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No.27
勇気ある者達の誓い

【戦闘マップ1開始】
〔味方戦艦出現済み〕
カーシャ「な、何なのよ、ここ!?」
ベス「もしや、亜空間か!?」
大文字「いや、似てはいるが違う…ここは次元の狭間だ!」
麗雄「そう、クラインスペースとでも言うべき湾曲空間…」「原理的にはディバイディングエネルギーの応用だが、桁違いの湾曲率だ!」
サンシロー「理屈はどうでもいい! 俺達ここから出られるのかよ!?」
サコン「駄目だ! この空間は完全に閉じられている!」
コスモ「DSドライブでも逃げられないのか!?」
サコン「下手に亜空間へ突入すれば、我々は次元のくびれに巻き込まれて消滅するかも知れん!」
カーシャ「そ、そんな!」
ハタリ「亜空間センサーに反応! この空間へ侵入してくる者がいるぞ!」
〔敵ユニット出現〕
凱「や、奴らは!?」
護「ゾ、ゾンダーだ!」
戒道「なら、この空間を作り出しているのは原種か」
火麻「くそっ、用意周到な奴だらぜ!!」
マックス「迎撃部隊を出撃させろ!」
美穂「でも、ここは歪曲空間ですよ!?」
マックス「獅子王博士の考えが正しければ、この空間自体は安定しているはずだ!」
エキセドル「ええ、時間制限はあるでしょうが…」
マックス「敵がここへ侵入してきた以上、脱出方法は必ずある!」「だが、それを見つけだす前に倒されるわけにはいかん! 各部隊を出撃させろ!」
美穂「りょ、了解です!」
〈出撃準備〉
〔味方ユニット出現〕
フェイ「んも~! 一息つく間もないってわけ!?」
チーフ「…この手の現象は頻発しているのか?」
甲児「ああ、ここ最近は特にな」
ザ・ハッター「歓迎パーティにしては物騒すぎるようだが」
フェイ「ビビっちゃった?」
ザ・ハッター「ノンノンノン、ノープロブレム!」「逆境にあってなお燃え立つ心! それこそ俺、アファームド・ザ・ハッター!」「ハート・アンド・ソウル! スピリット! 行くぞ、兄弟! 進むべき道は我が眼前にあり!!」
ゴルディマーグ「おおう!」
フェイ「…ハッター、バカっぽい…」
レミー「馴染んでる、とも言うわね。それに、ああいうタイプはウチの部隊に多いし」
キリー「そして、俺達はその横でクールに決める、と」
真吾「どのみち、あいつらを倒さなきゃここから出られそうにない。お嬢ちゃんも頑張ってくれよ」
フェイ「あら、女の子をこき使うのはいただけませんよ~」
キース「とは言うものの、本当にここから出られるのかよ…!?」
モンド「もしかして、ずっと閉じ込められたまんまとか…!」
凱「諦めるな! 俺達はまだ敗北していない! 絶望に屈しない限り、勝利への道は必ずある!」
キース「……!」
凱「俺達は地球を発つ時に誓ったはずだ! 必ず勝利して帰ると!」「その勇気ある誓いを忘れるな!!」
護「勇気ある…」
キラ「誓い…!」
ザ・ハッター「その通り! 誓いとは、漢の絆! この言葉ある限り、俺達に敗北はない!」
フェイ「ハッター、いつ誓ったの?」
ザ・ハッター「いちいち突っ込むな! 俺達はすでにαナンバーズの一員!」「戦いの誓いごとき、24時間フルタイムOKだ!」
フェイ「ホントに馴染んでるねぇ…」
麗雄「この空間からの脱出方法はボクとサコン君で何とか見つけ出す! 凱、お前達はゾンダーを倒せ!」
凱「わかったぜ、父さん!」
大河「各機、攻撃を開始せよ! 勝利への道を切り開くのだ!!」
<戦闘開始>

