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No.59
果てしなき流れの果てに

【シナリオデモ1開始】
銀河系 中心部
移動中 宇宙空間
αナンバーズ

ヱルトリウム ブリッジ
タシロ「諸君…ゲートでの戦いからこうして再会できたことをまずは喜ぼう」
大河「はい…。そして、我々は銀河中心部…宇宙怪獣の巣へ明日には到達するでしょう」
副長「周辺1万光年に敷設されたスレイブとそれを防衛する艦隊も最終配置につきつつあります」
ブライト「宇宙怪獣の動きは…?」
サコン「現在は沈黙を保っています。不気味なまでに…」
大文字「嵐の前の静けさとでも言うか…」
ミサト「しかし、前回の戦闘を見る限り、奴らもバスターマシン3号の存在に気付いているでしょう」
ラクス「破壊の化身のようなあの者達に思考というものがあるのでしょうか?」
バルトフェルド「…わかりませんな。だが、どうやら自分達の『敵』ってものは認識しているのは確かです」
マックス「アポカリュプシス…。銀河再生を前にしての全生命体の消去…」
マリュー「アカシック・レコードによって定められたもの…それが我々の運命…」
ベス「しかし、我々はそれに屈するわけにはいかない…!」「そうでなければ、我々はイデの導きを戦い抜いてきた意味がない…!」
タシロ「ベス君の言う通りだ。何者かの意志が我々を失敗作と決めつけ、この宇宙から消去しようとするなら…」「我々はそれに命懸けで抵抗する。たとえ、相手が神であろうともだ」
ミサト「…人類…いや、先史文明から続く歴史は明日という日のためにあったと言っても過言ではないかも知れませんね…」
ブライト「この銀河で我々が生きる権利を勝ち取るための戦い…。負けるわけにはいかない…」
マリュー「はい…。地球で…銀河で…我々の勝利を祈っている人達のためにも…」
タシロ「…αナンバーズのメンバーはどうしている?」
大河「明日の神壱号作戦の発動を前にそれぞれの時を過ごしています」
タシロ「…そうか…。副長、彼らにもスイカと寿司を差し入れしてやってくれ」
副長「了解です」
タシロ「銀河の未来を賭けた戦いか…。果たして勝利の女神は我々に微笑んでくれるだろうか…」
マックス「提督。微笑みなんて小さいことは言わず、大笑いさせてあげましょうよ」
ミサト「そう…それこそ人類の力、全てを使って…」

大空魔竜 ブリーフィングルーム
キリー「…俺には何もなかった…。親も兄弟も友達も何もなかった…」
レミー「キリー…決戦を前にしてハードボイルドを気取ってない?」
真吾「そうそう。それに何もないってのは、お前だけじゃないぜ」
鉄也「今となってはαナンバーズの全員が同じようなものだ」
ジュン「そうね…。もう私達は地球へは帰れないのかも知れないのだから…」「地球に残してきた大事な人達とはもう二度と会えない…」
宙「何を言ってんだよ、ジュンさん。俺はそんなつもりはさらさらないぜ」
美和「でも、宙さん…」
宙「太陽系の空間が歪んじまったおかげでゲートの力が使えないってのは俺だって承知しているさ」「だったら、自力でこつこつ帰るまでだ」
レミー「簡単に言うけどねえ、宙…」
真吾「通常のワープを使っても、ちょっとやそっとじゃ地球までは着かないぜ」
鉄也「…いや、俺も宙と同じ意見だ。そのちょっとやそっとじゃ出来ないことをしてでも、地球に帰るつもりだ」
キリー「夢を見るのは大いに結構。だが…」
鉄也「わかっているさ。そのためには宇宙怪獣を倒してアポカリュプシスを越えなくてはな」
真吾「言うじゃないのさ。さすがは『戦闘のプロ』だ」
鉄也「それは根っからのファイターであるお前達も同じだろう」
レミー「まあね。でも、私達の場合…銀河の命運とは別の所で戦っているフシもあるのよね」
宙「何だよ、そりゃ?」
真吾「試練だか何だか知らないが俺達をこんなめにあわせてくれるビムラーへの落とし前ってやつさ」
キリー「ケン太に宇宙を見せてくれたのは結構だが、だからと言って全てがあいつの手の中ってのは我慢ならないんでね」
宙「それがあんた達の戦いの意味か…。いかにも、らしいぜ」
真吾「ま…意味は違っても、明日の戦いに負けられないってのはみんな同じだ」
鉄也「ああ…。アポカリュプシス…必ずこの手で乗り越えてみせよう」

大空魔竜 コンピュータルーム
〔キーボードを叩く音〕
〔コンピュータの動作音〕

コウ「………」
キース「…地球へメッセージを送ったのか?」
コウ「ああ…」
ミドリ「もしかして、ニナさんに?」
コウ「…うまく…さようならを言えなかったからね」
サンシロー「そんなに未練があるなら地球に残ればよかったじゃないか」「銀河中心殴り込み艦隊への編入は強制じゃなくて志願制だったはずだぜ」
モンシア「何、怒ってるんだよ、お前よお…」
ヤマガタケ「どうせ自分はメッセージを送るような相手がいないことをひがんでるんだろうぜ」
サンシロー「お、俺はなあ!」
ピート「どうやら図星のようだな」
コウ「サンシロー…君の問いに答えるよ。なぜ、俺が銀河行きを志願したか…」「それは俺が戦ってきた答えだからだ」
サンシロー「答え?」
コウ「俺の始めての実戦は連邦軍の基地から核を奪ったアナベル・ガトーの追跡だった…」
ブンタ「ソロモンの悪夢による核強奪…。バルマー戦役の頃ですね」
コウ「その頃の俺の戦いの意味は奴への敵愾心が主だった…」「その後、バニング大尉やロンド・ベル隊のメンバーに出会い、軍人としての使命と責任を学んだ」「そして、今…守りたいもののために、俺はここにいる」
ファン・リー「自分を犠牲にしてでも守りたいものか…」
サンシロー「それがお前にはニナさんだったってことか…」
コウ「ニナだけじゃない…。俺達の勝利を信じて、待っていてくれる全ての人のためだ」
バニング「ウラキ…」
キース「言ってくれるねえ…!」
サンシロー「…すまなかったな。へんにつっかかったりして…」
コウ「気にしてないさ。…君だって俺と同じ気持ちで戦っているんだろ?」
サンシロー「まあな。俺の場合も半ば強引に大空魔竜に連れてこられ戦いを始めたようなもんだが…」「今は俺なりに戦う意味ってのを持ってるつもりだからな」
ベイト「持ってないのは、待っててくれる可愛いカノジョだな」
サンシロー「そっちの方は、この戦いの後にばっちり見つけるさ!」
ミドリ「あきれた…。もしかして、それがサンシロー君の戦う意味なの…」
バニング「ここまで来れば、勝敗を分けるのは、それぞれの精神力だろう」
ブンタ「………」
アデル「………」
バニング「死ぬなよ、みんな。俺達が生き残るということは、それは人類の勝利でもあるんだからな」
コウ「はい!」
サンシロー「生き残ることが勝利か…。明日は力一杯、戦ってやるぜ!」

