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サブシナリオ
駆け抜ける竜巻

誓いも新たに戦いに挑むSRXチームにもたらされる
テスラ研の危機の報。
そこに隠された新たな力を守るため戦うゼンガー。
そして、今、黒い竜巻が荒野を駆ける!

【シナリオデモ1開始】
テスラ・ライヒ研究所

テスラ・ライヒ研究所
ロバート「久しぶりですね、少佐」
レーツェル「ああ」
ゼンガー「…オオミヤ博士、我々をテスラ研まで呼びつけるとは何かあったのか?」
ロバード「ダブルGの定期的メンテですよ。ダイレクトモーションリンクは細かな調整が必要ですからね」
レーツェル「そうか…苦労をかける」
ロバート「いえ、ダブルGはDCのビアン・ゾルダーク博士が設計を手掛けた機体です」「それを整備出来るのは光栄ですね」
レーツェル「ああ、君はビアン博士に…」
ロバート「博士は一介のプログラマーだった俺の作ったゲームの興味を持ち、研究の機会を与えてくれました」「それが高じて今はロボット工学者の端くれですからね」
レーツェル「考えてみれば、私もゼンガーもそして、フィリオや君も総帥にその力を見出されたようなものだな」
ロバート「ええ。武神装攻ダイゼンガーをゼンガー少佐に遺したのもビアン博士でしたから」
ゼンガー「…そして、総帥はプロジェクト・アークにも理解を示してくれた」
ロバート「ビアン総帥はバルマー戦役の直前に木星へ向かい、そこで消息不明となりましたが…」「今こうして地球が戦っていられるのは総帥の遺してくれた力によるものだと俺は思っています」
レーツェル「同感だ。だが、苛烈さを増した戦いは新たな力を求めている…」
ロバート「…その件ですが、例の機体の最終調整をライに手伝ってもらおうと思っています」
レーツェル「………」
ロバート「その…黙っていて申し訳ありませんが実はもうすぐSRXチームも、このテスラ研に到着します」
レーツェル「そうか…」
ゼンガー「顔を会わせるのを拒むか?」
レーツェル「恥知らずな兄をライは笑うだろう…」
ゼンガー「………」
レーツェル「だが、覚悟は出来ている。ブランシュタインの名を捨てた時…いや、大切なものを失ったあの日からな…」
ゼンガー「あの日か…」
〔研究所の警報〕
レーツェル「敵襲か!」
ロバート「考えられない…! 既にテスラ研に戦略的な価値などないのに!」
レーツェル「何者か知らぬが、あれの存在をかぎつけてきたようだな」
ゼンガー「ここは俺が出る。レーツェル…お前は万が一の場合に備え、ここへ残ってくれ」
レーツェル「了解した」
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
「駆け抜ける竜巻」


【戦闘マップ1開始】
〔敵ユニット出現〕
ロバート「そんな馬鹿な! 帝国監察軍だと!」「奴らは火星での戦いに敗れ、太陽系から後退したはずなのに…!」
レーツェル「だが、事実として奴らはここにいる。後は我が友に任せよう」
〔味方ユニット出現〕
ゼンガー「来るがいい、帝国監察軍! 立ちはばかる者は、我が斬艦刀にて斬り捨てるのみ!」
<戦闘開始>

<敵2小隊以下or3PP・味方援軍1&敵増援1出現>

〔敵ユニット出現〕
ゼンガー「む…!」
レーツェル「増援か!」
ロバート「大丈夫! 彼らも到着したようです!」
〔味方ユニット出現〕
レーツェル「ヴィレッタ大尉達か」
ロバート「アルブレードが稼働しているってことは…リュウセイの奴、立ち直ったのか」
ライ「やれるか、リュウセイ?」
リュウセイ「心配は要らねえ! いつまでもお前と二人羽織じゃ格好つかねえしな!」
ヴィレッタ「ライ…ここは我々に任せて、お前はテスラ研へ」
ライ「了解です、隊長」
〔輸送機、基地へ移動〕
〔味方ユニット離脱〕

