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サブシナリオ
光と闇

シャッセールの命により地球各地に潜伏中の原種を
追うルネと光竜、闇竜。
南ヨーロッパにそれらしき痕跡を発見したとの情報
を得たルネ達は早速、現地へと向かう。
そこに恐るべきワナが待ち構えていると知らずに…。

【シナリオデモ1開始】
研究施設
???(腕原種)「脳がやられたようだな」
???(腸原種)「どうやら奴ら、我々が思っている以上の力を有しているようだ」
???(腕原種)「ならば愚かな人間共が残していったこいつを使ってみるとしよう…」

ヨーロッパ 南部

草原 移動中
ルネ「で、パピヨン…今回の任務について聞かせてもらおうか?」
パピヨン「この付近一帯でバイオネットと推測される集団の施設を発見しました」「今回ルネ達に与えられた任務は状況の確認と、その後必要ならば施設を破壊せよとのものです」
ルネ「了解。しっかし、バイオネットも今度は何しようってんだろうねえ」「ま、どうせくだらない事だろうさ」「なんせ自分自身をメタスサイボーグにして喜んでる連中だからね…!」
光竜「ルネ姉ちゃん、そんなに熱くなったら、せっかくの冷却コートが意味なくなっちゃうよぉ」
闇竜「現にルネさんの対面温度が2℃ほど上昇しました」
ルネ「2人共うるさいよ!」
パピヨン「でも、この子達の言うとおりあまり熱くならないで下さいね」「ただでさえあなたはバイオネットがらみになると、無茶をするのですから」「少しは自重してもらわないと、傍らで見ているこちらとしても…」
ルネ「メルシー、パピヨン」「けど、私がこんな身体になった原因は奴らにあるんだ…」「奴らに関するものは私が全てぶっ潰す! その邪魔は誰にもさせない…!」
パピヨン「ルネ…」
闇竜「大丈夫です、パピヨンさん。もうそうなった時は私達2人で止めてみせます」
光竜「そうそう! 姉妹パワーでね!」
ルネ「半人前のあんたらに私が止められるのかねえ?」
光竜「もう、馬鹿にして! ちゃんとやってみせるもん!」
闇竜「そうですよ、ルネさん。現にこの間も立派に戦ってみせたじゃないですか」
ルネ「そういう事はシンメトリカルドッキングが出来るようになってから言うんだね」
パピヨン「それは仕方がないというものです。彼女達はまだ目覚めて、あまり時がたっていないのですから」
闇竜「心遣いありがとうございます、パピヨンさん」
光竜「あは! さすがはパピヨン姉ちゃん! 私達の事がよくわかってるぅ!」
パピヨン「私はあなた達の母親代わりですからね。これくらい当然です」
ルネ「………」「母さんか…」
雷牙「何シケた顔しとる、ルネ!」
ルネ「な…!? 何であんたがシャッセールにいるんだ?」
雷牙「な~に、これからボクちゃん達はゲートに向けて旅立つんだ」「その前にシャッセールで済ませときたい事がちょいとあってな」
ルネ(例の計画か…)「で、一体私に何の用だい? こっちはこれから任務なんだ、用件なら手短に済ませてちょうだい」
雷牙「相変わらず冷たいのぉ…。たまには『パパ、どうしたの?』とか言えんのかい」
ルネ「ジジイ!」
雷牙「冗談じゃよ、じょーだん!」「いや何、最近会っとらんかったでな。お前の身体の調子が気になったんじゃよ」
ルネ「……今のところなんともないよ」「それより自分の身体を心配したら? もういい年なんだからさ」
雷牙「何ーっ! ボクちゃんはまだ若い! 現役バリバリじゃぞい!」
ルネ「はいはい。ところで凱達の調子はどうなんだい?」
雷牙「原種の侵攻は何とか食い止めておる。しかし、奴らに対しボクちゃん達の戦力は十分とは言い切れん」
光竜「じゃあ、私達もGGGに加わらなきゃ!」
パピヨン「駄目ですよ。あなた達まで行ったら誰が犯罪組織の脅威から地球を守るんです?」「GGGにはGGGの、私達は私達の任務があるのを忘れてはいけません」
光竜「ぶ~、せっかく氷竜兄ちゃん達に会えると思ったのに…!」
闇竜「ここは我慢しましょう、光竜。合流する機会が訪れるのを信じて」
光竜「なら、それまでに素敵なレディになって、氷竜兄ちゃん達をびっくりさせてやろ~っと!」
闇竜「そうですね。帰ったら早速、ハイクォリティコンパクトで、ボディに磨きをかけましょう」
ルネ「はあ~」
雷牙「頼もしい仲間を持ったのお、ルネ」
ルネ「どこをどう見たらそうなるのか教えて欲しいよ…」
雷牙「教えるといえば、ジェイアークについての報告は受けとるか?」
ルネ「ジェイアーク…、原種狩りをしている超弩級戦艦か。一通りの報告は聞いてるよ」
雷牙「今のところあやつに敵対する意志はないようだが、この先もそうとは限らん」「仮に出会ったとしても油断はするな」
ルネ「ったく、どうして私の周りにはこうも心配性が多いのかねえ」
雷牙「親が子を心配するのは当然じゃわい。特にお前のようなジャジャ馬娘はのお」
ルネ「そうかい。ま、忠告はありがたく受け取っとくよ。そっちはそっちでしっかりやんな」
雷牙「誰に物言っとる! ルネこそ次に会った時には、もうちっとおしとやかになっとれよ」
ルネ「余計なお世話だ!」
雷牙「なーっはっはっはっ! じゃあな!」
〔通信を切る音〕
ルネ「…ホント、余計なお世話だよ」
パピヨン「ルネ」
ルネ「な、何だい!?」
パピヨン「もう直ぐ目的地に着きます。光竜、闇竜に指示を」
ルネ「あ、ああ」
パピヨン「ルネ、気をつけて下さい。今回の任務、何かこう…肌にまとわりつくような嫌な感じがします」
ルネ「センシング・マインド能力を持つパピヨンがそう言うんじゃ、確かなんだろうね…」「わかった、十分気をつけるよ」
パピヨン「ええ」
ルネ「2人共、作戦を指示するから良く聞きな」「先に私が1人で潜り込む。2人はいつでも施設に突入できる位置にて、連絡あるまで待機。以上」
光竜「え~! 連れてってくれないのぉ?」
闇竜「私達はおいてけぼりですか?」
ルネ「今回は潜入任務なんだ。あんた達みたいな目立つ奴らと行ったら一発で見つかっちまうよ」「特に光竜! あんたの機体色はただでさえ目立つんだからね!」
光竜「は~い、わっかりましたぁ」
ルネ「じゃ、行ってくるよ」
闇竜「お気をつけて」
ルネ「さ~て、一体何が出てくるやら…」
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
「光と闇」