<敵10小隊以下・敵増援1出現>

〔敵ユニット出現〕
チーフ「敵の増援か…!」
フェイ「でも、どうせ雑魚ばっかでしょ!」
コスモ「おい、ここが歪曲空間だってことを忘れるなよ! 敵の本隊は外にいるんだ!」「長引けば長引くほど不利になるぞ!」
カーシャ「ねえ、脱出方法はまだ見つからないの!?」
サンシロー「サコン、どうなんだ!?」
サコン「慌てるな、見当はついた」
麗雄「早速大空魔竜のコンピューターでシミュレートしてくれ」
凱「よし…! みんな、それまでの時間を稼ぐぞ!!」

<敵全滅・勝利条件達成>
フェイ「あれ? もう終わり?」
ザ・ハッター「ハッ! 俺達に恐れをなしたようだな!」
チーフ「様子を見ているだけだろう」
アスカ「そうね。すぐに増援を送り込んでくるわよ」
サコン「だが、その時こそが脱出のチャンスだ」
サンシロー「サコン、脱出情報が見つかったのか!?」
サコン「ああ…危険を伴う方法だがな」
〔味方ユニット出現〕
凱「シャトル…? 誰が乗っているんだ!?」
麗雄「…ボクだ」
凱「父さん!!」
大河「博士、お一人で大丈夫ですか?」
麗雄「この仕事はボクにしか出来んからのう。任せておきんしゃい」
雷牙「頼むぞ、麗雄」
麗雄「ああ。では、作戦を手短に説明する」「この空間にはレプリションフィールドとアレスティングフィールドの最大曲率が一致する特異相克点が存在し…」「敵はそこからゾンダーロボを送り込んできている」「そして、このシャトルに積んだ特殊センサーなら、その相克点がほころびる瞬間を捉えることが出来る」「そこへαナンバーズの一斉砲撃によるブロウクンエネルギーを叩き込めば…」
凱「脱出口が作れると…!?」
麗雄「その通り」
サコン「しかし、通常空間への脱出口を維持できる時間は50分の1秒だ」
凱「何だって!?」
サンシロー「ほ、ほんの一瞬じゃないか!」
麗雄「じゃが、方法はそれしかない。問題はいかにしてそのタイミングに攻撃を合わせるかだが…」
キース「だ、誰にそんなに正確な射撃をやらせるっていうんですか!?」
麗雄「それは…」
???(J)「…私に任せてもらおう」
〔味方ユニット出現〕
麗雄「!!」
凱「ジェイダー!」
ゴルディマーグ「Jの奴、生きてやがったのか!?」
J「無論だ。…アルマはどこにいる?」
戒道「ここだ。ジェイアークの修理も済んでいる」
J「そうか…ならば、行くぞ」
鋼鉄ジーグ「待て! この作戦に失敗したら、確実に死んじまうんだぞ!!」
J「私は死など恐れん。そして、原種共を倒すまで死ぬつもりはない」
凱「J…!」
J「お前達の生命、私に預けてもらおう」
凱「わかった…!」
〔GGGの警報〕
麗雄「センサーに反応があった! まもなく敵の増援が来るぞ!」
大文字「総員、攻撃準備! チャンスは一度しかないぞ!!」
J「アルマよ…通常空間に復帰したら、すぐに仕掛けるぞ」
戒道「わかっている。頼むぞ」
〔味方全機、フォーメーション〕
凱「頼むぞ、J!」
J「そちらも抜かるな!」
凱「勝負は一瞬だ! みんな、タイミングを合わせてくれ!」
麗雄「来るぞ!!」
〔敵ユニット出現〕
大河「攻撃開始!!」
〔J、前進〕
〔画面、発光〕
〔一斉攻撃の音〕

