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No.19B
第二次直上会戦

【シナリオデモ開始】
現在位置 Nerv本部

リツコ「お早う、シンジ君。調子はどう?」
シンジ「…慣れました…悪くないと思います…」
リツコ「それは結構。EVAの出現位置、非常用電源、兵装ビルの配置、回収スポット…全部頭に入っているわね?」
シンジ「…多分…」
リツコ「では、昨日の続き…インダクションモード、始めるわよ」「目標をセンターに入れて…スイッチ・オン」
〔銃を構える音〕
〔パレットライフルの発射音〕

マヤ「目標に命中していません」
リツコ「落ち着いて。目標をセンターに」
シンジ「…スイッチ」
〔銃を構える音〕
〔パレットライフルの発射音〕
〔爆発音〕
〔画面、振動〕

マヤ「しかし…よく乗る気になってくれましたね、シンジ君」
リツコ「人のいうことには大人しく従う。それがあの子の処世術じゃないの?」
ミサト(………)
〔パレットライフルの発射音〕
シンジ「…目標をセンターに入れてスイッチ…〔銃を構える音〕目標をセンターに入れてスイッチ…〔銃を構える音〕)」

ミサト「EVAに乗ってから、まだ間もないのに…あのシンクロ率を弾き出すなんて…」
リツコ「本人にその気はないのしても、優秀な成績よ。碇司令があの子をここに呼んだ理由も納得出来るわね」
ミサト「…そうね」
リツコ「で、どうなの? シンジ君の学校生活は…」
ミサト「転校して1週間…相変わらずよ。未だに誰からも電話はかかってないのよね…」
リツコ「電話?」
ミサト「必須アイテムだから、携帯を渡したんだけどね…自分で使ったり、誰からもかかってた様子…ないのよ」「アイツ…ひょっとして友達いないんじゃないかしら?」
リツコ「シンジ君て、どうも友達を作るには不向きな性格かも知れないわね…」
ミサト(………)
リツコ「ヤマアラシのジレンマって話…知ってる?」
ミサト「ヤマアラシ? あのトゲトゲの?」
リツコ「ヤマアラシの場合、相手に自分の温もりを伝えたいと思っても、身を寄せれば寄せるほど互いを傷つけてしまう…」「人間にも同じことが言えるわ…今のシンジ君は心のどこかで痛みに怯えて臆病になっているんでしょうね…」
ミサト「ま、その内、気付くわよ…。大人になるってことは、近づいたり離れたりと繰り返して…」「お互いがあんまり傷つかずに済む距離を見つけ出す…ってことに」
リツコ(………)
ミサト(それに…シンジ君はもうここにしか居場所がないのかも知れない…)
リツコ「ところで、もう1人の転校生の調査は済んだの?」
ミサト「大体はね…」
リツコ「煮え切らない答えね。結果は?」
ミサト「データは名前も含め、全てダミー。ただし、マルドゥク機関からの報告はなし。つまり、イレギュラーね」
リツコ(………)
ミサト「でも、私達に尻尾をつかませない子供なんて…タダ者じゃない。絶対、ワケありね」
リツコ「どこかの組織の諜報員?」
ミサト「詳細は調査中」
リツコ「あら、らしくないわね。それとも、ウチの諜報部のミス?」
ミサト「…それはないわ」
リツコ(そうね。こちら側の人間の手引きがなければ不可能だわ…それとも、その子が逆に利用されているだけ…?)
ミサト「私の勘だと、少なくとも彼はアースノイドじゃないわね」
リツコ「宇宙に住む人達からも目の敵にされているのね、ここは。それで、その子の名前は…?」
ミサト「ヒイロ=ユイよ」
リツコ「ヒイロ=ユイ? ジオン=ズム=ダイクンと並ぶコロニー解放運動の指導者の名前じゃない」
ミサト「そう。怪しいでしょ? 私の勘じゃ、パーペキに偽名ね」
リツコ「私もそう思うわ」

ヒカリ「相田君、昨日のプリント鈴原に届けてくれた?」
ケンスケ「え? いや…何かトウジの家、留守みたいでさ」
ヒカリ「相田君、鈴原と仲いいんでしょ? あの人が1週間も休んでて心配じゃないの?」
ケンスケ「大ケガでもしたのかな…」
ヒカリ「例のロボット事件で…? テレビじゃケガ人は1人もいなかったって…」
ケンスケ「まさか。市内の爆心地、見たろ。噂じゃ、あの戦闘で連邦軍極東支部の部隊がほとんど壊滅したらしいぜ」
ヒカリ「そ、そんな…」
ケンスケ「ケガ人どころか、死人が出たって不思議じゃないね」
トウジ「なんや、久しぶりに学校に出てきたら、えらい人が少ないな」
ヒカリ「鈴原…」
ケンスケ「疎開だよ、疎開。街中であんな戦闘されちゃ、誰だって逃げ出して当たり前だよ」「ま、こんな時に転校してくる物好きが2人もいたけどね」
トウジ「喜んどんのはお前だけやろな。生のドンパチ、見れるよってに…」
ケンスケ「まあね。それより、どうしたの? こないだの騒ぎで巻き添えでも食ったのかい?」
トウジ「妹の奴が…こないだの戦闘でガレキの下敷きになったんや」「命は助かったんやけど、ずっと入院しとった。で、ワシが学校休んで付き添いしてたんや」
ケンスケ(………)
ヒカリ(………)
トウジ「しかし、あのロボットのパイロット、ホンマにヘボやな! 無茶苦茶腹立つわ!!」
ケンスケ「それなんだけど、聞いた? 転校生の噂…」
トウジ「転校生?」
ケンスケ「あの事件の後、転校生が2人来たんだけど…そのどっちかがあのロボットのパイロットらしいぜ」
トウジ「何やて…そいつ、今どこにおんねん!?」
ケンスケ「教室の中にはいないよ。外にいるんじゃないか?」