【戦闘マップ1開始】
ルネ「まさか地下にこんな空間があるとはね。確かにここなら十分な研究ができただろうよ」
パピヨン「どうでしたか、ルネ?」
ルネ「廃棄されたモビルスーツ数体と後はどうでいい書類があっただけ…」「他にめぼしいものは見当たらなかった」
パピヨン「どうやら一足遅かったようですね」
ルネ「まったく、逃げ足の速い奴らだ…!」
パピヨン「落ち着いてルネ。いないものは仕方ありません」
ルネ「でも!」
パピヨン「残されたモビルスーツから何かしらの情報が得られるかもしれません」「すぐに分析班をまわします。ルネは現場の確保をお願いします」
ルネ「…了解」
???(腕原種)「どうやらGストーンを持つネズミが1匹…」「いや、近くにもう2匹、あわせて3匹入り込んだようだな」「…面白い。例の物の実験材料となってもらおう」
ルネ「しうかしバイオネットの研究所の一つが、こんなところにあったとはねえ」「やつらもよくこんな場所を見つけたもんだ」
〔敵ユニット出現〕
ルネ「なっ…!? さっきのモビルスーツ!?」
〔銃を構える音〕
ルネ「くっ!」
〔ビームの発射音〕
〔カーソル、後退〕
〔ルネのいる地点の隣に爆発〕

