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No.18B
ゼータの鼓動

【シナリオデモ開始】
現在位置 移動中

トーレス「ブライト艦長、ヘンケン中佐から通信が入っています」
ブライト「こちらへ回してくれ」
〔通信のコール音〕
ヘンケン「ブライト中佐。すっかりアーガマの艦長が板に付いたようだな
ブライト「ようやく、この艦に慣れたです。そちらの艦はホワイトベースのようですが…」
ヘンケン「エゥーゴは戦艦が足りないんでね。中佐には悪いが改修して使わせてもらっている」
ブライト「いえ、別に構いません。ところで、そちらは今どこに?」
ヘンケン「先程、地球に降下し極東支部へ向かっている。運良くジオンにもティターンズにも接触していない」
ブライト「それは良かった」
ヘンケン「ところで、カミーユとエマ中尉はいるか?」
カミーユ「はい」
ヘンケン「お前のΖガンダムを持って来た。時間があるなら、一足先にこちらの艦へ来て、調整を手伝ってくれないか」
カミーユ「ブライト艦長、よろしいですか?」
ブライト「ああ。Zガンダムは即戦力になる。先に調整を済ませておいた方がいいだろう」
カミーユ「わかりました」
ヘンケン「それと…エマ中尉」
エマ「はい」
ヘンケン「カミーユと一緒にガンダムMK-IIでこちらへ来てくれないか?」
エマ「どうしてですか?」
ヘンケン「そ、それはだな…その…ガンダムMK-IIの支援戦闘機も一緒に持って来たんだ」
カミーユ「MK-IIの支援戦闘機? コアブースターや一年戦争時に存在していた…Gアーマーみたいな物ですか?」
ヘンケン「ま、まあ、そんなだ。と、とにかく、エマ中尉と一緒にホワイトベースまで来てくれ」
カミーユ「わかりました」

カミーユ「ところで、エマ中尉って、いつの間にヘンケン艦長と知り合いになったんです?」
エマ「アーガマに来てから、通信で何回かやり取りをしたことがあるのよ」
アストナージ「カミーユ、Zガンダムが完成したんだって?」
カミーユ「ええ。今から受け取りに行くんです」
ロメロ「おや…エマ中尉もかね?」
エマ「ええ。そうなんです。ガンダムMK-II用の支援戦闘機を受け取るために…」
ロメロ「なるほど。Gディフェンサーも持ってきておるのか」
アストナージ「しかし、何でエマ中尉まで? カミーユ1人がMK-IIに乗っていけば済むだろう」
モーラ「ははあ…なるほどね」
エマ「どうしたの、モーラ?」
モーラ「あなた、わからないの?」
エマ「わからないのって…何が?」
アストナージ「どういうことだ?」
ロメロ「アストナージ。お前さんも男ならヘンケン中佐の気持ちを察してやれ」
アストナージ「ああ、なるほど」
エマ「どういうことなんです?」
ロメロ「ま、いいから、いいから。早くZガンダムとGディフェンサーを受け取りに行ってこい」
エマ「わかりました…」

現在位置 移動中

エマ「ヘンケン艦長。エマ=シーン中尉、カミーユ=ビダン、只今到着しました」
ヘンケン「久しぶりだな、エマ中尉…元気そうで何よりだ」
エマ「はい。ところで…私をお呼びになった理由は何ですか?」
ヘンケン「いや、その…それはだな…」
エマ「?」
ヘンケン「そ、そうだ、カミーユ。Zガンダムは格納庫にある。すぐに行ってくれ」
カミーユ「はい」

