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サブシナリオ
勝利への誓い

クロスゲート攻防戦で敗北したSRX。
アヤを失ったリュウセイは自らの無力さに怒り、悔や
み、悲しみ、その心を閉ざしつつあった。
しかし、世界を覆う戦雲は再びリュウセイ達を巻き込
もうとしていた。
そして、ライはヴィレッタと対峙する。
それぞれの想いが交差する中、果たしてSRXチーム
の戦いの行方は……?

【シナリオデモ1開始】
〔サイコドライバー能力発現〕
リュウセイ「うわ…! うわあああっ!!」「許してくれ、アヤ…! 俺は…俺はお前を!!」
〔サイコドライバー能力発現〕
???「リュウセイ・ダテ…。出来損ないのサイコドライバー…」
リュウセイ「く、来るな…! 来ないでくれ…!!」
???「貴様のその力が全ての災いを呼んだ…」「ゼ・バルマリィ帝国を呼び寄せ、お前自身を戦いに駆り立て、そして、仲間を失わせた…」
リュウセイ「俺は…俺はっ!!}
???「忘れるな…。お前のその力は災厄の元凶でしかない」
リュウセイ「うああ! うあああああっ!!」

アリゾナ フェニックス基地
ロバート「そうか…。リュウセイの様子は変わらずか…」
ライ「ええ。身体の傷は癒えつつありますが、念動力の方は…」
ロバート「………」「ライ…お前は大丈夫なのか?」
ライ「そうでないと言えば、嘘になります。しかし…いつまでも悲しんでいるわけにはいきません」「我々には…まだやらなければならないことがありますので」
ロバート「そうだな…。だが、アルタードが完成しても、リュウセイがあのままでは話にならない」
ライ「…わかっています」
ロバート「ライ、何とかしてあいつを立ち直らせてくれ。それが出来るのはお前達しかいない」
ライ「………」
ロバート「…ヴィレッタ大尉がそちらへ着く頃だ。今後については、彼女から指示を受けてくれ」
ライ「了解です」
〔モニターの開閉音〕
ライ(俺達の今後、か…)
〔扉の開閉音〕
ヴィレッタ「久しぶりね、ライ。身体の傷の方はどう?」
ライ「回復しつつありますが…まだリハビリ中です」
ヴィレッタ「リュウセイは?」
ライ「…変わりはありません」
ヴィレッタ「そうか…」
???(マイ)「リュウは…今どこに?」
ライ「レビ…お前も来ていたのか」
???(マイ)「今は…その名前じゃない」
ライ「何…?」
マイ「私はマイ…マイ・コバヤシ。それが本当の名前だと聞いた」
ライ(自分の過去を知ったのか…)
マイ「それに…アヤのこともある。今後は…アヤと同じ名でいたい…」
ライ「…わかった」
ヴィレッタ「それで…リュウセイは?」
ライ「この時間なら、屋上にいるだろう」
マイ「…私…リュウに会ってくる」
〔扉の開閉音〕
ライ「………」
ヴィレッタ「ライ…ゲートでの戦闘の報告書は読ませてもらった」
ライ「…ご承知の通り、惨敗です。我々はアヤ大尉と…SRXを失いました」
ヴィレッタ「敵は…SRXのデータを持っていたようね」
ライ「おそらく、イングラム少佐の物でしょう。あるいは…あなたの」
ヴィレッタ「……!」
ライ「いい機会です。俺はこの場ではっきりさせておきたい」
ヴィレッタ「………」
ライ「自分は…いや、リュウセイもあなたの素性に薄々感づいています」「あなたが奴らと…ゼ・バルマリィ帝国と関係があることを…」
ヴィレッタ「………」
ライ「しかし、俺達はあなたを信じ、今まで従ってきた。素性についても、あなた自身の口から語られるまではと…」
ヴィレッタ「………」
ライ「あなたは何者なのです? そして、何故俺達と接触したのです?」「そして、あなたとイングラム少佐の関係は…?」
ヴィレッタ「………」

フェニックス基地 屋上
〔歩み寄る足音〕
マイ「…リュウ」
リュウセイ「レビか…久しぶりだな。いつアリゾナへ来たんだ?」
マイ「ついさっき…」
リュウセイ「そうか…」
マイ「ケガは…大丈夫?」
リュウセイ「何とかな。レビ、お前の方はどうなんだ? 封印戦争の後、入院してたんだろ?」
マイ「リュウ…私のことはマイと呼んで」
リュウセイ「マイって…それ、アヤの妹の…」
マイ「私の過去についての話は聞いた…。その記憶はないけれど…」
リュウセイ「そうだったのか…」
マイ「………」
リュウセイ「すまねえ、マイ…。俺の力が足りなかったせいで…アヤを死なせちまった…」
マイ「ううん…リュウのせいじゃない…」
リュウセイ「だが、俺は念動力まで失っちまった…。アヤの仇を討ちたくても、もう…」
〔研究所の警報〕
マイ「!!」
リュウセイ「て、敵襲警報!?」
マイ「すぐに出撃を!」
リュウセイ「う…あ、ああ…!」
マイ「リュウ!?」
リュウセイ「く、来るな…来ないでくれ…!」
マイ「!?」
リュウセイ「も、もう俺は戦えねえ! 戦えねえんだ!!」
マイ「リュウ…!」
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
「勝利への誓い」


