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No.44C
鋼の戦神

【シナリオデモ1開始】
〔精神感応音〕
???「…目覚めろ……」「目覚めろ、クォヴレー・ゴードン…」
クォヴレー「…イングラム・プリスケン…」
???「…お前にはまだやってもらわねばならないことがある」
クォヴレー「そのために俺に入り込み、俺の利用するのか…!?」「俺は俺だ…! …イングラム・プリスケン! お前の思い通りにはならないぞ!」
???「…お前に見せたいものがある…」
〔次元跳躍の音〕

クォヴレー「これは…」
???「次へ行くぞ」
〔次元跳躍の音〕

クォヴレー「………」
〔次元跳躍の音〕

クォヴレー「な…!」
〔次元跳躍の音〕

クォヴレー「地球…」
〔次元跳躍の音〕

クォヴレー「!」
〔次元跳躍の音〕

クォヴレー「何のつもりだ…」
???「世界は幾重にも重なり、その均衡が崩れることは、全ての世界…全ての宇宙の崩壊を意味する」「ゆえに宇宙は、それを歪めるものの存在を許しはしない」
クォヴレー「………」
???「繰り返される死と再生…そして、それにまつろわぬ霊達…」「正と負の無限力のぶつかり合いは宇宙をゆがめ、ついには世界の崩壊を呼ぼうとしている」
クォヴレー「負の無限力…。それを力とするのがディス・レヴ…」
???「アストラナガンはその狭間に立つ因果律の番人…」
クォヴレー「それがお前の使命か…?」
???「そうだ。俺は全ての世界に存在し、全ての世界においてかりそめの旅人に過ぎん…」「だが、俺の肉体は負の無限力に飲まれ、その魂のみがこの世界に逃げ込んだ」
クォヴレー「そして、俺を取り込んだか…」
???「違うな。俺がお前を取り込んだのではない…お前が俺を取り込んだのだ」
クォヴレー「!」
???「…俺は失われた肉体の代わりとして虚ろな器であるお前を選んだ」「だが、予想外の事態によりお前は記憶を失い、同時に俺の魂もその意識の底へ沈むことになった」
クォヴレー「………」
???「そして、お前は数々の経験を経て自我を自ら形成し始めた」「それは徐々に俺の魂を取り込み、俺の存在はもうすぐ消えようとしている…」
クォヴレー「それで最後の力で俺を奪いにきたのか…」
???「その通りだ…」「と言ったら、どうする?」
クォヴレー「…決まっている」「俺は…イングラム・プリスケンではない…! クォヴレー・ゴードンだ!」「俺の存在を脅かすものは誰であろうと排除する…!」
???「…いいだろう。ならば、全力で抵抗するがいい…」「虚ろな人形よ…。お前の生命の力、見せてもらうぞ…!」
クォヴレー「消えろ、イングラム! 俺は俺だっ!!」
〔精神感応音〕
〔画面、発光〕


銀河系 中心部
三重連太陽系 レプリ地球宙域

ゴラー・ゴレム艦 ブリッジ
ハザル「無様だな、ギメル…。バルシェム指揮官であるお前が任務に失敗して帰ってくるとは…」
キャリコ「…返す言葉もありません」
ハザル「まあいい。貴様には当分の間、謹慎を命じる」「その間は仮面をかぶることは許さん」
キャリコ「………」
ハザル「何だ、その目は…? 貴様…仮面の下では、いつもそんな目をしていたのか…!?」
〔放電音〕
〔画面、点滅〕

キャリコ「……!」
ハザル「ギメル! エイスの口添えがなかったら、任務を失敗した貴様は処刑されていたのだぞ!」「貴様ら、バルシェムは俺の駒だ! その駒が任務を果たせなかった時はどうなるか、お前も知っているはずだ!」
〔放電音〕
〔画面、点滅〕

キャリコ「ぐっ!」
ハザル「任務に失敗したのなら貴様らに生きている意味などない!」
キャリコ「………」
ハザル「お前は父上が造り上げた人形だ…」「お前の生命は俺の手の内にあるのを忘れるなよ」
キャリコ「はっ…」
ハザル「ダレット! ギメルを連れて行け。当分の間、お前達は姿を見せるな」
スペクトラ「………」
ハザル「お前達、バルシェムの面を見てると俺の気分が悪くなる…!」
スペクトラ「了解しました…。さあ、キャリコ…」
キャリコ「………」
ハザル「フン…人形共が…」
孫光龍「ご機嫌がよろしくないようですねぇ」
ハザル「余計な媚は、さらにイラつく…。お前はエツィーラとつるんでいればいい」
孫光龍「これは異なことを…。私はゴラー・ゴレムの一員…。あなたの忠実な部下でございます」
ハザル「お前の血族と真・龍王機は地球のガンエデンに付き従うものだったと聞く」「ガンエデンの代行者を追う俺達に忠誠を誓うのも裏があってのことだろう?」
孫光龍「否定はしません。…ですが、それも過去の話です」「私の先祖も真・龍王機もいわばガンエデンに力で従えられた身…」「ならば、より大きな力が現れたのなら、そちらに付くのが道理というものでしょう」
ハザル「ほう…それが俺ということか?」
孫光龍「そのつもりですが?」
ハザル「………」
孫光龍「………」
ハザル「いいだろう。その言葉、次の出撃で証明してみせろ。さもなくば…」
孫光龍「皆までおっしゃらなくてもわかっております。私としても司令の力を拝見さえていただきたく思いますので」「無限の力である絶対運命…。アカシック・レコードに選ばれし者…サイコドライバーの力を…」
ハザル「言われるまでもない。俺はシヴァー・ゴッツォの息子…ハザル・ゴッツォだ」「父のため…このサイコドライバーの力で奴らを消滅させてやる」
孫光龍「………」
ハザル「バランはどうしている?」
孫光龍「ついに司令やシヴァ-閣下の目的を知ってしまいましたからね」「先程までは暴れていましたが、今は艦内に監禁しております」
ハザル「いくらあの男でも牢の中ではどうすることも出来んか」「エイス。お前の力を使うことになるかも知れん。準備をしておけ」
エイス「了解…」
〔歩き去る足音〕
孫光龍「………」
〔歩み寄る足音〕
エツィーラ「随分と腰の軽い男だな、お前は…」
孫光龍「そういう性分でしてね。…お気に召しませんかな?」
エツィーラ「いや…その己に忠実なところ、嫌いじゃないね」
孫光龍「…司令は覚醒されますかな?」
エツィーラ「あれはそのためにシヴァーが用意した鍵だからね。やってもらわなくては困るね」
孫光龍「クロスゲートの制御についてはほぼ成功しているようですが…」
エツィーラ「だが、それも限界だろうね。おまけにリュウセイ・ダテとの戦闘でさらに神経を消耗している」「所詮はまがいもの…」「アカシック・レコードにアクセスする鍵としては使い捨てレベルということね」
孫光龍「これは手厳しい…」
エツィーラ「だが、次の戦いは面白いものが見られそうね…」
孫光龍「ハザル・ゴッツォとリュウセイ・ダテ…」
エツィーラ「そのどちらでもいい。私に見せておくれ…この銀河の全てを…」
孫光龍「………」

