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No.28
EOTの島

【シナリオデモ開始】
現在位置 移動中

トーレス「南アタリア島が見えて来ました」
ブライト「ようやく、たどり着いたな」
隼人「あれが…EOTの島か」
ジュドー「何だか、変な形の島だな」
大作「本当だ。島の半分が削り取られているみたいですね」
ミサト「ASS-1が落下して来た時の衝撃で、島半分がなくなってしまったのよ」
ジュドー「じゃあ、街のド真ん中にあるでっかい物体は何なの?」
ミサト「…あれがASS-1。7年前、この島へ落ちてきた異星人の宇宙戦艦よ」
ジュドー「あれが戦艦だってえ!?」
ウッソ「全長はざっと1キロぐらいありますね…」
大作「何かの工場かと思った…」
ジュドー「宇宙ならともかく、地上にあんなでっかい戦艦があるなんて…」
スレッガー「あれが…7年前のソロモン攻略戦で見た光の正体か…」
ブライト「ああ。あの時、ホワイトベースが宇宙要塞ソロモンに接近していれば、我々はあの艦に巻き込まれていた…」
アムロ「一年戦争を終結させたあれを再び見ることになるとはな…」
ジュドー「アムロさんはASS-1を見たことがあるの?」
アムロ「ああ。7年前、俺やブライト、スレッガー中尉は第13独立部隊に所属し…ソロモン攻略戦に参加していたからね」
大作「その時、アムロ大尉はファースト・ガンダムに乗っておられたんですよね?」
アムロ「そうだよ」
スレッガー「その頃からだよな、お前さんが『連邦の白き流星』と言われるようになったのは…」
アムロ「昔の話ですよ、スレッガーさん」
ウッソ「ところで…周囲の飛行場にある戦闘機みたいな機体…あれがSDFの対異星人戦用兵器なんでしょうか?」
ジュドー「何か普通の戦闘機みたいだな。でも、コアファイターとは違うし…」
ウッソ「強いて言えば、大昔の戦闘機F-14に似てますけど…」
隼人(…あの機体のどこに異星人の技術が使われているんだ?)
ブライト「トーレス、SDFとの連絡は取れたのか?」
トーレス「はい。着艦地点を指定してきています」
ブライト「こちらを迎え入れるつもりはあるわけか…」
隼人「当然でしょう。今回の任務はEVA弐号機をここへ輸送することですし…」(しかし、何故EVAをこんな所へ持ってくる必要があるんだ?)
イングラム「では、ブライト艦長。私はSRXチームと○○○を連れてDC本部へ行きます」
ブライト「○○○を?」
イングラム「ええ。DC本部でRシリーズの最終調整と○○○の機体への新武器装備を行います」
ブライト「了解した。では、私はクワトロ大尉や葛城三佐と一緒にSDFの基地へ出向く」「アムロ、後は頼むぞ」
アムロ「ああ。こちらはこの機会に各機のオーバーホールをさせておく」