ラー・カイラム 食堂
甲児「なあカミーユ…お前、帰ったらどうする?」
カミーユ「帰ったらって、地球にか?」
さやか「ちょ、ちょっと、甲児君!? もう地球には帰れないかも知れないってわかってるの?」
甲児「知ってるさ。ゲートの力で太陽系周辺の時空間が歪んで超空間と通常空間が結べなくなってるんだろ」
ファ「そこまでわかってて…」
カミーユ「…帰れるさ」
フォウ「カミーユ…」
カミーユ「超空間が使えないのなら通常空間を行けばいい…。望めば出来ないことなんてないのさ」
甲児「そう! それそれ! …でだ、お前…モビルスーツの設計に興味があるって話してただろ?」
カミーユ「ああ…」
甲児「ああいうのって、今から勉強しても無理なのか…?」
ボス「兜ぉ! お前、モビルスーツの設計者になる気か!?」
甲児「いや…俺が造りたいのはどちらかと言えば宇宙船だ」
カツ「宇宙船…!?」
甲児「ああ…宇宙戦艦じゃなくてこの銀河を航海するための宇宙船だ」「それを使って、この宇宙を行き来していろんな星の人間と仲良くしたいんだ」
カミーユ「違う星の人間との共存か…。そんな時代がもうすぐ来るのかもな…」
甲児「だろ? だから、俺は銀河時代を生きる人間としてその先駆けになりたいんだ」
ファ「でも、それは人類に未来があればの話なのよね…」
さやか「………」
ムチャ「相手は何億って数で来るんだろ…」
ヌケ「ボス…本当に俺達、勝てるのかな…」
ボス「そ、そりゃ…」
甲児「勝てる…! いや、勝つんだ!」
カミーユ「甲児…」
甲児「おじいちゃんは何者にも屈しないためにマジンガーZを造った…」「だから、俺はそのマジンガーで俺達の未来を摘もうとする奴と全力で戦う…!」
カミーユ「…そうだな。俺達が失敗作であるのを決めるのは俺達自身だ」
カツ「もし、失敗作であることを認めなくてはならなくなったらどうする?」
カミーユ「その時は自分の非を認めてやり直せばいい」
甲児「ああ…。だから、俺達は死んじゃいけないし、滅ぼされるわけにもいかない」
カミーユ「明日の戦い…人類に未来があるかが問われる…」
甲児「だったら、俺達は自分達の手でその証をつかんでみせるまでだぜ」
カミーユ(大尉…。俺達は誰に生きることを否定されてもあきらめはしません…)(あなたの望んだ未来…俺達はこの手でつかんでみせます…)
ジュドー「へえ…甲児さん、将来のこと、ちゃんと考えてるんだな…」
ビーチャ「俺としては地球に帰れたら二度と太陽系の外なんか出たくないぜ」
モンド「そうそう。こんな戦いばっかの所、二度と御免だね」
エル「ロマンと意気地のない連中だねえ…」
ジュドー「とりあえず、明日の戦いが終われば銀河は変わる…。きっと平和が来るさ…」
豹馬「でもよ…、俺…ちょっと宇宙で暮らしてみたいな」
ジュドー「豹馬さんが?」
豹馬「俺、地球生まれの地球育ちだろ? 実は戦いでしか宇宙に出た事ってないんだ」
ジュドー「ふうん…俺達と逆だな。俺達もロンド・ベル隊に入らなきゃきっと地球に降りることはなかっただろうな」
豹馬「理由はそれだけじゃないさ。…何と言ってもコン・バトラーVは平和を守るロボットだからな」「戦いが終わったなら次は困っている人達のために働くさ」
十三「こら待て、豹馬。コン・バトラーVはお前だけの物じゃないんやで!」
ちずる「そうよ。相談も無しで勝手に決めないでよ」
豹馬「な…何だよ…! お前達は反対なのかよ…!」
ジュドー「十三さん、ちずるさん、俺は豹馬さんに賛成だよ」
ルー「そうね。今回の戦いでコロニーも随分とダメージを受けたし」
豹馬「地球のコロニーだけじゃない。ボアザン星やキャンベル星だってきっと色々困ってるだろうぜ」
ジュドー「コン・バトラーVと豹馬さん達なら、いいジャンク屋になれるよ」
十三「ジュドーも待てや! 勝手にワイらをジャンク屋にするな!」
ちずる「それに私達…、誰も反対とは言ってないわよ」
豹馬「え…?」
小介「僕達はチームですからね」
大作「リーダーの豹馬の考えはおい達全員の考えばい」
豹馬「お前ら…」
イーノ「さすがコン・バトラーチーム…、抜群のチームワークだね」
ビーチャ「うんうん…俺達、シャングリラチームも見習わないとな」
モンド「それには、まずリーダー自身が成長しなくっちゃね」
ちずる「豹馬…私達はいつでも一つよ」
豹馬「ありがとうよ、ちずる…」
ちずる「豹馬…」
豹馬「ちずる……」
プル「豹馬とちずる、見詰め合ってる…」
プルツー「いつもと雰囲気が違うな…」
プル「うん…うまく言えないけど違うや」
ルー「あの二人も決戦を前にしてやっと気持ちが通じたみたいね…」
ジュドー「もしかすると豹馬さん…ずっと照れてただけかもな…」「こりゃ明日の戦い、益々負けられなくなったぜ…!」

アークエンジェル 食堂
キラ「………」
カガリ「もしかして、お前…難しいこと、考えてないか?」
キラ「え…」
カガリ「私達の敵の宇宙怪獣はこっちを滅ぼす気で来るんだからな。同情や迷いは必要ないんだぞ」
キラ「そうじゃないよ、カガリ…。ただ、どうして僕達は滅ぼされるのかなって…」
アスラン「キラ…」
キラ「コーディネイターって人がよりよく生きようとして生まれたんだよね」「確かに能力は上がったけれどそれでも戦争を起こすところは何も変わらなかった」
ムウ「それはナチュラルも同じことだな」
万丈「もっと言うなら、それは地球人に限った話ではない」
忍「地球以外の星でもドンパチは日常茶飯事だったみたいだからな」
キラ「だから、僕達はこの宇宙から消されちゃうのかな…」
ディアッカ「ま…俺が神様ならそういう結論を出すかもな」
ミリアリア「あんたは黙ってて。まじめな話なんだから」
ディアッカ「あ、ああ…」
※※イザークが仲間にいる場合、セリフ追加※※
イザーク(ディアッカ…情けないやつ…)

キラ「………」
ヒイロ「お前はそれでいいのか…」
キラ「え…」
シンジ「キラ君…。君が人の命を奪ってはいけないと考えるのと同じように…」「僕達が生きていることを奪う権利は誰にもないと思うよ」
キラ「でも…」
万丈「キラ…君が今、生きているのは誰かの許しによるものなのか?」
キラ「え…」
忍「じれってえ奴だな。誰かがお前に死ねって言ったら、お前はハイって死ぬ気なのかってことだ…!」
沙羅「ちょっと、忍…」
忍「ここまで来て、ぐだぐだ言ってるんなら俺が気合を入れてやるってんだよ。その方がこいつのためだ」
キラ「………」「僕は…いろいろな人と争って僕のせいで生命を落とす人がいて、そして、救えない人もいました…」
サイ「………」
キラ「でも、僕は生きたい…。生きて、この世界を守りたい。この世界を少しでも良い世界にしたい…」
アスラン「そうだよ、キラ。生きていれば、何だって出来るんだ」
カガリ「だから、お前…自分で自分のことを見限るなよな」
デュオ「ま…そういうことだ。俺達は生きてるんだから、精一杯生きようぜ」
ゼクス「それに審判を下すことが出来るとしたら、それは自分自身だけだろう」
カトル「だから、僕達は力の限りで抵抗するんです。相手が運命だろうと」
キラ「うん…」
アスカ「最後の最後まで、手間かけさせるわね、まったく…」
五飛「俺には最後とは思えないがな」
イザーク「どういうことだ、そりゃ?」
トロワ「確かにアポカリュプシスの決着はもうすぐつく…」「だが、これからも続く人の歴史にはまた戦いの時がやってくるだろう」
雅人「おいおい…脅かすなよ…!」
亮「だが、それは事実だろう。人間の欲望が尽きぬ限り、戦いはまた起こる」
ヒイロ「キラ、アスラン…その時、お前達はどうするつもりだ?」
アスラン「俺は…」
キラ「…戦うよ。戦いを終わらせるために、僕なりのやり方で…」
アスラン「俺も一緒だ、キラ…。俺達の体験した悲しさや苦しさを繰り返させないためにもな」
キラ「うん…」
ヒイロ「その決意を忘れるな。戦い以上に大切なことは、その戦いが終わってからのことだ」「だが、俺達は人間だ…。迷ったり、時には誤ったりもする…」
キラ「………」
ヒイロ「独りで結論を急ぐな…。絶対の正義がない世界ならば、手探りでそれを探していけ…」「その時は力ではなく想いでな…」
キラ「その言葉…覚えておくよ」
レイ「では、あなたはどうするの…?」
ヒイロ「…俺の答えはいつも同じだ」(そう…リリーナがいる限りな…)
万丈「さあ…そろそろ覚悟を決めよう。未来を創るための戦いはもうすぐ始まる」
ヒイロ(待っていろ、リリーナ。地球は…いや、銀河は俺達が守る…)
シンジ(父さん…。僕は僕のやり方で人類の未来を切り拓いてみせます…)
キラ(未来…守ってみせる…)