【戦闘マップ1終了】


サブタイトル
「勇気ある者達の誓い」


【戦闘マップ2開始】
〔敵ユニット出現済み〕
腕原種「αナンバーズめ、今頃はクラインスペースの中で絶望に打ちひしがれていよう…」
〔敵ユニット撃破〕
腕原種「何っ!?」
原種(ZX-26)「肺がやられただと!?」
〔味方ユニット出現〕
腕原種「ソルダートJ! 貴様、どうやってクラインスペースから脱出した!?」
J「お前達を消去するまで私は死なん! …そして、あの者達もな!」
〔味方戦艦出現〕
〈出撃準備〉
〔味方ユニット出現〕
腕原種「あ、あやつら!!」
J「メガ・フュージョン!!」
〔味方ユニット離脱〕
〔味方ユニット出現〕

戒道「J、原種核は?」
J「心配するな、回収済みだ」
凱「機界31原種! お前達の罠は打ち破ったぞ!」
鋼鉄ジーグ「残るはてめえらだけだぜ!」
腕原種「有機生命体の分際で小賢しい真似を…!」
ザ・ハッター「小賢しい!? それはこっちの台詞だっっ!!」
フェイ「そーよ! 私達をあんな所へ閉じ込めようなんて!」
腕原種「だが、その消耗した戦力で我らを倒せるか?」
凱「人間の力を甘く見るな! 俺達の底力を思い知らせてやる!!」
大河「αナンバーズの諸君! これより我々は機界31原種殲滅作戦の最終段階へ入る!」
マイク「OKだもんね!」
氷竜「見せてあげましょう…!」
炎竜「僕達の誓いを!」
※※「ビッグボルフォッグ」へ換装している場合のセリフ※※
ビッグボルフォッグ「そう、勇気ある者達の誓いを!」
※※「ビッグボルフォッグ」へ換装していない場合のセリフ※※
ボルフォッグ「そう、勇気ある者達の誓いを!」

腕原種「愚か者めらが。すぐに絶望の底へ叩き込んでくれる」
命「獅子王博士、これ以上は危険です! 大空魔竜へ戻って下さい!」
麗雄「いや。ボクはこのまま木星へ向かい、ザ・パワーの状態を確認する」
凱「父さん!」
麗雄「この戦いに生命を懸けておるのはお前達やソルダートJだけではない。ボクもそうだ」
凱「わかったよ、父さん! くれぐれも気をつけてくれ!」
麗雄「お前達もな。信じているぞ、勇気ある者達の誓いを」
〔味方ユニット離脱〕
雷牙「気をつけろよ、麗雄…」
大河「全生命体の存亡はこの一戦にあり! 各機、攻撃を開始せよ!!」
<戦闘開始>

<4PP>

ゼクス「さすがは機界31原種…! そう簡単には倒れんか」
スタリオン「長官! クラインスペースでの戦闘による消耗が予想以上にひびいています!」
大河「むうっ…!」
雷牙「敵のエネルギー総量はこちらを遥かに上回っておる! このままではいずれ押し切られるぞ!」
コスモ「モエラ! イデオンのパワーは上がらないのか!?」
モエラ「こ、これ以上は無理だ!」
コスモ「くそっ、どうなってんだ!?」
トロワ「数だけで決まる戦いではないということか…!」
イサム「ええい! あいつらのエネルギーを何とかする方法はねえのかよ!?」
腕原種「これは定められた運命だ…」「そして、機界昇華こそがお前達有機生命体を絶滅から救う唯一の方法なのだ」
エキセドル「絶滅…?」
腕原種「そう…言うなれば有機生命体の補完だ」
シンジ「補完!?」
アスカ「それ、どういう意味よ!?」
腕原種「災厄の時は近い…。お前達がそれから逃れるには、機界昇華しかない」
凱「………」
腕原種「か弱き者共よ…我々はお前達に救いの手を差し伸べているのだ」
甲児「そういうのはな、大きなお世話ってんだよ!!」
腕原種「だが、時が経てば経つほどお前達は疲弊していく。それが有機生命体の限界なのだ」
〔味方ユニット出現〕
腕原種「む?」
凱「と、父さん!」
麗雄「諦めるな、凱! 勇気ある者の誓いを思い出せ!」
腕原種「悪あがきを!!」
〔麗雄に爆発〕
凱「と、父さん!!」
雷牙「麗雄!」
護「博士ぇっ!!」
〔味方ユニット撃破〕
護「!!」
雷牙「れ、麗雄!!」
凱「う…あ、ああ…!!」「うわあああああああっ!!」
〔凱、麗雄がいた地点へ移動〕
大河「な、何ということだ…!!」
護「そんな…! 嘘でしょ!? 嘘でしょ、獅子王博士ぇぇっ!!」
命「あ、あああ…!」
腕原種「ククク…ゴミが木星へ落ちたか」
凱「貴様ぁぁぁぁぁぁあっ!!」
腕原種「サイボーグ凱! ノコノコやってきたのが貴様の運の尽きだ!」「貴様も木星の海へ沈むがいい!!」
凱「!!」
〔凱に爆発〕
〔味方ユニット撃破〕