グローバル「諸君、ようこそ。私が連邦特別宇宙軍南アタリア島方面部隊指揮官のブルーノ=J=グローバル准将だ」
ブライト「連邦軍極東支部、第13独立外部部隊ロンド=ベル隊の指揮官、ブライト=ノア中佐です」「…ようやくSDFの方々にお会いすることが出来ました」
グローバル「君達の活躍は我々の耳にも入ってきていたよ」「ここ最近は突如現れた謎の機動兵器集団と戦闘をしていたようだが…」
ブライト「その件については後でレポートをお渡しします」
グローバル「うむ…」
〔マッチを擦る音〕
クローディア「グローバル艦長、ブリッジ内は禁煙です」
グローバル「そ、そうだったな。ところで…積み荷の方は?」
ブライト「Nervからの命令通り、エヴァンゲリオン弐号機の輸送は終了しました」
グローバル「ご苦労だったな」
ミサト「グローバル准将、早速ですがDC本部に預けていたエヴァンゲリオンの宙間戦闘用S型装備のテストを行います」
グローバル「EVAに関しては君達に任せる。ここの施設を使ってもらっても構わん」
ミサト「ご協力を感謝致します」
クワトロ(EVAの宇宙戦闘用装備…? 弐号機は宇宙に上げられるため、こおまで輸送されて来たのか…)(確かに…連邦軍の施設や宇宙引っ越し公社のマスドライバーであれを打ち上げるわけにはいかないか)(しかし…Nervは何のためにEVAを宇宙へ上げるのだ?)
ブライト「ところで、グローバル准将。ここはASS-1のブリッジなのですか?」
グローバル「そうだ。ASS-1は我々SDFとDCの手により、SDFの第一旗艦マクロスとして生まれ変わった」
クワトロ「マクロス…」
ブライト「エアロゲイターと戦うための超巨大宇宙戦艦ですか…」
グローバル「それだけではない。マクロスは地球脱出計画に基づいて、大型移民船としても造られている」
ブライト「地球脱出計画!?」
グローバル「マクロスがここへ落下してから2年後…新西暦181年に連邦政府のEOT特別審議会が立ち上げた計画だ」
クワトロ(181年とえば今から6年前…私がアクシズにたどり着いた年か)
ブライト「何故、そのような計画が?」
グローバル「ビアン=ゾルダーク博士らによってマクロスの超技術の解析が進むにつれ、エアロゲイターの強大さも判明していった」「そして、EOT特別審議会は地球圏の戦力ではエアロゲイターに勝つことが出来ないと判断し…」「マクロスを外宇宙航行艦として改修し、種の保存のため一部の人間を地球から脱出させる計画を立案したのだ」
ブライト(………)
グローバル「だが、ビアン博士は異星人への徹底抗戦を唱えてこの島にDCを設立し、対異星人戦用EOT兵器の開発を始めた」「さらにその流れで南アタリア島の防衛及び対エアロゲイター用の戦力として特別宇宙軍SDFが結成されたのだ」
ブライト「では、SDFはエアロゲイターと戦うのではなく、地球を脱出することが目的なのですか?」
グローバル「それは…」
〔マクロスの警報〕
グローバル「何事だ?」
未沙「警戒中の攻撃空母プロメテウスより入電。南アタリア島沖にて巨大な潜航物体を発見した模様です」
グローバル「巨大な潜航物体? 数は?」
未沙「1体です」
グローバル「いつものエアロゲイターの偵察機とは思えんな…」
ミサト「たった1体で襲ってくる奴とえば…」
ヴァネッサ「リーンホースJr.より入電。接近中の潜航物体は使徒だと判明したそうです」
ミサト「やっぱり…こんな所まで追って来たのね」
グローバル「まずいな。マクロスは一週間後の進宙式まで動くことができん」
未沙「グローバル艦長、バルキリー小隊を出撃させますか?」
グローバル「…彼らはエアロゲイターの襲来に備えて待機中だ。それを…」
ミサト「使徒は私達のエヴァンゲリオンで迎撃します」
グローバル「…構わんのか?」
ミサト「はい。私達が使徒をおびき寄せる結果になってしまいましたから…」
ブライト「それでは、我々はリーンホースに戻ります」
グローバル「うむ。こちらも念のために戦闘態勢をとる」
ブライト「よろしくお願いします」

〔マクロスの警報〕
未沙「非常態勢発令、非常態勢発令。未確認潜航物体接近」「バルキリー各小隊は戦闘配置のまま待機せよ。繰り返す、バルキリー各小隊は戦闘配置のまま待機せよ」
クローディア(バルキリー小隊は待機、か。きっと後でロイが文句を言うわね…)
グローバル「さて、ロンド=ベル隊とエヴァンゲリオンのお手並み拝見といこうか…」
〔マッチを擦る音〕
未沙「艦長! お煙草を吸われるなら外でお願いします」
グローバル「…す、すまん」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「EOTの島」


【戦闘マップ開始】
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

ブライト「他の機体は出撃できないのか?」
アストナージ「オーバーホールに入っている機体もあるため、出撃にはもう少し時間がかかります!」
ブライト「作業を急がせろ!」
ミサト「3人とも、聞いての通りよ。あなた達だけで使徒の相手をして」
シンジ「そ、そんな…」
アスカ「あら、望むところよ! 使徒なんか、私1人で十分だってことを他のみんなにわからせてあげるわ!」
シンジ「でも、みんなにも手伝ってもらった方が…」
アスカ「あんた、バカ!? 何のためにエヴァンゲリオンが造られたと思ってんのよ!!」
ミサト「ここは使徒との戦闘を想定した第2新東京市じゃないわ。しかも、マクロスとDCの重要施設があるし…」「従って、今回は上陸直前の目標を水際で一気に叩く。初号機並びに弐号機は目標に対し、近接攻撃…」「零号機はそれのバックアップとリーンホースの護衛。使徒を島に上陸させちゃダメよ。いいわね?」
シンジ「わ、わかりました」
レイ「了解」
アスカ「あら、碇司令ごひいきのファーストは後方支援? 楽でいいわねえ」
レイ「………」
シンジ「そういう言い方、やめろよ」
アスカ「何よ、あんた?」
シンジ「今はそんなこと言ってる場合じゃないだろ」
アスカ「ふ~ん…そういうこと。ま、いいわ。あんた達、くれぐれも私の足を引っ張らないでね!」
〔敵ユニット出現〕
ミサト「3人とも、使徒を絶対に島へ上陸させちゃダメよ!!」「使徒の上陸を許したら、問答無用でゲームオーバーよ!」
シンジ「は、はい!」
アスカ「じゃ、私から行くわ。援護してね!」
シンジ「え、援護!?」
〔アスカ、前進〕
アスカ「レディーファーストよ!」
シンジ「ちぇっ…後から来たくせに仕切んなよな…」
アスカ「聞こえたわよ!」
シンジ「アスカ1人で戦って…使徒を上陸させちゃったらどうする気なんだよ!?」
アスカ「私がそんなミスをすると思って? ま、見てなさいって!」
<戦闘開始>