ヱルトリウム ノリコの部屋
〔ハッチの開閉音〕
ノリコ「いらっしゃい!」
アヤ「お邪魔するわね、ノリコ」
ライ「しかし、この部屋は…」
ノリコ「すごいでしょ。私が太陽系外郭部の防衛任務に就いていた時の部屋をそのまま移植してくれたんです」
ユング「ノリコ…ライは誉めてるんじゃないと思うわよ、きっと…」
ライ「いや…俺はともかく、はしゃいでいる奴がいるのは確かだ…」
リュウセイ「す、すげえ!! これって究極可動シリーズのコン・バトラーVとボルテスVじゃねえか!」
ノリコ「いいでしょう? 私の宝物の一つよ」
リュウセイ「くそ…おれ、金がなくてバラ売りで両方とも1号機と2号機しか持ってないんだよな…」「仕方ないから、いつも3・4・5号機は敵にやられたって設定で遊んでるんだ…」
カズミ「大作君や大次郎達が聞いたら怒りそうね…」
リュウセイ「おまけにこっちには究極可動DXのダイモスまである!」
ノリコ「へへ…これは任務に就いている間に発売になったんで、お姉様に頼んで買っておいてもらったのよ」
リュウセイ「いいなあ…頼れる相棒がいて…」
ライ「何を言う。俺もお前に頼まれて同じものを買わされたぞ」
リュウセイ「俺が頼んだのは完全変形のDX! なのに、廉価版のスタンダードモデルを買ってきやがって…」
ライ「そこまでは面倒見切れん…」
マイ「………」
カズミ「どうしたの、マイ?」
マイ「この布団がかかったテーブルは何だ?」
ノリコ「これはコタツって言ってね、この宇宙で最強の暖房器具&寝具よ」
リュウセイ「だが、気をつけろ。一度足を踏み入れると、人によっては二度と抜け出せなくなるらしい」
マイ「え…」
アヤ「冗談よ。さあ…一緒に入りましょう、マイ」
マイ「うん…」
ユング「…こうしていると明日が決戦だなんて忘れてしまいそうね」
ライ「だが、確実にその時は迫っている…」
リュウセイ「ここまで来たらもうジタバタしても仕方ねえさ」
マイ「リュウは怖くないのか…」
リュウセイ「…怖いさ…」「だけど、訳のわからねえ力や敵に滅ぼされるのは、もっと嫌だ」
マイ「うん…」
ノリコ「頑張りましょう、リュウセイ君。地球と銀河の明日のために」
リュウセイ「ああ…!」「コタツに入りながらじゃしまらないセリフだけどな」

バトル7 格納庫
一矢「………」
ナナ「お兄ちゃん…。エリカさんのこと、考えてたの?」
一矢「まあな…」
京四郎「そんなに気になるならボアザン星へ連絡を入れたらどうだ?」
一矢「そうはいかないさ。向こうは向こうで宇宙怪獣の襲来に備えているだろうしな」
健一「ああ…。奴らの巣は、ここ中心部だが、その活動は銀河全域に及んでいる」
洸「その発生についても謎は多いですが、巣さえ完全に叩き潰せば、無限に近い増殖もきっと止むでしょう」
フォッカー「ま…害虫の駆除と同じってわけだ」
柿崎「で、でも…ゴキブリは1匹見たら30匹はいるって言うから明日の戦いでは…」
イサム「数えたって意味ないぜ。俺達は出てくる奴を片っ端から叩いていくだけだからな」
ガルド「そういうことだ。あとはバスターマシン3号が全てを決してくれる」
凱「…これで銀河の中心の1万光年は何もない重力の穴になってしまうのか…」
J「この宇宙の誕生以来、人間が自然に対して行う破壊として空前絶後になるだろうな」
フォッカー「まあな…。これが正しい方法かはわからんが、これしかやり方がないのも事実だ」
ルネ「少佐の言う通りだよ。今さら、良い悪いをどうこう言ってる場合じゃないね」
柿崎「でも、残念だぜ…。その1万光年に移住可能な惑星があったかも知れないってのによ…」
命「人が住んでいた惑星はバルマー星を含めて22個が確認されました」「ですが、その全てが既に宇宙怪獣と隕石雨によって…」
凱「そうか…」
一矢「だが、今回の戦いで俺は一つだけ得たものがあると思っている」
一平「何だよ、そりゃ?」
一矢「俺達の宇宙の広がりさ。…確かに、この銀河系は俺達が生きるために大きなダメージを負ってしまう…」
凱「だが、宇宙はまだ広い…。この銀河を抜ければ、そこには別の銀河がある」
めぐみ「きっとそこには私達の知らない星がまだたくさんあるのね」
日吉「うわあ…考えただけでもわくわくしてきた!」
フォッカー「そういうことだ、柿崎。俺達、移民船団は規模を広げて、進んでいくのさ」
健一「銀河の新たな時代の始まりか…」
凱「その時は俺もまた宇宙飛行士に戻って銀河の海を往くさ」
命「凱…その時は私も一緒よ」
凱「ああ…もちろんだ」
ルネ「………」
J「どうした、ルネ? お前も凱と一緒に星の海を往くか?」
ルネ「遠慮するさ。あの二人の横で邪魔者になるのは御免だ」「それに私の乗りたい艦は別にある」
J「フ…当てのない旅になるぞ」
ルネ「それもいいさ…」
洸「きっとそうなったらプロトカルチャーが望んでいた異種族間同士の血の交わりもどんどん増えるでしょうね」
マリ「でも、洸はダメよ。洸は地球人の女の子と結婚するんだから」
洸「どうだろうな? それは、その時になってみなくちゃわからないぜ」
マリ「もう! 洸のバカバカ!」
洸「じょ、冗談だよ! 冗談!」
神宮寺「やれやれ…宇宙怪獣よりもマリの方が洸には強敵だな」
ミレーヌ「結婚か…」
ガムリン「そ、そのミレーヌさん…。ミレーヌさんも結婚について考えたりするんですか…?」
ミレーヌ「もちろん、ありますよぉ! パパとママを見てると楽しそうだし」
ガムリン「で、では、いつかの返事は…」
ミレーヌ「あれ? そういえば、バサラは?」
レイ「バサラならシティ7の方へ行ってるみたいだ」
ミレーヌ「じゃ、あたしもそっちへ行ってみようっと! ガムリンさんも一緒に行きましょう!」
ガムリン「は、はい…!」
〔走り去る足音〕
ビヒーダ「…やれやれだ……」
レイ「中尉の苦労は続きそうだな」
イサム「ま…人類の未来は明日決まるがあっちの方の決着は当分、先ってところだな」
ガルド「俺はガムリンの勝ちにビール10杯を賭ける」
イサム「わかっちゃいねえな。女ってのは風来坊に引かれるもんさ。というわけで、俺はバサラに10杯だ」
ドッカー「んじゃ、俺は俺の勝ちに10杯といかせてもらうぜ」
フィジカ「懲りませんね、中尉も…」
フォッカー「そして、元祖三角関係の頂点もシティ7か…」

