TOP PAGEへ

No.45A
とらわれの心、叫ぶ時

【シナリオデモ1開始】
阿蘇山 地底帝国本拠地

地底帝国 牢獄
〔鍵の開く音〕
イキマ「さあ入れ、小娘!」
イルイ「………」
フローラ「気をつけろよ、イキマ。この小娘…幼い外見に似合わぬ強大な超能力を持っていると聞くぞ」
アマソ「では、このような牢などこやつには意味を成さぬのではないか?」
イキマ「心配は要らん。今、この小娘はしゃべるどころか、考えることさえかなわぬ状態にされている」
フローラ「地獄大元帥が、この小娘に打ち込んだ例のもののおかげか?」
アマソ「その通りだ。さすがは地獄大元帥殿…」「超能力を封じるために、こやつの脳に神経を麻痺させる針を打ち込むとは…」
イルイ「………」
フローラ「むごい真似を…」
イキマ「らしくないぞ、フローラ将軍。まさか、この小娘に同情しているのではあるまいな?」
フローラ「………」
イルイ「………」
フローラ「む…!?」
イキマ「ア…アマソ…! お前、何か言ったか?」
アマソ「い…いや…俺ではない…!」
イルイ(や…めて…)
フローラ「こ、この娘だ! この娘が我々の脳に直接、意識を送り込んできている!」
イルイ(この…ままで…は…全て…が…終わ…って……し…まう…から…)
アマソ「ど、どうするのだ、イキマ!?」
イキマ「頭部の針に電流を流せ! 脳を麻痺させるのだ!」
〔画面、フラッシュ〕
〔電流の流れる音〕

イルイ「!!」
〔人の倒れる音〕
フローラ「気絶したか…」
イキマ「さすがは我らの地上征服の切り札…。その力、恐るべしと言えよう」
アマソ「一歩間違えれば、バケモノ同然だがな」
フローラ「………」
アマソ「どうしたのだ、フローラ将軍?」
フローラ「このような子供の力に頼らねばならんとは…嘆かわしい…」
イキマ「今さら、何を言うか! 貴様とて、こやつの力は目の当たりにしたであろう!」
フローラ「…確かに、その力は認める…。だが、我々はもしかすると禁忌に触れてしまったのかも知れないぞ…」
アマソ「触れてはならぬ禁忌…」
イキマ「先史文明の遺し遺産…ガンエデン。その代行者たる神子…イルイ……」

地底帝国 玉座
シャピロ「では、竜魔帝王…約束通り、例の少女を渡していただこう」
竜魔帝王「シャピロ・キーツ、寝言は寝て言うのだな」
シャピロ「………
竜魔帝王「貴様はあの小娘の情報を我らに流し、後は高みの見物を決め込んでいただけではないか」「あの小娘は我ら地底帝国が有効に使わせてもらうわ」
シャピロ「竜魔帝王…貴様、最初から少女を自らのものにするつもりだったな?」
竜魔帝王「それはお互い様だろうが」
シャピロ「…ムゲ・ゾルバドス帝国は貴様の世界征服に協力し、その見返りとして我々はあの少女を受け取る…」「それが、この度の同盟の約束だったはずだ」
竜魔帝王「フン…どうせ貴様はあの小娘を使い、我らごと地球を滅ぼす気であろう?」
シャピロ「………」
竜魔帝王「それに約束なんてものは最初から破るためにあるものだ。特に自分の都合の悪いものはな!」
シャピロ「ならば、己の愚かさを地底よりもさらに地の底で後悔するがいい」
竜魔帝王「…宣戦布告か。ならばムゲ・ゾルバドス帝国の総力をあげて来るがいい」「この地球は我ら地底帝国のものだ。別の星から来た奴らなどに草木一本くれてやるものか!」
シャピロ「愚か者め…。この私に逆らうことの恐ろしさを数時間後には教えてやろう」
〔モニターの閉じる音〕
竜魔帝王「この星を異星人に売った男がほざきおって! 奴め…神にでもなったつもりか!」
地獄大元帥「おそらくムゲは大部隊を率いてこちらに向かってくるでしょう…。いかがします、竜魔帝王?」
竜魔帝王「知れたことだ。この俺に歯向かうものは叩き潰すのみ!」「フローラに迎撃部隊の指示を命じろ!」「αナンバーズが不在の今、奴らを叩き、一気に攻勢に出るぞ!」
地獄大元帥「承知いたしました」