リュウセイ「あれは…」
〔カーソル、ゼンガーを指定〕
リュウセイ「やっぱり、斬艦刀だ…!」
マイ「知っているのか、リュウ?」
リュウセイ「………」
ヴィレッタ「リュウセイ。彼は確かにゼンガー・ゾンボルトだが、我々が未来世界で遭遇したゼンガーとは…」
リュウセイ「ああ、わかってるぜ」
ヴィレッタ「リュウセイ、マイ…我々はゼンガー少佐をバックアップし、テスラ研を防衛する」
マイ「了解!」
リュウセイ「行くぜ! リハビリ代わりに俺とアルブレードの相手になってもらう!!」
ロバート「これが一安心か…」
レーツェル「いや…。敵は波状攻撃を仕掛けてきている」「第三波が来る可能性もある。…急いでくれ、オオミヤ博士」

<敵4小隊撃破or味方援軍1出現の2ターン後PP・味方援軍2&敵増援2出現>
〔敵ユニット出現〕
マイ「また増援…!」
ヴィレッタ「あれは…!」
〔カーソル、ヴァルク・ベンを指定〕
ゼンガー「ゴラー・ゴレムか!」
ヴィレッタ「奴らがいるということは、まさか…!?」
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

テスラ・ライヒ研 格納庫
ライ「オオミヤ博士、稼働出来る機体は無いのですか!?」
ロバート「ライ…お前、身体は…」
ライ「リュウセイは念動力を失っても戦っています。俺だけが見ているわけにはいきません…!」
ロバート「しかし、今、出せる機体は…」
ライ「! 黒いヒュッケバイン…! それに、この紋章は…!?」
〔歩み寄る足音〕
レーツェル「そうだ、ライディース。その機体は私のものだ」
ライ「!」
レーツェル「…笑いたければ笑うがいい。だが、これが今の私だ」
ライ「兄さん…何故ここに?」
レーツェル「…お前が知る男は既に死んだ。コロニーのテロ事件で妻を失った時にな」
ライ「………」
レーツェル「今の私はレーツェル・ファインシュメッカー…それ以上でもそれ以下でもない」
〔爆発音〕
〔画面、振動〕

ライ「!!」
レーツェル「私のトロンベに乗れ、ライ。お前なら扱えるはずだ」
ライ「だが、それでは兄さんの機体が!」
レーツェル「心配はいらん…。お前はお前の成すべきことを成せ」
ライ「わかった…!」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔戦闘マップ1から継続〕
リュウセイ「やばいぜ! このままじゃテスラ研が!!」
〔味方ユニット出現〕
マイ「黒いヒュッケバイン…!」
ヴィレッタ「レーツェルか…!?」
ライ「隊長、敵の増援は自分が引き受けます」
リュウセイ「ラ、ライ!!」
ライ「フォーメーションを組むぞ、リュウセイ」
リュウセイ「で、でも、お前、ヒュッケバインは…!」
ライ「心配は要らん。過去の傷には…もう囚われん」
リュウセイ「よし、行くぞ!!」

<敵8小隊撃破orヴァルク・ベンと戦闘・味方援軍3出現>
〔サイコドライバー能力発現〕
マイ「ああっ!」
リュウセイ「どうした、マイ!?」
マイ「強大な念が来る…! 強く巨大で…そして、からみ合った…」
ヴィレッタ「やはり…!」
マイ「あそこだ!」
〔光の球、出現〕
???(イルイ)「………」
ライ「あれは…!」
ヴィレッタ「イルイ・ガンエデン!!」
バルシェム「………」
バルシェム「………」
〔ゴラー・ゴレム隊、???(イルイ)へ接近〕
ゼンガー「いかん!」
〔ゼンガー、???(イルイ)へ接近〕
〔ゼンガーの隣の地点に爆発〕
〔ヴァルク・ベン、???(イルイ)へ隣接〕

ゼンガー「くっ! 弾幕か!」
ヴィレッタ「このままでは彼女は…!」
リュウセイ「俺が行く! ライ、援護してくれ!!」
???(レーツェル)「いや…その役目は私に任せてもらおう」
〔味方ユニット出現〕
リュウセイ「な、何だ、ありゃ!?」
ヴィレッタ「もしかして…あれもダブルGか!?」
レーツェル「そう、ダイナミック・ゼネラル・ガーディアンの2号機…」「名付けてアウセンザイター…!」
〔レーツェル、ヴァルク・ベンへ隣接〕
〔ローラーダッシュの音〕
〔レーツェル、ヴァルク・ベンへ隣接〕
〔ローラーダッシュの音〕