シティ7 市長室
ミリア「では、早瀬艦長…。シティ7とαナンバーズの非戦闘員をよろしくお願いします」
未沙「確かにお預かりしました。市長を始めとする皆さんのご武運をお祈りします」
カララ「さあ、ルウ…。アーシュラ達と一緒にいい子にしていてね」
ルウ「ぶう…」
未沙「いいのですか、カララさん…?」
カララ「確かにイデの力を引き出すルウ達をシティ7に預けるのは戦術的には得策ではないかも知れないでしょう…」「しかし、だからと言って幼子を危険な戦いの只中に置くわけにはいきません」
未沙「いえ…私が心配しているのはあなたのお腹の中の子供のことです…」
カララ「………」
未沙「それでもあなたはαナンバーズと共に行くのですか?」
カララ「はい…それが彼を…ベスを愛する私の役割だと思っています」
未沙「そこまでの覚悟が出来ているのなら私から何も言うことはありません」「ただ同じ女性として、あなたの無事を祈ります」
ミリア「安心して、カララさん。いざという時は出産を経験している私が側につくから」
カララ「ありがとうございます」
ルウ「ばふ…」
シビル「赤チャン…カワイイ…」
ルウ「きゃは…」
バサラ「へ…こいつもシビルのことが好きみたいだな」
ロッタ「でも、そろそろルウはおねむの時間ね…」
バサラ「そういうことなら俺に任せとけ!」
シビル「バサラ! 歌ウノカ!」
バサラ「いくぜ!! 最高の子守唄を聴かせてやるぜ!!」
〔BGM「HOLLY LONELY LIGHT」〕
ルウ「きゃはあっ! きゃはあっ!」
ミリア「ちょ…ちょっと、バサラ!」
バサラ「黙って見てな、オバサン! いい音楽ってのは赤ん坊にも伝わるもんだぜ!」
輝「た、確かに…ルウも喜んでるけど…」
リン「でも、これじゃ子守唄の意味が…」
ミンメイ「じゃあ、次は私が…」
〔BGM「いつかまた出逢う日のために」〕
ルウ「きゃう………」
ミンメイ「さあルウ…もうおねむよ…」
ルウ「きゃ……う…………」
未沙「いいわね…」
輝「うん…」
未沙「赤ちゃんの笑顔…ずっと見ていたいわ…」
輝「うん…」
未沙「私も欲しいなあ…赤ちゃん…」
輝「うん…うん…?」「ええっ!?」
ミンメイ「ふふ…次に会った時は本当に結婚式になりそうね」
ミリア「仲人は私とマックスに任せてね、早瀬艦長」
未沙「はい…」
輝(明日の戦い…こりゃ絶対に負けられないな…)
バサラ「シケた顔してんなよ。俺からも最高のラブソングを送るぜ」
ミンメイ「熱気バサラさん…」
バサラ「ん?」
ミンメイ「曲…受け取りました」
バサラ「ああ…例のやつか…」
ミンメイ「次に会った時に一緒に歌いましょうね」
バサラ「銀河の歌姫とセッションか…。悪くないな」「マイクや歌の艦長さんも一緒なら盛り上がるだろうぜ」
ミンメイ「では、再会の日を楽しみにしてます」
バサラ「ああ、待ってるぜ…」

ソロシップ 格納庫
竜馬「出るのか、コスモ?」
コスモ「ああ…。バッフ・クランとの戦いは終わったがまだアポカリュプシスは終わっちゃいない」「だから、俺はイデオンで宇宙怪獣と戦い、イデの真意を確かめるつもりだ」
隼人「その結果、イデが真の発動をして俺達に審判を下したらどうする?」
コスモ「………」
カーシャ「コスモ…」
コスモ「その時はその時だ…」「宇宙怪獣に食い尽くされるか、隕石にやられるか、イデに飲み込まれるかの違いに過ぎないからな」
※※ギジェが仲間にいる場合のセリフ※※
ギジェ「同感だ。我々は我々のやるべきことをやるだけだ」
コスモ「死んだと思っていたあんたも生きていたんだ…。やってやれないことなんてないさ…」
※※ギジェが仲間にいない場合のセリフ※※
コスモ「…バッフ・クランとの戦いの中、シェリルさんもイデの力を追って無茶をやって死んだ…」
竜馬「あの人らしくない壮絶な最後だったな…」
コスモ「だが、俺は死なない…死んでたまるか…!」「どんな方法を使ってでも俺達は生き延びてやろうぜ…!」

竜馬「そうだな…」
デク「ゲッターの方はどうなの?」
弁慶「今のところは特に変わった動きはない。パワーが良好過ぎるのが不思議なぐらいだ」
コスモ「………」
竜馬「どうした、コスモ…」
コスモ「俺がイデに賭けてみたくなったのはイデが迷っているせいもある」
竜馬「迷い?」
コスモ「そうだ…。つまり、俺達について判断しかねている所があるらしい」
アムロ「リョウ…ならば、ゲッター線は君と同様に迷いを吹っ切ったのではないか?」
竜馬「え…」
アムロ「ゲッター線もイデもビムラーもその源はアカシック・レコードだ」「だが、イデはアポカリュプシスを迷い、ゲッター線はリョウ達に力を貸そうとしている」
隼人「アカシック・レコードの中にもアポカリュプシス反対派があるってことか」
ミチル「じゃあ、アポカリュプシスは起きないかも知れないの…!?」
アムロ「いや…全ては明日の戦いに懸かっていると言えるだろう」「俺達が宇宙怪獣の殲滅に成功すればもしかすると宇宙の歪みも隕石雨も停止し、銀河は救われるかも知れない」
コスモ「…ご高説をありがとうよ、大尉。だが、俺はアカシック・レコードやイデのご機嫌取りをする気はない」「ただ生き残るために全力で戦うだけだ」
竜馬「忘れるな、コスモ。その気持ちは、みんな一緒だ」「もちろん、俺もな」
コスモ「ああ…」
デク「へへ…ここに来て、やっと俺達、本当の仲間になれたみたいだね」
カーシャ「当然じゃない。お互いの生命が懸かってるんだから」
弁慶「だったら、この銀河で生きているもの全てが今は気持ちが一つだ」
デク「それなら何が来ても勝てそうだ!」
アムロ(そうだ…。人の心が一つになれば何かを起こすことが出来る…)(あの時、サイコフレームが人の意志を集めたように…)(シャア…いるか…? もし、俺の声が聞こえるなら、この戦いにお前の力も貸してくれ…)(お前の望んだ未来のために…)

