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No.50
二つの星と二つの門

【シナリオデモ1開始】
銀河系 M71宙域
バロータ星系 第4惑星
αナンバーズ

ラー・カイラム ブリーフィングルーム
宙「イルイの奴、目を覚ましたはいいが自分のことをガンエデンだって言ったらしいじゃないか」
豹馬「だがよ…俺達の知ってるイルイだとも言ってるらしいぜ」
忍「よくわからねえんだけどよ、あのイルイって子…どういう状態でお前達と戦ったんだ?」
カミーユ「イルイは先史文明の遺した惑星防衛システム・ガンエデンに取り込まれていた…」
洸「ガンエデンは星全体を封印することで外宇宙の敵から地球を守ろうとしたと聞きました」
万丈「イルイはそのガンエデンの力を発動させるための鍵として機能していたのだが…」「彼女が選ばれたのはそのサイコドライバー能力によるものだったようだ」
<<クスハ>>
忍「で、戦いの後、そのイルイって子はクスハ達と暮らすようになったのか」
ブリット「ああ…。だが、戦いの中でイルイは姿を消し、今日に至るわけだ…」
クスハ「………」
ブリット「クスハ…」
クスハ「ブリット君…私ね…嬉しいの…」
ブリット「え…」
クスハ「イルイちゃんが生きていたくれたことが…。それだけで嬉しくて、嬉しくて…」
ブリット「俺も同じだよ…」
<<クォヴレー>>
忍「で、その戦いの最後にアラドはあの子を救うために特攻を仕掛けたってわけか」
アラド「ほんと! あの時は死ぬかと思ったっスよ」
ゼオラ「でも、アラドが宇宙へ上がった間にイルイは姿を消した…」
亮「それで今日に至るというわけか」
沙羅「何から何まで謎めいてるね…」
アラド「だけど、もうイルイは逃げる気はないみたいっスよ」「だから、後は本人の口から語ってもらいましょうよ」
雅人「まったく…お前は気楽だねえ」
アラド「それと大食いだけが取り得っスから!」

〔扉の開閉音〕
イルイ「………」
アムロ「イルイ…」
甲児「やっぱり、イルイだ…。俺達の知っている…」
ブライト「各員、集まっているな。では、緊急ブリーフィングを始める」
大文字「このブリーフィングは彼女…イルイ・ガンエデンのもたらした情報から…」「今後の我々の行動を検討するものである」
命「イルイ・ガンエデン…」
凱「では、イルイは…」
イルイ「皆さん…」
健一「………」
コウ「………」
イルイ「今までご迷惑をおかけしてごめんなさい…」
<<クスハ>>
クスハ「イルイちゃん…あなたは…」
<<クォヴレー>>
ゼオラ「イルイ…あなたは…」

イルイ「私は皆さんの知るイルイです」「ですが、同時に私の中にはガンエデンの意識も存在しています」
一矢「ガンエデンの意識とイルイの意識が…?」
ナナ「それって二重人格ってこと!?」
イルイ「いえ…私とガンエデンは一つの身体を共有している状態…」「今ここで皆さんとしゃべっているのは私の意識ですが…」「私の中のガンエデンも同時に皆さんの声を聞いているのです」
ヒイロ「…では聞く。お前は俺達の敵なのか…」
デュオ「直球過ぎだよ、お前! もうちょっと言い方があるだろうが!」
イルイ「いえ…ガンエデンが地球を封印しようとし、皆さんと戦ったのも事実ですから…」
鉄也「イルイ…ガンエデンは再び地球を封印する気なのか?」
イルイ「いえ…。本体とバラルの園を失った時点でそれは事実上、不可能となりました」
レーツェル「では、君とガンエデンは何をしようとしている?」「何のために我々の前から姿を消し、保護を拒んだのだ?」
イルイ「ガンエデンは答えを探していたのです…」
ヴィレッタ「答え?」
イルイ「ガンエデンは、その手段はともかく地球防衛のためのシステムです」「自らが使命を果たす事が不可能となった今、それに代わる者達…ガンエデンの剣を探していたのです」
竜馬「では、その答えとは…」
イルイ「はい…。地球を守る剣…それはあなた方、αナンバーズです…」
ジュドー「俺達…ガンエデンに選ばれたってわけか…」
キリー「そいつは結構なことだぜ。自分が都合が悪くなったんで、俺達にお役目を押し付けようってのか」
豹馬「気に入らねえな…。それじゃ俺達を利用しようとした帝国監察軍と同じじゃねえかよ」
イルイ「………」
美和「イルイ…あなたを責めているわけではないわ。でも…」
宙「俺達…今日までいろんな人間に利用されて銀河中をたらい回しにされてきたんでな…」
万丈「だけど、イルイ…。ガンエデンに選ばれたことは僕達にとって無意味だよ」「だって僕達は誰に言われるでもなく地球を守るつもりだからね」
キラ「護るのは地球だけじゃない」
アスラン「コロニーもプラントも…」
健一「それだけじゃない。俺達は、この銀河の全ての人達の生命や平和を守りたいと思っている」
イルイ「皆さん…」
アムロ「イルイ…。君の中のガンエデンに伝えてくれ」「俺達は自分の意志で戦っているのだと」
忍「そういうこと! だから、余計なことはするなってな」
イルイ「ありがとう…。私…αナンバーズを信じてよかった…」
サンシロー「どういうことだ?」
イルイ「私とガンエデンは今日までずっと地球の未来を考えてきました…」「ガンエデンは地球を守るために皆さんを自分に従わせることさえも考えていた時もあります…」
ファ「それって…」
カミーユ「俺達を倒し、その戦力を利用したということか…」
イルイ「はい…。でも、ガンエデンも最後にはわかってくれました」「皆さんの平和を願う気持ちと未来へ向かおうとする心を…」
凱「だから、俺達を助け、こうして俺達と話をしているんだね?」
イルイ「はい…」
マイ「では、私に接触してXNディメンションのやり方を教えたのも…」
イルイ「はい…。マイさんなら、きっとその力を正しい方向に使い、皆さんを助けてくれると信じてました…」
マイ「ありがとう、イルイ…。お前のおかげでバンプレイオスは完成し、またリュウに会うことも出来たよ」
イルイ「うん…」
ピート「つまり…」
サンシロー「ハッピーエンドってわけだな」
<<クスハ>>
クスハ「イルイちゃん…」
<<クォヴレー>>
アラド「イルイ! よく帰ってきたな!」