<イスラフェル撃破・味方援軍1&敵増援1出現>
※※シンジが撃破した場合のセリフ※※
シンジ「や、やった!?」
アスカ「んもう! 何であんたなんかが倒しちゃうわけ!?」
シンジ「ぼ、僕だって…やる時はやるさ」
アスカ「バカシンジのくせに一人前の口を利くじゃない。他の体育会系熱血バカの影響かしら?」
シンジ(…そうかも知れない…)
甲児「その熱血バカって俺達のことか!?」
アスカ「あら、一応自覚してるのね」
甲児「こ、この…言わせておけば…」
ミサト「待って! まだ動いてるわ!!」
シンジ「!?」
※※レイが撃破した場合のセリフ※※
レイ「…目標、沈黙」
アスカ「な、何でファーストチルドレンが使徒を倒しちゃうワケ!?」
レイ「…使徒を倒せっていう命令だもの」
シンジ(綾波も…やる時はやるんだ)
アスカ「ほんっっとにイヤミな女ね! まるで私が何をもしてないみたいじゃないの!」
ミサト「待って! まだ動いてるわ!!」
レイ「!」
※※アスカが撃破した場合のセリフ※※
シンジ「お見事!」
アスカ「どう? サードチルドレンにファーストチルドレン!」「戦いは常に無駄なく、美しくよ!」
シンジ(その割には結構手間がかかったと思うけど…)
アスカ「ま、体育会系熱血バカの連中には真似できないことだけど」
甲児「その熱血バカって俺達のことか!?」
アスカ「あら、一応自覚してるのね」
甲児「こ、この…言わせておけば…」
ミサト「待って! まだ動いてるわ!!」
アスカ「えっ!?」
※※ブライトが撃破した場合のセリフ※※
ミサト「お、お見事です、艦長…」
ブライト「う、うむ。まさか私もリーンホースで使徒を倒せるとは思わなかった…」
アスカ「さ、さすがに元ホワイトベースの艦長ね…」
シンジ「す、すごい…」
トーレス「待って下さい! 使徒はまだ生きています!!」
ブライト「何だと!?」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔敵ユニット撃破〕
〔敵ユニット出現〕

ミサト「何てインチキ!?」
〔イスラフェル甲、シンジへ隣接〕
シンジ「うわあああっ!?」
[イベント戦闘「シンジvsイスラフェル甲」]
〔イスラフェル乙、アスカへ隣接〕
アスカ「何でこっちに来んのよっ!?」
[イベント戦闘「アスカvsイスラフェル乙」]
マヤ「先程の攻撃で初号機と弐号機の電源系統とアンビリカル・ケーブルが破損しました!」
ミサト「何ですってぇ!?」
アストナージ「ブライト艦長! 各機の出撃準備が終了しました!」
リツコ「葛城三佐…ここは他の機体にまかせて初号機と弐号機を回収した方がいいわね」
ミサト「そ…そうね。アンビリカル・ケーブルなしじゃ…2体の使徒とは戦えないわね」
アスカ「そ、そんな! このまま引き下がれっていうの!? 私はイヤよ!!」
ミサト「ブライト艦長…申し訳ありませんが…」
ブライト「ああ、わかっている。初号機と弐号機の回収後、各機、出撃せよ!」
甲児「待ってました! それじゃ、俺達の実力を見せてやるぜ!」
〔味方ユニット離脱〕
〈出撃ユニット選択〉

<敵全滅・勝利条件達成>
ブライト「何とか倒せたか…」
マヤ「待って下さい! 使徒はまだ生きています!」
ミサト「!!」
ブライト「何だと!?」
マヤ「すでに再生を開始しています。動くことは出来ないようですが…」
ミサト「そ、そんな…」
ブライト「やむを得ん。いったん引き返して態勢を整えよう」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

