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No.46C
野望の第4惑星

【シナリオデモ1開始】
銀河系 M71宙域
バロータ星系 第4惑星
αナンバーズ

ゲペルニッチ艦 ブリッジ
ゲペルニッチ「よく来た、サンプル共…」
フォッカー「………」
リュウセイ「………」
ゲペルニッチ「我が名はゲペルニッチ…。お前達を歓迎しよう」
〔仮面を外す音〕
ゲペルニッチ「………」
ガルド「ギュンター参謀…」
イサム「知っているのか、こいつのこと?」
ガルド「ああ…。バロータ調査団の指揮官だったイワーノ・ギュンター参謀だ」
ガビル「サンプルが無礼な口を! こちらにいらっしゃるのはゲペルニッチ様、それ以外の何者でもない!」
マックス「では、あれはギュンター参謀にプロトデビルンが憑依したもの…言わば仮の姿というわけか」
ゲペルニッチ「…お前が指揮官か」
マックス「私はマクロス7船団長マクシミリアン・ジーナスだ」
ゲペルニッチ「忠告したはず。私の夢に協力しろと」
ミレーヌ「何言ってんのよ…! なんで協力しなくちゃいけないのよ」
レイ「ミレーヌ…」
ミレーヌ「ガムリンさんを殺したくせに! 返して! ガムリンさんを返してよ!」
ゲペルニッチ「死ははじけいくうたかた…。私の望むものではない…」
ミレーヌ「冗談じゃないわ! いっぱい殺いといて!」
ゲペルニッチ「同じ夢…スピリチアファームを望めば無駄な消滅は避けられた」
ミレーヌ「何よ! 何なのよ!」
ゲペルニッチ「フフフ…スピリチアが上がる…。スピリチア自己再生種族には生き残る道がよく似合う」「そのあがきこそがアポカリュプシスに抗う力にもなる」
ライ「アポカリュプシスだと…!?」
マイ「プロトデビルンもアポカリュプシスを知っているのか…」
リュウセイ「答えろ、ゲペ何とか! お前はアポカリュプシスの何を知っているんだ!?」
ゲペルニッチ「その問いに答える意味はない」「…スピリチアは砂にしみこむ清水のごときもの。しかし、スピリチアファームは永遠だ」「アニマスピリチアのサウンドウェーブが降り注ぎ、失われたスピリチアは沸き出ずる泉のごとく復活を迎える」「これを未来永劫繰り返すのだ。それこそが運命の環から逃れる絶対にして唯一無二の策…」
バサラ「アニマスピリチアのサウンドウェーブだ!? 俺の歌はそんなわけのわからないものじゃねえ!」
輝「バサラ!」
ドッカー「いいぞ! こうなりゃ奴に直接歌をぶち込んでやれ!」
バサラ「ゲペ何とか野郎! 俺の歌を聴きやがれーっ!!」
ガビル「ぬう! 危険な刺激美!!」
ゲペルニッチ「そうはさせん…!」
〔機械の動作音〕
バサラ「!」(声が出ねえ!)
ガビル「見たか、アニマスピリチア! そのリングがある以上、貴様のスピリチアも輝くことは出来まい!」
ゲペルニッチ「フフフ…アニマスピリチア。身を裂く危険な密の香り…、我らを惑わす豊穣の波動…」
柿崎「ど、どうするんだよ、マックス!」
ゲペルニッチ「サンプル共の船団、また、それに住まう地が星屑になるのを望まぬならば我が命に従え」
マックス「お前に我々を全滅させることなど出来ない!」
ゲペルニッチ「ほう…」
フォッカー「そんなことをすればお前の言うスピリチアファームは出来なくなるからな!」
ゲペルニッチ「そうかな?」
フォッカー「どういう意味だ!?」
ゲペルニッチ「フフフ…フハハハハハ! 私の夢は無限だ…考える時間をやろう」
マックス「………」