トウジ「お前か…? あのロボットのパイロットは?」
ヒイロ(………)
トウジ「何黙っとんねん! 何とか言わんかい、このボケ!」
ヒイロ(………)
ケンスケ「ト、トウジ…こいつ、何か雰囲気が違うよ…」
トウジ「フン。答える気がないんなら、腕ずくでも聞き出したるわい!!」
〔殴打音〕
トウジ「い、痛てて…! な、何やコイツ…無茶苦茶強いぞ!?」
ヒイロ「お前と遊んでいる暇はない」
トウジ「な、何やて!?」
ケンスケ「や、止めなよ、トウジ…」
ヒイロ(………)
トウジ「あ、待たんかい!!」(………)
ケンスケ「あいつ…何者なんだ…?」
トウジ「あの態度…あいつや。あのロボットのパイロットはあいつに決まっとる!!」
ケンスケ「そ、そうかなあ…でも、あいつじゃ分が悪いよ」(それに…どことなく綾波レイに雰囲気が似てるな。特に仏頂面で無愛想な所が)
トウジ「チッ、しゃあないな。もう1人の転校生はどこや?」
ケンスケ「あ、トウジ…見ろよ。ピンクのロールスロイスが正門の前に停まってるぜ」
トウジ「ピンクのロールスロイスゥ? このご時世に豪勢な真似しくさって…どこのどいつや? ドイツ人か!?」
ケンスケ「またベタなギャグを…あ、誰か車から出てきたぜ」
リリーナ「…初めまして、私、リリーナ=ドーリアンと申します」
トウジ(………)
ケンスケ(か、か、可愛い…!!)
トウジ(ど、ど、どこのお嬢さんや!?)
リリーナ「あの…どうかなさいまして?」
ケンスケ「い、い、いえっ!」
トウジ「な、何ぞワシらによ、用ですか!?」
リリーナ「はい。あなた方にお聞きしたいことがあるのです」
ケンスケ「な、何でも聞いて下さい!」
リリーナ「私、ヒイロ=ユイとう少年を捜しているのです。お二人に心当たりはありませんか?」
トウジ「ヒイロ…ユイ?」
ケンスケ「それって…さっきの転校生の名前じゃ…」
リリーナ「!! 彼をご存じなのですね!? 彼は…ヒイロ=ユイはこの学園に来ているのですか!?」
ケンスケ「え、ええ。ついこの間、転校して来ましたけど…」
リリーナ「ああ…運命の糸というものは本当に存在しているのですね…」
トウジ「へ!?」
リリーナ「彼が現れそうな場所を何カ所か想定してこの国に来たのですが、こんなに早く足跡がつかめるなんて…」
ケンスケ「は、はあ…」
リリーナ「彼は今、どこに?」
ケンスケ「あっちの方へ行きましたけど…」
リリーナ「ありがとうございます。パーガン、しばらくここで待っていて下さい」
パーガン「かしこまりました、お嬢様」
ケンスケ(………)
トウジ(………)
ケンスケ「な、何だったんだ?」
トウジ「ワシが知るかいな。何や気がそがれてもうたけど、もう1人の転校生はどこや?」

〔端末の操作音〕
ヒイロ「定時連絡…現在位置、特務機関Nerv本部が存在する第2新東京市」「Nervは使徒という正体不明の敵を破壊するため、人型兵器を秘密裏に開発していた」「Nervは単なる研究機関ではなく、軍事組織的な側面を持っていることが判明」「極東地区の研究施設では最も危険度が高いと思われる」「さらに人型兵器のパイロットの情報を入手。引き続き調査を進める」「!」「誰だ?」
レイ(………)
ヒイロ「今の話を聞いたのか?」
レイ(………)
ヒイロ(………)
レイ(………)
ヒイロ(………)
レイ(………)
ヒイロ(………)
レイ(………)
ヒイロ(何だ、この女は…?)
レイ(………)

トウジ「お前か…? こないだのロボットのパイロットは?」
シンジ(………)「…そうだけど」
〔殴打音〕
シンジ「ううぅっ…」
ケンスケ(何だ…パイロットはさっきの奴じゃなかったのか…)
トウジ「すまんな…転校生。ワシはお前を殴らないかん。殴っとかな気がすまんのや」
ケンスケ「こいつの妹、こないだの戦闘でケガして入院してるんだ」
シンジ(………)
トウジ「命だけは助かったから、この程度で勘弁しといたるけどな…もし、今度も同じ失敗してみい、タダですまさへんぞ!」
シンジ「…僕だって…好きでEVAに乗ったわけじゃないのに…」
トウジ「!!」
〔殴打音〕
トウジ「お前、あのロボットに乗っていい気になっとんのとちゃうか!?」
シンジ(………)
トウジ「確かにな、お前がおったからワシらはこうして生きとるのかも知れん。そやけどな…そやけどな!」
シンジ「…妹さんのことは謝るよ。でも、僕だって必死だったんだ…」
トウジ「謝って済む問題とちゃうわ!!」
シンジ「…じゃあ、どうすれば君の気が済むの…?」
トウジ「こ、この…!!」
ケンスケ「や、止めなよ、トウジ!」
シンジ「僕の態度が気に入らないんだったら謝るよ…でも、今は君のことをいちいち気にかけてる余裕がないんだ」
トウジ(………)
シンジ「僕を殴って君の気が済むのなら、もっと殴ってくれても構わないよ」
トウジ「ほう…ええ根性しとるやないけ。覚悟は出来とるっちゅうワケやな…!」
レイ「碇君…」
トウジ「!?」
ケンスケ「綾波…」
レイ「非常召集。先、行くから」
〔サイレン〕
レイ「それじゃ」
シンジ(………)

〔Nervの警報〕
青葉「目標を捕捉。領海内に侵入しました」
冬月「総員、第1種戦闘配置!」
ミサト「了解。対空迎撃戦、用意!」
日向「第2新東京市、戦闘形態に移行します」
青葉「連邦政府、及び連邦軍極東支部への通達、終了」
日向「連邦軍第13独立外部部隊ロンド=ベル隊が出撃する模様です。こちらの対処はどうしますか?」
冬月(………)
「ロンド=ベル隊に援護を要請する」
「ロンド=ベル隊に援護を要請しない」


※※「ロンド=ベル隊に援護を要請する」を選択した場合のセリフ※※
冬月「好きにさせろ。この際、戦力は少しでも多い方がいい」
※※「ロンド=ベル隊に援護を要請しない」を選択した場合のセリフ※※
冬月「不必要に彼らへ情報を与えるのは好ましくないな。S-111を発令し、戦闘区域外で待機させておけ」

日向「了解」
ミサト「非戦闘員、及び民間人は?」
青葉「すでに退避完了との報告が入っています」
ミサト「しかし…碇司令のいぬ間に第4の使徒襲来…意外と早かったわね」
日向「前は15年のブランク…今回はたったの1週間ですからね」
ミサト「こっちの都合はおかまいなしか。女性に嫌われるタイプね」
リツコ「葛城一尉、EVA初号機の起動準備、完了したわよ」
※※「ロンド=ベル隊に援護を要請する」を選択した場合のセリフ※※
ミサト「わかったわ。使徒が第2新東京市に到達するまでの時間は?」
日向「180秒です」
ミサト「それまでにロンド=ベル隊が来てくれれば、シンジ君も少しは楽になるんだけど…」
※※「ロンド=ベル隊に援護を要請する」を選択した場合のセリフ※※
ミサト「わかったわ」
青葉「これは!?」
ミサト「どうしたの?」
青葉「第2新東京市に使徒とは別の物体が現れました」
ミサト「使徒じゃない!?」
青葉「熱源パターンから、モビルスーツだと思われます」
ミサト「モビルスーツ…! 機体の識別と所属の確認を急いで!」
青葉「了解」
ミサト「使徒が第2新東京市に到達するまでの時間は!?」
日向「180秒です」
ミサト「3分か…これはチョッチ、まずいわね…」