地底帝国 牢獄
アマソ「本当にやるのか、イキマ…?」
イキマ「臆したか、アマソ…! もうすぐムゲとの一大決戦だというのに我らは完全に蚊帳の外…」「このままでは我らの夢…邪魔大王国の再興は絶望的なのだぞ!」
アマソ「………」
イキマ「だから、やるのだ…。あの小娘の力を使って!」
アマソ「わかった…。お前にそこまでの覚悟があるのなら俺も迷いは捨てる」「亡きミマシの霊に誓い、我らの全てをこの作戦に懸けよう」
イキマ「よし…。あの小娘の脳に流している電流を切るぞ」
〔システムの落ちる音〕
イキマ「さあ、目を覚ますのだ。イルイ・ガンエデン…」
イルイ「…我を呼ぶのは汝らか…」
アマソ「そうだ。お前の力、邪魔大王国再建のために使ってもらうぞ」
イルイ「………」
アマソ「イ、イキマ…! この小娘、昼間とは様子が違うぞ…!」
イキマ「ここまで来たのだ…! もう後戻りは出来ん!」
イルイ「………」
イキマ「イルイ・ガンエデン…! 我らの望みは……」

〔ガンエデンの福音〕
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「とらわれの心、叫ぶ時」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現済み〕
フローラ「この非常時にイキマとアマソは姿を見せぬとはどういうことだ…!」
竜魔帝王「奴らがいようと大して戦力の足しにはならんわ」「ぬかるなよ、フローラ。頭上から偉そうな口を利くムゲの奴らをお前の力で叩き潰してやれ!」
フローラ「承知しました」
〔敵第2軍ユニット出現〕
フローラ「来たか、ムゲ・ゾルバドス帝国!」
シャピロ「神の子はお前達のような愚かな輩には不釣合いだ…」「無駄な抵抗はやめて我々に引き渡してもらおう」
フローラ「勝手なことを! 貴様ら異星人にこの星を渡してなるか!」
シャピロ「勘違いするな、女…。ムゲ・ゾルバドス帝国の求めるものはこのような小さな星ではない」
フローラ「何っ!?」
シャピロ「銀河の理を超える…。そのためには、その神の子の力が必要なのだ」
ルーナ「………」
ヘルマット「シャピロ!つまらん問答をしている暇があったら攻撃指令を出せ!」「こいつらにムゲ・ゾルバドスのヘルマット将軍の力、見せ付けてやるわ!」
フローラ「ならば、地底帝国にも、このフローラがいることをお前達に教えてやる…!」「全軍、攻撃開始だ! 奴らを生きて、この地底から帰すな!」
シャピロ「フ…愚かな…。身の程というものを知るがいい」
<戦闘開始>

<2PP・味方援軍1出現>

竜魔帝王「むう…!?」
地獄大元帥「どうされました、竜魔帝王?」
竜魔帝王「この感覚…何だ…!? 今までに感じたことがないような強い圧力を感じる…!」
〔警報(軍)〕
シャピロ「何が起きている…!? 状況を報告しろ!」
ルーナ「強力な重力場異常を感知! この空間に何者かが転移してきます!」
ヘルマット「馬鹿な! 惑星の地下などで次元境界線を切り裂くことなど出来るものか!」
ギルドローム「それが出来るとしたら…」
シャピロ「クロスゲートの力か…!」
〔クロスゲート展開〕
〔味方戦艦出現〕