アークエンジェル 食堂
アラド「クォヴレーからの連絡は?」
サイ「こっちからも通信を送っているし、全方位で探索もかけている…」「気持ちはわかるが、今は待つしかない…」
アラド「……」
サイ「…お前の気持ちはわかるよ。俺もキラとトールの時、同じ想いをした…」
ゼオラ「……」
サイ「探索の範囲を広げるように艦長にお願いしてみる。だから、もう少しだけ待ってくれ」
ゼオラ「ありがとう…」
サイ「礼なんて要らないさ。俺だってクォヴレーが帰ってくるのを信じているんだから」
〔通信パネルの開閉音〕
アラド(とは言ったものの…)
ゼオラ(クォヴレーが連絡を絶ってもう48時間が経過している…)
キラ「アラド…ゼオラ…」
リュウセイ「すまねえ、アラド…。あの時、俺がクォヴレーを止めていれば…」「いや…それだけじゃねえ…。俺のつまんねえ一言が、いつもは冷静なあいつを感情的にさせちまったんだ…」
ゼオラ「どういうことです、リュウセイ少尉…!?」
リュウセイ「俺…あいつにイングラム少佐を重ねちまってたかも知れねえ…」「あいつはあいつであってイングラム少佐じゃねえのに…」
ヴィレッタ「それはリュウセイだけの責任ではない…」「イングラム・プリスケンを知る者は、どこかでクォヴレーに彼の影を探してしまっていたのよ」
ゼオラ「クォヴレーもそれに気付いていたんですね…」
アラド「だから、あいつ…ガラにもなくカッとなっちまったのか…」
ゼオラ「………」
ヴィレッタ「だが、こればかりはクォヴレーが己の中で解決するしかない…」「それが出来なければ、クォヴレーは彼の操り人形と同じだろう」
アスラン「だが、それはあいつが生きていたらの話だ…」
ヒイロ「奴は死なない…」
ゼオラ「ヒイロ…」
ヒイロ「奴は根っからの兵士だ。己に課せられた任務を果たすまで死にはしない」
アラド「その任務って…」
ヒイロ「そう…生きることだ」
キラ「生きること…」
デュオ「俺も生きている方に賭けるぜ」
ジュドー「俺もだ」
ゼオラ「でも…。もうすぐ、この空間自体が消滅する…」「私達だって脱出出来るかわからないのに…クォヴレーが取り残されてしまったら…」
ルー「ゼオラ…」
ルリア「…すまない…。私があの時、あの男に任せて、避難したから、このようなことに…」
アルマナ「いいえ、違います…全ては私が彼のことを、心のどこかで見下していたためです…」
アラド「姫さん…」
アルマナ「私は最低の人間です…。きっと心のどこかで、彼のことをバルシェムだと思っていたんです…」「私に勇気をくれたのは彼なのに…」
リュウセイ「え…?」
アルマナ「彼の人質になった時、私は一瞬だけ自由を感じました…」「しかし、ゴラー・ゴレムに戻った私を待っていたのは、今まで見えてなかった現実でした…」「そして、知ったのです。自由を得るためには、自らの血を流す覚悟が必要であることを…」
ヴィレッタ「アルマナ姫…」
アルマナ「それを教えてくれたのは彼…クォヴレー・ゴードンでした」「カゴの中の小鳥と意志を持った人形…。私は彼にたくさんのことを教えられたのに、それなのに…彼の生命を……」
ゼオラ「………」
ルリア「姫様…」
リュウセイ「…わかってくれればいいさ」「ゼ・バルマリィの中にもそういう風に思っている人がいるってだけで俺達も嬉しいぜ」
アルマナ「私…彼にあやまりたいです…。…そのためにも何としても彼には生きて戻ってもらわないと…」
ゼオラ「はい…」
ヴィレッタ「だが、もうすぐゴラー・ゴレムは決戦を仕掛けてくるだろう」
リュウセイ「ああ…。今度はハザルの奴もとことんまでやる気だろうぜ」
アルマナ「………」
ルリア「姫様…」
リュウセイ「なあ…よかったらあのハザルって男のこと…教えてくれないか」
ルリア「………」
アルマナ「…わかりました…」
ルリア「姫様…!」
アルマナ「ハザルは陛下への叛旗を翻しました。それを知った私達を生かしてはおかないでしょう」「ならば、αナンバーズに協力する事も陛下をお守りすることになります」
ヴィレッタ「あのゴラー・ゴレムは霊帝ルアフを倒すために動いているのですか?」
アルマナ「地球でガンエデンの代行者を探していたのも、同じくガンエデンの代行者である陛下に対するためでしょう」
ヴィレッタ(やはり、そうか…)(覚醒したサイコドライバーとガンエデンでもなければ、霊帝ルアフと戦うことは出来ないだろうからな…)
アルマナ「ハザル・ゴッツォは本星で宰相を務めるシヴァー・ゴッツォの息子であり…辺境銀河方面観察軍の総司令でもあります」「しかし、現在、あの男が率いるゴラー・ゴレムは父親であるシヴァーの直属の特殊部隊です」
リュウセイ「つまり、そのシヴァーってのが黒幕ってことか」
アルマナ「おそらくは…」
ルリア「宰相であるシヴァーは自らの権力を使い、着々と独自の戦力を蓄えていたようです」
アルマナ「シヴァーは宰相であると同時に帝国最高の科学者であり、ゴラー・ゴレムの兵器は全て彼の設計によるものなのです」
リュウセイ「くそ…! 裏から手を引いて最後に総取りを狙うのはあのユーゼス・ゴッツォと同じだぜ!」
ルリア「ユーゼス・ゴッツォ…。第7艦隊の参謀であったあの男はシヴァーの血縁にあたります」「おそらくシヴァーが地球という星に目をつけたのも彼の残したデータのためでしょう」
リュウセイ「じゃあ…」
ヴィレッタ「そうよ…。バルマー戦役から封印戦争を経て、全ては一本の糸で結ばれている」「この銀河の中心と辺境に別れた二つのガンエデンによって…」
リュウセイ「二つのガンエデンか…」
アルマナ「ゼ・バルマリィと地球…。この二つの星にどのような因縁があるのでしょう…」
リュウセイ「今はそんなことどうでもいい…」「次の戦い…、それに勝てなきゃ全ては終わりなんだ…!」
ヴィレッタ(恐らく次の戦いにゴラー・ゴレムは全戦力を傾けてくる…)(その時がリュウセイにとっても正念場となるだろう…)
アラド「ゼオラ…」
ゼオラ「わかっているわ、アラド…。クォヴレーは必ず帰ってくる…」「私達はそれを信じ、あの子が帰ってくる場所…αナンバーズを守ってみせましょう」
アラド「ああ…!」
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
「鋼の戦神」


【戦闘マップ1開始】
〔味方戦艦出現済み〕
〈出撃準備〉
〔味方ユニット出現〕
ジュドー「来い、ゴラー・ゴレム! 簡単にやれると思うなよ!」
モンシア「こっちは燃料も弾薬も尽きかけているんだ。最後にひと暴れしてやろうぜ!」
ドッカー「へ…ヤケクソになるしかねえよな…この状況じゃ」
ディアッカ「こうなったら花火みたいに派手に散ってやるってな」
ムウ「そう急ぐなよ。どうせ散るんなら、あの連中に一泡吹かせてからだ」
ユング「そうね。地球人の意地ってのを見せつけてやりましょう!」
コスモ「ああ! とことんまで戦い抜いてやる!」
ヒイロ(リリーナ…どうやら、ここが俺の死に場所らしい…)
シンジ(父さん…加持さん…。僕は…)
マックス(ミリア…。シティ7の市民は頼むぞ…)
〔マクロスの警報〕
サリー「次元境界線のゆらぎ上昇! ゲート出現します!」
マックス「総員、戦闘配置!」
〔クロスゲート展開〕
〔ゲート開放〕
〔敵ユニット表出〕

キラ「来た…!」
シンジ「うん…」
リュウセイ「ハザルがいない…?」
甲児「あの偉そうな野郎の事だ。どうせ、どこかで高みの見物を決め込んでやがるんだろうぜ!」
イサム「ならば、家来共を蹴散らしてあの野郎を呼びつけるまでだぜ!」
コウ「奴が来るまで絶対に持ちこたえてみせる…!」
孫光龍「健気なことだ。死を前にしても闘志を失わないとはね」「それとも、よほどの馬鹿なのかな?」
アラド「うるせえ! 馬鹿は馬鹿でも、火事場の馬鹿力ってのを見せてやるぜ!」
孫光龍「まあいいさ。君達もすぐにあの悪魔使い君の後を追わせてやるさ」
ゼオラ「!」
アラド「て、てめえ…! クォヴレーを…クォヴレーを!!」
ブライト「各機は攻撃を敵超機人に集中させろ!」
大文字「敵はおそらく次々に戦力を投入してくるだろう! 消耗に注意するんだ!」
リュウセイ「了解…! 待っていろよ、ハザル…!」
アラド「クォヴレー…! お前の仇はおれ達が討ってやるぜ!」
<戦闘開始>

<孫光龍HP70%以下or敵7小隊以下or4PP・敵増援1出現>

孫光龍「さすが、さすが。やはり、君達の相手を出来るのは司令しかいないよ」
リュウセイ「何っ!?」
孫光龍「そろそろ司令もお出ましだ。頑張ってくれたまえ」
〔サイコドライバー能力発現〕
〔敵ユニット出現〕

リュウセイ「ハザル・ゴッツォ!」
ハザル「頑張っているようだな、αナンバーズ…。だが、そろそろ幕引きだ」
真吾「結末はあんたの思い通りにはならないかも知れないぜ」
ハザル「ほう…。ならば、聞かせてもらおうか? そのおとぎ話がどうなるか…」
健一「おとぎ話だと…!?」
忍「そんなに知りたいんなら教えてやるぜ!」
凱「正義は勝つ…! いや…正義は悪に屈してはならない!」
万丈「僕達がそれを身を以て教えてやろう…悪党!」
ハザル「いいだろう。そろそろ、この空間も閉じる…」「その前に決着をつけてやる…。お前達の死を以てな…!」
リュウセイ「そうはいくかよ! 俺達の戦いは、まだ終わるわけにはいかないんだ!」「ハザル! お前を倒して、この空間から脱出する方法を吐かせてやる!」
ハザル「来い、リュウセイ・ダテ…。お前に教えてやる…」「俺の力…サイコドライバーの力をな…!」
孫光龍(そう…それでいい…)(正と負の無限力…それがもうすぐ集うか…)