マヤ「使徒は現在、構成物質の約26%まで再生を完了しています」
アムロ「完全に再生し、再び活動を開始するのはいつだ?」
マヤ「5日後です」
ブライト「…マクロスの進宙式の日か…」
スレッガー「とりあえず、対策を練る時間はあるってことか」
忍「考えるも何も、いつもみたいにパーッと一気にやっちまえばいいんだよ!」
銀鈴「それじゃ同じことの繰り返しだわ」
さやか「そうよ。さっきだって一気に倒しても相手が復活しちゃったじゃないの」
忍「う……」
亮「二人の言う通りだな。力任せに攻撃しても、あの使徒は今まで以上の速さで再生してしまう」
ケーラ「それに、マクロスやDC本部があるこの島で、むやみやたらと戦闘をするわけにはいかないでしょ」
忍「んなこと言ってる場合かよ。ここであいつらを倒さないと、全員がオダブツなんだぜ!!」
クリス「やはり…EVAであの使徒を何とかするしかないのかしら?」
一平「だけど、頼りのエヴァンゲリオンはあっさりやられちまったしなあ」
シンジ(………)
ミサト(こりゃ、Nervに帰ったら司令と副司令から大目玉をくうわね…)
アスカ「んもう、このバカシンジ! あんたのせいで私の見せ場が無茶苦茶になっちゃったじゃない!」
シンジ「何言ってんだよ! 惣流が間抜けなことをしただけじゃないか!」
アスカ「間抜け!! どうしてグズのあんたがそういうこと言えるのよ!! ずうずうしいわね!!」
シンジ「何だよ!! 焦って倒そうとするから大変なことになるんだろ!?」
ブライト「2人とも、いい加減にしろ!」
シンジ「す、すみません…」
アスカ「大人って、どうしてすぐに怒るのかしら」
ブライト「…葛城三佐。すまんが、あの使徒を倒す作戦を早急に練ってくれ」
ミサト「は、はい」(ここで汚名返上しないと、私達の立場がないわね…)

トレーズ「ロンド=ベル隊は使徒の撃滅に失敗したようですね…」
グローバル「使徒はエアロゲイター以上に厄介な敵だ。仕方のないことだろう」「我々SDFとしても、マクロスの進宙式を5日後に控えている以上、使徒の対応は彼らに任せるしかない」「それに、ロンド=ベル隊なら大丈夫だと私は信じている」
トレーズ「同感です。あの部隊はあなた方SDFと並ぶ地球圏最強の戦力に成長しつつありますからね…」
グローバル「それよりも…OZの総帥たる君がこの島へ来た理由は一体何なのかね?」「OZもティターンズ同様、マクロスとその超技術の入手を目論んでいると思っていたが…」
トレーズ「…その誤解を解くために、私自らがこのDC本部へ出向いたのです」
グローバル「今回の訪問は君達OZの背後組織であるロームフェラ財団も承知していることなのか?」
トレーズ「いえ、私の独断です。ですから、こうやって非公式にこの島を訪問しているのです」
グローバル(………)
トレーズ「ところで、DC総帥のビアン=ゾルダーク博士のお姿が見えないようですが…」
グローバル「…ビアン博士は一ヶ月前、木星圏へ向かわれ、そのまま行方不明になられた。娘のリューネ嬢と共に…」
トレーズ「…木星圏…ジュピトリアンの所へですか…」
グローバル「…うむ。そのため、現在は私がDCの総帥を代行している」
トレーズ「…ビアン博士がご不在なら、日を改めましょう」
グローバル(………)
トレーズ「グローバル准将、まだ私を疑われているようですね。では、私の考えを述べておきましょう」「私は地球脱出計画には反対です。生き延びるための戦いから目をそむけることは誇りを捨てた敗者がとる行動です」
グローバル(………)「我々は地球圏の紛争に加担するわけにはいかん。SDFの敵はあくまでも異星人だ。それを覚えておいてくれたまえ」
トレーズ「わかりました。それと最後に…私の部下が宇宙で入手した情報によれば…」「ネオ・ジオンはマス・ドライバーを使い、この島への攻撃を画策しているようです」
グローバル「マス・ドライバーだと…!?」
トレーズ「ただ…ギレンもマクロスを欲しています。ですから、本気で隕石をここへ撃ち込むとは思えませんが…」
グローバル(………)「トレーズ君、忠告は感謝する。だが、我々はその程度の脅迫に屈することはない」
トレーズ「承知しています。ただ、備えはしておいた方が良いでしょう…」
グローバル(………)
【シナリオエンドデモ終了】


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