カミーユ「あれがZガンダムか… いい仕上がりじゃないか」「それに…何だ? 横にあるモビルスーツは…?」「Zガンダムに似ているけど、ウェイブライダー形態時に必要なフライングアーマーがない…」
ケーラ「そのモビルスーツはZガンダムの量産試作機リ・ガズィだよ」
カミーユ「あなたは…?」
ケーラ「私? 私はケーラ=スゥ。今度、アーガマ隊に配属になった。よろしく頼む」
カミーユ「こちらこそ」
ケーラ「ひょっとして、君はカミーユ=ビダン?」
カミーユ「そうですけど…どうして僕の名前を…」
ケーラ「ゼータの設計者の一人…それにファの幼なじみだって聞いてるからね」
カミーユ「ファ!?」
ファ「カミーユ…」
カミーユ「ファ! 君がどうしてこの艦に!?」
ファ「驚かせてごめんなさい…実は私、あれからエゥーゴに入ったの」
カミーユ「何だって…?」
ファ「今はパイロットの訓練を受けているのよ」
カミーユ「どういうことなんだ? 君がどうしてパイロットにならなきゃいけないんだ?」
ファ「ティターンズの取り囲まれてる環境は厳しいわ。私にはこうする他に生きていく術がなかったのよ」
カミーユ「だからって、君が戦う必要なんてない。ファにはパイロットなんて無理だよ!」
ファ「あなたみたいな考え方を中世的って言うのよ。カミーユだけに頑張らせてるわけにもいかないし…」
カミーユ「みんなが戦争をしていたらどうなる? みんなが死んでしまった世の中でどうすんだよ!?」
ファ「カミーユ…少しは厳しい現実を直視して!」
〔警報〕
カミーユ「敵襲!? Ζガンダムの調整も手つかずだってのに!」
ファ「カミーユ、私はGディフェンサーで出撃するわ!」
カミーユ(………)
*「ファを出撃させる」
*「ファを出撃させない」

<「ファを出撃させる」を選択>

カミーユ「しかし、君はまだ!」
ファ「この艦は輸送艦も同然で、パイロットがいないのよ!」
カミーユ(………)
ファ「それに、私だって訓練で水準以上の結果は出してるわよ!」
カミーユ(まさか…エゥーゴの上層部はファにニュータイプ能力があると推測して、この艦に配属したのか?)「わかった。だけど、君は後方支援に回ってくれ」
ファ「…私もちゃんと戦ってみせるわ。それにGディフェンサーはガンダムMK-IIと合体出来るのよ」
【シナリオデモ終了】

<「ファを出撃させない」を選択>
カミーユ「ダメだ! ファの腕じゃ危険すぎる!」
ファ「私だって訓練で水準以上の結果を出しているわ!」
カミーユ「そういう問題じゃない! それに、君には輸送してた他の新型機を守る役目があるだろ!?」
ファ「でも!」
カミーユ「今回はダメだ! ロンド=ベル隊の仲間がいるならともかく、味方機が少なすぎる」
ファ(………)
カミーユ「ロンド=ベル隊が来るまで、ホワイトベースの守りにつくんだ。いいな!」
ファ「…わかったわ」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「ゼータの鼓動」


【戦闘マップ開始】
〔味方ユニット出現〕
〔味方戦艦出現〕
〔敵ユニット出現〕

ブラン「ロンド=ベル隊ではないな。極東支部の部隊か?」
※※「ファを出撃させる」を選択した場合のセリフ※※
ベン「極東支部の部隊は謎の敵との戦いで壊滅したと聞いております。あれはエゥーゴの部隊だと思われます」
※※「ファを出撃させない」を選択した場合のセリフ※※
ベン「極東支部の部隊は謎の敵との戦いで壊滅したと聞いております。あれはエゥーゴの部隊でしょうか?

ブラン「エゥーゴだろうが、ロンド=ベル隊だろうが…」「この極東支部の連邦軍は全て反乱分子と見なされている。抵抗するのなら、叩き潰すまでだ」
ロザミア「ブラン少佐、あの新型ガンダムを倒せば、空は落ちて来ないのでしょう?」
ブラン「ああ、そうだ」(強化人間の癖か? 同じことを何度も…)
ヘンケン「ティターンズめ。すでに極東地区へ部隊を派遣していたとはな…」
※※「ファを出撃させる」を選択した場合のセリフ※※
エマ「Zガンダムがあるとはえ、この戦力差では…」
※※「ファを出撃させない」を選択した場合のセリフ※※
カミーユ「Zガンダムがあるとはえ、数だとこちらの方が不利です」

ヘンケン「アーガマに救援信号を出した。ロンド=ベル隊が来るまで何とか持ちこたえてくれ!」
<戦闘開始>

≪「ファを出撃させる」を選択≫
<4PP・味方援軍1出現>
≪「ファを出撃させない」を選択≫
<2PP・味方援軍1出現>

〔味方ユニット出現〕
リュウセイ「リュウセイ=ダテ見参! こっちの敵は、俺とR-1に任せてくれ!
カミーユ「あいつは確か…SRXチームの…!?」
リュウセイ「岡長官の命令であんた達を助けに来たぜ!」
※※「ファを出撃させない」を選択した場合、セリフ追加※※
カミーユ「しかし、たった1機で…」
リュウセイ「これぐらいの戦いをくぐり抜けられないようじゃ、エアロゲイターには勝てねえよ!