【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「第二次直上会戦」


【戦闘マップ開始】
※※「ロンド=ベル隊に援護を要請する」を選択した場合のセリフ※※
〔味方ユニット出現〕
ケンスケ「す、凄い…あれがNervの決戦兵器かあ…!」「危険を覚悟でシェルターを抜け出して来たかいがあったなあ…」
※※「ロンド=ベル隊に援護を要請しない」を選択した場合のセリフ※※
〔味方ユニット出現〕
冬月「あれは…」
ミサト「ガンダム!? 機体の識別は?」
青葉「照合可能なデータが存在しません」
リツコ「この間、連邦軍の極東支部を襲った例のガンダムじゃないかしら?」
ミサト「それがどうしてこんな所に…」
リツコ「もしかして、あのヒイロ=ユイという少年と何らかの関係があるかも知れないわね」
ミサト「………」「使徒が第2新東京市に到達するまでの時間は?」
日向「180秒です」
リツコ「EVA初号機にあのガンダムを迎撃させるつもり?」
ミサト「あいつが敵なら…仕方がないわ。EVA初号機、発進!」
〔味方ユニット出現〕
ケンスケ「す、凄い…あれがNervの決戦兵器かあ…!」
トウジ「そ、それに何や、あれはガンダムとちゃうんか!?」
ケンスケ「見たことのないタイプだ。危険を覚悟でシェルターを抜け出して来たかいがあったなあ」

トウジ「お前な、自分の欲望に素直なんはいいけど、下手したらワシら死ぬで!?」
ケンスケ「何言ってんだ。このチャンスを逃したら、巨大ロボットの戦闘なんて一生見られないかも知れないんだぞ」「それに、トウジだってあれに乗ってる転校生のことが気になるから俺についてきたクセに」
トウジ「な、何言うてるねん。ワシはただ…」
ケンスケ「それに、トウジにはあいつの戦いを見届ける義務があるんじゃないのか?」
トウジ「しゃ、しゃあないなあ…」
シンジ(父さんもいないのに…何でまたこれに乗ってんだろ…? 人に殴られてまで…)
※※「ロンド=ベル隊に援護を要請する」を選択した場合のセリフ※※
ミサト「作戦通り…いいわね、シンジ君」
シンジ「はい」(やるしか…ないんだ。僕に出来ることは、これしかない…)
青葉「戦闘区域に急速接近してくる複数の機影を探知!」
ミサト「ロンド=ベル隊なの?」
青葉「いえ…ティターンズです!」
ミサト「何ですって!? よりによって、こんな時に…!」
〔敵ユニット出現〕
ジェリド「ここが使徒とかいう敵と戦うために建設された都市か…」
カクリコン「あの紫の機体は何だ? モビルスーツではなさそうだが…」」
ジェリド「おそらく、あれがNervの決戦兵器とやらだろう」
ミサト「そこのモビルスーツ! すぐにこの区域から撤退しなさい!」
ジェリド「まるで俺達がここに来ちゃまずいような言い方だな」
ミサト「使徒がここへ接近中です! モビルスーツなんかじゃアレには到底かなわないわ!」
ジェリド「俺達はその使徒より、あんた達の決戦兵器の方が危険だと聞いて、ここに来たんだがな…」
ミサト「何ですって!?」
リツコ(どうやら、ティターンズにもEVAの情報が漏れているみたいね)
ジェリド「この極東地区は間もなくティターンズの指揮下に入る。Nervは直ちに武装解除しろ」
※※「ロンド=ベル隊に援護を要請しない」を選択した場合のセリフ※※
青葉「戦闘区域に急速接近してくる複数の機影を探知!」
ミサト「まさか…ロンド=ベル隊!?」
青葉「いえ、ティターンズです!」
ミサト「何ですって!? よりによって、こんな時に…!」
〔敵ユニット出現〕
ジェリド「ここが使徒とかいう敵と戦うために建設された都市か…」
カクリコン「あの紫色の機体は何だ? それに見慣れぬガンダムタイプもいるようだが…」
ジェリド「紫色の方はNervの決戦兵器だろうな」
カクリコン「じゃあ、ガンダムは? まさか、例のロンド=ベル隊か!?」
ジェリド「わからん。ブラン少佐の部隊にも見知らぬガンダムが急きょ配備されたと聞くからな…」
ミサト「使徒が接近中だってのに謎のガンダムの次はティターンズ? いい加減にして欲しいわね」
ヒイロ「Nervの決戦兵器を確認。データ収集の後、破壊する」
ミサト「そこのモビルスーツ! すぐにこの区域から撤退しなさい!」
ヒイロ「………」
ジェリド「まるで俺達がここに来ちゃまずいような言い方だな」
ミサト「この区域は危険なのよ! モビルスーツなんかじゃ使徒には到底かなわないわ!」
ジェリド「俺達はその使徒より、あんた達の決戦兵器の方が危険だと聞いてここに来たんだがな…」
ミサト「何ですって!?」
リツコ(どうやら、ティターンズにもEVAの情報が漏れているみたいね)