<アラドvsハザル>
アラド「こんな所にいつまでもいたら食料が尽きちまうんでな!」「その前にあんたを倒して元の空間に戻るとするぜ!」
ハザル「そんな下らぬ理由で俺に挑んでくるとは……ふざけた奴だ」

<リュウセイvsハザル>
ハザル「あれだけ痛めつけてやったというのに、まだ俺に逆らうか! リュウセイ・ダテ!!」
リュウセイ「俺はあきらめねえ…! 何度倒されようと、この生命ある限り立ち上がり…」「いつかはてめえに俺達の受けた痛みを倍にして返してやる!」
ハザル「ならばその心、この戦いで完全に砕いてくれる!」

<孫光龍撃破>
孫光龍「…ここまでやれば司令も納得してくれよう」(後はせいぜい頑張るんだね、お人形君…)
〔敵ユニット離脱〕

<ハザル撃破・勝利条件達成>
ハザル「くっ…!」
リュウセイ「俺達の勝ちだ、ハザル!」
ハザル「黙れ、リュウセイ! 俺に敗北はない…!」「俺に敗北などあってはならんのだ!」
リュウセイ「何っ!?」
ハザル「俺はハザル・ゴッツォ! シヴァー・ゴッツォの息子!」「父上の銀河制覇の力となるサイコドライバーだ!!」
〔ハザルから念の力の広がり〕
ヴィレッタ「この力は…!?」
ハザル「見せてやる…! 俺のサイコドライバーの力を!」
リュウセイ「やめろ、ハザル!」
〔リュウセイ、ハザルへ接近〕
リュウセイ「そんな力は…!」
ハザル「リュウセイ!!」
リュウセイ「そんな力は必要ねえんだっ!!」
〔リュウセイ、ハザルへ隣接〕
[イベント戦闘「リュウセイvsハザル」]
ハザル「何っ…!?」
リュウセイ「何がサイコドライバーだ…。何が神の力だ…!」「そんなものがなくたって俺には仲間がいる! 戦う心がある!」「それがあれば戦える!」
ハザル「まだだ…! まだ…終わってたまるか!!」「エイス!!」
〔敵ユニット出現〕
〔エイス、ハザルへ隣接〕
〔エイス、ハザルと小隊統合〕

リュウセイ「何っ!?」
ハザル「見せてやるぞ! 俺とヴァイクランの真の力を!!」
[イベント戦闘「リュウセイvsハザル」]
リュウセイ「ぐわああああっ!!」
甲児「リュウセイ!!」
竜馬「あの敵…合体しただと…!?」
ハザル「見たか、地球人! これが俺とヴァイクランの真の力!」「お前達の機体を研究して造り上げた最強の攻撃だ!」
豹馬「何だとっ…!?」
忍「俺達のメカを研究しただと…!?」
ハザル「ユーゼス・ゴッツォは面白いデータを遺してくれた…」「お前達、地球人の力…もう一つの死海文章とガンエデン…」
ミサト「もう一つの死海文書…!? まさか、ゼ・バルマリィ帝国にもあれがあると…!」
ハザル「中でもお前達の機体が持つ合体機構は実に興味深かったぞ」「おかげで、このヴァイクランも完成した」
リュウセイ「く…うう…!」
ハザル「まだ生きていたか、リュウセイ・ダテ」「俺は父上からお前のことを何度も聞かされてきた…」「銀河の辺境にサイコドライバーとして覚醒しつつある男がいるとな」「だから、決めたのだ。俺はお前を抹殺することをな!」
リュウセイ「ハ…ザル…」
ハザル「そうすれば父上は俺を一番だと認めてくれる…!」「俺だけを必要としてくれるからな!」
〔サイコドライバー能力発現〕
洸「く…このドス黒い念…」
アムロ「あの男の念…! あの攻撃を使うことで暴走しかけているのか…!?」
ジュドー「な、何て暗く…悲しい感情なんだ…」
カミーユ「あの男の歪みの裏には…こんなものが…」
ハザル「リュウセイ・ダテ、お前の始末は後だ!」
〔ハザル、マリューへ接近〕
サイ「敵の司令の機体、こちらに接近!」
マリュー「回頭! 急いで!」
ノイマン「駄目です! 間に合いません!」
〔味方ユニット出現〕
ブライト「あれは!?」
ハザル「ほう、アルマナ…自ら出てくるとは潔い…!」
アラド「お、お姫さん! どうして!?」
アルマナ「これ以上、私をかくまっていては皆さんに迷惑がかかります。だから…」
ハザル「健気だな、姫よ! 自らを犠牲にすることで、この場を収めようというのか?」
アルマナ「黙りなさい、ハザル・ゴッツォ!」「宣言します! 霊帝ルアフの名の下、ズフィルードの巫女である私…」「アルマナ・ティクヴァーがここで逆賊ゴラー・ゴレムを討ちます!」
ハザル「結構、結構! それでこそゼ・バルマリィの臣民の希望だ!」
アルマナ「ごめんなさい、ルリア…。こんなことになってしまって…」
ルリア「何をおっしゃいます、姫…。姫と共に陛下にあだなす逆賊を討つなど光栄の極み…」「たとえ、相手があのハザルでも…私は一歩も退きません…!」
フォッカー「スカルリーダーより各機へ! 何とか、あのお姫様を守れ!」
イサム「とは言っても、この状況じゃとてもじゃないが割り込むのは無理ってもんですぜ!」
〔アラド、ルリアへ隣接〕
アルマナ「あなた達は…!」
アラド「お姫さん! あんたを死なせちゃクォヴレーに合わせる顔がねえんだよ!」
ゼオラ「ここは私達に任せて、少しでも逃げて下さい!」
ハザル「…なめるなーっ!!」
〔ハザル、エネルギー上昇〕
〔ハザルから爆発しながら念の力の広がり〕

アラド「ぐうっ!」
ハザル「この俺に歯向かう者は誰であろうと許しはせん!」「リュウセイ、αナンバーズ! アルマナ! 貴様ら、まとめて消してやる!」
アルマナ「やめなさい、ハザル! このままでは、あなたは…!」
ハザル「俺に敗北は許されない…! 俺は勝つ…勝つんだ…勝たなくては…俺は…俺は……!!」
ルリア「ハザル…」
洸「まずいぞ…! 奴の念は暴走しかけている!! このままでは…」
マリ「どうなっちゃうの!?」
ヴィレッタ「コアであるパイロットの念動力の暴走は、そのままあの機体の暴走を意味する…」
ハザル「うおおおおっ!!」
〔画面、振動〕
〔ハザルから念の力の広がり〕

サコン「大文字博士! 次元境界線の歪みと重力場異常が同時に観測されています!」「このままでは、この空間は完全に無に帰すことになります!」
大文字「何だとっ!?」
エル「無に帰すって!? いったいどうなるのよ!」
ビーチャ「知らねえよ! とにかく、超ヤバいってのだけは確かだぜ!!」
カミーユ「あいつの念の暴走がこの空間をゆがめているのか!」
バニング「各機、奴を止めろ! このままでは空間に押しつぶされる!」
ハザル「うおおおおおおっ!!」
〔ハザル、エネルギー上昇〕
〔ハザルから爆発しながら念の力の広がり〕

キラ「だ、駄目だ! あいつに近づくことも出来ない!」
ディアッカ「くそっ! 照準が定まらないんじゃ、狙撃も無理だぜ!!」
アラド「くそおぉぉぉっ!! こんな所で終わってたまるかぁっ!!」
〔ゲート開放〕
〔味方ユニット表出〕

ゼオラ「あれは!?」
???(クォヴレー)「待たせたな…」
エイス「…!」
アラド「クォヴレー! クォヴレーかよ!!」
サリー「信じられません! 次元崩壊、停止しました!」
マックス「アストラナガンの力なのか…!」
ハザル「貴様ーっ!!」
クォヴレー「ハザル・ゴッツォ! 世界を歪める者は俺が倒す!」
〔クォヴレー、ハザルへ隣接〕
[イベント戦闘「クォヴレーvsハザル」]
〔ハザル、爆発しながら後退〕
ハザル「がああっ!!」
ゼオラ「クォヴレー!」
クォヴレー「気を抜くな! この空間が間もなく消滅することは変わりない!」
ハザル「おのれええっ!!」
万丈「いかん! 奴の標的はリュウセイだ!!」
ノリコ「逃げて、リュウセイ君!」
リュウセイ「くそっ!」
〔リュウセイ&ハザル、後退〕
〔リュウセイ、ハザルから離脱〕