〈出撃準備〉
フローラ「αナンバーズだと!?」
シャピロ「馬鹿な! 奴らがクロスゲートを制御したのか!?」
甲児「リュウセイ! 俺達の転移先は科学要塞研究所のはずだぞ!」
リュウセイ「い、いや…俺は確かに相模湾をイメージしたけど…」
マイ(確かにリュウは科学要塞研究所付近にゲートを開こうとした…)
ヴィレッタ(それが逸らされたということは、それ以上の力が我々を呼んだということか…)
マイ(それは、もしや…!?)
鋼鉄ジーグ「ここは阿蘇山の地底…! 地底帝国の本拠地じゃないか!」
忍「ご丁寧にムゲの連中も雁首そろえて、俺達をお出迎えかよ!」
アラン「待て、藤原! 様子がおかしいぞ…!」
ライ「地底帝国とムゲが戦っているだと…!?」
鋼鉄ジーグ「フローラ…」
フローラ「鋼鉄ジーグ…司馬宙も地球に戻ってきたか…」
竜魔帝王「何をしておる、フローラ! ムゲもろともαナンバーズもこの地から生きて返すな!」
フローラ「しょ、承知いたしました!」
ヘルマット「どうする、シャピロ! αナンバーズもまとめて片付けるか?」
シャピロ「………」
ギルドローム「何をしている! 早く指示を出さんか!」
シャピロ「馬鹿な…。神の子は…この私でなく奴らを選んだというのか…」
ルーナ「シャピロ様…」
シャピロ「ここは退く! 全軍、撤退だ!」
ヘルマット「何を言うか! 邪魔者共をまとめて片付けるチャンスなのだぞ!」
シャピロ「黙れ、ヘルマット! ムゲ帝王に報告すべきことが出来たのだ!」
ヘルマット「何だとっ!?」
忍「待ちやがれ、シャピロ! 今度こそ、てめえを地球から叩き出してやる!」
シャピロ「どけ、藤原! 今はお前達に構っている時間はない!」
〔敵第2軍ユニット離脱〕
地獄大元帥「シャピロめ…。さすがに用心深い奴よ…」
フローラ「ムゲは後退した! 全軍、攻撃をαナンバーズに集中せよ!」
ブリット「こうなったら迷う必要はない!」
クスハ「ええ! 正面から地底帝国と戦うまでです!」
サンシロー「ああ! イルイの捜索は後回しだ!」
竜馬「みんな、ぬかるなよ! 経緯はともかく、俺達は地底帝国の本拠地にいるんだ!」
鉄也「ここで地底帝国とその支配者である竜魔帝王を叩き、日本を完全に解放するぞ!」
ピート「大空魔竜、全速前進!」
大文字「各機、攻撃開始! ここで地底帝国と決着をつける!」

<3PP・敵第2軍増援1出現>
フローラ「ええい! この一大事にイキマとアマソは何をしている!」「あのような奴らとていないよりはマシだ! 早く出撃させろ!」
〔敵第2軍ユニット出現〕
フローラ「イキマとアマソか! 今まで何をしていた!?」
イキマ「黙れ、小娘!」
フローラ「何っ!?」
アマソ「竜魔帝王! そして、αナンバーズよ、聞くがいい!」
イキマ「我らはここに邪魔大王国の復活を宣言する!」
雅人「何を言ってるんだ、あいつら!?」
ミチル「でも、邪魔大王国は地底帝国に吸収されたはずよ…」
弁慶「それが復活を宣言したということは…」
ゼンガー「邪魔大王国の幹部達…地底帝国に叛旗を翻したか…!」
フローラ「血迷ったか、貴様ら!」
竜魔帝王「馬鹿め! その程度の戦力で俺に歯向かうとは死にに来たようなものだぞ!」
ピート「今回ばかりは敵の首領に同意だ」
ミドリ「そうね…。三つ巴から漁夫の利を狙うにしてもあの戦力じゃ…」
ボス「やいやい、お前ら! その心意気は買うが、世の中には無理ってもんがあるぜ!」
鋼鉄ジーグ「今さらお前達の出番はないぜ! 引っ込んでな!」
アマソ「竜魔帝王、そして鋼鉄ジーグ! この方を見ても、そんな大口が叩けるかな!」
鋼鉄ジーグ「何っ!?」
イキマ「恐れおののけ! そして、ひざまずくがいい!」
〔サイコドライバーの共鳴〕
リュウセイ「ぐおっ!」
マイ「何だ!? この念は…!?」
クスハ「強い憎しみを感じます!」
サンシロー「凄まじい気だぞ…! 何が出てくるというんだ!」
鋼鉄ジーグ「俺にもわかる…! この気…俺は覚えている!」「これは!」
〔落雷〕
〔敵第2軍ユニット出現〕

