TOP PAGEへ

No.52
世界の中心でアイを叫んだけもの

【シナリオデモ1開始】
≪イザークが仲間にいる≫

アークエンジェル 食堂
アスラン「…いいのか、イザーク? プラントに戻らなくても」
イザーク「お前の方こそどうなんだ、アスラン?」
アスラン「…………」
ディアッカ「新たに就任したアイリーン・カナーバ評議会議長から俺達に直々にメッセージが届いているぜ」「状況を確認の上、場合によっては俺達がザフトに与えた損害を無かったことにするってよ」
アスラン「…だが、俺は間接的とはいえ自分の父親を殺したことに変わりはない…」
カガリ「お前…まだ、そんなことを…!」
キラ「黙って、カガリ…」
カガリ「う…」
アスラン「だから、俺はその責任を取る意味でも最後までαナンバーズとして人類の未来のために戦いたいと思っている」「銀河の果てに行くことになるともな」
イザーク「…その人類とはナチュラルか? それともコーディネイターか?」
アスラン「どちらもだ」
イザーク「…………」
アスラン「…………」
イザーク「なぜ、お前がそういう考えに至ったかは俺には理解出来ん」
ディアッカ「お、おい…イザーク…」
イザーク「お前もだ、ディアッカ。…だから、俺はそれを調査することにした」
ディアッカ「ってことは?」
イザーク「俺も当分の間はαナンバーズに手を貸すと言っているんだ。…プラントを救ってもらった恩もあるしな」
アスラン「イザーク…」
イザーク「アイリーン議長にはお前達の監視役をすると言ってある。余計な気は回すな」
キラ「ありがとうございます」
イザーク「お前がストライク…いや、フリーダムのパイロットか…」
キラ「その…傷のことは…」
イザーク「フン…この傷は以前の愚かな俺への戒めのようなものだ。全ての決着がついてから消すつもりだ」「言っておくがお前が俺の仲間に足る男でなかった場合、容赦はしないからな」
キラ「君が仲間になってくれたように全ての人が手を取り合うことが出来るのを望むよ…」
イザーク「それは人類が生き残れたらの話だ。…コーディネイターもナチュラルも含めてな」
アスラン「ああ…」

衛星軌道上 オービットベース
αナンバーズ

オービットベース メインオーダールーム
大河「この席に座るのも久しぶりだな…」
火麻「ブルーコスモス派が一掃されたことにより俺達の地球追放も撤回された…」「オービットベースの管轄もGGGに戻ったってわけだ」
大河「これもドーリアン外務次官やグローバル議長らの尽力あってのものだ」
雷牙「αナンバーズが地球を守る剣だとすれば、彼らは我々を守る鞘のような存在だな」
〔ハッチの開閉音〕
ブライト「失礼します、大河長官」
大河「おお、ブライト艦長。この度の戦い、お疲れ様でした」
ブライト「連邦政府とプラントの講和も何とか締結されそうですね」
大河「うむ…。様々な問題は残っているが地球圏の大規模紛争が終結した今、我々は次なる戦いに進まねばならない」
ミサト「………」
雷牙「どうした、ミサト君? 何か心配ごとでも…」
ミサト「い、いえ…特には…」
雷牙「何かあったらボクちゃんに相談してくれ。これでも懐の深さには自信があるんでな」
ミサト「遠慮させていただきます。オトナの女として自己解決の方法は知ってますんで」
火麻「じゃあ、俺がそっちに付き合ってやる。飲み比べといこうぜ」
ミサト「あら…やっぱり、そっち方面ってバレてましたか」
大河「…話を続けてよろしいかな?」
ミサト「失礼しました」
大河「地球圏の紛争が終結した今こそカルネアデス計画を実行に移すべく、銀河へ船出をする時だ」
ブライト「いよいよ、BMIIIが…」
ミサト「そのためにバトル7や大空魔竜、ソロシップも帰還したのですね」
雷牙「うむ…。イカロス基地のオオタ中佐からも全ての準備が完了したとの報告があった」
大河「今度はαナンバーズだけではなく地球圏の総力を挙げて結成される艦隊が往く…」「大河「その名も…!」
〔GGGの警報〕
スワン「長官! 地球の超高々度に正体不明の物体が出現したとのことデス!」
大河「何…!?」
火麻「どこかの残存勢力だろうぜ。で、その数は?」
猿頭寺「詳しい情報は不明ですがかなり小規模のようです」
ミサト「………」
ブライト「葛城三佐?」
ミサト「ブライト艦長、EVAを先行させます」
ブライト「確かに他の機体は損傷が激しい…。ここは彼らに出てもらうしかないか」
ミサト「了解しました。では、私が作戦指揮を担当します」
ブライト(妙だな…。葛城三佐はこの件を見越して、EVAの修理を優先させたのか…?)
ミサト(私の予想が正しければそこに現れたのは………)

ゼーレ
キール「………」
???(カヲル)「…現れたみたいだ」
キール「使徒…。あの力が送り込んできたか…」
???(カヲル)「決断を迫っているよ。アポカリュプシスに対する人類の答えをね」
キール「おそらく碇も動くだろう」
???(カヲル)「では…」
キール「その時が来たようだ…」
【シナリオデモ1終了】

【戦闘マップ1開始】

〔味方ユニット出現〕
アスカ「ミサトも人使いが荒いわよ。あたし達だけで出撃だなんて」
シンジ「仕方ないだろ。みんなは機体が修理中だったり、ケガしてたりするんだから」
アスカ「あんた…バカシンジから優等生に改名する?」
シンジ「どういう意味だよ、それ?」
レイ「来る…」
〔敵ユニット出現〕
シンジ「あれは…ネルフ本部に現れた使徒…」
アスカ「どういうことよ! あいつは初号機に食われたはずじゃなかったの!」
シンジ「それを言うなら正八面体のやつだって倒したはずだよ!」
ミサト「3人共、気をつけてね。一度は倒したとはいえ、あの使徒の力はかなりのものだったわ」
アスカ「ミサト! あんた、現れるのが使徒だと知ってあたし達を出撃させたわね!」
ミサト「…全ては、この戦いが終わったらはっきりするわ。今は目の前の相手に集中して」
シンジ「わかったよ、ミサトさん。…いいね、綾波、アスカ」
レイ「………」
シンジ「綾波…?」
レイ「行きましょう、碇君…」
シンジ「う、うん…!」
<戦闘開始>

<1EP>

シンジ「あの使徒…どこかに行こうとしている?」
アスカ「何、言ってるのよ! 使徒はネルフ本部を目指すって決まってるじゃない!」
シンジ「でも、らせんの環っかも正八面体もそんな動きはしなかったじゃないか!」
レイ「………」
アスカ「とにかく、あたしがいる以上、使徒に好き勝手はさせないから!」
レイ(あの使徒も呼ばれている…)

<ゼルエル撃破・敵増援1出現>
〔敵ユニット撃破〕
アスカ「てこずらせてくれたわね、まったく…」
シンジ「聞こえますか、ミサトさん。使徒の殲滅は成功しました」
ミサト「お疲れ様。もうすぐ私達も現場に到着するわ」
アスカ「その時はたっぷりと今回の件の裏を聞かせてもらうわよ」
ミサト「…わかったわ」
〔モニターの開閉音〕
レイ「………」
〔シンジ、前進〕
〔アスカ、前進〕
〔レイ、前進〕
〔レイ、後退〕

シンジ「綾波…?」
レイ「さよなら、碇君…」
シンジ「さよならってどういうことだよ! 綾波!?」
レイ「あの人が呼んでいるから…
〔味方ユニット離脱〕
アスカ「どうなってるのよ、あいつ! どこへ行く気なのよ!」
シンジ「あの人って…あの人ってまさか……」
アスカ「シンジ、あんた…」
シンジ「父さん…。綾波を呼んだのは父さんなの…」
〔敵ユニット出現〕
アスカ「こいつら!」
EVA量産機「………」
アスカ「やる気だっていうの…」
EVA量産機「………」
アスカ「シンジ、来るわよ! シンジ!」
シンジ「綾波と父さん…。二人は僕の知らないところで…」「ミサトさんも使徒のことを知っていて、そして、僕達を…」
アスカ「バカシンジ! 肝心な時に頼りにならない…!」「ならば!」
〔アスカ、シンジへ隣接〕
アスカ「大人しく引っ込んでなさいよーっ!!」
〔シンジ、爆発しながら後退〕
〔画面、振動〕

シンジ「アスカ…」
アスカ「あんたはそこであたしの活躍を見てなさいよ!」
EVA量産機「………」
アスカ「お前達にやられた屈辱…忘れていない…」「今度は完全に叩き潰してやるからーっ!」
EVA量産機「………」

<EVA量産機撃破>
EVA量産機「………」
アスカ「こいつら…! 相変わらずのバケモノなの!」
シンジ「アスカ…」
〔EVA量産機、精神コマンド「ド根性」使用〕