ルネ「イークイィィィィップ!
〔Gストーンの稼働音〕
ルネ「どうやらパピヨンの言った通りになったみたいね!」「光竜! 闇竜!」
光竜「待ってました!」
〔味方ユニット出現〕
光竜「到着~っ!」
〔空を切る音〕
ルネ「早かったじゃない」
闇竜「ルネさんに鍛えられてますから」
ルネ「上出来!」「やるよ! 光竜、闇竜! 害虫駆除、開始だ!」
<戦闘開始>

<光竜が戦闘>

光竜「半人前かどうかしっかり見ててよね、ルネ姉ちゃん!」

<闇竜が戦闘>
闇竜「フランス製ビークルロボの力、受けてみなさい!」

<敵小隊撃破>
闇竜「でも、どうして急にモビルスーツのAIが起動したんでしょうか」
ルネ「さあね。それはこっちが聞きたいよ」
光竜「もしかして幽霊の仕業?」
ルネ「ロボットがそういうこと言うかね…」

<敵全滅・敵増援1出現>
〔最後に撃破した敵、光竜へ隣接〕
〔敵ユニット撃破〕

光竜「きゃあ!」
〔光竜へ降り注ぐ光〕
???(腕原種)「かかった!」
ルネ「大丈夫かい、光竜!」
光竜「ちょっと痛かったけど平気だよ。でも、お肌がこげちゃった…」
ルネ「その程度ならすぐに直るだろうよ。後で整備班にピカピカに磨いてもらいな」
光竜「うん!」
ルネ「敵も全滅させた事だし、後は分析班に任せて帰るよ」
光竜「は~…」
〔砂の嵐〕
〔光竜、味方から敵へ〕
光竜「………」
闇竜「どうしました、光竜?」
光竜「………」
ルネ「光竜、ボーっとしてないでとっとと行くよ」
???(腕原種)「無駄だ。貴様らの声など届きはしない」
ルネ「何!?」
〔カーソル、???(腕原種)がいた地点から光竜へ移動〕
???(腕原種)「フフフ…どうやら例の物がうまく効いたようだな」
ルネ「なんだこいつ? 人間…いや違う…」「まさか!」
腕原種「なかなか察しがいいな。そう、私はお前達が原種と呼んでいる存在だ」
ルネ「原種!」
闇竜「でも姿が!?」
腕原種「我ら原種にとって人間との融合など造作もないこと」「お前達の尺度で我ら原種を考えるのが、そもそもの間違いだ」「それにしても、こうも見事なまでにこちらの思い通りに動いてくれるとはな」
ルネ「って事は、あのモビルスーツ共はあんたの仕業ってわけね!」
闇竜「光竜に何をしたのです!?」
腕原種「さあな。だが言える事はただ1つ…」「このロボットはもはや私の操り人形だという事だけだ!」「さあやれ! あの黒き機体を粉々にしてやるのだ!」
光竜「リョウカイ」
〔闇竜の隣の地点に爆発〕
闇竜「きゃあ!」
ルネ「やめな光竜! これ以上やるとただのおしおきじゃすまないよ!」
光竜「ハカイスル」
〔マップ上に爆発〕
腕原種「さて、どうする? Gストーンを持つ女よ」「このまま貴様達が死ぬか。それともこのロボットを破壊するか。二つに一つだ」「だが貴様に後者は選択できまい!」
ルネ「こいつ!」
腕原種「フハハハハハハハ! 人間というのは不便なものだな!」
〔空を切る音〕
ルネ「待て!」
〔闇竜の隣の地点に爆発〕
ルネ「くっ! まずは光竜から何とかしなきゃならないようだね!」
〔通信のコール音〕
パピヨン「ルネ、光竜の混乱している理由が判明しました」「どうやら爆発した敵の破片内に混入されていた、ナノマシンが原因のようです」
闇竜「ナノマシン? 超AIとGストーンを持つ光竜を簡単に操るナノマシンが存在するなんて…」
パピヨン「ただのナノマシンじゃありません。このナノマシンは彼女達の神経とも言うべき、Gファイバーを伝い…」「超AIに侵入し、その上であの原種によってプログラムを上書きされたと思われます」
ルネ「そんな馬鹿な! 超AIがそんな簡単に書き換えられるなんて!」
パピヨン「他の勇者ロボならともかく、光竜達の超AIは起動してから日が浅く、まだ完璧とは言いがたいのです…」「それにこのまま光竜が元に戻らないようでしたら…」「地球連邦軍本部は光竜を離反者として撃破を決定するでしょう」
ルネ「そんな事させてたまるか!」
パピヨン「しかしこのままでは、いずれ周囲に被害が…」
ルネ「冗談じゃない! ポルコートの二の舞はごめんだよ!!」
パピヨン「ルネ…」
〔マップ上に爆発〕
ルネ「頼むよ、パピヨン! 議論してる時間はないんだ! 何か光竜を救う方法はないのかい!?」
パピヨン「………」「わかりました。こうなれば光竜の…彼女の勇者としての力にかけましょう」「それには闇竜、あなたの力が必要になります」
闇竜「私の…?」
パピヨン「同型の超AIを持つ姉妹であるあなたの言葉なら、光竜は聞き入れるかもしれない」「それによりメモリーに残っている光竜の人格を呼び覚ますのです」「パピヨン「今の光竜への接触はかなり危険ですが、現状ではこれが唯一の…」
ルネ「それしかないってんならやるしかないね!」
〔敵ユニット出現〕
ルネ「ちっ! めんどい奴らだ!」
闇竜「光竜は私に任せて下さい。ルネさんはさっきの原種の追跡をお願いします」
ルネ「わかった! こっちは頼んだよ、闇竜!」
闇竜「了解!」
〔空を切る音〕
闇竜「行きますよ光竜! あなたを絶対、元に戻してみせます!」
〔闇竜、エネルギー上昇〕