【戦闘マップ1開始】
〔敵ユニット出現〕
ライ「チッ、帝国監察軍か!」
〔基地に爆発〕
リュウセイ「うわああっ!!」
ライ(今、この基地で使える機体はあれしかない…!)
リュウセイ「来るな! 来るなぁっ!!」
ライ(だが、奴があの状態では…!)
〔味方ユニット出現〕
ライ「R-GUN…! 隊長達は機体を持ってきていたのか!」
ヴィレッタ「ライ、リュウセイとマイを連れて避難しなさい。ここは私が引き受ける」
ライ「その言葉を信用しろと?」
ヴィレッタ「お前とリュウセイを失うわけにはいかない。私の指示に従いなさい」
〔味方ユニット出現〕
マイ「Mk-III、起動…! ヴィレッタ隊長、援護する」
ヴィレッタ「駄目よ。あなたはライ達と共に後退しなさい」
マイ「いや、私も戦う…アヤの分も…! 私はそのために来た…!」
リュウセイ「マ、マイ…!」
ヴィレッタ「…わかったわ。ただし、無理をしないで」
マイ「了解…!」
<戦闘開始>

<敵6小隊以下or3PP・味方援軍1&敵増援1出現>

〔敵ユニット出現〕
マイ「増援か!」
ヴィレッタ(戦略上それほど価値のないこの基地を狙ってくるとは…!)(やはり、敵の標的は私達ね)
ライ「2機だけでは不利か…! やはり、あれを使うしかない!」
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

アリゾナ フェニックス基地
〔爆発音〕
〔画面、振動〕

リュウセイ「うわあああっ!!」
ライ「リュウセイ、何をしている!?」
リュウセイ「………」
ライ「この基地に何があるか、お前は知っているはずだ!」
リュウセイ「だ、駄目だ、ライ…! 俺はもう駄目なんだよ…!」
ライ「何!?」
リュウセイ「俺は念動力を失っちまった…! R-1やSRXももうねえんだ…! それでどうやって戦って言うんだ…!?」
ライ「それが貴様の本音か!」
リュウセイ「駄目なんだ、もう…俺は戦えねえんだ…!」
ライ「貴様っ!!」
〔殴打音〕
〔人の倒れる音〕

リュウセイ「うぐっ!!」
ライ「どうした、殴り返してこないのか!?」
リュウセイ「………」
ライ「いいか、リュウセイ! 俺だってあの戦いでお前と同じものを失った!」
リュウセイ「………」
ライ「だが、俺はお前とは違うぞ! あの時、大尉に言われた通り…成すべきことを成す!」
リュウセイ「な…何を…!?」
〔殴打音〕
〔人の倒れる音〕

リュウセイ「ぐあっ!」
ライ「見損なったぞ、リュウセイ…!」
リュウセイ「………」
ライ「オオミヤ博士達はどのような思いであの機体を送ってきたか、何のためにアルタードが造られているか…」「知らんとは言わせんぞ!」
リュウセイ「………」
ライ「戦えないのなら、俺があの機体に乗る! 貴様はそこでせいぜい震えていろ!」
〔走り去る足音〕
リュウセイ「………」
〔爆発音〕
〔画面、振動〕

リュウセイ「あ、あいつ…義手の方で俺を殴りやがった…」「義手で…本気で…」
〔爆発音〕
〔画面、振動〕

リュウセイ「………」「そうだ…念動力を持ってねえのは俺だけじゃねえ…! ライだってそうじゃねえか…!」「そのあいつが戦うってのに…隊長やマイが戦ってるってのに…俺がこんなことでどうすんだ…!」「俺にはまだ戦う力がある…! 仲間達がいる…!」「だから、俺は…俺はっ!!」

基地 格納庫
連邦軍兵「待って下さい、ライディース少尉! その機体のOSはリュウセイ少尉用にカスタマイズされているんです!」「それに、OSそのものもまだ完全では…!」
ライ「戦闘しながら調整する!
連邦軍兵「そんな! 無茶ですよ!」
ライ「いいからコックピットハッチを開けろ!」
連邦軍兵「せめて、レベル4までの調整をやらせて下さい!」
ライ「時間がない。OSは俺が何とかする!」
???(リュウセイ)「なら、操縦は任せてもらうぜ!」
ライ「!?」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔戦闘マップ1から継続〕
〔基地に爆発〕