ハザル「消えろ…消えろ! リュウセイ・ダテーッ!!」
リュウセイ「く…!」
クォヴレー「リュウセイ!」
〔クォヴレー、リュウセイへ接近〕
クォヴレー「今だっ! 次元を切り裂け!」
エイス「…!」
〔次元斬発動〕
〔画面、崩壊〕

リュウセイ「これは!?」
ハザル「馬鹿な! これはクロスゲートと同じ…!」
【戦闘マップ1終了】

【戦闘マップ2開始】

〔戦闘マップ1から継続〕
シンジ「ここは…!?」
ガルド「全てのセンサーが正常に作動している…!」
コスモ「戻ったんだ! 俺達は通常空間に帰ってきたんだ!」
ハザル「我ら以外にクロスゲートの制御を可能にした者がいるのか!」
リュウセイ「あれは!?」
〔XNディメンション発動〕
〔味方ユニット表出〕

リュウセイ「あ…ああ…!」
アラド「あれが次元を切り裂き、おれ達を…」
???(ライ)「待たせたな、リュウセイ」
???(マイ)「迎えに来たぞ、リュウ」
輝「あのシルエット…」
コウ「細かい形状は違っているが間違いない…!」
ヴィレッタ「ついに完成したか…」
リュウセイ「新しいSRX!!」
〔ライ、リュウセイへ隣接〕
ライ「乗り移れ、リュウセイ!」
リュウセイ「おう!」
〔リュウセイ、ライと小隊統合〕
〔バンプレイオスのパイロット、ライからリュウセイへ変更〕

リュウセイ「ライ、マイ!」
ライ「再会の挨拶は後だ!」
マイ「まずはアヤのカタキ…ゴラー・ゴレムを討つ!」
リュウセイ「おう!」
ハザル「SRXだと…! 奴は以前の戦いで完全に叩き潰したはずだぞ!」
ライ「ハザル・ゴッツォ…。俺達はお前を倒す今日という日を待ちわびていた…!」「地球を戦火に巻き込み、そしてアヤ大尉の生命を奪ったお前を俺達はこの手で倒す…!」
マイ「思い知るがいい! お前達が利用しようとした地球人の力を!」
リュウセイ「………」
ハザル「フン…鳴り物入りで登場したはいいが、肝心な所が抜けていたようだな…!」
リュウセイ「う…」
マイ「リュウ…」
ハザル「念動力を失ったリュウセイ・ダテではその機体の力を引き出すことは出来まい!」
ライ「…お前は間違っている」
ハザル「何…?」
ライ「リュウセイは力を失ってはいない。ただ、己の中で眠らせているだけだ!」
ハザル「使えないのなら同じことだ! 力なき者は、この宇宙から消えるがいい!」
リュウセイ「うるせぇぇぇっ!! 俺の力は念動力だけじゃねえ!!」「俺と一緒に戦ってくれる仲間! そいつが俺の力なんだっ!!」
ハザル「ならば、その同胞共々抹消してやる!!」
リュウセイ「うおおおおおっ!!」
〔ライコドライバー能力発現〕
〔リュウセイから念の力の広がり〕

エイス「!」
ハザル「何だ!? この力は!」
バサラ「すげえ…! すげえ、ソウルだぜっ!!」
洸「これがリュウセイさんの力…!」
ヴィレッタ「行け、リュウセイ!!」
リュウセイ「うおおおおおおおっ!!」
〔リュウセイ、ハザルへ隣接〕
[イベント戦闘「リュウセイvsハザル」]
ハザル「ぐあっ!!」
リュウセイ「ハザル! 俺はもう迷わない…! この力も含めて俺は俺なんだ!」「この力がどこから来て、何の意味があるかなんて知ったことじゃねえ!」「俺はこの力を俺の信じる正義のために使うだけだ!」
ライ「リュウセイ…」
マイ「それでこそ、リュウだ」
リュウセイ「行くぜ、SRX…! いや…完成したお前にその名はもう相応しくねえ…!」「お前の名はSRXアルタード! バンプレイオス!」「俺達と共に銀河を守る天下無敵のスーパーロボットだ!」
〔味方ユニット出現〕
レーツェル「どうやら逆転のお膳立ては揃ったようだな」
ゼンガー「後は勝利を収めるのみ…!」
鉄也「ゼンガー・ゾンボルト、それにレーツェルか…!」
ハザル「どいつもこいつも俺の邪魔をしに現れる!」「まとめて消してやる! この宇宙からチリ一つ残さずに!」
〔アラド、クォヴレーへ隣接〕
アラド「そうはさせねえぜ、ハザル、ゴッツォ!」
ゼオラ「あなたの思い通りにはならない…! 地球も私達も!」
クォヴレー「………」
ヴィレッタ「あなたはクォヴレー…? それともイングラム…?」
クォヴレー「そのどちらでもあり、どちらでもない…」「だが、お前達が知っているクォヴレー・ゴードンであることに違いはない」「数ある世界の中でここに今、俺が存在し…」「そして、お前達に逢った奇跡に感謝したい」
アラド「訳わかんねえ話はパス! 要するにおれが言いたいのはこれだけだ!」「やろうぜ、クォヴレー!」
クォヴレー「ああ…!」
〔ルリア、クォヴレーへ隣接〕
クォヴレー「アルマナか…」
アルマナ「探していたものが見つかったのですね?」
クォヴレー「ああ…。だが、それは思ったよりも近くにあったがな」
アルマナ「それは私も同じです。私も大切なもののためあなた達と共に戦います!」
〔アラド&ルリア、クォヴレーと小隊統合〕
ハザル「アルマナ! ついに地球人に降ったか!」
アルマナ「黙りなさい、ハザル! 先にも言った通りです!」
アルマナ「霊帝ルアフの名の下、私はあなたを討ちます!」
〔敵ユニット出現〕
ハザル「俺に歯向かう者はまとめて消してやる! かかってこい、下郎共!」
リュウセイ「ハザル! 俺とお前の戦いもここで決着をつけるぞ!」

<クォヴレーvsハザル>
クォヴレー「貴様の執念…いや怨念すらこのディス・アストラナガンの前では無意味だ」
ハザル「人形の分際でこの俺に生意気な口を利くな!」

<アムロvsハザル>
アムロ「ハザル・ゴッツォ! どうやら、お前も俺達と同じで人間であるようだな!」
ハザル「何っ!?」
アムロ「父親への想いから死力を尽くして戦うお前は人間そのものだ!」
ハザル「黙れ! バルマー人である俺がお前達ごときに哀れみの目を向けられてなるか!」「この屈辱…お前達の生命で償ってもらうぞ!」

<カミーユvsハザル>
カミーユ「ハザル・ゴッツォ! お前の心の中に痛みを感じる部分があるのなら戦いをやめろ!」
ハザル「地球人ごときが俺に意見するなど片腹痛いわ!」「お前達は俺達に使役される者…家畜同然であることを教えてやる! 力という絶対真理でな!」
カミーユ「こいつ…! どこまで力に支配された奴なんだ!」

<ジュドーvsハザル>
ハザル「通常空間に帰還したからにはここでお前達を始末してやる!」
ジュドー「そうはいくかよ! せっかく戻ってこれたんだ! ここであんたを倒して全てに決着をつけてやるぜ!」

<コウvsハザル>
コウ「ハザル・ゴッツォ! 俺達はこんな所で終わるわけにはいかない…! なぜなら、多くの人の想いを背負っているからだーっ!」
ハザル「ならば、その想いと共に貴様を無限の地獄へ叩き落してくれる! このガドル・ヴァイクランでな!」

<ヒイロvsハザル>
ハザル「お前達虫ケラの存在が俺をイラつかせる! ここで消えてもらうぞ!」
ヒイロ「どんな小さな生命だろうと生まれたからには生きる権利はある。だが、ハザル…」「それすら解らない貴様はその存在を許されない」

<キラvsハザル>
ハザル「虫ケラ共め! お前達が死力を尽くそうと、この俺とガドル・ヴァイクランの敵ではないわ!」
キラ「僕達は虫ケラじゃない! 僕達は生きている人間なんだ!」「その生命を奪う権利はあなたにだってない!」
ハザル「それがあるのだ! 俺とお前達の生命を天秤にかければ、天秤が俺に傾くは絶対!」「俺はハザル・ゴッツォ! シヴァー・ゴッツォの息子として選ばれた存在なのだ!」
キラ「あなたという人は!」