プル「おかえり、イルイ!」
ハチロー「もう! 心配したんだよ!」
イルイ「ありがとう…。ありがとう、皆さん……」
※※リアル系男主人公の場合、セリフ追加※※
クォヴレー「………」

リュウセイ「へへ…よかったな…」
マイ「ああ…。愛する人達の下へ帰ることが出来たんだ…。こんなに嬉しいことはないだろう」
ライ「だが、浮かれてはいられないぞ…」
サコン「イルイ…君はアポカリュプシスを解く鍵はゼ・バルマリィ帝国にあると言った…」
イルイ「はい…。なぜなら、ガンエデンはアポカリュプシスから地球を守るために建造されたのですから」
洸「じゃあ、そのガンエデンの意識と一体化している君はアポカリュプシスとは何なのか知っているのか?」
イルイ「残念ながら、ガンエデンの本体が破壊された際、そのメモリーの一部も破損してしまったのです」「そのためか、ガンエデンを建造した者やそのシステムの全貌…」「そして、アポカリュプシスに関する部分は断片的な記憶しか残されていないのです」
リュウセイ「その失われた知識がゼ・バルマリィ帝国に関係あるのか?」
ヴィレッタ「忘れたのか、リュウセイ。アルマン姫の言葉を…」
リュウセイ「そ、そうか…! ゼ・バルマリィ帝国にも地球と同じくガンエデンがあるんだった!」
イルイ「2体のガンエデンが造られた経緯は私にもわかりません…」「ですが、ゼ・バルマリィ帝国のガンエデンと私の中のガンエデンの記憶を照らし合わせれば…」
アムロ「アポカリュプシスの真相も見えるというわけか…」
甲児「そうと決まれば、とっととゼ・バルマリィに行って向こうのガンエデンとご対面と行こうぜ」
鉄也「事態はそう簡単ではないぞ、甲児君」
イルイ「はい…。ガンエデンは惑星防衛システム…惑星外からの侵入者を迎撃するためのものです」「銀河の中心部に位置するゼ・バルマリィは地球とは比較にならないほど外敵の脅威にさらされてきたでしょう」
隼人「向こうのガンエデンは百戦錬磨というわけか…」
ヴィレッタ「ゼ・バルマリィではガンエデンはズフィルードという名で何度も神話に登場している」「つまり、地球とは異なり、その力を行使する機会が何度もあったのだろう」
万丈「それがズフィルード信仰となり、その代行者である霊帝なる者がゼ・バルマリィを統治しているのか」
レーツェル「霊帝に率いられる帝国監察軍はガンエデン・システムの端末とも言えるな」
一矢「自分の星さえ無事ならいいという考え方…確かにガンエデンのやり方と同じだな」
イルイ「真相を話してもゼ・バルマリィは我々に門戸を開くことはないでしょう」
<<クスハ>>
クスハ「でも、ゼ・バルマリィにはアルマナさんがいます…!」「彼女が私達の橋渡し役になってくれるなら、きっと…」
<<クォヴレー>>
クォヴレー「だが、ゼ・バルマリィにはアルマナがいる…」

リュウセイ「そうだな…。あの姫様なら話を聞いてくれるかも知れねえ」
フォッカー「では、決まりだな」
マックス「αナンバーズの次の目的地はゼ・バルマリィ…」
大文字「アポカリュプシスの真相をつかむにはそれしかないでしょう」
コスモ「もう追いかけ回されたり、利用されるのはたくさんだ…!」「今度はこっちから奴らの星に出向いてやるぜ!」
忍「そうと決まれば急ごうぜ! 任せたぞ、リュウセイ」
リュウセイ「おう! バンプレイオスの次元斬で一気にゼ・バルマリィまで飛ぶぜ!」
イルイ「待って下さい。ゼ・バルマリィ周辺はガンエデンの力によって結界が引かれれています」「クロスゲートの力を使ってもその結果を破ることは難しいでしょう」
マイ「イルイ…お前の力を使っても無理なのか?」
イルイ「残念ながら…」
<<クスハ>>
ブリット「だが、その近くまでなら飛べるはずだ…」
<<クォヴレー>>
ゼオラ「でも、その近くまでなら飛べるはずよ…!」

洸「そうか! ゼ・バルマリィの近くにもクロスゲートがあるんだった!」
イルイ「私の力でアクセスすれば、そのもう一つのクロスゲートの近くに転移することは可能でしょう」
ライ「そして、ゼ・バルマリィのゲートを押さえれば、地球との直通ルートが出来るわけか」
ブライト「それが短期間でゼ・バルマリィへ向かう唯一の方法と言えるな…」
ベス「行きましょう。それしか方法が残されてないのならためらう時間さえ惜しむべきです」
サコン(二つのガンエデンと二つのクロスゲート…)
ミサト(そして、地球とゼ・バルマリィに遺された死海文書…)
サコン(地球とゼ・バルマリィ…。銀河の中心と辺境の二つの星…)
ミサト(両者の間にはどんな関係があるというの…)
サコン「コスモ…。シェリルさんはどうしている? ブリーフィングにもいなかったようだが…」
コスモ「あの人なら酒浸りになってるよ」
ミサト「あの堅物が…?」
コスモ「ギジェが死んだことがショックだったらしい。あの二人、そういう関係だったそうだ…」
サコン「そうだったのか…」
デク「サコンさん、時間があったらシェリルさんを訪ねてやってよ」
カーシャ「そうね。イデの話でもすれば、あの人も少しは元気を取り戻すかも知れないから」
サコン「次の戦いが終わったら、そうさせてもらうよ」
未沙「では、ミリア市長…。シティ7は確かにお預かりします」
ミリア「お願いします、早瀬艦長」
未沙「シティ7はミンメイさんと共にスピリチアを吸われた方達の救助へ向かいます」
ミンメイ「また銀河を旅することになるんですね」
未沙「でも、心配はいりません。ブリタイ艦隊が私達の護衛についてくれるそうですから」
輝「未沙…」
未沙「…当分、会えなくなるわね」
輝「だったら、すぐに会えるようにするさ」
未沙「え…」
輝「戦いが終われば、また会える。その時は…」「その時は…」
未沙「その時は…」
ミンメイ「その時はどうするの?」
未沙「ミンメイさん…!」
輝「い、いや…その…!」
ミンメイ「行きましょう、早瀬艦長。私、歌いますから」
未沙「ミンメイさん…」
ミンメイ「私…歌を求める人がいるのなら銀河のどこへだって行きます」
未沙「はい…」
輝「ミンメイ…」
ミンメイ「でも急いでね、輝。あんまり待たせ過ぎると、女って心変わりしちゃうから」
輝「え…!?」
ミンメイ「冗談よ。二人の結婚式の時は私にも一曲歌わせてね」
輝「ああ…。その日が早く来るように、俺達も頑張るよ」
〔歩み寄る足音〕
<<クスハ>>
クスハ「イルイちゃん…」
イルイ「クスハ…ごめんなさい…。ずっと…心配かけて…」
イルイ「ありがとう、クスハ…。あなた達の力…貸して下さい…」
クスハ「もちろんよ! イルイちゃんのため…銀河のために私…頑張るから」
イルイ「うん…」
<<クォヴレー>>
アラド「イルイ…」
イルイ「ごめんなさい、アラド…。ずっと…心配かけて…」
アラド「いいって、いいって! イルイが無事ならよ!」
ゼオラ「もう! アラドはイルイに甘すぎよ!」
イルイ「ありがとう…。あなた達の力…貸して下さい…」
アラド「ああ! ここまで来たら、俺だって頑張っちゃうぜ!」
ゼオラ「地球のため…いえ、銀河のために戦うわ、私達も」
イルイ「はい…」
クォヴレー「………」(鍵は正しき位置に戻った…。後は、この世界を覆う邪気を払うだけだ…)