ブラン「あれがSRX計画の機体か…果たして、噂通りの力を持っているかどうか試させてもらおう」
※※「ファを出撃させる」を選択した場合、セリフ追加※※
リュウセイ「ヘッ…ガンダムとは一度戦ってみたいと思ってたんだ」
カミーユ「気をつけろ! その機体はただのガンダムじゃないぞ!」
リュウセイ「心配いらねえよ。俺のR-1だって、ただのパーソナルトルーパーじゃねえんだ!」


<3EP・敵増援1出現>
〔敵ユニット出現〕
カミーユ「ガンダム!?」
ブラン「フン、ようやく現れたか」
※※「ファを出撃させる」を選択した場合、セリフ追加※※
エマ「たった1機で…?」

カミーユ「ガンダムデスサイズや翼付きのガンダムに感じが似ている…」
ベン「ブラン少佐、あの機体は?」
ブラン「あれは我々の味方だ」
ベン「しかし…あのガンダムはデータにありません。どこの所属なのですか?」
ブラン「さあ…俺も詳しいことは知らん。ただ。上層部からああいう機体が増援で来ると聞いただけだ」
ベン「………」
ブラン(正体不明のガンダムに乗り、単機で行動をする…どう考えても怪しいが、敵であれば後ろから攻撃するまでだ)
トロワ「戦闘記録001。記録者名、トロワとでも名乗っておこう
※※「ファを出撃させない」を選択した場合、セリフ追加※※
リュウセイ「ヘッ…ガンダムとは一度戦ってみたいと思ってたんだ」
トロワ「SRX計画の機体を確認…戦闘データを収集する」
カミーユ「気をつけろ! あの機体はただのガンダムじゃないぞ!」
リュウセイ「心配いらねえよ。俺のR-1だって、ただのパーソナルトルーパーじゃねえんだ!」


<5PP・味方増援2出現>
〔味方戦艦出現〕
ヘンケン「ロンド=ベル隊か!」
ブライト「各機、出撃! ホワイトベースを援護するんだ!」
〈出撃ユニット選択〉

<主人公vsブラン>
<<リョウト>>
リョウト「隊長機!?」
<<クスハ>>
クスハ「隊長機なの!?」

ブラン「こいつもSRX計画の機体か。ならば、その力を見せてもらおう!」

<主人公vsトロワ>
<<リョウト、クスハ>>
○○○「これもコロニーから送り込まれたガンダムなの!?」

トロワ「…SRX計画の機体と接触。戦闘データの収集を開始する…」

<アムロvsブラン>
アムロ「シャイアン基地に攻撃を仕掛けて来た男か!?」
ブラン「やはりエゥーゴについたか、アムロ=レイ…だが、貴様の伝説も今日で終わりにさせてもらう!」