<甲児vsハザル>
甲児「通常空間に戻ればこっちのもんだ!」「決着をつけてやるぜ、ハザル・ゴッツォ!!」
ハザル「笑止!! 俺の全ての力を使って貴様らを宇宙のチリにしてくれるわ!!」

<鉄也vsハザル>
鉄也「形勢は逆転した! もはや後はないのは貴様の方だ!」
ハザル「違うな! お前達の死に場所が変わっただけだ!」
鉄也「その言葉、お前にそっくり返してやるぜ!」

<竜馬vsハザル>
ハザル「ヴァイクランの合体システムに比べれば、地球の合体メカなど赤子のオモチャに等しいわ!」
隼人「フ…お前さんはまるで合体の意味をわかっちゃいねえ」
弁慶「お前のやってるのは合体じゃねえ! ただ相棒を従わせているだけだ!」
ハザル「何っ!?」
竜馬「教えてやる、ハザル・ゴッツォ! 合体とはメンバー全員の心が一つになることだ!」「俺達、ゲッターチームがお前に本当の合体を見せてやる!!」

<洸vsハザル>
洸「やめろ、ハザル・ゴッツォ! これ以上、念を使えばお前の身体もただでは済まないぞ!」
ハザル「かまうものか! 父上の大願のためなら、この身体…惜しくはないわ!」
洸「同じだ…。正義と悪の違いがあっても大事な者のために生命を懸ける様…」「母さんと同じだ…」
ハザル「太陽神の勇者よ! お前もこのガドル・ヴァイクランの力にひれ付すがいい!!」

<豹馬vsハザル>
ハザル「お前達の機体もガドル・ヴァイクランの完成の役に立ったそうだ」
豹馬「猿真似野郎が偉そうに言ってくれるぜ!」
ハザル「黙れ、下郎が!」「ならば、お前を消して、俺のヴァイクランこそが宇宙最強であることを証明してやる!」

<健一vsハザル>
ハザル「ガドル・ヴァイクランのパワーの前には超電磁マシーンとやらも沈黙せざるを得まい!」
健一「黙れ、ハザル・ゴッツォ! お前達の邪悪な野望は俺達が砕く!!」「そして、父親の愛に迷ったお前の魂を救ってやる!」

<一矢vsハザル>
一矢「ハザル・ゴッツォ…お前の顔もそろそろ見飽きた…」「ここで決着をつけてやる! 俺のこの拳でな!」
ハザル「いいだろう! お前の拳が、そのマシンなら…」「俺の拳はこのガドル・ヴァイクランだ!!」

<万丈vsハザル>
万丈「ハザル・ゴッツォ! ここで魂を燃やし尽くすつもりか!」
ハザル「それでも構わん! 俺とガドル・ヴァイクランの生む業火が貴様らを焼き尽くす!」
万丈「そこまでの覚悟なら僕も真っ向から勝負しよう! お前達の悪行への怒りを込めて!」「今、お前の邪悪をダイターン3の日輪が照らす! 勝負だ、ハザル・ゴッツォ!!」

<真吾vsハザル>
真吾「さてと…そろそろ決着をつけるとしようか、ハザル・ゴッツォ!」
ハザル「お前達のその余裕ヅラを見ているとイラついてくる…!」「俺とガドル・ヴァイクランがお前達の存在を消してやる!」
キリー「ほう…どうやらやる気はまだまだあるようだな」
レミー「二度とそんな気になれないように徹底的にやってやろうじゃないの!」

<忍vsハザル>
ハザル「俺はハザル・ゴッツォ…! シヴァー・ゴッツォの誇り高き息子だ!」
忍「悪党…お前がそんな気持ちで戦っていたとは意外だったぜ…」
アラン「親を想う心が、奴の進む道を誤らせたのか…」
亮「だが、忍…」
忍「わかってるぜ! どんな理由があろうと、こいつの今までやってきたことは許せねえ!」「ここでこいつにはきっちり引導を渡しておくぜ!!」

<シンジvsハザル>
ハザル「場所が変わろうとお前達は死ぬ! これは何においても変わらぬ絶対不変の事実だ!」
シンジ「でも、僕達は今生きてるんだ! 僕達の未来をあなたなんかに勝手に決めさせやしない!」
ハザル「言ったな、小僧! お前達に物事を決める権利はない! 俺の前にひれ伏すがいい!」

<コスモvsハザル>
ハザル「イデの巨神か! その力も父上の御力としていただく!」
コスモ「自分の力も制御出来ないような奴にイデがコントロール出来るものか!」
ハザル「何っ!?」
コスモ「ハザル・ゴッツォ! 俺達はお前に屈指はしない…! イデにも悪意にもだ!」
カーシャ「そうよ! 落ちてしまえーっ!」

<ノリコvsハザル>
ハザル「お前達に未来などない! なぜなら、俺とガドル・ヴァイクランがここでそれを摘んでやるからだ!」
ノリコ「そうはさせない! お姉さまとコーチ…そしてみんなの未来! 私達が守ってみせる!!」
ハザル「笑止! それは俺に勝ってから言うがいい!」

<サンシローvsハザル>
サンシロー「勝負はこれからだ、ハザル・ゴッツォ!」
ハザル「位相空間を脱出したくらいで調子に乗るなよ!」「貴様達がここで死ぬという筋書きに変更はない!」
サンシロー「黙れ! 野球も戦いも筋書きのないドラマだ!」

<輝vsハザル>
ハザル「カトンボめ! 俺の意にそぐわぬのならこの場で地獄に叩き落してやるぞ!」
輝「そうはいくか! 俺には助け出さなければならない人がいるんだ!」「その人のためにもハザル・ゴッツォ…お前を叩く!」

<フォッカーvsハザル>
フォッカー「行くぜ、ハザル・ゴッツォ! 俺達を散々いたぶってくれた礼をしてやる!」
ハザル「俺としたことがこれまで遊びが過ぎたようだ…。だが、これからは違う!」「俺の強念とガドル・ヴァイクランの力がお前達をチリ一つ残さず消滅してくれる!」
フォッカー「そうはいくか! スカルリーダーより各機へ! 攻撃をハザル・ゴッツォに集中させろ!」

<イサムvsハザル>
イサム「余裕がなくなった途端に急にぶち切れとは小さい器だぜ!」
ハザル「地球人の分際でこの俺を愚弄するとは…! 許さんぞ、貴様!!」
イサム「そんな大声を上げるとお前さんの小さな器がひっくり返って生命がこぼれちまうぜ!」

<バサラvsハザル>
バサラ「あんたのそのガチガチの心! 俺の歌が砕いてやるぜ!」
ハザル「黙れ、道化が! お前如きに俺の何がわかるという!」
バサラ「ぐだぐだ抜かす前にハザル・ゴッツォ…俺の歌を聴けーっ!」

<ガムリンvsハザル>
ガムリン「行くぞ、ハザル・ゴッツォ! 司令であるお前を叩けば勝負は決する!」
ハザル「黙れ、カトンボが! 一兵士の分際で、この俺に向かってくる愚を思い知れ!」

<凱vsハザル>
凱「見たか、ハザル! 勇気ある誓いがこの奇跡を起こしたんだ!」
ハザル「勇気の次は奇跡か…。そんな不確かなものなどなくても俺には力がある!」
凱「まだ分からないのか! その力を生むのは俺達の勇気だ!」
ハザル「ならば、俺は貴様の勇気を砕きこの宇宙を統べる力を持つ者が誰かを教えてやる!!」

<Jvsハザル>
J「位相空間は脱出した! 次は貴様が消滅する番だ!」
ハザル「黙れ、サイボーグめ! 二度と飛べない身体にしてやる!!」

<鋼鉄ジーグvsハザル>
鋼鉄ジーグ「ハザル・ゴッツォ! 今までやってきたことを、あの世で悔いろ!」
ハザル「俺に後悔などない! なぜなら、俺のやってきたことは全て父上のためだからだ!」
鋼鉄ジーグ「馬鹿野郎! お前は父親の操り人形かよ!!」

<リュウセイvsハザル>
ハザル「リュウセイ・ダテ! 貴様の存在だけは許さない…! 許さないのだ!!」
マイ「リュウ!」
リュウセイ「わかってるぜ、マイ! あいつは俺が止めてみせる!!」
ライ「行け、リュウセイ! お前の力を俺達に見せてくれ!」
リュウセイ「唸れ、バンプレイオス!! 天上天下に無敵の戦鐘の音を響かせるために!!」