ミサト(ティターンズが連邦軍全体の掌握をもくろんでいるという話は本当だったらしいわね)
カクリコン「手始めに、貴様らが所有している2体の決戦兵器をこちらへ受け渡してもらおうか」
ジェリド「貴様らの存在はSDFと同じで、地球圏の秩序を乱す原因となる」「だから、俺達ティターンズが貴様らを排除する!」
冬月「…馬鹿なことを」
ジェリド「ティターンズ本隊が極東地区へ来る前に、武装解除した方が身のためだぞ」
ミサト「今は非常事態宣言中です。その命令は受け入れられません」
ジェリド「フン、結構。ならば、実力を行使するまでだ」「各機、あの紫の決戦兵器を攻撃しろ!」
ミサト「馬鹿なこと言わないでよ! 初号機に何かあったら、あんた達だってタダじゃすまないわよ!?」
日向「先方は交信を断ったようです」
ミサト「くっ…シンジ君、聞こえる? 使徒が来る前にティターンズのモビルスーツを撃墜して!」
シンジ「で、でも…モビルスーツには人が乗っています! ぼ、僕には人を殺すなんて…出来ません!」
ミサト「相手を倒さなきゃ、あなたが死ぬのよ!?」
シンジ「それでも…人を殺すよりはマシです!」
ミサト「シ、シンジ君…」
リツコ「大丈夫よ、葛城一尉。初号機のA.T.フィールドなら、モビルスーツの攻撃は通用しないわ」「それに、彼らも使徒の力を知れば撤退してくれるかも知れないわよ」
ミサト「………」「仕方ないわね。EVA初号機、リフト・オフ!」
※※「ロンド=ベル隊に援護を要請しない」を選択した場合、セリフ追加※※
シンジ「な、何で連邦軍と戦わなくちゃいけないんだ…!」「もすぐ使徒がやって来るってうのに!」
トウジ「何や、連邦軍とロボットが戦闘を始めよったぞ!?」
ケンスケ「ど、どういうことなんだ!?」
トウジ「こ、こりゃ逃げんとヤバイで! この辺りが戦場になるんとちゃうんか!」
ミサト「ティターンズのモビルスーツ! 早くここから撤退しなさい! もうすぐ使徒が来るわ。これは最終警告よ!」
日向「駄目です、応答ありません!」
ミサト「何なのよ、もう! 親切心で言ってやってるのに!」
リリーナ「! あのガンダムは…」「ヒイロ! 間違いないわ、あれにはヒイロが乗っている!!」
トウジ「お、おい、ケンスケ! あれ、さっきの子とちゃうんか!?」
ケンスケ「ホ、ホントだ…あんな所で何やってんだ!?」
リリーナ「あ、あなた達は…?」
トウジ「はよ逃げんと、戦闘に巻き込まれてまうで!!」
ケンスケ「こっちだ、行こう!」
リリーナ「わ、わかりました…」
ジェリド「まずは、紫の機体の方で小手調べと行くか!」
〔ジェリド、シンジへ隣接〕
ジェリド「行くぞ!」
シンジ「う、うああああっ!!」
[イベント戦闘「シンジvsジェリド」]
青葉「初号機、転倒しました!」
ミサト「シ、シンジ君!」
リツコ「大丈夫よ。ダメージは受けていないわ」
ジェリド「な、何だ!? あいつ、バリアを持っているのか!?」
シンジ「エ、ATフィールドのおかげで助かった…のか?」「!?」
トウジ「う、うああ…」
ケンスケ「あ、ああ…」
リリーナ「………ヒイロ…」
シンジ「エ、EVAの指の間に…誰かがいる…!?」「ま、まさか…」
ミサト「シンジ君のクラスメート!? 何故、あんな所に!?」
リツコ「第2新東京市のIDを持っていない子もいるようね。念のため、映像からデータを照合して」
日向「了解」
ヒイロ「あいつは…まさか」
〔ヒイロ、シンジへ隣接〕
リリーナ「ヒイロ!」
トウジ「ヒイロって…まさか、あいつがあのガンダムに乗っとんのか!?」
リリーナ「ええ」
ケンスケ「な、何だって!? あいつ、何者なんだよ!?」
ヒイロ「………」
シンジ「ど、どうしたんだ? 何故、僕を攻撃しないんだ!?」
ヒイロ(ここでリリーナを消せば、後々面倒がなくなる…)
リリーナ「ヒイロ…私はあなたを追いかけて、ここまで来ました」
ヒイロ「!」
リリーナ「フフ…おかしいですね…あなたは私を殺そうとしているのに…」
ヒイロ「………」
リリーナ「でも、あなたに出会って、私の中で何かが変わりました…」
ヒイロ「………」
リリーナ「あなたは、これからの私の運命に大きく関わるような気がするのです」「そして、私はそれを確かめるため、あなたに殺されることを覚悟して、ここまで来ました」
ヒイロ「………」
ミサト「あのガンダム…どうして動かないの?」
トウジ「シ、シンジは何をやっとんのや!?」
ケンスケ「き、きっと僕らがここにいるから…自由に戦えないんだよ!」
トウジ「くっ…!」
ミサト「シンジ君、そこの3人を操縦席へ!」
シンジ「えっ!?」
リツコ「許可のない民間人をエントリープラグに乗せられると思っているの!?」
ミサト「私が許可します!」
リツコ「越権行為よ、葛城一尉! それに、使徒との戦闘に多大な支障が出ることは明白よ!」
ミサト「…シンジ君、エントリープラグを排出! 急いで!」
シンジ「は、はいっ!」
トウジ「ロ、ロボットの背中が開きよったぞ!?」
ミサト「そこの3人、早くEVAに乗って!」
ケンスケ「え…!?」
シンジ「早く、こっちへ!」
ケンスケ「わ、わかった。行こう、トウジ、リリーナさん!」
リリーナ「で、でもヒイロが…!」
トウジ「ええから、早よせんとあのガンダムにやられてまう!!」
ヒイロ(何故だ…俺は何故、あいつを殺せない…?)
トウジ「な、何や!? この中、水やないか!?」
ケンスケ「い、息が…!!」
ミサト「大丈夫よ。肺がLCLで満たされれば、息は出来るわ」
リリーナ「…おっしゃる通りですわ」
ケンスケ「ホ、ホントだ」
マヤ「初号機、神経系統に異常発生!」
リツコ「異物を三つもプラグに挿入したからよ。神経パルスにノイズが混じっているんだわ」「葛城一尉、初号機をあのまま使徒と戦闘させるつもりではないでしょうね?」
ミサト「………」「シンジ君、撤退よ。回収ルートは34番。山の東側に後退して」
シンジ「………」
トウジ「転校生、逃げろって言うとるで」
シンジ「使徒が近づいているんだ。ここで逃げたら、被害がもっと大きくなる…」
トウジ「て、転校生…何で逃げへんのや? こ、怖くないんか!?」
シンジ「怖いよ! 怖くて、怖くて、ここから逃げ出したいぐらいだよ!」
トウジ「そ、そやったら…」
シンジ「だけど、ここで逃げたら…君の妹みたいにケガをする人が増えてしまうじゃないか!」
トウジ「!!」
シンジ「だから…逃げちゃ駄目なんだ」
トウジ「………」
リリーナ「私、詳しい事情は存じ上げませんが…ここで逃げては駄目だと思います」
トウジ「リ、リリーナさんまで何を言い出すんや! あんた、怖くないんかいな!?」
リリーナ「怖いですわ。でも…」
シンジ「………」
リリーナ「ここで逃げれば、他の人達が今の私達と同じ恐怖を味わうことになるのではないでしょうか?」
シンジ「………」
リリーナ「ですから、私もここで恐怖と戦います。あなたも…頑張って下さい」
シンジ「………」(そうだ…逃げちゃ駄目だ。逃げちゃ駄目なんだ!)「ミサトさん、僕は撤退しません! このまま使徒を迎え撃ちます!」
ミサト「な、何をバカなこと言ってるの! その状態じゃ戦闘は無理よ! 命令を聞きなさい!!」
マヤ「初号機が通信を切りました」
ミサト「シンジ君!!」「………」「副指令、ロンド=ベル隊に出動を要請しますが、よろしいでしょうか?」
冬月「間に合うとは思えんが、この状況では、仕方がなかろう」
ジェリド「フン、どうやらあのガンダムは敵らしいな。紫の奴と一緒に片づけるぞ!」
ヒイロ「こちらへの攻撃の意志ありと認識。ターゲット変更…破壊する」
トウジ「あ、あのガンダム…ワシらを守ってくれるんか!?」
リリーナ「ヒイロ…やはり、あなたは…」
ミサト「い、一体どうなってんのよ!?」