<敵増援1出現の2ターン後EP・味方援軍1出現>
アスカ「こいつら…!」
シンジ「アスカ…」
EVA量産機「………」
[イベント戦闘「アスカvsEVA量産機」
アスカ「あああああああっ!!」
シンジ「アスカ!」
〔EVA量産機全機、アスカへ隣接〕
アスカ「ぐ…ああ…!」
シンジ「アスカ…アスカ!」「動け! 動け! 動け! 動け!! 動いてよ!!」「今、動かなきゃ! 何にもならないんだ!!」
〔味方戦艦出現〕
〈出撃準備〉
ミサト「アスカ! シンジ君!」
シンジ「ミサトさん…EVAが…EVAが動かないんだ!」
カガリ「アスカ! 返事をしろ! 大丈夫か!!」
アスカ「あ…ああ…」
ルネ「まずいぞ! ショック症状を起こしている!」
万丈「EVA量産機…まだ存在していたとは…」
EVA量産機「………」
〔EVA量産機全機、散開〕
ミサト「初号機と弐号機を回収! αナンバーズはEVA量産機を迎撃します!」
〔ブライト、シンジへ隣接〕
〔味方ユニット離脱〕
〔味方戦艦、アスカへ隣接〕
〔味方ユニット離脱〕
〔味方戦艦、後退〕

〈出撃準備〉
キラ「シンジ君…」
サンシロー「こいつらがEVA量産機…」
フォッカー「シンジ達のEVAと違い奴らにパイロットは乗っていない…。言わば、生きている破壊マシンだ」
マリ「レイは…!? レイはどうしたの!?」
洸「まさか、あのバケモノ達に…」
ミサト(違う…レイはきっと…)
甲児「やいやいやい! ウナギ野郎! よくもアスカ達をやってくれたな!!」
竜馬「お前達がよみがったのならまた叩き潰すまでだ!」
忍「てめえらの、そのデカ口に拳を突っ込んで、腹ん中から引き裂いてやる!!」
アムロ(だが、真に警戒すべきはこの量産機を送り込んだ人間だ…)
万丈(碇ゲンドウ…それとも、ゼーレか…?)
EVA量産機「………」
リュウセイ「くそっ! あいつ…俺達を笑ってやがるのか!?」
ブライト「葛城三佐…!」
ミサト「αナンバーズ、攻撃開始! 攻撃目標、EVA量産機!!」

<EVA量産機撃破(1回目)>
〔敵ユニット撃破〕
鉄也「まず1つ!!」

<EVA量産機撃破(2回目)>
〔敵ユニット撃破〕
鋼鉄ジーグ「続いて2つ!」

<EVA量産機撃破(3回目)>
〔敵ユニット撃破〕
豹馬「3機目!!」

<EVA量産機撃破(4回目)>
〔敵ユニット撃破〕
ジュドー「4機!!」

<EVA量産機撃破(5回目)>
〔敵ユニット撃破〕
コウ「5機目、撃破!!」

<EVA量産機撃破(6回目)>
〔敵ユニット撃破〕
ヒイロ「6機…クリア」

<EVA量産機撃破(7回目)>
〔敵ユニット撃破〕
イサム「おらおら、7つ!!」

<EVA量産機撃破(8回目)>
〔敵ユニット撃破〕
ノリコ「8機目!!」

<敵全滅・勝利条件達成>
凱「終わったか…」
J「いや…! まだだ!」
〔敵ユニット出現〕
デク「コ、コスモ…! こいつら!」
コスモ「復活しやがった…!」
真吾「見た目以上のバケモノだぜ!」
輝「こいつら…俺達が倒れるまで何度でも復活するのか…!」
ガムリン「目的は何だ!? 世界を食い尽くすまで破壊を続けるつもりなのか…!」
万丈(いや…違う…。EVAシリーズの目的は……)
ブライト「各機、後退しろ! 一度、態勢を立て直す!」
〔味方全機、後退〕
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

ネルフ本部跡 セントラルドグマ
レイ「………」
〔歩み寄る足音〕
???(ゲンドウ)「レイ…」
レイ「………」
ゲンドウ「約束の時だ…」
レイ「………」
ゲンドウ「アダムは既に私と共にある。ユイと再び逢うにはこれしかない。アダムとリリスの禁じられた融合だけだ」
レイ「………」
〔融合する音〕
ゲンドウ「…時間がない。A.T.フィールドがお前の形を保てなくなる」
レイ「………」
ゲンドウ「始めるぞ…レイ。A.T.フィールドを、心の壁を解き放て」「欠けた心の補完。不要な身体を捨て、全ての魂を今一つに」
レイ「………」
ゲンドウ「そして、ユイの許へ行こう…」
レイ「………」
〔画面、発光〕