<ハザルHP60%以下>
ハザル「この程度で俺とヴァイクランが落ちるか!」
〔ハザルから念の力の広がり〕
アラド「あの野郎…バケモノかよ…!?」
リュウセイ「違う…!」
マイ「あの男…このままじゃ…自分の力に押しつぶされるぞ!」
ライ「では…!?」
リュウセイ「あいつ…自分の生命を削って戦っている…」
マイ「そして、それは…」
アルマナ「もうすぐ限界を迎える…」
クォヴレー「ハザル・ゴッツォ…それがお前の生命の証か…」
ルリア「もうやめて下さい、ハザル様!」
ハザル「黙れ、侍従! いつまでも俺の付き人のつもりでいるな!」「お前の姉貴面はもう見飽きたんだよ!!」
ルリア「………」
ゼオラ「どういうこと…!?」
アルマナ「ルリアは…私付きの侍女になる前はハザルに仕えていたのです…」「仕えていたといっても子供時代のことですから遊び相手と言うべきでしょう…」
ルリア「あの頃のあなたは無邪気でよく笑う子供だったのに…」
ハザル「黙れ! 黙れよ! 俺は強くなったんだ! 父上のために!!」「それが俺の生きている証だ!」
ゼンガー「哀れな…。力に溺れ、己の存在する意味を見失ったか…」
ハザル「力こそが正義! それがこの銀河の絶対の真理だ!」
リュウセイ「ハザル…」
クォヴレー「リュウセイ少尉…奴の業を払うのは少尉の役目だ」
リュウセイ「わかっている! あいつの悲しみ…俺がこの手で解放してやる!」

<孫光龍撃破>
孫光龍「まあいいか…。リュウセイ・ダテの覚醒を見ることが出来ただけで良しとしよう」(後はせいぜい頑張るんだね、お人形君…)
〔敵ユニット離脱〕

<エイス撃破>
〔エイスに爆発〕
エイス「ここ…までか…」
〔敵ユニット離脱〕
ハザル「エイス! 戻って戦え、エイス!!」
リュウセイ「残るはお前だけだ、ハザル!」
ハザル「俺は負けない…! 負けることは許されない…!」「そのための力を父上にもらったのだ!!」
ルリア「ハザル…あなたは…」
アルマナ「ルリア…」

<ハザル撃破・勝利条件達成>
〔ルリア、リュウセイから小隊離脱〕
ハザル「馬鹿な…! こんな馬鹿なことがあってたまるか!」「俺はハザル・ゴッツォだ! 選ばれたサイコドライバーがこんなところで…!」
ルリア「ハザル様…もうやめて…」
忍「往生際の悪い野郎だぜ!」
豹馬「野郎! 俺がトドメを刺してやるぜ!!」
バラン「待たれい!!」
〔敵ユニット出現〕
甲児「あいつは…」
ゼンガー「バラン・ドバンか」
アルマナ「バラン…」
バラン「おお、姫様…よくぞご無事で…」「遅くはなりましたがこのバラン、迎えに参りましたぞ!」
〔バラン、ハザルへ隣接〕
バラン「地球の戦士達よ…! 願わくば、ここからはワシらにハザルめの処遇を委ねていただきたい」
デュオ「おいおい! そいつは今まで俺達を散々いたぶってきたやつだぜ!」
ゼクス「それだけではない。その男によってどれだけの地球人が生命を落としてきたか…!」
アスカ「それを今さら見逃せだなんてやっぱりあんた達はバルマーの人間ってことね!」
アルマナ「…否定はしません…」
ルリア「………」
バラン「同じ星の人間としてこのまま坊が…ハザルが倒されるのは見るに忍びない…」
ゼンガー「バラン・ドバン…」
リュウセイ「あんた…泣いてるのか…?」
ルリア「バラン・ドバン殿はハザルの武術の師なのです…」
バラン「笑うがいい、αナンバーズ。このバラン…この歳まで幾多の戦場を駆け巡ってきたが…」「たった一人の弟子ですらまともに育てることは出来なかった…」
リュウセイ「………」
ゼンガー「………」
マックス「…司令を倒されゴラー・ゴレムは戦意を失ったようだ」
ブライト「ならば、これ以上の戦闘はこちらの損害を招くだけだろう」
カーシャ「ちょっと待ってよ! このまま、こいつらを見逃す気!?」
コスモ「やめとけ、カーシャ…。どうせ、こいつらは本星に戻れば裏切り者として処分されるんだ…」
竜馬「それにゴラー・ゴレムさえ地球から完全に後退すれば…」「帝国監察軍はもう地球に手出しはしてこないだろう」
アルマナ「もし決着を私達に委ねていただけるのでしたら…」「私は本星に戻り、シヴァーの企みを陛下に伝えるつもりです」「そして、その上で陛下にあなた方と話し合いの場を持つことをお勧めします」
ルリア「姫様…」
アルマナ「ルリア…あなたも気づいているはずです。この銀河を襲う未曾有の危機を…」「活性化するSTMC、巨人族とプロトデビルンなる怪物…別次元、別銀河からの敵…」「これは神代の昔から伝えられるアポカリュプシスの到来でしょう」
リュウセイ「アポカリュプシス…それは一体何なんだ?」
アルマナ「その全容はわかっておりません。伝承では『全ての終わりと始まり』と言われ…」「銀河の終焉を意味するとされています」
サコン「銀河の終焉…」
大文字「それがアポカリュプシス…」
???(エツィーラ)「それだけでは答えとして不十分ね…」
〔敵ユニット出現〕
キャリコ「生きていたか、アイン…!」
クォヴレー「無論だ。俺はまだ死ぬわけにはいかないからな」
洸「あの機体…エツィーラ・トーラーか!」
エツィーラ「名前を覚えてくれて光栄だわ、αナンバーズ」
リュウセイ「お前は何を知っている!? なぜ、俺達に付きまとう!?」
エツィーラ「やはり、気づいてないようね。自分達が『全ての終わりと始まり』であるアポカリュプシスの鍵であることを…」
竜馬「俺達が…!」
真吾「そのアポカリュプシスとやらの鍵だって…!?」
エツィーラ「まあいいわ…。どうやら、あなた達が宇宙収縮現象を止めたことで…」「また少し終焉に向けて銀河は流れ出したのだから」
バラン「待て、エツィーラ! お前もシヴァーに加担して陛下に叛旗を翻すつもりか!?」
エツィーラ「さあね…。私が興味あるのは、この銀河を終焉に導くものの存在だけよ…」「残念ながらボウヤはその鍵になる前に壊れちゃったみたいだけどね」
バラン「貴様…!」
※※既にエイス撃破の場合のセリフ※※
〔敵ユニット出現〕
※※まだエイス健在の場合のセリフ※※
〔エイス、ハザルから小隊離脱〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔エイス、前進〕
〔エイス、マップ兵器「ゲルーシュ・シュロシャー」使用〕
〔バランとリルアに爆発〕

バラン「ぬおっ!」
アルマナ「きゃあっ!!」
ハザル「な…何を…する…エイ…ス…!?」
エイス「不要になったオモチャを処分するだけだ」
ハザル「お前…その声は…!?」
エイス「………」
ハザル「ギメル、ダレット! 何を…している…!」「エイスは…俺を攻撃したのだぞ! 奴を…取り押さえろ…!」
キャリコ「俺の名はギメルではない…キャリコだ…」
スペクトラ「所詮…あなたも失敗作だったのよ」
ハザル「何っ…!?」
エイス(仮面なし)「………」
ハザル「な…!?」
アルマナ「ハザルがもう一人…!」
エイス(仮面なし)「違うな、姫様。俺とこいつ…どちらがオリジナルというものでもない…」「俺達は閣下の手によって作られたハイブリッドヒューマン・タイプPDだからな」
バラン「何だとっ!?」
エイス(仮面なし)「この事は閣下の友人であるお前も知らないことだろう」「閣下は来る日に備え自分の意のままに動く戦力を作りあげようとした…」「そのプロジェクトの一つが霊帝ルアフに対抗するための人工サイコドライバーだ」
リュウセイ「人工サイコドライバー…」
エイス「そうだ。並行して銀河の各所から素質を持った人間を集めたりもしたが…」
マイ「………」
エイス(仮面なし)「最終的には閣下が作り出した人工サイコドライバーが最も優秀だったのさ」
ハザル「嘘だ! この俺が人工生命体で…人形などであってたまるものか!」
クォヴレー「………」
ハザル「俺はハザル・ゴッツォ! 帝国宰相のシヴァー・ゴッツォの息子だ!」
エイス(仮面なし)「お前はそういう風に育てられたモデルだっただけだ」
ルリア「そんな…! では、私が遊び相手として付けられたのも…」
エイス(仮面なし)「ああ、そうだ。そいつには人間らしい感情という奴を植えつけてみたかったらしい」「そして、俺はその下らない茶番を横から観察させられることで…」「情愛というものの馬鹿らしさと非生産性を知り、機械的に任務をこなすことを仕込まれた」
ハザル「嘘だ…嘘だ…!」
エイス(仮面なし)「見苦しいぞ。お前が失敗作であることは既に証明された」「ヴァイクランから降りろ。その機体は俺のものだ」
ハザル「嘘だっ! 俺は父上の子供…ハザル・ゴッツォなんだっ!!」
エイス(仮面なし)「…消えろ」
〔精神感応音〕
〔ハザルに爆発〕