銀河系 中心部
フォーレス宙域

ヘルモーズ ブリッジ
エツィーラ「状況はどうなっている、エペソ士師?」
エペソ「祭司長殿…迎撃の準備は万全でございます」「ゼ・バルマリィ本星からネビーイームを移設した以上、必勝の態勢で望む所存でございます」
エツィーラ「頼もしいことよ。帝国随一の忠将の名に恥じぬ戦いを期待しておるぞ」
エペソ「しかし、祭司長殿…本当に彼ら…αナンバーズは現れるのでしょうか?」
エツィーラ「シヴァー閣下の話では奴らはプロトデビルンを打ち破ったと聞く」
エペソ「あの悪魔共を…」
エツィーラ「そうだ。確かに陛下は奴らを銀河に誘導することで邪魔者共を排除しようとしたが…」「奴らの力が想像以上だったということだ…」「そして、奴らは今、クロスゲートの力を使い、ゼ・バルマリィに迫ろうとしている」
エペソ「やはり、利用するには彼らの力は危険過ぎたということでしょうか…」
エツィーラ「かも知れぬな…。奴らの戦力の中には我々の科学力でも計り知れぬものも含まれているらしい」「だが、有史以来、ゼ・バルマリィは外敵の侵入は一度たりとも許してはいない」
エペソ「わかっております。このエペソ・ジュデッカ・ゴッツォ…」「何人たりとも陛下の治める聖地、ゼ・バルマリィに指一本触れさせはしません」
エツィーラ「頼もしいことよ…。任せるぞ、エペソ士師」「では行きましょう。バラン殿」
バラン「心得た」
エペソ「………」
〔歩き去る足音〕
エペソ「どうなされたのだ、バラン様…。今のあなたは…」「………」「余計なことは考えるな。今はゼ・バルマリィの未来だけを見据えていればよい…」「それが陛下の臣である我が務めだ…」
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
「二つの門と二つの星」


【戦闘マップ1開始】
〔敵ユニット出現〕
エツィーラ「来る…!」
エペソ「全艦ならびに全機、迎撃用意!」
〔クロスゲート展開〕
〔ゲート解放〕

〈出撃準備〉
〔クロスゲート消失〕
エペソ「来たか、αナンバーズ…!」
凱「何だ、あれは…!?」
〔カーソル、ネビーイームを指定〕
ヴィレッタ「あれは…!?」
アムロ「知っているのか、ヴィレッタ大尉?」
ヴィレッタ「あれはネビーイーム…。ゼ・バルマリィ本星を防衛する12の衛星の一つ…」「それを移動させるとは…」
フェイ「要するに、敵さんは本気ってワケね~」
洸「だけど、あの要塞を突破しなくてはゼ・バルマリィ本星へはたどり着くことは出来ない!」
ザ・ハッター「なら、押して押して押し通ってやるぜ!」
大文字「待ちたまえ、諸君。戦うだけが術ではあるまい」
マックス「我々の目的はアポカリュプシスの調査とその阻止だ」「そのためには帝国監察軍と協力することも考えなくてはならない」
豹馬「そ、そうだったな…」
エペソ「よくぞ、ここまで来た。地球の戦士達…αナンバーズよ」
シンジ「この声は…!?」
アムロ「帝国監察軍第1艦隊司令エペソ・ジュデッカ・ゴッツォ…!」
エペソ「我らの導きに従い、汝らは銀河を舞台に戦い、勝利を収めてきた」
甲児「勘違いするんじゃねえ! 俺達はてめえらのために戦ってきたんじゃねえぞ!」
カミーユ「俺達は俺達の意志で守るべきもののために銀河へ出たんだ!」
エペソ「そう思いたくばそれもよかろう…。汝らの誇りまで否定する気はない」「だが、汝らはその分を越えようとしている」
マックス「エペソ司令、我々はここに戦いに来たのではない」「貴官も知っているであろうこの銀河の危機に対して話をしたい」
エペソ「………」
ミサト「ゼ・バルマリィの伝承ではそれはアポカリュプシスという名で呼ばれていると聞きます」「地球とゼ・バルマリィに遺されたガンエデンの情報を照らし合わせれば…」「アポカリュプシスの全容とその対策も検討することが出来ましょう」
エペソ「ガンエデン…つまりは創世神ズフィールドの力を必要とするわけか…」
マックス「エペソ司令、事は銀河全体の危機に関することだ」「我々はゼ・バルマリィ帝国の統治者である霊帝ルアフとの会見を希望する」
エペソ「分をわきまえろ、地球人! 貴様らごときが陛下の名を口にすることは許さん!」
マックス「エペソ司令…」
フェイ「何よ、あの態度! 感じ悪!」
エペソ「無論、我が帝国でもアポカリュプシスについての調査は進められている」「そして、STMCの異常発生に至り、その発現は間もなくであることは予測されている」
サコン「やはり、宇宙怪獣の出現はアポカリュプシスの発露の一つか…」
マックス「ならば、エペソ司令。同じ銀河に生きるものとしてこの巨大な危機に対して…」「我々も力を合わせることを提案したい」
エペソ「その必要はない。我らゼ・バルマリィの民には陛下がいらっしゃる」
サコン「ガンエデンの力があればアポカリュプシスを逃れられるというのか…!?」
エペソ「間もなく陛下は瞑想から戻られ、我ら臣民をお救いになられる」「それまでゼ・バルマリィを守るのが我ら臣下の務め…」「何人たりとも陛下の元へは近づけさせん!」
リュウセイ「待てよ! お前らは自分の星の人間だけが助かればいいって言うのかよ!」
チーフ「アポカリュプシスから逃れる術があるのなら、なぜそれを他の星の人間に教えようとしない?」
エペソ「我らはゼ・バルマリィの人間だ。他の星の人間の生命など何の意味も持たない」
万丈「エペソ司令…どうやら僕達とあなたとでは道を違えるようだ…」「ゼ・バルマリィ帝国の人間全てがあなたのようなエゴイストでないことを祈るよ」
エペソ「間違えるな、地球人よ。余の在り方は宇宙の摂理に従ってのものだ」「力ある者が生き残り、力なき者は滅ぶ…」「ゼ・バルマリィ帝国もその理の中で生きているに過ぎん」
真吾「摂理ねえ…。じゃああんたがここで俺達に負ければ俺達の方に生き残る資格があるわけだ」
エペソ「………」
コスモ「理屈はたくさんだ! 俺達は生き残るために今日まで戦ってきたんだ!」
竜馬「エペソ・ジュデッカ・ゴッツォ! この銀河と俺達自身が生き残るためにここを通してもらうぞ!」
エペソ「よかろう…。汝らには今一度、宇宙の摂理を教える必要がある…」「思い上がった地球人よ。汝らが所詮は陛下の御心の中で生かされていることを知るがよい」
マックス「残念だ、エペソ司令。あなたは道理をわきまえた人物だと思っていたが…」「どうやらそれは我々を上から見下ろした傲慢さゆえの情けだったようだ」
エペソ「何とでも言うがいい。ゼ・バルマリィと陛下と民を守ること…それが余の誇りであり務めだ」「第1艦隊司令の名に懸け、ゼ・バルマリィを汚そうとする汝らをここで叩き潰す…!」
アムロ「各機、攻撃準備! 敵艦隊と要塞を撃破し、ここを突破するぞ!」
リュウセイ「くそ…! やっぱり、こうなるのかよ…!」
ライ「あきらめろ、リュウセイ。あの男はあの男の正義の名の下に戦っているんだ」
レーツェル「そこには微塵の迷いもためらいもない…。手強いぞ…!」
エペソ「αナンバーズよ…。お前達の太陽系の赤き星での戦いを余の真の力だと思うなよ…」
〔ネビーイーム、砲撃〕
一矢「あの要塞からの砲撃か!?」
コウ「何てパワーなんだ!」
エペソ「十二の白き護りがゼ・バルマリィ本星を離れたのは初めてのこと…」「αナンバーズよ…。シヴァー閣下はお前達を有史以来、最強最悪の敵と認めたようだ」
<<クスハ>>
クスハ「シヴァー…! シヴァー・ゴッツォね!」
<<クォヴレー>>
クォヴレー「シヴァー…! シヴァー・ゴッツォか!」