ヒミカ「………」
美和「あ、あれは…!?」
鋼鉄ジーグ「女王ヒミカ!」
フローラ「馬鹿な! 邪魔大王国の女王ヒミカは死んだはずだ!」
ヒミカ「フフフ…その通りだ。だが、わらわの霊魂は甦り、完成直前のロボット獣に乗り移った」「そして、わらわが甦った今、この地底の居城も当然、わらわに返してもらおう!」
竜魔帝王「………」
ヒミカ「待っておれよ、竜魔帝王。お前の可愛い手下のフローラとαナンバーズを倒したら…」「次は貴様の首を貰い受ける!」
地獄大元帥(凄まじい執念だ…。この恨みの念が奴の魂を甦らせたか…)(そして、そのためにイキマらはガンエデンの神子の力を使ったか…)
ピート「どうします、大文字博士!」
鋼鉄ジーグ「博士! 構う事はない! 俺達にとって地底帝国も邪魔大王国も敵であることは変わりないんだ!」
忍「宙の言う通りだぜ! こうなったら両方まとめてやってやるぜ!」
ヒミカ「愚か者めが!!」
〔吹き上がる炎〕
さやか「これってヒミカの異次元科学!?」
ジュン「以前に戦った時より格段にパワーアップしているわ!」
イキマ「その通りよ! 貴様ら人間に対する怒りと恨みがヒミカ様の霊力を強めているのだ!」
ゼンガー「恐るべき執念…!」
ファン・リー「どうやら、一番の強敵は甦ったヒミカのようだぜ」
竜魔帝王「フローラ! αナンバーズはヒミカの相手をする気だ!」「お前はその隙をついて両方を倒すのだ!」
フローラ「はっ! 承知いたしました!」
イキマ「見えるか、ミマシ…!」
アマソ「お前が夢見た邪魔大王国再建がもうすぐヒミカ様の御手によってなされるのだぞ!」
ヒミカ「恐れおののけ! そして、わらわを讃えよ!」「我こそは女王ヒミカ! 邪魔大王国の女王にして、地上と地底の支配者なり!」

<フローラがダメージor敵が5小隊以下or3EP・敵増援1出現>
〔吹き上がる炎〕
ヤマガタケ「な、何だぁ!?」
亮「凄まじい悪意の想念だ!」
レーツェル「女王ヒミカの霊力ということか…!」
ヒミカ「その通りよ! 我が力の前に己の無力さを思い知るがいい!」「そして、絶望の中で地獄へと落ちるのだ!」
隼人「ち…! 相手が怨念じゃ回避するのは無理そうだぜ!」
竜馬「ならば、方法は一つ! 一刻も早くヒミカを倒すしかない!」
鋼鉄ジーグ「待っていろよ、ヒミカ! 今、俺達がお前を地獄に逆戻りさせてやる!」