ラー・カイラム 格納庫
シンジ「ミサトさん…! 何が…何が起こっているんです!?」
ミサト「落ち着いて聞いて、シンジ君…」「これは何者かがサードインパクトを起こそうとしているのよ。使徒ではなくEVAシリーズを使ってね」
シンジ「サードインパクト…」
ミサト「バルマー戦役の時にも同じことを話したわね…」「以前にもセカンドインパクトと呼ばれる爆発が起きる寸前までいった…。そして、それは人間に仕組まれたものだったの」「けどそれは、他の使徒が覚醒する前にアダムを卵にまで還元することによって、被害を最小限に食い止めるためだった…」
シンジ「使徒…アダム…」
ミサト「シンジ君…私達、人間もね…アダムと同じリリスと呼ばれる生命体の源から生まれた18番目の使徒なのよ」
シンジ「………」
ミサト「他の使徒達は別の可能性だったの。ヒトの形を捨てた人類の…」「ただ、お互いを拒絶するしかなかった悲しい存在だったけどね。同じ人間同士も…」
シンジ「可能性って…何の可能性なの!?」
ミサト「滅亡から逃れるための術よ…」「地球…ううん、この銀河は遥か過去に滅亡の危機に瀕してきたのよ」「それから逃れるための術がゼントラーディやエビルであり、ライディーンであり…」「そして、補完計画であるのよ」
シンジ「滅亡…」
ミサト「いい、シンジ君。全てあの時と同じよ…」「EVAシリーズを全て消滅させるのよ。生き残る手段はそれしかないわ」「そのためにあなたも戦うのよ」
シンジ「………」
ミサト「あなたも自分の意志で。誰の助けもなく」
シンジ「…僕は…駄目だ…駄目なんですよ…。EVAに乗る資格なんてないんですよ、だからEVAは動かなかった…」
ミサト「違う! それはあなたの心の動揺がシンクロ率を低下させたからに過ぎないわ!」
シンジ「どっちにしても同じことなんですよ…。僕はEVAにも見放されたんだ…。父さんに騙され続けたように…」
ミサト「シンジ君…」
シンジ「…昨日までは僕だって何か出来ると思って戦ってきました…。αナンバーズのみんなといっしょに…」「でも、僕はやっぱり父さんの操り人形だったんだ…!」「それなのにいい気になってわかったような顔をして戦って、誰かを傷つけて…」「バルマー戦役の頃からそうだった。カヲル君を殺して、今日まで綾波に騙され、そして、アスカを見殺しにした…」「結局、何も変わってなかった…。僕はやっぱり僕でしかなかった…」「だったら、何もしない方がいい…。後はαナンバーズのみんなが何とかしてくれるし…」
ミサト「…でも、私はあなたに戦ってほしいの」
シンジ「…そうやってミサトさんは僕に戦いを押し付けるんだ…」「EVAに乗れるのが僕しかいないからって…!」
ミサト「そうじゃない…。…EVAシリーズと戦うだけならαナンバーズの他の機体だけでもいい…」「でもね…このままじゃ全てに負けたままよ…。あなたも…そして、私も…」
シンジ「ミサトさん…」
ミサト「騙されて裏切られてきたのはあなただけじゃない…。私も…アスカも…」「そして、きっとレイも…」
シンジ「でも、綾波は父さんに…」
ミサト「それを確かめなさい。自分の足で立って、自分の目で…」「それが私達のために生命を懸けてきてくれた人達に対する誠意でもあるわ…」「加地君やリツコのためにも…だから、シンジ君…」
シンジ「ミサトさん…」
〔走り寄る足音〕
アスカ「ミサト! 初号機のデータをあたし用に書き換えて!」
シンジ「アスカ…」
アスカ「この馬鹿が戦わないならあたしがやる…! あたしがあいつらを叩き潰してやる!」「ここで負けたまま引き下がったらあたしの生きる意味がないもの!!」「ぐっ…!」
ミサト「無理しては駄目よ、アスカ!」
シンジ「生きる意味…」
ミサト「あの時の言葉をもう一度言うわ…」「…今の自分が絶対じゃないわ。後で間違いに気付き、後悔する…。私はその繰り返しだった」「ヌカ喜びと自己嫌悪を重ねるだけ。でも、その度に前に進めた気がする
シンジ「………」
ミサト「いい、シンジ君。もう一度、EVAに乗ってケリをつけなさい。EVAに乗っていた自分に」「何のためにここに来たのか、何のためにここにいるのか、今の自分の答えを見つけなさい」「そして、ケリをつけたら必ず戻ってくるのよ
シンジ「………」
ミサト「約束よ
シンジ「…うん」
アスカ「シンジ…」
シンジ「行ってくるよ…。全ての決着をつけに…」「僕達とEVAと父さん…その全てをはっきりさせるために…」
ミサト「いってらっしゃい…
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔戦闘マップ1から継続〕
鋼鉄ジーグ「どうする!? このままじゃキリがないぜ!」
コスモ「こいつら何なんだ!? いったい何のために俺達と戦っているんだ!」
〔味方ユニット出現〕
キラ「シンジ君!」
カトル「戦えるのですか!」
シンジ「………」
EVA量産機「………」
[イベントデモ「EVA初号機暴走」]
〔EVA初号機のパイロット、シンジから初号機へ変更〕
〔初号機、味方から敵へ〕
シンジ「うわあああああああっ!!
カミーユ「何だ…!? 何が起ころうとしているんだ!」
万丈「まさか…これが…!」
キール「遂に我らの願いが始まる」
委員「我ら人類に福音をもたらす真の姿に」
委員「等しき死と祈りをもって人々を真の姿に」
キール「それは魂の安らぎでもある」「では、儀式を始めよう」
〔味方戦艦出現〕
冬月「始まったか…」
ミサト「副司令…!」
冬月「君の報告を聞き、イカロス基地から駆けつけてきたがどうやら間に合ったようだ」
キラ「シンジ君ーっ!!」
シンジ「あ…ああ…」
冬月「ゼーレめ…初号機をヨリシロとするつもりか」
委員「今こそ中心の樹の復活を」
キール「我等がしもべ、EVAシリーズは皆、この時のために…」
〔初号機、前進〕
[イベントデモ「中心の樹」]
マコト「次元測定値が反転! マイナスを示しています!」「観測不能! 数値化できません!」
シゲル「EVAシリーズ、S2機関を解放!」
冬月「アンチA.T.フィールドか…」
マヤ「全ての現象が15年前と酷似してる。じゃあ…これってやっぱり、サードインパクトの前兆なの…」
委員「悠久の時を示す」
委員「赤き土のミソギをもって」
キール「まずはジオフロントを真の姿に」
サエグサ「艦長! 極東地区日本、旧第二新東京市跡地に大規模な爆発を観測!」
ブライト「さっきの光か…!」
甲児「シンジ! 返事をしろ、シンジ!」
洸「シンジ! しっかりしろ! EVAをそこから離脱させるんだ!」
シンジ「動け! 動け! 動けーっ!」「くそっ! くそっ…くそっ…くそーっ!!」
アムロ「駄目か…!」
サンシロー「さっきから何がどうなってるんだ!?」
カーシャ「誰か説明して! いったい何が起こるのよ!?」
真吾「お、おい…」
キリー「これってもしかして…」
レミー「本当に世界の終わりってやつ…!?」
冬月「人類の生命の源たるリリスの卵、『黒き月』…。今さら、その中へ還ることは望まぬ」「…だが、それもリリス次第か」
シゲル「旧第二新東京市のターミナルドグマ跡より正体不明の高エネルギー体が急速接近!」
マコト「A.T.フィールドも確認!」
マヤ「まさか、使徒!?」
マコト「いや、違う!」
一矢「あれは…!?」
ミレーヌ「ウソ…ウソよね!」
グババ「キイッ!!!」
凱「ヒト…! 人間だ!!」
マヤ「いやあっ! いいあああああっ! イヤッあああああああああっ!!」
[イベントデモ「リリス覚醒」]
シンジ「…綾波」「レイ?
レイ「………」
シンジ「うわああああああ!!
キール「エヴァンゲリオン初号機の欠けた自我を以て人々の補完を」「三度の報いの時が今…」
シゲル「EVAシリーズのA.T.フィールドが共鳴!」
マコト「さらに増幅していきます!」
冬月「レイと同化を始めたか」
シゲル「心理グラフ、シグナルダウン!」
マコト「デストルドーが形而化されていきます!」
冬月「これ以上はパイロットの自我がもたんか」
〔画面、発光〕
冬月「そして今や、生命の胎芽たる生命の樹へと還元している…」「この先にサードインパクトの無からヒトを救う方舟となるか、ヒトを滅ぼす悪魔となるか」「未来は碇の息子…そして、αナンバーズに委ねられたな」
シンジ「うわああああああ!!」
【戦闘マップ2終了】

【戦闘マップ3開始】

〔戦闘マップ2から継続〕
[イベントデモ「生命の樹解放」]
ヒイロ「綾波…レイ…」
レーツェル「これは…何なんだ!?」
ライ「この巨大な物体は俺達の知る綾波レイなのか…!?」
アスカ「………」
ミサト「レイ…」
〔サイコドライバー能力発現〕
リュウセイ「ぐおあっ!」
ヴィレッタ「リュウセイ!」
マイ「い、いやだ…! 何だ、これは…人の意志…心が吸い寄せられていく…!」
〔ニュータイプ能力の共鳴〕
プル「やだ…やだよっ!!」
フォウ「ああ…これは…」
アムロ「世界が…悲しみに満ちていく…?」
カミーユ「空しさが…人々を包み込んでいく…」
ジュドー「孤独が…人の心を包んでいく…!?」
〔ライディーンの共鳴〕
洸「駄目だ! その扉を開いては駄目なんだ!」
マリ「洸!」
洸「ライディーンが言っている! 答えを出すのは早過ぎると!」「人はまだ運命に抗う力を持っているはずだと!」
冬月(1万2000年前、やがて来るアポカリュプシスを予見し、ムー帝国はライディーンを造り上げた)(STMC、妖魔、巨人族、プロトデビルン…あらゆる敵から人類を守るために…)
〔轟音〕
隼人「リョウ!」
竜馬「ゲッターが怒っている…!? あの巨大な綾波レイに対して敵意を示しているのか!」
冬月(当然だろう。ゲッター線は進化をうながす力であり、そして、それは人の意志に反応する)(やはり、ゲッター線は補完をヒトとしての進化の放棄と見たか…)(どうする、ゲッター線よ? 我等を銀河に不適格な生命体としてその未来を摘むか?)(この宇宙のハチュウ人類や別宇宙の鬼、昆虫人類と同じように…)
〔ビムラーの発動〕
レミー「ちょっと! ゴーショーグンまで、あの子に怯えているの!?」
真吾「って言うより、またビムラー様のカンシャクか?」
キリー「やれやれ…。相変わらすナーバスなことで…」
冬月(ビムラーもゲッター線と同様か。補完により、この地球が閉じた世界になるならば…)(真田ケン太の旅立ち…アポカリュプシスへの可能性の提示も全て無駄になるのだからな)
〔轟音〕
鉄也「甲児君!」
甲児「これは…マジンカイザーの怒り…。あの時と…バルマー戦役でウナギ野郎がネルフに現れた時と同じだ!」
冬月(ヒトの心を持った魔神…。兜十蔵博士がどのような手段で機械に魂を宿らせたかはわからない…)(だが、その存在はヒトの心が他者によって変貌していく事を決して許しはしないか…)
※※スーパー系女主人公の場合、セリフ追加※※
〔サイコドライバー能力発現〕
クスハ「!」
ブリット「くっ!」
クスハ「止めなくちゃ…! シンジ君とレイちゃんを何としても止めなくちゃ!」
ブリット「わかっている! 四神達も、そう言っている!」
冬月(彼女達の持つ力と超機人は古の文明が我々に託した最後の希望…)(同じ過ちは繰り返させんか…)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔イデオンゲージ第2段階〕
〔イデオンゲージ下降音〕

デク「コ、コスモ! イデオンのパワーが下がっていくよ!」
コスモ「どうなっているんだ! イデまで、あの子を見て怯えちまったのか!」
カーシャ「何が起きるの!? イデはあたし達に何をさせたいの!?」
冬月(イデ…。器を捨て、一つになった意志…)(同じ結論にたどりついた補完を支持するということか)(ならば、補完によって一つになった心はイデとも融合するかも知れんな…)
※※リアル系男主人公の場合、セリフ追加※※
〔ディス・レヴ発動〕
クォヴレー「ディス・レヴが…」
冬月(それともまつろわぬ神のごとく無限の力とは別の道を行くか…)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔ギターの音〕
バサラ「へ…聴かせ甲斐のあるやつが出てきたぜ!」
ミレーヌ「バサラ! どういう状況だかわかってるの!?」
バサラ「関係ねえぜ! 俺はいつだって俺のハートを歌うだけだ!!」
冬月(歌か…。それはアポカリュプシスに立ち向かう力になる…)(だが、我々はそれを活かす術を知らないまま来た…)
キラ「シンジ君! シンジ君!!」
〔カーソル、EVA初号機を指定〕
アスラン「…返事がない…」
ディアッカ「やっぱり、あいつもう…」
ムウ「縁起でもないこと言うんじゃねえ!!」
万丈「…行くぞ、みんな」
リュウセイ「って、まさか…!?」
アムロ「そうだ…。初号機を含むEVAシリーズを殲滅する」
<<クスハ>>
ブリット「待ってくれ、大尉! まだシンジは生きています!」
クスハ「まだシンジ君を救い出すチャンスはきっとあります!」
ヴィレッタ「落ち着きなさい、二人共」
レーツェル「彼はEVAのコアでもある。逆に言えば、彼をEVAから救い出せば事は収まる…!」
クスハ「…シンジ君…!」
<<クォヴレー>>
アラド「ちょっと待った、大尉! シンジを見殺しにする気か!」
ゼオラ「落ち着いて、アラド!」
クォヴレー「あの男はEVAのコアだ。逆に言えば、奴をEVAから救い出せばこの事態は収拾される…」
ヴィレッタ「落ち着きなさい、二人共」
レーツェル「彼はEVAのコアでもある。逆に言えば、彼をEVAから救い出せば事は収まる…!」