ヴィレッタ「この艦隊はシヴァー・ゴッツォの命令で動いているということか…!」
<<クスハ>>
クスハ「では、アルマナさんは…」
ブリット「それはこいつを倒して聞き出すしかないようだ…!」
<<クォヴレー>>
ゼオラ「では、アルマナさんは…」
アラド「それはこいつを倒して聞き出すしかないようだぜ…!」

エペソ「創世神の名の下、余とズフィールドが汝らに絶望を与えよう…」「αナンバーズよ…。自らの愚を悔やむがよい…!」
<戦闘開始>

<1EP>

〔ネビーイーム、砲撃〕
カトル「この雷…!」
トロワ「あのバラルの園と同じテクノロジーの産物と見た」
ヒイロ「つまり、あの要塞はバラルの園と同じく惑星防衛兵器というわけか」
バニング「あの砲撃を食らい続ければこちらの不利は免れん…」
ムウ「ってことは、あの要塞を先に黙らせるべきか…!」
カーシャ「でも、あんな大きなものをどうやって!?」
ユング「いくら巨大な要塞でも、攻撃を一点に集中すれば破壊出来る…!」
アムロ「各機、攻撃を今から指定するポイントに集中させろ!」
〔カーソル、ネビーイームを指定〕
ケーラ「了解! あの一点だね!」
カミーユ「要塞の機能を停止させれば攻撃に専念出来る…!」
万丈「そういうこと! そうと決まればさっさと片付けるぞ!」

≪まだネビーイーム健在≫
<エペソ(ヘルモーズ・エハッド搭乗)撃破・敵増援1&2出現>
≪まだエペソ(ヘルモーズ・エハッド搭乗)健在≫
<ネビーイーム撃破・敵増援1出現>

※※エペソ(ヘルモーズ・エハッド搭乗)撃破の場合のセリフ※※
フィジカ「敵の旗艦、沈黙しました!」
ガムリン「待て! 様子がおかしいぞ!」
フォッカー「来るか…!」
エペソ「絶望せよ、αナンバーズ…。汝らには今より神罰が下る!」
〔敵ユニット撃破〕
〔敵ユニット出現〕

洸「ズフィールド!」
鋼鉄ジーグ「だが、奴は火星の戦いで一回倒しているんだ!」
サンシロー「そうだぜ! 切り札だかなんだか知らないがまた返り討ちにしてやるぜ!」
エペソ「愚かな…。あれがズフィールドの力だと思うか…」
忍「何っ!」
エペソ「あの戦いは汝らを銀河へ導くためのもの…」「そこで汝らを叩き潰しては意味はなかろう」
キラ「じゃあ、あの時は手加減していたと…」
マリ「そんな…! じゃあ本気を出したら…」
神宮寺「あの時の比ではないということだろうぜ…!」
エペソ「絶望するがいい。今日はズフィールドの真の力を汝らに示そう」
甲児「なめるな、エペソさんよ!」
豹馬「そっちが真の力を出すんなら俺達も底力ってのを見せてやるぜ!」
ジュドー「そして、後悔させてやる! あの時、手を抜いて俺達を倒さなかったことをな!」
エペソ「いいだろう…。ヘルモーズを落とされた今、余も不退転の決意は固まった」「αナンバーズよ…既に神の代行者はこの地に降りた」「今より、汝らにゼ・バルマリィの創世神ズフィールドの神罰が下される…」「霊帝ルアフの名の下に!」
エツィーラ「ズフィルードを引っ張り出すとはやってくれるね、αナンバーズ…」
※※ネビーイーム撃破の場合のセリフ※※
〔ネビーイームに爆発〕
イサム「やったぜ! これで、あのカミナリ様も大人しくなる!」
ノリコ「後は敵の司令を叩くだけよ!」
エペソ「おのれ…陛下よりお預かりしたネビーイームをよくも…!」
〔エペソ、精神コマンド「熱血」「必中」「不屈」使用〕
エツィーラ「ネビーイームを黙らせるとはやってくれるね、αナンバーズ…」