プロトデビルン基地内部
リュウセイ「くそっ! 都合の悪い質問したからってこんな所に閉じ込めやがって!」
アラド「あのゲペ何とか野郎…早く何とかしないと…!」
リュウセイ「アラド…体当たりだ。ドアをぶち破るぞ…!」
アラド「了解っス!」
クォヴレー「無駄な真似はやめろ」
アラド「どうして、お前は人のやる気をそぐことばっかり言うんだよ!」
ビヒーダ「だが、事実だよ」
アラド「い…!?」
ゼオラ「ビヒーダさんってしゃべれたんですね…!?」
ライ「冷静になれ、二人共」
レーツェル「今、この部屋から脱出したところで先は見えている」
リュウセイ「でもよ…!」
ヴィレッタ「万丈や真吾、ノリコ達は追っ手を振り切ったはずよ。ここは彼らを信じましょう」
アラド「だけど、このままあのゲペ何とか野郎を放っておいたら銀河の全てのスピリチアが吸われちまう…」
リュウセイ「その前に何とかここを抜け出しあいつを倒さなくては…!」
ガルド「…間違いない。やはり、あれはバロータ星系の調査団のギュンター参謀だ」
フォッカー「じゃあ、奴もこの惑星に来た時にプロトデビルンに襲われてああなっちまったってことか」
輝「柿崎…お前も一度はこの星に来たんだろ? 何か思い出せないのか…」
柿崎「確か、クレバスの奥の洞窟内に連れていかれて、大きなチャンバーがあって…そこには…」「そこには…ああ…駄目だ! その先は思い出せねえ!!」
ドッカー「おいおい! その先が重要なのによ!」
イサム「相変わらず肝心なところで役に立たないやつだぜ」
フィジカ「仕方ありませんよ。相手は精神制御を得意としているんですから記憶を欠落させているかも知れませんし」
柿崎「そう! そうなんだよ! フィジカの言う通りだよ!」
レイ「だが、ここまでの話を総合するにそのギュンター参謀の身体にプロトデビルンが乗り移ったと…」
マックス「うむ…そう考えて間違いないだろう」
ライ「まるで悪魔が人間に乗り移った話のようだな」
マイ「だが、あのゲペルニッチなる者の気…確かに尋常な人間のものではない」
ゼンガー「物の怪の類か。ならば人の理は通用しないか…」
ミレーヌ「………」
グババ「キイ…」
ビヒーダ「………」
レイ「ミレーヌ、大丈夫か?」
ミレーヌ「あたし達…ガムリンさん、あたし達…」「ガムリンさんはあたし達を歌わせるために死んだの…。…歌が…歌が……」「………」
レイ「………」
フィジカ「ガムリン中尉……」
ドッカー「もう終わりか…」
マックス「ドッカー中尉、まだ始まったばかりだ」
柿崎「で、でもよ…! どう見ても状況は絶望的だぜ!」
マックス「まだですよ、柿崎君。絶望と言うには、まだ早過ぎます」「レイ、この基地内にはマインドコントロールされた多くの兵士達がいる」「バサラに思い切り歌わせることが出来れば、兵士達のマインドコントロールを解いて、味方に出来るかも知れない」
レイ「なるほど…。確かに、それならば…」
イサム「だけどよ…バサラの野郎はあのおかしなリングをノドにつけられて歌えなくされてるんだぜ」
ガルド「何より、あいつは俺達とは別の場所に運ばれている…」
マックス「………」「ミレーヌ…。ミレーヌ、どうしたらいいと思う?」
ミレーヌ「え…」
マックス「意見を聞きたい。お前もスターゲイザーの一員だろ」
ミレーヌ「パパ…」
マックス「お前は自分の意志でこの作戦に参加したんだ」「一度はメンバーから外されたのにそれでも必死に追いかけてきた。いったい何のために来たんだ?」
ミレーヌ「………」
マックス「何かをしたくて来たんだろう?」
ミレーヌ「でも、ガムリンさんが…」
マックス「めそめそと泣くために来たのか?」
ミレーヌ「………」
マックス「ガムリンは戦った、生命を懸けて。彼が何のために戦ったのかわかるはずだ」
ミレーヌ「………」
フォッカー「チャンスは必ず来る。あきらめるなよ、みんな」
リュウセイ「おう! せっかく敵の本拠地に来てるんだ! 大逆転といこうぜ!」
輝(未沙…ミンメイ……)
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
「野望の第4惑星」