ミサト「…みんなの推測通り、この事態を止めるにはEVAシリーズを消滅させるしかないわ」「たとえ、その結果、シンジ君の生命が失われることになっても…」
アスカ「ミサト…」
ミサト(世界とシンジ君…これもカルネアデスの舟板なのね…)
キラ「そんなことはさせません! 世界も終わらせないし、シンジ君も救ってみせます!」
カガリ「お前…」
甲児「キラの言う通りだぜ! 地球もシンジも俺達にとって掛け替えのないものにはかわりねえ!」
竜馬「どちらかを犠牲にしてどちらかを選ぶなんて出来ない…! ならば…」
洸「全力で戦うだけです! 大事なものを守るために!!」
ミサト「みんな…」
フォッカー「頼むぜ、葛城三佐。指揮官のあんたが諦めちまったら話にならないからな」
ノリコ「ミサトさん! 言って下さい、本当の気持ちを!」
ミサト「………」「最優先事項を変更! 各機はEVA初号機の動きを止め、シンジ君の救出を!」
ヒイロ「任務…了解」
リュウセイ「よっしゃぁ! 待ってろよ、シンジ!」
万丈「冬月副司令…これでよろしいですね?」
冬月「ここまで来れば私は傍観者に過ぎん。事態の推移を見守るだけだ。…だが……」「君達に期待させてもらう」
ミサト「はい!」

<クスハvs初号機>
クスハ「シンジ君! あなたは戦いの中でつかんだものを思い出して!」「私達はあなたを助ける! でも、そこからがあなたの戦いだから!」

<クォヴレーvs初号機>
クォヴレー「EVAを中心に集まるもの…これは人の意志…!?」「ディーン・レヴともディス・レヴとも違う…! これは人が肉を失っていく過程か…!」

<アムロvs初号機>
アムロ「シンジ…君は昔の俺と同じだ。周囲におびえ、自らのカラの中で独りの世界を創る…」「だが、俺は信じているぞ。この試練を乗り越えたら、また君が一つ強くなることを!」

<カミーユvs初号機>
カミーユ「しっかりしろ、シンジ! EVAに飲まれるな!」「EVAがお前を縛るならお前はそれに全力で抵抗するんだ!」

<ジュドーvs初号機>
ジュドー「待ってろよ、シンジ! EVAには悪いが、ちょいと荒っぽい手でいかせてもらうぜ!!」

<コウvs初号機>
コウ「今行くぞ、シンジ」「世界を守るために…大事な仲間を救うために!!」

<ヒイロvs初号機>
ヒイロ「今助けてやる…」「ターゲット、EVA-01人造人間エヴァンゲリオン・初号機…!」

<キラvs初号機>
キラ「シンジ君…。君が見せてくれた優しさを僕は忘れない…!」「だから、シンジ君! 今度は僕が君を助ける番だ!」

<甲児vs初号機>
甲児「目を覚ましやがれ、シンジ! このままじゃEVAが世界を滅ぼすことになっちまんだぞ!」
甲児「EVAはお前にとって家族の絆なんだろ! だったら、EVAを悪魔にしちゃいけねえ!」「目を覚ませ、シンジーッ!!」

<鉄也vs初号機>
鉄也「俺はお前が内に秘めていた男気に賭ける! もう少しの辛抱だ、堪えていろよ!」「ちょいとばかし荒っぽい方法だが必ずお前を助け出してやるぞ!」

<竜馬vs初号機>
竜馬「シンジ! 君が諦めちゃいけない! 逃げちゃいけないんだ!」「思いだせ、俺達と戦った日々を! お前はもう少年じゃない! 地球を守る戦士なんだ!!」

<洸vs初号機>
洸「…わかっている、ライディーン! この事態を止めるためにはEVAを倒さなくてはならないことを!」「だが、俺は最後まで希望を捨てない! シンジも世界も必ず救ってみせる!!」

<豹馬vs初号機>
豹馬「シンジ! お前はこんな所で終わっちまう男じゃねえ! お前はもう一人前の男だ!」「だから、とっとと出てこい! 俺達の戦いはまだ続くんだからよ!」

<健一vs初号機>
健一「シンジ! 世界を救うためには君の力も必要なんだ!」「俺達は君を助け出す! 君は俺達の大切な仲間だ!!」

<一矢vs初号機>
一矢「A.T.フィールドがどれだけ強固な守りだろうと…」「俺の拳が必ずお前を助け出す! 待っていろ、シンジ!!」

<万丈vs初号機>
万丈「シンジ…! 共に戦ってきた僕達は仲間だ」「だから、心配するな! 僕達は仲間を決して見捨てはしない! この日輪に賭けて、君を救い出す!!」

<真吾vs初号機>
真吾「少年の反抗期ってのはここまで凄いものだったかな…」
キリー「いわゆる引きこもりってやつ?」
レミー「冗談言っている暇はないわよ。さあ、シンジ君! 時間もないからちょっと強引に行くわよ!」

<忍vs初号機>
亮「集中しろ、忍! 中にはシンジがいるんだ!」
忍「言われなくてもわかってらあ! シンジ! 少しばかりゆれるがそれ位は我慢しやがれよ!!」

<コスモvs初号機>
コスモ「聞けよ、シンジ! 訳のわからない力に負けるな!」「俺達はEVAからお前を引っぺがすしか出来ない! そこから出てくるのはお前の意志だ!」「だから、目を覚ませ!」

<ノリコvs初号機>
ノリコ「行くわよ、シンジ君! 今そこから出してあげるからね!」「絶対にあきらめないでね! 必ず…必ず助けるから!!」

<サンシローvs初号機>
サンシロー「あの面構えの迫力はガイキング以上だぜ!」「だが、ひるんでられるか! 待ってろよ、シンジ! 今、俺達が助け出してやるからな!」

<輝vs初号機>
輝「俺達の声が聞こえるか、シンジ! 聞こえたなら、目を開けろ!」「意識をしっかり持つんだ! 今、助けに行くからな!」

<フォッカーvs初号機>
フォッカー「お前みたいなヒヨッ子が、いっぱしの男になっていく姿は微笑ましかったぜ」「だから、心配するな! お前も世界もこんなところで終わりにさせやしないぜ!」

<イサムvs初号機>
イサム「カワイコちゃん達を待たせてそんなところに閉じこもってちゃ人生、もったいないぜ!」「シンジ「! 無事に帰ってきたら、俺が楽しい遊びを教えてやるぜ!!」

<バサラvs初号機>
バサラ「心を開けよ、お前! 目が覚めるようなご機嫌なナンバーを歌ってやるぜ!」「行くぜ、シンジ、EVA! お前達の心の壁を俺の歌でこじ開けてやるぜっ!!」

