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No.33B
受け継ぎし遺産

【シナリオデモ1開始】
銀河系 M4宙域
惑星ラクス マクロス7

シティ7 集中治療室
柿崎「それは冷たい吹雪の吹き荒れる凍てつくような大地だった…」
マックス「………」
千葉「ふんふん…それで?」
かきざき「撃墜されて奴らに回収された俺はメガロード船団から脱出した民間人と共にあの星へ連れてこられた…」
マックス「柿崎君、その星とは?」
柿崎「バロータ第4惑星…」
エキセドル「やはり…」
フォッカー「あの星にはメガロード船団から特務調査隊を送ったはずだが?」
エキセドル「ええ、覚えています。確か…遺跡らしきものを発見したという報告の後、消息を断ったはずです」
サコン「どうやら、その遺跡というのが奴らの正体の謎を解く鍵となるようですね」
柿崎「俺達も…その遺跡らしい場所に連れていかれた。そして、その奥には……」
マックス「その奥には?」
柿崎「その奥には巨大な…うおおおああ!!」
フォッカー「!?」
輝「柿崎、そこで何を見たんだ!? 早瀬艦長とミンメイは無事なのか!?」
柿崎「あ、あああ…ああ…!」
輝「柿崎!」
フォッカー「よせ、輝。奴はよほど恐ろしいものを見たんだろう」
千葉「催眠療法で記憶をたどっても、そこで途切れてしまいます」
フォッカー「だが、これではっきりしたぜ。バロータ軍の正体が」
大文字「うむ…彼らは銀河の様々な種族を襲って、その生きる力を吸収し…」「同時に精神制御を施して、自分達の軍隊を作り上げていたのか」
輝「でも、どうして柿崎の精神制御が解けただろう…?」
千葉「おそらく、バサラ君の歌の力によるものでしょう」
輝「歌の力?」
千葉「ええ。これは大いに研究する価値ありです」
マックス「バロータ第4惑星の遺跡…。そこで柿崎君が見たものが我々の敵の正体なのだろうか?」
サコン「そうでしょうね。そして、彼らの目覚めには以前に派遣した特務調査隊が関与していると思われます」
ベス「メガロード船団を壊滅させた怪物か…。そして、俺達はまたもイデによってこの星へと運ばれた…」
シェリル「まさか、イデは私達とあの怪物を戦わせるつもりなのかしら?」
大文字「しかし、その力は強大かつ今までの敵と比べてあまりに異質だ…」
サコン「少しでも敵の情報があれば対策も立てられるのですが…」
エキセドル「おそらく、敵はプロトデビルン…」
サコン「プロトデビルン…?」
マックス「エキセドル参謀、その名前は以前にも聞いたが、一体何なんだ?」
エキセドル「プロトデビルンのわずか一体が我らゼントラーディ一個艦隊を全滅させた…」
輝「え!?」
フォッカー「一個艦隊じゃなく、一部隊の間違いじゃないのか?」
エキセドル「いや、艦隊をだ…」
マックス「一個艦隊を…馬鹿な…」
サコン「ですが、この一年…銀河におけるゼントラーディの活動規模の縮小が報告されています」「その原因がそのプロトデビルンの仕業だとすれば納得もいきます」
輝「でも、ゼントラーディやメルトランディは戦うために作られた種族なんだぜ。それを滅ぼす程の力なんて…」
マックス「認めたくはないですが、これまでの奴らの力を見る限り、伝説や風聞の類ではないでしょう」
フォッカー「とにかく、奴らと戦うためにはもっと情報が必要だ」
マックス「………」「…もうすぐバトル7にそのプロトデビルンの少女が運び込まれる手はずになっている…」
輝「少女?」
千葉「もしかすると、その少女とは地球でシティ7を襲ったあのバンパイアですか?」
マックス「ああ…」
〔モニターの開く音〕
サリー「艦長、緊急事態です! 搬送が予定されていた敵サンプルが突如目覚め、シティ7から飛び去りました」
マックス「何っ!?」
サリー「また、敵サンプル回収を妨害した熱気バサラは自分のバルキリーでそれを追ったとのことです」
マックス「すぐに追撃部隊を出せ! αナンバーズにもバサラとサンプルを捜索させるんだ!」
サリー「了解しました」
〔モニターの閉じる音〕
シェリル「熱気バサラ…。やはり彼の歌が我々をこの惑星へと導いたのかしら…」
ベス「考えすぎだろう、シェリル。第6文明人の意志の集合体であるイデならともかく…」「一人の人間…それも歌がそんな力を持っているわけがない」
シェリル「そうね。でも……」

大空魔竜 格納庫
〔機体の歩行音〕
イサム「ゴーショーグンが戻ってきたぜ」
ガルド「あの様子では収穫はなかったようだな」
イサム「しゃあねえ、次は俺達が行くとするか」
十三「なあ、クスハ。お前の念動力で熱気バサラを探すことはでけへんのか?」
クスハ「念動力はそんなに万能じゃない…」
十三「せやけど、物は試しって奴で頼むわ」
クスハ「…ごめんなさい」
〔歩き去っていく足音〕
十三「…ワイ、何か悪いこと言うたか?」
豹馬「ああ、言ったな」
十三「どういうこった?」
豹馬「あいつ、東京でイルイと会ってからちょっと様子がおかしいんだ」
十三「どうおかしいんや?」
豹馬「何か自分の力に疑問を持ってるみたいでさ。それまではそんな素振りを見せなかったんだけど…」
ちずる「念動力を持っていたせいで色んな目に遭ったもんね、クスハは…」
豹馬「ああ。とにかく、その辺の話はやめとけよ、十三」
十三「…そやな。わかったで」
ミレーヌ「あたしのせいだ…」
ガムリン「どうしました、ミレーヌさん?」
ミレーヌ「あたしがバサラに余計な事を言ったから、バサラは出て行ったんだ…」
ガムリン「そんな事は…」
ミレーヌ「バサラはずっとずっと戦うんじゃなくて歌うんだって言ってきたのに…」「あたし…バサラの歌を兵器みたいに言ったから…」
ビヒーダ「そんなのは関係ない」
グババ「!?」
ガムリン「しゃべれたんだ…」
ミレーヌ「ビヒーダ…」
ビヒーダ「バサラは今、何かを探している…」
レイ「ビヒーダの言う通りだ。よくわからんが、ここ最近のあいつは何かに苛立っていた」「今回の一件はその事に関係しているんだろうさ。だから、ミレーヌ…お前のせいじゃない」
ミレーヌ「………」
ガムリン「そうですよ、ミレーヌさん。バサラの事だ…きっと、その何かを見つけて戻ってきますよ」
〔走り寄ってくる足音〕
フィジカ「ガムリン中尉! 朗報です!」
ドッカー「驚けよ! 熱気バサラの奴が目撃されたらしいぞ!」
ガムリン「本当か!?」
ドッカー「ああ…捜索に出ていた洸達が見つけたって話だ」
フィジカ「それよりも驚きなのは、彼らの姿は海底から浮上した『遺跡』で目撃されたそうです」
レイ「遺跡…!?」
ドッカー「詳しい事はわからんがエキセドル参謀がその調査に随分と乗り気らしいんで…」「バトル7はその海域へ移動するらしいぜ」
ミレーヌ「ガムリンさん…!」
ガムリン「わかっています、ミレーヌさん。我々もその遺跡へ向かいましょう」
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
「受け継ぎし遺産」