エツィーラ「さすがはアカシック・レコードに見込まれた者…」「その力、もう少し見せてもらおうか」
〔敵ユニット出現〕
ゼンガー「バラン・ドバン!」
リュウセイ「それにエツィーラか!」
バラン「………」
ゼンガー「バラン・ドバン…これがお前の望む戦いか…!」
バラン「黙れ!」
ゼンガー「ぬう!?」
バラン「ワシはバラン・ドバン! 陛下をお守りする近衛軍将軍にしてベミドバンを駆る者!」「異星人風情にその名を呼ばれる筋はないわ!」
ゼンガー「バラン・ドバン…!」
鋼鉄ジーグ「あいつ…やっぱり俺達の前に立ちふさがるのか!」
鉄也「奴はあくまで霊帝に叛旗を翻したゴラー・ゴレムを討とうとしたに過ぎん…」
凱「つまり、ゼ。バルマリィ本星に向かおうとしている俺達は奴にとって敵ということか!」
レーツェル「残念だが、この殺気…話し合いでどうにかなる状況ではなさそうだ…!」
ゼンガー「バラン・ドバン…ついに、その真の力を見せるか!」
エペソ「エツィーラ殿、バラン様、助勢に感謝いたしします」
エツィーラ「我らも陛下の臣下。ゼ・バルマリィに危機が迫れば生命を捨てて戦う覚悟は出来ている」
バラン「行くぞ異星人共! ここより先、陛下には一歩たりとも近づけさせんぞ!」
ゼンガー「ならば来い、バラン! 我が斬艦刀がお前の鉄球を砕き、その狭い器量を打ち据えてやろう!」

≪既にエペソ(ヘルモーズ・エハッド搭乗)撃破≫
<ネビーイーム撃破>

〔ネビーイームに大爆発〕
イサム「やったぜ! これで、あのカミナリ様も大人しくなる!」
ノリコ「後は敵の司令を叩くだけよ!」
エペソ「おのれ…陛下よりお預かりしたネビーイームをよくも…!」

<クスハvsエペソ(ズフィルード・エヴェット搭乗)>
クスハ「互いが手を取り合えば、どんな災厄だって乗り越えられるかもしれないのに!」
エペソ「その必要はない。銀河に必要なのはゼ・バルマリィ帝国の民だけだ」
ブリット「こいつ…! どこまでも自分達のことしか考えていないのか…!」

<クォヴレーvsエペソ(ズフィルード・エヴェット搭乗)>
クォヴレー「言葉を尽くしても変わらぬのなら、力を…!」
エペソ「な、何…!? この機体…負の霊力を動力としているのか!?」

<アムロvsエペソ(ズフィルード・エヴェット搭乗)>
エペソ「惜しいな…汝ほどの強者ならバルマーに下れば、それなりの地位も約束されたろうに」
アムロ「自国の誇りのため使命に忠実なあなたの信念も理解できる」「だが、俺達にもゼ・バルマリィに行かなくてはならない理由があるんだ!」

<カミーユvsエペソ(ズフィルード・エヴェット搭乗)>
カミーユ「人と人は手を取り合えるんだ! それなのにお前達ゼ・バルマリィ帝国はなぜ自分達のことしか考えない!?」
エペソ「教えてやろう、地球人。それは我々が選ばれた民であるからだ」

<ジュドーvsエペソ(ズフィルード・エヴェット搭乗)>
ジュドー「戦ったらどっちも疲弊するだけなのに! それで一体何が残るっていうのさ!」
エペソ「残るのはゼ・バルマリィの民だけでいいのだ」

<コウvsエペソ(ズフィルード・エヴェット搭乗)>
コウ「お前達のような身勝手な考え方では銀河がもたない時代に来ているんだ!」
エペソ「銀河がもたなくてもバルマーがあり続ければいいのだ」

<ヒイロvsエペソ(ズフィルード・エヴェット搭乗)>
ヒイロ「俺達の歩みを止める事はできない。それがズフィルードであってもな」
エペソ「それは我が守りを突破してから言ってもらおう」

<キラvsエペソ(ズフィルード・エヴェット搭乗)>
キラ「こうして戦い続けたって結局互いに滅びたら、何の意味もないじゃないですか!」
エペソ「勘違いするな。我がゼ・バルマリィ帝国は不滅だ。陛下のご威光がある限りな」

<甲児vsエペソ(ズフィルード・エヴェット搭乗)>
エペソ「来い、地球人よ! 汝らにズフィルードの裁きが下されよう!」
甲児「裁き裁きって上から見下ろした言い方ばかりしてんじゃねえよ!!」

<鉄也vsエペソ(ズフィルード・エヴェット搭乗)>
エペソ「地球の戦士よ! 汝らの力がいかに優れていようとズフィルードの前には…」
鉄也「前口上は聞き飽きたぜ! ここまで来たら力で俺達を止めてみせるんだな!」

<竜馬vsエペソ(ズフィルード・エヴェット搭乗)>
エペソ「ゲッターよ! 汝の力は危険過ぎる…! よって、ここで余が破壊する!」
竜馬「そうはさせるか! ゲッターは俺達にとって生きる力と同じ意味だ!」

<竜馬vsエツィーラ>
竜馬「エツィーラ・トーラー! 貴様、一体何を企んでいる!?」
エツィーラ「知りたいか? 知りたかったら生き残るんだね…。そうすればいずれ全てがわかるよ」「その時、お前は絶望に押しつぶされるだろうけどね!」

<洸vsエペソ(ズフィルード・エヴェット搭乗)>
洸「自分達だけが救われるなら他はどうなってもいいなんて考え方、俺は認めはしない!」
エペソ「黙るがいい、地球人! バルマーは、この銀河で選ばれた民なのだ!」

<洸vsエツィーラ>
エツィーラ「ラ・ムーの星を起動させるため、貴様には犠牲になってもらうとしよう!」
洸「そうはいくか! ラ・ムーの星は母さんが生命を懸けて守ってきたんだ! お前の目的は知らないが好きにはさせないぞ、エツィーラ!」