【戦闘マップ1開始】
〔味方ユニット出現〕
万丈「みんな、準備はいいかい?」
レミー「派手に騒いで敵の目を引き付ける…。ま、私達には似合いの役かな?」
ユング「私達の機体サイズなら目立つことこの上なしだものね」
真吾「言えてるぜ。この面子じゃあゴーショーグンも小人だものな」
ノリコ「あたし達の頑張りでミレーヌ達を絶対に救い出しましょう!」
キリー「早速、お出迎えのようだぜ」
〔敵ユニット出現〕
ノリコ「それじゃ行くわよ!」
万丈「待つんだ、ノリコ。敵を撃墜しては駄目だぞ」
ノリコ「どうしてです!?」
ユング「わかってないわねえ…」
レミー「いい、ノリコ? 私達の任務はあくまで敵の目を引き付け、少佐達の脱出をアシストすることよ」
ユング「敵を撃墜したら、増援が出てくるだけでいつまで経っても状況は変わらないじゃない」
ノリコ「そ、そっか…」
万丈「僕達の目的は、あの迎撃部隊をクレバスから引き離すことだ」
真吾「それじゃエサ役らしく挑発と行きますか!」
〔味方全機、前進〕
バロータ兵「…サンプルの行動、理解不能」
ノリコ「ちょ、ちょっと! こんなに一気に近づいて大丈夫ですか!?」
レミー「大丈夫も何もやるしかないの」
万丈「そういうこと。全ての敵をこのラインから東に誘い出せばOKだ」
〔カーソル、目標ラインを指定〕
真吾「さて、食いついてくれるかな?」
キリー「俺としてはユングちゃんに食いつきたいところだけどな」
レミー「キリー…ふざけてないで真面目にやんないとミリア市長に怒鳴られるわよ」
キリー「っと! そいつは鬼より怖いぜ!」
<戦闘開始>

<2PP>

万丈「動かない敵にはこちらから仕掛けて、挑発するんだ」
ノリコ「でも、あたし達がいくら防衛部隊をおびき出しても、みんなが監禁されていたら…」
万丈「そっちの心配はいらない。こっちの動きに合わせて、向こうも行動を起こすそうだ」
ノリコ「え…? あの基地に私達の味方がいるんですか?」
万丈「そうさ。その人の決死の努力、無駄にするわけにはいかない…!」

<敵全機が目標ラインへ到達・味方援軍1&敵増援1&第3軍増援1出現>
真吾「よし…任務達成だ」
ユング「後はフォッカー少佐達が脱出してくれるのを待つだけだけど…」
万丈(早瀬艦長、後は頼みます……)
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

プロトデビルン基地内部
〔光線の放射音〕
???(未沙)「皆さん、急いで下さい…。脱出します」
輝「あ…ああ…」
未沙「輝…」
輝「未沙!!」

プロトデビルン基地内部
〔複数の走り寄る足音〕
未沙「急いで下さい! こちらです!」
フォッカー「すまん、早瀬! 恩に着る!」
フィジカ「あれがメガロード船団の責任者の早瀬未沙艦長なんですね…」
ドッカー「プロトデビルンに捕まった後も独自に脱出するチャンスを狙っているなんて…」「まさに才色兼備! 地獄に女神ってところだぜ!」
未沙「外ではダイターン3達が敵を引き付けるためのオトリ役をやってくれています!」
輝「さっすがだね。手回しの良さは変わらずだ」
未沙「一息つくには早過ぎます。まだ、我々はやらなければならないことがあるのですから…!」
輝「怒鳴らなくてもいいだろ…」
未沙「誰も怒鳴ってなんていません! それより急いで!」
マックス「相変わらずのようですね、一条君と早瀬艦長は」
フォッカー「ま…ケンカするほど仲がいいってのは、どこも同じさ」
マックス「………」
ミレーヌ「パパ! バサラを探さないと!」
マックス「わかっている!」