命「凱ーーーーっ!!」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオデモ開始】

麗雄「………」「ボクは…死んだようだな…」
???(絆)「………」
麗雄「絆…お前なのか…?」
絆「はい…。木星で遭難した私は、不思議な力を使って心だけの生命体になったのです」
麗雄「ザ・パワーの力か…」
絆「何度か地球に交信しようと試みましたが、木星に危機が迫っていることを伝えるのがやっとでした…」
麗雄「絆…」
絆「あなた…」
麗雄「会いたかった…絆……」

凱「………」「このまま俺は…死ぬのか…?」
???(カイン)「獅子王凱…」
凱「……!」
???(カイン)「凱…私の声が聞こえるか…?」
凱「あなたは…?」
カイン「我が名はカイン…」
凱「あなたが護の…?」
カイン「今、こうして話している私はギャレオンの中に保存されているコピーに過ぎない…」「肉体を失い、ギャレオンの一部となった私には我が子を育てることは出来なかった…」
凱「それで天海さん達に護を…」
カイン「私の人格コピーはEI-01との最初の戦いで傷つき、機能を失った…。ザ・パワーの力でようやく話すことが出来る」
凱「ザ・パワー…」
カイン「宇宙には多くの未知なるエネルギーが存在する…。ザ・パワーもその一つと言えよう」「そして、ザ・パワーの力を得た者はその能力を増幅出来るのだ」
凱「………」
カイン「凱…君には感謝している。本来なら、私がギャレオンとフュージョンするはずだった…」
凱「いえ…感謝するのは俺の方です。大切な人を守る力の全ては、あなたがあたえてくれたのだから…」
カイン「ありがとう、凱…。私の寿命もこれまでのようだ…」
護「………」
凱「護…!?」
護「………」
カイン「ラティオ…お前は心も身体も立派に成長した…。今こそ最後の封印を解くとしよう」
〔浄解モードへの覚醒音〕
護「………」
カイン「この力を正しきことに使う時が来た。凱…全てを君に託す…」
凱「カイン…」
護「………」
カイン「ラティオ…私はいつもそなたの側にいる…」
護「僕…わかったよ。Gストーンの本当の使い方が…」「そして…緑の星でいつも僕を見守っていたあの優しい目…。ギャレオンと同じ優しい目…」「それは……」
カイン「………」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ3開始】

