックへ運んだ。そっちの方はもう済んでいる」
バサラ「ってことは…!?」
レイ「ああ、いつでもOKだ!」
バサラ「よっしゃ! じゃあ、行ってくるぜ!!」
ミレーヌ「ちょっと待ってよ! こんな状況で歌う気なの!?」
バサラ「せっかく地球に来たんだ! 俺の歌をこの星中に聴かせてやるぜ!」
〔衝撃音〕
〔画面、振動〕
〔敵ユニット出現〕

シビル「スピリチア…」
ビヒーダ「!」
ミレーヌ「何あれ!? 光の球…」
〔敵ユニット出現〕
レイ「表の防衛ラインが突破されたか!」
バサラ「行くぜぇっ!!」
花束の少女「!」
〔カーソル、マップ端へ移動〕
花束の少女「………」
〔味方ユニット出現〕
ギギル「チッ、追ってが来やがったか!」
ガムリン「行くぞ、フィジカ! 奴らの手からシティ7を防衛する!」
フィジカ「了解です!」
〔味方ユニット出現〕
バサラ「待たせたな!」
ガムリン「あの男…! ここでも我々の邪魔をするか!!」
フィジカ「どうします、中尉?」
ガムリン「奴は放っておけ! 我々の任務はあくまでシティ7の防衛だ!」「指揮官を落とせば奴らも退く! 攻撃を隊長機に集中させるぞ!」
ギギル「お前達はあいつらの相手をしろ! 俺はシビルを迎えにいく!」
バロータ兵「了解です」
ギギル「待ってろよ、シビル!!」
バサラ「シビル…? あの光の球のことか!?」「へへ…ちょうどいいぜ。あのシビルってのに俺の歌を聴かせてやる!」「今日は地球がステージだ! 俺の歌を聴けぇぇぇぇっ!!」
シビル「アニマスピリチア…」
<戦闘開始>

<2PP・味方援軍1出現>
〈出撃準備〉

ガムリン「地球連邦軍が来てくれたか…!」
ジュドー「な、何だ!? 戦闘中に音楽を流してんの!?」
ルー「これって、あの機体から!?」
〔カーソル、バサラを指定〕
イサム「あのバルキリー、もしかしてVF-19かよ!?」
ガルド「随分と思い切ったカスタマイズだな」
アデル「あの機体のカラーリング、それに、あの音響設備…何かのデモンストレーション用か?」
ベイト「ロックスターバージョンとでも言う方が似合いだな」
バサラ「お前らも戦争なんかやめて俺の歌を聴きやがれぇっ!!」
〔BGM「PLANET DANCE」〕
キース「ほ、本当に歌い始めた!」
バニング「奴め、この非常時に何を考えている!?」
ガムリン「あ、あの男…! マクロス7船団の恥さらしだ…!」
花束の少女「………」
フィジカ「αナンバーズの皆さん、彼は民間人であり、あの行為を止める術は我々にはありません!」
アムロ「了解した。我々も街を守るため戦闘に参加する」
バニング「各機はあの男に構うな! 敵の隊長機に攻撃を集中させろ!」
バサラ「ヘヘッ、まだまだいくぜ!!」
ミレーヌ「バサラ…」