【戦闘マップ1開始】
〔味方ユニット出現済み〕
神宮寺「どうだ、マリ? バサラ達は戻ってくる気配はあるか?」
マリ「全然なし…。すごいスピードで飛んでいったから、レーダーでも追えなかったし…」
洸「………」
神宮寺「大丈夫か、洸?」
洸「あ…ああ…」
マリ「でも、びっくりしたわよ。洸がいきなり進路を変えた先の海から、こんな遺跡が出てくるなんて」
洸(俺はあの時、ライディーンの声に導かれてこの地点を目指した…)(でも、あれは今までに俺に警告を与えてきたライディーンの声とは違った…)(あの声は……)
マリ「見て! バトル7が来たわ!」
〔味方戦艦出現〕
マックス「エキセドル参謀、そろそろ話してくれないか?」「何故、君はあの遺跡にこだわる? バトル7の就航以来、一度として艦外に出なかった君が…」「何故、自らの目で遺跡を確かめてみたいと言うのかね?」
エキセドル「ある予感が…。今はそうとしか言いようがありません」
マックス「君はかつてゼントラーディの参謀として活躍し、数多くの過去のデータも把握している」「海から現れた遺跡に一体何を感じたのだ?」
エキセドル「もしも、私の予測が当たっていたら…」「我々の…そして地球人の謎が解ける重要なデータを入手出来るかも知れません」
サリー「祖先の謎がとける…」
美穂「重要なデータ…」
マックス「それは…」
エキセドル「そうです。人類の祖先であり、我らゼントラーディを創造した…」「プロトカルチャーと呼ばれている種族…」
マックス「プロトカルチャー…」
エキセドル「広大な宇宙の中でプロトカルチャーがこの宙域で生きていたらしい…」「私が把握するデータの一部には、そうありましてな…。以前より気にかかっていたのであります」
マックス「人類の祖先と言われているあのプロトカルチャーが…」
エキセドル「そして、眼下の遺跡はまさしくプロトカルチャーのもの…」
マックス「これがプロトカルチャーの人類の祖先の遺跡……」
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

銀河
シビル「コオォォォォーッ!」
バサラ「すげえぜ…!」
〔飛行音〕
ギギル「お、俺は…どうしてこいつと一緒に銀河を飛んでいるんだ…!?」
バサラ「細かいことは気にすんな! シビルが俺に…俺達に銀河を見せてくれているんだ!」「俺も歌うぜぇぇぇぇっ!!」
〔BGM「POWER TO THE DREAM〕
シビル「コオォォォォーッ!」
バサラ「うおおおおっ!!」
ギギル「シビル…」
シビル「アニマスピリチア!
バサラ「ボンバー!!」
〔光の放射音〕
〔画面、フラッシュ〕


銀河系 M4宙域
惑星ラクス宙域

惑星GGT モニター
ゲペルニッチ「これは…!?」
ガビル「サンプル共のいる惑星GGTに現れた不可思議な建造物…」
ゲペルニッチ「これはプロトカルチャーの遺跡…! まずい…この遺跡は…」「…夢は実現せねば意味はない。ただちに遺跡を消去せよ!」
バルゴ「は…」
ゲペルニッチ「そして、我が夢の妨げとなるシビル…奴を始末せよ」
ガビル「仰せのままに…」
ゲペルニッチ「シビル…奴は我が夢を消すかも知れん…。危険な存在…!」