<鋼鉄ジーグvsフローラ>
フローラ「鋼鉄ジーグ、京が貴様の命日だ! 覚悟っ!」
鋼鉄ジーグ「くそっ! 人の心の欠片もないような相手だぜ!」

<フローラ撃破>
フローラ「ああっ!」
竜魔帝王「何をしている、フローラ! かくなる上は、その生命を以てヒミカを倒せ!」
フローラ「りゅ、竜魔帝王!?」
竜魔帝王「お前は俺の人形だ! 俺の命令は絶対だ!」
鋼鉄ジーグ「どうした、フローラ将軍! 逃げ出す気か!」
フローラ「黙れ、鋼鉄ジーグ! 私は…私は…」「私はフローラ将軍! 竜魔帝王の忠実なるしもべだ!」
鋼鉄ジーグ「フローラ…」
〔フローラ、ヒミカへ隣接〕
フローラ「ご覧下さい、竜魔帝王! このフローラ…帝王のために立派に散ってみせましょう!」
ヒミカ「馬鹿め! 返り討ちにしれくれるわ!!」
鋼鉄ジーグ「フローラ!」
〔鋼鉄ジーグ、フローラへ隣接〕
フローラ「何っ!?」
ヒミカ「鋼鉄ジーグ! 自ら死にに来たか!」
[イベント戦闘「鋼鉄ジーグvsヒミカ」]
鋼鉄ジーグ「うわあああっ!!」
鉄也「宙!」
フローラ「ば、馬鹿な…! なぜ、私をかばう…」
鋼鉄ジーグ「…お前の心が泣いているのを感じたからだ!」
フローラ「!」
鋼鉄ジーグ「悲しみにくれ、自分の生命さえ捨てようとするお前を俺は敵だと思うことは出来ない…」
フローラ「馬鹿め! だからお前は自分の生命を投げ出したと言うのか!」
鋼鉄ジーグ「何とでも言うがいい! 弱き者を守る気持ち…愛こそが俺達の力だ!」
フローラ「黙れ! 愛にそんな力があるものか!」
鋼鉄ジーグ「お前の中に悲しみを見たのはどうやら俺の勘違いだったようだ…」「お前みたいな生まれながらの悪魔には、俺達の気持ちはわかるまい!」
フローラ「悪魔…。私は悪魔なんかではない!」
鋼鉄ジーグ「いや、悪魔だ! 一度だって愛に全てを懸けたことがあるのか!?」
フローラ「黙れ! お前に私のことなんかわかるものか!」
鋼鉄ジーグ「フローラ…」
フローラ「私は生まれながらの悪魔ではない…」「私の運命を変えたのは竜魔帝王だ…!」
鋼鉄ジーグ「何っ!?」
ヒミカ「ええい! 鋼鉄ジーグ! こうなったら貴様から先に片付けてくれる!」
〔鋼鉄ジーグのいる地点に吹き上がる炎〕
鋼鉄ジーグ「うおおおおっ!!」
忍「馬鹿野郎! うかつ過ぎるぜ、宙!」
サンシロー「待ってろ! 今、助けに行く!」
鋼鉄ジーグ「来るな!」
リュウセイ「来るなって…お前…」
鋼鉄ジーグ「俺は地球を救うために…母さんやまゆみ…多くの人達の小さな幸せを守るために帰ってきた…」「その愛の力がある限り、こんなこけおどしの妖術などに負けてたまるか!!」
〔鋼鉄ジーグ、エネルギー上昇〕
美和「宙さん!」
甲児「出たぜ! 不死身の宙の火事場の馬鹿力!」
鋼鉄ジーグ「見ろ、フローラ! これが愛の力…人間の力だ!」
フローラ「人間の力…」
〔敵ユニット離脱〕
ピート「後退したか…」
サンシロー「これで残るはヒミカの亡霊だけだぜ!」
鋼鉄ジーグ「行くぞ、ヒミカ! 亡霊は亡霊らしく闇の世界へ帰れ!」
ヒミカ「言ったな、鋼鉄ジーグ! 地底帝国を片付ける前にまずは貴様らを血祭りにあげてやる!」