<アムロvsギギル>
アムロ「いくら反応速度がよかろうが!」
ギギル「な、なんだ!? 俺の動きが読まれてるってのか!」

<ガムリンvsギギル>
ガムリン「我々のシティ7で好きな真似はやらせん!」
ギギル「ちょろちょろと目障りな奴め! 失せやがれ!」

<フィジカvsギギル>
フィジカ「これ以上被害を出させないぞ! うおおおおーっ!!」
ギギル「な、なんだ!? こいつのスピリチアの異常な上がりようは!」

<ギギルがシビルへ隣接>
※※ギギル撃破の場合のセリフ※※
ギギル「シビルーッ!!」
〔敵ユニット撃破〕
フィジカ「やった!」
ガムリン「よし! 残るは金竜隊長を撃墜したあの女だけだ!」
バサラ「ミサイルじゃ、ハートは伝わらねえんだよ!!」
ミレーヌ「バサラ!!」
〔バサラ、シビルへ隣接〕
※※ギギルがシビルへ隣接した場合のセリフ※※
ギギル「さあシビル! 俺のところへ来い!!」
シビル「カアァァァーッ!!」
〔シビル、気力上昇〕
ギギル「シビルーッ!」
〔シビル、バサラへ隣接〕
※※シビル撃破の場合のセリフ※※
シビル「カアァァァーッ!!」
ギギル「シビルーッ!!」
〔シビル、気力上昇〕
ガムリン「何っ!?」
〔シビル、バサラへ隣接〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※

ガムリン「何をしている! 攻撃しろ!」
バサラ「攻撃? 冗談じゃねえ! 俺の歌はこいつらにも通用するんだぜ!」
シビル「スピリチア!」
バサラ「お前も俺の歌を聴けぇぇぇぇっ!!」
〔バサラ、気力上昇〕
〔BGM「PLANET DANCE」〕

シビル「ア…アア…!」
バサラ「おい? 悪いもんでも食ったのか!?」
シビル「ハァァァァァァァ!!」
〔シビル、バサラから後退〕
〔バサラ、シビルへ隣接〕

バサラ「俺の歌を聴きやがれっ!!」
シビル「クゥゥゥ…アァァァア! フ、フゥ…!」
〔シビル、バサラから後退〕
〔バサラ、シビルへ隣接〕

ミレーヌ「バサラ!」
シビル「アァァァァア…!」
バサラ「待てよ! 俺の歌はまだ続くんだぜ!!」
シビル「ウゥゥゥ…ウァァァッ…! クゥゥ、ウ」
〔シビル、マップ端へ移動〕
〔敵ユニット離脱〕

ギギル「シビルーッ!!」
※※まだギギル健在の場合、セリフ追加※※
〔敵ユニット離脱〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔歓声〕

ミレーヌ「やったぁ! バサラの歌がシティ7を守ったんだ!」
レイ「それはどうかな…」
ミレーヌ「え?」
レイ「少なくともバサラ本人は満足いくステージじゃなかったようだな」
バサラ「冗談じゃねえぜ…! 血相変えて逃げやがって…!」
〔バサラ、マップ端へ移動〕
ミレーヌ「どこ行くのよ、バサラ!」
バサラ「………」
〔味方ユニット離脱〕
フィジカ「行ってしまいました…」
ガムリン「あの男、何を考えている!?」
〔歓声〕
ミレーヌ「バサラ…」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオデモ2開始】