プロトカルチャーの遺跡 内部
リュウシエ「ここがプロトカルチャーの遺跡か…」
洸「想像以上に入り組んでますね」
エキセドル「では、皆さん…先を急ぎましょう」
シェリル「わかりました」
リュウセイ「ところでヴィレッタ隊長…遺跡を見つけた洸はともかく、何で俺が探索メンバーに選ばれたんだ?」
ヴィレッタ「お前にプロトカルチャーの遺跡を見せておきたかったからよ」
リュウセイ「!? 俺、考古学には興味ねえんだけど」
洸「でも、滅多にない機会ですよ。異星人の遺跡を見るなんて」
リュウセイ「洸は興味あるのか?」
洸「ええ…祖父が考古学者ですし、αナンバーズへ加わる前はムー帝国の研究を手伝ってましたからね」
リュウセイ「ふ〜ん…」
ヴィレッタ「………」(サイコドライバー能力がプロトカルチャーの遺した力の一つだと言うのなら…)(この遺跡に触れたことでリュウセイの力が甦るかも知れない…)
エキセドル「どうです、洸君? 何かを感じますか…」
洸「いえ、今の所は何も…」
ガムリン「参謀が洸君を連れてきたのは、やはり意味があってのことだったのか…」
エキセドル「ええ。彼はライディーンを造ったムー帝国の血を色濃く受け継いでいます」「そして、どうやらライディーンには地球の先史文明の記録が残されており…」「それとプロトカルチャーに何らかの関係があるのではないかと思ったのです」
シェリル「個人の存在が力の発動に直結している好例ね」
サコン「その点で言えば、イデの力は特定の誰かに起因してはいないようですね」
エキセドル(果たして、そうでしょうか…)
ミレーヌ「………」
ガムリン「ミレーヌさん、やはり遺跡の外で待機されていた方が…」
ミレーヌ「でも、洸さんの話ではこの遺跡…バサラとプロトデビルンの女の子に反応して浮上したって言うし…」「だったら、バサラがいない今、あたしの歌が役に立つかも知れないから…」
ガムリン「ミレーヌさん…」
ミレーヌ「あたしだってファイアーボンバーの一員なんだから。バサラの分まで頑張らないと」
サコン「エキセドル参謀、シェリルさん…あの壁画を…!」
エキセドル「…これはプロトカルチャーの歴史をつづったものですな」
シェリル「あそこのあれ…文字かしら?」
エキセドル「プロトカルチャー文字…」
サコン「解読できますか?」
エキセドル「ゼントラーディ文字と文字の構図がほぼ同じですからな。何とか…」「エッグ・チャータ・デラーダ・エット・プロトカルチャー…」「誇り高き我らは、宇宙に生息するあまたの生命体の中で初めて文化を持った種族である…」「故に我らは自らをプロトカルチャーと名づけし…」
サコン「プロトカルチャー…。宇宙の各所に残っている先史文明の一つにして最大の規模を持つもの…」
シェリル「おそらく、イデの力の源になっている第6文明人も無関係ではないでしょう」
洸(ムー帝国はプロトカルチャーの直接的な末裔達の国だったと聞く…。そして、母さんはそのムー帝国の姫だった…)
エキセドル「…我らプロトカルチャーは緑多き大地に生まれ育ち、小さな集落を形成し木の実をとり、魚を釣り、平和に暮らしてきた」「やがて鉄器を開発し、農耕器具を作り、田を耕し始めた頃には種族が増え、領土が二つのエリアに分かれ始めていった」「さらに工業や商業が発達し、政治経済文化などあらゆる面で交流を持つようになった」
シェリル「この辺りは今の人類の文明の進歩と全く同じね…」
エキセドル「…やがて我が種族は宇宙に進出し、二つの勢力に分かれて争いが起こった」
サコン「プロトカルチャー同士が争いを…?」
エキセドル「そして、戦火は次第に全宇宙に拡大していった」「我が種族は自らの手を汚さず、相手を倒すべく巨大な戦闘用兵士ゼントラーディを造った」「兵器は次第にエスカレートし、ゼントラーディ兵士より強力な新たなる兵士エビルを造った」「いつ果てるとも知れぬ長きに渡る戦いは続き、やがて我らはプロトデビルンによって滅びの道をたどりぬ」
ガムリン「参謀、私達の祖先を滅ぼしたのはプロトデビルンなのですか?」
エキセドル「…今までプロトカルチャーの滅亡については諸説様々があった」「STMCを始めとする外敵の襲来…それを回避するために行われた補完計画…」「制御不可能となったゼントラーディ、メルトランディによる殲滅…」「そして、それにプロトデビルンも加えられるだろう」
シェリル「生きる意志を吸い取るプロトデビルンはまさに知的生命体の天敵と言えるわ」
リュウセイ「そのプロトデビルンはどこからやってきたんだ?」
洸「別の宇宙から突然現れたんだろうか…」
エキセドル「おそらく、この先に手がかりが…」
ガムリン「しかし、もう通路は途絶えていますが…」
シェリル「待って! ここにも文字があるわ…!」
エキセドル「平和の証たる者、触れれば扉開かれん…」
ガムリン「平和の証たる者…?」
エキセドル「この言葉に何かの鍵が隠されているに違いありませんな」
ミレーヌ「あ、あたしにも見せて下さい!」
ガムリン「あ…危ないですよ、ミレーヌさん。尖った部分もありますから…」
ミレーヌ「痛っ!」
ガムリン「大丈夫ですか…!?」
ミレーヌ「ええ、ちょっと指の先を切っただけですから」
〔画面、フラッシュ〕
サコン「これは…!?」
リュウセイ「か、壁が開き出すぞ!」
エキセドル「おお、デカルチャー…!」
〔画面、フラッシュ〕