<戦闘開始>

≪「ロンド=ベル隊へ援護を要請する」を選択≫
<2PP>

シンジ「な、何で連邦軍と戦わなくちゃいけないんだ…!」「もすぐ使徒がやって来るってうのに…」
トウジ「何や、連邦軍とロボットが戦闘を始めよったぞ!?」
ケンスケ「ど、どういうことなんだ!?」
トウジ「こ、こりゃ逃げんとヤバイで! この辺りが戦場になるんとちゃうんか!」
日向「使徒到達まで、あと120秒!」
ミサト「ティターンズのモビルスーツ! 早くここから撤退しなさい! もうすぐ使徒が来るわ。これは最終警告よ!」
日向「駄目です、応答ありません!」
ミサト「何なのよ、もう! 親切心で言ってやってるのに!」

≪「ロンド=ベル隊へ援護を要請する」を選択≫
<2EP>

〔敵ユニット出現〕
ジェリド「ガンダムだと!? だが、あんな機体は見たことがないぞ」
カクリコン「ロンド=ベル隊か!?」
ジェリド「いや、わからんぞ。ブラン少佐の部隊にも見知らぬガンダムが急きょ配備されたらしいからな」
ミサト「あのガンダムのデータは?」
青葉「総合出来るデータが存在しません。機体識別、所属共に不明です」
ミサト「そんな…軍属じゃないガンダムなんてありなの!?」
リツコ「この間、連邦軍の極東支部を襲ったという正体不明のガンダムと同系統の機体じゃないかしら?」
ミサト「使徒が接近中だってのにティターンズの次は謎のガンダム? いい加減にして欲しいわね」
リツコ「もしかして、あのヒイロ=ユイという少年と何らかの関係があるのかも知れないわね」
ミサト「………」
ヒイロ「Nervの決戦兵器を確認。データ収集の後、破壊する」
リリーナ「! あれは…」「ヒイロ! 間違いないわ、あれにはヒイロが乗っている!!」
トウジ「お、おい、ケンスケ! あれ、さっきの子とちゃうんか!?」
ケンスケ「ホ、ホントだ…あんな所で何やってんだ!?」
リリーナ「あ、あなた達は…?」
トウジ「はよ逃げんと、戦闘に巻き込まれるぞ!!」
ケンスケ「こっちだ、行こう!」
リリーナ「わ、わかりました…」
〔ヒイロ、シンジへ隣接〕
シンジ「は、早いっ!?」
ヒイロ「甘いな」
[イベント戦闘「シンジvsヒイロ」]
青葉「初号機、転倒しました!」
ミサト「シ、シンジ君!」
リツコ「大丈夫よ。ダメージは受けていないわ」
ヒイロ「ターゲットの損傷度が0%…?」
シンジ「エ、A.T.フィールドのおかげで助かった…のか?」「!?」
トウジ「う、うああ…」
ケンスケ「あ、ああ…」
リリーナ「………ヒイロ…」
シンジ「エ、EVAの指の間に…誰かがいる…!?」「ま、まさか…」
ミサト「シンジ君のクラスメート!? 何故、あんな所に!?」
リツコ「第2新東京市のIDを持っていない子もいるようね。念のため、映像からデータを照合して」
日向「了解」
ヒイロ「あいつは…まさか」
リリーナ「ヒイロ…」
トウジ「ヒイロって…まさか、あいつがあのガンダムに乗っとんのか!?」
リリーナ「ええ」
ケンスケ「な、何だって!? あいつ、何者なんだよ!?」
ヒイロ「………」
シンジ「ど、どうしたんだ? 何故、僕を攻撃しないんだ!?」
ヒイロ(ここでリリーナを消せば、後々面倒がなくなる…)
リリーナ「ヒイロ…私はあなたを追いかけて、ここまで来ました」
ヒイロ「!」
リリーナ「フフ…おかしいですね…あなたは私を殺そうとしているのに…」
ヒイロ「………」
リリーナ「でも、あなたに出会って私の中で何かが変わりました…」
ヒイロ「………」
リリーナ「あなたは、これからの私の運命に大きく関わるような気がするのです」「そして、私はそれを確かめるため、あなたに殺されることを覚悟して、ここまで来ました」
ヒイロ「………」
ミサト「あのガンダム…どうして動かないの?」
トウジ「シ、シンジは何をやっとんのや!?」
ケンスケ「き、きっと僕らがここにいるから…自由に戦えないんだよ!」
トウジ「くっ…!」
ミサト「シンジ君、そこの3人を操縦席へ!」
シンジ「えっ!?」
リツコ「許可のない民間人をエントリープラグに乗せられると思っているの!?」
ミサト「私が許可します!」
リツコ「越権行為よ、葛城一尉! それに、使徒との戦闘に多大な支障が出ることは明白よ!」
ミサト「…シンジ君、エントリープラグを排出! 急いで!」
シンジ「は、はいっ!」
トウジ「ロ、ロボットの背中が開きよったぞ!?」
ミサト「そこの3人、早くEVAに乗って!」
ケンスケ「え…!?」
シンジ「早く、こっちへ!」
ケンスケ「わ、わかった。行こう、トウジ、リリーナさん!」
リリーナ「で、でもヒイロが…!」
トウジ「ええから、早よせんとあのガンダムにやられてまう!!」
ヒイロ(何故だ…俺は何故あいつを殺せない…?)
トウジ「な、何や!? この中、水やないか!?」
ケンスケ「い、息が…!!」
ミサト「大丈夫よ。肺がLCLで満たされれば、息は出来るわ」
リリーナ「…おっしゃる通りですわ」
ケンスケ「ホ、ホントだ」
マヤ「初号機、神経系統に異常発生!」
リツコ「異物を三つもプラグに挿入したからよ。神経パルスにノイズが混じっているんだわ」
ヒイロ「くっ…!」
〔敵ユニット離脱〕
リリーナ「ヒイロ!」
トウジ「あいつ、逃げよったぞ!」
リリーナ「ヒイロ…お願い…私から逃げないで…」
ミサト「一体何なの、あのガンダムは…?」
リツコ「葛城一尉、初号機をあのまま使徒と戦闘させるつもりではないでしょうね?」
ミサト「………」「シンジ君、撤退よ。回収ルートは34番。山の東側に後退して」
シンジ「………」
トウジ「転校生、逃げろって言うとるで」
シンジ「使徒が近づいているんだ。ここで逃げたら、被害がもっと大きくなる…」
トウジ「て、転校生…何で逃げへんのや? こ、怖くないんか!?」
シンジ「怖いよ! 怖くて怖くて、ここから逃げ出したいぐらいだよ!」
トウジ「そ、そやったら…」
シンジ「だけど、ここで逃げたら…君の妹みたいにケガをする人が増えてしまうじゃないか!」
トウジ「!!」
シンジ「だから…逃げちゃ駄目なんだ」
トウジ「………」
リリーナ「私、詳しい事情は存じ上げませんが…ここで逃げてはいけないと思います」
トウジ「リ、リリーナさんまで何を言い出すんや! あんた、怖くないんかいな!?」
リリーナ「怖いですわ。でも…」
シンジ「………」
リリーナ「ここで逃げれば、他の人達が今の私達と同じ恐怖を味わうことになるのではないでしょうか?」
シンジ「………」
リリーナ「ですから、私もここで恐怖と戦います。あなたも…頑張って下さい」
シンジ「………」(そうだ…逃げちゃ駄目だ。逃げちゃ駄目なんだ!)「ミサトさん、僕は撤退しません。このまま使徒を迎え撃ちます!」
ミサト「な、何をバカなこと言ってるの! その状態じゃ戦闘は無理よ! 命令を聞きなさい!!」
マヤ「初号機が通信を切りました」
ミサト「シンジ君!!」