<ガムリンvs初号機>
ガムリン「シンジ君! 待っていろよ、君は俺達が必ず救い出す!」「もう俺は目の前で仲間が死ぬのを見たくはないんだ!」

<凱vs初号機>
凱「お前を縛る戒めは俺達が破壊する! だから…」「見せてくれ、シンジ! お前の勇気の心を!」

<鋼鉄ジーグvs初号機>
鋼鉄ジーグ「起きろ、シンジ! 起きないんなら叩き起こすぞ!」「もうガキじゃないんだろ! だったら、自分で起きやがれ!!」

<リュウセイvs初号機>
リュウセイ「ここまで来て最悪の結果なんかにはさせねえぞ!」「シンジ! お前には伝えたいものがいっぱい残ってるんだからな!」

<初号機HP50%以下or3PP>
〔画面、発光〕
[イベントデモ「サードインパクト」]
マコト「ああああああっ!!」
レイ「………」
ミサト「………」
シゲル「ひいいいっ!!」
レイ「………」
???「………」
冬月「碇…お前もユイに逢えたのか?」
マヤ「A.T.フィールドが…みんなのA.T.フィールドが消えていく…」「これが答えなの? 私の求めていた…」
リツコ「マヤ…」
マヤ「センパイ…」
キール「始まりと終わりは同じ所にある」「…よい。全てはこれでよい………」
豹馬「何が起こっているんだよ、ミサトさん!?」
ミサト「A.T.フィールドが消えていっている…」
アスカ「A.T.フィールドってEVAや使徒が持っているものじゃなかったの!?」
ミサト「A.T.フィールドは誰もが持っている心の壁…」「言い換えれば、人を個としてのヒトたらしめているもの…」
輝「じゃあ、それがなくなるということは…」
カミーユ「人がヒトの形を保っていられなくなるということか…!」
アムロ「そして、器を失った心は…」
ミサト「一つになる…」
コスモ「それじゃまるで…!」
プル「あたしはプル…それともプルツー…?」
プルツー「プルは私だ。そして、プルツーは私だ」
フォウ「しっかりして、二人共!」
洸「あの十字架は、そうやって形を失いつつある人の魂…」
忍「どうにもならないのか、ミサトさんよ!」
ミサト「時間がないわ…。あと5分もすれば、人は完全に溶け合い、一つになる…」
真吾「了解! あと5分だな!」
健一「あと5分の間に初号機を止めれば世界は助かるんですね!」
コスモ「それを助けと呼べるならな…」
デク「コスモ!」
カーシャ「あなた、人がヒトでなくなってもいいって言うの!」
コスモ「そうすることで色んなことから逃げるやり方もあるってことさ」「第6文明人のようにな」
カーシャ「え…」
コスモ「だが、俺はそんな方法は認めない! 相手が何であろうと、生きることから逃げはしないぞ!」
万丈「急ぐぞ、みんな! 残り5分で初号機を止めるんだ!」

<サードインパクト発動の2ターン後PP>
ブライト「各員、急げ! 我々に残された時間は後3分だ!」

<サードインパクト発動の3ターン後PP>
フォッカー「雑魚にはかまうな! 俺達のターゲットは初号機だ!」
ガムリン「みんな、急げ! 作戦時間は後2分間だ!」

<サードインパクト発動の4ターン後PP>
ミサト「急いで! この1分で世界は取り返しのつかないことになるわ!」
アスカ「バカシンジ! あんたも寝てないで、少しは自分で何とかしようとしないさいよ!!」

<サードインパクト発動の5ターン後PP>
ミサト「あ…ああ……」
アスカ「な、何これ…。あたしの…あたしの身体が溶ける…?」
〔画面、暗転〕
シンジ「これが僕の望んだ世界……」
(→ GAME OVER

<EVA量産機撃破(1回目)>
〔EVA量産機、精神コマンド「ド根性」使用〕
ガルド「こいつらの再生能力は限りがないのか…!」
イサム「こうなりゃ雑魚は無視だ! 大物一点狙いでいくぜ!」
ミサト「量産機は無視してかまわないわ! 各機は初号機を止めることを最優先して!!」

<初号機撃破>
ユング「初号機の動きが止まったわ!」
キラ「シンジ君! 今、行く!!」
アムロ「待つんだ、キラ! 不用意に近づくな!」
[イベントデモ「初号機、暴走」]
〔初号機、精神コマンド「ド根性」使用〕
カトル「再生した!?」
ディアッカ「このタイミングでかよ!」
一矢「これでは世界は…!」
アスカ「しっかりしなさいよ、シンジーッ!!」
ミサト「シンジ君! あなたが頑張らないと世界は終わってしまう!」「目を覚まして、シンジ君!!」
万丈「シンジ! ジオフロントで戦うことを決意した時を思い出すんだ!」
カミーユ「そして、お前は自らの足で歩くために再びEVAに乗ったんだろう!」
アスカ「あんたがいつまでもEVAの中でうじうじしていたらみんな一つになっちゃうのよ!」「あたしはあんたなんかと一緒になりたくないわよ!!」
シンジ「僕は…」
アムロ「シンジに自我が戻った…!?」
凱「シンジ!」
キラ「シンジ君!!」
バサラ「歌えよ、お前の歌を!!」
シンジ「僕はーっ!!」
〔初号機からエネルギーの広がり〕
洸「ライディーンからの警告が止まった…」
忍「じゃあ、あれは俺達の知ってるシンジなのか…」
シンジ「綾波…」
[イベントデモ「まごころを、君に」]
【戦闘マップ3終了】

【シナリオデモ3開始】

シンジ「………」
レイ「………」
シンジ「…綾波、ここは?」
レイ「ここはLCLの海。生命の源の海の中」「A.T.フィールドを失った、自分の形を失った世界」「どこまでが自分でどこから他人なのかわからない曖昧な世界」「どこまでも自分でどこにも自分がいなくなっている脆弱な世界」
シンジ「…僕は死んだの?」
レイ「いいえ。全てが一つになっているだけ」「これがあなたの望んだ世界、そのものよ」
シンジ「でも、これは違う」「違うと思う」
レイ「他人の存在を今一度望めば再び心の壁が全ての人々を引き離すわ」「また他人の恐怖が始まるのよ」
シンジ「…いいんだ」
レイ「………」
シンジ「ありがとう」

シンジ「あそこではイヤな事しかなかった気がする。だからきっと、逃げ出してもよかったんだ」「…でも逃げたところにもいい事はなかった。…だって僕がいないのも…誰もいないのと同じだもの」
カヲル「再びA.T.フィールドが君や他人を傷つけてもいいのかい?」
シンジ「でも、僕の心の中にいる君達は何?」
レイ「…希望なのよ」「ヒトは互いに分かり合えるかも知れない、ということの」
カヲル「好きだという言葉と共にね」
シンジ「だけど、それは見せかけなんだ。自分勝手な思い込みなんだ。祈りみたいなものなんだ」「ずっと続くはずないんだ。いつかは裏切られるんだ。僕を見捨てるんだ」
カヲル「………」
レイ「………」
シンジ「…でも、僕はもう一度会いたいと思った」「その時の気持ちは…本当だと、思うから
レイ「………」
カヲル「………」
シンジ「僕は行くよ…」
【シナリオデモ3開始】


サブタイトル
「世界の中心でアイを叫んだけもの」


【戦闘マップ4開始】
ゲンドウ「来たか…」
〔味方ユニット出現〕
ゲンドウ「………」
シンジ「父さん…」
ゲンドウ「久しぶりだな」
シンジ「綾波は…綾波はどこにいるんだ!?」
ゲンドウ「私にもわからんよ」
シンジ「………」
ゲンドウ「レイは私の下を去った。自分は人形じゃないと言ってな…」
シンジ「………」
ゲンドウ「シンジ…お前は何をしに来た?」
シンジ「僕は…」
ゲンドウ「お前を騙した私を倒すつもりか?」
シンジ「………」
ゲンドウ「だが、EVAはリリスの分身…初号機が存在していれば、再度の補完は可能だ」「…私はそのためにお前を初号機に乗せていたのだから」
シンジ「父さん…」
ゲンドウ「さあ、心の壁を解放しろ。お前と私の欠けた心を以て人々の補完を」「そして、ガフの部屋を…世界の始まりと終局の扉を開くのだ」
シンジ「父さん!」
ゲンドウ「母さんも待ってるぞ」
シンジ「僕は…そんなのは認めない…」
ゲンドウ「シンジ…」
シンジ「そんなのは逃げてるだけだよ! 自分の都合のいい世界に!」
ゲンドウ「だが、この銀河はもうすぐ終局を迎える。アポカリュプシスによって…」
シンジ「だからって、それに立ち向かわずに逃げた僕達を母さんが迎えてくれるものか!」
ゲンドウ「…そうか…」
〔敵ユニット出現〕
シンジ「初号機…どうして!?」
ゲンドウ「これは空の器。最後まで魂の宿らなかった廃棄品の一つだ」「それでも、お前を従わせるだけの力はある」
シンジ「………」
ゲンドウ「シンジ、私と来い。アポカリュプシスを回避するのは不可能だ」
シンジ「イヤだ…!」「それがどんなに無謀な戦いでも僕は決して逃げない…。それが僕の選んだ生き方だから…」
ゲンドウ「………」
シンジ「僕はαナンバーズ…」「僕はエヴァンゲリオン初号機パイロット…」「碇シンジです!
<戦闘開始>

<2PP・味方援軍1出現>

〔味方ユニット出現〕
シンジ「零号機…綾波なの!?」
???(カヲル)「シンジ君、やっぱり、ここに来たんだね」
〔???(カヲル)、シンジへ隣接〕
シンジ「カヲル君…!」
カヲル「これは彼女から借りているんだ。君を助けるためにね」
シンジ「君は…あの時、僕が倒したカヲル君なの…?」
カヲル「その質問は無意味だよ。死と新生は常に繰り返されるのだから」
ゲンドウ「あの力によるものか…。タブリス…なぜ、調停者の一人であるお前がシンジにつく?」
カヲル「彼は好意に値するからね」
ゲンドウ「コウイ?」
カヲル「好きってことさ」「この言葉だけであなたの計画は失敗したも同然だ」
〔味方戦艦出現〕
〈出撃準備〉
〔味方ユニット出現〕
〔アスカ、シンジへ隣接〕