<敵増援1出現の次PP>
腕原種「フハハハハハハ!! そうだ戦え! どちらが倒れようと我らに得こそあれ損はない!」
ルネ「馬鹿笑いはそこまでにしてもらおうか!」
〔空を切る音〕
ルネ「見つけたよ、原種!」
腕原種「ほう…私の居場所がよくわかったな」
ルネ「あれだけ大声で笑ってれば、誰にでもわかるってもんさ」
腕原種「フッ、少々ネズミを甘く見ていたようだな」
ルネ「あいにく私はネズミなんかじゃなく獅子なんでね。それもただの獅子じゃない…」「獅子の女王、リオン・レーヌさ!」
腕原種「ならばその獅子の牙、我が超重力波によって砕いてくれる!」
〔衝撃音〕

<敵小隊撃破>
〔空を切る音〕
腕原種「どうした、リオン・レーヌ。先ほどの威勢はどこへいった」
ルネ「くっ!」
腕原種「貴様ごときが私に勝てると本気で思ったか?」
ルネ「そういうセリフは私の牙を完全に折ってから言ったらどうだい!」
腕原種「フフフ、手負いの獅子を狩るなど造作もないこと」「では死ぬがいい! 我々に服従すれば、道具として少しは長生きさせてやったのだがな!」
ルネ「!」
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

バイオネット研究施設
〔放電音〕
ルネ「あっ! ああっ!! 何でも言う通りにします! バイオネットに忠誠を誓います!!」「あああっ! あああああああっ!!」
〔放電音〕
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔戦闘マップ1から継続〕
ルネ「うおおおおおおっ!」
〔Gストーンの稼働音〕
〔ルネのいる地点にエネルギー上昇のエフェクト〕

腕原種「何!?」
ルネ「感謝するよ、原種。あんたの言葉のおかげで、砕けかけてた心に勇気が戻ったよ」
腕原種「フッ、どうやらもう少し楽しめそうだな」
ルネ「お礼にとっておきの一撃をお見舞いしてやるよ!」