※※スーパー系女主人公の場合のセリフ※※
大空魔竜 格納庫
クスハ「ここまで来たのね…」
ブリット「ああ…」
クスハ「ねえ…ブリット君…。この戦いが終わったら…」
ブリット「うん…?」
クスハ「この戦いが終わったら…」
ブリット「終わったら…」
クスハ「やっぱり…やめとく…」
ブリット「わかったよ」
クスハ「え…気にならない?」
ブリット「さっきの続きを聞く機会ならこれから後だって幾らでもあるさ」「明日は最後の戦いかも知れないが俺達は最後じゃないんだからな」
クスハ「うん…」
ブリット「だから、クスハ…生き残ろう。この銀河に生きる人々と共に…」
クスハ「うん…。でも、無理はしないでね、ブリット君…」
ブリット「え…」
クスハ「私を守るために自分を犠牲にするようなことはしないでね」「私達は二人で一つ…。どちらかが欠けてもダメなんだから」
ブリット「クスハ…」
クスハ「だから、約束して…。生きる時も死ぬ時もいっしょだって…」
ブリット「ああ…約束するよ。ただし、半分だけだけど…」
クスハ「え…」
ブリット「俺達は死なない。だから、死ぬ時のことは考えなくていい」
クスハ「うん…」
ブリット「…明日は頼むぞ、虎王機、そして、武王機…」
クスハ「私達に力を貸してね、龍王機。それに、雀王機…」
※※リアル系男主人公の場合のセリフ※※
アークエンジェル 格納庫
クォヴレー(全ては明日か…)(もし、アポカリュプシスを乗り越えたとしても、そこに待つのは…)(………)(やめよう…。今、考えるのは明日のことだけでいい…)
アラド「…一人で何、たそがれてんだよ?」
クォヴレー「お前達か…」
アラド「そう連れないこと言うなよ。お前が格納庫で寂しそうにしてるって聞いたんで、来てやったんだぜ」
クォヴレー「そうか…。ありがとう…」
ゼオラ「………」
クォヴレー「どうした、ゼオラ? 俺の顔に何かついているか?」
ゼオラ「ううん…。ただ、あなたと初めて会った時のことを思い出してね…」「あの頃のあなたはいつも眉をしかめて、周囲に壁を作っていた」
アラド「そうそう。おれ…初めて会った時、何て陰気な野郎だって思ったもんな」
クォヴレー「すまなかった…」
アラド「お、おい…。随分と今日は素直じゃねえかよ」
ゼオラ「…やっぱり、あなたも緊張してるの?」
クォヴレー「先に聞かせてくれ。お前達はどうなんだ?」
ゼオラ「………」
アラド「まあ、それなりってところかな…。夕飯も4杯しか食えなかったし」
クォヴレー「そうだな。普段は5杯なのを考えれば、驚くべきだ」
アラド「で、お前は?」
クォヴレー「俺も…それなりにだ」
アラド「所詮はお前も人間ってことだ。これで余裕ぶちかましてくれたら、おれだって呆れたぜ」
クォヴレー「………」
ゼオラ「頑張りましょうね、クォヴレー…。ここまで来たら、もうこんな言葉しか浮かばないけど…」
クォヴレー「ああ…お前達もな…」
アラド「そんでよ…。戦いが終わったら、みんなで遊びに行こうぜ。ジュドーやキラ達も誘ってよ」「銀河は広いんだ。いくらお前でも知らないようなすげえ場所があるだろうからよ」
クォヴレー「そうだな。…そのためにも死ぬなよ、二人共」
ゼオラ「クォヴレーもね」

レーツェル「いいものだな…若いということは…」
ゼンガー「ああ…」
※※スーパー系女主人公の場合のセリフ※※
バラン「あの二人が銀河全ての人々を守りたいと願うように、ワシは若い二人の未来を守ってやりたい…」
※※リアル系男主人公の場合のセリフ※※
バラン「彼らが銀河全ての人々を守りたいと願うように、ワシは若者達の未来を守ってやりたい…」

ルリア「バラン様…」
バラン「ゼンガー殿、レーツェル殿…ワシは既に覚悟を決めておる」
レーツェル「バラン殿…」
バラン「ワシは既に武人としての使命は果たした…」「そして、今までにあまりに多くの生命を殺めてきた…」「次の戦い…その償いと共に若者に次代を託そう…」
ルリア「バラン様…それは…」
バラン「ルリア、もしワシが倒れたら姫様にその最期は立派だったと伝えてくれ」
ルリア「…はい…」
ゼンガー「武士道とは死ぬことと見つけたり…か…」
バラン「だが、ワシは犬死する気はない。生きて帰ることが出来た暁には新たな戦いに身を投じるつもりだ」
ゼンガー「そうか…。その時には一度、手合わせを願おう」
バラン「こちらこそ望むところだ」
ルリア「全ては明日なのですね…」
ゼンガー「………」
バラン「………」
レーツェル「この銀河が誕生して数十億年…いや、数百億年かも知れない…」「今日までに生まれ、そして死んでいった生命の意味の全てが明日、試されるのか…」

ヱルトリウム ブリッジ
副長「前線のブリタイ提督から入電! 宇宙怪獣が動き始めたとのことです!」
タシロ「正面モニターに回せ!」
〔ノイズ〕
ブリタイ「…聞こえるか、タシロ提督! こちらは宇宙の色が見えない!」
タシロ「何っ!? 宇宙の色が! それじゃわからん!」
ブリタイ「敵が7分に黒が3分…わかったな、敵が7分に黒が3分だ!」
副長「ブリタイ艦隊からの映像、回します!」
〔モニターの開閉音〕

銀河中心部 映像
タシロ「これは…!」
副長「少なく見積もっても50億以上の宇宙怪獣の群です…!」
タシロ「ついに奴らも総攻撃を仕掛けてきたか…!」「全艦に発進命令! ここに神壱号作戦を発令する!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「果てしなき流れの果てに」


【戦闘マップ1開始】
〔味方戦艦出現済み〕
ブライト「αナンバーズ機動部隊発進!」
〈出撃準備〉
〔味方ユニット出現〕
タシロ「あと20分後にカルネアデス計画は最終段階に入る」
ブライト「………」
大文字「………」
タシロ「バスターマシン3号の核になっている木星が第2次縮退を始め、爆縮を開始するまでの17分32秒…」「バスターマシン3号をこの間、何としても死守してもらいたい。そして…」
マリュー「………」
ラクス「………」
タシロ「第2次縮退と同時に全艦一斉に超長距離ワープにて戦線を離脱。オリオン腕へ脱出する」
ベス「………」
エキセドル「………」
タシロ「それで本作戦は終了となる」
ノリコ「………」
コスモ「………」
タシロ「最後に人類の存亡はまさにこの一戦に懸かっている…」「必ず勝ってくれ! 以上!」
副長「全艦、戦闘配置!」
ブライト「迎撃用意! 全砲門開け!」
フォッカー「各機はフォーメーション確認! 敵は半端じゃないぞ! 気合負けするなよ!」
洸「了解!」
ミドリ「タイムスケジュール、セットオン!」
ジョリバ「爆縮開始まであと16分50秒!」
サリー「ブリタイ艦隊より入電。敵は索敵エリア内で約60億…」
副長「全天を覆いつつ光速の約12%で進行中! 接触まで後1分10秒!」
タシロ「来たか…。奴らめ、来るなら来い!」「追い詰められた人類が何をするか見せてやるわ!」
サコン「縛宿開始まで、あと16分!」
〔第3軍ユニット出現〕
イサム「来やがったぜ、うじゃうじゃとよ!」
忍「こりゃ狙いをつけるまでもねえぜ!」
コスモ「アポカリュプシス…」
竜馬「これが…俺達に突きつけられた運命…」
カミーユ「人類が生き残るために倒さなくてはならない強大な敵…」
凱「ならば、乗り越えてみせる! 勇気の力で!」
キラ「今…想いを力に…!」
万丈「行こう、みんな! 僕達の未来をこの手につかむために!」
ノリコ(パパ…。パパの艦から始まったこの戦争ももうすぐ終わるわ…)(必ず持って帰るわ…。勝利を…!)
エキセドル「敵の狙いはやはりブラックホール爆弾のようですな…」
大文字「奴らをバスターマシン3号に近づけさせてはならん!」
〔カーソル、防衛エリアを指定〕
タシロ「各機各艦は、この宙域に敵の侵入を許すな!」「爆縮開始まで、あと15分! それまで何としてもバスターマシン3号を死守せよ!!」
ノリコ(コーチ…!)
カズミ(私達の勝利を見ていて下さい…!)
<戦闘開始>