???「平和の証たる者よ…」
シェリル「この声は…!?」
エキセドル「まさか、プロトカルチャー…」
洸「!!」
リュウセイ「こ、この声が!?」
???「我はプロトカルチャーの遺せし言の葉を蓄え、後の世に伝える役目とし、ここに眠るものなり」
エキセドル「どうやら起こしてしまったようですな、これは」
???「平和の証たる者、触れれば扉は開き、我を眠りから呼び覚ます者なり」
ガムリン「いったい平和の証たる者とは…」
???「異種族の血の混じりあいし者…」
ガムリン「ミレーヌさん、あなただ! 平和の証たる者とは!」
ミレーヌ「え…」
エキセドル「なるほど…マックス艦長とミリア市長の子、すなわち地球人と巨人族の間に生まれた平和の象徴…」
ミレーヌ「あたしが……」
???「この時が来るのを待っていた」「平和を司る者達よ…時空のひずみより異次元のエネルギー体が戦闘兵士エビルに取り憑いた」
ガムリン「エネルギー体…」
ミレーヌ「取り憑いた…」
リュウセイ「お、おい…まるでオカルトみたいになってきたぜ…」
???「その異次元のエネルギーは悪魔のような存在となった。我々はそれをプロトデビルンと呼んだ」
エキセドル「プロトデビルン…!」
サコン「プロトデビルンとは戦闘兵士エビルが変化したものだったのか…」
シェリル「そして、エビルを変化させたものは異次元のエネルギー…」
???「プロトデビルンはあらゆる銀河の生き物のスピリチアを奪い取った」「彼らはスピリチアがなければ生きていけぬ存在なのだ」
ミレーヌ「スピリチア…?」
シェリル「語源から考えて、精神とか魂のようなものだと思うけど…」
サコン「おそらく奴らが人間から吸い取る生きる気力やその他の総称でしょう」
???「プロトデビルンはあまりにも無造作にスピリチアを乱獲した」「そのためスピリチアを持つ生き物は減少し、宇宙からスピリチアが絶えかけた」「プロトデビルンは生命の源を断たれ自滅の道を歩まざるを得なかった」
エキセドル「プロトデビルンは自らスピリチアを生み出せぬわけか」
???「スピリチアを喪失したプロトデビルンは以降、力を弱めた」「さらにある神秘なる力がプロトデビルンを封じ込め、長き眠りにつかせた」
サコン「プロトデビルンを封じ込めた…」
シェリル「神秘なる力…」
エキセドル「アニマスピリチア…」
???「アニマスピリチア、それは…」
ヴィレッタ「! 誰だ!?」
〔銃声〕
???(エツィーラ)「…いきなり銃弾を浴びせるとは、随分と手荒な挨拶だねぇ」
洸「俺達の後を尾行してきたのか!?」
???(エツィーラ)「そうだよ、坊や」
ガムリン「お前は何者だ!?」
???(エツィーラ)「同じ謎を追って出会った縁だ。教えてあげるから、よくお聞き」
エツィーラ「私の名はエツィーラ…エツィーラ・トーラーさ」
リュウセイ「トーラー!? それって…!」
エツィーラ「ああ、お前には心当たりがあるんだったね」
リュウセイ「じゃあ、お前は!?」
エツィーラ「そう、ゼ・バルマリィ帝国の祭司長さ」
〔画面、フラッシュ〕
エツィーラ「!」
エキセドル「おお…遺跡が…!」
???「近づくプロトデビルンは殲滅すべし。近づくアニマスピリチアは迎え入れるべし。アニマスピリチアのある所、すなわち半永世…」
〔画面、フラッシュ〕
洸「気配が消えた!」
エツィーラ「おやおや、盗み聞きしたのが良くなかったのかねぇ」
リュウセイ「てめえ…! バルマーの人間が何しにきやがった!?」
エツィーラ「もちろん、プロトデビルンの情報を手に入れるためさ。あの連中は私達にとっても厄介な敵だからね」
エキセドル「では、我らの敵は同じだということですな」
エツィーラ「ゼントラーディ人のあんたに言われるのは納得がいかないけどね」
エキセドル「ごもっとも。ゼントラーディとゼ・バルマリィ帝国は長らく戦争をしておりましたからな
エツィーラ「私達はそこにいる地球人のようにゼントラーディやメルトランディと手を組む気はないからねぇ…支配するならともかくさ」
洸「そうやってお前達は多くの星を従えてきたのか!?」
エツィーラ「ああ、そうさ。もっとも最近は旗色が悪いけどねぇ」
ヴィレッタ「封印戦争の時に軍勢を送り込んでこなかったのはやはりそのせいか…」
エツィーラ「ま、裏切り者も何人か出たからね」
ヴィレッタ「………」
リュウセイ「てめえのその人を見下した態度、ハザルと同じだぜ!」
エツィーラ「ハザル…? ああ、シヴァーのお坊ちゃんね」「あれも父親同様に救いようのない奴だね。鍵さえ手に入ればいいと思ってるなんて」
サコン「鍵?」
エツィーラ「無限力の発動が近いというのにつまらないプライドにしがみつくとはね…。所詮、小物なのさ」
シェリル「待って! 無限力って!?」
エツィーラ「…アポカリュプシス……」
エキセドル「ア、アポカリュプシス…!?」
ガムリン「どうしたんです、参謀!?」
エキセドル「その言葉…プロトデビルンよりももっと深い位置に記憶されている…!」
エツィーラ「それを発動させる力…そして、それに取り憑かれた者達…私はそれを知りたいだけさ」
シェリル「そえrはイデに取り憑かれたソロシップのことを指すの!?」
エツィーラ「答えとしては不十分だね。とりあえず、この遺跡の浮上によってまた少しスケジュールが進む…」
リュウセイ「うるせえ! いつまでも俺達がお前らの手の内にいると思うなよ!」
洸「そうだ! お前達が何度艦隊を送り込もうと、俺達が叩き潰してやる!」
エツィーラ「ああ、救いようのない奴がここにもいたか」
洸「何!?」
エツィーラ「今、お前達がこの惑星にいるのはどうしてなのさ?」
ミレーヌ「それはプロトデビルンに連れて来られたからで…」
エツィーラ「じゃ、プロトデビルンの活動宙域にお前達地球人が来たのは?」
サコン「まさか…!」
エツィーラ「そう…エペソもハザルもお前達を銀河へ誘い出すことが目的だったのさ」
エキセドル「我々をプロトデビルンや宇宙怪獣、バッフ・クランと戦わせるためにですか…」
エツィーラ「その通り。お前達の優れた戦闘力を一つの星で消耗させるのは非効率的だからねぇ」「だから、銀河と言う戦闘にお前達を導いたのさ」
洸「ふざけるな! つまりは自分達の敵を俺達に片付けさせようとしただけじゃないか!」
エツィーラ「何とでもお言い。とりあえず必要な情報は得ることが出来た。後は……」
ガムリン「待て! 逃がさんぞ!」
〔爆発音〕
〔画面、振動〕

ミレーヌ「きゃあっ!!」
ガムリン「爆発音!?」
エツィーラ「来たようね。この遺跡の存在を邪魔だと思う者が…」
ミレーヌ「それって、プロトデビルン!?」
エツィーラ「フフフ…よもや、アポカリュプシスの縮図がこの目で見られるなんてね」
サコン「待て! そのアポカリュプシスとは何だ!?」
エツィーラ「さあね…。私の集めた知識は私だけのものさ」「でも、もうすぐお前達も身を以て知ることになる。無限の力の目的をね…」
〔爆発音〕
〔画面、振動〕
〔画面、フラッシュ〕

リュウセイ「くそっ…! 逃がしたか!」
ヴィレッタ「今は脱出が先よ!」
エキセドル「やれやれ…久々に外に出たと思ったら、今度はマラソンですか…」
シェリル「無限の力…。あの女はイデのことを言っていたのかしら?」
サコン「アポカリュプシス…。それは何を意味するんだ…!?」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔味方戦艦出現済み〕
マックス「衛星軌道上の敵艦隊の動きはどうなっている!?」
美穂「先ほどまでは超高空より遺跡への攻撃がありましたが、今は沈黙しています!」
マックス「どういうことだ…? 奴らは遺跡を破壊する気はないのか?」
サリー「大気圏以外は敵のジャミングによりほとんど状況はつかめません!」
マックス「今の内に遺跡調査隊を回収! ソロシップと大空魔竜にも合流を呼びかけろ!」
美穂「了解です!」
サリー「敵部隊来ます!」
〔敵ユニット出現〕
マックス「来たか、プロトデビルン!」
〔味方戦艦出現〕
美穂「大空魔竜とソロシップ到着! シティ7は付近で待機!」
サリー「遺跡調査隊、収容しました!」
マックス「よし、αナンバーズを出撃させろ!」
〈出撃準備〉
〔味方ユニット出現〕
フォッカー「スカルリーダーより各機へ! 敵は本腰を入れてきたようだ! こちらも気合負けするなよ!」
イサム「了解! こっちも本気を出すとしますか」
凱「みんな、忘れるな! 敵のパイロットは精神制御を受けた人間だ! コックピットを極力狙うな!」
チーフ「了解。ならば、彼らに特別指導を行おう」
フェイ「わー、なんかキツそー」
※※柿崎が出撃している場合、セリフ追加※※
輝「柿崎、無理はするなよ!」
柿崎「そうはいかないぜ! あいつらには借りがあるんだ!」