≪「ロンド=ベル隊へ援護を要請する」を選択≫
<3PP・味方援軍1出現>

〔味方戦艦出現〕
ブライト「何とか使徒より先に到着することが出来たか…!」
バニング「ですが、ティターンズがいるようです」
リョウト「それに、あの紫色のロボットも…」
洸「この間みたいな気は感じられないな…」
リョウト「そうだね。暴走はしていない…ということか」
ジェリド「エゥーゴのアーガマ隊…いや、ロンド=ベル隊か! ちょうどいい…宇宙での借りを返させてもらうぜ!」
バニング「ティターンズは複数の部隊を極東地区に送り込んでいるのか」
コウ「南アタリア島より、極東地区の制圧を優先したんでしょうか?」
バニング「…あり得る話だな」
カミーユ「まさか…ティターンズはあの紫色のロボットを手に入れようとしているのか!?」
ミサト「こちらはNerv作戦部の葛城一尉です。EVA初号機の援護をお願いします!」
ブライト「エヴァ初号機!?」
ミサト「紫色の機体の名称です。Nervが開発した対使徒用の汎用人型決戦兵器です」「現在、その初号機の問題が発生し、使徒やティターンズとの戦闘が不可能な状態です」
豹馬「な、何だって!?」
十三「使徒が攻めて来た時にそいつ用の兵器が使えへんってどういうことなんや!?」
亮(…俺達は都合よくNervに利用されているだけなのかも知れんな)
ブライト「やむをえん。各機、出撃せよ!」
〈出撃ユニット選択〉

<4PP・敵増援1出現>

青葉「目標が第2新東京市のエリア内に侵入します!」
冬月「ついに来たか…」
〔敵ユニット出現〕
※※「ロンド=ベル隊に援護を要請する」を選択した場合のセリフ※※
ウッソ「あれは…使徒!?」
マーベット「前に見たものと形が違うわ」
小介「な、何となく『3メートルの宇宙人』に似ていますね」
クワトロ「あれも前回同様、強力なバリアを持っている可能性が高いな」
アムロ「それに、あの紫の機体がまた暴走する危険性もある。各機、十分注意して戦闘しろ!」
※※「ロンド=ベル隊に援護を要請しない」を選択した場合のセリフ※※
トウジ「な、何やアレは!?」
シンジ「あれが…僕達の敵、使徒だ」
ケンスケ「使徒!?」
トウジ「まるで…特撮番組に出てくる怪獣やないけ…!? あんなのに勝てるんか!?」
シンジ「…わからないよ。でも…やるしかないんだ!」
ヒイロ「正体不明の物体を確認。戦闘を継続しつつ情報を収集する」


<4PP・味方援軍2出現>
青葉「第2新東京市へ接近中の機体を確認!」
ミサト「何ですって!?」
〔味方ユニット出現〕
ケンスケ「マ、マジンガーZだ!!」
トウジ「あ、あれが鉄(くろがね)の城、マジンガーZかいな」
ケンスケ「それに…横にいる戦闘機は形が違うけど、ゲットマシンじゃないのか? こんな至近距離で見られるなんて…」
※※「ロンド=ベル隊に援護を要請する」を選択した場合のセリフ※※
甲児「遅れてすまねえ!」
カミーユ「甲児! それにゲッターチーム!」
甲児「その代り、マジンガーZパワーアップしてきたぜ!」
大作「本当だ…マジンガーZは空を飛べるようになったんですね!」
甲児「おう! この紅の翼、ジェットスクランダーでな!」
ジャック「WOW! あれが使徒か。随分とファニーな奴だな!」
メリー「兄さん、油断は禁物よ!」
ジャック「OK、OK! BUT、メカザウルスよりはエキサイティングなバトルが楽しめそうだ!」
アムロ「君達は?」
ジャック「OH、ソーリー! 紹介が遅れましたネ! ミーはアメリカから来たジャック=キング!」「そして、このスーパーロボットはミーの父親がテスラ=ライヒ研究所で開発したテキサスマック!」
十三「えらくテンションが高いやっちゃな」
豹馬「おい、ムサシはどうしたんだ?」
竜馬「…その話は後で説明する」
豹馬「でも、ゲットマシン二機だけじゃ…」
隼人「リョウ、ベンケイの奴はまだ追いついて来ないのか?」
竜馬「仕方がない。あいつはまだ、ゲットマシンに乗って間もないからな…」
※※「ロンド=ベル隊に援護を要請しない」を選択した場合のセリフ※※
ミサト(彼らが来てくれて助かったわ。これで、何とかなるかも…)
甲児「使徒が現れたって聞いてぶっ飛んで来たのに…ロンド=ベル隊は出動していないのか!?」
さやか「甲児君…あのガンダム、こないだ大気圏に突入してきた機体じゃない?」
甲児「ホントだ。何でこんな所にいるんだ? それに…あの紫のロボットと一緒に戦っているように見えるけど…」
ジャック「WOW! あれが使徒か。随分とファニーな奴だな!」
メリー「兄さん、油断は禁物よ!」
ジャック「OK、OK! BUT、メカザウルスよりはエキサイティングなバトルが楽しめそうだ!」
竜馬「甲児君、とにかく使徒を倒そう。紫のロボットだけじゃ、やられてしまうかも知れない!」
甲児「わかった! それにしても、ベンケイの奴はまだ追いついて来ないのか?」
隼人「仕方がない。あいつはまだ、ゲットマシンに乗って間もないからな…」