<アムロvsトロワ>
アムロ「このガンダムはティターンズのものではないな!?」
トロワ「………」

<カミーユvsブラン>
カミーユ「ゼータがただのモビルスーツではないことを教えてやる!」
ブラン「フン…アッシマーと同じく、たかが可変型のガンダムではないか!」

<カミーユvsロザミア>
カミーユ「!? 何だ、この感じは…!?」
ロザミア「…ガンダムを使うエゥーゴは…空を落とす…!」

<カミーユvsトロワ>
カミーユ「こいつ…デュオやこの間のガンダムと同じだ!」
トロワ「新型のガンダムか…」

<クワトロvsブラン>
クワトロ「…アースノイドとスペースノイドで争っている場合ではないとわからんのか!?」
ブラン「宇宙人は宇宙にいれば良かったんだよ!」

<クワトロvsトロワ>
クワトロ「地球の降下した5機のガンダム…この期待で全部か」
トロワ「やはり、機体の動きがシャア=アズナブルのデータと一致している…」

<リュウセイvsトロワ>
リュウセイ「行くぜ! ガンダムファイ…って、こりゃ違ったかな?」
トロワ「………」

<ブラン撃破>
ブラン「ア、アッシマーが!!」

<ベン撃破>
ベン「くそ! この場は退くしかないか! 後退するぞ!」

<ロザミア撃破>
ロザミア「空が…落ちる…!」

<トロワHP50%以下>
トロワ「機体の損傷度50%オーバー…本来の任務を優先し、退却する…」
〔敵ユニット離脱〕

<トロワ撃破>
トロワ「油断は禁物ということか… だが、今回の任務は完了した」

<ティターンズ全滅・勝利条件達成>
※※まだトロワ健在の場合、セリフ追加※※
トロワ「相手の力を見誤ったようだな…だが、こちらの任務は完了した」

【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

現在位置 連邦軍極東支部

ヘンケン「ブライト中佐、助かったよ。危うく大事な補給物資を失うだった」
ブライト「いえ…それにしても、ティターンズがこれほど早く部隊を極東地区に送り込んで来るとは…」
岡「使徒との戦いで、極東支部の戦力が大幅に低下したことを見越しての作戦だろう…」
アムロ「ですが、南アタリア島が陥落していない現状で、あれ以上の戦力を極東へ送り込んで来ることはないと思います」
ブライト「それに、シラカワ博士の手引きでDCとSDFの協力を得ることが出来れば、彼らは極東地区へ手出ししないでしょう」
クワトロ「だが、単機で現れるガンダムが襲ってくる可能性は依然として高いぞ」
ブライト「…そうだな。先程のティターンズ部隊の中にもそれらしき機体がいたようだし…」
アムロ「謎のガンダム全てがティターンズやOZに敵対しているわけではないのか…」
岡「だが、使徒よりは遥かにマシな敵だ」
ブライト「それはそうですが…」
岡「ところで、ヘンケン中佐、宇宙の方の情勢はどうかね?」
ヘンケン「ネオ・ジオンは着実に勢力を広げています。それに加え、まもなくアクシズが地球圏に到達します」
クワトロ(………)
ヘンケン「現在、ネオ・ジオン軍とエゥーゴ、リガ・ミリティアで局地的な戦闘が行われていますが…」「ジオンにはジュピトリアンやクロスボーン・バンガードが協力しているため、我々は不利です」
アムロ「クロスボーン・バンガード?」
クワトロ「コスモ貴族主義を掲げるマイッツァー=ロナが率いる組織だ」「モビルスーツのメーカーであるブッホ・エアロダイナミックスを母体としており、独自の軍事力を持っている」
アムロ「ザビ家に似ているな…」
クワトロ「噂では、ジオンとジュピトリアンのパイプをつなげたのは彼らだとう…」
アムロ「クロスボーン・バイガードの行動も気になるが、やはり…」
ブライト「木星軍・ジュピトリアン…彼らは何を目的として地球圏に干渉しているのだろう?」
クワトロ(………)
アムロ「南アタリア島の占拠が目的なら、第一次降下作戦の時に部隊を送り込んでいるはずだ」
クワトロ(………)
アムロ「それに、彼らならジオンとティターンズを互いに戦わせ、双方の戦力を疲弊させることも可能だ」
ブライト「では、彼らはその隙に地球圏を制圧するつもりだと言うのか?」
アムロ「ああ。もはやジュピトリアンはアースノイドでもスペースノイドでもない」「第三者的な立場にある彼らが地球圏のことをどう認識しているか…クワトロ大尉には察しが着くと思うが?」
クワトロ(………)
ブライト「だが、地球にはNerv、SDF、DC、国際警察機構などの組織がある」「ジュピトリアンの勢力で、それらを全て敵に回すのは不利なはずだ」
アムロ「では、彼らが地球圏と互角に戦える戦力を蓄えているとしたら…?」「ジュピトリアンが地球圏の全てを粛清する考えを持ち、その手段をも講じているとしたら…?」
ブライト「…まさか」
アムロ「俺達の敵はティターンズやネオ・ジオンではなく、ジュピトリアンなのかも知れないな…」
クワトロ(………)