〔戦闘マップ2から継続〕
腕原種「カインの遺産は抹消した! 残るはアベルの遺せし災いのみ!」
J「ぬうっ…!」
腕原種「その次はαナンバーズ…貴様達だ!」
???(凱)「そうはいくかぁぁっ!!」
腕原種「!?」
〔味方ユニット出現〕
命「凱っ!!」
凱「待たせたな、命!!」
腕原種「あやつめ、生きていたのか!?」
凱「俺は倒れん! 勇気ある誓いある限り!!」
麗雄「凱…ザ・パワーの力を借りるのだ…」
絆「お行きなさい、凱…」
凱「父さん…母さん…!」
麗雄「超竜神を復活させたエネルギーを思い出せ…」
絆「でも、気をつけて。ザ・パワーにおぼれてはいけませんよ」
〔凱、エネルギー上昇〕
凱「父さん…母さん…カイン…! あなた達の子供の戦いを最後まで見守っていて下さい…!」
腕原種「この力…まさか!?」
凱「うおおおおおおおおっ!!」
〔凱、腕原種へ隣接〕
[イベント戦闘「凱vs腕原種」]
腕原種「ぐうっ!!」
凱「腕原種! これ以上お前達の好きにはさせない!!」
命「が、凱…!!」
牛山「ガ、ガオガイガー…! 復活したのか!!」
エキセドル「どうやら、ザ・パワーを味方につけたようですな」
大河「何っ…!?」
エキセドル「まさに勇者の成せる業…攻勢に出る好機です」
凱「みんな、戦いはこれからだ! 一気に原種との決着をつけるぞ!!」
〔凱からザ・パワーの広がり〕
〔味方全機、エネルギー上昇〕

※※「超竜神」へ合体している場合のセリフ※※
超竜神「これは…ザ・パワー!」
※※「超竜神」へ合体していない場合のセリフ※※
氷竜「この力…!」
炎竜「ザ・パワー!!」

甲児「お、俺達の機体のエネルギーまで上がっていく!!」
竜馬「こ、これがザ・パワーの力なのか!?」
モエラ「コスモ! イデオンのパワーも上がっているぞ!」
コスモ「ああ、こっちでも確認した!」
カーシャ「やっぱり、ザ・パワーってイデと関係があるの!?」
コスモ「そんなことはどうでもいい! 今はやるかやられるかなんだ! 使えるものは何でも使うぞ!!」
腕原種「馬鹿な! この惑星のエネルギーがこれほどとは!」
護「勝負だ、機界31原種!」
凱「俺達に託された想い…ザ・パワーと共にお前達へぶつけてやる!!」

<凱が戦闘>
凱「くらえ、原種! これがザ・パワーの…! 俺達の勇気の力だぁぁぁっ!!」

<Jが戦闘>
J「破滅をもたらす光…ザ・パワー! その力で貴様ら原種を葬り去ってくれよう!」

<腕原種撃破>
腕原種「お、おのれぇぇぇぇ!!」
〔敵ユニット撃破〕
戒道「J…!」
J「奴との決着はつけた…。後は我らの悲願を果たすのみだ!」

<敵全滅・敵増援1出現>
命「厳守の全滅を確認!」
スワン「原種核は全てガオガイガーとキングジェイダーが回収していマス!」
護「戒道!」
戒道「ああ…!」
〔凱、Jへ接近〕
護「クーラティオー!」
戒道「テンペルム!」
護「テネリタース セクティオー サルース コクトゥーラ!」
戒道「ムンドゥース インフィニ トゥーム レディーレ!」
〔Gストーンの輝き〕
〔浄解〕

大河「おお、原種核が浄解されていく…」
雷牙「浄解去れたゾンダークリスタルが一つに組み合わさっていくぞ…!」
〔光の球、出現〕
凱「何っ!?」
命「げ、原種核の一体が逃走!」
腕原種「ここで終わるわけにはいかぬ!!」
〔光の球、Jへ隣接〕
〔衝撃音〕
〔J、後退〕

J「ぐうっ!!」
腕原種「お前は赤の星で消去しておくべきだった!」
J「貴様!!」
凱「J!」
大河「いかん! ゾンダークリスタルが奪われた!!」
パリアッチョ「木星エネルギー、ザ・パワー全解析完了。…Zマスター融合
〔光の球、木星表面上へ移動〕
腕原種「これで原種は全てそろった!」
パリアッチョ「復元…」
パスダー「再結合開始」
〔光の球、離脱〕
〔光の球がいた地点からザ・パワーの広がり〕