<5PP・味方援軍3出現>
〔味方ユニット出現〕
弁慶「や、やっと追いついた!!」
甲児「何やってたんだ、ベンケイ!」
弁慶「す、すまねえ! このポセイドン号が思ったよりジャジャ馬で…」
甲児「おいおい、そんなことじゃケガしたムサシの変わりは務まらないぜ!!」
弁慶「お、おう!」
竜馬「よし、ゲットマシン合体だ!」「新ゲッターロボ…ゲッタードラゴンのシャインスパークなら使徒のバリアを破れるはずだ!!」
隼人「ベンケイ、実戦でのゲットマシン合体のタイミングはシミュレーターとは比べ物ならないほどシビアだ」「訓練の時みたいに居眠りするんじゃねえぞ!!」
弁慶「まかせてくれ! 体力と根性なら、ムサシ先輩にだって負けねえぜ!!」

≪「ロンド=ベル隊へ援護を要請しない」を選択≫
<6PP・味方援軍3出現>

青葉「新たな機影を確認!」
ミサト「今度はどこの所属の機体なの!?」
〔味方ユニット出現〕
甲児「あいつは確か…」
竜馬「SRXチームのイングラム少佐か。助けに来てくれたのか?」
イングラム「こちらは連邦軍極東支部所属、SRXチームのイングラム=プリスケンだ。これよりEVA初号機の援護に回る」
リツコ(イングラム? もしかして…)
冬月「イングラム少佐、協力を感謝する」(さて、あの男…使徒を見に来たのか、EVAを見に来たのか…)
ヒイロ「連邦軍極東支部のEOT兵器か」

<リョウトvsジェリド>
ジェリド「いつぞやのパーソナルトルーパーか!」
リョウト「ティターンズめ! 性懲りもなく日本にまで!!」

<リョウトvsカクリコン>
リョウト「あなた達の好きにはさせない!」
カクリコン「いつぞやのヒュッケバインタイプか!?」

<アムロvsジェリド>
アムロ「矢つぎ早に第2新東京市を攻撃か…ティターンズは本格的に極東地区を制圧するつもりか!?」
ジェリド「この地区さえ抑えれば、ティターンズの戦力は大幅に上がることになるからな!」

<カミーユvsジェリド>
ジェリド「貴様! カミーユ=ビダンかっ!?」
カミーユ「ジェリド中尉か!?」
ジェリド「地上戦ならアースノイドである俺の方が有利だ! 貴様に受けた屈辱をここで晴らす!」
カミーユ「させるかよ!」

<カミーユvsカクリコン>
カクリコン「地上戦で俺達ティターンズに勝てると思うなよ!」
カミーユ「俺達を追いかけて来たのか!?」
カクリコン「貴様らが俺達の前に現れたんだよ。その腐れ縁もここらで断ち切らせてもらう!」

<クワトロvsジェリド>
クワトロ「この極東地区に本気で部隊を送り込むとは…。目的はやはりエヴァンゲリオンか?」
ジェリド「地上の戦力は全てティターンズによって管理されなければならない!」

<エマvsジェリド>
ジェリド「エマ中尉! 裏切り者を粛正させてもらうぞ!」
エマ「ジェリド中尉なの!?」
ジェリド「お前はエリート部隊であるティターンズの汚点だ! ここでロンド=ベル隊ごと葬ってやる!」

<エマvsカクリコン>
カクリコン「フン…よくも、そうやって昔の仲間に銃を向けられるものだ」
エマ「ティターンズの罪に気づかない者がいう台詞なの!?」

<ヒイロvsジェリド>
ジェリド「貴様は何者だ!?」
ヒイロ「それに答える必要はない」

<ヒイロvsカクリコン>
カクリコン「こいつ…まさか、エゥーゴの新型ガンダムか!?」
ヒイロ「残念だが…それは違う」

<シンジvsシャムシェル>
トウジ「う、うわああ!!」
ケンスケ「き、来たぁ!!」
ミサト「シンジ君! 後退するのよっ!!」
シンジ「うあああああっ!!」

<イングラムvsシャムシェル>
イングラム「さて、Rシリーズがどこまで使徒に通用するか…」

<ジェリド撃破>
ジェリド「何故だ!? 俺は何故、奴らに勝てない!?」

<カクリコン撃破>
カクリコン「こんな所でやられるとはな!」

<敵全滅・勝利条件達成>
青葉「目標は完全に沈黙! ティターンズ部隊も撤退しました!」

ヒイロ「………」
リリーナ「ヒイロ…!」
冬月「イングラム=プリスケン少佐…協力を感謝する」
イングラム「いえ。では、また後ほど」

冬月(SRX計画の機体…思った以上に使えるようだな)
リツコ「ガンダムやパーソナルトルーパーがいなければ…使徒に負けていたわね」
ミサト「………」
※※「ロンド=ベル隊に援護を要請する」を選択した場合のセリフ※※
冬月(ロンド=ベル隊…思った以上に使えるようだな)
リツコ「ロンド=ベル隊がいなければ…負けていたわね」
ミサト「………」
※※「ロンド=ベル隊に援護を要請しない」を選択した場合のセリフ※※
〔味方戦艦出現〕
甲児「アーガマだ!」
ブライト「甲児、来ていたのか! 使徒はどうなった!?」
甲児「もう俺達で倒しましたよ」

シンジ「はあっ、はあっ、は…」
トウジ「な、何とか助かった…」
リリーナ「え、ええ…大丈夫ですか…あの…」
シンジ「…碇…シンジです」
トウジ「い、碇…大丈夫か」
シンジ「大丈夫…大丈夫だよ」
リリーナ「………」
シンジ(僕は…どうしてこんなことをやってるんだ…?)(別に僕とEVAじゃなくっても、使徒は他のロボットで倒せるじゃないか)(何で僕ばかりこんな怖い思いをしなきゃ駄目なんだ…?)
日向「ロンド=ベル隊への指示はどうしますか?」
冬月「そのまま第2新東京市に待機させておけ」
ミサト「待機…ですか?」
冬月「これは碇の命令だ」
日向「了解。ロンド=ベル隊へ伝達」
ミサト(碇司令はロンド=ベル隊に何の用があるのかしら…?)
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