シティ7 市長オフィス
イサム「そ、そんな馬鹿な…! そんなことがあってたまるかよ!!」
ガルド「…にわかには信じられんな」
ミリア「私も驚いています…。ですが、これは事実なのです」「我々のマクロス7船団がダイソン中尉達のメガロード船団から分かれた後に経過した時間…」「ダイソン中尉達のいた宙域や地球では数ヶ月間が経っただけですが、我々には35年の月日だったのです」
イサム「そんなデタラメは話があるかよ! 35年だぜ、35年!」
ガルド「偶然という言葉では到底片づけられんな」
ミサト「そうね…。タシロ提督は私達にとっての2年間を10秒ちょっとで過ごしたって言うのに」「でも、目の前に事実を突きつけられたらそうも言ってられないわね…」
イサム「ってことは、目の前のミリアは50歳を超えてるってことかよ?」
ミリア「何か言いましたか、ダイソン中尉?」
イサム「い、いや…そうは見えねえなって話を…」
ミリア「これでも美容には気を遣っておりますから」
イサム(あのミリアが美容、ねえ…)
イサト「同じ女性としてその肌のハリとプロポーション…見習いたいですわ、市長」
ミリア「ありがとう、葛城三佐」
イサム「…でも、どうなんだよ、実際?」
ガルド「元々、ゼントラーディやメルトランディの因子には老化を押さえる働きがある」
イサム「へ~え…その割にはおめえ、ガキの頃から老けてやがったな」
ガルド「その頃から頭の成長が止まっている男に言えることか?」
イサム「何だと!?」
ガルド「ここまでにしよう。話が進まん」
ミサト「…問題はマックス達のバトル7の行方ね…」
ミリア「我々がここにフォールドアウトしたということは、そう遠くない地点にバトル7も飛ばされていると思います」
アムロ「そして、マクロス7と共に地球圏へ飛ばされたと思われるソロシップという宇宙船も気になる」
ミリア「ええ。我々と共にあの謎の敵が地球へ来たことを考えると…」「ソロシップを狙っていたバッフ・クランという異星人も共に飛ばされたと考えるのが自然でしょう」
アムロ(また新たな異星人が現れるというのか…)
〔扉の開く音×2〕
マリュー「失礼します。アークエンジェル艦長、マリュー・ラミアス少佐です」
ミリア「ミリア・ファリーナ・ジーナスです。この度の救援…シティの市民を代表して感謝の言葉を述べさせていただきます」
マリュー「いえ…」
ミサト「それで、ラミアス艦長…総司令部からの通達事項は?」
マリュー「αナンバーズに下された要請は以下の通りです」「シティ7を護衛しつつ、アラスカの連邦軍本部へ早急に到着されたしとのこと」「なお、援軍については現状では不可能という回答です」
イサム「おいおい! 自分の身だけで精一杯だってのに、シティ7も守れだぁ?」
ガルド「あの艦は移民船団のものだ。保護するならともかく…これではまるで出頭命令だ」
アムロ(総司令部はシティ7を自らの管理下に置くつもりだな)
ミサト(この調子では、既にバトル7も押さえられているかも知れないわね…)
ミリア「ラミアス艦長、我々の最終的な目的はバトル7と合流し、再び移民船団としての任務を果たす事ですが…」「目下の最優先項目は自らの安全の確保にあります」
マリュー「先程の戦闘を見る限り、あの謎の敵は戦力を残しているように思えます。つまり、再びシティ7を狙ってくる可能性が高い…」
ミリア「ええ」
マリュー「ミリア市長、我々の任務は全人類の平和と安全のために戦うことであります」「無論、その全人類にはシティ7の市民の皆さんも含まれています」
ミリア「では?」
マリュー「我々の全力を以てシティ7の安全をお守りします」
ミリア「ありがとうございます、ラミアス艦長…」「メンバーが変わっても、かつてのロンド・ベル隊やSDF艦隊が持っていた志は受け継がれているようですね」
マリュー「自分自身、αナンバーズに組み込まれたばかりなので実感はありませんが…」
イサム「…ところで、あの砂漠の虎はどこへ行ったんだ?」
ミサト「戦闘が終わったら、とっとと帰っていったわ。こちらへの挨拶も無しにね」
アムロ「つまり、我々との共闘はあくまで一時的なものに過ぎないというわけか」
ミサト「ええ…以後は我々を狙ってくるものと思われます」
ミリア「まるでバルマー戦役後のような状況…。地球圏も相変わらずみたいね」
ミサト「はい。外からの敵と内輪もめでメチャクチャな状況です」
ミリア「でも、そんな中で頼りになるのはかつての仲間達であるロンド・ベル隊…いえ、αナンバーズだわ」
ミサト「そう言って下さると光栄です」
ミリア「では、αナンバーズの皆さん…シティ7の命運をあなた方にお預けします」
マリュー「了解しました、ミリア市長」
ミリア「無論、私も協力させてもらいます。市長としても、金竜大尉の代わりとしても」
イサム「またパイロットとして戦う気だってのか? いくらあんたでも年寄りの冷や水…」
ミリア「ダイソン中尉、今の私は市民をア預かる市長の立場にあります。言葉遣いはそれを尊重していただきたい」
イサム「あ…ああ、わかったよ」
ミリア「同じことは二度言いませんよ?」
イサム「了解しました、市長殿!」
ミリア「ありがとう、ダイソン中尉」
イサム(同情するぜ、マックス…。嫁さんがこんな調子じゃ、さぞ老け込んでんだろうな…)
〔通信のコール音〕
ナタル「こちらアークエンジェルのナタル・バジルール中尉です。ラミアス艦長に緊急連絡です」
マリュー「どうした、バジルール中尉?」
ナタル「マグアナック隊のラシードなる人物からこちらに通信が入りました」
マリュー「マグアナック隊?」
アムロ「我々の協力者だ。今は中東でザフトと戦っていると聞く」
ナタル「それによりますと、ザフト軍は移民船団のものと思われる超巨大戦艦を接収したとのことです」
イサム「それって…!?」
ミリア「間違いないわ…バトル7ね」
ミサト「よりにもよってザフトに接収されるなんて…」
ナタル「接収した戦艦はザフトのジブラルタル基地に運ばれ、そのまま運用される模様です」
ミリア「対異星人戦闘を前提としたバトル7は戦局を変え得る存在と言える…」
マリュー「それをザフトが手に入れたとなると…」
ミサト「…まずいことになるわね」
アムロ「そうなるとザフトは同じ移民船団のものであるシティ7も狙ってくる可能性がある…」
ミリア「どうやら、この戦い…私達も無関係ではいられなくなったようね」