コウ「これがカミーユの設計したZガンダムか…」
カミーユ「ええ。何とか予定通りの性能を発揮してくれましたよ」
キース「隣にあるモビルスーツは?」
カミーユ「あれはリ・ガズィ。Zガンダムの量産試作型です」
キース「へえ。もう量産型に移行してるのか。あれ、もう1機モビルスーツがあるぞ…?」
リュウセイ「モビルスーツって言うな。あれは異星人戦闘用に開発されたパーソナルトルーパー、R-1だ」
キース「アールワン?」
リュウセイ「そう。SRX計画の機体で、格闘、射撃戦を得意とするんだ。飛行形態へ変形する所がゼータに似てるけどな」
カミーユ「言われてみれば、そうだな」
リュウセイ「もっとも、R-1の基本になったのはヒュッケバインと可変PTのビルトラプターだけど…」
コウ「ところで、君は…?」
リュウセイ「本日付けでロンド=ベル隊へ配属になったSRXチームのリュウセイ=ダテだ。これからもよろしく頼むぜ」
コウ「ああ、こちらこそ」
○○○「SRXチームの他の人達は?」
リュウセイ「アヤは南アタリア島に行っちまったけど…ライとイングラム教官はその内合流するんじゃねえか?」
○○○「イングラム少佐も…」
リュウセイ「とりあえず、俺だけ先に配属命令を受けたんでね。ところで、コン・バトラーとかライディーンは?」
カミーユ「反対側のデッキに格納してあるけど…」
リュウセイ「早速見に行くとするか。じゃ、また後でな!」
キース(………)「彼って、ひょっとしてスーパーロボットマニア?」
コウ「そうみたいだね」
キース「…案外、お前と気が合うかもね」

ロメロ「アストナージ、百式の強化装備の装着は?」
アストナージ「今、やってます。今後は百式改と呼称することにします」
ロメロ「他に搬入されたのはリ・ガズィとGディフェンサー、R-1か。ところで、あのロボット好きの少尉はどこじゃ?」
モーラ「ああ、リュウセイ少尉ですか。彼は医務室へ運ばれましたよ」
ロメロ「医務室?」
モーラ「何でも、アーガマへ帰還したばかりのライディーンの脚に飛びついたらしくって…」
ロメロ「それがどうして医務室へ?」
モーラ「ほら、ライディーンって、脚がバーニアになっているじゃないですか。帰還したてだと熱を持っているので…」
アストナージ「まさか…それに飛びついて火傷をしたとか?」
モーラ「…軽い火傷だそうですけど」
ロメロ「やれやれ…先が思いやられるのう」

忍「さっきの重火器ガンダム、何となくデュオのデスサイズに似てたよな」
亮「ああ。正体不明のガンダムを地球に送り込み、軍のかく乱を図る組織が存在しているのかも知れん」
沙羅「じゃあ、デュオの目的もそうだっていうのかい?」
亮「さあな…だが、他のガンダムは全て敵だった。今後、あいつが俺達の敵として現れる可能性は高いかもな」
沙羅(………)
忍「あれ…エマ中尉、どうしたんです? こんな所で…」
エマ「え? い、いえ…別に…」
沙羅「手に何を持ってるんですか?」
エマ「これ? べ、別になんでもないのよ、何でも…」
忍(………)
沙羅「あれ、どう見ても男から送られたプレゼントだね」
忍「ま、エマ中尉は美人だから…隠れファンが多いってことだろ?」
沙羅「まさか、あんたがプレゼントを渡したんじゃないだろうね?」
忍「んなワケねえだろ」
沙羅「そう…だったら、いいんだけど」

シャクティ「大丈夫ですか、リュウセイさん…」
リュウセイ「…面目ねえ。でも、これぐらい平気だよ」
シャクティ「あ、まだ動いちゃダメです」
リュウセイ「へっ、この俺がこの程度で…い、いてて…」
オーティス「もう少しで治療が終わるから、じっとしていなさい」
リュウセイ「す、すみません…」
オーティス「まったく…パイロットスーツを着ていたから良かったものの…普通だったら、大火傷ですぐに病院送りだぞ」
リュウセイ「ライディーンがすぐそこにあったんで、嬉しくなってつい飛びついちゃいました」
オーティス「つい、って…やれやれ」
洸「何にしても、またリュウセイさんと出会えてよかったですよ」
<<リョウト、クスハ>>
○○○「2人は前に会ったことがあるの?」

洸「ええ。俺達の基地ムトロポリスが妖魔帝国に襲われた時、リュウセイさんが助けに来てくれたんですよ」
リュウセイ「意外に早く合流できたよな」
洸「そうですね」
○○○(………)
*「SRX計画のことを聞く」
*「イングラムのことを聞く」


※※「SRX計画のことを聞く」を選択した場合のセリフ※※
<<リョウト、クスハ>>
○○○「リュウセイ君、SRX計画の本当の目的って何なの?」

リュウセイ「SRX計画の本当の目的…?」
<<リョウト>>
リョウト「ああ。最強の機動兵器を開発するという目的以外にも何かあるんじゃないのか…?」
<<クスハ>>
クスハ「ええ。最強の機動兵器を開発するという目的以外にも何かあるんじゃないの…?」