<クスハvsヒミカ>
クスハ「もう、居るべき場所へ還って下さい!」
ヒミカ「何を言うか、小娘! わらわの居るべき場所は邪魔大王国の玉座じゃ!」

<ブリットvsヒミカ>
ブリット「俺達が、もう一度お前を地獄に送り返してやる! 覚悟しろ!」
ヒミカ「ふふふ…。よかろう、やってみるがいいわ!」

<甲児vsヒミカ>
甲児「甦ってくるたあ、見上げた執念深さだぜ!」
ヒミカ「貴様らごとき下郎に誉められても嬉しくもないわ!」
甲児「誉めたわけじゃねえ! てめえの執念、俺達が砕いてやるぜ!」

<鉄也vsヒミカ>
鉄也「これ以上、手間取るわけにはいかん! 早々にご退場願うぜ!」
ヒミカ「剣鉄也か! 貴様にも恨みがある!」

<竜馬vsヒミカ>
竜馬「一度は倒した相手だ。一気にカタをつける!」
ヒミカ「愚かなり、ゲッターロボ! わらわの力を思い知れ!」

<忍vsヒミカ>
忍「噂の妖術使いの女王様か! 相手にとって不足はねえぜ!」
ヒミカ「わらわを愚弄するか! 貴様もチリにしてくれようぞ!」

<サンシローvsヒミカ>
サンシロー「黄泉の国へ帰りな! お前の居場所はここじゃないぜ!」

<鋼鉄ジーグvsヒミカ>
鋼鉄ジーグ「往生してからも往生際が悪いぜ、ヒミカ!」
ヒミカ「黙れ、鋼鉄ジーグ! 今日こそ貴様を異次元墓場へ引きずり込んでくれるわ!」
鋼鉄ジーグ「そうはさせるか! 地獄に落ちるのはお前一人だ!!」

<リュウセイvsヒミカ>
リュウセイ「行くぜ、女王ヒミカ! 二度と浮かび上がれないところまで俺達が沈めてやる!」

<ゼンガーvsヒミカ>
ゼンガー「我の剣は怨念をも断つ! 行くぞ、ヒミカッ!」

<レーツェルvsヒミカ>
レーツェル「その怨念と共に…消えろ、女王ヒミカ!!」

<イキマ撃破>
ヒミカ「下がっておれ、イキマ! 残りはわらわが片付ける!」
イキマ「承知いたしました、お気をつけて、ヒミカ様!」
〔敵2軍ユニット撃破〕

<アマソ撃破>
アマソ「ええい、ヒミカ様の前で無様な真似をさらすとは!」
ヒミカ「もうよい、アマソ! 後はわらわに任せよ!」
アマソ「は…! ご武運を、ヒミカ様!」
〔敵2軍ユニット撃破〕

<ヒミカ撃破・勝利条件達成>
ヒミカ「ぐああああっ! わらわが…このわらわが滅びるというのか!」
鋼鉄ジーグ「ヒミカ! 亡霊は亡霊らしく闇の世界へ帰れ!」
ヒミカ「む…無念! うおおおおおおおっ!!」
〔敵2軍ユニット撃破〕
イキマ「ヒ、ヒミカ様ぁぁぁぁっ!!」
アマソ「そ、そんな…! ヒミカ様が…ヒミカ様がぁぁっ!!」
美和「やった…! やったわ、宙さん!」
鋼鉄ジーグ「聞こえるか、竜魔帝王! 次はお前の番だ!」
竜魔帝王「………」
鉄也「出て来い、竜魔帝王! ここで決着をつけてやる!」
忍「怖気づいちまったかよ! 帝王の名が泣くぜ!!」
竜魔帝王「馬鹿めが!」
〔画面、振動〕
〔落雷×3〕

リュウセイ「ぐっ! この力…ヒミカより遥かに上だぞ!」
隼人「地獄の帝王と呼ばれた力、ダテではないか!」
竜魔帝王「イキマ! アマソ!!」
イキマ「お許しを…お許しを! 竜魔帝王!」
アマソ「我々は死ぬまで帝王に忠誠を誓います!!」
竜魔帝王「黙れ、この裏切り者めが! 今日の俺の怒りは誰にも止められぬ!」「この怒り、貴様らの生命で償ってもらうぞ!」
〔アマソに落雷〕
〔イキマに落雷〕