ミレーヌ「………」
ガムリン「どうしました、ミレーヌさん!?」
ミレーヌ「あたし達、プロトカルチャーみたいに滅ぼされちゃうのかな…」
ガムリン「そんなことはありません! そうならないために我々は戦っているんです!」
ミレーヌ「ガムリンさん…」
ガムリン「頑張って下さい、ミレーヌさん。言ったじゃないですか…バサラの分まで歌うって」
ミレーヌ「う…うん…」
〔ライディーン、共鳴〕
洸「う…!」
マリ「どうしたの、洸!?」
洸「な、何でもない…! 少しめまいがしただけだ」(どうしたんだ…? 胸騒ぎがする…)(これは…あの女が言っていたアポカリュプシスの前兆なのか…!?)
<戦闘開始>

<グラビルと戦闘or2PP・敵増援1出現>

〔敵ユニット出現〕
ベス「バッフ・クランか!」
ダラム「惑星に降下出来たのはこれだけか?」
オーメ財団兵「はっ。残るは衛星軌道上の艦隊と交戦中、あるいは撃沈したかと…」
ダラム「…これで手ぶらで帰っては財団に申し開きが立たんか…」
ギジェ「ダラム様、ロゴ・ダウの異星人は巨神以外にも相当の戦力を持っています」
ダラム「報告は聞いている。だが、雇い主のオーメ財団のためにも、我々は結果を出さねばならん」「お前はイデ探索を願い、軍を引いた身だ。働きを期待しているぞ」
ギジェ「はっ」
ダラム「各員に告ぐ! 我々の任務はイデの力を手に入れ、バッフ星に持ち帰ることだ!」「邪魔をするロゴ・ダウの異星人は駆逐しろ! それ以外は無視して構わん!」
バルゴ「別の銀河からの種族…奴らもスピリチア再生種族らしい」「だが、今の我らの狙いはゲペルニッチ様の邪魔をする者達だ」
ベス「マックス艦長!」
マックス「状況は理解している! 各員はプロトデビルンと共にバッフ・クランも迎撃しろ!」
ミレーヌ「そ、そんな…! 別の異星人まで現れるなんて…!」
フォッカー「弱気になるな、ミレーヌ! お前の両親はこの程度でくじけはしなかったぞ!」
ミレーヌ「は…はい!」
洸(胸騒ぎが収まらない…! まだ何か来るというのか!?)

<グラビルorダラムと戦闘or敵12小隊以下or4PP・敵増援2出現>
〔敵ユニット出現〕
竜馬「今度は帝国監察軍か!」
ミチル「またプロトデビルンと戦うために来たの!?」
エツィーラ「フフフ…こっちも慈善事業をやってるわけじゃないんでね」「さぁ、あの艦を狙いな!」
〔ベスに爆発〕
ベス「撃ってきた!?」
ハタリ「ベス、機関部をやられた!」
ベス「何だと!?」
ジョリバ「エンジンに異常発生! 航行に支障が出るぞ!」
エツィーラ「ハハハ! これで発動条件の足しになるはずだよ!」「ほ〜ら、無限力を始めとするお前達の力を私に見せておくれ!」
ヴィレッタ「あの機体…エツィーラ・トーラーか!」
※※まだダラム健在の場合、セリフ追加※※
ダラム「ゼ・バルマリィ帝国も来たか。だが、奴らにイデの巨神を渡すわけにはいかん」

マックス「帝国監察軍の標的も我々か!」
ハヤト「潰しあってくれればまだやりようもあるが、全ての軍から狙われるとはな…!」
小介「ぼ、僕の計算だと、勝利の確率は限りなく……」
豹馬「やめろ、小介! ここまで来たら計算なんざ意味ねえぜ!」
ブリット「ああ、俺達はまだ負けたと決まったわけじゃない!」
〔上空から遺跡へビーム攻撃〕
サリー「衛星軌道上からの砲撃です!」
エキセドル「おお、これでは遺跡が…!」
大文字「やはり、プロトデビルンの狙いはあの遺跡だったか!」
サコン「奴らはそれほどまでに自分達の情報を渡したくないのか…!」
???「…この星に集いしサンプル達よ…」
フィジカ「この声は…!?」
ガムリン「プロトデビルンの司令の…!」
ダラム「我らがこの星に降りるのを阻んだあの艦隊の司令か…!」
エツィーラ「ふふふ、役者が揃ったね」
ゲペルニッチ「我が名はゲペルニッチ…」
マックス「やはり、奴か…!」
ゲペルニッチ「この約束された惑星で自由と幸福を得たサンプル達よ。果てぬ夢に酔いしれ、暮らすがよい」「引き換えに我々はスピリチアを吸収する。永遠の生命の果てるまで…」
リュウセイ「何だと!?」
輝「まさか、あいつらがこの惑星に降りてからまともに仕掛けてこなかったのは…」
真吾「俺達を飼い殺しにするためかよ」
エキセドル「スピリチア…」
ゲペルニッチ「これこそ究極の夢、スピリチアファーム」
サリー「スピリチアファーム…!?」
美穂「どういうことなの!?」
エキセドル「つまり、我々は家畜というわけですな」
オーメ財団兵「ダ、ダラム様…」
ダラム「うろたえるな。イデの力を手に入れれば、あのような化け物、恐れるに足りん」
コスモ「バッフ・クランの奴らはそれでも戦う気らしいぞ!」
カーシャ「どうする気なの、ベス!?」
ベス「戦うしかない…! 我々が生き延びるためには!」
エツィーラ(うふふ…プロトデビルンの計画通りに事が進むものか)(今、ここには無限力の欠片達が集まっている…)(アカシック・レコードがこの状況を静観するとお思いかい?)
ミレーヌ「む…無理よ…こんなの…!」
ガムリン「ミレーヌさん!」
ミレーヌ「周りがみんな敵だなんて、勝てるわけないじゃない…!」
ガムリン「ミレーヌさん、それでもやるんだ!」
ミレーヌ「でも…」
ガムリン「歌うんだ!
ミレーヌ「え…?
ガムリン「歌うんだ!
ミレーヌ「だけど…
ガムリン「何を言ってるんだ! サウンドフォースだろ、ミレーヌ!
グババ「キィィーッ!
ミレーヌ「…はい!
大文字「マックス艦長!」
マックス「わかっています! 我々は最後まで敵に屈しはしません!」「機動部隊は死角をカバーしながら各艦を守れ!」
ベス「ソロシップはエンジンをやられて航行不能だ! 防戦に徹しろ!」
大文字「サコン君!」
サコン「この星からの脱出ルートをコンピューターでシミュレートします」
フォッカー「スカルリーダーより各機へ! ここが踏ん張り所だ!」
竜馬「諦めるな! 気持ちで負けたら、そこから崩されるぞ!」
コスモ「いつもの根性論だが、ここはそうするしかないか」「戦ってやる…! 敵が誰だろうと、生きることを諦めてたまるかよ!」