リュウセイ(………)「俺も詳しくは知らないんだが、SRX計画では人間の超能力についても研究を進めているみたいなんだ…」
洸「超能力?」
リュウセイ「ああ。Rシリーズは人間の超能力を応用した兵器なんだ」「リーダーのアヤは念動力者だし、その力を使ってパーソナルトルーパーに乗ってる」
※※「イングラムのことを聞く」を選択した場合のセリフ※※
<<リョウト、クスハ>>
○○○「リュウセイ君、イングラム少佐ってどんな人なの?」

リュウセイ「どんなって…まあ、うるせえ教官だけど、PT同重の腕は抜群だし、頭もいい人だよ」
<<リョウト>>
リョウト「スペースノイドなのか?」
<<クスハ>>
クスハ「スペースノイドなの?」

リュウセイ(………)「俺も詳しくは知らないんだが、昔は木星のヘリウム輸送船団にいたらしい」「あと、EOTとエアロゲイターについてやたらと詳しいなあ」
<<リョウト>>
リョウト(じゃあ、ジュピトリアンなのか?)
<<クスハ>>
クスハ(じゃあ、ジュピトリアンなの?)

リュウセイ「それに、SRX計画の機体に人間の超能力を使うアイデアもイングラム教官が出したらしいんだ」
洸「超能力?」
リュウセイ「ああ。リーダーのアヤは念動力者だし、その力を使ってパーソナルトルーパーに乗ってる」

洸「へえ…」
リュウセイ「それに、R-1とR-3、R-GUNには念動力を感知・増幅するT-LINKシステムが装備されてる」
○○○「T-LINKシステム…」
リュウセイ「ヒュッケバインMK-IIにも付けられてると思うんだけどな…」「イングラム少佐もそう言ってたし」
<<リョウト>>
リョウト「何だって…じゃあ、僕にもその念動力が…?」」
<<クスハ>>
クスハ「ね、ねえ…だったら、私にもその念動力があるの?」

リュウセイ「多分な。T-LINKシステム付きの機体は念動力の素質がないと動かせないし…」
<<リョウト>>
リョウト(前にカーク=ハミル博士が言ってた…僕のニュータイプに近い能力とは念動力のことだったのか…)「じゃあ、SRX計画は超能力者の育成も目的としているのか?」
<<クスハ>>
クスハ(前にカーク=ハミル博士が言ってた…私のニュータイプに近い能力とは念動力のことだったのね…)「じゃあ、SRX計画は超能力者の育成も目的としているの?」

リュウセイ「さあな。でも、それが目的だったら、わざわざパーソナルトルーパーなんて造らなくても良さそうだけどな」
洸「あなたも…超能力者なんですか?」
リュウセイ「らしいんだけど、どうも俺、そっちの才能がないみたいでさ。だから、スプーン曲げとか、予知は出来ないよ」
<<リョウト、クスハ>>
○○○「リュウセイ君はどうしてR-1へ乗ることになったの?」

リュウセイ「俺か? 俺は半年前までただの高校生だったんだけど…」「軍が秘密裏に行っていた適性検査でイングラム教官の目に止まったらしいんだ」
洸「秘密裏の適性検査…!?」
リュウセイ「アーケードゲームで『バーニングPT』ってのがあってさ…みんな、やったことない?」
洸「いや…知りません」
リュウセイ「ロボットシュミレーターゲームで、今、凄い人気なんだけどさ」「俺、その全国大会で優勝したことがあるんだ。けど、どうやら大会そのものが適性検査だったらしい…」「そして、優勝した後でイングラム教官が俺の所へやって来て…SRXチームに入るよう勧められたのさ」
○○○(………)
リュウセイ「ま、俺はロボットが好きだったし、他にも色々と事情があったから軍へ入ったんだ」「今考えてみりゃあ、最初からイングラム教官に仕組まれたことだったのかも知れないなあ…」
<<リョウト>>
リョウト(………)(僕と…同じだ)(彼も…一般人だったのに、いつの間にかSRXに参加することになった…)(となれば、あの事件を仕組んだのは…イングラム少佐なのか…?)
<<クスハ>>
クスハ(………)(私と…同じだわ)(彼も…一般人だったのに、いつの間にかSRXに参加することになった…)(だったら、あの事件を仕組んだのは…イングラム少佐なの…?)

【シナリオエンドデモ終了】


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