現在位置 第2新東京市

ブライト「甲児や竜馬達も無事、機体のパワーアップが出来たようだな」
甲児「ええ。ジェットスクランダーのおかげで、マジンガーZはようやく空を飛べるようになりましたよ」
さやか「私もアフロダイAからダイアナンAに乗り換えました」
雅人「へえ。じゃあ、ボスも新型機に乗り換えたのかい?」
ボス「…俺様はボロットのままだ。でも、いつかマジンガーZみたいに空を飛んでやるだわさ」
ブライト「ところで…ムサシのことだが。彼の身に何が起きたのか説明してくれ」
竜馬「実は…早乙女研究所はブロッケン伯爵の部隊に襲われました」
ブライト「何…?」
竜馬「そして、実験用のゲッタードラゴンが奴らに奪われてしまったのです」
アムロ「ゲッターが!?」
ブライト「…我々が使徒を迎撃していた時、そんなことがあったのか…」
竜馬「ええ。さらに、龍型と虎型の機械獣と長距離ミサイル攻撃で研究所は危うく破壊されるでした…」
銀鈴「龍型と虎型の機械獣!?」
甲児「ああ。姿は機械獣に何となく似てたが…ありゃ別モンだ。とにかく、半端じゃねえ強さで、俺達もかなり苦戦したぜ」
大作「銀鈴さん。それって、呉先生と安西博士が話していた例の発掘兵器じゃ…」
銀鈴「ええ。中国山東省の蚩尤塚から発見された…龍型と虎型の超機人に間違いないわね…」「やはり、Dr.ヘルは2体の発掘兵器を自分達の戦力として使ったんだわ」
竜馬「そして、ムサシが単身で敵に向かい、俺達の危機を救ってくれたのです」
銀鈴「ムサシ君は大丈夫なの?」
竜馬「ああ。重傷は負ったが、何とか一命は取り止めたよ」
銀鈴「そうなの…良かった」
竜馬「そして、入院したムサシの代わりに、新たにゲッターチームへ参加したのが彼…ベンケイです」
弁慶「俺が車弁慶です。ムサシ先輩同様、よろしく頼んます!」
アムロ「ああ、こちらこそ」
豹馬「だけど、実験用のドラゴンが奪われちまったんだろ?」「奴らにドラゴンを量産化されたら、えらいことになるぜ」
隼人「ああ。ゲッターロボとゲッター線が悪用されたら取り返しのつかないことになる」
竜馬(………)
豹馬「ところで、前から疑問に思ってたんだけど…ゲッター線って一体何なんだ?」
弁慶「すまねえ。実は俺もよく知らねえんだ」
隼人「ゲッター線は宇宙から降り注ぐエネルギーだ。早乙女博士が発見者だが、その全貌はまだ解析されていない…」
カミーユ「ゲッターロボはそんな未知のエネルギーを使って動いているというのか…?」
隼人「そうだ。早乙女博士は研究中にゲッター線が微量でも膨大なエネルギーを生み出す源になることに気づいた」「そして、博士は宇宙開発用と戦闘用のゲッターロボを開発した」
竜馬「その後、恐竜帝国が日本に現れ、俺達はゲッターに乗って奴らと戦った」
甲児「俺がリョウ達と初めて出会ったのも、ちょうどその頃だったよな…」
竜馬「ああ。甲児君達の協力とゲッター線のおかげで、恐竜帝国を退けることが出来たんだ」
豹馬「へええ…」
雅人「それにしても…日本にある研究所ってホントによく敵から狙われるよね」
小介「そうですね。日本には色々な超エネルギーを研究している施設がたくさんありますからね…」
豹馬「超電磁エネルギーだってヤバいぜ。ティターンズの手に渡ったら、超電磁ガンダムとかが出来ちまうかも」
コウ「ちょ、超電磁ガンダム…」
カミーユ「…どんなガンダムなんだ?」
豹馬「いや、例えの話だから真面目に考えられても困るんだけど」
ブライト「それはともかく…トーレス、Nervから何か連絡があったのか?」
トーレス「はい。現在位置での待機命令が出ています。追って向こうから連絡するそうです」
ブライト「そうか…」
アムロ「今度はあのEVAというロボットと使徒についての話を聞けそうだな」
クワトロ「そうだといいが…」

ミサト「…シンジ君。どうして私の命令を無視したの?」
シンジ「…ごめんなさい」
ミサト「謝って済む問題じゃないわよ。下手をすれば使徒に倒されていたところだったのよ?」
シンジ(………)
ミサト「私はあなたの作戦責任者なのよ。あなたには私の命令に従う義務があるの。わかるわね?」
シンジ「…はい」
ミサト「今後、こういうことはないように。今、私達はあなたとEVAを失うわけにはいかないのよ。いいわね?」
シンジ「…別に僕がいなくても、EVAでなくてっても、使徒とは戦えるじゃないですか」
ミサト「何ですって?」
リツコ(………)
シンジ「僕は…あんな怖い思いをして…見知らぬ他人を巻き込んで、殴られて…それでもEVAに乗ったのに…」「それしかないって覚悟を決めたのに…」
ミサト(………)
シンジ「別に僕がいなくても、大丈夫じゃないですか」
リツコ(………)
シンジ「やっぱり…ここでも僕はいらない人間なんですね…」
ミサト「…シンジ君…」

リツコ「あの子の言っていることも一理あるわよ」
ミサト「EVAでなくても、使徒と戦えるってことね…」「そりゃ、私だってロンド=ベル隊やSRX計画の機体があそこまでやるとは思っていなかったわよ…」
リツコ「あら、私達にとっては好都合よ。おかげでEVAを切り札として温存しておくことが出来る」「それに、EVAも完全に機能を発揮しているわけではないわ」
ミサト(………)「あの子に…まだ14歳のシンジ君に人類の存亡を背負わせるのはやっぱ酷なのかしら…」
リツコ「でも、EVAがなければ人類は滅亡するしかないわ」
ミサト(………)
リツコ「そして、私達はEVAの操縦を14歳の子供達に委ねなければならない。シンジ君は必要なスタッフだわ」
ミサト「…わかってる」
リツコ「それに、ロンド=ベル隊はあくまでも魔除けの鈴にしかならない」「彼らは表面的な問題を解決しているだけにすぎないわ」
ミサト「それ、どういう意味?」
リツコ「その内、わかるわ。で、シンジ君をこれからどうするつもり?」
ミサト(………)「あの子、もうEVAに乗る気はないでしょうね…だったら…」
【シナリオエンドデモ終了】


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