ハザル「ぎゃああああああっ!!」
バラン「ハザル!!」
ルリア「ハザル様!」
エイス(仮面なし)「そいつの精神は俺の念が完全に破壊した…。来い、ヴァイクラン」
〔ハザル、エイスへ隣接〕
バラン「何ということだ…」
エイス(仮面なし)「ハザル…。やはり、感情を処理できなかったか」
クォヴレー「貴様…ハザルを挑発するために素顔を見せたのか…!」
バラン「おのれ…エイス・ゴッツォ!!」
エイス「バラン・ドバン…。俺達のことを霊帝に報告するのならすればいい」「もう遅いだろうがな…」
リュウセイ「待ちやがれ! このままお前らを見逃してなるかよ!」
エイス「リュウセイ・ダテ…。そして、αナンバーズ…。お前達の力も見せてもらった」「だが、俺達が戦うステージはここではない」
ライ「ならば、どこだと言う?」
エイス「ゼ・バルマリィ帝国…」
ヴィレッタ「何っ!?」
アルマナ「あなたはゼ・バルマリィ本星を戦いの場にする気か!?」
エイス「もう一つ、とっておきの情報を教えてやる」「お前達の仲間、アヤ・コバヤシはシヴァー閣下が預かっている」
リュウセイ「何だと!?」
マイ「アヤが…」
エイス「あの程度の能力者でも実験サンプル程度の使い道はあるらしい」「ただし、人間の形をとどめているかは保証出来んがな」
リュウセイ「貴様ーっ!!」
エイス「また会おう、αナンバーズ」
エツィーラ「期待しているよ! お前達がアポカリュプシスを導くことをね!」
〔敵ユニット離脱〕
アムロ「俺達が銀河の終焉を導く…?」
豹馬「はったりに決まってるぜ!」
洸「地球のために戦っている俺達が、どうして銀河を破壊することになるんだ…!」
鋼鉄ジーグ「だいだい、俺達にそこまでの力があるわけないぜ」
竜馬「いや…」
コスモ「あるかも…知れない……」
ギジェ「それはまさか…」
シェリル「そう…イデよ…」
隼人「それだけじゃないだろうぜ…」
レミー「かもね…。ゲッター線やビムラーももしかすると同じくらい危険かも…」
アルマナ「帝国の祭司長の地位にあるエツィーラ・トーラーは神話や伝承に関して豊富な知識を持っています…」「また、旺盛な知識欲を持つ彼女はここ数年は無限の力に、その全てを注ぎ込んでいたと言われています」「その彼女の言葉ですからそこには何らかの根拠があるのでしょう…」
大文字「マックス艦長…」
マックス「とにかく情報を整理しましょう。それにシティ7とも合流せねばなりません…」
アルマナ「クォヴレー…」
クォヴレー「行くがいい、アルマナ。己の使命を見つけたなら…」
アルマナ「あなたは私を姫である前に一人の人間として扱い、この世界の現実を教えてくれた…」
アルマナ「それに反発しながらも私、嬉しかったんです…」
クォヴレー「壊れた人形とカゴの中の小鳥だ…。俺達は似たもの同士だったんだろう…」
アルマナ「また会えますよね…」
クォヴレー「それはわからん…。俺もお前も先に待つのは戦いだ」
アルマナ「でも、私…負けません。私だって皆さんと同じように生まれた星を愛していますから…」
ルリア「姫様…」
バラン「姫様のお覚悟…このバランもしかと受け取りました」「バラン・ドバンとベミドバン…陛下と姫様のために生命を懸けて戦うことを誓いましょう」
アルマナ「頼りにさせてもらいます、バラン、ルリア」
クォヴレー「さらばだ、アルマナ…」
アルマナ「クォヴレー…そして皆さん…またいつか会える日を楽しみにしています」
アラド「ああ!」
ゼンガー「行くのか、バラン・ドバン」
バラン「ゼンガー・ゾンボルトよ…。結局、お主とは戦うことなく事は終わりそうだ…」
ゼンガー「それもまた一つの宿命か…」
バラン「この後、お主らとワシがどのような道を行くかは知らぬ…」「だが、お主らがゼ・バルマリィとワシの前に立ちふさがることがあれば…」
ゼンガー「その時はバラン・ドバン…我が斬艦刀とお前の鉄球が死力を尽くしてまみえる時だろう」
バラン「その通りだ。…さらば、地球の戦士達…」
アルマナ「また会う日まで…」
〔敵ユニット離脱〕
〔味方ユニット離脱〕

クォヴレー「………」
ルネ「終わったね、やっと…」
J「いや…始まったのだ」
ガムリン「待ち受けるは…銀河の終焉、アポカリュプシスか…」
ミレーヌ「この銀河って…そのアポカリュプシスで滅ぼされちゃうの…」
バサラ「だったら、何だってんだ?」
ミレーヌ「え…」
コスモ「たとえ行く手に何が待っていようと、ここまで来たらもう止まるわけにはいかないぜ…」
竜馬「ああ…。もし、そこにあるのが終焉だとしても俺は最後まであきらめない…」「そこにあるものに全力で向かっていくつもりだ」
万丈「その意気だ。…と言っても人間に出来ることってのはそれくらいだろうけどね」
レミー「上等、上等! 何事もやらないよりはやる方がマシだしね」
キラ「たとえ小さな力でもそれを束ねれば、きっと何かが出来ると思います…!」
アスラン「そして、そのために俺達は今、この場に集まっているんだ」
クォヴレー「………」(そうだ…力は集いつつある…。銀河の終焉を食い止めるための力が…)
【戦闘マップ3終了】

【シナリオエンドデモ開始】

銀河系 中心部
三重連太陽系 レプリ地球宙域
αナンバーズ

アークエンジェル格納庫
クォヴレー「………」
ヴィレッタ「クォヴレー…」
クォヴレー「イングラム・プリスケンはもういない…」
ヴィレッタ「わかるわ…。あなたの中から、彼を感じられない…」
クォヴレー「ヴィレッタ大尉、あなたはいったい…」
ヴィレッタ「私は彼の影…。彼の同志であり、もう一人の彼であり…」「そして、彼のたった一人の家族だった…」
クォヴレー「………」
ヴィレッタ「だけど、今は私にも仲間がいる。愛すべき仲間達が…」「そして、彼の使命を受け継いだあなたもいる…」
クォヴレー「…俺は俺の中の奴に…イングラム・プリスケンの影に怯えていた…」「だが、それは俺の魂の渇きが奴の存在に惹かれていたに過ぎない…」
ヴィレッタ「あなたは彼と一つになることを拒んだの…?」
クォヴレー「いや…そうしたのは奴の方だった…」「奴は俺に自我が目覚めたことを知ると、俺を取り込むのではなく俺に何かを伝えようとしてきた…」「奴は言っていた…。目的のためなら手段を選ばないやり方は過ちの繰り返しだと…」
ヴィレッタ「………」
クォヴレー「俺は奴と対峙することで初めて知った…」「奴の使命の重さとその悲しみと怒りを…」
ヴィレッタ「そして、あなたは彼の使命を引き継いだと…」
クォヴレー「過去のない俺にはおあつらえ向きだからな…」「調整槽から生まれた俺には見るもの全てがまぶしい…」「人が生き、そして死に…誰かが喜び、誰かが悲しむ…。俺は生命あふれるこの世界を守りたい…」「俺の生命で全ての世界を守りたいと願った時、イングラムは全てを俺に託した…」
ヴィレッタ「クォヴレー…。あなたはイングラム・プリスケンではない…」「だけど、あなたは私の同志でありαナンバーズの一員だわ」
クォヴレー「ああ…。少なくとも、この世界のこの瞬間はな…」
〔複数の歩み寄る足音〕
アラド「クォヴレー!」
ゼオラ「おかえりなさい、クォヴレー…」
クォヴレー「ああ」
リュウセイ「クォヴレー…すまなかった…。俺は…」
クォヴレー「リュウセイ・ダテ…よくやったな」
リュウセイ「え…!?」
クォヴレー「俺が見込んだお前の力…ついに目覚めたようだな」
リュウセイ「お…お前…!?」
クォヴレー「…とイングラムなら言うんだろうな」
アラド「やるな、クォヴレー! 新しい芸風だ!」
リュウセイ「こいつ、おどかしやがって! びっくりしちまったじゃねえかよ!」
クォヴレー「俺は俺だ…。そして、俺以外の何者でもない」「だが、戦う意志はみんなと同じだ。これからも頼む…」
アラド「今さら他人行儀は無しだぜ、クォヴレー!」
ゼオラ「そうよ。ここがあなたの帰るべき場所なんだから」
クォヴレー(帰るべき場所か…)(ディス・アストラナガン…もう少しだけ、この温もりにひたらせてくれ…)(その日が来るまで…)