<光竜以外の敵全滅>
闇竜「ゾンダーの殲滅完了! 後は光竜を説得するだけ…!」

<闇竜が光竜を説得・敵増援2出現>
闇竜「思い出して光竜! 私達の存在する意味を!」
光竜「………」
闇竜「私達は人々を守るため生まれた! その私達が人を傷つける事なんて絶対にあってはいけない!」
光竜「………」
闇竜「確かに私達の人格はプログラムされたものだけど、心がある!」「超AIを書き換えられたとはいえ、心の奥底までは操られないで!」
光竜「!」
闇竜「ルネさん、パピヨンさん、炎竜兄様や氷竜兄様、GGGのみんなのためにも!」「そして…今こそシンメトリカルドッキングを!」
光竜「シンメトリカルドッキング…」
闇竜「そう! 強く願って! 今こそ私達は兄様達のように一つになるの!」
光竜「あ、ああ……」「あーーーーーーっ!!」
〔光竜、エネルギー上昇〕
〔光竜、敵から味方へ〕
光竜「………」
闇竜「光竜!」
光竜「……大丈夫だよ、闇竜」
闇竜「光竜! よかった! 元に戻ったのですね!」
光竜「うん、闇竜のおかげでね。ごめんね、いっぱい迷惑かけちゃって。私の方がお姉ちゃんなのに…」
闇竜「いいのです。光竜が元に戻ってくれさえすれば」
光竜「ありがとう、闇竜」
腕原種「馬鹿な!? メモリーが修復しただと!?」
ルネ「どうやらあてが外れたようだね!」
腕原種「おのれえ…!」
ルネ「高みの見物も飽きたろう! そろそろこっちもお終いにさせてもらうよ!」
腕原種「そうはいかん!」
〔敵ユニット出現〕
ルネ「ゾンダー!」
〔マップ上に爆発〕
光竜「きゃあっ!」
闇竜「くっ!」
ルネ「光竜! 闇竜!」
腕原種「何も策が一つとは限らん」「我らの作戦は常に完璧なのだ。多少計算が狂ったところで結果は変わらん」
ルネ「何を偉そうに!」
腕原種「そろそろ時間だ。後の貴様らの相手は奴らに任せるとしよう」
ルネ「逃がすか!」
腕原種「はーーーーーーっ!!」
〔衝撃音〕
ルネ「くっ…!」「くそ! 逃がすかっ!」
〔通信のコール音〕
パピヨン「大変です、ルネ! 先ほどの攻撃と今までの戦いで光竜と闇竜のダメージが限界域に!」
ルネ「何だって!?」
パピヨン「さらにこの戦況です。今脱出ルートを探しますのでそれまでなんとか持ちこたえて下さい!」
ルネ「早いとこ頼むよ、パピヨン!」「聞いたね、2人共! 私達はまだ負けちゃいないんだ! 最後まで諦めるんじゃないよ!」
光竜「任せて! 身体を好き勝手された分、お返ししてやるんだから!」

<敵8小隊以下or敵増援2出現の2ターン後PP・味方援軍1出現>
闇竜「うう…!」
光竜「っ…!」
ルネ「くっ! やっぱり2人共もう…」
〔味方ユニット出現〕
闇竜「あれは!」
ルネ「ジェイアークか!」
J「アルマ、原種の反応は!?」
戒道「何も感じられない。すでに全員この場を去ったようだ」
J「そうか…ではどうする。ゾンダーはあのGストーンを持つ者達に任せて、我らは原種を追うか?」
戒道「いや、今の彼女達には荷が重い」「それにこの美しい青い星を奴らの好きにさせる必要はない。殲滅する」
J「ふっ、そうこなくてはな」「では行くぞ!」「フュージョン!」「ジェイバード、プラグアウト!」「メガフュージョン!!
〔J、変形〕
J「キングジェイダァァァ!!
ルネ「噂のキングジェイダーのご登場ってわけかい。まさか本当に鉢合わせするとはね」
J「聞こえるか、Gストーンを持つ者達よ。ここは私が引き受ける。足手まといは引っ込んでいるがいい」
闇竜「足手まとい!?」
J「そうだ。戦場にいていいのは戦士のみ!」「貴様らのようにろくに戦えぬ半端者がいては戦いの邪魔になる。早々に立ち去るがいい!」
光竜「…!」
闇竜「…!」
ルネ「きつい事をズバッと言ってくれるよ…」
パピヨン「でもこれで無事後退できます。体裁はともかく、彼に感謝しなければ」
光竜「も~っ! 本当に怒ったんだから!!」
闇竜「ゾンダーもあいつも許さない! 絶対に!!」
光竜「私達の力、見せてやろう!!」
パピヨン「何を言ってるのです!? あなた達の身体はもう限界なのですよ。無理はよしなさい!」
光竜「まだ戦う術はあるもん!」
パピヨン「まさか!」
闇竜「そうです! シンメトリカルドッキングです!」
ルネ「よく決心したね、2人共! こうなったら一か八かだ! やってみな!」
パピヨン「ルネ!」
ルネ「パピヨン、あんな事言われて引っ込んでられる2人じゃないってのは、あんたが一番わかってるはずだ」「それに…『確率なんてただの数字でしかない』って、どっかのお偉いさんが言ってたよ」「だから今の私が言えるのはこれだけさ!」「光竜! 闇竜! 足りない数字は勇気で補いな!!」
闇竜「了解!」「やりましょう、光竜!!」
光竜「うん! 今こそ一つに!!」
パピヨン「シンパレート値が上がっていく…! これなら!」
光竜「シンメトリカル!!
闇竜「ドッキング!!
〔画面、発光〕
〔天竜神、合体〕