<豹馬vsエペソ(ズフィルード・エヴェット搭乗)>
豹馬「超電磁ロボの力、その身でもう一回味わいやがれ!」
エペソ「お前達の太陽系での戦いと同じだと思うなよ!」

<健一vsエペソ(ズフィルード・エヴェット搭乗)>
健一「お前を倒して俺達はゼ・バルマリィに行くんだ!」
エペソ「そうはさせん! ネビーイームを預かった身としてここで汝らを止めねばならん!」

<一矢vsエペソ(ズフィルード・エヴェット搭乗)>
一矢「お前にはお前の使命があるように、俺達には俺達の使命があるんだ!」
エペソ「ならば、来い! 互いの使命を懸けての勝負だ!」

<万丈vsエペソ(ズフィルード・エヴェット搭乗)>
万丈「エペソ・ジュデッカ・ゴッツォ! バルマーだけが選ばれた民だというあなたの考え方…」「この僕と日輪が許しはしない!」
エペソ「ならば来い! 太陽が輝くのは地球か、バルマーかこの戦いで決めてやろう!」

<真吾vsエペソ(ズフィルード・エヴェット搭乗)>
エペソ「ビムラーを使う機体か…! 地球人にはどれだけの無限力が集まっているというのだ!」
真吾「随分と驚いているようだが、俺達はそういう事情についてはよくわかってないんでね」
レミー「まあ、そういうわけなんで自然体で行かせてもらうわよ!」

<真吾vsエツィーラ>
エツィーラ「来たね、ゴーショーグン。お前とも会えて嬉しいよ!」
レミー「あのオバサン、そんなにビムラーに興味があるのかしら?」
キリー「いやいや、彼女が真に興味を持っているのは別のもの…。真吾君ではないかな?」
真吾「え…俺か…? 悪いがヒステリックな年増はご勘弁願うぜ!」
エツィーラ「な、何を言っているのだ、こいつらは!?」

<忍vsエペソ(ズフィルード・エヴェット搭乗)>
忍「来やがれ! 火星での決着、ここでつけてやる!」
エペソ「あの戦いを余の全てだと思うなよ」

<シンジvsエペソ(ズフィルード・エヴェット搭乗)>
シンジ「手を取り合えばたくさんの人を救えるかもしれないのにどうして…!」
エペソ「救われるのはバルマーの民からだ。残りの星の人間は陛下の慈悲にすがるがいい」

<コスモvsエペソ(ズフィルード・エヴェット搭乗)>
エペソ「イデの巨神…銀河の災厄の元凶…ここに神罰を下す!」
コスモ「俺達は生きているだけだ! それに罰を下す奴がいるのなら全力で抵抗してやる!!」

<コスモvsエツィーラ>
エツィーラ「その機体こそ私の追い求めていたもの!」「さあ、見せておくれ! その機体の力を…無限の力を!」
デク「コ、コスモ…! こいつ…おかしいよ!」
コスモ「惑星ラクスの時といい今度といい、何なんだこいつは?」

<ノリコvsエペソ(ズフィルード・エヴェット搭乗)>
ノリコ「破滅の日を回避するためにも、私達はあなた達の星に行かなくっちゃならないんです!」
エペソ「そうはさせん! 陛下のいらっしゃる本星に不浄の輩を近づけさせはしない!」

<サンシローvsエペソ(ズフィルード・エヴェット搭乗)>
サンシロー「覚悟しろ、エペソ! 必殺魔球でその胴体に風穴を開けてやるぜ!」
エペソ「威勢のいい口を聞いてくれる。だが、口だけだ!」

<輝vsエペソ(ズフィルード・エヴェット搭乗)>
輝「ズフィルード…まさかもう一度戦う事になるなんて…!」
エペソ「ラオデキヤのズフィルードは汝らの機体のデータを集めたことが敗因だ。…だが、余は違う…!」

<フォッカーvsエペソ(ズフィルード・エヴェット搭乗)>
フォッカー「スカルリーダーより、各機へ! 相手はあのズフィルードだ! 気を抜くなよ!」
エペソ「指揮官か…! ならば、汝から先に消してくれよう」

<イサムvsエペソ(ズフィルード・エヴェット搭乗)>
イサム「ったくよ! どうして、銀河ではカワイコちゃんよりこういう自己中野郎ばっかに会うんだ!」
エペソ「戦乱と混沌の中に身をおく汝の不幸を呪うがいい!」

<バサラvsエペソ(ズフィルード・エヴェット搭乗)>
バサラ「協力したくねえってんなら仕方がねえ。そんじゃあ、俺の歌だけでも聴け―っ!」
エペソ「くうっ! この男がプロトデビルンと渡り合った地球の音撃兵器か!?」
バサラ「俺は俺だ! 俺の歌はハートの炎だーっ!!」

<ガムリンvsエペソ(ズフィルード・エヴェット搭乗)>
ガムリン「ズフィルードがいくら強力な兵器だろうと、俺達の信念は砕けはしない!」
エペソ「その心は砕けなくとも機体の方がもたぬだろう。余のズフィルードの前ではな」

<凱vsエペソ(ズフィルード・エヴェット搭乗)>
凱「生まれた星を越えて手を取り合う時が来たことがあなたはなぜ分からないんだ!」
エペソ「銀河の統一は陛下の威光をもって成されるのだ! 汝らの口車には乗らんぞ!」

<凱vsエツィーラ>
凱「俺達の勇気の力! その身で受けろ、エツィーラ・トーラー!」
エツィーラ「そうだ…もっと力を出すがいい。そして私に無限力を示しておくれ!」「アポカリュプスのその先をね!!」

<Jvsエペソ(ズフィルード・エヴェット搭乗)>
J「これがズフィルード…! 噂には聞いていたが、相手にとって不足はない!」
エペソ「赤い星の戦士よ。地球人についた己の愚を悔むがいい!」

<鋼鉄ジーグvsエペソ(ズフィルード・エヴェット搭乗)>
エペス「小兵ながら、この者の気迫…侮り難い!」
鋼鉄ジーグ「少しばかりサイズは違うがやってみせるぜ!」

<リュウセイvsエペソ(ズフィルード・エヴェット搭乗)>
リュウセイ「そこをどけ! 俺達はゼ・バルマリィへ行ってアヤを助けなくちゃならないんだ!」
エペソ「アヤ…? シヴァー閣下の居城にいた地球人の女か…」「確か、念のサンプルとして実験台になったはずだが…」
マイ「アヤ…!」
リュウセイ「てめえ! もし、アヤに何かあったら絶対にてめえらを許さねえぞ!」