<敵9小隊以下・第3軍増援1出現(1回目)>

〔第3軍ユニット出現〕
甲児「どうやら底無しってのは本当らしいぜ!」
ヒイロ「何億来ようと殲滅するまでだ」
真吾「まったく…限度ってものを知らないようだな、連中は!」
レミー「ほんと…。手加減まるで無しね!」
鋼鉄ジーグ「くそっ! こっちが力尽きるのが先か、爆縮が先か、命懸けの勝負だ!!」
ジュドー「来るなら来やがれ! 黙ってやられるほど人間は弱い生き物じゃないぜ!!」

<敵9小隊以下・第3軍増援1出現(2回目以降)>
〔第3軍ユニット出現〕

<11PP・勝利条件達成>
タシロ「敵の様子は?」
副長「数は80億に増えました。全天を覆っています」「各方面の戦況は損耗率80%を突破しました」
タシロ「だが勝機は見えた…!」
副長「はい。このバスターマシン3号さえ健在ならば…」
タシロ「副長…君は神を信じるかね?」
副長「いえ、私は……」
タシロ「そうか…ワシは信じるよ。見たまえ、こう距離が近ければ奴らもワープしてくることは出来まい」「5分の差でワシらの勝ちだ」
副長「それは奇跡とか言うものです」
タシロ「奇跡か…。神が今の我々のために作ってくれた言葉だよ」
〔ヱルトリウムの警報〕
副長「提督! エリア573Dに重力震! 敵集団がワープアウトしてきます!」
タシロ「そんな馬鹿な!?」
〔第3軍ユニット出現〕
タシロ「信じられん…。奴らはこんな短距離をワープ出来るのか!」
〔第3軍ユニット離脱〕
リュウセイ「まずいぜ! 防衛ラインを突破された!」
ライ「奴ら…ブラックホール爆弾に特攻する気か!」
ゼクス「追うぞ! あと5分、何としても守り抜くんだ!」
タシロ「ヱルトリウム反転! ここはαナンバーズ各艦に任せ、我々はバスターマシン3号防衛へ向かう!」
【戦闘マップ1終了】

【戦闘マップ2開始】

〔第3軍ユニット出現済み〕
〔味方戦艦出現〕

〈出撃準備〉
〔味方ユニット出現〕
ユング「バスターマシン3号がこんなにもダメージを受けている…」
カズミ「いえ…バリアのおかげでまだ致命的なダメージは受けていないわ」
ノリコ「でも、このままでは…」
副長「提督! バスターマシン3号の表面バリアの一部に欠損を発見!」
タシロ「何っ!?」
副長「あの地点です!」
〔カーソル、目標地点を指定〕
輝「じゃあ、宇宙怪獣は…」
コウ「あのエリアを狙ってくるのか!」
タシロ「食い止めろ! 奴らの侵入を許してはならん!」
アムロ「爆縮まで、あと5分だ!」
凱「この5分で俺達と人類の未来が決まる!」
リュウセイ「なりふりなんか構っていられねえ! 俺達の全力でこの5分をもたせてやる!」
コスモ「行くぞ! これが最後の戦いだ!!」
デク「待って、コスモ! イデオンのゲージが上がらないよ!」
コスモ「こんな時にだと!」
カーシャ「まさか…イデの迷いが…」
コスモ「イデに頼るな、カーシャ! イデがなくても俺達は戦うだけだ!!」
竜馬「そうだ、コスモ!」
真吾「運命だか無限の力だか知らないがそんなものに振り回されてたまるか!」
ノリコ「そうよ! 運命を変えるのは誰でもない…私達自身の力なのだから!」
タシロ「どんな犠牲を払ってもかまわん! 本体を死守しろ! あと5分だ!」
<戦闘開始>

<敵9小隊以下or3PP>

副長「ブライト艦長より入電!」
タシロ「正面モニターへ!」
ブライト「タシロ提督! こちらはこれ以上、戦線を維持するのは不可能です!」「このままでは遠からずαナンバーズは壊滅し、敵部隊がバスターマシン3号に殺到します!」
タシロ「ぬう…」
健一「このままでは作戦は…」
一矢「くそっ…! あと少し…あと少しだったのに…!」
〔通信のコール音〕
デウス「あきらめるな、地球の戦士達よ!」
豹馬「キャンベル星人のデウス…!」
剛健太郎「戦っているのは君達だけではない!」「今、この瞬間にも銀河中から運命に立ち向かう人々が続々と集結しているぞ!」
健一「父さん!」
バッフ・クラン兵「こちらバッフ・クラン第3194艦隊! 貴官らを援護する」
カーシャ「バッフ・クランが…」
コスモ「俺達に力を貸してくれる…」
ブリタイ「各スレイブ防衛艦隊にも続々と援軍が来ているぞ」
ゲペルニッチ「地球人達よ。後方の守りは我々に任せよ」
シビル「ゲペルニッチ…!」
ミレーヌ「うそぉ…。プロトデビルンがあたし達に手を貸してくれるなんて…!」
※※ガビルが仲間にいる場合のセリフ※※
ガビル「驚くことではない! これぞ銀河の命運を懸けた共闘美!」
グラビル「ゴアアアアッ!」
ガビル「おお、グラビル! お前も相変わらず力の美を見せているか!」
※※ガビルが仲間にいない場合のセリフ※※
ガビグラ「驚くことではない! これぞ銀河の命運を懸けた共闘美!」

サルデス「各艦はこの銀河に生きる者全ての切り札であるバスターマシン3号を防衛せよ!」
<<クスハ>>
ブリット「帝国監察軍も来たのか!」
<<クォヴレー>>
クォヴレー「帝国監察軍…」

バラン「おお…! サルデスよ…そなたらも来たか!」
アルマナ「聞こえますか、αナンバーズの皆さん…」
ルリア「姫様…!」
<<クスハ>>
クスハ「アルマナさん…! 帝国監察軍はあなたの指示で動いていたのね!」
アルマナ「信じています、クスハさん…。あなた達の勝利を…」
<<クォヴレー>>
アラド「アルマナ姫…!」
ゼオラ「帝国監察軍はあの人の指示で動いたのね!」
アルマナ「信じています…。あなた達の勝利を…」

アルマナ「そして、そのためにゼ・バルマリィの民も自らの出来ることを精一杯やるつもりです」
<<クスハ>>
クスハ「わかりました! その想い、確かに受け取りました!」
???(それが無駄だというのがまだわからないのか…)
クスハ(…あなたは誰なんです!? この前から私につきまとって…)
<<クォヴレー>>
クォヴレー(人々の想いが一つになり運命に挑むか…)(無限力よ…これでも彼らを認めないのか…!)
???(ならば、我が下へ来い…。ディス・レヴを持つ者よ…)
クォヴレー(また、お前か…)

???(銀河の終焉はもうすぐ来る…。無限の力など無くとも…)
<<クスハ>>
クスハ(誰だか知りませんがはっきりと言っておきます!)(私達がいる限り、そんなことは絶対にさせません…!)
<<クォヴレー>>
クォヴレー(そうか…。やはり、お前がそうなのか…)

コスモ「………」
竜馬「コスモ…」
バサラ「聴かせてやれよ! 運命にお前の歌をよ!!」
コスモ「俺の歌…」
シンジ「コスモさん! あなたの想いをぶつけて下さい!」
コスモ「俺の歌…俺の想い…俺の生命…」「イデ! これでも俺達は愚かか!?」
カーシャ「コスモ…」
コスモ「確かに俺達はお前に導かれるままに戦いを繰り返してきた…」「だが、こうやってそれを越えて手を取り合う道を見つけることが出来たんだ!」「これでも俺達は失敗作か! 俺達に生きる権利はないのかっ!!」「俺達は…俺達は…ただ生きたいだけなんだーっ!!」
〔イデオンゲージ、第5段階〕
カミーユ「イデに…人の心が…」
ジュドー「銀河中の想いが集まっていく!」
デク「見てよ! ゲージが!!」
カーシャ「イデが…あたし達に力を貸してくれる…!」
アムロ「イデは俺達と生きる道を選んだんだ!」
竜馬「コスモ! やるんだ!!」
コスモ「うおおおおおっ!!」
〔コスモ、エネルギー上昇〕
ノリコ「お姉様!」
カズミ「ええ…よろしくてよ、ノリコ!」
ノリコ「私達一つ一つの火が重なり、炎となる!」
カズミ「そして、その炎が集まり宇宙の未来を照らすかがり火になる!」
ノリコ「行きましょう、みんな! この銀河全ての人達の想いと共に!」