イキマ「ぐあああっ!! む、無念!!」
アマソ「ヒミカ様ぁぁぁぁっ!!」
〔敵2軍ユニット撃破〕
竜馬「これが竜魔帝王の力…」
ゼンガー「何という邪気…! このまま、ここにいては奴の悪意に飲み込まれる…!」
大文字「各機、退くんだ! ここは一度、後退するぞ!」
サンシロー「し、しかし、博士!」
サコン「サンシロー、悔しいが今の俺達では竜魔帝王に立ち向かう余力は残されていない…」
アラン「後退も戦術の一つだ…! 今は退くぞ!」
竜魔帝王「フン…後退するか。ならば、お前達に面白いものを見せてやろう!」
イルイ「………」
マイ「あれは…!?」
クスハ「イルイちゃん!」
レーツェル「く…神子は既に地底帝国の手に落ちていたか!」
地獄大元帥「その通りだ。そして、この娘は今、我が手により全ての能力を奪われている」
甲児「地獄大元帥! てめえ、小さい女の子に何てことをしやがる!」
鉄也「悪党め! どこまで腐ってやがるんだ!」
地獄大元帥「吠えるがいい、兜甲児、剣鉄也!」
竜魔帝王「逃げるなら逃げろ! 次は俺達がお前達の本拠地に攻め込んでやる!」
竜馬「何っ!?」
竜魔帝王「次の戦いにはこの俺も出陣する! そこで完全に決着をつけてやる!」「鋼鉄ジーグ! そして、αナンバーズよ! 首を洗って待っているがいい!」
ジーグ「くそっ…なめやがって…!」
クスハ「………
ブリット「クスハ…! 今は…退くしかない…!」
クスハ「でも、イルイちゃんが…!」
レーツェル「ブリットの言う通りだ。次の戦い…それこそが神子を救い出す場となろう」
クスハ「イルイちゃん…」
イルイ(クスハ……)
クスハ「ごめん…ごめんね…。でも、必ず助けに来るから…!」
〔味方ユニット離脱〕
竜魔帝王「出陣の準備をしろ! 次の戦いでαナンバーズの連中をとことんまで叩いてやる!」「その時こそが地上と地底の全てが、この俺の前にひれ伏す時だ!」
イルイ「………」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