<リュウセイvsエツィーラ>
エツィーラ「リュウセイ・ダテ! サイコドライバーとして覚醒しつつある貴様の力、見せてもらおうか」
リュウセイ「断る!」
エツィーラ「何っ!?」
リュウセイ「俺が見せるのはサイコドライバーなんかの力じゃねえ! 俺達とバンプレイオスの力だ!!」

<ゼンガーvsバラン>
バラン「お主の刀と我が鉄球! どちらが上かいざ勝負!」
ゼンガー「今日までに交わした戦いすら忘れているとは…」「この男の身に何があったというのだ…!?」

<バラン撃破>
ゼンガー「勝負あった!」
バラン「ぐ…ぐおおっ!!」
〔バラン、精神コマンド「根性」使用〕
鋼鉄ジーグ「野郎! まだやる気かよ!」
凱「待て! 様子がおかしいぞ!」
命「苦しんでいる…?」
バラン「ぐおおおおっ!!」「ワシは…ワシは…」「バラン・ドバンだーっ!!」
〔バラン、エネルギー上昇〕
バラン「αナンバーズ!? で、ここは…?」
エペソ「バラン様…」
バラン「エペソ…? これは一体…!?」
※※まだエツィーラ健在の場合、セリフ追加※※
エツィーラ(ちっ…! シヴァーがバランに施した精神制御が解けたか…!)

バラン「ううむ…ワシは確かゼ・バルマリィ本星へ戻り、そこでシヴァーと…」「駄目だ…。それ以上は思い出せん…!」
エペソ「バラン様…」
バラン「なんと…! ネビーイームが本星より動かされるとは…!?」「エペソ! これはお主の判断か!?」
エペソ「いえ…シヴァー閣下のご命令によるものです」
バラン「シヴァーめ…!」
〔バラン、後退〕
リュウセイ「どこへ行くんだよあんた!?」
バラン「今度こそシヴァーを問い詰め、陛下の前へ引っ立ててくれる!」「αナンバーズよ…! お主らがここにいて、エペソと戦っているということは…」「おぬしらは本星へ向かっているということなのだろう」
レーツェル「その通りだ」
バラン「…如何なる理由があろうとゼ・バルマリィ本星は陛下の治める言わば聖地…」「異星人が侵入することはまかりならん!」
ゼンガー「バラン・ドバン…」
バラン「エペソ…。ワシは急用ゆえに失礼するが、後は頼むぞ!」
エペソ「心得ました」
バラン「αナンバーズよ…! このままお主らが進もうとするならその時はワシが相手になろう」「忘れるな。ワシは陛下をお守りする近衛軍…その将軍のバラン・ドバンだ!」
〔敵ユニット離脱〕
リュウセイ「くそ…あいつも自分の星さえ無事なら、他の星はどうでもいいと思ってるのかよ!」
ライ「仕方あるまい…。ゼ・バルマリィ帝国の人間にとってその考えは当然なのだから」
レーツェル「彼の信念を砕き、その志を曲げるには、それに勝る力が必要だろうな…」
ゼンガー「………」

<エツィーラ撃破>
エツィーラ「その力よ! その力こそがアカシックレコードに見込まれたものの力よ!」
リュウセイ「こいつ! 何を言ってやがる!!」
エツィーラ「ハハハハハハ! あんた達は戦えばいい!」「それが真実に近づく道なのだからね!」
エペソ「エツィーラ殿…」
エツィーラ「本星で待っているよ! その時こそ全ての鍵は開けられ運命は私の前に姿を現すだろうさ!」
〔敵ユニット離脱〕
リュウセイ「あいつ…何なんだ…?」
洸「あの女…やはり、何かを知っている…!」
ヴィレッタ(アカシック・レコード…)
サコン(言い換えれば絶対運命…。ムゲ・ゾルバトス帝王が言っていたこの銀河を統べる無限の力…)(そして、サイコドライバーはそれを引き出す鍵…)

<エペソ(ズフィルード・エヴェット搭乗)撃破・勝利条件達成>
エペソ「馬鹿な…! 陛下より賜った、このズフィールドが敗れるというのか…!」
万丈「その通りだ、エペソ・ジュデッカ・ゴッツォ!」
ジュドー「あんたのズフィールドだって最強ではないし、不死身でもない!」
一矢「俺達の結集した力の前には敗れ去るんだ!」
エペソ「ぐ…」
凱「こうやって力をあわせれば不可能も可能となる!」
洸「この銀河だって救うことが出来るはずなんだ!」
エペソ「だが、それは…」
忍「今さら、てめえの星だけが特別だなんて言うなよ!」
J「誰にとっても自分の母星は特別だ。だが、それを越えて力を結集する時が来たのだ!」
エペソ「………」
マックス「エペソ司令…。あなたの祖国を愛する想いを全ての銀河に分け与えて欲しい」
エペソ「………」
リュウセイ「力を貸してくれ! そうしなければ、この銀河は滅びちまうかも知れないんだ!」
エペソ「それでも……」「それでも余は…帝国監察軍の将だ……」
マックス「エペソ司令…」
エペソ「霊帝ルアフに…永遠の栄えあれ…!!」
〔敵ユニット撃破〕
マイ「あ…ああ……」
レーツェル「最後まで己の務めを全うしようとしたか…」
リュウセイ「馬鹿野郎…馬鹿野郎! そんなことしても、何の意味もないじゃねえかよ!!」
鉄也「エペソ・ジュデッカ・ゴッツォ…。ゼ・バルマリィ帝国の将…」
ヒイロ「その名、覚えておこう…」
〔敵ユニット離脱〕
アムロ「残る敵部隊も退いたか…」
キラ「あの司令も兵達も自分の星のために戦っていた…」
アスラン「ああ…。そのために生命を投げ出す覚悟で…」
カガリ「何言ってるんだ、お前ら! あいつらは地球を自分達の駒として使おうとした奴らだぞ!」
シンジ「でも、自分の星を想う心は僕達と変わらない…」
コスモ「それはわかるさ。だがな…そういう考えはもう通用しないんだよ」「銀河が滅びるのに一つの星だけ生き残るなんてそんな都合のいい話があるもんか!」
竜馬「コスモ…」
コスモ「お前らだってわかっているはずだ」「俺達の母星は地球かもしれないが、俺達の生きていく場所はこの銀河全てだ」
健一「この銀河全てが…」
カミーユ「俺達の生きていく場所…」
フォッカー「コスモの言う通りだ。自分の星を愛するなら、同じように銀河全てを愛する時代が来たんだ」
万丈「そして、僕達はそのために進まなくてはならないんだ」「その行く手に何が待っていようとね…」
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