スワン「木星表面上に超高密度エネルギーが発生しまシタ!」
凱「超高密度エネルギー!?」
豹馬「な、何が起きてやがんだ!?」
小介「も、木星のザ・パワーがある一点へ流入しています!」
豹馬「まさか、原種が復活しやがるのか!?」
フェイ「それどころじゃないみたい! 超ヤバ!!」
J「気をつけろ…! 奴が…機界31原種の全集合体…Zマスターだ…!」
凱「Zマスター!?」
J「原種達は31体にして一つの存在…それぞれが全宇宙の機界昇華を司るZマスターの一部なのだ…」
戒道「まさか…原種がクリスタルから再生するとは…!」
ジュン「な、何が起きるの!?」
戒道「合体した原種は機界昇華を数百倍のスピードで行うことが出来る…!」「それがもし木星の持つパワーを利用しているとしたら…!?」
大河「我々は木星そのものを相手にすることになるのか!?」
〔画面、発光〕
〔敵ユニット出現〕

Zマスター「………」
洸「あ、あれが…!!」
一矢「機界31原種の集合体…」
竜馬「Zマスターなのか!?」
Zマスター「………」
〔Zマスターからエネルギーの広がり〕
大河「!!」
猿頭寺「Zマスターの周辺に大量の素粒子Z0を確認!!」
スワン「ゾンダー粒子デス!」
雷牙「奴め、機界昇華を始める気か!!」
Zマスター「…見るがいい。ザ・パワーによってマスタープログラム再結合を果たしたこの力を…」「そして…我が分身達よ、青の星へ…」
凱「!!」
〔ゲート開放〕
スワン「ESウインドウが開かれまシタ!」
雷牙「いかん! Zマスターは地球全土にゾンダー粒子をばらまく気だぞ!!」
シンジ「そ、それじゃ防ぎようがない!」
イサム「諦めんな! だったら、こっちもESウインドウに突っ込むまでだ!」
アスカ「そんなことをしたら、こっちが先にゾンダー化されるわよ!」
キース「こ、これで終わりなのか…!?」
護「みんな、諦めちゃいけないよ! 僕と戒道にはわかるんだ!!」
キース「え!?」
戒道「あのZマスターの内部には、31個の原種核が揃っているはず…」
護「もう一度全ての原種をクリスタルに浄解すれば、機界昇華を止められるよ!」
チーフ「あの超巨大不法戦闘体を破壊すればいいのだな?」
護「うん!」
J「フッ…ここが戦士の死に場所か」
フェイ「はい、そこ! そーゆーこと言わない!」
J「何?」
フェイ「そーゆーリキみ方、好きじゃない! ホントに死んだら、仲間を悲しませちゃうんだよ!」
<<クスハ>>
クスハ「そう、私達は生きて帰らなきゃ…!」「この戦いで全てが終わるわけじゃないもの…!」
<<クォヴレー>>
アラド「そうだ! おれ達はここで終わるわけにはいかねえ!」
クォヴレー「Zマスターだけが俺達の敵ではない…!」

J「…確かに…お前達はそうだな」
護「Zマスターの全身を操っているのは中心にいる心臓原種なんだ! そいつを倒せば…」
凱「勝てる!」
スワン「イカロス基地より入電! ゾンダー粒子が地球圏へ到達したそうデス!」
マリュー「!!」
スワン「計算の結果、5分以内にZマスターを倒さなければ地球は壊滅的な打撃を受けマス!」
マックス「地球の命運を懸けた5分間か…!」
大河「αナンバーズ、総攻撃開始! この5分間に全てを決するんだ!」
Zマスター「心弱き者共よ、どこまでむなしくあがき続けるのか…」
凱「黙れ! そのあがきこそ、勝利への執念…! それをお前に見せてやる!」「決着をつけるぞ、Zマスター!!」