プロトデビルン基地内部
バサラ「!」
イサム「よう、大将! 歌を忘れたカナリヤ気分はどうだい!?」
バサラ「!!!」
レイ「噛み付くな、バサラ。今、その妙な輪っかを外してやる」
〔光線銃の銃声〕
バサラ「声が出る…」「やったぜ! これで歌えるんだ!」
ミレーヌ「バサラ…」
フォッカー「よし、バサラ! それなら思い切り歌ってもらうぜ!」
柿崎「頼むぜ! こうなりゃお前の歌だけが頼りなんだ!」

プロトデビルン基地内部
〔複数の走り寄る足音〕
〔BGM「POWER TO THE DREAM」〕

バサラ「俺の歌を聴きやがれーっ!!」
バロータ兵「!」
バロータ兵「!」
バサラ「どうした、どうした! もっと聴かせてやるぜ!!」
未沙「これは…」
輝「あの熱気バサラの歌はマインドコントロールされた兵達を正気に戻す働きがあるらしいんだ」
ドッカー「それだけじゃないですぜ。あいつの歌はプロトデビルンに奪われたスピリチアを回復させる力もあるんです」
未沙「それはまるで…」
ミレーヌ「バサラ! あたしも歌う!」
レイ「ミレーヌ…」
ミレーヌ「あたしだってスターゲイザーの一員なんだもん!」「それにあたしが歌わなかったらガムリンさんが…ガムリンさんが……」
レイ「………」
バサラ「来いよ…」
ミレーヌ「バサラ…」
バサラ「やろうぜ…熱狂ライブをよ!」
ミレーヌ「うん!」
〔BGM「HOLY LONELY LIGHT」〕
柿崎「効くぜぇ! こいつはよ!」
フォッカー「早瀬! 俺達の機体はどこにあるんだ!?」
未沙「待って下さい、少佐。その前に私達はいかなくてはならないところがあります!」
輝「それは…」
未沙「この星へ連れて来られた人達が囚われているところです」
輝「じゃあ、そこにミンメイも!」
未沙「………」

スピリチア吸収カプセル
〔光線銃の銃声×8〕
マックス「ここは…!」
輝「カ、カプセルの中に人が閉じ込められている…」
柿崎「見ろよ! 地球人だけじゃない! 他の星の人間達もいるぜ!」
未沙「ここは銀河中から捕らえられた人達がスピリチアを吸われるために集められた場所…」「試験的に造られたスピリチアファームのひな形のようなものよ」
ミレーヌ「ここにシティ7の人達も…」
フィジカ「もしかしたら、私の妻や子供もここに…!」
〔画面、フラッシュ〕
〔スピリチアの吸収音〕

ライ「カプセルの中の人達が干からびていく!」
マイ「スピリチアを吸い尽くされた結果か…!」
フォッカー「輝! あれを見ろ!!」
輝「あ…あれは!?」
ミンメイ「
〔画面、ミンメイを表示〕
〔画面、フラッシュ〕
〔スピリチアの回復音〕
〔画面、ミンメイを表示〕

輝「ミンメイーッ!!」
未沙「…向こうの声が届かないようにこちらの声も伝える術はないわ…」
輝「そんな…」
未沙「彼女はああやってスピリチアを吸い尽くされた人々を歌で回復させている…」「それこそ自分の生命を削って…」
輝「ミンメイ…君は…」
バサラ「何てことしやがる…!」
ミレーヌ「スピリチア…甦ったみんなのスピリチアを…!」
〔大型モニターの開く音〕
ゲペルニッチ「サンプル共よ…」
マックス「ゲペルニッチ…!」
ゲペルニッチ「我が名はゲペルニッチ…。これが私の夢…スピリチアファーム…! ハハハハハハ!」
バサラ「みんな、目を覚ませーっ!!」
〔BGM「POWER TO THE DREAM」〕
ミンメイ「!」
輝「ミンメイ!!」
フォッカー「こちらに気付いた…?」
輝「ミンメイ! ミンメイ!!」
ミンメイ「………」
輝「ミンメイ…」
ビヒーダ「大丈夫だ…と彼女は言っている」
フォッカー「…俺達に心配かけまいと…」
輝「ミンメイーッ!」
ミンメイ「………」
バサラ「うおおおおおっ! 歌いまくってやるぜ!!」
レーツェル「危ないっ!!」
〔スピリチア吸収ビームの放射音〕
〔画面、点滅〕