シティ7 集中治療室
千葉「金竜大尉は薬で眠っている。先程までは錯乱していたようだがね…」
ガムリン「千葉…。お前がシティ7にいてくれたのは不幸中の幸いだったよ」「それでどうなんだ? 隊長の症状は…」
千葉「例の敵に襲われた典型的な症状と言いたい所なのだが、脳波に異常が見られる。これは今までにはなかった状況だ」
ガムリン「原因はわからないのか?」
千葉「何とも言えん…。先程まで大尉は何かを怯え、叫び続けていた。…女が来る、とな」
ガムリン「隊長を撃墜した光の玉か。確かに、あの中にいた少女は今までの敵と違っていた」
千葉「敵の正体がわかれば、まだ対処の仕方もあるのだが…」
ガムリン「くそっ…! ドッカーに続き、金竜隊長まで奴らにやられるとは…!」
千葉「…これからシティ7はどうなるんだろうな」
ガムリン「…わからない。今の俺達は自分達の身を守るだけで精一杯だからな……」

アークエンジェル 食道
サイ「ちょっと待てよ、フレイ! そんなのじゃわからないよ!」
フレイ「うるさいわね! もういい加減にしてちょうだい!」
サイ「おい…何だよ、それは!? ちょっと待てよ!」
デュオ「何の騒ぎだ、ありゃ?」
ミリアリア「簡単には説明できないわよ…」
カズイ「要するに婚約者だったフレイがキラにべったりだから、サイが…」
ビーチャ「何だよ、ただの痴話ゲンカか。この状況でよくやるぜ」
五飛「所詮は状況に流されてここにいる連中だ。奴らにαナンバーズを名乗る資格はない」
デュオ「そりゃ言い過ぎだって」
ブリット「けど、あの手のケンカは聞いてる方もいい気がしないな…」
クスハ「私、止めてくる…!」
デュオ「やめときな」
クスハ「え…?」
デュオ「あの手のもめ事に首突っ込んだって、ロクなことにならねえよ」
クスハ「で、でも…」
デュオ「お節介が仇になることだってあるんだぜ? ああいうのは当事者でケリをつけさせるしかねえさ」
クスハ「………」
デュオ「時間が解決することだってあるさ。お前らもバルマー戦役の時はそうだっただろ?」
ブリット「ああ…色々あった。あの時、虎龍王や龍虎王と出会っていなければ、俺とクスハは…」
クスハ「うん…離ればなれになってたかも知れない…」
デュオ「とりあえず、俺達は消えようぜ。当人もああいう話を聞かれたくねえだろうしな」
ミリアリア「そうね…。サイとフレイには後で話を聞いておくわ…」
〔扉の開く音〕
キラ「………」
フレイ「キラ…!」
サイ「………」
キラ「何?」
サイ「フレイに話があるんだ! キラには関係ないよ!」
フレイ「関係なくないわよ! 私、夕べはキラの部屋にいたんだから!!」
サイ「!!!」
キラ「………」
サイ「ど、どういうことだよ、フレイ…? 君は…」
フレイ「どうだっていいでしょ! サイには関係ないわ!!」
サイ「か…関係ないって…!」「それ、どういうことなんだよ!?」
キラ「…もうやめてよ、サイ」
サイ「キラ…!」
キラ「フレイが嫌がってる…だから…」
サイ「何だと!?」
キラ「さっきの戦闘で疲れてるんだ。もうやめてくんない?」
サイ「キラ、お前!!」
キラ「!」
〔人の倒れる音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔画面、振動〕