アスカ「バカシンジ! また勝手に飛び出して!」
シンジ「アスカ…! 弐号機は大丈夫なの…!?」
アスカ「あたしと同じで弐号機もタフなの。応急処置だけど、あんたよりはマシよ!」
ゲンドウ「来たか、αナンバーズ」
ブライト「碇ゲンドウ…」
ミサト「碇司令、どういうつもりなんです!?」
ゲンドウ「君も知っての通りだよ。アポカリュプシスに対して、人類が完全な滅亡を逃れる術は一つしかない…」「それはヒトという形を捨て無限の力と一つになることだ」「そう…第6文明人と同じように」
コスモ「何っ!?」
万丈「聞かせてもらいましょう、碇司令。あなたが知るアポカリュプシスの全てを」
ゲンドウ「知っていることは君達と変わらんよ」「この宇宙が誕生した時からあらゆる場所で発生していた死と新生が銀河規模で起こるだけだ」
リュウセイ「それがアルマナの言っていた全ての終わりと始まり…銀河の終焉…」
ゲンドウ「アポカリュプシスの予兆は既に50万年前に認められている」
ミサト「それが使徒の誕生の契機…先代文明による最初の人類補完計画…」
ゲンドウ「だが、それは単なる予兆に過ぎず補完から免れた人類も滅亡することはなかった」
豹馬「待てよ! そのアポカリュプシスってのは具体的に何なんだよ!」
甲児「そして、それは誰が何のために起こす!?」
ゲンドウ「アポカリュプシスの第一段階は知的生命体の抹殺にある」
ノリコ「それって…」
ゲンドウ「そうだ。そのために生み出されるのがSTMC…宇宙怪獣だ」「それ以外にもアポカリュプシスのために様々な脅威が銀河に発生する」「その一つがプロトデビルンでありソール11遊星主のプログラムの変調であり、再生した使徒であり…」「別銀河、別次元からの敵だ」
忍「何だって!? じゃあ、ムゲ野郎がやってきたのもアポカリュプシスだってのかよ!」
シンジ「じゃあ、カヲル君や使徒が新たに現われたのも…」
カヲル「………」
ゲンドウ「そして、同時に銀河は生まれ変わるために、その身をよじり始める」
ガムリン「ま、まさか…!」
輝「時間経過のズレを引き起こした宇宙の歪み現象も…」
ゲンドウ「悠久の時を経て死と再生を繰り返す銀河にとって100年程度の時間のズレなど微々たるものだろう」「あるいは審判の材料集めるために、ほんの少しだけ時計の針を調整したかだ」
竜馬「………」
コスモ「………」
ミレーヌ「そんな…! そんなことが出来るなんて…」
ガムリン「まるで神の下す天罰だ…!」
ゲンドウ「そうではない。これは宇宙に定められた抗うことの出来ない無限の力…」「絶対運命…アカシック・レコードによるものだ」
凱「絶対の運命…。抗うことの出来ない力…」
J「あらゆる手段を講じても揺るがぬもの…それは、つまり運命…」
トモロ「なるほど…確かに最大最強の力と言えよう…」
ゲンドウ「イデ、ゲッター線、ビムラー、ザ・パワー…、そして未知なるエネルギーの多くは…」「無限の力が形を変えてその一端を見せているに過ぎない」
カーシャ「イデもアカシック・レコードの一部…!?」
コスモ「じゃあ、イデが…無限の力が銀河を滅ぼすってことは俺達は見捨てられたってことかよ!」
ゲンドウ「そう考えても差し支えない。そう…この宇宙は数多ある可能性の中の失敗作だったのだろう」「まるで実験室のフラスコのように」
ヴィレッタ「………」
ジュドー「なぜだよ! なぜ、俺達が失敗作なんだ!?」
ゲンドウ「では、聞くが…ヒトの革新と呼ばれたニュータイプがこれまでに何をしてきた?」「一年戦争、グリプス戦役、第一次、第二次ネオ・ジオン抗争、ジュピトリアン紛争…」「果てし無く続く戦いの環の中で君達ニュータイプは戦争の道具として利用されてきた」
カミーユ「………」
ゲンドウ「互いをわかりあえると言われているニュータイプですら傷つけあい、憎しみあう…」「それでは人類の革新、進化などとは言えん。ヒトが不完全な群体である以上はな」「そして同時に、ヒトの手による人工的な進化もその袋小路に入っている」「コーディネイターの出生率の低下など、そのいい例だろう」
アスラン「………」
ゲンドウ「そして、強化人間、メガノイド、コーディネイター…先天後天に関わらず、その結果はあまりにヒトでありすぎる」
万丈「………」
ゲンドウ「そして、今度はヒトが進化を促される立場に回ったのだ」
万丈「碇司令…ヒトの姿と心を捨てたものは、もはやヒトとは言えない。メガノイドと同じくな」
ゲンドウ「………」
甲児「それに、わかりあえるだの、わかりあえねえだの…人間ってのはぶつかりあって、ケンカして…」「それを乗り越えてお互いを認め合うモンだろう!!」
豹馬「そうだ! 俺達はなあ、完全にわかり合えなくったって…」「生死を共にする仲間がいれば生きていけるんだっ!!」
ゲンドウ「………」
鉄也「あんたの補完計画とやらはただの馴れ合いだ」「そんなモノと一つになるぐらいなら、俺は一人で生きることを選ぶ!」
ゲンドウ「やはり、君達の心の壁…A.T.フィールドは強力過ぎる…」「…補完の障害となるものは全て排除するまでだ」
ミサト「碇司令…! これは最後の警告です。計画を即刻、停止して下さい!」
ゲンドウ「それは出来ない」
シンジ「父さん…」
カヲル「…あなたはシンジ君と同じだね」
ゲンドウ「………」
カヲル「その魂を素直に表現出来ればもっと違った結果になったかもね…」「そう…歌を歌うように」
バサラ「お前…」
カヲル「リリンの生み出した文化の極み…。そこに答えはある…」「プロトカルチャーの中にもそう考えた人達がいたんだよ」
カトル「あなたは…」
シンジ「カヲル君…」
カヲル「シンジ君…もうすぐ別れの時が来る…」「それまで、君の魂の歌を聴かせてくれないか」
シンジ「歌っていっても…僕は…」
バサラ「難しく考える必要はねえぜ。ハートを燃やせば、それが歌だ!」
シンジ「うん…」
ゲンドウ「来るか、シンジ…」
シンジ「父さん…。僕は綾波を助け、父さんと話をするためここへ来たんだ…」
ゲンドウ「………」
シンジ「父さん、僕はもう逃げないよ。自分の敵から…自分の居場所から…そして、父さんの前から」
ゲンドウ「………」「ヒトはアポカリュプシスという滅びの宿命から逃れることは出来ない」「それはアカシック・レコードに記された絶対の運命なのだから」
コスモ「………」
ゲンドウ「人類が戦いを挑むことは無駄なのだ」「だから、ヒトが生きていた証を…生命の源をどうやって次の世界に残すか…それが重要なのだ」
洸「………」
ゲンドウ「そのためにヒトは肉体を捨て、魂を一つにし無限の力に融合しなければならない」「そして、終焉を超え新しい銀河に転生するのだ」
ミサト「………」
ゲンドウ「それが、永遠に繰り返される誕生・進化・死・新生の輪廻だ…」
シンジ「………」
ゲンドウ「もう一度だけ言う。さあ、来るのだ…シンジ。母さんが…ユイがお前を待っている…」
シンジ「………」「今の父さんは昔の僕と同じだ! 自分の意志でどうにもならないモノの存在を知って…逃げようとしてるだけだ!」「そんな父さんに世界の終わりを告げる資格なんてないよ!!」
ゲンドウ「…お前の口からよもやそんな台詞が出てくるとはな」
シンジ「!」
ゲンドウ「少しは成長を遂げたようだ。αナンバーズに送り込んでおいて正解だったな」
シンジ「父さん…!」
アムロ「碇司令、シンジは俺達と共に戦い守るべき存在と帰るべき所を見つけた…」
ゲンドウ「………」
カミーユ「確かに、あなたの言う通り…人類は互いを完全にわかりあえることは出来ないかも知れない」
万丈「だが、それぞれにある見えない心の壁によって生じる様々な問題や苦難を乗り越えていく姿こそ…」「人間本来の姿だと言えるんじゃないのか!?」
ゲンドウ「そのように不安定な心を持つヒトが何をしてきた? 同じ歴史、同じ過ちの繰り返し…」「そして…その結果が、この閉じゆく世界だ…」「ヒトの進化も行き詰まり、後は到達点である死と滅亡を迎えるだけ…」「だが、補完はヒトをその先の世界へ導くのだ」
ヒイロ「碇ゲンドウ…人は独りでは生きられない…」
キラ「でも、一つになっては駄目なんです! 傷つけあっても答えを探さなくては!」
凱「俺達はそれを探す! それは生きる事そのものだ!」
竜馬「俺達はアポカリュプシスに屈しはしない!」
甲児「生命が燃え尽きるその時まで戦って戦って戦い抜いてやる!」
ゲンドウ「…これ以上の問答は無意味だ。ならば、君達の力を見せるのだな」
シンジ「………」「行くよ…父さん!」
〔アスカ&カヲル、シンジへ小隊統合〕