≪イデオン覚醒イベント後≫
<クスハが戦闘>

クスハ「超機人の務め…そして、生命あるものとしての務めとして力の限りに戦います!」
ブリット「いくぞ、クスハ! 今こそ俺達と四神の力で銀河を守る時だ!」

≪イデオン覚醒イベント後≫
<クォヴレーが戦闘>

クォヴレー「来るがいい、虚空の破壊神…。お前達を虚無の彼方へと葬ってやる…!」「そして、その後に…」

≪イデオン覚醒イベント後≫
<アムロが戦闘>

アムロ「あと数分…あと数分なんだ!」「この身を犠牲にしてでも銀河を、人類を、未来を、守ってみせる!」「それがあの男との約束だ!!」

≪イデオン覚醒イベント後≫
<ブライトが戦闘>

ブライト「バスターマシン3号を守りぬけ! 我々の戦いに地球のみならず銀河の未来が懸かっているんだ!」「各員、悔いは残すな! 残りは数分だ!!」

≪イデオン覚醒イベント後≫
<カミーユが戦闘>

カミーユ「あと数分で銀河の命運が決まるなら、全てを犠牲にしてでも戦い抜いてみせる!」「人類と銀河の未来のために!」

≪イデオン覚醒イベント後≫
<ジュドーが戦闘>

ジュドー「今日で戦いも終わりなんだ! 俺も力の全てを出し切ってやる!!」

≪イデオン覚醒イベント後≫
<コウが戦闘>

コウ「守ってみせる! 地球で、銀河で、俺達の勝利を願う人々のためにも!」

≪イデオン覚醒イベント後≫
<ヒイロが戦闘>

ヒイロ「お前達を倒すためならば俺も戦闘マシンに戻る…」「あと数分…俺の生命に代えてもバスターマシン3号は守ってみせる!」

≪イデオン覚醒イベント後≫
<キラが戦闘>

キラ「守りたい世界…守りたい人達…そのために僕は戦う!!」「そのためなら僕は力を使うことをためらわない!!」

≪イデオン覚醒イベント後≫
<マリューが戦闘>

マリュー「アークエンジェル、さらに前へ! 全てをこの数分に懸けます!」「本艦を盾にしてでもバスターマシン3号を守ります!!」

≪イデオン覚醒イベント後≫
<ラクスが戦闘>

ラクス「エターナルを前へ! 銀河の人達と、そして私達の大切な仲間を守ります!」
バルトフェルド「了解! ちょいと荒っぽくなりますがご勘弁を!」

≪イデオン覚醒イベント後≫
<甲児が戦闘>

甲児「シロー、待ってろよ! お前達の未来…俺達が守ってみせる!」「俺達の力を束ねれば怖いものはねえ!!」

≪イデオン覚醒イベント後≫
<鉄也が戦闘>

鉄也「行くぜ、宇宙怪獣! 俺の生命に代えても、この数分間を守り通してみせる!」「俺の今までの人生をこの数分間にぶつけてやるぜ!!」

≪イデオン覚醒イベント後≫
<竜馬が戦闘>

竜馬「ハヤト、ベンケイ! ゲッターの力…そして自分達の力を信じるんだ!!」
隼人「俺達の未来だ! 俺達の手で守ってみせるぜ!」
弁慶「そのためのゲッターロボだ! フルパワーでいこうぜ!!」

≪イデオン覚醒イベント後≫
<洸が戦闘>

洸「ライディーン! 今こそ俺達の使命を果たす時だ!」「見せてやるぞ! 虚空の破壊神に人々の想いを込めた勇者の力を!!」

≪イデオン覚醒イベント後≫
<豹馬が戦闘>

豹馬「来やがれ、宇宙怪獣!! 今の俺は力があふれて爆発しそうだぜ!」「この力で銀河の未来もみんなの生命も守ってみせるぜ!!」

≪イデオン覚醒イベント後≫
<健一が戦闘>

健一「バスターマシン3号は銀河全ての人達の希望なんだ!」「ボルテスVは、その希望を守ってみせる!!」

≪イデオン覚醒イベント後≫
<一矢が戦闘>

一矢「俺の拳がお前達を叩き潰すたびに人類の未来が拓けるんだ!」「この身体がバラバラになるまで戦い続けてやる!!」

≪イデオン覚醒イベント後≫
<万丈が戦闘>

万丈「さあ来い、宇宙怪獣! お前達が太陽に卵を産み付ける習性があるのなら…」「この日輪の使者、ダイターン3が世のため人のためお前達の相手をしてやる!」

≪イデオン覚醒イベント後≫
<忍が戦闘>

忍「行くぜ、みんな! 俺達の野生、燃やし尽くす!!」
沙羅「忍! あたし達の生命、あんたに預けた!!」
雅人「俺達の力…人間の底力を見せてやろうぜ!」
亮「死中に活ありだ! やるぞ!」
アラン「この宇宙を守るために今こそ!」
忍「やあってやるぜっ!!」

≪イデオン覚醒イベント後≫
<コスモが戦闘>

コスモ「わかったぞ、イデ! お前だって生き延びたいんだよな! 俺達といっしょに!」
デク「来るよ、コスモ!!」
コスモ「どけーっ!! イデの巨神の力を使うぞ!!」

≪イデオン覚醒イベント後≫
<ベスが戦闘>

ベス「イデが俺達を認めたのなら俺達はそれに応えてみせる!」「砲撃を集中させろ! 何としても、残り数分を守り抜くぞ!」

≪イデオン覚醒イベント後≫
<ノリコが戦闘>

カズミ「私達の未来、コウイチロウさんの願った未来、ガンバスターで切り拓いてみせる!」
ノリコ「炎となったわたし達は無敵なんだから!」

≪イデオン覚醒イベント後≫
<タシロが戦闘>

タシロ「この一戦に人類の存亡がかかっておる!」「多少の損害には目をつぶる! とにかく撃ちまくれ-っ!」

≪イデオン覚醒イベント後≫
<サンシローが戦闘>

サンシロー「行くぜ、宇宙怪獣! 俺の今日までの戦いの集大成をお前達にぶつけてやる!!」

≪イデオン覚醒イベント後≫
<ピートが戦闘>

大文字「ピート君、大空魔竜フルパワーだ!」
ピート「了解! 宇宙怪獣に人間の底力を見せてやりましょう!」

≪イデオン覚醒イベント後≫
<輝が戦闘>

輝「あと数分で銀河の命運が決まるんだ! 悔いを残してたまるか!!」

≪イデオン覚醒イベント後≫
<フォッカーが戦闘>

フォッカー「俺達は俺達の力で勝利をつかむんだ! 俺も景気良くいくぜぃ!!」

≪イデオン覚醒イベント後≫
<エキセドルが戦闘>

エキセドル「バスターマシン3号の防衛と共に味方機の援護を」
美穂「了解! 各部隊、指揮範囲内で戦闘を展開させて下さい!」

≪イデオン覚醒イベント後≫
<イサムが戦闘>

イサム「おらおらっ!! 人間様のお通りだ、害虫は道を空けな!」

≪イデオン覚醒イベント後≫
<バサラが戦闘>

バサラ「へへっ、こいつは銀河最高の観客数だぜ! 銀河の全てよ! 俺の歌を聴けーっ!!」

≪イデオン覚醒イベント後≫
<ガムリンが戦闘>

ガムリン「銀河中の人達の想いが今ここに集まっているんだ! 負けてたまるかーっ!!」

≪イデオン覚醒イベント後≫
<凱が戦闘>

凱「お前達の数が無限であろうと俺達の勇気の無限力はそれを遥かに上回る!」「Gストーンに集められた銀河中の勇気の力、思い知れっ!!」

≪イデオン覚醒イベント後≫
<鋼鉄ジーグが戦闘>

鋼鉄ジーグ「さあ来い!! この数分は未来につながる数分だ!」「まゆみのため、母さんのため全ての人達のために、鋼鉄ジーグは未来を守ってみせるぞ!!」

≪イデオン覚醒イベント後≫
<リュウセイが戦闘>

アヤ「リュウ! バンプレイオスは100%の力で戦えるわ!」
マイ「お前の念は私達がサポートする!」
ライ「射撃管制は俺に任せろ!!」
リュウセイ「行くぜ、宇宙怪獣! 宇宙最強の力が集まったαナンバーズが相手だ!!」「お前達に食らわせてやるぜ! 天上天下、天下無双の一撃を!!」