<洸HP30%以下orグラビル撃破or6PP>
洸「く…!」
神宮寺「洸、どうしたんだ!?」
グラビル「ゴガアアアアアッ!」
〔グラビル、洸へ隣接〕
洸「!!」
豹馬「洸、危ねえ!!」
[イベント戦闘「洸vsグラビル」」
洸「うわあああああっ!!」
〔洸、神宮寺から小隊離脱〕
〔味方ユニット離脱〕

リュウセイ「洸ぁっ!」
神宮寺「まずいぞ! ライディーンが海に落ちた!!」
マリ「洸ーっ!!」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオデモ3開始】

洸「く…うう……」「俺は…死んだのか…?」
???(レムリア)「いいえ、洸…あなたは意識を失っているだけです…」
洸「その声は…!」
レムリア「そうです…。私はあなたの母、ひびき玲子…」「ですが、今はムー帝国皇女れむりあとして勇者ひびき洸に会いに来ました」
洸「でも…母さんは妖魔帝国の支配者大魔妖帝バラオとの戦いで…」「ラ・ムーの星を発動させて生命を落としたはずでは…」
レムリア「確かに私はバラオとの戦いでその肉体から魂を失いました…」「しかし、その魂は勇者と共にあるべくライディーンに宿ったのです」
洸「では、この遺跡の場所を俺に教えてくれたのも母さんだったんだね…」
レムリア「そして、あなたに最後の危機を教えるためにです」
洸「それは、あのバルマーの祭司長が言っていたアポカリュプシスの事なのか!?」
レムリア「そうです…」
洸「教えてくれ、母さん! 最後の危機とは…アポカリュプシスとはいったい何なんだ!?」
レムリア「それを私の口から語ることは何の意味も持ちません…。私に言えることは一つだけ…」「戦うのです、洸」
洸「母さん…!」
レムリア「強い意志…生きようとする意志…人間として生きる意志…」「それだけがアポカリュプシスに打ち勝つ術です…」
洸「待ってくれ、母さん! それだけでは何もわからないよ!」
レムリア「戦うのです、洸…。ラ・ムーの星はライディーンと共にあります…」
洸「母さん…母さん!」
レムリア「戦うのです、洸…。人類と銀河のために…」「それがムーの民の願いであり母の願い…」
洸「母さん!」
レムリア「今、ライディーンの最後の封印を解きます…」「洸…負けないで……」
洸「母さぁぁぁぁんっ!!」
【シナリオデモ3終了】

【戦闘マップ3開始】

〔戦闘マップ2から継続〕
マリ「洸! 洸!! 返事をしてぇっ!!」
神宮寺「洸! 応答しろ!!」
グラビル「ゴガアアアアッ!!」
神宮寺「くそ、化け物め!!」
〔画面、振動〕
弁慶「な、何だ!? この地鳴りは!?」
ミチル「地震!?」
フェイ「違うよ! 見て見て、あれ!」
竜馬「う、海が…!!」
〔海が割れ、ライディーン出現〕
洸「ラァァァイディィィィィィン!!」
〔洸、エネルギー上昇〕
リュウセイ「ラ、ライディーンが!」
ザ・ハッター「けど、あの光は何だ!?」
サコン「も、もしかして…!」
洸「ラァァァァァイ!!」
マリ「洸! 洸なのね!」
洸「心配かけたな、マリ! もう大丈夫だぜ!」
シェリル「あの爆発的なエネルギーは一体何なの…!?」
神部氏「もしや、大魔妖帝バラオを倒した時の…!」
洸「その通りだ、ミスター! ライディーンは再びムートロンを開放した!」
豹馬「ムートロン開放!?」
小介「し、しかも巨大化せずに…!」
サコン「ライディーンはあのエネルギーを制御しているのか…!?」
フェイ「ピカピカ光って、エモーショナル! ちょびっとデンジャラスな感じ!」
リュウセイ「あれがライディーンの真の力か…!」
グラビル「ゴ…ゴガアアアッ!!」
洸「行くぞ、プロトデビルン! 俺は戦う! 人類と銀河のために!!」
〔洸、グラビルへ隣接〕
[イベント戦闘「洸vsグラビル」]
グラビル「ゴガアアアアア!!」
フェイ「なになに、今の!?」
リュウセイ「ライディーンの超必殺技、ゴッドボイスだ…! でも、あれを使ったら、洸は…」
マリ「洸、大丈夫なの!?」
洸「ああ…ゴッドボイスが俺の身体を傷つけることは百も承知だ…」「だが、俺は迷わない! 人類と銀河を守るために戦う…それが俺とライディーンの使命だ!」(そうだろう、母さん!)
〔神宮寺、洸と小隊統合〕
シェリル「………」
カララ「どうしました、シェリルさん?」
シェリル「あのライディーンの力…あれもイデやザ・パワーと同じく、無限力の一端だとしたら…」「そんな力が幾つも存在するなんて…何かが…何かがおかしいわ」
カララ「………」

<敵15小隊以下・敵増援3出現>
〔敵ユニット出現〕
ミドリ「敵の増援です!」
ピート「ええい! 俺達が抵抗をやめるまで部隊を送り込むつもりか!?」
サンシロー「面白れえ! なら、とことんまで付き合ってやる!!」

<クスハvsエツィーラ>
エツィーラ「おやおや、どうしたのさ? お前の念が乱れてるよ?」
クスハ「!」
エツィーラ「ああ、なるほど。自分の力に疑問を持ったってわけか」
クスハ「こ、この人は…!?」
エツィーラ「サンプルが1個、力を失ってしまっているからねえ…お前は大事に扱ってやるよ」

<ブリットvsエツィーラ>
ブリット「この女がゼ・バルマリィ帝国の祭司長だと…!?」
エツィーラ「お前は強念の力を失っちゃいないようだねえ。なら、この私が可愛がってあげるよ」

<竜馬vsエツィーラ>
竜馬「帝国監察軍! この前は俺達を援護し、今日は敵に回るとは、どういうつもりだ!?」
エツィーラ「さてね…。女ってのは気まぐれだからね」
竜馬「こいつ! ふざけるなっ!!」
エツィーラ(さて…ゲッター線…この状況をお前はどうする?)