<クスハvsダミープラグ>
クスハ「こんな方法…間違ってます!」「人はヒト以外の何かになっては駄目なんです!」
ゲンドウ「胎内へと還り、新たな生命となる事が間違っているというのか?」
ブリット「少なくとも、人間が自然にとる解決法じゃない!」
クスハ「私達は人間らしく立ち向かってみせます!」

<クォヴレーvsダミープラグ>
クォヴレー「急ぎすぎだな、碇ゲンドウ」
ゲンドウ「そうでもない。時計の針はもうすぐ満ちる」
クォヴレー「ならば、俺も急ごう。お前とは別のやり方で…」

<アムロvsダミープラグ>
ゲンドウ「君ならわかるだろう。ヒトは互いの領域に入り込めば互いに傷ついていくことを…」「そう…君と赤い彗星のように…」
アムロ「………」
ゲンドウ「だから、私は最初からその壁を取り払い、全てのヒトが一つになる方法を選んだ…」
アムロ「あなたはわかっていない…」
ゲンドウ「………」
アムロ「確かにヒトは互いを傷つけ合うかも知れない…。だが、それゆえに互いを理解しようと務める…」「その一つの形がニュータイプであるはずだ!」「だから、俺はあなたの計画を認めない! ヒトはまだ先に行けることを信じて!」

<カミーユvsダミープラグ>
カミーユ「なぜだ…!? なぜ、一人で世界の行く末に結論をつけようとする!」「なぜ、皆で語り合わない! そうすれば、滅びを回避する策だって見つかるかも知れないのに!」
ゲンドウ「そんなものは必要ない…。最初から答えが決まってる以上、論議は時間の無駄だ」
カミーユ「ならば、あなたの計画を俺達が止める! そこで運命などないことを知れ!!」

<ジュドーvsダミープラグ>
ジュドー「あんた! とりあえず理屈はいいから、今までシンジにしてきたことを謝れ!」
ゲンドウ「………」
ジュドー「反論も出来ないんなら素直になれよ! あんた達は親子じゃないかよ!」
ゲンドウ「まったくだ…」

<コウvsダミープラグ>
コウ「止めてみせる…! この危険な計画を!」
ゲンドウ「ただの兵士に私の考えは理解出来んさ」
コウ「お前の目的はわからずとも俺は軍人として世界を守る!」

<ヒイロvsダミープラグ>
ゲンドウ「君達の望む平和もこれで訪れる。君達の役目も終わるのだよ」
ヒイロ「果たしてそうかな…」
ゲンドウ「………」
ヒイロ「平和と戦わないことは似て異なるものだ。それを俺がお前に教えてやろう」

<キラvsダミープラグ>
キラ「あなたにだって守りたい世界があるはずだ…! それなのに…!」
ゲンドウ「君の言う通りだ。私もそれのために戦っている」
キラ「だったら、なぜ…!?」
ゲンドウ「疑問を投げかけるだけでは相手を理解することは出来んよ。君は君の出来ることをしたまえ」

<甲児vsダミープラグ>
甲児「黙って聞いてりゃ、勝手な理屈ばかりこねやがって!」「あんただって奥さんがいたんだろ! その人との子供であるシンジがかわいくないのかよ!!」
ゲンドウ「…それとこれとは話が別だ」
甲児「逃げる気かよ! だったら、この暴れEVAを倒してあんたに直接聞いてやるぜ!」

<鉄也vsダミープラグ>
鉄也「碇ゲンドウ、あんたは父親としての役割を放棄し自分のためだけに生きるつもりか!」
ゲンドウ「君の理想の父親像を出されても私としては答えようがない」
鉄也「本当の親の顔をも知らず、育ての親も失った俺だ…。俺に家族をどうこう言う資格はないさ…」「だから、シンジの父親ではなくこの世界を滅ぼそうとする男としてお前を討つ!」

<竜馬vsダミープラグ>
竜馬「碇ゲンドウ! お前はバルマー戦役の時からこの時を待っていたのか!」
ゲンドウ「そうだ」「もっと前…お前達がゲッターに出会う以前からな」
隼人「何を考えてこんな計画を思いついたか知らねえが結論を出すのは早過ぎるぜ」
弁慶「おう! 俺達がいる限り、アポカリュプシスだって乗り越えてみせるさ!」
竜馬「碇ゲンドウ! 人がヒトであるために、ゲッターと俺達がお前を止める!!」

<洸vsダミープラグ>
洸「俺達のやってきたことを無駄にさせるわけにはいかない!」
ゲンドウ「無駄ではない。補完もライディーンも滅亡からの回避という点では同じ意図の下だ」
洸「確かにその通りだ! だが、大きく違うこともある!」「お前の計画は災厄から逃げることだがライディーンは災厄に立ち向かう力であることだ!!」

<豹馬vsダミープラグ>
豹馬「親父が息子を不幸にしてどうするんだよ!」
ゲンドウ「親がいないお前にはわかるまい。いたからといって幸福が訪れるものではないのだ」
豹馬「馬鹿野郎! シンジを放りっぱなしにしておいてよくそんな台詞が言えるな!」「覚悟しやがれよ! あんたの計画を止めるだけじゃなくきついお仕置きをしてやるぜ!!」

<健一vsダミープラグ>
健一「なぜあきらめる!? 補完計画は逃げでしかないぞ!」
ゲンドウ「無謀な挑戦で最終的に絶滅するよりはいくらかはマシだろう」
健一「それは最後の最後まで全力を尽くしてからでも遅くはないはずだ!」「行くぞ、碇ゲンドウ! お前にボルテスⅤが未来を見せてやる!」

<一矢vsダミープラグ>
ゲンドウ「ダイモス…竜崎一矢か。君のような男には私の行動は理解し難いだろうな」
一矢「何っ…!?」
ゲンドウ「だが、覚えておくがいい。人の感情の形は人それぞれだ」「その点において君と私はそう大きな差はない…」

<万丈vsダミープラグ>
万丈「結果を知り、覚悟をするということは、ある意味、勇気がいることかも知れない…」
ゲンドウ「………」
万丈「だが、だからといってまだ全てをあきらめるのは早い!」「ましてや、あなたはシンジの父としての義務を果たしてはいない!」
ゲンドウ「…君に父親の役割について
説教されるとはな」
万丈「説教をするつもりはないし、あなたと議論するつもりもない!」
ゲンドウ「それは同感だ。時間がないのは私も君達も同じだ」
万丈「ならば、行くぞ! 日輪と共に人々の希望を照らすこの僕とダイターン3が!」

<真吾vsダミープラグ>
真吾「とりあえず解説はありがたい。これで随分とすっきりしたぜ」
キリー「ま…ちょっと救われない結果だよなぁ」
ゲンドウ「君達は真田ケン太と共に行動していたと聞く。あの少年も一つの希望だったのだがな」
レミー「あら、それなら朗報よ。ケン太なら銀河で元気にやってるわ」
ゲンドウ「そうか…」
真吾「というわけなんで、あんたの計画とやらは阻止させてもらう!」

<忍vsダミープラグ>
忍「何でもかんでも知ったような口を利きやがって!」
ゲンドウ「多少の誤差はあるにせよ、裏死海文書の記述通りに事は進んでいる…」「それによれば、人類は…」
忍「そんな話を聞く気はねえ! あんたの言う多少の誤差って奴を俺達の力ででっかく変えてやるだけだ!」「その前にシンジを騙し続けてきたあんただけはぶっ飛ばしてやるぜ!」

<シンジvsダミープラグ>
シンジ「父さん…僕には仲間がいるんだ。こんな素晴らしい仲間が出来たんだ」
ゲンドウ「その仲間達が何をしてくれる? 結局ヒトは互いに傷つけ、傷つけられの繰り返しだ」「互いの欠けたココロ…不安と恐怖を取り除き、アポカリュプシスを乗り越えなければ、人類は滅亡する」
シンジ「今までだって、色んな困難を乗り越えてきたじゃないか! 逃げちゃダメなんだよ、父さん!」
ゲンドウ「………」
シンジ「父さんっ!!」
ゲンドウ「来い、シンジ…」

<コスモvsダミープラグ>
ゲンドウ「イデの力が発動すればそれこそ我々の魂は因果地平へ消える…」
カーシャ「それは『もしも』の話よ!」
コスモ「それに怯えて、最初っから逃げの手を打つあんたを俺は認めない!」「俺は最後の最後まで生き延びるために全力を尽くすつもりだ!」
ゲンドウ「…いいだろう。ならば、あがき続けろ…イデの選んだサンプルよ!」
コスモ「言われなくても!!」