天竜神「天・竜・神!!
J「ほう」
パピヨン「やりましたね!」
ルネ「それでこそ勇者だよ!」
天竜神「誕生した女神の力、その身をもって知りなさい!!」

<天竜神が戦闘>
天竜神「地球の平和は天竜神が守ってみせる!」

<Jが戦闘>
J「原種に比べれば貴様らゾンダーなど物の数ではない!」

<敵全滅・勝利条件達成>
J「片付いたか」
戒道「J、もはやここに長居は無用だ。原種を追うぞ」
J「了解だ、アルマ」「ジュエルジェネレーター出力全開! 発進!」
トモロ「了解」
〔J、変形〕
〔J、マップ端へ移動〕
〔味方ユニット消失〕

ルネ「キングジェイダーか…。あの力、報告にあった以上だね」
天竜神「ええ。敵にならない事を願うばかりです」
ルネ「そうだね。でも天竜神、あんたもよくやったよ」
天竜神「ルネさんの応援があってこそです」「これで私達の事、少しは一人前に扱ってくれますよね?」
ルネ「少しは、ね」「さあ帰ろうか。パピヨンも心配してる事だろうしね」
天竜神「はい」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

GGGフランス 格納庫
ルネ「それでパピヨン、2人の状態は?」
パピヨン「やはりあの状況下での合体は、無理があったようです」「ボディの修理時間から見て、当分GGGへの合流は無理ですね」
ルネ「そうかい…」
パピヨン「修理後、彼女達にはさらなる訓練を兼ねて、ゾンダーの駆逐任務に就いてもらいましょう」
光竜「え~! せっかくルネ姉ちゃんに一人前として認められたのにィ~!」
ルネ「言っとくけど、『2人合わせて一人前』だからね。そこんとこ勘違いしないように」
光竜「う~…!」
闇竜「ここは前進しただけ良しとしましょう、光竜」「それにこんな状況になったのは、私達の未熟さが原因なんですから」
ルネ「まあ、当分の間ゆっくり休んでな。その代わり…」「復帰したらたっぷりと働いてもらうからね」
闇竜「お任せ下さい」
光竜「いっぱい訓練してGGGのみんなと早く合流しようね、闇竜!」
闇竜「ええ」
パピヨン「ルネ、先ほど雷牙博士達がゲートへ向け出発したそうです」
ルイネ「ついにか」
パピヨン「ええ。そこで彼らは過去に遭遇した強大な敵と再び対峙するでしょう」「そしてルネ、あなたもいずれは彼らと協力し、巨大な存在に立ち向かってゆくでしょう」
ルネ「……私はいつも独りだ」
パピヨン「そんな事はありません。いずれあなたにもいい人が現れますよ」
ルネ「それもセンシング・マインドによるものかい?」
パピヨン「前者はそうですが、後者は女の勘というやつです」
ルネ「女の勘って…。パピヨンがそんな事言うなんて、猿頭寺のせいかねえ」
パピヨン「ならルネの『勇気で補いな』はどなたのせいなのですか?」
ルネ「あ、あれは、その!」
パピヨン「ふふ。まあ察しはついてますけどね」「では私は2人をフツヌシへ連れて行きます」
ルネ「…ああ、頼んだよ」
〔自動車が走り去る音〕
ルネ「パピヨンの奴…」「………」「そっか…あいつら行ったか…」「当分合流できなくなっちまったけど、こっちは父さんの計画を遂行しておくさ…」「だから、負けんじゃないよ。父さん、凱、そして…」「地球の戦士達!」
【シナリオエンドデモ終了】


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