<洸vsエツィーラ>
洸「お前の目的は知らないが一つだけはっきりしていることがある!」
エツィーラ「聞かせてもらおうじゃないの?太陽神の勇者さん」
洸「それはお前が邪悪な目的で俺達に接したということだ!」
エツィーラ「何だい、それ? あきりたりな答えだねえ…坊や」

<真吾vsエツィーラ>
エツィーラ「さあさ、ビムラーの力を見せてもらおうか!」
レミー「あらら…もしかしてあなたってビムラーマニア?」
キリー「へえ…ビムラーも随分とメジャーになったもんだぜ」
真吾「知的な女性は嫌いじゃないが、出会いが悪かったようだな」
レミー「ストーカーおばさんは退場を願いますってことで!」

<コスモvsギジェ>
ギジェ「コスモとやら! ここまでだな!!」
コスモ「くそ! こいつ…なぜここまでイデオンに執着する!?」

<コスモvsダラム>
ダラム「金をもらうためには、巨神を捕らえねばならんのだ! 奴らに時間を与えるな!」
モエラ「奴らも本気か…! ここは下がるしかない!」
コスモ「駄目だ! こういう相手は退いたら、そこに付けこまれるだけだ!!」

<コスモvsエツィーラ>
エツィーラ「フフフ、お前達と会えるのを楽しみにしていたよ!」
コスモ「何だと!?」
エツィーラ「さあ、イデの力をこの私にお見せ!」

<ベスvsギジェ>
ベス「くっ! バッフ・クランのサムライか!」
ギジェ「サムライの地位は捨てた! 今はただ、ロゴ・ダウの異星人の艦と巨神を奪取するのみ!」

<ベスvsダラム>
カララ「ハタリ! このゲリラ的な戦法、思い出しました。正規軍ではありません!」
ハタリ「だからどうしたというんだいっ!」
ベス「正規軍ではない…!? バッフ・クランの軍の組織はどうなっているんだ!?」

<ミレーヌvsグラビル>
グラビル「グワアアアアアッ!!」
ミレーヌ「歌わなきゃ…! あたしだってサウンドフォース…ファイアーボンバーなんだから!」

<ミレーヌvsバルゴ>
ミレーヌ「この遺跡はあたし達のご先祖様の宝だもの! 絶対壊させたりしないわよ!」

<凱vsエツィーラ>
凱「帝国監察軍の人間が何故あの遺跡にもぐりこんでいた!?」
エツィーラ「それを知りたければ、お前の力を私に見せな! そうすりゃ教えてやるよ!」

<リュウセイvsエツィーラ>
エツィーラ「ハザルの坊やはやり過ぎたようだねぇ…貴重なサンプルの力を失わせるなんてさ」
リュウセイ「てめえも俺をサンプル扱いする気か!!」

<ヴィレッタvsエツィーラ>
エツィーラ「ユーゼスの人形ごときがこの私に勝てると思うんじゃないよ!」
ヴィレッタ「……!」

<ギジェ撃破>
ギジェ「こ、この力は何だ!? ロゴ・ダウの異星人は巨神以外にも無限力を持っているのか!」「だが、私は死ぬわけにはいかない…! あの力の発現を見るまでは!」
〔敵ユニット離脱〕

<ダラム撃破>
ダラム「ここで艦を失うわけにはいかん…! 後退する」
〔敵ユニット離脱〕
ベス「バッフ・クランの旗艦は退いたか…」
カララ「だが、彼らはイデを手に入れることを諦めたわけではないでしょう…」

<グラビル撃破>
グラビル「ゴガアアアアアッ!!」
〔敵ユニット離脱〕
ドッカー「あの化け物、やっと帰りやがったか!」

<バルゴ撃破>
バルゴ「むう…ここは一度退くしかあるまい…」
〔敵ユニット離脱〕
レイ「退いたか…」
ガムリン「だが、完全に落とすことは出来ないのか…!」

<エツィーラ撃破>
エツィーラ「ふふふ、やるじゃないか。このジュモーラをひるませるなんて」「おかげで陛下にいい土産話が出来たよ。それじゃあね」
〔敵ユニット離脱〕
リュウセイ「あの女…!」
ヴィレッタ(エツィーラ・トーラー…何を考えている…?)

<9PP・勝利条件達成>
ファン・リー「サコン! まだ脱出ルートは見つからないのか!」
サコン「駄目だ…! 敵包囲網を破らない限り、この星から脱出するのは不可能だ!」
サンシロー「何だって!?」
ヤマガタケ「嘘だろ、サコン!?」
マックス「進退きわまったか…」
ガルド「どうやら覚悟を決めるしかないようだな」
〔味方戦艦出現〕
マックス「シティ7…? 何故、ここに?」
ミリア「もうこの星に安全な所はありません。私達はバトル7と運命を共にします」「もちろん、滅びの運命は御免被りますが」
マックス「…同感だ」
サリー「艦長! この空域へ高速で接近する物体をキャッチしました!」
美穂「こ、これって、まさか!?」
〔味方ユニット出現〕
ミレーヌ「バ、バサラ!!」
ガムリン「バサラ! 今までどこに行っていたんだ!?」
バサラ「へへ…ちょっと銀河にな」
レイ「銀河!?」
バサラ「さあ、みんな行くぜ! 俺の歌を聴けぇぇぇぇっ!!」
〔BGM「POWER TO THE DREAM」〕
花束の少女「!」
ガムリン「こ、この歌は…!」
ビヒーダ「………」
レイ「バサラの奴…何があったか知らんが、完全に吹っ切れたようだな」
ミレーヌ「バサラ…!」
フィジカ「ガムリン中尉! あれを見て下さい!」
ガムリン「!」
シビル「バ…サ…ラ……」
ガウリン「何故、あの少女が!?」
ギギル「くそ! あのアニマスピリチアのおかげでシビルが目覚めたのはいいが…」「今度は俺の調子がおかしくなっちまったようだぜ!」
〔敵ユニット出現〕
ガビル「見つけた! 発見美!」
ギギル「ガビルか!」
〔ガビル、シビルへ接近〕
ガビル「ギギル、シビル、喜ぶがいい。貴様達はこのガビルが消滅の美に包んでやる!」
ギギル「何だと!?」
〔シビル周辺に爆発〕
シビル「!」
ギギル「ガビル! どうしてシビルを狙いやがる!?」
ガビル「心配するな。お前も一緒に消し去れとゲペルニッチ様のご命令だ」「抹殺美!」
ギギル「何故だぁぁっ!?」
〔バサラ、シビルへ接近〕
フォッカー「お、おい!」
ミレーヌ「何をする気なの、バサラ!?」
バサラ「シビルを助けに行く!」
ミレーヌ「シビルってあのプロトデビルンの女の子!?」
バサラ「シビルは…」「シビルは…」「俺に銀河を見せてくれた!
シビル「バ…サ……ラ……」
ギギル「あの野郎…!」
ガビル「フフフ…消えてゆけ、シビル。消滅美!」
[イベント戦闘「シビルvsガビル」]
ギギル「シビルーッ!!」
〔味方ユニット撃破〕
〔光の球、出現〕
〔光の球から光の広がり〕
〔ガビル、後退〕