ガビル「悪あがきは見苦しい! 我らに素直に従うべし! 服従美!」
バサラ「お前も俺の歌を聴けーっ!」
ガビル「ぬ…ぬうう! ならば!」
レイ「逃げろ、ミレーヌ!」
ガビル「お前だーっ!!」
マックス「ミレーヌ!」
ミレーヌ「!」
ガビル「もらったぞ! 健康美!」
〔崩落音〕
〔画面、振動〕

ガビル「何っ!?」
〔強い殴打音〕
〔画面、点滅〕

ガビル「ぐわっ!」
柿崎「あれはバロータの機体じゃないかよ!」
リュウセイ「何だ!? 仲間割れか!」
〔パネルの開閉音〕
???(ガムリン)「今の内に各自の機体へ!」
ミレーヌ「あ…ああ…!」
ガムリン「急いで下さい! 早く!」
ミレーヌ「ガムリンさん!」
ガビル「ガムリン…!? ええい、また奴か! 生きていたとは執念美!」
ガムリン「こいつは俺が押さえる! 急いで!」
ガビル「標的はお前達ではない!!」
〔スピリチア吸収ビームの放射音〕
〔画面、点滅〕

未沙「!」
輝「未沙!」
ガビル「この知性美はゲペルニッチ様のお気に入りのようなのでな!」
輝「未沙! 今、行くぞ!」
未沙「来ては駄目! 今、ここで脱出しなかったら、私のやったことが全て無駄になります!」
輝「し、しかし…」
未沙「メガロード艦長の早瀬未沙からスカル小隊の一条少尉に命令します」「本惑星から脱出し、戦力を集め、民間人の救出に当たれ! これを最優先とせよ!」
輝「………」
フォッカー「行くぞ、輝…」
輝「必ず戻ってくる…! 必ず戻って、君を救い出してみせる!」
未沙「…その日を待ってます…」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔戦闘マップ1から継続〕
〔クレバスに爆発〕

ノリコ「あの爆発は…!?」
万丈「どうやら成功したようだ」
〔味方ユニット出現〕
ノリコ「みんな! 無事だったのね!」
イサム「ああ、何とかな! 出迎えご苦労さんよ!」
キリー「で、1名ばかり見慣れない人が混じっているのは?」
ガムリン「私です! この機体は敵から奪ったものです!」
ユング「ガムリン中尉!?」
真吾「あんた、生きてたのか!」
ガムリン「ええ…地面が雪でしたのでショックも少なかったようです」「目の前でミレーヌさん達が敵に投降するのを見て、それで何としても助けようとして…」
レミー「やるぅ、中尉! 大したガッツマンじゃない!」
キリー「見直したぜ。オデコが広いだけの堅物じゃなかったようだな」
フォッカー「っと、感動の再会シーンに無粋なお客さんが来たようぜ!」
〔敵ユニット出現〕
フォッカー「スカルリーダーより各機へ! 追っ手の相手をする必要はない! 全速でこの星から脱出するぞ!」
マックス「バトル7へは既に救援を要請している!」「奴らを振り切って大気圏外へ脱すれば、そこからはフォールドで離脱出来る!」
輝(未沙…ミンメイ……)
フォッカー「各機、遅れるなよ! 脱出ポイントはここだ!」
〔カーソル、目標地点を指定〕
ガビル「ゲペルニッチ様! このガビルに出撃命令を!」
ゲペルニッチ「ならぬ」
ガビル「なぜです!?」
ゲペルニッチ「この星に奴らが近づいてきている…」
ガビル「な、何と…!?」
ゲペルニッチ「奴らと比べてサンプルの幾らかが逃げたとてまた追えば済むというものだ」
未沙(プロトデビルンさえも恐れる奴らとはいったい…)
ガムリン「合流するぞ、ドッカー、フィジカ!」
フィジカ「了解です!」
〔ドッカー&フィジカ、ガムリンと小隊統合〕
〔真吾、万丈と小隊統合〕
〔ユング、ノリコと小隊統合〕