移動中 九州地区 国東半島 αナンバーズ

大空魔竜 格納庫
宙「………」
美和「宙さん…」
宙「フローラは竜魔帝王に自分の運命を変えられたと言っていた…」
隼人「つまり、あの女が血も涙もない冷血将軍になったのは理由があるってことか」
ミチル「ちょっとハヤト君、言い過ぎよ!」
竜馬「ミチルさんの言う通りだ。もし、彼女が本当に心を持たない悪魔だったとしたら…」「あの時、傷ついた宙を後ろから撃っていたはずだ」
弁慶「それが出来なかったってことは生命を助けてくれた宙に心の中では感謝していたんだろうぜ」
宙「………」
忍「でもよ…所詮、あいつは敵の将軍だ。いくら人間の心を持っていようと俺達の間には戦う以外の道はないぜ」
宙「やはり、そうなのか…」
隼人「それは、お前さん次第だろうぜ」
宙「ハヤト…」
隼人「俺はあの女に俺達の理屈や心が通じるとは思っちゃいねえ…」「だが、宙…お前はそうじゃないと思うんなら、お前の好きにするんだな」
サンシロー「そうだな。俺達はこれから人知を超えた銀河の危機に立ち向かっていかなけりゃならないんだ…」
ミドリ「それには、今まで敵対していた人間同士が手を取り合う必要もあるものね」
宙「みんな…」
竜馬「それで、どうする気なんだ、宙?」
宙「…俺にもまだわからない…。だが、次の戦いが地底帝国との決戦だとするのなら…」「俺は自分自身の使命を果たすと同時にフローラと話をしてみたい…」
美和「宙さん…」
忍「へ…夢見がちな野郎だぜ…」
沙羅「だけど、忍…。あんただって、そういうのは嫌いじゃないだろ?」
忍「まあな。俺は馬鹿には腹が立つが大馬鹿野郎は好きだからな」
沙羅「類友って奴だよ、そりゃ」
サンシロー「やってみろよ、宙。出来る限り、お前を応援させてもらうぜ」
雅人「もちろん、俺も!」
リュウセイ「頑張れよ! お前にガッツに期待してるぜ!」
宙「ありがとよ、みんな…」
レーツェル「そして、イルイは奴らの手の中か…」
ライ「とりあえず、その能力は封じられているようだな」
鉄也「だが、地底帝国には地獄大元帥がいる。奴の手にかかればサイコドライバーだろうとその精神を制御される可能性もある」
ブリット「下手をすればサイコドライバーの力やガンエデンの知識が悪用されるということか…」
クスハ「そんなことはさせない…! イルイちゃんのためにも絶対に…!」
マイ「ならば、奴らの手から一刻も早くイルイを救い出さなければ取り返しのつかないことになる…」
レーツェル「強大な妖術を使う竜魔帝王と狡猾さと執念深さでは並ぶ者はない地獄大元帥のタッグか…」
甲児「ち…最悪のゴールデンコンビだぜ」
鉄也「そして、決戦を宣言するからには、どのような手を使ってくるかわからん」
甲児「上等だぜ! 俺もいい加減にあいつとの因縁を断ち切りたいと思っていたんだ!」
鉄也「その意気だ、甲児君」
マイ「クスハ…」
クスハ「マイちゃん…。あなたおイルイちゃんの優しさに触れたのね…」
マイ「…イルイは私に大切なことを教えてくれた…」「だから…今度は私がイルイを救ってあげたい…」
クスハ「私も同じよ…。ううん…甲児君や鉄也さんやリョウ君達も…」「みんな…イルイちゃんの優しさに助けられ、イルイちゃんのことが好きだから」
マイ「うん…」
クスハ「頑張りましょうね、マイちゃん。地球のためにもイルイちゃんのためにも…」

阿蘇山 地底帝国本拠地

地底帝国 玉座
竜魔帝王「フローラ! 鋼鉄ジーグに助けられるとはよくも生き恥をさらしてくれたな!」
フローラ「お、お許しを、竜魔帝王! 次の決戦では必ずや鋼鉄ジーグとαナンバーズを倒してご覧にいれます!」
竜魔帝王「ええい、黙れ! お前の言い訳もそろそろ聞き飽きたわ!」「使い物にならんのならお前もイキマ達と同じ道を歩ませるぞ!」
フローラ(やはり、竜魔帝王の心には人間らしさなどかけらもない…)(不要になれば私とてゴミにように捨てられるだけだ…)
竜魔帝王「何だ、その目は? 俺のやることに文句があるのか!?」
フローラ「い、いえ…そのようなことは…」
竜魔帝王「目障りだ! お前は牢にぶち込んでくれる!」
フローラ「そんな…! 地底帝国の将軍である、この私が…!」
竜魔帝王「俺の部下に無能は要らん! ロボット兵よ、こやつを連れていけ!」
ロボット兵「………」
フローラ「お許しを、竜魔帝王! どうか、お許しを!」
〔機体の歩行音〕
竜魔帝王「馬鹿な女よ。この俺に生かされた忘れるとは…」「まあいい。地上を征服すれば、もっとマシな人形も見つかるだろう」「そして、その時はもうすぐ来る…。邪魔者の鋼鉄ジーグとαナンバーズを倒してな…」「フハハハハハハハ! ハハハハハハハハハハハ!」
【シナリオエンドデモ終了】


● 「地上/宇宙/バロータ/ボアザン」 へ戻る

● No46A「さらば父よ、戦士達の旅立ち」 へ進む


◆ 「第3次スーパーロボット大戦α-終焉の銀河へ-」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。