ソロシップ シェリル私室
シェリル(ギジェ……)
〔ハッチの開閉音〕
ミサト「入るわよ、シェリル」
シェリル「葛城三佐にサコン君じゃない…。お酒の相手でもしてくれるの?」
サコン「シェリルさん…。ギジェさんのことはお気の毒でした…」
ミサト「だけどね…お酒に逃げるのはやめなさいよ」
シェリル「お説教なら後にしてくれる? 今は飲みたい気分だから…」
サコン「シェリルさん…我々は早急にイデの力を解明しなくてはなりません」「いや…イデの力だけではない。ゲッター線、ビムラー、Gストーン、ザ・パワー…」「それらは全て、この宇宙を統べる無限の力…アカシック・レコードが形を変えたものだ」
シェリル「………」
サコン「ゼ・バルマリィ帝国のエツィーラは我々をアポカリュプシスを導く者…」「さらにはアカシック・レコードに見込まれた者と呼ぶ…」「つまり、アカシック・レコードこそがアポカリュプシスを発生させる力であることはもはや間違いないんです」
シェリル「それがどうかしたの…?」
サコン「シェリルさん…」
ミサト「アポカリュプシスを回避するには、同時にその無限の力を解明しなくてはならないのよ」「だから、シェリル…あなたにも力を貸して欲しいのよ」
シェリル「………」「今は…そんな気にはなれないわ…」
ミサト「シェリル…!」
シェリル「出ていってよ…。今はイデの話はしたくないわ」
サコン「シェリルさん…しかし…」
ミサト「無駄よ、サコン君…。今の彼女に何を言っても……」
シェリル「そうよ…。さすがにわかってるじゃない…葛城三佐……」
ミサト「ええ…。あなたによく似た友達がいたから…」
シェリル「友達…?」
ミサト「彼女も自分の研究に熱心だったわ…。でもね…最後は、その研究とは別の想いで自分の身を滅ぼすことになったわ…」
シェリル「………」
ミサト「覚えておいてね、シェリル…。そんな風に腐っていることが何の解決にもならないってことを…」
〔ハッチの開閉音×2〕
シェリル「………」「勝手なことを言ってくれる……」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔カーソル、クロスゲートを指定〕
〔味方戦艦出現済み〕

大文字「では、ブライト艦長。よろしくお願いします」
ブライト「2つのゲートを確保した今、我々は地球と銀河中心部を結ぶルートを手にしたと言えます」
マックス「同時にそれはカルネアデス計画の発動準備が整ったと言えましょう」
ブライト「我々はそれらの報告を兼ねて、一度地球へ戻ります」
ラクス「すいません、大文字博士。私達も帰還させていただいて…」
大文字「プラントとブルーコスモスの戦況も気がかりでしょう」「そのために帰還部隊にはαナンバーズの主力をお預けします」
ラクス「ありがとうございます」
マリュー「………」
ブライト「どうした、ラミアス少佐?」
マリュー「コロニーメンデルでの戦闘でフレイ・アルスターの言っていた言葉が気になって…」
ブライト「戦争を終わらせるための鍵か…」
バルトフェルド「それが何かはわかりませんが、そろそろ両陣営共にらみ合いに飽きてきた頃でしょう」
マリュー「では…?」
バルトフェルド「ええ…。戻ったら、両者の最終決戦の真っ最中も覚悟した方がいいでしょうな」
ラクス「その無意味な戦い…。止められることが出来ればいいのですが…」
ブライト「全てはゲートの向こうに待っている…。行きましょう、ラクス・クライン」
ラクス「はい…」
〔ブライト&マリュー&ラクス、クロスゲート上へ移動〕
大文字「こちらもブリタイ艦隊によるクロスゲートの防御体制が整い次第、太陽系へ帰還します」
ブライト「了解しました。ご無事を祈ります」
マックス「では、イルイ…。ゲートを起動させてくれ」
イルイ「はい…」
〔サイコドライバー能力発現〕
〔クロスゲート起動〕

サイ「クロスゲートの起動を確認」
マリュー「各員に通達。これより我々は太陽系へ帰還する」
ラクス「行きましょう、皆さん。我々の生まれた星の最後の戦いを止めるために…」
ブライト「やってくれ、イルイ」
イルイ「はい…。お気をつけて、皆さん……」
〔ゲート開放〕
【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

月面 プトレマイオス・クレーター

プトレマイオス基地 司令室
三輪「…以上のデータからもコーディネイターが何らかの反抗作戦を計画していることはもはや自明の理です」
連邦軍高官「しかしですぞ、三輪長官…。これ以上の戦闘の継続は、連邦の国力に致命的な打撃を与える可能性もあります」「現に安全評議会主導で進められてきたカルネアデス計画により軍事費は削減を迫られております」
三輪「それらの問題はプラントの制圧を以て一気に解決が望めるでしょう」「それゆえに我々は、ここ月のプトレマイオス基地に部隊を集結させ決戦の機をうかがっているのではないですか!」
〔司令室の扉の開く音〕
???(アズラエル)「諸君、全ての問題は解決しましたよ」
連邦軍高官「おお、アズラエル理事…。ご無事でしたか」
アズラエル「手ぶらで戻ったわけじゃない。…このデータを見てくれ」
〔小型モニターの開く音〕
三輪「こ、これは…!」
アズラエル「そう…。ニュートロンジャマーキャンセラーのデータだ」「これがあれば、プラントに核を討ち込むことも自由自在だ」
三輪「理事…これをいったいどこで?」
アズラエル「蛇の道は蛇…。ま…僕達の思想に賛同する人間はどこにでもいるということですよ」
三輪「しかし、理事…。核の使用は世論や安全評議会が…」
アズラエル「何をおっしゃってるんですか、皆さん、この期に及んで。撃たなきゃ勝てないでしょうが、この戦争」「敵はコーディネイターなんですよ、徹底的にやらなきゃ」「核なんて、もう前にも撃ったんだ。それをなんで今さらためらうんです?」
三輪「いや…あれは…」
アズラエル「核は持ってりゃ嬉しいただのコレクションじゃない。強力な兵器なんですよ」「兵器は使わなきゃ…。高い金をかけて造ったのは使うためでしょう」「さ…さっさと撃って、さっさと終わらせて下さい、こんな戦争は」
三輪「………」
アズラエル「何でしたら僕が陣頭指揮を執りましょうか?」
【シナリオエンドデモ終了】


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