アークエンジェル 食堂
リュウセイ「ライ…」
ライ「約束通りだ、リュウセイ。お前は戦い続け、俺はバンプレイオスを完成させた」
リュウセイ「ああ…。そして、アヤは生きている…」
マイ「リュウ…。アヤは…アヤは……」
リュウセイ「心配するな、マイ…。バンプレイオスが完成した今、俺達に恐れるものはなにもない…」「たとえ、相手が誰であろうともな」
マイ「うん…」
ジュドー「あのマイって子…」
カミーユ「バルマー戦役の時、ユーゼス・ゴッツォの下から救い出したレビ・トーラーだろうな」
ルー「確かにあの子…アヤ大尉と血縁にあるんじゃないかって言われてたけど…」
ギャリソン「彼女はT-LINKシステムの開発者であるケンゾウ・コバヤシ博士の養子になったと聞きます」
ビューティ「じゃあ、結局、アヤ大尉の妹に納まったわけね」
レイカ「いいじゃないの。過去を掘り返して、みんなが傷つくよりもこのままの方が…」
万丈「そうだな…。彼女にとってそれがベストの選択だったんだと思うよ」
プル「ねえ、レビ…じゃなくてマイもあたし達と一緒に戦うんだよね?」
マイ「ああ…。アヤの代わりに私がR-3を担当する」「これからはよろしく頼む」
プルツー「こちらこそな」
甲児「しかし、驚きだぜ。ゲートで破壊されたと思ったらもう新型のSRXが完成していたとはよ」
ライ「バルマー戦役の時のSRXはXタイプの名が示すようにあくまで試作型に過ぎん」「完成型の設計・開発はかなり早い時期から進められていた」
リュウセイ「と言っても、随分と難航してたらしく、ゲート攻防戦には間に合わなかったわけだがな」
さやか「ねえ、今度のSRX…バンプレイオスはRマシンに分離しないの?」
ライ「本来は各Rマシンの合体によってバンプレイオスも構成されるのだが…」「完成を急ぎ、機体強度を重視したため、今は分離機能は封印している」
洸「それよりも驚いたのは閉鎖空間を切り裂いたことですよ!」
豹馬「すげえよな。あれもバンプレイオスの力の一つか?」
リュウセイ「ああ。バンプレイオスは全身に26の秘密が内蔵されているからな」
マイ「ネタが古いぞ、リュウ」
マリ(それをさらっと突っ込むなんて…)
洸(やっぱり、このマイって子…見た目通りの年齢じゃないようだな…)
ライ「リュウセイの下らない冗談はさておき、あれこそバンプレイオスの最大の特徴…XNディメンション…『次元斬』だ」
忍「次元斬?」
甲児「まさか…空間を切り裂き任意の空間と直結させることか…!?」
クォヴレー「………」
ライ「その通りだ。バンプレイオスは機動兵器であると同時にゲートにアクセスする機能を持っている」「念動力をT-LINKシステムで増幅し、サイコドライバーの域まで高めることで、次元斬は可能となる」
雅人「ちょっと待ってよ! サイコドライバーがゲートにアクセスできるって話、俺達は初耳だぜ!」
沙羅「あたしらが地球を追放されてから判明したっていうのかい?」
リュウセイ「バンプレイオスもあれだけ難航していたのに、こんな短期間で完成するなんて…」「ライ…俺達が地球を追放された後、何が起きたんだ?」
ライ「それは…」
〔歩み寄る足音〕
ゼンガー「イルイの協力によるものだ」
アラド「ど、どういうことスか、そりゃ!?」
レーツェル「君達が地球を追放されてから彼女は突然、我々の前に姿を現した」「そして、マイにXNディメンション…つまりゲートへのアクセスの仕方を教えたのだ」
ちずる「いったい何のためにそんなことを…?」
健一「俺達に協力してくれるのならそんな唐突な現れ方をする必要もないだろうに…」
レーツェル「こればかりはイルイ本人に聞いてみなければわからんさ」
ゼンガー「そして、イルイは俺達に次のようなメッセージを残している…」「『ナシムの子よ…。この銀河を救って下さい』と…」
ゼオラ「ナシム…?」
レーツェル「残念ながら、その言葉の意味もイルイの足取りもまったくわからない…」「だが、彼女が私達に何かを伝え、何かを頼もうとしていることは確かだ」
アラド「イルイ…あいつ…」
ヴィレッタ「バルマー戦役から続くこの戦いの中でガンエデンの存在はその中核を成している」
ライ「では、彼女の言葉にあった『銀河を救う』ということは…」
ヴィレッタ「おそらくアポカリュプシスを指していると見て、間違いないだろう」
忍「だがよ…! そのアポカリュプシスってやつの正体もよくわかってないんだぜ」「終焉だ終末だって言うけどよ、それは何のために起きて、何が起きるのかを具体的に知りたいぜ!」
洸「俺は、あのエツィーラという女が言っていたことが気になります…」
鉄也「俺達がアポカリュプシスを導くというやつか…」
ヴィレッタ「………」
ゼオラ「………」
クォヴレー「ここで俺達が考えてもどうなるものでもない…」
アラド「ま…言われてみればそうだな…」
クォヴレー「事態は人知の及ばぬレベルにある以上、俺達の推論など所詮は推論の域を出ない」
リュウセイ「俺もクォヴレーに賛成だ。ここで考えても仕方ねえ…」「俺達は何が起ころうとこの銀河が終わりを迎えないようにあらゆる敵と戦っていくだけだ」
キリー「今度、あの年増の姉ちゃんが来たらとっ捕まえて、真相を聞きだすとするか」
レミー「もしくはケン太から聞き出すのが手っ取り早いでしょうね」
レーツェル「わかっているな、アラド?」
アラド「うっす! イルイが何考えてるかわからねえけど、おれ達に出来るのは戦うだけっス!」
ヴィレッタ(ビムラーの使徒である真田ケン太…そして、ゲッター線の中で生きている巴武蔵…)(両名とも、宇宙収縮現象をアポカリュプシスの一端だとほのめかすようなことを言っていた…)(ここにアポカリュプシスの真相とそれを起こすものについての情報が隠されていると見た…)
沙羅「で、あたし達…これからどうするんだい?」
ファ「今、艦長達が状況を整理してこれからの行動を決めているそうです」
コウ「とは言っても…。俺達は地球を追放されている状態だ…」
モンシア「構うこたあねえ! 俺達は銀河を救うために戦っているんだぜ!」
フォッカー「中尉の言う通りだな。事が銀河全体の危機に及んでいる以上、今さら小さいことは言ってはいられないだろう」
忍「地球に残ったムゲ野郎は地底帝国と手を組んでイルイを狙っているんだ…」「それを放っておくわけにはいかねえぜ」
ジュドー「それを言うんなら、連邦とザフトの争いも止めなきゃならない」
カミーユ「あのままではザフトとブルーコスモスは互いを滅ぼすまで戦い続けるだろう…」
めぐみ「銀河全体の危機と同時に地球の危機も続いているのね…」
健一(それだけではない…)(三重連太陽系ではハイネル兄さんとリヒテルは俺達と力を合わせて戦ってくれた…)(だが、ボアザン星では父さんやエリカさん達がズ・ザンバジルに捕らえられている…)
〔扉の開閉音〕
柿崎「た、大変だ!!」
輝「どうしたんだ、柿崎? そんなに慌てて…!」
柿崎「い、今…通信が入ったんだけど…」「シティ7が丸ごとプロトデビルンに捕まっちまったそうだ!」
ミレーヌ「そんな!?」
ガムリン「我々が閉鎖空間にいた間にそんなことになっているなんて…!」
フォッカー「どうやらこいつは…やばいことになってきたようだぜ…」
【シナリオエンドデモ終了】


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