マイ「しまった、基地が!」
ヴィレッタ「2機だけでは守りきることが出来ないか…!」「やむを得ん、ライ達とスタッフを脱出させる!」
???(リュウセイ)「待ってくれ、隊長!!」
〔味方ユニット出現〕
マイ「あれは!?」
ヴレッタ「アルブレード・カスタム!? もう動かせるのか!?」
リュウセイ「その通り! ぶっつけ本番で行くぜぇっ!!」
マイ「リュウ!!」
〔ハーガイ、リュウセイへ接近〕
リュウセイ「来たな! アルブレード、お前の力を見せろ!!」
ヴィレッタ「リュウセイ!」
リュウセイ「!? み、右腕が動かねえ!!」
ヴィレッタ「OSが完全ではないのか!?」
〔ヴィレッタ、リュウセイへ接近〕
〔ミサイルの発射音〕
〔ヴィレッタに爆発〕

ヴィレッタ「くうっ!」
リュウセイ「た、隊長!」
ヴィレッタ「戦闘区域から離れなさい! そのままでは標的になる!」
リュウセイ「で、でもよ!」
ヴィレッタ「もう私は部下を…いや、仲間を失いたくはない!」
リュウセイ「……!」
連邦軍兵「や、やっぱり無理だ…! あの状態のOSじゃ、両腕部はまともに動きませんよ!」
ライ「なら、動かせるようにするまでだ!」
連邦軍兵「少尉、どちらへ!?」
〔カーソル、リュウセイへ移動〕
ライ「コックピットハッチを開けろ、リュウセイ!」
リュウセイ「ライ!?」
ライ「早く開けろ!」
〔コックピットの開く音〕
リュウセイ「何をする気だ!?」
ライ「俺がOSと出力の調整を行う! お前は操縦に専念しろ!」
リュウセイ「そんな無茶なことが出来るのかよ!?」
ライ「フッ…お前の口から無茶という言葉が出てくるとはな」
リュウセイ「………」
ライ「SRX合体時の呼吸を思い出せ。お前の動きに俺が合わせる」
リュウセイ「そ、そうか! あの要領でやりゃあ…!」
ライ「モーションのタイムラグはSRXの60%減で計算する!」
リュウセイ「おう! 間合いはR-1と同じで行くぜ!」
ライ「出力は80%をキープ! モーションセレクトパターン、選出! やれ、リュウセイ!」
リュウセイ「ああ!!」
〔リュウセイ、エネルギー上昇〕
リュウセイ「行くぞぉぉぉっ!!」
〔ヴィレッタ、後退〕
〔リュウセイ&ハーガイ、前進〕

[イベント戦闘「リュウセイvsハーガイ」]
〔敵ユニット撃破〕
リュウセイ「よっしゃあ!!」
ライ「まだ敵が残っている! ロックオンを急げ!」
リュウセイ「ああ、任せろ!」
マイ「あ、あの二人…まるでSRXに乗ってるみたいだ…」
ヴィレッタ「どうやら自分を取り戻したようね、リュウセイ」
リュウセイ「隊長、こっちは何とか戦えるぜ!」
ヴィレッタ「了解した。3機でフォーメーションを組み、残敵を掃討するわよ」

<リュウセイが戦闘>
リュウセイ「行け、アルブレード! お前の力を見せてやれ!!」

<マイが戦闘>
マイ「アヤ、見ていて。アヤの分まで私は戦う…マイ・コバヤシとして!」

<ヴィレッタが戦闘>
ヴィレッタ「こちらの様子を探りに来たか…!」

<敵全滅・勝利条件達成>
ヴィレッタ「…終わったようね」
マイ「リュウ…大丈夫?」
リュウセイ「ああ、ライにブン殴られた所以外はな」
ライ「…すまなかったな」
リュウセイ「なあに、いいってことよ。おかげで目が覚めたぜ」
ヴィレッタ「各機、基地へ帰還するわよ」
リュウセイ「了解だぜ、隊長」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

アリゾナ フェニックス基地
ライ「隊長が…イングラム少佐の…!?」
ヴィレッタ「ええ。私は彼と似て非なる存在…そして、代行者よ」
ライ「………」
ヴィレッタ「私の目的はイングラム少佐の指示に従い…この世界の因果律を歪める存在を倒すこと」「そのために彼の後を受け継ぎ、あなた達SRXチームの隊長となった」「信じてもらえないかも知らないけど、これが私の本意よ」
ライ「…いえ…それで充分です、隊長」
〔扉の開閉音〕
リュウセイ「隊長、アルブレードの調整が終わったぜ」
ヴィレッタ「では、すぐに支度をなさい。今からテスラ研へ向かうわよ」
ライ「もしや…アルタードに関する任務ですか?」
ヴィレッタ「ええ…仕様の一部を変更することになった。その調整作業を手伝う」
リュウセイ「SR-01アルタード…今回の戦いに間に合うのか…?」
ヴィレッタ「間に合わせるしかないわ。既にゲートはその力を発現させたのだから」
ライ「………」
マイ「………」
リュウセイ「今度こそあれを奴らの好きにはさせねえ」「そして、アヤとSRXの無念を晴らすんだ…!」
ライ「リュウセイ…」
リュウセイ「でなきゃ、俺達は前へ進めねえ。そして…アヤから言われた通り、成すべきことを成すんだ…」「この世界をα3ナンバーズのみんなと一緒に守るためにな…!」
【シナリオエンドデモ終了】


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