<敵全滅or6PP・勝利条件達成>
タシロ「味方は何隻残っているか?」
副長「本宙域においてはαナンバーズ艦隊と本艦を含み149隻…」「作戦行動宙域では2562隻です」
タシロ「そうか…健闘したな…」
副長「第3次縮退まで、あと60秒…。全スレイブ作動開始」
タシロ「うむ…」
副長「シュバルツシルト半径到達まであと40の予定。敵主力は沈黙を守っています」
〔爆縮開始音〕
ガムリン「バスターマシン3号が…」
サンシロー「ついに爆縮が始まるのか!」
副長「あれだけの損害で稼動している…。まさに…」
ユング「奇跡だわ!」
タシロ「みんなよくやってくれた。ありがとう」
〔歓声〕
キラ「じゃあ、僕達は…」
鋼鉄ジーグ「そうだ! 人類の勝利だ!」
甲児「やった…やったぜ! コンチキショー!!」
バニング「各員…よくやった…。本当によくやった…」
コスモ「リョウ! 俺達は勝ったんだな! イデに…運命に…アポカリュプシスに!」
竜馬「ああ! 全ては俺達の生きようとする意志の力だ!」
副長「爆縮開始まで、あと30秒」
タシロ「この作戦に参加した人々…そして、それを支えた人々全てに感謝する…」
副長「稼動20秒前。各機は対電磁、対光波防御」
ノリコ「お姉様…」
カズミ「気を抜いては駄目よ、ノリコ…」
副長「稼動10秒前…」
洸「………」
マックス「………」
副長「9…8…7…6…5…4…3…2…1…」
〔爆縮停止音〕
タシロ「どうした!?」
副長「駄目です! スレイブが98%しか作動しません!」
タシロ「そんな馬鹿な!」
副長「質量不足です…。中心部で縮退連鎖を起こさない限り、爆縮は始まりません…」「失敗です…」
タシロ「何てこった…。人類の全てをかけた結果がこれとは…。神も仏もいないのか…
副長「天が我らを見放しただけでしょう…
タシロ「奇跡は、起きなかったな…
ノリコ「いいえ! 奇跡は起きます! 起こして見せます!
タシロ「タカヤ君、何をする!?
ノリコ「バスターマシンにも大型縮退炉があります! それを使って起爆させれば!
タシロ「いかん! 人が乗っている物を点火線には使えん! 無人船を送り込むまで、待て!
ノリコ「その前に、敵の主力部隊が来て、破壊されてしまいます!
タシロ「タカヤ君…!
ノリコ「お姉様、バスターマシン2号機を分離させるわ! ヱルトリウムへ戻って!
カズミ「いいえ、私も行くわ…ノリコ
ノリコ「!!
タシロ「オオタ中佐! 君まで!!
カズミ「…2号機も一緒なら、縮退炉が二つになります」「ノリコ、一つ残っていれば地球に帰れるわ
ノリコ「お姉様……!
カズミ「二人で帰りましょう、地球へ
ノリコ「……はい!
カズミ「時間がないわ! 変形して突っ込むわよ!
ノリコ「はい!
〔ノリコ、目標地点へ移動〕
〔味方ユニット離脱〕

タシロ「…頼む…!
【戦闘マップ2終了】

【戦闘マップ3開始】

〔味方ユニット出現済み〕
ノリコ「あれが木星…」
カズミ「そうよ…。3万分の1になっているわ」「表面温度1600度。外圧15600TPM…。大丈夫、まだもつわ…」
〔味方ユニット出現〕
ノリコ「ユング!」
ユング「あたしも行くわ…」
カズミ「駄目よ! 帰って!」
ノリコ「シズラー黒では木星の圧力には耐えられないわ!」
〔ユングに爆発〕
ユング「…かまわないわ…」
ノリコ「ユング!」
カズミ「間違えないで、ユング。私達は死にに行くのではないのよ」
ユング「………」
カズミ「自殺じゃないわ」
ユング「でも…でも、こんな所にいたら何十年、何百年先か…いつ帰れるか分からないのよ?
ノリコ「………」
ユング「もう、同じ時は過ごせないのよ…
ノリコ「…知ってるわ
ユング「! だったら!
ノリコ「でも、みんなは同じ時を過ごせるわ
ユング「……」
カズミ「ユング、生きていれば明日が来るわ
ユング「…うん
ノリコ「じゃあね、ユング!
ユング「ええ…
カズミ「さよならは言わないわ……行ってきます!
ユング「…行ってらっしゃい…
〔味方ユニット離脱〕
〔ノリコ、降下〕

ノリコ「………」
カズミ「二人っきりね、ノリコ…」
ノリコ「はい…」
???「そうじゃない!」
〔味方ユニット出現〕
洸「エネルギーチューブ接続!」
凱「これでαナンバーズ各機のジェネレーターは直結した!」
竜馬「よし…俺達の手でみんなの力をガンバスターに届けるぞ!」
ノリコ「み、みんな…!!
洸「まさか、俺達にまで帰れとは言わないよな? ノリコさん
ノリコ「で、でも!
凱「これくらい何ともないぜ!
ノリコ「凱さん…!
竜馬「君達だけを行かせはしない…! みんなの力を合わせ、みんなで地球へ帰るんだ
ノリコ「竜馬さん…
カズミ「みんな……!
洸「俺達なら大丈夫です、カズミさん。一緒に帰りましょう。みんなの所へ…地球へ
カズミ「…ありがとう……洸君…!
凱「行くぞ! 俺達は自分達の力で未来を創る!!
竜馬「俺たちの未来のために!
ノリコ「は、はいっ!!
竜馬「よぉし! やるぞ、みんなっ!!
凱「おおっ! 見せてやる…本当の勇気の力を!!
洸「ムートロン・エネルギー、全開放!!
〔竜馬&洸&凱、エネルギー上昇〕
ノリコ「やるわ! お姉さまの生命、あたしに預けて!
カズミ「…」
[イベントデモ「ごめんね、ガンバスター…!」]
ノリコ「ごめん…ごめんね、ガンバスター…!
カズミ「電源オフ。一号炉、全力運転」「縮退開始…!
ノリコ「縮退、開始!
カズミ「あとゼロ…2! 臨界点突破! ノリコッ!!
ノリコ「うおおおっ!
[イベントデモ「爆縮開始」]
〔竜馬&洸&ノリコ&凱、後退〕
〔画面、発光〕

ノリコ「脱出!!
【戦闘マップ3終了】


● 対バッフ・クランルート → No58A「発動」 へ戻る

  対宇宙怪獣ルート → No58B「死闘、未来を懸けて」 へ戻る

● 熟練度56以下、421ターン以上 → No60A「終焉の銀河」 へ進む

  熟練度57以上、420ターン以下 → No60B「今遥か遠い彼方…」 へ進む


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