<ノリコvsダミープラグ>
ノリコ「あたし達はみんなの想いを背負って戦っている!」
ゲンドウ「ヒトが真に想い願うものは何だと考えている…?」
ノリコ「それはわかりません! だけど、あなたのやろうとしていることは間違っています!」
ゲンドウ「…STMCと戦う君では私は理解出来んだろうな…」

<サンシローvsダミープラグ>
サンシロー「世界を見てみろ! みんな、夢や希望を持ってやりたいこともたくさんあるのに!」「それをあんたは勝手な理屈で全て奪おうってのかよ!」
ゲンドウ「ヒトという種の存続のためには仕方のないことだ」
サンシロー「そんな言葉は聞きたくないぜ! ゲームセットはまだまだ先だ!!」

<輝vsダミープラグ>
輝「勝手な事をされてたまるか! 先輩だって柿崎だって、俺だってやりたいことはいっぱいあるんだ!」
ゲンドウ「そこに至るまで辛いことが待ち受けていてもか?」
輝「辛いことも悲しいことも乗り越えるから意味があるんじゃないか!」

<フォッカーvsダミープラグ>
フォッカー「あんたの計画が完成しちゃ世界から面白みが消えちまうぜ!」「人間ってのは傷つけ合って、理解し合って、愛し合うから面白いんじゃねえか!」
ゲンドウ「君を楽しませるために私もいるのではない」

<イサムvsダミープラグ>
イサム「あんたの文句は聞き飽きたぜ!この身勝手親父!!」「俺達を止めたいんなら力尽くで来いよ!」
ゲンドウ「そういった手段ではアポカリュプシスは乗り越えることは出来ない…」

<バサラvsダミープラグ>
バサラ「…今日はスペシャルで行くぜ! 碇ゲンドウ! 俺の歌を聴け!!」
ゲンドウ「…フ…歌はいい…か」
バサラ「ノリがいいじゃねえか! 気分良く歌えそうだぜ!」

<ガムリンvsダミープラグ>
ガムリン「あなたはミンメイさんやバサラの歌を聴いても何も感じなかったのか!?」
ゲンドウ「感情の発露によって運命を乗り越えられるかもしれないが…生憎、熱くなれるほど若くはない」
ガムリン「くっ…俺では力で訴えることしかできないのか!」

<凱vsダミープラグ>
凱「なぜだ! なぜ、そんな簡単に全てあきらめてしまうんだ!?」
ゲンドウ「簡単にではないさ。…逆に君に聞きたい」「君の言う勇気の力とは楽観論に過ぎないのではないか?」
凱「勇気はヒトの意志の力だ…! 意志がなければ、奇跡も何も生まれない!」「それは楽観論ではなく、何かを成そうとする最初の一歩だっ!!」

<鋼鉄ジーグvsダミープラグ>
鋼鉄ジーグ「いくら不器用でも、愛情表現の仕方は知ってるんだろ!?」
ゲンドウ「知らんな、そんなものは…」
鋼鉄ジーグ「このガンコ親父っ!! シンジが許しても、俺はあんたを認めはしないぜ!!」
ゲンドウ「何とでも言うがいい。物事のあり方やとらえ方は人それぞれだ」

<リュウセイvsダミープラグ>
ゲンドウ「完成したSRX…いや、バンプレイオス」「サイコドライバーを組み込み、正に鋼の戦神となったか」
リュウセイ「人を部品みたいに言うんじゃねえ!」
ゲンドウ「やはりな…第一始祖民族の遺した力は悠久の時を越えて補完を阻止するか」
マイ「何を言っているんだ、この男は…!?」
リュウセイ「理屈はどうでもいい! まずは、このニセEVAを叩くぞ!」

<ダミープラグ撃破・勝利条件達成>
ゲンドウ「………」
シンジ「父さん…!」
ゲンドウ「…この時を…ひたすら待ち続けた…。ようやく会えたな、ユイ…」
シンジ「と、父さん…母さんの名前を…?」
ゲンドウ「…俺が傍によるとシンジを傷つけるだけだ…だから、何もしない方が良かった…」
レイ「シンジ君が怖かったのね」
シンジ「綾波!?」
レイ「だから、シンジ君との接触を避けていた…」
ゲンドウ「…自分が人から愛されるとは信じられない。私にそんな資格はない」
カヲル「ただ逃げているだけなんだ。自分が傷つく前に世界を拒絶している」
ゲンドウ「………」
レイ「…人の間にある、形もなく見えないものが怖くて心を閉じるしかなかったのね」
ゲンドウ「…その報いがこの有様か」
〔ダミープラグ、前進〕
シンジ「父さん!」
ゲンドウ「すまなかったな、シンジ…」
〔敵ユニット撃破〕
〔画面、発光〕

シンジ「と、父さん!!」「父さぁぁぁぁん!!」
【戦闘マップ4終了】

【シナリオエンドデモ開始】

セントラルドグマ跡
シンジ「………」
〔歩み寄る足音〕
アスカ「シンジ…」
シンジ「父さんは…」「父さんは…僕と同じだったのかも知れない…」
ミサト「シンジ君…」
シンジ「周りの世界から拒絶されるのが怖くて…先に自分から心を閉じた…」「…本当は父さんも…他人から傷つけられるのが怖くて…」「なのに…僕は…僕は父さんを…」
ミサト「………」
アムロ「シンジ…君の選択が正しかったかを決めるのは他の誰でもない…」「君自身が決めるしかないんだ」
シンジ「アムロ大尉…」
万丈「…碇司令は人類補完計画によってアポカリュプシスを超えて、ヒトの魂を存在させようとした」「だが、僕達はそれを否定した」
シンジ「…そうです…。僕は…僕として生きていくことを選びました」「それがたとえつらくて悲しいことばかりだとしても…僕は…僕だから…」
アムロ「俺達も同じだよ」「だが、碇司令の考えていたこともわかる。…人は目指すものは一つでも、そのやり方の違いだけで戦うことが出来るからね…」
シンジ「…だから、僕は戦います。父さんとは違うやり方で父さんの遺志を継いで…」「父さんと母さんが僕に遺してくれた…エヴァンゲリオン初号機で…」(カヲル君…それが僕の選んだ未来だよ…)
ミサト「シンジ君…」
アスカ「シンジ…」
〔拍手〕
コスモ「俺の気持ちもお前と同じだ」
ジュドー「そうだよ、シンジ。俺達…それしか出来ないもんな」
キラ「僕も戦うよ…君と…そして、αナンバーズと一緒に」
フォッカー「男の顔になったな、シンジ」
レミー「ホント…脱少年期ってやつね」
凱「シンジ…お前の勇気をありがとう」
バサラ「お前のハート…俺にもビンビン来たぜ」
ノリコ「お帰りなさい、シンジ君」
シンジ「………」
〔走り寄る足音〕
???「おお~い!!」
シンジ「!」
トウジ「シンジ! われ、シンジやないか!」
ケンスケ「まったく! 俺達、お前から連絡が来るのずっと待ってたんだぜ!!」
シンジ「トウジ…ケンスケ…」
ヒカリ「よかった…アスカも元気そうで」
アスカ「ミサト…これ…どういうことなの?」
ミサト「プリベンターのハヤトさんに頼んで彼らの消息も追ってもらっていたのよ」「あなた達も会いたかったと思って…」
シンジ「………」
トウジ「何や、お前? またウジウジしとったんか?」
ケンスケ「せっかくの再会なのに相変わらずしまらない奴だよ」
トウジ「お前も天下のαナンバーズの一員なんやろ? ビシッとせい、ビシッと!」
シンジ「うん…」
ケンスケ「…口ではトウジの奴、あんなこと言ってるけど、ずっとお前のこと心配してたんだぜ」
トウジ「何言っとんねん! お前こそ、αナンバーズのEVAの情報、必死になって集めとったやないか!」
シンジ「………」
トウジ「…その何や…シンジ…。うまく言えへんけど、ありがとな…」
ケンスケ「お前…臆病で弱虫のくせに戦ってくれてたんだろ? 地球とか人類とかを守るために」
トウジ「だから、言おうと思っとったんや。お前に会ったら、まずありがとってな…」
ケンスケ「ありがとな、シンジ…」
トウジ「ほんまにありがとな…」
シンジ「うん…」
〔歩み寄る足音〕
レイ「………」
アスカ「ファースト…」
シンジ「綾波…」
レイ「ただいま、碇君…」
シンジ「おかえり、綾波…」(ありがとう、母さん…ありがとう、父さん…)(全ての人にありがとう……)
【シナリオエンドデモ終了】


● No51「終わらない明日へ」 へ戻る

● No53「出航!銀河殴り込み艦隊!」 へ進む


◆ 「第3次スーパーロボット大戦α-終焉の銀河へ-」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。