ミリア「急いで、マックス! こ、このままでは…」
マックス「どうした、ミリア!?」
ミリア「奴らが…来…」
〔ノイズ〕
マックス「何が起きているんだ…」
ユング「ノリコ! 大気圏から何かが来るわ!」
ノリコ「!」
ゲペルニッチ「…来たか」
〔第3軍ユニット出現〕
ノリコ「宇宙怪獣!」
柿崎「な、何て数だよ、こりゃ!!」
フォッカー「くそっ! 最悪のタイミングで現れやがって!」
グババ「キイッ!」
ミレーヌ「や、やだ…! 何よ、こいつら!?」
ガムリン「STMC…。こんなタイミングで現れるとは…!」
ノリコ「銀河を往けばいつかは遭遇するとは思っていたけど…」
ガビル「ゲペルニッチ様!」
ゲペルニッチ「思ったほどの数ではない。所詮は様子見ということか…」
ガビル「全軍にサンプル共の追撃と同時に奴らの相手をさせます」
ゲペルニッチ「この星へ仕掛けてくるとはやはり、あの力…我が夢を許さぬらしい…」「そして、我らをアポカリュプシスの一つにするつもりか…」
未沙(あの力…? いったい、ゲペルニッチは何を…)
マックス「各機、宇宙怪獣にはかまうな! 一刻も早くバトル7に合流し、この星系を離脱するぞ!」

<グラビル撃破>
グラビル「グオオオオオオ!!」

<クォヴレーorアラドorゼオラが目標地点へ到達>
アラド「くそっ! 結局、逃げるだけかよ!」
クォヴレー「今は生き延びることが最優先事項だ。いくぞ…!」(しかし、奴らの進行がここまでだとは…)
〔味方ユニット離脱〕

<万丈or真吾が目標地点へ到達>
キリー「やれやれ…。結局、何の戦果もなく引き揚げか」
レミー「ま…成功率1%以下の作戦で生還出来ただけでも良しとしましょう」
真吾「ま…実戦にはリセットはないからな。そう考えれば、大したもんだ」
〔味方ユニット離脱〕

<ノリコorユングが目標地点へ到達>
ノリコ「ここにも宇宙怪獣が現れるなんて…」
ユング「やはり、奴らの活性化は全銀河規模で起きているようね」
〔味方ユニット離脱〕

<ノリコorユングが目標地点へ到達>
ノリコ「ここにも宇宙怪獣が現れるなんて…」
ユング「やはり、奴らの活性化は全銀河規模で起きているようね」
〔味方ユニット離脱〕

<輝orフォッカーor柿崎が目標地点へ到達>
フォッカー「こちらスカルリーダー! ポイントへ到達!」
輝「………」
フォッカー「しっかりしろ、輝! お前がそんなんじゃ早瀬もミンメイちゃんも助けられんぞ!」
輝「先輩…」
フォッカー「あの二人はプロトデビルンにとってVIPだ。生命の心配はない」
柿崎「隊長の言う通りだぜ。今は俺達が生き残ることが第一だ」
輝「…わかった」(未沙…ミンメイ…。俺は必ず君達を助けに戻る…)(だから、もう少しだけ待っていてくれ……)
〔味方ユニット離脱〕