シビル「!」
ガビル「バカな…あいつはまだ目覚めていないはずなのに…!」
バサラ「お前…」
ギギル「バサラ…」
バサラ「お前…!」
ギギル「シビルのためだったら、俺はどうなってもいいんだ!
バサラ「お前は…お前は!
ギギル「俺は…俺はギギルだ! 俺の歌を聴けーっ!!
〔BGM「POWER TO THE DREAM」〕
ギギル「ぱわーとぅーざどりぃーむ…!
ミレーヌ「何なの…
レイ「奴らが…歌を……
柿崎「しかし、すごいダミ声…」
豹馬「だけどよ…こいつは…」
大作「ほんなこつ、すごい迫力たい!」
ガビル「ギギル…貴様…!」
バサラ「俺の歌を…俺より先に歌いだすとは…」「上等じゃねえか!
グラビル「ゴガアアアアアッ!!」
ガビル「く…! アニマスピリチアまで加わるとはまさしく危険な存在…戦慄美!」
ギギル「ぐはっ…ぐ…!」
バサラ「ギギル!!」
ギギル「許さねぇ…! シビルを殺そうとする奴は誰であろうと許さねぇ…!
バサラ「ギギル! もうやめろ! 死んじまうぞ!
ギギル「バサラ…
バサラ「やめろ、ギギル!
ギギル「………」
バサラ「ギギルーッ!
〔イデオゲージ、第5段階〕
ハタリ「な、何だ!? いきなりパワーが上がったぞ!!」
ジョリバ「これは! 俺達がこの星に飛ばされた時と同じ状況だ!」
シェリル「じゃあやっぱり、歌の力はイデの発動と関係が…!?」
〔シグナル音〕
洸「来る…!」「奴らが来る…!」
マリ「洸!?」
洸「これがアポカリュプシスなのか!?」
ヴィレッタ「!!」
美穂「か、艦長! 惑星ラクスの衛星軌道上にフォールドアウトを多数確認!!」
サリー「こ、これは…!?」
マックス「何が起きているんだ!?」
サリー「STMCです! STMCの大群がプロトデビルンと交戦しています!」
マックス「な、何だと!?」
ピート「大文字博士、チャンスです! 今なら衛星軌道上の敵包囲網を破れます!」
ベス「ソロシップも今ならDSドライブ可能です!」
大文字「よし、直ちに各機は帰還せよ!」
マックス「我々は惑星ラクスを離脱し、超長距離フォールドを敢行する!」
〔味方ユニット離脱〕
ミレーヌ「バサラ、何してんの!? 早く逃げないと!!」
バサラ「ギギル…」
ギギル(バサラ…)
バサラ「…!」
〔味方ユニット離脱〕
美穂「αナンバーズ各機の収容、完了しました!」
マックス「よし! 全艦、大気圏離脱! 直後にフォールドに入る!!」
〔味方戦艦離脱〕
ギギル「うおおおおおっ!!」
〔敵ユニット離脱〕
〔光の球から光の広がり〕

バルゴ「ギギル! やめろぉぉぉぉぉ…! ぬううううわぁっ…
ギギル「!」
〔画面、暗転〕
???「シビル…俺の…全て…」(グラフィックは出ていないが、声はギギル)
【戦闘マップ3終了】

【シナリオデモ4開始】

惑星ラクス
シビル「ギギル…

銀河系 M4宙域
宇宙空間

ゲペルニッチ艦 ブリッジ
ゲペルニッチ「………」
未沙「星が…砕けていく…」
ガビル「ゲペルニッチ様…惑星GGTはあの破壊神共とギギルの力によって崩壊しました…」「バルゴめはギギル、シビルと共にその崩壊に巻き込まれた模様です」
ゲペルニッチ「奴らめ…。50万周期の時を経て、再び活動を開始したか…」
ガビル「はい…。そして、今回の活動はこれまでとは比較にならないほどの規模を持っております」「その様に美はなくおぞまいさと恐怖が銀河を塗りつぶそうとしております…!」
ゲペルニッチ「ついにアポカリュプシスが始まるということか…」
ガビル「は…?」
ゲペルニッチ「…して、サンプル共は…?」
ガビル「現在のところ、その行方は不明です。おそらくは4万光年以上の長距離フォールドを敢行した模様です」
ゲペルニッチ「まあいい。我が手元には、もう一つのサンプルが残されている」「我が夢…いまだ費えぬ…」
未沙「人間の生命力を吸い取るための農場…そんなものは許されないわ…!」
ガビル「黙れ! ゲペルニッチ様のお情けで側におかれている情報収集用のサンプルが!」
未沙「………」
ゲペルニッチ「やめろ、ガビル。このサンプルの持つスピリチア再生種族の情報はまだまだ有用だ」「…いずれアニマスピリチアは再び銀河へやってくるだろう…」「そして、その時こそが新たな夢を成し遂げる時となろう…」
ガビル「その時こそ、このガビル…ゲペルニッチ様のために銀河に美の華を咲かせましょう」
未沙(急いで、輝…。このままでは捕らえられた人々とミンメイさんは……)

銀河系
ワープ中 亜空間 マクロス7

バトル7 ブリッジ
サリー「艦長! 本艦、シティ7、大空魔竜、ソロシップ共、艦の制御はほぼ不能の状態です!」
マックス「緊急フォールドが仇になったか…!」
美穂「超空間センサーも使用不能! このままではどこへ飛ばされるか定かではありません!」
エキセドル「一難去って、また一難…。あまり考えたくないですな…」
マックス「各艦を少しでも接近させろ! どこに飛ばされるにしても、せめて同じ場所に出るんだ!」
美穂「超空間内の流動速度、低下!」
サリー「通常空間に吐き出されます!」
マックス「総員、対ショック姿勢を取れ!」
【シナリオデモ4終了】

【戦闘マップ4開始】

〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕
〔クロスゲート展開〕
〔味方戦艦出現〕

カズミ「あれは…!?」
オオタ「まさか…!? いや、間違いない!」
ミドリ「ぜ、全天座標確認…!」
サコン「あれはゲート…! そして、ヱクセリヲン艦隊…!」
シェリル「じゃ、じゃあ、私達は!?」
マックス「太陽系に戻ってきてしまったのか…!?」
【戦闘マップ4終了】


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