ライ「速い!」
レーツェル「いただく!」
[イベント戦闘「レーツェルvsヴァルク・ベン」]
〔ヴァルク・ベン、爆発しながら後退〕
レーツェル「ゼンガー! モードを『プフェールト』に切り換えろ!」
ゼンガー「!?」
レーツェル「行くぞ、友よ!!」
〔ゼンガー&レーツェル、ヴァルク・ベンへ隣接〕
[イベント戦闘「レーツェルvsヴァルク・ベン」]
〔敵ユニット撃破〕
リュウセイ「す、すげえ!」
ライ「よもや、馬に変形するとは…!」
ゼンガー「刃馬一体…! レーツェル、お前の機体にはそのような機構が……」
レーツェル「フッ、この姿…ビアン総帥は私の望みを理解しておられたらしい…」「これぞ、まさにトロンベ。生まれ変わった…私の愛馬だ」
ヴィレッタ「今の内に彼女の保護を!」
???(イルイ)「…東京……」
ゼンガー「何…?」
???(イルイ)「…東京へ向かえ…。ナシムの子らよ…」
マイ「あの子は一体…!?」
〔光の球、離脱〕
マイ「!!」
リュウセイ「消えた!?」
レーツェル「帝国監察軍の狙いはイルイだったのか…!?」
ヴィレッタ「だが、何故彼女はここに…!?」
ゼンガー「イルイの追跡は?」
レーツェル「既にロストしている…今は眼前の敵を叩くことを優先しよう」
ゼンガー「…ああ」

<リュウセイが戦闘>
リュウセイ「てめえら、俺達を追いかけてきてんのか!?」

<ライが戦闘>
ライ「俺に出会った不幸を呪え!」

<マイが戦闘>
マイ「テスラ研をやらせはしない…!」

<ヴィレッタが戦闘>
ヴィレッタ「フェニックス基地とテスラ研を狙うとは…」「まさか奴ら、あれに気付いているとでも…?」

<ゼンガーが戦闘>
ゼンガー「我が友たちには指一本触れさせはせん!!」

<レーツェルが戦闘>
レーツェル「私に出会った不幸を呪いたまえ!」

<敵全滅・勝利条件達成>
ロバート「終わったか…」
ヴィレッタ「しかし、何故イルイがここへ…?」
ゼンガー「我らにメッセージを届けに来たようだ」
レーツェル「メッセージ?」
ゼンガー「ああ…東京へ向かえと」
ヴィレッタ「東京…?」
ゼンガー「そこで…何かが起きているのかも知れん…」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

テスラ・ライヒ研究所
リュウセイ「東京へ行く!?」
ヴィレッタ「そうだ。ゼンガー少佐とマイがイルイのメッセージを聞いた」
リュウセイ「………」
ライ「あれがイルイ…。封印戦争の最後に人類を地球という星に封印しようとした者か…」
ゼンガー「………」
ヴィレッタ「彼女がそれを望んだのはない。あくまで人造神ガンエデンが彼女を取り込んだ結果だ」
リュウセイ「ガンエデンはどうしてあの子を取り込んだんだ?」
マイ「………」
ライ「どうした、マイ…?」
マイ「ガンエデンが、あの子を選んだ理由…。それは、あの子が念動力者…いや、サイコドライバーだからか…」
ヴィレッタ「…ええ、そうよ」
リュウセイ「じゃあ、その力ゆえに帝国監察軍から追われてるってことか…」
ゼンガー「イルイの言葉が気になる。東京へ急ごう」
ヴィレッタ「そうね…。私おゼンガー少佐、レーツェル、リュウセイで向かいましょう」「ライ、あなたはここでマイと一緒にアルタードのOSデータ構築を手伝いなさい」「その後…月のマオ社に上がって本体の調整作業を」
ライ「了解です」
リュウセイ「せっかくSRXチームが集まったのにまたバラバラになるのか…」
ライ「封印戦争中もそうだった。やむを得ないことだ」
リュウセイ「………」
ライ「リュウセイ、俺達が月で最終調整をしている間にお前はお前の力を取り戻せ」
リュウセイ「だが、俺は…」
ライ「俺はお前が念動力を失ったとは思っていない…」「眠っている力を呼び覚ますのはお前自身に懸っていると思っている」
リュウセイ「ライ…」
ライ「今は…互いに出来ることをするだけだ」
リュウセイ「わかった。ライ、マイ…アルタードを頼むぜ」
マイ「うん…リュウも頑張って」
レーツェル「では、諸君…それぞれの道を歩むとしよう」
ライ「兄さん…」
レーツェル「また会おう、ライディース。我らを必要とする戦場でな」
ライ「ああ」
【シナリオエンドデモ終了】


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