<敵増援1出現の次PP>
【戦闘マップ3終了】

【シナリオデモ3開始】

太陽系
地球

東京
〔爆発音〕
〔崩落音〕
〔画面、振動〕

数納「わあああ~、もう駄目だぁぁ!」
レイコ「もう! 泣いてる場合じゃないでしょ!」
数納「けど、何なんだよぉ、あれ!? 街が変な機械みたいになってくよぉ!」
末男「ありゃあゾンダーだ! 一番上のアニキが言ってた!」
数納「じゃあ、GGGは何やってるのぉ!?」
末男「ア、アニキ達は今木星へ行ってて…」
数納「それじゃどうにもならないよぉ!」
華「みんな、あきらめちゃ駄目! 護君やαナンバーズを信じて!!」
レイコ「そうよ! あの人達は木星で戦っているのよ!」
数納「地球と木星じゃ、距離があり過ぎるよ! そんなのでどうやって僕達を助けるの!?」
末男「るせえ! アニキ達は必ず勝つ!!」
華(護君、頑張って…! 私、信じてるから…!)
【シナリオデモ3終了】

【戦闘マップ4開始】

〔戦闘マップ3から継続〕
Zマスター「フフフフフ…フハハハハハ…」
凱「何!?」
スワン「Zマスター、ダメージをうけていマセン!」
大河「奴はバリアを持っているのか!?」
猿頭寺「ええ、まあ…。エネルギーの総量が桁違いなので、海に角砂糖を溶かすようなものです」
火麻「チッ、敵は甘かねえってことか!」
ガムリン「くそっ! あんな巨大な物体をどうやって倒せばいいんだ!?」
キラ「駄目だ…! こんな戦い方じゃ間に合わない!」
Zマスター「感じるぞ…激しい憎しみと怒りを…」「お前達こそあふれ出るマイナス思念の源…」「宇宙を混沌へ導くものよ…滅びよ…」
J「もがきあがくことこそ、生命の本質! 我ら生命ある者のあがき、とくと見せてやる!」
Zマスター「愚かな…滅びの道を自ら選択するつもりか…?」
竜馬「誰がそんなことを!!」
Zマスター「機界昇華こそが破滅から逃れる唯一の術…。破滅から逃れる唯一の術…。全宇宙を救うための答え…」「全ての有機生命体は機界昇華によって補完されねばならぬ…」
シンジ「それじゃ、逃げてるだけじゃないか…!」
カトル「シンジ君…!」
シンジ「何もせずに破滅から逃げてるだけじゃないか!」
Zマスター「逃げではない…救いだ」
アスカ「悪いけど、バカシンジの言う通りよ! あんたの価値観を押し付けないでよね!」
Zマスター「だが、非力なお前達ではこの私を倒すことはかなわぬ…」
フェイ「さっきもそれ、聞いたけど?」
ザ・ハッター「その手の台詞で俺達が怯むと思ったら大間違いだ!!」
真吾「チリも積もれば山となる。やって損はないってね」
キリー「ポジティブシンキングは結構だが、時間制限があるのを忘れるなよ」

<敵増援1出現の2ターン後PP>
サリー「リミットまであと3分です!」
マックス「時間内に何としてもZマスターを破壊せよ!」

<敵増援1出現の3ターン後PP>
サリー「リミットまであと2分!」
マックス「急げ! もう時間がないぞ!」

<敵増援1出現の4ターン後PP>
スワン「リミットまであと1分デス!」
大河「信じているぞ、αナンバーズ! 君達の…人間の最後の力を!!」

<敵増援1出現の5ターン後PP>
命「じ…時間です…」
大河「全ては…遅かったか…!」
Zマスター「心弱き者共よ! 今、ここに機界昇華は完成した!」「お前達にもう帰るべき星はないのだ!」
凱「うおおおおおっ!!」
(→ GAME OVER

<凱vsZマスター>
Zマスター「マイナス思念は宇宙に滅びを与える…」「生命体はマイナス思念を持たぬ機界生命体ゾンダーへと昇華されるべきなのだ」
凱「そんな勝手な結論で俺達の未来を! 希望を! 生命を渡してなるものか!」「Zマスター! 滅びるのはお前の方だ!!」