サイ「ぐあっ!」
キラ「やめてよね…! 本気でケンカしたら、サイが僕にかなうはずないだろ」
サイ「キ、キラ…」
〔扉の開く音〕
カミーユ「おい! 何をやってるんだ、キラ!?」
キラ「!!」
カミーユ「サイを放すんだ。自分が何をやってるか、わかってるのか?」
キラ「カミーユさん…どうしてここに…!?」
カトル「…すみません。僕が見かねて…」
シンジ「キラ君…サイ君を放して」
キラ「……!」
カミーユ「聞こえなかったのか? 彼を放せ」
キラ「い、いくらカミーユさんでも、僕には…!」
カミーユ「その台詞を俺達全員に吐く気か!?」
キラ「!」
カミーユ「自惚れるな! αナンバーズには、お前より強い人間がいくらでもいる!」「それも肉体的にじゃない! 精神的にだ!」
キラ「くっ……!」
サイ「キ、キラ…!」
シンジ「キラ君…」
キラ「…ブライト大佐もあなた達も僕と同じ様な苦しみをくぐってきたと言っていたけど…」「やっぱり、君達は違う…! 僕とは違うんだ…!」
カミーユ「何…!?」
キラ「…フレイは優しかったんだ。ずっとついててくれて…抱きしめてくれて…僕を守ってくれるって…」
サイ「………」
キラ「僕がどんな思いで戦ってきたか…! 誰も気にもしないくせに!!」
カトル「………」
シンジ「キラ君…違うよ」
キラ「……!」
シンジ「君は僕達と同じだよ…。君は…!」
〔警報(アークエンジェル)〕
キラ「!!」
カミーユ「緊急出動命令か!?」
〔扉の開く音〕
キース「大変だ! バルトフェルド隊がタッシルの街を焼いたぞ!」
カトル「タッシル…!? 確か、レジスタンスの拠点だったはず!」
キース「あいつら、見せしめのために街を焼いたんだよ!」
カミーユ「くっ、こんな時に!」
〔走り寄ってくる足音〕
キサカ「すまない! カガリを見なかったか!?」
キース「いや、ここにはいませんけど…」
キサカ「先程、戦闘機が無許可で出撃した…。どうやら、それに彼女が乗っているらしい」
キラ「勝手な真似を…!」「どうしてみんな勝手な真似ばかりするんだ!!」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ3開始】

〔味方ユニット出現済み〕
カガリ「くそ…虎め…! 虎め!!」
〔味方ユニット出現〕
〔キラ、カガリがいる地点へ隣接〕

カガリ「お前は…」
キラ「死にたいんですか…!?」
カガリ「!」
キラ「何も出来ないのに飛び出して…そんなの何の意味もないじゃなですか…!」
カガリ「何だと…!? 貴様、タッシルの街が焼かれたのが見えないのか!」「みんな、必死で戦った…戦ってきた!」「大事な人や大事なものを守るために必死でな!」
キラ「くっ…!!」
〔頬を叩く音〕
カガリ「…!
キラ「気持ちだけでいったい何が守れるって言うんだ!!
カガリ「………」
【戦闘マップ3終了】


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