<マックスorイサムorガルドが目標地点へ到達>
マックス「さすがですね、二人共。この新型と僕についてこられるとは…」
イサム「へ…お前さんもロートルにしちゃよくやったぜ」
ガルド「無駄話は後だ。まずはこの星から脱出するぞ」
〔味方ユニット離脱〕

<バサラorミレーヌorレイが目標地点へ到達>
レイ「プロトデビルンに宇宙怪獣…。どうやら、この銀河は俺達の敵だらけだ」
ミレーヌ「あたし達、どうなっちゃうの…」
ビヒーダ「………」
バサラ「へ…! 相手がデカければデカいほど歌の聴かせ甲斐があるってもんだぜ!」「待ってろよ! いつかお前達のハートにも俺の歌を届かせてみせるぜ!!」
〔味方ユニット離脱〕

<ガムリンorドッカーorフィジカが目標地点へ到達>
ガムリン「これよりダイヤモンドフォースは大気圏外へ離脱する!」
〔味方ユニット離脱〕

<リュウセイorヴィレッタが目標地点へ到達>
ライ「リュウセイ、離脱するぞ!」
リュウセイ「………」
マイ「どうした、リュウ?」
リュウセイ「待っていろ…。プロトデビルン、そして宇宙怪獣…!」「お前達が人類の明日に立ちふさがるのなら、俺とαナンバーズが相手をしてやるぜ!」
〔味方ユニット離脱〕

<ゼンガーorレーツェルが目標地点へ到達>
ゼンガー「この悪鬼が銀河と人を蝕む最大の災厄か…」
レーツェル「ならば、どうする? 友よ…」
ゼンガー「決まっている。我が剣は、あらゆる敵を断つ!」
レーツェル「決着の時はいずれ来る。そして、その時は遠くないだろう…」
〔味方ユニット離脱〕

<味方全機が目標地点へ到達・勝利条件達成>
【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ゲペルニッチ艦 ブリッジ
ガビル「ゲペルニッチ様…破壊神共の駆逐、完了いたしました」
ゲペルニッチ「ご苦労。…サンプル共の艦はどうなった?」
ガビル「は…! アニマスピリチアらを収容した後、フォールドにて、この星系を離脱しました」
ゲペルニッチ「妙だな」
ガビル「と言われますと?」
ゲペルニッチ「あの力がスピリチアファームに気付き、破壊神共を送り込んできたことは理解できる…」「奴は我々がサンプル共の脅威となるのを望んでいるからな」「だが、そのタイミングがあのサンプル共を助けるかのようだったのが気にかかる…」
ガビル「まさか、あの力がサンプル共に力を貸していると?」
ゲペルニッチ「それは考え難い。あれは我らをサンプル共の天敵とすべくこの宇宙へと招いたのだ」「そして、遥かなる過ぎ去りし時…我らはアポカリュプシスとして、あの破壊神共と共に滅びを招いた」
未沙(どういうこと…!? プロトデビルンと宇宙怪獣の間には何か関係があると…)
ガビル「ですが、そのサンプル共の滅びとアニマスピリチアにより、我らは眠りにつかなければならなくなりました」
ゲペルニッチ「過ちを繰り返してはならない」「そのためにも我が夢を実現し、あの果て無き力の作り出す運命の環から逃れねばならない…」「たとえ、この度の我らの目覚めもあの力によって仕組まれていたとしても…」
未沙(あの宇宙怪獣を制御する者がいる…。そして、それはプロトデビルンをこの銀河に呼び込んだもの…)(ゲペルニッチの言う果て無き力…、そして、アポカリュプシスとはいったい…)
ゲペルニッチ「ガビルよ…。やはり、我が夢にはあのアニマスピリチアが必要となる…」「サンプル共を追い、アニマスピリチアを手に入れるのだ」
ガビル「わかりました…。このガビル、あのサンプル共には借りもありますので」
ゲペルニッチ「そして、同時にあの力とサンプル共の関係を調べるのだ」「もしかするとあのサンプル共こそが選ばれし者かも知れん…」
未沙「………」
【シナリオエンドデモ終了】


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