<JvsZマスター>
J「マイナス思念と呼ばれる負の感情こそ生きている証…! それなくして何の生命か!」
Zマスター「だからこそ生命体は機械と融合を果たした。次なる次元に向かうために」
J「そんなものは逃げでしかない!」
Zマスター「やがて訪れる破滅の日を乗り越えるための最善の策…理解出来ぬのなら滅びよ!」

<Zマスター撃破・勝利条件達成>
Zマスター「馬鹿な…これは何かの間違いだ…」
凱「宇宙に必要なのは、お前達の機界昇華じゃない…俺達の熱い勇気だ!」「それをマイナス思念と呼ぶのなら、滅ぶべきはZマスター! お前の方だ!」
Zマスター「…おおおおおお…!!」
鋼鉄ジーグ「やったか!?」
戒道「まだだ…! まだ、奴は生きている!」
J「行くぞ、アルマ!」
〔J、Zマスターへ隣接〕
イサム「おい、何をする気だ!?」
J「私が心臓の内部に入り、奴を倒す!」
Zマスター「…やめろ…!」
〔味方ユニット離脱〕
戒道「ザ・パワーは滅びの力でもある…」
J「それを忘れたのは愚かだったな!」
Zマスター「……!!」
トモロ「ザ・パワー、全開」
J「ぬおおおっ!!」
〔Zマスターに爆発〕
雷牙「ザ・パワーがZマスターの心臓部から溢れ出している!」
サコン「そのエネルギーが奴を絶対崩壊の臨界点へ導いているのか…!」
サンシロー「おい! ジェイアークはどうなるんだ!?」
雷牙「駄目だ…もう助からん…!」
凱「J!!
J「凱…決着はいずれつける…。貴様も死ぬな…
護「戒道!!」
戒道「ラティオ…もうザ・パワーの流れを止めることは出来ない…」
護「でも…でもっ!」
戒道「心配ない…地球のみんなを頼む」
護「わかった…! だから、戒道も死なないで!!」
トモロ「J…アルマ…
J「我々は最後まで一緒だ
戒道「僕らの目的はこれで達成される…」(母さん…
〔Zマスターに爆発〕
凱「!!」
護「戒道ぉぉぉっ!!」
凱「J…!!」
Zマスター「我は滅ぶ…だが…
〔敵ユニット撃破〕
大河「Zマスターが!!」
スワン「Zマスター、消滅していきマス!」
〔光の球、出現〕
〔凱、光の球へ隣接〕

凱「護…!」
護「うん…二つの力を一つに…!」「ゲム・ギル・ガン・ゴー・グフォ…」「ウィータ!!」
〔浄解音〕
〔浄解〕
〔光の球、離脱〕

スタリオン「マスタープログラムの浄解を確認!」
牛山「木星からのエネルギー反応、消えました!」
大河「作戦…終了か…」
雷牙「ああ、ボク達の勝利だ…!」
大河「これで…地球は救われたか」
スワン「ハイ。地球圏のゾンダー粒子も消滅したそうデス」
豹馬「よっしゃあ!!」
ザ・ハッター「GOOD JOB!」
十三「ふ~っ、やれやれ。一時はどないなるかと思たで」
キラ「でも、良かった…」
ムウ「ああ、わざわざ木星まで来た甲斐があったな」
真吾「正直、木星と合身したZマスターを見た時はさしもの俺も冷や汗かいたが…何とかなるもんだ」
忍「図体とパワーだけで俺達を倒せると思ったのが大間違いだぜ」
沙羅「とは言っても、桁違いだったけどね」
凱「護、よく頑張ったな」
護「ううん…。みんながいてくれたおかげだよ」
大河「諸君、よくやってくれた。現時刻を以て、木星圏での作戦を終了する」
凱「俺達は勝った…。カイン、そしてザ・パワーの力を借りて…」「それに、ありがとう…父さん、母さん…」「俺達にも原種にもザ・パワーは制御できないものだった…。もう二度とあの力を使うことはない…」「さらば、木星…さらば、Jジュエルの戦士達…」
命「よかった…凱…。これで…全て…終わった…のね…」
【戦闘マップ4終了】


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